ADHDの彼に悩み…解決するために彼女がした行動とは?【カップルセラピスト監修】

『違いも受け入れ合い、誠実に向き合うことで、関係の発展に繋がる』
現代社会では、24万人もの人が20歳以降に発達障害と診断されています。
そんな中、発達障害(ADHD)のパートナーをもつ人は、どのように暮らしているのでしょうか。
今回MOREDOORでは、発達障害を後ろ向きに捉えず、ADHDをもつ彼とさまざまな工夫の凝った生活を送るDさん(仮名)に、「日々の暮らし」をインタビュー。
交際2年目となるDさんは、発達障害やそれに伴うメンタルヘルスで悩む人に対する偏見や差別が、少しでも減少してほしいと考えています。
専門家であるカップルセラピストからのアドバイスも踏まえて、ご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
ーーパートナーがADHDかも?と気づいたきっかけは?

Dさん:パートナーとの共同生活で気づきました。
例えば、家計管理が難しく、支出がコントロールできない瞬間や、計画を立てることが苦手な面が目立ちました。
また、コミュニケーションでは、話題が逸れやすく、集中が続かない様子も見受けられました。
こうした些細なことが積み重なり、彼がADHDかもしれないと考えるようになったのを覚えています。