シングルマザー(母子家庭)で生命保険に入ってなくて大丈夫?受取人は誰にすべき?

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
「シングルマザーだけど生命保険に入っていた方がいいのかな?」
「生命保険以外の保険も入っておくべきかどうか知りたい」

一家の大黒柱である自分に万が一のことがあったとき、保険に加入していると心強く感じられる一方で、月々の出費が増えるため悩みどころだと思います。

高額な保険料はいまの家計状況では厳しいが、できたら保険料が安くて保障が充実したプランに加入したいと思いますよね。

そこで、この記事ではシングルマザーのご家庭に向けて
  • 保険の必要性
  • 最適な保険の選び方
  • 具体的におすすめな保険商品
  • 利用したい公的制度
について詳しくお話しさせていただきます。 

この記事を読むことで、シングルマザーの方はなんの保険に入るべきなのか、そもそも保険に加入する必要があるのかということが理解できます。

ぜひ最後までお読みください。

内容をまとめると

  1. シングルマザーの保険は、生活費、教育資金で4千万〜5千万円の保障が必要
  2. シングルマザーの保険は、死亡保障・生活保障・教育資金に備えた保険が必要
  3. シングルマザー世帯におすすめな商品は「定期保険」「学資保険」「収入保障保険」
  4. シングルマザーで医療保険に入りたいという方は、県民共済がおすすめ
  5. シングルマザーのための公的制度も忘れずに利用する
  6. シングルマザーになったら、保険の見直しをする
  7. どの保険が自分に合っているかわからなければ、無料保険相談で相談してみる
  8. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、保険の悩みをかんたんに解決

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シングルマザーの家庭(母子家庭)はどんな保険に加入している?



保険料金が高いし、ご自身が元気で若いからという理由で保険への加入を先延ばししていませんか?
保険に入った方が良いとなんとなく思っているけど、みんなはどうなの?

という方のために、全国のシングルマザーのご家庭の保険加入率をまとめましたので、みてみましょう。

シングルマザー世帯の保険加入率

・医療保険63.6%

・学資保険27.3%

・年金保険18.2%

・養老保険14.5%


参考:「全労済の意識調査」

やはり、女手ひとつでお子さんを養って行かなくてはという使命感から、病気のリスクに備えて保険への加入者が多いことが分かりますね。


ただ、生命保険(死亡保障)に加入していない人が多いことに驚かれた人もいるのではないでしょうか。

これは、母子家庭に生命保険が必要ないということを示しているのでしょうか。

保険のプロからすると、シングルマザーの方は生命保険に加入しておくことがおすすめです。

その理由をこれから解説していきます。


どの保険が自分にぴったりなのか分からなければ、無料保険相談で相談してはいかがでしょうか。今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、悩みはすぐに解決されます。

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シングルマザー(母子家庭)で生命保険に入ってないのはまずい?生命保険の保障額はどのくらい?



仮に、一家を支えている母親が病気や事故によって、亡くなってしまった時に残されたお子さんにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。 

SBI生命の公式サイトに掲載されていた、シングルマザーBさんのご家庭を参考例としてご紹介させていただきます。

卒園までわずか1年を残して母親を失ってしまったBさんの息子さんは、小中高は公立学校を、大学は私大文系の道を選んで進学していて、教育費だけでもなんと1,237万円になっています。 

もちろん、教育資金以外に月々の生活費も必要ですし、実家や兄弟に迷惑をかけないためにも十分な生活支度金を用意しないとなりません。 
月々の生活費を20万円として、大学卒業までの費用を概算すると4,080万円もの多額のお金が掛かり、教育費とトータルすると5,317万円にもなります。 

この内、パート社員で働いていたBさんが亡くなったことにより、国から遺族基礎年金が高校卒業時まで、年間78万100円、13年間で1,014万円が支給されますが、到底足りないことが以下の式から分かりますね。 
5,317万円(教育費+生活費17年分)ー1,014万円(遺族年金)=4,303万円(不足分)

この不足分4,303万円が保険で補填すべき保障額です。 

もし息子さんが大学に奨学金で通ったとしても、数百万〜1,000万円はかかると思いますので、できることなら生命保険に加入しておいた方がいいと言えるでしょう。 
残された子供にかかる費用の例

教育費

1,237万円


生活費(家賃、衣服代、医療費など)

