A24が製作、前作『コロンバス』が世界中で話題となったコゴナダ監督による最新作『アフター・ヤン』。本作のオリジナル・テーマ曲を手掛けたのは、映画史に数々の名曲を残し続ける坂本龍一。コゴナダ監督にとって坂本龍一は「ずいぶん昔からお気に入りの作曲家でした」と語るほど敬愛する存在。また、「僕たちの映画のためにサカモトがテーマ曲を作ってくれたなんて、今もまだ信じられない」と胸の内を明かし、「本人に会い、サカモト自身と彼の音楽が僕にとっていかに大切なものかを伝えることが夢だったんです。サカモトが時間を割いてこの映画に関わってくれたこと、彼と交流できたこと、彼が本を買ってくれたこと。何もかも素晴らしすぎました。墓場まで持っていって微笑むか、鼻歌を歌いますよ」と本作によって叶えられた“夢の実現”に喜びの声をあげている。日本公開を迎える『アフター・ヤン』をはじめ、坂本さんが生んだ映画音楽の世界を堪能できる作品を7本ピックアップした。◆『アフター・ヤン』10月21日(金)公開【動かなくなったAIロボット・ヤンのメモリには、彼だけのまなざしとある“秘密”が残されていた】“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障、そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差しと、ヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた…。オリジナル・テーマ曲を坂本さんが作曲、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加え、岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」をMitskiが歌う新バージョンで甦らせるなど、日本と縁深い側面を多く持つ本作。小津安二郎の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督自身が「アジア人としてのアイデンティティ」をSFの世界観を通して探求するとともに、人間と人工知能のあわいを伏線豊かに描いたことで、静謐な映像と心に響く音楽が観る者を魅了する。監督からオファーを受けた坂本さんは「コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります」と感動した様子で、「その点で非常に興味をもっていましたし、一度L.A.でコンサートをした時にお会いしたことがあり、とても好印象を持ちました。彼の前作『Columbus』はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです」とコメントを寄せている。◆『MINAMATA-ミナマタ-』(2021年公開)【共同製作・主演のジョニー・デップがキャリアをかけて伝えたかった、世界への警告と希望の光】20世紀半ば、雑誌「ライフ」を中心に数々の優れたフォト・エッセイを発表して活躍したアメリカを代表する報道写真家ユージン・スミス。ある時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮影する。伝説の写真家と水俣の実話から生まれた本作に、産業公害に強い関心を持つ坂本さんは、「ミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」と同じ志を持つ者としての想いを語っていた。◆『母と暮せば』(2015年公開)【山田洋次監督が作家・井上ひさしに捧げる――長崎の原爆で亡くなった息子と残された母親の<愛>】1948年8月9日。長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二がひょっこり現れる。2人はたくさんの話をするが、一番の関心は浩二の恋人・町子のことだった。「いつかあの子の幸せも考えなきゃね」。その幸せは永遠に続くようにみえたが…。「父と暮せば」の劇作家・井上ひさしが長崎を舞台に描きたいと強く考えていた構想を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化し、第89回アカデミー賞で外国語映画賞(当時)の日本代表作品に選ばれた。14年より病気療養中だった坂本さんの復帰第1作で、“原爆の犠牲者を含めた戦争の犠牲者への鎮魂の思いを込めた演奏を”という監督の願いを汲み、本作の音楽を手掛けた。◆『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016年公開)【生きる糧は“復讐心”…レオナルド・ディカプリオの鬼気迫る演技に息をのむサバイバル・アドベンチャー】1823年、毛皮ハンターの一団の隊長・ヘンリーを先頭に、ガイド役のヒュー・グラスと息子のホーク、そしてグラスに対して敵意を抱くフィッツジェラルドたちはアメリカ西部の未開拓地を進む。しかし、グラスは巨大な熊に襲われて瀕死の重傷を負い、隊長・ヘンリーは余命わずかに見えるグラスを残して行くことを決断。フィッツジェラルドたちにグラスの最期を看取るよう命じるが…。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を受賞するなど、その年の各ショーレースを総なめにした。「この映画の主役はあくまで自然。音楽が空気のように存在し、映像が捉えた自然の素晴らしさを下支えしたかった」と語るように、大自然と対峙するディカプリオ演じる主人公グラスの息づかいにシンクロする“呼吸する音楽”は英国アカデミー賞にノミネートされるなど高い評価を得た。◆『シェルタリング・スカイ』(1991年公開)【壮大な砂漠の旅の果てにたどり着く先は?――人間の喪失と虚無を描いたヒューマンドラマ】第2次世界大戦後、ニューヨークでの文明生活に倦怠感を覚えていた作曲家のポート・モレスビーと妻で劇作家のキットは友人のタナーとともに北アフリカに降り立つ。かつてのような激しい愛も夢も色あせてしまった夫婦は、この異国の地で失った何かを取り戻そうとするが、互いの想いはすれ違うばかり。サハラ砂漠の奥深くへと足を踏み入れるうちに過酷な運命に翻弄されていく2人の愛の行く果ては…?坂本さんは、第16回ロサンゼルス映画批評賞家協会賞音楽賞を受賞し、アジア人の受賞は第11回の『乱』武満徹に続いて2人目の快挙を飾る。また、2019年にフィギュアスケーター・高橋大輔の演技でテーマ音楽が起用されたことも話題を呼んだ。◆『ラストエンペラー』(1988年公開)【アカデミー賞9部門を制覇した、清朝最後の皇帝の波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作】『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』で知られるイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督が清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の自伝「わが半生」を原作に映画化。わずか3歳で清朝皇帝の地位につきながらも、近代化の嵐にもまれ、孤独な日々を送らざるを得なかった溥儀。彼が即位してから文化大革命以降に至るまで、激動の近代史に翻弄された彼の人生を壮大なスケールと色彩豊かな映像美で描き出した。第60回アカデミー賞ではノミネートされた9部門(作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞)全て受賞。本作で坂本さんはアジア人として初めてアカデミー作曲賞を受賞した。◆『戦場のメリークリスマス』(1983年公開)【“戦闘シーンのない戦争映画”がみせる戦争の闇を容赦なく描く――大島渚監督最大のヒット作】大島渚監督が第二次世界大戦下のジャワ島を舞台に、日本軍のエリート士官と捕虜の連合軍将校らの交流を描いた、極限の群像ドラマ。1942年、太平洋戦争下のジャワ島。日本軍の捕虜収容所では厳格なエリート士官の所長・ヨノイ大尉、粗暴ながらもどこか憎めない古参のハラ軍曹らのもと、英軍将校ロレンスら数百人の連合軍捕虜が日々を過ごす。ある時、軍律会議に出席したヨノイは、新たに捕虜となった英軍少佐セリアズと出会う。死を覚悟してなお誇りを失わない彼の姿に、ヨノイは不思議と魅せられるが…。デヴィッド・ボウイ、坂本さん、ビートたけしら国内外の異色スターたちが共演。また、本作は坂本さんが初めて映画音楽を手掛けた作品であり、テーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」は誰もが知る名曲となった。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開© 2015「母と暮せば」製作委員会MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLCアフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年10月02日香取慎吾主演『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月23日(金・祝)に公開となる。この度、新たな本編映像が公開された。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井ゆきのがヒロインを演じる人間ドラマ。さらに井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)は仲良し夫婦として通っているが、ふたりの間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情で見つめ続けている。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」の可笑しさと、市井が描きたかったという“情けない、だらしない、ダメな香取慎吾”に自己を顧みながら笑わずにはいられない。しかし、日和の切実な想いと、お互いに大切な関係を取り戻そうともがく姿に共感できるはずだ。公開された映像は、裕次郎が、日和の「旦那デスノート」に書き込んだ投稿を読んでいるシーンから始まる。「いいご身分ですね。残業と称して浮気ですか。ベタな不倫ドラマみたいで反吐が出そうです」──相変わらず辛辣な言葉が並ぶ投稿を読み進めていく裕次郎。しかし、次に目にしたのは“離婚”の2文字……。ついに黙っていることに耐えられなくなった裕次郎は「どういうことだよこれ!」、「こんなひどいこと書いといてよくいつも笑ってられるよな!」と日和に詰め寄る。書き込みがバレたこと顔色ひとつ変えず「こんなこと書いてるから笑えてんのよ」と冷めた口調で返す日和。さらに、裕次郎の「どうせいいねとか貰えて良い気になってんだろ?」という発言に、日和は「そうだよ。いいねもらえて嬉しかった。こんな汚い書き込みしてる私をみんなが肯定してくれるんだよ!」と反論する。溜まりに溜まった鬱憤をぶちまけ、一触即発なふたり。この後、両者の関係はどんな方向に進んでいくのか。いよいよ“ガチバトル”のゴングが鳴り響く。『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)より公開
