生命保険の告知違反義務はなぜバレる?バレなかったらどうなる?

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生命保険にはなぜ告知義務があるのか?


生命保険に加入する際に被保険者の 

  • 最近の健康状態 
  • 過去の病歴 
  • 既往症の有無 
  • 最近の健康診断の結果 
  • 妊娠について(女性のみ) 
  • 年齢・職業

を加入したい生命保険会社へ知らせる事を告知といいます。 


過去に大きな病気をしていたり、持病があるなど告知事項に該当していると保険会社から加入を断られます。 


生命保険の加入を断られる理由は、保険加入後にすぐに通院が必要になるなど、保険金を頻繁に支払わなければならない可能性があるからです。


また、加入時に健康な人と持病を持っている人では将来的に病気になるリスクの高さも違うため、健康な人からすると不公平に感じますよね。 


保険会社は、こういった公平性の原則を維持するためにも告知事項に該当する人は保険に加入しづらくなっています。 


とは言え、告知事項のある人はどの保険にも加入できないわけではありません。

告知事項に該当する人はどうすればいいのか見ていきましょう。

告知事項がある人は保険に加入できない?

告知事項がある人でも、数値や病気について正確に告知をすることで加入出来るケースもありますし、 

  • 部位不担保 
  • 保険料割増 
  • 保険金額削減 

などの条件をつけることで加入出来るケースも増えています。 


また、告知をしなくても加入できる保険もあります。

  • 無選択型保険
  • 引受基準緩和型保険

無選択型保険」は、健康状態の告知は不要で持病があっても加入出来る保険です。 


ただし、保険料が高く加入後2年以内に死亡した場合、払済保険料分しか保険金が支払われません。


引受基準緩和型保険」は、告知は必要ですが告知事項が3~5項目に制限されているため、持病や入院歴があっても加入しやすい保険です。 


主な告知事項は、 

  • 直近3ヶ月以内に入院、手術、検査をうけたか 
  • 直近3ヶ月以内にがん・肝炎・肝硬変で診察、検査を受けたか 
  • 過去2年以内に病気やケガで手術をうけたか 

また、引受基準緩和型保険も保険料は高く、契約後1年間は給付金、保険金が半額になります。
 

生命保険の告知はどこまですべき?


生命保険の告知は 

  • 薬を服用している 
  • パニック障害・うつ病 
  • 発達障害 
  • 5年以上前の病気 

でも告知は必要なのでしょうか? 

それぞれ詳しくみていきましょう。

薬を服用している場合でも告知が必要

薬を服用している場合でも告知は必要です。 

  • 薬名 
  • 服用している目的 

などによって保険に加入できるかどうかを保険会社が判断しますが、薬を飲んでいるからといって保険の加入を断られるわけではありませんので正直に告知しましょう。 


また、病気の治療のため薬を飲んでいるのではなく、病気の予防のために薬を服用しているというケースも告知は必要です。

 

告知事項に 

  • 告知日から3ヶ月以内に受診(診察、検査、治療、投薬)をしたか 
  • 告知日から過去5年以内に7日以上の診察、検査、治療、投薬をうけたか 

という項目があります。 


病気予防で薬を処方されている場合、定期的に通院し7日以上の薬を処方されるケースも多いですし、 軽いケガで(ねんざ等)で1日通院をした場合も対象になるため注意が必要です。

パニック障害・うつ病の場合は必ず告知が必要

パニック障害やうつ病の場合も必ず申告が必要です。 


パニック障害やうつ病と診断されている方は定期的に通院し、薬を処方されているはずですので「過去5年以内に7日以上の診察、検査、治療、投薬をうけたか」告知事項に該当します。 


ただ、精神疾患であるパニック障害はうつ病に繋がるリスクも高く、さらに「精神的な病気を抱えていると自殺率が高い」と判断され、審査で通らない事が多いです。 


そのため、「うつ病だから保険に加入できない…」と保険の加入を諦めてしまう方も少なくありません。 


しかし、うつ病の方でも以下の条件を満たしている場合は保険に加入できる可能性があります。 

  • がん治療のみ保証対象になるがん保険 
  • うつ病が治って数年経過していて、現在健康である証明が出来る 
  • うつ病が治って5年以上経過している 
  • 軽症のうつ病 

軽症のうつ病」とは、医師にうつ病の診断をされたけれど症状は軽く、経過観察中と判断された場合です。 


このようにうつ病でも保険に加入できるケースもあるため、諦めず正直に告知をしましょう。 


また、上記でも解説しましたが告知不要の「無選択型保険」や、審査の緩い「引受基準緩和型保険」なら加入しやすくなっています。


また、保険加入後の保険更新時にうつ病やパニック障害になった場合は、更新時に告知や審査はしませんのでそのまま保険を継続することができると考えてよいでしょう。

発達障害でも告知は必要?

