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イギリスのヘンリー王子(38)が4年ぶりに来日する。8月9日に東京都内で行われるスポーツ振興団体のイベントに出席するためだという。スポーツ紙記者はこう語る。「久々の来日となりますが、関係者の間では“かなり高額なギャラを積んだのでは”と、ささやかれているのです。イベントを主催するのは一般社団法人・国際スポーツ振興協会(ISPS)。会長である半田晴久氏(72)は実業家であるだけではなく、深見東洲という名前で宗教家としても活動しています。2018年にオバマ元大統領が退任後に初めて来日し、『世界オピニオンリーダーズサミット』というイベントに出席しているのです。それを主催した団体『世界開発協力機構』も半田晴久氏が総裁を務めています。当時の『週刊新潮』は、オバマ元大統領の1回の講演料は40万ドル(約5700万円)であり、半田氏が同等かそれ以上の額を積んで招聘したのではないかと報じています。そのため今回のヘンリー王子来日についても、オバマ元大統領以上のギャラを払っているのではないかといわれているのです。『ヘンリー王子ならば、2億円以下では無理だろう』と語る関係者もいます」そこで本誌が「国際スポーツ振興協会(ISPS)」に質問をしたところ、担当者から次のような回答があった。――ヘンリー王子が日本でイベントに参加される経緯・目的を教えてください。《ヘンリー王子が創設した慈善団体「サンタバリー」に関わる、チャリティーポロ大会が、12日にシンガポールで行われます。王子は、そのタイミングなら日本に行ける、日本に来たいとの事でした。そのヘンリー王子の、予定と都合に合わせ、王子が来日できるタイミングで、万障繰り合わせて、この会を催すことにした次第です。また、ヘンリー王子が来日して、サミットに参加される目的については、以下の通りです。ISPSは、ヘンリー王子の慈善活動(サンタバリー、インビクタス・ゲームズ)を、創設以来10年以上にわたり応援し、支援してきました。その、サンタバリーとインビクタス・ゲームズを、長年にわたり応援している、日本の人々に御礼と感謝を伝え、今後とも、応援して下さる事を願うことが、サミット参加の目的です。また、このサミットにより、スポーツの力やチャリティの価値を、日本の方々がより深く知り、スポーツ支援やチャリティ支援が、より推進されるよう、啓蒙することがもう1つの目的です。もともと、ISPS会長の半田晴久は、ヘンリー王子とは、もう10年以上も前からの知己です。「チャリティを進化させ、スポーツの力で社会をより良くする」という、今般のサミットのような話を、お互いに何度も話し合っています。ヘンリー王子は、サンタバリーや、インビクタス・ゲームズなどの、チャリティ活動を10年以上も前から行なっています。そして、ISPSはこれらの活動を、当初から支援しています。またISPSは、ヘンリー王子のプライベートや、王室との関係には一切関与しません。ただ、ヘンリー王子が中心となって始めた、2つのチャリティ活動が、大変有意義で、立派だからこそ、10年以上も支援しているだけです。ただ、それだけの関係です》――ヘンリー王子にはギャランティや渡航・滞在費の補助などは支払われるのでしょうか?《当方の主催する、イベントの会場費やイベント費用は、当方が負担していますが、ヘンリー王子はチャリティで参加されます。先の繰り返しになりますが、王子は長年にわたり、世界的なチャリティ活動を続けています。今回、来日してサミットに参加するのは、王子が設立したサンタバリーと、インビクタス・ゲームズを長年応援して下さる、日本の人々に御礼と感謝を伝え、今後とも、応援して下さる事を願うのが目的です。また、スポーツ支援やチャリティ支援が、より活発に推進されるよう、啓蒙することがもう1つの目的です。従って、王子もチャリティで参加され、ギャランティは発生しません。また、今回の訪日は、12日にシンガポールで行われる、ポロ大会参加の途中であり、その一環としてのものです。このため、当方から渡航費や滞在費など、費用の補助を支給することもありません》英王室の公務を引退して以降も“お騒がせ王族”として世界中から注目されているヘンリー王子。だが啓蒙のためにノーギャラでイベントに出席するなど、「ノブレス・オブリージュ」の精神は失っていないということなのか。
2023年08月08日「團十郎さんが、成田市の観光大使に選ばれ、大々的に任命式が行われてから8年がたちました。しかし、彼が成田市をPRしてくれたおかげで観光客が増えたとか、成田市のイメージがアップしたといった実感はありません。こちらに来て、成田市主催のイベントに出席するのも年に1~2回ほどです。それにもかかわらず、年間3千万円以上を払い続けているのは、“税金の無駄遣い”としか言いようがありません」そう憤るのは、千葉県成田市の市役所関係者・Aさんだ。十三代目市川團十郎白猿(45)が、観光大使役である“御案内人”を成田市から指名されたのは’15年春のこと。7月に出席した任命式で、彼はこう語っていた。「(成田山)新勝寺は父との思い出が多いので、任命はすごくうれしいです」團十郎は今年令和5年度までの9年間(※3年契約で3回)、御案内人を務めている。前出の市役所関係者・Aさんが続ける。「その間ずっと團十郎さんに報酬が支払われていることについては報道もありませんし、成田市も告知していません。そのことを知って私も非常に驚きました」Aさんの告発を受けて、本誌は成田市の「令和5年度予算特別委員会予算審査資料」を入手した。資料には「市川團十郎白猿プロジェクト」の委託料として約6168万円という金額が記載されている。その内訳によれば、市川團十郎公演諸経費が1217万円、イベント企画などの年間管理委託が825万円……、もっとも多額なのが成田市御案内人の稼働や肖像権使用などへの支払いで3300万円だった。「プロジェクトのために毎年6千万円前後の予算が組まれています。そのうちの3300万円が“成田市御案内人”團十郎さんへの報酬なのです。この数字は9年間ほぼ変わらず、合計すると報酬は3億円近くにのぼります。本来は市の広報誌などにも歳出として明記されるべきだと思うのですが、團十郎さんの件に関する詳細は省かれていて、市民は知る機会がないのです。成田市のための稼働については、團十郎さん本人が出演する歌舞伎公演が実施される年はまだマシなほうで、プロジェクトの実績とされている『歌舞伎講座』や『歌舞伎衣装展』には、本人は姿を見せません。そもそも観光大使が、これほど多額の報酬をもらっている例はほかにあるのでしょうか……」■成田市役所関係者は「今後も契約を継続します」各地には多くの観光大使が存在し、タレントなどが就任することもあるが、無報酬というケースも多いようだ。イベントなどに詳しい芸能プロダクション関係者に聞いた。「地方自治体から観光大使に選ばれることは、イメージアップになりますし、故郷やゆかりの地への恩返しにもなります。ですから完全に手弁当ということもありますし、交通費などの経費のみもらうようなことも多いのです。もちろんギャラが発生しているケースもありますが、年間3千万円以上といった話は聞いたことがありません。團十郎さんとしては、先代が残した借金も返済しなければなりませんでしたから、“もらえるものはもらっておきたい”という気持ちだったのかもしれませんが……」十二代目市川團十郎さんは、妻・希実子さん(70)の父の連帯保証人となり、事業失敗のあおりを受けて19億円もの借金を背負ったという。「先代が亡くなった後は、團十郎さんが返済を続け、麻央さんと暮らした邸宅をこの夏に売却したことで、ようやく完済できたそうです。もっとも團十郎さんは昔から、堅実とはほど遠い生活を送ってきました。いま乗っているのは3500万円ほどの英国製高級車ですし、高級腕時計のコレクターでもあります。先月は、誕生日を迎える長女・麗禾ちゃん(12)を連れてルイ・ヴィトンの店舗を訪れたことをブログで発信して物議を醸しました」(芸能記者)成田市からの報酬も團十郎一家の生活を潤しているのか。成田市の観光プロモーション課の担当者を取材した。「團十郎さんは成田屋の方で成田山新勝寺とご縁がありますから、御案内人をお願いしました。成田市の観光のために伝統芸能のお力をお借りできればと考えております。中学校で行った『歌舞伎講座』におこしいただいたこともあります」――それは数年前のことで、團十郎さんは最近は「歌舞伎講座」には参加していないですよね?「(講座の)監修はしていただいておりますし、(講座には)いまはほかの歌舞伎役者さんに来ていただいています」――團十郎さん関連の歳出について、市民が知る機会がないという批判もあります。「市の広報誌のページにも限りがあり、イベントの告知などは掲載できますが、歳出の内訳までは掲載できないということはあります。市議会や予算委員会で内容の説明やご報告はさせていただいておりまして、今後もそういうところで説明していくという認識です」――観光大使の報酬が毎年3300万円というのは高すぎるという意見もありますが?「あくまで松竹さんとの契約ですので、ご本人がどのくらい(の金額を受け取っている)ということは、私どもにはわかりません」そこで成田市と契約を結んでいる松竹芸能株式会社を取材すると、担当者は次のように回答した。「(報酬の)金額に関しましては、成田市との契約に基づくものですので、詳細は申し上げられません」成田市はこれからも團十郎に御案内人を依頼していくつもりだという。前出の成田市観光プロモーション課の担当者はこう語っていた。「今後も継続して團十郎さんのプロジェクトは進めていく予定です。来年度の予算編成はこれから行いますが、次も3年契約となります」あと3年間で、さらに9900万円!?團十郎は“荒稼ぎ”と批判されないように、成田市へ4億円もの報酬にみあう貢献を果たすことができるのだろうか。
2023年08月08日鳥羽周作氏とのW不倫騒動のすえ、7月23日に夫のキャンドル・ジュン氏との離婚を発表した広末涼子(43)。連日ショッピングを楽しんだり、路上で自撮りをするなど自由を満喫する姿が報じられているが、その独特なファッションにも注目があつまっている。ことの発端は、8月4日に「FRIDAY DIGITAL」が配信した記事に掲載された広末の後ろ姿。《日よけのためにカンカン帽を被っているのかと思われたが、帽子の天井は荒々しく切り抜かれており、脳天に日差しが降り注いでいた》とのキャプションのとおり、被っていたカンカン帽の頭頂部には生地が無く、頭頂部がむき出しの状態だった。SNS上では、衝撃のコメントと共にこの画像が拡散されることに。《広末涼子の帽子のてっぺん何処行ってん》《広末涼子様その帽子どこで買ったん、》《カンカン帽のてっぺん切り取ってる広末涼子面白すぎて無理wwwwww脳天に日差し直撃しぬ》《広末涼子てっぺんが破れてなくなってる帽子かぶってるの普通に意味不明で怖い》二度見を禁じ得ない、強烈アイテムを着用していた広末。巷には、手作り説も流れるが、“頭頂部がない帽子”自体は、ファッションアイテムとして存在するという。「頭頂部がないタイプの帽子は、クラウンレスハットといいフラダンスなどの衣装で用いられます。てっぺんが開いているので、お団子などにしても被ることができるのもポイント。おしゃれなサンバイザーみたいなものですね」(女性ファッション誌ライター)■コーディネートには“スパイス追加”のこだわり’09年には、宝島社が主催する「日本ファッションリーダーアワード」を受賞している広末。授賞式のトークでは、着用していた私物のファーについて「普段はデニムに合わせてカジュアルに着ています。オシャレに関してはスロースターター。最先端ではなくて、いつものスタイルにスパイスとして流行のものを加えています」とコメントしていた。今回のむき出しカンカン帽もスパイスだったのだろうか。確かに、広末の「スパイス主義」は一貫している。本誌も過去に、広末が個性的な”スパイス”ならぬ”スパイダ―”アイテムを着用する姿をキャッチしているのだ。本誌は、’21年5月中旬にドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系)の撮影現場に入る広末を目撃。淡いブルーのデニムスカートに、白いレザーのコンサバなバッグ、ピンクのメタリックサンダル……。そして極めつけは、背中には巨大な蜘蛛をあしらったピンクのカットソーだ。当時、ファッションチェックをお願いした女性誌ライターは広末のコーディネートの印象について、「テイストがちぐはぐでごちゃごちゃして見えます。衣装に着替えるから楽な格好で来たのでしょうが、女優さんっぽくないですよね……」と苦笑いを見せていた。離婚を経て、ファッションもより自由になっていくに違いない。◆◆◆◆
