アデルがハリウッド女優デビューを果たすかもしれない。つい最近ワールドツアーを終えたアデルに、リメイク版『オリバー!』の製作陣が接近し、現在交渉中とのことだ。「The Sun」紙によると、アデルは1968年のオリジナル版『オリバー!』でシャニ・ウォリスが演じたナンシー役を演じる可能性があるという。仮にアデルがナンシーを引き受ける場合、4歳の息子アンジェロくんと過ごせる時間を確保しながら演じられるという、親子にとって最高の環境が整えられるそうだ。関係者は「これはアデルにとっての大役になるため、彼女は真剣に考えています」、「彼女は、優先順位はいつも息子が1番だと話しています。この役は、息子にも喜んでもらえるとみているようです」と語っている。チャールズ・ディケンズ著の「オリバー・ツイスト」を原作に、『オリバー!』が50年ぶりにリメイクされる。プロデューサーは舞台版の「オリバー!」、「オペラ座の怪人」などを手掛けてきたキャメロン・マッキントッシュに決定。映画版『レ・ミゼラブル』を共にプロデュースしたイギリスの製作会社「ワーキング・タイトル・フィルムズ」と再びタッグを組む。(Hiromi Kaku)
2017年09月05日前作『ワンダーラスト』から4年、英国王室のスキャンダラスでロマンチックな恋物語を描いたマドンナ監督の第2作目となる『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。このほど“監督”マドンナのインタビュー映像と共に、マドンナが長年構想を温め、ようやく映画化された本作のメイキング映像が到着した。『ウォリスとエドワード』で彼女が描くのは、英国王に地位や権力、その一切を捨てさせたひとりの謎めいた女性の半生。全世界を揺るがした世紀のスキャンダルの知られざる真実を描く。マドンナが本作で施した工夫は、時代のトーンや変化を強調するために主に35ミリフィルムで撮影を進めながら、何か親密感を出したいところで一種の句読点のような役割として16ミリフィルムを使用するというもの。さらにはホームムービーのように郷愁を掻き立てるためにスーパー8も使用するという徹底ぶり。この事実だけでも、マドンナの監督としてのこだわりや手腕は十二分に伝わるはず。今回、到着した映像でも真剣な眼差しで画面を覗きこんでいる彼女の姿が確認できる。「カット!最高よ」というマドンナの一声と共にすべてのシーンの撮影が終わり、キャストを含むスタッフ一人一人とハグをするマドンナの姿から、彼女が監督としてチームをまとめ上げ、その信頼を一身に背負っていたことが伺える。「私は以前から公爵と公爵夫人の話題に魅了されてたの」と熱く話すマドンナは、「彼らのことを読むたびに、彼らへの気持ちは変化したわ。舞い上がるように魅了されたかと思ったら、表面的に思えて苛立ったり、そして次の瞬間、彼らはただ私たちと同じ人間なんだと思ったり…」と明かす。だからこそ、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉えた作品づくりを心がけたよう。そして「映画を観た人たちが『公爵夫妻についてあれは知らなかったな』とか『ウォリスの知られざる一面が見えた』とか、(2人の愛の形に)共感してくれたら嬉しいわ」と作品に込めた思いを語っている。歌手としてだけではなく、監督としてもその才能を遺憾なく発揮し、自身の“アーティスト”としての幅をぐっと広げたマドンナ。“監督”としての彼女の姿勢、こだわりをしかと目に焼き付けてから、劇場に足を運んでみてはいかが?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年11月01日“クイーン・オブ・ポップ”ことマドンナが満を持して贈る、監督作第2弾『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』が11月より公開される。英国王室のスキャンダラスでロマンチックな物語が展開する本作で、マドンナがこだわったのはファッションやアートとしての“美”。このほど、そんな本作が放つ美しさに魅了された“美”にまつわる各界の著名人から貴重なコメントが到着した。1998年、N.Y.に住む女性・ウォリーは子供を欲しがらない夫との関係に悩んでいた。