女性自身がお届けする新着記事一覧 (73/893)
旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の問題で、所属タレントはCM契約を打ち切られたり、テレビ番組の出演が一気に減ったりするなどの影響があり、応援するタレントをテレビで見るというファンたちの機会も激減した。Snow Manの渡辺翔太とラウールの某ハンバーガー店へのCM出演契約も終了となり、当時は本人たちのコメントはなかったが、最近になって雑誌のインタビューで、渡辺翔太が「(気持ち的に)想像していた以上のダメージを受けた」と語っている。『NHK紅白歌合戦』への旧ジャニーズ出演がゼロとなり、1996年から恒例だった東京ドームで行う『ジャニーズカウントダウンコンサート』も中止と発表。「どうやって年越しをすれば?」と悩む多くのファンのために、各グループは思考を凝らし、この年末年始も一緒に楽しめる企画を発表している。また、少しずつではあるがテレビ出演や雑誌の表紙への起用が戻り始め、ファンの応援にも、より力が入っているようだ。■旧ジャニーズゼロで放送した歌番組の視聴率が約2%減「見たい人が出ないから見ないだけ」「CDが売れている人が出ない歌番組って……」など、見ない理由は様々だが、視聴率の減少ぶりに特に注目が集まったのが、2014年からTOKIOのメンバー国分太一が総合MCを務めた『テレ東音楽祭』。急遽総合MCが変更され、旧ジャニーズは1組も出演せず、2023年11月15日に放送された『テレ東60祭!ミュージックフェスティバル2023・一生聞きたいヒット曲100連発』の番組平均世帯視聴率は、2022年11月23日に放送された『テレ東音楽祭2022冬・思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発』より2.9%減った(以下視聴率はすべてビデオリサーチ)。またTBSの『CDTVライブ!ライブ!』の2023年10月9日放送分も旧ジャニーズ不在となったが、2022年12月19日の『CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル』で6組が登場した際の視聴率と比べると、番組平均世帯視聴率は2.4%低くなっている。『テレ東音楽祭』の動向を見ていたのか、旧ジャニーズの出演数をゼロにはしなかったのがフジテレビ系列の『FNS歌謡祭』。2023年12月6日放送の『FNS歌謡祭第一夜』にはSnow Manと関ジャニ∞、堂本光一の3組が出演し、19時台からの番組平均世帯視聴率は9.8%。KinKi Kids、Snow Man(ともに2回登場)、なにわ男子、King&Prince、NEWSの増田貴久、Sexy Zone、KAT-TUNの7組が出演した2022年12月7日放送の『FNS歌謡祭第一夜』は番組平均世帯視聴率が11.9%だったので、約2%減ったことになる。こうした厳しい状況の中で迎える旧ジャニーズ不在の『紅白』。その視聴率の行方やいかに!?
2023年12月25日修理費水増しによる保険金不正請求、除草剤を散布し店舗前の街路樹が枯死、社内のパワハラなど、2023年に複数の不祥事が立て続けに起きた中古車販売大手の株式会社ビッグモーター。年の瀬にも、警察の捜査が進められていた。「12月17日に、全国各地にあるビッグモーターの店舗前で街路樹が“枯死”していたり伐採されていた問題で、警視庁と神奈川県警が兼重宏一・前副社長の東京都内の自宅などを器物損壊容疑で家宅捜索に入りました。宏一前副社長は、創業者である兼重宏行・前社長の長男で、“パワハラLINE”などが報じられ、大きな批判を集めました。警察は前副社長の自宅のほか、トランクルームなども捜索し、携帯電話やパソコンを押収しています。複数の大手損保会社を巻き込んだ保険金不正請求問題は決着を見ておらず、依然として騒動の余波がどれほどになるのか見通せない状況が続いています」(全国紙社会部記者)そんななか、兼重前社長の大豪邸に異変が起きていた。2020年に兼重前社長は、都内有数の高級住宅地に地上2階、地下1階建て、噴水や茶室もある自宅を建設。土地と建物はいずれも兼重前社長父子の実質的な資産管理会社の名義で購入されており、両方合わせると少なくとも60億円ほどになる大豪邸と報じられている。「兼重前社長の邸宅の土地は470坪ほどで、このエリアの路線価は坪600万円前後。土地だけでも50億円近くあります。また、かつてソニー創業者の邸宅があった土地としても知られています。その兼重前社長の邸宅に、2023年12月18日付で建物の登記簿で所有権保存登記が行われていたのです」(経済誌記者)所有権保存登記は、所有権を明確にするものだ。都内の不動産業者はこう話す。「所有権保存登記は、権利部(甲区欄)に所有者として名前を入れる登記になります。権利部は、権利に関する登記を記録し、その不動産の権利関係を明確に示すものです。具体的には、所有者の住所・氏名・登記の目的・取得年月日と取得原因を記録しますが、登記簿に保存することで、所有者は自分の所有権を主張できるようになるわけです。所有権保存登記は法的な義務ではなく、お金に余裕がある人ならば、必要なければ登記しない人もいます。ただ、登記しておかないと、自分の土地や建物であることを証明できないので、物件の売却ができない、住宅ローンなどの融資を受けられないといったデメリットがあります」では、兼重前社長はなぜこのタイミングにわざわざ登記を行ったのだろうか。「一般論ですが、土地の取得や建物の建設からある程度時間が経ったタイミングで所有権保存登記を行ったことは、所有者がこの物件を使って近く大きな借り入れを行うか、物件そのものの売却を検討していることが考えられます」(前出・不動産業者)ビッグモーター社の再建には、大手総合商社の伊藤忠商事などが名乗りを上げ、会社の分割なども囁かれ注目が集まっている。兼重前社長父子には、どのような2024年が待っているのだろうか。
2023年12月25日《このたび、私たち夫婦は、パートナーシップの形を変え、夫婦としてはそれぞれの道を歩んでいくこととしました。この先も家族が最優先であることに変わりはなく、親として、親友として、さらなる愛情をもって、新たな形のパートナーシップを築いていきます》12月25日にInstagramのストーリーズで、黒木メイサ(35)との離婚を発表したのは赤西仁(39)。2人は’12年2月に結婚し、同年9月に長女が、’17年6月に長男が誕生していた。赤西が12月17日放送のトークバラエティ番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演した際に、拠点としているロサンゼルスの豪邸の写真を公開。MCの松本人志(60)から「誰と住んでいるの?」と聞かれると、「家族です」と答え、黒木との関係は変わっていないようにみえたが、ファンは“前兆”に気づいていた。「もともとライブやテレビ出演などの仕事中であっても左手薬指に指輪をつけていた赤西さんですが、’21年ごろからほとんど装着していませんでした。また黒木メイサさんも結婚指輪を外していることが増えました」(赤西のファン)赤西のInstagramを確認すると、’22年1月に結婚指輪をつけた姿が投稿されて以降、左手が写っている画像で結婚指輪をついているものはなかった。SNS上でもファンから赤西が最近、結婚指輪を付けていなかったことを指摘する声があがった。《指輪してなかったから気にはなってたけど色んなカタチがあるからね》《赤西も黒木メイサもいつのまにか指輪外してたもんな、》《なにげに指輪しなくなったなって思ってたんだよね…》《赤西仁いつからか結婚指輪つけてなくてどんな仕事でもつける人のイメージあったから、これは?と思ってたけど離婚か》
2023年12月25日5年間で5億円とも報じられる自民党安倍派の裏金疑惑。東京地検特捜部の捜査が本格化し、議員本人に対する任意聴取も始まった。安倍派の凋落は、財政・金融力学をも変容させ、アベノミクス第一の矢として放たれたままの大規模な金融緩和策にも波及しそうだ。裏金疑惑が表面化して以降、緩和の「出口」を探る日銀の中枢から前のめりな発言が次々と飛び出している。金権の浄化とともに、金融正常化が近づく。安倍派中枢の「5人衆」全員が政府と党要職から一掃され、さっそく特捜部が任意聴取の要請に動いた。自民党最大派閥である安倍派の衰勢により、「最も影響を受けるのは日銀の金融政策だろう」とエコノミストはにらむ。なぜか。安倍派は積極的な金融緩和や財政出動を求める「リフレ派」を推進してきたからだ。なかでも、5人衆の萩生田光一・前政調会長と世耕弘成・前参院幹事長はアベノミクスを継承する積極財政論の急先鋒だ。■後ろ盾の自滅で「ほぼフリーハンドを得た」そもそも、安倍晋三元首相の死去後、日銀内でリフレ派の影響力はしぼんだ。「黒田バズーカ」として大量の国債購入と資金供給の拡大による緩和策を打ち出した黒田東彦総裁が退任し、植田和男体制に移行すると、正副総裁からリフレ派が消えた。現体制のリフレ派は政策委員会全体で審議委員2人にとどまる。リフレ派の縮小に、安倍派という後ろ盾の自滅が重なり、日銀は2013年から続ける金融緩和の「出口」に向かって「ほぼフリーハンドを得た」(エコノミスト)というわけだ。事実、自民党の裏金疑惑が浮上後、日銀幹部から「出口」を思わせる発言が相次ぐ。植田総裁は「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」(今月7日、国会)と答弁。マイナス金利の早期解除観測が広がり、円相場は瞬時に円高ドル安に振れた。氷見野良三副総裁も「出口を良い結果につなげることは十分可能」(今月6日、講演)と言及。「出口」の時期は「特段の予想を持っていない」とかわしたが、市場では金融正常化の「地ならし」と受け止められた。■「1月か4月」囁かれる正常化の2つの有力論植田総裁はチャレンジング発言を「今後の仕事の取り組み姿勢一般」(今月19日、金融政策決定会合後の記者会見)と説明し、火消しを図っているが、「出口」は確実に近づく。正常化の前提である2%の物価目標は3年連続で達成される見込みで、日銀が重視する来春闘の賃上げ機運も高まっているからだ。経済界から「できるだけ早く正常化すべきだ」(十倉雅和・経団連会長)と外圧も強まる。インフレ退治で金融引き締めを続けてきた米連邦準備理事会(FRB)は2024年に利下げを始めると示唆し、日米の金利差が縮小して円高方向に一層振れれば、日銀は判断を急ぐ可能性もある。では、金融正常化はいつか。日銀が新たな物価見通しを示す「24年1月」と、春闘の動向が見極められる「24年4月」が専ら有力だ。安倍派の退場で聞こえ始めた「蛍の光」。さらば、アベノミクス。(文:笹川賢一)
2023年12月25日みかんの季節になったけれど、そのみかんを食べた後の皮ってどうしていますか?ほとんどの方がそのまま捨てているのではないでしょうか。実は、みかんの皮って捨ててしまうにはもったいないくらい、いろいろな使い道があるんです!みかんの皮のポピュラーな使い方の中には、入浴剤がわり、臭いとり、植物の肥料、靴磨きなどがありますが、今回おすすめしたいのがみかんの皮を煮出してつくる「みかん水洗剤」です。■実は汚れに効果的な成分も含有みかんの皮には水垢や石鹸などのアルカリ性の汚れを落とすクエン酸、コーティング作用のペクチン、油を分解する作用や消臭効果のあるリモーネなどの成分が含まれていて、汚れを落としたり、ツヤを出したりするのに効果的なんです。■みかん水洗剤は簡単につくれて、効果抜群!つくり方も簡単!みかんの皮4個分と水400mlを鍋に入れて、中火にかけて沸騰したら弱火にして15分程度煮詰めて、そのまま冷ますだけ!網などで漉してスプレーボトルに移して、気になる汚れにシュッシュッ?洗剤を使わなくても家の中のいろんな場所の汚れをきれいに落としてくれます。■油汚れの心強い味方になる1本特に油汚れには絶大な効果を発揮します。ガスレンジ周りの油汚れも簡単にすっきり落としてくれます。しつこい油汚れはみかん水洗剤をキッチンペーパーにたっぷり吹きかけたもので湿布のように貼り付けてしばらく置いてから拭き取ればすっきり取れます。冷蔵庫内や電子レンジなどサッと掃除したい時にも便利です。気になる匂いも軽減されます。また、ツヤ出しの効果も期待できるので、フローリングなどの拭き掃除にもおすすめです。汚れも落として、ツヤも出る、一石二鳥です。無添加なので冷蔵庫で保存して、2週間ほどで早めに使い切りましょう。■まだまだ使えるみかんの皮の活用法みかん水にしなくても、剥いたままの皮もそのまま使えます!電子レンジにみかんの皮1~2個分を入れて、500Wで2~3分加熱するだけでレンジ庫内の嫌な臭いもすっかり取ることができます。そして、加熱したみかんの皮で汚れを擦って水拭きすればきれいになります。同様に、魚焼きグリルに水を張って、皮を入れて数分加熱して、水を捨て、中性洗剤で洗って乾かせば完了です。水垢のついたシンクや蛇口は皮の白い部分で擦るとくすみが取れてピカピカになります。また、靴磨きにもおすすめ!皮の内側の白い部分で擦って汚れを落としたら、皮の表面で擦ってツヤを出します。臭いの気になる人は乾いた布で仕上げに拭いてくださいね。みかんの皮はペットや小さな子供のいる家庭でも安心して掃除に使えて、手荒れの心配もなく、環境にも優しいエコ洗剤!今日からみかんを食べた後は皮を取り置いて、早速試してみてくださいね!
