湯布院 ジャズとようかんは、新スイーツ「ジャズ羊羹 ピスタチオショコラ」を2021年3月6日(土)から3月14日(日)まで大分・湯布院本店にて限定発売。また、ウィズ原宿・そごう広島店・京都ホワイトデー催事でも展開する。“ピアノモチーフ”の和菓子「ジャズ羊羹」「ジャズ羊羹」は、大分・湯布院町のセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」が展開する“ピアノ”をモチーフにした和菓子だ。心躍るキュートなビジュアルはもちろん、厳選素材を使用したこだわりの羊羹はその大人な味わいでも注目の的に。新作「ジャズ羊羹 ピスタチオショコラ」は、秋に限定登場した「ピスタチオ」の好評を受けて展開されるスペシャルバージョン。2種類の高級ピスタチオを使用したピスタチオ餡に、チョコレート餡を重ねて“ピアノの鍵盤”のようなビジュアルに仕上げた。ピスタチオ餡には、生の状態から手間をかけてローストしたアーモンドをアクセントとしてプラス。チョコレート餡は白あんをベースにしているので、和の味わいも楽しむことができる。「ジャズ羊羹 ピスタチオショコラ」は、コーヒーはもちろん、赤ワインにもマッチ。ティータイムやお休み前の一杯にぜひ取り入れてみては。【詳細】・「ジャズ羊羹 ピスタチオショコラ」通常価格3,240円(税込)※早割価格2,646円(税込) *2月26日(金)18:00まで・ホワイトデー限定2棹セット「ショコラ&ピスタチオショコラ」通常価格6,210円(税込)※早割価格5,616円(税込)※各1棹(ギフトボックス入り)*2月26日(金)18:00まで・ホワイトデー限定2棹セット「クラシック&ピスタチオショコラ」通常価格5,724円(税込)※早割価格5,310円(税込)※各1棹(ギフトボックス入り)*2月26日(金)18:00まで発売期間:2021年3月6日(土)~3月14日(日)※公式オンラインストアでは2月17日(水)~3月8日(月)まで予約受付。発送は3月9日(火)~3月12日(金)から指定可能。<ホワイトデー催事 & 予約販売会>■ウィズ原宿 <ネット予約可>会期:2021年3月7日(日)〜3月14日(日)会場:B1F 「HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION_est」住所:東京都渋谷区神宮前1-14-30■そごう広島店「そごうの菓子展」会期:2021年3月10日(水)〜3月16日(火)会場:本館9階催事場住所:広島県広島市中区基町6-27■京都会場会期:3月下旬予定会場:京都市中京区寺町通り御池上る上本能寺前町476 TATビルB1
2021年02月22日湯布院 ジャズとようかん(大分県由布市湯布院町)は、新商品「ジャズ羊羹 pistachio chocolat」を、ホワイトデー限定商品として、湯布院本店にて2021年3月6日~3月14日まで9日間限定で販売。その他、湯布院 ジャズとようかんのオンラインストアにて全国発送のご予約を受け付け中。ピスタチオショコラは、秋の季節商品として人気の高かったジャズ羊羹ピスタチオの限定スペシャルバージョン。表面をクーベルチュールたっぷりのチョコレート餡で仕上げたトップショコラシリーズの新作です。2種類の高級ピスタチオを贅沢にブレンドし、生の状態から手間をかけてローストしたアーモンドをアクセントに練りこんだピスタチオ餡の表面には、白餡にクーベルチュールをたっぷりと合わせたチョコレート餡を重ねています。相性抜群な2層の組み合わせをぜひ赤ワインや珈琲と共にお楽しみ下さい。【ピスタチオショコラ関連販売商品】▼ ホワイトデー限定商品ジャズ羊羹 pistachio chocolat2,646円(税込)▼ ホワイトデー限定2棹セット季節の2棹セット“chocolat & pistachio chocolat”ジャズ羊羹 chocolatジャズ羊羹 pistachio chocolat各1棹 *ギフトボックス入り5,616円(税込)▼ ホワイトデー限定2棹セット季節の2棹セット“classic & pistachio chocolat”ジャズ羊羹 classicジャズ羊羹 pistachio chocolat各1棹 *ギフトボックス入り5,130円(税込)【ピスタチオショコラ取り扱い店】▼ 湯布院本店2021年3月6日(土) ~ 3月14日(日)まで9日間限定販売。▼ オンラインストア発送日) 2021年3月9日(火) ~ 3月12日(金)まで4日間から選択可。予約期間) 2021年2月17日(水) ~ 3月8日(月)【3月のホワイトデー催事 & 予約販売会】▼ ウィズ原宿 (ネット予約可)◇ 会期:2021年3月7日(日)~3月14日(日)◇ 会場:B1F 「HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION_est」◇ 販売商品:- ジャズ羊羹 classic- ジャズ羊羹 chocolat- ジャズ羊羹 strawberry chocolat◇ 事前ネット予約:▼ そごう広島店「そごうの菓子展」◇ 会期:2021年3月10日(水)~3月16日(火)◇ 会場:本館9階催事場◇ 販売商品:- ジャズ羊羹 classic- ジャズ羊羹 chocolat- ジャズ羊羹 strawberry- YAMAVICO trio- YAMAVICO winter/spring#1▼ 京都会場 (ネット予約可)◇ 会期:3月下旬予定◇ 会場:京都市中京区寺町通り御池上る上本能寺前町476 TATビルB1◇ 販売商品:未定◇ 事前ネット予約可【おまとめ注文・法人向けのご案内】引き菓子や法人様でのご使用など11点以上のまとまった数量のご注文も承っております。お気軽にお問い合わせください。湯布院 ジャズとようかん▶︎ Online Store ▶︎ LINE ▶︎ Instagram ▶︎ Fadebook ▶︎ Twitter 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月21日ビジネスカジュアルにもスーツスタイルにもマルチに活躍するハミルトンのベストセラー「ジャズマスター オープンハート」に、インデックス・針・レザーベルトに鮮やかなブルーをあしらった新作モデルが登場。多様化するビジネスシーンのスタイルにマッチするモデルです。H32705651Jazzmaster Open Heart/ジャズマスター オープンハートハミルトンの創業期と時を同じくしてアメリカで誕生し、今なお世界中で愛され続けている音楽、ジャズ。多様なルーツが融合して生まれたジャズのように、コンテンポラリーなデザインとスタイリッシュなカラーバリエーションが特徴の「ジャズマスター」コレクション。繊細にカットアウトされたセミスケルトンダイヤルがアイコニックな「ジャズマスター オープンハート」に新色が登場します。H32705152ブルーのインデックスと針が鮮やかに映える 光沢感のあるシルバーダイヤルに、アラビア数字と楔型インデックスを効果的に配置。セミスケルトンダイヤルの美しさを損なうことなく、高い視認性を実現しました。時針・分針と楔形インデックスは、マットホワイトとブルーのコントラストを効かせ、ダイヤル外周部にもマットホワイトを採用することでクリーンな印象が際立ちます。アイコニックなセミスケルトンダイヤルからは、標準持続時間80時間を誇るハミルトン専用ムーブメントH-10が正確に時計を刻み続ける様子を堪能できます。ベルトは、スポーティーなステンレススチールブレスレットと、インデックス・針と同じブルーを採用した上質なレザーストラップの2種類をラインアップしています。機能性とモダンなデザインを追求した「ジャズマスター オープンハート」は、シーンを選ばず着用できる都会的なライフスタイルにふさわしいタイムピースです。H32705651H32705152Reference:H32705651/H32705152ケース:ステンレススチールケース径:42mmケース厚:10.80mmダイヤル:シルバー/ホワイトムーブメント:機械式自動巻き H-10標準持続時間:80時間ベルト:ブルーカーフレザーストラップ/ステンレススチールブレスレット風防:サファイアクリスタル防水性:5気圧防水販売価格(税抜):11万1,000円/11万9,000円発売:2021年2月ハミルトンについてハミルトンは1892 年アメリカ ペンシルバニア州ランカスターで創業。高精度な時計を作り続けています。そのウォッチメイキング技術は、アメリカの鉄道黎明期と共に発展し、軍の兵士、パイロット、ハリウッドスターの腕元を彩りました。1957 年には世界初の電池式腕時計「ベンチュラ」を、1970 年には世界初のLED 式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」を発表。また、これまでに500 作以上のハリウッド映画にハミルトンの時計が登場しています。ハミルトンはデザイン、テクノロジー、クラフツマンシップを追及し続け、ウォッチメイキングのリーディングカンパニーであるスウォッチグループの一員として、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーが融合したタイムピースを生み出しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月04日大分のセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」から、新作「ジャズ羊羹 ストロベリーショコラ」が登場。2021年2月1日(月)より順次、湯布院本店をはじめ、西武池袋本店、博多大丸 福岡天神店にて発売される。新作は、ストロベリーショコラ「湯布院 ジャズとようかん」の看板商品である、“ピアノ”柄の美しい羊羹「ジャズ羊羹」に、苺×チョコを合わせた新作「ストロベリーショコラ」が仲間入り。