元吹奏楽っ子(担当:Euphonium)の音楽好きharakoが、大人になってから、改めて音楽の楽しみ方を見つける連載です。第4回目は、クラシックからジャズへ方向転換した、サックス奏者・指導者の横原由梨子さんに、ジャズの楽しさについて教えていただきました。クラシックからジャズに転向【大人の音楽LOVER♪】vol. 4harakoもともと、ジャズをやりたいと思っていたのですか? それとも、全くの予想外でしょうか?横原さん中学の吹奏楽でサックスに出会ってから、13年くらいクラシックサックスでした。大学に入っても、クラシックを続けていたんだけど、大学卒業間近で、たまたま聴きにいったジャズライブをきっかけに魅了されていったんです。クラシックしかやったことがない私からすると、ジャズへの印象は “わけがわからない” の一点。聴いて楽しむポイントもわからないし、どこで拍手をするのかもわからない。どんなルールがあるのか疑問ばかりだったので、初めは自分がジャズを始めるなんて思っていなかったですね。でも、だんだん聴く音楽が徐々に変化し、楽器もビンテージのものにして、奏法が混乱するからクラシックの依頼は全て断るまでになっていました。本場のジャズを肌で感じるために、ニューヨークにも行き、今では、クラシックから180度違う、ジャズの世界に浸っている毎日ですね。理論より、感覚から入る大切さharakoジャズを始める時に、どこから手をつけたら良いか謎です……。オススメの切り口はありますか?横原さんクラシックは、楽譜に細かいアーティキレーションが書かれているけど、ジャズは基本的にキーとコード進行以外は、個々の表現の自由なんです。アクセントひとつとっても、正解がないのが難しいところだと思います。それもあって、“ジャズの演奏=聴いた量” と言われるくらい、耳でニュアンスを感じることが大切。日本でもCDやライブで聴いていましたが、本場ニューヨークでは、無料の音楽イベントがたくさんあるんですよ。しかも、ジャズクラブでは、夜中の3時〜4時まで素晴らしい演奏を聴くことができて、とても充実していましたね。一日中、音楽があふれている感覚。英語でもそうですが、文法から入るより、まずは好きなフレーズを話してみる、とか言いますよね。同じ要領で、全くジャズをやったことがない人の場合は、自分の好きなフレーズを、まずは真似てみて感覚を掴んで欲しいですね。理論は本当に後からついてくるもので、私も演奏経験を重ねていくうちに、ジャズ理論への理解が深まっていきました。いきなり理論から入っていたら、難しくて挫折してたかもしれません……(笑)。人と積極的に合わせることharakoニューヨークに突然行かれた時は、どんな感じで演奏を学ばれたんですか?横原さんニューヨークに行った目的は、とにかく演奏を聴きに行こうと思って、学校に入学はしなかったんです。事前にレッスンを受けたい人にアポイントだけとって、あとは自分のインスピレーションを大事に行動したのが、現場を肌で感じるために功を奏したと思っています。そこで、体感したことのひとつですが、“一緒に演奏しない?” と誰かから誘われるのを待っていたら、一生演奏できないと言うことを学びましたね(笑)。日本人に多い傾向で、大丈夫です! 私なんて……。とモジモジしてしまうと、ただ見てるだけで本当に終わってしまう。初めはすごく勇気がいることですが、ニューヨークでセッションしている場面をみたら、自ら楽器を持ってステージに上がらないといけないんです。見知らぬ人たちに混じって、いきなりステージに上がるって、けっこう勇気がいると思いませんか? 私は、この感覚に慣れるまで2週間かかりました(笑)。でもそれを乗り越えて、だんだんなじんでいった時は、とっても嬉しかったですよ。もちろん、急にそんなことができなくても良いと思いますが、まず楽器で音を出したら、一緒に合わせてみることが大切ですね。失敗したり恥をかいたりしても、他の楽器の方と演奏し、自分の演奏を感じることで、ジャズの楽しさをより早く見つけ出せると思います。ジャズは個性のぶつかり合いharakoクラシックと比べて、ジャズは個人戦のイメージがすごくあります。その場で楽しもう、という傾向が強そうですね!横原さんそうですね。ジャズは、けっこう孤独かも。クラシックと大きく違うのは、毎回メンバーが初対面のケースが多いと言うことです。メンバーで活動しているなら別ですが、基本的にはその場その場で、どんな演奏や曲を行うかもわからないスタイル。だから、この人の演奏スタイルと、この人が合わさったら、化学反応が起きて良さそう!と、個性をぶつけていく感覚でおもしろみはすごくありますよ。今日は、どんな演奏になるんだろう?と、感性を磨きにいくのが、とても楽しいですね。あとは、リーダーライブと言って、自分が演奏したい場所、選曲、人選まですべてセレクトするライブは、お気に入りの空間を作れる楽しさがあります。毎回変わる内容って、とにかく刺激的。新しいものが生まれる感じを経験できるんです。普段は練習に励み、感性を磨くことが大切。そして、定期的なセッションでまた新しい自分に出会って行く。終わりのない、ジャズ人生を歩みたいとのことでした……♡今回の音楽LOVERは……♪横原由梨子さんサックス奏者・指導者♪音楽を、ひと言で表すと?「長い階段」静岡県浜松市出身。 中学校の吹奏楽部をきっかけにサックスをはじめる。 第15〜17回浜松国際管楽器アカデミー受講生。 全日本ジュニアクラシック音楽コンクール審査員賞受賞。 中部読売新人演奏会出演。平成22年度、日演連推薦/新人演奏会オーディションに合格し、名古屋フィルハーモニー交響楽団とJ.イベールの室内小協奏曲を共演する。 そして、大学卒業後に訪れたジャズクラブで初めてジャズに出会い、2015年、16年と単身ニューヨークに渡り研鑽を積む。現在は、中部、関東地区などのジャズクラブを中心に活動中!(C) piola666/Gettyimages(C) erlucho/Gettyimages(C) guigaamartins/Gettyimages
2017年08月24日ホテルニューオータニは、ティー&カクテル「ガーデンラウンジ」にて、ビュッフェスタイルの食事とともにアーティストによるジャズ生演奏を楽しめる「SUMMER NIGHT BUFFET & JAZZ」を開催。毎週木・金・土曜日および2017年8月20日(日)に、生演奏を聞くことができる。8月26日(土)までの期間開催される、ジャズと美食の饗宴だ。ホテルニューオータニの中心に位置する「ガーデンラウンジ」は、大きな窓から400年の歴史を持つ1万坪の日本庭園を眺めることができるロケーション抜群の空間だ。夜間ライトアップされる日本庭園の眺めと、デュオ編成のアーティストによるのジャズ生演奏が優雅な雰囲気を盛り上げ、上質なディナー空間を演出する。約40種類にも及びビュッフェの料理は、サラダバーや前菜、パスタなどはもちろんアメリカンビーフ最高クラスの「USプライムローストビーフ」のカッティングサービスも含まれる豪華なラインナップとなっている。今回新登場の、パティスリーSATSUKIの傑作「スーパーメロンショートケーキ」にも注目だ。【詳細】ホテルニューオータニ、「SUMMER NIGHT BUFFET & JAZZ」開催会期:2017年7月20日(木)~8月26日(土)の毎週木・金・土曜日および8月20日(日)場所:ホテルニューオータニティー&カクテル「ガーデンラウンジ」住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ガーデンタワー ロビィ階時間:18:00~21:00※2時間制生演奏:18:30~、19:40~、21:00~(40分)料金:大人 5,700円+税 子供(4~12歳) 3,400円+税※サービス料別、カバーチャージ無料、ドリンク別■ビュッフェメニュー例<シェフサービス>プライムローストビーフ カッティングサービス<COLD>きびなごのフリット 甘辛エスニック風味パテ・ド・ヴォライユとコンディメントシーフードとカラフル野菜のサラダ グルマンデーズ<HOT>伊佐木のプランチャ香草風味と南仏煮込み野菜インドネシア風炒飯“ナシゴレン”煮込みミートのラケと茸入りペンネのグラティナート<DESSERT>ホテル特製デザート(スーパーメロンショート他)旬フルーツシャーベット&バニラアイスクリーム【問い合わせ先】TEL:03-5226-0246(ガーデンラウンジ直通)
2017年08月18日ローラ メルシエ(laura mercier)の新作ファンデーション「フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション」が、2017年10月4日(水)より発売される。「フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション」は、軽い付け心地ながら、ローラ メルシエのファンデーション史上最もロングウェアの15時間カバレッジ効果を備えた新作ファンデーションだ。仕上がりは、マットでナチュラル、かつ立体感のある表情。余分な皮脂を吸収する成分がシルキーマットな肌を実現し、光を拡散する微粒子パウダーがなめらかな立体感を生む。その上、あらゆる肌悩みを素肌感を損なわずにカバーしてくれる。さらに、そのエフォートレスな仕上がりは15時間も持続。汗や皮脂に強いことはもちろん、色移りもしにくいため、あらゆる環境で化粧直しの気にならない状態が保たれる。ファンデーションのカラーバリエーションは全11色。自分にぴったりの色を見つけたら、専用のスポンジを使用して、顔の外側から内側に向かって少しずつ馴染ませると、より美しい仕上がりに。なお、化粧下地には、保湿成分がたっぷり含まれた「ファンデーションプライマー ハイドレーティング」がおすすめだ。スキンケアしたてのもっちり感が1日中続き、肌の凸凹を整えてファンデーションの美しい仕上がりを保ってくれる。【詳細】ローラメルシエ「フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション」発売日:2017年10月4日(水)色数:全11色容量:30ml価格:各6,000円+税【問い合わせ先】ローラ メルシエ ジャパンTEL:0120-343-432