2022年09月29日俳優の香取慎吾が24日、都内で行われた映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開記念舞台挨拶に、岸井ゆきの、市井昌秀監督とともに登壇した。本作は、表向きは仲良し夫婦という田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)のゆずらないバトルをコミカルに描いたブラックコメディ。23日に公開を迎え、香取は「映画公開されました! うれしいです。ありがとうございます」と笑顔で感謝した。舞台挨拶には、裕次郎と日和と暮らすフクロウのチャーリー(本名:マルちゃん)も登場。香取は「久々に会えてとってもかわいいです。すごいかわいいですよ」と再会を喜ぶも、なかなか触ろうとせず。岸井は愛おしそうに触って再会を喜んだ。香取は撮影中もあまり接近していなかったそうで、市井監督が「岸井さんは接近がすごかった。家族の1人のように触っていらして、慎吾さんが触っているのは見たことないです」と明かすと、岸井も「まだ見たことがない」と話した。香取は「触る触らないじゃないと思うんですよ」「犬とか猫とかってなんとなく知り合いじゃないですか。鳥と人生で接したことありますか? そんなになくないですか?」と言うも、恐る恐るついに初タッチ。「かわいいです。すごいふわふわしている」と感想を述べた。そして、「映画が完成して公開されてとってもうれしく思っています。言わなくてもわかることってあるとは思うけど、言わなきゃわからないことがいっぱいあると思うから、人と人とのコミュニケーションをもっと大事にしていきたいなと、そういうところが描かれている映画だと思います」と映画の魅力を伝え、「いろんな作品が増えているけど、こんな大きなスクリーンで映画を楽しめるのは映画館しかないと思います。だから劇場で公開されている時間はぜひとも劇場に足を運んで映画を楽しんでいただけたら。そしてこの映画を愛してもらえたらうれしいですす」と呼びかけた。
2022年09月24日前作『コロンバス』が世界中で話題となったコゴナダの監督・脚本作『アフター・ヤン』より、劇中で繰り広げられる“ファミリー・ダンス・バトル”の模様を切り取った本編映像と、メイキングスチールが解禁された。小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督が、気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、唯一無二の未来的な世界観を構築して描くある家族の切なく美しい物語。今回解禁となった本編映像は、父・ジェイク(コリン・ファレル)、母・カイラ(ジョディ・ターナー=スミス)、養女・ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)と、ミカの“お兄ちゃん<グァグァ>”のような存在のAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)が4人家族部門のチーム対抗ダンス・バトルに参加する姿を捉えている。お揃いのユニフォームに身を包み、真剣な面持ちでエレクトロニックな曲調に合わせてダンスに取り組む姿は、独特の雰囲気を放ちエッジが効いている。またジェイクら一家以外の家族の姿も映し出され、世界中の各家庭がリモートでダンスを競い合っていることが分かる。その姿は、現代のゲーム技術があと少し進歩したら実現できそうな、まさに“ちょっと先の未来の世界”。さらに本映像は、この後の本編で徐々に明らかになっていく多様な家族のかたちを知った後に改めて観ることで、初見で感じる以上により考察を重ねたくなる仕掛けの込められたシーンとなっているという。劇場で観た後にも、是非見返してほしい。併せて本シーンのメイキング写真も到着。終始真顔で踊る本編とは打って変わって、笑顔で振り付け練習をする姿や、ブルーバックを背景にリラックスした様子の一家の集合写真となっている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年09月22日香取慎吾主演『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月23日(金・祝)に公開となる。この度、本作より香取演じる裕次郎、岸井ゆきの演じる日和の日常を切り取った本編映像が公開された。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井がヒロインを演じる。さらに井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける新作映画だ。結婚4年目を迎える田村裕次郎と日和は仲良し夫婦として通っているが、ふたりの間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情に見つめ続けていた。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」の可笑しさと、市井が描きたかったという“情けない、だらしない、ダメな香取慎吾”に自己を顧みながら笑わずにはいられない。しかし、日和の切実な想いと、お互いに大切な関係を取り戻そうともがく姿に共感できるはずだ。公開された本編映像の冒頭では、自宅でダンベルを片手に筋トレに励む裕次郎の姿が、never young beachの楽曲「明るい未来」とともに映し出される。筋トレが終わるタイミングに合わせ「できたよ」と食卓にプロテインと食事を用意する日和。感謝の言葉もなく、慣れた様子で食卓につく裕次郎は「これ取り寄せるのやめようかな」とプロテインのタンパク質含有量の少なさを得意げに指摘し苦言を呈する。そんな裕次郎に対しても彼女は「裕くんは筋肉重視だもんね」と優しく微笑みかけるのだった。今日の予定を聞かれ「クリーニングに行って、網戸を拭いて、お風呂のカビ取りかな」と家事で埋まった予定を答える日和に対して、裕次郎は「昼はキーマカレーがいいな」と平然とリクエスト。10時過ぎにしっかりした食事を用意したにも関わらず、昼食のメニューまで指定する裕次郎に対して「これブランチでしょ?」と驚きを隠せない日和。その反応を気に掛ける様子もなく「これは朝食。昼ごはんは別。“いい意味で”」と、お得意の台詞をしたり顔で返す裕次郎に「もぉ〜」と笑って返す日和の目は、もう笑っていない……。そんなやり取りを、フクロウのチャーリーは静かに見守っている。ギリギリの忍耐と笑顔で保たれていた平穏な夫婦生活が、この後「旦那デスノート」をきっかけに動き出す。裕次郎と日和が繰り広げる“笑えないふたりの笑えるガチゲンカ”と、個性豊かな登場人物たちが織りなすストーリーの結末に期待しよう。『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)より公開
2022年09月21日9月23日(金・祝)に公開される映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』。このたび、綾小路きみまろがナレーションを担当した最新映像が公開された。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、今や日本映画界に欠かせない女優となった岸井ゆきのがヒロインとして共演、さらに井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける本作。このたび公開されたのは、毒舌漫談を得意とする大人気漫談家“中高年のアイドル” 綾小路きみまろがナレーションを務めた最新映像。辛辣な言葉が並ぶにも関わらず思わず“あるある”と笑ってしまう毒舌漫談でお馴染みの綾小路きみまろと、夫への不満や愚痴をユーモアに交えながら書き込まれる、劇中の“旦那デスノート”の親和性の高さから、綾小路きみまろが今回ナレーションに大抜擢された。主演の香取が師匠と呼ぶほどの親交もある綾小路が、チャーリーのぬいぐるみを抱え満面の笑みを見せた写真とともに「今回、香取慎吾さん主演映画のTVCMのナレーションをやらせて頂きました。大変緊張しましたが、一生懸命務めさせていただきました」 (全文は以下記載)とコメントを寄せている。“毒舌漫談”と“旦那デスノート”が強力タッグを組み、さらにパワーアップした最新映像で作品への期待がいっそう高まる。■綾小路きみまろコメント今回、香取慎吾さん主演映画のTVCMのナレーションをやらせて頂きました。大変緊張しましたが、一生懸命務めさせていただきました。この"旦那デスノート"の中身は、私の漫談より、凄いです!怖いです!旦那デスノートをきっかけにした旦那と妻のバトルが見ものです。旦那様!!奥様がこんな投稿をしていたらどうしましょう?と、ゾッとしながら、『犬も食わねどチャーリーは笑う』を、是非ご覧ください!『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)より公開
