三越伊勢丹ホールディングスの連結子会社イセタン(シンガポール)LTD.(以下、シンガポール伊勢丹)は12月2日、シンガポール・ジュロン・イースト地区に開業する郊外型商業施設「ジュロン・ウェストゲイト・ショッピングセンター」内に新店舗を出店する。既存5店(スコッツ店、オーチャード店、カトン店、タンピネス店、セラングーン店)に次ぐ6店舗目。新店はウェストゲイト内の地下2階から地上1階に入り、売り場面積は約5,500平方メートル。“地域のお客さまの日々の生活に寄り添い、常に上質で最旬のライフスタイルをご提供する店”をコンセプトに、当該商圏エリアに居住する20から40代のファミリーをターゲットとして、紳士・婦人衣料品服飾雑貨、ベビー用品、玩具から生活雑貨などを取りそろえる。更に郊外店では初となるスーパーマーケットを開業。日本の食文化も提案する。ジュロン・イースト(JurongEast)地区は、タンピネス(Tampines)地区に続きシンガポール政府が副都心計画として再開発を進めている地域。今回の再開発計画でビジネスセンターとしての役割を担い多くの企業誘致と共に生活インフラとしての総合病院の建設などが始まっている。MRT2路線が乗り入れ、バスターミナルを有するジュロン・イースト駅に直結するなど交通の便にも恵まれている。
2013年12月02日東京国立博物館、上海博物館、日本経済新聞社、毎日新聞社は10月1日~11月24日、東洋館リニューアルオープン記念 特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」を開催する。中国でも最大規模の収蔵を誇る上海博物館。同展は、その中から、宋・元時代から明・清時代まで、約千年に渡る中国絵画を代表する名画を一堂に展示するものとなる。初公開、一級文物をふくむ40件もの名品によって、五代・北宋から明清にいたる中国絵画の流れを辿ることのできる機会となるという。中国の絵画史は、宋・元時代に文人たちの高潔な精神を体現した文人画が生まれ、元末四大家(げんまつしたいか)と呼ばれる4人の文人画家の活躍で頂点を迎えた。今回はこのうち、中国文人画の最高峰と讃えられる倪瓚(げいさん)の代表作「漁荘秋霽図軸(ぎょそうしゅうせいずじく)」、および王蒙(おうもう)の代表作「青卞隠居図軸(せいべんいんきょずじく)」を展示。四大家の作品は日本では所蔵されておらず、観覧できる貴重な機会となる。明代には、元代の文人画を継承する呉派と、宮廷画家の系譜に属する浙派(せっぱ)とが対峙。その2つの流派の代表作、呉派の首領・文徴明(ぶんちょうめい)「石湖清勝図巻(せっこせいしょうずかん)」と、李在(りざい)「琴高乗鯉図軸(きんこうじょうりずじく)」を展示する。また、それら二派の正統派山水に反発して、奇抜な造形を好んだエキセントリックスクール(奇想派)代表的画家・呉彬(ごひん)「山陰道上図巻(さんいんどうじょうずかん)」を全巻公開する。開催日時は、10月1日~11月24日 9時30分~17時(入館は閉館の30分前まで)。ただし、会期中の金曜日および11月2日、3日は20時まで、4日は18時まで。また会期中、作品の展示替えを行う。前期:10月1日~27日、後期:10月29日~11月24日。会場は、東京国立博物館 東洋館8室(東京都台東区上野公園13-9)。観覧料金は、一般600円、大学生400円。総合文化展観覧料で観覧可能となる。高校生以下、および満18歳未満と満70歳以上は無料。その他、詳細は同館Webページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年10月01日嵐の櫻井翔が主演を務める『映画 謎解きはディナーのあとで』のインターナショナルプレミアが、27日に映画の舞台でもあるシンガポールで開催された。プレミア上映会の模様8月22日(木)からの現地公開を前にシンガポールを訪れた櫻井、北川景子、椎名桔平は、映画のロケ地として使われた名門ホテル・ラッフルズホテルで記者向けにグループインタビューを実施。櫻井は「シンガポールの映画公開に、たくさんの人に観に来てもらえないと、もう1度来られないと思うので(笑)、是非映画をよろしくお願いします」とアピールした。同日、1500人収容可能なマリーナベイ・サンズ内“ザ・サンズシアター”で日本映画史上初となる上映会を実施。レッドカーペットイベントには約2000人のファンが集まり、櫻井らがリムジンに乗って会場に到着すると黄色い声が響き渡り、会場は熱気に包まれた。上映会で櫻井は、撮影時にお世話になった現地の方々への感謝を英語で伝え、結びには「テリマカシー(ありがとう)」とマレー語で述べるとファンからの歓声が上がる一幕も。歓声鳴り止まぬ中、櫻井は「LOVE YOU ALL!! 」と言葉をかけ会場をあとにした。本作は、東川篤哉氏の人気ミステリー小説を原作に、毒舌執事・影山(櫻井)が見事な推理力で、令嬢刑事・宝生麗子(北川)とともに難事件を解決する人気ドラマの劇場版。映画はシンガポール行きの豪華客船を舞台に、乗員乗客3000人の中から真犯人を突きとめるべく奮闘する姿を描く。8月3日(土)の全国公開を皮切りに、8月9日(金)に台湾、8月22日にシンガポール、9月5日(木)に香港で公開される。『映画 謎解きはディナーのあとで』8月3日(土)全国東宝系にて 航海⇒公開!
