更新日:2023/05/18
大学生におすすめな保険ランキング!口コミが良い保険は?
内容をまとめると
- 大学生の保険の加入率は40%程度、保険料の相場価格は年間20万円、9割の方は家族が支払っている
- 大学生が備えるべきリスクは、スポーツや事故などのケガ、ひとり暮らしのアパートの火災、他人に負わせてしまうケガ、 海外旅行先でのトラブル、自動車事故
- 大学生の保険の選び方のポイントは、保険料を無理して払わない、自分に合った保障内容にすること
- 生協の「大学総合共済」や学生総合保障制度はおすすめ
- スポーツをやっている大学生、独り暮らしの大学生は保険に加入するべき
- 親の扶養に入っている大学生は、ケガや病気でも生活費に困らないので生命保険や医療保険は不要
- どんな保険に加入するのがいいか迷っている方は、無料相談で一緒に考えてみるといい
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、保険の悩みがかんたんに解決
目次を使って気になるところから読みましょう!
大学生の保険の加入率は?
それでは、大学生の保険加入率をみてみましょう。
生命保険 | 52% |
医療保険 | 35% |
車両保険 | 19% |
ペット保険 | 2% |
火災保険 | 15% |
地震保険 | 7% |
学生生活協会保険 | 40% |
その他 | 4% |
保険加入の調査では約半数の学生が保険加入しており、なかでも「生命保険」「学生生活協会保険」への加入率が40%以上と高い事が分かります。
大学に入った時に大学生協などの案内を受けるため「大学入学のタイミングで保険加入を考え始めた」という学生も多いようです。
また、大学生が保険へ加入する理由は「親にすすめられたから」「事故や怪我をした時に困る」「万が一に備えたい」という回答が多く見られました。
大学生の保険の相場と目安の保険料
公益財団法人 生命保険文化センターの「平成27年度 生活保障に関する調査」によると20代が支払っている保険料の相場価格は年間20.2万円(月額1.7万円)でした。
ただ、約半数の人が保険に加入しているとはいっても、大学生ですので9割の方の保険料の支払は「家族が支払っている」ようです。
また、一般的な保険と比較して保険料が安くなっている「学生総合共済」の生命共済の掛け金は、年額12,800円、火災共済は年額2000円。
大学生協の「学生賠償責任保険」の場合は保険期間により保険料は異なりますが保険期間1年なら1780円、4年なら5,800円、6年間なら8,070円となっています。
どんな保険に加入するのがいいかわからないという方は、無料相談で一緒に考えてみるといいでしょう。今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、気軽に相談できます。
まずは大学生が特に備えるべきリスクをチェックしよう
保険加入の前に、まずは自分はどのようなリスクに備えるべきなのかを考え、そこから必要な保険を選ぶ必要があります。
大学生が特に備えるべきリスクは
- スポーツや事故などによるケガ
- ひとり暮らしのアパートが火災にあうリスク
- 他人にケガを負わせてしまうリスク
海外旅行先でのトラブルに対するリスク - 自動車事故に対するリスク
などのリスクに特に備えておくべきです。
それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。
スポーツなどによるケガのリスク
サークル活動や趣味でスポーツをしている人はケガのリスクにも備えなければなりません。
大学生になるといままで以上に人付き合いも増えるためケガをする可能性も高くなります。
入院や手術が必要になった場合大きな費用が必要ですし、通院が必要な場合もあり普段アルバイトなどをしている学生は得にケガで働けなくなった場合の金銭的な負担は大きくなりますのでこれらのリスクにも備える必要は高いでしょう。
一人暮らしでの火災のリスク
大学入学同時にひとり暮らしを始める学生も多いですが、一人暮らしをする場合はアパートの火災や盗難にあうリスクがあります。
一人暮らしなら料理をすることも増えると思いますが、料理をした後火を切り忘れていたなど自分の過失でアパートが火事になり家主に損害を与えた場合、賠償責任が生じます。
