2022年8月12日 13:35
AIロボットが見た“家族”との愛おしい記憶『アフター・ヤン』予告編&場面写真
A24製作の『コロンバス』コゴナダ監督作『アフター・ヤン』より予告編と場面写真が解禁された。オリジナル・テーマを制作した坂本龍一と音楽を担当したAska Matsumiyaからのコメントも到着した。
本作は、AIロボットが家族として暮らすことが当たり前となった未来を舞台に、故障したAIロボットの記憶を巡り、人間と人工知能の関係性を問いかけていく感動作。
今回解禁となった予告編は、緑あふれる風景のなか家族写真を撮影しようと父・ジェイク(コリン・ファレル)や養女・ミカ(マレア・エマ・チャンドラウィジャヤ)から呼ばれるAIロボット・ヤン(ジャスティン・H・ミン)が意味深長な表情を浮かべるシーンから始まる。
ある日、ヤンは故障し動かなくなってしまう。家族の一員であるヤンを修理すべく奔走するジェイクだが、「修理は無理だ」と現実を突きつけられる。しかしヤンには他のAIロボットにはない<記録映像>を撮影する特殊なパーツが備わっていることを発見する。
ヤンの体内に残された映像とは? 人間にとっての愛おしい日々の記憶は、AIロボットにとってどう映るのか?
併せて解禁となった場面写真では、小津安二郎を敬愛するコゴナダ監督らしいこだわりの感じられるカットやどこかノスタルジックな雰囲気のある美しいカットに加え、家族4人で挑戦するダンスバトルの模様も切り取られており、家族の過ごした時間の愛おしさに想像が膨らむ。