ハリウッドに進出し、大成功した日本人俳優として後輩たちを牽引し続けている渡辺謙。その彼が、米「Marvel Studio」が企画している“『アベンジャーズ』の宇宙版”と言われる『Guardians Of The Galaxy』(原題)の有力候補のひとりに挙がっていることが、映画情報サイト「totalfilm.com」によって明らかになった。『Guardians of The Galaxy』と『アベンジャーズ』との大きな違いは、登場するスーパーヒーローたちの中に必ずしも人間の形を成していないメンバーがいることと、宇宙が舞台であること。昨年、米エンタメ情報誌「Entertainment Weekly」が紹介していたヒーローは5人。■スター・ロード:半人間、半エイリアンのハーフ。宇宙界の警察官で、特殊なコンバット・スーツに身を固め、2丁拳銃が目印。■ドラックス:元サックス奏者がナイフの達人として蘇った緑の戦士。■ロケット・ラクーン:ある狂人によって地球の廃棄物から生み出された遺伝子組み換え生物。■グルート:巨大な動く樹木。■マンティス:セクシーな虫型エイリアン。今回、渡辺謙のほか人気TVドラマ「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリー、『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ役で知られるアラン・リックマン、さらに『シカゴ』(’02)でアカデミ賞ノミネートのジョン・C・ライリーの3人は、「Rhomman Dey」と呼ばれる惑星・ザンダーの軍のリーダー役でオファーされるのでは?と目されており、この顔ぶれを見ただけで重厚な演技が要求される役柄だと予想できる。映画『スーパー!』で監督・脚本家を務めたジェームズ・ガンがメガホンを取る本作。『ゼロ・ダーク・サーティ』のクリス・プラットがすでに“スター・ロード”に決定しているほか、『スタートレック』シリーズのゾーイ・サルダナの出演もうわさされている。いったいどのような顔ぶれのキャストが集結し、宇宙を守り抜くのか、期待が膨らむばかりだ。『Guardian Of The Galaxy』(原題)は2014年8月1日(現地時間)に全米公開予定。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月29日『アイアンマン』シリーズで主人公トニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jrが『アイアンマン2』『アイアンマン3』『アベンジャーズ』という3作品の出演契約をMarvel Studioと行い、大型契約をまとめたロバートとMarvel Studioとの『The Avengers 2』(原題)、『The Avengers 3』(原題)に向けてのギャラ交渉が始まった。ロバートは米エンタメ情報サイト「hollywoodreporter.com」に『アベンジャーズ』では5,000万ドル(約50億円)を受け取ったと認めるコメントを出している。徹底した倹約主義で知られるMarvel Studioだが、2012年公開の『アベンジャーズ』が、世界興行収入歴代3位となる15億1,175万ドル(約1,511億円)の特大ヒットを記録、公開して間もないにもかかわらず、すでに世界興行収入7億1,100万ドル(約711億円)を『アイアンマン3』が稼ぎ出している。また、ロバート以外の『アベンジャーズ』のメンバーたちのギャラが低く抑えられていることに、ロバートは苦々しく思っているようで、内情を知る関係者は「ロバートは、自分の仲間の俳優たちを大切に扱わないなら、今後の出演はお断りというメッセージをMarvel Studioに送っています」と語っている。現在、ヒーローたちの中で、Marvel Studioと契約更新しているのは、キャプテン・アメリカ演じるクリス・エヴァンスで、彼は現在撮影中の『Captain America: Winter Soldier』(原題)と同時に『The Avengers 2』(原題)ほか6本の契約を交わしたとうわさされている。ロバートが後ろについて、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、ジェレミー・レナーらのギャラ交渉をサポートするとなると、一体どれだけの額をMarvel Studioは用意しなければいけなくなるのだろうか。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開(C) 2010 MVLFFLLC. TM & (C) 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.アイアンマン3 2013年4月26日より全国にて公開(C) 2012 MVLFFLLC. TM & (C) 2012 Marvel. All Rights Reserved.
2013年05月09日家族思いで子煩悩なブラッド・ピットが米エンタメ情報サイト「DEADLINE.com」の取材に答え、最新作のゾンビ大作『ワールド・ウォーZ』は息子たちとつながっていたいから出演したと明かした。ブラッドとフィアンセのアンジェリーナ・ジョリーの間には、11歳のマドックス君、9歳のパックス君、4歳のノックス君という3人の息子がいる。ブラッドは4月15日(現地時間)に行われた「シネマコン」会場でこう話したとのこと。「4年前は、僕はゾンビについて何も知らなかった。でもいまはエキスパートだよ(笑)」「この作品製作のきっかけは僕の家の息子たちが成人する前に、彼らが一番好きなものを映画に撮ろうと思いついたことなんだ。それがゾンビだったわけさ。そして素材を探すうちマックス・ブルックスの作品『World War Z』(原題)に行き着いたんだ」息子たちの大好きなゾンビ映画を作るにもブラッドのプロ精神は変わらず、「今回の作品では2つの事柄を心がけたよ。ひとつは原作の持つダイナミックな大パニックの世界観をどう描くかということ、もうひとつは、量産されているゾンビ映画の中で、この映画を際立たせるにはどうしたらいいかということだ。観客がその質問の答えを出してくれると思う。僕らは製作していてかなり興奮したけれど、観客のみなさんにも僕の息子たちがワクワクしたようになってもらえればいいなと思う」『ワールド・ウォー Z』は、8月10日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:ワールド・ウォー Z 2013年8月10よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2013年04月19日マーヴェル・スタジオのスーパー・ヒーロー・シリーズ、『マイティー・ソー』、『アベンジャーズ』のロキ役で一躍女子のハートを虜にしたトム・ヒドルストンが、今度は声優として“声”で魅了することが明らかになった。作品はディズニー製作の『ザ・マペッツ』(’11)の続編、『The Muppets…Again!』(原題)で、トムはグレート・エスカポという役を演じるとのこと。それ以上のキャラクターの説明はまだベールに包まれたままだ。『ザ・マペッツ』は、引退した人気マペットたちが、かつて一世を風靡したマペット・ショーの殿堂「マペット・スタジオ」の危機を前に再結集して救済に奔走する姿を、結婚間近の人間のカップル、ゲイリーとメアリー、そしてマペットたちとの絆を軸にユーモラスかつ華麗な歌と踊り満載で描き出した作品。その続編である『The Muppets…Again!』(原題)では、マペット界のカリスマ、カーミットたちがワールドツアーに乗り出すところからスタートし、ベルリン、マドリッド、ロンドンなどヨーロッパ主要都市でソールドアウトのショーを繰り広げていくが、そこに、カーミットのドッペルゲンガーである世界一の悪党・コンスタンティンが現れたことから大騒動になるというもの。トム・ヒドルストンは、すでに出演が決定しているリッキー・ジャーヴィス、ティナ・フェイ、タイ・バレル、レイ・リオッタらに名前を連ねることになる。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&(C) 2012 Marvel & Subs.
