シンガポール独立50周年のメモリアルイヤーであった2015年。その集大成、そして新たな歴史を歩み出す年越しの瞬間、2016年カウントダウン。光と音と花火の共演が、マリーナ・ベイ一帯をお祝いムード一色に包み込む「マリーナ・ベイ・シンガポール・カウントダウン2016」で、歴史的瞬間を目撃してみては?シンガポール最大のカウントダウンイベント©Esplanade – Theatres on the Bay「Marina Bay Singapore Countdown(マリーナ・ベイ・シンガポール・カウントダウン)」は、マリーナ・ベイエリアで開催されるシンガポール最大級の年越しイベント。この日のために作られた、若手作曲家によるオリジナルBGMと共に打ち上げられる8分間の花火は、かつてないスケールで新たな一年の幕開けを祝う。年末には、フラトンホテルに映し出されるプロジェクションマッピングのショーが開催され、2万5千人の2016年への豊富や願いが描かれたスフィア(球体)がマリーナ・ベイに浮かぶ。エスプラネードの野外シアターでのコンサートや、バザーも開かれるなど、イベントも盛り沢山。大晦日の年越しの瞬間は、特設会場にて「Celebrate 2016」のスペシャルライブも開催。周囲の高層ビル群も華やかなイルミネーションで彩られ、マリーナ・ベイ一帯が盛大な年越しの瞬間を迎える。フラトンホテルのプロジェクトマッピングショーマリーナ・ベイエリアを一段と盛り上げるのが、フラトンホテルに映し出されるプロジェクションマッピングのショー「An Explosion of Colour(アン・エクスプロージョン・オブ・カラー)」。2015年12月26日~12月31日の期間中、毎晩4回開催されるショーでは、ショップハウスやHDB(公団住宅)などのシンガポールらしい歴史的な風景も映し出される。大晦日の31日のみ、追加で最終回23時55分が開催予定。映像と共に、シンガポールの歴史に思いを馳せよう。※イベントの詳細はこちら一人ひとりの願いが水面に浮かぶ2万5千人もの願いが球体に描かれマリーナ・ベイに浮かぶ「Wish Upon A Sphere(ウィッシュ・アポン・ア・スフィア)」。この願いの球体は、一般から集められた人々の2016年への豊富や夢が書かれている。この光景が見られる期間は、2015年12月26日~31日。マリーナ・ベイの水面が人々の願いで溢れる、幻想的な空間が広がる。※イベントの詳細はこちら©Singapore Tourism Board「昨年の2015年のカウントダウンは、独立50周年を迎えるメモリアルイヤーとして、シンガポールの過去歩んできた道を表現した。2016年は、新たな歴史的一歩を踏み出すのにふさわしいものにしたい」と、The Esplanade Co Ltd最高責任者のBenson Puah氏。今年で11回目を迎えるマリーナ・ベイ・カウントダウンで、シンガポールと共に新たな一年のスタートを切ってみては?
2015年12月20日©TRIPPING!台所に立つ習慣があまりないシンガポール人の朝食といえば、近所やオフィス近くの屋台でいただくカヤトースト。甘いカヤジャムがサンドされたカヤトーストには、甘いコーヒーと温泉卵の、一見ミスマッチな組み合わせが定番だ。これらのセットメニューを提供する「ヤ・クン・カヤ・トースト」は、シンガポール最大のコーヒーショップの一つ。老舗コーヒーショップのブレイクのきっかけは妻の自家製ジャム!?©TRIPPING!中国のハイナン島から移住してきた夫妻が1944年に創業したコーヒーショップ「Ya Kun Kaya Toast(ヤ・クン・カヤ・トースト)」。妻と出会う以前からシンガポールで移住仲間とコーヒーの屋台を開業していたAh Koon氏は、仲間と別れた後も、コーヒー、紅茶、卵、トーストを提供するお店を続けていた。結婚後、妻お手製の自家製カヤジャムをトーストに挟み、Ah Koon氏オリジナルの焙煎コーヒーを一緒に提供する店「ヤ・クン・カヤ・トースト」をTelok Ayer(テロックエアー)に開業。店名の「Ya Kun」は、Ah Koon氏の中国語表記のピンインをそのまま使用したたそう。©TRIPPING!まろやかなカヤジャムと、深い味わいの焙煎コーヒーはシンガポール人の胃袋を掴み、15年後、シンガポール最大級の屋台村Lau Pa Sat(ラオ・パ・サ)に出店。数ある名店を押しのけ、「The Most Courteous Stall in Lau Pa Sat(もっとも丁寧な店舗)賞」を受賞すると、再びTelok Ayer(テロックエアー)へと拠点を移した。現在は彼らの子供たちが経営にあたっている。意外な食べ合わせが病みつきに!?カリカリの薄焼きトーストに、卵とココナッツのスプレッド「カヤジャム」とスライスバターをサンドしたシンガポール名物「カヤトースト」。それを温泉卵と練乳入りの甘いコーヒーと共にいただくのがシンガポール流。「ヤ・クン・カヤ・トースト」ではこの3品をセットメニューとしても販売。一見ミスマッチな組み合わせも一度口にすれば病みつきになるかも!?©TRIPPING!カヤトースト以外にも、ラクサやチキンカレーヌードルなどの様々なローカル料理を提供。レモンティーやフローズンなどの飲み物も。©TRIPPING!「ヤ・クン・カヤ・トースト」は2015年現在、Telok Ayer本店の他に、チャンギ空港やPARAGON(パラゴン)、Suntec City(サンテック・シティ)、Raffles City(ラッフルズ・シティ)などのショッピングセンターなどを中心に、シンガポール国内48店舗に展開。香港、インドネシア、タイなどの近隣諸国にも進出している。ローカルの朝食の定番「ヤ・クン・カヤ・トースト」でシンガポールの日常の朝を垣間見てみては?
2015年12月18日いつも何を買おうか迷うシンガポールのお土産。一時帰国する際は本当に悩みます。以前の記事にも書きましたが、Theシンガポール!Theアジア!なお土産は、人によってはいまいち人気がないこともあり、手つかずの状態にされている・・・という苦い経験ありませんか?!今回は、貰って嬉しいシンガポール土産“ドリンク編”のご紹介です。定番のTWGもいいけど、今回は人とちょっと差をつけたい・・・。そんな方にお勧めなのがこちらのお店。知る人ぞ知るお店「TEA BONE ZEN MIND」MRTサマセット駅を出てすぐのエメラルドヒルというプラナカン建築が立ち並ぶエリアにあるお茶専門店。世界中の茶葉を取り扱っていますが、中でも中国茶はシンガポールのお土産として人気があります。こちらのお店の第一の特徴は、看板も広告も出していないまさに隠れ家的なお店だという点。シンガポール在住の日本人奥様の間では口コミで広がり、一時帰国のお土産や送別の品として人気がありますが、ガイドブックなどにも載っていないため、旅行者にとっては知る人ぞ知るお店なのです。どれくらい隠れ家的な茶房かと申しますと・・・こちらはお店の外観。本当にお店なの?と心配になるくらい看板も目印もありません!初めて行った時は気づかずに通り過ぎてしまいました・・・。お店へは、扉の左にあるベルを鳴らすとスタッフの方が扉を開けてくださいます。店内は優しい明りに包まれたまさに癒しの空間。12月に入ると、インテリアの配置が大幅に変わって店内はクリスマス仕様になっていました。カフェスペースで試飲をしながらショッピングお店に入るとすぐに通して頂くのは、奥のカフェスペース。と言いますのも、こちらのお店の第二の特徴として、お茶の試飲サービスがあります。試飲として提供して頂いたのはアップルブラックティ、そして茶菓子はプレッツェル。当店オリジナルのシロップを使用した甘くて冷たいお茶と少し塩気のある茶菓子との相性が抜群!TEA BONE ZEN MINDでは茶器も取り扱っています。店員さんより写真はNGと言われたので掲載できませんが、こちらの棚以外にも様々な国から取り寄せたという色とりどりの美しい茶器が展示されています。どれもモダンなデザインなので、インテリアとして購入するのも◎。気になる茶葉を選ぼう!!定番の中国茶を選ぶも良し、オリジナルブレンドの紅茶を買うも良し。でも、種類が多いので何を選べばいいか迷いますよね。そこでお店の方に聞いたところ、やはり日本人にはライチウーロン茶が人気のようです。お茶のメニューはこちら>茶葉の価格帯は、S$20~。高いものでは数千ドル(!)のものまであるとか。(※数千ドルのものは一般の方には基本的には販売していないそうです。)試飲させて頂いたお茶の中に入っていたシロップも販売されています。(S$28~)購入の際は素敵なラッピングをしてくれますよ。今の時期はクリスマスバージョン。ラッピングも時期によって変わるようです。ユニークな領収書に注目!領収書は手書き。なんだかオシャレで温かみを感じますね。Tea Samplingで自分好みのお茶を見つけてみては?Tea Sampling(S$55~)という、お茶を頂きながらそれに合うお料理とお菓子を提供してくれる“中国茶版アフタヌーンティ”のようなメニュー(要予約)もあります。6日ほど前に事前予約が必要とのことなので、余裕をもって予約されることをお勧めします。その日の気候に合ったお茶を味わえるだけでなく、その季節にあったおもてなしやお料理、そして見た目も美しい茶器であなたの五感も刺激されるはず。折角シンガポールに来たのだから、自分好みのものを見つけたい。そんな好奇心旺盛なあなたにもぴったりのメニューです。お店の見落としにご注意!エメラルドヒルロードは、似たようなプラナカン建築が続いているのでお店の建物を見落としやすく、またお店も看板を出していないので要注意!お店はエメラルドヒルロード沿い、サマセット駅を背にCrate&Barrelの入ったOrchard Gateway@Emeraldという商業施設を左手にみて5分ほど歩いた右側にあります。(私の足で4分でした!)お店の外観の写真を参考にして探してみてくださいね。
