レーザー治療は生命保険の適用となる?適用される治療をまとめて解説!

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レーザー治療には生命保険適用となる場合とならない場合があります。この記事では、生命保険が適用となる治療例(花粉症・眼底出血など)を具体的に紹介しています。また、生命保険適用となるレーザー治療を受けた際の注意点も紹介していますので、レーザー治療に興味のある人必見です。

眼科や耳鼻科のレーザー治療は生命保険の適用になるのか?

内容をまとめると
  • レーザー治療で生命保険と適用となるのは保険診療扱いとなる「病気の治療」と認められるもの
  • レーザー治療で生命保険が適用にならないのは美容目的などの自由診療扱いとなるもの
  • 保険診療のレーザー治療は手術扱いとなるため、手術給付金を受け取ることができる


レーザー治療というと、ほくろやシミの除去、レーシックを思いうかべる方が多いと思いますがそれだけではなく外科手術やがん治療など様々な治療に用いれられ最近では花粉症治療を行うことも出来ます。


レーザー治療は、体にメスを入れず出来るため手術に比べて患者の身体的負担が少ないことや細かく繊細な操作が出来るので脳や血管の多い部位の手術によく利用されます。


しかし、レーザー治療は治療費が高額であるというデメリットがあります。


そこで気になるのが「レーザー治療には生命保険が適用になるのか?」ということですよね。


レーザー治療は、手術に分類されます。そのため生命保険に医療特約をつけていて

手術給付金がある場合には対象となることもあります。


実は、レーザー治療には生命保険が適用になる場合とならない場合があります。その理由は、「美容目的」であるか「治療目的」であるかということです。つまり病気を治すためであればレーザー治療は生命保険を使うことが出来るということです。


レーザー治療が生命保険適用となる治療とは?


先ほど説明したように、レーザー治療が生命保険の適用となるのは「治療」が目的である場合です。


該当する例としては

  • 花粉症対策
  • 後発白内障
  • 眼底出血
  • 網膜裂孔
の治療のためのレーザー治療があります。


ここでは、それぞれの治療内容とそれに対していくらくらい保険金が支払われるのか解説していきます。

花粉症対策(アレルギー性鼻炎)のレーザー治療の場合

まず1つ目は、花粉症(アレルギー性鼻炎)のレーザー治療です。


アレルギー性鼻炎の治療では、1クールで2回から3回の治療を行います。この治療の有効性は数字で表すと80%ほどで、効果がある方であれば2年から長い人であれば5年ほど効果が続きます。


治療内容は、下鼻甲という鼻の中でアレルギー反応を起こしている部分の粘膜をレーザーで照射して焼きます。これをすることでアレルギー反応を抑えることができるようになります。


治療時間は、まず最初に麻酔を行いますがこの時間含めて20分前後で終わります。治療後は特に運動などの行動に制限はありません。


一週間程度でレーザーで焼いた部分のかさぶたがとれますが、それと同時に効果が出てきます。


治療費は、保険適用となるので3割負担では9,000円程度になります。


アレルギー性鼻炎のレーザー治療は、入院はなく外来手術ということになります。その場合の生命保険の給付金は、大体入院日額の2.5倍から5倍程度が多いので、入院日額を5,000円にしている場合には12,500円から25,000円ほどを給付金として受け取ることが出来ます。

後発白内障のレーザー治療の場合

2つ目は後発白内障のレーザー治療です。


白内障は、目の中の水晶体が濁り目が見えにくくなる病気です。治療方法は、薬と手術の2パターンがありますが、根本的治療としては手術が有効ですが、術後の合併症に「後発白内障」という病気があります。


後発白内障は、白内障手術後に起こる合併症で水晶体嚢と呼ばれる部分の細胞が異常に増殖してしまうことが原因です。


症状は、白内障同様の目が見えにくくなったりかすんだりするので、白内障の再発と間違えてしまうことも多いです。


後発白内障は、白内障手術患者のおよそ20%が発症するといわれており、白内障手術のリスクの1つとして考えられています。早い人だと、術後数週間で発症しますが遅い人になると数年かけて症状が出る場合のあるようです。