2013年03月26日発売中のブルーレイ&DVD『アベンジャーズ』が発売初週に5.2万枚を売りあげ、様々な売り上げランキングで1位を獲得する好スタートを切ったことが発表された。本編映像の一部本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いた作品。全世界70か国以上で興行ランキング首位を飾り、史上最速で全世界興収10億ドルを突破するなど、2012年の米国映画を代表する作品のひとつだ。今月19日に発売されたブルーレイ&DVDは3アイテムとも好評で、DVD+ブルーレイセットは初週だけで5.2万枚を売り上げ、オリコン週間BDランキングの総合1位を獲得。他2アイテムも5位と8位にランクインし、全アイテムがトップ10入りを果たした。また、TSUTAYA ONLINEのレンタルランキングは、DVD/ブルーレイレンタル ランキングで1位を記録するなど、セルだけでなくレンタルも好調で、年末年始にかけてさらに売り上げを伸ばすことが予想される。また、本アイテムの好調を記念して新たに本編映像の一部がWEB公開された。このほど公開されたのは、アベンジャーズの全メンバーが世界に迫る脅威に立ち向かうべく壮絶な戦いを繰り広げる場面をワンカットでおさめたシーン。破壊されゆく街で戦い続けるメンバーたちを追ってカメラが縦横無尽に動きまわる本カットは、劇場公開時にも人気を集めた。本作は、これまで主役クラスだったキャラクターたちがひとつの物語に集結する超大作で、完成前は「派手なだけではないのか?」「話がまとまるのか?」などネガティブな声も多く出ていた。しかし、ジョス・ウェドン監督らスタッフとキャストはこのほど公開されたカットのような“アベンジャーズでなければできないこと”を作品の随所に盛り込みながら映画作りを行い、公開前/後に出た“言いがかり”に近い声に対して、作品の完成度と圧倒的な興行成績で応じた。成功した作品は常に“言いがかり”に近い批判を受けるものだが、本作が2012年に最も愛された映画のひとつであることは間違いなく、このブルーレイ&DVDでさらにファンが拡大することが予想される。『アベンジャーズ』・ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー&e-move付き) 3990円(税込)・DVD+ブルーレイセット(DVD1枚+BD1枚) 3990円(税込)・3Dスーパー・セット(4枚組/デジタルコピー&e-move付き) 6090円(税込)発売中・DVD 3360円(税込)2013年1月23日(水)発売発売元ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2012年12月26日今夏に公開された映画『アベンジャーズ』のブルーレイ&DVDが19日(水)に発売されるのを記念して、ブルーレイに収録されている特典映像の一部が公開された。『アベンジャーズ』特典映像本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いた作品。全世界70か国以上で興行ランキング首位を飾り、史上最速で全世界興収10億ドルを突破するなど、2012年の米国映画を代表する作品のひとつだ。このほど公開された映像は、ジョス・ウェドン監督、スカーレット・ヨハンソンのインタビューとメイキング映像をコンパクトに編集したもの。ロバート・ダウニーJr.やレジェミー・レナーらキャストたちが、デジタル合成用に設置されたグリーンバックの前で演技する様子や、ウェドン監督と撮影した素材を確認する模様などが登場する。主役クラスの人気キャラクターが“ひとつのチーム”として活躍する本作。その製作規模は大きく、それ以上に成功へのプレッシャーが大きい本プロジェクトの監督を務めたのはベテラン監督ではなく、製作発表時は知名度の低くかったジョス・ウェドン監督だ。彼はこれまで表舞台に出る機会は少なかったが、『トイ・ストーリー』などの脚本を手がけてきた才人だ。出演者のサミュエル・L・ジャクソンは今夏に来日した際、インタビューで「ジョス・ウェドンはこのジャンルをよく理解しているし、ファンの気持ちが誰よりわかってるんだ。私もファンだからね(笑)。彼はアドベンチャーやアクションだけじゃなく、このジャンルに必要な“ユーモア”をちゃんと理解して、映画を製作した初めての監督だと思うよ」と語っている。ブルーレイの特典映像では、そんなウェドン監督の創作の裏側を数々のメイキング&ドキュメンタリー映像で楽しめるという。『アベンジャーズ』・ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー&e-move付き) 3990円(税込)・DVD+ブルーレイセット(DVD1枚+BD1枚) 3990円(税込)・3Dスーパー・セット(4枚組/デジタルコピー&e-move付き) 6090円(税込)12月19日(水)発売・DVD 3360円(税込)2013年1月23日(水)発売発売元 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2012年12月17日『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスの弟で俳優のスコット・エヴァンスが、麻薬取引のおとり捜査官からドラッグを購入しようとして逮捕された。警察関係者によると、スコットは今月4日午後6時15分(現地時間)頃、ロサンゼルスで麻薬ディーラーを装った捜査官から薬物を購入しようと試みたという。スコットは勾留されたが、午前0時30分に1万ドルの保釈金を支払って釈放された。スコットが買おうとした薬物の種類は明らかにされていない。スコットは主にTVシリーズにゲストとして出演しているほか、2008年からソープ・ドラマ「One Life To Live」(原題)で警官役を演じていた。だが、パーティに明け暮れるなど、プロ意識に欠ける生活態度などが問題視され、2010年で同作を降板。釈放後の5日朝(現地時間)、スコットはFacebookに「僕のL.A.生活で最も馬鹿馬鹿しかった夜。逮捕されるまで、1年間はうまくいっていたんだけど…」と書き込みをしている。(text:Yuki Tominaga)© Photoshot/AFLO■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年12月07日トヨタ自動車は5日、コンパクトカー「ヴィッツ」に特別仕様車「F”Ciel”(シエル)」と「F”SMART STOPパッケージ・Ciel”」を設定して発売した。価格は、F”Ciel”が136万円から166万9,000円、F”SMART STOPパッケージ・Ciel”が154万円。今回設定された特別仕様車は「F」グレードをベースに、トータルコーディネートにこだわった内外装を採用。内装色はブラックとベージュの2種類から選択でき、ブラックの場合は、シフトレバーベゼルやオーディオクラスターパネルなどにピンクベージュ塗装を、ベージュではシフトレバーベゼルやステアリングベゼルなどにピアノブラック塗装が施されている。また、両タイプともに内装色と同色のシルフィードシート表皮(スエード調)を採用する。外板色は、特別設定色の「ボルドーマイカメタリック」「シルキーゴールドマイカメタリック」「ダークブルーマイカ」「ダークブラウンマイカメタリック」を含む全6色を設定。外板色と同色のカラードフロントグリルや、内装色に合わせた専用リヤエンブレムも採用している。さらに、世界初というのIR(赤外線)カット機能付スーパーUVカットガラス(フロントドア)や、オートエアコン(1.3Lエンジン搭載車のみ)、スマートエントリー&スタートシステムなどを特別装備。F”Ciel”は、エンジンに1.0Lの1KR-FE(直列3気筒DOHC)、1.3Lの1NR-FE(直列4気筒DOHC)のいずれかを搭載し、トランスミッションはSuper CVT-iを採用。駆動方式は2WD(FF)と4WDが用意されている。F”SMART STOPパッケージ・Ciel”は、エンジンに1.3Lの1NR-FE、トランスミッションにSuper CVT-i、駆動方式に2WD(FF)を採用。いずれも乗車定員は5名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日A.F.R.Oが2013年1月23日(水)に3rdシングル『冬の贈り物』をリリースすることが決定した。【公演情報はこちら】A.F.R.Oは札幌在住の7人組。2011年に関ジャニ∞に提供した『マイホーム』で全国的に知名度を上げ、今年7月にシングル『北風サマー』でメジャーデビューを果たした。3枚目のシングルとなる『冬の贈り物』は心暖まるウインターソングに仕上がっている。更に2013年2月6日(水)には北海道で培われたA.F.R.Oの音楽を、景色を、空気を、味をぎゅっと詰め込んだ、メジャー1stアルバム「北風アワー」のリリースも決定した。2013年3月21日(木)からは「♂!!♀!!FES!! 北風ツアー2013~アフロ行きまーす!!~」を開催。3月30日(土)北海道・札幌PENNY LANE24まで全国4か所を周る。なお、こちらのツアーのチケット一般発売に先がけて、オフィシャルサイトではオフィシャルWEB抽選先行を実施。受付期間は11月22日(木)午後6時から12月3日(月)午後6時まで。■♂!!♀!!FES!! 北風ツアー2013~アフロ行きまーす!!~2013年3月21日(木) duo MUSIC EXCHANGE(東京都)2013年3月23日(土)JANUS(大阪府)2013年3月24日(日)BEAT STATION(福岡県)2013月3月30日(土)札幌PENNY LANE24(北海道)
