てんかんでも入れる保険は⁉加入におすすめの生命保険・医療保険を比較

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

てんかんの持病を持っている方の中には、「自分は生命保険に入れるのだろうか」と不安に思っている方もいるでしょう。


てんかんだけでなく、持病がある人は保険に加入できないと思っている方も多いです。

しかし、てんかんの持病があっても加入できる保険はあります。 


この記事では、 

  • てんかんとは 
  • てんかんの持病がある人は保険に加入できるのか 
  • てんかんの持病があっても加入できる保険
  • 特におすすめしたい保険 
  • てんかんの持病があっても加入できる共済 
  • 特におすすめしたい共済 
  • 保険に加入後、てんかんを発病した場合 
  • 利用できる公的医療制度 

について解説していきます。
 


生命保険の加入を諦めていた方も、ぜひこの記事を参考にして保険の加入を検討してみてください。 


また、てんかんの方におすすめの保険・共済もご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。 

内容をまとめると

  1. てんかんとはの発作を繰り返す脳の病気で、多くの人は子どもの頃に発症する
  2. 薬の服用によって発作を起こしにくくすることができる
  3. てんかんの持病があっても生命保険に加入することはできる
  4. ネオファースト生命の保険が特におすすめ
  5. てんかんの持病があっても共済に加入することができる
  6. 掛け金重視ならコープ共済、保障重視なら全労災が特におすすめ
  7. 保険加入後にてんかんを発病しても、変わらず保障は受けれる
  8. 公的医療制度をうまく活用すれば、医療費の負担を軽減できる
  9. てんかんがあっても加入できる保険をお探しなら、無料保険相談が簡単便利
  10. 今ならスマホ1台で無料オンライン保険相談できる

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そもそもてんかんとはどんな病気なの?


てんかんとは、発作を繰り返す脳の病気です。 


人が身体を動かしたり、物事を考えたりする時、脳内では神経細胞が電気信号を送りあってします。


しかし、突然の激しい電気信号により、けいれんなどの発作を起こしてしまいます。この時起こる発作を「てんかん発作」と言います。
 


てんかん発作で一番多いのは全身のけいれんですが、他にも、手足を突っ張り硬直してしまったり、けいれんはしないが意識を失ってしまうこともあります。 


突然の激しい電気信号は脳内の様々なところで発生するため、発生した箇所によって症状も異なります。 


てんかんは、原因不明の突発性と、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳の病気が原因で起こる症候性の2種類があります。症候性の場合は、MRIの検査で発見ですることができます。 

てんかんは子供に多い?

てんかんは、年齢や性別、人種に関係なく誰でも発病するリスクがあります。 

しかし、てんかんを発症した方のおよそ80%は、18歳以下で発病しています。


最も発病しやすい年齢は、3歳以下と言われています。

成人になると発病する人は減りますが、60歳以上になると症候性てんかんの発病が増えてきます。 


子どものころに発病した場合、大人になっても症状が続き、継続的に治療していく人が多いですが、一部の人は大人になる前に発作が治まることもあります。 


子どもの内にてんかん発作が続く場合脳の発達に影響が出てしまいます。症状が出た場合は、すぐに診断してもらい早急に治療を開始することが大切です。


発作が起きていない時は、私生活に支障はありませんので、家でも学校でも普通に生活することができます。しかし、疲れがたまったり、睡眠不足になると発作が起きやすくなりますので、日ごろから気を付けましょう。

てんかんは薬で治るの?

てんかんは、薬で「治す」のではなく、薬で「てんかん発作を起こさないようにする」ために服用します。


てんかんの治療は、抗てんかん薬という薬を服用します。薬には複数の種類があり、医師が患者さんに合わせて適切な薬を処方します。


服用期間は、数年単位と長期間になります。

抗てんかん薬を服用すれば、突然の激しい電気信号が抑えられ、発作を起こしにくくします。


薬の服用を続け、一般的に発作が2年以上なく脳波に異常がないと認められれば、薬の服用を中止することもできます。


治療期間や薬の処方は、症状によって異なります。薬の中止は、必ず医師の診断のもと行うようにしてください。


自己判断で薬を中止することは大変危険ですので、絶対にしないようにしましょう。

てんかんが完治しないと、生命保険に加入できないの?