2023年12月25日「過去の調査データでは、所得税減税や給付金を受けた際、実際消費に使われるのは2割程度で、残り8割近くは貯蓄に回っています。おそらく、来年実施される減税策の経済効果も限定的で、景気回復を後押しするほどの効果は期待できないでしょう」こう語るのは、第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣さん。2024年6月、政府は所得税などを定額1人当たり年4万円の減税、非課税世帯には一世帯当たり7万円を給付するなど、総額5兆円規模の“還元政策”を実施する予定だ。だが、来年6月からの実施というスピード感のなさに、国民の反応は冷ややか。それもそのはず、年末になっても物価上昇は止まることなく、家計を圧迫し続けている現実があるからだ。岸田文雄首相(66)は、先の国会で「デフレ脱却を完成させるためにどうしても必要な政策」、「賃上げが物価高騰に追いつくまでの一時的な対応」と、定額減税をやる意義を繰り返し強調。野党から“消費税減税を実施するほうが、はるかに物価高対策になる。なぜやらないのか”と追及を受けても、定額減税にこだわり続けた。なぜか?「その背景には、消費税には触れて欲しくない財務省への配慮。そしてすべて給付金で国民に還元したほうが迅速にできるのに、わざわざ所得減税にこだわったのは、自らの増税イメージを“減税”という言葉で、払しょくしたかったからだと言われています」(全国紙政治部記者)1年で最も出費が多いと言われる年末年始。物価高による家計への負担はさらに深刻さを増している。「家計負担増の半分以上が食料品の値上げ。これが最も大きな負担となっています。消費者物価指数をみても、食料品は前年比で9%程度上昇しています。食料品は消費税のうち8%の軽減税率が適用されています。仮にこれを非課税にした場合、物価上昇分はほとんど吸収することができます。非課税となれば食料品の値段が安くなるうえ、お金を使わないと恩恵を受けられないことになる。経済的合理性だけで考えたら、家計負担を軽減するのに最も効果的な物価高政策となります」(永濱さん、以下同)永濱さんによると、内閣府の「短期日本経済マクロ計量モデル」をもとに減税効果を試算したところ、政府が予定している所得減税や給付金を実施するよりも、消費税減税をやったほうが、減税する年のGDP(国内総生産)が2倍以上も押し上がるという結果が出たそうだ。「来年、5兆円規模の財源で所得税減税や給付金などを行いますが、おそらく消費に上乗せされるのは、1兆円ぐらいだと推定されます。対して、消費税減税をやった場合、お金を使わないと恩恵を受けないので、それだけ消費が増えることになります。こちらのほうが費用対効果が高くなるということです」たしかに、給与明細で所得税減税された金額を見ても、あまり貰った感が沸かないので、実際にどれだけ消費意欲が高まるかは疑問である。それよりも、毎日買う食料品が安く手に入るようになったほうが、家計の負担軽減を実感できるはずだ。だが、仮に消費税減税をした場合、社会保障財源はどうなるのかという声もあるが……。「消費税率5%から 10%引き上げで確保した財源 13.3兆円のうち、社会保障支出に紐づいているのは8兆円程度。残りの5兆円以上は政府債務の返済に回っています。この5兆円を消費税減税分に使えば、社会保障財政に直接影響が及ぶことはありません」政府は来年1月の通常国会で、定額減税や給付金などに関する税制関連改正法案を提出し、3月末までに成立させる見込み。どうせ同じ5兆円の財源を使うなら、物価高対策、景気回復につながる、国民が本当に喜ぶ“減税”をやってもらいたいものだ。
2023年12月25日近年、TBS系列の年末特番の定番となっている「SASUKE」。97年秋の第1回大会から26年、今年で41回目を数え、「SASUKE2023 ~第41回大会~」と題し12月27日18時より放送予定だ。挑戦者に立ちはだかるステージは年々進化。今大会では1stステージに2018年大会以来となる新エリアが登場するという。歴代の挑戦者はスポーツ界のトップアスリートをはじめ、旬の俳優、芸人、アイドルまでさまざま。数々の体力自慢が印象的な活躍をみせてきた。そこで本誌は、「これまでの『SASUKE』で印象に残っている挑戦者」についてアンケートを実施。多くの人の記憶に残っている挑戦者の名前と、その理由について調査を実施した。第3位は記念すべき初の完全制覇者に名を刻んだ秋山和彦。元毛ガニ漁師の経歴をもち、毛ガニを背負ってスタート地点に上がる姿を覚えている人も多いだろう。初出場は第2回大会。第4回大会では挑戦者の中で唯一FINALステージに進出。圧倒的なスピードの綱登りを披露し、史上初の完全制覇を成し遂げた。《最初の完全制覇者だから》《フィジカルが強い》《頑張ってる姿が良かった。心から頑張ってと応援しました》《先駆者である》《かっこよかったから》第2位は“ミスターSASUKE”こと山田勝己。第1回大会から出場。12年の第28回大会をもって一度は引退を表明していたが、20年の第38回大会より復帰を果たしている。自宅に本物のSASUKEさながらのセットを組み立てトレーニングするなど、完全制覇に情熱を注いだ。「人生SASUKE」「職業SASUKE」「浪速のターミネーター」などキャッチフレーズも多く、番組の代名詞とも呼べるレジェンドだ。《SASUKEと言えばこの人というイメージがあるから》《年を重ねても挑戦を続け、子供の頃から見てきたから》《家にサスケセットがあるのが印象的》《年をとっても挑戦し続ける姿に感動するから》《名言をたくさん残していて、SASUKEに対する思いの強さを感じるから》「サスケオールスターズ」「SASUKE新世代」など、数々の挑戦者を退け1位に輝いたのは、俳優のケイン・コスギだ。『筋肉番付』『スポーツマンNo.1決定戦』(いずれもTBS系)で、プロ野球選手や陸上選手を相手に圧倒的なフィジカルを見せつけた。SASUKEには第1回大会にも出場している。第8回大会ではFINALステージに進出、最優秀成績者に名を連ねた。昨年の第40回大会に久しぶりにエントリー。衰えぬ身体能力で1stステージクリアを果たしている。《運動神経が抜群によい》《肉体系で一番インパクトがある。重たいものでも軽々しく持ち上げそうなイメージがある》《俳優なのに高パフォーマンスをあげているからです》《ケインさんが出場してる時代に見る機会が多かったから》《昔ヒーロー物に出てたので、SASUKEで見た時応援してた》《外見が良いことに加え身体能力も高いので》今年の「SASUKE」でも、100人の挑戦者たちが見せるパフォーマンスに注目したい。■印象に残っている「SASUKE」挑戦者TOP51位ケイン・コスギ(俳優)…163票2位山田勝己(ミスターSASUKE)…129票3位秋山和彦(初の完全制覇者)…38票4位長野誠(史上2人目の完全制覇者)…31票5位森本裕介(完全制覇のサスケくん)…25票【調査概要】調査期間:2023年12月18~19日調査対象:30代以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年12月25日近年、TBS系列の年末特番の定番となっている「SASUKE」。番組開始から26年、今年は「SASUKE2023 ~第41回大会~」と題し、12月27日18時より放送予定だ。挑戦者に立ちはだかるステージは年々進化。今大会では1stステージに2018年大会以来となる新エリアが登場するという。今年も各界のトップアスリートを含む100名の猛者が挑戦。そんな彼らでも次々と脱落していく難攻不落のステージを完全制覇する者は現れるのか――。そこで本誌は「『SASUKE』で完全制覇を達成すると思う挑戦者」についてアンケートを実施。期待を寄せる挑戦者と、その理由を調査した。第3位にランクインしたのは、史上2人目の完全制覇達成者(第17回大会)である長野誠。01年の初出場から10年以上にわたって完全制覇に最も近い存在とされた。《昔から応援しているから》《過去に完全制覇したことがあるから》《器用。よく把握している》《芯が強い鍛え方が半端ではない》続いて第2位に入ったのは、“ミスターSASUKE”山田勝己。第10回大会、3rdステージで脱落した後のインタビューにおける「おれには、SASUKEしかないんですよ」というセリフはSASUKEファンの間であまりにも有名だ。12年の第28回大会をもって一度は引退を表明していたが、20年の第38回大会より復帰を果たしている。現在では「山田軍団【黒虎】」というチームで後進の指導にも熱を入れており、その門下生も今回の挑戦者に名を連ねる。《山田さんしかいない》《レジェンドだから》《毎回ストイックに取り組んでいるから》《キャリアが違うから。期待する》《昔凄かったので、年取っても完全制覇できるとこをみせてほしい》《ミスターサスケだから》そして、並みいるレジェンドを抑えて大本命とされたのは森本裕介。第31回大会、第38回大会と2度の完全制覇を達成しており、昨年の大会でもFINALステージに進出、完全制覇まであとわずかというところまで迫っている。今大会でも、もっとも活躍が期待される挑戦者が着用できる「栄光のゼッケン100番」を彼が背負う。《前回のSASUKEでも非常に良い動きをしていたので。難所も楽々とこなしていくので完全制覇しそうだと思う》《年齢も若く頭で考えて挑戦していると思うから》《コツコツ練習してそうだから》《完全制覇した経験が有利になると思うからです》《去年の映像をみて彼しかいない》このほか、Snow Manの岩本照、A.B.C-Zの塚田僚一ら「SASUKE」経験者のアイドルが参戦。また「キングオブコント2023」を制したサルゴリラ・赤羽健壱、霜降り明星の粗品とせいや、マヂカルラブリーの野田クリスタルなど芸人たちもエントリーしている。日々の鍛錬の成果を発揮し、FINALステージクリアにたどりつく者は現れるのか。■「第41回 SASUKE」の完全制覇を期待する挑戦者TOP51位森本裕介(完全制覇のサスケくん)…167票2位山田勝己(ミスターSASUKE)…61票3位長野誠(史上2人目の完全制覇者)…58票4位鈴木祐輔(サスケ先生)…41票5位日置将士(キタガワ電気店長)…35票【調査概要】調査期間:2023年12月18~19日調査対象:30代以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年12月25日「月9は小さい頃からみんなが見ていたものだったし、ドラマの中でも特別な枠だと思ってきました。(中略)“私、月9で主演をやれるようになったんだ!”って、じわじわと実感してきています」11月13日、『関西テレビ』のインタビューにこう答えたのは、女優の永野芽郁(24)。来年1月からスタートする『君が心をくれたから』(フジテレビ系)で主演を務めることが発表されており、自身初の「月9」枠での主演となる。「月9」とは、フジテレビ系列で毎週月曜日の夜9時から放送される連続ドラマの通称。永野が「ドラマの中でも特別な枠」と表現するように、かつて月9といえば人気ドラマの代名詞のように言われる時代もあった。しかしテレビ離れが進んでいる今、月9といえども視聴率がなかなか取れず苦戦している作品も多いよう。そこで本誌は、令和に放送された月9ドラマのなかで「面白いと思った/がっかりだった」作品をアンケート調査した。今回は、「がっかりだった」令和の月9ドラマのランキングを発表する。まず、3位に選ばれたのは、’23年に放送された 『風間公親-教場0-』。警察学校を舞台としており、木村拓哉(51)が演じる冷徹な教官とさまざまな思惑を持つ生徒たちのシリアスなやりとりが描かれた作品である。’20年1月に2夜連続でのスペシャルドラマ『教場』、翌年21年1月の新春スペシャルドラマ『教場II』の評判がよく、連ドラ化に至った本作。それらのスペシャルドラマが好評で期待値が高かった分、“がっかり”感が醸成されてしまったよう。「スペシャルドラマの方がテンポがよくて面白かったから」「スペシャル番組が楽しかったぶん、ギャップでつまらなく感じた」と、連続ドラマの評価はいまひとつだったようだ。続いて2位に選ばれたのは、’23年夏に放送された 『真夏のシンデレラ』。森七菜(22)演じる湘南に住むサップのインストラクターが、間宮祥太朗(30)演じる東大卒の御曹司と恋に落ちるというシンデレラストーリーを描いた本作。近年は月9といえども人気の出やすいミステリーや医療ドラマが増えていたなか、美男美女の恋愛群像劇という恋愛ドラマの超王道が展開されるとあって話題を呼んでいた。しかし、この定番すぎるストーリーに、あまりにも面白さがなかったように感じた人が多いよう。「昔っぽい感じがした」「とこにでもありそうなストーリーだろうなと、予告だけで先が見え、見る気がしなかった」とありきたりな展開が飽きに繋がった様子。また、主人公同士の“格差”が見どころでもあったが、「登場人物の言動が理解できない時があった」「突っ込みどころがありすぎた」と時代にそぐわないと感じた人が多かったようだ。そんな『真夏のシンデレラ』を抑え、1位に選ばれたのは、’23年秋に放送された『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』。無関係な男女3人のクリスマスイブの1日に起こった出来事を、1クールかけて描くという斬新な設定が注目を集めていた。しかし、その斬新すぎる設定があだとなったよう。並行して進む三つの話が次々切り替わる演出が混乱を招いていたようだ。「予告では面白そうだったが、本編では内容が複雑すぎて視聴を止めた」「1日の出来事にしては詰め込みすぎだし、3つの物語が並行していて、よく分からなかった」と、そもそも話についていけなかったという声が相次いだ。また、二宮和也(40)・大沢たかお(55)・中谷美紀(47)がトリプル主演を演じると話題になっていた分、「キャストが豪華で期待したんですけど話が進むのが遅くて間延びしてしまっている気がしました」とストーリーとの落差で”がっかり”した人もいたようだ。アンケートに寄せられた意見のなかには、「月9自体をほとんど見たことがない」という声もあった。Netflixなどの動画配信サービスのドラマも人気を集めているなか、来季から始まる永野主演のドラマはどこまで人気を獲得することができるのか。まずは第一話を期待したい。
