ぴあがお届けする新着記事一覧 (828/896)
ロバート・デ・ニーロが、コロナ対策に尽力するアンドリュー・クオモを高く評価した。最も有名なニューヨーカーのひとりであるデ・ニーロは、「彼はすばらしい仕事をしている。どんな状況になっても、彼が発言をし、責任を持ち、行動をする様子を見るのは、気持ちを明るくしてくれる」と、自分の州の知事を絶賛。また、ホワイトハウス・コロナウィルス・タスクフォースの主要メンバーで、米国民が絶大な信頼を寄せる免疫学者アンソニー・ファウチ博士のことも、「彼はイタリア系アメリカ人で、ニューヨーカー。彼が言おうとすることはすぐにわかる」と親しみを込めて語った。一方でトランプに関しては、「もっと早く行動するべきだった。警告は十分にあったのに。そうしていたら、今みたいなことにはならなかったはず」と、強く批判している。文=猿渡由紀
2020年04月20日『ぴあ』がセレクトする今が旬♡なイケメンに、今ハマっていることや恋愛のこと、お仕事観を聞いちゃいます!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()
2020年04月20日昨年12月にスタートしたクラシック専門の動画サイト『medici.tv JAPAN』にて、昨年秋に開催された大きな話題となった<サントリーホールARKクラシックス>のコンサート映像が、4月17日より毎週無料で公開されることになった(10週連続無料公開!)。ライブやコンサートがいくつも中止になっている現在、素敵なおうち時間をお過ごしあれ。*まずは最初の5つのラインナップを要チェック!●medici.tv JAPAN(メディチ・ティーヴィー・ジャパン)●「サントリーホールARKクラシックス2019」公開スケジュール(毎週金曜更新予定)・4月17日 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番《雨の歌》/三浦文彰・辻井伸行・4月24日 モーツァルト:ディヴェルティメント K.136/ジュリアン・ラクリン&ARKシンフォニエッタ・5月01日 坂本龍一組曲/川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝 トリオ・5月08日 ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品/ジュリアン・ラクリン他・5月15日 バッハ:ゴルトベルク変奏曲/曽根麻矢子※ラインナップは変更になる可能性がございます。
2020年04月18日2001年から続いている「アースデイ東京」が今年は本日と明日、オンラインで開催される。会期中は様々な配信が行われ、地球のことを考えるプログラムが登場する。本イベントは「地球のことを考え、行動する日」を合言葉に、多様な命のつながりについて考え、持続可能な社会をつくることを目指すイベント。例年、この時期に東京の代々木公園で開催されてきたが、今年は「HAPPY ERTHDAY〜未来の灯が消えないうちに〜」をコンセプトにすべてのセッションをオンラインで配信する。4月3日にこの世を去ったC.W.ニコル氏は本イベントの実行委員長を務めていた。そこで氏の軌跡をたどるゲストトークや最後のメッセージ動画を配信。また、プロスポーツ選手、タレント、環境活動家たちが「未来の地球へのメッセージ 」をテーマに1分のメッセージ動画を寄せたコーナー「みんなのアースデイ」も公開になる。そして毎年、多くの来場者を集める音楽ステージやトークもネットで配信。「メインステージ」と題したチャンネルには、いとうせいこう is the poet、加藤登紀子をはじめ、フィロソフィーのダンス、MINMI、森友嵐士らが、「ハローアースステージ」にはMIDORINOMARU、TEX & SUN FLOWER SEED、末永華子らが出演。環境や社会問題について語り合うトークも配信予定で、地球環境、戦争のない平和な世界、昨今の外出自粛により発生する家族の問題、ジェンダーの平等など様々なテーマについて意見が交換される。ほかにも参加者が交流できるオンラインブースや豪華メンバーのコラボ演奏も予定。それぞれが自宅で地球の未来について考えることのできる2日間になりそうだ。アースデイ東京20204月18日(土) 10時から19時まで4月19日(日) 10時から18時30分まで参加無料
2020年04月18日坂本龍一をはじめとするアーティストたちがエイベックスグループと設立したプロジェクト“commmons”は、外出自粛期間の長期化を受け、3月27日(金)から4週連続で公開していた坂本龍一の過去のライブ映像に加えて、新たに坂本龍一のオーケストラ公演やYMOの貴重なライブ映像を追加で公開する。公開期間はいずれも公開から4週間、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開。坂本龍一は「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」とコメントしている。公開されるライブ映像『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.配信期間 : 4月24日 (金) 21時~5月22日 (金)配信URL()坂本龍一とオーケストラとの共演。教授の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る。2013年、日本国内で16年ぶりにフルオーケストラとの共演で話題を呼んだ「Playing the Orchestra」。その音楽性豊かな企画が2014年も実現。2014年4月に行われた東京公演を待望の作品化。自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。世界を魅了した坂本サウンドがフルオーケスレーションで蘇る。『POSTYMO ~Yellow Magic Orchestra Live in London 2008 +~』配信期間 : 5月1日 (金) 21時~5月29日 (金)配信URL()坂本龍一+高橋幸宏+細野晴臣による“Yellow Magic Orchestra”名義にて2008年6月15日に行われたMassive Attackキュレーターによる「MELTDOWN FESTIVAL」に出演した際の、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ盤DVD。実に28年振りのロンドン公演。Yellow Magic Orchestra時代の名曲やHASYMOとしての新曲を満載。高田漣、権藤知彦、坂本龍一との共作『cendre』でも知られるChristian Fenneszという3名によるサポートを得て6人編成で行われた、生バンドとしての強烈なグルーヴ感を体感できる作品。commmonsについて坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立したプロジェクト。「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地<commons>」となることを目的としています。共有地<commons>の中心に音楽<music>が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられた。YouTube「commmons チャンネル」()commmonsオフィシャルサイト()commmons公式Twitter()commmons公式Facebook()commmons公式Instagram()
2020年04月17日ロン・ハワードが、ホセ・アンドレのドキュメンタリー映画を監督することになった。アンドレは、L.A.、ワシントンD.C.、ニューヨーク、マイアミ、ラスベガスなどでレストランを経営する有名シェフ。2010年のハイチ地震をきっかけに、被災者に無料で食事を提供する非営利団体ワールド・セントラル・キッチンを設立した。この団体は、現在も、コロナウィルスの影響で食べるものに困っている人々を助けている。ハワードの映画は、このチャリティ活動に焦点をあてるものになるようだ。製作はナショナル・ジオグラフィック。文=猿渡由紀
2020年04月17日LDH公式YouTubeチャンネルにて、EXILE TETSUYAのコーヒー農園旅行記映像が公開された。新型コロナウイルスの感染拡大によるライブ、およびイベントの自粛要請や、政府による緊急事態宣言が発出されている現状を受けて、LDH JAPAN公式YouTubeチャンネル「LDH JAPANチャンネル」にて、過去の映像コンテンツが本日17時から配信開始された。2019年3月に、TETSUYAは長年の夢であったコーヒー農園を視察した。自身がプロデュースする「AMAZING COFFEE」で仕入れるコーヒー豆も約70種類ある豆からテイスティングをし、中米・コスタリカ共和国で体現してきたCOFFEE TRIPの模様を映像では観ることができる。初めて買い付けたコーヒー豆『PURA VIDA(プラ・ビダ)BEANS』は、現在“うち活キャンペーン”と銘打って発売されている。●LDH公式YouTubeチャンネル「LDH JAPANチャンネル」●AMAZING COFFEE公式サイト