2017年07月30日「プラダ インフュージョン ドゥ プラダ ローズ」が7月14日より、全国発売開始となりました。インフュージョン ドゥ プラダ ローズは、原料であるローズの伝統的なイメージを賞賛するとともに、新たな現代性を捉えています。フラワーショップにあるビロードのような花びらから連想される暗く重い憂鬱さは軽減され、インフュージョンの過程では、最初はシンプルに見えたものが実際はとても複雑に多様化し、新たな解釈を呼び起こします。太陽とそよ風に運ばれてきた自然の香りが、新鮮なネロリが持つきらめく透明感と官能的なエッセンスによって引き出され、野原の生き生きとした輝きを称えています。■「インフュージョン ドゥ プラダ ローズ」香りのこだわり古くからある様々な品種のローズに着想を得て、早朝に手で摘まれたブルガリアやトルコのローズをブレンドし、ネロリ、マンダリン、ガルバナムの香りの液体に浸けます。その香りはスパイシーで、蜂蜜のようであり、軽やかでシンプルな活き活きとしたフレッシュな香りです。インフュージョン ドゥ プラダ ローズは、現実と空想を曖昧にする、理解するには極めて複雑なフレグランスです。インフュージョン ドゥ プラダ ローズ オーデパルファム 100mL 1万5000円*本体価格(お問い合わせ先)川辺株式会社TEL 0120-000-599
2017年07月18日ドラマチックな空間の食事とジャズで特別な夜を新橋のジャズバー「Bells grill&jazz」。デザイナーが入って作り上げたという空間は、キャバレーのようにドラマチックで華やか。赤いソファー席がぐるりと囲むように配置され、開放的なのに個室のように落ち着いた雰囲気で過ごせます。また、段差を設けることで抜け感を演出していて、飲食店ながらまるで1960年代のジャズのクラブに来たかのよう。自然と会話も弾みます。平日は毎日19:30から30分ごとにグランドピアノとベースによるジャズライブを開催。食事を邪魔しない大人のジャズは、ディナータイムを格別の時間に仕立て上げます。空間づくりだけじゃない! こだわり抜いたメニューの数々ラグジュアリーな空間にもかかわらず、お手軽に食事を楽しめます。500円から頼める豊富なメニューはコスパ抜群!また、添加物を一切使わない飼料で育てられた長野県の「安曇野ポーク」などのメニューもあり、最高の豚肉を楽しめます。フォトジェニックなメニューもラインナップ♡女子会やデート向けに「Bellsサラダ」を花束の形にアレンジしてくれたり、ハート型のピザ「愛と欲望のピッツァ」を提供してくれたりと、お店側でサプライズしてくれることもあるそう。見るだけでテンションが上がりますし、インスタ映えすること間違いなしです!大人女子会はお会計もスマートに楽しかった女子会のお会計はわりかんアプリ「ペイモ(paymo)」を使ってスマートに。レシートを撮影して、QRコードを読み取り、その場でみんなに請求するだけ。キュートなスタンプとメッセージとともに素敵な女子会の思い出を。お得なキャンペーン開催中!お支払い金額から毎回5%円分ポイント還元中!わりかんアプリ「ペイモ(paymo)」のダウンロードはこちら取材・文/萩原かおり取材協力:AnyPay株式会社企画編集:ルトロン編集部スポット情報スポット名:Bells grill&jazz住所:東京都港区新橋2-6-1さくら新橋ビルB1電話番号:03-3504-2111
2017年05月30日ジャズ界の巨匠と称えられるヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンと、ジャンルを越え世界で活躍するピアニスト小曽根真の3年ぶりとなるデュオ・ツアーが開催される。70歳を越えたバートンは、小曽根とのツアーを最後に演奏活動の一線から退く意思を示しており、長い音楽人生に終止符を打つ。30年にわたり共演を重ねてきたデュオも今回限り。そんな特別なツアーを目前にして、小曽根真が思いを語った。小曽根真(p)/ゲイリー・バートン(vib)チケット情報「今の僕の音楽は、彼との出逢いなくしてはない、と言えますね。超絶技巧や派手な演奏が好きだった僕に、見せる音楽ではなく、聴かせる音楽を教えてくれて、世界中に僕を連れて行き紹介してくれた。そのおかげでどれだけ僕の名前が世界に出たかっていうことです」と開口一番、熱い思いと感謝を語る小曽根。バークリー音楽大学の学生だった小曽根の才能をいちはやく見出し、キャリアを後押ししたゲイリー・バートン。共演を重ねてきた音色を「あの人がバーを叩くと、ポーンといった瞬間に音が湯気みたいにふわーっと上がってくる。音が見えるよう。ゲイリー・バートンが優しく弾いた時のヴィブラフォンは、世界で唯一無二の音がする」と表現。自分たちが好きな音楽、新しい音楽に挑戦することを続けてきたというふたり。「“最後はマコトとやりたかった”と言ってくれて。僕が生徒だったということもあり、彼もどこかでホッとする部分があるんじゃないかな」ピアノとヴィブラフォンが織りなす珠玉のデュオ。今回、アコースティックにこだわった生音でのライブ公演となる。ジャズ、ブルース、カントリーミュージック、クラシックと長年のキャリアで培った音楽が凝縮され、進化と成熟を遂げた唯一無二の音楽。ふたりの偉大なミュージシャンのファイナル・ステージは見逃せない。公演は5月29日(月)の東京公演を皮切りに、山形・大阪・福岡・愛媛・北海道・東京・神奈川・埼玉など全国を巡る。チケットは発売中
2017年05月22日「デビュー37年目になりますが、その中ですばらしいジャズに触れる機会もたくさんあって、いつか私も機会があったらジャズの歌を歌ってみたいなって思っていたんですけど、それが今回、このように実現したってことですよね」 3月30日に放送された『SONGS』(NHK)でそう語ったのは、松田聖子(55)。3月29日、自身初となるジャズアルバム『SEIKO JAZZ』をリリースした。 タッグを組んだのは、グラミー賞の常連プロデューサーのデビッド・マシューズ。アルバムはチャップリンの『スマイル』や『追憶』、『イパネマの娘』など、スタンダードからボサノヴァまで名曲のカバーで構成されている。これは永遠のアイドルからの脱皮だ、と指摘するのはレコード会社関係者だ。 「美空ひばりさんも晩年、ジャズを歌ったように50代も半ばを迎え、情感をしっかり歌う大人のシンガーを目指したんだと思います」 今回、彼女はこの渾身のアルバムを引っさげ、全米でも勝負に出る。5月12日に米名門ジャズレーベル『Verve Records』から『SEIKO JAZZ』を出すことが決まっているのだ。 「プロモーションを米国でも行う予定なのですが、今回が最後のアメリカ挑戦になると思います」(前出・音楽関係者) これまでもアメリカで存在感をアピールしてきた聖子だが、過去の“挑戦”は必ずしも満足のいくものではなかった。しかし、最近相次いだ日本人アーチストたちの成功がそんな聖子を刺激したという。 「宇多田ヒカルが去年リリースした『Fantome』は、全米iTuneチャートで3位まで行きました。さらにピコ太郎の『PPAP』が大ヒットし、ビルボードのシングルチャート77位を記録したとき、マスコミが90年の聖子の57位を引き合いに出したんです。聖子さんも“夢よ、もう一度”と、改めてアメリカに挑戦したいと考えたのでしょう」(前出・音楽プロデューサー) 大人のシンガーとしてアメリカで勝負したいという聖子だが、彼女がジャズに転向したのは別の理由があったと話すのは、レコード会社関係者だ。 「彼女は例年、アリーナツアーを行って来ましたが、最近は『赤いスイートピー』などの曲で、若いときには普通に出せていた高音のサビを歌うのに苦労するようになっていました。声を張り上げる部分では客席にマイクを向けて歌わせるように、うまく逃げるようになったんです。そこで、高い声を無理に出さなくてもよくて、歳をとっても長く歌えて感情も込めて歌うことができるジャズで勝負しようと思ったのでしょう」 55歳の女性にとって、声帯の“異変”は切実な問題だ、と耳鼻咽喉科の音声専門医師もこう話す。 「女性の場合、閉経が関与しているとされ、50代になり女性ホルモン(エストロゲン)が減ると、声帯はむくんで太くなります。そうすると声が低くなるんです。さらに喉の潤滑油が乾いてきて、声帯に潤いがなくなると、高い声は出せなくなりますね」 声質が変わり、シンガーとしても新たな方向性を模索し始めた聖子。その妥協なき姿勢は私生活にも及んでいるという。アルバムのレコーディング終了後、聖子はアメリカでの再挑戦に備えて、のどを守るなど体調を整え、日常生活にも気を使ってきた。 「故郷・久留米名物の“八女茶”はテアニンをたっぷり含み、リラックス効果にいいからと、毎日何杯も飲んでいるようです。そのおかげか睡眠もたっぷりとれて、気力・体力とも充実しているようです」(芸能関係者) 声帯に負担をかけないようにと、食生活も野菜中心に変えたという。 「聖子さんは、3月に亡くなった大物プロデューサー、トミー・リピューマ氏(享年80)の縁もあって、今回の名門レーベル入りを果たしました。『絶対に全米で成功したい』と、彼女はすでに渡米しているそうです」(前出・音楽プロデューサー) 背水の陣で全米に挑む聖子は、声の衰えを乗り越えることができるか。“最後の挑戦”が注目される。