ドライストロベリーと苺のピューレを練り込んだ餡の上に、チョコレート餡を重ねることで、コーヒーや紅茶にも合う洋風テイストの羊羹に仕上げているのが特徴だ。“こっくりカラー”の鍵盤でまた従来の「ジャズ羊羹」シリーズとは異なり、天面の白鍵盤の部分をチョコレート餡で仕上げたことで、重厚感漂うレトロなビジュアルを叶えているのもポイント。ボックスを明けた途端、うっとりするほど美しい「ジャズ羊羹」は、バレンタインのギフトとしても喜ばれそうだ。全国のバレンタイン催事でも、人気商品が限定登場なお全国のバレンタイン催事&予約販売会では、「ジャズ羊羹」の人気メニュー「クラシック」「ショコラ」も展開。東京(原宿)、大阪、福岡の3会場では、香り高い抹茶の風味を詰めこんだ「抹茶ショコラ」も限定販売される。詳細新作「ジャズ羊羹 ストロベリーショコラ」300g 2,646円販売スケジュール:・湯布院本店住所:大分県由布市湯布院町川上3015-4発売日:2021年2月1日(月) ※終売時期は未定。・西武池袋本店 7F「チョコレートパラダイス」住所:東京都豊島区南池袋1-28-1販売期間:2021年2月1日(月)~2月14日(日)・博多大丸 福岡天神店住所:福岡県福岡市中央区天神1丁目4−1販売期間:2月1日(月)・2日(火)の予約分に限り、2月10日(水)・11日(木・祝)・12日(金)に受け渡し販売。予約方法:博多大丸 福岡天神店のLINE公式アカウントより受付。<バレンタイン催事情報>■西武池袋本店 7F「チョコレートパラダイス」会期:2021年2月1日(月)~2月14日(日)販売商品:ジャズ羊羹 classic、ジャズ羊羹 chocolat、ジャズ羊羹 strawberry chocolat、YAMAVICO trio、YAMAVICO winter/spring#1■ウィズ原宿<ネット予約可>会期:2月7日(日)~2月14日(日)会場:B1F「HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION_est」住所:東京都渋谷区神宮前1丁目販売商品:ジャズ羊羹 classic、ジャズ羊羹 chocolat、ジャズ羊羹 抹茶chocolat■京都会場<ネット予約可>会期:2月12日(金)~2月13日(土)会場:京都市中京区寺町通り御池上る上本能寺前町476 TATビルB1販売商品:ジャズ羊羹 classic、ジャズ羊羹 chocolat、ジャズ羊羹 strawberry chocolat、YAMAVICO trio、YAMAVICO winter/spring#1■あべのハルカス近鉄本店<ネット予約可>「Valentine Chocolat Collection」会期:2021年2月1日(月)~2月14日(日)会場:ウイング館9階催会場販売商品:ジャズ羊羹 classic、ジャズ羊羹 chocolat、ジャズ羊羹 抹茶chocolat、YAMAVICO trio、YAMAVICO winter/spring#1■博多大丸 福岡天神店<ネット予約可>会期:2月3日(水)~2月13日(土)会場:大丸福岡天神店 本館8階催事場販売商品:ジャズ羊羹 classic、ジャズ羊羹 chocolat、ジャズ羊羹 抹茶chocolat (※事前予約のみ)、ジャズ羊羹 strawberry chocolat(※事前予約のみ)※2月1日(月)・2日(火)の予約分に限り、2月10日(水)・11日(木・祝)・12日(金)に受け渡し販売。
2021年02月01日“ピアノモチーフ”の和菓子「ジャズ羊羹」が、原宿駅前の複合施設・ウィズ原宿(WITH HARAJUKU)に限定登場。季節限定を含む全3種が、2020年12月19日(土)から12月27日(日)まで販売される。「ジャズ羊羹」とは?「ジャズ羊羹」は、大分・湯布院町のセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」の看板商品。ピアノをモチーフにした、心躍るビジュアルが特徴で、厳選素材を使用したこだわりの羊羹は、全国に多くのファンを持つ。定番商品として展開する「クラシック」は、国産小豆と沖縄県産黒糖を使用した羊羹に、ワイン漬けのドライいちじくを贅沢に入れた、大人の味わいが人気のヒミツだ。全3種類が期間限定で発売今回ウィズ原宿で展開されるのは、そんな定番「クラシック」に加え、季節限定となる「ショコラ」「ストロベリー」の全3種類。「ショコラ」冬の人気商品「ショコラ」は、白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込んだ、リッチな味わいが魅力。羊羹には、ドライチェリーや、いちじく、レーズンなども入れているため、フルーティーな香りも楽しめるのがポイントだ。「ストロベリー」一方、華やかな色彩が目を惹く「ストロベリー」は、いちごのピューレ&ドライストロベリーを贅沢に練り込んだ“苺尽くし”の一品。本来は春シーズンに発売される商品だが、今回は特別に12月限定で再販される。予約受付もなお11月26日(木)から12月27日(日)までは、予約受付も実施。東京で手に入る貴重なチャンスなので、是非この機会をお見逃しなく。詳細「ジャズ羊羹」販売期間:2020年12月19日(土)~12月27日(日)場所:ウィズ原宿 地下1階「HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION_estカフェ」住所:東京都渋谷区神宮前1丁目14-30TEL:03-6804-3128営業時間:11:00~20:00<メニュー例>・ジャズ羊羹 ショコラ 2,646円(税込)<季節限定>・ジャズ羊羹 ストロベリー 2,646円(税込)<季節限定>・ジャズ羊羹 クラシック 2,160円(税込)<定番>■予約情報予約期間:11月26日(木)~12月27日(日)予約方法:TEL:03-6804-3128※公式LINEでも予約可(特典付き)受取場所:HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION_estカフェ
2020年11月29日“ピアノモチーフ”の和菓子「ジャズ羊羹」から秋限定フレーバー「ピスタチオ」と「オレンジ ミルクティ」が登場。2020年10月1日(木)より大分・ジャズとようかん 湯布院本店ほかで発売される。“まるでピアノ”ユニーク和菓子「ジャズ羊羹」「ジャズ羊羹」は、大分・湯布院に店舗を構える音楽と旅をテーマにしたショップ。音楽をキーワードにオリジナリティあふれるスイーツを展開していて、中でも看板メニューの「ジャズ羊羹」は、ピアノをモチーフにしたキュートなビジュアルから人気を集めている。「ジャズ羊羹 ピスタチオ」2020年秋、この「ジャズ羊羹」に限定フレーバーが仲間入り。ピスタチオとミルクティと“洋の要素”を和菓子に落とし込んだユニークなメニューが展開される。「ジャズ羊羹 ピスタチオ」は、2種類のピスタチオを使用した濃厚な味わいが特徴。別名“エメラルド”と呼ばれる高級品・ブロンテ産ピスタチオと色鮮やかなグリーン色のイラン産スーパーグリーンピスタチオをブレンドすることで、濃厚なコクと甘みを引き出した。ピスタチオ餡の層には、ローストしたアーモンドを練り込むことで、食感のアクセントも加えている。「ジャズ羊羹 オレンジ ミルクティ」一方、「ジャズ羊羹 オレンジ ミルクティ」は、水をほとんど使用せず、アールグレイとミルク、生クリームで羊羹部分を仕上げることで、ミルクティ特有の濃厚な味わいを再現。口に入れた瞬間、オレンジの香りがふわりと広がり、時間が経つほどに、ミルクティの優しい味わいを楽しむことができる。【詳細】・ジャズ羊羹 ピスタチオ 1棹 3,240円(税込)・季節の2棹セット「ピスタチオ&オレンジ ミルクティ」各1棹(ギフトボックス入り) 6,210円(税込)・季節の2棹セット「ピスタチオ&クラシック」各1棹(ギフトボックス入り) 5,724円(税込)・季節の2棹セット「オレンジ ミルクティ&クラシック」各1棹(ギフトボックス入り) 5,130円(税込)※「ジャズ羊羹 オレンジ ミルクティ」はセット販売のみ、単品購入不可。発売日:2020年10月1日(木)取り扱い店舗:・ジャズとようかん 湯布院本店住所:大分県由布市湯布院町川上3015-4TEL:0977-84-3838・公式オンライン
2020年10月04日川崎市全体をステージと捉え、大規模な地域連携イベントを特徴とする“川崎の秋の音楽祭”「かわさきジャズ」の開催概要が発表された(9月18日から11月15日まで開催)。今年は新型コロナウィルスの影響によって規模を縮小して開催する状況となったが、ミューザ川崎シンフォニーホールやカルッツかわさきをはじめ、様々な会場でライブイベントが行われることは嬉しい限り。感染防止対策の施された同イベントで、芸術の秋をおもいっきり満喫したい。「かわさきジャズ」は、川崎の特徴である「多様性」と「コラボレーション」を活かし、川崎らしさを追求する音楽フェスティバルとして2015年から始まり、今年6回目を迎える。「ジャズは橋を架ける」を合言葉に、市内6か所のホール公演とともに、市民が活躍するフリーライブなどの地域イべントを約2か月という長期間にわたり広域で開催。都市型フェスティバルとして他では類を見ない規模での展開が注目されている。その特徴は、国内外で活躍するアーティストによる魅力的なステージを連日開催するだけでなく、市内各所で開催されるジャズライブや地元企業、近隣自治体等ともコラボするなど、川崎市内全域がフェスティバル会場となること。ストレートなジャズを中心に、フュージョン、カントリー、ソウルなどの幅広いラインナップが、日本ジャズ界の底力を広くアピールしてくれそうだ。公演詳細は ●開催概要フェスティバルタイトル:かわさきジャズ2020会期:2020年9月18日(金)~11月15日(日)会場:ミューザ川崎シンフォニーホール、カルッツかわさき、ラゾーナ川崎プラザソル、クラブチッタ、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ、ほか川崎市内各所主催:かわさきジャズ実行委員会、川崎市●チケット発売情報(予定)9月17日(木) 午前10時(かわさきジャズチケットオンライン会員先行発売)9月18日(金) 午前10時(一般発売)1.かわさきジャズチケットオンライン ( )2.ミューザ川崎シンフォニーホール *友の会先行および割引取扱いあり電話044-520-0200(10:00-18:00)、チケットカウンター(10:00-19:00)3.チケットぴあ 一般用音声認識対応:電話0570-02-9999(24時間) 友の会会員用自動音声応答:電話0570-02-9515(24時間) *Pコードなどの詳細は後日HPにて発表。この他、市内プレイガイドでも取扱予定(窓口販売のみ) *詳しくは公式ホームページを参照*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、指定席公演では、座席の前後左右を空けて販売します。*未就学のお子様の入場はご遠慮ください。*やむを得ない事情により、公演内容が変更になる場合がございます。*公演中止の場合を除き、ご購入いただいたチケットの変更・払い戻しはいたしかねます。〇感染症対策について新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベント内容と会場に応じて、消毒等の対策を講じて実施してまいります。