2012年11月22日主演・製作にブラッド・ピットを迎え、かつてないスケールで描かれる今世紀最大のパニック・エンターテイメント『ワールド・ウォー Z』が2013年8月より遂に日本でも公開となる。これを受けて、本作の迫力ある映像が凝縮されたワールドワイド版予告編映像が解禁となった。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーに4週間リストアップされたマックス・ブルックスの長編小説を映画化した本作。中国僻地で発生した謎のウィルスが爆発的に全世界へと拡大。人類を滅亡へと追い込む様が、愛する家族と世界を救うために奔走する国連職員・ジェリー(ブラッド・ピット)の視点で展開する。一見して、ありきたりのパニック・ムービーにも見えるが、本作がほかの作品と違うのは、人類が築き上げてきた文明へ警鐘を鳴らしながら深くえぐり出す、想像を絶する壮大なスケールと緊張感。映画化に際し、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが権利を競った傑作としても話題を集めている。メガホンを握るのは『007/慰めの報酬』のマーク・フォスター監督。ブラッド・ピットが主人公・ジェリーを演じ、その妻をブロードウェイ舞台「ヴァージニア・ウルフなんか恐くない」でトニー賞にノミネートされた女優、ミレイユ・イーノスが演じている。今回公開となった予告編では、渋滞の中、仲良くクイズを出し合うジェリーたち家族の姿が映し出されたかと思うと、状況は一転、空にはヘリコプターが飛び交い、遠くでは大規模な爆発が起こるなど街が混乱に陥り始めるさまが映し出されている。多くの人が逃げ惑う世界、しかし予告編が進むにつれ、ジェリーらを追い詰めるのも同じ姿をした“人間”であることが分かってくる。しかしこの予告編を見る限りでは、どうやら彼らはすでに“ただの人間”ではなくなってしまっているようだ。予告編のラストでは、もはや人間ではなくなってしまったものたち(?)が壁へと詰め寄るその映像は衝撃的かつ圧巻!果たして謎のウィルスに侵された人間たちは、一体どうなってしまったのだろうか?そしてジェリーは家族を守りきることはできるのか?百聞は一見に如かず。見る目を疑うド迫力シーンの連続となるこちらの予告編映像をぜひチェックしてみて。『ワールド・ウォー Z』は2013年8月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ワールド・ウォー Z 2013年8月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年11月16日本田技研工業は12日、大型二輪スポーツツアラー「VFR1200F」と、有段式自動変速機(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載した「VFR1200F Dual Clutch Transmission」のカラーバリエーションを変更して16日に発売すると発表した。価格はVFR1200Fが157万5,000円、VFR1200F Dual Clutch Transmissionが168万円。VFR1200Fシリーズは、水冷・4ストローク・OHC・V型4気筒エンジンと車体特性により、スポーティーな走行やロングツーリングに適した大型二輪スポーツツアラー。また、VFR1200F Dual Clutch Transmissionは、二輪車用として世界初という有段式自動変速機(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載し、簡単な操作で上質なライディングを楽しめるモデルとのこと。今回のカラーバリエーション変更では、新色「ダークネスブラックメタリック」と現行色「パールサンビームホワイト」の2色を展開するとともに、リアカウル部のカラーを車体と同一色としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日本田技研工業は19日、オフロード専用車「CRF50F」と「CRF100F」を限定発売すると発表した。「CRF50F」は70台限定、「CRF100F」は受注期間限定で、いずれも発売日は2013年1月25日。なお、CRF50FとCRF100Fはナンバープレートを取得できず、公道および一般交通の用に供する場所では走行できない。マイナーモデルチェンジされたCRF50Fは、タンクシュラウドに新しいグラフィックデザインを施すとともに、リアフェンダーのカラーをレッドからホワイトに変更。また、新形状のフロントゼッケンプレートを採用したほか、ドライブチェーンのカバーが下側にも延長されて、上下カバータイプとなっている。車体色はエクストリームレッドを採用。乗り手の体重は40Kg以下を想定している。価格は16万5,900円。CRF100Fは、2011年9月に受注期間限定で発売した現行モデルと外観や仕様に変更なく、車体色はCRF50Fと同じエクストリームレッドを採用。今回の受注期間は、2012年10月19日から2013年1月10日までとなる。価格は25万3,050円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日「100年に一度の映像プロジェクト」として、世界中で歓喜の嵐を巻き起こしているアクション超大作『アベンジャーズ』。夏休み映画の本命としてここ日本でも好スタートを切り、連日盛況を見せている本作だが、注目すべきは20代の女性同士の来場が多く見受けられているということ。正義のために力を合わせて戦う男たちの姿が女子たちのハートをしっかりと捕らえているようだが、その中でも“硬派”なヒーローとして女性の人気を集めるのが、クリス・エヴァンス扮するキャプテン・アメリカ。ただ一人、70年前のアメリカから時代を超えて、現代の最強軍団“アベンジャーズ”の仲間入りをする彼にクリスが寄せる思いを明かしてくれた。『アベンジャーズ』に参加する前に『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』で主人公キャプテン・アメリカを熱演しているクリスは、この大役を与えられた当初の心境を「怖ろしかった。だからすぐには『イエス』と言わなかったんだ。ものすごい責任を負うことになるけれど、同時に、とてもエキサイティングでスリリングなことでもあると思った」とふり返る。本作での好演を経て、再び同じスーツに身を包むことに胸を弾ませたという彼は、何よりも“アベンジャーズ”のチームとして完璧な化学反応に自らも魅了されたという。「出演者全員のそれぞれの演技スタイルがとてもうまく織り合わさっているんだ。僕らはみんな似たようなアプローチで役に臨んでいるから、そのおかげで上手くいっているようだ。以前、別の作品では、撮影のとき以外でも役になりきる、近寄りがたい共演者がいたけれど、今回の作品ではそういう人はいなかったんだ。一方で、準備不足の役者はひとりもいなかった。完璧に準備しつくしていて、自由自在に自分の役に出入りできる人もいたほどだよ。ロバート・ダウニーJr.がアイアンマンを演じるのはこれが3度目。彼はあの役柄を知りつくしているね」。さらに、クリスは『アベンジャーズ』の見どころについてジョス・ウェドン監督との共同作業をふり返りながら説明する。「彼は最高の監督だよ。撮影現場にはたくさんの役者たちがいて、その多くが脚本に対して自分なりの意見を持っている。演者全員の要求に全て応えるのは至難の業だよ。でもジョスはそれぞれの演者と個々に語り合う。誰か1人が問題を抱えていたとしたら、彼はその内容を理解しようと努力する。それがセリフの問題だったとしたら、ジョスだからこそ巧みに書き直してくれる。彼はまるでトランプを切るように言葉をシャッフルさせて、見事に改良して見せるんだ。