2023年08月08日「昨年11月、プロ転向後の初のアイスショー『プロローグ』を開催した横浜アリーナと翌月の八戸市の会場の楽屋口で、羽生さんと恋人らしき若い女性が目撃されスタッフの間では噂になっていました。ただ、運営側の役員から“他言は一切無用で”と厳しく通達されたそうです」(イベント関係者)8月4日夜、羽生結弦(28)が自身の公式SNSで電撃結婚を発表。日本中が驚きに包まれた。《この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》《プロに転向した今も、競技者としての過去も、人間として未熟な私ですが、皆様からのたくさんの応援や期待、そして視線から計り知れないほど大きな力をいただいてきました。本当にありがとうございます》この日は、「一粒万倍日」「天赦日」「大安」が一挙に重なる吉日。午後11時11分の発表となり、「1」を大切にする羽生らしいこだわりが込められていた。「そもそも羽生さんには熱愛報道そのものがほとんどありませんでした。’16年1月に一度、週刊誌で東北高校時代の同級生との熱愛が報じられたことがありました。数日後のアイスショーの会見で自ら『本当に何もない。火のないところに煙は立たない、と言いますけれど、火もないので、本当にびっくりしています』と完全否定していました。そのうえで、『噂になっている方にも迷惑かけたと思いますし、この報道を聞いたファンの方々にも多大な迷惑をかけたと思います。本当に申し訳ないと思っています』と相手の同級生とファンにも謝罪の言葉を述べていました。それほど人を思いやる羽生さんですから、結婚は事前に絶対漏れないよう慎重に進めていたと思います」(フィギュア関係者)羽生はどんな女性がタイプなのだろうか。いまからさかのぼること12年前、’11年7月のアイスショーで浅田舞(35)に聞かれた際は、珍しく具体的にこう語っていた。「芸能人では小さいころからずっと上戸彩さんが好きです。美人か、かわいい人か、どっちがいいかって聞かれたら、かわいい人が好き。あんまり身長が高くなくて、守ってやりたいっていう感じの人が好きです。(略)あと、あまり縛られない方がいい」羽生はもともと結婚願望が強かったと明かすのは、別のフィギュア関係者だ。「ソチ五輪で金メダルを取った翌年、当時20歳の羽生さんはあるテレビ番組で『いまはスケートしか考えられない』と語りながら、『25歳か26歳くらいで結婚したい』と宣言して、ファンを慌てさせたことがありました。連覇した平昌五輪後の会見で結婚について聞かれた際は『家族を持ったら“裏切られた!”とか言われるかもしれないし……』と顔を曇らせる一幕も――。誰よりもファン思いの羽生さんだけに、結婚には逡巡もあったと思います。ただ、昨年7月のプロ転向は大きな転機となったはずです。東京ドームでの単独のアイスショーを成功させるなど、家族や恋人のサポートを受け『さらなる進化が遂げられる』と確信できたことで、彼の結婚願望が再燃したのではないかと思います」■恩師が語った結婚「お母さんの意見が…」実は羽生のプロ転向直後、本誌は元コーチの恩師・都築章一郎氏に羽生の結婚について聞いていた。――羽生さんの将来の結婚相手はどういう女性だと思われますか。「いやあ、それはああいう性格のコですから、自分で選ばないと納得できないでしょう(笑)。彼はフィギュアスケーターは選ばないんじゃないかなと思います。羽生自身はお母さんに非常に愛情を持って育てられて、お母さんが羽生自身を今日まで守って、いろんなことを教えてきてますから、お母さんの意見もかなり入ってくるんじゃないですか」また、羽生は昨年末、同郷であるサンドウィッチマンの番組『サンドウィッチマンのスポーツ・ネンイチ!』(TBS系)に出演した際、「結婚観」について聞かれ、神妙にこう語っていた。「スケートに役に立つような。スケートに対してもっと熱が出るような。なんかそういう結婚とか恋愛がいいなって思いますね」前出のフィギュア関係者は言う。「羽生さんは誰よりも家族を大切にする人です。交際相手を紹介したとき『もっと強くなれる』と家族も認めた人だからこそ、羽生さんが人生の決断を下したのだと思います」羽生は結婚発表の報告をこう締めくくっている。《今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます。これからも、最高のスケートができるよう、一つ一つ、一瞬一瞬を積み重ね続けます。 今後の人生も、応援してくださっている皆様と、スケートと共に、全力で、前へと、生きていきます》《皆様の全てを、最高の形にできるように、滑り続けます》生涯の伴侶を得た羽生は、さらに強くなる――。
2023年08月08日米ウィスコンシン州モンロー郡トマーの元私立学校教諭アン・N・ネルソン=コーク被告(74)が、男子生徒への性的虐待で有罪判決を受けた。地元紙「Wisconsin State Journal」によると、ネルソン=コーク被告(当時67歳)は’16年から’17年にかけて、当時14歳だった男子生徒に学校の地下室で性的虐待を繰り返していたという。先週3日間かけて行われた裁判で、陪審はわずか5時間で評決に達し、被告は25の容疑全てで有罪となった。サラ・M・スカイルズ地方検事補は「この犯罪の被害者は、本当に勇敢な若者です。彼は真実を語り、陪審員はそれをしかと聞きました。真実を明らかにすることに貢献してくれた皆さんに感謝しています」という声明を発表した。量刑は今後言い渡されるが、ケヴィン・クロニンガー地方検事によると、ネルソン=コーク被告は最大で禁固600年の刑に直面する可能性があるという。
2023年08月07日8月6日、“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏(50)が自身のツイッターを更新。ゴルフ界の“しきたり”に苦言を唱えた。危険な暑さが続く今年の夏。国内女子ツアーの「楽天スーパーレディース」でも、河本結選手や、植竹希望選手などが熱中症を理由に棄権している。そんななか、7月25日に日本ゴルフ協会(JGA)は、「真夏のゴルフを楽しむみなさんへ」という、真夏のゴルフプレーにおける注意点を発表した。そこには《前夜の睡眠不足は大敵、十分な睡眠時間を摂るように心がけてください》《水・経口補水液やスポーツドリンク・塩分補給のための飴や梅干しを用意してください》など、熱中症対策が記されているが、なかには以下のような服装に関する指摘も。《ゴルフ場のドレスコードで認められているのであれば、短パン(男性)、スカート・キュロット(女性)の着用、またプレー中にシャツを外に出すことで体温の上昇が抑えられると考えられます。プレーするゴルフ場に確認の上、実践してください》ゴルフプレー時のドレスコードでは、シャツの裾をボトムスにインするよう定められていることが多く、特に名門とされるゴルフコースでは、シャツインが一般的なルールとなっているのだ。この発表について、堀江氏はあるTwitterユーザーが、《JGAが7月25日に出した夏ゴルフのすすめ。中に「コースが認めればシャツ出しプレーを推奨します」との文言が…。さて、色んな名門コースがどんな対応するか楽しみ》と投稿した内容を引用。そのうえで、《どうせ痩せ我慢させて、東京ゴルフクラブみたいに熱中症死者を生み出しそうだな。つか、東京ゴルフクラブは死者を生み出したのにどうせシャツはインなんだろ笑》と、コメント。猛暑でも、名門コースの服装規定は変わらないだろうと悲観的な見方を示した。東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)は、日本屈指の名門コース。HPを見ると、シャツの裾については、《シャツの裾は必ずズボンの中にお入れ下さい》とのルールが明記されている。なお、男性のボトムスは長ズボンが原則だが、暑さ対策として男性の膝丈までの半ズボン着用でのプレーを認めている。同コースで行われた「関東ゴルフ連盟7月月例競技」に出場していた男性がプレー中に死亡したことが報じられているが、死因など詳細について公式な発表はない。さらに、堀江氏は前出の自身の発言を引用し、《ほんと頭の硬いジジイばかりのゴルフ業界。東京オリンピックでもクソ暑い内陸部の霞ヶ関カンツリー倶楽部でやってたしな》とも述べていた。堀江氏は大のゴルフ好きとして知られる。そのゴルフ愛は”お腹が出てきた中高年でもカッコよく着れて快適なゴルフウェア”の開発を手掛けるほど。堀江氏自身は、過去に《ゴルフが好きだから。ゴルフルックはクラブルールなんです。マナーじゃなくて》と、ゴルフ場の服装規定には従う姿勢を見せている。だからこそ、熱中症になるほどの猛暑という実情を無視した規定は頭にくるようだ。
2023年08月07日お笑い芸人・蛍原徹(55)のYouTubeチャンネル「ホトゴルフ」で、8月1日に公開された動画が物議を醸している。動画ではお笑いコンビ・千鳥のノブ(43)をゲストに迎え、千葉県「ヌーヴェルゴルフ倶楽部」でハーフ対決を実施。ネット上で問題視されているのは、蛍原とノブがカートに乗って移動するシーン。炎天下にもかかわらず、サポートについた女性キャディーをカートに乗せずに走らせていたのだ。「撮影当日の気温は34度でした。蛍原さんとノブさんがカートで移動する際に、サポートについたキャディーがカートと並走するシーンが映りこんでいたのです。ハーフラウンドとなれば、約2時間は要すると言われています。キャディーは長袖・長ズボンだったこともあり、熱中症などを心配する声が視聴者から相次いだのです」(WEBメディア記者)動画のコメント欄には、蛍原に対して厳しい声が続々。《蛍原、、、、、こわっ》《これは酷い。熱中症で倒れたらどうするのか》《蛍原さん、これからもこの番組でゴルフ続けたいなら、自分自身できちんと説明してくださいね.そうでなければ、宮迫以下です》数々の批判の声を受けて、動画コメント欄の最上位にはスタッフによる次のような謝罪コメントが固定された。《皆さんからのキャディーさんへのコメント拝見致しました。後部座席での2ショットシーンの撮影と、メインカメラが熱で使用できない事態を防ぐため日陰に撮影時以外は置くことを優先するがあまり、カート前列を2席潰してしまい、猛暑日の撮影であるにも関わらず、制作スタッフのキャディーさんへの配慮が行き届かず、お詫びいたします。申し訳ございませんでした》だがいっぽうで、“我関せず”の様子だったノブにも飛び火しているのだ。《氷嚢で自分だけ!?びっくりです。楽しくできるのはキャディさんのおかげですよ》《千鳥のノブ好きやったのに、こんなに配慮ない人なんや……。炎天下で走ってる人いて、それを解決する方法があるんだから普通声かけるよねなんかショック》《ノブもこんな動画に出るなよ。好感度下がったわ》「動画前半でノブさんはカートに乗るなり、水分補給をしていました。蛍原さんとゴルフ談義で盛り上がっていましたが、キャディーに気を配る素振りは見受けられませんでした。動画後半でもノブさんが座っている斜め後ろをキャディーが走ってついていくなか、ノブさんは氷嚢で頭の後ろや首回りを冷やしていました。蛍原さんに注意しないだけでなく、自らもキャディーに配慮のない態度をとっていたため“非情すぎる”と受け取った人もいたようです」(前出・WEBメディア記者)動画は現在もまだ視聴は可能となっており(7日16時現在)、批判的なコメントにも運営側による「いいね」のスタンプが押されている。はたしてカートに乗った2人は、どのように受け止めているのだろうか。
2023年08月07日《メディアにおいて大きな影響力を有していらっしゃる大渕代理人に比べれば、福原さんは、一母親であり一方的に攻撃を受ける社会的な弱者であり被害者です》長男の引き渡しを求める緊急会見を行った元夫の江宏傑氏(34)に対して、8月1日に代理人弁護士を通じて3度目の抗議声明を発表した福原愛(34)。文書では会見に同席した江氏の代理人・大渕愛子弁護士(45)が、福原の日本での職位について言及したことを猛批判。その上で、冒頭のように訴えたのだった。「この一文を読んで、“福原さんには大渕弁護士ほど影響力がありません”という風に受け取った人も少なくなかったようです。しかし福原さんは幼少のころから天才卓球少女としてテレビでも取り上げられ、卓球女子で4度の五輪出場も果たしました。日本卓球界の功労者として、知名度は申し分ありません」(スポーツ紙記者)3日には「FRIDAY DIGITAL」で、シンガポールにある高級ホテルの屋上プールで長男と遊ぶ姿が写真付きで報じられた福原。いっぽう6日の「文春オンライン」では、2日に東京裁判所が引き渡しの強制執行を認めたと報じた。だが大渕弁護士は文春の取材に、「現在、福原さんの居所が分からないため、引渡しが実施できていない状況です」と明かしていた。’21年11月に母校・青森山田高校の系列校である青森大学の客員准教授に就任し、昨年1月にはWTT(ワールドテーブルテニス)ジャパンのジェネラルマネージャーにも就任した福原。今年4月に放送された『オールスター感謝祭23春』(TBS系)では、久しぶりのバラエティ出演となり話題を呼んだ。「しかし福原さんのメディア出演は、減少傾向にあります。元夫との親権トラブルや、’21年3月に“横浜デート”が報じられた男性との交際などが少なからず影響しているのでしょう。とはいえ今年2月には青森大学客員准教授としての縁で、東京都町田市のサッカー場・町田GIONスタジアムを訪れる機会も。今季から町田ゼルビアの監督に母校のサッカー部元監督が就任した縁で、福原さんは開幕戦に招待されたと聞きました」(前出・スポーツ紙記者)本誌も福原がスタジアムの特別席で、恋人と仲睦まじくサッカー観戦する姿を目撃している。客員准教授に就任して1年以上も教壇に立っていなかった福原だが、今年2月上旬に青森大学の広報担当者は本誌にこう語っていた。「客員准教授の福原愛さんの講義を、今年前期(4月から9月)に行うことになりました」プライベートが世間を騒がせているなか、福原の講義はきちんと行われているのだろうか?本誌が改めて青森大学に問い合わせると、広報担当者から文書にて回答があった。担当者によれば、これまで福原による講義が行われたのは今年6月7日の1回のみ。今後の講義予定や契約については、「調整中」とのこと。1回しか行われなかった講義だが、学生たちの反応は「大変好評でした」という。また、福原に対して大学側が求めることを問うと、「福原さんは、青森山田中学校高等学校の卒業生です。卓球で多大な功績を残されており、その経験と知識を広く学生たちに共有していただけることを期待しています」との回答が返ってきた。学生たちが待つ母校で、再び教壇に立てる日は果たして――。
