収入保障保険はやめたほうがいい!?必要ない理由やメリット・デメリットを紹介

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自分に万が一のことが起こった場合、残された家族を守るために生命保険で備えることは大切ですよね。
 

手頃な保険料で死亡保障を確保できるのは定期保険と収入保障保険がありますが、どちらを選べばいいか迷ってしまう人は多いかもしれません。
 

実は、収入保障保険は保険料が安いですが、保険金は少しずつ減っていくという理由からおすすめではないのです。 

この記事では、収入保障保険について 
  • メリットとデメリット 
  • 定期保険との違い 
  • やめたほうがいい理由 
  • おすすめの2商品 
  • 保険期間の決め方 
上記のことを説明していきます。 

この記事を読んでいただければ、収入保障保険の概要や活用例が分かり、定期保険と比較することで、収入保障保険はやめたほうがいい人も把握できると思います。 

ぜひ、最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 収入保障保険は保険金額が年々減っていく分、保険料が割安であり、万が一の際は一定額が年金形式で支払われる 
  2. 定期保険は契約時の保障額が継続し、万が一の際はまとまった保険金を受け取れるので、子供の教育費や葬儀費用にも備えられる 
  3. 収入保障保険はやめたほうがいいのは、独身子供のいない共働き夫婦など家族にお金を残す必要がない人 
  4. おすすめ商品であるFWD富士生命アクサダイレクト生命の保障内容や保険料シミュレーションをご紹介 
  5. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

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収入保障保険とは?


収入保障保険に加入していると、被保険者が死亡・または高度障害状態など万が一のことがあった場合、毎月一定額の保険金が年金のように支払われます。

保険期間はあらかじめ定められていて、保険金額は年々減っていくのが特徴であり、その分、保険料は割安に設定されています。

子供が小さいうちは教育費がかかるため、手厚い保障を確保し、独立した後は保障を薄くするというように、ライフステージに応じて効率的かつ合理的に備えることができます。

また、掛け捨て型の死亡保険として定期保険と共通点が多いですが、両者には保険金額や保険金の受け取り方、保険料に違いが見られるので、比較してみましょう。

ここでは、収入保障保険について以下のことを説明していきます。
  • メリット
  • デメリット
  • 定期保険との違い

収入保障保険のメリット

収入保障保険のメリットは以下の通りです。

  1. 安い保険料で効率よく保障を確保できる
  2. 保険金が年金形式で支払われる
  3. 支払保証期間がある

1.保険金額は一定ではなく、年々減っていくため、保険料は安く設定されています。


また、更新がないため、年齢に応じて保険料が上がることはなく、契約時の保険料がずっと続きます。


子供が小さいうちは教育費のために高額保障を確保し、独立した後は保障を少なくするといったようにライフステージに合わせて合理的に備えられます。


2.被保険者に万が一のことがあった場合、残された家族は毎月一定額を年金のように受け取れます。


これにより、保険金を短期間で使い果たしたり、無駄遣いしたりすることを避けられるでしょう。


3.保険期間満了間際で万が一のことが起こったとしても、最低数年間分の保険金が支給される仕組みがあります。


保証期間は契約時に2~5年位で設定できますが、期間が長くなるほど保険料は高くなります。

収入保障保険のデメリット

収入保障保険のデメリットは以下の通りです。

  1. 多額の費用がかかるライフイベントの準備には向かない
  2. 解約返戻金がない
  3. 一括で受け取ると8割程度になる

1.保険金は毎月一定額が年金のように支払われ、残された家族の生活費や家賃等に充てるのに適しています。


子供の大学進学費用や葬儀費用等まとまった額を賄うことができないため、この保険で備えるのはやめたほうがいいでしょう。


2.保険料掛け捨て型の死亡保険であり、貯蓄性はないため、基本的に解約返戻金はありません。保険の必要性がなくなり、途中解約しても戻ってくるお金はないと認識しておきましょう。