2020年08月28日これからの時代を牽引していく今の10代は、2000年以降に生まれたZ世代。早熟な才能と底知れぬ可能性。そんな次世代の注目株の一人、ジャズピアニストの甲田まひるさんにインタビュー!脚光を浴びるきっかけとなったエピソードとともにご紹介します。「好きなことをしている自分が、一番イキイキしてます」インスタをきっかけにファッショニスタとして脚光を浴び、現在はジャズピアニストとして活躍する甲田まひるさん。「最初は、コードのオシャレな響きや自由さに惹かれたんですけど、本格的に勉強するとコードを数字に置き換えたり、セッションでは、その場でストックしたものから引っ張り出さないといけなかったり、めっちゃ難しい!ゴールが見えないからこそ続けられていますね。2年前の初アルバム制作は、完全に苦でした。オリジナルの2曲は、約1年の制作期間中、作っては『これじゃない』とボツにする繰り返し。追い詰められてやっとレコーディング2日前にできたんです。やりたいことを実現するのって、眠れずおかしくなりそうなくらいツラい…。でも、やっただけ報われるんですよね。完成した作品には100%満足してます」制作中の新作ではボーカルにも挑戦!「これまでインストの曲ばかりやってきたので、自分の言葉が音にのる感覚が新鮮。私には常に“なりたい自分”が手ごわいライバルとして存在してるんです。その自分に辿り着けないのは悔しいから、やるしかない!新しいことを始める時に怖さはないです。できるかどうかなんて、やってみなきゃわからないじゃないですか。やらずに後悔したくはないし、ダサいと思ったことはやりたくない。どんな挑戦であっても、そこだけはブレません。やっぱり、好きなことをしてる自分が一番イキイキしてるから」【発掘秘話】小6からMappy名義でインスタをスタート。ファッションスナップサイトに掲載された初スナップが拡散され、一躍脚光を浴びる。ジャズピアニストとして17歳でメジャーデビュー。9歳からジャズを弾き始める。カフェでの演奏が関係者の目に留まりデビュー。「ジャズの魅力を同世代の子たちにも知ってほしい」演技にも挑戦!新たなフィールドへ。昨年公開された映画『台風家族』で女優初挑戦。「私は新しい刺激がないとダメ。お芝居は、自分と違う人になれるのが楽しいです」こうだ・まひる2001年5月24日生まれ東京都出身5歳でピアノを始める。2018年、ドラムスに石若駿、ベースにKing Gnuの新井和輝を迎えたアルバム『PLANKTON』を発表。翌年、第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。※『anan』2020年8月5日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年08月06日『真夏の夜のジャズ 4K』が8月21日(金)より順次日本で公開。名作『真夏の夜のジャズ』が4kに1958年に開催された、アメリカ最大級、伝説的な音楽フェスティバル「ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)」を大胆な撮影と、美しいカメラワークで取られた『真夏の夜のジャズ』。このドキュメンタリーが4kになってスクリーンに戻ってくる。ルイ・アームストロングやセロニアス・モンクら登場ジャズの父と呼ばれ、「この素晴らしき世界」の代表曲で知られる、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャン、有名なルイ・アームストロング、ジャズ界有数の作曲家として大きな影響を与えた作曲家のセロニアス・モンク、ザ・ビートルズやビーチ・ボーイズなどにカバーされ「ロックの創造者」と呼ばれたチャック・ベリーなど伝説のミュージシャンたちが続々と登場する。なお、映画のポイントの1つとしてファッションにも注目。シーンの約半数をしめるのがフェスを楽しむ観客たちの姿なのだが、その姿は、1958年のトップトレンドでジャズを楽しむ様子だ。『真夏の夜のジャズ』セットリスト・ジミー・ジュフリー・スリー「Train and The River(トレイン・アンド・ザ・リヴァー)」・セロニアス・モンク「Blue Monk(ブルー・モンク)」・ソニー・スティット「Blues(ブルース)」・アニタ・オデイ「Sweet Georgia Brown(スウィート・ジョージア・ブラウン)」「Tea For Two(二人でお茶を)」・ジョージ・シアリング・クインテット「Rondo(ロンド)」・ダイナ・ワシントン「All Of Me(オール・オブ・ミー)」・ジェリー・マリガン・カルテット「As Catch Can(アズ・キャッチ・キャン)」・ビッグ・メイベル・スミス「I Ain’t Mad At You(アイ・エイント・マッド・アット・ユー)」・チャック・ベリー「Sweet Little Sixteen(スウィート・リトル・シックスティーン)」・チコ・ハミルトン・クインテット「Blue Sands(ブルー・サンズ)」・ルイ・アームストロング・オール・スターズ「Lazy River(レイジー・リヴァー)」「Tiger Rag(タイガー・ラグ)」・ルイ・アームストロング&ジャック・ティーガーデン「Rockin’ Chair(ロッキン・チェア)」・ルイ・アームストロング・オール・スターズ「When The Saints Go Marchin’ In(聖者の行進)」・マヘリア・ジャクソン「Shout All Over(神の国を歩もう)」「Didn’t It Rain(雨が降ったよ)」「Lord’s Prayer(主の祈り)」■作品詳細『真夏の夜のジャズ 4K』上映時間:83分公開日:2020年8月21日(金)原題:JAZZ ON A SUMMER’S DAY製作・監督:バート・スターン出演:ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリー、アニタ・オデイ製作年:1959年(旧作の日本公開:1960年/4K版上映は日本初)
2020年07月24日「THIS IS US」の脚本家の1人、ジャズ・ウォーターズが39歳の若さで亡くなった。同ドラマの脚本家チームのツイッターアカウントが「ジャズ・ウォーターズが亡くなったと知り、#ThisIsUsのファミリーみんながショックを受けています。彼女はショーの全体に渡って足跡を残しました。素晴らしい語り手であり、純粋な人でした。彼女の大切な人たちに心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。死因については不明。同ドラマのキャストであるマンディ・ムーアは脚本家チームの追悼ツイートに返信する形で「ジャズの家族と大切な人たちに愛と光を送ります」とメッセージを贈った。ジャズは「THIS IS US」シーズン2の全18話にスタッフライターとして参加。その後はジム・キャリー主演ドラマ「Kidding」(原題)に今年まで携わっていた。脚本家として活動し始めた2018年、インタビューで「私は8歳か9歳になる頃には、ロジャー・イーバート(※2013年に死去した有名な辛口映画評論家)みたいな存在だった」、「古くて貧しい家で育った黒人の子どもだった。底辺の生活を知っているし、そういった視点を書き物に活かしたい」などと語ったことがあった。(Hiromi Kaku)