2017年04月06日昨年ロサンゼルスで行われた単独公演の成功などで、ますます注目を集めているピアニストの桑原あい。リリースされたばかりのアルバム「Somehow,Someday,Somewhere」は、なんとエレクトリックベースにウィル・リー、ドラムスにスティーヴ・ガッドという超一流のメンバーを迎えたスペシャル盤。オリジナル楽曲に加え、バーンスタインやビル・エヴァンスなどもカバーしたラインナップで、素晴らしくグルーヴィーな仕上がりとなっている。4月2日(日)~3日(月)と7日(金)~9日(日)に行われる桑原のライブ『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』では、石若駿(ドラムス)や菊地成孔(サックス)ら、こちらも名だたるプレイヤーが日替わりで登場する。『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』チケット情報「ウィルとスティーヴは、知り合った時から『いつか一緒にやろうね』と言ってくれていたんですけど、まさか私がと思っていたんです。でも“本当に一緒にやりたい人は誰?”と考えた時、やっぱりふたりの名前が浮かんできた」という桑原。ニューヨークでのレコーディングは、リラックスした空気で進んだとか。「目を見なくても、音がピッタリ合ってしまうのが不思議でした。全員が余計な力を抜いて、ただ音楽のことだけを感じた結果、そうなったとでもいうような。だから私のピアノも、これまでで一番ナチュラルな音が出ていると思います」と桑原は語る。「たとえばスティーヴのカウントオフなんて、テンポが譜面とは違うんですよ(笑)。でもなぜかそれが心地よくて、そのまま演ってみたらやっぱり正解だったということも多かったです」と桑原は振り返る。そのエッセンスは各曲に浸透し、寺山修司の言葉をタイトルにした『All life will end someday,only the sea will remain』、桑原がフェンダーローズを弾く『Extremely Loud But Incredibly Far』など、アルバムには匂い立つような楽曲が並ぶ。話は前後するが、以前は「極限まで自分を追い込んで曲を作るタイプだった」という桑原。3年前には長いスランプに陥ったが、日本を代表して出演したモントルー・ジャズフェスティバルで出会ったのが、あのクインシー・ジョーンズだ。「『いま出せる、あなたの音楽をやりなさい』と言ってくれて、思わず即興を演ってしまいました」と桑原は笑う。クインシーは演奏を終えた桑原にハグをして、何を悩んでいるのか聞いてくれた。憑き物が落ちたようにふっきれた桑原が、帰りの飛行機の中で一気に書き上げたのが、名曲『The Back(背中)』だ。「帰って行くクインシーの広い背中を見ていたら、大切なものが見えなくなっていた自分が恥ずかしくなりました。私はもっと音楽に、貪欲になっていいんだなって」と桑原はかみしめるように語る。次のフェーズに踏み出した彼女の、新たな魅力が詰まった『5 Souls』。彼女の“今”を、ピットインという密な空間でたっぷりと味わいたい。取材・文佐藤さくら
2017年03月16日「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」が、施設全体で302店舗・店舗面積約45,700m2を誇る日本最大のアウトレットモールとして大規模なリニューアルを実施。2017年9月25日(月)に、既存棟・第5期増床棟と合わせて100店舗が新規出店、47店舗が移転リニューアルオープンを迎える。「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」とは「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」は、「ナガシマリゾート」の一角に位置するアウトレットモール。周辺には、遊園地の「ナガシマスパーランド」、温泉施設の「湯あみの島」、花と食のテーマパーク「なばなの里」の他、高級温泉旅館「ホテル花水木」など観光集客施設が集積した、東海エリア屈指の一大レジャーゾーンに位置する。2016年7月には「ジャンボ海水プール」内に日本初&世界最大級の大型複合ウォーターアトラクション「ジャパーン」が新たにオープン。加えて、2017年春には「ナガシマスパーランド」に4Dスピンコースター「嵐」も導入予定となっており、ますます注目を浴びるスポットである。ラグジュアリー・インターナショナルブランドを誘致した日本最大約280店舗今回の大規模リニューアルで、サンローランやメゾン マルジェラ、バレンシアガなどの高感度なラグジュアリー・インターナショナルブランドを誘致。さらに、エッグスンシングスやジェラートピケカフェ クレープリーなどの人気飲食店舗やファッション・生活雑貨など、多彩なニーズに応えた302店舗を構える日本一のアウトレットモールとなる。また、壁面デザインやオブジェの変更など環境デザインもリニューアル。モールの利便性をより高めるため、エレベーターやエスカレーター等の増設・移設も実施する。また、近年海外旅行者が増えてきていることもあり、お祈りを必要とする人のためにプレイヤールーム(祈祷室)の設置される。【施設概要】「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」第5期リニューアルオープン:2017年9月25日(月)住所:三重県桑名市長島町浦安368アクセス:車:伊勢湾岸自動車道「湾岸長島 IC」よりすぐ、東名阪自動車道「長島 IC」より約10 ㎞公共交通機関:名古屋駅(名鉄バスセンター)発 長島温泉行きバスで約40分、または近鉄名古屋線・JR関西本線「桑名駅」よりバスで約20分第5期(9/25)開業店舗■第5期増床棟 新規アヴィレックス デポ/ビショップアウトレット/バブアー 期間限定店舗/ビルケンシュトック/デンハム /ディッキーズアウトレットストア/ヘンリーコットンズマリーナヨッティング/ハーレーアウトレットストア/マッキントッシュ トラディショナルウェザーウエア/プチバトー/オロビアンコ/ワールドアウトレット/エースアウトレット/アワーパッション/インターナショナルシューズギャラリー/ジンズ/マンハッタンニューヨークデポ/ピーチ・ジョン・ザ・ストア/アグ/チャンピオン/コールマン/キーン/ニューバランスファクトリーストア/アフタヌーンティー・リビング/マツモトキヨシアウトレット/エッグスンシングス/コンパーテス/ジェラートピケカフェ クレープリー/BAYCREW’S ベーカリー新業態/モロゾフカマダシチーズケーキ/朝日屋/クア・アイナ/羽根つき焼小籠包 鼎’s(Din’s) ディンズ■第5期増床棟 移転リニューアルアーノルドパーマータイムレス/フレッドペリー/マーガレット・ハウエル エー.ジー.オー./フェリージアウトレット/オニツカタイガー/フランフラン バザー/ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン/アンダーアーマーファクトリーハウス■既存棟 新規アズ―ルバイマウジー ※オープン済/バレンシアガ ※2017年6月オープン/ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ/ブルックスブラザーズ ※2017年冬オープン/バーバリー/ブルネロ クチネリ/エストネーション ※2017年9月オープン/フェアファクス/ガリャルダガランテ ※2017年9月オープン/ジョゼフ ※2018年春オープン/マッキントッシュロンドン/マッキントッシュフィロソフィー/メゾンマルジェラ ※2017年9月オープン/マーキュリーデュオ/ミツミネ ※2017年5月オープン/ナチュラ ル ビューティー ベーシック/プロポーショ ン/フリーズマート ※2017年9月オープン/ポールスミス ※2017年夏オープン/サンローラン ※2017年夏オープン/ステラ マッカートニー ※2017年秋オープン/タトラス アンド ストラダエスト ※2018年春オープン/トッズ 期間限定店舗/タケオキクチ ※2017年5月オープン/ヴェルサーチ ※2017年秋オープン/ダブルクローゼット/エクストララージ/エックスガール ※2017年秋オープン/松坂屋 ※2017年5月オープン/シチズン/ダイアナ/ドクターマーチン ※2017年9月オープン/ゲンテン ※2017年9月オープン/ハンター/ニクソン ※2017年6月オープン/マドラス/マイケル・コース メンズ ※2017年6月オープン/モーダクレア アウトレット ※2017年9月オープン/セルジオ ロッシ ※2017年夏オープン/スケッチャーズ ※2017年冬オープン/ファミリア ※2017年冬オープン/メゾピアノ ※2017年冬オープン/イデア セブンス センス ※2017年9月オープン/ザコスメティックスカンパニーストア ※2017年9月オープン/フジヤスイーツファクトリー/ミオバールバルケッタ ※2017年6月オープン■既存棟 移転リニューアルアドーア ※2017年9月オープン/アプワイザー・リッシェ ※2017年9月オープン/ベーセーストック/ボス アウトレット/ボッテガ ヴェネタ/チャオパニック/ドゥドゥ バイ パル グループ アウトレット ※2017年夏オープン/ダックス/ダブルスタンダードクロージング ※2017年9月オープン/エルメネジルド ゼニア/イネド/リーバイスアウトレット/ニューヨーカー ※2017年夏オープン/マジェスティックレゴン/モンクレール ※2017年夏オープン/ポロ ラルフ ローレン ファクトリーストア/ストラスブルゴ ※2018年春オープン/ストロベリーフィールズ ※2017年9月オープン/ユナイテッドアローズ アウトレット ※2017年冬オープン/アニヤ・ハインドマーチ/バリー ※2018年夏オープン/ケイト・スペード ニューヨーク ※2017年冬オープン/フェイラー ファクトリー アウトレット/フクスケアウトレット/フルラ ※2017年6月オープン/グンゼ/ジミー チュウ/レスポートサック ※2017年7月オープン/ロンシャン/スワロフスキー/トリンプ/ワコールファクトリーストア ※2017年9月オープン/アディダス ファクトリーアウトレット/ビラボン ※2017年5月オープン/ダンスウィズドラゴン ※2017年夏オープン/ル・クルーゼ ※2017年9月オープン/東洋軒
2017年02月05日12月初旬、都内ホテルで伊勢丹の顧客に向けたレセプションが開催された。今回、そこで舞台に立ったのは、NYを拠点に活躍するジャズトランペッターの黒田卓也氏。9月に発売されたニューアルバム「Zigzagger(ジグザガー)」の日本ツアー直前の黒田氏に、アルバムの制作秘話やクリスマスの過ごし方について話を聞いた。ジャズトランペッターの黒田卓也ーー前作「RISING SON」から、約2年半ぶりにリリースされた「Zigzagger」は、黒田氏のセルフプロデュース作となり、趣が大きく変わった印象を受けました。アルバム制作は、どのように進められたのでしょうか?黒田さん:前回と比べ、今回は時間的な余裕があったので、自分の作曲ややりたい音楽をとことん追求しようという意気込みがありました。本番のスタジオ収録前に、バンドメンバーに自分が作ったデモ音源を聴いてもらって、アルバム全体のイメージを固めていった感じです。アルバム「Zigzagger(ジグザガー)」ーー色鮮やかなジャケット写真はどのように作ったのでしょうか?黒田さん:アルバムのジャケット写真は、友人のモロッコ出身のカメラマン、ハッサン・ハジャージ(Hassan Hajjaj)に撮ってもらいました。ただトランペットを持ってクールな感じで佇んでいる、みたいなものは過去の作品でやったことがあったので、見た人が“何コレ!?”と思うようなインパクトのある写真がいいな、と思って。衣装も彼が用意してくれて、こんな奇抜なジャケットになりました。今回のアルバムは、音楽もファンキーで尖ったものに仕上がったので、ジャケットもそれと連結していると思っています。NYでは、周りにスタイリストやカメラマン、デザイナーの友達がたくさんいるので、いつも手伝ってくれるんですよね。チームにはすごく恵まれていると思います。ーークリスマスや年末はどのように過ごしますか?黒田さん:クリスマスはいつもツアーやライブが入ったりして、仕事をしていることが多いかもしれません。正月は帰省して、地元で過ごします。僕の生まれ育った神戸にジャズクラブがあって、毎年31日には、そこのカウントダウンパーティでライブをやるんです。僕は中高とジャスのビッグバンドに所属していて、その中にはプロになった人もけっこういて、みんな帰ってくるので、集まってライブをやるとけっこう豪華な顔ぶれになるんですよ(笑)。ーークリスマスの1曲といえば、何をおすすめしますか?黒田さん:ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の「This Christmas」ですね。クリスマスの曲は、季節もののネタという印象が強くて、実はあまり好きじゃないんですが…。この曲はもともと好きで、自分流にアレンジして演奏してみたらしっくりきました。「Zigzagger」では、リラックスした気持ちで自分らしい音作りが出来た、と語る黒田氏。お気に入りの1曲は、9曲目の「グッド・デイ・バッド・ハビット」だそう。12月23日、20時からは、新宿駅新南改札外の「Suicaのペンギン広場」にて、音楽イベント「Station LIVE in Shinjuku」に出演予定。クリスマスの一夜は、ステキな音楽を聴いて過ごしてみてはいかがだろうか。
2016年12月20日この冬、ジャズ史に残る名演奏で長く語り継がれ、いまなお絶大な人気を誇るジャズトランペッターを題材にした2作品が続々公開となる。『アベンジャーズ』シリーズや『ホテル・ルワンダ』のドン・チードルは、ジャズ界の帝王と呼ばれたマイルス・デイヴィス、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークは、甘いマスクと歌声を持つ伝説の異端児チェット・ベイカーをそれぞれ熱演。天才たちの光と影を描き、その漂うカリスマ性と破天荒な生き様に魅了される、この2作品に迫った。●ドン・チードルが“帝王”マイルス・デイヴィスに!『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(12月23日公開)マイルス・デイヴィス没後25年に初の映画化となった本作は、名優ドン・チードルが主演・共同脚本・製作を務め、監督デビューを飾った渾身作。ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人であり、既存のジャンルやスタイルの枠を軽々と打ち破り、革新的なサウンドを創造したマイルス・デイヴィス。本作では、マイルスのキャリア空白期にスポットをあて、偉大なる”帝王”の音楽と人生の本質に迫る。創作活動を休止していたマイルスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴ(ユアン・マクレガー)が押しかけてくる。ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にもとらわれ、キャリア終焉の危機に瀕していた――。物語は、スリリングなクライム・アクション風の現在と、ロマンティックでムーディーな過去が交錯し、史実とフィクションを織り交ぜながらスリリングに展開。常に型破りで革新的だったマイルスの生き方、パッションにしびれる人間ドラマエンターテインメント作品となっている。●イーサン・ホークが“異端児” チェット・ベイカーに!『ブルーに生まれついて』(現在公開中)まるでジェームズ・ディーンを彷彿とさせる甘いマスクとソフトな歌声で人気を誇ったトランペット奏者チェット・ベイカー。黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇るといわれ一世を風靡。しかし、麻薬に身を滅ぼし過酷な日々を送っていた…。そんなチェットがある女性との出会いによって再生する姿を描いた本作は、どうしようもなく破滅的でありながら、純粋で愛すべき男をイーサン・ホークが渾身の演技で挑み、オスカー有力と絶賛を浴びた話題作。低迷期からのカムバックにスポットを当て、彼を支えた女性との痛切なラブストーリーを織り交ぜ、愛と孤独、救済といった普遍的なテーマをエモーショナルにあぶり出していく。ともにオスカーにノミネートされた経験のある実力派の2人は、それぞれトランペットの猛特訓を経て撮影に臨んだという。迫真の演技はもちろんのこと、『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』では豪華アーティストたちが集結した圧巻のエンディング・ライヴシーン、『ブルーに生まれついて』では「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などをしっとりと歌い上げるイーサンの歌声も必見。ジャズミュージシャンの人生の光と影が映し出された、単なる伝記映画とはひと味違う全身で体感したい音楽映画となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーに生まれついて 2016年11月26日(土)よりBunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開(C) 2015 BTB Blue Productions Ltd and BTBB Productions SPV Limited.ALL RIGHTS RESERVED.