2023年12月25日ヒートショックとは、急激な温度変化の影響で、血圧や心拍数が大きく変化し、血管や心臓の疾患が生じることだ。軽度であれば、めまいや立ちくらみですむが、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中、大動脈解離などの引き金となり、命取りになることも。ヒートショックが起きやすいのが、冬場の脱衣所や浴室。厚労省の発表では、ヒートショックが原因と思われる入浴中の死亡は、年間約1万9千人。なんと、交通事故死より多いという。「寒くなる冬場は、入浴前に浴室を暖めるなどの対策と同時に、体の内側からヒートショックを予防することも大切です」そうアドバイスするのは、管理栄養士の小原水月さん。そこで小原さんに、ヒートショックを防ぐ食材を使った冬の温かスープレシピを紹介してもらおう。■ごぼうと豚肉の塩スープ1. ごぼう50g(4分の1くらい)をささ打ち(平たくスライス)する2. 豚こま切れ肉50gを細切りにして1と鍋に入れ、中火で炒める3. 肉の色が変わったら、水200ml、塩小さじ2分の1くらいを入れる4. 沸騰してから7分くらい煮る。味見をして物足りなければ塩を足す「ヒートショックを防ぐには、血管をしなやかに保ち、高血圧や動脈硬化を予防してくれる食材を取り入れましょう。とくに冬が旬のごぼうには、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種“クロロゲン酸”が豊富に含まれているので、これからの季節はオススメです」(小原さん、以下同)ごぼうを水につけておくと茶色いアクが出るが、あの茶色成分が“クロロゲン酸”だ。「クロロゲン酸は、体内で発生した活性酸素によって傷つけられた血管内部のダメージを修復し、血中の脂肪の酸化を防ぐ働きをしてくれます」ごぼうと一緒に合わせる豚肉にも、こんな効果が。「豚肉に含まれている良質なタンパク質には、流れやすい血液をつくる作用があるほか、強くしなやかな血管をつくる細胞のもとにもなっています。また、豚肉の脂肪部分には“ステアリン酸”という脂肪酸が含まれており、善玉コレステロールを増やす一方で、血管内の余分なコレステロールを排出する働きも担ってくれる優れものです」ダイエット中でも、多少の脂身は摂取するのがよいという。■春菊と卵のお味噌汁1. だし汁200mlを鍋で沸かして、大さじ1杯の味噌を溶く2. ざく切りにした春菊50g(3本くらい)を1に入れ一煮立ちさせる3. 2に溶き卵(1個分)を優しく入れる。卵が固まりすぎないようにする「春菊には、βカロテンが豊富に含まれていて、体内に入ったときに強い抗酸化作用をもつビタミンAに変わります。このビタミンAが血管にコレステロールが詰まるのを防いでくれます。さらに、血管を広げる作用のあるビタミンEも含まれているので動脈硬化を防ぐには最適の食材といえるでしょう」加えて、春菊特有の“香り”には、リラックス効果を高めて副交感神経を優位にする効果も。「“アルファピネン”という成分が香りの正体です。リラックスすると、末端の毛細血管まで拡張され、体の隅々まで血液が行き渡ります。これにより、急な血圧の上昇を防いでくれるのです」また、スープの最後に投入する卵も、言わずと知れた栄養満点の食材だ。「良質なタンパク質源であることに加え、卵黄には“レシチン”とビタミンEが含まれているので、強い抗酸化作用や、血管を正常に保つ役割が期待できます。 また、卵白に含まれる“システイン”にも、悪玉コレステロールを減らす作用があるので、動脈硬化を防いでくれるのです」卵を食べるとコレステロールが増える、と敬遠されていた時期もあったが、「卵を食べたほうが血中のバランスが整いやすい」という。■長ねぎと鮭の中華スープ1. 200mlの水に、鶏ガラスープの素大さじ1杯を入れる2. 塩鮭1切れを一口大に切ったものを1の中に水の状態から入れて煮る3. 2が煮立ったら長ねぎ10g(半分くらい)を斜め薄切りにして入れて一煮立ちさせる「長ねぎに含まれている“硫化プロピル”という辛味成分には、コレステロールの代謝を促す作用が。また、傷ついた血管の内側を修復してくれるので、血栓の予防効果も期待できます」玉ねぎにも同様の成分が入っているので、好みに応じて長ねぎを玉ねぎに替えてもいい。さらに、合わせて入れる鮭にも、“アスタキサンチン”という強い抗酸化作用のある物質が含まれる。「アスタキサンチンは、血管の酸化を防いで若返らせる効果があります。また、鮭の脂分に含まれているDHAやEPAなどの脂肪酸には、血中の中性脂肪やコレステロールを減少させる働きがあるので、鮭はヒートショックを防ぐ優等生の食材です」食材選びに迷ったときは、緑黄色野菜を多く取るとよいという。色の濃い野菜には、抗酸化成分が多く入っているからだ。こうした食材を摂取することで、体の内側からヒートショックを防ぐ効果が期待できる。しかし「必ず、ご飯も一緒に食べてほしい」と、小原さん。「ご飯を一緒に食べることで、摂取した食材の栄養素が生かされ、実際に血液をサラサラにしたり、血管の内側を修復したりする効果を発揮できるからです」いわば、ご飯は食材の栄養素を働かせる“電力”のような存在なのだ。このような食材を取り入れて、体の内側からヒートショックを防ごう!
2023年12月25日10~20%台と、低迷する支持率にもかかわらず、続投する意向の岸田文雄首相(66)。気がかりなのは、岸田政権が続くことによる、私たちの生活に対する影響だ。政治評論家の有馬晴海さんはこう懸念する。「これまでも岸田首相は〈国民に負担をお願いする〉と言って防衛増税や少子化対策をぶちあげるも、支持率には逆効果。“増税メガネ”と揶揄されると“減税”を強調しますが、政権の延命が目的と国民に見透かされています。財源は社会保険料の引き上げや復興税などから回すと言っているので、実質的な“増税”でもあり、おそらく今後も、これらと同様の“見せかけ減税”が行われ、財源が見あたらず、国民の負担増は避けようがありません」“見せかけ減税”だけではなく、“かさ上げ給付”もあるという。「児童手当を高校生まで月1万円支給拡大するという案が進んでいます。しかし、その代わりに扶養控除は所得税が38万円から25万円に、住民税が33万円から12万円に縮小することが議論されています。どのケースもプラスになる制度ということですが、額面どおり月1万円所得が増えるわけではないので実質“増税”です。“異次元の少子化対策”と言うなら、本来は控除を減らすべきではないでしょう」(有馬さん)一方で、こんなおかしな子育て支援も検討されているという。「扶養控除が減らされる代わりに、子育て世代の子どもがいる世帯には、生命保険の控除の上限引き上げや住宅ローン減税などが検討されています。ですが、高い保険にも入れない、家も建てられないような世帯にはメリットはありません。子育て支援というより保険会社や不動産会社に向けた企業優遇策にしか思えません」(有馬さん)企業にはありがたい施策は行われる一方、実行が決定したり、検討されたりしている増税や負担増はたくさんある。庶民に冷たい政治は続きそうだ。■“死に体”政権下で十分な賃上げは実現するのか?“死に体”の岸田政権が続くことで別の懸念もあるという。庶民が急激な物価高に苦しむなか、岸田首相は「デフレからの完全脱却」を旗印に、物価高を放置してきた。物価の上昇に、やがて賃金が追い付くからというのが根拠だ。経済誌の記者はこう語る。「岸田首相は民間企業に賃上げを呼びかけてきました。しかし、支持率が低迷し、政権が長くは続かないとみられているなかで、どれだけの企業が岸田首相の呼びかけに真摯に応えようとするでしょうか。一度上げた賃金は簡単には下げられません。インフレ路線が次期政権でも続くとは限らないなかで、賃上げをリスクと捉える企業が増えてもおかしくはない。思ったような賃上げが実現しない可能性もあります」求心力を失った岸田政権が続くことで、十分な賃上げが実現しなかった場合、ただ家計の負担ばかりが爆増することになるのだ。“任命責任”という言葉はどこへやら。他派閥のことだからと、“逆ギレ”のように政権に居座る岸田首相。永田町ではすでに時期総理に向けた派閥間の綱引きが始まっているというが……。「首相を変えても国民の負担増の方向は変わらないだろう」と警告するのは、社会保障と政治の関係に詳しい鹿児島大学教授の伊藤周平さんだ。「岸田首相に代わる新しい顔で総選挙をして勝ちたい、というのが自民党の本音。でも、自民一強が続く限り、庶民の負担増路線は変わりません。有権者は、その点をしっかり見極めていく必要があります」利権とカネにまみれた政治を改革しないかぎり、私たちの暮らしがよくなることはないのだ。
2023年12月25日12月も終盤に差し掛かり、2024年もすぐそこ。正月休みは家でドラマを一気見するのが恒例という人も多いと思うが、ドラマの“王道”として知られるのが、フジテレビの月曜夜9時から放送されるドラマ、通称「月9」だろう。月9といえば『ロングバケーション』や『東京ラブストーリー』などの大ヒット作を生み出したフジテレビの看板ドラマ枠。90年代には社会現象を生み出すほど大きい影響力をもつ作品もあったが、令和となった今、その評判はどうなのだろうか。そこで本誌は、男女500人を対象にし、最も「面白い/がっかり」と思った令和以降に放送された月9ドラマのアンケートを実施。今回の記事では「面白いと思った」令和の月9ドラマのランキングを発表する。まず、3位に選ばれたのは、’19年夏に第一シーズンが放送された『監察医 朝顔』。『漫画サンデー』(実業之日本社)で連載されていた漫画を元にしており、上野樹里(37)演じる法医学者の朝顔が、遺体の解剖を通して事件の謎を解いていくという内容になっている。第1シーズンは全話2桁%を超える高視聴率を記録し、’20年秋には第2シーズンが放送された。解剖を通した医療系ミステリーながら、朝顔というひとりの女性の人生を描く物語の重厚さが人気の理由のようだ。朝顔の父役を時任三郎(65)、夫役を風間俊介(40)が演じており、実力派俳優たちの演技が作品に深みを与えている。「法医学者と刑事という珍しいタッグがおもしろかった」「朝顔一家の家族愛がほほえましい監察医を通してひとの生きざまが描かれていたが、心にしみいる感じがした演者の演技に引き込まれた」「内容はかなり重ためですが、忘れてはいけない日々の幸せと東日本大震災のことを思い出させてくれたから」つづいて、2位に選ばれたのは、今年秋に放送された『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』。クリスマスイブのたった1日の出来事をワンクールかけて描くという設定が話題になった今作。トリプル主演を二宮和也(40)・大沢たかお(55)・中谷美紀(47)が務め、関わりのなかった男女三人のストーリーが交差していく様子を描いている。主演3人の話が同時並行に進みながら、視点が切り替わっていくという構成に驚いた人は多かったようで、その斬新さを評価する声が多かった。「これまでにない新鮮さを感じた」「ONE DAYは1日の出来事をそれぞれの視点で丁寧に描かれていて毎週楽しめた」「1日の目まぐるしい出来事を毎週味わえたから」また、主演級の俳優三人がトリプル主演という豪華さが功を奏したのか「独特で個性的な人が多く台詞が面白かったから」と、キャスティングに魅力を感じた人も多数いたようだ。そんな『ONE DAY』に大差をつけ118票を獲得し、1位に選ばれたのは、’22年冬に放送された『ミステリと言う勿れ』。原作は『BASARA』『7SEEDS』などで知られる漫画家・田村由美氏の大ヒット少女漫画で、風変わりな大学生が謎を解いていくというミステリー作品。原作の人気が高いだけに”再現度”に注目が集まったが、ドラマ版でも世界観を忠実に再現できていると高評価を獲得していた。「漫画の原作の面白さを忠実に再現できていたから」「面白い原作の漫画を踏襲したうえで、主人公を演じた菅田将暉さんの演技によって主人公の心に刺さるセリフが違和感なく届いてきたから「漫画の原作から好きだし、ミステリー要素に主人公が面白いし、菅田将暉さんがあってたから」また、菅田将暉(30)が演じる主人公の久能整は、気になったことがあると誰彼構わず喋り続けるという変わったキャラクター。「整くんが面白い」「ミステリーで謎解きも面白いが、主人公のキャラクターがほっこりする」と、独特のキャラクターも人気を集めたようだ。このランキングを参考に、令和発の月9ドラマを見返してみてはどうだろうか。