2020年04月17日Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』が配信中だ。この度、その第7話『AIBA’s Diary』の配信日時が4月21日(火)16時に決定。あわせて予告編が公開された。第7話では、メンバーそれぞれへの密着を敢行し、彼らの個性、人間性に迫るエピソードの第1弾として “相葉雅紀って、どういう人?”を紐解いていく。公開された予告編は、相葉が地元・千葉で「久々になんか千葉に帰ってきたな……。初心に帰るね」としみじみつぶやくシーンから始まる。そして、地元の某公園の一角で、嵐としてデビュー間もない時期について語るシーンなどが切り取られている。さらに『AIBA’s Diary』では、映像収録現場での仕事そのものや、スタッフへの誠実な向き合い、ツアーのステージで見せる、一瞬で周りをハッピーに巻き込むビッグスマイルの数々、本人のルーツ、成り立ちをよく知る人たちを直接訪ね、思い出や今の想いを語り合い、飾ることなく本音で向き合っていく姿が映し出されるようだ。『ARASHI’s Diary -Voyage-』Netflixにて全世界独占配信
2020年04月17日京都在住の3ピース・ロック・バンド10-FEETが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、#おうち時間を楽しんでもらいたいとの想いで、自身のライブDVD作品シリーズを2週間の期間限定で無料配信する。配信するのは、2004年よりリリースを始めたライブDVD「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!」シリーズで、2018年にリリースした最新作「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! VII」までの全7作品、合計13時間を超えるもの。各作品の配信期間は2週間限定で、毎週金曜日0時に7週連続で公開されていく。配信スケジュールは以下の通り。①4/17(金)~4/30(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!②4/24(金)~5/7(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! Ⅱ③5/1(金)~5/14(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! Ⅲ④5/8(金)~5/21(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! Ⅳ⑤5/15(金)~5/28(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! V⑥5/22(金)~6/4(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! Ⅵ⑦5/29(金)~6/11(木)OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS! VIIまずは4/17(金)0時より、16年前、まだ20代だったメンバーの姿を拝める「OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!」が配信されるので、#おうち時間を #おうちモッシュ #おうちダイブ #おうちシンガロングで楽しんでいただきたい。「10-FEET- OF THE KIDS, BY THE KIDS, FOR THE KIDS!」4/17(金)~30(木)期間限定配信>最新リリース情報LIVE Blu-ray/DVD『10-FEET OPEN AIR ONE-MAN LIVE IN INASAYAMA 2019』発売中【Blu-ray】初回生産限定盤 (スリーブケース仕様) / ¥5,400+税通常盤 / ¥5,200+税【DVD(2枚組)】初回生産限定盤 (スリーブケース仕様) / ¥4,400+税通常盤 / ¥4,200+税収録内容(Blu-ray/DVD共通)2019年5月19日長崎市稲佐山公園野外ステージにて行われた「10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山」の模様を完全収録。火とリズムSTONE COLD BREAKJUST A FALSE! JUST A HOLE!EVERYJUNGLESsuper stomper feat. MAN WITH A MISSIONmy pet theory2%1 size FITS ALLFreedomHONE SKA feat. 東京スカパラダイスオーケストラhammer ska feat. 東京スカパラダイスオーケストラHEY!風LITTLE MORE THAN BEFOREライオンTRUE LOVE (カバー曲)goes onAND HUGSEASIDE CHAIR1sec.アンテナラストSEE YOU太陽4号RIVER (wow wow unite remix) feat. Kj (from Dragon Ash)蜃気楼VIBES BY VIBESヒトリセカイハローフィクサーその向こうへ feat. ROTTENGRAFFTYDO YOU LIKE…?CHERRY BLOSSOMback to the sunset※初回生産限定盤のみ追加収録内容 (Blu-ray/DVD共通) :当日のバックステージの様子やインタビューを含むメイキング映像10-FEET プロフィール地元地元京都を拠点に活動。シンプルな3ピースという形態でありながら、メロコアと言うジャンルでは既に括る事のできない音楽性は、ROCK、PUNK、HEAVY METAL、REGGAE、HIP HOP、GUITAR POP、BOSSA NOVA等のジャンルを10-FEET流に取り入れ、幅広い独自のものを確立している。また全国各地で繰り広げられる年間100本近い精力的なライブ活動も、その迫力満載のライブパフォーマンス、人間味溢れる、深いメッセージが込められた歌詞、笑顔を誘い出すキャラクターで常に話題を振りまいている。 エンターテイナー性溢れるその活動スタイルを徹底している。2019年7月に18th single「ハローフィクサー」をリリースし、10月からは久々のワンマンツアーも決定!バンド結成20周年を越えた現在もピークを更新し、まだまだ進化中で突っ走っている。地元京都で主催する野外フェス「京都大作戦」。2017年は雷雨による中断があったものの一致団結で乗り越え10周年を大成功に終えた。2018年は悪天候の影響で中止になるも、2019年はサブタイトルを「〜倍返しです!喰らいな祭〜」とし、2週に渡っての初の4日間開催!倍返しどころか何倍、何十倍もにして、大いなる感動と強烈なインパクトを残し大盛況のうちに幕を閉じた。
2020年04月16日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)塚本 晋也(映画監督・俳優)大学生のころ、「『HOUSE/ハウス』という面白い映画があるぞ!」と自主映画仲間と映画談義に花を咲かせました。その後、大好きな『転校生』、『時をかける少女』(ラスト、倒れていた原田知世さんが立ち上がって歌い出す瞬間の驚きとときめき)など好きな映画はたくさんありますが、大林監督とお話するようになったのは、実は2015年に発表した『野火』以降になります。ですから大林監督を慕って行動を共にされていた監督さんたちとも違い、僕には雲の上の人のようにずっと遠くに感じられていました。学生のころうらやましく見ていた自主制作からプロデビューする監督さんたちの、さらにその先をいく存在だったのです。『野火』の上映で、全国のミニシアターからミニシアターへ行脚していたおり、大林監督の故郷にある映画館シネマ尾道で、僕の『野火』と大林監督の『野のなななのか』を上映し、対談をさせていただく大きな機会を得ました。大林監督は、そのすべての映画に戦争というテーマを隠し味としてこめていたと仰いましたが、3.11以降、『この空の花ー長岡花火物語』からははっきりと戦争がモチーフになっていき、その後『野のなななのか』、『花筐』へと続いてゆきます。対談の前に大きなスクリーンで観た『野のなななのか』は、戦争で亡くなった人たちと今この世で生きている自分たちが地続きに感じられる優しい目線で描かれている作品でした。全編が繰り返し歌われる詩のようで、感情が揺さぶられ続けました。そしてこの連作で、年齢や病をものともせず、作品はますますパワフルに溢れ出したのです。対談ではたくさんの大切なことをお話しくださいましたが、衝撃だったのは、大林監督は「僕(大林監督)は戦後の監督で、塚本君は戦前の監督」という視点。また、正義という概念は時代によって変わるので、必要なのは自分を俯瞰してみる正気の目線だ-。という教え。残念ながら自分たち人間は、状況によっては悪魔に変身することができる生き物だと知ってしまったので、そういう状況を作り出さないようひとりひとりが正気の目を持ち続けることが最も大切という思いに至りました。また『斬、』という新作の上映と舞台挨拶でやはりシネマ尾道にうかがったとき、大林監督が新作を撮影されているということを知り陣中見舞いにうかがったこともあります。撮影中にお邪魔するのもいかがなものかとはばかられたのですが、そうっと覗かせてもらうことにしました。そのとき監督はだいぶ小さくなられていましたが、静かに、着実に撮影を進めていらっしゃいました。撮影現場にいることが一番の薬だったのでしょう。そして自分がひょっこり現れたことをたいへんに喜んでくださいました。その後高崎映画祭の授賞式でもご一緒できる機会があったのですが、セレモニーの間どこにいらっしゃるか分からなく、自分の登壇の直前、舞台袖に待機すると車椅子の方が目に入り、その瞬間も大林監督だとはすぐには思わず、通り過ぎて壇上に出てようやく監督だとわかったのです。