2013年07月29日初開催のファッションイベントに参加決定女優の酒井法子が6月22日にシンガポールで開催される予定の一大ファッションイベント「ASIA STYLE COLLECTION by style×style.com」(ASC)に、モデルとして出演することが明らかになった。9日、発表されたもので、酒井は日本、中国、韓国、シンガポールなどアジア各国の最新トレンドを発信するという、初開催のこのイベントに、アジアを代表する女優として招待されたそうだ。(画像は「style×style.com」トップより参考イメージ)モデルとしての登場に注目集まるかねてよりアジアで人気の高い酒井だが、今年中国で開催された「ファッションアワード」でアジア最優秀ファッション女優賞を受賞しており、この受賞がゲスト出演を決めるきっかけになったと伝えられている。ASCは、日本最大級のファッションと音楽の祭典として知られる「TOKYO GIRLS COLLECTION」、中国の「TGC Girls Collection」、韓国の「K-POP COLLECTION」とタイアップして開催されることとなった初のイベントで、シンガポール・エキスポを会場としている。プロデュースするのは、株式会社アルファエッジと、ファッションや美容のオンラインポータルサイト「style×style.com」を運営する総合メディアグループのメディアコープ社だ。当日は各国のスペシャルステージが展開される予定で、すでに日本でも人気の高い、韓国の人気女性アイドルグループ、少女時代や2NE1の出演も決定している。豪華なアーティストやモデルが集結するイベントに、スペシャルなゲストモデルとして登場するという酒井。どのような姿を見せるのか、注目が集まっている。元の記事を読む
2013年04月10日東京都江戸東京博物館では、3月12日~5月6日にかけて、江戸東京博物館開館20周年記念 2013年NHK大河ドラマ特別展「八重の桜」を開催する。同展は2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」と連動し、ドラマの主人公で会津出身の「新島八重」の生涯を紹介するもの。同時代の資料や新島八重ゆかりの品々約200点を展示する。戊辰(ぼしん)戦争の敗戦から立ち上がる人々の姿を通し、震災復興へのメッセージを伝える展覧会となっている。展示は、「プロローグ」、第一章~第五章、「エピローグ」という構成。第一章「会津の教え」では、八重の育った城下町の様子や、会津藩の教えを示す多彩な資料を見ることができる。第三章「会津籠城」では、八重が戦った戊辰戦争の激戦を物語る数々の資料を展示する。第四章「古都復興 - 覚馬と襄 - 」では、新島旧邸を再現するほか、八重ゆかりの品々を展示。第五章「ハンサムウーマンへ」では、八重の夫となる新島襄(にいじま じょう)が八重に心惹(ひ)かれた「内なる美」について探る内容となっている。同展は3月12日~5月6日に開催。時間は9時30分~17時30分(土曜日は19時30分まで、入館は閉館の30分前まで)。休館日は毎週月曜日(ただし、3月25日、4月29日、5月6日は開館)。観覧料は当日券一般は1,300円、大学生・専門学校生は1,040円、高校生・65歳以上は650円。また、同展は東京で開催した後、福島県立博物館で5月17日~7月3日に、京都府京都文化博物館で7月13日~9月1日に巡廻(じゅんかい)する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月21日恋人たちの切ない運命を劇的に描くバレエ『ジゼル』が2月17日、新国立劇場 オペラパレスにて開幕した。新国立劇場バレエ『ジゼル』チケット情報ロマンティック・バレエの代名詞とも言える『ジゼル』が新国立劇場で7年ぶりに再演となった。ジゼルは、民俗色豊かな風景の現実の世界による第1幕と、幽玄な第2幕との対照的な場面で構成され、音楽はアドルフ・アダンで、振付けはジャン・コラリと、ジュール・ペローにより、1841年パリ・オペラ座で初演。初日を飾ったジゼルはこれが初役となる長田佳世、アルベルトには菅野英男が配され、冷酷なウィリの女王ミルタに本島美和、森番ハンスには深い演技力を誇るマイレン・トレウバエフといったベテランが名を連ねる。英国ロイヤル・バレエ出身のゲストバレエマスター、デズモンド・ケリーが入念に作品を仕上げ、劇的なドラマを繰り広げた。ジゼルを恋い慕う森番ハンスは嫉妬のあまり、葡萄の収穫祭で賑わう場で、農夫に身をやつして恋人ジゼルを騙している貴族アルベルトの正体を明かしてしまう。絶望的な悲しみに襲われたジゼルは正気を失い、心臓が衝撃に耐えきれず命は尽きてしまうが、精霊となって仲間のウィリたちの恐ろしい群れから愛する人を守って永遠に消えていく。長田が真実を知った驚きで錯乱していく表情には胸を打たれ、アルベルトを守り通すラストには涙を禁じ得ない。菅野は1幕では無分別な軽さ、2幕ではジゼルを失った悲しみと未練を全身に溢れさせて、役への対比を確立していた。ジゼルがウィリとなり空気を浮遊するような足の運びや、アルベルト、ハンスがミルタに操られ、体力の限界まで繰り出す激しい踊りは、舞台の大きな見どころ。すべての役者が細かい演技で舞台を支え、アルベルトの忠実な従者ウィルフリード(田中俊太朗)は、奔放な主人に困惑の表情を浮かべながらも、襲い掛かった不幸を共有するが如く寄り添っている。何といっても一糸乱れぬ群舞のウィリたちは、このバレエの重要な立役者である。愛と死をモチーフにした美しい舞台が堪能できる作品。バレエを観たことのない方にもお勧めだ。20日(水)と22日(金)には、イングリッシュ・ナショナル・バレエからダリア・クリメントヴァと、ワディム・ムンタギロフをゲストに迎え、米沢唯と厚地康雄のペアが出演。こちらの舞台にも期待が高まる。取材・文:高橋恭子(舞踊ジャーナリスト)
2013年02月19日生物医学研究所と協同アジア系民族の肌に合う製品を開発フランスの化粧品メーカーロレアルが、アジア系民族の肌質リサーチを重点においた研究所をシンガポールに設立した。新しい研究所は Buona Vista にある研究開発センターBiopolis 内の A*STAR’s Institute of Medical Biologyに設置された。ロレアル・シンガポールオフィスのディレクターへのインタビューによると、新しい研究所ではセンシティブなアジア系民族の肌をリサーチし、製品開発に反映させたいということだ。ロレアルは A*STAR’s Institute of Medical Biologyとパートナーシップを結んでおり、互いに持つ技術と知識でアジア系民族の肌質研究を進めている。2013年半ばからは10人のエキスパートを配属させ研究を深める予定だ。研究開発には300万シンガポールドルをつぎ込み、アジア系民族のドナーから採取した肌サンプルをもとに肌組織や色、シミ、免疫力などを研究し、アジアユーザーのアンチエイジングに活用しようと試みている。現地スタッフも活躍アジア市場に注力担当する職員には若いシンガポール人も含まれ、さまざまな人種が活躍する研究所となっている。研究所所長は、バラエティに富んだ人材がいることは製品開発にも大いに役立つと話している。研究が進むことによって、日本でもアジア系民族の肌質に合った質の良い製品が販売されることが期待できる。ロレアルグループは世界中に店舗展開を進めているが、近年特にアジア市場開発に力を入れている。今後10~15年のうちにロレアル製品利用者を10億人にまで増大させたいと野心を見せている。元の記事を読む