2023年12月25日「国民の信頼回復のために“火の玉”となって自民党の先頭に立ち、取り組んでまいります。国民のみなさまのご理解をお願い申し上げます」12月13日の会見で、国民にそう呼びかけた岸田文雄首相(66)。だが、14日に時事通信が発表した世論調査によると、なんと内閣支持率は17.1%、不支持率は58.2%だった。これには岸田首相も年貢の納め時かと思いきや、本人は続投する意欲満々だという。「『俺は悪くない。悪いのは安倍派だ』と岸田首相は思っているはずで、辞任する気はさらさらありません。そもそも岸田首相は、一日でも長く首相の座に居座ることへの執着が強いとみられています」そう明かすのは、政治評論家の有馬晴海さんだ。政界に激震を走らせた自民党「安倍派(清和政策研究会)」を中心とした裏金問題。裏金を受け取った疑いのある“安倍派5人衆(松野博一前官房長官、西村康稔前経済産業大臣、萩生田光一前党政調会長、髙木毅前党国会対策委員長、世耕弘成前党参院幹事長)”を事実上の更迭に。しかし、二階派でも同様の裏金問題が発覚。また「岸田派(宏池政策研究会)」でも、3年間で2千万円超のパーティー券収入の不記載が報じられるなど、政治と金の問題はまだ広がりそうな気配だ。まさに“火だるま”状態の岸田政権はいつまで続くのか――。「年末年始によほど多くの逮捕者が出るなどすれば別ですが、本人が辞める気にならなければ無理に引きずり下ろすことはできません。では、本人がいつ決意するのかというと、早ければ2024年4月。先日亡くなった自民党の細田博之前衆議院議長の補欠選挙に加え、今回の件で安倍派から失職者が出た場合、その補欠選挙も併せて行われます。ここで自民党が大敗すれば、引責辞任せざるをえないでしょう」(有馬さん)もし、この補欠選挙を乗り切った場合、「来年秋の自民党総裁選挙まで岸田政権が続く」と有馬さんはみている。政治ジャーナリストの鮫島浩さんは、岸田首相が政権にしがみつく動機をこう説明する。「岸田さんは、少なくとも来年2月までは首相の座に居座るつもりです。というのも、自身の派閥である宏池会では、これまで5人の総理を輩出していますが、来年2月まで続けられたら在任期間が歴代2位になるんです。だから『それまでは絶対に辞めたくない』と側近にも漏らしているようです」これに加え、「外遊大好きの岸田さんには、もうひとつ辞められない理由がある」と続ける。「11月に訪米した際、バイデン大統領から国賓待遇での招待を受けており、来春にも訪米する予定です。3月に予算を成立させたあと、この訪米をなんとしても果たしたいと考えているのです」そうなると、辞任時期はやはり2024年4月以降になるという。さらに、政治アナリストの伊藤惇夫さんもこう予想する。「今回新たに就任した閣僚たちが実はスキャンダルを抱えていたり、岸田首相周辺から問題が浮上したりすれば、年明けの早い段階での辞任はあるかもしれません。そうでなければ、3月の予算成立後か、最長で来秋の自民党総裁選までの可能性があります」専門家3人の見解は、岸田政権がもうしばらくは続くことで一致した。
2023年12月25日《いつも応援してくださるファンのみなさまへ。クリスマスプレゼント…とは言えないかもしれませんが…レコーディングの様子をお届けしますね。みなさまにとってステキなクリスマスとなりますように…!》自身の公式Xでそうつぶやいたのは、歌手の中森明菜(58)。11月8日以来の1カ月ぶりとなる投稿で、自身の公式YouTubeチャンネル開設を伝えたのだ。チャンネルでは、1984年に発売されたヒット曲「北ウイング-CLASSIC-」のクラシックバージョンを公開。伸びのあるハスキーな声で切なく歌い上げるその表現力は健在で、6分27秒にわたって収録の様子をアップしている。また注目を集めているのが、明菜の”現在の姿”だ。「明菜さんは2014年の紅白歌合戦を最後にメディアから遠ざかっていました。今年12月17日にはラジ番組『中森明菜オールタイムリクエスト』で9年ぶりの肉声を披露していましたが、今回は元気そうな“素の表情”もみせています。きわめてレアな動画です」(スポーツ紙記者)モノクロではあるものの、動画内の明菜は肩にかかるふんわりとしたヘアスタイルでシンプルなワンピース姿。真剣な表情でレコーディングに臨む姿に加えて、動画の後半では収録の合間にみせた素の表情も公開している。スタッフと話しながら、屈託のない笑顔を何度も浮かべる明菜は元気そのもの。カメラに向かって首を傾け、いたずらっぽく笑うシーンもあった。そんな歌姫から届いた聖夜のサプライズ動画に、ファンからは感動の声が続出。その激レアな姿に、Xでは激震が走っている。■“破局説”浮上も…薬指に輝いていた指輪《笑顔が拝見出来てよかったです》《動いてます。お元気そうで何よりです》《明菜ちゃんクリスマスプレゼントありがとう!最っ高ーです明菜ちゃんを感じて聞いては喜び嬉し泣き。の繰り返し》《昔から中森明菜さんが好きで。この動画の最後に今の中森明菜さんがこっちを見て笑っていて、それだけで涙が出てきた。声もまだまだお美しい。また元気に活動される事を祈るばかり》また、動画内では気になることも。右手の薬指に指輪が輝いていたのだ。「明菜さんは昨年8月に“再始動”を表明。これまで所属していた個人事務所『ファイス』から、新たに立ち上げた個人事務所『HZ VILLAGE』に移籍しました。ただ『ファイス』の代表でありマネージャーを務めていたA氏は明菜さんの恋人ともいわれており、移籍騒動をめぐる一連の報道のなかで“破局説”も伝えられていました。そのため今回の”復活動画”の背景や、”薬指の指輪”の存在にも注目が集まっています」(芸能関係者)24日16時現在、チャンネル登録者数は4.8万人を突破。動画再生数は12万回を突破している。2024年は明菜“完全復活”の年になるのだろうか。
2023年12月24日2023年は『下剋上球児』(TBS系)や『パリピ孔明』(フジテレビ系)など、人気漫画や小説のドラマ化が話題になった。好きな作品が映像化することでより多くの人に届くようになる一方で、「原作のキャラクターと俳優のイメージが違った……」など、物議を醸すことも。そこで本誌は、「原作ものドラマでハマっていなかった俳優」について、300人を対象にアンケートを行った(12月15日~)。同率3位となったのは、『パリピ孔明』の向井理(41)と『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)の菅野美穂(46)。『パリピ孔明』で向井が演じるのは、現代日本の渋谷に転生した、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明。孔明は、パリピたちと訪れたライブハウスでシンガーを目指す女性・月見英子に出会う。英子と共に、現代の音楽業界で天下太平を目指すため様々な策略をめぐらしていく痛快なストーリーだ。突然タイムスリップしてきた歴史上の人物にも関わらず《カッコ良すぎるから》(50代男性/会社員)《顔が孔明のキャラに合わなかった》(15歳以上女性/パート・アルバイト)など、向井のハンサムさゆえに原作とのギャップを感じた人も。180cm以上ある点など原作を尊重したキャスティングではあったが、どうやらイケメン過ぎたらしい。『ゆりあ先生の赤い糸』で菅野が演じたのは、自宅で手芸教室を開いている平凡な主婦・ゆりあ。ゆりあが突然、要介護状態となった夫と、その夫の彼氏、彼女、隠し子たちと奇妙な同居生活をおくる新しいホームドラマで、恋に家族に明るく・力強く向き合っていく物語だ。ゆりあは子供好きだが、夫との間には授からなかったという役柄のためか《実際には子供がいるから》(30代女性/専業主婦)《菅野美穂イメージと違う》などと、菅野の家庭的なイメージがキャラクターと合っていないという声も。しかし、本誌が行った「実写化再現度の高い俳優」の調査では1位に選ばれたことから、実写化を期待していた読者も、その満足度も非常に多かったといえる。第2位は『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)の奈緒(28)。奈緒は夫役の永山瑛太(41)とのセックスレスに悩む人妻を演じた。同じく妻とのセックスレスに悩む会社の上司を演じた岩田剛典(34)に心惹かれていく奈緒の様子などが、夫婦間のタブーに切り込む作品と、話題を呼んだ。原作では奈緒が演じる役は32歳のOLであったことや、夫役の永山との対比から《若すぎる感じ》(30代女性/パート・アルバイト)と年齢が合っていないと感じる人も。また昨年は『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)で熱意を持った強い女性を演じたことも影響してか、《イメージと役柄が不釣り合い》(50代女性/専業主婦)という意見もあがっていた。なお、こちらも「原作ドラマハマリ役俳優」2位に選ばれており、賛否両論分かれたというところだろう。そして残念ながら1位になってしまったのは、『今日からヒットマン』(テレビ朝日系)の相葉雅紀(40)。相葉演じる平凡なサラリーマンが、突然、伝説の殺し屋として事件に巻き込まれることに。穏やかで家族思いの営業職と、凄腕の銃の使い手ヒットマンという対極の二重生活を送るアクションドラマである。ガンアクションに殺し屋というハードボイルドなシーンが多く、《殺し屋の役所が似合わない》(40代女性/パート・アルバイト)《シリアスな演技が合ってなかった》(70歳以上女性/専業主婦)など、相葉の人柄との違和感があったという。また、普段の優しいイメージが勝ってしまい《なんとなく相葉君のキャラとは違うかんじがした》(60代女性/専業主婦)という声が多く見られた。ドラマ公式ホームページの「これまでの僕とは対極のイメージに!」という言葉どおりとはいかなかったようだ。原作で読者が抱いたイメージに賛否の声が上がる実写化。来年の原作ものドラマが、さらに多くの視聴者の期待に応えてくれることを祈るばかりだ。
2023年12月24日「今年4月に、元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さん(35)はジャニーズWEST桐山照史さん(34)との真剣交際が報じられました。当時、すでに交際は3年近くにおよんでいましたが、現在も交際は順調のようです」(スポーツ紙記者)かつて大谷翔平選手(29)との交際情報が伝えられ、一部では“匂わせ”とも噂された狩野だが、最近、また一部で再注目されるようになってきている。それは――。「2年前から始めたというゴルフがなにかと話題となっているのです。今夏、いっしょにゴルフにいった友人の沢村一樹さん(56)は《初めてのコースで普通に80台でラウンドする狩野舞子、恐るべし。そして手の長さも恐るべし》と評したほど。沢村さんは狩野さんと同じ185センチなのですが、身体能力の高さに驚いていました」(前出・スポーツ紙記者)だが、狩野が話題になっているのは腕前だけではない。そのファッションだ。「彼女のインスタには、よくゴルフコースに出かけた姿がアップされているのですが、ほとんどが“ミニスカ―ト”姿なのです。太ももがあらわな夏のゴルフ場での投稿には、ファンからは《美脚です》《プリーツのスカートとかぁ きゃわぴー!》など、絶賛する声があがっていました」(前出・スポーツ紙記者)11月末、ゴルフ仲間の女性たちとコースに出たという投稿写真でもミニスカの狩野。同じくコメント欄には《脚が長すぎる!》《映える映える》《2M30センチにしか見えん!》といった内容が続いていた。12月6日、チャリティイベント『トラジマスターズ2024』に参加した際も、全身モノトーンで統一した“ミニスカ”姿だった。「この大会では、狩野さんは新設された『ベストドレッサー賞』を受賞していました。『スコアはボロボロで落ち込んでいましたが、気持ちよく帰らせていただいてありがとうございます』と笑顔で話していましたね。恋人の桐山さんもゴルフ好きでコースに出ることもあるそうです。彼女の“ミニスカ”姿は、ゴルファーとしての勝負服なんでしょう」(前出・スポーツ紙記者)新たな彼女のトレードマークになるかも!?