舞台袖ですべての進行をご覧になっていたのです。しかし目にしても気づかないほど小さくなられていたのでした。僕もゲストを大勢連れていったものですからそのあと直接お話しする機会を逸してしまい、ずっと気になっていました。あのときシネマ尾道さんの計らいで撮影現場にうかがっておいて本当によかったです。しかし高崎映画祭の壇上に出た大林監督は、本当に病気なのかと思うほどしっかりとして、たくさんの貴重なお話をみなさんにしてくださいました。実は新作の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は、試写やDVDでなく、町の映画館で一観客として観させていただくのを楽しみにしていたので、初日を今かと今かと待っていたのですが、まさに公開予定日に旅立たれてしまいました。映画はお客さんに届いて完成するものと思っていらしたはずですので、そこまではがんばろうとされていたのではないでしょうか。コロナの終息が見えない中亡くなられてしまったと思うと、映画の感想をお届けできなかったことが悔やまれてなりません。亡くなられる数日前に、自分の名前も上げてくださり、「君たちが映画をつないで平和な世の中に・・・」と途切れ途切れお話しをしたという奥様の恭子さんのコメントを読みました。高崎でお話しできなくごめんなさい。やっぱりどんな形ででも新作を観てしまうべきだったといろいろ悔やみましたが、今となってはいかんともしようがありません。大林さんはずっと平和のことを考え、その思いを映画に込め、語っていらっしゃいました。『海辺の映画館―キネマの玉手箱』はとてつもなくパワフルな映画と各所から耳に入ってきます。もう少ししたら、最高の場所、映画館で堪能させていただきますからね、大林監督。ほんとうにありがとうございました。大林監督の遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』から (C)2020「海辺の映画館-キネマの玉手箱」製作委員会/PSC塚本 晋也(つかもと・しんや)1960年東京生まれ。映画監督/俳優。日本大学芸術学部卒業後、『電柱小僧の冒険』(1987)でPFFグランプリを受賞。『鉄男』(1989)でローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞するなど、国際的な映画祭での評価も高く、ヴェネツィア国際映画祭では審査員も務めた。自作の『野火』(2015)、『斬、』(2018)や、マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙 -サイレンス-』(2016)などに、俳優としても出演している。
2020年04月16日クラシックの名門レーヴェル「ドイツ・グラモフォン」と「デッカ」を保有するユニバーサル ムージックは、今年生誕250周年を迎えた作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名盤にフォーカスした「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンのメインビジュアルに、漫画家 浦沢直樹が描き下ろしたベートーヴェンのイラストを起用する事を発表した。「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンでは、一昨年に創立120周年を迎えたクラシック音楽最古のレーベル「ドイツ・グラモフォン」と、昨年創立90周年を迎え小澤征爾や内田光子などの巨匠が所属する「デッカ」の両レーベルにおいて、年間を通して様々なベートーヴェン商品のリリースやコンサートの実施が予定されるという。そして、キャンペーンのメインビジュアルを手掛けたのが『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』などで知られ、現在小学館「ビッグコミックスピリッツ」にて『あさドラ!』を連載中、海外でも多くのファンを持つ漫画家・浦沢直樹だ。“生誕250年のメモリアル・イヤーに、ベートーヴェンの魅力、作品の奥深さを何か新しい形で多くの世代に伝えられないか”というコンセプトの基、ドイツ・グラモフォンから浦沢氏への熱烈なラブコールで実現したコラボに期待したい。今回の取り組みについて浦沢直樹氏は「ロール・オーバー・ベートーヴェン! あと数世紀もしたら、クラシックもロックもひと塊りに見える時代が来るのではないでしょうか。すべてが最高の音楽だ、と」とのコメントを寄せている。また6月10日には、今回のビジュアルをジャケットに起用したベートーヴェン作品のコンピレーション・アルバム『運命~ベスト・オブ・ベートーヴェン』もドイツ・グラモフォンより世界発売される予定。●浦沢直樹プロフィール1960年、東京生まれ。漫画家。1983年デビュー。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『Happy!』『20世紀少年』など。現在『あさドラ!』を「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中。国内累計発行部数は1億2800万部を超え、国内外での受賞歴多数。ミュージシャンとしても2枚のアルバムを発表している。公式Twitter ●「ベートーヴェンを聴こう!」特設サイト: beethoven250th.com●商品情報タイトル:『運命~ベスト・オブ・ベートーヴェン』アーティスト:ヴァリアス・アーティスト発売日:6月10日価格:2,200円(税込み)品番:UCCS-1271/2仕様:SHM-CD購入はこちら ▼ベートーヴェン生誕250周年関連リンク
2020年04月16日アメリカの大手劇場チェーンのひとつ、シネマークが、7月1日には営業を再開できると見ていることがわかった。CEOが投資家らとの電話会議で語ったもの。この日のオープンに向け、6月なかばから従業員を呼び戻し、準備をするつもりでいるとのことだ。ただし、彼は、コロナの脅威が完全に消えていない中、人々がすぐ映画館に駆けつけるかは疑問であり、また政府の規制もあるだろうと理解している。そのため、営業時間を短縮したり、指定席制はやめて定員の50%を満席とし、客に余裕をもって座ってもらったりなどもあり得るとしている。ハリウッドのスタジオは、コロナの影響で映画の公開を延期しており、彼らの望むとおり7月1日に営業再開ができた場合、最初に公開される新作は、クリストファー・ノーランの『TENET テネット』となる。文=猿渡由紀
2020年04月16日新型コロナウィルスの影響によって、相次いでコンサートが中止になる中でも、最も残念な公演の1つが、テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ公演だろう。東京で予定された3公演は、なんと約10分でチケットが完売するという常軌を逸した人気ぶりだったのだから、プラチナチケットを手にした人の落胆ぶりは想像に余りある。そのクルレンツィス指揮ムジカエテルナの最新アルバムが発売になった。本来ならば「来日記念盤」として、コンサートの興奮冷めやらぬ会場で華々しく販売されるはずだったであろうこのアルバムの凄さは、嬉しいことに微塵もゆるぎはしない。新時代の到来を告げるような『運命』は、まさにこの時代に勇気を与えてくれそうな1枚だ。フルトヴェングラー、カラヤン&カルロス・クライバーの名盤の系譜に並ぶ極めつけのアルバムの誕生を喜びたい。Beethoven: Symphony No.5 in C minorTEODOR CURRENTZIS/MusicAeterna2020年4月8日発売SICC-30561 Blu-specCD2仕様特別定価¥2,200+税テオドール・クルレンツィス欧文ライナー翻訳【収録曲】ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」1 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ 6:41I. ALLEGRO CON BRIO2 第2楽章 アンダンテ・コン・モート 8:39II. ANDANTE CON MOTO3 第3楽章 アレグロ 4:40III. ALLEGRO - attacca4 第4楽章 アレグロ 10:34IV. ALLEGRO【演奏】テオドール・クルレンツィス(指揮)[録音]2018年7月~8月 コンツェルトハウス、ウィーン
2020年04月15日マーク・ウォルバーグの次回主演作『Infinite』の公開が延期になった。新型コロナの影響を受けてのもの。8月7日に北米公開予定だったが、新たな公開日は来年5月28日となる。アクションスリラーで、監督はアントワン・フークア。アメリカの映画館は、おそらく7月なかばごろには営業を再開するだろうと憶測されており、その時期にはクリストファー・ノーランの『TENET テネット』や、3月公開から延期されたディズニーの『ムーラン』などが控えている。しかし、延期になった作品がたまってしまって混雑状態になっていることも考えて、後ろに伸ばしたのではと思われる。『Infinite』には、ウォルバーグのほかに、ディラン・オブライエン、ルパート・フレンドなどが出演する。文=猿渡由紀