2020年06月11日Netflixで配信中のドラマ『ジ・エディ』は、パリのジャズクラブ「The Eddy」を舞台に繰り広げられる、イカしたギグとディープな人間ドラマ。小刻みにリズムをとる青年が製氷機からロックアイスを取り出して、戻った場所はジャズクラブ。バンドが演奏するステージやバーカウンター、客席、出入り口と流れるように店内を追うカメラはやがて、客席の奥から厳しい目でステージを見つめる黒人男性に向かう。男はクラブのオーナーのエリオットだ。ドラマには珍しい16ミリフィルムによるザラついた感じの映像がドキュメンタリー風味を醸し出す。手持ちカメラを使った臨場感あふれる、即興的な約5分間のオープニングを見るだけでも、既存のドラマとは一味違うという期待が高まる『ジ・エディ』。『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のオスカー監督となったデイミアン・チャゼル監督が、自身のルーツでもあるジャズ愛と人生の半分を過ごしたパリ愛を前面に打ち出した音楽ドラマだ!主人公は、元有名ジャズ・ピアニストのエリオット。ある出来事がきっかけで演奏から遠のき、現在はパリで親友ファリドと共同でジャズクラブ「ジ・エディ」を経営中だ。明るく、人好きのするファリドがビジネスを仕切り、エリオットは出演者選択やハウスバンドの特訓といったクリエイティブを担当。しかしファリドがあることに手を出したことから、クラブ経営に暗雲が立ち込め、バンド仲間それぞれが抱える問題も噴出!?しかも最悪のタイミングで元妻と暮らしていた娘ジュリーがニューヨークから到着。仕事はもちろん、疎遠だった娘との関係修復まで加わって、エリオットの人生は想像もしなかった方向へ転がり始める。物語の舞台はパリだが、観光地とは無縁のベルヴィル界隈。住民にはアラブ系や中華系が多く、飛び交う言葉もフランス語だけではない。混沌とした地域だけに犯罪とも無縁ではなく、父娘ドラマとジャズ・バンドの成長ドラマにマフィアが絡む仕掛け。後半は特に、サスペンスフル要素が増え、見ていてハラハラする。主人公エリオットを演じるのは、『ムーンライト』で大人になったケヴィンを演じたアンドレ・ホランド。傷心を癒すはずのパリで様々な問題に直面しながら、仲間とクラブを守ろうと奔走する“パリのアメリカ人”を熱演。彼の娘ジュリーを演じるアマンドラ・ステンバーグは、思春期の少女らしい苦悩を体当たりで表現していて、一服の清涼剤となっている。エリオットと複雑な関係にある歌姫マヤ役で『COLD WAR あの歌、2つの心』のヨアンナ・クーリグが英語劇デビュー。ため息がもれるような歌声が耳に残る。また音楽担当者でもあるランディ・カーバーがピアニスト役で参加しているバンド・メンバーは、全員がプロのミュージシャン。劇中で流れるジャズが最高にクールで、演奏シーンでは思わず指を鳴らしたくなる。登場人物8人に焦点を当てる構成で、アラン・プール、ウーダ・ベニャミナ、ライラ・マラクシへと演出のバトンを繋ぐチャゼルは全体のトーンをきちんと掌握。立派なカルテット・リーダーが手掛けた、斬新な音楽ドラマをお見逃しなく!娘ジュリー(左)はクラリネットを演奏する設定だが、披露するのは父(右)のための歌でした。『ジ・エディ』パリのマルチカルチュラルなジャズクラブ「The Eddy」オーナーのエリオット(アンドレ・ホランド)をとりまくドラマが描かれる。時に軽快で時に物悲しいジャズサウンドにも注目。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が指揮をとる。Netflixにて配信中(全9話)。※『anan』2020年5月27日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2020年05月20日セレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」から、苺の羊羹「ストロベリー(strawberry)」と、4種のドライフルーツを使った「アナザースプリング(another spring)」の2種類を詰め合わせた「春の2棹セット」が限定登場。2020年4月1日(水)より大分・湯布院と公式オンラインストアにて販売される。“ピアノ柄”「ジャズ羊羹」の春限定メニュー「湯布院 ジャズとようかん」は、音楽を愛し、音楽のある暮らしを提案するセレクトショップ。ピアノをモチーフにした「ジャズ羊羹」が看板メニューだ。春限定で発売される「春の2棹セット」には、「ジャズ羊羹 ストロベリー」と「ジャズ羊羹 アナザースプリング」を詰め合わせている。苺×白あんの「ストロベリー」アイコニックなピアノの鍵盤デザインが目を惹く「ジャズ羊羹 ストロベリー」は、苺のピューレとドライストロベリーを白餡にたっぷりと練り込んだもの。口の中いっぱいに広がる苺の甘味とほどよい酸味が特徴で、紅茶やシャンパン、白ワインとの相性も良い。4種のドライフルーツを使った「アナザースプリング」もう一つの「ジャズ羊羹 アナザースプリング」には、ストロベリー、クランベリー、ブルーベリー、チェリーといった4種のドライフルーツをたっぷりと使用。「ジャズ羊羹」の象徴であるピアノの鍵盤をあえて取り払い、より自由な発想でメニューを考案する「アナザー」シリーズの春限定商品となっている。羊羹は、下の層に苺ピューレとドライストロベリーを練りこんだストロベリー餡、上の層にクランベリー、ブルーベリー、チェリーの3種類をびっしりと敷き詰めた二層仕立て。ベリーやチェリーの甘酸っぱい風味と美しいビジュアル、豊かな食感を堪能することができる。なお「ジャズ羊羹 ストロベリー」は単品での販売も行う。【詳細】湯布院 ジャズとようかん「春の2棹セット」店頭発売日:2020年4月1日(水) ※店頭予約受付は3月19日(木)から販売場所:湯布院 ジャズとようかん住所:大分県由布市湯布院町川上3015-4TEL:050-5305-8033(9:30~17:30/土日祝休み)営業時間:9:30~17:30 ※不定休価格:・春の2棹セット 5,616円(税込)(ジャズ羊羹 strawberry・ジャズ羊羹 another spring 各1棹入り)・ジャズ羊羹 strawberry 2,646円(税込)■オンライン予約会・優先予約会:3月18日(水) 19:00〜23:59 ※LINE、メルマガ会員限定・一般予約会:3月19日(木) 正午・対象商品:4月1日(水)〜15日(水) 発送商品※優先予約会で完売した場合は一般予約会での販売は行わない。
2020年03月20日大分・湯布院に店舗を構えるセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」より、西武池袋本店にて2020年2月14日(金)まで開催されるバレンタインイベント「チョコレートパラダイス」限定のスイーツが登場する。“ハート”パッケージの「ジャズ羊羹 ショコラ」“ピアノ柄”の見た目が楽しい「ジャズ羊羹」は、「湯布院 ジャズとようかん」の看板メニュー。冬季限定の「ジャズ羊羹 ショコラ(chocolat)」は、白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込み、ドライチェリーやいちじくを合わせた贅沢な羊羹だ。今回の「チョコレートパラダイス」では、ハートの箔押しを施したバレンタイン限定パッケージの「ジャズ羊羹 ショコラ」を販売する。ほかにも、濃厚な抹茶餡と深みのあるチョコレート餡、さらに大納言小豆を混ぜ込んだ「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ」も販売。こちらは、ピアノを箔押しした通常パッケージでの展開となる。洋風ひとくちもなか「ヤマヴィコ」「ヤマヴィコ(YAMAVICO)」は、コーヒーやワインとの相性にこだわった洋風もなかだ。登場1周年を迎えて、「チョコレートパラダイス」では新メニュー2種を先行販売する。「ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング”(YAMAVICO trio "winter/spring") #1」は、もなか3種の詰め合わせ。白餡ベースのストロベリー餡とチョコレート餡を重ねた「ストロベリーショコラ最中」、濃厚なチョコレート餡にドライフィグを合わせた「ショコラ最中」、そしてエスプレッソ餡とミルク餡をティラミス風に仕上げた「エスプレッソミルク最中」を、1つずつセットにした。一方「ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング” #2」は、抹茶入り白餡とミルク餡の「抹茶ミルク最中」、「ショコラ最中」、そしてオレンジ餡とショコラ餡を包んだ「オレンジショコラ最中」の3種を、1つずつ詰め込んでいる。詳細湯布院 ジャズとようかん 「チョコレートパラダイス」展開スイーツ発売期間:2020年2月1日(土)〜14日(金)取扱店舗:西武池袋本店 7階(南)=催事場住所:東京都豊島区南池袋1-28-1メニュー:・ジャズ羊羹 ショコラ 2,592円〈冬季限定・バレンタイン限定パッケージ〉※限定パッケージは、湯布院本店およびオンラインストアでの取り扱いなし・ジャズ羊羹 抹茶ショコラ 2,646円〈冬季限定〉・ヤバヴィコ トリオ “ウィンター/スプリング” #1 / #2 各972円〈先行発売〉※湯布院本店およびオンラインストアにて、2月下旬より順次取り扱い予定※価格はいずれも税込
2020年02月06日ストーリー性のある演劇的な世界観をジャズダンスとJ-POPで創り上げるエンタテインメント集団「梅棒」による第10回公演『OFF THE WALL』が、2020年2月6日(木)から、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都渋谷区)で上演される。【チケット情報はこちら】2001年に日本大学芸術学部のダンスサークル『BAKUの会(現:Dance Company BAKU)』内で、同期の男子6人によって結成された、梅棒。09年にストリートダンス界最大のコンテスト『JAPAN DANCE DELIGHT vol.16』で特別賞を受賞し、12年に国内最大の振付作品コンテスト『Legend Tokyo chapter.2』で最優秀作品賞とオーディエンス賞を同時受賞。以降、活動の中心を劇場公演に移し、18年度は2万5000人超の動員を記録している、いま注目の集団だ。今回の『OFF THE WALL』は、梅棒のメンバー11人のみが出演する完全新作。どんな舞台になるのか、開幕まで約2週間となった1月下旬、都内で行われている稽古を見学させてもらった。すでに建て込み(大道具が設置されている状態)があり、本番の舞台さながらの稽古。この日は、冒頭に迫力満点のダンスナンバーを全員で踊ってから稽古がスタート。稽古場の熱量が一気に高まった。そして、オープニングから順番に、転換のタイミングや動線を入念にチェックしていた。J-POPに合わせたダンスでストーリーを表現する彼らにとって、振付はもちろんだが、同時にこうした地道な確認作業も重要になってくるのだろう。出演者の全員が梅棒のメンバーということもあって、チームワークはばっちり。伊藤今人が総合演出を務めているが、メンバーはいい意味でフラットな関係性で、それぞれへの尊敬の念が感じられる。稽古のテンポも非常によく、無駄な時間がない印象を受けた。今回使用する楽曲は、昭和の名曲から、誰もが一度は聞いたことがあるであろう人気アイドルグループのあの曲など、カーテンコールも含め20曲以上。どんなストーリーが繰り広げられるのか見学をした段階では全貌は分からなかったが、「梅棒メンバーによる最もバカバカしく暑苦しい、原点的革新的エンターテインメント」と掲げている通り、“梅棒らしさ”全開の舞台になることは間違いなさそうだ。公演は2月16日(日)まで。出演は、伊藤今人、梅澤裕介、飯野高拓、鶴野輝一、遠山晶司、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴。チケット発売中。取材・文:五月女菜穂