2023年12月24日若者を中心に熱狂的な盛り上がりを見せる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』。12月16日には最終回が放送され、ついにグループ「ME:I」としてデビューする11名が決定したのだが、その裏での誹謗中傷が問題となっている。『PRODUCE 101 JAPAN』は、練習生として選ばれたメンバーがダンスや歌唱などのミッションを経てアイドルデビューを目指すオーディション番組。’19年に放送された第一シーズンでJO1、第二シーズンではINIがデビューしており、第三シーズンを迎える今年は、初のガールズグループ「ME:I」が結成された。番組では、練習生たちがダンスや歌を披露する様子が放送され、“国民プロデューサー”である視聴者の投票によって勝ち残っていくメンバーが決まるシステム。そのため、“推し”を勝たせるべく、SNSを中心にファンによる熱心な応援が日夜繰り広げられていた。しかし、一部にはいきすぎたファンもいたようで……。「一部には、自分の“推し”が選ばれるために他の練習生の悪評を書き込んだり、パフォーマンスの動画に誹謗中傷するような投稿を行ったりする人が。またデビューが決まったあとも、特定のメンバーの名前をもじった“伏字”で、容姿などを攻撃する投稿が相次いでいました」(テレビ局関係者)このようなSNS上での過激な投稿に、釘を指す練習生もいた。12月18日、練習生として参加していた黒川穂香(18)がInstagramのストーリーを更新し、《ひとまず日プファイナルが終わったので言いたいことを言わせてもらいます》と、ファイナルに進出した剱持菜乃(22)に寄せられていた誹謗中傷について言及。《番組放送中の半ばあたりから、剱持菜乃に対する誹謗中傷が広まりました。今もなお書き込みを続けてる皆さん。それを信じているみなさん。なのは、そんなことするような子じゃありません。(中略)人のこと下げて、嘘の噂話作って、楽しい?ひがみ?いい加減にしろ。ここまで何一つ悲しい顔せず耐えてきたなのは強いです。謝ってください。今すぐ》そして《もうこれ以上誹謗中傷はやめてください。これは剱持菜乃だけじゃなく、他の練習生にも、これからデビューするME:Iにもです》と呼びかけた。本誌は、一連の誹謗中傷の投稿についての見解や対応について、「ME:I」が所属する吉本興業に取材を申し込むと、次の回答が寄せられた。「本件に限らず、弊社所属タレントへのSNS、動画配信サービス、インターネット掲示板の一部のコメント等での誹謗中傷や悪質な侮辱等、また、インターネット上における名誉毀損やプライバシー侵害を目的とした記事の公開等、その内容は年々深刻化していると実感しております。弊社としましては、今後、弊社所属タレント、ひいては、インターネット・SNSにおいて被害を受けられる方々が減ることを目指すべく、名誉毀損・侮辱・業務妨害などの犯罪行為や不法行為に該当すると判断した場合は、刑事告訴・被害届の提出、発信者情報開示請求を含む法的措置を躊躇なく行い、今後も弊社所属タレントを守るために必要な対策を積極的に講じてまいります」
2023年12月24日12月22日、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の曲目が発表された。紅組、白組それぞれのアーティストが披露する曲のほか、特別企画の内容も明らかにされ、テレビ放送70年特別企画「テレビが届けた名曲たち」では、寺尾聰(76)が「ルビーの指環」、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツが「YELLOW YELLOW HAPPY~Timing」、薬師丸ひろ子(59)が「セーラー服と機関銃」を披露する。薬師丸の紅白出場は2年ぶり3度目。今年は8月に約2年ぶりとなる新曲『素敵をあつめて』を配信リリース。16都市18公演を巡る全国ツアーも開催中だ。さらに24年1月には、約6年ぶりのオリジナルアルバム『Tree』のリリースを控えている。23年、歌手活動を活発に行ってきた薬師丸が「テレビが届けた名曲たち」の一環で81年に大ヒットした自身のデビュー曲を歌うことについて、ネット上ではファンから、《聞いてみたい!》《楽しみ!》《セーラー服と機関銃聞けるんすか!?》《特別枠?のほうが豪華な感じ》といった期待を寄せるコメントが上がるいっぽう、違和感を唱える声も。《潮騒のメモリーのほうがあまちゃん再放送もあって今年らしいやね》《ユーミン50周年に合わせて「Woman ~Wの悲劇より」をやって欲しかった》《セーラー服と機関銃は映画の主題歌》《薬師丸ひろ子さんが通常枠でなく特別企画の出場が解せない》1978年の俳優デビュー以来、多くの映画やドラマに出演すると同時に歌手としてもヒット曲をリリースしてきた薬師丸。視聴者の思い入れもさまざまなよう。大晦日の薬師丸のステージに注目だ。
2023年12月24日2023年は『下剋上球児』(TBS系)や『パリピ孔明』(フジテレビ系)など、人気漫画や小説のドラマ化が話題になった。賛否両論がつきものの実写化だが、そのなかでも“原作キャラクターの再現度”はドラマの評価に大きく関わる「成功のカギ」ともいえるだろう。そこで本誌は、「2023年原作ものドラマの再現度が高かった俳優」について、300人を対象にアンケートを行った(12月15日~)。同率2位となったのは、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)の奈緒(28)と、『下剋上球児』の鈴木亮平(40)。『あなたがしてくれなくても』はセックスレスに悩む二組の夫婦を描いた恋愛ドラマ。奈緒が演じたのは、夫との仲はいいがセックスレスに悩む妻・みち。周りからは幸せそうに見える夫婦の抱える、ナイーブで打ち明けにくい問題に切り込んでいく作品だ。夫との関係を何度も修復しようと試みながら堪えきれない気持ちを訴える場面は《温厚ながらも自分の感情を爆発させた演技は印象深い》(60代女性/専業主婦)など、心情が伝わってくると好評。話題にしづらいテーマ、かつ下着姿のシーンもあったことから、《大胆な演技にも果敢に挑み、かつ繊細な心理表現もこなしていた》(40代男性/専門職)と、奈緒の演技の幅を広げた作品となった。『下剋上球児』で鈴木が演じたのは、高校社会科教員で、廃部寸前の弱小高校野球部の監督。部員集めと指導に奔走し、隠された己の過去を背負いながら負け続きの高校球児たちとともに甲子園を目指す青春群像劇で、ノンフィクション作品『下剋上球児』を原案としている。到底勝てっこないと言われていた野球部で生徒を信じ甲子園を目指す姿に、《目標に向かって粘り抜くイメージがピッタリ》(40代男性/派遣社員・契約社員)と鈴木の役柄がハマっているとの声が。実は教員免許を持っておらず、野球部の未来を守ために葛藤する心情描写も印象的で、《陰のある教師と野球部の監督役でしたが、演技も野球も上手でした》(70歳以上女性/専業主婦)と多くの視聴者は原作通りのキャスティングに満足したようだ。そして栄えある1位に選ばれたのは、『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)の菅野美穂(46)。菅野が演じるのは、自宅で手芸教室を開きながら平凡な暮らしをしていた主婦・ゆりあ。突然夫が倒れ要介護となった矢先、その彼氏と彼女、隠し子までいたことが発覚し、介護のために同居生活を送ることに。介護の問題を浮き彫りにしながらも、明るく動じない主婦ヒロインを演じた。介護が必要になった夫だけでなく、彼氏や隠し子たちと同居するという非現実的な状況にも関わらず《日常現実的なかんじがした》(50代男性/会社勤務)と思わせる演技力が、高く評価された。さらに問題事を全部受け止めてくれそうなゆりあのタフさは、《キャラが菅野美穂でぶっ刺さっている武者のような立ち振る舞い》(30代男性/会社勤務)《何事にも動じないしっかり者という感じ》(60代女性/専業主婦)など、まさに菅野がハマり役!と絶賛されている。原作を尊重しながら作品を再度楽しむことができる実写化ドラマ。来年もぴったりなキャスティングで視聴者を楽しませてくれることを期待したい!