やり場のない気持ちを抱える彼女はある日、“王冠を賭けた恋”で知られる英国王・エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンの遺品オークション展覧会を訪れる。そこでウォリーは2人の愛の結晶とも言える数々の芸術品、そして国王の心を掴んだひとりのアメリカ人女性・ウォリスの愛の物語に心惹かれていく――。「愛を選ぶために、彼女は何を捨てたんだろう?女性の弱さと強さがそこには秘められている」と土屋アンナ(モデル・アーティスト)の寄せたコメントにもある通り、本作は1998年のN.Y.と1930年代のイギリス、時代も国も違う2人の女性が共に内包する痛みと喜びを描き出しているが、その全てが圧倒的な美しさに包まれている。叶姉妹の2人(恭子・美香/ライフスタイルプロデューサー)は「愛されることの喜びと代償。恐れずに自分を信じて生きたウォリスという女性に『究極の美』を感じました」と絶賛!さらに、映画『プール』の原作者として知られる桜沢エリカ(漫画家)も「“監督”マドンナの美意識が随所にあふれ、ため息が出るほどの美しさ。何度でも繰り返し観たくなる映画です」と監督としてのマドンナの美的センスをベタ褒め。その独特のアート・ディレクションに魅せられてしまった人が続出しているようだ。さらに本作の見どころの一つとなるのが、アンドレア・ライズブロー扮するウォリス・シンプソンが身に着けている、気品にあふれたレトロファッションである。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』では、誰もが憧れるファッションセンスをもつウォリスを再現するため、衣装担当はルーブル美術館やシンプソン夫妻と関係のあった高級服飾店などを調査のために訪れたのだとか。その甲斐あってか、「ヴィオネ」を始めとする高級アパレルブランドやジュエリーブランドの名門「カルティエ」などが本作に衣装や宝飾品を提供しており、細部に至るこだわりはきっと女子たちの乙女心を震わせること間違いない。日本を代表するデザイナー・森英恵からも「衣裳、宝石、着こなし…全てに気品を感じます」と太鼓判を押されている。ほかにも、「この作品がもつ覚悟に圧倒されました」(萬田久子/女優)、「愛し、愛されるということがシンプルでなくなっていく哀しみ。現代女性にとってもまったく他人事ではありません」(内田春菊/作家)、「新しい視点からひとりの女性と英国王室の世紀の恋をオーバーラップさせ、あのマドンナが挑んだ究極の愛の物語」(假屋崎省吾/華道家)、「これほど大人で、シックなスキャンダラスな作品はマドンナにしか描けない」(清川あさみ/アーティスト)と、実にさまざまな著名人たちがその“美”に感嘆の声を上げている。この秋、あなたもぜひマドンナの魅せる“美”に酔いしれてみては?『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年10月15日ポップミュージック界の女王・マドンナが監督を務めた『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』の公開を記念して、劇中にも登場した貴重な品を世界初公開する特別展示会が10月30日(火)から11月5日(月)まで西武渋谷店で開催されることが決定した。その他の写真本作は世紀のスキャンダルとして全世界を揺るがした、英国王エドワード8世と離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの恋の真相を描くロマンチックなラブ・ストーリー。世間のバッシングにも屈することなく、自分たちの愛を全うしたふたりの知られざる苦悩を、現代に生きる女性の視点から見つめていく。今回、特別展示会が実現したのは英国の骨董宝飾店ボンド・ストリートが所蔵するジュエリーや宝石類、愛用品の数々。エドワード8世とシンプソン夫人が互いに贈り合い、身に付け、ふたりが愛を貫いた35年という歳月を共に過ごした品々だ。これらの多くは、1987年に行われたサザビーズのオークションでも評判を呼び、目当てに集まったバイヤーの数は、50ヵ国以上1000人にものぼったほど。2010年に開催されたオークションには、約20点のジュエリーが出品され、総額800万ポンド(約10億5000万円)もの落札額に達するほどの人気となった。「誤った方向に進んだことに対する言い訳はない」といった言葉やふたりのイニシャルなどが刻まれた品もあり、単なる宝飾品と言うだけではなく、「ふたりの恋物語の記録」との見方もできそうだ。