てんかんの持病があっても、生命保険に加入することはできます。
 

持病があったり、薬を服用していると保険に入れないのではないかと思っている方も多いですが、安心してください。
 

てんかんの症状や治療・服用の状況によっては、加入できる生命保険はあります。


 通常の保険に加入できなかった場合は、告知の項目が少なく加入しやすい「引受緩和型保険」や、無審査・無告知で加入できる「無選択型保険」の保険を検討するのも良いでしょう。 


しかし、「引受緩和型保険」「無選択型保険」の場合は、通常の保険より保険料が高く保障が手薄です
加入を検討する際は、まず通常の保険に加入できるかどうかを保険会社に相談してからにしましょう。 

また、健康状態の告知をする際は、必ず正確に告知するようにしましょう。

万が一、虚偽の告知をしてしまった場合は、申告義務違反になってしまいペナルティが科せられる可能性がありますので、注意しましょう。

てんかんの持病があってもまず通常の保険に加入できるかどうか検討することが重要です。


てんかんがあっても加入できる保険をお探しなら、無料保険相談が簡単で便利です。今ならスマホ1台で無料オンライン保険相談できるので、一度相談してみるといいでしょう。

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てんかんがあっても加入できる保険は?第一生命グループの保険も紹介!保険はおりる?


てんかんの持病があっても生命保険に加入できることはわかりましたが、では実際に加入できる保険とは一体どのような内容なのでしょうか。 


ここでは、てんかんの持病があっても加入できる保険 

  • 明治安田生命「かんたん告知医療保険」 
  • 日本生命「メディ・アン」
    ネオファースト生命(第一生命グループ)
  • 「無解約返戻金型終身医療保険」 

の3つの保険について、詳しく解説していきます。
 


また、以前はソニー生命の「米ドル建一時払終身保険(無告知型)」もありましたが、契約日が2020年4月2日以降となる契約より販売が停止され、現在も販売停止中となっています。


告知内容や保障内容と併せて、保険料も例を挙げながら説明していきますので、ぜひ保険選びの参考にしてください。 

明治安田生命の「かんたん告知医療保険」

この保険の特徴は、 

  • 医師の診察はなく簡単な告知で加入できる 
  • 入院は1日目から保障 
  • がんで入院した場合、支払い日数が無制限で給付金を受け取ることができる 

です。 


告知項目は、 

  1. 告知項目は、
    現在、入院中または最近3ヵ月以内に医師の診察・検査の結果、入院・手術をすすめられたことがあるか 
  2. 現在、がんで医師の診察・検査・治療・投薬を受けているか 
  3. 過去2年以内に、入院または手術を受けたことがあるか 
  4. 過去5年以内に、がん・脳卒中で入院または手術を受けたことがあるか 
  5. 現在、妊娠しているか 

5項目になります。


 保障内容は以下のようになります。 


給付金 対象金額
 疾病・災害入院給付金 病気・けがによる入院 入院給付金日額×入院日数
集中治療給付金所定の集中治療管理を受けたとき入院給付金日額×入院日数
手術給付金所定の88種類の手術を受けた場合入院給付金日額×10
手術給付金入院を伴う上記以外の術を受けた場合院給付金日額×5
死亡給付金死亡した場合  20万円

保険料は、
  •  30歳男性 
  • 入院給付金日額 10,000円 
  • 保険期間 10年
 の条件で加入した場合、月々7,780円になります。

てんかんの持病があるけれど、がんによる乳井なy

日本生命の「メディ・アン」

この保険の特徴は、 

  • 持病があったり、過去に入院や手術をしていても加入できる 
  • 持病の悪化や再発でも保障対象 
  • 放射線治療も保障対象 

です。 

 

告知項目は、

  1.  過去1年以内に病気・怪我で、入院または手術を受けたことがあるか。もしくは、最近3ヵ月以内に、医師の診察・検査により、入院または手術をすすめられたことがあるか。 
  2. 過去2年以内に、がん・悪性新生物・上皮内がんで、入院または手術を受けたことがあるか。もしくは、現在がん・上皮内がんで、医師の診察・検査・治療・投薬を受けているか。 
  3. 現在、慢性肝炎・肝硬変で医師の診察・検査・治療・投薬を受けているか。