2023年12月24日12月29日放送のドラマ『大岡越前スペシャル~大波乱!宿命の白洲~』(NHK BS)に出演する俳優・若山騎一郎(59)。同ドラマの主演は年内で引退するSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)社長の東山紀之(57)。若山は赤穂浪士の堀部安兵衛役を演じる。故・若山富三郎さんを父に持ち、叔父は故・勝新太郎さん、叔母は中村玉緒という“芸能一家”で育った若山。しかし‘13年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、翌年有罪判決を受けるという不祥事を起こす。テレビ出演は、実に10年ぶりになるという。「そのため、当時の妻だった女性と離婚しました。その後、どん底にあった僕を支えてくれたのが、今の女房です」こう話すのは、当の若山本人だ。「最初に出会ったのは、30年以上前になります。当時、六本木でよく遊んでいてね。あるときかわいがってくれていた故・安岡力也さんがいる店に行ったら、彼女がいたんです。歌はうまいし会話も弾んだけど、そのときはそれだけの関係でした。その後、例の事件を起こすと、どんどん人が離れていき、周りに誰もいなくなった。そんなころ再会して、僕のそばにいてくれたのが彼女だったんです」8歳年下の妻・A子さんは『十津川警部シリーズ』や『渡る世間は鬼ばかり』など、かつて若山が出演していたドラマを見ていたという。「堕ちるところまで堕ちた俺を、『もう一度表舞台に立たせてあげたい』と言ってくれてね……。それ以来、“二世俳優”の驕りを捨て、自分を変えようと思いました」2人は‘17年のいい夫婦の日(11月22日)に入籍。現在A子さんは個人事務所『若山企画』のマネージャーも務めている。以前は暴飲暴食だった若山だが、A子さんと暮らすようになり、健康的な生活を送るようになったという。「昔は家に帰らないこともありましたが、いまはどんなに飲んで遅くなっても絶対に帰ります。女房が朝食に作ってくれる卵焼きに焼き魚、旬の野菜のおひたしや、わかめや豆腐が入ったみそ汁が大好き。筋トレが趣味になり、いちばん太っていたころから25キロ減らしました。彼女も映画『ロッキー3』の妻・エイドリアンみたいに、僕のトレーニングを見守ってくれています」かねてより友達づき合いをしていた木村一八(54)も、最近『若山企画』に所属した。木村も父が故・横山やすしさんという二世タレントだけに、「信頼関係がある」という。「妻も“一八さん、一八さん”と慕っていて、3人でよく飲んでいます。一八くんにもこれから期待しているんですよ。とにかく妻には、これからの僕が活躍することが恩返しだと思っています。『大岡越前』の撮影で京都に行ったときも“本当に復帰できたんだ”と一緒になって泣きました。これ以上、親父や叔父の名前を汚さないためにも、まだまだ頑張っていきますよ」
2023年12月24日昨年3月にオープンした牛宮城。お笑いコンビ元「雨上がり決死隊」でYouTuberの宮迫博之(53)がプロデュースしており、開店当初は芸能人やYouTuberが相次いで訪れ、予約がいっぱいになるなど賑わいをみせていた。来年3月でオープンから丸2年となるが、はたしてどのような局面を迎えているのだろうか。2023年12月21日時点で、食べログの評価は昨年12月の3.59から3.55に若干ダウン。Google のレビュー評価は昨年12月と同スコアの2.8をキープした。最近の口コミでは《思った以上においしかった》《肝心のお料理も美味しく、店員さんの雰囲気も良かったです!》と評価する声があがる一方、《食事の味は悪くなかったんですが、値段が高すぎるため1か2で悩んで1に》《とにかく肉が高い。どこでも食べれるレベルの肉。迫ハイとうどんはめちゃ美味い。肉の金額と質を見合うようにしないと長くはなさそう》と金額と肉質のバランスに対して不満が寄せられていた。コスパといえば、昨年12月、かまいたちがMCを務める番組『ぜにいたち』(ABEMA)で、デヴィ夫人が”ぼったくり”と指摘したことが話題に。デヴィ夫人が牛宮城を訪れ、ドリンクのメニューを見せてほしいと頼んだところ「たった3つの種類しかなくって。1本36万円とか22万円とか、一番お安いのが18万円」だったという。「こんなお値段、ヤクザ?」と、金額のあまりの高さに驚いたというのだ。このことについて、宮迫は今年10月、デヴィ夫人と共演した動画「『牛宮城はぼったくり』発言のデヴィ夫人と直接対決」の中で改めて説明をしている。宮迫によると、デヴィ夫人が来店したのはオープンから間もないときで、シャンパンやワインの準備ができていなかったのだという。また、自身の誕生日月間だったため、関係者から高めの酒を用意してほしいといわれていたとも弁解。「今はリーズナブルなお酒もたくさんご用意しておりますので。なので、ぼったくり発言を撤回していただきたい」とデヴィ夫人に懇願していた。さらに、当時牛宮城を手伝っていたスタッフの元に、「ワインの価格を勉強したほうがいいわよ」と来店後のデヴィ夫人から直接電話がかかってきていたことも明かされた。■オープン当初は即日満席も現在は「予約取れます!」では、牛宮城、儲かっているのだろうか?オープン当初は、予約フォームが開放された瞬間に予約が埋まる人気店だった牛宮城。当時公開されたYouTube動画ではひと月の純利益が1000万円だったと明かしている。実は現在、当時に比べるとかなり予約が取りやすくなっており、人数や時間帯にもよるが1週間前や当日などでも予約が取れるような状況だ。このことを報じた本誌記事をきっかけに、宮迫は11月にYouTube動画を更新し、牛宮城の繁盛ぶりについて明かした。「まず言います。黒字です。非常に大箱の店なので、最初が異常すぎたんです。あの席数が一瞬で埋まるということ自体が、すごいことだったので。今、ようやく落ち着いて、ある程度予約が取れるようになったと」予約が埋まっていなくても採算はとれていると明かした宮迫。キッチンカーで全国を回っていると「予約取れないんでしょ?」と声をかけられるというが、「予約取れます!」とぜひ予約にチャレンジてほしいとアピールしていた。「飲食店は、3年以内の廃業率が70%といわれるなど、実は生存競争の厳しい世界。牛宮城にもオープン当初は”1年以内に潰れるのではないか”との指摘がなされていました。実際、昨年は牛肉の偽装問題や、”このままでは本当にホリエモンの予言通りに半年で潰れるかもしれません……”と一部商品を値上げするなど苦難に見舞われていました。しかし、それを乗り切って黒字宣言をしているということは、だいぶ経営が安定してきたという事でしょう」(WEBメディア記者)プロデュースを務める宮迫は、12月24日にオムライス専門店「オムサコライス」を渋谷・スペイン坂にオープンするなど新たな領域にチャレンジする”余裕”も見せている。3年目は果たしてどのような年になるのだろうか――。
2023年12月24日内閣支持率の下落に歯止めがかからない岸田政権。12月の世論調査では、ほぼすべての調査で11月の調査よりも支持率が低下している。退陣を求める声も多いなか、話題となるのが“次の首相”だ。本誌は、自民党・自民党以外それぞれで次の首相になってほしい政治家を調査。石破茂衆院議員、小泉進次郎元環境相、河野太郎デジタル相、立憲民主党の泉健太代表、れいわ新選組の山本太郎代表、国民民主党の玉木雄一郎代表などの名前が挙がった。他社の「首相になってほしい人」に関する調査でも、特に自民党の次期総裁については同様のメンバーが並んでいる。しかし同時に、これらの結果に対し「この人だけは首相にしないでほしい」という声も多く上がっているのが実情だ。そこで、今回は「首相になってほしくない」と感じる人について調査を行った。20代以上の500人を対象に、クロス・マーケティングのQiQUMOを利用している。3位に選ばれたのは、「なってほしいランキング自民党編」で2位に選ばれた小泉進次郎元環境相(42)。なってほしいランキングでは、その理由として“若さ”が推されており、高齢化する議会の雰囲気を変えてほしいという期待がかけられているようだった。しかし、今回のアンケートでは《パフォーマンスが多くて実体がともなっていない》《人気だけで中身がない》とその”実力不足”を指摘する声が相次いだ。自民党農林部会長時代には農協改革に切り込み’18年の種子法廃止を行ったほか、環境相時代には、石炭火力政策の見直しや、2050年カーボンニュートラルの目標設定などを行っている小泉元環境相。しかし、おそらく最も認知されているのは、国民の反感を買ったレジ袋の有料化だろう。また、《小泉構文をよく目にするので国のことを任せるとなると不安要素が多いから》《言っていることがトンチンカン》など、中身のない発言への不満も多いようだ。第2位に選ばれたのは、石破茂衆院議員(66)。「なってほしいランキング自民党編」では1位に選ばれるなど、根強い人気を誇る石破氏。「地方こそが新しい時代を創り、歴史を変える」をビジョンとし、防衛大臣、農林水産大臣などを歴任した実績もある。一見人気があるように見える石破氏だが、“自民党内”での評判に不安があるという声が寄せられている。《仲間に冷たい人には、なってほしくないです》《人望がない》《リーダー的な人物に思えない》《ネチネチしてる物言いがイヤなことと、そもそも向いてない、と思うからです》実際、石破氏はこれまで総裁選に4回出馬しているが、そのたびに国会議員票を集められず敗れてきた。石破氏自身でも、その不人気ぶりについて《石破は面倒見が悪いという悪口も聞きますが、金とポストを配れば面倒見がいいというのもナンセンスですよね》と’20年の婦人公論のインタビューで語っている。また、石破氏が自民党内の不祥事や政策に対して、歯に衣着せず自身の意見を発信してきたことにも賛否が分かれている。パーティー券問題についても、テレビ番組で「お金の流れを明確にすることが政党の義務ではないか」と発言。自民党に従属しないスタンスは、“誠実”として人気を獲得する一方で、“裏切者”とも見られてしまうようだ。そして第1位に選ばれてしまったのが、れいわ新選組の山本太郎代表(49)。「なってほしいランキング自民党以外編」では2位に選ばれている。現在の政治を変えてくれそうという期待や、物価高騰に対して、消費税廃止や減税を訴える姿勢が“庶民の味方”として支持されているようだ。山本代表は、消費税の廃止や減税であれば、物価高にあえぐすべての人々が恩恵を得られ、実施までの期間も短くて済むと主張。不足する財源については、大企業の法人税の負担を増やしたり、現在分離して課税されている金融所得の税率を高めること、国債発行を行って穴埋めするとしている。しかし、この説明に納得できない人も多いようだ。今回のアンケートではこのような方針に対して、次のような厳しい指摘が相次いだ。《理想論ばかり語っているように聞こえるから》《消費税廃止を唱えているだけで、具体策がない》《言っている事が非現実的なことばかり》《話している内容が感情的で一般人の質問のよう》総じてみると、実績があり、人望があり、政策の実現性について納得感を与えられる人物が求められているようだ。実際問題として、国民一人一人が“この人”と首相を決めることはできない。納得できない人を首相にしないためには、国政に関心を向け、選挙に足を運ぶことが大切だ。
2023年12月24日12月17日、大河ドラマ『どうする家康』が最終回を迎えた。全48回の平均世帯視聴率が11.2%となったものの、根強い人気を誇り、Xでは《どうする家康が終わりロスがすごい》《どうする家康ロスで、情緒不安定に陥ってる》《どうする家康ロスしてます めっちゃくちゃ面白かった!》とロスを訴える声も後を絶たない。‘63年の『花の生涯』以来、60年にわたって日本を代表するドラマ枠となった大河ドラマ。近年はCGやVFX(視覚効果)などを駆使し、新たな映像表現に挑戦するなど、数々の作品が視聴者を楽しませている。しかし、なかには視聴者に受け入れられない作品があるのも事実。いったいどのような作品が、視聴者に評価されるのだろうか?本誌は’11年以降に放送された大河について、「面白かった」「つまらなかった」と感じた作品について、20歳以上の500人を対象にアンケートを実施した。今回は「面白かった」大河ドラマについての結果を公表する。3位に選ばれたのは’16年の『真田丸』。三谷幸喜氏(62)が脚本を務め、堺雅人(50)が主人公の真田信繁(幸村)を演じた。幸村が戦国の乱世のなかで成長し、最強の砦「真田丸」を大坂の陣で作り上げるまでを描いた作品だ。そんな『真田丸』は三谷氏の脚本の評判が良く、《脚本が面白い》《ストーリーが面白かった》との感想のほか、堺の演技も好評で《堺雅人が見事に演じて毎週、楽しみだった》《役者さんの演技が配役にピッタリとハマって、臨場感溢れる展開が面白かった》といった声が寄せられた。幸村を演じるにあたり、《(三谷から)あと10パーセントぐらい現場の空気に身を任せてみたら」というアドバイスをいただきました。10パーセントという数字が、「好きにやって」と言われるよりも難しかった》(「エンタメOVO」2016年12月18日)と明かしている堺。演じることの苦悩が、作品の評価に繋がったのかもしれない。続いて2位は、こちらも三谷氏が脚本を務めた’22年の『鎌倉殿の13人』。同作は平安時代後期から鎌倉時代前期を舞台に、北条義時が武士の頂点に上り詰めていくというストーリーだ。北条義時を演じた小栗旬(40)のほかに新垣結衣(35)や小池栄子(43)、西田敏行(76)や大泉洋(50)などそうそうたるキャストが揃ったこともあり、《俳優みんなの演技がうまかった。