2012年12月27日原鉄道模型博物館とカップヌードルミュージアム、京浜急行電鉄は13日より2013年3月31日まで、「横浜1DAYきっぷ限定! 原鉄道模型博物館・カップヌードルミュージアムからのプレゼントキャンペーン」を実施する。同キャンペーンは期間中、原鉄道模型博物館およびカップヌードルミュージアムへ入館の際に「横浜1DAYきっぷ」を提示すると、各施設の入り口にてプレゼントがもらえるというもの。「横浜1DAYきっぷ」は、泉岳寺駅を除く京急線各駅で購入可能。発売金額は、品川駅から1,090円、横須賀中央駅からは1,040円。原鉄道模型博物館では、同博物館所蔵の貴重な模型の写真カード「オリジナルトレーディングカード2枚セット」(非売品・全31種類)、カップヌードルミュージアムでは「チキンラーメン1食」がそれぞれプレゼントされる。また、キャンペーン開始日となる13日には、「合同横浜駅PRキャンペーン」として、京急線横浜駅中央改札内においてそれぞれのマスコットキャラクター、カップヌードルミュージアムの「カップヌードルくん」、チキンラーメンの「ひよこちゃん」、京急の「けいきゅん」が登場しキャンペーンを告知する。「合同横浜駅PRキャンペーン」の実施日時は、12月13日13時~15時。実施場所は、京急線横浜駅中央改札内にて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日博物館というと敷居が高くてアカデミックなようですが、実はそうでもありません。中には楽しく、興味深く、物見遊山感覚で行ける博物館もあります。日本各地にある一風変わった博物館を紹介します。■『博物館網走監獄』監獄を体験しよう!北海道網走にある博物館です。網走刑務所跡を保存して博物館にしたものです。明治45年から昭和59年まで実際に使われた獄舎を見学できるなど、観光客が多く訪れる博物館です。現在の網走刑務所で出されている食事を体験できる「体験監獄食」も人気です。網走に行ったらぜひ入獄してみましょう!『博物館網走監獄』■『柿博物館』建物が派手すぎる!奈良県にある博物館です。柿は奈良県の名産品で、大和朝廷の時代から栽培されているのです。この柿博物館では柿栽培に関する研究成果を展示しています。傑作なのは建物がオレンジ色の柿型をしていることで、近くで見るとその派手さに目がチカチカしますよ(笑)。『柿博物館』■『二上山博物館』古代の石の産地です!奈良県香芝市にある博物館。二上山はふたこぶラクダの背中のような形の山で、古代から名石の産地として知られています。石器の材料となった「サヌカイト」、ひつぎに使用した「二上山凝灰岩」、研磨剤用の「金剛砂」の三種の石が採掘されました。二上山博物館はこの石にちなんだ展示を行っています。地味ですが古代のロマンを感じさせる博物館です。『二上山博物館』■『消防博物館』親子で楽しい消防車の展示「火事とけんかは江戸の華!」なんて言われます。江戸の昔から江戸は火事の多い街でした。そのせいでしょうか消防博物館は東京の四谷三丁目、四谷消防署と同じ場所にあります。消防車やヘリコプターの運転席に座れたりするので、親子で楽しめます。パパの方が目を輝かしていることも(笑)。入場料は無料です。消防博物館■『牛の博物館』牛と人間の深いかかわり!岩手県奥州市にあります。日本で唯一の牛の博物館。全国的に有名な『前沢牛』をはぐくんだ土地にある博物館なので展示にも気合が入っています。なんでも牛と人間のつきあいは約8,000年前から始まったそうで、その長い歴史を生物学、人文科学的に紹介する展示を行っています。『牛の博物館』■『明治大学博物館』鉄の処女に貞操帯もありますこの博物館の見どころは何と言っても刑事部門(Criminal Materials)。数々の拷問道具が観覧者を待っています。有名な「鉄の処女」の実物、江戸時代の笞打(むちうち)、石抱(いしだき)、海老責(えびぜめ)などの拷問の実物大展示などが見られます。ギロチンもあります。首筋に寒気が走りますよ(笑)。『明治大学博物館』■『目黒寄生虫館』寄生虫ならココいまさら紹介するのも恥ずかしいぐらいの、あまりにも有名な寄生虫の博物館。「どこまで長いんだ!」というサナダムシの標本など、嫌いな人なら身の毛もよだつ展示が見られます。最近ではミュージアムグッズにも注力されています。浮き出す加工でイヤなリアルさ、サナダムシTシャツなどが購入できます(笑)。『目黒寄生虫館』■『竹中大工道具館』大工道具の素晴らしき世界竹中工務店が神戸に1984年に開館。大工道具にスポットを当てたおそらく日本で唯一つの博物館です。収集された大工道具はなんと約25,000点。日本のみならず海外の、例えばイランやネパールなどの珍しい大工道具も見られます。趣味がDIYという人にお薦めします!『竹中大工道具館』■『パチンコ博物館』パチコン、スロットの名機がズラリおそらく日本で唯一のパチンコの博物館。最初は上野にあったのですが千葉に移転しました。昭和初期から現代までのパチンコの実機、スロットの実機がずらっと並んでいます。説明されなければ普通のパチンコ屋のようです(笑)。パチンコファンなら名機の前で立ち止まって「あったあった!」と懐かしんでしまうことウケアイです。クルマがないとちょっと行きにくいところにあります。『パチンコ博物館』高橋モータース@dcp)
2012年12月01日トリップアドバイザーはこのほど、「トリップアドバイザー・バケットリスト」にて、「死ぬまでに行ってみたい 世界の奇妙な博物館 18選」を公開した。「バケットリスト(Bucket List)」とは、英語の口語表現で「死ぬまでにやっておきたいことの一覧」という意味。同社のバケットリストは、死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の観光スポットをテーマごとにまとめ、定期的に発表している。第10回となる今回は、世界各国のちょっと変わったコレクションが見られる博物館を集めた。トイレのフタに鉄条網、地下道に寄生虫と、さまざまなジャンルをカバーする珍博物館を厳選し、旅行者から投稿された豊富な写真とともに紹介している。今回、第1位に輝いたのは「ペッツ博物館」( アメリカ/カリフォルニア州バーリンゲーム)。1927年にオーストリアで生まれたお菓子ペッツのディスペンサーを展示。キティちゃんやガンダムのシリーズもある。第2位は「トイレットシート博物館」(アメリカ/テキサス州アラモハイツ)。