3.保険金の受取方法を年金形式から一括形式に変更できますが、受け取り総額は年金形式の8割程度に減ってしまうので、やめたほうがいいでしょう。

収入保障保険と生命保険(定期保険)の違いを比較

収入保障保険定期保険は、万が一のことが起こった際に保険金が支払われる死亡保険です。


両者の特徴を比較してみましょう。

収入保障保険定期保険
保険金額年々減る契約時の額が継続
保険金
受取方法
年金形式
一括形式
月払保険料
(例:30歳男性
死亡保障1,500万円)
1,300円3,100円

定期保険はまとまった保険金を確保できるため、子供の教育費葬儀費用などにも備えられます。


いずれの保険料も掛け捨て型で安価ですが、月日の経過とともに保障が薄くなる収入保障保険の方がより安く済みます。

収入保障保険はやめたほうがいい理由と、必要ない人を紹介


収入保障保険は必要かどうか判断できないという人に向けて、以下のことを説明していきます。


収入保障保険について

  • 役立つ可能性の低さ
  • 万一の際にお金を遺す家族がいないのであれば必要ない
  • 定期保険と比較してどちらを選ぶべきか

収入保障保険はやめたほうがいい理由や不要な人の具体例などを見ていきましょう。

収入保障保険が役立つ可能性は低い

収入保障保険はやめたほうがいい理由は以下のようになります。

  1. 貯蓄性が無い
  2. 保険金総額が年々減っていく
  3. 一生涯の保障を得られない
  4. 契約時の見積もりで生活できるとは限らない

1.デメリットの部分でも触れましたが、保険期間が定められている掛け捨て型で貯蓄性はないため、基本的に解約返戻金はありません。


万が一のことが起こらないで満了しても、戻ってくるお金はありません。


2.万が一のタイミングが早い時期に訪れると受取額は多いですが、満了時に近づくにつれ少なくなり、保障に差が生じてしまいます。


3.保険期間は20年間・60歳まで・65歳までなどと定められています。


60代の死亡率はそれほど高くないため、保険金を受け取れない可能性もあるでしょう。


4.保険金は減る一方で増やせないため、物価や環境の変化に対応できない可能性があり、資金不足に陥る懸念があります。

万一の際にお金を遺す家族がいないなら必要ない保険

収入保障保険はやめたほうがいいのは以下のような人たちです。

  1. 独身
  2. 子供のいない共働き夫婦
  3. 十分な貯金がある人
  4. 傷病手当金を受け取れる人

1.独身で養うべき家族等がいない場合、万が一のことがあってもお金を残す必要はありません。


自分の葬儀費用を確保したいのであれば、万が一の際に一定額が支払われる定期保険の方がおすすめです。


2.お互いに収入がある共働き夫婦は、配偶者に万が一のことがあったとしても、生活費に困ることはでしょう。


今後、子供を作る予定がない夫婦も子どもの養育費や教育費がかからないため、多額の死亡保障を確保する必要はありません。


3.既に多額の貯金を用意できている人は、そこから残された家族の生活費等を賄えるため、わざわざ保険で備える必要はないでしょう。


4.会社員や公務員は病気やケガで働けなくなった場合、社会保険から傷病手当金が最長1年6ヶ月まで給与の2/3程度支給されため、当面の生活費を確保できます。

参考:収入保障保険と定期保険はどちらを選ぶべきか

収入保障保険と定期保険はそれぞれどんな人に向いているのか、具体例を見ていきましょう。

収入保障保険
  • 将来的に必要になる金額が減っていくことが分かっている人
  • 受け取り方法がまとめて一括よりも毎月分割される方が都合がいい人
  • 可能な限り保険料の負担を減らしつつ、万が一の保障が欲しい人
  • 子供が小さいうちは教育費のために手厚く備えて、独立後は保障を薄くしたい人
安い保険料で合理的に保障を確保したい人に合っているでしょう。