真面目な部分と笑わせる部分のメリハリがあって、泣かせる時は本当に泣いた》《キャストの方が良かった》とキャスティングを絶賛する人が多かった。また、話についても見ごたえがあると感じた人が続出。特に、姉である北条政子のそばで義時が息を引き取るという衝撃的なラストシーンがSNS上では《想像をはるかに超えてた》《喪失感半端ない》と大きな注目を集めることに。そのため、アンケートでも《最終回のバッドエンディングが想像を超えるストーリーで三谷幸喜の脚本の素晴らしさや新しい切り口で今後の大河にも影響を及ぼしている》との声が。三谷氏は’22年12月に放送された『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)で「ラストシーンを見た後、放心していた」と話していたが、仕掛けた本人ですらも衝撃展開に圧倒されたようだ。そして1位に輝いたのは、今年度の『どうする家康』だ。小国に生まれた徳川家康が、争いの世で苦闘しながらも江戸幕府を開くというストーリーの同作。脚本を『リーガル・ハイ』シリーズで知られる古沢良太氏(50)が手掛け、主人公の徳川家康を松本潤(40)が演じている。家康が成長していくにつれ、松本の演技に磨きがかかっていった本作。従来の”松潤”像から脱却したようで、《松潤の演技が魅力的だった》《家康が苦悩する様子はよかった》という声が相次ぎ、松本にとっても新たなステップとなったようだ。また古沢氏の脚本も人気の一因となっており、《大河ドラマ初心者向けでわかりやすかった》《家康だけでなく、色々な武将が今までと違う形で描かれていた》《登場人物のキャラクターが生々しくて良かった》といった感想が寄せられた。松本は《古沢さんの脚本は視聴者の意表を突くような仕掛けや感動させるポイントがあり、今作も上手い仕掛けが随所に出てくる》(「modelpress」’23.01.08)と絶賛し、古沢も松本に対して《とても誠実なお芝居をされる方だなと感じました》《自分がやらなければならないことや、求められていることを俯瞰でしっかりと把握して、それを一生懸命実現しようとしているという印象を強く感じました》(「ステラnet」’23.01.06)と述べている。2人の相思相愛ぶりが、作品にいいケミストリーを生んだのかもしれない。
2023年12月24日「災害に遭ったりすると、とても不安になりますがそれでも生きることをあきらめないことが大事だと改めて思いました」離婚発表後、『news every.』(日本テレビ系)にて初めてメディアに生出演した羽生結弦(29)。VTRでは災害救助の訓練に参加し、こう語った。スタジオではお天気コーナーにも登場。「天気予報のキャラクター『そらジロー』と戯れていました。ターンや決めポーズを披露したり、一緒にぴょんぴょんと跳びはねたりと、羽生さんの楽しそうな姿が見られました。空元気かもしれませんが、未練を断ち、前向きに進む意志が見えた気がします」(芸能関係者)さっそく新たな挑戦をするようだ。12月10日、羽生が座長を務めるアイスショー『羽生結弦notte stellata』に、スペシャルゲストとして、女優の大地真央(67)が出演すると発表された。羽生はアイスショーの公式Xの動画で、「これからいろんなコラボをしていくにあたってどうなるか正直わからないこともたくさんありますし、僕も楽しみにしています。みなさんもぜひお楽しみに」とコメント。誰も予想だにしなかった共演に、驚きと疑問の声が上がっている。「このアイスショーは’23年も行われましたが、そのときのスペシャルゲストは元体操選手の内村航平さん(34)でした。2人には、五輪金メダリストという大きな共通点があります。しかし、大地さんと羽生さんには今まで接点がありません。なぜ元宝塚歌劇団のトップスターという縁のない方を招いたのか、大変不思議です」(スポーツ紙記者)意外にも、大地の境遇は羽生と重なる部分がある。「大地さんは淡路島生まれ。阪神・淡路大震災で、故郷と宝塚の両方が大きな被害を受けました。それ以来、チャリティイベントに出演したり、演劇賞の賞金を全額寄付したりと、支援を続けているようです。東日本大震災の復興を願い、羽生さんの地元・宮城で開催されるこのアイスショーには、ぴったりの人選だと思います」(演劇関係者)■トップスターの心つかむ羽生のスケート演技ただ、大地起用の要因はそれだけではないという。前出の芸能関係者はこう語る。「宝塚には、元トップスターの紅ゆずるさんや望海風斗さんなど、実は羽生さんのファンが多くいます。体を使って表現する者同士、通じるものがあるようです」実際、元トップスターたちは羽生を次のように絶賛していた。《羽生結弦選手の演技を拝見するたび、その表現力の豊かさに心を動かされます。(中略)見ている方がハッと心を掴まれてしまうんですね》(紅の発言。「Number Web」’22年1月9日配信より)《男子を見るきっかけになったのが羽生さんでした。スケーティングをみたとき、美しさを感じて芸術的だなと。自分も舞台に出ている人間なので、何でこんなに人をひきつけられるのか、どうお客さまにアプローチしていったらよいのか、細かく見るようになりました》(望海の発言。「朝日新聞デジタル」、’22年10月15日配信より)その評判をしっかり確認しているであろう人物が、羽生の母だ。「お母さまは、羽生さんのファンを大切に思っている方です。ファンレターに手書きでお礼状を出し、リンクに投げ込まれたプレゼントはすべて持ち帰っていたそうです。かつては羽生さんの恋愛を禁止していたといいますが、それもファン人気を考えてのことでしょう。宝塚の方々が羽生さんに関心を寄せていることは、もちろん彼女の耳に届いているはず。その情報を生かして、大地さんを候補に挙げたのかもしれません」(フィギュア関係者)さらに、羽生の母と宝塚にはこんな縁も。「宝塚の衣装は、ストーンやフリルできらびやかに装飾されていて、舞台映えのするものばかりです。それでいて、ダンス用に動きやすく工夫されています。ジュニア時代の羽生さんの衣装は、お母さまの手作りです。夜中までダイヤのストーンを付けていたと羽生さんもテレビで話していました。特徴が似た宝塚の衣装を、製作の参考にしていたかもしれません」(前出・フィギュア関係者)羽生と大地の異色タッグの裏にうごめく、母の思惑はーー。前出のスポーツ紙記者はこう語る。「最近の羽生さんは、明るい元妻の影響もあってか、ノリノリで踊る姿をSNSで公開したり、アイスショーでアイドルのようにふるまったりしましたが、世間では賛否両論でした。それに、結婚によって一部でファン離れが起き、グッズ売り上げも減少したとか。ファン思いのお母さまはそれに不安を抱いていたと思います。離婚後、親子体制に戻った“再生の第一歩”は、お母さまの腕の見せどころ。大地さんの力を借りて、宝塚のような伝統のある王道のショーで、軌道修正を図りたいのでしょう」母の執念がこもったアイスショーはどんなものになるのだろうか。「’23年ゲストの内村さんとは、お互いの個性を生かして、2人同時にスケートと体操を行う形で共演していました。今回は大地さんらしい、ミュージカル風の華やかな演出になる可能性が高いです。宝塚らしく、大階段を使ったり、羽根の衣装をまとったりすることを期待するファンも多数います」(前出・フィギュア関係者)前出・演劇関係者も言う。「宝塚最大のヒット作『ベルサイユのばら』は総観客数500万人を達成しました。主人公オスカルのように“王道”で魅せる羽生さんなら、アイスショーで“ベルばら”超えも夢ではないでしょう」羽生のステージはさらに昇華するーー。
2023年12月24日12月17日に『どうする家康』が最終回を迎え、来年1月7日から始まる『光る君へ』にバトンタッチする大河ドラマ。『光る君へ』は主人公の紫式部を吉高由里子(35)が演じ、脚本を務めるのは’06年の『功名が辻』も手掛けた大石静氏(72)。大石氏は『光る君へ』について《当時の政治劇も色濃く描きます。権謀術策と恋愛をうまく絡めれば、よりスリリングなドラマにできると思って頑張っています。ご覧くださるみなさまがハマってくださることを祈りながら》(「NHK」の公式サイト 23.12.17)と語っているが、SNSでも同作への期待値が高まっている。《光る君へにはちょっと期待してる。あまり描かれない時代で、よく知らない人物の話は興味がある》《光る君へ、めっちゃ楽しみ》《どんな紫式部が観れるのか凄く楽しみです!!》60年にわたる歴史を持ち、様々な名作が生まれた大河ドラマ。いっぽうで、視聴者の期待に沿えなかった作品も多々あるようだ。いったいどのような作品が、視聴者に評価されるのだろうか?本誌は’11年以降に放送された大河について、「面白かった」「つまらなかった」と感じた作品について、20歳以上の500人を対象にアンケートを実施した。今回は「つまらなかった」大河ドラマについての結果を公表する。まず第3位は’12年の『平清盛』だ。松山ケンイチ(38)が主演を務め、本当の親を知らないまま育った平清盛が日本を制覇していく様を描いている同作。脚本を手掛けたのは、’07年の『ちりとてちん』や’21年の『カムカムエヴリバディ』といった朝ドラ作品で知られる藤本有紀氏(55)だ。大河ドラマとしては異例の男色を描いたほか、骨太なストーリーは熱狂的なファンを生むことに。一方、同作は当時、清盛にゆかりのある兵庫県の井戸敏三知事(78)が「まず画面が汚い。(視聴者が)チャンネルを回す気にならないのでは」と会見で話し、NHKに改善を申し入れたことも話題に。今回も《とにかく、映像が汚かった》《画面が薄汚れたような演出》というコメントが寄せられており、映像に対するネガティブなイメージもいまだ強いようだ。これらの画面作りも影響してか、全50回の平均視聴率が12.0%と、当時「大河史上、最低の視聴率」として波紋を呼ぶことに。今回のアンケートでも《見ていて明るい気分になれなかった》《暗かった》《「もののけじゃあ」ばっかりでアホかと思った》など厳しい声が寄せられた。■『いだてん』は「現代劇はどうかと思った」「北野武の語りが…」続いて、第2位は’18年の『いだてん』だ。東京五輪の開催を控えるなか放映された同作は、’64年の東京オリンピックが実現するまでを描いている。第一部の主人公・金栗四三を六代目 中村勘九郎(42)が、そして第二部の主人公・田畑政治を阿部サダヲ(53)が演じるというW主演作品で、脚本は宮藤官九郎氏(53)が務めている。人気脚本家である宮藤による作品だが、《オリンピックが近年だったからそれに乗っかってかもしれないが1話でつまらないと感じ2話以降は見ていない》、《日本オリンピック黎明期がどのような物であったか展開に期待したが、回を追う毎につまらなくなり、途中で観るのを止めた》とそのストーリーに満足できなかった人も多いよう。また「大河ドラマ=時代劇」というイメージが強いためか、《大河的では無い。2020東京オリンピック応援ドラマだった》《現代劇はどうかと思った》《戦国時代じゃない》といったコメントも寄せられた。さらに同作は放映時、五代目 古今亭志ん生さん(享年83)に扮してナレーションを担当した北野武(76)の声が聞きづらいという指摘がSNS上で相次いでいた。今回のアンケートでも《北野武の語りが聞きづらかつた。何を言ってるのか分からずストレスになった》との声が寄せられている。『いだてん』の出演者発表会見で「最も尊敬している落語家さんなので、その役が来たのが嬉しくてしょうがない」と語っていたほど、志ん生さんに憧れていた北野だが、志ん生さんを演じることはあまり向いていなかったのかもしれない。■1位の作品には「途中で飽きた」「CGが多い」など不満噴出そして残念ながら1位となったのは、今年度の『どうする家康』だった。本作は「面白かった大河」でも1位を獲得しているが、直近で視聴していた人が多いことから”つまらなかった”と答える人の票も集中したようだ。松本潤(40)が主人公の徳川家康を演じる同作は、家康が乱世を奮闘しながら生き抜いていくというストーリー。脚本家は『リーガル・ハイ』や『コンフィデンスマンJP』(ともにフジテレビ系)といったドラマでおなじみの古沢良太氏(50)だ。松本と古沢氏の強力タッグとなった『どうする家康』だが、途中で観るのを辞めてしまった人たちが多々いたようで、《最初見始めたが早めに見るのをやめてしまった。主役が物足らなかった》《好きな脚本家だったので期待していたが途中で飽きた》との声が。同作の放送開始当初は、SNS上で主演の松本の演技に対して”家康感がない”との指摘が相次いで寄せられていた。今回のアンケートでも《主役がしっくりこないから》《家康役に松本潤というのがしっくりこなかった》とのコメントがあがっており、これらも離脱の要因となってしまったようだ。また同作は、関ヶ原の戦いシーンで10万人の兵をフルCGで表現するなど映像にもこだわりをみせていた。バーチャルプロダクション(背景映像と被写体を合成し、リアルタイムで映像制作を行う技術のこと)を初めて導入した大河ドラマであり、演出統括を担当したNHKの加藤拓氏は《大河ドラマというメジャーなコンテンツでこの新技術に挑戦するのは、映像表現の進化とつくり方の劇的な改革に非常に有効だろうと思ったんです》(「CGWORLD.jp」23.05.17)と導入理由を語っている。ところが、今回のアンケートでは《CGが多い》《CG感が無理だった》との声が寄せられており、不評の様子——。次作以降は、視聴者の期待に応えるができるだろうか?
