持病があっても養老保険の審査に通る?体験談や気になるかんぽ生命などについても解説

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
老後への備えとして養老保険を利用したいと考えても、持病や既往歴があるから保険に入れないと思っていませんか?

持病があると、審査を通ることは難しいイメージがありますよね。しかし実は、持病や既往歴のある方も入れる養老保険もあるのです

また、持病があっても入れる保険のデメリットも気になりますよね。

そこで、この記事では
  • 持病があると養老保険や生命保険に加入しづらくなる理由は2つ!
  • 持病があっても入れる養老保険とは?
  • 持病がある方が養老保険に加入する際に特に注意してほしいことを解説
  • 持病があっても加入できる養老保険を2つ紹介
について解説いたします。

この記事をお読みいただければ、持病があっても保険を諦める必要の無いことが理解していただけるかと思います。ぜひ最後までお読みください。

内容をまとめると

  1. 告知に引っかかりやすいため、また持病がリスクととらえられるため、持病があると保険の審査に通りにくくなる
  2. 持病があっても入れる養老保険は、少ない告知項目に絞った限定告知型と告知と医師の診査が必要ない無選択型がある
  3. 持病がある方が養老保険に加入するとき、持病や既往歴を隠さないこと、普通の養老保険から申し込むこと、保険料の設定に気をつけることに注意する
  4. 持病があっても加入できる養老保険に、慢性疾患を持つ方を対象としたかんぽ生命「新一病壮健プラン」がある
  5. 難しい分野のことなので、保険のプロに相談するのがおすすめ
  6. 保険のことで迷ったら、今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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持病があると養老保険や生命保険に加入しづらくなる2つの理由


養老保険や生命保険は、持病があると加入が難しくなります。それはなぜなのか、理由が気になりますよね。

その理由として、主に以下の2つがあげられます。

  • 申し込みを行うとき、告知内容に引っかかりやすいため
  • 持病は保険金支払いのリスクと判断されるため

これらの理由について、詳しく解説していきます。


持病がある方は、持病のない健康な方と比べると、支払いを受ける確率が高くなります。そのため、被保険者の公平性を保つよう加入条件が厳しくなってしまうのです。

理由①:告知内容に引っかかりやすいため

保険に申し込みを行うとき、告知書に回答を行います。

その告知書に、通院や投薬、入院および手術歴などがある場合は正しく記載しなければなりません。

しかし、それらの記載すべき事柄がある場合、保険申し込みの審査は通りにくくなります。特に、がん、心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、糖尿病、躁鬱病の既往歴がある方は審査に通りにくいようです。

このような持病がある方は通院歴や入院歴があるため、告知内容に引っかかりやすくなる、とされています。

また、加入できたとしても、条件付きの加入となる可能性があります。

その条件とは、
  • 持病や既往歴のある病気、それらに関係する病気などに対する保障は対象外
  • 保険料が割り増しされる
  • 一定の期間支払われる保険料が減額される
などです。減額される期間は主に1年から5年といわれています。

しかし、審査の基準は保険会社によって異なるので、同じ持病や既往歴でも審査の通る保険会社もなかにはあるかと思います。いくつかの保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。
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参考:実際の養老保険の告知書を紹介

告知書にはどのような項目があるのか、気になるかと思います。


そこで、実際の養老保険の告知書を紹介いたします。

  1. 悪性新生物(ガン・肉腫・悪性リンパ腫・白血病・上皮内新生物・上皮内がん)もしくは網膜色素変性(症)と診断されたことはありますか。
  2. 過去5年以内に以下の診断を受けたことがありますか。
    ・病気・怪我で7日間以上に渡り継続して入院した
    ・病気・怪我で手術した(内視鏡・カテーテル並びにレーザーによる手術・帝王切開を含みます)
    上記の1の内容で医師の診察・検査・治療・投薬を一回でも受けたことがある。
    上記の1以外の病気・怪我で、初診を受けた日から最終の受信日までの間が7日間以上、診察・検査・治療または7日間以上の投薬を受けた。
  3. 直近の3ヶ月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けた。
  4. 過去2年以内に人間ドッグ・健康診断を受けた。
  5. 上記2の臓器または検査の異常を診断されたことがある。((要再検査・要精密検査・要治療など)
  6. 視力の障害があるか(視力が0.3以下)
  7. 聴力・言語・そしゃく機能に障害あり
  8. 手・足・指・背骨・脊柱・関節に欠損や変形などの障害がある
  9. 身体障碍者手帳の交付申請中もしくは申請を受けた
  10. 公的介護保険制度の申請中もしくは要介護・要支援の申請を受けた
  11. 妊娠中