2023年08月07日止まる気配のない物価高。老後資金はますます不可欠になっていくが、すでに還暦を迎えた私は手遅れなの?じつは60歳からでも努力次第でどうにかなるかもーー。■資産形成には新NISAを活用しよう「いまや投資はやらないとまずい時代です。金利0.002%の定期預金では、物価高に負けて資産はどんどん目減りしていきます」そう話すのは『定年後でも間に合うつみたて投資』(KADOKAWA)の著者でファイナンシャルプランナーの横山光昭さん。人生100年時代、自分の寿命より先に、資産が底をついたら……。老後破綻は恐怖だ。だからこそ、長生きする分、金融資産の寿命も自分で延ばす必要があるという。「今後もインフレは続くでしょう。60代を迎えた人も、インフレ率より高い3~5%の運用を目指しましょう」(横山さん、以下同)そんなに簡単じゃないのでは?「私がおすすめするのは新しいNISA制度を使ったつみたて投資です。毎月積み立てる仕組みを作ればほったらかしでOK。知識がなくてもやりながら学びましょう」2024年から始まる新NISAは、非課税での保有期間の無期限化や、非課税限度額の引き上げなど、かなり使い勝手のよい制度だそう。■貯金と投資で331万円の差が出るつみたて投資は、投資期間が長いほど投資で得た利益を次の原資に組み込んでさらに運用する「複利」がメリットだが、素人に3~5%での運用は可能なのか。「私は、日本ならTOPIX、米国ならS&P500指数などの代表的な指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドでのつみたて投資をおすすめしています。これらの過去20年の実績を見ると、3~5%の運用は難しくありません。もちろん波はあるので、数年程度だとマイナスもあるでしょう。ただ10年を超えると負ける可能性はかなり低いです」長い投資期間が必要なら、中高年には不向きなのではないだろうか?「60歳から始めても80歳までで20年。その間2万円ずつの貯金では、ほぼゼロ金利で480万円ですが、投資して5%で運用できたら20年間で811万円を見込めます。その差は331万円です」仮に毎月5万円を積み立てられたら、貯金だと1千200万円だが、5%運用なら2千29万円になる可能性も。以前「老後2千万円不足」と言われたが、60歳から2千万円が作れるのは朗報だろう。はたして、どう始めればいいのだろうか。「まず、目標額を決めましょう」毎月の生活費30年分に、介護費用などの特別費を1千万円上乗せして、総支出額を計算する。いっぽう収入は、労働収入のほか公的年金や退職金、これまでの貯蓄などをすべて足し合わせる。収入合計から支出合計を差し引けば、老後資金の不足分がわかる。これを投資目標とするのだ。「手元には生活費1年分と、車の買い替えなど直近で使う予定のある費用を残し、それ以外はすべて投資に回しても構いません。基本的には毎月の収入の6分の1を投資に回すのがおすすめ。表の商品などを継続して買っていきましょう」たとえば夫の収入が月20万円、妻が月10万円なら世帯収入は30万円。6分の1にあたる5万円を投資に回す。年金を受給し始めてからもできる限り働き、投資額を捻出しよう。だが、高齢になって以前のように働けなくなったら……。「思っていた以上に生活が厳しいなら、家計を見直してムダを削りましょう。それでも厳しい場合は、退職金や貯蓄から捻出するか、投資額を減らしてもいいでしょう。ただし投資をやめてはだめ。少額でも続けることが大切です」退職金はどう投資する?「全額を一気に投資につぎ込んではいけません。いくら大金があっても、複利のメリットが生きるつみたて投資での運用が◎です」■利回り以内の取り崩しで老後資金は減らない20年投資を続けたあとの現金化のやり方は?「介護施設への入所などで資金が必要なときや、ムダ遣いを減らしても生活費が苦しくなったときなど、必要なタイミングがきたら少しずつ取り崩します。『積み立ては2万円、5万円といった定額で、取り崩しは4%、5%といった定率で』がセオリーです」5万円ずつ積み立て、約2千万円の資金がある人が、年4%取り崩すと、初年は80万円受け取れる。約800万円の老後資金なら4%だと32万円、5%だと40万円を手にすることに。取り崩した残りは、その後も運用を続けます。これまでどおり5%で運用できれば、5%以下の取り崩しなら資産は減らない計算です。5%より多く取り崩したとしても、運用でかなりカバーされ資産が長持ちするでしょう」絶対にやってはいけないのは、取り崩すタイミングですべて売却して預金に移してしまうこと。「ほぼゼロ金利の銀行預金がいかにもったいないかわかるでしょう。定年世代はまだ間に合います。新しいNISAを待たず、今からすぐに始めるといいでしょう」つみたて投資で、長生きに耐えうる「減らない資産」を作ろう。
2023年08月07日過去最強の酷暑といわれる今夏。熱中症だけでなく、灼熱の日差しが頭皮に大ダメージを与えるという。白髪や薄毛、さらにはハゲるリスクも。今からしっかり対策をしよう。「8月から10月にかけて、極端な高温になる日も出てくる可能性がある」7月25日、気象庁が3か月予報を発表。同庁の異常気象情報センターの楳田貴郁所長は、8月以降も猛暑日に対する警戒を呼び掛けるという、異例の会見を行った。すでに7月中旬以降から、全国各地で体温を超える災害級の暑さが連日続いている。消防庁によると、熱中症で救急搬送された人数が、昨年の同時期と比べ2倍以上というから、今夏は、観測史上最強クラスの猛暑となる危険性がある。熱中症に厳重警戒するのはもちろんだが、灼熱の日差しと強い紫外線を浴びると、抜け毛や白髪の原因になることをご存じだろうか。「紫外線によって、髪の毛を生成する際に必要な“色素幹細胞”や“毛包幹細胞”のDNAが損傷を受けることがわかっています。幹細胞がダメージを受けると、髪の毛を作る毛母細胞の働きが悪くなり、薄毛や白髪の原因になってしまうのです」こう警鐘を鳴らすのは、AGAヘアクリニックの水島豪太院長だ。環境省『紫外線環境保健マニュアル2020』によると、太陽が頭の上にくるほど紫外線の量が強まり、日本では4~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぐ。とくに紫外線が強いのは6~8月というから、まさに今が最も注意すべき時季なのだ。「地表に届く紫外線のなかでも、とくにUV-Aは皮膚の奥にある真皮にまで達し、細胞の老化を進行させるといわれています。また皮膚がUV-Bを浴びると“日焼け”を起こします。日焼けで表皮細胞やDNAが損傷を受けるおそれがあります」(水島院長、以下同)頭皮への日焼けや紫外線によって、髪の毛の色を作り出すメラノサイトがダメージを受けると、メラニン色素の生成量が減少し、白髪が増える原因にもなるという。さらに、紫外線は髪の毛にも直接悪影響を及ぼすそうだ。「髪の毛の表面には何層にも重なるキューティクルが存在します。髪の毛が紫外線を浴びると、キューティクルに空洞ができます。空洞は紫外線を浴びるほど大きくなり、最終的にはキューティクルの剝離に至る可能性も。そうなると、毛髪内のタンパク質が漏れ出て、同時にハリやツヤも失われて抜け毛の原因にもなるのです」今の時季、顔や腕など、お肌の紫外線対策は万全でも、頭部の対策をおろそかにしていると、ハゲたり白髪になる可能性があるのだ。そこで、強い日差しや紫外線から頭部を守るための対策を、水島院長にアドバイスしてもらった。【1】UVカット加工された日傘を利用する「晴れた日だけでなく、曇りの日でも紫外線は降り注ぐため、日差しが強くない日でも使用することをお勧めします。日傘もUVカット機能が付いているものだとさらに効果が期待できます」【2】通気性のよい帽子をかぶる日傘と同様に、すぐに取り入れられるアイテムといえば帽子。「頭部を紫外線から守るためにいちばん簡単な方法はUVカット素材を使用した帽子をかぶること。ただし長時間帽子をかぶり続けていると帽子の内側が蒸れてしまうことがあるので、目の細かい通気性のある帽子がベストです」紫外線を浴びない場所では帽子を脱ぎ、頭皮の汗をこまめに拭くようにするのもポイントだ。【3】髪の分け目をずらして地肌の露出部分を変える頭皮のなかで、最も日差しや紫外線を浴びやすいのが、分け目などによる地肌の露出部分だ。「一定の箇所に紫外線のダメージを受け続けると、その部分に頭皮トラブルが起きやすくなる可能性があります。地肌の露出部分が常に同じにならないよう、適度に分け目やヘアスタイルを変えることも対策になります」【4】頭全体にUVスプレーをかける頭皮や髪の毛用の日焼け止めも紫外線の防御には有効だ。「パウダーやクリーム、ローションなど、さまざまなタイプがありますが、頭皮や髪の毛に用いる場合、簡単に使用できるスプレータイプが便利です。また、飲むタイプの日焼け止め商品もあります」これからが夏本番。強い日差しと紫外線を多く浴びる期間はまだまだ続く。秋になってハゲないよう、しっかりと対策を講じよう!
2023年08月07日Sexy Zoneの“第二章”が華々しく幕を開けた。先日始まった「Sexy Zone LIVE TOUR 2023 Chapter II」は、マリウス葉の卒業後、4人で再スタートを切ってから初めてのコンサートツアー。タイトルどおり、彼らの新たな挑戦と魅力がつまった公演だった。本誌は横浜アリーナでの模様を潜入リポート!口火を切ったのは、いい意味でSexy Zoneらしくない攻撃的な楽曲『BUMPB』。その後も、激しくキレのあるパフォーマンスを続けざまに披露し、会場の熱気はどんどん高まっていく。LEDを多用した画期的な演出も見もので、楽曲ごとに会場のイメージまでもがガラリと変わり、ずっとワクワクが止まらなかった。幻想的な世界観の『Trust Me,Trust You.』や、’80〜’90 年代を彷彿とさせるレトロな雰囲気の『Purple Rain』など、Sexy Zoneの色とりどりな魅力に圧倒され続けた。ほかにも、初披露の新曲、4人の個性が爆発したソロコーナーなど内容は盛りだくさん。クライマックスでは、懐かしの楽曲『High!! High!! People』で盛り上がり、アンコールで彼ららしい丁寧で温かいファンサービスをしてフィナーレかと思いきや、ラストに大きなサプライズ!冬のドームツアー決定が発表されたのだ。その後、観客とともに自撮りタイムに突入。会場中が大興奮のまま幕を閉じた。この勢いに乗り、Sexy Zoneの“新しいAge”が始まる!
2023年08月07日「1956年9月6日……アゴリさんはソウル赤十字病院で亡くなりました……。私が日本国籍のままだったことが災いして駆けつけることはできませんでした。♪うさぎ追いしかの山……」情感あふれる台詞と、続いて口ずさむ童謡『故郷』の歌声に、満席の会場のあちこちから、すすり泣きが漏れ聞こえてくる。7月1日午後2時より、東京・東池袋にある劇場「あうるすぽっと」にて上演された、劇団文化座による『旅立つ家族』。韓国の国民的画家である李仲燮(イ・ジュンソプ=アゴリ)と、妻で日本人の山本方子の苦難の生涯を、植民地時代から日韓の歴史を背景に描いた家族の物語だ。ヒロイン・方子の現在を演じるのは文化座代表で、誰もが親しみを込め“愛さん”と呼ぶ女優の佐々木愛さん(80)。この日も、愛さんは80歳の誕生日を目前に控えながら、2時間40分の間、ほとんど舞台に出ずっぱり。しかも、劇場の隅々まで響きわたる声、その圧倒的な存在感で観客を魅了した。終演後、楽屋で自らの化粧を落としながら言う。「メークでもなんでも全部、自分でやります。女優業も、もう長いですから(笑)。コロナでお客さまの足が鈍った時期も続きましたが、今日も明日も満員御礼と聞いて、ありがたいですね。明後日からは四国ツアーに出ます」ふだんの話ぶりも快活にして、背筋もピンと。いまなお地方公演も旺盛にこなしている。「旅暮らしでは劇場やホテルの冷房の効きすぎが体にも喉にも大敵ですから、健康法はふだんから長袖を着て備えるくらいですね」続いて、劇場ロビーに愛さんが向かうと、そこには制作部の原田明子さん(45)と最年少女優の原田琴音さん(22)が。3人は同じ文化座の劇団員というだけでなく、祖母、娘、孫の関係でもあり、これから3世代そろっての写真撮影となっていた。「ママ、表情が引きつってる(笑)」琴音さんが明子さんに言うと、「だって私、裏方だから、写真に慣れてないのよ。こんなスリーショットは、もう最初で最後ね」娘と孫の会話を聞きながら、「2人とも、なかなかいい笑顔よ」と言う愛さんに、明子さん、「実は今、琴音に背中をコチョコチョやられてます!」文化座は、昨年80周年を迎えた日本演劇界の老舗であり、創設以来、『荷車の歌』『土』『ビルマの竪琴』『命どぅ宝』など、社会の弱者に光を当て、平和を訴える作品を上演し続けてきた。劇団を創設した女優の一人は愛さんの実母であり、つまり愛さんたちは「女4世代」にわたって、文化座とわが国の新劇を表に陰に支えてきた長い歴史がある。■芝居と全力で向き合う両親たちの姿に「私にはとうてい役者は務まらない」「地から湧いた演劇」をモットーに文化座が結成されたのは、戦時下の1942年2月。演出家の佐佐木隆さんと女優の鈴木光枝さんを中心に仲間9人でのスタートだった。その1年後の1943年7月18日、この2人を両親に、愛さんは東京で生まれた。光枝さんは出産後3カ月で舞台復帰し、1歳の愛さんを伯母夫婦に預けて満州巡業に出てしまう。「両親は終戦から1年後に帰国したものの、劇団再興のため、私を伯母の家に置いたまま別宅で暮らしました。でも伯母の家は建築業で羽振りもよく、実子と養女もいたので、私は3姉妹のつもりで楽しく暮らしていました」とはいえ、幼いだけに両親の不在を寂しく思う場面もあった。「ある日、私が両親の家に行って熱を出したときも、『芝居の稽古があるから』と置いていかれたことがありました」その話を聞かされた伯母は、愛さんに言った。「あなたの両親は、お金にはならないけど、人の幸せにつながる大切なお仕事をしているのよ」ようやく小学校入学とともに北区田端で両親との同居が始まるが、「母は『子供のせいで仕事を断るのはイヤ』と言い、けっして裕福ではなかったのですが、お手伝いさんを雇いました。その費用を稼ぐために女優業をしながら軒先に『靴下のお直し致します』の看板を掲げ、ナイロンストッキングの伝線を直す内職を始めたんです」一方の父親は芝居には厳しかったが、ふだんは人間味豊かな硬骨漢。