2016年12月05日ここだけのオリジナル“cafe105.4エール”クラフトビールは料理メニューと同様に季節に合わせて常時6~7種類がタップにスタンバイ。これらは平日11:30~14:00のランチメニュー注文時にはプラス540円で提供され、ランチビアを楽しむ方も多く見かけます。ここではぜひ、オリジナルペールエールの“104.5エール”をご堪能あれ。世界一売れている国産のクラフトビール「常陸野ネストビール」の蔵元・木内酒造と共同開発された褐色のエールは、フランス原産ブルゴーニュホップと茨城県産の蜜柑の皮が用いられ、フルーティーな香りが豊かで、キレもある、爽やかな味わい。日本地ビール協会主催インターナショナルビアコンペティション2013で金賞に輝いた、お店のイチ押しです。このボトルドビアもあり、エピスリーコーナーでおみやげとして購入も可能。ここでしか売っていない貴重なオリジナルビールです。ボリューム満点! 眺めるだけでお腹がすく盛り合わせビールのお伴には、和豚もちぶたの盛り合わせ“ビアンオールスターズ”を。こだわった環境で育った銘柄豚の生ハム、コッパ、ボンレスハム、ウィンナー、チョリソー、ミートパテが味わえる大満足なプレートは、どのビールともベストマッチ。希望すればエピスリーで持ち帰り用も購入できます。エピスリーには104.5エールのボトルのほか、専属パティシエが毎日つくるパウンドケーキや焼き菓子などが用意されています。とくに塩味の効いたサブレフロマージュは、ビールとの相性ぴったり。クラフトビール好きも唸らせる塩サブレなので、ちょっとしたお土産にしても喜ばれそう。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:cafe 104.5住所:東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー 2F電話番号:03-3251-1045
2016年10月03日音楽、アート、外光が居心地いい食空間古書店街や秋葉原も近く、カルチャーが集まっている街・神田淡路町。ここに2013年に複合施設“WATERRAS”タワーの開業とともに誕生したのが、「cafe104.5(カフェイチマルヨンゴー)」。南青山にあるジャズクラブ「ブルーノート東京」直営の、カフェ&エピスリーです。1991年よりフランス各地のレストランで研鑽をつみ、現在はブルーノート東京およびグループシニアシェフとして料理を手がける長澤シェフが、さまざまな旬の食材を用いてフレンチをよりカジュアルに仕立てます。そんな親しみやすい本物の食とともに音楽やアートも身近に感じられる上質な空間を作ろうと、同店が生まれました。木とレンガを貴重にした広々とした空間、窓からは緑と光が楽しめ、ランチもカフェもディナーもゆったりと楽しめます。「ブルーノート東京」直営ならでは 音楽を堪能するイベントもディナータイムは予約がおすすめ。不定期開催でDJやミニライブ、月1回ヨガと音楽とランチが楽しめる休日のブランチなど、ライブ感あるイベントが企画されているのも同店ならでは。開催予定はHP、Facebookでチェックしてみてください。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:cafe 104.5住所:東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー 2F電話番号:03-3251-1045
2016年10月02日2012年に鮮烈なデビューを飾って以来、ジャズ・シーンの若き担い手として注目されている桑原あい。彼女の4枚目のアルバム『ラブ・テーマ』は、桑原(ピアノ)と森田悠介(エレクトリックベース)、須川崇志(アコースティックベース)、石若駿(ドラムス)による、桑原あいトリオ・プロジェクトのカバーアルバムだ。冒頭から映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)の名曲『デボラのテーマ』に挑むなど、彼女の内的世界が映像となって浮かび上がるような全10曲。本作に込めた想いを、桑原に聞いた。【チケット情報はこちら】「実は私、自分のことをあまり"ジャズピアニスト"だとは思っていなくて(笑)。クラシックは今でもよく弾いているし、ミュージカルも映画も大好き。ジャンルを気にせず観たり聴いたりしてきた結果、今回は"好きなもの"ばかりが詰まったアルバムになったと思います」という桑原。その言葉通り、爽やかな『Here There and Everywhere』(レノン&マッカートニー)、美しく力強い『Finale(Tango Apasionado)』(ピアソラ)、プレーヤー全員が参加した『A Journey To Reedham』(スクエアプッシャー)、さらにマイルス・デイビスの名演で有名な『In Your Own Sweet Way』を桑原がゆったりとしたソロで聴かせるなど、次々と登場する曲はどれも鮮やかに異なる色彩を放つ。さらに注目したいのは、全曲を一発録りした点。桑原は「ずっとエンニオ・モリコーネ(『ニュー・シネマ・パラダイス』などの音楽も担当した巨匠)の大ファン。だから彼の『デボラのテーマ』は特に緊張しました」と語る。「でもリハーサルをやってから録るのは、音の道すじが見えてしまうようでイヤだったんです。個人的なエゴイズムなどを越えて、大きな意味での"愛"を表すこの曲を、心を研ぎ澄ませて出てきたものだけで奏でたかった」と桑原は言う。「5分くらいで録り終えたかと思った(笑)」という同曲は、実に11分。静謐かつライブ感あふれる1曲だ。一方、キューブリック監督の映画『バリー・リンドン』(1975年)からインスパイアされて桑原がアレンジした「ラブ・テーマ」は、映画が描く18世紀アイルランドの空気感をドラマチックに醸し出す。ちなみにアルバムタイトルも同じだが、こちらは「音楽そのものへの愛と、音楽家たちが刻んできた歴史へのリスペクトを込めました」と桑原は言う。「カバーだからといって、自分たちのものにするなんて気持ちは一切ない。全ての原曲の美しさをどこまで残せるかだよねって、皆で話しながらレコーディングしたんです」と、先人たちへの熱い想いを語ってくれた。それでもこぼれ落ちるものが個性というのなら、ここにそれがあるのは明白だ。瑞々しいアプローチの軌跡を、本作でぜひ味わってほしい。桑原あいは7月12日(火)に東京・東京オペラシティリサイタルホール、12月7日(水)に東京・サントリーホールブルーローズ(小ホール)で公演を開催。チケット一般発売は5月21(土)午前10時より。取材・文:佐藤さくら
2016年05月20日過激なイスラーム原理主義の影響で衰退の危機に立たされたパキスタンの伝統音楽が、ジャズの世界と大胆な融合を果たすドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』。このほど、馴染みのあるジャズの名曲「テイク・ファイヴ」が、伝統楽器によって奇跡の変身を遂げていく予告編が、シネマカフェにて解禁となった。長い歴史と豊かな文化を誇るパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。イスラーム原理主義の影響で音楽文化は衰退し、伝統音楽家たちは転職を余儀なくされた。危機感をつのらせた彼らは聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る!伝統楽器を用いてカバーし、ネットにアップした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。その噂を聞きつけ、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスの招待で、彼が率いる本場NYのビッグバンドと共演することになるが…。本作は、故郷ラホールからニューヨークへ、パキスタンで文化や芸術が委縮し続ける中、居場所を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」の超絶演奏が世界中を虜にするまでの紆余曲折を追うドキュメンタリー。監督は、本年度2度目のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタンが誇る女性監督シャルミーン・ウベード=チナーイと、ニューヨーク在住のアンディ・ショーケンが務め、音楽への情熱と愛にあふれる彼らの人生と圧巻の演奏をカメラに収めていく。今回解禁された予告編には、自国に音楽を披露する場が少なくなっていく中で、パキスタンの伝統音楽を守ろうとする熟練音楽家たちが、畑違いのジャンルであるジャズに挑戦し、世界に打って出ていく姿が描かれる。だが、同時に、なかなか本場NYジャズとうまく融合できない彼らの焦りも伝わってくる。マルサリスによる「ジャズも虐げられた者たちの音楽」とのコメントとともに、彼らが奏でるパキスタン音楽の素晴らしい音色や、画期的な挑戦、そして圧倒的な演奏力が垣間見え、音楽の楽しさや高揚感が伝わる予告編。特に、パキスタンの伝統楽器でアレンジされたジャズの名曲「テイク・ファイヴ」は必聴だ。