この後発白内障の治療にもレーザー治療が有効です。水晶体嚢をレーザーで切開し、眼球に入る光の量を調節します。


治療自体は数分で終了し、痛みもあまりなく、翌日には視力も回復することがほとんどです。


治療費は、保険適用となり3割負担で両目15,000円前後が相場となっています。


後発白内障手術は入院なしの外来での手術になります。そのため、生命保険へ加入している人で条件が合う人であれば給付金を受け取ることが出来ます。


給付金の金額については各自の契約内容で違いますが、外来手術の場合は入院日額の2.5倍から5倍の場合が多いので12,500円から25,000円程度を受け取ることが出来ます。

眼底出血によるレーザー治療の場合

3つ目は、眼底出血によるレーザー治療です。


眼底出血は、網膜や硝子体という眼の奥の部分の出血の総称です。原因は、糖尿病や高血圧、腎不全などの病気で血管が詰まり出血することが多いですが、打撲など目への強い衝撃でなることもあります。


症状は、目のかすみや見えにくさ、歪み、見えない部分がある、飛蚊症など様々です。眼底出血は、放置すると網膜剥離や視力低下などの後遺症が残ることもあり失明の危険もあります。また、脳血栓を発症するリスクもあるので速やかに受診する必要があります。


治療法は、薬物治療や外科手術などいくつか選択肢がありますがレーザー治療することもあります。


レーザー治療では、出血している血管を焼いて出血を止めます。これは、レーザー光凝固とよばれる方法で早い段階での治療に有効とされています。


治療費は、保険適用で3割負担の場合は、片目で35,000円から50,000円ほどかかります。


生命保険へ加入している人は給付金の対象となる場合がありますが金額については外来手術の場合は入院日額の2.5倍から5倍の場合が多いです。5,000円で契約している人であれば12,500円から25,000円程度を受け取ることが出来るでしょう。


また眼底出血の場合、病気の程度によっては数日間入院が必要な場合もあります。


入院が伴う手術となると給付金の金額も入院日額5倍から10倍となることが多いので、先ほど同様に5,000円の契約であれば25,000円から50,000円程度が手術給付金、別途入院給付金が出ることになるでしょう。

網膜裂孔によるレーザー治療の場合

4つ目は、網膜裂孔によるレーザー治療です。


網膜裂孔は、網膜に穴が開いたり亀裂が生じることで進行すると網膜が剥がれる網膜剥離となることもあります。


原因は、外からの衝撃や老化による網膜の萎縮による場合もあります。


症状は、初期には飛蚊症の症状がみられることもあります。その他には、光がないところにもまぶしさを感じたり、稲妻状の光を感じるなど視覚の変化があります。


治療法としては、初期であれば眼底出血と同じようにレーザーによる光凝固を行いますが、病気が進行し網膜剥離を引き起こしている場合には別の手術が必要です。


網膜裂孔では、術後に他の場所に裂孔が出来ることがあるので定期的な診察が必要です。


治療費は、保険適用で3割負担で片目30,000円から50,000円が相場です。


手術となるため、生命保険へ加入している人は契約内容によって給付金を受け取ることが出来ます。網膜裂孔のレーザー治療は、外来手術となることが多いので入院日額5,000円の契約であれば2.5倍から5倍の25,000円から50,000円の給付金を受け取ることが出来ます。

レーザー治療が保険適用とならない治療とは?


レーザー治療の中でも保険が適用とならない治療は、最初にも書いたように病気の治療ではないものになります。


具体的には

  • レーシック手術のレーザー治療
  • シミやそばかすなどのレーザー治療
などがそれに当てはまります。


ここでは、同じレーザー治療でも保険が適用とならないものについて詳しく説明していきます。

レーシック手術のレーザー治療の場合

レーシック手術は、視力を矯正するためのレーザー治療になります。近視や遠視、乱視のほか老眼にも効果がある視力回復方です。


眼鏡やコンタクトなしでは生活できなかった人でも、レーシック手術を受けると裸眼で生活できるようになるため非常に人気があります。


治療内容は、レーザーで角膜の表面の角度を変えます。それによって光の屈折の異常

を矯正することが出来るため視力の回復を期待することが出来ます。


治療時間は10分程度ですぐに終わります。


手術は日帰りですが術後は、半日程度は目がしみる感覚や流涙、まぶたが腫れることもありますので自宅等で目を休め安静に過ごします。また、術後1日程度しばらく視界が白くかすみがかるため自分の運転での車での来院は出来ません。