火災保険といえば「家を建てた時に加入するもの」と考えている人も少なくないようですが、これらの事態に備えるためにも大学生でも火災保険は必要な保険といえます。
また、火災保険は火災だけでなく水漏れ、ガス爆発などでも保険金が支払われますし、火災保険のなかには盗難被害にあった場合に保証される保険もあります。
他人へケガを負わせてしまうリスク
自転車で大学やアルバイト先へ行っている学生は多いですが、大学生の賠償責任事故のうち一番多い事故が自転車による事故です。
自電車を使用中、歩行者にケガをさせてしまい賠償責支払金は数千万円以上の場合も多く、なかには1億円近い賠償支払命令が下された事例もあります。
自転車事故だけでなく、サークル活動中に不慮の事故で相手にケガを負わせてしまう事も考えられます。
いずれの場合も他人にケガをさせ、大きな金額を支払う事になった場合学生では支払う事が難しいですよね。
場合によっては大学を辞めなければならなくなる可能性も十分ありますのでこれらのリスクには備えるべきです。
海外旅行でのトラブルに対するリスク
大学生になると友達同士で旅行を計画したり、留学で海外へ行く人も多いです。
何事もなく海外旅行や留学を楽しめればいいのですが万が一海外で病気、ケガをした場合、高額な医療費を請求されるケースは珍しくありません。
そのため、治療費の支払能力が無いと判断されれば現地の病院ですぐに対応してもらえない事もあります。
海外へ行く予定のある人は海外旅行、海外留学保険へ加入しこれらのリスクと盗難のリスクに備えましょう。
自動車事故に対するリスク
自動車やバイクを使用する場合は運転中に起こった事故に対するリスクに備える必要があります。
自動車やバイクを購入した際に、自賠責保険には必ず加入しますがこれは相手の身体的被害に対してのみの保障です。
被害者の持ち物が壊れてしまったり、自分自身がケガをした場合は保障されません。
そのため自動車やバイクを運転するのなら自賠責保険だけでなく、相手のケガや物、自分自身のケガの保障もできる自動車保険、バイク保険に加入するのがおすすめです。
大学生の保険の選び方のポイント
大学生が特に備えておきたいリスクについて解説しましたが、ではこれらのリスクに備えた保険をどのように選べばいいのでしょうか。
ここからは、大学生が保険選びに失敗しないためのコツについて解説していきます。
保険料を無理して払わない
万が一に備えたくさん特約をつけたり、「保証金の高い保険に入ったほうがいいだろう」と考える学生も多いかもしれません。
確かに保障金額の大きな保険に加入すれば、万が一の時に何かと助かる事も多くなりますが、その分保険料も高くなります。
学生が毎月高額な保険料を支払うのは大きな負担となってしまうので保険選びの際は「毎月無理なく支払える金額か?」ということをよく考えましょう。
また、学生の場合は学生専用の保険や、大学生協などもあります。
学生向けの保険の場合卒業するまでの間、般的にな保険と比較してかなり安い保険料で加入することができますので、学生の間は無理なく続けていける保険料の安い学生向け保険がおすすめです。
自分に合った保障内容なのか確認する
保険選びの際は「自分はどのようなリスクに備えるべきか」などまずは自分に合った保障内容の保険を選ぶことが大切です。
上記で大学生が特に備えるべきリスクについて解説しましたが、これらのリスクに備える事ができ、さらに保険料も高くない保険でしたら
- 大学生協の「学生総合共済」
- 大学生協の「学生賠償責任保険」
- 日本国際教育支援協会の「学生教育研究災害傷害保険」
がおすすめです。
「大学総合共済」
加入者がケガや病気により入院や手術、通院が必要になった時や、扶養者が死亡するなど万が一の事が起こった際に共済金が支払われます。
「学生賠償責任保険」
家財保障、自転車盗難、火災や住宅の水道管修理や修繕など日常生活に関する事や講義中に起こった賠償事故に対して保険金が支払われます。
日本国際教育支援協会「学生教育研究災害傷害保険」
教育研究活動中に被った災害に対し給付金が支払われます。
また、通学特約を付帯すると通学中などの移動時に発生した障害事故も保証対象に含まれます。
生協の「大学総合共済」や学生総合保障制度には入った方がいい?