バーニー・スミス氏が30年以上にわたり制作してきた、1,000点を超えるトイレのシートのデコレーション作品を展示する。第3位には「塩こしょう入れ博物館 」(アメリカ/テネシー州ガトリンバーグ)が入った。さまざまなデザインの塩こしょう入れが2万種類以上。中には1500年代頃のアンティーク塩こしょう入れもある。第4位は「バータ靴博物館」(カナダ/オンタリオ州トロント)。ここでは、古代エジプトの靴から20世紀のセレブが履いていた靴まで、世界の靴の歴史がわかる。第5位にはパリの隠れた観光スポット「パリ下水道博物館」(フランス/パリ)が入った。実際の下水道施設を使った展示で、まさにパリの足下を体感できる第6位の「サモワール博物館」(ロシア/トゥーラ)では、ロシアやスラブ諸国、西アジアなどで、主に紅茶を飲むために使われる、サモワールと呼ばれる道具を展示する。以下、第7位 「インスタントラーメン発明記念館」(日本)、第8位「スパム博物館」(アメリカ)、第9位は有名な「目黒寄生虫館」(日本)、第10位は蝋人形の「マダムタッソー」(イギリス/ロンドン)と続く。各博物館の口コミや解説、11位以下の順位は「トリップアドバイザー・バケットリスト」ページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日Perfume初のアジアツアー「Perfume WORLD TOUR 1st」。こちらの11月24日(土)に行われるシンガポール公演が日本国内でライブ・ビューイング生中継される事が決定した。【公演情報はこちら】Perfumeがライブ・ビューイングを実施するのは今回が初。11月24日(土)の公演はアジアツアーの最終日で、オールスタンディングの公演となっており、熱の入ったライブを見せてくれそうだ。チケットの一般発売は10月27日(土)12:00より。■「Perfume WORLD TOUR 1st」シンガポール公演 ライブ・ビューイング生中継日程:11月24日 (土)開演予定時間: 午後8時 (日本時間)会場:日本国内の映画館チケット一般発売日:10月27日(土)一般チケット金額:全席指定¥3,000(税込)
2012年10月12日アフラックはこのたび、独立行政法人国立がん研究センターと「がん情報の普及啓発に関する包括連携に関する協定」を8月23日に締結すると発表した。目的国立がん研究センターおよびアフラックが展開しているがん啓発に関する取り組みや双方が有する全国ネットワークを活かし、広く国民に対して共同でがんに関する情報の提供を行い、国民のがんに関する意識の向上を図りながら「がんと向き合い、がんに負けることのない社会」や「がんになっても自分らしい生き方ができる社会」を目指す。また、それによって全国のがん患者やその家族の不安・苦痛の軽減、療養生活の質の向上を実現する。主な取り組み一般市民へのがん啓発事業の実施がん診療連携拠点病院相談支援センターへの支援がん啓発ツールの制作がんに関する啓発事業として、9月15日から16日に東京ミッドタウン「アトリウム」にて、『がんを知る展~「知る」ことが、あなたを「守る」こと~』を開催予定。これは、国立がん研究センター創立50周年記念と連動したイベントで、同時に今回の国立がん研究センター・アフラック協定締結記念イベントとして開催される。アフラックはがん保険のリーディングカンパニーとして、がんになっても安心できる社会の実現に向けて、今後もがんに関する啓発活動を積極的に推進していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日九州国立博物館で「美のワンダーランド十五人の京絵師」と題された特別展が開催されている。その15人は、江戸時代に活躍した円山応挙、伊藤若冲、与謝蕪村、渡辺始興、狩野永良、池大雅、曾我蕭白、呉春、長沢芦雪、鶴沢探鯨、鶴沢探索、吉田元陳、岸駒、松村景文、横山華山。いずれも名高い京絵師だ。中でも呉春筆、柳鷺群禽図屏風(りゅうろぐんきんずびょうぶ)、与謝蕪村筆、奥の細道図巻、寒林野馬図(かんりんやばず)新緑杜鵑図(しんりょくとけんず)は重要文化財に指定されている。与謝蕪村は、松尾芭蕉や小林一茶と並ぶ日本三大俳人の一人でもある。また、曾我蕭白は「奇想」の画家と言われただけあり、群童遊戯図屏風(ぐんどうゆうぎずびょうぶ)は、非常に珍しい銀地で描かれている。九州国立博物館が発見した注目の作品だ。今回の特別展示は京都国立博物館の協力によるもので、出展数は49件に及ぶ。そのうちの32件は九州国立博物館の所蔵で、重要文化財が4件、重要美術品3件が含まれる。展示日時は7月10日(火)~9月2日(日)09:30~17:00で、8月5日までを前期、8月7日(火)~9月2日(日)までが後期と分かれている。前期と後期ではほとんどの作品が入れ替わるので、見たい作品がある場合は九州国立博物館のホームページなどで確認が必要。そのほか、常設展示では「宮地嶽古墳とアジア」、「縄文人、海へ」、「倭人伝の世界」、「遣唐使とシルクロード」などのテーマで、古い歴史を持つ福岡県ならではの展示物が陳列されている。さらに10月9日からは、フェルメールの傑作「真珠の首飾りの少女」、ルネサンスの代表的な画家、ラファエロの素描なども展示される予定だ。「真珠の首飾りの少女」は今回が初来日。9月17日まで東京の国立西洋美術館で公開されたのち、九州国立博物館での展示となる。●アクセス 自動車九州自動車道「太宰府IC」または「筑紫野IC」から高雄交差点経由で約20分 電車西鉄「太宰府」駅から徒歩約10分 JR「二日市」駅からタクシーで約15分 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日九州国立博物館で「美のワンダーランド十五人の京絵師」と題された特別展が開催されている。その15人は、江戸時代に活躍した円山応挙、伊藤若冲、与謝蕪村、渡辺始興、狩野永良、池大雅、曾我蕭白、呉春、長沢芦雪、鶴沢探鯨、鶴沢探索、吉田元陳、岸駒、松村景文、横山華山。いずれも名高い京絵師だ。中でも呉春筆、柳鷺群禽図屏風(りゅうろぐんきんずびょうぶ)、与謝蕪村筆、奥の細道図巻、寒林野馬図(かんりんやばず)新緑杜鵑図(しんりょくとけんず)は重要文化財に指定されている。与謝蕪村は、松尾芭蕉や小林一茶と並ぶ日本三大俳人の一人でもある。また、曾我蕭白は「奇想」の画家と言われただけあり、群童遊戯図屏風(ぐんどうゆうぎずびょうぶ)は、非常に珍しい銀地で描かれている。九州国立博物館が発見した注目の作品だ。今回の特別展示は京都国立博物館の協力によるもので、出展数は49件に及ぶ。そのうちの32件は九州国立博物館の所蔵で、重要文化財が4件、重要美術品3件が含まれる。展示日時は7月10日(火)~9月2日(日)09:30~17:00で、8月5日までを前期、8月7日(火)~9月2日(日)までが後期と分かれている。前期と後期ではほとんどの作品が入れ替わるので、見たい作品がある場合は九州国立博物館のホームページなどで確認が必要。