2020年01月31日大分・湯布院に店を構えるスイーツショップ「ジャズとようかん」から、看板商品「ジャズ羊羹」の新作「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ(chocolat)」が登場。湯布院本店で2020年元旦より発売、オンラインストアでは2019年12月12(木)正午より予約受付をスタートする。湯布院発のピアノスイーツ“ジャズ羊羹”大分・湯布院のスイーツショップ「ジャズとようかん」が販売している「ジャズ羊羹」は、文字通りジャズをモチーフにしたオリジナルの羊羹。ジャンルを象徴する楽器の一つであるピアノをモチーフに、「刷り込み」と呼ばわれる和菓子の伝統技法でピアノの鍵盤を羊羹の上で表現した、見た目にも楽しい一品だ。その味わいも“ジャズ”の名にふさわしい大人向け。定番の「クラシック」にはワインに一昼夜漬け込んだ2種類のドライいちじくをミックス。口に入れるとふわっと黒糖の風味とさっぱりとした甘さが広がる、コーヒーやワインとの相性にこだわった和スイーツとなっている。抹茶餡×大納言の新作「抹茶ショコラ」今回は、2020年3月中旬までの冬季限定シリーズとして発売されている「ジャズ羊羹 ショコラ」シリーズの新作として、抹茶餡に大納言を合わせた「抹茶ショコラ」が登場。シリーズすべての商品にドライフルーツが入っている「ジャズ羊羹」だが、本商品にはドライフルーツではなくたっぷりの大納言小豆を練り込むことで、濃厚な抹茶の味わいがより一層引き立つ和の味わいに仕上げている。ショコラ&クラシックとの食べ比べが出来るセットもこの「抹茶ショコラ」単品での販売とは別に、白餡にクーベルチュールチョコレートを合わせた「ショコラ」、あるいは定番の「クラシック」との食べ比べが楽しめる2棹セットも用意されている。商品情報■「ジャズ羊羹 抹茶ショコラ(chocolat)」販売期間:2020年1月1日(水)〜3月中旬※オンラインストアでは2019年12月12(木)正午より予約受付スタート。価格:2,646円(税込)■「ジャズ羊羹」2棹セット販売期間:・湯布院本店 2020年1月1日(水)〜3月中旬・オンラインストア 2020年1月6日(月)〜3月中旬発送価格:・「ショコラと抹茶ショコラの2棹セット」 5,562円(税込)・「クラシックと抹茶ショコラの2棹セット」 5,130円(税込)店頭受取予約:2019年12月16日(月)〜 受付スタート【店舗情報】「ジャズとようかん」住所:大分県由布市湯布院町川上3015−4TEL:0977-84-3838(店舗に関する問い合わせ)TEL:050-5305-8033 (取寄せ・その他に関する問い合わせ)営業時間:9:30〜17:30(季節によって変動あり)定休日:不定休
2019年12月12日セレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」から、大人のチョコレート羊羹「ジャズ羊羹 ショコラ(chocolat)」が、2019年12月から3月中旬までの冬季限定で登場。湯布院本店では2019年12月1日(日)、オンラインストアでは12月2日(月)より発売する。「ジャズ羊羹」は、旅や音楽など暮らしを豊かにしてくれるモノやコトを提案するセレクトショップ「湯布院 ジャズとようかん」の看板商品。“音楽のある風景”を多くの人に届けたいという想いのもと、2014年に誕生した。和菓子の代名詞とも言える羊羹に、モダンなジャズの要素を掛け合わせた、“ピアノ柄”の見た目も楽しい一品だ。そのなかでも毎年恒例で登場し、多くのファンをもつ「ジャズ羊羹 ショコラ」。白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込み、3種のドライフルーツを混ぜ合わせたチョコレート羊羹で、しっとりと滑らかな舌触りと、濃厚でありながらも甘すぎない味わいに仕上げられている。2019年は職人たちの深いこだわりの末、より美味しくなって登場する。また、「ジャズ羊羹 ショコラ」は、珈琲だけでなくお酒との相性が良く、中でもワインとの相性は抜群。そのほかウィスキーやブランデーなど洋酒全般、加えて日本酒ともよくあう。なお、12月には、スペシャルセット「ショコラとストロベリーの2棹セット」も数量限定で販売される。“ショコラ”とともに展開される“ストロベリー”は、苺のピューレとドライストロベリーを白餡にたっぷりと練り込んだいちご羊羹。紅茶はもちろん、シャンパンや白ワインとのマリアージュをおすすめしたい。【詳細】ジャズ羊羹 ショコラ<冬季限定>発売期間:2019年12月1日(日)~3月中旬取り扱い:湯布院本店※オンラインストアでは12月2日(月)~3月中旬発売。オンライン予約は2019年11月14日(木)~受付。価格:2,592円(税込)■12月限定「ショコラとストロベリーの2棹セット発売期間:2019年12月1日(日)~12月31日(火)※オンラインストアでは12月2日(月)~12月26日(木)。オンライン予約は2019年11月14日(木)~受付。価格:5,508円(税込)
2019年11月21日アイルランドのロックミュージシャン、スティーヴ・ウォールが主演し、ジャズの歴史に輝かしい功績を残したチェット・ベイカーの知られざる最期の数日を描く『マイ・フーリッシュ・ハート』。この度、ジャズ界のレジェンドから悲しきジャンキーへと堕ちた孤高の天才の場面写真がシネマカフェに到着した。1950年代のジャズ・シーンに彗星のごとく現れ、唯一無二の魅惑を湛えたトランペットの清冽な音色と中性的な歌声によって“巨人”マイルス・デイヴィスを凌ぐほどの人気を獲得したチェット・ベイカー。ウエストコースト・ジャズのスーパースターから、悲しき孤独なジャンキーへと堕ちていったチェットは、その極端に起伏の激しい人生そのものまで伝説化されてきたが、彼が58歳の時にオランダ・アムステルダムのホテルから転落死した際の真相は、未だベールに包まれている。“ボサ・ノヴァの神様”も惚れ込んだ伝説的ジャズミュージシャンチェットは1952年、当時最高峰のアルト・サックス奏者のひとりであったチャーリー・パーカーに認められ、彼の西海岸ツアーに参加。その後バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンとコンビを組み、楽器編成はバリトン・サックス、トランペット、ベース、ドラムスと、ピアノが参加していない(ピアノレス)ことも当時のジャズ界では異彩を放った。だが、マリガンの薬物トラブルにより、そのバンドは約1年で解散。チェットはピアニストのラス・フリーマンをパートナーに、新バンドを結成する。巨人マイルスを抜き、ジャズ専門誌の人気投票でトップに輝いたのもこの時期。また54年には、初のヴォーカル・アルバム「チェット・ベイカー・シングス」も制作。ライヴ会場は女性客で溢れ、ハンサムな容姿、語りかけるような歌声やトランペットの優しい音色に嬌声があがったという。そのチェットが大きな影響を与えたのが、ボサ・ノヴァを創成したとされ、“ボサ・ノヴァの神様”と称されたジョアン・ジルベルトだ。チェット登場以前の“歌うトランペッター”といえば、ルイ・アームストロングに代表されるように、野太く声量たっぷりに歌い、並はずれた肺活量と唇の強さを誇るかのように高音を吹きまくるスタイルが主だったが、チェットはそれと正反対のアプローチをとった。決して力まず、クールに。そのスタイルはジョアン・ジルベルトのみならず、現在もティル・ブレナーやアンドレア・モティスのパフォーマンスに受け継がれ、マライア・キャリーなど多くの人気アーティストがその音源をサンプリングしている。『マイ・フーリッシュ・ハート』は11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月28日マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)が本日9月17日、ビルボードライブ東京で「結成35周年記念 MJQジャパン・ツアー2019」を行う。MJQはピアニストのデビッド・マシューズを中心に1984年、日本で企画されたジャズバンドである。デビッドはファンクの帝王、ジェームス・ブラウンのアレンジャーとしても活躍し、77歳となる現在までジャズを中心とした演奏を続けている。本日の公演は結成35周年ツアーの一環。グループの特徴である、モダンながらポップなサウンドは今も健在だ。デビッドの円熟したテクニックと音色はもちろん、それぞれのメンバーのソロやアンサンブルにも期待が高まる。サックス、トランペット、ピアノ、ベース、ドラムスの王道編成で繰り広げられるライブは、ジャズの空気感を楽しむのにはもってこい。はじめてジャズクラブに行く、という方に自信を持っておすすめしたい公演だ。■公演情報マンハッタン・ジャズ・クインテット「結成35周年記念 MJQジャパン・ツアー2019」場所:ビルボードライブ東京1stステージ:開場17:30/開演18:302ndステージ:開場20:30/開演21:30MJQメンバー:デビッド・マシューズ / David Matthews (Piano)マイケル・ロドリゲス / Michael Rodriguez (Trumpet)クリス・ハンター / Chris Hunter (Saxophone)リッキー・ロドリゲス / Ricky Rodriguez (Bass)クリフ・アーモンド / Cliff Almond (Drums)