『ソング・オブ・ラホール』は8月13日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日パキスタン伝統音楽とジャズのビッグバンドがまさかの融合を果たす、珠玉の音楽ドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』が、この夏、日本公開されることに決定。ポスタービジュアルが解禁となった。かつて芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。いまではタリバンにより音楽を禁じられ、世間から忘れ去られた熟練音楽家たちは、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出ることに!彼らが伝統楽器を用いてカバーし、YouTubeにアップした「デイヴ・ブルーベック・カルテット」の名曲「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像は、またたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。そのうわさを聞きつけた天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスの招待で、彼が率いる本場ニューヨークのビッグバンドと共演することになるが…。故郷ラホールから、ニューヨークへ。文化が委縮し続ける故郷の地で、居場所を失った芸術家と観客を取り戻すため立ち上がった「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」が、伝統楽器を用いた超絶演奏で世界中を魅了するまでの紆余曲折を追うドキュメンタリー。監督は、先の「第88回アカデミー賞」において『A Girl in the River: The Price of Forgiveness』(原題)で自身2度目の短編ドキュメンタリー賞を受賞したパキスタン出身のシャルミーン・ウベード=チナーイと、ニューヨーク在住のアンディ・ショーケン。音楽への愛にあふれる彼らの人生と圧巻の演奏を、カメラに収めている。このたび解禁されたポスタービジュアル上でも、パキスタンの伝統楽器を手にする熟練音楽家たちと本場ニューヨークのジャズバンドが融合し、その音色がいまにも伝わってくるかのような様子が描かれている。さらに、全米屈指のジャズピアニストにして音楽家デューク・エリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」をもじった「スウィングしなけりゃ“あと”がない」のコピーも相まって、伝統音楽を必死で守ろうとする彼らの意気込みが感じられるビジュアルとなっている。パキスタンに初のアカデミー賞をもたらし、2012年には「TIME」誌が選ぶ「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれた女性監督がとらえた、再起をかけた音楽家の奇跡の一夜。その幕を開けを楽しみにしていて。『ソング・オブ・ラホール』は今夏、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月20日1951年のプロデビュー以来、日本のジャズシーンを牽引してきた北村英治。2月8日には『徹子の部屋』にも出演し、「星に願いを」などをクラリネットならではの温かな音色で聞かせ、お茶の間の注目を集めた。4月1日(金)に東京・サントリーホールで催される『北村英治 米寿コンサート』は、米寿を迎える北村を祝って国内外の著名アーティストが集合するステージだ。多彩な企画を考え中という北村に、見どころを聞いた。第1部は、北村英治カルテットからスタート。続いて花岡詠二と谷口英治を加えた「エイジキューブ」、さらに本邦初となる谷口英治らとのクラリネット六重奏にも注目だ。盟友スコット・ハミルトン(テナーサックス)とは、「恋人よ我に帰れ」などを披露する。第2部は、北村がクラシック界の重鎮・村井祐児(クラリネット)と中島由紀(ピアノ)と共に「メンデルスゾーンのコンチェルトピース」に挑戦。村井は北村が51歳の頃から師事している恩師だとか。クラシックとジャズの垣根を飛び越え、“師弟”による貴重な共演が実現する。人気ピアニスト小曽根真と北村との予測不能なジャズ・セッションを経て、日本最古のビッグバンド、森寿男とブルーコーツオーケストラで盛り上がり、最後はオールスターによる「シング・シング・シング」でフィナーレだ。豪華なゲスト陣について、「中学生の頃から知っている小曽根真や仲間たちが手伝ってくれるのがありがたい」と顔をほころばせる北村。中でも異彩を放つのは、クラシック・クラリネットの権威である村井との共演だろう。「僕はクラリネットを正式に教わったことがなかったのでね。本来の音と吹き方を知りたいと思って、村井先生に『教えてください』と、半ば無理矢理お願いしたんです」と北村は言う。「指導は厳しかったですが(笑)、基礎を学んだおかげでクラリネットの世界が広がった。なにごとも基本は大事だと実感しました」と、北村は充実の表情だ。戦後すぐの慶応大学時代には、クラリネットを買うことができず、「竹ぼうきの柄をクラリネットに見立てて指使いの練習をしていた」という北村。「“いま出来ることはやらなければ”の一心でね。本物を買えるまでに1年かかりましたが、おかげで指使いは上達して、楽器を買った後は吹き方だけを習得すればよかった。僕には合っている練習法でしたね」と笑う。「ほうきの柄でも、自分の耳にはクラリネットの音色と聴衆の歓声が聞こえていた」という北村は、後年、世界中のステージでその光景を現実のものとする。「本当に好きなものをひとつだけ。人はそれだけで幸せになれるんじゃないでしょうか」とは北村の言。豊かな人生経験に裏打ちされたそのステージを、本番では心ゆくまで堪能したい。3月19日(土)午前10時より追加席の発売決定。取材・文佐藤さくら
2016年03月18日1951年のプロデビュー以来、日本のジャズシーンを牽引してきた北村英治。2月8日には『徹子の部屋』にも出演し、「星に願いを」などをクラリネットならではの温かな音色で聞かせ、お茶の間の注目を集めた。4月1日(金)に東京・サントリーホールで催される『北村英治 米寿コンサート』は、米寿を迎える北村を祝って国内外の著名アーティストが集合するステージだ。多彩な企画を考え中という北村に、見どころを聞いた。第1部は、北村英治カルテットからスタート。続いて花岡詠二と谷口英治を加えた「エイジキューブ」、さらに本邦初となる谷口英治らとのクラリネット六重奏にも注目だ。盟友スコット・ハミルトン(テナーサックス)とは、「恋人よ我に帰れ」などを披露する。第2部は、北村がクラシック界の重鎮・村井祐児(クラリネット)と中島由紀(ピアノ)と共に「メンデルスゾーンのコンチェルトピース」に挑戦。村井は北村が51歳の頃から師事している恩師だとか。クラシックとジャズの垣根を飛び越え、“師弟”による貴重な共演が実現する。人気ピアニスト小曽根真と北村との予測不能なジャズ・セッションを経て、日本最古のビッグバンド、森寿男とブルーコーツオーケストラで盛り上がり、最後はオールスターによる「シング・シング・シング」でフィナーレだ。豪華なゲスト陣について、「中学生の頃から知っている小曽根真や仲間たちが手伝ってくれるのがありがたい」と顔をほころばせる北村。中でも異彩を放つのは、クラシック・クラリネットの権威である村井との共演だろう。「僕はクラリネットを正式に教わったことがなかったのでね。本来の音と吹き方を知りたいと思って、村井先生に『教えてください』と、半ば無理矢理お願いしたんです」と北村は言う。「指導は厳しかったですが(笑)、基礎を学んだおかげでクラリネットの世界が広がった。なにごとも基本は大事だと実感しました」と、北村は充実の表情だ。戦後すぐの慶応大学時代には、クラリネットを買うことができず、「竹ぼうきの柄をクラリネットに見立てて指使いの練習をしていた」という北村。「“いま出来ることはやらなければ”の一心でね。本物を買えるまでに1年かかりましたが、おかげで指使いは上達して、楽器を買った後は吹き方だけを習得すればよかった。僕には合っている練習法でしたね」と笑う。「ほうきの柄でも、自分の耳にはクラリネットの音色と聴衆の歓声が聞こえていた」という北村は、後年、世界中のステージでその光景を現実のものとする。「本当に好きなものをひとつだけ。人はそれだけで幸せになれるんじゃないでしょうか」とは北村の言。豊かな人生経験に裏打ちされたそのステージを、本番では心ゆくまで堪能したい。3月19日(土)午前10時より追加席の発売決定。取材・文佐藤さくら