「秋田の下級武士の家の長男で、徹底して差別を嫌い、口癖は『歴史を勉強しなさい』『読みかけの本を持ちなさい』でした」同じ田端の、現在も文化座の稽古場がある場所に引っ越したのが小学4年のとき。地元の小中学校を経て、和光学園高等部へ進む。「この家は、本当にドア1枚で私たち家族の住居と稽古場がつながっていました。部屋で勉強していると、稽古の音や劇団員がお酒を飲んで熱い演劇論を闘わせる声が聞こえるんです。その真剣さを目の当たりにして、私なんかにはとても役者は務まらないと思い、映画出演の話も来ましたが断り続けました」中学ではテニス部、高校では美術部に所属。高2の進路相談では医師を目指すと話すつもりだったが、逆に担任にこう説得される。「せっかくそういう環境に育っているんだから、ご両親と同じ道を考えてもいいのでは」直後から、昼は高校生、夜は文化座研究生という生活が始まった。初舞台は、高2の夏。広島の貧農に生まれた女性の生涯を描いた『荷車の歌』の孫娘役で、旅公演も経験した。主役は母で、演出は父だった。ところが愛さんが高校卒業後に正式に入座してまもなく、その隆さんが直腸がんの宣告を受ける。「父のがんが知れわたって以降、公演に呼んでくれる主催者も激減し、劇団の経済状況も悪化して、私はテレビなどの仕事も積極的に引き受けるようになりました」やがて連続ドラマ『絶唱』に主演してアイドル的な人気者となり、多忙な芸能活動の合間を縫っては父親を見舞っていた。「自宅療養中など、隣が稽古場ですから、寝たきりのはずの父が突然ガウン姿で現れ、劇団員に『君、そういう芝居はいけません』とダメ出しする場面もありました」生涯を演劇に捧げた隆さんが亡くなったのは、愛さんが24歳のとき。カリスマを失い劇団の存続が危ぶまれたが、母親の光枝さんが代表を継ぐこととなった。■「女も自分と子供の身を守る経済力を」という母の教えを娘にも愛さんが、8歳年上の照明スタッフの原田進平さんと結婚したのは27歳のとき。結婚に当たっては、心に決めていたことがあった。「俳優同士の結婚は、無理だと思っていました。私は結婚しても、母のような、人生のすべてを芝居にかける生き方はしないつもりだったからです。仕事も家族の生活も大事にしたいと思いました。そうなると、子育てが始まったとしても、スタッフがパートナーだったら、忙しい時期も、うまい具合にズレますからね」30歳で長男を、さらに5年後、明子さんを出産。この長男の妊娠時に、愛さんは都内から千葉県我孫子市へ転居していた。「相変わらず女優業中心の母には頼れませんでしたから、身近に子育てを助けてくれる人が必要と思ったとき、我孫子に長くお手伝いさんだった人や親戚がいたんです」朝は5時に起きて家族の朝食の準備。子供たちの前ではけっして台本を開かず、保育園では役員まで引き受けた。「父母会で『誰か役員を引き受ける人はいませんか?』となったときの、あの静まり返った“間”が役者として耐えられなかった(笑)。気づいたら『私やります』と」多忙な愛さんをサポートしなければと、保育園では親たちの結束がより強まったとか。「相変わらず地方公演も、飛行機に乗ることも多かった。子供たちには『もしお母さんたちに旅先で万一のことがあっても、メソメソするんじゃなく、自立できる道を選びなさい』と話していました。私自身、母から『これからの時代は、女も自分と子供の身を守る経済力を身につけなさい』と言われて育ちましたから」母親業もこなしながら、1978年には文化庁芸術祭優秀賞、1982年には紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、舞台女優としての地位を確立していく。一方、同じころ、光枝さんも朝ドラ『マー姉ちゃん』でのいじわるばあさん役で注目され、母子は2世代女優として名を売ることになる。【後編】80歳の現役女優・佐々木愛さんが孫娘へと引き継ぐ「舞台でしか味わえないモヤモヤ」へ続く
2023年08月06日7月クールのドラマ『VIVANT』(TBS系)が好調だ。堺雅人(49)が主演を務め、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、役所広司(67)ら出演する同作は、7月30日に放送された第3話の世帯平均視聴率が13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録し、初回、第2話を上回り、番組最高を更新した。現在、『VIVANT』が放送されているTBSの看板枠・日曜劇場。同枠は’56年に1話完結のドラマ枠としてスタートすると、’93年に連続ドラマ枠に変更され、『サラリーマン金太郎』、『ビューティフルライフ』、『半沢直樹』などの高視聴率ドラマが生まれてきた。名作ドラマが多くの人の心を動かした一方で、苦手と感じる人も……。そこで本誌は男女400人を対象に高視聴率を記録した日曜劇場作品の中から「好きな日曜劇場の名作」と「苦手な日曜劇場の名作」についてアンケートを実施した。今回は「苦手な日曜劇場の名作」の結果を公表する。3位に選ばれたのは『華麗なる一族』だ。TBS開局55周年記念ドラマとして制作され、木村拓哉(50)が主演を務める同作は、『沈まぬ太陽』や『白い巨塔』などで知られる山﨑豊子氏の同名小説が原作。阪神銀行を中心に企業グループを構える財閥の万俵家を舞台に、木村演じる長男・万俵鉄平と父・万俵大介(北大路欣也)の争いが描かれる。’07年1月クールで放送された本作は平均視聴率24.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録した。多くの制作費がかけられて、木村、北大路欣也(80)に加え、西田敏行(75)や鈴木京香(55)なども出演した同作だが、主演級俳優を集め過ぎた弊害か、《出演者と役が合わなかった》(60代男性/無色)《キャストありき》(50代女性/派遣社員・契約社員)との声があがった。また’60年代後半が舞台とはいえ、作中で子供を政略結婚させたり、自宅に妻と愛人を同居させたりする設定に《時代錯誤だった。内容自体は悪くはないのだが、、、》(40代男性/会社員)と感想を抱く人もいた。第2位は’13年と’20年に放送された『半沢直樹』。本作は銀行を舞台に銀行員・半沢直樹が社内外で発生する不正を暴いていく物語だ。主演を堺雅人(49)が務め、上戸彩(37)、香川照之(57)、北大路らが脇をかためる本作は、高視聴率を連発し、’13年版の最終回では最高視聴率42.2%を記録。原作者の池井戸潤氏はインタビューで、《今回のドラマが成功しているのは、俳優の演技力にあると思う》(『マイナビニュース』’20年9月12日配信)と語っていたが、迫力のある演技にたいして、《大袈裟な演技が苦手だった》(40代女性/専業主婦)《1話も完全に見ていない。演技が暑苦しい》(60代男性/パート・アルバイト)と苦手意識を覚える人もいたようだ。また登場人物が多く、銀行の専門用語がとびかう同作にたいして、《人間関係の複雑さがイヤ》(20代女性/派遣社員・契約社員)《ストーリーが良くわからない》(10代女性・学生)という声も。そして注目の第1位は、’01年7月クール放送の『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』だった。年齢や職業がバラバラな男女7人によるラブストーリーで、平均視聴率17.5%を記録した。“ドラマの中に自分と同じ境遇の人が必ずいるという設定”という同作は、渡部篤郎(55)が婚約者に逃げられた女子高教師役で主演を務め、菅野美穂(45)が内気なホテルの従業員役、山田孝之(39)が恋に悩む高校生役で出演した。’17年7月クールの『ごめん、愛してる』以降、恋愛ものドラマが放送されていない日曜劇場。80年代のトレンディドラマのようなラブストーリーが日曜劇場で放送されていることに、《あまり恋愛ものは好きではないから》(50代男性/一般会社員)《恋愛ドラマは苦手》(50代男性/公務員・教職員・非営利団体職員)と違和感を抱く人が多くいたようだ。また日曜の21時という放送時間帯から、《家族で見ることが多いので恋愛ものではないほうがいい》(50代女性/派遣社員・契約社員)という意見も寄せられた。最終結果はこちら1位恋がしたい恋がしたい恋がしたい54票2位半沢直樹35票3位華麗なる一族34票4位サラリーマン金太郎33票5位下町ロケット22票6位白い影20票6位99.9-刑事専門弁護士-20票8位砂の器19票9位JIN18票10位オヤジぃ。17票10位カミさんの悪口17票【調査概要】実施期間:23年7月25日調査対象:15~60代男女400人調査方法:WEBでのアンケート『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年08月06日堺雅人(49)が主演を勤め、阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、役所広司(67)らが脇をかためるドラマ『VIVANT』(TBS系)に注目が集まっている。『下町ロケット』『半沢直樹』(共にTBS系)で知られる名演出家の福澤克雄氏が原作を手掛け、2カ月半に及ぶモンゴルロケを慣行した同作は、7月30日に放送された第3話の世帯平均視聴率が13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。今季の民放ドラマで圧倒的な1位だ。そんな『VIVANT』が放送されているのはTBSの看板枠である日曜劇場。これまでも数々の名作が、同枠で生まれてきた。そこで本誌は男女400人を対象に「好きな日曜劇場の名作」についてアンケートを実施した。果たして最も支持されたドラマは――。まず第3位は『VIVANT』にも出演する阿部が主演を勤めた『下町ロケット』だ。同作は阿部演じる町工場の社長・佃航平が、社員とともに困難を乗り越えていく物語。原作は池井戸潤氏の同名小説で’11年には直木賞を受賞している。’15年の『下町ロケット』の平均視聴率は18.6%、’18年に放送された続編も15.7%を記録した人気シリーズには、《役者も好きだし、面白かった》(40代女性/派遣社員・契約社員)《阿部寛さんがいい》(50代女性/パート・アルバイト)《阿部寛の巨大な力に向かっていく姿勢がカッコいい。吉川晃司もカッコいい》(40代女性/パート・アルバイト)とキャストを称える声があがった。また《中小企業の誇りです》(30代男性/会社員勤務)《働く人に勇気を与えてくれるから》(40代女性/派遣社員・契約社員)《ストーリーが面白かったから》(20代男性/学生)などと、大企業に立ち向かうストーリーに感情移入する人が多かったようだ。続いて第2位は松本潤(39)が主演を務めるドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』。裁判有罪率が99.9%と言われる刑事事件に、松本演じる型破りな弁護士・深山大翔が0.1%に懸けて挑む。’16年、’18年に放送されると、それぞれ高視聴率を記録し、’21年には映画化して興行収入30億円を突破する大ヒットを飾った。多くのファンを獲得した同作には《松本潤くんが出ていたから》(20代女性/学生)《松潤が好きだから。ストーリーが面白い》(50代女性/専業主婦)《松潤が役に合っていて楽しかった》(40代女性/パート・アルバイト)と、主演の松本を称える声が。その一方で《笑えるところも多く話の内容もおもしろかったから》(50代女性/派遣社員・契約社員)《テンポがよく飽きが来にくかった》(50代男性/公務員・教職員・非営利団体職員)《キャラクター同士のやり取りがすごい面白い》(15歳以上女性/学生)などドラマの内容も絶賛されていた。そして栄えある1位に輝いたのは『半沢直樹』。3位の『下町ロケット』と同じ池井戸氏の小説が原作の同作は、堺演じる銀行員・半沢直樹が銀行で発生する不正に立ち向かっていく物語だ。’13年に放送されると最高視聴率42.2%を記録し社会現象に。’20年に続編が放送されると、こちらも平均視聴率24.7%の大成功を収めた。そんな『半沢直樹』には《スカッとするから。堺雅人が好きだから。》(60代女性/会社員)《やられたらやり返すだけでなく倍にして返すその姿が好きだったから》(30代男性/無職)《痛快だったから》(15歳以上男性/学生)と勧善懲悪の世界観を支持する声が。また’13年のユーキャン新語・流行語大賞にも選ばれた決め台詞“倍返し”を《倍返しだーが好きだから》(15歳以上女性/学生)《印象的なセリフが多かったから》(20代男性/学生)《倍返しだ、が大好きだから》(15歳以上男性/学生)と称賛するコメントも寄せられた。最終結果はこちら。1位半沢直樹111票2位99.9-刑事専門弁護士-51票3位下町ロケット49票4位JIN45票5位オレンジデイズ22票6位砂の器19票6位サラリーマン金太郎19票8位ビューティフルライフ13票8位GOOD LUCK!!13票8位華麗なる一族13票【調査概要】実施期間:23年7月25日調査対象:15歳以上の男女400人調査方法:WEBでのアンケート『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年08月06日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!【『ヤヌスの鏡』(フジテレビ系・’85年~’86年)】ふだんは真面目で気弱な優等生・裕美(杉浦幸)が、別人格である不良少女・ユミに豹変し、夜の繁華街で大暴れするサスペンス&学園ドラマ。「古代ローマの神・ヤヌスは……」と始まるオープニングナレーションが怖かった。「芸能界デビューとほぼ同時に『ヤヌスの鏡』の主演が決まったため、心の準備も、技術的な準備もまったくできていませんでした。だから、1~3話の試写を見たときに演技が下手すぎて“これをテレビで放映して、本当にいいの!?”