2019年09月17日昨年まで4年間にわたって人気を博してきた“シンフォニック・ジャズ”のコンサート「N響JAZZ at 芸劇」が、今年は装いも新たに「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」として登場する。クラシックとジャズを融合させた“シンフォニック・ジャズ”の定番曲、ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』が初演されてから95年。その後も様々なシンフォニック・ジャズが作られてはきたが、コンサートで紹介される機会は非常に少ない。そこで「ガーシュウィンやバーンスタイン以降の優れた作品を採り上げ、さらに新作も発表するコンサート」として企画されたのが「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」だ。コンサート全体の構成を考えプロデュースするのは、ニューヨークを拠点にワールドワイドに活躍するジャズ作・編曲家の挾間美帆。ジャズ界で最も権威のある米・ダウンビート誌が特集した"未来を担う25人のジャズアーティスト"において、アジア人で唯一選出されたジャズ界の逸材だ。タクトを握るのはアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団でアソシエイト・コンダクターを務める原田慶太楼。近年、日本でも多くのオーケストラに客演、進境著しい活躍をみせている。今回の公演では、第一部でシンフォニック・ジャズの偉大な先達ガーシュウィンとバーンスタインの作品、さらにそのふたり以降の重要人物クラウス・オガーマンとヴィンス・メンドーサの作品を採り上げる。そしてこのコンサートに華を添えるのが、昨年ECMからアルバムをリリースしたイスラエル出身でニューヨーク在住の奇才ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロ。コンサートの第二部は彼がフィーチャーされ、自作曲(挾間美帆の編曲によるオーケストラ版)と、東京芸術劇場が委嘱した挾間美帆の新作ピアノ協奏曲でもソリストを務める(世界初演)。アメリカを拠点に活躍する3人のアーティスト(3人とも30代前半!)が奏でる、新たなるシンフォニック・ジャズ「NEO-SYMPHONIC JAZZ」に期待したい。◆公演概要8月30日(金)東京芸術劇場コンサートホールNEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇●挾間 美帆(構成・作編曲)Miho Hazama●シャイ・マエストロ(ピアノ)Shai Maestro, Piano(C)Gabriel Baharlia昨年、マンフレート・アイヒャーのプロデュースによるECMからの第一弾アルバム『ドリーム・シーフ』をリリースしたシャイ・マエストロ(1987年イスラエル生まれ)は、同世代で最も才能があるジャズ・ピアニストである。5歳でクラシック・ピアノを始め、8歳の時にオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに開眼、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学した。2006年、19歳で世界的なベース奏者アヴィシャイ・コーエンのトリオに抜擢され、ブルーノートへの2作品を含む4作品のアルバム録音に参加。2010年に自身のユニットを結成し、2011年春、トリオのデビュー・アルバム「シャイ・マエストロ・トリオ」をフランスのLaborieからリリースした。また並行してテオ・ブレックマンとのコラボレーション、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット等でも才能を発揮してきた。現代ミュージック・シーンでひときわ輝きを放つイスラエル・ジャズの中心に立つひとりである。現在は拠点とするNYで業界やメディアから絶大な評価を受けながら、ジャズ・クラブや音楽ホールで著名ジャズ・アーティストとの共演を行う他、クラシック音楽のリサイタルも開くなど積極的な音楽活動を展開している。
2019年08月26日「音楽のまち」を街づくりのテーマに掲げる川崎市。「ジャズは橋を架ける」を合言葉に5回目の開催となる「かわさきジャズ」は、9月から11月にかけて市内全域をステージに行なわれる、有料無料あわせて約50公演を核とする都市型フェスティバルだ。7月8日にミューザ川崎にて、出演者の国府弘子(ピアノ)、文梨衛(ふみなしまもる・サックス)と、顧問の福田紀彦・川崎市長らが出席して概要の発表会見が行われた。【チケット情報はこちら】フェスは3つのミッションを軸とする。「音楽公演」「地域連携」「人材育成」。人気ミュージシャンが名を連ねる音楽公演が音楽の架け橋なら、商店街や企業とのコラボによるさまざまな地域連携企画が街と人に橋をかけ、学校や公共の広場などで行なわれるワークショップやレクチャーは、音楽の未来へ橋をかける人材育成だ。フェスのメインとなるのは11月7日(木)~17日(日)に開かれる9つの音楽公演。公共ホールやライブハウス、ショッピングモール、市内の音楽大学などを会場に、スタンダードからボーカロイドまで、個性的な公演が目白押しだ。今年は若手奏者や女性アーティストが多数出演するのが目を引く特徴で、幅広い世代のファンが楽しめるラインナップとなっている。ミューザ川崎の「佐山雅弘メモリアル・コンサート」(11月16日(土))は、昨年急逝したジャズ・ピアニスト佐山雅弘の追悼コンサート。彼が発掘した若手プレーヤーたちや、特別編成のトリビュート・バンド(ゲスト・ヴォーカル:May J)が集まり、誰からも愛された佐山の人柄を偲ばせる一夜になるにちがいない。かつてミューザで、佐山が仕掛け人となって実現した「ジャズピアノ6連弾」からの4人のメンバー、国府弘子、小原孝、塩谷晢、佐藤允も出演。会見に出席した国府弘子は次のように語った。「なんとも酔狂でゴージャスなコンサートに、佐山アニキに呼んでもらった。その同じステージの上で、4人で6人分の気持ちを込めてプレイしたい」一方、昨年スタートした、冠レース開催とともにジャズ・ライヴが楽しめる「川崎競馬ジャズナイト」(9月6日(金))や、生演奏とともに海から人気の工場夜景を眺める「ジャズクルーズ」、川崎駅周辺の店舗やストリートをまるごとジャズで染める「ジャズ・ジャック・デー!」(11月16日(土))などの好評企画はもちろん今年も。これらの地域連携プロジェクトを盛り上げるのが、「キーアーティスト」に任命されている若手サックス奏者で、会見のもう一人の出席ミュージシャンの文梨衛だ。地元川崎出身。祭りに若い力は欠かせない。街に出ればジャズと出会える。川崎の秋は今年も熱い。取材・文:宮本明
2019年07月16日ニューヨークを拠点に活躍するジャズ作曲家・挾間美帆。権威のある米国のジャズ誌『ダウンビート』の「未来を担う25人」に、アジア人で唯一選ばれた注目のアーティストだ。この夏、新たに始まる「ネオ・シンフォニック・ジャズ at 芸劇」をプロデュースする。【チケットの詳細はこちら】シンフォニック・ジャズとは、ガーシュウィン《ラプソディ・イン・ブルー》(1924年)を発端とする、クラシック音楽のオーケストラ編成によるジャズのこと。「とにかくオーケストラが好きで、エレクトーンでオケの曲ばかり弾いているような子供だったので、今でも頭の中で最初に鳴るのはオケの音なんです」大学まではクラシックの作曲を学んでいた。「音楽のジャンル分け自体がもはやナンセンス」と、クラシックとジャズを分けて考えることはないが、ジャズの特徴に「即興演奏」があることはポイントとして挙げる。「私も作曲科の学生時代、ジャズは敷居が高いというか、音符が書かれていない音楽への恐怖心がありました。実際には即興は努力とトレーニングのたまものなのですが、当時は、天才たちが、降って来たものをそのまま演奏していると思っていたんですね」だからクラシック奏者のための作品では、基本的に即興を用いないし、今回も、通常のクラシック・オーケストラ編成で演奏できる曲だけを集めた。ガーシュウィン、バーンスタインから、シンフォニック・ジャズの「中興の祖」的な重要作曲家クラウス・オガーマン(1930~2016)とヴィンス・メンドーサ(1961~)。そして挾間自身の新作《ピアノ協奏曲第1番》の世界初演。「初演から90年以上。でもいまだに《ラプソディ・イン・ブルー》ばかりが演奏されて、シンフォニック・ジャズの発展はストップしている。『その次』として残せるような、スタンダードとして末長く楽しんでもらえる作品を作りたい」と意気込む。独奏者にはイスラエル出身の世界No.1ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロを迎え、ピアノのカデンツァ部分は彼の即興に委ねる。「ゆくゆくはクラシックのピアニストでも弾けるように楽譜を書きますけれども、今回はジャズ・ピアニストとクラシック・オーケストラのバランスをうまくとって作曲したいと思っています」クラウス・オガーマンも彼女の「推し」。この取材の数日後にあった関連レクチャーでは、オガーマンの紹介に多くの時間を割いていた。アントニオ・カルロス・ジョビン、ビル・エヴァンスらとの仕事で知られる名アレンジャーであり、クラシカルな現代作品も手がけた作曲家。挾間いわく「オガーマン、マジ良い!」ジャズやクラシックに限らず、あらゆる音楽ファンに入り口のあるコンサートだと語る「ネオ・シンフォニック・ジャズ at 芸劇」は、8月30日(金)、東京芸術劇場で。原田慶太楼指揮・東京フィルのクールなサウンドで、シンフォニック・ジャズの歴史を浴びる一夜。取材・文:宮本明