大学生がよく入る保険として有名なものが「大学総合共済」や「学生総合保障制度」です。
大学生協の「学生総合共済」の保障内容は以下のように、医療保障+死亡保障となっています。
保障内容 | 共済金 |
---|---|
病気・ケガによる手術 | 5万円(回) |
病気による重度後遺障害保障(1~3級) | 540万円~600万円 |
ケガによる通院保障 | 2000円(日額) |
ケガによる後遺障害保障(1~14級) | 24万円~600万円 |
特定傷害固定具保障 | 2万円(1事故につき定額) |
こころの早期対応保障 | 1万円(1共済期間につき1回) |
学業復帰支援臨時費用保障 | 100万円 |
本人死亡 | 100万円 |
父母・扶養者の死亡 | ・事故死亡500万円 ・事故重度後遺障害(1~3級)450万円~500万円 ・病気死亡、その他死亡30万円 |
365日国内外を問わず病気やケガの保障がされ、掛金は月額1,200円です。
掛け金の安いと言われる県民共済が月額2,500円~5000円程度なので、かなりお手頃ということがわかります。
ただ、その分保障も少なめとなっているので、「使う可能性の低い保険にお金はかけたくないけど、全く保険に入っていないのは心配」という人におすすめです。
一方、もっと手厚い保障が欲しいという方は、民間の保険や以下で紹介する学研災付帯学生生活総合保険への加入がおすすめです。
もちろん、学生総合共済に加入することで生活費を圧迫してしまったり、価値観として保険はいらないと思っている人は加入しなくて良いでしょう。
また、名前が似ている「学生総合保障制度」は上記の学生総合共済の保障に加えて自賠責保障もついているというイメージです。
医療保障と死亡保障に加えて、自賠責保障も手頃な掛け金で付けたいという人におすすめの保険となっています。
学研災付帯学生生活総合保険はどうなの?口コミは良い?
保障あたりの保険料は「大学総合共済」と変わらず、死亡保険金を増せるなどの選択肢が増えるので、「学生総合共済」の保障金額が少ないと感じる人におすすめです。
学研災付帯学生生活総合保険の公式パンフレットはこちら
学研災付帯学生生活総合保険の口コミ
手厚い保障が決め手だった
他の共済などと比較してどの保険に加入するか悩みましたが、親にも保障が手厚いものに入っておけと言われ、学研災付帯学生生活総合保険に決めました。
割と心配性な自分的には合っていると思います。
その他の大学生におすすめできる保険
ここからは大学生におすすめできる具体的な保険をご紹介しますので保険選びの参考にしていただければと思います。
大学生協「学生賠償責任保険」
学生賠償責任保険の主な保障内容はプランによって異なります。
プラン | 「学生賠償責任保険19H」 | 「学生賠償責任保険19HK」(一人暮らし特約あり) |
---|---|---|
保険料 | 年額1800円 | 年額8500円 |
保障内容 | ・個人賠償責任保険…1事故3億円まで ・人権侵害賠償責任補償…年間最高500万円 ・感染事故損害防止費用保障…年間最高500万円 ・傷害見舞費用保障…被害者1名につき最高50万円 ・後遺障害保障…最高10万円 | ・借家人賠償責任保障…1事故1000万円 ・家財保障…1事故200万円 ・家財の破損・汚損保障…1事故50万円 ・臨時費用…損害金の10% ・家財の盗難・自転車盗難…1事故50万円 ・現金盗難保障…1敷地内10万円 ・借用住宅修理費保障…1事故15万円 ・水道管修理費用保障…1事故1敷地内ごと10万円 ・父母駆けつけ費用保障…10万円 |
学生賠償責任保険は、他人も物を壊してしまったりケガをさせてしまった時の保障だけでなく事故によりケガを負わせた相手に支払った弔慰金、入院見舞金、見舞品の購入費なども保障されます。
大学生の日常生活でおこりがちな事故などに対して十分に保障がされ、さらに個人賠償責任保険には示談交渉サービスも付帯されているため万が一の時に非常に心強いものとなるでしょう。
また、「学生賠償責任保険19HK」では19H型の賠償保障に火災などの保障が加わりますので一人暮らしを始める方にはおすすめです。
日本国際教育支援協会「学生教育研究災害傷害保険」
日本国際教育支援協会の「学生教育研究災害傷害保険」の主な保障内容は
講義、実験、実習、演習や実技の授業中に発生した傷害事故
入学式、卒業式、オリエンテーションなど学校行事に参加中に発生した傷害事故
教育活動のために学校が所有、使用している学校施設内で発生した傷害事故
課外活動中に発生した傷害事故
「通学中等傷害危険担保特約」を付加すると、以下の障害事故についても保障されます。
学校へ通学する途中や自宅までの往復する間に発生した傷害事故
学校施設等の相互間を移動している間に発生した傷害事故
学生教育研究災害傷害保険の加入手続きや保険金請求は、大学窓口で行う事ができます。