ってゾッとしました」こう振り返るのは、タレントで女優の杉浦幸さん(54)。昼は真面目な女子高生、夜はケンカも辞さない不良少女になるという、振り幅が大きい役に挑戦した。「撮影に入る前、本当はお芝居のレッスンや、ケンカのシーンのための合気道の稽古をする予定でしたが、スケジュールが前倒しになったため、ぶっつけ本番で演技を覚えていきました」’80年代を席巻した大映ドラマならではの、過剰な演出や浮世ばなれしたセリフにも悩まされた。「ウエディングドレス姿でオープンカーに乗ったり、風見しんごさんに『昨夜はどこに行ってたんだよ』と聞かれ『天の川で夕涼みしてたのさ』と答えたり……。どんな気持ちで演じていいのか困るシーンが多いんですよね(笑)」■撮影中に意識を失い、気がつけば病院に初井言榮さん演じる祖母から、折檻されるシーンも印象に残っている。「テレビ局には『そんなにぶたないで』という手紙が届くこともあったほどですが、初井さんはちゃんと寸止めしてくださっていました。でも、私は痛い表情がなかなか作れなくて。そんなとき、監督から定規でペシッと叩かれて『その顔だよ』と言われて、ハッとしたことも。父親役の前田吟さんは、私が監督に怒られてどうしていいのかわからなくなると、私が冷静になれるよう『お手洗いに行く』などと理由を作り、『大丈夫、大丈夫』と励ましてくださいました」教師役の山下真司に何度も投げ飛ばされるシーンにも挑戦。「20回も30回も投げ飛ばされていると、お互いに疲れて間合いが悪くなるんです。それで、受け身をうまく取れずに、頭を強く打ってしまいました」意識を失い、気がついたのは病院だった。「目が覚めたとき、3人くらいの医師がじゃんけんをしていました。レントゲンを撮るときに上半身裸になるからなのか、誰が担当するのかを決めていたみたい」むちうちと診断され、最低1カ月は首にコルセットをするように指導されたがーー。「もちろん、次の日の朝から、普通に撮影に戻りました。悪夢を見てガバッと起き上がるシーンは痛くてできませんでしたけど(笑)」体を張った撮影現場が、女優として成長させてくれたのだ。【PROFILE】杉浦幸’69年、東京都生まれ。『ヤヌスの鏡』の主役に抜擢されて芸能界デビュー。女優のほか、パチンコ番組やバラエティ番組などで活躍。最新情報はオフィシャルブログをチェック
2023年08月06日【前編】「今日も明日も満員御礼」老舗劇団を女性4世代で守り続ける80歳の現役女優・佐々木愛さんより続く80歳の誕生日を目前に控えながら、2時間40分の間、ほとんど舞台に出ずっぱり。しかも、劇場の隅々まで響きわたる声、その圧倒的な存在感で観客を魅了した劇団「文化座」代表の佐々木愛さん。終演後、劇場ロビーに向かうと、そこには制作部の原田明子さん(45)と劇団最年少の女優・原田琴音さん(22)の姿が。3人は同じ文化座の劇団員というだけでなく、祖母、娘、孫の関係でもある。劇団を創設した女優の一人は愛さんの実母であり、つまり愛さんたちは「女4世代」にわたって、文化座とわが国の新劇を表に陰に支えてきた長い歴史がある。1987年、愛さんが高齢の母親に代わり文化座代表に就任して6年後、夫の進平さんが硬膜下血腫で急逝。くしくも、父親と同じ58歳の若さだった。「そのとき私は49歳でした。父が亡くなったときに、母もまた49歳。『私たち、同じ境遇なんだね』との言葉が忘れられません」進平さんが亡くなったときに15歳だった愛さんの長女の明子さんも、やがて進路を考える年ごろとなる。「祖母の(鈴木)光枝は家の内でも外でも“女優さま”で、母は“お嬢”のイメージ。私自身、女優2代とわかっていましたから、いつしか母親像は求めなくなっていました。でも、寂しくもなかったんです。近所で懇意にしていたご家族が、まさに『サザエさん』一家のようなにぎわいで、私もその一員としてなじんでいたから。母からは、いつも『好きなことをしたら、いいのよ』と言われて育ちました」(明子さん)高校卒業後に青年座の研究所に2年間通ったが、結果として、彼女は女優の道を選ばなかった。「母のすすめで劇団の研究所に入ったのは、せっかくいただいたDNAなので、単純に芝居の世界をのぞいてみたかったから。研究所を出て次の進路を考える前に21歳で結婚し、22歳で長男、23歳で琴音を産んだときに、私の中で女優の道は消えました。だって私が理想としていた生活は、あの我孫子の『サザエさん』一家。いつも子供の帰りを待つお母さんになりたかったんです」(明子さん)劇団創設者の一人でもあった光枝さんが、創立65周年を見届けるようにして88歳で亡くなったのは2007年。その追悼公演が、明子さんの娘で、まだ保育園児だった“ひ孫”の琴音さんの初舞台となる。「どうする。お芝居に出る?それとも保育園の運動会に出る?」座長であり、祖母でもある愛さんの問いかけに、まだ6歳だった琴音さんは、悩んだ末に答えた。「舞台に出る」こうして鈴木光枝追悼公演に子役として出演し、40日間の旅巡業も体験した。琴音さんが言う。「その後も文化座の近くに住んでいましたから、小学校の通学路に稽古場があって、放課後はランドセルを置いて大道具さんの仕事を手伝ったりするのが日常でした」東日本大震災を機に愛さんとの同居も始まり、やがて明子さんも制作部で働き始める。「もともと人と関わるのも、5歳でクラシックバレエを始めてからは目立つのも好きでした(笑)」と話す琴音さん。中高とスポーツに熱中し、卒業後の進路に悩んでいたとき助言をくれたのはやはり祖母だった。当の愛さんが語る。「明子もそうでしたが、孫の琴音もこの家に生まれたからといって演劇に縛るつもりはありませんでした。ただ同居していて、いろんなアルバイトをする姿は見ていたし、プロダクションからの琴音宛ての郵便物を目にすることが何度かあって、どうせやるならば、うちに来たほうがいいんじゃないかと思い(笑)、初めて声をかけました」2020年12月に文化座に入座。翌年の『子供の時間』では愛さんとの共演も果たした。ちなみに制作を担当したのは明子さん。ここに女3世代の“共演”が実現。琴音さんは、入座を決断した心境についてこう語る。「芝居を観た後って、心がモヤモヤしますね。舞台にしかない、映画やテレビとは違う特別な感情だと思うんです。特にうちの劇団は、曽祖父母の時代から、戦争や平和に関する作品も多くて、観た人の心に必ず何かが残ると思うんです。そのモヤモヤを、自分なりに文化座の芝居を通じて伝えていきたいと思いました。受け継いだDNAも“佐々木愛の孫”の看板も重いですが、その重圧をいちばん理解してくれるのも祖母だし、あとは私が負けず嫌いだったことも大きいかな(笑)」けっしてわかりやすい内容ではないかもしれない。「重い」とか「暗い」と言われることも多い。しかし、観た人の心に必ず「モヤモヤ」を残す文化座の芝居を受け継ぎ、その不思議な感情を誰より大切にしてきたのが愛さんだった。昨年は愛さんの舞台生活60年であり、劇団の創立80周年という節目の年。さらに沖縄返還から50年目のこの年に現地公演も果たした『命どぅ宝』は、まさに文化座ならではの作品といえるだろう。愛さんもこう語る。「1970年の映画『沖縄』では母と共演し、復帰前の沖縄にもパスポート持参で行きました。当時から持ち続けた私の沖縄への思いを実現させたのが、敗戦後の沖縄の人たちの非暴力の闘いをテーマとした『命どぅ宝』、命こそ宝です」そこには、父や母の代から孫世代まで脈々と受け継がれてきた、ある思いがあった。「芝居を通じて平和への思いを訴え続けてきたなかで、父もそうでしたが、私も戦争反対のメッセージをダイレクトに掲げるのは好きじゃなかった。芝居をご覧になった方が、『そうか、社会の諸悪のもとに戦争があるんだ』と、それぞれの立場で気づいてもらえるような芝居作りを心がけてきました」そんなとき、いつも思い出す母の言葉があった。「満州で敗戦を迎えて抑留生活を送ったとき、私たちは何も知らされていなかった。でも今、あなたたちは、いくらでも情報を得られる社会に暮らしている」女優としての生活を貫き、いつもは理屈っぽいことを口にしなかった光枝さんの言葉だけに、余計に心に残っている。「今は、さらに情報があふれている時代。だから、『今度、戦争が起きたら、あなたたちの責任よ』と、そんな声が聞こえます」文化座の芝居を観た人のなかには、感じたモヤモヤの正体を知ろうと歴史を学び直したり、芝居にゆかりの地を訪ねる人も多い。「『命どぅ宝』を観て沖縄戦の史跡を巡ったり、『旅立つ家族』を観て韓国の済州島の李仲燮美術館まで訪ねるカップルもいらっしゃいました。そんな話を耳にするたび、役者として素直にうれしいし、ああ、舞台に立ち続けてきてよかったと思うんです」■「たとえ劇場のモギリでも、私は芝居とずっと関わっていきたい」「今、闇バイトとか、どうやったら人をだまして簡単にお金がもうけられるかという人が目立ちます。それに比べて、うちなんかにやってくる若い劇団員たちは不器用だけど実直なだけに、なんとか輝かせてやりたいと思うんです。どうやったら、父の代から言われ続けている『新劇でメシは食えない』というのを破れるかと、いつも考えています。その一つの私なりの解答が、公演数を増やすことでした」愛さんの語るとおり、6月から9月までの『旅立つ家族』の公演に続き、年内だけでも劇作家・三好十郎が主人公の『好日』やゴッホの苦悩を描いた『炎の人』の上演が待つ。制作担当で、新人劇団員のケアもする明子さんは、「コロナもあって、『舞台俳優をやりたい』という人が来るだけで奇跡(笑)。現在、劇団員は51人ですが、その大半がアルバイトをしながらの生活です。入団直後には自己主張ばかりだった青年が、たとえば私も制作で関わった『ハンナのかばん』に出演し、ホロコーストについて学んでいくなかで、いわば人として成長していく。それも、祖母や母たちから続く文化座の伝統だと思います」今、『好日』の稽古に琴音さんたちは没頭している最中だが、この作品に愛さんは出演しない。明子さんが言う。「いわば“脱・愛さん”で、若い世代が自分たちでお芝居を作り上げるという、劇団としても自立のための作品になると思います」その愛さんは昨年、傘寿を目前にして三浦綾子の小説を舞台化した『母』に主演し、「佐々木愛主演の新作はこれが最後」と語っていたが。「ただ私は、100%女優だけだった母とは違い、演劇に関わることが大好き。舞台に立つのはもちろん、やりたい企画もあるし、たとえ劇場のモギリでも芝居とはずっと関わっていきたい。そうそう、来年2月に私も出演する火野葦平先生原作の『花と龍』の稽古もまもなく始まるのよ」愛さんの芝居にかける思いと共に、文化座の舞台を通じて平和への願いもまた受け継がれていく。
2023年08月06日「カッコいいんだよ、コムドットって常に。けどこの2カ月、3カ月はダサかったなって思うんだよね、客観的に見て。俺らは俺らの芯を通してるって思ってるし、もちろん正しいことも言ってるんだけど。そういうことじゃねぇだろっていう。シンプルにカッコいいかダサいかで言ったら、ダサい。しかも俺のせいで。ここは申し訳なかったなって思う。本当に、本当に」8月2日に更新された5人組YouTuber・コムドットのYouTubeチャンネルで、こう語ったのはリーダーのやまと(25)。コムドットは先月27日に、初の総合プロデュースを務めるイベント『Creator Dream Fes ~produced by Com.~』を東京ドームで開催。スペシャルMCにベッキー(39)を迎え、メンバーのあむぎり(24)は関口メンディー(32)とのダンスバトルを披露。「悠馬」名義でアーティスト活動もするゆうま(24)の歌唱ステージもあり、大盛況を収めた。動画はイベント翌日に、5人が慰安旅行で訪れた静岡県・伊東で過ごす様子を収めたもの。ホテルの部屋でお酒を飲みながら語り合うなか、動画終盤でやまとが“自省”する一幕があった。イベント開催を振り返って、「チャンネル登録者も400万人切っちゃったりとか、本当に色んな大変なことがあって」と言及。様々な葛藤から「マジで全部辞めたいって思ったことが1回あったのよ、本当に。こんなことになるんだったら、こんなこと言わなきゃ良かったっていうぐらい、投げ出したいってなっちゃった時があって」と語った。「動画を出したくない」とネガティブになった時期もあったが、ひゅうが(24)が「コムドットに大事なのって、結果とかじゃなくて気持ちなんじゃねえの?」などと励ましてくれたおかげで前向きになれたという。しかし「ファンの人たちは分かってくれたりするけど、言われることは厳しいままで」と言い、やまとはこう続けた。「どんなに頑張っても俺とゆうたが40キロ43キロ走っても、結構キツイこと言われて。そんな状況が許せなくて。そん時は、『俺の一言でこの状況を変えてやる』みたいな気持ちがあって。強気な発言をしちゃったんだよね、インスタライブとかで。それはみんなに対して申し訳なかったと思うんだけど、『ここは俺が変えなきゃ』みたいなことを勝手に背負っちゃって。(中略)俺が世間にそういう発言を残したせいで悪い風に切り取られて、どんどん状況が悪くなって。どんどんチャンネル登録者数が減っていって」だがその時に「ファンの気持ちを考えた」といい、やまとは冒頭のように反省の弁を述べたのだった。■「時すでに遅し」「嫌んなっちゃうよね」懸念されるファンの“蛙化現象”コムドットをめぐっては、先月21日にYouTubeのチャンネル登録数が400万人を切ってしまう事態に。翌22~23日に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、通し企画の「100kmサバイバルマラソン」にやまと、ゆうた(24)が挑戦。しかし40キロ地点でゆうたがドクターストップで脱落し、やまとも約43キロでリタイヤ。そんななか、物議を醸したのはやまとの“強気発言”だった。「マラソン終了後のインスタライブで、やまとさんは100キロ完走できなかったことを『俺ら練習の時間が取れなくて、当日もぶっつけ本番になっちゃいますみたいな話だったから』と“言い訳”。それだけでなく『チャンネル登録が減るのが嬉しい人がいるんだよ』『外野が本当にうるさいんだよね』などと、反発していました」(WEBメディア記者)コムドットの登録者数は現在392万人(5日13時)。動画内で自らの“強気発言”を謝罪したやまとだが、ある芸能関係者はファンの“蛙化現象”を指摘する。「6月に平成フラミンゴのイベント出演をめぐるトラブルが露呈した際も、やまとさんの《保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ》という“警告ツイート”は波紋を呼びました。コムドットによるトラブルの説明動画も、多くのファンにとって“平成フラミンゴを責めている”と映ったようです。チャンネル登録者数が減っていったのはその頃からでした。確かにやまとさんの強いリーダーシップは、コムドットの魅力の一つです。しかし暴言や他責と感じる発言を繰り返したことで、冷めてしまったファンもいたようです。立ち止まるチャンスは何度もあったはずなのに、反省をしたのはイベント終了後。SNS上では、《散々煽って好き勝手言って、今更泣き芸かまされても時すでに遅し…》《元々好きだった人でもああいうの何回も見せられると嫌んなっちゃうよね》といった声も上がっています。ファンを逃がさないためにも、同じような炎上を起こさないことがカギになってくるでしょう」動画内では、「俺らだけじゃなくて、ファンのみんなで達成した400万人っていう数字だったから。俺の発言のせいで揚げ足取られたりして、そういう風潮とかができちゃったり」と号泣していたやまと。“日本を獲る”には、リーダーの振る舞いも課題になってきそうだ。