2022年08月22日俳優の香取慎吾が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(9月23日公開)の新場面写真10点が17日、公開された。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、女優の岸井ゆきのがヒロインとして共演、さらに、井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固める本作。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展していく。このたび公開されたのは、香取演じる田村裕次郎と岸井演じる妻の日和をはじめ、実力派キャストたちが務める個性豊かなキャラクターの面々を捉えた10点の場面写真。裕次郎が同僚の蓑山(余貴美子)、後輩の若槻(井之脇海)と一緒に「旦那デスノート」を見ている場面写真では、円満だと思っていた妻がまさか自分の悪口を書いているとは微塵も思わず、全くの他人事のように蓑山のスマホを覗き込む様子が映し出されている。自宅シーンでは、能天気にご飯を食べる裕次郎を見つめながらどこか冷めた表情を浮かべる日和の姿が…。さらに、バツ3の上司・浦島店長(的場浩司)と写る裕次郎の笑顔には何故か絆創膏が。不穏な空気を随所に漂わせる写真たちの一方で、出会った当初の裕次郎と日和を映し出した一コマでは仲睦まじく話す様子の2人──昔は仲良しだった2人の関係は一体どこで拗れてしまったのか…。他にも自宅で筋トレに勤しむ裕次郎やソファに寝ころび不満げな顔でPCを見つめる日和、首根っこを掴まれる若槻の姿も…!?また、ムビチケカードが8月19日より発売されることが決定。カードのビジュアルも公開された。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年08月17日香取慎吾主演、岸井ゆきのがヒロインを演じる映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』より、新場面写真が一挙に公開された。今回の場面写真では、香取さんと岸井さんが演じる夫婦、裕次郎と日和の日常を覗くことができる。妻がまさか自分の悪口を書いているとは微塵も思わず、他人事のように同僚・蓑山のスマホを覗き込んで“旦那デスノート”を見ている裕次郎。能天気にご飯を食べる裕次郎をどこか冷めた表情で見つめる日和。バツ3の上司・浦島店長(的場浩司)との写真では、裕次郎の顔に絆創膏が。また一方で、出会った当初の仲良しだった裕次郎と日和の仲睦まじく話す様子も。ほかにも、自宅で筋トレに勤しむ裕次郎、不満げな顔でPCを見つめる日和、首根っこを掴まれる若槻(井之脇海)など、“笑えない二人の笑えるガチゲンカ”と個性豊かな登場人物たちが織りなすストーリーの結末に期待高まるシーンが公開された。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 “犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年08月17日9月23日(金・祝)に公開となる香取慎吾主演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』より個性豊かなキャストが演じる登場人物たちを捉えた新場面写真が公開となった。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井ゆきのがヒロインを務める人間ドラマ。キャストには、井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子らが名を連ね、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取)と日和(岸井)は仲良し夫婦として通っているが、ふたりの間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情に見つめ続け……。公開されたのは、裕次郎と日和をはじめ、彼らを取り囲む個性豊かなキャラクターの面々を捉えた10点の場面写真。裕次郎が同僚の蓑山(余)、後輩の若槻(井之脇)と一緒に「旦那デスノート」を見ているシーンでは、円満だと思っていた妻がまさか自分の悪口を書いているとは微塵も思わず、全くの他人事のように蓑山のスマホを覗き込む様子が映し出されている。自宅のシーンでは、能天気にご飯を食べる裕次郎を見つめながらどこか冷めた表情を浮かべる日和の姿が……。さらに、バツ3の上司・浦島店長(的場)と写る裕次郎の笑顔には何故か絆創膏が。不穏な空気を随所に漂わせる写真たちの一方で、出会った当初の裕次郎と日和を映し出した1コマには仲睦まじく話す様子のふたりの姿も。昔は仲良しだったふたりの関係は一体どこで拗れてしまったのか……。他にも、自宅で筋トレに勤しむ裕次郎やソファに寝ころび不満げな顔でPCを見つめる日和、首根っこを掴まれる若槻の姿など、裕次郎と日和が繰り広げる”笑えないふたりの笑えるガチゲンカ”と個性豊かな登場人物たちが織りなすストーリーの結末が気になる場面写真となっている。また、本作のムビチケカードが8月19日(金)より発売されることが決定し、カードのビジュアルが公開された。ムビチケは上映劇場またはメイジャー通販サイトで発売される。【ムビチケカード情報】発売開始日:8月19日(金)発売場所 / 各発売開始時間:上映劇場 / 劇場オープンより※オープン時間は各劇場によって異なります。メイジャー通販サイト / 8月19日(金)0:00より価格:1500円(税込)※数量限定『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)より公開
2022年08月17日A24製作の『コロンバス』コゴナダ監督作『アフター・ヤン』より予告編と場面写真が解禁された。オリジナル・テーマを制作した坂本龍一と音楽を担当したAska Matsumiyaからのコメントも到着した。本作は、AIロボットが家族として暮らすことが当たり前となった未来を舞台に、故障したAIロボットの記憶を巡り、人間と人工知能の関係性を問いかけていく感動作。今回解禁となった予告編は、緑あふれる風景のなか家族写真を撮影しようと父・ジェイク(コリン・ファレル)や養女・ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)から呼ばれるAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)が意味深長な表情を浮かべるシーンから始まる。ある日、ヤンは故障し動かなくなってしまう。家族の一員であるヤンを修理すべく奔走するジェイクだが、「修理は無理だ」と現実を突きつけられる。しかしヤンには他のAIロボットにはない<記録映像>を撮影する特殊なパーツが備わっていることを発見する。ヤンの体内に残された映像とは? 人間にとっての愛おしい日々の記憶は、AIロボットにとってどう映るのか?併せて解禁となった場面写真では、小津安二郎を敬愛するコゴナダ監督らしいこだわりの感じられるカットやどこかノスタルジックな雰囲気のある美しいカットに加え、家族4人で挑戦するダンスバトルの模様も切り取られており、家族の過ごした時間の愛おしさに想像が膨らむ。さらに、優しく切ないピアノの旋律が印象的なオリジナルテーマを作曲した坂本龍一と、観る者の心にそっと寄り添うような音楽を担当したAska Matsumiyaのコメントが到着。コゴナダ監督や本作への想いを綴っている。◎坂本龍一コゴナダのvideo blogは以前からよく見ていました。それらはとても素晴らしいもので、小津への愛が尋常ではないことがよく伝わります。その点で非常に興味をもっていましたし、一度LAでコンサートをした時にお会いしたことがあり、とても好印象を持ちました。彼の前作「Columbus」はとても静かで美しい映画でしたので、今作にも期待していました。関わることができて幸せです。◎Aska Matsumiyaコゴナダ監督とは「新しく、近未来的でありながら、人間味のある音楽にしたい」と話し合いました。未来に必要なのは人間らしさであり、原点回帰である、という逆説的な意味合いを込めて、チェロやピアノといった人間味のある楽器を、未来的なシンセ音やAIで作ったバリエーションと混ぜていきました。初めてRyuichiの音楽を映像と合わせて聴いた時、とても感動しました。観客の感情をヤンと共にリアルタイムで変えていくため、彼はコードの間の空間を絶妙に配置しています。加えて、段々と移り変わっていく和音の繊細さと力強さ。まさに完璧です。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年08月12日A24製作の映画『アフター・ヤン』が、2022年10月21日(金)より公開される。A24の新作映画、“AIロボット”と家族の物語映画『アフター・ヤン』は、『X エックス』や『LAMB/ラム』、『ライトハウス』、『カモン カモン』など話題作を次々に手掛けてきた気鋭のスタジオA24製作による新作映画。監督・脚本は、小津安二郎へのオマージュを込めた前作『コロンバス』が世界中で話題を映像作家コゴナダが務める。突然動かなくなってしまったAIロボット・ヤンが残した秘密とは?『アフター・ヤン』で描かれるのは、AIロボットのヤンと、一緒に暮らしてきた家族の記憶と関係性の物語。近未来を舞台にを舞台に、人間と人工知能のあわいを静謐な映像と心に響く音楽とともに描き出した。遠くない未来。AIロボットのヤンは、ある一家のもとでベビーシッターとして、養女のミカとともに慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしある日、ヤンは突然の故障で動かなくなってしまう。父親のジェイクはふさぎ込む娘のためにヤンの修理の手段を模索するが、その過程でヤンが撮り溜めた断片的な記録映像を発見する。そこには、家族に向けられたヤンの温かなまなざしと、ある秘密が残されていた……。コリン・ファレルなど多彩なキャストキャストとして、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』での怪演も記憶に新しいコリン・ファレルをはじめ、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・H・ミン、子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤなど多彩な面々が集結。コゴナダの前作『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンが物語の鍵を握る謎めいた女性を演じる。■主人公ジェイク…コリン・ファレル茶葉の販売店を営む。残された記録映像を手がかりにヤンのミステリアスな過去をたどっていく。■カイラ...ジョディ・ターナー=スミスジェイクの妻。■ミカ...マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ中国系の幼い養女。ヤンを本当の兄のように慕っていた。■ヤン...ジャスティン・H・ミン“テクノ”と呼ばれる人型AIロボット。ジェイクらの一家とともに暮らしていたが突然の故障で動かなくなってしまう。オリジナル・テーマ曲は坂本龍一切なく美しい『アフター・ヤン』の物語を彩るオリジナル・テーマ曲は、坂本龍一が担当。さらに、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加え、岩井俊二の映画『リリイ・シュシュのすべて』でおなじみの名曲「グライド」をMitskiが歌う新バージョンで甦らせている。〈映画『アフター・ヤン』あらすじ〉“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差し、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた……。【詳細】映画『アフター・ヤン』公開日:2022年10月21日(金) TOHO シネマズ シャンテほか ロードショー監督・脚本:コゴナダ編集:コゴナダ出演:コリン・ファレル、ジョディ・ターナー=スミス、ジャスティン・H・ミン、マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ、ヘイリー・ルー・リチャードソン原作:アレクサンダー・ワインスタイン「Saying Goodbye to Yang」(短編小説集『Children of the New World』所収)撮影監督:ベンジャミン・ローブ美術デザイン:アレクサンドラ・シャラー衣装デザイン:アージュン・バーシン音楽:Aska Matsumiyaオリジナル・テーマ:坂本龍一フィーチャリング・ソング:「グライド」Performed by Mitski, Written by 小林武史配給:キノフィルムズ提供:木下グループ2021年|アメリカ|英語|カラー|ビスタサイズ|5.1ch|96分|原題:After Yang|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫:G一般