3項目になります。 


 保障内容は、以下のようになります。 

給付金対象金額
 疾病・災害入院給付金 病気・けがによる入院  入院給付金日額×入院日数
手術給付金入院中に手術を受けた場合入院給付金日額×10 
手術給付金入院中以外に手術を受けた場合入院給付金日額×5 
放射線治療給付金所定の放射線治療を受けた場合  入院給付金日額×10 


保険料は、 

  • 30歳男性 
  • 入院給付金日額 10,000円 
  • 保険期間 終身 

の条件で加入した場合、月々6,980円になります。 


この保険は、保険期間が終身の場合、死亡保険金はありませんので注意しましょう。 

ネオファースト生命(第一生命グループ)の「無解約返戻金型終身医療保険」

この保険は、「ネオdeいりょう 健康プロモート」という名称です。 


この保険の特徴は、 

  • 健康状態に不安があっても加入しやすい 
  • 健康割引特則がある 
  • 契約1年目から満額保障 

です。  


告知項目は、

  1.  過去5年以内にがん(上皮内がんを除く)、肝疾患、精神疾患、腎疾患で入院をしたこと、または手術を受けたことがあるか。

  2. 最近3ヶ月以内に医師の診察または検診により、入院または手術をすすめられたことがあるか。 
  3. 過去2年以内に項目1以外の病気または怪我で入院または手術を受けたことがあるか。 

3項目になります。  


保障内容は、以下のようになります。

給付金対象金額
 疾病・災害入院給付金  入院給付金日額×入院日数 病気・けがによる入院入院給付金日額×入院日数 

入院給付金は、1日3,000円~20,000円です。支払限度は60日型と120日型が選べます。


保険料は、 

  • 30歳男性 
  • 入院給付金日額 10,000円
  • 支払限度 60日型 
  • 保険期間 終身 

の条件で加入した場合、月々5,060円になります。 


また、健康割引特則が適応された場合は、保険料が3,330円になります。  

【保険商品を比較】てんかんの方におすすめの保険はこれ!


てんかんの方に特におすすめの保険は、ネオファースト生命(第一生命グループ)「無解約返戻金型終身医療保険」になります。


基本保障は、怪我や病気による入院のみなので、一見保障が手薄に感じるかもしれません。しかし、特約の種類が豊富なので、手術や通院、先進医療、がんなどは特約でプラスすることができます。自分に必要な保障のみをプラスすることで、保険料の節約にもなります。 


また、契約して5年間、疾病・災害入院給付金が支払われる入院の日数が、通算でそれぞれ5日未満だった場合に適用される「健康割引特則」があります。健康割引特則が適応されるのが早くても「契約して5年後」と少し時間はかかりますが、適応されれば保険料がかなりお得になり月々の負担も軽減できます。 

ネオファースト生命の保険は保険料の節約ができる点、自分に合った保障内容を決められる点が魅力的です。


この保険商品についてもっと詳しく知りたいなら、無料保険相談で保険のプロに相談してみましょう。今ならスマホ1台で無料オンライン保険相談できるので便利です。

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てんかんがあっても加入できる共済は?


てんかんの持病があっても加入できる保険について紹介してきましたが、ここでは「共済」について紹介していきます。

「共済も保険も同じようなもの」という認識の方も多いですが、保険と共済は全くの別物です。 


共済と聞けば、「掛け金が安い」というイメージが強い反面、保障内容が物足りないのではないかと不安に思う方も多いです。


しかし、持病があっても加入しやすいなど、様々なメリットがあります。

保険の加入を検討している方は、共済も選択肢の一つとして検討してみるのもおすすめです。 


民間の保険より、共済の方が健康状態の告知基準が緩いと言われていますので、共済の方が加入しやすい場合もあります。


保障内容が手薄になる場合もありますが、その分掛け金も安いです。 もし、民間の保険で加入できなかったり、「引受緩和型保険」「無選択型保険」の保険を検討している方は、共済の加入も検討してみましょう。 


 ここでは

  • 全労災「終身引受基準緩和型プラン」 
  • コープ共済「たすけあいV1000円コース」

  • JA共済「引受緩和型医療共済」 

の3つの共済について、詳しく解説していきます。

そもそも共済とは?どんな人におすすめ?