彼はまた、アクション・シーンにおける登場人物の成長や人間関係のバランスも重視していた。『アベンジャーズ』を面白い作品にしている要素のひとつは、大きなアクション・シーンが単にヒーローが敵と戦うことだけを描いたものではないということだね。ヒーローたちはお互いの中での自分の役割を見出してチームになろうとしている。彼らの“不和”がアクション・シーンに面白さを生みだしていると思うんだ」。ここまでの個性を持ち合わせた大人たちが1つのチームともなれば、普通ならばリーダーを求めてしまうものだが、クリスは「僕は自分がリーダーだと言うつもりはまるでないんだ」と語気を強める。では、ただ一人、ハイテクノロジーの次元が全く異なる時代から召集されたキャプテン・アメリカとして、彼が目指した“役割”とは何だったのか?「ありがたいことにスティーヴ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)という人物は、根が善人で高い道徳観と価値観を持っているんだ。彼の道徳観や価値観は、他人との接し方がいまとは違った時代に養われたものだよ。人と人のつながりはもっと深いものだった。現在はテクノロジーなどのおかげで、そういう部分が全て一歩後退してしまったように感じるんだ。女の子をデートに誘うのでさえ、実際に声をかけることなくバーチャルでできてしまうほどだからね。スティーヴがいた世界とはそこが違うから、そういう部分に慣れるのは大変だと思う。彼が信じ、支持し愛していた多くのことが変わっていたんだからね。彼は現代社会との関わり方を見いだそうとしているんだよ。そして、彼は善のシンボルになろうとしているんじゃないかな。思いやり、忍耐、正直さ、強い価値観をもった善人になろうとしているんだ」。ちなみに、そのお手本とすべきヒーロー、キャプテン・アメリカを演じる上でクリス自身にとっても嬉しい副作用もあるのだとか。「いつも思いあがっているようなヤツを演じていると、家に帰ってもそういう態度が出てしまう。スティーヴは善人で正しい行ないをする男なんだ。この男をさんざん演じた日には、家に帰ってからも『もっと良い人間になろう。もっと優しく、もっと忍耐強い男にならなければ』なんて思ってしまうんだよ」。まさに、身も心もヒーローたるべき男像に染まっている様子のクリス。この先も『キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ』の続編も決定しており、まだまだこの訓練の日々は続きそうだが、ほかのヒーローたちはもちろん、ぜひとも彼の成長ぶりに期待したいところ。『アベンジャーズ』は全国にて公開中。特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月31日マーベル・コミックの最強チーム「アベンジャーズ」に対し、アメリカが誇る老舗コミックレーベル・DCコミックのヒーローたちが集結する大プロジェクト「ジャスティス・リーグ」。このたびバットマンの新シリーズが、映画『Justice League』(原題)内でデビューする可能性が出てきた。現在公開中の『ダークナイト ライジング』を最後に、3部作を手掛けたクリストファー・ノーラン監督が同シリーズを降板することを以前から明言しており、バットマンの再リブート化が注目されていた。そんな期待が高まる中、DCコミックが製作を進めている「ジャスティス・リーグ」の映画化作品の中に登場するバットマンが、“新シリーズ版・バットマン”の先駆けになる可能性が出てきたのだという。同作の監督には、ベン・アフレックやウォシャウスキー姉弟などが候補に挙がっている。『Justice League』はすでにショーン・ペン主演の新作ギャング映画『Gangster Squad』(原題)を手掛けたウィル・ビールによって脚本が完成しており、さらにライアン・レイノルズ主演で映画化した『グリーン・ランタン』がファンからも批評家からも酷評されたことから、バットマンだけではなくグリーン・ランタンも同作でリブート化する可能性があるという。『Justice League』(原題)は3年後の2015年に公開予定だ。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月31日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演する映画『アベンジャーズ』の特別映像がこのほど公開され、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナーを演じたマーク・ラファロのインタビューが到着した。特別動画本作はブルース・バナーだけでなく、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。彼を知らない人のために、改めてラファロの経歴を簡単に紹介しよう。マーク・ラファロは1967年生まれの米国人俳優。舞台でキャリアを積んだ後に映画界に入り、マイケル・マン監督の『コラテラル』、デイヴィッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』、マーティン・スコセッシ監督の『シャッター アイランド』など、名監督とタッグを組んでいる演技派俳優だ。そんな彼が本作で演じるのは科学者ブルース・バナー。実験中に大量のガンマ線を浴びたことで、怒りや憎しみが頂点に達してしまうと緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう体になり、感情を抑え、人目から隠れるように暮らしている男だ。重厚な演技で観客を魅了してきたラファロが“緑色の巨人”になる……映画ファンには意外な配役かもしれないが、彼にとって共演者のダウニーJr.の存在が大きかったようだ。ラファロはインタビュー動画で「ロバートは僕にとって憧れの俳優だ。彼が『アイアンマン』で“ヒーロー物”というジャンルのイメージを一新したのを見て、僕にも出来るかもしれないって可能性を感じた」と振り返り、さらに劇中で自身が演じたバナーと、ダウニーJr.が演じたスタークの共通点や、そのことで生まれた新たなドラマについて語っている。本作は、壮大なアクションを描きながら、それぞれのキャラクターが自身の内面を見つめ、強大な力を持っている自身の心の中にある“弱さ”を受け入れ克服していく過程が大きな見どころとなっており、ラファロ演じるバナー=“ハルク”のドラマは、劇中で重要な役割を果たしている。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年08月24日台湾の人気ユニット・F4のメンバー、ケン・チュウ(朱孝天)が8月19日、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、約2年ぶりに日本でのコンサート(2回公演)を開催した。ケン・チュウのコンサートの写真同公演は、ケン自身が影響を受けた思い入れのある英語曲をカバーするというコンセプト。黒いカーテンとバックバンドのみというシンプルなステージに登場したケンは、にこやかに客席へ手を振ると、美しくのびのある歌声で『オーバー・ザ・レインボー』を歌い上げた。現在、中国で連続ドラマの撮影中であり、体力的には厳しいスケジュールの中でのコンサートとなったが、「僕はすべての困難をとっぱらって、今日を迎えました!」と力強く宣言。続けて、幼い頃にラジオから流れていて印象的だったというロバータ・フラックの『キリング・ミー・ソフトリー』や、15歳の頃に初めてバンドでカバーしたエクストリームの『モア・ザン・ワーズ』、さらに「いつも“本当の私”を支えてくれているみなさんに贈ります」と前置きして、シンディー・ローパーの『トゥルー・カラーズ』などを披露した。大人の色気が漂う甘い歌声に観客もうっとりと聴き入っていたが、トーク・タイムには扇子を取り出してパタパタとあおいだり、ジョーク好きでチャーミングな素顔をのぞかせる一幕も。中盤には、ケンから観客へ直接プレゼントが贈られるというサプライズもあり、場内はさらにヒートアップ。ステージにあげられたファンの中には感激のあまり泣き出してしまう女性もいたが、緊張をほぐすように優しく語りかけ、サインと握手、そしてハグという大サービスで客席に送り戻す紳士的なケンの姿に、会場からは感嘆の声が漏れていた。終盤にかけても、男っぽいロックなアレンジの『ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス』(ザ・ビートルズ)や、しっとり聞かせる『もう話したくない』(クレイジーホース)など印象の異なった楽曲で観客を楽しませ、「(僕にとって)本当に大切な人たちに感謝したい。それは、みなさんです」という言葉とともにラストナンバーの『ザッツ・ホワイ』(マイケル・ラーンズ・トゥ・ロック)を熱唱。さらに、アンコールでは鳴り止まない拍手に応えて、ペリー・コモが歌いヒットした、ドン・マクリーンの『アンド・アイ・ラブ・ユー・ソー』を披露し、「またすぐに会いましょう!」と再び日本でのコンサートを開催することを約束した。なお、ぴあでは、このイベントの様子をフォトカードにするサービス「メモカ」を9月19日(水)まで受付中。詳細は「メモカぴあ」(まで。また、ケン・チュウ主演ドラマ『五月に降る雪』のDVD-BOX1が11月2日(金)に、DVD-BOX2が12月5(水)に発売となる。取材・文:青柳麻理子