発達障害の場合も告知が必要です。 


発達障害もパニック障害やうつ病の場合と同じく保険の加入を断られるケースが多いのですが、「発達障害だから生命保険に入れない」という事はありません。 


保険会社によっては、基準が違うためA社では加入を断られたけれどB社では加入できた!というケースもあります。 


そのため、まずは複数の保険を取り扱っている代理店で加入できそうな保険を相談してみるのもいいでしょう。

5年前以上の病気でも告知が必要?

「5年以内の病歴」を聞かれているのであれば、5年以上前の病歴を告知する必要はありませんし、この場合は告知義務違反にはなりません。 

ただし、「これまでに、がんにかかった事がありますか」というように「○年以内」という限定されていない場合もあるため、注意してください。 

また、「5年以上前に治療をしていた病気があり、現在も検査を受けている」というケースは「経過観察中」という事になるため「5年以内の病歴」に当てはまります。

実際の生命保険の告知内容の例



告知内容については、保険会社により異なりますが主な告知内容の例を紹介します。

  1. 身長・体重 
  2. 現在の健康状態 
  3. 健康診断・人間ドッグなどの結果 
  4. 既往症 障害の有無 
  5. 妊娠の有無(女性のみ) 
  6. 勤務先・業種・仕事内容 

1身長、体重からBMIを計測し太り過ぎ、痩せ過ぎていないかを判断します。

 太り過ぎていたり、痩せすぎの場合は保険に入りにくくなる可能性があります。 


2「直近の健康状態(3ヶ月以内)に医師の診察、検査、投薬をうけましたか?」という質問です。 3ヶ月以内に入院や通院をしていれば理由や期間などを詳細に伝え、投薬中の場合は薬名などを伝えます。 


32年以内に受けた健康診断で「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」「要治療」を受けていないかの質問です。 

保険会社によっては「要経過観察」は申告をしなくてもいいケースもあります。 


4過去5年程度の既往症についての質問です。 

がんなど、対象の病気となる一覧があるのでこれらの病気で診察、検査、治療、投薬を受けた事があれば申告します。 


5障害の有無についての質問で、該当していれば告知します。 


6妊娠中であれば、週数を聞かれます。 


7現在の職業と仕事内容についての質問です。
ケガや死亡のリスクが高い職業ではないか?などを確認します。

告知後の病気はどうなる?


告知後の病気は、病気が発覚したタイミングにより保険金の支払いがあるのかが変わります。


例えば、告知書を提出した時は健康だったが、保険契約の手続き中に病気が発覚し入院した場合

  • 保険会社との契約が既に成立している…保険金が支払われる可能性が高い 
  • 保険会社が契約を承諾する前…契約が無効になる可能性がある

契約は告知書を提出しただけでは成立しません。 


保険会社が加入を承諾し契約が成立するため、病気が発覚し入院している時に契約が成立したのなら告知書と内容が異なっていても保険金が支払われる可能性があります。 


そして、病気が発覚したのが契約を承諾する前の場合は「告知書と内容が違う」と判断され契約が無効となる可能性があります。 


また「以前に罹患した病気で入院したと」いう場合も保険金が支払われない可能性がありますし、契約途中で病気になり入院した事を黙っていると、告知義務違反になります。


いずれの場合も健康状態で何か変化があれば保険会社へ連絡をしましょう。 

生命保険の告知義務違反とは?


生命保険の加入を断られないようにと、嘘の告知をした場合や病歴の記入を忘れていた場合は「告知義務違反」となります。 

例えば 
  • 入院、手術をした時期をごまかした 
  • 投薬中の薬があるけれど告知をしなかった 
などで故意に嘘の告知をした場合はもちろんですが、「うっかり告知を忘れていた!」という場合も告知義務違反ですので注意が必要です。

生命保険の告知義務違反をするとどうなる?