とにかく安く保障を受けたいんです!
まさにそんな方に共済はおすすめですよ!

そもそも「共済」とは、一体どのようなものなのでしょうか。 


共済とは、相互扶助「お互いに助け合う」精神に基づき制度化されました。


みんなで掛け金を出し合い、困った人が共済金を受け取るといった仕組みになっています。
 


民間の保険会社は営利目的で会社を運営しているのに対し、共済は非営利目的で事業を行っています。
 


共済には、県民共済・全労災・コープ共済・JA共済など様々な種類があります。 

共済に加入する際は、出資金を支払って組合員になる必要があります。


共済の種類によっては他にも加入条件を設けているところもありますので、共済の加入を検討されるときは、事前に確認しておきましょう。

共済は、掛け金がお手頃なのに、保障が充実しているというメリットがあります。


保障金額は保険に比べると少ないですが、その分掛け金が安いので、保険料を節約したいと考えている方にはおすすめです。 

てんかんでも加入できる全労災の「終身引受基準緩和型プラン」

この共済の特徴は、 

  • 持病があったり、通院・服薬中でも告知条件に問題がなければ加入することができる 
  • 持病や再発の場合も保障対象 
  • 一生涯保障 
  • 一定の障がい状態になった場合は掛け金が免除になる 

です。

 

告知事項は

  1. 現在、入院中または医師に入院・手術をすすめられているか。

  2. 過去2年以内に病気・怪我で手術または連続して7日間以上の入院をしたことがあるか。 
  3. 過去5年以内に、がんまたは肝硬変の診断・治療・投薬・入院・手術を受けたことがあるか。

以上の3項目です。 


 保障内容は、以下のようになります。 

共済金対象金額
 疾病・災害入院共済金  病気・けがによる入院  入院日額×入院日数 
手術共済金手術を受けた場合入院日額×10
放射線治療共済金放射線治療を受けた場合入院日額×10


掛け金は、 

  • 30代男性 
  • 入院日額 5,000円 
  • 保障期間 終身 

の条件で加入した場合、月々3,080円になります。 


加入して1年未満の場合、受け取れる共済金は半額になりますので注意しましょう。 

てんかんでも加入できるコープ共済の「たすけあいV1000円コース」

この共済の特徴は、 

  • 持病があっても加入しやすい 
  • 通院、薬の服用中でも加入できる 
  • 告知事項が少なく、掛け金が一律のコースになる

です。 


告知事項は、

  1.  現在入院中か。 
  2. 現在、医師から1年以内の入院または手術をすすめられているか。  

2項目になります。


保障内容は、以下のようになります。 

共済金対象金額
 病気・けがによる入院 入院日数は、19歳までは最高360日、20歳からは最高184日まで  日額2,000円×入院日数 
けがによる通院事故日から180日以内、最高90日まで日額1,000円×通院日数
手術手術の内容により金額が変わる 1万円,2万円,
4万円  
長期入院270日以上連続で入院した場合 12万円
 事故後遺障害  障害の程度により金額が変わる 2万円~50万円 

掛け金は、

  •  0歳~満64歳 
  • 保障期間は満65歳まで

 の条件に当てはまれば、月々1,000円になります。 


また、0歳~満19歳の方であれば、月々1,900円の掛け金で加入できるJ1900円コースというのもあります。保障期間は満20歳までですが、V1000コースよりも保障が手厚いので、おすすめです。 

てんかんでも加入できるJA共済の「引受緩和型医療共済」

この共済の特徴は、 

  • てんかんや他の持病があっても加入できる
  • 再持病の再発・悪化の場合もしっかり保障対象 
  • 入院・手術・放射線治療を一生涯保障 

です。
 


告知事項は、 

  1. 現在入院中、または今後入院・手術の予定があるか。 ]
  2. 過去2年以内に入院または手術の予定があるか。 
  3. 過去5年以内にがん・肉腫・白血病などの悪性新生物、または脳腫瘍の診断・治療・投薬を受けたことがあるか。 

3項目になります。 


保障内容は、以下のようになります。 

共済金対象金額
 疾病・災害入院共済金 病気・けがによる入院  入院日額×入院日数 
手術共済金 手術を受けた場合入院日額×5
 放射線治療共済金   放射線治療を受けた場合入院日額×5


掛け金は、

  •  30代男性 
  • 入院日額 5,000円 
  • 保証期間 終身 

の条件で加入した場合、月々3,803円になります。


また、先進医療特約を付帯すると月々3,927円になります。

【保険料・保障重視別に比較】てんかんの方におすすめの共済はこれ!