2019年06月21日『1927-1941レビュー ニッポン・モダン・タイムス』は、日本でのポピュラー音楽の起源をたどるコンサート。昭和のはじめにモダン文化が花開き、ジャズが日本にやってきた頃から昭和16年にジャズが禁止される頃までの歴史が、歌とダンスで綴られる。ステージ上にはスタンドマイクとビッグバンド。まるでタイムトラベル感覚で、当時の音楽と雰囲気に浸れるというからワクワクする。【チケット情報はこちら】出演者の安奈淳は「父がハリー・ジェームスやベリー・グッドマンのレコードをかけていて、そんなジャズとともに育ちました。この時代のジャズはお洒落で実にかっこいい」と、音楽の魅力を語る。中原丈雄は「僕はデューク・エイセスの事務所で勤めたことがあり、彼らが『シング・シング・シング』や『恋人よ我に帰れ』『ビギン・ザ・ビギン』など歌っていたのを思い出しました。名曲ぞろいの時代ですね」と振り返る。予定ナンバーは『ダイナ』『雨に唄えば』『上海リル』『インザムード』『煙が目にしみる』『スイングしなけりゃ意味がないね』『キャリオカ』などなど。 “ジャズ”と言っても、戦前はシャンソンやタンゴなどまでが一括りにされていたため、ラテン音楽やハワイアンまで幅広く含まれているのが興味深い。安奈は『夜も昼も』『ザ・マン・アイ・ラブ(私の彼氏)』『私の青空』を歌う予定。また中原は『私の青空』でウクレレの弾き語りを披露する。その他、20名以上の宝塚歌劇団出身のスターたちが、フレッド・アステアやジンジャー・ロジャースのレビューをイメージしたステージを華やかに彩る。安奈は「『ベルサイユのばら45』でも宝塚の方々と集まりましたが、宝塚にいて良かった!と思いました。みんな家族みたいで、世代が離れていても自然と和気藹々してまとまります。今回も楽しみ」と、このステージが待ち遠しそう。唯一の男性出演者となる中原は「いやぁ、僕は花園に迷い込んだ黒一点ですね」と笑わせた。このショーで観客の皆さまに届けたいものを聞くと、「こんな素敵な歌があったことを知っていただけたら。今も古さを感じさせないし、今の音楽の礎であることを実感できます。初めて聴く歌もたくさんあると思うので、この経験をきっかけに背景などを調べてみて、音楽の世界を広げてみてはいかがでしょうか」(安奈)。「まさに大人の歌を味わえますから、一緒に時間を共有したいですね。日本の音楽史を体験できる舞台は、滅多にありません。懐かしさを楽しむもよし、日本にはこういう音楽があったのだと出会いを楽しむもよし。僕自身、ものすごく楽しみです」(中原)公演は奇しくも昭和の日、平成最後の日、そして新元号の初日に開催される。時代の変わり目に古き良きレビューを味わってほしい。4月29日(月・祝)から5月1日(水・祝)まで、東京・イイノホールにて。チケット好評発売中。取材・文:三浦真紀
2019年04月04日ソロはもちろん、世界的ミュージシャンとの競演やビッグバンド形式のライブなど幅広く活躍中。ピアニスト・小曽根真が、クラシックやジャズへの想いを語ってくれた。【チケット情報はこちら】クラシックとの出会いは5歳で始めたピアノレッスン。それまでもジャズ音楽家だった父の影響で、家にあるハモンドオルガンには自由に触れていたが、「バイエルが苦手で、クラシックは嫌いになってしまった(笑)」。その後、12歳でジャズピアノを始めてからもクラシックとは遠ざかったまま。再びクラシックと関わり始めたのは1983年のデビュー直前。「作曲の参考に慌ててクラシックを聴き始めたんですけど、その時はまだ自分が演奏するつもりはなくて。2003年に札幌交響楽団の定期演奏会に呼ばれた時が初めてのクラシックコンサートでした。予想外にモーツァルトをと言われて驚いて(笑)。“俺、弾けないよ。キャンセルできない?”なんて話した記憶が(笑)。それで猛勉強して、コンチェルトの9番を弾いて。すごく緊張したんですけど、それ以降いろんな演奏会に呼んでいただけるようになったんです。今では年間の4分の1くらいがクラシックコンサート。弾く音が決まっている分、そのもっと深いところで自分を表現していくことができる楽しさがようやくわかってきた感じかな。音楽の本質を改めて教えて貰ってる感じで、この10数年、すっかりクラシックにはまっています」今回のコンサートでは、世界的トロンボーン奏者・中川英二郎をゲストに迎える。「彼はアンドロイドというあだ名がつくくらい(笑)超絶技巧で吹くんです。ふたりでバッハにも挑戦してみようかと。バッハの音楽って、あまりにも幾何学的で完璧で、どの1音をずらしても辻褄が合わなくなるからと、これまであえて取り上げなかったんです。でも今回は、バッハにお伺いをたてつつ(笑)、どこまでアレンジできるか、あるいは変えずにいくのか…、ふたりで考えながらワクワクしています」コンサート後半はジャズの即興をメインにふたりのオリジナル楽曲が中心となる。「ジャズはアドリブの会話のようなもの。同じ曲でも毎回違うアプローチになります。ただ、慣れてしまってアドリブが“段取り”になってしまうと面白くない。聴く人をハッピーにすることが僕らの喜びだけど、そのためには僕ら自身が楽しんでいないと。ずっと同じことをやっていてもダメ。勉強して練習して新しいことに挑戦して。そんな“怖いところへいく”気持ちで自分自身を刺激し続けることがやっぱり楽しいんですよね。そのエネルギーが必ずお客様へ伝わると思います。福岡シンフォニーホールは世界の中でもかなり好きなホールのひとつ。音の広がりを実感できますし、本当に自分でも楽しみ。コンサートは2時間の運命共同体。ぜひお客様も僕らと一緒に楽しんでいただければ嬉しいですね」11月29日(木)福岡シンフォニーホールにて開催。チケットは発売中。
2018年11月13日大江千里の2019年のジャパンツアーとデビュー35周年記念アルバム『Boys & Girls』のアナログ盤発売が発表された。デビュー35周年記念アルバム『Boys & Girls』がオリコンのジャズ・クラシックチャートで初登場1位を獲得し、10月に行われた「35周年 アニバーサリー ピアノコンサート」の大盛況も記憶に新しい大江千里が、2019年1月に待望のツアーで来日することが決定した。「Boys & Girls , again -January-」と題された今回のツアーは1月19日(土)の名古屋からスタートし、その後福岡、仙台、東京、大阪と巡る5都市6公演となる。また、このツアーを記念してアルバム『Boys & Girls』のアナログ盤発売も決定した。今回のアナログ盤は88.2KHz/24bitのオリジナル・マスターデータを、ソニー乃木坂スタジオでカッティングし、国内Sony DADC Japanにてプレス生産した完全生産限定盤となる。ジャケットもアナログ盤ならではのデザインが施される予定だ。チケットは12月8日(土)より一般発売開始。<大江千里コメント>決まりました!35周年「Boys & Girls , again -January-」ツアー。今回はせっかくなので4th『乳房』に入っている“January”をキーワードにお送りします。ああ、やっと、声を大にして「ツアーだ!」と言える。会えるのを楽しみにしています。大江千里【公演日程】大江千里 Japan Tour 2019 “Boys & Girls , again -January-”▼1月19日(土)名古屋ダイアモンドホール▼1月25日(金)福岡イムズホール▼1月26日(土)仙台戦災復興記念館記念ホール▼1月28日(月)東京TOKYO FMホール▼1月29日(火)東京TOKYO FMホール▼1月30日(水)大阪高槻現代劇場中ホール
2018年11月12日「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019」が、2019年秋に東京・日本橋室町エリアにて開催される。世界3大ジャズフェスティバルの1つであり、50年の歴史を誇るスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル。その伝統あるジャズフェスと提携し、日本独自のプログラムで刺激的なライブを体感できる都市型音楽フェスティバルとして2015年にスタートした「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」。これまでの恵比寿・代官山エリカから日本橋室町エリアに会場を移しての開催となる今回も、ジャズのみならずロック界からもアーティストが参戦するなど、人種や国籍、世代、音楽ジャンルを超えたジャズフェスティバルとなる。【開催概要】「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019」開催時期:2019年秋開催エリア:東京・日本橋室町エリア