2012年08月21日「ぴあ」調査による8月14日、18日公開の映画・満足度ランキングは、世界中で大ヒットを記録している映画『アベンジャーズ』がトップに輝いた。2位に人気コミック初の映画化となる『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』が、3位にキム・ギドク監督が脚本・製作総指揮を務めた『プンサンケ』が入った。その他の写真1位の『アベンジャーズ』は、ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが出演するアクション超大作。出口調査では「あっと言う間に終ってしまった感じ。バトルシーンだけでなく、ヒーローひとりひとりの個性が生かされていてファンとして大満足」「ジェットコースターに乗っているような楽しさ。終始ハラハラドキドキした」「2時間をこえる作品なのに全く飽きずに見ることができた。リーダーシップをとるキャプテン・アメリカがカッコイイ」「アイアンマンの変身シーンが凄い。3Dで観ると臨場感が味わえる」など、子どもから60代まで、世代をこえて高い支持を集めた。2位の『劇場版 FAIRY TAIL…』は、『週刊少年マガジン』で連載されテレビアニメ化もされたバトル×ファンタジー初の劇場版。出口調査では「最初はコミカルだったけれど、最後は感動した。背景が細かく描かれていてキレイだった」「映画オリジナルのキャラがよかった」「初めて観る人でも楽しめる映画だと思う」など、10代を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年8月14日(火)、18日(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年08月20日公開中の映画『アベンジャーズ』に出演している俳優サミュエル・L・ジャクソンがこのほど来日し、自身が演じた役や、本作が全世界で圧倒的な成功をおさめている理由について語った。その他の写真本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、ひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。ジャクソンが本作で演じているのは、強大な力をもつ者たちが集まったアベンジャーズを率いる長官ニック・フューリー。彼は劇中でメンバーに指令を出すだけでなく、エゴのぶつかり合いで調和の乱れたチームをまとめ、さらに彼らを統率している委員会からメンバーを守る役割も果たす。「映画の世界全体を把握しながら、それぞれのキャラクターとニック・フューリーの関係をつねに考えながら演技するようにしたよ。メンバーによって何が必要かが違うんだ。スタークは特殊な取り扱いが必要だし、ソーにいたっては別世界の人間だからね(笑)。ニックはメンバーの悩みの渦に巻き込まれることもあるけど、みんなが一致団結できるものを見いだして、“個人でいるよりチームでいる方が強いんだ”ってことをメンバーに感じさせなければならないんだ」。だからこそ、フューリーには“強大な力”以上の能力が求められる。それは、ジャクソン個人の考え方とも共通する部分があるようだ。「世界は混沌を深めていくけど、私自身は英雄的な存在を求めてはいないんだ。私はヒロイズム(英雄的行為)よりもソリューション(問題の解決方法)こそが重要だと思う。ひとつずつ問題を解決すること、自分が問題の一部にならないことが大事なんだ」。どれだけ大きな力を持っていても、それだけでは問題を解決することはできないし、世界を救うことはできない。本作が描く重要な問題に立ち向かう際、先頭に立つのはやはり、ニック・フューリー=サミュエル・L・ジャクソンが適任なのだろう。そんなジャクソンの想いを見事に脚本にし、演出したのが本作を手がけたジョス・ウェドン監督だ。「この映画の製作チームは監督の選択に優れていると思う。ジョス・ウェドンはこのジャンルをよく理解しているし、ファンの気持ちが誰よりわかってるんだ。私もファンだからね(笑)。彼はアドベンチャーやアクションだけじゃなく、このジャンルに必要な“ユーモア”をちゃんと理解して、映画を製作した初めての監督だと思うよ」。自身を「あれこれとマルチに活動するのではなく、自分でゴールを決めて、ひとつのことをひとすじにやり遂げたいタイプ」と分析するジャクソンは、自身のキャリアの中で最も長い期間、ひとつの役=ニック・フューリーと向き合った。「私はヒーローを演じたいとはまったく思わなかったな」と断言するジャクソンが、本作でどんな活躍を見せるのか、スクリーンで目撃してほしい。『アベンジャーズ』公開中
2012年08月17日今、世界で最も観られている100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ』が遂に日本上陸!史上最大の敵による地球侵略に立ち向かうため、 “最強”の力を持つヒーローたちによる“アベンジャーズ”が集結。それぞれの巨大な力ゆえにチームとして戦うことを拒む彼らは、地球を救うことができるのか…?女優、スカーレット・ヨハンソン(『ロスト・イン・トランスレーション』、『アイアンマン2』、『それでも恋するバルセロナ』)は、『アベンジャーズ』でナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)を再び演じられることに興奮していた。しかもなんと、ゴールデングローブ賞ノミネート女優である彼女のキャリアのなかで、以前演じた役を再び演じるのは、今回が初めての経験だという。「このキャラクターが大好きだし、彼女を演じることが大好き」と彼女は言う。アベンジャーズというチームで唯一の女性であるヨハンソンは、マスター・スパイとして任務に徹する格闘のエキスパートのブラック・ウィドウに、興味と好奇心をそそられている。そんな彼女に映画公開に向けたインタビューを行った。■ブラック・ウィドウのキャラクターがそこまで好きな理由は?ウィドウの好きなところは、すべてを任務の一環として行動するところね。彼女はグレイな存在よ;彼女はキャプテン・アメリカみたいに愛国心があるわけではないの。ダークな背景を持っているけれど、正義のために戦っている。でも彼女が献身的な理由は、それが任務だからであり、そのモラルは義務感による行動なのよ。そういう意味では軍人的と言えるかもしれない……善悪の判断はそこにあるの。そういう彼女の態度が私は大好きなの。言わばマシーンね;そんな彼女を倒すことはできないわ。でも「ほとんど」倒すことならできる。この映画が素晴らしいのは、「彼女はもう立ち上がれないかもしれない」と思える瞬間がいくつかあるところね。■この映画のため、新たなファイト・スタイルを習得しましたか?私たちは武術太極拳(中国武術)をたくさん使っているの。それに今回は武器の使い方もたくさん学んだわ。特に棒を使った格闘を学んだ分だけ、余計に複雑になっているわ。棒での格闘を習うときは、最初は、発泡スチロール製の箒の柄みたいなものを使うの。あの動きをモノにできなくてイライラしたわ。なんとか動きを覚えた時点で、本物の棒を渡されたけれど、同じように感じられなかったし、同じように動くこともできなかったの。危ないだけじゃなく、とっても見苦しかったわ。でも練習を積んでいくうちに、段々と扱えるようになって、自分がそれを使ってどの程度やれるのか把握できるまでになった。だけど、ブラック・ウィドウは棒をクルクル回しているばかりじゃないのよ。平気な顔で拳銃のお尻で強烈な一撃を決めたりもする。そのどれもコツをつかむのが大変だったの。正直に言うと、最初に心によぎったのは「オーマイゴッド、こんなの出来るわけないじゃない」という思いだった。結局できたけれどね。たくさん失敗しながら覚えた・・・失敗すると本当に痛いのよ!でも、人々に分かってもらえるようなファイト・スタイルで戦えるようにすることは、とても大切なことなの。『アイアンマン2』におけるブラック・ウィドウの特定のスタンスやポーズが、この映画でも統合されていることが重要だった。それによって観客とこのキャラクターの関係性を築くことができるからよ。■この映画のトーンについて教えてください。