2023年08月05日8月4日深夜、フィギュア界のみならず全世界に衝撃のニュースが走った。プロフィギュアスケーターの羽生結弦(28)が結婚を発表したのだ。4日午後11時11分、羽生は公式Twitter(現X)を更新し、《応援してくだっている皆さま》と書き出し、《いつも応援してくださり、ありがとうございます。この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》と電撃結婚を報告。続けて《これまでの24年間、スケートと共に生きてきました。特に、この数年間は、コロナや自然災害、世界情勢等によって、不安定で目まぐるしく変化する世界の中で、多くのことを感じながら、スケートと向き合い、自分自身や世界について、さまざまなことを考え続けてきました。プロに転向した今も、競技者としての過去も、人間として未熟な私ですが、皆様からのたくさんの応援や期待、そして視線から計り知れないほど大きな力をいただいてきました。本当にありがとうございます》と応援への感謝を綴った。そして、《今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます。これからも最高のスケートができるよう、一つ一つ、一瞬一瞬を積み重ね続けます》と今後への意気込みを綴り、《今後の人生も、応援してくださっている皆様と、スケートと共に、全力で、前へと、生きていきます。そして、支えてくださいました方々や、これからも支えてくださる方々への感謝の気持ちと共に、皆様の全てを、最高の形にできるように、滑り続けます。これからもどうぞよろしくお願い致します》と結んだ。冬季五輪で2大会連続金メダルを獲得し、3連覇を目指した’22年の北京五輪では前人未到の4回転半ジャンプに挑戦するなど、フィギュアスケート界の歴史を塗り替え続けてきた羽生。昨年7月19日にプロ転向を発表してからも、異例の東京ドームでの公演を成功させるなど、パイオニアとして新たな挑戦をし続けている。そんな史上最年少で国民栄誉賞も受賞した国民的大スターの羽生のあまりにも突然の結婚発表。深夜の発表ながらネット上には、驚きと祝福の声がずらりと並んだ。そんななか、羽生の結婚報告コメントの“気遣い”が話題を呼んでいる。今回のコメントで、約500字綴った羽生。しかし、その中で結婚とお相手について触れられているのは、《この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》のたった23字のみ。この箇所以外は、日頃の感謝と今後の意気込みがほとんどを占めている。通常、著名人の結婚報告では、相手も著名人でない場合は、一般人であることを明記する場合が多い。ただ、今回の羽生の結婚発表では、交際期間や出会いの場はおろか、相手の年齢や性別、一般人かどうかも含めて相手の素性は何一つ明らかにしていない。これまで、熱愛報道もなく、SNS上で恋愛中であることをほのめかすこともなかった羽生。お相手女性の素性を一切公表せず、守る姿勢を見せた紳士な羽生に対して、ネット上ではこう称賛の声があがっている。《相手の性別はおろか、素性を明かさない羽生さん、さすがやで。》《羽生結弦さんの結婚熱愛報道も、なんなら記事で女性のことに触れることもないってどこまで紳士なんだろうこの人はお相手の方もそうだけどね》《羽生くん結婚の報告までストイックすぎるから…喜びや辛い気持ちをそばで分かち合える大切な人がいるってわかってなんだか安心もしたよ 羽生くん、ずっとずっと幸せでいてね》
2023年08月05日“寝耳に水”とはまさにこのことだろう。8月4日午後11時11分、プロフィギュアスケーターの羽生結弦(28)が突如、結婚を発表したのだ。同時刻に公式Twitter(現X)を更新した羽生は、《いつも応援してくださり、ありがとうございます。この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました》と結婚を報告。その後は、日ごろの応援に感謝した上で、今後について《今日も、人生をかけて「羽生結弦」のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます。これからも最高のスケートができるよう、一つ一つ、一瞬一瞬を積み重ね続けます》と意気込みを綴っていた。’14年と’18年の冬季五輪で日本人フィギュアスケーター史上初めての五輪2連覇を達成し、国民栄誉賞も受賞するなど、数々の偉業を達成してきた羽生。当然、日本いや世界中から常に注目を集めていたが、そのプライベートは謎に包まれていた。羽生による“電撃すぎる”結婚報告に日本中が衝撃を受けながら、祝福を寄せている。そんななか、注目を集めている人物が。“ラスト陰陽師”として活動する橋本京明氏だ。公式サイトのプロフィールを見ると、橋本氏は陰陽師であった親族からの影響で、8歳から占いの学問を学びはじめ、現在は陰陽師として個人鑑定を行っているという。そんな橋本氏だが、’16年に発売されたムック本「フィギュアスケート ファンブック!2016」(宝島社刊)の中で、羽生の運気について占っている。そして、羽生の恋愛・結婚について、こう占っていた。《28歳に婚期が来るとでております》今回の結婚発表で、橋本氏が見事当てた形となったことで、このときの占いに再び注目が。ネット上ではこんな声が。《橋本京明さんの占いに書いてあったんだよね、28歳で婚期が来るって》《陰陽師の橋本京明さんの予言通りだ》《橋本京明さんが羽生くん28で結婚するって言ってたの当たったな》実は、橋本氏、同ムックの中で羽生の“もう一つの慶事”についても的中していた。橋本氏は’18年の羽生について《運気が一気に上がる年》とし、怪我や病気を心配しながらも、こう予言している。《しかし、しっかり体調管理をすれば、何も問題はありませんので、メダルの色は金色でしょう。評価は金色以上にされます》‘18年の平昌五輪で羽生が金メダルを獲得したのは誰もが知る通り。結果的に羽生の2つの慶事を的中させた橋本氏、一体何者なのか――。
2023年08月05日札幌・ススキノのホテルで、頭部を切断された恵庭市の会社員男性(62)の遺体が発見された事件。親子3人が逮捕されたが、その裏では加害者親子の減刑を求める署名活動が始まっている。8月1日から署名サイト「change.org」で開始されたこの署名運動。《ススキノで起きた被害者による加害者殺人の減刑処分を求めています!》と記載されており、8月4日時点で1000人を超える署名が集まった。この事件で逮捕されたのは、札幌市厚別区の無職、田村瑠奈容疑者(29)と、その父親で医師の田村修容疑者(59)、それに60歳の母親の3人。それぞれ死体遺棄や損壊などの疑いで逮捕された。「逮捕後、瑠奈容疑者と殺された男性をめぐってはさまざまな証言が報じられています。『集英社オンライン』では、瑠奈容疑者の祖父が『瑠奈は(亡くなった男性に)襲われてるんだ』と証言。また、『NEWSポストセブン』の取材に対しては捜査関係者が『瑠奈容疑者は、被害者に何らかの動画を撮られていた』『被害者男性が一家の住む自宅に押し掛けたことがある』と語っています。また、7月26日に逮捕された母親が“娘と男性との間でトラブルがあった”と供述していることも明らかになりました。瑠奈容疑者と男性との間には“不同意性交渉”によるトラブルがあったため、同居する家族が協力して犯行を計画したのではないか、との見方がされているのです」(全国紙記者)このように報じられている事件までの経緯をうけ、change.orgやX(元Twitter)上には署名に賛同する人々の声が続々と寄せられている。《レイプされた挙句動画をネタに脅されて、こうするしかなかった気持ちは痛いほどわかる》《加害者とされる一家が殺害にまで至った経緯を知り、私は一家を罪に問わないでほしいと思います》《加害者(被害者)があまりに気の毒すぎる事件。性犯罪は現代の民意に沿って然るべき重罪にするべき》一方で、まだ求刑すらされていない状態で減刑署名を集めるのは早すぎるのではないかという指摘も。《あれ減刑署名出回ってたけど頭おかしいとおもった。まだ何もわからないのに》《減刑署名って…まだ刑罰もどうなるか分からないのに?その酌量減軽じゃ納得いかん!!!!!!!!!!!!!!!で署名開始するもんじゃないの…》《裁判もまだで事件の詳しい内容すら分からん状態で何言ってんの?以上の感想が出ない》「報じられた内容が事実だとすれば、暴行を受けた加害者に同情的になる人が出てくるのも無理はないと思います。しかし、この事件はまだ全容が明らかになっていません。瑠奈容疑者の供述には不明な点も多いといい、今後、自体が覆る可能性も否定はできないのです。逮捕からまだ2週間もたっておらず、何かを断じるのは早計でしょう」(前出・全国紙記者)一刻も早い真相解明が望まれる。
2023年08月05日公式アカウント名が「X」に正式に切り替わったTwitterがまたなにかと話題となっている。ほかにもLINE、TikTok、Instagramと、オンラインで他者と繋がり交流しやすい、便利なSNS。しかし一方で、青少年たちは夏休みなどの長期休みに入るとSNSにアクセスする時間も増え、それをきっかけにいじめや誹謗中傷、性犯罪や誘拐事件の被害にあったり、闇バイトをはじめ詐欺・強盗等に巻き込まれてしまうことなども、問題となっている。米国でも青少年へのSNSの影響は深刻な問題で、アメリカの公衆衛生を統括する立場である厚生省のマーシー医務総監は、今年5月に「SNSと子どものメンタルヘルス」に関する報告書を公開し、10代の子供のメンタルヘルスに与える悪影響について「SNSを1日3時間以上利用する青年は、うつや不安といったメンタルヘルスの悪化リスクが2倍」などと報告書で指摘した。日本における子どもや青少年のSNS利用率は、6~12歳で36.8%、13~19歳で90.7%と報告されており(参照:総務省 情報流通行政局 令和3年通信利用動向調査報告書[世帯編])、13歳を越えるとほぼすべての青少年がSNSによる影響を受ける。そんな現状に対し、「SNSをやっている場合は、“テキトー”を心がけましょう。まじめな人ほど、自分がつくったルールに縛られて悩みをつくってしまう。毎日チェックして返信は必ずするなどのルールをつくってしまうと、やりたくないときに無理したり、逆にしばらく更新していないと心配されたり、余計なトラブルの元にもなります。SNSは、ひまつぶし程度!“テキトー”に、顔を出してのぞいたりしていると、周りも誰も期待せずに、テキトーなんだと思ってもらえて、気楽につきあえます」とアドバイスするのは、Tomyさん。オネエキャラで’19年からTwitter(現X)でのつぶやきが「金言!」「癒される」と話題となり、現在は38万人のフォロワーがいる精神科医だ。8月には著書『精神科医Tomyの人に振り回されない魔法の言葉』も上梓。そんなTomyさんには10代のフォロワーも多いという。これから夏休みを過ごす青少年たちに向けて、ネット社会でのSNSとの上手なつきあい方や、傷ついたとき、疲れたときの心の処方箋を聞いた。■処方箋(1)《嫌な気分になったらすぐその画面は消して、すぐに離れること》ネガティブなニュースもしらずしらずのうちに目に入ってくることもある。「嫌な気分になるなら、その情報を追いかけないで。好奇心が起きても抑えましょう」SNSでの誹謗中傷は、目には見えないけれど、言葉の暴力となり心が切り裂かれる。「自分のやることは自分がルールでいい。王様気分でやるといいと思う。中途半端に相手に気をつかうと、はっきりとは傷つけてこないけど、嫌な内容を送ってくる人もいる。ネガティブなコメント、罵詈雑言のレスポンスや変なリンクをつけてくる相手は、すぐ、ブロックを。そして、イラっとはするけど自分に害悪がない相手なら、ミュートにしてはどうかしら」■処方箋(2)《仲間はずれにした人と仲良くしようなんて思わなくていい》「SNSで炎上したとしても、SNSでのことはSNSでしか起きていないので、リアルな現実では何も変わっていないの。だから気にしないでいいんです。大丈夫!あと、人は忘れるもの。私もかつて嫌なこともあったけど、もう忘れました(笑)。もし、SNSで仲間外れにされたと思ったら、そこと関わる必要はないって、向こうから教えてくれたようなもの。仲間外れにした人と、仲良くしたいと思わないでしょう?」■処方箋(3)《気にしなければ、幸せ。幸せになりたいから、絶対気にしてあげない》「もし、あなたのことをわかっている人なら、誤解なんてしないし、誤解したとしても、勝手に修正してくれるはず。誤解をする人は、そもそもアナタのことをわかろうとしていないの。だから誤解をとく労力なんて必要ないわ」■処方箋(4)《心が軽くなる魔法。毎日1度は「ま、いっか」》「嫌なことがあっても、それは過去。どんどん後ろに流れていきます。「ま、いっか」で受け流して、振り返らないこと」■処方箋(5)《話が通じないと思ったら、説得はせずにあきらめたほうがいい。話が通じないという前提で対策しましょ》「人を悪く言う人って、だいたい自信がないのよ。だから周りを下げようとするの。それをやめるように言ったところで通じない、そもそも分かり合えないんだから、無理しないこと」もしも自分の子や、周りになんとなく元気がなかったり、疲れている子どもがいたら、次のことを心がけて、とTomyさん。「子どもはSNSの中での『いいね』のアクションを楽しみにしすぎる傾向がありますが、『いいね』への期待はやがて、必ず苦痛に変わります。お子さんには、リアルなお友達との交流を勧めてあげてくださいね」