保障重視の方は「全労済」、保険料重視の方は「コープ共済」がおすすめです。


てんかんがあっても加入できる共済についてもっと知りたいなら、無料保険相談に相談してみましょう。今ならスマホ1台で保険のプロに無料オンライン保険相談できます。

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相談員の数は業界トップクラス&ベテラン揃い
保険見直しラボ
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てんかんの持病がある方に特におすすめの共済は、保障を重視するのか、掛け金を重視するのかによってかわります。


ここでは、コープ共済「たすけあいV1000コース」と全労災「終身引受基準緩和型プラン」の2つの共済を 

  • 30代男性 
  • 入院日額 5,000円 
  • 保証期間 終身 

の条件で比較していきます。 

「たすけあいV1000コース」「終身引受基準緩和型プラン」
 月々の掛け金  1,000円 3,080円
疾病・災害入院共済金日額2,000円×入院日数日額5,000円×入院日数
手術共済金 1・2・4万円5万円
怪我による通院 日額 1,000円
放射線治療共済金5万円

コープ共済と全労災を比較すると、全労災の方が掛け金が高い分、保障も手厚くなっています。 


てんかんという持病を持っているのであれば、もしもの時の備えは手厚くしておいた方が無難でしょう。


全労災の「終身引受基準緩和型プラン」であれば、症状が悪化した場合でも、入院・手術の保障も一生涯続きます。さらに、入院・手術だけでなく、放射線治療に対しても保障があります。健康に不安があってもしっかりサポートしてくれるので安心です。


月々の掛け金の負担を抑えて、最小限の保障でいいという方にはコープ共済がおすすめです。

生命保険の加入後にてんかんになってしまったらどうなるの?

生命保険に加入後にてんかんになってしまった場合でも、加入時に申告漏れなどもなく加入できていれば、そのままの条件で保険に加入しておくことができます。


もちろん、てんかんやその他の病気・怪我の保障を受けることも可能です。

しかし、他の生命保険の新規加入やプラン変更などは健康状態によってはできない場合がありますので、現在入っている保険はできるだけ継続して加入しておくことをおすすめします。


終身保険でない場合、多少保険料が高くなっても、終身に変更できるのであれば変更しておいた方がいいでしょう。


保障期間を終身に変更しておけば、一生涯保障を受けることができるので安心です。  


終身に変更できない場合は、できるだけ更新し続け、保障期間をできるだけ長く延ばせるようにしましょう。 

てんかんの方が利用できる公的医療制度は?


てんかんと診断された方が利用できる、公的医療制度があります。 


公的医療制度とは、社会保険の1つで、病気や怪我をした時に定められた自己負担のみで医療を受けることができる制度のことです。 


てんかんは、長期的な治療が必要な病気です。そのため、治療費も長期にわたって支払っていかなければいけないので、金銭的負担も大きいです。
少しでも金銭的な負担を減らし、継続して治療が受けれるよう、公的医療制度をうまく活用していきましょう。
 


ここでは、てんかんの人が利用できる公的医療制度 

  • 自立支援医療 
  • 障害者年金制度 
  • 精神障害者保健福祉手帳 
  • 高額療養費

の4点について、詳しく解説してきます。

民間の保険や共済に加入し、もしもの時の入院や手術になどに備えることも大切ですが、公的医療制度もうまく利用し、治療費の負担を少しでも軽減しましょう。 


また、子どものみが利用できる制度もあります。てんかんと診断されたお子さんがおられる方は「小児慢性特定疾病の医療費助成」を参考にしてください。 

自立支援医療制度

自立支援医療は、指定された医療機関であれば、外来受診の自己負担費用原則10%になります。 


自立支援医療とは、心や体の障がいに対して、医療費の負担を軽減してくれる制度のことです。てんかんと診断された方も対象になります。
てんかんは脳神経細胞による病気ですが、この制度では精神疾患に含まれます。 