4,080万円


合計(概算値)

5,317万円

この内、パート社員で働いていたBさんが亡くなったことにより、国から遺族基礎年金が高校卒業時まで、年間78万100円、13年間で1,014万円が支給されますが、到底足りないことが以下の式から分かりますね。

5,317万円(教育費+生活費17年分)ー1,014万円(遺族年金)=4,303万円(不足分)

この不足分4,303万円が保険で補填すべき保障額です。


もし息子さんが大学に奨学金で通ったとしても、数百万〜1,000万円はかかると思いますので、できることなら生命保険に加入しておいた方がいいといえるでしょう。

補足:シングルマザーの生命保険の受取人は誰にすべき?

シングルマザーの方が生命保険に入るときの受取人は、子供にするのがおすすめです。

ただ、保険金を受け取るときに子供が未成年だと、手続きをするために未成年後見人または、親権者(実父か養父)が手続きをする必要があります。


余程信頼できる場合は別ですが、親権者に手続きを頼むのは金銭的トラブルが起きやすいので、おすすめできません


基本的には、信頼できる親族を後見人に指定して手続きをお願いしておくのが良いでしょう。

一般的には、おじ・おばや祖父母をこ後見人にしてすることが多いので参考にしてみてください。


ちなみに後見人は、遺言に書いておくことで指定できるので、あらかじめ遺書を作成しておき後見人を誰にするか書いておくのがおすすめです。

シングルマザーの保険の選び方!何を優先してどの保険に入るか考える



終身保険、医療保険、ガン保険など様々な商品が販売されているため、自分に適した保障がどのような商品か分からないという方も少なくないでしょう。

保険の選び方を間違ってしまうと、保険料の負担が重くなってしまったり、いざという時に十分な保障を受けられないため、しっかり内容を把握してから加入されることが賢い保険の選び方です。

家計を支えているご自身が亡くなった時にお子さんが路頭に迷わないために、「定期保険」や保険料払込免除特約付きの学資保険や、さらに「収入保障保険」入って置くと、生活費、教育費に当てることができて安心です。

母親が亡くなった後の生活に必要な資金を保険で補えるため、お子さんも肩身の狭い思いをせずに自分の道を進んで行けるでしょう。 

シングルマザーに必要な保険の選び方のポイントは?

シングルマザーの方は、一人で家計を支えなくてはいけない分、保険料を抑えることが大切です。
保険料を安く抑えて必要な保障をつけるには「定期保険」、「学資保険」、「収入保障保険」の3つに絞って契約をするといいでしょう。

参考までに、それぞれの保険の特徴をまとめました。
それぞれの保険の特徴

定期保険

10年、15年と一定の期間に高額な死亡保障を割安な料金で受けられる、掛け捨てタイプの商品


学資保険

積立方式で教育費を増やせて、保険料払込免除制度特約を付けておくと、契約者(親)が亡くなった後の払込が免除される


収入保障保険

契約者が亡くなった時に年金形式で生活費をコンスタントに受け取れる。また、必要ならば一括受給が可能である

大黒柱として家計を支えるシングルマザーだからこそ、死亡保障を備えられる「定期保険」は必要ですし、特に収入の補填となる「収入保障保険」は、必須といっても過言ではありません。


また、学資保険に加入しておくことで、親御さんが亡くなった後もお子さんが経済的な理由から希望する進路を選べない不安を払拭できます。


さらに支払いの負担を抑えたい場合は、払い込み期間を長く設定しておくと月々の保険料を抑えることができます。

保険料はいくらくらいがいいの?他のシングルマザーはいくら払ってる?

保険料をいくらに設定すべきかは、各家庭によって全く異なりますが、参考までにシングルマザーの平均払込保険料を紹介します

<40代シングルマザー世帯のジャンル別保険料金>


項目保険料金
定期保険3,001円
学資保険12,582円
収入保障保険3,311円


シングルマザー1世帯当たりの月々の保険料の平均額は15,184円となっています。 


ただ、こちらはあくまで大体のイメージを持つための目安ということを忘れないようにしましょう。

実際に保険に加入する際には、保険に詳しい人に相談して保険料を決めるのがおすすめです。


でも身近に保険に詳しい人なんていない...という人におすすめなのが無料保険相談サービスです。

こちらは、保険・お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に無料でマッチングしてくれるというサービスです。