生命保険にどうしても入りたいからといって、嘘の告知をした場合 
  • 契約を解除される 
  • 契約を取り消される 
可能性があります。 
詳しく見ていきましょう。

契約が解除される可能性がある

告知義務違反をした場合、保険の責任開始日(保険会社が保険金や給付金を支払う責任が発生する時期)から2年以内であれば契約解除される可能性があります。 

また、責任開始日から2年以上経過しているけど、保険金・給付金の受取事由が責任開始日から2年以内にある場合も契約の解除をされる可能性があります。


契約解除になった場合、保険金や給付金の受取事由が発生していも保険金を受取る事はできませんが、解約返戻金を受取る事が出来るケースは多いです。

契約が取り消しされる可能性がある

告知義務違反の内容が例えば、診断書の偽造など「悪質だ」と判断された場合は詐欺として
契約を取り消される可能性があります。 

契約取り消しの場合は、責任開始日から2年以上経っていても取り消しされます。 

また、保険金や給付金の支払はされず、これまで支払った保険料も戻ってこないケースが多いです。

生命保険の告知義務違反をしても契約解除されない場合


生命保険に加入する際の告知で、嘘の告知をすると契約解除、または契約の取り消しをされる可能性があります。 


しかし、 

  • 告知義務違反の時効を過ぎている 
  • 告知義務違反の過失があった 
  • 嘘の告知をするように進められた 

などの場合は、契約を解除されないケースもあります。 

詳しく見ていきましょう。


※保険会社によって対応は違いますので、詳しくは保険会社にお問い合わせください。

団体信用生命保険など、告知義務違反にも時効がある

マイホームの購入時でローン契約をする際に同時に加入する事が多い団体信用生命をはじめ、生命保険の告知義務違反には時効があります。 


告知義務違反の時効は2年で、 

  • 生命保険の保障が開始される日(責任開始日)から2年以内の間に、保険金や給付金を受取っていない 
  • 保険会社が告知義務違反であることを知ってから1ヶ月以上経過している場合 

これらのケースに該当している場合は、告知義務違反が分かっても契約解除はされません。 


ただし、診断書の偽造など告知義務違反内容が悪質な場合は責任開始日から2年以上経過していても契約取り消しになる可能性は高いです。

告知義務違反の過失

保険の契約をした際、

  • 保険会社が告知義務違反であることなど、契約解除になる原因を知っていた場合
  • 「これは告知義務違反になる」という事を契約者に知らせていなたかった場合

これらの場合も契約の解除はされません。

不告知教唆

不告知教唆の場合も生命保険の契約解除はされません。 

不告知教唆とは、例えば 

  • 担当者に「持病があることは黙っておくように」と勧められた 
  • 治療期間の日数を実際の治療期間よりも短く記入するよう勧められた 

などの場合です。

生命保険の告知義務違反はなぜばれる?


告知義務違反をしても結局バレてしまいますが、なぜばれるのでしょうか? 

その理由は 

  • 保険加入後2年間は徹底的に調査されるため
  • 健康診断や人間ドッグの記録でバレる
  • 障害者手帳でばれる 

などがあります。 

それぞれ詳しくみていきましょう。

生命保険に加入後2年以内は調査される

嘘の告知書を提出し保険に加入後、保険金を不当に請求した場合その時は保険金や給付金がスムーズに支払われたとしても保険会社が「怪しい」と判断した場合、加入してから2年間は調査されます。 


調査内容は 

  • 診断した医療機関・医師へ問い合わせる 
  • 契約者へヒアリング 
  • 健康保険の利用履歴の照合 
  • 健康診断の記録確認 

まず、保険金を請求するには利用した医療機関と医師へ確認します。 


例えば、自覚症状があった時期など嘘の告知をしていても、医師には本当の事を話しているケースが多いため大抵ここでバレます。 


次に、治療に関するヒアリングを行いカルテを詳細に調べます。 


診察した病院と通院した病院が違い、カルテが複数ある場合も保険会社が「怪しい」と判断すれば国民健康保険などの利用履歴から徹底的に調査されます。 


また、カルテの開示は「個人情報だから」と開示を拒否する事もできます。


しかし、「拒否すれば保険金の支払いができない」という旨が約款に記載されているため、拒否は出来ないと考えた方がいいでしょう。

健康診断で告知義務違反がばれる?