そのほか、常設展示では「宮地嶽古墳とアジア」、「縄文人、海へ」、「倭人伝の世界」、「遣唐使とシルクロード」などのテーマで、古い歴史を持つ福岡県ならではの展示物が陳列されている。さらに10月9日からは、フェルメールの傑作「真珠の首飾りの少女」、ルネサンスの代表的な画家、ラファエロの素描なども展示される予定だ。「真珠の首飾りの少女」は今回が初来日。9月17日まで東京の国立西洋美術館で公開されたのち、九州国立博物館での展示となる。●アクセス 自動車九州自動車道「太宰府IC」または「筑紫野IC」から高雄交差点経由で約20分 電車西鉄「太宰府」駅から徒歩約10分 JR「二日市」駅からタクシーで約15分 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日今秋に来日公演を開催する“オペラの殿堂”ウィーン国立歌劇場が、小学生のためのオペラ「魔笛」を上演することが決定した。ウィーン国立歌劇場 小学生のためのオペラ「魔笛」の公演情報ウィーン国立歌劇場の子どものためのオペラ「魔笛」は、2003年に前総裁イオアン・ホーレンダーと前音楽監督の小澤征爾によって始められた企画。毎年2月に同劇場で行われる世界的に有名な大舞踏会のために客席を取りはらった平土間が活用され、子どもたちにオペラを体験してもらうというもの。モーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の物語を約1時間とコンパクトにまとめ、主要アリアを網羅しつつ、パパゲーノ役の歌手がナビゲーターとなって、オペラの物語や楽器を紹介。演奏はウィーン・フィルが担当する。現地ウィーンでは非常に人気のある公演で、1回の公演で約3500人の子どもたちが観劇に訪れる。ちなみに小澤征爾は音楽監督在任中、本公演の指揮を毎回ノーギャラで引き受けていたという。今回の日本公演では、ウィーン国立歌劇場でも活躍中の甲斐栄次郎がパパゲーノ役を演じ、子どもたちへのナビゲートは日本語で行われる。もちろん子ども向けの企画といっても、超一流の歌手陣、ウィーン・フィルの演奏で上演される舞台は、間違いなく世界最高級のクオリティ。これまで海外の歌劇場が、日本で子ども向けの作品を上演することはほとんどなかっただけに、今回の“世界最高峰のオペラハウス”ウィーン国立歌劇場による舞台は、舞台芸術を通じた情操教育の一環としても非常に貴重な機会となるだろう。ウィーン国立歌劇場 小学生のためのオペラ「魔笛」は、10月26日(金)にKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて開催。親子券[小学生+大人]のチケットは、8月30日(木)10時より一般発売開始。また一般発売に先駆け、公演主催者によるFAX・メール先行抽選予約を7月20日(金)18時まで受付。※先行抽選予約の詳細は、公演公式サイトを参照。
2012年07月10日リクルートのエイビーロード・リサーチ・センターは、2011年に海外渡航をした人を対象に「エアライン満足度調査2012」を実施した。調査の結果、「シンガポール航空」が総合満足度を含む5部門で1位と高い評価を得た。調査の結果、総合満足度の1位はシンガポール航空、2位「エミレーツ航空」、3位「全日本航空(ANA)」という結果に。前回調査で12位だった「ルフトハンザ・ドイツ航空」は4位にランクイン。同じく前回17位だった「日本航空(JAL)」も6位、15位「タイ国際航空」も8位と躍進した。部門別に見てみると、「航空機の機材、設備に対する満足度」はシンガポール航空が1位。「機内が本当にきれいで、ブランケットも清潔。機内の空間の演出が素晴らしい」「どの便も、シートバックTVがついているのがうれしい」などの声が寄せられた。2位はエミレール航空。「ゆったりくつろげる座席で、機内アメニティーも充実しており退屈しなかった」というコメントがあった。3位の「カタール航空」も機内のきれいさ、シートの快適さ、アメニティーの充実ぶりが評価されたようだ。「客室乗務員の接客サービスに対する満足度」もシンガポール航空が1位となった。「真剣な中にもいつも笑顔で、対応がすばやくこちらが待つことが少ない」「定評ある身だしなみはピカイチ」という声が寄せられた。2位にはANA、3位にはJALがランクイン。丁寧で気持ちのよい対応というコメントがあった。「空港内の航空会社職員の接客サービスに対する満足度」では、シンガポール航空1位、2位にはJAL、3位には格安航空会社の「エアプサン」がランクインした。「機内飲食サービスに対する満足度」でもシンガポール航空は1位。僅差で「トルコ航空」、そして3位はカタール航空。機内飲食サービスについては、「シンガポール空港はエコノミークラスでも十分満足できる量・味で満足」「トルコ料理が食べられ、とてもおいしかった(トルコ航空)」「味も量もよく、デザートもおいしく、飲み物も頼んだものをすぐにサービスしてくれた(カタール航空)」という声が寄せられた。同アンケートは2012年4月20日~4月24日にかけてインターネットで実施。調査回収数は4,354人(回収率68.6%) 調査集計数は4,000人だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日三井不動産はこのほど、世界最大級の鉄道模型博物館「原鉄道模型博物館」を報道公開した。横浜駅から徒歩5分の横浜三井ビルディング2階にあり、開業は7月10日。約1,700平方メートルのうち、展示スペースは約1,200平方メートル。「原コレクション」の鉄道車両模型約6,000両のうち、約1,000両を展示。市販の鉄道模型より大きい1番ゲージ(約1/32)サイズとしては世界最大規模のジオラマを設置したほか、横浜の今昔を再現したHOゲームのジオラマも用意した。ここに展示収蔵された車両のほとんどが、神戸市在住の原信太郎(はら・のぶたろう)氏のコレクションだ。同氏は1919年東京生まれで、幼少時から鉄道に興味を持ち、13歳で鉄道模型車両を自作。18歳で模型鉄道「シャングリ・ラ鉄道」を自宅に「開設」。鉄道技術を学びたい一心で東京工業大学に進み、海外の鉄道を見聞したいと数カ国語を会得したとのこと。これまでにのべ380カ国を訪問し、10万枚の写真、約440時間のフィルムを撮影した。鉄道模型は実地取材や実物の設計図をもとに作られた精巧な「工芸品」。世界で1両だけ、しかも実物は現存しないという車両も多く、国内外の鉄道ファンに「原コレクション」「シャングリ・ラ鉄道博物館」として知られている。しかし公開の機会はほとんどなく、「幻の博物館」ともいわれていた。三井不動産によれば、日本の鉄道発祥の地、横浜で、日本の鉄道140年を記念する年に開館する同博物館は、「鉄道趣味界、鉄道界、博物誌にとって歴史的、世界的な価値がある」という。「第一展示室」は、原氏が関東大震災で被災しながらも抱えて逃げたという電車の玩具や、小学6年生のときに初めて作った電気機関車をはじめ、室内まで作りこんだオリエント急行の食堂車、戦前の箱根登山鉄道の電車などを展示。