2015年12月15日旅行中に訪れるスーパーマーケットは、見て歩くだけでワクワクするもの。シンガポールを代表するスーパーマーケット「コールド・ストレージ」では、ピザの具をカスタマイズしたり、サラダバーでオリジナルサラダを作ったりと、普通のスーパーと一味違う楽しみ方も。もちろん日用品やお土産も充実。老舗スーパーを攻略して、旅を一段と充実させてみては?シンガポールを代表する老舗スーパーマーケット©TRIPPING!1903年に、主にオーストラリアからの冷凍肉を扱う店としてスタートした「Cold Storage(コールド・ストレージ)」。1960年代に入ると、それまでのカウンターサービスから、セルフサービスの業態へと移行し、現在のスーパーマーケットの形になった。コールド・ストレージはその他にも、Market Place(マーケット・プレイス)、Jasons The Gourmet Grocer(ジェイソンズ・ザ・グルメ・グローサー)の3つのブランドを展開し、2015年現在では計61店舗を運営。シンガポールを代表するスーパーマーケットの一つだ。オーストラリアを始めとする欧米からの輸入品が充実しているのが特徴で、ローカルはもちろん、在住欧米人や日本人にも人気が高く、どの店舗も賑わいを見せている。コンビニより便利!?24時間営業の店舗もチェック©TRIPPING!シンガポール初のスーパーマーケットとして、常にパイオニア的な存在のコールド・ストレージ。店舗ではシンガポール初のセルフ・チェックアウト・カウンター(セルフレジ)を設けたり、インストアのベーカリーを作ったりするなど、常に新しいサービスを取り入れている。一部店舗のピザ屋やサラダバーでは、自分の好きな具材を選ぶことができるので、ランチタイムはヘルシー志向のサラリーマンやOLで賑わうことも。1997年からスタートしたシンガポール初のオンラインショップも便利。24時間営業をしている店舗は9店舗。オーチャードエリアの「Triple One Somerset(トリプル・ワン・サマセット)」店や、ホーランドビレッジの「Holland Shopping Centre(ホーランド・ショッピング・センター)」店、セントーサ島の「Sentosa Cove(セントーサ・コーヴ)」店は、観光にも便利な店舗なので、チェックしておきたい。オーチャードの中心「Takashimaya(髙島屋)」地下2階の店舗や、マリーナ・ベイ・サンズのショッピングモール地下2階「Specialty Marina Bay Sands」店では、お土産コーナーが充実。王道のマーライオンクッキーや、チキンライスの素などが一通り揃う。※スーパーで買えるシンガポール土産のおススメはこちら>「First Choice(ファースト・チョイス)」がコールド・ストレージのプライベートブランド。日用品から食品までのあらゆる商品に展開され、価格もリーズナブル。品質も安定しているので、沢山の種類の中で迷った際はこちらを選んでみても◎。
2015年12月10日海外土産の定番モノといえば、やはり食べ物ではないでしょうか?シンガポールでは、マーライオンをかたどったチョコレートやドリアンのクッキーなど、ご当地モノがあらゆるところで売られています。でも、アジアの食品は正直言うと人によっては喜ばれないことがあったりしませんか?!(経験済み…(笑))皆が喜んでくれる美味しいお土産を見つけるのは、実に大変!どんなお土産を買えばいいの!?とお困りの方にお勧めしたいお土産はこちら。「SunnyHills 微熱山丘」のパイナップルケーキ台湾に本店を置く、パイナップルケーキのお店です。店内は一見「Cafe?」と錯覚するようなシンプルモダンな内装。SunnyHillsのパイナップルケーキは、温暖な気候である台湾中部で育てられた完熟パイナップルを使用。野性的な香りを放つ独特の濃厚な甘酸っぱさが特徴だそうです。そのパイナップルを煮詰めてつくられたジャムは、甘すぎず、少し酸味のある大人の味。…と、ここまで読んで、「シンガポールのお土産じゃないじゃん!」と突っ込んでる方もきっといらっしゃると思いますが、シンガポールの資源のほとんどは輸入でまかなっており、観光グッズも同様にほとんどが輸入品。メイドインシンガポールのものにはなかなか出会えないのが現状です。他国の名産がシンガポール名物ということも少なくありませんSunnyHillsパイナップルケーキもそのうちの一つです。アジアというと、原材料はどんなものが使われているんだろう…?と、正直心配な方もきっといらっしゃると思いますが、こちらのものは遺伝子組み換えでないオーガニックのパイナップルに日本産の小麦粉、そしてAOP認証の発酵バターなど厳選された原料を使用しているので、食の安全に敏感な方でも安心してお楽しみ頂けるかと思います。シンガポールオリジナルパッケージが魅力!パッケージがシンガポールオリジナルのものになっているのもシンガポール土産として嬉しいところ。値段は、5個入り S$13.80、10個入り S$25、20個入り S$50。可愛いミニトートに入れてくれます♪試食も楽しめる店内こちらのお店の特徴は、なんと言っても太っ腹な試食!まるまる一本試食させてもらえるだけではなく、お店オリジナルのオーガニックティーまでも頂けます。この日はSunnyHills Ruby Black Tea(紅玉紅茶)を頂きました。同じ商品でも土地によって味の違いが!SunnyHillsは東京 青山にも1店舗あり、日本で売られている商品も台湾で作られたものですが、実はシンガポールのものと微妙な違いがあります。日本の商品はサマーパイナップル、シンガポールは四季のパイナップルを使用しているそう。サマーパイナップルは甘く、ウィンターパイナップルは少し酸味があるのが特徴です。つまり、シンガポールでは、甘いものから酸味のあるものまで四季折々の味を楽しむ事ができます。また、使用されているバターは、日本はフランス産、シンガポールはニュージーランド産と違いがあります。ですので、同じ夏に食べても、日本とシンガポールでは微妙な違いがあります。台湾、シンガポール、日本。 それぞれの国で食べ比べしてみるのもいかがですか?(店舗は、上海・香港にもあり)お店はラッフルズホテル内のラッフルズアーケード3階。パイナップルジュース、オーガニックウーロン茶、そして試飲させて頂いた紅玉紅茶も購入できます。
2015年12月08日シンガポールの流行発信地ハジレーンのお隣の通り「バリレーン」に、2015年7月にオープンしたのが、ソフトクリームとドーナッツのお店「Brother Bird」。日本と同じく、ソフトクリーム人気が高いシンガポールの中でも、こちらのソフトクリームは滑らかで美しい渦巻きが特徴。更に、ソフトクリームに合わせるのは、絶品のライスドーナッツ(通称「Mochi donuts(モチ・ドーナッツ」)。©TRIPPING!フォークとナイフで頂く新しいタイプのドーナッツは、キャラメリゼされた外側はサクサクで、中はもちもち。冷たいソフトクリームとの愛称抜群だ。ドーナッツの周りには、アーモンドとドライラズベリーがトッピングされ、これまた絶妙なアクセントを与えてくれる。ちなみに、今回オーダーしたメニューは、ライスドーナッツの上に、抹茶とクッキーバターのソフトクリームが乗った一皿、その名も「CLASSIC 原」(12.9S$=1,130円 ※2015年12月6日現在)。抹茶とモチといった和なテイストから「Brother Bird」が、日本の文化からもインスピレーションを得ていることが伺える。ソフトクリームやドーナッツの単品もオーダーすることが出来るので、お腹と相談して選びたいところ。それでも、やっぱりライスドーナッツとソフトクリームのゴールデンコンビは一度は味わって欲しい逸品。近くには、アラブストリートやサルタンモスク、ハジレーンがあるので、散策の合間に立ち寄ってみるのもおすすめだ。©TRIPPING!©TRIPPING!Brother Bird(ブラザー・バード)・住所:30 Bali lane, Singapore・アクセス:MRTブギス駅から徒歩5分・電話:(+65) 9800 7628・営業:12:00~22:00 (火休)
2015年12月06日©New Majestic Hotelチャイナタウンの中心に佇むシンガポール初のデザイナーズホテル「ニュー マジェスティック ホテル」が、写真投稿サイトInstagramのコミュニティとコラボレーション。写真を通して伝統文化やシンガポーリアンらしさを称える目的で開催される展示会には、6人のインスタグラマーたちが選出され、彼らの作品が同ホテルロビーにて2015年11月29日より二か月間展示される。©New Majestic Hotel会場はシンガポールの老舗デザイナーズホテル©New Majestic Hotelニュー マジェスティック ホテルは、「ショップハウス」の佇まいを残すチャイナタウンの伝統的なホテル。内装には、9人のローカルデザイナーが手掛けたモダンなデザインや、数々のアート作品が施されている。シンガポールを代表する古くて新しいホテルとして、国内外からの多くのファンを魅了しているホテルだ。展示テーマは「シンガポール・ローカル・ライフ」©New Majestic Hotelそのニュー マジェスティック ホテルがこの度、Singapore Instagram Community(シンガポール・インスタグラム・コミュニティ/SGIG)と手を組み、フォトコンテストを開催。以前からシンガポールの若き才能をSGIGと共にサポートしてきた同ホテルは、何百点もの応募の中から6人のインスタグラマーを選出。「Singapore Local Life(シンガポール・ローカル・ライフ)」をテーマに、彼らのインスタグラム写真を展示する。シンガポール人の性質や文化、伝統を、写真を通じて称え、盛り上げる目的で開かれた今回のコンテスト。選出された6人は、広告会社の営業やプログラマーなど、普段は全く異なるコミュニティーに属するのが面白い。街歩きの途中に立ち寄ってみはいかがだろうか?NEW MAJESTIC HOTEL x SGIG(ニュー・マジェスティック・ホテル X SGIG)日程:2015年11月29日より2か月間場所:New Majestic Hotel 31-37 bukit pasoh road singapore 089845電話:(+65) 65114 700URL:
2015年12月03日©TRIPPING! MRT「チャンギエアポート駅」どんな旅でも、始まりはスムーズに行きたいもの。今や旅行先の定番となった観光先進国シンガポールの玄関「シンガポール・チャンギ国際空港」からシティまでの移動方法を、徹底ガイド!旅行の前にチェックしておこう。初心者やファミリーはタクシーで©TRIPPING!日本からシンガポールまで飛行機で約7時間半。シンガポール到着後、大きなスーツケースを持ってあちらこちらに移動するのは大変なもの。そんなとき、特に初心者や家族旅行で頼りにしたいのは、やはりタクシーだ。シンガポールのタクシーは通常メーター運賃なので安心。タクシードライバーも旅行者に慣れているので、つたない英語でも上手に聞き取ってくれる。●乗り場:各ターミナルの到着ロビー出てすぐ●シティまでの所要時間:約30分 ※渋滞時はこの限りではありません●料金:平均S$20~S$40(別途エアポートチャージS$3~S$5加算)※深夜や、ピークタイムは割り増し料金設定有り便利なMRT(電車)を利用してみよう©ASEAN-Japan Centre少し旅慣れた方にお勧めなのが、MRT(電車)の利用。乗り継ぎがうまくいけば、タクシーと同じくらいの所要時間で、費用も最低限に抑えられる。空港内の駅までは、バリアフリーで直結しているため、大きなスーツケースを持っていてもストレスフリー。©TRIPPING!尚、チャンギ空港駅から2駅となりの「タナメラ駅」にて東西線に乗り換えが必要。シティ方面に向かう場合は進行方向に向かって左側の扉から下車して、同じホームの反対側の電車に乗り換えよう。©TRIPPING! ターミナル1からはスカイトレインでターミナル2かターミナル3へ移動●乗り場:ターミナル2、3から空港駅直結※Tanah Merah駅での乗り換えに間に合う最終電車は、チャンギ空港駅発23:18発(2015年11月現在)●シティまでの所要時間:約30分●料金:平均S$2~MRTの乗り方についての記事はこちら>空港エアポート・シャトルでホテルまで直行で便利!空港エアポート・シャトルは、中心地のほとんどの主要ホテルまで運航している乗り合いバス。各ターミナル到着フロアにあるGround Transport Deskで申込み可能。係員に行き先を伝えると、同じ方向の乗客を集め、配車をしてくれる。人数が集まると出発する仕組みになっている。●乗り場:各ターミナルのグラウンドトランスポートデスクで申込み●シティまでの所要時間:約30分※渋滞時はこの限りではありません●料金:9S$イーストエリアの風景も楽しみながらバス移動上級者にぜひトライしてもらいたいのが、バスでの移動。実はマリーナ地区やオーチャード・ロードまで乗り換えなしで行けるので、これらのエリアのホテルに滞在する人には便利な移動手段。費用も、MRT同様最小限に抑えられる。あまり大荷物だとバスに乗せるスペースが限られるので、一人旅や少人数での旅行にお勧め。窓から見える街の景色も楽しもう。●乗り場:各ターミナル地下にバス停有り。●シティまでの所要時間:約30分●料金:平均S$2~※バスでの現金支払いは先払い。おつりが出ないので、小銭を用意しよう。※滞在中何度もバスや電車を利用する人は、EZ-Link(イージー・リンク)カードに事前チャージしておくと便利。空港内カウンター、MRTの駅、セブンイレブン等で購入可能。バスの乗り方についての記事はこちら>一人S$10程度。大人数の移動はリムジン、大型タクシーで大人数の移動には、思い切ってリムジンや大型タクシーを利用しよう。予約は到着ロビーのGround Transport Deskにて。24時間対応のホットラインでも予約を受け付けている。●Ground Transport Desks(リムジンバス、大型タクシーデスク)Terminal 1 – Tel: +65 6543 1985Terminal 2 – Tel: +65 6546 1646Terminal 3 – Tel: +65 6241 3818 (予約専用ホットライン)●乗り場:全ターミナル到着ロビー出てすぐ●シティまでの所要時間:約30分 ※渋滞時はこの限りではありません●費用:4人乗りS$55、7人乗りS$60※降車場所が複数の場合、1か所につきS$15追加チャンギ空港ホームページはこちら>
2015年12月03日シンガポールのマリーナ地区の巨大植物園「Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」に冬の街が出現。光の彫刻「ルミナリエ」やミラーテント、クリスマスマーケットも登場し、本物の雪やサンタには子どもたちも大はしゃぎ。この時期限定のクリスマスショーもお見逃しなく!開催は2015年11月27日から2016年1月3日まで。今年も開催!新たなクリスマスの風物詩©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bay巨大人口ツリーが目を引くマリーナ地区の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」では、2015年で二回目となるクリスマスイベント「CHRISTMAS WONDERLAND @ GARDENS BY THE BAY 2015(クリスマス・ワンダーランド@ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」を開催。毎日16時から夜中の0時まで、常夏の楽園は冬のヨーロッパの冬の街に大変身。昨年はなんと90万人の来場者を記録した、シンガポールの新たな冬の定番スポットとして人気を増す植物園で、クリスマス気分を盛り上げよう。夜空を彩る幻想的なライトアップ©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bay日本のクリスマスシーンでもお馴染みの「ルミナリエ」が、ここガーデンズ・バイ・ザ・ベイにも登場。全56点もの光の彫刻が、夜空をロマンティックに演出する。最高で20.5メートルもある巨大な作品も。©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bayステンドグラスが目を引くミラーテント「Spiegeltent」では、クリスマスディナーを開催。高さ6メートル、幅18メートルの特設テントはたった2日で組み立てられたというから驚き。まるで移動サーカスのような幻想的な空間では夜3回、雪のショー「Blizzard Time(ブリザード・タイム)」も開催。※雪のショーのタイムテーブルはこちら>ヨーロッパスタイルのクリスマス©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bay巨大人口ツリーが聳え立つSupertree Groveの敷地に現れたのは「Festive Market(フェスティブ・マーケット)」。ロンドンのハイドパークや、パリのシャンゼリゼ通りを彷彿させる19の木製の小屋では、ヨーロッパスタイルのクリスマスマーケットが開催されている。オランダの伝統的なパンケーキ店「The Dutch Pancake Store(ザ・ダッチ・パンケーキ・ストア)」や、シャングリラ・ホテル、ISETAN(伊勢丹)なども出店。クリスマス限定のお菓子やお土産を販売する。ここでしか手に入らないルミナリエの限定ギフトは、ぜひチェックしたい。※フェスティブ・マーケット出店情報はこちら>子どもから大人まで楽しめるイベントが盛り沢山©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bay「Ice Palace(アイス・パレス)」では、本物の雪で遊べるプレイグラウンドやスケートリンクが設置。常夏にいながら冬の寒さを体験できる。靴を借りる際は、ソックスを持参しよう。©Christmas Wonderland @ Gardens by the Bayドイツ式の回転木馬や、サンタに会える「Santa Cottage(サンタ・コテージ)」なども家族旅行におススメ。©Christmas Wonderland @ Gardens by the BayFlower Dome(フラワー・ドーム)ではクリスマス・ローズや、ポインセチアなどのクリスマスに因んだ花々のディスプレイ「Christmas Toyland(クリスマス・トイランド)」を開催。色とりどりの花々がクリスマス気分を盛り上げてくれる。光と音のショー「Garden Rhapsody(ガーデン・ラピソディ)」も、クリスマス限定バージョンで上演。心躍るようなシンガポールのクリスマスをガーデンズ・バイ・ザ・ベイで過ごしてみては?