2020年04月15日国内のみならず海外でも活躍するロックバンド・tricotが昨年行った「大反射祭Tour」の東京公演(2019年4月28日)、「9才ワンマン」の東京公演(2019年9月24日)のライブ映像をフルサイズで公開した。この2公演はそれぞれ、インディーズとしては最後、メジャーとしては最初の映像化作品として注目されていたライブである。自宅でのエンターテインメントの楽しみ方が模索されている中、メンバーからの要望があり公開が決定した。この映像はtricotがメジャー移籍してからのシングル「あふれる」そしてアルバム「真っ黒」のDVD・Blu-ray付きに収録されているライブ映像となっている。なお、この映像は2020年5月31日までの限定公開となっている。ぜひご自宅で楽しみながらご覧いただきたい。YouTubetricot 大反射祭Tour/2019.04.28 at TSUTAYA O-EASTtricot 9才ワンマン/2019.09.24 at TSUTAYA O-EASTLIVE情報tricot”猿芝居”5月29日(金)19時開演チケット:¥1,000⇒ イベントページ()
2020年04月15日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)川本 三郎(映画評論家/文芸評論家)大林宣彦さんは、大仰ではなく、ほとんど「奇跡」のような存在だったと思う。八十歳を過ぎ、癌と闘いながら最後まで映画を作り続け、遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を作り上げたことも「奇跡」だし、なによりも映画人生の大半を「自由人」として映画を作り続けたことが「奇跡」だった。大林さんの世代の映画監督の大半は、映画会社に所属している。当時としては、それが当たり前だった。ところが大林さんは、まったく別のところから現われた。子供の頃から八ミリで映画を作り、映画少年がそのまま大きくなり、テレビのコマーシャルを多数作り、そして、映画を作るようになった。それまでの映画監督、あるいは同世代の映画監督が「撮影所育ち」だったのに対し、大林さんはあくまでも「自立」した「自前」の映画監督として映画を作り続けた。その意味で、映画史のなかの、いい意味での「突然変異」と言っていい。映画会社に属さないということは、経済的には大変だったと思うが、逆に、映画会社の枠にとらわれない自由な映画を作ることが出来た。「映像の魔術師」と呼ばれるほど、従来の映画文法にとらわれない想像力豊かな映画を作り続けることが出来たのは、大林さんが映画会社に所属しなかったことが大きいと思う。大林さんは、映画監督であると同時に「自由人」であり続けた。そこに敬服する。そして、あの優しい風貌に、この言葉は似合わないかもしれないが、偉大なる「一匹狼」だった。それを、奥さんの大林恭子さんや、娘さんの千茱萸(ちぐみ)さんが支え続けたのも素晴しい。矛盾した言い方になるかもしれないが、「家族に支えられた一匹狼」と言えばいいだろうか。「自由人」にふさわしく、大林さんの映画は、テーマよりもメッセージよりも、最初は何よりも、自由奔放なイメージの連続から作られた「奇妙なもの」として立ち現れた。従来の日本映画のこぢんまりした花鳥風月の世界とはまったく違う。アメリカン・アートのポップな感覚、テレビのコマーシャルのカラフルな喧騒には正直、最初はついていけなかった。2016年11月に、『キネマ旬報』の仕事で『花筐/HANAGATAMI』製作中の大林さんにインタビューをした時、「君は、最初の頃、僕の映画を批判していたよね」と言われて、思わず冷や汗をかいたものだった。大林さんの作品で最初に感動したのは、遅れていて、1984年の『廃市』だった。それまでの、にぎやかな世界と違って、福岡県の「柳河」という掘割の町、水の町を舞台にした静かな映画で、大林さんはこんな映画も作るのかと魅了された。福永武彦の原作も好きだったし、何よりも北原白秋が好きだったので、『廃市』を観たあと、すぐに「柳河」に旅した。のち、2012年に、北原白秋論『白秋望景』(新書館)を書いたのも、きっかけは大林さんの『廃市』だった。大林さんは声もよかった。あるところで『廃市』はナレーションの声がいいと書いた。あとで、その声は監督の大林さん自身の声だったと知って、恥かしくもあり、同時にうれしくもあった。かつて木下恵介監督は「作品のなかで必ず映画的実験をする」と言って、作品ごとにそれを試みたが、大林さんも新作ごとに「映画的実験」に挑んだ。ひとつ例を挙げれば2004年の『理由』だろうか。あの宮部みゆきの傑作を映画化する。普通の映画監督ならリアリズムの手法で事件を追っていただろう。ところが大林さんはそうはしなかった。テレビのワイドショーの手法を使った。それまでは映画では使ってはならないとされていた、俳優がまっすぐカメラを見るという禁じ手を逆手にとって、俳優たちがワイドショーのレポーターのように正面からカメラを見て事件を語る。この型破りの手法には驚いた。「自由人」だから出来る冒険だったろう。大林さんの「映画的実験」は近年の『花筐/HANAGATAMI』や『海辺の映画館-キネマの玉手箱』で如何なく発揮されている。どちらの作品も反戦のメッセージが強く打ち出されているが、決してありきたりのリアリズムの枠にはおさまっていない。具象画の世界に突然、抽象画が現われたような新鮮な驚きがある。故郷である尾道を舞台にした尾道三部作をはじめ、小樽、長岡、臼杵、唐津など地方を舞台にした作品を作り続けたことも、東京一極集中の時代にあって意味が大きい。中心に対して、周縁からの抵抗の思いもあっただろう。大林さんの反骨精神を感じる。『廃市〈HDニューマスター版〉』発売・販売:キングレコードKIXF-4286/¥2,500+税 KIBF-4533/¥1,900+税川本 三郎(かわもと・さぶろう)1944年東京生まれ。映画評論家/文芸評論家。「週刊朝日」「朝日ジャーナル」の記者として活躍後、文芸・映画の評論、翻訳、エッセイなどの執筆活動を続けている。91年『大正幻影』でサントリー学芸賞、2012年『白秋望景』で伊藤整文学賞などを文芸著作で各賞受賞。1970年前後の実体験を描いた著書『マイ・バック・ページ』は、2011年に妻夫木聡と松山ケンイチ主演で映画化もされた。
2020年04月15日心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織“AN 通信”エージェントの活躍を描いた、吉田修一の原作"鷹野一彦シリーズ"を映像化した『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』が、WOWOWプライムにて5月24日(日)より放送開始となる。この度、新たな場面写真が公開された。初共演となる藤原竜也、竹内涼真をキャストに迎え、映画版とは異なるストーリーを描く『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』。『MOZU』『海猿』シリーズなどを手がけてきた羽住英一郎が監督を務めるエンタテインメント大作だ。King Gnuの新曲『泡』を、ドラマ&映画のプロジェクト共通主題歌として使用し、 主人公の鷹野役に藤原、その新人の相棒・田岡役に竹内にくわえ、司令塔・風間役には佐藤浩市、同僚エージェント山下役に市原隼人、NPO法人の職員・落合役に多部未華子、そして鷹野の過去に陰を落とす謎の工作員・桜井役に安藤政信、さらには吉田鋼太郎、石橋蓮司、柿澤勇人、酒向芳ら強力なキャスト陣が脇を固める。この度公開された場面写真は、ドラマの主な舞台となる東京で、国際都市博覧会の建設現場に潜入する鷹野と田岡の姿や、上司の風間、さらには過去の因縁から日本政界の闇を追い続ける、NPO法人の職員・落合や政界のフィクサー・中尊寺を支える秘書・永島に中国企業の役員・周が怪しく急接近する姿、そして鷹野の前に立ちはだかる“過去の亡霊”桜井の姿までが確認できる。そして鷹野と田岡が謎のグループに捕まり、いきなりピンチを迎えているカットも。“新人”の田岡がもたらすこの局面を、鷹野は一体どう乗り切るのか。ドラマ版では、映画版で見ることのできないコンビ結成初期と、鷹野と田岡のよりパーソナルなバックグランドが描かれる。惜しくも公開延期となった映画版だが、このドラマ版から見ることにより、さらに本編が楽しめそうだ。『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)より、WOWOWプライムにて放送スタート毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送映画版『太陽は動かない』近日公開