2016年03月18日三越伊勢丹は、顧客の声を具現化したオリジナル商品を紹介する「オンリー・エムアイ(ONLY MI)春のキャンペーン」のメンター(助言者)にジャズピアニストの上原ひろみを起用する。同キャンペーンは、3月2日から15日まで、三越や伊勢丹を含む同社グループ各店で開催される。同キャンペーンのディレクションテーマは「日常の進化と革新」。何気ない日常の中で、顧客が真に望み、感動するモノやコトが三越伊勢丹オリジナル商品を通じて提案される。キャンペーンでは主に「ノームコア」と「ハッカソン」スタイルを紹介。ノームコアでは“丁寧、簡潔、誠実”をキーワードに、モノに込められた美意識を自分のアイデンティティーを大切にしながら自身を魅せていくアイテムを紹介する一方、ハッカソンでは“ひらめき、遊び心、偶然性を楽しむ共創”をキーワードにオリジナル商品を紹介していく。今回、同社はキャンペーンのメンターに上原ひろみを起用。起用理由について、同社宣伝部の担当者は、「上原さんはジャズピアニストとして世界的に高い評価を受けていることはもちろん、彼女自身、周囲に影響を与えていく強いパワーをお持ちで、彼女自身の“変えるのは自分、変えないのも自分。日々、変わっていく自分を楽しんでいく”という言葉に込められた価値観がオンリー・エムアイの原点である“自分らしく暮らす”というコンセプトに合致した」とコメントしている。尚、同社による上原ひろみへの単独インタビューの様子は、Youtube動画で公開され、彼女自身の音楽に対する想いや自身の世界観が語られている。上原ひろみは、1999年、ボストンバークリー音楽院に入学。在学中にジャズの名門テラークと契約し、2003年にアルバム『Another Mind』で世界デビュー。2010年アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとの「上原ひろみザ・トリオ・プロジェクト」を結成し、2011年には参加アルバムがグラミー賞を受賞している。「オンリー・エムアイ春のキャンペーン ジャズピアニスト・上原ひろみインタビュー」動画引用元: (YouTube ISETAN 伊勢丹 公式チャンネル:
2016年02月29日タワージャズ、パナソニック・タワージャズ セミコンダクター(TPSCo)、PIXELPLUSの3社は1月15日、TPSCoの65nm CMOSイメージセンサ(CIS)プロセスで、HD・FHD SoCセキュリティセンサを共同生産すると発表した。今回、PIXELPLUSは、イメージ シグナル プロセッシング(ISP)およびHDアナログ伝送機能をひとつのCMOSイメージセンサ(CIS)チップに集積することに成功。HD伝送機能をCMOSイメージセンサに組み込むことにより、500m以上先まで同軸ケーブルで画像データを伝送することが可能となった。通常は多くの熱とノイズが発生するため画質の劣化が起こるが、TPSCoの65nm CISプロセスを用いることで、画質を落とすことなく、独立した3個のチップを1つのCMOSイメージセンサに集積することができたという。同センサは防犯/監視カメラ市場で高いニーズが見込まれており、暗電流が低いため、特に暗所において防犯センサに求められる高い性能が実現するとしている。中でも中国市場に対する期待が大きく、タワージャズは「PIXELPLUSと当社の関係を拡大し、特に我々が先頭に立ちたいと望んでいる中国の防犯カメラ市場で見込まれる好況を支えていくことを楽しみにしています」とコメントしている。
2016年01月15日フュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)は11月10日、大・中規模コンタクトセンター向けに、アートソフト社のWFMパッケージ「ArtFront」、アニモ社の音声認識・分析パッケージ「Voice Tracking」、コミュニケーションビジネスアヴェニュー社のWebRTC(Web Real-Time Communication)対応ウェブコラボツール「Live Assist」の3製品の取り扱いを開始した。フュージョンは、今年7月に、大・中規模コンタクトセンター向けシステム「FUSION Multimedia Contact Center(FMCC)」の提供を開始し、今後大手テレマーケティング事業者などへの導入を予定している。今回取り扱いを開始した「ArtFront」は、統計データに基づく呼量予測、マルチスキルに対応した人員配置、当日の不足人員数リアルタイムシミュレーション、勤怠管理などを行うもので、導入により、顧客からの入電のつながりやすさを向上、呼量予測をするスーパーバイザーやシフト作成担当者の作業時間削減、各業務での効率化によるエージェントの空き時間のトレーニングへの活用といった効果が見込まれる。「Voice Tracking」は、音声認識を利用した業務支援ソリューションやパラ言語音声分析ができるシステムで、コンタクトセンターに集まるVOCを活用したビックデータ分析にもつながる付加価値を提供するという。「Live Assist」は、同技術の活用によるチャットに対応するだけでなく、ブラウザ共有やドキュメントプッシュ、エージェントが顧客の代わりにフォーム入力を行うフォーム入力支援などの機能を提供するもの。これにより、長い音声案内を最後まで聞く必要のない「ビジュアルIVR」による音声IVRの不満の解消、顧客と同じページを見ながらの入力サポートの実施、対面に近いサポートなどの効果があるとしている。今回、取り扱いを開始する3製品は、FMCCに限らず、いずれのベンダーのPBX/CTIプラットフォームと組み合わせても、オムニチャネル化、VOC活用強化、呼量予測、人員最適配置の自動化などが可能だという。さらに同社は、今回の製品ラインアップ拡充にあわせて、大・中規模コンタクトセンターに特化した専門部署を新設し、「価格も機能もちょうどイイ」をキャッチフレーズに、コンタクトセンターに特化したサービスをさらに充実させていく構えだ。
2015年11月11日フュージョン・コミュニケーションズ(フュージョン)と楽天は5日、フュージョンが運営する「楽天モバイル」事業の譲渡で合意したと発表した。譲渡日は2015年12月1日。フュージョンは楽天グループの通信会社であり、スマートフォン向けIP電話サービス「IP-Phone SMART」や、電話アプリ「楽天でんわ」などを提供している。「楽天モバイル」は、同社がNTTドコモのLTE・3G網を利用して展開するMVNOサービスで、楽天スーパーポイントとの連携などが特徴。今回の事業譲渡は、「サービスの提供主体と通信回線調達の役割を明確にする」ことで、より柔軟な事業展開を目指すもの。同事業は今後、楽天が運営し、引き続きサービスを提供する。現在の「楽天モバイル」ユーザーは新たな手続きなどの必要なく、従来通りサービスを利用できるとしている。
2015年11月05日9月27日(日)に神奈川・横浜赤レンガパーク野外特設ステージで開催される野外ジャズイベント「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2015」のタイムテーブルが発表された。イベントのトリを務めるのはジェフ・ベック。【チケット情報はこちら】同イベントは2011年夏にアメリカ・ニューヨークでスタート。日本で行われるのは今回が初めて。PAT METHENY with BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA、ロバート・グラスパー・トリオ、SOIL&"PIMP"SESSIONSなどが出演する。チケットは発売中。■Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2015日時:9月27日(日)開場12:00 / 開演13:00会場:横浜赤レンガパーク野外特設ステージ(神奈川県)出演:PAT METHENY with BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA featuring Scott Colley & Danny Gottlieb, Jazz Orchestra : Directed by Eric Miyashiro / ジェフ・ベック / ロバート・グラスパー・トリオ / INCOGNITO / スナーキー・パピー / HIATUS KAIYOTE / SOIL&”PIMP”SESSIONS / 須永辰緒料金:スタンディング9,800円(税込) / A指定席15,800円(税込) / S指定席23,000円(ドリンクバー優先レーン、専用トイレ、グッズ付き/税込)