以上が基本的な告知内容です。


告知内容は、保険によって異なる場合があるので注意が必要です。

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理由②:持病はリスクと判断されるため

保険は、公平性の原則にもとづき、被保険者が平等に保障を受けられるように仕組みが作られています。

持病や既往歴がある方は支払いを受ける確率が高くなると考えられているので、持病などがある方と、持病のない健康な方が同じ保険料なのは、公平性にかけるとみなされます。

さらに、保険会社としても支払う保険金と支払われる保険料の釣り合いが取れていないと会社として成り立つことが不可能です。そのために、様々なデータを分析して保険料を決めているのですが、持病や既往歴のある方は病気になる確率が高いために支払う保険金の方が多くなってしまう可能性があります

このような理由があるため、告知書に記載するべき事柄がある方は申し込みのときの審査に通りにくくなっています。

持病があっても入れる養老保険とは?


持病があっても入ることができる養老保険はあるのでしょうか。

実は、限定告知型(引受基準緩和型)の養老保険と無選択型の養老保険であればはいることができます。

そこで、

  • 限定告知型(引受基準緩和型)の養老保険とは
  • 無選択型の養老保険とは

について、それぞれの特徴とメリット、デメリットを詳しく解説いたします。


限定告知型(引受基準緩和型)とは告知項目が少なく、また無選択型とは告知や医師の診査の必要がない養老保険のことを意味します。


持病があっても入ることができるので、持病がある方や健康に不安のある方にとって、とても心強い存在の保険といえますね。

①告知項目が少ない限定告知型(引受基準緩和型)の養老保険

限定告知型(引受基準緩和型)の養老保険の特徴は、少ない告知項目に絞っており、その告知項目を満たせば加入できる点です。


保険に加入の申し込みをするとき、告知書への回答が必要です。


通常の医療保険では、前述したように多くの告知項目に回答する必要がありますが、引受基準緩和型保険では

  • 最近3か月以内に医師から入院・手術・検査・先進医療を勧められたことがあるか
  • 過去2年以内に、入院や手術をしたことがあるか
  • 過去5年以内にがん・肝硬変・慢性肝炎で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか

多くの場合、この3つの質問に答えるだけで加入が可能になります。


限定告知型では少ない項目を満たせば加入できるので、持病のある人でもハードルが低く入りやすいといえるのです。

限定告知型(引受基準緩和型)のメリットとデメリット

限定告知型(引受基準緩和型)の養老保険のメリットとデメリットを解説していきます。


メリットとしては、次のような点が挙げられます。

  • 持病があったり、健康に不安を感じている方でも加入できる
  • 告知項目が少ないので、加入の申し込みが簡単

メリットはやはり、保険への入りやすさが一番に挙げられます。


デメリットには次のような点が挙げられます。

  • 保険料が一般の保険に比べて高額
  • 保障額が削減される期間がある
  • 保障内容に制限がある
保険料は一般の保険よりも高くなり、一般的に1.5~2倍程度になるようです。