2022年08月06日『コロンバス』のコゴナダ監督作『After Yang(原題)』が、邦題『アフター・ヤン』として10月21日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。“テクノ”と呼ばれる人型ロボットが、一般家庭にまで普及した未来世界。茶葉の販売店を営むジェイク、妻のカイラ、中国系の幼い養女ミカは、慎ましくも幸せな日々を送っていた。しかしロボットのヤンが突然の故障で動かなくなり、ヤンを本当の兄のように慕っていたミカはふさぎ込んでしまう。修理の手段を模索するジェイクは、ヤンの体内に一日ごとに数秒間の動画を撮影できる特殊なパーツが組み込まれていることを発見。そのメモリバンクに保存された映像には、ジェイクの家族に向けられたヤンの温かな眼差し、そしてヤンがめぐり合った素性不明の若い女性の姿が記録されていた…。監督・脚本は、前作『コロンバス』が世界中で話題となった映像作家コゴナダ。小津安二郎監督の信奉者としても知られる韓国系アメリカ人のコゴナダ監督は、長編第2作となる本作で気鋭のスタジオA24とタッグを組み、派手な視覚効果やスペクタクルに一切頼ることなく、唯一無二の未来的な世界観を構築した。さらにオリジナル・テーマ曲を敬愛する坂本龍一に依頼し、音楽を手掛けたAska Matsumiyaの美しいアレンジに加えて、岩井俊二監督作品『リリイ・シュシュのすべて』で多くの映画ファンの胸に刻まれた名曲「グライド」を、Mitskiが歌う新バージョンで甦らせた。残された記録映像を手がかりにヤンのミステリアスな過去をたどっていく主人公ジェイクに扮するのは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』での怪演も記憶に新しいコリン・ファレル。加えて、『ウィズアウト・リモース』のジョディ・ターナー=スミス、「アンブレラ・アカデミー」のジャスティン・H・ミン、2011年生まれの子役マレア・エマ・チャンドラウィジャヤが、切なくも温かな“未来の家族”を体現している。そして『コロンバス』で主演を務めたヘイリー・ルー・リチャードソンが物語の鍵を握る謎めいた女性を演じる。今回解禁となったポスタービジュアルには、家族3人とともに、人間と何ら変わりない外見ながら時が止まってしまったAIロボット・ヤンの姿が写る。交わらない視線はすれ違う家族の風景を思わせるが、ミカが優しくヤンの手を取り微笑みかける様子、その隣に添えられた「ありがとう、お兄ちゃん」というキャッチコピーが、かけがえのない絆で結ばれた関係性を想起させる。ヤンの体内に残された映像には何が映っているのか。そこに刻まれたヤンの記録と記憶は、いったい何を物語るのか。そしてAIに感情は宿るのか…。本作はそうした幾多のミステリーを提示しながら、さして遠くない未来に実現しうる人とロボットとの関係性を問いかけていく。人間と人工知能のあわいを豊かに描き、静謐な映像と心に響く音楽が観る者を魅了する感動作となっている。『アフター・ヤン』は10月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アフター・ヤン 2022年10月21日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2021 Future Autumn LLC. All rights reserved
2022年08月03日俳優の香取慎吾が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(9月23日公開)の予告映像が27日、公開された。また、監督・脚本を務める市井昌秀氏による書き下ろし小説が発売されることも発表された。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、女優の岸井ゆきのがヒロインとして共演、さらに、井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固める本作。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展していく。このたび公開された予告編は「旦那デスノート?」と不穏なひとことからはじまる。それは妻たちの恐ろしい本音、旦那たちが見たらゾッとするようなエグ~イ投稿かびっしり書かれているサイト。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)は同僚の蓑山(余貴美子)に「旦那デスノート」の存在を知らされ、「いるいる、こんな奴いる」と他人事のように楽しんで眺めていたが……次第にその顔がこわばっていく。妻の日和(ひより/岸井ゆきの)とは決して仲が悪いとは思っていなかったが、そこにはどう考えても自分への不満としか思えない書き込みが並んでいたのだ。妻の日和の書き込みだと確信しつつも、心配して声をかけてきた職場の後輩の若槻(井之脇海)に裕次郎は「うちは円満」とごまかす。日和の書き込みが止まらないことについに裕次郎が「こんなひどいこと書いておいて、よくいつも笑ってられるよな!」と日和を問い詰めるが、逆に「こんなこと書いているから笑えてんのよ!」と返される始末。引くに引けない夫婦ゲンカが勃発する。ますますヒートアップする「旦那デスノート」には書籍化の話が持ち上がり、想いが揺れる日和。いつからこんなことになったのか理解できない裕次郎は、バツ3の浦島店長(的場浩司)に「縁起悪い」と八つ当たり。すれちがう想い、深まる溝。2人ははたして分かり合うことができるのか非常に気になる予告編に仕上がっている。また、市井昌秀監督(著者名は「市井点線」)書き下ろしによる『犬も食わねどチャーリーは笑う』の小説の発売が決定。9月6日より小学館から出版される。書影は映画のポスタービジュアルをあしらい、インパクトある仕上がりになっている。監督により、香取に当て書きされ、「大切な人との関係性を見つめ直すもの」そして「情けない、だらしないダメな香取慎吾」が描かれている。誰もが痛感し共感できる絶妙のコメディ。映画を先に見てから読んでも、また読んでから映画を見ても楽しめる内容になっているという。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年07月27日香取慎吾主演『犬も食わねどチャーリーは笑う』の予告編が公開された。さらに監督を務めた市井昌秀の書き下ろしによる小説版の発売も決定した。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井ゆきのがヒロインを演じる。さらに井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける新作映画だ。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取)と日和(岸井)は仲良し夫婦として通っているが、ふたりの間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情に見つめ続けていた。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」の可笑しさと、市井が描きたかったという“情けない、だらしない、ダメな香取慎吾”に自己を顧みながら笑わずにはいられない。しかし、日和の切実な想いと、お互いに大切な関係を取り戻そうともがく姿に大いに共感できるはずだ。公開された予告編は「旦那デスノート?」という不穏なひと言で幕を開ける。それは妻たちの恐ろしい本音、旦那たちが見たらゾッとするようなエグい投稿かびっしり書かれているサイト。結婚4年目を迎える田村裕次郎は同僚の蓑山(余)に「旦那デスノート」の存在を知らされ、「いるいる、こんな奴いる」と他人事のように楽しんで眺めていたが、次第にその顔がこわばっていく……。妻の日和とは決して仲が悪いとは思っていなかったが、そこにはどう考えても自分への不満としか思えない書き込みが並んでいたのだ。妻の書き込みだと確信しつつも、心配して声をかけてきた職場の後輩の若槻(井之脇)に裕次郎は「うちは円満」とごまかす。日和の書き込みが止まらないことについに裕次郎が「こんなひどいこと書いておいて、よくいつも笑ってられるよな!」と日和を問い詰めるが、逆に「こんなこと書いているから笑えてんのよ!」と返される始末。そして引くに引けない夫婦ゲンカへ。ますますヒートアップする「旦那デスノート」には書籍化の話が持ち上がり、想いが揺れる日和。いつからこんなことになったのか理解できない裕次郎は、バツ3の浦島店長(的場)に「縁起悪い」と八つ当たり。すれちがう想い、深まる溝。ふたりは果たして分かり合うことができるのか。さらに市井昌秀監督(著者名:市井点線)書き下ろしによる『犬も食わねどチャーリーは笑う』の小説版が9月6日(火)に発売決定。書影は映画のポスタービジュアルをあしらい、インパクトある仕上がりとなっている。監督により、香取に当て書きされ「大切な人との関係性を見つめ直すもの」、「情けない、だらしないダメな香取慎吾」が描かれている。誰もが痛感し共感できる絶妙なコメディだ。『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)公開■書籍情報文庫本『犬も食わねどチャーリーは笑う』市井点線・著(小学館文庫)9月6日発売定価:704円(税込)