2015年12月02日国立科学博物館(東京都台東区)では2016年3月8日~6月12日、「恐竜博 2016」が開催される。「恐竜博 2016」では、全長約15mに及ぶ肉食恐竜・スピノサウルスの最新復元骨格を日本で初めて公開。二足歩行で立ち上がる恐竜と考えられていたが、2014年には「四足歩行で水中に潜んでいた」という仮説も発表されたという。同展では水中を泳ぐ姿勢でスピノサウルスの復元骨格を展示するほか、全長約12mのティラノサウルスの復元骨格もあわせて展示する。ほかにも、2015年に発表された飛膜を持つ恐竜や、恐竜の子供の実物化石といった日本初公開の標本、映像シアターなども公開。開館時間は9時~17時(金曜日は~18時)となる。入館は閉館時間の30分前までで、毎週月曜日は閉館。なお、イベント情報やチケット情報は順次公式サイトにて発表されるとのこと。
2015年12月02日©TRIPPING!代表的なシンガポール料理の一つ「チリクラブ」で有名な「No Signboard Seafood Restaurant(ノー・サインボード・シーフード・レストラン)」。カニを食べる習慣がまだ珍しかった時代に屋台村で開業し、現在ではガイドブック掲載常連店に。シンガポールで一度は訪れたい老舗シーフードレストランだ。日本人の口にも合うチリクラブ中華味噌、チリ、ケチャップ、ニンニクなどで作られたソースをカニに絡ませたシンガポールの名物料理「チリクラブ」。甘辛いソースにニンニクが効いた癖になる味付けは、日本人観光客にも人気。ほんのりと甘い中華風の揚げパンを、残ったソースに付けて食べるのもおススメだ。「看板なし」という店名の由来©TRIPPING!1970年代、Matter Road Hawker Centreという屋台村の中に店を構えたのがノー・サインボード・シーフード・レストランの始まり。「No Signboard=看板がない」という店名は、開店当時の様子を物語っている。料理が得意であった創設者のMdm Ong Kim Hoiは、まだカニを食べるという習慣があまりなかったシンガポールで「white pepper club(ホワイト・ペッパー・クラブ)」という料理を考案。もう一人の創設者Ah Kawは、貴重な食材である生きたカニを探しに、Tekka Market(テッカ・マーケット)まで買い出しへ行った。それでも当時貴重だったカニ、一日3匹しか調理できなかったという。そもそもシーフードを提供する店舗が珍しかった当時のシンガポールのホーカーセンターで二人の店は瞬く間に人気に。現在では、Vivo City(ビボ・シティー店)、The Central @ Clark Quay(クラークキー店)、The Esplanade(セスプラネード店)、No.414 Geylang(ゲイラン本店)の4店舗を構え、ガイドブックの掲載常連店になっている。©TRIPPING! No.414 Geylang本店ウェットティッシュ必須!大胆に味わおう©TRIPPING!ローカル料理とはいえ、意外とお値段が張るのがこのチリクラブ。オーダーする際、メニューに記載されている値段は100グラム毎の値段なので注意しよう。何人でシェアするか伝えると、ちょうどよい大きさのカニを調理してくれる。カニの産地によってもお値段が変わるので、こだわりのある人はじっくりお店の人に相談してみても◎。(写真:雌蟹のスモールサイズ(大人2~3名分ほど)=64S$ ※2015年10月15日ゲイラン本店の時価)ぜひ付け合わせに中華風揚げパンをオーダーし、ソースにつけて食べよう。ちなみに、手を使って食べるのでウェットティッシュは必須。忘れてしまった場合は0.6S$で購入も可能。サイドディッシュもお忘れなく!チリクラブの他におすすめなのが、エビのガーリックフライ(Crispy cereal prawn = 20S$)や空心菜の炒め物(Sanbal kang kong = 8S$)。サイドメニューはどれも日本人好みの味付けだ。©TRIPPING!©TRIPPING!シーンに合わせて選べる雰囲気の異なる4店舗©TRIPPING! No.414 Geylang本店4店舗の中でも特に高級感のあるのはThe Esplanade(エスプラネード店)。マリーナ地区の夜景も楽しめる。一方、庶民的なのは本店のNo.414 Geylang(ゲイラン本店)だ。シーンに合わせて店舗を選べるのも嬉しい。No Signboard Seafood Restaurant(ノー・サインボード・シーフード・レストラン) No.414 Geylang(ゲイラン)本店・住所:414 Geylang Singapore 389392・営業時間:11:00~25:00・電話:(+65) 6842 3415・アクセス方法:MRT「Aljunied駅」徒歩5分。オーチャードから車で約15分。
2015年12月01日©TRIPPING!シンガポール屈指のショッピングストリート、オーチャード・ロードで、最もラグジュアリーなショッピングセンターの一つ「PARAGON(パラゴン)」。人気高級ブランドから、キッズブランドまで、洗練されたブティックが集結し、各フロアには厳選されたカフェも。入口ホールでは楽器の生演奏を毎日開催。大人から子供まで楽しめる厳選されたショップ全6フロアから成るショッピングモールは、BalenciagaやJimmy Chooなどの人気高級ブティックの他、Marks and SpencerやMUJI(無印良品)、Paragon Market Place(スーパーマーケット)などバラエティに富んだラインアップで、この建物だけでお買い物が完結するほどの充実ぶり。若者に人気のブランドBanana Republic、BLACKBARRETT、Calvin Klein、日本発祥のジーンズブランド Evisuも軒を連ねる。©Singapore Tourism Board5階のキッズフロアには、Armani Kids、Burberry Children、Petit Bateauなどの高級子ども服ブランドや、知育玩具店、Toys ’R’ Usなども入る。同フロアにあるオーチャード・ロードの中では比較的広いプレイゾーンでは、お買い物に飽きた子どもを滑り台や木馬などで遊ばせることもできる。©TRIPPING!全フロアに配置される人気のカフェ数は多くはないもののバランスよく厳選された飲食店は、ゲストのどのようなリクエストにも応えてくれるほど。地下にはローカル料理や和食、中華など世界各国のレストランが集まり、小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」や、シンガポール伝統料理の「Soup Restaurant」は、特に観光客で常に賑わいを見せている。タピオカミルクティーや、揚げ物の屋台など、小腹が減ったときに気軽に立ち寄れるテイクアウト専門のお店も。フォーマルにお食事を楽しみたいときは、5階のレストランへ。中華料理「Crystal Jade Golden Palace」や「Imperial Treasure Super Peking Duck Restaurant」は、ローカルにも人気の本格中華料理店だ。個室も完備。このショッピングモールの大きな特徴の一つが、全フロアに配置される厳選されたカフェ。シンガポールで絶大な人気を誇るPS Caféや、オーガニックのCedele All Day Dining、イタリアンカフェDa Paolo Gastronomiaや、お馴染みStarbucksもあるので、ショッピングに疲れたら、コーヒーを飲んで一息つける。ムード満点の生演奏に酔いしれてお買い物をしているとどこからともなく聞こえてくる優雅な音楽……。ここパラゴンでは、1階のホールにて、月曜~木曜のお昼と金土日の夕方の毎日、楽器の生演奏やヴォーカルライブが開催。他にはないラグジュアリーなショッピングタイムを演出してくれるだろう。バンドスケジュールはこちら>パラゴンへは、MRTオーチャード駅A出口からアクセス。LUCKY PLAZA前のバス停から徒歩1分。PARAGON(パラゴン)・住所:290 Orchard Road, Singapore 238859・営業時間:10:00~21:00・電話:+65 6738 5535・アクセス方法:MRTオーチャード駅A出口。バス停LUCKY PLAZA下車徒歩1分。
2015年11月26日©TRIPPING!シンガポール最大級のショッピングストリート「オーチャード」で、一際目を引く建物「ION Orchard(アイオン・オーチャード)」。高級ブランドの旗艦店から、ローカルブランド、レストランまで、あらゆるショップが集結するこの巨大モールは、まさにお買い物天国!オーチャード・ロードのシンボル世界中のあらゆるブランドが集結するシンガポールのショッピングストリートOrchard Road(オーチャード・ロード)。MRTオーチャード駅直結、湾曲した外壁が太陽の光に反射してキラキラと輝くこの巨大ショッピングモールは、2009年7月に開業。以来、オーチャード・ロードのシンボルとして、ショッピング好きなローカルから観光客まで、広く愛され続けている。地上4階、地下4階から成る巨大なショッピングモールには、330を越える店舗が集結。カルティエ、ルイヴィトン、プラダ、ディオール、ジョルジオ・アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナの6つの旗艦店が入り、世界中のセレブたちがショッピングを楽しむ。高級ブランドはもちろん、TOPSHOPやBERSHKA、UNIQLO、H&Mなどのファストファッションも勢ぞろい。丸一日あっても足りないほどのショッピング天国は、お買い物好きにはたまらない。©TRIPPING!お買い物に疲れたら、レストランで一休み幅広いラインアップのファッションブランドはもちろん、飲食店やカフェも充実。地下4階のフードコートでは、受賞歴もある有名なフィッシュボール・スープのお店や、ご当地かき氷「チェンドル」が食べられるデザートショップが軒を連ねる。レストランに比べて断然リーズナブルなフードコートは、気軽にローカルの味を楽しめる。4階のレストラン街には、見た目も楽しいカラフルな小籠包が味わえる「PARADISE DYNASTY」や、リーズナブルで大人気のフレンチ「SAVEUR ART」も。専用エレベーターで55階まで上がると、見事な眺望が自慢のオーストラリアレストラン「SALT GRILL & SKY BAR BY LUKE MANGAN」が。オーチャードで最も高所、218メートルからのロマンチックな夜景を楽しめるレストランは、特別な日のディナーにおススメ。ショップやレストランの他、アートギャラリーや、展望室も備えるアイオン・オーチャード。巨大なショッピングセンターで何をしようか迷ったら、インフォーメーションデスクに寄ってみて。地下3階、1階、2階、4階に常駐のコンシェルジュが親切に対応してくれる。ION Orchard(アイオン・オーチャード)・住所:2 Orchard Turn Singapore・営業時間:10:00~22:00・電話:(+65) 6238 8228(24時間対応ホットライン)・アクセス方法:MRT Orchard駅直結