2015年09月07日ニューヨーク発の音楽イベント「ブルーノートジャズ・フェスティバル(Blue Note JAZZ FESTIVAL)」が9月27日、横浜の赤レンガ倉庫にて日本初開催される。11年にスタートした同フェスは、ジャズ界の大物やジャズのスピリッツを受け継ぐ新世代アーティスト、DJなどが1カ月に渡り、ニューヨークの様々なクラブやホールで連日連夜ライブを繰り広げる一大イベント。この度「ブルーノートジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン(Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN)」と名前を変え、1日限りの野外フェスとなって日本上陸を果たす。当日は「ジャズ」というキーワードのもと“ジャズの街”である横浜に、良質な音楽を奏でる様々なジャンルのアーティストが集結。ジャズシーンの先端を走り続けるギタリストのパット・メセニーは、世界のジャズフェスでも絶賛された「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA」とのコラボレーションパフォーマンスを披露。自身のバンドでジャズやフュージョンをロックに大胆に取り入れた革新的なサウンドを生み出してきたギタリストのジェフ・ベックは、UKジャズシーンで活躍するニコラス・メイヤーらと共にクインテットでロックのスピリッツを注入する。その他、ロバート・グラスパー・トリオ、インコグニート、スナーキー・パピー、ハイエイタス・カイヨーテなどのアーティストが参加する予定だ。【イベント情報】「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPA」会場:横浜赤レンガ野外特設ステージ住所:神奈川県横浜市中区新港1-1会期:9月27日時間:13:00~20:30(開場は12:00)料金:S席 税込2万3,000円(専用トイレ、優先ドリンクレーン、記念グッズ):A席 税込1万5,800円:スタンディング 税込9,800円※別途1ドリンク代500円
2015年08月03日エムディーエスは、同社が取り扱うステーショナリーブランド「モレスキン」より、世界のジャズシーンを牽引する「ブルーノート・レコード」とコラボレーションしたノートブック「ブルーノート 限定版ノートブック」を数量限定にて発売する。価格はポケットサイズが2,100円、ラージサイズが3,000円(いずれも税別)で、各サイズとも2デザインを用意。一般発売日は2015年9月9日だが、直営ショップ「モレスキンアトリエ」および公式オンラインストアでは8月5日より先行発売される。「ブルーノート 限定版ノートブック」は、1939年に米・ニューヨークで設立されたモダン・ジャズ界の名門レーベル「ブルーノート・レコード」の設立75周年を記念して作られた限定版ノートブック。表紙には、斬新なタイポグラフィと大胆な写真のトリミングが持ち味のグラフィックデザイナー、リード・マイルスが手掛けたオリジナル盤レコード『Midnight Blue』『Hub-Tones』『A Night in Tunisia』『Genius of Modern Music』のデザインをそれぞれ採用し、ブルーノートのロゴもプリントされた。見返し部分には、カバーデザインに使用されたレコードに収録されている楽曲の説明やブルーノートの歴史を、アーティストの写真とともに記載。今回のオリジナル盤レコードをモチーフにした特製ステッカーも1枚付属する。また中紙は、名曲の感想や記録、スケッチなどを自由に書き込めるよう、横罫と無地の2種類を用意した。
2015年07月31日ライブ・レストラン「コットンクラブ」にて7月17日から8月29日まで、浴衣や和装でジャズを楽しむイベント「YUKATA de JAZZ」が開催される。昨今では、花火大会や縁日以外ではなかなか着る機会がなくなってしまった浴衣。同イベントは、浴衣姿での来店は気後れしてしまいがちな西洋的なお店で、浴衣姿のままジャズや料理を楽しんでもらうことを目的に企画されたものだ。期間中は、対象公演に浴衣・和装で来場すると、お米が原料のライスウォッカをベースに金柑リキュールや梅ジュース、スダチジュースなどの和の素材を合わせた爽やかなカクテル「凛 -Rin-」を1名につき1杯プレゼントされる。ライブの出演者は、サックスプレイヤーのエリック・ダリウス(ERIC DARIUS)や、ジャズギタリストのパット・マルティーノ・トリオ(PAT MARTINO TRIO)、歌手の布施明、シンガーソングライターの堀内孝雄など。また同レストランの他、7月22日から8月27日まで「ブルーノート東京」、7月18日から8月30日まで「モーション・ブルー・ヨコハマ」でも同様に「YUKATA de JAZZ」が開催される。「ブルーノート東京」では浴衣・和装での来場者に、すっきりとした辛口の日本酒をベースにカシスとスイカを合わせた夏らしいカクテルを、「モーション・ブルー・ヨコハマ」ではフレッシュなスイカを使ったソルティドッグをプレゼントする。【イベント情報】「YUKATA de JAZZ」会場:コットンクラブ住所:東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA 2階会期:7月17日~8月29日
2015年07月14日ローランドは、多くのギタリストにサウンドを支持されているギター・アンプ"ジャズ・コーラス"の40周年を機に、出力40Wのコンパクトモデル「JC-40」を発表した。発売時期は2015年秋。価格はオープンプライス。同製品は、ギター・アンプという製品ジャンルにおいて独自の地位を築き、世界中の多くのライブハウスやレコーディング/リハーサル・スタジオで使用されている「ジャズ・コーラス」特有の「JCクリーン・トーン」と、独特の広がり感のある「空間合成コーラス」はそのままに、従来よりも大幅に小型化を実現。また、ジャズ・コーラスの伝統でもある堅固なつくりも継承しており、ボディーの外周に鋲を打ちつけ、コーナーにはプロテクターを施している。本体には、ステレオ・アンプに加えて、ステレオ入力も装備。接続したエフェクターより出力されたステレオ音声信号を1台で再生することができる。
2015年07月10日「アジアで最も美しいサックス奏者」と評され、音楽面のみならずビジュアル面でも大注目されているサックス奏者の小林香織さん。彼女のデビュー10周年記念アルバムが『STORY – 10th Anniversary』です。小林さんのサックスの特徴は、「歌っている」ことです。サックスという楽器の性質上、伴奏であったり、メインの旋律であったり、サックスでしか表現できないようなラインを作るプレイヤーが多いのですが、小林さんの作るラインは、ヴォーカリストが歌っていても不思議でもないものばかり。しかもジャズフィールドで語られることが多いですが、明らかにロックやR&Bなど、ジャズというジャンルにとらわれない表現をしています。この“突き抜け感”は、他のサックス奏者からは感じられない特別なものです。『STORY』には、10年のベスト的選曲に新曲3曲(マイケル・ジャクソンのカバーもあり)が加わり全13曲を収録。歌えるサックスを堪能できる、この夏のBGMにもぴったりの1枚です!リリース情報:『STORY -10th Anniversary/小林香織』(2015.6.24発売/¥2800(tax out)/VICJ61739)※初回限定盤(¥3200(tax out)/VIZJ20/DVD付)も同時発売
2015年06月23日7月25日(土)・26日(日)に長野・軽井沢大賀ホールで「第4回軽井沢ジャズフェスティバル」が開催される。【チケット情報はこちら】毎年夏に行われている同フェス。今年は、初日の7月25日(土)昼公演にジャズピアニストの桑原あい、夜公演に秋吉敏子・Monday満ちる親子、2日目の26日(日)昼公演に山下洋輔meets 寺久保エレナなど10組の出演が決定している。チケットは発売中。■第4回軽井沢ジャズフェスティバル7月25日(土)【昼公演】開場12:30 / 開演13:00出演:牧山純子(violin)/ 桑原あい(Solo Piano)/寺久保エレナ(as)クァルテット7月25日(土)【夜公演】開場 17:30 / 開演18:00出演:田中菜緒子(p)トリオ/ meg(vo)with Stray Dogs / 秋吉敏子(p)with Monday満ちる(vo &flu)デュオ7月26日(日)【昼公演】開場12:30 / 開演13:00出演:ハクエイ・キム(p)/ ai kuwabara trio project / TOKU(vo & Flh)グループ / 山下洋輔(p)meets 寺久保エレナ(as)料金:S席5,000円 /A席(ステージサイド席)4,000円 /B席(2回立見席/合唱席)3,000円
2015年05月15日ニューヨーカー(NEWYORKER)が5月23日、一夜限りの無料ジャズライブイベント「NEWYORKER JAZZ NIGHT in GINZA」をニューヨーカー銀座フラッグシップショップで開催する。当日は、ジャズボーカリスト・神谷えりとジャズベーシスト・山本連が生ライブを実施。神谷えりはジャズやハワイアンを始めとした、様々なアーティストとコラボレーションを行うジャズボーカリストとして活躍しており、山本連はトランペット奏者・曽根麻央率いる「Mao Sone Quartet」のメンバーとして、ワシントンD.C.で行われた「全米桜祭り2014」にも参加している。その他、マジシャンのジュンヤがマジックパフォーマンスを披露。また、“ドレスアップ”して来場した人には、銀座のバー「リトル スミス(LITTLE SMITH)」のバーテンダー、松尾一磨によるジャズをイメージしたカクテルが無料で提供される。【イベント情報】「NEWYORKER JAZZ NIGHT in GINZA」会場:ニューヨーカー銀座フラッグシップショップ住所:東京都中央区銀座1-5-13 ゼットエックス銀座ビル1階、2階会期:5月23日時間:17:00~/18:00~/19:00~ (3部制)料金:無料
2015年05月14日