2020年04月14日シンガーソングライター・さユりのニューデジタルシングル「ねじこ」のMV(フルver.)が、4月15日(水)22時にYouTubeにてプレミア公開されることが発表された。「ねじこ」は、不器用な足取りでも、“根(ね)”を張り“自(じ)分らしく”一歩一歩ひたむきに航(こ)海する主人公を描いた楽曲。「ねじこ」のMVには、各方面から大注目の13歳のダンサーTSUKUSHI(つくし)が出演。TSUKUSHIのダンスと赤い糸がねじれて絡み合う映像美によって、“ねじこぼれた自由”と“ねじれた世界”を表現しているという。特に「ねじこぼれた自由を歌え」と宣誓するさユりの歌と、螺旋階段で踊るTSUKUSHIのダンスがシンクロする、楽曲の世界観を象徴したシーンは要注目。また、6月3日(水)発売予定の初の弾き語りアルバム「め」からは、先行して「フラレガイガール-「め」弾き語りver.」が配信中。詳しくは 公式サイト() をチェック。さユりニューデジタルシングル「ねじこ」MV(フルver.)⇒ 公開URL()※4/15(水)22時よりプレミア公開さユり ニューデジタルシングル「ねじこ」(アサヒグループ食品「クリーム玄米ブラン」TVCMソング)こちら() からさユり弾き語りアルバム「め」2020年6月3日(水)発売予定こちら() から店頭購入者特典ステッカー絵柄が決定!⇒ 特典対象店舗一覧特設ページ()弾き語りアルバム「め」トレーラー映像《初回生産限定盤》CD +DVDCD収録曲1. 夜明けの詩 (初正式音源化)2. ミカヅキ3. 平行線4. アノニマス5. フラレガイガール6. それは小さな光のような7. birthday song8. 航海の唄9. オッドアイ10. 蜂と見世物(サーカス)11. るーららるーらーるららるーらー12. 月と花束13. 来世で会おう14. レイメイ(AllさユりVo ver)15. 十億年DVD収録内容1. 2017年5月19日(金)新宿駅新南口改札外「Suicaペンギン広場」弾き語りライブ映像(4曲フル)フラレガイガールbirthday song十億年ミカヅキ2. 2017年11月24日(金)TOKYO DOME CITY HALLワンマン公演「夜明けの詩」ノンマイク弾き語り映像《初回生産限定盤 特典》1. wataboku描き下ろし 鉛筆画さユり絵巻ジャバラブックレット付き豪華くるみ三方背BOX仕様2. watabokuイラスト酸欠少女さユりカード(3種の中から1種ランダム封入)価格 : 3,182円(税抜)《通常盤》CD《初回限定特典》watabokuイラスト酸欠少女さユりカード(3種の中から1種ランダム封入)価格 : 2,545円(税抜)酸欠少女さユりプロフィール人と違う感性・価値観に、優越感と同じくらいのコンプレックスを抱く"酸欠世代"の象徴=「酸欠少女」として、アコギをかき鳴らしながら歌う2.5次元パラレルシンガーソングライター。SNSやwebを軸とした独自の2次元活動とライブを軸とした3次元活動がクロスオーバーした、2次元と3次元の狭間=2.5次元を漂うアーティスト。自分らしく生きていく姿や居場所を探し、日々息苦しさを抱えながら過ごしている 10代〜20代の心情と共鳴する歌詞と、聴く者の心にすっと寄り添い、孤独を優しく抱きしめて希望を感じさせる歌声により、10代〜20代の男女を中心に絶大な人気を誇る新世代アーティスト。フジテレビ"ノイタミナ"アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」ED「ミカヅキ」で2015年8月26日メジャーデビュー!!その荒削りな美しさが作品世界と激しくリンクし、絶大な支持を受け、デビュー作からヒット。その後もシングルヒットを続け、RADWIMPS・野田洋次郎、楽曲提供&プロデュースによる4thSg「フラレガイガール」も話題に。2017年5月17日発売の1stフルアルバム「ミカヅキの航海」は、オリコン デイリーアルバムランキング初日1位!を獲得。オリコン ウイークリーアルバムランキングでは3位を獲得する。その後もMY FIRST STORYとのコラボシングル「レイメイ 」がシングル最高位を記録。そして2019年11月27日に最新シングル「航海の唄」(TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」EDテーマ)をリリース!そして2020年4月1日には、アサヒグループ食品「クリーム玄米ブラン」TVCMソング「ねじこ」を配信限定リリース。4月22日(予定)には初の弾き語りアルバム「め」をリリースする。その歌世界と存在に共鳴する"さユりマニア"が続出中、今後の活動に目が離せない新次元アーティスト。
2020年04月14日数々の大ヒットヒーロー映画を製作するマーベルが贈る、『アベンジャーズ』のスピンオフドラマの最新シーズン『エージェント・オブ・シールド シーズン6』が、4月22日(水)に第1弾DVDレンタル&一挙デジタル配信開始、ブルーレイCOMPLETEBOX(12,000円+税)とDVD Part1(4,700円+税)が発売、5月13日(水)にはDVD Part2(4,700円+税)が発売開始される。この度、 “チョイ悪版コールソン”であるサージが登場し、新キャラと共に大暴れする本編クリップ映像が公開された。コールソンが自らの命と引き換えに地球を救ってから1年後、デイジーとジェマは宇宙で行方不明のフィッツを捜し続けていた。一方、地球ではマックが長官となった新生シールドが始動。異空間との扉が開く現象を追っていた。そんな中、扉が開き、新たな敵が現れるのだが、彼らは一体、何者なのか……?公開された本編クリップ映像は、シールドの元長官コールソンにそっくりな男、サージが仲間と共にコンビニ強盗に押しかけ、大暴れするシーンだ。サージは、地球とは異なる星からやってきた、冷酷で狂暴なヒューマノイドのリーダー。大男のジャコ、お喋りなパックス、サージに心酔しているスノーフレークを仲間に従えて、登場早々にコンビニ店員を脅している。さまざまな星を渡り歩いてきたサージは、「通貨でその世界が分かる。どうだ?」と話しかけたり、「まだ火が武器か。確かに楽勝だな」と、到着したばかりの地球の様子を調べ始める。コンビニ強盗を終えると、ロックな音楽に合わせて軽快に歩き出し、トレーラーに乗って次元の間へと入り込んでいくのだが……。果たして、サージたちは何の目的で地球にやってきたのか、どんな能力を持っているのか、そして、なぜコールソンに似ているのか?前シーズンまででは考えられない、“悪いコールソン”ことサージ役を演じるクラーク・グレッグの変貌ぶりにも注目しながら、最新シーズンを楽しめそうだ。『エージェント・オブ・シールドシーズン6』COMPLETEBOX(12,000円+税)、DVD Part1(4,700円+税)4月22日(水)より発売。一挙デジタル配信、DVDレンタル開始DVD Part2(4,700円+税)5月13日(水)より発売【関連リンク】 ディズニー公式サイト( )
2020年04月14日新型コロナの影響で、ピクサーの『ソウルフル・ワールド』も、延期が決まった。北米公開予定は6月19日だったが、新たな公開日は11月20日となる。これを受けて、ウォルト・ディズニー・アニメーションの『Raya and the Last Dragon』は、11月25日から来年3月12日に動いた。『ソウルフル・ワールド』は、プロのジャズミュージシャンになることを夢見る中学校の先生が主人公。ある日、彼はついにジャズクラブで演奏する機会を得るが、その前に事故に遭い、魂が体から離れてしまう。彼の魂は、魂が集まるところに運ばれ、そこで彼は別の魂と仲良くなるのだった。声の出演はジェイミー・フォックスとティナ・フェイ。文=猿渡由紀『ソウルフル・ワールド』公開日未定
2020年04月14日「対談するっていう企画で、キャッチボールをさせてもらったんだ、絶頂期のイチローとね」と、貴重な経験談を振り返りながら話し始めたのは、大の野球好きでも知られるビートたけしさん。これは昨年3月に引退したイチロー氏について、感銘や感動を受けたこと・感じたことなどを語り繋いでいく、ぴあアプリの連載企画「特集 わたしとイチロー」のインタビュー冒頭のことだった。プロ野球選手として世界に大きな影響を与え、野球に対する愛情や哲学などを発信してきたイチロー氏。そんな彼を見てきた著名人の“わたし”が登場し、それぞれの“わたし”のなかにある、“イチロー”ストーリーを紡ぐ企画の第3話と4話(4月13日配信)に、 “わたし”として、ビートたけしさんが登場する。たけしさんは、『イチロー×北野武 キャッチボール』というBSデジタル放送BS-i/BSフジ共同特別番組でイチロー氏と対談されており、その模様はのちに書籍化もされた(2003年 ぴあ刊)。「あれだけ守備で”魅せる”選手って、おいらが見てきた世代の選手だと長嶋茂雄さんくらいしかいなかった。長嶋さんがサード守ってるときは、『サードに飛ばないかなぁ』とか思ってたからね。同じようなワクワクする感じがイチローの守備にはあったよね。それもさ、ランナーがイチローの肩を警戒して、二塁でストップすることが多くなったじゃない。イチローはその上を行っていて、わざと捕球を遅らせて、ランナーを三塁に泳がせておいて、レーザービームを放るんだからさ。もう、たまんないよね」と、イチロー氏の守備に長嶋茂雄さんと重なる部分を見たというたけしさん。ほかにも、「マリナーズに行ってからの打法は女子ゴルフの岡本綾子と同じ打ち方だと思った」、「同じスポーツでいったら、横綱に近いかもしれない。横綱って、立ち合いで変化するのは邪道。勝ちゃいいってもんじゃない。勝ち方が問われるから、精神的なものが重視される」と、さまざまなアスリートに例えて語った。さらに、イチロー氏の打席に入る動作(ルーティン)を見ると「茶道」を連想するとも。「イチローの打撃ってのは、精神世界の表現であって、茶の湯と野球がつながったとおいらは思ってるんだ」と、メジャーリーガーとイチロー氏の野球を、「茶の湯対コーヒー」と言い表した。インタビュー中には、アメフトやNBLなど多様なスポーツの話題になったが、往年のプロ野球選手からメジャーリーガーや高校球児に至るまで、やはり野球の話が最も盛り上がった。それでも、最近のビッグデータに頼った野球は「面白くない」という、たけしさん。そんな面白くないシーンに、「イチローのような選手」はマッチするとも言及した。「イチローって、ひとり違う世界で野球をやってたスーパースターだった」と、たけしさんが語るインタビューのロング版は、2回にわたりぴあ(アプリ)内の特集「わたしとイチロー」にて掲載となる。文:ぴあ撮影:平岩享『永遠に刻みたいイチロー262のメッセージ』発売中著者:『永遠に刻みたいイチロー262のメッセージ』編集委員会定価:1,000円+税