また、加入した最初の一年は、保障額が半額程度に削減されることがあります。

保障内容に制限があるとは、例えば付けられる特約が限られる、保険金額の上限が一般の保険よりも低く設定されている、などです。

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②告知や医師の診査が必要ない無選択型の養老保険

無選択型の養老保険の特徴は、医師の診査に加えて、健康状態や職業に関する告知も不要なところです。


一般の保険に加入するとき、決められた告知書への回答に加えて医師の診査が必要になることがあります。


医師の診査が必要なわけは、保険に加入している人が公平に保障を受けることができるよう、医学的に健康状態を把握するためです。


そして告知書に加えて医師の診査が、契約するかどうかの判断材料となります。


さらに、職業に関する告知も必要ないため、どんな職業に就いていても加入することができます。


無選択型の養老保険は、保険に加入できるのか判断の決め手である告知書も医師の診査も必要ないので、どんな健康状態であっても加入することができるのです。

無選択型のメリットとデメリット

無選択型の養老保険のメリットとデメリットを解説していきます。


メリットには、次のような点が挙げられます。

  • 職業に関わらず、加入することができる
  • 持病があったり、健康に不安を感じている方でも加入できる


デメリットには、次のような点が挙げられます。

  • 保険料が一般の保険に比べて高額
  • 契約できる年齢が限られる
  • 保険料の支払いが終身払いのみの保険商品が多い
  • 一般の保険に比べると、免責事由の範囲が広い


無選択型の養老保険は、今までは健康状態や持病などによって保険に入れなかった人でも加入することが可能です。


また、そのような保険に入れなかった人を特に対象としている保険であるため、デメリットにあげたような制限がいくつか設けられているのです。

持病がある方が養老保険に加入する際に注意してほしいこと


持病がある方が養老保険に加入するとき、注意すべきポイントがいくつかあります。

加入できる保険が限られてしまう持病のある方だからこそ、ポイントを押さえておくことは大切です。

注意すべきポイントには主に以下の3つが挙げられます。

  • 告知義務違反となるので持病や既往歴などを隠さない
  • 普通の養老保険、部位不担保つき、限定告知型、無選択型の順に加入を申し込む
  • 持病があると高額になる保険料に注意する

について、これから詳しく解説いたします。

注意点①:持病や既往歴などを隠さない

持病がある方が養老保険に加入するとき、気をつけることとして、持病や既往歴などを隠さないという点が挙げられます。


もし持病や既往歴など告知書に記載しなければいけない事柄を隠した場合、告知義務違反となってしまいます。


告知義務違反とは、「故意」や「重大な過失」によって事実を記入しない、または事実と異なることを記入した場合のことを指します。


告知義務違反をすると、最悪の場合、保険金が支給されません。さらに、これまでに支払った保険料も戻ってくることはありません。


保険に加入するために持病や既往歴を隠してしまうと、いざというときの保険金も支給されないだけでなく、払い続けた保険料もムダになってしまうのです。


そのため、告知書への回答は隠さず、正確に行うことを心がけましょう。

注意点②:普通の養老保険から加入を申し込む

持病がある方が養老保険に加入するとき、次に気をつけることとして、普通の養老保険から加入を申し込むという点が挙げられます。


保険の加入申し込みのとき行われる審査の基準は、保険会社によって異なります。


そのため、同じ持病と既往歴でもA社では審査を通らずに断られても、B社では審査に通り条件付きであるけれども加入できた、ということも起こりえます。


保険の基本的な仕組みとして

  1. 普通の養老保険
  2. 部位不担保つき
  3. 限定告知型
  4. 無選択型

の順に、保険料も高くなる、保障内容に制限がある

など、どんどん条件が悪くなります。


少しでも良い条件の保険に加入するためにも、普通の養老保険から順に加入の申し込みを行うことをおすすめします。

注意点③:保険料に注意する

持病がある方が養老保険に加入するとき、特に保険料に注意した方がよいでしょう。


なぜなら、持病や既往歴があっても入りやすい限定告知型や無選択型の保険のほとんどが、毎月支払う保険料は高く設定されています


高い保険料を支払うよりも、その分貯蓄をした方が良い場合もあります。


しかし、保障を重視する方や保障がないと心細いと感じる方には、持病があっても入りやすい養老保険は心強い味方となるでしょう。


ただ、いざというときのための保険ではありますが、あまりに毎月支払う保険料が高額になってしまうと、保険料の支払いのために苦しい思いをすることになります。そのため、保険料は無理なく支払える範囲で設定することをおすすめします。

参考:「特定部位不担保法」を付加すれば加入できることもある

持病がある方が養老保険に加入したいと考えたとき、一般の養老保険では難しいかと思いがちですが、特定部位不担保法を付加すれば加入できることがあります。


特定部位不担保法とは、体の特定の部位を保障の対象外とする条件のことです。


この条件を付加して保険に加入すると、その特定の部位に発症した病気によって入院や手術を行っても保障されません。


例えば、「子宮(異常分娩が生じた場合を含む)」を保障対象外とする特定部位不担保法を付加した医療保険に加入した場合、急性虫垂炎で入院と手術を行ったときは入院給付金を受けることができます。しかし、帝王切開を行ったときは入院給付金を受けることができません。