保険が適用とされているてんかんに関わる診断・検査・薬などの医療費が対象となります。 


 自立支援医療の申請は、市区町村の窓口で行います。制度が利用できる期間は1年となっていますが、更新手続きをすれば継続することも可能です。申請には主治医による診断書が必要で、更新手続きの際は2年おきに診断書が必要になります。 


また、「発作はもう出ていないけど薬だけ継続的に服用している」という方も、再発防止の通院とみなされ対象となります。 

障害者年金制度

障害者年金制度とは、病気や怪我により生活や仕事がしづらくなり、日常生活に支障がある場合に年金を受け取ることができる制度です。


 国民年金に加入している方「障害基礎年金」厚生年金に加入している方「障害基礎年金+障害厚生年金」が受け取れます。
 


障害年金を受け取るには、 

  • 20歳~64歳 
  • 初診日より前の年金保険料を全て納めている 
  • 病気・怪我の初診日から1年6ヶ月後に「障害認定基準」に当てはまっていること 

の条件を満たしている必要があります。


受け取れる金額は障害等級によって異なり、障害等級は1~3級まであります。1級になるほど症状が重く、受け取れる障害年金の金額も多くなります。


また、症状が軽く障害年金に該当しなかった方は、障害手当金を受け取ることができます。

精神障害者保健福祉手帳

てんかんは、精神障害者保健福祉手帳の対象となる精神疾患に当てはまります。 


精神障害者保健福祉手帳には等級があり、病状によって1級~3級に分けられます。

精神障害者保健福祉手帳を持っていると、様々なサービスを受けることができます。
 


全国一律で行われているサービス

  •  NHK受信料の減免 
  • 所得税、住民税、相続税の控除

  • 自動車税・自動車取得税の軽減(1級のみ) 
  • 生活福祉資金の貸付
    など 

地域・事業者によって行われているサービス 

  • 鉄道、バス、タクシー等の運賃割引 
  • 携帯電話の料金割引
    水道料金の割引 
  • 心身障害者医療費助成
    公共施設の入場料等の割引 
  • 軽自動車税の減免
    など
     

詳しくは「厚生労働省 精神障害者保健福祉手帳」を参考にしてください。 

高額療養費制度

高額療養費とは、1ヶ月の医療費で自己負担額の上限を超えた分を払い戻ししてくれる制度のことです。自己負担額の上限金額は、年齢や所得によって決められています。  


健康保険の加入者であれば、誰でもこの制度を利用することができます。 

健康保険組合、共済組合に加入している場合は申請は不要ですが、協会けんぽ・国民健康保険に加入している場合は自分で申請をする必要があります。 


また、自己負担額の上限を超えた分も、一度は窓口で支払いをしなければいけません。さらに、高額療養費は返金されるまで、およそ3ヶ月程度かかりますので注意が必要です。 


事前に高額な支払いがあるとわかっている場合は、「限度額認定証」を申請し、病院に提出すれば、支払いを高額療養費の上限金額までに抑えることができます。


限度額認定証は、職場や市役所で申請すると受け取れます。

てんかんでも加入できる生命保険はある!あきらめずにしっかり検討しよう


この記事では、てんかんの持病があっても加入できる生命保険について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
 


この記事のポイントは 

  • てんかんとはの発作を繰り返す脳の病気で、多くの人は子どもの頃に発症する
  • 薬の服用によって発作を起こしにくくすることができる
  • てんかんの持病があっても生命保険に加入することはできる
  • ネオファースト生命の保険が特におすすめ 
  • てんかんの持病があっても共済に加入することができる 
  • 掛け金重視ならコープ共済、保障重視なら全労災が特におすすめ 
  • 保険加入後にてんかんを発病しても、変わらず保障は受けれる 
  • 公的医療制度をうまく活用すれば、医療費の負担を軽減できる 

でした。 


てんかんは、長期にわたり付き合っていかなければいけない病気の1つです。
 


発病してしまうと、保険に加入するのは難しくなってしまう場合もありますが、加入できる保険がゼロというわけではありません。 


保険相談サービスなどで保険の無料相談を受けてみるのもおすすめです。

持病があっても加入できる保険を提案してもらえますので、自分に合った保険を見つけることができるでしょう。 

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