また、保険料と保険金などについてはタイプ別にかなり細かくなっているため詳細は学生教育研究災害傷害保険公式サイトで確認してください。
どの保険が自分にとって一番いいのかわからないという方は、無料相談で一緒に考えてみるといいでしょう。今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、気軽に相談できます。
大学生向けの保険に加入する際の注意点
大学生向けのおすすめの保険についてご紹介しましたが、保険に加入する際に以下のポイントに注意しましょう。
入学する大学に大学生協があるか
全ての大学に大学生協があるわけではありません。
自分の通う大学に大学生協がない場合は、
- 大学の所在地か都道府県にある「インターカレッジコープ」の組合員になる
- 兄弟、姉妹が大学生協のある大学に通っていて同一世帯、2親等以内で大学生協組合員
ルームシェアをする場合、火災共済の加入は可能か
ルームシェアをして火災保険に加入した場合、保障されるのは被保険者の持ち物や被保険者の過失による借家賠償のみです。
そのため、ルームシェアする相手が火災共済などの保険に加入しているかも確認し、加入をすすめましょう。
大学生で保険に加入をおすすめできる人
同じ大学生でも特に保険に加入したほうがいい人と、保険加入はおすすめ出来ない人がいます。
まずはどのような人に保険がおすすめなのかという点から解説していきます。
スポーツをやっている大学生は加入がおすすめ
大学生になるとサークル活動や付き合いなどでスポーツをする機会が増える人も多いかと思います。
スポーツをするとどうしても自分がケガをする可能と、スポーツ中に他人にケガをさせてしまう可能性が高まります。
ケガの状態によってはしばらく大学へ行くことが出来ない、アルバイトができない状態になることもあるでしょう。
それほど大きなケガでなくても何度か通院が必要になる事があり医療費が負担になります。
これらの負担を軽減させるためにも、サークル活動や趣味でスポーツをしている大学生は特に医療保険への加入をおすすめします。
一人暮らしの大学生なら加入するべき
一人暮らしの場合、火災被害に合い家財などに損害を受ける可能性や自身の過失による火災で損害を与える可能性、盗難などのリスクが高まります。
「滅多に無い事だろう」と考えがちですが、絶対に起こらない事ではないため一人暮らしを始める学生はこれらに対応した保険加入をおすすめします。
親の扶養に入っている大学生には生命保険や医療保険をおすすめできない
親の扶養に入っている場合はケガや病気などをした場合、生活費に困るということはあまりありません。
また、病気やケガなどで高額な医療費を支払ったとしても扶養に入っているのなら高額療養費制度により、一定の金額を超えた医療費は戻されます。
そのため、扶養に入っている大学生は急いで生命保険や医療保険へ加入する必要はないといえます。
しかし、「本当に自分には保険は不要なのか?」について不安に感じる人も少なくないと思います。
自分には保険が必要か不要か、どのような保険がぴったりなのか具体的な事については一度保険のプロに無料相談してみてはいかがでしょうか。
今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、気軽に相談できます。
まとめ:大学生の保険は比較して決めましょう
大学生におすすめな保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 大学生活ではさまざまなリスクがあり、それらに備えた保険に加入したほうがいい
- 大学生が保険に加入する際は無理なく払える保険料で自分にあった保障内容のものを選ぶ
- 親の扶養に入っている大学生は無理に保険加入する必要はない
でした。
大学生になると一人暮らしを始めたり、行動範囲がひろがるなどしてこれまでの生活環境とは全く変わってしまう人も多くなります。
楽しい大学生活を送るためにも、ケガや病気など万が一の事が合った時にサポートしてくれる保険へ加入するのがおすすめです。
「自分でどんな保険に入るべきなのか判断できない...」という方は、無料保険相談の利用がおすすめです。
おすすめの保険相談窓口については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ読んでみてください。
「まだ大学生だし社会人になってからでも遅くはないかな…」
と保険加入を迷っている大学生や親御さんも多いのではないでしょうか?
しかし、大学生になるとこれまでより行動範囲が広がるため、通学中の事故やスポーツ中の事故、ひとり暮らしを開始した場合は住んでいるアパートが火事や盗難の被害にあった…などのリスクが高まります。
そこで、この記事では
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読んでいただければ、大学生が保険を選ぶ際に役立つ基本的知識を得る事が可能です。