2022年07月27日香取慎吾、岸井ゆきの共演、市井昌秀監督・脚本の『犬も食わねどチャーリーは笑う』よりポスタービジュアルが到着した。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、いまや日本映画界に欠かせない女優となった岸井ゆきのと夫婦役で共演する本作。市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛け、結婚4年目を迎える表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、引くに引けない夫婦ゲンカに発展する様を描く。この度解禁となったのは、全面に作品タイトルが大きく配置され、その隣には、「こちらに、いい意味でそこそこ詳しく載せてます。」という説明とともにQRコードが差し込まれるのみという、シンプルかつ斬新なデザインのポスタービジュアル。上部から覗く、主人公・裕次郎(香取さん)と日和(岸井さん)、2人の飼うペットのフクロウ“チャーリー”のうっすらと見えそうで見えない笑顔が何とも“気になる”1枚だ。細かい文字情報をあえて入れず、映画ポスターではあまり見かけないシンプルさが、いい意味で興味を引くビジュアルとなっている。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 “犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年07月21日俳優の香取慎吾が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の追加キャストが23日に発表され、井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子らの出演が明らかになった。また、公開日が9月23日に決定したことも発表された。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、女優の岸井ゆきのがヒロインとして共演。市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。散りばめられたジョークや登場人物たちのやり取りにニヤリとしながら、どこか“怖さ”を感じずにはいられない…そんな本作に個性豊かなキャストが集結した。香取演じる裕次郎の職場の後輩であり、やがて結婚の恐ろしさを知ることになる若槻広人役に、若手実力派俳優の井之脇海。同じく裕次郎の職場であるホームセンターの店長で、ノリはいいけど空気は読めない浦島店長役には、二枚目も三枚目もこなす的場浩司。岸井演じる日和の職場の、男として過剰な自信を持つセクハラ上司葛城周作役は、眞島秀和が務める。裕次郎たちが勤めるホームセンターに訪れる“本人役”できたろうが登場し、悪気なく日和を追い詰めてしまう姑、裕次郎の母田村千鶴役は浅田美代子が演じる。裕次郎の職場の同僚であり、実は日和との共通点を持ち、2人のケンカのキーパーソンとなっていく蓑山さんを、余貴美子が雰囲気たっぷりに演じた。その他にも、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮ら、一癖も二癖もある個性派俳優たちが随所に登場し、本作をただのコメディに留まらない作品として完成させた。井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子がコメントを寄せた。○■井之脇海(若槻広人役)市井監督から「コメディとして誇張した芝居ではなく、若槻として等身大で生きてほしい」と演出を受けたので、僕は若槻として映画の中に存在することだけに集中しましたが不思議なことに、誰も笑かそうとしていないのに、思わず笑ってしまうシーンがたくさん出てきて、これは市井マジックだなと感じました。真剣に生きるがゆえの人間の滑稽さに、思わず笑ってしまう作品になっていると思います。○■的場浩司(浦島店長役)初めて市井組の作品に参加させて頂きました。現場での市井監督の1カットへの情熱。素晴らしかった。作品への愛が伝わってきました。そして、主演の香取君や他の若いキャスト達の芝居好きオーラ。一緒に芝居をしていて気持ちよかった。私の役は香取君の上司でクセのあるホームセンターの店長。出番はあまり多くはありませんが、自分の役者人生に刻まれる作品に出会えました。市井監督と再び現場で会えるのを楽しみにしています。○■眞島秀和(葛城周作役)久しぶりに市井組に参加することが出来ました。現場の雰囲気は変わらず穏やかで居心地の良いものでしたが、市井さんらしいエッジの効いた演出もあり刺激的な撮影になりました。本作の公開、楽しみにしてます!○■きたろう(きたろう役)きたろうが、きたろうを演じるって、市井監督のきたろうに対するイメージはどう写っているだろうか興味深かった。衣装合わせの時、驚いた。きたろうは、環境問題に関心ある人物だという。きたろうの役作りをしているのだ。あらあら、普段のきたろうさんじゃない。ほんの一瞬のシーンだが、監督の非凡さと愛を感じた。他人にどう思われても気にしないきたろうさんです。○■浅田美代子(田村千鶴役)笑ったり、しっとりしたり、そしてほんわか、ジーンと...不器用な裕次郎を演じた香取さんは、素敵でした。それぞれの個性溢れる役者達が楽しそうに演じられたのも香取さんのお人柄ですね。是非、観てほしい作品です。○■余貴美子(蓑山さん役)市井監督が『んむっ』と思考して頭を掻きむしって、髪がボサボサになっているのをみると愛くるしくて!頑張ろうという気になる。夫婦や仲間たちとの関係や思いは、物凄くささやかな事でみっともないけど、やはり愛は力になるなぁ!と思える物語。スタッフキャストの皆さんと、ホントに出会えて良かったと自分と重ねる事が出来た現場でした。公開が楽しみ。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年06月23日香取慎吾主演『犬も食わねどチャーリーは笑う』の公開日が9月23日(金・祝)に決定した。さらに追加キャスト、それぞれのコメントが公開された。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井ゆきのがヒロイン、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける新作映画だ。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取)と日和(岸井)は仲良し夫婦として通っているが、2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情に見つめ続けていた。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」の可笑しさと、市井が描きたかったという“情けない、だらしない、ダメな香取慎吾”に自己を顧みながら笑わずにはいられない。しかし、日和の切実な想いと、お互いに大切な関係を取り戻そうともがく姿に大いに共感できるはずだ。散りばめられたジョークや登場人物たちのやり取りにニヤリとしながら、どこか“怖さ”を感じずにはいられない本作だが、観客を笑わせてくれるであろう個性豊かな豪華キャストが集結。香取演じる裕次郎の職場の後輩であり、やがて結婚の恐ろしさを知ることになる若槻広人役を、若手実力派俳優の井之脇海が務める。同じく裕次郎の職場であるホームセンターの店長で、ノリはいいが空気は読めない浦島店長役には、2枚目も3枚目もこなす的場浩司。岸井演じる日和の職場の自信過剰な、セクハラ上司葛城周作役は眞島秀和。裕次郎たちが勤めるホームセンターに訪れる“本人役”として、きたろうが登場し、悪気なく日和を追い詰めてしまう姑、裕次郎の母田村千鶴役は浅田美代子が抜擢。裕次郎の職場の同僚であり、実は日和との共通点を持ちふたりのケンカのキーパーソンとなっていく蓑山さんを、余貴美子が雰囲気たっぷりに演じた。その他にも、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮ら、ひと癖もふた癖もある個性派俳優たちが随所に登場し、物語を盛り上げる。<井之脇海(若槻広人役)・コメント>市井監督から「コメディとして誇張した芝居ではなく、若槻として等身大で生きてほしい」と演出を受けたので、僕は若槻として映画の中に存在することだけに集中しましたが不思議なことに、誰も笑かそうとしていないのに、思わず笑ってしまうシーンがたくさん出てきて、これは市井マジックだなと感じました。真剣に生きるがゆえの人間の滑稽さに、思わず笑ってしまう作品になっていると思います。<的場浩司(浦島店長役)・コメント>初めて市井組の作品に参加させて頂きました。現場での市井監督の1カットへの情熱。素晴らしかった。作品への愛が伝わってきました。そして、主演の香取君や他の若いキャスト達の芝居好きオーラ。一緒に芝居をしていて気持ちよかった。私の役は香取君の上司でクセのあるホームセンターの店長。出番はあまり多くはありませんが、自分の役者人生に刻まれる作品に出会えました。市井監督と再び現場で会えるのを楽しみにしています。<眞島秀和(葛城周作役)・コメント>久しぶりに市井組に参加することが出来ました。現場の雰囲気は変わらず穏やかで居心地の良いものでしたが、市井さんらしいエッジの効いた演出もあり刺激的な撮影になりました。本作の公開、楽しみにしてます!<きたろう(きたろう役)・コメント>きたろうが、きたろうを演じるって、市井監督のきたろうに対するイメージはどう写っているだろうか興味深かった。衣装合わせの時、驚いた。きたろうは、環境問題に関心ある人物だという。きたろうの役作りをしているのだ。あらあら、普段のきたろうさんじゃない。ほんの一瞬のシーンだが、監督の非凡さと愛を感じた。他人にどう思われても気にしないきたろうさんです。<浅田美代子(田村千鶴役)・コメント>笑ったり、しっとりしたり、そしてほんわか、ジーンと…。不器用な裕次郎を演じた香取さんは、素敵でした。それぞれの個性溢れる役者達が楽しそうに演じられたのも香取さんのお人柄ですね。是非、観てほしい作品です。<余貴美子(蓑山さん役)・コメント>市井監督が『んむっ』と思考して頭を掻きむしって、髪がボサボサになっているのをみると愛くるしくて!頑張ろうという気になる。夫婦や仲間たちとの関係や思いは、物凄くささやかな事でみっともないけど、やはり愛は力になるなぁ!と思える物語。スタッフキャストの皆さんと、ホントに出会えて良かったと自分と重ねる事が出来た現場でした。公開が楽しみ。『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)公開