治療費について、レーシック手術は自由診療となることから病院ごとに費用に違いがあります。相場としては15万円から25万円ほどです。


レーシック手術は、病気の治療目的ではないので生命保険は保障対象外です。また自由診療なので健康保険も適用にならないので手術費用は全て自己負担となります。

シミやそばかすなどのレーザー治療の場合

皮膚科や美容皮膚科ではレーザー治療でシミやそばかす、ほくろなどを除去することが出来ます。


治療内容は、シミやそばかすなどの部位にレーザーを照射し、シミやそばかすの原因となるメラニン色素はある細胞を破壊します。その後、その部位はかさぶたとなりますが大体7日から10日程度ではがれおち新しい皮膚になります。


1回でも効果がありますが、シミの濃さなど肌の状態次第では複数回治療が必要なこともあります。


治療自体はすぐ終わりますが、その後しばらく肌が安定するまでは日焼けに十分注意して生活していく必要があります。


治療費については、シミの大きさなど治療範囲でも違いますし、自由診療なので病院ごとに違います。また、レーザーにもいろいろな種類がありますので機械でも違いがあります。


安い場合だと3,000円程度から可能ですが、直径5㎜以内であれば5,000円前後が多いです。数が多い場合や、顔全体となると50,000円前後となることが多いです。


基本的に美容目的であることから自由診療となり健康保険および生命保険では保障対象外となります。


ただし、皮膚のレーザー治療でも異所性蒙古斑や外傷性刺青などは保険診療となるので生命保険でも保障されます。これらの治療は赤ちゃんでも出来ますのでもしお悩みの方は一度病院へ相談してみて下さいね。


参考:社会福祉法人恩賜財団 済生会滋賀県病院 レーザー外来

生命保険の適用となるレーザー治療を受けた場合の注意点


生命保険の適用となるレーザー治療を受けた場合に注意すべきなのが

  • 日帰手術なのか入院を伴うのか
  • 再発に対応しいぇいるのか

という2つのポイントです。


なぜ注意が必要なのかというとこの違いで給付金の金額が大きく違うからです。


加入している保険でも微妙に違いがありますが、

  • 日帰り手術→入院日額×5倍
  • 入院を伴う手術→入院日額×10倍
程度の給付金が多いです。そのため、貰える金額には結構差が出てきます。


また、網膜などの治療では再発して再度治療が必要になることもありますが、60日以内の再発では給付金が支払われない場合が多くなっているので注意が必要です。


今一度、自分の加入してる生命保険の契約内容を見返して確認しみて下さいね。

レーザー治療で公的医療保険は適用となる?


繰り返しになってしまう部分もありますが、レーザー治療では自由診療と保険診療の2種類があります。


自由診療は、紹介したレーシックやシミ取りなど美容や機能性の向上のためのレーザー治療で公的医療保険の対象になりません。


それに対して、けがや病気の治療のためのレーザー治療については公的医療保険の対象となります。


紹介したレーザー治療以外にも、レーザーを使った治療は数多くあります。


自分の受けたい治療が、保険診療の対象になるのかどうか詳しく知りたい方は、医療機関や医師にきちんと確認してみて下さいね。

まとめ:治療の際のレーザー治療は保険の適用となる



以上のように、レーザー治療の保険適用について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか。


この記事のポイントをまとめると

  • レーザー治療には生命が保険適用になる場合とならない場合がある
  • レーザー治療で生命保険が適用となるには保険診療で「治療」という扱いになる場合
  • 「美容」など病気を治す目的ではない自由診療のレーザー治療は生命保険は適用とならない
  • 網膜裂孔など再発性の高い病気では、生命保険の契約内容によって再発時の給付金が出ないこともあるので注意が必要

レーザー治療は、少し治療費は高いですが体の負担を少なく外来での手術も可能です。そのため、治療法の選択肢の中にあるのであれば是非利用したいものの1つです。


レーザー治療は、今後もっと活躍の場を広げもっと多くの治療に参入してくるでしょう。


もしレーザー治療で生命保険が適用となった場合に、今加入の保険はいくら給付金を受け取ることが出来るのか確認してみて下さい。


そして是非この機会に自分の保険の契約内容も見直してみることをおすすめします。

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