健康診断の記録も調査の対象になっており、健康診断の結果から体に異変がないかなどの情報を取得することができます。


健康診断の記録は、健康保険証などの利用履歴からすぐに分かります。 


また、告知書に「○ヶ月以内に健康診断をうけましたか?」という記載があったにもかかわらず記載をしていなかった場合も嘘の報告をした事になるため注意してください。

障害者手帳で生命保険の告知義務違反がばれる?

障害がある事を隠して生命保険に加入出来たとしても、障害者手帳で障害の有無がバレます。 


そのため、障害者手帳を持っている事と、具体的な内容を告知しましょう。

うっかりしていた&覚えていないはダメ!告知違反義務で保険金が支払われずに契約が解除された例


告知時効には傷病名や医療機関、治療期間など詳しく記載しなければなりません。 

そのため 

  • うっかり持病があることを告知し忘れた! 
  • 病名や通院期間を忘れてしまったので曖昧に記載した 

などうっかり忘れてしまう事もあるかもしれません。

しかし「騙そう」という悪意がないとしても、これも立派な告知義務違反です。 


この場合も保険会社によっては、契約から2年以上経過していても契約取り消しになり保険金も支払われない可能性があります。 


  • 告知義務違反で契約解除となり保険金を受け取れなかった例 

慢性C型肝炎で通院していた時期を間違えて告知書に記載し保険契約をしました。 

契約から1年後に慢性C型肝炎が原因の肝がんで死亡した場合の死亡保険金は受け取れません。


ただし、死亡した原因がC型肝炎とは関係のない胃がんだった場合は、死亡保険金が受け取れます。

告知義務違反にならないように気をつけるポイント


保険に加入したいあまり告知義務違反をしても、結局ばれて契約解除や取り消しになる可能性があることがわかりました。 


そのような事にならないためには以下のポイントに気をつけましょう。

  • 間違いなく事実を告知する 
  • あいまいな表現をしない 
  • 過去の病歴と現在の状態を正確に記入する 
  • 保険のプロに相談する 

それ詳しくみていきましょう。

間違いなく事実をありのまま告知する!告知でバレなくても後悔することに

当たり前のことですが、告知書には正直にありのままを記載しましょう。 

「これを正直に告知すると保険に加入できなくなるかも」と不安に感じる事があったとしても、告知義務違反がバレると契約解除となります。 

例え利益を出す事に夢中な担当者が「内緒にしていてもばれないよ!」などと言われても、バレたあとで困るのは自分ですので甘い誘いには乗らないようにしてください。

あいまいな表現ではなくはっきりと記入する

告知書はかなり詳細に記入をする必要があります。 


中には、「どのように記入すればいいのか分からない…」という項目もあるかもしれません。 


その場合は、分からないからと言って空欄にしたり曖昧な表現にはせずはっきりと記入してください。 


告知書の記入例もありますので、例を見ながら記入をしたり、担当者など保険のプロに聞いてみるのもいいでしょう。

過去の病歴と現在の状態を正確に記入する

告知書には過去の病歴と現在の健康状態を正確に記入する必要があります。 


また、質問事項で「はい」になった項目がある場合、さらに詳細を記入しなければなりません。 


主な内容は

  • 傷病名・診断名 
  • 部位 
  • 検査名 
  • 医療機関 
  • 症状・原因 
  • 診察・検査・治療・投薬の開始期間 
  • 入院の有無と期間 
  • 手術の有無 
  • 後遺症・合併症 