2022年06月23日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日10月1日(土)から東急シアターオーブにて上演されるブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』より、チャーリー役・小池徹平、ローラ役・城田優のビジュアルが公開された。また、東京公演、大阪公演の詳細も明らかとなった。本作は、経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた同名イギリス映画(2005年公開)をミュージカル化したもの。シンディ・ローパーのパワフルで最高に魅力的な書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、この夏にオフブロードウェイでの上演も決定している、今なお人気を集める大ヒット作品だ。2013年には、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞、振付賞、編曲賞、衣裳デザイン賞の6部門を受賞した。日本では、2016年に初演、2019年に再演され、チケットは全公演即日完売。連日の大盛況で、日本中を熱狂の渦へと巻き込んだ。そして2022年秋、いよいよ待望の2度目の再演となる。経営不振に陥る靴工場の跡取り息子・チャーリー役に小池徹平、ドラァグクイーンのローラ役には新たに城田優を迎え、初演、再演に引き続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任・ドン役を勝矢、工場長ジョージ役をひのあらたが演じる。3年ぶりに主人公チャーリーに変身した小池徹平と、ドラァグクイーン・ローラへ変身した城田優のツーショット、そしてメインキャストが勢揃いしたハッピーでパワフルなビジュアルが公開。さらに東京公演が東急シアターオーブにて、2022年10月1日(土)~11月3日(木・祝)まで、大阪公演がオリックス劇場にて、2022年11月10日(木)~11月20日(日)まで上演されることが決定した。圧巻の歌唱力とダンス、そして、大きな愛で観客の世界を輝かせ、気分を引き上げてくれる『キンキーブーツ』が、再び日本を幸せと感動の渦に巻き込んでいくことだろう。【公演情報】ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』東京公演:2022年10月1日(土)~11月3日(木・祝) 東急シアターオーブ大阪公演:2022年11月10日(木)~11月20日(日) オリックス劇場脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン音楽・作詞:シンディ・ローパー演出・振付:ジェリー・ミッチェル日本版演出協力 / 上演台本:岸谷五朗訳詞:森 雪之丞出演:小池徹平、城田優、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた他オフィシャルサイト: チケット情報東京公演<チケット一般発売日>2022年9月3日(土)AM10:00~<チケット料金>S席 14,000円 / A席 12,000円/B席 8,000円(全席指定・税込、プレビュー公演&本公演ともに同金額)<チケット取扱い>◆チケットぴあ (パソコン・スマホ)セブンイレブン店舗(P コード:512-508)大阪公演<チケット一般発売日>2022年10月1日(土)AM10:00~<チケット料金>S席 14,000円 / A席 12,000円 / B席10,000円 / C席 8,000円 / D席6,000円(全席指定・税込)<チケット取扱い>◆チケットぴあ (パソコン・スマホ)セブンイレブン店舗(P コード:512-963)
2022年05月24日人形劇団プーク『おれはママじゃない/ヤン助とヤン助とヤン助と』が2022年7月23日(土) ~8月21日(日)にプーク人形劇場(東京都渋谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中! 公式ホームページ 夏休みにお届けする2作品。『ヤン助とヤン助とヤン助と』は2020年のゴールデンウィークに上演を予定していましたが、劇場閉鎖となり全公演が中止に。2年ぶりに公演が実現しました。公演概要人形劇団プーク『おれはママじゃない/ヤン助とヤン助とヤン助と』公演日:2022年7月23日 (土) ~2022年8月21日 (日)会場:プーク人形劇場(東京都渋谷区代々木2-12-3)★おれはママじゃない!春の光があふれる沼のほとり。気持ちよく昼寝をしていたワニの鼻先でたまごがひとつわれました。「ママ、ママ…」と、まとわりつくひよこに「おれはママじゃない!」と追いはらっていたのですが…。◆原作/みやもと ただお◆脚色・演出/井上幸子◆美術/入澤祥子◆音楽/マリオネット(湯淺 隆・吉田剛士)◆効果/伊藤美幸****「生まれ変わってみたい。と思いませんか」脚色・演出井上幸子****鳥の世界では、生まれてはじめて見た動くものを、お母さん、と思い込んでしまう”刷り込み”があります。そんな映像シーンを見ると、本人は必死でも、どこかユーモラスで、思わず笑ってしまいます。このお話は、さらに追いかけられる方のとまどいが、おかしいのです。自分の生き方をかたくなに信じていたワニなのに、生まれたてのやわらかさで見つめられ続けたら、突然、新しい自分に生まれ変わることができるかもしれません。タマゴのからをわって生まれてきた、ひよこのように…。★ヤン助とヤン助とヤン助ときこりのごんさんは、今日も山の中で木を切っています。そこへ猟師に追われたキツネが逃げ込んできました。「助けてもらったお礼に」とキツネからもらった壺は、ふしぎな壺だったのです。◆作・永井鱗太郎◆演出プラン/宗方真人◆演出/岸本真理子◆美術/星野 毅◆音楽/長沢勝俊◆音響効果/小玉令子■出演者原山幸子、市橋亜矢子、栗原弘昌、有田智也、長瀬円美、他■共通スタッフ照明/阿部千賀子舞台監督/有田智也制作/渡辺萌■タイムテーブル2022年7月23日(土)10:30/14:007月24日(日)10:30/14:007月25日(月)10:308月13日(土)10:30/14:008月14日(日)10:30/14:008月15日(月)10:308月20日(土)10:30/14:008月21日(日)10:30/14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金一般:3,190円(全席自由・税込)■団体概要人形劇団プーク1929年創立。2019年には劇団創立90周年を迎えた。東京・新宿には人形劇専門劇場「プーク人形劇場」があり、年間を通して公演を行っている。プーク人形劇場は2021年に50周年を迎えた。劇場を拠点に、全国での公演のほか、時には海外でも上演。映像部門の「スタジオ・ノーヴァ」ではテレビの人形劇製作に携わっている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月09日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日スティーヴン・キング原作、ブラムハウス製作の『炎の少女チャーリー(原題:Firestarter)』が6月17日(金)より全国公開されることが決定し、併せて予告編とポスタービジュアルが解禁された。スリラーの巨匠、スティーヴン・キングの小説「ファイアスターター」を原作に、1984年に当時天才子役として脚光を浴びていたドリュー・バリモアが主人公チャーリーを演じ映画化された『炎の少女チャーリー』。オリジナル版は多くのオマージュ作品を生み出し、いまでも根強い人気を誇る、まさに超能力少女映画(パイロキネシス)の原点だ。本作では最新技術を駆使し、新解釈で完全リメイク。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス、脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務めた。ザック・エフロン-(C)Getty Images生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー役には、『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』など、子役として多くの大作に出演するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢。父親アンディには、『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など幅広い役柄で活躍する、実力派俳優ザック・エフロン。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守り、愛する父親を演じている。今回解禁となった予告編は、不思議なパイロキネシス(自然発火)の力を持つチャーリーが自身の異変を訴えるシーンから始まる。次第に制御のきかなくなるパワーに困惑するチャーリーと、そんな娘を懸命に隠して守ろうとする父アンディだったが、その能力を利用しようとする政府の秘密組織“ザ・ショップ”が、チャーリーの存在に気づき、事態はチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルへと発展していく…。圧倒的な超能力への葛藤を抱える少女チャーリー、そして家族の行く末が気になる予告編となっている。また、併せて到着したポスターは「もう、愛だけでは守れない」のキャッチコピーとともに、燃え盛る炎の中に堂々と立つチャーリーが写し出され、その炎の凄まじさに本編への期待がますます高まるビジュアルとなっている。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が、2022年9月23日(金・祝)より公開される。主演は香取慎吾、監督は市井昌秀。崩れかけの夫婦を描くホラー?!コメディ映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、結婚4年目を迎える夫婦・田村裕次郎と田村日和を描いた“ホラー?!”コメディ。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、妻がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく...。絆は些細なことで強くもなればもろくもなる――。誰にでも起こりうることだからこそ誰もが痛感する、ユーモアと狂気が入り交じる絶妙なコメディに仕上がっている。主演・香取慎吾と岸井ゆきのが夫婦役■主人公・田村裕次郎...香取慎吾表向きは仲良し夫婦を演じるも、平凡で情けなくダメな夫。日和との会話を適当に受け流すときに、「いい意味で」という言葉をよく使う。主演を務めるのは、『凪待ち』以来3年ぶりの映画出演となる香取慎吾だ。■田村日和...岸井ゆきのSNS「旦那デスノート」にこっそりと夫の悪口を投稿する、笑顔の片隅で毒を盛る妻。ヒロインは、2022年年公開の映画だけでも『やがて海へと届く』『ケイコ 目を澄ませて』『大河への道』『神は⾒返りを求める』の4本に出演する岸井ゆきの。香取とは初めての顔合わせとなった。■チャーリー...フクロウ映画のタイトルにもなっている、裕次郎と日和のペット。3歳/オス。次第に険悪になっていく2人の関係を見つめ続ける、愛くるしい佇まいに注目だ。■若槻広人役...井之脇海やがて結婚の恐ろしさを知ることになる、裕次郎の職場の後輩。■浦島店長...的場浩司裕次郎の職場であるホームセンターの店長。ノリはいいけど空気は読めない。■葛城周作...眞島秀和日和の職場の、男として過剰な自信を持つセクハラ上司。