定期保険
  • 保険期間中、いつ万が一のことがあっても一定額のまとまった保険金が必要な人
  • 子供の教育費や葬儀費用を確保するために一括で受け取れる方が都合がいい人
  • 十分な貯金や資産がなく、自力で作るのが困難な人
  • 更新時に保障内容を見直して契約更新するかどうかを決めたい人
契約時に定めた保険金額がずっと続き、安心感を得たい人に向いています。

収入保障保険に加入したい人におすすめの商品を紹介


収入保障保険はやめたほうがいい理由を把握した上で、やはり加入したいと考える人に向けておすすめ商品を2つご紹介します。

  • FWD富士生命「FWD収入保障」
  • アクサダイレクト生命「収入保障2」
それぞれの保障内容保険料シミュレーションを見ていきましょう。

FWD富士生命「FWD収入保障」

FWD富士生命「FWD収入保障」は喫煙しない人の保険料がかなり安く、特約が充実しているのが特徴です。


保障内容

  • 契約可能年齢:20~70歳
  • 保険期間:50~80歳かつ10年以上

主契約特約・特則
死亡または
高度障害状態
  • 生活支援
  • 配偶者同時災害死亡時割増
  • 3大疾病保険料払込免除Ⅱ
  • リビング・ニーズ(無料)

保険料

シミュレーション例

  • 保険期間・払込期間:65歳・月払
  • 支払保証期間:5年
  • 年金月額:10万円
  • 配偶者同時災害死亡時割増特則あり*1
  • 保険料率:非喫煙者優良体~喫煙者標準体*2

被保険者男性女性
30歳2,136~
4,185円
1,722~
3,366円
40歳2,328~
5,163円
1,942~
4,126円
50歳2,726~
5,870円

*1:同一の不慮の事故によって夫婦ともに死亡した場合、災害割増遺族年金を上乗せできます。

*2:健康状態や喫煙歴により4つの保険料率が設けられています。


健康体で喫煙しなければ最も割引率が大きくなり、上記の通り2~3千円程割安になっているのでおすすめです。

アクサダイレクト生命「収入保障2」

アクサダイレクト生命「収入保障2」は、保険料割引制度がなく、誰でも一定額で加入でき、年金額を自由に設定できるのが特徴です。


保障内容

  • 契約可能年齢:20~60歳
  • 年金月額:5万円~(1万円単位)
  • 保険期間:55~70歳満了(5歳区分)

主契約特約
死亡または
高度障害状態
・災害割増
・リビング・ニーズ(無料)

保険料

シミュレーション例
  • 保険期間・保険料払込期間:65歳・月払
  • 支払保証期間:5年
  • 年金月額:10万円

被保険者男性女性
30歳3,380円2,400円
40歳3,980円2,800円
50歳4,390円2,830円

FWD富士生命のような健康状態や喫煙歴による保険料割引制度はないため、健康で喫煙しない人は恩恵を受けられません。


しかし、喫煙の習慣があり、健康体割引を受けられない人は割安な保険料で加入できるのでおすすめです。

参考:保険期間は何歳までにするのがおすすめ?

収入保障保険は残された家族の生活を守ることを目的として、保険期間を以下のように設定するのがおすすめです。


妻が65歳になるまで(夫:会社員、妻:専業主婦の場合)

妻の老齢年金は65歳から支給されるので、それまでの生活費を賄えるようにします。


ただし、夫に万が一のことがあった場合、遺族厚生年金も支払われるので、それで足りるのであれば収入保障保険はやめたほうがいいでしょう。


子供が独立するまで  

万が一の際、子供の教育費や養育費を確保できるよう、末子の年齢から逆算して保険期間を決めると良いでしょう。


なお、収入保障保険は万が一の際、最低数年間分の保険金が支給される最低支払保証期間があります。


保険期間満了間際のタイミングでも、その期間に応じた保険金を受け取れますが、期間を長くすると保険料は上がるので、注意が必要です。


保険期間の終盤は保障が薄くても問題ない時期なので、要不要を見極めることが大切です。

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