2015年11月23日国立科学博物館は11月19日、フローレス原人の歯の詳細な形態比較解析を行った結果、身長1.1mほどの同原人が、身長1.7~1.6mほどのジャワ原人あるいはその仲間から進化したことを示す重要な証拠が得られたと発表した。同成果は、同博物館のの海部陽介 人類研究部 人類史研究グループ長、同 人類研究部 人類史研究グループの河野礼子氏、PhD candidate in archaeology, University of WollongongのThomas Sutikna氏、インドネシア・国立考古学研究開発センターのE. Wahyu Saptomo氏、Jatmiko氏、Rokus Due Awe氏らによるもの。詳細は、総合科学電子ジャーナル「PLOS ONE」に掲載された。フローレス原人の化石は2003年に約2~7万年前の地層から発見されたが、これまでの猿人から原人に至る進化過程での人類の大型化の流れに比べ、身長が1mほどと小型であること、脳の大きさも猿人から原人に至る過程で倍増したが、フローレス原人のものは猿人並でしかないことなどから、フローレス原人が最初期の原人たアフリカに居た猿人の子孫であるとする説や、一度大型化したジャワ原人が孤立した島で矮小化したものである説など、さまざまな仮説が提唱され、研究が進められている。今回の研究では、フローレス原人の歯の形態の詳細な解析を実施。世界各地の490人分の現代人と、アフリカとインドネシアの原人を中心とした化石人類との比較を行った結果、フローレス原人は、全体に小型化しているものの、形の上では現代的な特徴と原始的な特徴が入り混じっていることが確認されたほか、現代人と比べて原始的であるものを9つ同定。その内の7つは犬歯と小臼歯の特徴であることも確認したという。また、それらの特徴をほかの化石人類と比べたところ、175万年前より新しいタイプの原人と似ており、それより古い最初期の原人が持つ特徴は含んでいないことも判明。中でもジャワ原人の歯とよく似ていることが確認されたが、原人よりも現代人と似ている箇所もあり、原始性と現代性が入り混じる、モザイク状の進化が起こったことがわかったとしている。今回の結果について研究グループでは、人類の脳は進化の過程で大きくなり続けてきたと考えられてきたが、条件によっては、そうではなく逆向きの進化が生じることを示すものと説明しており、より詳しい研究を進める必要があるとしている。なお、国立科学博物館では、地球館「人類の進化」フロアにて、実物大に復元されたフローレス原人と生活圏にて共存していた動物たちの展示を行っているという。
2015年11月20日シンガポール屈指のショッピングストリート「オーチャード・ロード」に、今年もクリスマスがやってきた!全長2キロ以上の大通りは、きらびやかなイルミネーションでクリスマスムード一色に。様々なイベントも見逃せない「Christmas On A Great Street」は、2015年11月14日~2016年1月3日まで。南国クリスマスを盛り上げる煌びやかなイルミネーション©Orchard Road Business Associationまるで万華鏡を覗き込んだかのように幻想的で煌びやかなイルミネーションに包まれる、クリスマスのオーチャード・ロード。毎年恒例となった東南アジア最大級のクリスマスデコレーション「Christmas On A Great Street(クリスマス・オン・ア・グレート・ストリート)」が2015年11月14日にスタートした。ローカルアーティストのDick Lee氏と有名デザイナーYang De Rong氏が手掛けた今年の装飾テーマは「ベルと宝石」。メインスポンサーには、今年で25年目になるHitachi Asia Ltd.等を向かえている。オーチャードが歩行者天国に!©Orchard Road Business Association毎月第一土曜日に開催されている「Pedestrian Night on Orchard Road」では、オーチャード・ロードが歩行者天国に。大通りの両側に建ち並ぶショッピングモールを自在に行き来でき、車道から観るイルミネーションは、いつもと違った表情を見せてくれる。12月5日は通りに聖歌隊が登場。子どもたち向けに風船アートやフェイスペインティングも催される。クリスマス直前のイベントもチェック©Orchard Road Business Associationクリスマスが近づくと、様々なイベントで更なる盛り上がりを見せるオーチャード・ロード。2015年12月4日~20日には、ION Orchard前にシンガポールの紅茶ブランドThe 1872 Clipper Tea Co.によるポップアップストアが開店。紅茶風味のモクテルも登場するそう。クリスマス直前の12月18日~23日には、毎晩クリスマスパフォーマンスが披露される。ION OrchardとWisma Atria前で行われるステージ「Celebrate Christmas in Singapore (CCIS)」は、19:00からスタート。©Orchard Road Business Association ※イメージであり実際のイルミネーションとは異なります8つのショッピングモールが参加する、毎年恒例のデコレーション・コンテスト「BEST DRESSED BUILDING CONTEST」にも注目。オーチャード・ロード沿いに立ち並ぶForum The Shopping Mall、 ION Orchard、Mandarin Gallery、orchardgateway、Paragon、Tanglin Mall、TANGS at Tang Plaza、Wheelock Placeの8つのショッピングモールのクリスマスデコレーションから、一般客がお気に入りの建物を選ぶ。携帯アプリ「OneOrchard」にて2015年11月20日~11月5日の期間投票を受け付け。このアプリをダウンロードすると、オーチャード・ロード沿いのお店のクーポンも手に入る。※詳しくはこちら>誰が訪れても気分を盛り上げてくれる幻想的なイルミネーションは、年明けまで続く。日本とは一味違った南国で過ごすクリスマスを、オーチャードから始めよう!
2015年11月20日©TRIPPING!代表的なシンガポール料理の一つ「チキンライス」。数あるお店の中でも、ローカルから観光客まで不動の人気を誇るのは、老舗チキンライス店「文東記(ブン・トン・キー)」だ。チキンライス以外のお勧めメニューもご紹介。シンガポールの味「チキンライス」「海南鶏飯(チキンライス)」とは、蒸した鶏をぶつ切りにしたものを、鶏の出汁で炊いたご飯に乗せて食べるシンガポールの伝統的な定食。好みで特製のソースを付けて食べる。店舗によって若干味の異なるオリジナルのソースを食べ比べるのも楽しみの一つ。チキンライス用ソースの定番「Chicken Rice Chili Sauce(チキンライスチリソース)」「Ginger Sauce(ジンジャーソース)」「Dark Soya Sauce(濃い口醤油)」などは、店舗やスーパーマーケットでも購入可。お土産に買って帰って、帰国後もシンガポールの味を再現してみては?リーズナブルながら、シンガポールトップクラスの味©TRIPPING!今やどのガイドブックにも掲載されるチキンライスの名店「Boon Tong Kee(文東記/ブン・トン・キー)」は、1979年チャイナタウンに創業した一軒の屋台が始まり。Thian Boon Hua氏がこだわり抜いた、なめらかでふっくらした蒸し鶏が評判になり、1983年、Balestier Road(バレスティア・ロード)に初の路面店をオープン。以降、高級店に引けを取らない洗練された味付けと、リーズナブルな価格、スタッフの行き届いたサービスで、シンガポールトップクラスの人気店に。2015年現在、バレスティア・ロードの本店以外にも、River Valley Road(リバー・バレー・ロード)店、East Coast Road(イーストコースト・ロード)店を含む全8店舗に拡大している。チキンライス以外のメニューもおススメほどけるように滑らかなチキンと、ピラミッド型に盛られた鶏のうまみが詰まったライスで有名なブン・トン・キーだが、それ以外のメニューもおススメ。リバー・バレー・ロード店のFried French Bean and Scallops(インゲンとホタテ貝の炒め物)や、Fried Spare Ribs with Zhen Jian Sauce(Zhen Jianソースのスペアリブ)は、チキンライスと一緒にオーダーしたい癖になる味。タイガービールと一緒に流し込もう!※メニューは店舗によって異なりますBoon Tong Kee(文東記/ブン・トン・キー)・住所:(リバー・バレー・ロード店)425 River Valley Road, Singapore 248324・営業時間:11:15~16:00、16:30~翌4:00(日曜のみ翌3:00まで)・電話:+65 6736 3213・アクセス方法:オーチャードエリア、もしくはMRTティオンバル駅からタクシーで5分程