オンラインでの相談もできるので、保険料や保障についてアドバイスをもらいたいという方は、無料相談を利用してみてください。

シングルマザーにおすすめの保険を種類別にご紹介


ここでは、先ほどシングルマザーの方が入るべきと説明した

  • 定期保険
  • 収入保障保険
  • 学資保険
の中でもおすすめな保険商品を紹介していきたいと思います。

実際にどの保険に加入するかは、無料相談などを利用して保険のプロにアドバイスをもらいながら決めるのがベストですが、参考までに読んでみてください。

シングルマザーにおすすめの定期保険3つ

ここでは、シングルマザー世帯におすすめの「定期保険」をご紹介します。


商品名月額保険料(30代)保険期間保障内容
「かぞくへの保険」1,068円10年リーズナブルな保険料金で3千万円から1億円の保障がオーダー可能
「アクサダイレクトの定期保険2」1,050円10年医師の診査なしで加入OK。保障額は1千万円
「定期保険Bridge(ブリッジ)1,168円10年病気・事故・災害でも同一額1千万円の保障が完備


いずれの定期保険ともに、わずか1,000円弱の金額で1千万円の保障を得られる点が魅力ですし、年代に合わせて保険の見直しをできるため保険料の払込み過ぎを防げます。


特に、「かぞくへの保険」は金銭的に余裕があるならば、月々の保険料を増やして保障額を自由にオーダー設計できる点が人気です。


お子さんが2人、3人となると、ひとっりっこのご家庭に比べて出費が嵩むだけに十分に検討する価値がある保険商品です。 

シングルマザーの不安を軽減する収入保障保険

収入保障保険についても定期保険と同様に母子家庭から人気の商品をチェックしてみましょう。


商品名月額保険料(30代)年金月額内容
アクサダイレクトの収入保障23,250円10万円(最大4,200万円)一括受取り可能。生存中に受け取れるオプションあり
FWD収入保障2,072円10万円(最大4,200万円)健康な方、非喫煙者は保険料の割引あり。介護年金、就業不能時も受給OK
家族を支える保険Keep(キープ)3,270円10万円(最大4,200万円)所定の理由時に保険料金支払い免除可能



各社ともに年金月額、最大で受給できる保障額は同一となっていますが、内容に違いが見られます。


「アクサダイレクトの収入保障2」は特約を付けることで生前給付が可能ですし、「FWD収入保障」はご家族が介護が必要となり働くなくなった時や、健康上の理由から就業不可な際の生活費を確保できるため、心強いです。


払込保険料、年金額だけではなく、プランを細く読んで比較検討するとより良い保険商品に加入できるでしょう。 

子供の将来のためのおすすめの学資保険を比較

「学資保険」についてもおすすめの商品をご紹介します。

こども共済(JA共済)
こども共済(JA共済)のプラン詳細

学資応援隊

18歳以降に段階的に必要な教育資金を受給可能


にじ

幼稚園、小中高校、大学入学時と卒業時に受給できる。災害時には保障額がup


えがお

幼稚園、小中高校、大学入学時と卒業時に受給可能。お子さんの年齢がupするにつれて、病気災害の保障が増額される。

学資準備金スクエア(ソニー生命)

18歳になるタイミングから5年ごとに15万円ずつ、トータル75万円を受け取れる。返戻率が高く貯蓄性がいい上、元本割れの心配がない


はじめのかんぽ(かんぽ生命)

18歳になる時に100万円受けられる上、医療保障特約付きで病気に備えられる。窓口が郵便局とあって相談のしやすさも魅力的


ニッセイ学資保険(日本生命)

・返戻率が100%超えで貯蓄性が高い

・大学4年間に分割して教育資金を確保できる


学資保険は教育資金の準備金としておすすめな上、返戻率がいい商品が多く、貯蓄性の高さが魅力です。 

シングルマザーで医療保険に入りたいという方は、県民共済がおすすめ


基本的に医療保障は、シングルマザーの方にとっては優先度が高くありませんが、

「女性の病気などが心配なので、医療保険に入っておきたい」

という方もいると思います。


そんな方には、県民共済がおすすめです。

県民共済の特徴は、手頃な掛け金で軽めの保障を受けられる点。


どのくらい手頃なのか、保険料の安さに定評のあるメットライフ生命「フレキシィS」と比較してみます。

30歳女性 入院日額8,000円の場合

メットライフ生命「フレキシィS」

月額2,440円


県民共済(埼玉)