などを記入し、さらに現在の健康状態についても正確に記入する必要があります。

しかし「病名を忘れた…」「薬の名前を忘れた…」なんて事もあるでしょう。 


その場合は、診察券や診療報酬明細、お薬手帳などを見て出来る限り正確に記入をしてください。 


「これでいいのかな?」と不安に感じる場合は、保険のプロに相談し確認をしてもらうと安心です。 

告知義務違反にならないために保険のプロと一緒に加入するのがおすすめ

告知義務違反になると、故意ではなかったとしても保険の解除、取り消しとなり保険金が支払われなくなります。 


万が一に備えた保険が、うっかりミスの記入漏れにより保険金の支払いもなく解約までされてしまった… 


なんて事になっては保険に加入した意味もありませんし、いざという時に困ります。 


そんな自体にならないためにも、告知書の記入方法などに不安がある方は保険のプロと一緒に加入するのがおすすめです。

生命保険の告知を忘れてしまった場合の対処法


告知書を提出後に「告知し忘れていた事があった!」と思い出した場合は速やかに保険会社に連絡をしてください。 


手続きの流れは以下の通りです。

  1. 保険会社のコールセンターなどに電話で追加告知の依頼をする
  2. 保険会社から追加告知の書類が送られてくる
  3. 書類に記入し保険会社へ返送

手続きは、契約者本人でなければ出来ませんので注意してください。 


電話で追加告知をする際、保険証券の番号を伝える必要があるため手元に準備しておきましょう。 


届いた書類に記入し忘れた告知内容を記入して返送すると追加告知は終了です。


追加告知をすると、現在の健康状態の告知、医師の診断書の提出などがもう一度必要になり、再び審査をします。 


そのため受理されるまでに時間がかかりますし、責任開始日は追加告知が認められた日からとなります。 


また、追加告知が追加告知が出来ないケースもあります。

  • 既に保険金を受け取っている 
  • 責任開始日から2年以上経過している

この場合は追加告知が出来ませんのでその後の契約などに関しては保険会社にと合わせてください。

告知が比較的ゆるい保険!引受基準緩和型保険と無選択型保険


引受基準緩和型保険」と「無選択型保険」は、比較的告知が緩く加入しやすいため持病がある人や既往歴のある人でも加入しやすい保険です。 


ここからは 

  • 引受基準緩和型保険とは 
  • オリックス生命の引受基準緩和型保険『ライズ・サポート・プラス』 
  • オリックス生命の引受基準緩和型保険『ライズ・サポート・プラス』の 口コミ 
  • アクサダイレクト生命の引受基準緩和型保険『はいりやすい保険』 
  • アクサダイレクト生命の引受基準緩和型保険『はいりやすい保険』の口コミ 
  • 無選択型保険とは? 
  • SOMPO生命の無選択型保険『新・誰でも終身』 
  • SOMPO生命の無選択型保険『新・誰でも終身』の口コミ 
  • アフラックの無選択型保険『終身保険どなたでも』 
  • アフラックの無選択型保険『終身保険どなたでも』の口コミ 

について解説します。


引受基準緩和型保険とは?

引受基準緩和型保険とは、一般的な医療保険に比べて加入時の条件が緩和された医療保険のことです。 

告知事項は3~5項目程度なので持病がある、入院歴がある人も入りやすいのが特徴です。 

引受基準緩和型保険は医療保険、生命保険があり保障内容は一般的な保険と同じようになっていますし、加入前の持病が悪化して入院や手術が必要になった場合でも保障されます。 

ただし一般的な商品と比較すると、 
  • 保障が低い 
  • 保険料が高い 
  • 契約後一年間は保証金が半額になる
そのため、一般の生命保険に加入出来ず「万が一の時に何も保障がないより多少は助けて欲しい」という場合は加入を検討するといいでしょう。 

オリックス生命の引受基準緩和型保険『ライズ・サポート・プラス』

オリックス生命保険の引受基準緩和型終身保険『ライズ・サポート・プラス』の
質問事項は3つで 

  1. 最近3ヶ月以内に入院、手術、検査を医師から勧められたことがありますか 
  2. 過去2年以内に病気やケガ入院・手術をうけましたか 
  3. 過去5年以内にがん、上皮内新生物、肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症で医師の診察、検査、治療、投薬をうけましたか 

特徴は

  • 死亡保障が一生涯続く 
  • 掛け捨て型ではないので解約返礼金がある 
  • 保険金額は200万円~100万円単位で選べる(50歳~80歳は100万円) 
  • 余命6ヶ月以内と判断されると生存中に保険金の支払いが可能

シミュレーションを見ていきましょう。 

40歳男性・「ライズ・サポート・プラス」のみの場合


金額
保険金額500万
保険料・払込方法月払い・月額14,835円 
保険期間終身

さらに医療保険「キュア・サポート・プラス」を追加すると

プラン内容
保険料払込期間終身払
入院給付金日額5,000円
七大生活習慣病入院給付特則
(三大疾病無制限型)
あり

先進医療給付金・一時金あり
死亡保険金なし
「ライズ・サポート・プラス」
「キュア・サポート・プラス」の保険料合計
月額18,741円

死亡保険金の設定が細かく設定でき、解約返戻金が受け取れるのも魅力的ですね。

アクサダイレクト生命の引受基準緩和型保険『はいりやすい保険』

アクサダイレクト生命の引受基準緩和型保険『はいりやすい保険定期』の質問事項は2つです。

  1. 現在入院をしてる、または最近3ヶ月以内に医師から入院、手術、検査をすすめられましたか
  2. 過去5年以内に病気やケガで医師の診察、治療、投薬を受けましたか