2020年04月13日国立新美術館にて開催予定の『古典×現代2020—時空を超える日本のアート』展。新型コロナウイルスの影響により、現在は休館中だが、先日行われた内覧会から展示の様子をレポートする。江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品が、現代を生きる8人のアーティストの作品と組み合わせて紹介される同展。展示室は8つの部屋にしきられ、それぞれの部屋でペアとなった新旧アーティストの作品が展示される。その興味深い組み合わせは、「仙厓×菅木志雄」「花鳥画×川内倫子」「円空×棚田康司」「刀剣×鴻池朋子」「仏像×田根剛」「北斎×しりあがり寿」「乾山×皆川明」「蕭白×横尾忠則」の8組。現代アーティスト側には、美術家、写真家、彫刻家、建築家、漫画家、デザイナーと錚々たる顔ぶれが並ぶ。最初の部屋に登場するのは、「仙厓×菅木志雄」だ。仙厓義梵(1750〜1837)は、「円」で悟りの境地を示す禅画で知られる江戸時代の禅僧。菅は仙厓の《円相図》に呼応するように、亜鉛板で示した円形に木や石などを配置した過去作を再制作。「人とものの在り方」についての新旧の思想が、最もシンプルな形で立ち現れる。古典×現代2020時空を超える日本のアート( )
2020年04月13日新型コロナウイルス感染症の日本国内での感染拡大と外出自粛を受け、松任谷由実、東京事変(椎名林檎)らが所属するユニバーサル ミュージックの邦楽レーベルのEMI Recordsが、コメントや歌声で繋ぐTikTokリレーを本日4月13日(月)よりEMI Records公式TikTokアカウントでスタートした。EMI Recordsに所属する多種多様なアーティストが順次日替わりで約1週間に渡り応援メッセージを繋いでいく内容となっている。またEMI Records公式YouTubeチャンネルも開設。過去のライブ映像を順次公開中で、松任谷由実は最新ライブ映像「春よ、来い」含む伝説のLIVE映像全39曲、松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2019 "Seiko’s Singles Collection"」より「SWEET MEMORIES」含む全5曲、AIは2016年に日本武道館で行われた「THE BEST TOUR」の本編全編を期間限定で公開中。10-FEETは「OF THE KIDS,BY THE KIDS,FOR THE KIDS」シリーズⅠ~Ⅶを4月17日(金)より期間限定で公開、東京事変も過去ライブ映像作品から約20曲を公開予定、HKT48も過去のライブ映像の公開を予定するなど、EMIに所属する多種多様なアーティストのライブ映像が見ることができる。⇒EMI Records 公式TikTokアカウント()⇒EMI Records 公式YouTubeチャンネル()ライブ映像作品10-FEET : 「OF THE KIDS,BY THE KIDS,FOR THE KIDS」シリーズⅠ~Ⅶの7作品を4月17日(金)より期間限定で公開AI : 2016年日本武道館で行われた「THE BEST TOUR」本編全編期間限定公開中HKT48 : 過去のライブ映像を一部公開予定SiM : 総計約8時間にも及ぶアーカイブ映像作品、期間限定公開中井上苑子 : 君がいればOK!~サマサマキュンキュン大作戦~ Live ver.公開中東京事変 : 「Dynamite」「Just Can’t Help It.」「Spa & Treatment」「ウルトラC」「Discovery」「Bon Voyage」から約20曲を公開予定椎名林檎 : 「(生)林檎博’18」「(生)林檎博‘14」「真空地帯」「百鬼夜行」「陰翳礼讃」「党大会」から全25曲公開予定松任谷由実 : 最新ライブ映像「春よ、来い」含む、伝説のLIVE映像全39曲をYouTubeにて公開中松田聖子 : 「Seiko Matsuda Concert Tour 2019 "Seiko’s Singles Collection"」より「SWEET MEMORIES」含む全5曲を公開中EMI Recordsについて松任谷由実、椎名林檎/東京事変、AI等が所属するユニバーサル ミュージック内の邦楽レーベル。⇒所属アーティスト一覧 ()
2020年04月13日4月11日、12日の全国映画動員ランキングは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』が公開4週目も首位をキープした。新型コロナウイルスの影響で多くの劇場が営業停止しており、公開館数は全国約343館から、全国約198館へと減少している。2位の『一度死んでみた』(全国192館)、3位の『パラサイト 半地下の家族』(全国222館)も先週と順位は変わらず。公開6週目の『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』(全国210館)は先週6位から4位へ順位を上げており、公開10週目の『犬鳴村』(全国187館)は先週と変わらず5位につけている。そのほか公開8週目の『ミッドサマー』(全国99館)は先週9位から8位に、同じく公開8週目の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(全国187館)は、先週11位から10位に順位を上げた。また『囚われた国家』(全国36館)は公開2週目でベスト10入りしている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』2位『一度死んでみた』3位『パラサイト 半地下の家族』4位『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』5位『犬鳴村』6位『仮面病棟』7位『弥生、三月-君を愛した30年-』8位『ミッドサマー』9位『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』10位『囚われた国家』
2020年04月13日あの超大ヒットドラマ『今日から俺は!!』が映画として帰ってくる、『今日から俺は!!劇場版』。この度、最新ビジュアルと予告編映像が公開された。原作は、1988年から1997年まで増刊少年サンデー・週刊少年サンデーで約10年間連載され、累計4000万部超えを記録した、西森博之による伝説のツッパリ漫画だ。本ドラマは『銀魂』『スーパーサラリーマン左江内氏』などの大ヒット作品を手がけてきた福田雄一と、彼が絶大な信頼を寄せる俳優・賀来賢人による、斜め上を行き過ぎる抱腹絶倒のツッパリコメディードラマ。老若男女問わず幅広い世代から人気を博し、日本中を席巻したことも記憶に新しい。“どんな手を使っても勝てばいい”が信条の卑怯者だが、実は仲間想いのツッパリ三橋役に賀来。そして三橋の相棒であり、“曲がった奴には絶対負けない”が信条の正義感の塊、ツンツン頭のツッパリ伊藤を演じるのは伊藤健太郎だ。さらには、三橋と“イイ仲”なのに素直になれない武道家の一人娘・赤坂理子役の清野菜名、伊藤の恋人でスケバンの早川京子役の橋本環奈をはじめ、ドラマを盛り上げてきた個性豊かな俳優陣総勢18名が誰ひとり欠けることなく映画へ出演する。さらに、原作でも人気が高いエピソードが映画で描かれることが決定するとともに、柳楽優弥、栄信、山本舞香など、ニューフェイスたちの参戦も決定。本情報の開示時には、「早く映画を見たい!」「再現度高すぎ!楽しみすぎる!」等、夏の公開まで待てない声が続出した。公開された最新ビジュアルは、“飛んで火にいる夏の俺!?”のコピーとともに、力強く拳を上げ、雄叫びを上げる三橋と伊藤の姿が。彼らの周りには、理子や京子、今井といったドラマメンバーが勢揃いなのはもちろんのこと、劇場版で三橋たちの前に立ちはだかる最強で最凶の敵・北根壊の柳(柳楽)が、不敵な笑みでこちらを見ている様子が……。劇場版キャストも勢揃いした超ド派手な最新ビジュアルになっている。また、あわせて公開された予告編では、三橋と伊藤の最強バディがさらにパワーアップしているのはもちろんのこと、ギャグや変顔もメガ盛り。さらに、智司(鈴木伸之)と相良(磯村勇斗)率いる“開久”VS柳と大嶽率いる“北根壊”の大乱闘シーンなどが収められている。史上最大のピンチに三橋と伊藤はどう立ち向かうのか、ドキドキとハラハラが止まらない。そして予告編の最後には、伊藤と京子による、見ているこっちが笑ってしまうほどの、“いちゃいちゃバカップル”ぶりも。劇場版に相応しい、笑いと最高のアクションシーンがぎっしり詰まった映像となっている。『今日から俺は!!劇場版』7月17日(金)より全国公開