『アベンジャーズ』のミーティングで初めてジョス(ウェドン(脚本/監督))に会ったときから、アベンジャーズの面々がやりとげなければならないリスクの高い任務を描くために、厳しいリアリティに献身しようという彼の強い意志を感じたわ。1つの世界にあのキャラクターたち全員を集めることの危険性を彼はきちんと認識していたのよ。それはまるで「さあ、みんなで一体どうする?」って感じでしょ。だって、ロシアの女スパイ、弓の狙撃手、異惑星から来た北欧神話の神、アイアンスーツに身を包んだ男、低温冷凍されていた男、そしてモンスターが集まっているのよ。そんなキャラクター全員を信じられないようなシチュエーションに放り込んでリアリティ豊かに描かなければならないのよ。コアなファンの視線をきちんと意識しながら、同時にほんの数時間でも現実逃避のできる大々的なアクション映画としての楽しみをファンに提供してみせるという意味でも、ジョスは本当に素晴らしい仕事をしたわ。■ この映画の傑出したところは?この映画の傑出している点はキャストね。このキャストはもはや狂気じみているわ。このファンタジーの世界で、ここまでの俳優たちが一堂に会した姿を見られるなんてありえない話しじゃない? もうひとつは、地に足のついたジョス(ウェドン(脚本/監督))の性格がこの映画にしっかりと注入されて傑出した作品になっているということ。ジョスはファンタジーをこよなく愛しているわ。それは別世界のリアリティという究極の現実逃避ではあるけれど、そこにはハートに響く真心がしっかりと描かれているのよ。作品情報『アベンジャーズ』監督:ジョス・ウェドン 出演:ロバート・ダウニーJr./クリス・エヴァンス/マーク・ラファロ/クリス・ヘムズワーススカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/サミュエル・L.ジャクソン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンTM & (C) 2012 Marvel & Subs. 8月14日(火) 3D・2D公開 公式サイト
2012年08月16日世界中で大ヒットを記録している『アベンジャーズ』に出演しているサミュエル・L・ジャクソンがジョス・ウェドン監督らと共に来日し、14日に開催されたジャパン・プレミアに出席。日本語吹替え版のボイスキャストを務めた竹中直人、米倉涼子も出席した。その他の写真『スターウォーズ』シリーズや『パルプ・フィクション』に出演し、日本でも高い人気を誇るサミュエル。本作ではヒーローたちをまとめ上げるニック・フューリー長官を演じているが、サミュエルをひと目見ようと会場の六本木ヒルズアリーナにはおよそ600名のファンが集結。思い思いのヒーローたちのコスチュームをまとったファンもおり、サミュエルは彼らの握手やサインの要望に丁寧に応じた。壇上に上がるとサミュエルは「日本人は映画を分かってくださる最も素晴らしい観客。みなさんに楽しんでもらえたら嬉しいです」とあいさつした。そんなサミュエルの日本語吹替えを担当した竹中はサミュエルを見上げつつ「存在自体に迫力がある!」とそのオーラに気圧された様子。サミュエルは時折、竹中の肩に手を回し「竹中さんに声をやっていただけて光栄です。というのは、すでに多くの出演作で素晴らしい俳優であることを知ってましたから。役に深みを与えてくださると確信してました」と称えた。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの吹替えを務めた米倉は「アクションも、サミュエルさんの指揮も全部、楽しんでいただけると思います」と呼びかけた。ウェドン監督はそんな米倉を前に「スカーレットって誰だっけ? という感じだよ」とその美貌を絶賛。プロデューサーのケビン・ファイギも「もしかしたらスカーレットが足を折ったり、休暇を取る可能性もある。そんなとき、米倉さんの携帯が鳴るかもしれません」と、噂される本作続編への米倉さんの出演をほのめかし、会場をわかせていた。最後にサミュエルは熱烈なファンを前に「東京、ありがとう! オリンピックの次は『アベンジャーズ』を見よう!」と覚えたての日本語で語りかけ、会場は歓声に包まれた。『アベンジャーズ』公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2012年08月14日いよいよ14日(火)から公開になる映画『アベンジャーズ』には多くの日本人スタッフが参加しているが、その中でクリーチャー・デベロッパーとして活躍しているのが山口圭二氏だ。そこで、これまで数々の超大作を手がけてきた山口氏に本作の観賞ポイントや、製作時のこだわりについて語っていただいた。その他の写真クリーチャー・デベロッパーは、CGキャラクターが動く際に解剖学的な正確さを追求したり、デティールのクオリティを確保する役割で、山口氏は『トランスフォーマー』シリーズに登場する金属生命体の“変形(トランスフォーム)”シーンを手がけるなど多くの作品で活躍している。3DCGではまず、コンピュータ上に立体のモデルを作成するが、山口氏は「CGはあくまでセットでしかないですし、美しくつくるだけでは仕事は終わりじゃないんです」と説明する。「ちゃんとモデリングしてもカメラの位置が変わると見え方が変わるし、胸の厚みが足りなかったり、パーツの見え方がおかしかったりする。それをパーツを動かしながら整えていくんです。現場でもヴァーチャルなモデルを一体だけ作って動かしていると勘違いしている人は多いんですけど、実際は1ショットごとにモデル整えることの積み重ねなんです。私たちは玩具屋ではないから、作ったままではなくて、“そのショットが何を要求しているか”を考えて、手間ヒマがかかってもショットが良くなるものを用意するんですね」。その作業は“映像効果”の範囲を超えて、“演技”の範囲におよぶ。CGで描かれたアイアンマンがどのタイミングで飛ぶのか、攻撃を受けてどのようなリアクションをとるかは、単なる“CG作成”ではなく“キャラクターの演技”に属するからだ。「(山口氏が参加する)ILMにもキャラクターに演技をさせることのできる優秀なアニメーターがたくさんいます。特撮の役割は変わってきていて、アーティストたちが“演技”について考える場所になりつつあります」。ちなみに山口氏が手がけたアイアンマンのスーツ飛行・変形シーンでは、幼少期に観た日本のアニメの要素が消化され、活かされているという。「変身するときにパーツが分解するんですけど、その部分は日本のアニメのスタイルが活かされてますね。『新造人間キャシャーン』とか『宇宙の騎士テッカマン』を思い出すんですよ。子どもの頃に観ているから。僕は特別、アニメが好きだったわけじゃないんですけど、子どもの頃にノートとか教科書の余白に描いた怪獣とかロボットの落書きが脳にインプットされているんですね。実際には消化された状態で表現されていますけど、自分が小さいころに描いたものは画面のどこかに残っていると思います」。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年08月10日『アベンジャーズ』を引っさげ間もなく来日予定のジョス・ウェドン監督が、本作の続編となる『The Avengers 2』(原題)でも脚本と監督を務めることが決定した。日本公開を8月14日(火)に控える『アベンジャーズ』は、マーベル・コミックのヒーローが大集合した作品で、海外各国で記録的大ヒットを記録。製作元のディズニーはウェドン監督と続編の契約を結んだだけではなく、米ABC局でマーベルのTV番組制作も企画しているという。同社は声明の中で「ジョス・ウェドンは今回、続編映画とTVシリーズ制作のため2015年6月までマーベル・スタジオと独占契約を結んだところです。契約の一部として、ジョスは『The Avengers 2』でも脚本と監督を担当することになるほか、ABC局で放送されるマーベル・テレビジョンの新作実写TVシリーズの制作にも関わります。ジョスはマーベル・シネマティック・ユニバースの次のステップにクリエイティブ面で貢献することになるのです」と明かしている。第1作でアイアンマンことトニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJr.は、『アベンジャーズ』の成功に驚いていると語っているそうで、その要因の一つとしてウェドン監督がメガホンを取ったことを挙げている。「『アベンジャーズ』の成功には驚いたよ。ふり返ってみると、なぜキャスト陣、監督、そしてタイミングまでもが完璧だったか分析できると思うんだ。全員がそう思っていると思うよ」。『The Avengers 2』は2015年、公開予定。