一般の養老保険への加入を諦める前に、特定部位不担保法を付加することで一般の養老保険に加入できるか、一度保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。

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持病があっても加入できる養老保険を紹介


持病があっても加入できる養老保険とは、どんな保険商品があるのか気になりますよね。


また、一般の養老保険との違いとは、どんな点が挙げられるのでしょうか。


限定告知型養老保険である以下の保険商品を紹介いたします。

  • かんぽ生命「新一病壮健プラン」

かんぽ生命の「新一病壮健プラン」は、慢性疾患を持つ方を対象としており、日常生活を問題なく過ごせる方なら加入できる養老保険です。


この保険について更に詳しく解説していきます。

かんぽ生命「新一病壮健プラン」

持病があっても入りやすい養老保険に、かんぽ生命の「新一病壮健プラン」があります。


特徴

「新一病壮健プラン」は、慢性疾患を持つ方を対象とした養老保険です。慢性疾患の治療中の方でも日常生活を通常通り送っている方であれば加入することができます


対象の慢性疾患は、高血圧症、糖尿病、がんまたは肉腫です。


それぞれ保険加入の条件が定められています。その条件とは、

  • 高血圧症、糖尿病は通院や投薬によって血圧、または血糖値がコントロールできていること、
  • がんまたは肉腫は根治手術済みであり、手術から5年以上経ち治癒したと考えられることです。

保障内容

一般の養老保険と同様に満期時には満期保険金を受け取ることができ、死亡時には死亡保険金が支給されます。


死亡した原因が不慮の事故もしくは特定感染症でなかった場合、支給される死亡保険金は加入後2年未満は契約した保険金の5割、2年以上3年未満は8割になるところは注意が必要です。


加入できる年齢は40歳から65歳となっており、保険期間は10年です。保険金額は100万~

500万円となっており、10万円きざみで選ぶことができます。


また、支払う保険料は一般の養老保険の保険料に比べて高めの設定になっています。


※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

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「新一病壮健プラン」の評判・口コミを紹介

※インターネットで調査

糖尿病だった私でも加入できました

私は糖尿病で、すで治療が終わっているものの既往歴でなかなか保険に加入することができませんでしたが、こちらの保険はそんな私でも加入できるので大変ありがたかったです。他の養老保険と同じように満期時の保険金なども受け取ることができるので大満足です。

審査が厳しい?持病持ちの方がかんぽ生命の養老保険に加入できた体験談

※インターネットで調査

持病ありでも加入できるが保障は少なめ

持病があったので、加入前の医師診査がいらない養老保険に加入しました。加入手続きも郵便局でできるのでとても便利でした。ただ、加入できたはいいものの返戻率が低かったり支払っている保険料にしては保障金額が少なく感じています。持病で保険加入できるだけありがたいと思うようにしています。

持病があるからと養老保険への加入を諦める必要はない!基準が緩い保険を検討しよう


持病があっても養老保険の審査に通るのか、について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは

  • 持病があると保険の審査に通りにくくなるのは、告知に引っかかりやすいため、また持病がリスクととらえられるため
  • 持病があっても入れる養老保険は、限定告知型と無選択型である
  • 持病がある方が養老保険に加入するとき注意する点は、持病や既往歴を隠さないこと、普通の養老保険から申し込むこと、保険料の設定に気をつけることである
  • 持病があっても加入できる養老保険に、慢性疾患を持つ方を対象としたかんぽ生命「新一病壮健プラン」がある

でした。


持病があると、保険に加入することを諦めてしまいがちです。しかし、持病があっても加入できる保険はあるので諦める必要はありません。


支払う保険料が少し割高になること、保障に制限があるなど多少のデメリットはありますが、いざというときに保障があると安心して毎日を過ごせますよね。


もし不安を感じているのであれば、この記事でご紹介した基準が緩い保険を検討してみるのはいかがでしょうか。

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