2020年04月13日2020年夏からNetflixで配信されるオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』に、荒川良々と黒島結菜が出演することが決定した。2000年にビデオ版が発売されてから、20年もの間続いてきた大人気ホラーシリーズ『呪怨』。近年では、海外でもハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』や『呪怨 パンデミック』が公開され、全米興行収入1位を獲得。2015年には、『呪怨 ーザ・ファイナルー』で最終章を迎え、話題となった。そんな中、昨年初のドラマ化が発表され、Netflixで配信されることが決定。主演キャストが注目されていた。荒川良々が演じるのは、心霊研究家の主人公・小田島泰男。黒島結菜演じる新人タレントの本庄はるかに相談を受け、夜中に聞こえる足音について調査する。そこから恐怖の物語が始まる。柄本時生や井之脇海、倉科カナなど、豪華な俳優陣たちも出演し、呪いの連鎖に巻き込まれていく。なお、監督は2018年の映画『きみの鳥はうたえる』で数々の映画賞を受賞した三宅唱が務める。また、荒川、黒島、三宅監督、一瀬隆重プロデューサー、坂本和隆エグゼクティブ・プロデューサーより、下記のコメントが寄せられている。●荒川良々実は中学1年の時にコックリさんが流行っててその時にシャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣りのクラスの女子数人がコックリさんに取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し「ごめんなさい!ごめんなさい!お帰り下さい!」と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの呪怨という作品に出演するキッカケに繋がったと勝手に思ってます。現場では、本読みリハーサルの時に三宅監督から細かく演出していただきました。いつも自分が出演している映像作品とは違い笑いの要素が1つもありません!そうです!ホラーです!呪怨です!果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません。ホラー作品ですから部屋を薄暗くして独りで観てもらい、一緒に呪怨の世界観を体感してもらいたいですね。●黒島結菜『呪怨 -終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとても嬉しかったです。今回は人や時間が複雑に絡み合っていて、これは丁寧にやらなければいけないなという緊張も感じましたが、私の演じるはるかがすごく自分好みの子だったので、早く現場に入りたいという気持ちが強かったです。現場ではお芝居のリアルさはもちろん、ひとつのカットでも様々なパターンを撮影し、色々な気持ちと向き合うことが多くあって、面白かったです。特に三宅監督と「歩きながらのお芝居って良いよね」という話をしたことが印象に残ってます。ホラー作品は呼吸や目線で表現できることが多くあるので、細かいところのお芝居は気をつけました。現場ではOKでも編集で気付くところもあるので、アフレコの作業もとても大切だと感じました。また撮影中に、日本語だとこのセリフで意味は伝わるけど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう。といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います。●三宅唱監督最初にシナリオを読んでいた最中の「怖いのに、手が勝手にページをめくっちゃう」現象が忘れられません。またそれ以上に、読み終えた瞬間の「あ、これは自分も呪われてしまったな」という感覚が忘れられません。もうとりかえしがつかない……。となれば、前のめりでやるしかありません。また、Jホラーを牽引してきた方たちと一緒に仕事ができるチャンスが訪れたことは大きな喜びであり、身が引き締まりました。初めてのホラー作品ですが例えて言うならば、凶悪な事件報道に携わることになったプロのリポーターのように、私情抜きで、冷静かつ正確に「現場の生々しさ」をお届けしようと努めました。また、荒川良々さん演じる主人公も、ホラーというエンターテイメント作品に携わる上でのモデルになりました。荒川さんがどこか一点をじっとみつめはじめる……ただそれだけで部屋の空気がじわじわと変化します。次の瞬間なにが起きてもおかしくない。一瞬たりとも彼の一挙手一投足から目を離さないでください。荒川さんが世界中で人気者になることを予感しています。そして黒島さんの凛とした芯の強さ、芯のしなやかさがこの作品に確かなリアリティーをもたらせてくれました。この作品世界の最深部へと足を進めるにあたって、僕だけでなく多くの人にとって、最後の最後まで彼女の存在が大きな支えになると思います。毎朝撮影に向かう際、地球上のいろんな街のありとあらゆるタイプの人が恐れ慄く姿を想像していました。ある朝は地球の裏側の暇を持て余したカップル、ある朝はアジアの働き詰めの会社員、どこかの映画好き、どこかの不良、などなど。ある日、アリアナ・グランデが友人と『呪怨』シリーズのどれかを観て大騒ぎしたという類のニュースを読みました。ぜひ、アリアナさんはじめ世界中の多くの方に最後まで楽しんでサバイブしてほしいと思います。●一瀬隆重(共同脚本、プロデューサー)呪いの家が長い時間の中でいろんな恐怖を産み出し拡散させていくという、一本の映画では描けない物語をドラマシリーズで描きたいという思いは以前からありました。ただ、日本のテレビでは規制が多すぎてできなかったんですね。過去にテレビでホラーを作ったときも、やっていくうちに「あんまり怖くしないでくださいね」とか言われたりして。だから、Netflixから『呪怨』のドラマシリーズをやりませんか?と声をかけていただいたとき「ぜひやりたい!」と即答したんです。今回は実話感を大切にしたかったので、人間ドラマの演出に優れた監督を起用しようと考えました。『きみの鳥はうたえる』が近年の日本映画の中でずば抜けて素晴らしかったので打診してもらったところ、挑戦したいと言ってもらえました。作品を観てもらえばわかりますが、完璧なチョイスだったと思います。主人公の小田島は、すごく難しい役です。誰が演じればリアリティを損なわず、しかも主役というスター性を出せるのか。ポンッと頭に浮かんだのが、荒川さんでした。黒島さんは『呪怨 -終わりの始まり-』に出てもらったんですが、演技がナチュラルだったし、凜としたところがとても良かったんです。その後、たくさんの映画やドラマで活躍されてますが、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)の彼女の演技が素晴らしかったので、はるか役は黒島さんしかいない!と確信しました。これまでの『呪怨』との共通点は、呪いが一軒の家に端を発していること、そして、半端なく怖いところでしょう。細かい共通点は全編に散りばめていますが、それは作品を観て見つけてください。新しい点は、『呪怨』のベースになった実際にあった出来事を描いていること。これって、言わば日本の恐怖の歴史なんです。そして、実際にあったことだからこそ、マジで怖いんです。呪いの家は世界中のどこにでも、目立たずひっそりとあります。あなたの街にもあるかもしれない。隣の家がそうかもしれない。いや、あなたの家がそうなのかも。そんなことを楽しんでもらえればと思います。ホラーを作るときに大切にしていることは「恐怖がどれだけ持続するか」です。作品を観た後、シャワーを浴びているときやベッドに入ったときに恐怖が蘇ってくる。そんな恐怖を存分に楽しんでもらえるシリーズなので、今まで日本のホラーが公開されたことのなかったエリアの人にも楽しんでもらえたらとってもハッピーです。●坂本和隆(エグゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)ジャパニーズホラーの代名詞とも言える『呪怨』は、世界においても沢山のファンがいる知名度の高いホラー作品のひとつです。今回は『呪怨』の原点に立ち返ったことで、一本の映画では語りきることのできない恐怖の歴史を、『呪怨』初となるドラマシリーズとして、世界の方に楽しんで頂きたいです。Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』(全6話)2020年夏、Netflixにて全世界配信予定
2020年04月13日“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが、4月よりスタートした話題のTVアニメ『キングダム』のオープニングを飾る新曲「TOMORROW」を各種配信サービスにて、4月13日0時にデジタルリリースする。「TOMORROW」は、昨年11月にリリースとなったシングル「KiND PEOPLE / リズム」以来となる新曲。また、 BiSH公式Twitter() では、「TOMORROW」の配信告知動画が公開された。こちらの動画は会議アプリを使用し、各メンバーが自宅で撮影した動画となっている。清掃員(BiSHファンの総称)は勿論、『キングダム』ファンも、「TOMORROW」を是非チェックしてみてはいかがだろうか。配信情報BiSH「TOMORROW」TVアニメ『キングダム』OPテーマ ⇒ダウンロードはこちらから()ライブ情報ワンマンツアー「BiSH’S GASP!!GOLD!!GHOST!!GALAXY!!GARBAGE!! TOUR」2020年5月21日(木) [神奈川] KT Zepp Yokohama2020年5月30日(土) [宮城] 仙台GIGS2020年6月4日(木) [東京] Zepp Tokyo2020年6月12日(金) [福岡] Zepp Fukuoka2020年6月20日(土) [大阪] Zepp Osaka Bayside2020年6月28日(日)[北海道] Zepp Sapporo2020年7月3日(金) [愛知] Zepp Nagoya対バンツアー「BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR」※対バン後日発表2020年5月31日(日) [宮城] 仙台GIGS2020年6月5日(金) [東京] Zepp Tokyo2020年6月13日(土) [福岡] Zepp Fukuoka2020年6月19日(金) [大阪] Zepp Osaka Bayside2020年7月4日(金) [愛知] Zepp NagoyaBiSH More InfoOfficial YouTube()Official HP()Official Twitter()