「第ニ展示室」はOゲージ以上の鉄道車両を、時代や地域、歴史のテーマごとに展示している。原コレクションの多くはヨーロッパ型だが、同博物館では日本の車両の比率を上げているとのことだ。「第三展示室」は乗り鉄としての原氏のコレクションを紹介する。東海道新幹線「ひかり」の1番きっぷ、伊豆急行開業時の1番きっぷ、特別に許可をもらってドイツで電気機関車を180km、約1時間も運転したときなど、さまざまな旅の様子を紹介。オークションで落札したという世界でひとつだけの「ヴッパタール懸垂電車」が興味深い。第二展示室入口の通路には、原氏の半生と鉄道史を重ねた年表があり、第三展示室とジオラマ室を結ぶ通路にはHOゲージ車両のコレクションや実物の鉄道プレート、マスターコントローラーを展示する。「いちばんテツモパーク」は同館の最大の見せ場といえるだろう。約310平方メートルの1番ゲージのジオラマだ。中央にフランスのリヨン駅をイメージした駅舎を置き、全体的にヨーロッパ風の風景でまとめられている。鉄道ジオラマで寂しくなりがちな上空にはロープウェーが行き交い、街にも多数の人形が配置され、遊び心や物語性を演出している。鉄道ファンならずとも見入ってしまう空間だ。鉄道模型ファンなら壁にも注目。原信太郎氏のこだわりである「鉄の車輪と鉄のレール」「架線終電」などの技術的な側面を、実物や液晶画面で解説する。原氏の作業場を再現した様子は、男性なら誰もが憧れる「秘密基地」のようだ。順路の最後には、HOゲージの「横浜ジオラマ」がある。現在の桜木町駅のそばにかつてあった鉄道開業時の横浜駅を配置。高架区間を京浜東北線の電車が走り、地上を開業時の1号機関車がマッチ箱のような客車をつないで走る。馬車道や中華街なども賑やかに再現し、横浜の今と昔を演出している。「多目的ルーム」では企画展や映画上映などが行われる。開館から9月2日までは「開館特別企画完全に実車を再現した精密成功な電気機関車 FS E626展」を開催する。イタリア国鉄の電気機関車の模型で、部品レベルまで実車を再現。パンタグラフだけで650個、全体で9,000個の部品を、すべてリベットとビスで組み立てたという。館内に記念品などを販売する場所はないが、1階には開館に合わせて「天賞堂 みなとみらい店」がオープンする。天賞堂は原鉄道模型博物館のジオラマ展示などで協力しており、店内では各種鉄道模型のほか、原コレクションを紹介する写真集やDVDも販売するとのこと。同館のグッズも検討中という。原慎太郎博物館は7月10日にオープン。毎週火曜日が休館日(祝日の場合は翌営業日に振替。今年7~8月と来年のゴールデンウィークは無休)。開館時間は11:00~18:00(入館は17:30まで)。入館料は大人1,000円、中高生700円。4歳以上500円。なお、当初は7月10日から16日までを完全予約制としていたが、当日券も販売するとのこと。すでに予約券を持っている場合は並ばずに入館できる優先入場券となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日株式会社ファーラーキングスは、シンガポールチキンライス専門店「Mr.Chicken(ミスターチキン)鶏飯店」を7月2日、東京・原宿にオープンする。シンガポールチキンライスは、多民族国家であるシンガポールのB級グルメであり、老若男女問わず愛される同国のソウルフード。鶏のダシスープで炊いたご飯に、ゆでた鶏肉のぶつ切りが添えられている。漬けダレはチリ(赤)、ダークソース(黒)、ショウガソース(白)の3種類。皿の上で混ぜ、好みの味に仕上げる。鶏肉のうまみがご飯とマッチし、あっさりとした上品なうま味が特徴となっている。ミスターチキンは、シンガポールチキンライスを日本に広めることを目的に、2011年6月から移動販売をスタート。創業以来、口コミで多くの利用者の支持を集め、リピート率は7割と、ランチ時には連日行列ができる人気店へと成長した。価格は、メインメニューの「シンガポールチキンライス ホワイト(蒸し鶏)」が850円、「シンガポールチキンライス ブラウン(揚げ鶏)」が900円。7月2日のオープンから7月4日までの3日間は、オープニングキャンペーンとして、各日先着100名に限りチキンライス(「ホワイト」「ブラウン」共。ただしブラウンは無くなり次第終了)をワンコイン(500円)で提供する。価格はいずれも税込み。同社では、より多くの人たちに本場の味を楽しんでもらうべく、2015年までに都内近郊に5店舗の出店を予定しているという。■「Mr.Chicken鶏飯店」店舗概要 オープン日:2012年7月2日(月)11:30~ 所在地:東京都渋谷区神宮前1-15-4 バルビゾン76番館 1階-B TEL:080-5981-3321 営業時間:平日-Lunch 11:30~15:00(L.O 14:30)、Dinner 18:00~23:00(L.O 22:00)土日祝-11:30~23:00(L.O 22:00) 定休日:年中無休 席数:19席(うちテラス席2席) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日シンガポール料理の海南鶏飯(ハイナンチーファン)。シンガポールチキンライスといったほうがピンとくる人が多いだろうか。ケチャップ味のチキンライスではなく、鶏だしなどで炊いたごはんに茹で鶏をたっぷり盛り付けたごはん料理。今回は、炊飯器にすべての材料を入れるだけの簡単レシピを紹介する。材料(2人分)米 2合 / 鶏モモ肉(今回は節約のためムネ肉を使用) 1枚 / 生姜 少々 / ニンニク 1かけ / ナンプラー 大さじ1 / 鶏ガラスープの素(顆粒状) 大さじ1 / 日本酒 大さじ2キュウリ適量 / ミニトマト 適量 / 生姜醤油(おろし生姜を醤油に加えたもの) 適量 / チリソース 適量つくり方米を洗い、2合分より若干少ない水を炊飯釜に入れる。ここに鶏モモ肉、生姜、ニンニク、ナンプラー、鶏ガラスープの素、日本酒を入れて、炊飯。炊き上がったら鶏肉を取り出し、スライスする。ごはんと鶏肉、スライスしたキュウリやトマトを器に盛り付け、生姜醤油やチリソースをつけながらいただく。今回はムネ肉を使用したが、それでもしっとりとした仕上がり。ごはんに鶏の旨みがしみ込み、食べ飽きないおいしさだ。あればレモングラスも入れて炊飯するとさらに本場っぽい仕上がりになるよ!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月03日新国立劇場オペラ2011/2012シーズンのラストを飾る「ローエングリン」(新制作)が、6月1日(金)に開幕を迎えた。新国立劇場オペラ「ローエングリン」の公演情報「ローエングリン」は、中世の聖杯騎士伝説などを題材に、リヒャルト・ワーグナーが作曲・台本を手がけた傑作オペラ。舞台は10世紀のアントワープ、権勢欲うずまくブラバンド。弟殺しの罪で訴えられたブラバンド公女エルザの窮地を救うため、白鳥の騎士(ローエングリン)が登場するところから物語は展開していく。