2015年11月19日国立科学博物館および東京大学大学院理学系研究科は11月13日、縄文人の体形について調査を行った結果、縄文人の胴体サイズに対する相対的な腕・脚の長さが、東北アジア起源の渡来系弥生人と違わないこと、江戸時代人が極めて胴長短足であったことを明らかにしたと発表した。同成果は、元 東京大学大学院理学系研究科 修士課程の田原郁美氏と国立科学博物館人類史研究グループ長で東京大学大学院理学系研究科の海部陽介 准教授の研究グループによるもので、11月11日付けの人類学誌「Anthropological Science (Japanese Series)」に掲載された。今回の研究では、北海道から九州までの20遺跡から出土した縄文人骨63体(縄文早期~晩期)と、北部九州~山陰地方の4遺跡から発掘された渡来系弥生人骨27体を計測し、胴体サイズと四肢長さの比を比較した。胴体サイズの指標として胴長と腰幅を計測し、これに対する四肢長を分析したところ、当初の予想と異なり縄文人と渡来系弥生人では差が見られないことがわかった。また、海外の比較データがある腰幅についてみると、縄文人の腰幅に対する四肢長は、アフリカ集団よりも短く、極北のエスキモー(イヌイット)よりは長いが、比較的高緯度に暮らす現代イギリス人と同等だったという。温暖な地域の人々は胴に対して腕・脚が長い細身の体型である一方、寒冷地の集団は胴が大きくて四肢が短い胴長短足(脚)の傾向があるとされており、著者らは、渡来系弥生人は現代東北アジアの人々と類似しているので寒冷地型に近い体形、縄文時代人は、アジアの南方起源説と北方起源説があって予測が難しいが、四肢の長さの特徴が現代アフリカ人と似ているため、熱帯型の体形をしていたという推測をしていたが、今回の研究結果から、縄文人は熱帯的な足長の体形をしておらず、むしろ温帯域の生活者として妥当な四肢の長さをしていたことがわかった。さらに縄文人や渡来系弥生人と比べて江戸時代人は、際立って胴長短足であることが明らかになった。著者らは、江戸時代人が胴長短足であることは、同時代に平均身長が低下したことと関連しており、発育過程での下肢の伸長が、胴よりも相対的に悪かった結果であると考えているが、その原因については不明であるとしている。
2015年11月16日シンガポール航空とルフトハンザドイツ航空は11月11日、幅広いパートナーシップ契約を締結し、シンガポールと欧州の主要路線におけるジョイントベンチャーの実施に合意したことを発表した。今後、大幅にコードシェアを拡大するとともに、協力体制を強化させる。対象路線はシンガポール=フランクフルト/ミュンヘン線にとどまらず、シンガポール=チューリヒ線や2016年7月に就航予定のシンガポール=デュッセルドルフ線に関しても共同事業を実施。シンガポール航空の子会社のシルクエア、ルフトハンザ・グループのスイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空もこのジョイントベンチャーの対象となる。両グループは共同事業を通じて欧州や東南アジア、オーストラリア間の主要路線で協力するほか、既存のマイレージサービスの提携を強化する。また、旅の提案力を高め、共同運賃プロモーションやネットワークの利便性の高い接続の提供を模索する。コードシェアに関しては新たに20路線以上が加わる予定。シンガポール航空の利用者向けには、フランクフルトやミュンヘン、チューリッヒを利用し、オーストリアやベルギー、ドイツ、スイスなどでコードシェアを実施する。ルフトハンザの利用者向けには、シンガポール航空やシルクエアーを利用し、東南アジアや南太平洋地域へコードシェアを実施する。コードシェアは今度、さらに拡大させる予定となっている。今回の合意内容に関してはこの数カ月以内に順次導入され、当局の承認が必要ない事項は2016年まで順次、展開される見通しとなっている。
2015年11月13日シンガポールで最も人気のあるダンスクラブ「Zouk(ズーク)」が、2015年12月11日、12日の二日間限定でセントーサ島シロソビーチに出現。40組以上の有名アーティストが出演し、50,000人の観客が朝日が昇るまで夜通し踊り続ける。世界中の音楽好きが集まる、年に一度のお祭りに繰り出そう!年に一度のお祭り騒ぎ!©ZoukOut1991年、リバーバレー、ロバートソン・キーエリアのJiak Kim Streetにオープンしたダンスクラブ、ズーク。世界のトップクラブに名を連ね、国内外の有名アーティストが集まるこの場所は、常にシンガポールのクラブシーンをリードしてきた。そのズークが年に一度主催する「ZoukOut(ズーク・アウト)」は、セントーサ島内のSiloso Beach(シロソビーチ)で行われるシンガポール最大級のDJダンスイベント。夜8時からスタートし、朝日が昇るまで夜通し踊り続ける音楽とダンスの祭典には、シンガポール国内を始め、アジアのその他の国、そしてオーストラリアやヨーロッパ、アメリカから参加者が集まる。2014年はなんと50, 000人以上の参加を記録したそう。エレクトロ、トランス、ハウスミュージックを中心とした、音楽を愛する世界中すべての人のための2日間だ。2015年はメモリアルイヤー©ZoukOutオープン以来、シンガポールの夜を盛り上げ続けてきたズークだが、2015年いっぱいで現在のJiak Kim Streetの店舗を閉鎖、2016年に場所をQlarke Quayに移し、再オープンするという。2000年から続いているズーク・アウトは今年で15回目。クラブ移転が、偶然にもシンガポールの独立50周年のメモリアルイヤーと相まって、過去最大の盛り上がりを予感させる。ズークでは、移転前最後となるイベントとして、ズーク・アウトの他にも、クリスマスやカウントダウン、年越しイベントも予定している。今後のクラブの動きからも目が離せない。売り切れ必須のチケットは、早めに手に入れて©ZoukOut東南アジアで最も有名なダンスイベントの一つ、ズーク・アウトには、過去にAvicii、Above & Beyond、Paul van Dyk、2ManyDJS、Armin van Buuren、Carl Cox、Masters at Work、Gilles Peterson、Richie Hawtin、Sven Väth、David Guetta、Tiëstoなどの有名アーティストが参加し、2015年もアメリカやドイツ、オランダなどから有名アーティストの参加が続々と発表されている。世界中が注目する大人気のイベントだけに、既に第一弾の前売りチケットは完売。現在第2弾(最終)の販売が開始しており、2015年12月10日まで購入可能。お得な2日券も早めにチェックしたい。※チケット情報、オンライン購入はこちら夜通し踊り続けるビーチイベントはアジアで唯一。2014年は、なんと参加者50,000人のうち40%がシンガポール人以外の旅行者だったという。世界中が注目する特別な2日間から目が離せない!ZoukOut 2015・場所:Siloso Beach, Sentosa・日時:2015年12月11日、12日両日 20:00~翌5:00・チケット料金:(通常)1日目S$188、2日目S$198、両日券S$158※詳しくはこちら・HP:
2015年11月13日国自体が一つのテーマパークのように、見どころが満載の観光大国シンガポール。定番の観光地や老舗ホテル、フォトジェニックなスポットまで、押さえておきたい主要スポットを編集部が厳選。シンガポールへの旅行が決まったら、ぜひ参考にしてみて!シンガポールの守り神にご挨拶「マーライオン公園」シンガポールに複数体存在するマーライオン像。その中でも、マリーナ・ベイの絶景を目の前に聳え立つマーライオンは思った以上の迫力。写真を撮る際のお決まりポーズも教えます。©Singapore Tourism Board記事を読む>シンガポールの代名詞「マリーナ・ベイ・サンズ」の楽しみ方建物の上に横たわる船の形をした屋上プールで有名なマリーナ・ベイ・サンズ。ラグジュアリーなホテルには、ショッピングモールを始め、カジノやミュージアム、スケートリンクまで併設。ここだけで何日も楽しめてしまうほど!©Singapore Tourism Board記事を読む>洗練されたお土産が見つかる!?老舗「ラッフルズ・ホテル」シンガポール最高級ホテルの一つ、ラッフルズ・ホテル。ホテルアーケードに入るショップには、お土産にピッタリの洗練されたロゴ入りグッズが豊富。その他、編集部イチオシのブティックやレストランもご紹介。一度は立ち寄る価値アリの定番スポット。©Raffles Hotels & Resorts記事を読む>歴史的建造物も美しい「フラトン・ホテル」旧郵便局を改装して造られた高級ホテル「フラトン・ホテル」は、一度は足を踏み入れたい憧れのホテル。吹き抜けの高い天井から柔らかい光が差し込むロビーカフェではハイティーも。優雅な昼下がりを過ごしてみては?©TRIPPING!記事を読む>巨大ツリーがお出迎え「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」で一日中楽しもう2012年のオープンから今やシンガポールの新定番観光スポットとなった「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。巨大な2つのドームには珍しい世界中の植物が生息。無料とは思えないほど充実したキッズプールは子連れ旅行におススメ!©Singapore Tourism Board記事を読む>
2015年11月11日国立がん研究センター(国立がん研)は11月9日、膵がん早期診断の血液バイオマーカーを発見したと発表した。同成果は、国立がん研 創薬臨床研究分野 本田一文 ユニット長の研究グループらによるもので、11月9日付の英オンライン科学誌「Scientific Reports」に掲載された。同研究グループはこれまでに、血液中に存在するタンパク質「apoA2 アイソフォーム」が膵がんや膵がんリスク疾患の患者で低下することを質量分析の結果から発見・報告していたが、今回、米国国立がん研究所(NCI)との共同研究においても、健常者に比べ早期膵がん患者でapoA2 アイソフォームが低下していることが確認された。また、既存の膵がんバイオマーカーである「CA19-9」と比べて高い精度でI期、II期膵がんを検出できることも確認。この結果からNCIは、apoA2 アイソフォームが膵がんにおける信頼性の高い血液バイオマーカーになりうる可能性があると評価している。また従来、apoA2 アイソフォーム濃度を計測するためには高価な機器を必要とする質量分析を用いた測定法しかなかったが、今回、同研究グループは、apoA2 アイソフォーム検査を実用化するために簡便な検査法の開発に取り組み、検査キット「Human APOA2 C-terminal ELISA kit(研究用試薬)」の作製に成功した。同検査キットで国内多施設共同研究で集められた膵がんを含む消化器疾患患者と健常者の血液検体を測定し、その判別性能を検討したところ、CA19-9に比べ、より高精度に早期膵がんを検出できたという。また、CA19-9が反応しない膵管内乳頭粘液性腫瘍や慢性膵炎などの膵がんリスク疾患も高い精度で検出。さらにapoA2 アイソフォームとCA19-9との組み合わせにより、早期膵がんの検出率はさらに向上した。今後、国立がん研と神戸大学などが協力し「apoA2 アイソフォームを用いた膵がん模擬検診」が開始予定。この模擬検診を含めたさらなる研究により、apoA2 アイソフォームの検査が本当に早期膵がんや膵がんリスク疾患を適切にスクリーニングでき、検診に実用化できるかどうかを確認していくという。また、同検査キットは研究用試薬であるため、体外診断薬としての承認を得ることも目指していく。