2023年08月05日運動機能の低下よりも早く、先に現れる老化の重要なサインが、噛む力・飲み込む力の低下、話すのに必要な口周りの筋肉の衰えなど、口腔機能が低下する「オーラルフレイル」だ。「フレイル」とは、一般社団法人日本老年医学会が提唱している「虚弱(frailty)」のこと。「口腔機能が低下すると、生きるために必要な『食べる』ことにも支障がでます。コロナ禍で人と会わなくなり、滑舌が悪くなり、むせる人も増えています。今こそ、口腔機能のケアが必要です。誰でもどこでも言える『あいうえお』を用いた滑舌トレーニングで、口の周りの筋肉を鍛えてオーラルフレイル予防をしましょう」そう教えてくれたのは、テレビ局アナウンサーの経験を活かし、現在、健康ボイストレーナーとして活躍中の赤間裕子さん。著書『1日1回「あいうえお」ボケないための滑舌トレーニング』が話題となった。コロナ禍で、多くの人の口腔機能の低下が懸念されることを痛感した赤間さんは、歯科医監修の元、口腔機能の衰えに悩むシニア世代に向けた、『1日3分でむせ予防! 60歳からの滑舌レッスン」』を9月2日に出す予定だ。「口周りの筋肉が衰えると、噛めないものが増えて食事が楽しくなくなってしまいます。また滑舌が悪くなり、話すのも億劫に。社会参加など人との交流が減っていくことから、オーラルフレイルが進むと認知症にもなりやすいといわれます。そのためには、意識的に声を出し口の周りの筋肉を動かして滑舌をよくすることが必要です。とにかく、毎日声を出すことで、口腔機能のトレーニングになります。1日3分でOK!『あいうえお滑舌トレーニング』で、オーラルフレイル対策と認知症予防をしましょう」■まず声を出すときの基本、腹式呼吸を身につけよう「のどに負担をかけずに、お腹から声を出すことで腹筋も鍛えられ、ダイエットにもつながります。血行もよくなり便秘や冷え性の改善にもつながりますよ」【1】両足は肩幅の広さに開き、背筋を伸ばしてまっすぐに立つ。【2】片手をお腹に軽く添えて、口から息を「ふ~」とゆっくり吐き出す。このときお腹が凹むのを意識して、もう吐けないくらいまで。【3】口をとじて、鼻から息を静かにゆっくり吸う。お腹が膨らむのを意識しよう。このとき肩や腕があがらないように気をつけて。【4】2の「吐く」→3の「吸う」を、1回5秒を目安に3回繰り返す。■準備の腹式呼吸が終わったら、いよいよ「あいうえお滑舌トレーニング」「まず心がけるのは、母音の『あ・い・う・え・お』の口をしっかりと正しく開けること。表情筋が動いて顔の筋トレにもなります」【あ】指が2~3本入るくらいに縦に大きく開けます。舌は下げておいて。【い】小指が1本口に縦に入る程度に、左右横に開きます。口角は耳の方に寄せるイメージで。【う】唇をすぼめて、少し前に突き出して、小さな丸をつくります。【え】唇を左右に引くように、指が1本入るように開きます。舌先はやや上向き。【お】唇と頬に少し力を入れて頬がやや凹むように楯に開けます。上記の口の開き方を覚えたら、いよいよ「あいうえお滑舌トレーニング」実践編!「最初は、『あ・い・う・え・お』~『わ・い・う・え・を』まで五十音を1音ずつ、口の開け方を意識して、区切って声に出していきましょう。続けて、『あいうえお、かきくけこ……(略)わいうえを』まで、五十音をなめらかに声に出していきましょう。これを1日1回、ぜひ続けてください」1日3分。肩の力を抜いて笑顔で楽しみながら、オーラルフレイル対策で認知症予防をしよう!
2023年08月05日「こんなにたくさんの年上の役者さんたちがいる現場は本当にひさしぶりです。しかも演劇畑の人ばかりなので、水が合うというか、一緒に芝居をしていて超楽しい。やっぱり僕、おじさん好きなんですよ(笑)」そう語るのは、ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系・木曜21時〜)で、東京から山あいの小さな集落に移住したミステリー作家・三馬太郎を演じる中村倫也(36)。地元の消防団員を演じる生瀬勝久ら“おじさま”たちとの息の合った演技が視聴者の心を捉え、今夏ナンバー1の注目作に躍り出た。「太郎って、ふだんは無味無臭だけど、時として急に動きだすような、人と違うタイミングでアクセルを踏む人。彼との共通点をいえば、気になったことをすぐ調べることかなあ。ハヤブサ地区になじんでいくにつれて、太郎らしさがどんどん出てくると思います」原作は、池井戸潤最新作にして初の田園ミステリー。『下町ロケット』以来8年ぶりの縁に感動するいっぽう、出世作でもある『ホリデイラブ』のスタッフ陣との再タッグを楽しみにしていたという。「35を過ぎたころから、若いときにお世話になった人との縁を大切にしたいと考えるようになりました」本作は結婚後初の連ドラとなるが、心境の変化は?「何も変わらないです。世間の人は、“結婚して責任感が生まれる”と言いますけど、僕、もともとそういうものを持って生きてきたんです。それは仕事でも同じことで、主役だろうと脇役だろうと、自分がやることは変わらない。確かに、自分の見られ方は変わったとは思いますが、自分の中にあるものは変わらないし、ブレない強さが身についていると思います」そして、役者として芽が出るまでの時間があったからこそ、自分自身が鍛えられたとも。「いろんなものを見て、いろんなことを考える時間があった。知らないうちに血や肉になっているものなんだなあって、この年齢になると改めて実感します」
2023年08月05日「このお仕事を始めて4年。どんどん新しいことに挑戦していきたいと考えていたなかで、今回、初めてヒップホップダンスを経験させていただけるのが、とてもうれしかったです。新しい自分を発見するいい機会をもらいました」そう話すのは、放送中の火曜ドラマ『18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜』(TBS系・火曜22時〜)でプロのダンサーを目指す大学生・黒澤祐馬を演じている鈴鹿央士(23)。練習を始めた当初は、「体が動かなくて、振付の先生の動きにまったくついていけなかった」と苦笑するが、「ちゃんとしたものを届けられるように頑張りたい」と意気込む。そんなストイックな姿勢もさることながら、今回の役には自分自身と重なる部分が多いという。「役の設定に“パン屋さんにパンの耳をもらいに行くのが幸せ”って書かれていたんですが、僕自身も岡山から上京してきたばかりのころ、食費の節約のためにパンの耳を安く買っていたんです(笑)。祐馬に憧れているところもあって。人と向き合うとき、いつもフラットでいたいと思っているんですが、意識してフラットにするのと、意識せずにそうなれているのとは全然違う。祐馬は後者なので、僕もそうありたいなと思っています」女性同士の友情を描く本作で、主人公の有栖の夢を応援し、彼女を支える存在になっていく祐馬。「好きなことに真っすぐ突き進む人たちってやっぱり素敵ですよね。今、何かと個人主義みたいなことが言われていますけど、やっぱり人って、支え合って、社会を作って生きていくものなんじゃないかなと、このドラマを通して改めて感じました」
2023年08月05日8月4日夜、岸田文雄首相(66)が記者会見し、まずはマイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいることについて「国民の皆さんの不安を招いていることにお詫びを申し上げる」と陳謝した。そして、来年秋に保険証を廃止した上でマイナンバーカードと一体化させる方針については、「『乱暴ではないか』といった指摘をいただいている。また現場の医療関係者との意見交換でも、よりよい医療を受けることができるよう、デジタル化を進めていくことが重要だとの指摘をいただいた」と説明。「国民の声・現場の声を重く受け止め、国民の不安払拭を最優先とした対応をとっていく」と述べた上で、マイナンバーカードと一体化した保険証を持っていない人すべてに「資格確認書」を発行、有効期間やカードの形状も今の健康保険証を踏まえたものにするなど、国民の不安払拭に努める考えを示した。そして「健康保険証は、国民保険なら1年や2年で更新時期を迎え、雇用者保険は期限は特段設けていない。なので資格確認書の有効期間についても、5年を超えない期間でそれぞれの保険者が更新の時期を決め、国民の安心につなげていく取り組みを進めていきたい」と、資格確認書の有効期間延長でこの問題を調整すると述べた。そして、政府による普及の進め方については「瑕疵があったとは考えていない」と主張した。更新期間等が健康保険証と変わらないのであれば、資格確認書は現行の保険証となんら変わらない。そして、健康保険証の廃止、資格確認書の発行によって、コスト増の恐れがあることは明白である。この会見の前日、立憲民主党の長妻昭政務調査会長(63)は記者会見をし、「資格確認書の有効期限を延ばすということだが、保険証と何が違うんだろう。保険証の表面にシールを貼るのと同じではないのか。お金も手間も相当かかることをあえてやるのは、理解不能だ。岸田総理大臣や河野大臣は方向転換しなかった責任を大きく問われる。政府に対する追及を強めざるをえない」と述べた。そのうえで、「われわれが秋の臨時国会で保険証の廃止を延期する法案を出すので、保険証を残す判断をしてもらいたい」と強く言葉にした。日本共産党の志位和夫委員長(69)も、7月30日にX(旧Twitter)で、《政府、「マイナ保険証」を持たない人の「資格確認書」の有効期限を1年から延長することを検討すると。ならばなぜ保険証廃止か? 国民の批判に押され、「見直し」を重ねれば重ねるだけ、現行の保険証に近付いてくるというこの矛盾。 紙の保険証廃止をきっぱり撤回することが、唯一の解決法です》と批判している。岸田首相は「健康保険証の廃止は、国民の不安を払拭するための措置が完了することが大前提」として、データの総点検を指示。今月上旬に中間報告を公表するよう関係閣僚に指示している。政府が昨年10月、現行の健康保険証をマイナンバーカードと一体化し、’24年秋の廃止を目指す方針を明らかにして以降、保険証を一体化したマイナンバーカードをめぐるトラブルはさまざま報道され、他人の情報が誤って登録されていたケースや、医療費や薬などの情報を他人が閲覧できたケース、また医療機関で、一体化された保険証の情報を読み取れず患者が医療費全額を負担せざるを得なかったケースなどトラブルが相次いでいるが多数発生し続けている。この件に関しては、SNS上で国民からの政府の取り組みを不安視する声がやまない。《保険証廃止を急ぐばかりに、「細かいことは後で決めちゃお」という政府の無策が次々と問題を生み出してる。法案審議中も立憲や共産党が細かく質疑していたのに、結局ゴリ押しで通過してしまった。しかも、通過してからマイナカードのトラブルがさらに露呈。ほんと呆れる》《やっとマイナンバーカード返納してきた。用紙書いて目の前で穴あけてもらっておしまい。3分かからなかったよ。スッキリしたー!! 返納理由はもちろん【政府が信用できないため】》いまだ国民によるマイナンバーカードの自主返納運動は続いている。果たしてこの問題に決着が着く日は来るのか――
2023年08月05日2023年上半期、「迷惑動画」の“被害者”として注目を集めた大手回転寿司チェーン「はま寿司」。しかし、今度は悪い意味で注目を集めてしまっているようで……。発端となったのは、8月1日にTwitter(現・X)にはま寿司の伊丹昆陽店を訪れたあるユーザーが投稿した写真。その写真には、頼んだあおさの味噌汁の上蓋に使用済みのわさびが付着していた。そのユーザーはその後、商品を交換してもらったことを報告しつつも、不快感を示していた。この投稿はたちまち拡散し、SNS上でも、はま寿司の衛生管理を問題視する声が続出。3日に配信された「J-CASTニュース」の記事によると、はま寿司は取材に対して、この件を認めた上で、「本件を受けまして、当該店舗の食器洗浄方法を確認したところ、該当する日時において、余洗いが一部で徹底できていなかったことが確認できました。そのため、本件については予洗いの不足が原因と考えています」と回答。再発防止を誓っていた。夏休みシーズンに入り、客足も増えるなか発覚した今回の騒動。しかし、はま寿司の“管理体制”が問われるのは今回が初めてではない。今年3月末、「文春オンライン」が福島県の郡山堤店で、一部の従業員が食材ロスなどを減らすために使用期限を偽装した食材が提供されていると報道。これを受けて、はま寿司は、疑惑を認めた上で、「使用期限」自体は余裕を持って設定していたため、従業員が誤った認識で行動したと説明している。今年上半期、回転寿司業界ははま寿司を始め、店内での迷惑行為を撮影した「迷惑動画」の被害に相次いで遭い、一時は客離れが加速するなど大きなダメージを受けることに。そんな“被害者”である回転寿司業界に同情の声が相次ぎ、著名人やインフルエンサーが店舗を訪れて応援する動画をアップする動きがあったことも記憶に新しい。しかし、迷惑動画によって衛生面を脅かされる立場から一転、今度は自らの管理不足が露呈してしまったはま寿司。ネット上では、そんなはま寿司に対して不安を覚える声が。《迷惑動画が報じられてる中で、店側が徹底した衛生管理が出来てないって、どういう事よ》《はま寿司は、期限切れ食品のこともあって、うちの地域で他の飲食店よりかは劣ってる感じ。もう行かないって決めてる》《客の苦情で発覚したはま寿司の味噌汁のお椀にわさび残ってたのはちょっと気持ち悪いね。 洗い残しが発生するのは仕方ないけど。 今年の4月ごろには使用期限切れの食材の提供問題もあったしなんだかなぁって感じ》お盆シーズンが近づき、家族で回転寿司を利用する人も増えるだろう。不安が少しでも解消されることを祈るばかりだ。