■きたろう“本人役”...きたろう裕次郎たちが勤めるホームセンターに訪れるきたろう“本人”。■母田村千鶴...浅田美代子悪気なく日和を追い詰めてしまう姑。裕次郎の母。■蓑山...余貴美子裕次郎の職場の同僚。実は日和との共通点を持ち、2人のケンカのキーパーソンとなっていく。その他にも、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮らが出演する。監督・市井昌秀が“だらしない香取慎吾”を描く監督は、草彅剛主演映画『台風家族』などの市井昌秀。市井は構想の段階で、「大切な人との関係性を見つめ直すもの」、「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」を描く物語を作ることに決めたという。香取慎吾と市井昌秀の出会いは、14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりの頃、2008年のぴあフィルムフェスティバルで、当時審査員だった香取慎吾が市井昌秀の作品を高く評価したのだ。そこで、いつか一緒に仕事をしたいという思いが芽生えた市井昌秀は、20年1月にリリースした香取慎吾のソロアルバム収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のミュージックビデオを担当。それが後押しとなり、映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』の執筆にとりかかった。主題歌はnever young beach「こころのままに」『犬も食わねどチャーリーは笑う』の主題歌は、never young beachの「こころのままに」。メンバーの安部勇磨が作詞・作曲を手がけ書き下ろした爽やかでポップな楽曲となっている。主題歌について、監督の市井昌秀は「2人が共通して感じるモヤモヤを安部さんが丁寧に掬い取ってくれた曲」とコメントを寄せた。小説も発売なお、市井昌秀監督が書き下ろした小説『犬も食わねどチャーリーは笑う』も、9月6日(火)より発売される。【詳細】映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開時期:2022年9月23日(金・祝) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開出演:香取慎吾、岸井ゆきの、井之脇海、中田青渚、小篠恵奈、松岡依都美、田村健太郎、森下能幸、的場浩司、眞島秀和、徳永えり、峯村リエ、菊地亜美、有田あん、瑛蓮、きたろう、浅田美代子、余貴美子監督・脚本:市井昌秀音楽:安部勇磨主題歌:「こころのままに」/never young beach配給:キノフィルムズ/木下グループ■ムビチケカード ※数量限定発売日:8月19日(金)~発売場所&各発売開始時間:・上映劇場/劇場オープンより ※オープン時間は各劇場によって異なる。・メイジャー通販サイト/8月19日(金)0:00~価格:1,500円
2022年04月15日「ザ・ローリング・ストーンズ」結成60年記念と昨年8月24日に80歳で亡くなった不動のドラマー、チャーリー・ワッツを追悼して公開される『ロックン・ロール・サーカス』『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』の予告編とスチールが解禁となった。『ロックン・ロール・サーカス』は、1968年に撮影されながら諸事情で1996年までの28年間封印されたままだった伝説的作品。今回が日本初劇場公開となり、96年版から画質音質が向上した2019年制作の4Kレストア版で上映される。チャーリー・ワッツの名を冠した『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』は、1965年のアイルランド・ツアーを追った、ストーンズ初めての記録フィルム。未編集未発表だった映像を加え、90,000を超えるフレームを手作業で修正再編集した2012年2Kレストア版となる。正式な劇場公開は日本初。今回、公開された予告編は、『ロックン・ロール・サーカス』では、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズらがこの時だけのために組んだバンド「ザ・ダーティ・マック」の演奏場面や、「悪魔を憐れむ歌」におけるミック・ジャガー圧巻のパフォーマンスなどをフィーチャー。『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』では、全英全米NO.1になったばかりの「サティスファクション」を中心とした演奏シーンやミックとキースがくつろいで曲作りをするシーンなどが盛り込まれている。また併せて一挙公開された各作品のスチールでは、ジョン・レノンとミック・ジャガーが談笑する姿や、和やかなメンバーの様子とにこやかな笑顔を見せるチャーリー・ワッツの写真などが切り取られており、ロックン・ロールの輝ける青春時代を彷彿とさせる。ストーンズの伝説が蘇る、夢の競演と人気絶頂のライブ映像に注目だ。『ロックン・ロール・サーカス 4K レストア版』と『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン 2K レストア版』は、8月5日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロックン・ロール・サーカス 4Kレストア版 2022年8月よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2019 ABKCO Filmsチャーリー・イズ・マイ・ダーリン 2K レストア版 2022年8月よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2012 Because Entertainment, Inc/ABKCO Films
2022年04月14日香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶり映画主演、いま引く手あまたの岸井ゆきのと共演する映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開決定。市井昌秀監督が香取さんを主演に当て書きした、大切な人との絆を取り戻すコメディとなっている。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく――。主演の香取さんと、今年公開される映画だけでも出演作4本(うち主演作2本)と日本映画界に欠かせない存在となり、ドラマ「恋せぬふたり」も話題となった岸井さんは初めての顔合わせ。香取さんと市井監督も映画撮影の現場では初めてタッグを組んだ。岸井ゆきのとはいえ、2人の接点は14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりのころ、2008年の「ぴあフィルムフェスティバル」で当時審査員だった香取さんが市井監督の作品を高く評価、結果はグランプリを受賞した。そこで市井監督は、いつか一緒に香取さんと映画の仕事をしたいという強い思いが芽生えたという。その後2020年1月に香取さんのソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを撮ることになった市井監督。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井監督は香取さんを主演に据えた脚本の執筆に取り掛かった。そして完成したのが本作。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。市井昌秀監督また、市井監督は構想の段階で2つのことを思い描いていた。1つは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」。もう1つは「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」だった。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を香取さんと岸井さんがとてもユーモラスに演じているのは、市井監督の狙い。裕次郎が日和との会話で適当に受け流すときによく使う「いい意味で」という劇中のセリフを借用するなら、崩れかけたメロドラマは「ホラーです、いい意味で」。夫婦やパートナー同士で起こりうることを描く、共感できる絶妙のコメディに仕上がった。ちなみに、タイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するペットのフクロウのこと。香取さんと岸井さんが演じる裕次郎と日和が飼っている、チャーリー(3歳/オス)の愛くるしい佇まいにも注目だ。香取慎吾(田村裕次郎 役)「コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。」また、映画に出演させてもらえてとても嬉しいです。初めて市井監督の映画に参加しました。初めて岸井ゆきのさんと共演させてもらいました。笑顔のはじめましてが絡み合いながら、SNS『旦那デスノート』にもがく裕次郎を演じました。恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。岸井ゆきの(田村日和 役)「いつかあるかも知れない未来を追いかけるよう」わたしは本当の夫婦の感覚を知らないのですが、両親をずっと見てきて、何もないようで何かある空気、本心を悟られないように諭そうとする威厳、笑いながら諌める態度、不思議な関係だと思いました。そんなことを考えて芝居をするのは、いつかあるかも知れない未来を追いかけるようで面白かったです。そして隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い。毎日が優しい光で溢れて、香取さんと楽しくお話させていただいている時間は自分でも不思議でSFみたいで、市井監督と現実的な会話で構築していく物語はファンタジーで。皆様がこの映画をどう感じるのか...私も楽しみにしています!市井昌秀(監督)「香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たい」なんらかのすれ違いで妻に憎たらしさを覚えた後、笑いながら誰かと電話するその背中を見て、「この人は何者なんだ?」と感じる時がしばしばあります。結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました。平凡で情けなくダメな田村裕次郎、笑顔の片隅で毒を盛る田村日和と一緒に。