2023年12月24日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回は、プロポーズをしてくれたと思ったら、どんどん態度がおかしくなっていった彼氏の話。【人間まおから一言】謎理論を正論のようにかましてくる人からは、即離れるのが一番。私は昔浮気をされて「たまには箸休めしたい」「ゴムが減ってるのは1人でする時に使ってるから」と言われたが、その謎はいまだ解けないままである。>前回:12コワ目「プロポーズ後に彼氏が豹変した恐ろしい理由(1)」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2023年12月23日人生100年時代、いつまでも若々しい芸能人も多く、書店の棚を見ても、70代、80代、90代のシニア女性の生活指南本が目立つ今日この頃だ。そこで本誌は、「あなたの好きな70代以上の女性有名人」について男女300人にアンケートを行った(~12月12日)第3位に選ばれたのは、黒柳徹子(90)、草苗光子(90)。黒柳徹子に関しては、《徹子の部屋をよく見ていた》《徹子の部屋での強烈なキャラクターが気に入りました》《長くNHKのアナウンサーとして活躍し、いまも徹子の部屋で活躍している》といったように、モンスター番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で毎日、黒柳の顔を見ている人も多いからだろう。《窓際のトットちゃんで好きになった》と、現在は続編が刊行され、アニメ化もされた超ベストセラーの影響や、本誌別冊『パンダ自身』でもよく知られるように《パンダ好きであること》も好かれる理由になった。同じく3位に選ばれた草苗光子については、《草苗光子さんあのお歳でしっかりした動きお考えに尊敬しております》《背筋をピンと伸ばし年齢を感じさせない》《白髪姿が素敵で若々しい。憧れの年の重ね方》と、凛としたたたずまいに好感が持たれている。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での頼朝の乳母(めのと)役・比企尼の演技も記憶に新しい。第2位に選ばれたのは、夏木マリ(71)、デヴィ夫人(83)。夏木マリを支持する声は、《かっこよくて綺麗で演技も好きなので》《恰好良いから》《ファンキーな恰好をしている印象があるが、似合っているし自分のスタイルを貫いていてカッコいいと思うから》《オシャレだから》と、スタイリッシュなファッションや生き方に憧れる意見が多かった。《(ジブリ映画『千と千尋の神隠し』で)湯婆婆の声が好きだから》という声も。デヴィ夫人を好きな理由は、《貴族っぽい、華美》と“夫人”ならではの声とともに、《面白いから》《トークが面白いから》《バラエティでも活躍していてすごいから》《イッテQ(『世界の果てまでイッテQ』日本テレビ系)で、ハキハキと発言しているところが好き》と、強烈なキャラクターとタレント性に惹かれている人が多いようだ。そして、ダントツの第1位は、吉永小百合(78)だ。《いつまでも綺麗》《年齢を感じさせない》《いつまでも若くて、品があり綺麗》《知的で品が良く、スマートなイメージだから》《素敵に歳を重ねているから》と、品のある年齢を感じさせない美しさに憧れるという意見が多かった。2023年の山田洋次監督の映画『こんにちは、母さん』では初の“おばあちゃん”役を演じたが、その若々しさが評判になった。私たちも彼女たちのように、いつまでも若々しくありたいものだ。
2023年12月23日東京ヒルズクリニック理事長で有名美容外科医の杉浦功修院長のインスタグラムに登場したことが、台湾でも話題になっているという福原愛(34)。インスタグラムで「来年は辰年で年女なので、龍のように頑張りたいと思います」と宣言しているように、彼女は中国版インスタグラム「小紅書」での発信も積極的に続けている。「福原さんは昨年7月に、台湾で生活していた長男を日本に連れてきましたが、夏休みが終わっても長男を台湾に返しませんでした。その後、緊急来日した元夫の江宏傑氏が引き渡しを求めたりなどといった騒動も記憶に新しいところです。最近福原さんは日本人にはあまりなじみがない瓜子(ひまわりなどの種)を食べる動画も配信しており、『私の半分は中国人ですよ!』などと語ったことで、中華圏の男性たちが大喜びしているとも報道されました」(スポーツ紙記者)度々トラブルが報じられているにも関わらず、支援者やファンが絶えない福原。長男との日本での生活も、ある中国系商社がサポートしていた。福原と恋人は新車なら450万円もする高級車を貸与され自由に使っていたり、商社の社長が所有しているロールスロイスで送迎されたりしている様子を本誌は目撃している。昨年、この中国系商社に取材を申し込むと、営業部長を名乗る男性が次のように語った。「現在、福原さんはわが社のビジネスパートナーです。私たちが扱う広告に出演いただいていますし、日中国交正常化50周年事業に関する彼女の出演について、文書などのチェックを私たちが行っています」営業部長によれば、福原のCM動画なども撮影したという。当時、商社は東京都内にビルにあり、撮影スタジオも、多くの社員たちが忙しそうに働いていたが、この12月に再訪すると、以前と異なり事務所には男性が2人いるだけで、閑散としていた。男性の1人に取材をすると――。――以前は旅行代理店業からCM制作まで、幅広く活動されていましたが?「いまは、そんな仕事はしていないよ。歯磨き剤を扱っているだけ」彼が指をさしたほうには、有名な歯磨き剤の名前が記載されたダンボールが積んであった。2022年に生産が中止された商品なので、在庫を扱っているということのようだ。――福原愛さんとはビジネスパートナーと伺いましたが、いまも契約や交流は続いているのでしょうか?「フクハラ?誰ですか?」――中国でも人気のある卓球選手だった福原愛さんです。「そんな人は知らないし、ここで女性は働いていないよ」厚遇してくれていた商社と福原の関係も切れていたようだ。「青森大学の客員准教授に就任したことも話題になりましたが、結局、講義をしたのは1度きりで、入学希望者が増えたという話も聞こえてきません。サポートしてくれた中国系商社も経営があまり思わしくないとなれば、いずれ“福原さんを支援してもあまりメリットがないのでは”というイメージがついてしまう可能性もありますね」(前出・スポーツ紙記者)辰年生まれの福原。2024年は“年女の逆襲”が見られるのか。
2023年12月23日昭和を代表する名曲『たそがれマイ・ラブ』や『シルエット・ロマンス』を世に届けた大橋純子さん(享年73歳)が11月9日に逝去。東京・増上寺で営まれた告別式では、夫の佐藤健さんが「新しい旅立ちです。明るく見送ってください」と涙ながらに語った。大橋さんは、『女性自身』1982年4月8日号に掲載された、横山やすしさんによる対談連載「ホンマかいな」にゲストで登場。このときすでに夫の佐藤さんと同棲しており、見出しには「彼と知り合って3カ月で同棲“未婚夫婦”10年目です」とある。そして、横山さんとの軽妙なやりとりから、大橋さんの素顔が垣間見えた。横山さんから独身かどうか尋ねられると、大橋さんは「いいえ」とキッパリ。「もうかれこれ10年かな。私が東京へ出てきた、デビューするまでの間、六本木あたりのクラブで歌っていた時期があったんですね。彼もバンドをやっていて……当時、彼はまだ学生で、アルバイトでやっていたらしいんです。たまたま紹介されて“僕、北海道なんです”“あら、私もそうなの”ということでお付き合いをはじめて、それからすぐ3カ月くらいで一緒に暮らしはじめたんです」この話には、「ワシ、ちっとも知らんかったな〜」と横山さんも驚いた。「私も隠すつもりはなかったんですけど、レコード会社のほうで、どうせなら独身(シングル)のほうがいいんじゃないのってことになって……その当時は、まだ入籍していませんでしたから」「それに、もう10年でしょう。ここまできちゃうとどうでもよくなっちゃうみたいなところってありますよね」当時のトレードマークであったショートヘアについて、こんなやりとりも。大橋さん「去年までの私は、デビューしてから、おかげさまで順調に、あまり苦労もせずにこれたものだから、けっこうマイペースでやってきたわけですよ。売れようが売れまいが自分には関係ない。売れるのはトシちゃんや聖子ちゃんにまかせておけばいいって、そんな感じでやってきたわけです」横山さん「そんなら心配せんでもええ。いまでこそトシちゃーん、聖子ちゃーん、こっち向いて!サインちょうだい!っていわれているけど、あのクラスは3年たったらわからんし……。心配いらん!」大橋さん「でも、現実には売れているわけですよ。ということは、コンサートにしてもそうだし、レコードの売り上げでもやっぱり有利な方向につながるんですよ。ですから、今年はひとつレコードをヒットさせることに賭けてみようと思いましてね。その意気ごみもあって髪型を変えてみたんです」横山さん「昔からいうわな。女が己の髪をいじったときは何かを決断したときや、と。とにかく勝たな、この世の中ままならんからな、正味な話」さらに横山さんが「われわれ芸能人の世界というのは、華やかな人間ほど“落日をみる”というのは、ハッキリいって惨めな落日やからなあ。きれいな夕焼けをみて、あした天気になあれ……って、そんな気分のええもんとちゃうもんな」と続けると、「あれ?って思って周りをみたら、知らないうちに私って忘れられていたんだわ……みたいなことってありますよ」その後も歌手として活躍し続けた大橋さんは、デビュー35周年を迎えた『女性自身』2009年7月14日号では、「歌を歌うことは仕事じゃないの、私にとって趣味ですから……」とコメント。50周年を目前に悲しい別れとなったが、大橋さんの見事な歌唱力、そして表現力は、人々の心から忘れ去られることはないだろう。
2023年12月23日「イスラエルとガザの人道危機に関する報道の数が、日々、少なくなってきているように感じます。長期化して、人々の関心が薄れてくるのは怖いこと。一方で自分自身、テレビを見ていてふいにイスラエル情勢のニュースに触れると、気持ち的についていけず心に強いストレスを感じてしまうのです」こう語るのは、ガザ地区で医療活動をしていた、大阪赤十字社病院の看護師・川瀬佐知子さん(45)だ。川瀬さんは、11月5日に帰国したが、今でも現地に残るスタッフとメッセージアプリを通じて連絡を取り合っている。「北部では変わらず激しい攻撃が続いていますが、現地のスタッフの大部分が移動した南部も危険な状態で、心休まらない日々を過ごしています。メッセージに既読がつかないときは、通信状態が悪いためなのか、現地で何か起きてしまったのかわからないため不安になります」日本でも報道されたように、11月下旬、人質交換のため数日間の休戦が実現したが、まもなく戦闘が再開された。「現地スタッフは『たとえほんの数日間とはいえ、物資が入ってくるなら今の生活の助けになる』と話していました。それほど、着るもの、食べ物、燃料などすべての物資が不足しているのです」12月現在、避難民が集中する南部であっても、そこかしこで爆撃の音が聞こえてくる。さらに寒さとの戦いもあるという。「今は気温が下がってきていて、凍えながら生活をしています。シェルター(避難所)では感染症が流行っていると連絡がありました。おそらく呼吸器系の感染症や、皮膚炎、きれいな水が飲めないため下痢や、胃腸炎などだと思います。衛生状態が悪いため、今後の感染症の拡大も不安です」川瀬さんは帰国後、共に働いていたハムディ看護師からのメッセージが心から離れないという。「4人の子供を持つお父さんのハムディが《こんなにたくさんの子供や女性が死んでいるのに、どうしてこの状況を世界が許しているの》と訴えていました。誰もが傍観者であってはならないんです」ほんの数秒で生死が分かれた川瀬さん自身も死の危険を感じるガザでの避難生活を振り返るーー。「今回の軍事衝突があった10月7日の朝は、国際赤十字の宿舎にいて、ミサイルを打ち上げる音だと思うのですが、それが鳴り止まない。すぐに国際赤十字事務所から連絡があって、別の宿舎へ避難するように指示がありました」同13日には、北部で本格的な戦闘があるため南部へ避難した川瀬さんは、職場であったアルクッズ病院のスタッフと、頻繁に連絡を取り合っていた。アルクッズ病院は、イスラエルに攻撃された北部最大のシファ病院とは車で10分くらいの距離にあり、有事の際の協力体制もできあがっていた。「今回の軍事衝突以前から、看護部長と紛争下の活動を話し合っていて『何かあったら病院に来て、一緒に緊急事態に対応してほしい』と言われていました。しかし想定を超える軍事衝突で私は避難を余儀なくされました。看護部長からも『危険だから来ないでほしい』と言われて……。私自身一医療者として、体は元気なのに何もできないことに、葛藤はありました」ただ、川瀬さん自身にも命の危険があった。南部の避難所でも爆撃の音は鳴り止まず、爆弾の衝撃で窓ガラスや机が揺れることも、たびたびあった。「明け方4時くらいに激しくなって、そのたびに仲間と安否確認するために点呼をとったりしていました。夜寝るときも、次の日に目を覚まさないかもしれないという覚悟もしていました。一度、車で移動中、近くの建物が爆撃を受け、40、50メートル先に建物の瓦礫などが降り注いだこともあったんです。ほんの数秒で生死を分けたんですね」こうした緊迫した状況下で、日本の家族との連絡が心の支えになったという。「家族とはできるだけ連絡を取り合っていました。一度、妹と話をしているときに爆撃があって『ごめん、切るわ』といって避難したときは、さすがに次に繋がるまで心配していたようです。でも、なるべく心配かけたくないので、いつも『大丈夫』と言っていました。日本の家族も『大丈夫、大丈夫、こっちは全員、元気やから』と明るく答えていました。でも、帰国後に聞くと、両親は心配で共に号泣していたそうです。お互い心配かけまいと強がりながら、支え合っていたんですね」家族と共に、川瀬さんにとって癒しとなったのは、現地スタッフや避難所の人々との交流だ。「食べものは十分ではありませんでしたが、現地スタッフが危険な状況下で調達してくれました。きゅうりやトマト、冷蔵庫に入れなくても保存できるチーズなどを食べていました。卵はあったり、なかったり。スタッフの一人に、少ない食材でもスープを作る達人がいたから、1日1回は温かいものを食べられたんです」彼らが日常を取り戻せるよう、一刻も早い停戦が求められている。
2023年12月23日