 特徴は

  • 保険金額は200万円から最大2000万円まで選べる 
  • 保険期間は10年、または55歳、60歳、65歳、70歳満了から選べる 
  • 必要最小限の保障で保険料を安く抑える

「はいりやすい保険定期」のシミュレーションから見ていきましょう。 

40歳男性の場合

内容
保険料月額4,545円
死亡保険金500万円
保険期間・保険料払込期間60歳満了

医療保険「はいりやすい医療」を追加すると 

プラン内容
入院給付金日額3000円
手術給付金受取る
「はいりやすい定期」 
「はいりやすい医療」の保険料合計
6,297円

他社の緩和型保険と比較すると月額保険料がやや安めになっており、無料特約でリビング・ニーズ保険金やセカンドオピニオンなどもあります。 

無選択型保険とは?

無選択型保険とは、加入時の審査がないので持病や既往歴の告知も不要という保険です。

 

引受基準緩和型保険は告知事項を少なくすることで加入しやすくなっていますが、無選択型保険は告知がないのでさらに加入しやすいのが特徴です。 


ただし無選択型保険と同じく一般的な生命保険と比較すると 

  • 一般的な生命保険と比較すると保障内容は薄い 
  • 保険料が高い

そのため保障内容と保険料に注意する必要があります。 

SOMPO生命の無選択型保険『新・誰でも終身』

SOMPO生命の無選択型保険『新・誰でも終身』の特徴は 

  • 健康状態に関わらず申込み可能 
  • 一生涯の死亡保障 
  • 解約返戻金がある

無配当無選択型終身保険・50歳男性の場合掛金は年齢によって異なります。

  • 40歳~60歳…100万円~500万円の範囲で選べる 
  • 61歳~75歳…100万円~300万円の範囲で選べる

 「新・誰でも終身」のシミュレーションをみてみましょう。

死亡保障金額500万円の場合

年齢 男性の掛金女性の掛金
40歳15,505円12,415円
45歳17,735円 14,100円
50歳20,405円16,215円
55歳23,785円18,875円
60歳28,190円22,235円

「新・誰でも終身」に加入出来るのは40歳以上ですので注意してください。

アフラックの無選択型保険『終身保険どなたでも』

アフラックの無選択型保険『終身保険どなたでも』の特徴は 

  • 40歳~80歳までなら健康状態に関わらず申込可能 
  • 月額保険料は2,000円から 
  • 病気・事故による死亡を一生涯保障 
  • 事故・災害で死亡した場合は病気で死亡した場合の4倍保険金を受け取れる
  • 解約返戻金を受け取れる 
  • リビング・ニーズ特約を付加出来る 

シミュレーションを見ていきましょう。

月額保険料4,000円コース(男性)の場合

年齢病気死亡の場合の保険金額災害死亡の場合の保険金額
40歳1,114,800円 4,459,299円 
50歳838,000円 3,352,000円 
60歳604,400円 2,417,600円 
70歳392,000円1,568,000円

月額保険料4,000円コース(女性)の場合

年齢病気死亡の場合の保険金額災害死亡の場合の保険金額
40歳1,372,000円 5,488,000円 
50歳1,073,200円 4,292,800円 
60歳788,800円 3,155,200円 
70歳512,400円2,049,600円

その他に月額6,000円コースもあります。

まとめ:生命保険の告知項目は正確に報告することが大切

告知義務違反について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

この記事のポイントは 

  • 告知事項に該当しても現在の状態によっては加入出来るケースもある
     
  • 薬名、既往歴、治療期間など詳細に告知しなければ告知義務違反になる

  • 告知義務違反になると契約解除、または契約取り消しになる
  • 告知を忘れた場合は保険会社に連絡し追加告知をする 

でした。 


持病がある方は得に保険に加入出来るのか不安になってしまう方も多いと思いますが、まずは正直に告知をしましょう。 


そして一般的な保険の加入が難しかった場合は保険料は高くなりますが、引受基準緩和型保険無選択型保険も検討したり、保険のプロに加入できそうな保険がないか相談してみましょう。

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