新国立劇場の上演は、1997年11月の開場記念公演以来15年ぶりとなる今回。新制作の演出を手がけるのはマティアス・フォン・シュテークマン、美術・衣装はロザリエ。ともに“ワーグナーの聖地”バイロイト音楽祭で長年にわたり活躍してきたふたりは、今回日本で初めてタッグを組む。演出のシュテークマンは、ローエングリンについて「キーワードはふたつ。神話と悲劇です。他のワーグナー作品に見られる救済の結末が(この作品には)なく、それは変化することを受け入れられない登場人物全員が、それぞれ何らかの失敗を犯してしまうことに起因します」と評す。人と人でないものが登場する――神話的要素を含む世界観をいかに表現しきるかに焦点を置いたロザリエの美術は、モダンな手法を用いたものになった。舞台上には、光と色彩が溢れる美しいセットが出現。ローエングリンの精神的な美しさを表現する青と銀をはじめ、登場人物たちの心情を色鮮やかに表す照明効果が、舞台空間を駆け巡り、視覚的にも惹きつけるステージとなった。また豪華キャストにも注目したい。特に白眉なのは、圧倒的な存在感を放ったローエングリン役のクラウス・フロリアン・フォークトだ。“バイロイトの新たな英雄”とも称賛される、しなやかで甘く、官能的で艶のある美声を披露。観客たちは、まるで劇中で白鳥の騎士に恋するエルザのように魅了された。その他、エルザ役にはワーグナー作品に定評のあるリカルダ・メルベート、テルラムント伯爵役にゲルト・グロホフスキー、国王役にギュンター・グロイスベック、欧州の一流歌劇場で活躍する歌手たちが出演。ドイツ・オペラの第一人者である名匠ペーター・シュナイダーの指揮のもと、歌唱面でも充実したステージを作り上げた。新国立劇場オペラ「ローエングリン」は、6月16日(土)まで全6公演を開催。チケットは発売中。
2012年06月01日日本初、本物のシンガポールの味を楽しめるホッケンミー専門店「ヤックマン」が、2012年4月18日に表参道にオープンする。ホッケンミーは、中国の福建省にルーツを持ち、シンガポールで進化を遂げたニュータイプの海鮮ヌードル。アジア各国の麺料理の中で、最も日本人の味覚に合うとも言われている。米麺と卵麺の2種類の麺を使用し、エビを発酵させた調味料による独特の旨味が最大の特徴。シンガポール国内には数多くの専門店が存在し、ローカルから観光客まで多くの人に楽しまれている麺料理を、お手軽に楽しめるチャンスだ。ヤックマン住所:東京都渋谷区神宮前4-29-9アクセス:東京メトロ副都心線・千代田線 明治神宮前駅より徒歩2分
2012年04月14日草や木や動物、海、山、大気そして宇宙と、この世にあるすべてのものを形作っている元素。国立科学博物館では、7月21日から10月8日まで、元素にまつわる知識と技術を紹介する特別展「元素のふしぎ」を開催する。「難しい、なじみがない」と思われがちな元素。本展では、その起源やそれぞれが持つ性質や用途を、面白いエピソードを織り込みながら紹介。酸素や水素といったおなじみの元素から、今何かと話題のレアメタルまで、118個の元素を展示不可能なものを除いてすべてを展示。可能な限り純粋な状態で展示された元素の美しさは、今までの元素に対するイメージを一変させる。また、元素の世界だけでなく元素を利用した最先端技術から次世代技術、そして元素が可能にする太陽電池や燃料電池などクリーンな次世代エネルギーまで、私たちの生活の未来を紹介。学校時代化学記号を覚えるのが苦手だった人も、これから勉強する子どもも楽しく学べる展覧会となる。特別展 「元素のふしぎ」は東京・上野公園の国立科学博物館にて、7月21日から10月8日まで開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日気仙沼の食堂を復活させる復興プロジェクトとして、新横浜ラーメン博物館に気仙沼「かもめ食堂」が、2月2日(木)復活開店する。 「かもめ食堂」は、昭和17年に気仙沼市で創業した老舗の食堂。昭和30年頃からラーメン展開を始め地元客に愛され続けた食堂だったが、平成18年4月後継者不在を理由に惜しまれつつも閉店。そして、昨年3月11日、東日本大震災の津波により店舗跡が全壊してしまった。そんな誰もが知っている気仙沼のシンボル「かもめ食堂」の復活を通して、震災前の平和な気仙沼を取り戻そうと立ち上がったのが、料理人の千葉憲二氏。日本料理の名店、銀座「江島」で料理長まで登りつめた、気仙沼出身の千葉氏が作る復活メニューは、気仙沼ラーメン 潮味など。味は当時の「かもめ食堂」のものではないが、気仙沼らしさを前面に出した復興への想いがつまったものになっている。気仙沼ラーメン 潮味 かもめの玉子(半熟煮玉子)入り ¥900この力強い復興への希望の味を、一杯いかがだろうか。お問い合わせ: 新横浜ラーメン博物館
2012年01月20日公開中の映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』のシンガポールプレミア上映のため主演の藤原竜也が現地を訪れ、記者会見などのプロモーションを行った。その他の写真本作は、2009年に公開された『カイジ ~人生逆転ゲーム~』の続編で、原作ファンに人気のエピソード“欲望の沼”(『賭博破戒録カイジ』に収録)をベースに、多額の負債を抱えてしまった主人公の伊藤カイジ(藤原)が、どん底人生からはい上がるために2週間で2億円を手に入れるサバイバル・ゲームに挑む姿を描く。公開9日間で観客60万人を動員し、前作が記録した興行収入22.5億円を超える勢いを見せている本作。シンガポールでも『カイジ』人気は高く、今回日本の俳優が映画のプロモーションでシンガポールを訪れるのは初めてということもあり、この日行われたマスコミ向けの記者会見には24社の報道陣が集まった。また、シンガポール郊外のショッピングモールで行われたイベントには現地のファン700人が殺到し、その後の劇場4スクリーンでのプレミア上映にも計1000名を超えるファンが駆けつけ、藤原が登場すると現場は熱狂に包まれた。藤原は、「本作が少しでも元気や勇気をシンガポールの人達に与えられればと思います。シンガポールは、人も国全体も温かい空気に包まれている。今度は仕事ではなくプライベートで是非また来たい!」とファンに向けて話し、大歓声を浴びた。シンガポールでは11月17日(木)より国内6劇場で公開される予定で、過去に国内で公開された藤原主演の映画『デスノート the Last name』『デスノート(前編)』の興行収入を超えるのではないかと期待が集まっている。『カイジ2~人生奪回ゲーム~』公開中