2015年11月10日2014年にマリーナ地区に完成した「シンガポール・スポーツ・ハブ」は、地域活動から国際試合、音楽コンサートまであらゆるシーンに対応した世界最大級のスポーツ総合施設。キッズプールやボディボードなどの体験型アトラクションや、巨大なショッピングモールも併設するシンガポール・スポーツ・ハブで一日中楽しもう!世界でここだけ!多種目に対応できる競技場「ナショナル・スタジアム」©Singapore Sports Hub35ヘクタールの広大な敷地に広がるスポーツ複合施設「Singapore Sports Hub(シンガポール・スポーツ・ハブ)」。2014年6月にオープンしたばかりにも関わらず、既に「28th SEA GAMES」など多数の国際試合を開催し、世界中からの注目を集めている。敷地の中で最も存在感を示すのは、全天候に対応する可動式天井を持つ「National Stadium(ナショナル・スタジアム)」。客席数最大55,000席のスポーツ・ハブのシンボル的建物だ。環境に配慮した低エネルギーで効率の良い空調システムは、常夏のスタジアムを常に快適な気温に保つ。ラグビーやクリケット、フットボールなどの多岐にわたる競技が同スタジアムで開催できるのは、2015年現在世界中でここだけ!シンガポール代表選手も利用する本格的な練習施設©Singapore Sports Hub「Water Sports Centre(ウォーター・スポーツ・センター)」は、アスリートのトレーニングのために造られた本格的な水上競技用施設。観光客でもカヌーやカヤック、ペダルボートをレンタル出来、水上競技を楽しむことができる。「Singapore Indoor Stadium(シンガポール・インドア・スタジアム)」は、世界クラスの設備を持つ室内競技場。4,000~12,000席に調整可能な座席レイアウトは、あらゆる競技への柔軟な対応を可能に。その他、バスケットボールやバトミントン、卓球などの多目的体育館「OCBC ARENA(OCBCアリーナ)」や、水中競技施設「OCBC AQUATIC CENTRE(OCBCアクアティック・センター)」など、スポーツの総合施設としての完璧な施設を備えるシンガポール・スポーツ・ハブは、国の代表選手の育成や、トレーニングにも活用されている。子供から大人まで本気で楽しめるアトラクションに注目©Singapore Sports Hubスポーツ・ハブ敷地内には、競技施設の他にも観光客が楽しめるアトラクションが多数。水着で楽しむウォーター施設「SPLASH-N-SURF」ではファミリーや仲間同士で川下りを、またハーフパイプでボディボードも体験できる。3歳から12歳を対象にしたキッズプールも!※SPLASH-N-SURFの詳しい情報はこちら90分間のガイド付きツアー「VENUE TOURS」は、毎週水、木曜に開催。シンガポールのスポーツの歴史や、代表的なアスリートに纏わる品々が展示される「Singapore Sports Museum(シンガポール・スポーツ・ミュージアム)」を含む広大な敷地内施設を巡る。※VENUE TOURSの詳細と予約はこちらスポーツ施設を満喫した後は、巨大ショッピングモール「Kallang Wave Mall(カラン・ウェイブ・モール)」でお買い物や食事を楽しもう!Singapore Sports Hub(シンガポール・スポーツ・ハブ)・住所:(National Stadium)1 Stadium Drive, Singapore 397629・電話:+65 6653 8900・アクセス方法:MRTスタジアム駅下車、目の前。City方面から10、14、16、70、196番などのバス利用。
2015年11月10日富士通研究所は11月5日、シンガポールのイベント施設・スポーツ施設・商業施設において人や交通の混雑を緩和する実証実験を11月1日から2017年12月31日までの予定で開始したと発表した。2016年3月までに、富士通の位置情報活用クラウド・サービスである「SPATIOWL」への搭載を想定した実用化を目指す。同実験では、イベントなどに参加した後に帰宅まで混雑が予想される状況で、自分に合った最適な行動や過ごし方をスマートフォンのアプリを通じて提案し、その効果を検証するという。行動の提案は富士通のAI技術である「Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」を使用して生成し、提案内容を適切に調整することにより、混雑時間帯のシフトや交通手段の分散などによる混雑緩和を実現するとしている。同社は、行動提案の受け入れやすさを定式化した行動誘導モデルを開発。同技術は、人の移動ニーズと事業者利益を両立させる開発済みの技術を基礎として、Zinraiの機械学習や予測・最適化などを用いたもの。行動誘導モデルを利用して、受け入れやすい行動を複数抽出し、そこからさらに、混雑の分散への貢献度が高いものを抽出することで、人々が受け入れ可能かつ混雑緩和に結び付く行動を発見できるという。発見した行動をスマートフォンに表示することで、最適な行動を提案するとのこと。今回、受け入れやすい行動の事前検証として、シンガポールのスポーツ複合施設内におけるスポーツ・イベントにおいて500人を対象にアンケート実施し、以下のような結果が得られたという。・混雑状況の推移予測を正確に通知すると、51%の人々がすぐに帰宅するよりも商業施設で時間を費やす・さらに、400円相当のクーポンを提供すると、73%の人々が商業施設への立ち寄りを選択する・さらに、900円相当のクーポンを提供すると、91%の人々が商業施設への立ち寄りを選択する同社では、アンケーット結果に基づいて実際の施設や周辺交通を想定し、シミュレーションを行ったところ、施設を利用する1万人のうち、約40%がクーポンを提供することで行動を変えると仮定すると混雑を30%解消でき、さらに商業施設に40%の人々が誘導されることも分かったとしている。同社は、シンガポールの複数の施設において、効果検証と性能向上を目的に2017年12月31日まで実証実験を行う予定で、実験結果の活用と変更した本技術の研究開発も進め、2016年3月までに富士通の位置情報活用クラウドサービス「SPATIOWL」への搭載を想定した実用化を目指すという。
2015年11月06日11月5日、11月12日(木)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』・シンガポール代表戦、17日(火)・カンボジア代表戦に臨む、サッカー日本代表メンバー発表が行われた。日本代表23名は以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、丸山祐市(FC東京)、酒井宏樹(ハノーファー)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(C大阪)、遠藤航(湘南)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、金崎夢生(鹿島)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(マインツ)、南野拓実(ザルツブルク)ハリルジャパン初召集となったGK・林、DF・丸山、FW・金崎らの選出理由について、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は次のように語った。「林は膝に怪我を抱えていて今まで選んでなかったが、ここ最近は良いパフォーマンスを見せている」「(丸山の選出については)丹羽(大輝/G大阪)も昌子(源/鹿島)も水本(裕貴/広島)も候補に入っていたが、彼らはA代表を経験している。丸山は経験していない。CBには少ない左利きであることも大きい」「(ハリルジャパンは)中央に少しパワーが足りない。金崎はセンタリングを有効に利用できる選手。ここ数ヶ月のパフォーマンスを見ていて、たくさんの場所に動く。フィジカルはないが、仕掛けるときの動き、戦う意識、ヘディングも上手い。『ナビスコカップ』決勝戦でも決定的な仕事をした」「1年目はできるだけたくさんの選手を代表に呼びたい」と語るハリルホジッチ監督は、今のところ35名程度が代表候補に名を連ねていると言う。この35名を、時間の経過とともに振るいにかけていくつもりだ。指揮官は今回選出しなかった選手に向けて「誰のことも忘れていない。もっともっと向上してほしい。レベルとパフォーマンスが良くなければA代表には入れない」とメッセージを送った。また、「何人かの選手には“A代表に入ったと思うなよ”と言いたい」と続け、来春の召集時には違う選手が選ばれる可能性を示唆した。前回23本ものシュートを浴びせながら0-0と引き分けに終わったシンガポール戦について、ハリルホジッチ監督は、「まだ飲み込めていない」としつつ、「我々自身のリベンジ」と位置づけた。また、15日(火)・カンボジア戦は人工芝が戦場となることを想定し、「環境を言い訳にはしない」と必勝を期す。2戦とも確実に勝利し、グループリーグ1位をキープしたい。