2023年08月05日「“セフレ”という言葉自体、ネガティブなイメージを持たれる方がほとんどだと思います。ただ、世の中にはその人たちにしかわからない関係性というものがあって、ある種、とても美しいものでもあるということを知ってほしいです」そう語るのは、公開中の映画『セフレの品格(プライド)』で、ヒロイン・抄子の初恋相手でバツ1の産婦人科医・一樹を演じる青柳翔(38)。原作コミックは、シリーズ累計430万部(紙+電子)を突破するレディースコミック史上最大級のヒット作。同窓会で再会し、一晩を共にした男女の移り変わる心情や関係性を、『初恋』『決意』(8月4日公開)の2部作で描く。「最初にこのお話をいただいたとき、まず、原作漫画を読みました。エロくて、すごく刺激的で、とてもチャレンジングな作品になると思いました。それと、監督の城定秀夫さんの過去作品を見返しながら、監督が作るものならこれまでにないラブストーリーができるんじゃないかという期待も膨らんで、ぜひ、やらせてくださいとお返事しました」青柳演じる一樹は、数々の女性を虜にする男。役づくりは、「原作漫画を読み漁る」ことから始めた。「映画の台本を読みながら、『これ、漫画にあったセリフだよな』と思ったら漫画を読み直し、逆に漫画にあったセリフがない場合は、『なぜ、そうなったんだろう?』と紐解きながら一樹を作っていきました。抄子に対してドライな態度を見せる一樹ですが、その奥には何かあるんじゃないかと思わせる人物像でなければならない。いちばん試行錯誤したのは、漫画には一樹の心情も書かれていますが、生身の人間がやる場合、動きだけでどう表現したらいいのかという点ですね。読者が文字を読んで感じる印象と、人が発する言葉から受ける印象とでは違いもあるだろうし、ものすごく悩みました」一樹との一晩が忘れられず、セフレという関係を受け入れる抄子を演じるのは、映画『私の奴隷になりなさい第2章ご主人様と呼ばせてください』で主演を務めた行平あい佳。本編でかなりのボリュームを占めるラブシーンの撮影を青柳はこう振り返った。「撮影の初日は、やっぱり緊張しました。ただ、濡れ場に挑むということに対しての抵抗感はまったくなかったと思います。監督からも特に要望がなかったので、撮影中も、精神的なプレッシャーみたいなものはほとんどありませんでした。それに、何よりも行平さんご自身が、こういう作風のラブシーンをこれまでにたくさん経験されてきた方だったので、すごく安心してやらせてもらいました。相手の方にとても助けられたなと思います」近年、性をテーマに描かれる作品への注目が高まっていることについて、青柳自身はどう思っているのだろうか。「僕の個人的意見としては、性についてオープンに語り合ったり、作品として性を大きく取り上げたりするようになったのは、いいことだと思います。それこそ、城定監督がやられてきたピンク映画とかを見返しても、昔の日本映画はもっと性描写も大胆だったし、ユーモアがあって、遊び心もあった。令和になって、そういうものが復活してきたのであれば、とてもいい時代になったと思います」Netflixオリジナルドラマシリーズ『今際の国のアリス』では、武闘派キャラクターを演じるために肉体改造で20キロ増量。その変貌ぶりが話題を呼んだのも記憶に新しい。さらに今年は、大ヒット任侠シリーズ『日本統一 関東編』で正義感の強い刑事を演じたと思えば、放送中の『CODE―願いの代償―』では半グレ集団の代表、と演じる役もさまざま。作品選びには「こだわりがある」と青柳。「うち(LDH)の人たちが選びそうにない作品、あるいは、やれなそうな作品は俺がやるべきだという思いがあるし、やりたい。たとえば、今回のような作風がきたとしても、たぶん、うちで手を上げる人はいないと思うんですが、果敢に声を上げるようにしています。それは最近の傾向というよりも、昔からですね。普通のものを見飽きたというか、クセの強い役ほどやりたいし、逆に、めちゃめちゃ普通の人というのもやりたい。難しいんですよね、普通って。40歳を目前に、役者としてチャレンジしたいという“欲”が強くなってきているのかなあ。若いときとはまた違う楽しさを見つけつつあります」(スタイリスト:関敏明/ヘアメイク:白銀一太[TENT MANAGEMENT]/ 益子玲佳[REI])
2023年08月05日「7月末に原宿警察署から保釈された猿之助被告は、そのまま入院してメディアの目から逃れましたが、一連の流れはすべて香川照之さんが手配したそうです。その直後、猿之助さんと面会をして、今後の裁判のことや金銭問題、澤瀉屋の今後について話したと聞いています」(後援会関係者)両親に対する自殺ほう助の罪で起訴された市川猿之助被告(47)は現在、都内の病院に入院中だ。猿之助被告は逮捕後の聴取に対して「両親が自殺する手助けをしたことに間違いありません。3人で自殺することになったのは私に関する記事が週刊誌に掲載されることが引き金となった」などと話していたという。歌舞伎関係者は言う。「実刑となれば、猿之助さんの復帰の道は完全に閉ざされてしまいますが、保釈された現状では執行猶予の可能性があります。猿之助さんは完全引退する意向を固めているそうですが、松竹は“今後は裏方として、ペンネームで脚本だけでも書いてくれないか”と願っているといいます」8月2日、松竹は来年2月~3月に東京・新橋演舞場で予定していたスーパー歌舞伎II『鬼滅の刃』の上演を見合わせると発表した。猿之助被告が出演と総合演出を務める予定だった舞台だ。「香川さんは違う演目で、その期間の新橋演舞場を満杯にする方法を模索しています。7月は市川中車として、歌舞伎座で猿之助さんの代役を務めましたが、半分も席は埋まらず、実力不足を露呈させてしまいました。團子くんもまだまだこれからです。香川さんとしては澤瀉屋が崩壊するのだけは避けたい。團子くんに五代目猿之助を襲名させるために、香川さんも必死です。そこで香川さんは、今の猿之助さんが座頭になってから端役に追いやられ、外に飛び出して行った猿翁さんの弟子たちに、“父がまだ生きているうちに戻ってきてくれないか”と次々に声をかけているそうです」(前出・後援会関係者)猿之助は『スーパー歌舞伎II』を手掛けるにあたり、人気・実力のある若手を積極的に登用していた。そのため、澤瀉屋の古参の役者が次々と去っていた経緯がある。「まずは『VIVANT』に出演している市川猿弥さんと市川笑三郎さんを今秋から本格的に澤瀉屋に呼び戻すそうです。喜多村緑郎さんや河合雪之丞さんも戻るのは時間の問題だと思います。昔の全盛期の澤瀉屋の面々を“土下座”も辞さない低姿勢で集め、中村隼人さんと團子くんのWキャストで、猿翁さんの傑作『ヤマトタケル』を再演したいと目論んでいるようなのです」(前出・後援会関係者)父の威光を借りた香川の“土下座”秘策は実るのだろうか。
2023年08月05日8月5日、ファッションモデルでタレントの藤田ニコル(25)と俳優の稲葉友(30)が、双方のSNSを通じて結婚を発表。《これからは家族としてお互いを支え合い、穏やかで幸せな家庭を築いて参ります。人生で起こる困難な出来事にも手を取り合って立ち向かい、乗り越えていきたいと思います》と、ともに人生を歩むことへの意気込みを表明した。「2人の交際が報じられたのは、’20年の12月。『文春オンライン』で熱愛をスクープされ、双方の事務所とも否定しませんでした。稲葉さんは“ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト“でグランプリを獲得したこともあるイケメンで、仮面ライダーにも出演していました。交際を始めた直後から半同棲状態だったそうで、お金に対する価値観のすり合わせに苦労していたそうです。デリバリーフードを頻繁に頼む藤田さんに、稲葉さんが注意したこともあったとか」(芸能関係者)これまで、過去の恋愛を含む私生活など、何事も赤裸々に語ってきた藤田。しかし、稲葉との恋愛についての口数は控えめだ。昨年4月に放送されたテレビ番組『#ミレニアガール』(フジテレビ系)では、共演したみちょぱこと池田美優(24)に「みちょ、うらやましいよ。(交際を隠さず)言えるのは」とコメント。それだけ今回の恋愛は、本気だったようだ。■満開の桜の下でラブラブお散歩デート本誌は昨年4月、二人の幸せそうなデート現場を目撃している。満開の桜の中を、飲み物片手に肩を寄せ合って歩く二人からは、仲の良さが伝わってきた。後日、この写真について藤田自身のラジオ『藤田ニコルのあしたはにちようび』(‘22年4月16日放送)で、「人生で初めてだったから(撮られていることに)本当に気づかなかった」と告白。恥ずかしかったこととして、自身がディレクションするブランドCALNAMURのパーカーを「暑かったから膝?肘より上に腕まくり、“よいしょ!”ってしてる写真で、それは後悔してる。可愛く撮ってほしかった」とコメントしていた。藤田と稲葉は、腕まくりもできる、安心感にあふれた関係のようだ。結婚した“にこるん”のさらなる活躍が期待される。◆◆◆◆スクープ写真をもっと見る(画像ギャラリーへ 他10枚)
2023年08月04日“長男連れ去り騒動”が物議を醸している福原愛(34)が、シンガポールでバカンスを満喫している姿が8月3日、「FRIDAYデジタル」によって伝えられた。記事によると、東京家庭裁判所から元夫の江宏傑氏(34)に長男を引き渡すよう保全命令が下される約1ヵ月前、福原はシンガポールにある超高級ホテルの屋上プールで長男とともに泳ぐ姿が目撃されていた。そこに現在の交際相手と思われる男性の姿もあったという。そんな福原だが、今年7月20日、江氏に長男を引き渡すよう保全命令が東京家裁からくだされたばかり。しかし引き渡しにいたらなかったため、江氏は代理人弁護士の大渕愛子氏と共に、27日に緊急会見を開き、「日本の裁判に従って、平和的な形で子どもを返してほしい」と時折、涙を堪えながら福原にメッセージを送っていた。いっぽう福原側は声明文を出し、「日本の裁判はあくまで一審の裁判であり、事実関係について最終的な判断はされていない」と反論。江氏の主張に抗う姿勢の福原だが、しかし、司法の専門家である弁護士たちからも福原側の主張に異論が噴出している。例えば7月27日、『news every.』(日本テレビ系)で古賀礼子氏は「基本的には保全命令によって子供さんを返さなければいけない効力があります」と説明し、江氏側が強制執行の申し立てを行っていることについて、こう話した。「そうすると執行官がやってきて、お子さんのことを配慮するといっても、見知らぬ大人に囲まれて……。そういう状態で大騒ぎになって引き渡しされるよりは、『共同親権で離婚したじゃないか?両親で関わって子育てをしようよ』という約束を守るように(した方がいい)」さらに同月28日、『よんチャンTV』(MBSテレビ)で南和行氏は「1週間お母さんに会いに日本に行っているっていうのを、それを返さずにそのままこっちにおらせたっていう、大きな現状変更したのは福原さん側なので、その時点で福原さんは不利だと私は思うんですよ」と言い、「そこで何か解決を目指すのであれば、話し合いの形でできることできないことを整理していくっていうことをすべきだった」と福原の行動を疑問視した。■紀藤弁護士「何をおいても父親と子どもとの面会を実現すべき」また福原側は8月1日、3,000字にわたる声明文を発表。そこには江氏の記者会見で大渕代理人が、“福原がどこでどんな仕事をしているか”ということに触れた上で「このような行動をして良いものか」と話したことについて、こう綴られていた。《勤務先を名指ししたこの発言は、明らかに、福原愛さんがこうした役職から解かれるように公開で仕事先に圧力をかけて、福原さんを社会的に葬ろうしているように見受けられます。問題は、家族の問題であり、お子さんたちの福祉、最善の利益を考えるべき問題です。メディアにおいて大きな影響力を有していらっしゃる大測代理人に比べれば、福原さんは、一母親であり一方的に攻撃を受ける社会的な弱者であり被害者です。その中で必死になってお子さんたちのプライバシーを守ろうとしています。そのような福原さんをメディアに晒しものにするのではなく、家族の問題は、粛々と両国の司法制度の枠の中で、また話し合いをすることによって、解決をすべきであるように思われます》しかし、この声明にも弁護士らからの反論が相次ぐことに。8月1日、紀藤正樹氏はSNSで《意味不明な弁護士の見解―まずは圧力や不信と関係なく何をおいても父親と子どもとの面会を実現すべきだし福原愛氏の弁護士もそうアドバイスすべきでしょう》とコメント。さらに8月2日、若狭勝氏は「スポーツ報知」の取材に対して「母親として子供を守るというのは気持ちとしてはそうでしょうが、日本は法治国家であり、法律の範囲内で子供を守るのがあるべき姿です」と答えている。離婚以降、江氏とのバトルを繰り広げる福原。バカンスは、束の間の休息だったのだろうか。
2023年08月04日