2018年11月05日東京・表参道の岡本太郎記念館にて、10月17日から2019年2月24日まで、企画展「瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-」が開催される。《顔のスピーカー》1971 年岡本太郎は、生前「オレは過去も無視して、未来も無視して生きている。現在この瞬間瞬間に爆発して生きるんだから」と語っていた。そんな過去にすがらず、未来に甘えない、そんな岡本太郎の人生観を体現する音楽がジャズだ。ジャズの本質は即興と対話。ジャズには “いま” しかない。 すぐれたジャズが放射するのは情熱、スリル、そして生命力。 岡本芸術と同じである。同展では、これまでの展示とは趣向を変え、「音」を展示する。 音を媒介にした岡本絵画とジャズの邂逅。 これまでとは一味ちがう体験空間を楽しむことができる。第1展示室では、歌、声、ダンスなど「音」にまつわる絵画を展示。中心にはおよそ半世紀前に岡本太郎が自ら制作した「顔のスピーカー」(1971)が初登場。本展のために修復されたスピーカーから、名曲「枯葉」を唄う岡本の声が聞こえてくる。第2展示室では、大阪万博後の70年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる「音」の展示。片倉真由子会期中には、第一線で活躍するジャズ ミュージシャンを招いた「スペシャルライブ」も開催。10月25日には片倉真由子(ピアノソロ)、11月16日は市原ひかり(トランペット)&松尾由堂(ギター)のデュオ、12月21日には須川崇志(ベース・チェロ ソロ)、1月25日には井上銘(ギター)& 塩田哲嗣(ベース)のデュオの開催を予定している。各日18時45分開場、19時スタート、要予約。また、各界で活躍するジャズ好きの面々がレコードをかけたり、トークをしたりする「スペシャル “店番”」 も実施。詳しくは記念館公式サイトまで。また、ギャラリートークも開催予定。10月25日、11月15日、12月13日、1月17日、2月21日の各日14時から15分程度、予約不要で参加が可能。【イベント情報】瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-会期:10月17日〜2019年2月24日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)料金:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※()内は 15 人以上の団体料金
2018年09月18日プラダ(PRADA)のフレグランス「インフュージョン ドゥ プラダ」シリーズから、「インフュージョン ドゥ プラダ マンダリン」が2018年7月27日(金)より発売される。シリーズ初の柑橘系となる「インフュージョン ドゥ プラダ マンダリン」は、もぎたてオレンジの瑞々しい果汁や果実の香りを表現した。爽やかなグリーンマンダリンを経て、甘酸っぱさの中に苦みを秘めたビターオレンジの香りへと変化。ミドルはオレンジブロッサムとネロリ、スパイシーなオポポナックスが織り成すノートが広がる。甘く瑞々しくありながら、ビターでドライ。そんな相反する香りの要素を併せ持ったフレグランスとなっている。【詳細】プラダ「インフュージョン ドゥ プラダ マンダリン オーデパルファム」発売日:2018年7月27日(金)価格:100mL 15,000円+税【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL:0120-000-599
2018年07月23日インフュージョン・ドゥ・プラダの世界観写真 インフュージョン・ドゥ・プラダは、香りを通してプラダの世界観に存在する詩的な矛盾を表現しています。プラダの神髄に存在する優美な二面性を見事に具現化しています。 香りを抽出する(インフュージョン)過程には矛盾が伴います。なぜなら、それは真実と空想を挑発的にもてあそび、記憶の中の想像上の香りを再解釈して現実の香りとして実際に創り上げるからです。インフュージョンとは、予期せぬものの出現、つまり感覚的なデジャヴに合わせて変化する出会いです。それぞれの香水は同じベースを用いていますが、それぞれの主となる原料によって変化します。版画のように、その構成は一見シンプルでありながらも複雑であり、それぞれの原料と密接に絡み合ったユニークな経験が引き起こす複雑さを覆い隠しています。 インフュージョン・ドゥ・プラダは、女性的・男性的と決めつけられた既成概念にとらわれず、また、最近の香水のトレンドの枠を超え、過去の歴史への敬意、現状への理解、そして未来を見据えたプラダの概念を表現する集大成といえます。 インフュージョン・ドゥ・プラダのコレクション写真インフュージョン・ドゥ・プラダシリーズは、象徴的な天然由来の原料が使用されています。優美で軽やかでありながら、香りが長く続くコレクションは、シンプルさの中にフレッシュさと繊細さ、そして洗練を兼ね備えた豊かなフレグランスです。イリス、イリスシダー、フルールオランジェ、アマンド、ウイエ、ベチバー、ミモザ、ローズの8種類で構成されるコレクションに、楽しげで洗練されたマンダリンが新たに加わりました。 新コレクション・マンダリンの香り写真インフュージョン・ドゥ・プラダマンダリンオーデパルファム100mL15,000円 インフュージョン・ドゥ・プラダ初の柑橘系の香りとなるマンダリンがコレクションに加わりました。グリーンマンダリンの瑞々しさから香り開くビターオレンジの香りは、ウェットとドライ、柔らかさと鋭さ、相反する側面を同時に持ち合わせたシトラスフルーツ果皮の香りのようなフレグランスです。マンダリンは、もぎたてのオレンジを体現しました。皮をむいたときに瑞々しく弾ける果汁のような、果皮と果実の美味しそうな香りを表現します。 インフュージョンは、蒸留とは異なり、むしろ、マンダリンのエッセンスとオレンジのエッセンスの再構築です。シーズン初の新鮮なマンダリンをカットした時のような複雑な感動からインスパイアされ、この香りの調香が生まれました。シトラスフルーツは、他のフルーツ同様明るく輝く果皮で果実のもろさを包み込んでいるように、マンダリンも同じように複雑に絡み合います。ハートノートは、オレンジブロッサムがネロリと出会い、温かみのあるおポポナックスの官能的なノートが対称的に香りたちます。控えめで優しい、ヨーロッパでの希少性を暗示するような、馴染みあるマンダリンの香りです。 ボトルにもこだわりが!飾るだけでも可愛い香水写真インフュージョン・ドゥ・プラダは、プラダのブランドイメージを象徴的に表しています。ヴィンテージの瓶には、プラダの創業者であるミウッチャ・プラダの祖父が1913年にデザインした伝統的な紋章が飾られています。色付けされたフィルムが瓶の底に配され、ガラスと香水にほのかな色味を加えています。マンダリンの外箱とボトルキャップにはオレンジ色が施されています。 今年の香りはこれで決まり!写真インフュージョン・ドゥ・プラダマンダリンオーデパルファム100mL15,000円 今年はプラダのマンダリンの香りと一緒に爽やかに日々を過ごしませんか? ▼お問い合わせ先インターモード川辺フレグランス本部TEL:0120-000-599
2018年07月19日1953年にアメリカ・メジャー・レーベル・デビューを飾り、1999年には日本人初の「国際ジャズ名声の殿堂」入りを果たすなど、60年以上に渡って世界的に活躍しているジャズ・ピアニストの秋吉敏子。この度、ジャズ・サックス&フルート奏者の巨匠で、彼女の夫君でもあるルー・タバキンとの共演歴が50周年を迎え、その記念公演を「奇跡の音響」と称えられる東京文化会館 小ホールで開く。【チケット情報はこちら】公私共にパートナーであるタバキンとの関係を、秋吉は次のように語る。「彼とはデュオ以外にも、カルテットやビッグ・バンドなど様々な形で数え切れないほど共演してきました。サックスとフルートを同じくらいの高い水準で吹きこなせる奏者は、世界的にも類がないと思います。来年は結婚生活も金婚式ですが、長続きの秘訣は、“お互いに干渉しないこと”。ニューヨークの自宅での生活の大半は、ルーが地下室、私が2階と分かれて練習していて、彼が階段を上がってくるのはお腹が空いた時だけなんですよ(笑)」注目のプログラムは、ふたりのデュオと各々のソロを織り交ぜた多彩な内容。近年の秋吉の公演の慣例通り、『ロング・イエロー・ロード』で幕を開け、『ヒロシマ~そして終焉から』の第3楽章『HOPE』で締め括る流れを予定しているという。「私が渡米した頃は、日本人がジャズをするのはハンディキャップと思われていた時代。そこで単身、差別の中で成功を目指す決意の曲として、1961年に書いたのが『ロング・イエロー・ロード』でした。以来50年以上も弾き続けていますが、その“長い私の道のり”は今も続いています」そしてトリの『HOPE』。この作品にも彼女らしいメッセージが込められている。「親交のある広島のご住職の依頼で作曲し、原爆の3日後に撮影したという女性の写真にインスピレーションを受けました。初演は2001年8月6日(広島市)だったのですが、その直後の9月11日にアメリカで同時多発テロが起こって。以来、私は平和への祈りを込めて、公演の最後に必ずこの作品を演奏するようになりました」プライベートでは著名なワイン・コレクターでもある秋吉&タバキン夫妻。『ロング・イエロー・ロード』のイメージにふさわしい銘柄を尋ねると、さすが納得の答えが。「フランス・ボルドーの『シャトー・オーブリオン』。ボディが厚く、ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長い熟成を必要としますから」公演は9月15日(土)東京・東京文化会館小ホールにて。チケットの一般発売に先がけて、現在プリセールを実施中。受付は5月25日(金)午後11時59分まで。取材・文:渡辺謙太郎
2018年05月21日野外フードイベント「博多メシ!」が、2018年5月3日(木)から5日(土)まで、音楽イベント「高槻ジャズストリート 2018」内の特設会場にて開催される。会場では、2014年の「ミシュランガイド」における安くてオススメの店”ビブグルマン”にも選出された福岡「ピッツェリア・ダ・ガエターノ」のイベント限定ピザや、2017年にミシュラン1つ星を獲得した名店「北新地 again」の豚骨ラーメン、日本で初めて明太子を製造販売した「ふくや」の明太からあげなど、食の街・博多の絶品グルメの数々が楽しめる。今回「博多メシ!」の会場となる「高槻ジャズストリート 2018」は、都市型のジャズフェスティバルとして、日本最大規模の動員数を誇る音楽イベント。総勢4,000人を超えるミュージシャンが出演する音楽に溢れた会場で、ここでしか味わえない“博多メシ”を堪能してみては。【開催概要】「博多メシ!」開催日:2018年5月3日(木)〜5日(土)開催時間:10:00〜18:00会場:高槻ジャズストリート 2018内、ハイネケン J:COM ステージ(高槻市立第一中学校グラウンド 特設会場:大阪府高槻市城内町 1-35)料金:入場無料、飲食代別途、食券制(250円/枚)出店店舗:食店舗9店舗、九州物産4〜5店舗
2018年05月05日