2020年04月12日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)植草 信和(元キネマ旬報編集長)大林さんと最後にお会いしたのは2018年の春だった。クランクイン直前に下された〈余命三ヵ月宣告〉を撥ね返して完成させた『花筐/HANAGATAMI』公開が前年の2017年12月だから、『海辺の映画館―キネマの玉手箱』準備中だった。ぴあアプリ「私のクリエイター人生」の取材で、3回に亘って6時間ほどインタビューさせていただいた。場所はご自身のプロダクション〈PSC〉の仕事場兼応接間。恭子夫人に伴われて現れた監督は病魔との戦いに疲れた様子だったが、インタビューを始めるとそれまでの痛々しさを微塵も感じさせないほど饒舌になり、尾道時代の幼年期からの「映画人生」を語ってくれた。個々の作品評価は紙幅の都合で別の機会に譲るとして、大林さんが我々に遺してくれた最大の遺産は何だったのだろうか、と真剣に思う。それを一言で表せば、「後進への映画の道を切り拓いた」ということに尽きる。映画監督への道はそれまで、撮影所の門をくぐった者しか開かれていなかった。だが彼は、CMディレクターであり自主映画の監督に過ぎなかったにも関わらず、『HOUSE /ハウス』で東宝という大メジャーから監督デビューを果たした。しかも興行的にも大成功を収め、一躍時の人、人気監督になった。大林さんの出現は、日本映画史に「大林以前・大林以後」と特筆大書してもいいほど燦然と輝く新たな一ページを加えた。日本映画界が低迷していた中でのその鮮烈な監督デビューは、大森一樹や原田眞人、是枝裕和、岩井俊二という現在の日本映画を牽引する監督たちを登場させる端緒になったといっていい。その他、犬童一心、塚本晋也、手塚眞、今関あきよしなどの大林チルドレンと言われる監督たちも生まれ、その幹から育った監督たちも多くいる。3.11東日本大震災からは「反戦」を刻印する映画を4本作った大林監督、文字通り遺書になった著書『最後の講義/映画とは“フィロソフィー”』の終章は、「映画では、平和を引き寄せられます。本当にそれができるんだから。頼むよ、みんな」という一文で結ばれている。その一文から、手塚治虫が「漫画と少年」の懸け橋になったように、大林さんは「映画と青年」の懸け橋になったのだ、と思える。大島渚、かわなかのぶひろ、ほしのあきら、松田政男、松本俊夫ら審査員各氏がそろったPFF審査中の貴重なショット。手前左端サングラスが大林監督。写真提供:PFF植草 信和(うえくさ・のぶかず)1949年、千葉県市川市生まれ。フリー編集者。キネマ旬報社に入社し、1991年に同誌編集長。退社後2006年、映画製作・配給会社「太秦株式会社」設立。現在は非常勤顧問。ぴあアプリ「私のクリエイター人生」で、大林宣彦監督のインタビュー&構成を担当。
2020年04月12日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)中川 右介(作家)最初に大林宣彦監督にお会いしたのは、スマートフォンの記録を見ると、2013年10月29日。当時の私は「関西ウォーカー」誌に、後に『角川映画 1976-1986』(角川文庫)となる記事を連載しており、角川春樹時代の角川映画で最も多く撮った大林監督に、時間をとっていただき、『時をかける少女』などの角川映画時代を語っていただいた。実はその時点まで、どういう本にするか明確な設計図ができていなかったのだが、このインタビューで、「角川春樹と大林宣彦の距離感のある盟友関係」を隠れた主題にするアイデアを思いついた。そのインタビューの際、同行していたカメラマンが「写真のチェックをしますか」ときくと、「それはあなたの仕事でしょう。僕の映画なら、もちろんチェックするけれど、あなたの写真なのだから、あなたが最もいいと思う写真を使いなさい」との答えで、かっこいいなあと思った。そこに、プロとしての矜持を感じた。監督の好きな言葉で言えば、「フィロソフィー」を。その矜持の本質をもっと知りたくなり、『大林宣彦の体験的仕事術』(PHP新書)という本を企画し、私がインタビューをして構成することになった。原稿に大林監督が手を加え、さらに私が手を入れと、何度も原稿のやりとりがあった。組版してからも大変だった。この本を手にしてていただければ分かるが、一行も余白がない。たとえば、校正刷りで、あるページに2行余白が生じると、大林監督は2行足して埋めていく。映画には余白はない。始まったら最後まで1秒も空白がない。その感覚で、作られた本だった。カメラマンが撮った写真はその人の作品だから口出ししないが、本での自分の発言は自分の作品だから、一字一句までこだわる。そのすさまじさ。一緒に映画を作ることはなかったけれど、この本を作ったことで、プロとしての大林宣彦の仕事の流儀、作法に接することができた。生涯の思い出だ。インタビューの後は、いつも成城学園前駅近くで食事をした。ある晩、店から出てくると、駅周辺にいる人たちが夜空を見上げていた。「なんだろう」と私たちも見上げたが、とくに変わったものは見えない。私はぼんやりと見上げていただけだったが、大林監督は、見上げている人たちのそばへ行き、「何が見えるんですか」ときいた。すごい好奇心だ。「月食です、いま見えなくなったところ」との答えに、「見えないわけだ。見そこなったのは、ツキがなかった」と大笑い。「大林宣彦のダジャレ」のひとつだ。新宿で食事をしたときも、「西武新宿線で帰ります」と言うと、すかさず「ほう、西武線か。セイブ戦線異状なしだといいね」と返された。ダジャレの天才だった。これからも、大林映画は何度でも見ることができるけど、あのダジャレはもうきけない。映画『HOUSE/ハウス』のチラシ中川 右介(なかがわ・ゆうすけ)1960年東京生まれ。出版社アルファベータを創立。クラシック、映画、文学者の評伝を出版。現在は文筆業。『大林宣彦の体験的仕事術』(PHP新書)など、映画、歌舞伎、ポップスに関する著書多数。近著に『手塚治虫とトキワ荘』(集英社)など。
2020年04月12日10日夜、他界された大林宣彦監督へ哀悼の気持ちをこめ、公私ともに親交があった方々の追悼文を掲載させていただきます。大林監督のご冥福を心よりお祈りいたします。(ぴあ編集部)樋口 尚文(映画評論家、映画監督)1977年、東宝のスクリーンに『HOUSE/ハウス』という作品が「乱入」してきた時のインパクトは、当時の若い観客にとってとんでもないものだった。その頃はビデオなどないから、封切りの後は、私のように名画座で何度も観まくる中毒患者が多発した。この作品は言わば邦画らしからぬモダンなタッチで描かれた美少女ホラーだったのだが、中毒まで行った観客はそんな設定やストーリーのうわべに痺れていたのではない。ぼくらを虜にしたのは、特異な画と音で埋め尽くされた映画の行間にたちのぼるフィルムの手ざわり、フィルムの生理のようなものであり、そこに弾けては消える(少女の思春のときの儚さのような)抒情、リリシズムを感じて甘美な疼痛を覚えていた。自然主義的な文学性で語ってきた日本映画の歴史のなかで、フィルムを愛玩しつくした先に降るフィルムそのものの抒情を領分とする作品などあり得なかった。正確に言えば、邦画五社の商業映画でなければ、それは存在した。『HOUSE』のひと昔まえに大林が発表した16mm作品『EMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』を筆頭とする個人映画の諸作である。『いつか見たドラキュラ』は全国の大学祭で上映しないところはないくらいの人気を博したが、それはまさにフィルムの生理で語った画期的な大林調が若者たちを揺さぶった結果であった。『HOUSE』の凄さは、これらの個人映画が発散していた濃厚なフィルムの抒情が、手かげんなく東宝の夏休みアイドル映画に越境していた、ということだ。この「越境」の原点は、それを遡ること二十年前、大林青年が8mmカメラで映画を撮り出した頃にすでに明らかだ。すなわち大林は戦時中の子ども時代から熱狂的な映画ファンであったものの、8mmで作り出したのはフィルムの手ざわり、生理をもって自分ならではの「詩」をうたう習作だった。以来、大林はテレビコマーシャルの売れっ子演出家である時も、16mmのアンダーグラウンド映画の作家である時も、35mmの商業映画の監督をまかせられた時も、全く変わらずに大林の専売特許であるフィルム的抒情をもって作品づくりに傾注した。だから、厳密に言うと『いつか見たドラキュラ』時代の作風が『HOUSE』に越境したというよりも、大林は常に変わらず「私人=詩人」として自分だけのフィルムの「詩」をうたってきた、ということだろう。それは近年のデジタル長篇時代になっても変わらないどころか、より旗幟鮮明に(身体は病み疲れても)情熱的なフィルム語りにのめっていった。そして作家はつねに「私性」に生き、自分だけの「詩」をうたうべし、という大林の実践的な教えは、大林も審査員をつとめていたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)出身者をはじめとする「大林チルドレン」の監督たちに継承されていった。だが、あの『時をかける少女』などをはじめとする口あたりのよいジュブナイルの紙背にひそむ、フィルムそのものの匿名の抒情の戦慄は、なまなかな追随を許さぬ「導師」ならではの境地であろう。畏怖とともに、合掌。新文芸坐で開催された「大林宣彦映画祭2017」のチラシ樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家、映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』。新作『葬式の名人』がDVD・配信リリース。2017年、新文芸坐での「大林宣彦映画祭」を企画。2019年、大林監督の研究本『フィルムメーカーズ20 大林宣彦』(宮帯出版社)を責任編集。
2020年04月12日