2011年11月16日クリント・イーストウッドがニューヨークのアメリカ映像博物館から、これまでの功績を表彰され、1日にパリス・シアターで最新監督作『インビクタス/負けざる者たち』の特別上映とガラ・ディナーが開催された。今年で25回目となる映像博物館の表彰は、過去にアル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、ロバート・デ・ニーロ、トム・ハンクス、マーティン・スコセッシ、スティーヴン・スピルバーグといった人々が受賞している。監督30作目となる『インビクタス/負けざる者たち』は90年代の南アフリカ共和国を舞台に、ネルソン・マンデラ大統領と自国開催のワールドカップ制覇を目指すラグビーの同国代表チームの白人キャプテンの実話を映画化したもので、マンデラをモーガン・フリーマン、キャプテンのフランソワ・ピナールをマット・デイモンが演じる。パリス・シアターにはイーストウッドと主演2人が出席。ほかに『ミリオン・ダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク、『ミスティック・リバー』のケヴィン・ベーコンとマーシャ・ゲイ・ハーデンら、過去作のキャストたちが招待され、イーストウッドを祝福した。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:インビクタス/負けざる者たち 2010年2月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:クリント・イーストウッド、フランスの勲章を2度目の受勲
2009年12月03日COBS ONLINEが会員1,010名に対して、2009年8月18日から8月24日にかけて「美術館に関するアンケート」を実施した。■20代が美術館・博物館代として使うのは月に1,500円弱「あなたは普段美術館や博物館に行きますか?」と聞いたところ、「よく行く」と答えた人が4.8%、「たまに行く」と答えた人が27.0%だった(図1)。今回は、これら合計した31.8%、321人の回答をまとめる。「美術館・博物館代として月にいくら使いますか?」と聞くと、「1,000~1,500円未満」という答えがもっとも多く34.3%、次いで「1,000円未満」19.6%、「1,500~2,000円未満」19.3%となった(図2)。さらに、「展覧会のパンフレットはいくらまでなら気軽に買えますか?」と聞くと、「2,000~3,000円未満」が26.3%、「1,000~1,500円未満」22.5%となった(図3)。企画展であれば、パンフレットは2,000円前後のものが多いので、「2,000~3,000円未満」でパンフレットを買う人の場合は、比較的多くの展覧会が予算内であるが、「1,000~1,500円未満」でしか買わないという考えの人には、やや高く感じられるであろうことが分かる。「どんなジャンルの展示が好きですか?」と尋ねると、「ヨーロッパ絵画」が43.9%ともっとも多くなった(図4)。それ以外は「モダンアート」15.0%、「古代歴史系」12.5%、「科学系」10.6%となった。■阿修羅展が全国で人気「あなたが最近行った美術館・博物館とその展覧会名を教えてください」(複数回答)と聞くと、以下のコメントが集まった。同じ博物館でも、違う展示を挙げるといった人などそれぞれであった。京都市立美術館:ルーブル美術館展(女性/23才/年収:300~400万円未満)東京国立博物館:阿修羅展(女性/25才/年収:200~300万円未満)九州国立博物館:阿修羅展(男性/24才/年収:400~500万円未満)パシフィコ横浜:海のエジプト展(男性/25才/年収:300~400万円未満)Bunkanura ザ・ミュージアム:奇想の王国 だまし絵展(女性/25才/年収:200~300万円未満)国立科学博物館:菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち~(女性/27才/年収:300~400万円未満)東京都現代美術館:メアリー・ブレア展(女性/25才/年収:200万円未満)東京都美術館:トリノ・エジプト展 -イタリアが愛した美の遺産-(女性/29才以上/年収:500万円以上)COBS ONLINE会員アンケート「美術館に関するアンケート」より抜粋(期間:2009年8月18日~8月24日、集計人数:1,010名、美術館に行く習慣のある人321名)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月09日初めてシンガポールに行ったのは1999年。きっかけは恵比寿ガーデンシネマで上映されたシンガポール映画『フォーエバー・フィーバー』(’98)だった。70年代、ジョン・トラボルタ主演で大ヒットした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のパロディ映画というのが、この映画の一番簡単な説明である。イギリスで舞台俳優として活躍していたグレン・ゴーイが故郷のシンガポールに戻り、自主映画に近い形で、この映画を監督した。当時、シンガポールには映画産業の土壌はほとんどなく、彼の作品を上映してくれる映画館はどこもなかった。彼はフィルムを持って、招待を受けていないカンヌ映画祭へ飛ぶ。小さな部屋を借り、そこで自主上映を行い、いろいろな人に自分の映画を観てもらおうとしたのである。たまたま次の打ち合わせの合間に立ち寄ったハリウッドの映画会社の社長がこの映画を気に入り、その場でこの映画を買うという話になった。買うだけではなく、ハリウッドでの映画監督の契約も何本かあったらしい(その後、彼が監督のハリウッド映画の話を聞かないので、この契約自体がどうなったのかはわからないのだが)。アメリカでの上映はもちろんのこと、本国シンガポールでも上映することになった。世の中、わからないもので、少し前まで上映さえしてもらえなかったはずの映画が、シンガポール史上空前の大ヒット映画となる。その後、日本でも公開になり、そのプロモーションでグレン・ゴーイが来日した際、インタビューで意気投合した僕は、当時、自分が編集長をしていた女性ファッション誌でシンガポール特集を組み、彼にシンガポールを案内してもらったのである。滞在中、おかまショーやスキンヘッドのバレリーナのショーなどを案内してもらい、それはそれで充実していたのだが、いま考えるとシンガポールの映画館には一度も足を運ばなかった。そこで今回、シンガポールに立ち寄った際、映画館に行ってみようと思い、15のスクリーンを持つゴールデンヴィレッジなるハーバーフロント駅にある新しいシネコンに向かったのである。ちなみに同じビルには、ベスト電器も入っている。僕が選んだ作品はエリック・クー監督のシンガポール映画『マイ・マジック』である。元手品師だった父親と子供の親子愛を描いた作品で、2008年のカンヌ映画祭でパルムドールにノミネートされたことでも知られている。そんな話題作にもかかわらず、100名程の劇場は5名。平日の昼間ということもあるが、あまりにも寂しすぎる。日本と同じで映画祭の受賞が興行成績に結びつくのはアカデミー賞くらいで、カンヌ映画祭の話題性は観客を呼ぶものではないのかもしれない。それにしても、グレン・ゴーイ監督はいま、どこで何をしているのだろう。(text/photo:ishiko)
2009年08月19日