中でも話題となりそうなのは、シンプソン夫人が愛用していたというバレンシアガの白いキッド手袋と、ウィンザー公爵(エドワード8世の退位後の称号)が愛用したシェリーグラス。どちらも世界初公開となるだけに、早くも多方面から注目が集まっている。そのほか、エドワード8世がカルティエに注文をしたというクロスのチャームネックレスやシンプソン夫人直筆の手紙など、貴重な品々が一堂に会する。超一流ブランドの技が作り出した美しい意匠に魅了されながら、エドワード8世とシンプソン夫人が紡いだ愛の時間に思いを馳せてみてはどうだろうか。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』11月3日(土)より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー映画『ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋』公開記念“ウィンザーコレクション”特別展示会開催日時:10月30日(火)~11月5日(月)場所:西武渋谷店 B館8F 特設会場文:渡部あきこ
2012年10月02日ポップス界の女王・マドンナが長年温め続け、脚本執筆に2年の歳月を費やした映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。初監督作品『ワンダーラスト』から4年、マドンナが満を持して送り出す本作の公開に先駆け、スキャンダラスでロマンチックな物語を予感させるポスター・ビジュアルがシネマカフェ独占で公開!1998年、N.Y.に住む女性・ウォリーは子供を欲しがらない夫との関係に悩んでいた。やり場のない気持ちを抱える彼女はある日、“王冠をかけた恋”で知られる英国王・エドワード8世とその妻ウォリス・シンプソンの遺品オークション展覧会を訪れる。そこでウォリーは2人の愛の結晶とも言える数々の芸術品、そして国王の心を掴んだひとりのアメリカ人女性・ウォリスの愛の物語に心惹かれていく――。英国王室の知られざる物語を描いた本作。1936年、英国王・エドワード8世が自らの王位を棄て、離婚歴のあるアメリカ人女性ウォリス・シンプソンとの結婚を選択し、国王退位の際には「愛する女性の助けと支え無しには、国王としての義務を果たすことができない」と国民へ声明を発表したのは有名な話。本作では国王に王位を捨てさせた女として世界中から非難を浴びた女性・ウォリスの素顔に迫る。ウィンザー公爵夫妻にずっと魅了され続けてきたマドンナは、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉え、20世紀最大のロマンスを彼女自身の解釈で描こうと務めたという。「真実は主観的なものよ。一般に知られているよりもっと多面的にウォリスを描きたいと思った。映画には視点が必要。だからウォーリーという人物を作り上げた」と明かすマドンナ。「ひとりの男がひとりの女のために王位を放棄することを決めた。男は権力を求める生き物なの。だから、なぜこの男は権力から逃げたのか?なぜ放棄したのか?何が彼をそうさせたのか?それが女性のため、愛のためであるなら、この女性は彼に大きな犠牲を払わせるまでの、何を持っていたのか?この女性のことをもっと知りたいの」と本作のテーマを熱っぽく語る。今回到着したポスター・ビジュアルには互いの手を取り、ダンスに興じるエドワード8世とウォリスの姿が。その後ろには記者らしき人物たちに囲まれている女性の姿も確認できるが、この女性もまたウォリスなのだろうか?そして「世界を敵に回しても、あなたさえいれば、生きていける――」という言葉。愛に寄り添い強く生き抜いた女性・ウォリス。人を愛することで生じる痛み、葛藤、そして喜び――胸を締め付けられるほどの思いは、国や立場、時代が違っても変わらない。最後まで真実の愛を貫くウォリスの姿が、現代を生きる私たちにも“幸福のヒント”を与えてくれるかもしれない。『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 2012年11月3日より新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年08月28日