■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月09日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演する映画『アベンジャーズ』の特別映像がこのほど公開され、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナーを演じたマーク・ラファロのインタビューが到着した。『アベンジャーズ』特別動画本作はブルース・バナーだけでなく、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。彼を知らない人のために、改めてラファロの経歴を簡単に紹介しよう。マーク・ラファロは1967年生まれの米国人俳優。舞台でキャリアを積んだ後に映画界に入り、マイケル・マン監督の『コラテラル』、デイヴィッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』、マーティン・スコセッシ監督の『シャッター アイランド』など、名監督とタッグを組んでいる演技派俳優だ。そんな彼が本作で演じるのは科学者ブルース・バナー。実験中に大量のガンマ線を浴びたことで、怒りや憎しみが頂点に達してしまうと緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう体になり、感情を抑え、人目から隠れるように暮らしている男だ。重厚な演技で観客を魅了してきたラファロが“緑色の巨人”になる……映画ファンには意外な配役かもしれないが、彼にとって共演者のダウニーJr.の存在が大きかったようだ。ラファロはインタビュー動画で「ロバートは僕にとって憧れの俳優だ。彼が『アイアンマン』で“ヒーロー物”というジャンルのイメージを一新したのを見て、僕にも出来るかもしれないって可能性を感じた」と振り返り、さらに劇中で自身が演じたバナーと、ダウニーJr.が演じたスタークの共通点や、そのことで生まれた新たなドラマについて語っている。本作は、壮大なアクションを描きながら、それぞれのキャラクターが自身の内面を見つめ、強大な力を持っている自身の心の中にある“弱さ”を受け入れ克服していく過程が大きな見どころとなっており、ラファロ演じるバナー=“ハルク”のドラマは、劇中で重要な役割を果たしている。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年08月07日トム・ヒドルストンが世界で最もホットな俳優に選ばれた。日本でも今月14日(火)公開予定のアクション大作『アベンジャーズ』にロキ役で出演しているトムだが、同作で共演したクリス・ヘムズワースやロバート・ダウニーJr.を差し置いて「Total Film」誌の選ぶ最もホットな俳優に選出され、同時に『アベンジャーズ』も「最もホットな映画」に輝いている。同誌の24万人以上の読者による投票を得て、クリスチャン・ベイルやライアン・ゴズリングを上回っての1位選出となったトムは「本当にびっくりだよ。僕に投票してくれたみんなにありがとうって言いたいな。こんな素晴らしいノミネート陣に肩を並べるだけで光栄なのに、1位に選ばれるなんてすごいおまけだよ。俳優は自分を見てくれる観客なしには俳優とは言えないから、僕の周りにいてくれるファンのみんなが僕の仕事に信頼を置いてくれているっていうことは、僕にとって大きな自信の源だよ」と喜びを語った。『アベンジャーズ』は最もホットな映画のタイトルと同時に、「最もホットなシーン」にも選ばれ、さらに監督を務めたジョス・ウェドンも「最もホットな監督」に輝いている。一方、ピーター・ジャクソン監督の最新作で、12月14日(金)より日本公開予定の『ホビット 思いがけない冒険』は、「今年最も期待の高い作品」と「最もホットな予告編」に選出されている。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURESアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月06日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演する映画『アベンジャーズ』の本編映像の一部がこのほど公開された。本編映像の一部本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。このほど公開されたのはアベンジャーズを率いる司令官ニック・フューリーと、彼らの前に出現した邪悪な神ロキが対峙する場面。ロキはソーの弟で、神々の世界を追放され、地球を支配するべく出現し、不思議な力で人間の心を支配する強敵だ。映像でロキは厳重に設置された檻の中に閉じ込められているが、その表情は驚くほど冷静だ。その理由は、ロキが“キューブ”と称される謎の物体を奪取し、圧倒的なパワーを手にしたから、そして彼が相手の精神を自在に操ることができる男だからだ。本作の脚本も手がけたジョス・ウェドン監督は、「アベンジャーズが“本当に戦わなければならないのは誰か?”を考え続けた結果、最大の敵は“自分たち自身”という答えにたどり着いたんだ。身体的なダメージを受けなかったとしても、自分が精神的に弱いせいで与えられた使命を果たせないとしたら、それは大きな脅威になるからね」と語った後に「だからこそ、ロキが敵であることは重要だった。彼は相手の心を自在に操ることができるからだ」と説明している。圧倒的な力をもった者たちが集まってもなお、“脅威”として扱われるロキとは一体、どのような人物なのか? そして彼は何を企んでいるのか? 最強チーム“アベンジャーズ”だけでなく、ロキの動向も気になるところだ。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年07月27日小田急電鉄は19日、藤子・F・不二雄氏の作品に登場するキャラクターをラッピングした電車「小田急 F-Train II」を報道公開した。1号車から10号車までキャラクターを散りばめ、20日より運行を開始する。同車両は昨年8月に登場し、話題となった「小田急 F-Train」のリニューアル版。先代は東京都屋外広告物条例に抵触したことから、わずか2カ月でラッピング装飾を取りやめた(室内の装飾はそのままの状態で運行していた)。「小田急 F-Train II」は、その3000形3493編成をもう一度使用して、外観に新たなラッピングを施した。いわば”リベンジ版”ともいえる。新デザインではキャラクターのイラストが小さくなったものの、数を増やして広範囲に散りばめ、ドラえもんの秘密道具なども潜ませて「探す楽しさ」を演出している。各車両のデザインにはテーマがあり、乗客同士の話題作りにも役立つよう考えられている。小田急電鉄が路線網を持つ東京都と神奈川県では、屋外広告に関する条例の内容が多少異なり、どちらも車体の10%未満だが東京都は絵柄の実面積で計算し、神奈川県は絵柄を囲んだ四角形の面積で計算するらしい。「小田急 F-Train II」では、絵柄はすべて神奈川県の規定に合うように作られたという。キャラクターだけではなく、地紋の鈴やハートもカウントされている。白い帯だけは車体の塗装の一部として除外されている。屋外広告物条例の難しさが現れた部分は、ドアの窓ガラスに貼られたステッカーだ。開閉の注意を促すステッカーは、内側だけドラえもんとドラミちゃんが描かれ、外側から見える部分は他の車両と同じになっている。外側はキャラクターにできなかったのだ。窓ガラスのステッカーは、ドアの内側(車内)から貼り付けた場合は外から見えても10%にカウントされないが、ドアの外側から貼った場合は10%にカウントされるという。しかし内側にステッカーを貼ると、はがされてしまうかもしれないため、通常は外側から貼り付けている。ステッカーを貼った部分が10%にカウントされるより、その分を車体側の装飾に使いたいとの思いもあったという。各車両のデザインには、「ドラえもん」「男の子」「女の子」などのテーマが設定されている。「『女の子』がテーマの車両を女性専用車にすればよかったのでは?」と質問したところ、「女性専用車は小田原寄り先頭車(1号車)です。F-Trainは『ドラえもん電車』としても親しまれているため、ドラえもんが最適と判断しました」と小田急電鉄。もっとも、女の子をテーマとした車両は2両あり、1両を女性専用車両にしてしまうと、もう1両も女性専用車両と誤解される可能性があったかもしれない。なお、4~6号車のテーマは(ないしょ)となっており、「実際に見て当ててみてください」とのことだ。室内の装飾は先代とほぼ同じ状態に。広告スペースには、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」や藤子・F・不二雄氏による作品などが紹介されている。車内モニターにもアニメ映像が流れてほしいところだが、対応は難しいそうだ。「小田急 F-Train II」のデビューとなる20日の運用は別表参照。