月額2,000円

40歳女性 入院日額8,000円の場合

メットライフ生命「フレキシィS」

月額2,960円


県民共済(埼玉)

月額2,000円

また、県民共済は割戻金という使わなかった掛け金を、加入者に払い戻す制度がありますので、実質保険料はさらに安くなる可能性もあります。


さらに、県民共済は年齢が上がっても保険料が上がらないので、40歳、50歳になっても月額2,000円で保障が受けられるというのもおすすめできるポイントです。


自分にぴったりの商品選びに悩んだら、無料保険相談で相談するといい答えが見つかるでしょう。今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、ぜひ一度お試しください。

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シングルマザーのための公的制度も忘れずに利用しよう



公的制度を利用することで生活の質を一定に保って、経済的にゆとりを持てる可能性がありますが、有効的に制度を利用している母子家庭世帯は少ないものです。
そこで、暮らしを少しでも楽にするためにも母子家庭が利用可能な公的制度について、改めて見直してみましょう。

児童手当
中学卒業時のお子さんを扶養している世帯が受給可能
一人目の子供だと3歳未満は15,000円、3歳から中学校卒業時までは10,000円を受け取れる
所得制限限度額を超えている世帯は年齢に関係なく一律5,000円

児童福祉手当
18歳以下を子供を抱えるひとり親世帯で受給可能
離婚の他に、死別や失踪が原因も該当する
金額は所得、請求者によって異なる

ひとり親医療費助成制度
親、子いずれかが医療機関を利用した時に通院3日目から自己負担額がゼロとなる
ひと月の1人当たりの医療費が2,500円以上の場合は超過分が還付される
所得制限あり
差額ベット代、食事代、予防接種は適用外 

住宅手当
自治体によって制度がないケースがある
20歳の子供を抱えるひとり親家庭に適用される
賃料10,000円以上の時に一定の補助を得られる

遺族年金
配偶者が死亡してひとり親家庭となった遺族に適用
公的年金(国民年金or厚生年金加入者)に加入していることが必須条件
毎月年金形式で受給できる 

もしシングルマザーになったら、保険の見直しをしよう



なんらかの事情による離婚、夫の死去や失踪によってシングルマザーになってしまった時、お子さんを抱えて不安な気持ちでいっぱいですね。 

「自分が病気や事故で亡くなったら我が子はどうなるのだろう?」
「片親だからと子供の希望する進学の道を閉ざすのかわいそう」
など、先行きが見えないトンネルに入ったような思いでしょう。

しかし、不安だけを感じていては先が長い人生を歩んではいけません。
いざという時に備えて、充実した内容の保険を格安な料金で加入できる時代です。

ご自身のライフスタイルに適した保険が分からない方は、無料で保険相談できるサービスを利用するのもおすすめです。

まとめ:シングルマザーは、なるべく安い保険料で、学資保険や収入保障保険を検討しよう



今回の記事では「シングルマザーの保険の必要性」についてお話しさせて頂きました。
もう1度復習すると、
  1. お子さんの将来を考えるからこそ保険への加入は必要である
  2. 生活費、教育資金となると4千万〜5千万円クラスの保障が必要
  3. 死亡保障・生活保障・教育資金の準備に備えた保険が必要
  4. シングルマザー世帯におすすめな商品は「定期保険」、「学資保険」、「収入保障保険」である
  5. 料金、プラン、保障内容のバランスがいい商品を選ぶことが大切
  6. お子さんの医療保障は「県民共済」がコストパーフォーマンスがいい
  7. 公的制度を併用することで暮らしの質アップを図れる
  8. シングル世帯になった時には保険の見直しを早急にするべき

以上の内容です。 

日々の暮らしのなかで食費、光熱費、授業料などのウエイトが高く、高額な保険料までは正直手が回らないというご家庭が少なくないでしょう。

しかし、月々数千円で死亡・後遺障害に備えることができますし、貯蓄性のいい学資保険ですと定期預金の代わりになって、コンスタントに教育資金を準備できますから、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。 

「自分でどんな保険に入るべきなのか判断できない...」という方は、無料保険相談の利用がおすすめです。

おすすめの保険相談窓口については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ読んでみてください。

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