2015年11月05日世界最高クラスの空港として名高い「シンガポール・チャンギ国際空港」。アジアのハブとして世界中から人々が集まるこの場所では、免税店の高級ブティックやローカルブランドでのショッピングはもちろん、飲食店街では本格中華料理も楽しめ、屋上のプールでリフレッシュも出来る。緑豊かな屋上庭園やバタフライ・パークもあり、空港自体がまるで一つのテーマパークのよう。世界最高レベルの顧客満足度!多数の受賞歴も1981年、増え続ける旅客に対応するため、当時パヤ・レバにあった民間空港を移転し、シンガポール島の最東端に誕生した「Singapore Changi Airport(シンガポール・チャンギ国際空港)」。当時のチャンギ空軍基地と、基地に面する海を埋め立てて造られた。現在は全3ターミナル、100以上の航空会社が就航。2017年には第4ターミナルまで完備予定の世界最大級のハブ空港だ。490もの様々な賞を受賞しているのも、サービスや施設の質の高さを物語る。トランジットの時間も苦にならない!?充実した施設チャンギ空港を利用する際は、空港を満喫するための時間も確保してみてもいいほど!免税店では、エルメス、ボッテガ・ヴェネタなどの高級ブランドはもちろん、Charles & Keith(チャールズ・アンド・キース)などのローカルブランドでのショッピングも楽しもう。Crystal Jade Restaurant(クリスタルジェイド上海レストラン)やPeach Garden Noodle House(ピーチガーデン)、Soup Restaurant(スープ・レストラン)では、ローカルにも人気の高い本格中華を味わうことができ、Ya Kun Kaya Toast Family Café(ヤ・クン・カヤ・トースト)やKilliney Kopitiam(キリニー・コピティアム)では、シンガポール名物「カヤトースト」が食べられる。旅の締めくくりにふさわしい一品を探してみて。リフレッシュにピッタリの自然派空港時間に余裕のある人は、屋上庭園の自然に触れてリフレッシュするのもおススメ。Skytrains(スカイトレイン)で繋がる3つのターミナルを巡ってみよう。T1(ターミナル1)のCactus Garden(カクタス・ガーデン)では、40種類ものサボテンの庭が広がり、T2のSunflower Garden(サンフラワー・ガーデン)では、約500本のひまわりがお出迎え。Orchid Garden(蘭園)には、シンガポールの国花the Vanda Miss Joaquim(バンダ・ミス・ジョアキム。蘭)が咲き誇る。有名なButterfly Garden(バタフライ・ガーデン)は、T3の2、3階に。6メートルの滝が目印だ。約1000匹、30から40種類の蝶が飛び交う憩いの空間は、ぜひ足を踏み入れたい。子供にも嬉しい施設空港には、無数の授乳室やオムツ台があり、お手洗いも清潔。広いターミナル内を運転手付きカートで移動できるサービスは、子連れ旅行には大助かり。気軽にスタッフに声を掛けてみよう。その他、出発前に目いっぱい体を動かして遊べるプレイジムも人気。飛行機に乗ったとたん、疲れて寝てしまう子供も。お手洗いの清潔度の他、出入国審査のスムーズさ、チェックインの待ち時間など、あらゆるサービスに対する満足度をデジタルで投票するスクリーンが至る所に設置されており、満足度への自信やサービス向上への意欲も見て取れる。ここまで充実した施設があるシンガポールの玄関口チャンギ国際空港。旅行者を気持ちよく出迎え、そして見送ってくれることだろう。©All photos to Singapore Tourism Board
2015年11月01日ポリゴン・ピクチュアズは、TVアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』が、シンガポール航空の機内エンタテインメントとして上映されることを発表した。上映期間は2015年11月1日から2016年2月29日までの4カ月間。定評のあるシンガポール航空の機内エンタ-テイメントシステム「クリスワールド」にて、世界34カ国、61都市におよぶグローバルネットワーク全域でアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』全12話(音声:日本語、字幕:英語)を視聴できる。なお、本作が機内エンタテインメントとして上映されるのはシンガポール航空が初となり、11月中はシンガポール航空のみの独占上映の予定。(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
2015年11月01日Applied Materials(AMAT)は10月19日(シンガポール時間)、シンガポール科学技術研究庁(Agency for Science, Technology and Research:A*STAR)と共同でシンガポールに新たな研究開発施設を設置すると発表した。同施設は、次世代のロジックやメモリの製造に向けた半導体技術の開発を行うことを目的に、両者が合計で1億5000万シンガポールドルを出資する形で設立されるもの。広さ400m2のクラス1クリーンルームがA*STARの新R&D複合施設「フュージョノポリス2(Fusionopolice Two)」内に新たに設置され、AMATが新規に設計、製造した半導体装置を導入し、研究者や科学者60名が、A*STAR傘下のほかの研究所とも連携して研究を行っていく予定。具体的には、A*STAR傘下のマイクロエレクトロニクス研究所(IME)、材料研究・工学研究所(IMRE)、ハイパフォーマンスコンピューティング研究所(IHPC)が、低欠陥プロセス、極薄膜材料、材料分析・特性評価、多分野にまたがるモデリング/シミュレーションなどの研究に協力する予定だという。また、同施設は、シンガポール経済開発庁からも支援を受けているとのことで、開発された製品は、AMATがシンガポールで製造することになる予定。このほか、AMATでは、シンガポールシンクロトロンライトソース(SSLS)に設置されたシンクロトロンを使って実験を行うとともに、シンガポール国立大学と協力して半導体用の新たなビームラインを開発する予定で、こちらの設置にあたっては、シンガポール国立研究財団(National Research Foundation)が資金援助を行う予定だという。
2015年10月27日エアバスは現地時間の10月14日、仏・トゥールーズにてシンガポール航空にとって初となるA350-900の塗装を終えたことを発表した。今後、エンジンやキャビン等を設置し、地上および飛行テストに移行する。シンガポール航空への引き渡しは2016年の第一四半期を予定している。シンガポール航空はA350XWBを67機確定発注しており、10月13日には最大航続が19時間となるA350-900ULR(Ultra-Long Range)の導入を発表した。このA350-900ULRの引き渡しは、2018年を予定している。9月末現在、A350XWBは41社から783機を受注しており、この10月には3社目の運用会社となるフィンエアーに引き渡した。シンガポール航空のA350導入は、ローンチカスタマーであるカタール航空、ベトナム航空、フィンエアー、TAM航空に次いで5社目となる。
2015年10月15日シンガポールの複合リゾート施設セントーサ島に、ハローキティのテーマパーク「Hello Kitty Go Around!」が2015年10月16日から11月10日の期間限定でオープン。11月1日のキティちゃんのお誕生日には、特別なバースデー企画も。ここでしか手に入らない限定グッズは思わず欲しくなってしまう可愛さ!シンガポール初!キティちゃんのテーマパーク日本にはもちろん、今や世界中に熱狂的なファンを持つハローキティ。そのキティちゃんのテーマパークが香港以外で初めてオープンするということで、既にシンガポールのファンの間では盛り上がりを見せている。「Hello Kitty Go Around!(ハローキティ・ゴー・アラウンド)」の会場となるのは、セントーサ島の「Hard Rock Hotel Singapore(ハードロックホテル・シンガポール)」のColiseum(コロシアム)USS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)や、水族館のS.E.A Aquarium(シー・アクアリウム)などと隣接する便利な場所だ。キティファンにはたまらないアトラクションの数々キティちゃんの世界にどっぷり浸ることができるパーク内には、フォトスポットも多数。Hello Kitty Party Hall(メリーゴーランド)や、Ferris Wheel(観覧車)には、公式の撮影場所が設けられ、思い出に残る1枚を購入することができる。「Hello Kitty Post Office(郵便局)」では、イベント限定のハガキを投函することができるポストも。可愛いポストカードで、旅の思い出をあの人に伝えよう!チケットを購入すると、もれなく専用カードホルダーや施設内ゲームクーポン、ミネラルウォーターが付いてくる。隣接のシー・アクアリウムの入場券(同日14時~19時入場)も付属しているのが嬉しい。※オンラインチケット購入はこちら(チケット販売会社SISIC店舗でも購入可能)キティちゃんのお誕生日当日には特別イベントが11月1日は、ハローキティのお誕生日。この日を記念して、当日には特別なイベント「Hello Kitty Birthday Celebration」を開催。スペシャルダンスパフォーマンスや、ケーキカット、抽選によって選ばれた限定30名とハローキティとのミート・アンド・グリート&写真撮影会などが予定される。尚、チケットは限定1,050枚なので、興味のある人は早めにゲットしよう。ファンなら絶対手に入れたい!限定スペシャルグッズセットも販売ファンのために用意された「SG50 Exclusive Pack」は、豪華なプレゼントセット。シンガポール独立50周年を記念して作られた特別バージョンのフィギュアや、Tシャツ、トートバックなどが含まれる。入場券にプラスS$75で購入できるこのスペシャルパックは限定8,000セットのみ用意。ここでしか買えない「Hello Kitty Go Around!」ロゴ入りグッズは、お土産にもおすすめ。期間限定で開催されるハローキティファンのための特別なテーマパーク。女性なら一度は憧れたキュートなキティちゃんの世界に浸ってみてはいかが?©All photos to MIGHTY EIGHT PTE LTD
2015年10月15日エアバスは現地時間の10月13日、シンガポール航空に最大航続が19時間となるA350-900ULR(Ultra-Long Range)をローンチしたことを発表した。シンガポール航空はA350-900を63機発注しており、このうち7機がA350-900ULRとなる。また同時に、シンガポール航空は4機を追加発注し、A350-900の確定発注は67機となった。A350-900ULRは、従来の14万1,000Lから16万5,000Lまで積載燃料を拡大し、最大離陸重を280tに増加させることで、シンガポールからニューヨークまでノンストップで飛行できるようになっている。航続距離を8,700海里に伸ばすことで可能となるシンガポール=ニューヨーク線は、世界最長の商業乗客ルートとなる。なお、シンガポール航空は2004年~2013年の間、A340-500を運用してシンガポール=ニューヨーク/ロサンゼルスの直行便を運行していた。A350-900ULRには最新の空力設計、炭素繊維でできた胴体と翼に加え、ロールスロイスのトレントXWBを搭載する。これにより、従来に比べて燃費を25%改善することができるという。9月末現在、A350XWBは41社から783機を受注しており、この10月には3社目の運用会社となるフィンエアーに引き渡した。シンガポール航空へのA350-900ULRの引き渡しは2018年を予定している。
2015年10月14日