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年04月12日『ディア・ピョンヤン』『かぞくのくに』のヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』から予告編が解禁、映画監督パク・チャヌク、ヤン・イクチュン、「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳家・斎藤真理子、フォトジャーナリストの安田菜津紀のコメントが到着した。年老いた母が、娘のヨンヒにはじめて打ち明けた壮絶な体験ーー。1948年、当時18歳の母は韓国現代史最大のタブーといわれる「済州4・ 3事件」の渦中にいた。朝鮮総連の熱心な活動家だった両親は、「帰国事業」で3人の兄たちを北朝鮮へ送った。父が他界したあとも、“地上の楽園”にいるはずの息子たちに借金をしてまで仕送りを続ける母を、ヨンヒは心の中で責めてきた。心の奥底にしまっていた記憶を語った母は、アルツハイマー病を患う。消えゆく記憶を掬いとろうと、ヨンヒは母を済州島に連れていくことを決意する。予告編では、失われつつある母の記憶を描いたア二メーションや、『お嬢さん』『タクシー運転手 約束は海を越えて』などの音楽を手がけるチョ・ヨンウクの楽曲も一部使用され、ドラマチックな映画を彩っている。映画界からジャーナリストまで、コメント到着パク・チャヌク(映画監督『JSA』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』)人々はヤン ヨンヒについて「自分の家族の話をいつまで煮詰めているのだ。まだ搾り取るつもりか」と後ろ指をさすかもしれません。しかし私ならヤン ヨンヒにこう言います。「これからもさらに煮詰め、搾り取ってください」と。彼女の作品たちは、単純に、ある個人についての映画ではありません。普通は対立すると思われる二つのカテゴリーの関係について問い続ける映画です。その目録はとても長い。個人と家族、個人と国家、韓国と北朝鮮、韓国と日本、資本主義と共産主義、島と陸、女と男、母と父、親と子、新世代と旧世代、21世紀と20世紀、感情と思想、そして何よりもスープとイデオロギー。ヤン ヨンヒの母親、この老いた女性一人の顔を見つめながら、私たちはこれらすべてについて省察することができます。映画『スープとイデオロギー』は、ヤン ヨンヒのこれまでの作品のように、私たちがいつまでも噛み締めなければいけない思考の種を与えてくれます。ヤン ヨンヒは引き続き煮詰め搾り出し、私たちはこれからも噛み締めなければなりません。ヤン・イクチュン(俳優・映画監督『息もできない』『かぞくのくに』『あゝ、荒野』など)オモニ(母)のレシピ通りにつくったあのスープの中には、どんな言葉でも語り尽くせないすべてが込められている。斎藤真理子(翻訳家)この映画は記憶に関する映画でもある。一人の人が持ちつづけた記憶も、持ちきれずにあふれた記憶も歴史になる。歴史は一杯の巨大な器に入ったスープなのかもしれない。一人ひとりがその中に溶けているのか、一人ひとりの中にその器があるのか。どちらであるにせよ、このスープを大切に飲んで、飲んだことを記憶しよう。安田菜津紀(認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)オモニは少しずつ、「忘れて」いく。押し込めてきたあまりに凄惨な記憶を、誰かと分かち、託していくほどに。「もう忘れてもいいよ」と言えるほど、オモニの、人々の背負ってきた歴史を、私は知らなかった。そして、「知らなかった」で終わらせたくない。『スープとイデオロギー』は6月11日(土)より【東京】ユーロスペース、ポレポレ東中野、【大阪】シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スープとイデオロギー 2022年6月11日よりユーロスペース、ポレポレ東中野、シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国にて公開© PLACE TO BE, Yang Yonghi
2022年04月03日日本テレビ系・金曜ロードショーでは、2月に“3週連続名作洋画”を放送。その第3弾として『チャーリーとチョコレート工場』を金曜ロードオリジナル吹き替え版で放送することが決定した。第1弾の『ゴーストバスターズ』(’84)、第2弾の『クール・ランニング』(’94)に続いて放送される本作は、イギリスの小説家ロアルド・ダールの児童書を原作に、ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演のゴールデン・コンビで贈るファンタジー・アドベンチャー。5人の子どもたちが、超変わり者が経営するチョコレート工場に招かれ、奇妙な体験をしていく摩訶不思議なストーリー。金曜ロードオリジナル吹き替え版での放送となる今回。ジョニー扮する美味しいお菓子で世界中の人々を魅了するウィリー・ウォンカを吹き替えるのは、「DEATH NOTE」夜神月役、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのニュートの吹き替えなど、様々な役を演じ分ける人気声優の宮野真守。放送に関して宮野さんは「初回放送の当時、僕はまだ20代半ばでした。このような大役に、とてもプレッシャーを感じていたのですが、周りの先輩方に支えられて、結果的に最高に楽しみながら、思いっきりパフォーマンスする事ができました!」と収録時をふり返り、「この作品の持つ、不思議でコミカルで華やかで、ワクワクするような世界観、そして、その芯にある温かいメッセージを感じながら、若かりし頃の宮野の表現も(笑)、是非ともお楽しみください!」と視聴者へメッセージを寄せている。金曜ロードショー『チャーリーとチョコレート工場』は2月18日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年01月28日アニメ『ピーナッツ』で、チャーリー・ブラウンの声を担当した俳優ピーター・ロビンスさんが先週、65歳で亡くなっていたことがわかった。FOX5が遺族に確認したところによると、自ら命を絶ったという。1965年、人気漫画『ピーナッツ』初のアニメ化作品『チャーリー・ブラウンのクリスマス』が放映された。本作でチャーリー・ブラウンに声を吹き込んだのが、子役だったロビンスさんだった。その後、声変わりするまで同役を務め続けた。ロビンスさんは作品を離れてからも、自分の飼い犬に「スヌーピー」と名付けたり、チャーリー・ブラウンとスヌーピーが抱き合うタトゥーを腕に入れたりと、“ピーナッツ愛”を持ち続けていたとNPRは伝えている。その一方で、ロビンスさんは薬物中毒やアルコール依存症、双極性障害に長年苦しんできた。FOX5のジャーナリスト、フィル・ブラウワー氏は長年ロビンスさんと親交を持ち、2019年に行われた生前最後のインタビューも担当していた。当時、ロビンスさんは複数の人を脅迫した罪で刑に服し、出所した直後だったという。「双極性障害を持つ人には、ぜひ真剣にこの病気に取り組むことをおすすめするよ。僕みたいに、1カ月のスパンで人生が一変することもあるからね。刑務所から出てきて、より良い人間になれたと感じているんだ。この経験を通じて、より謙虚に、感謝を忘れない人間になれたと思うよ」と、ロビンスさんはFOX5に対して語っていた。ブラウワー氏は、自身が執筆したFOX5の記事に、「彼が僕につけてくれたニックネームは宝物なんです。彼は僕を『スクープ』って呼んでいました。安らかに眠ってください、チャーリー・ブラウン。天国で、ライナスによろしくね」と追悼のメッセージを記した。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年01月27日スヌーピーが初めてヨーロッパへ行く様子を描いた映画『スヌーピーとチャーリー/ヨーロッパの旅』が、10月2日(土)より映画配信サービス「JAIHO」にて日本初配信されることが決定した。アメリカの国民的人気漫画「ピーナッツ」に登場する人気キャラクターのスヌーピー。1950年10月2日、アメリカの新聞で「ピーナッツ」の連載コミックが初めて掲載され、10月4日にスヌーピーが初登場したのが始まり。「ピーナッツ」のアニメーションは、主にTV用の短編シリーズとして1965年から断続的に制作され、アメリカでは現在も新シリーズが放映中。一方の劇場用映画は、『スヌーピーとチャーリー』(’69)、『スヌーピーの大冒険』(’72)、『がんばれ!スヌーピー』(’77)、そして今回配信が決定した『スヌーピーとチャーリー/ヨーロッパの旅』(’81)の4本が、セルアニメで製作され、2015年には3DCG版『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』が作られ、日本でも公開した。今回配信が始まるピーナッツ劇場用映画第4作目は、交換留学生に選ばれたチャーリー・ブラウンとライナス、パティとマーシー、そしてスヌーピーとウッドストックも同行する形でフランスへ。スヌーピーの運転するシトロエンで、招待された宿泊場所に向かうが、泊まる古城にはある秘密が隠されていて…というストーリー。スヌーピーとお馴染みキャラクターたちが、アメリカを飛び出して初めてヨーロッパを旅する、一筋縄ではいかない冒険が描かれる。本作は、日本では劇場未公開のまま、日本語吹き替え版のVHSがリリースされたが、ディスク化は一度もされていない幻の作品。ファンの間でもとても人気の高い1本が、今回JAIHOでは、オリジナル英語音声で日本初配信となる。『スヌーピーとチャーリー/ヨーロッパの旅』は10月2日(土)よりJAIHOにて配信。(cinemacafe.net)
2021年10月02日「エミリー、パリへ行く」のリリー・コリンズが、映画監督のチャーリー・マクダウェルと結婚したことをインスタグラムで報告した。「あなた以上に、こんなにもだれかのものになりたいと思ったことはありませんでした。そして、いまはあなたの妻になりました。2021年9月4日、私たちは正式に、永遠にお互いのものになりました。あなたのことが大好き」とつづり、永遠の愛を誓ったウェディングフォトを公開した。コメント欄には「エミリー、パリへ行く」の共演者のアシュリー・パークやリース・ウィザースプーン、ヴァネッサ・ハジェンズ、クロエ・グレース・モレッツ、エイザ・ゴンザレス、サイモン・ペッグら俳優仲間から祝福コメントが殺到している。リリーは歌手のフィル・コリンズとジル・タヴェルマンの娘で、チャーリーは俳優のマルコム・マクダウェルと女優メアリー・スティーンバージェンの息子で、2人はいわゆる“二世セレブカップル”。Photo by JOCE/Bauer-Griffin/GC Imagesリリーの義理の母となったメアリーは「私の息子のチャーリーと、義理の娘のリリー!」とキャプションを添えたウェディングフォトを投稿し、「私は世界で最も幸運な母親のように感じます」と喜びをあらわにしている。(Hiromi Kaku)
2021年09月08日