21日以降は特設サイトで案内される。同電車は小田原線だけでなく多摩線や江ノ島線でも運行予定。ただし、予定外の点検作業などによる変更や運休もあるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演する映画『アベンジャーズ』を手がけたジョス・ウェドン監督がインタビューに応じ、大プロジェクトの中で見せた“こだわり”について語った。その他の写真本作は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルクらが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。「脚本を書く際、最初にプロデューサーたちと話をしたのは、この作品の登場人物たちは“ただ戦う”だけでなくいつも葛藤を抱えている、ということだった」と振り返るウェドン監督は、強大なパワーをもつ者たちが“誰と戦うのか?”について考え続けたという。「あれだけ最強のキャラクターが集まってしまうと、彼らに脅威を与えるような敵は正直いないと思うんだ。そこで“本当に彼らが戦わなければならないのは誰か?”を考え続けた結果、最大の敵は“自分たち自身”という答えにたどり着いたんだ。身体的なダメージを受けなかったとしても、自分が精神的に弱いせいで与えられた使命を果たせないとしたら、それは大きな脅威になるからね」。劇中でアベンジャーズのメンバーたちは、目前に地球滅亡の危機が迫っているにも関わらず、自分たちの不安やエゴ、おごりが原因で衝突し、観客は緊張感の途切れないドラマを味わうことになる。物語とキャラクターにこだわるウェドン監督らしく、アクション描写も格闘や爆発、破壊シーンの積み重ねにならないよう細心の注意がはらわれたそうだ。「登場人物ひとりひとりが違うパワーをもっているので、それだけで他にはないアクション描写ができるんだ。でも、“スケール”を追求するだけではダメで、アクションが物語にしっかりと支えられていて、そこに“情感”がないとダメだと思うんだ。だからどのアクションを見ても、観客に“何が起こっているのか”をすぐ理解してほしいし、登場人物が次に何をしなければならないか、できないとどのような脅威が襲ってくるのかを伝えたかった。この映画ではすべてのアクションでそのポイントをクリアできたと思うよ」。世界各国で驚異的な興行収入を記録している映画『アベンジャーズ』。その成功の裏には“物語とキャラクターを徹底的に追求する”というウェドン監督のこだわりが息づいている。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年07月17日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演するアクション超大作『アベンジャーズ』の最新予告編がこのほど完成し、映画史上最大級のスケールで展開されるバトルシーンと、本作が世界各国で“大ブーム”を巻き起こしている様子が公開された。『アベンジャーズ』新予告編『アベンジャーズ』は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いたアクション超大作。このほど公開された新予告編は、新たに公開された迫力のアクションシーンの数々が目をひく。空に出現した不思議な空間から未知の敵が襲来する場面や、アベンジャーズのメンバーたちが豪快に戦う場面が次々に登場。その一方で、あまりに大きな力を手にしてしまった者たちが抱える苦悩や、チームとして結束する困難さもしっかりと描かれている。さらに、冒頭には本作が世界各国で熱狂的な歓迎を受けている映像を収録。本作は、現時点で世界興行収入が『アバター』『タイタニック』に次いで歴代3位を記録するほどの成功をおさめており、日本でもその反響の大きさから公開日が前倒しになるなど、早くも大きな注目を集めている。また、明日30日(土)から7月13日(金)まで全国のTOHOシネマズにて『アメイジング・スパイダーマン』(3D版)の本編上映前に、本作の4分30秒の3D特別映像が上映されることも発表された。『アベンジャーズ』8月14日(火) 3D/2Dロードショー
2012年06月29日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演するアクション超大作『アベンジャーズ』の数量限定のベアブリック4体と前売り券がセットになった“アッセンブルセット”が30日(土)から全国16劇場限定で発売されることが決定した。その他の写真“アッセンブルセット”は、本作のペアチケット(3D券)と特製ベアブリック4体パッケージがセットになったもの。このセットに付いてくるアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクのベアブリックはいずれも今回の前売り特典以外では流通しないもので、全国2000セット限定発売となる。『アベンジャーズ』は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いたアクション超大作。『アベンジャーズ』8月17日(金) 3D/2Dロードショー※8月14日(火)、15日(水)、16日(木)先行上映『アベンジャーズ』アッセンブルセットムビチケカード一般3D券のペアチケット『アベンジャーズ』ベアブリック4体パッケージ6月30日(土)より発売価格:5000円(税込) ※2000セット限定販売劇場:TOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズ錦糸町、池袋シネマサンシャイン、TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ上大岡、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズ海老名、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ二条、TOHOシネマズ西宮OS、TOHOシネマズ天神、ユナイテッドシネマ札幌
2012年06月19日ロバート・ダウニーJr.、サミュエル・L. ジャクソン、スカーレット・ヨハンソンら豪華キャストが共演するアクション超大作『アベンジャーズ』のキャラクター画像7点が公開され、アメリカだけでなく世界各国の興行収入記録を塗り替えている“究極のチーム”のメンバー全員のビジュアルが披露された。その他の写真『アベンジャーズ』は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、怒りによって巨人に姿を変える科学者ブルース・バナー=ハルク、神々の国を追われたソー、謎の女スパイ、ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、長きに渡る眠りから覚めた超人キャプテン・アメリカが、はからずもひとつのチームに集められ、自らの過去や苦悩と向きあいながら、地球に迫る脅威と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いたアクション超大作。映画界には、その規模や内容から幾度となくウワサにのぼるも実現しない企画があるが、『アベンジャーズ』はそんな“夢のプロジェクト”を実現させた1作だ。地球に迫る未曾有の危機を回避するために集められたチームは先述した6人と、彼らを率いる司令官ニック・フューリー。そのいずれもが圧倒的な力を持つ “主役級”のキャラクターだ。本作ではそんな彼らが、それぞれに助け合い、ぶつかり合うことで自身を見つめ、ひとりでは得られなかった力を手に入れていく。第二次大戦時から現代まで氷の下で眠っていた“昔ながらの男”キャプテン・アメリカと、大富豪でプレイボーイのアイアンマンは、ひとつのチームにいることに反発し合いながら、自分に欠けているものを相手に見いだしていく。また、発明家のスターク=アイアンマンと科学者バナー=ハルクは、力だけでなく “頭脳”の面でもタッグを組むことになる。本作は最強の力を持つ者たちの魅力が“足し算”ではなく“かけ算”されていくことで、これまでにないチームの誕生を描き出している。ちなみに本作を手がけたジョス・ウェドン監督は「キャラクターについての予備知識がまったくない人でも、この作品から『アベンジャーズ』のキャラクターを楽しめるようにすること。そして、キャラクターがみな複雑な背景を抱えている、というのを伝えること」に注力したそうで、登場人物たちについてまったく知らない観客も、“史上最強のチームが誕生するまで”の激動のドラマを存分に楽しむことができそうだ。『アベンジャーズ』8月17日(金) 3D/2Dロードショー※8月14日(火)、15日(水)、16日(木)先行上映
2012年06月13日