ジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレックが出演する映画『ランナーランナー』が公開されている。本作はオンライン・カジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンスだが、劇中で主人公を翻弄するカジノ王を演じたアフレックは過去に実際にオンライン・カジノで被害に遭っていたようだ。その他の写真本作は、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。アメリカのオンライン・カジノ市場は巨大で、年間300億ドルの収益を上げると言われている。この映画は、大手オンライン・カジノ“アルティメットベッド”で実際に起きた不正事件を参考にしている。元オーナーの証言によると、あるシステムを使って他人のカードをのぞき見ていたそうで、被害者の中にはプロのポーカープレイヤーに交ざって、ベン・アフレックの名前があった。アフレックはプライベートでは大のギャンブル好きで、ラスベガスのカジノでハプニングに巻き込まれたり、大金を使い込んで妻を怒らせた、という報道もあった。本人はこの事実を隠しておきたいのか、映画のPRやインタビューではプレイヤーを“ダマす”カジノ王について語っているが、実際に演じる上では自身が“ダマされた”経験も何らかのかたちで役立っているかもしれない。『ランナーランナー』公開中
2014年11月28日TVシリーズ「ハウス・オブ・カード」のロビン・ライトが、14歳下の俳優、ベン・フォスターとの婚約を解消した。48歳のロビンと34歳のベンは2011年に映画『ランパート 汚れた刑事』で共演し、翌12年2月から交際が始まった。昨年12月に婚約したが、今夏はロビンが「ハウス・オブ・カード」の撮影でボルチモアに、ベンが舞台「欲望という名の電車」出演のためにロンドンに滞在。離れて過ごしている期間に、ロビンが別れを決意したという。「Us Weekly」誌によると、多忙なスケジュールによるすれ違いと14歳という年齢差が障害になったようだ。関係者は、ロビンがベンの未熟な部分に我慢できなくなったのが原因だと話している。ロビンは20歳で俳優のディーン・ウィザスプーンと結婚したが2年で離婚、その後『ステート・オブ・グレース』で共演したショーン・ペンとの間に二児をもうけて結婚したが、2010年に離婚している。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月14日ベントレー・システムズ(ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェア(シーメンス)は11月5日、ベントレーのBIMテクノロジーと、シーメンスの3Dデジタルファクトリーオートメーション向けTecnomatixに含まれているプロセス・シミュレーション・ツールを統合したと発表した。シーメンスのPLMソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだ点群ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになるという。これによりユーザーは、デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストの削減や、製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能な点群モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通した運用性能の改善などが期待できる。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolidソフトウェア、D-Cubedソフトウェア、JTデータ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されている。また、シーメンスは今後、ベントレーのVortexポイント・クラウド(点群)テクノロジーを自社の他のアプリケーションにも組み込むことができるようになるとのこと。
2014年11月07日デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』で主演を務めるベン・アフレックと、故マイケル・ジャクソンとのコラボレーション楽曲が話題となり、約7年ぶりの新アルバム「The 20/20 Experience」が全世界で600万枚を売り上げたジャスティン・ティンバーレイク。このタイムリーな2人が初共演を果たした『ランナーランナー』から、2人がお互いの印象を語るコメントがひと足早くシネマカフェに到着した。プリンストン大学に在学する天才学生リッチー(ジャスティン・ティンバーレイク)は、貴重な学費をオンライン・カジノのポーカーで“スッて”しまう。だが、ネットカジノのペテンに気づいた彼は、カジノサイトのオーナー(ベン・アフレック)のもとへ談判に乗り込んでいくが、そこで待ち構えていたのは、自分の命を賭けることになる一世一代の大博打だった…。カジノ王と天才学生が知的で大胆な駆け引きを繰り広げるスリリングな本作は、アメリカの大手オンラインポーカーサイト「アルティメットベット」で実際に起きた詐欺トラブルから着想を得て、レオナルド・ディカプリオが製作、『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督により映画化。経営関係者の内部告発、さらにはFBIによる報道規制もうわさされた、まさに“映画のような”事件だ。そんな本作で、カジノ王、そしてFBIと命を賭けた勝負に挑む学生リッチーを演じたジャスティンは、「ベン(・アフレック)と共演するときはいつも緊張するけど、こうして共演者から刺激を受けて多くを学べるのは本当に光栄なこと」と、いまやハリウッドきっての実力派俳優にして、『アルゴ』でオスカーを手にした監督でもあるベンとの共演をふり返る。また、裏社会のカジノ王を演じたベンは、「彼(ジャスティン・ティンバーレイク)は常にリスクに挑み続け、人々の予想を裏切り続けている。そしてその全てにおいて結果として成功を手にしていると思う」と語り、最近、俳優活動や音楽活動のほかに、自身プロデュースのファッションブランドやレストラン経営などでも成功を収めているジャスティンに拍手を送っている。タイトルの『ランナーランナー』とは、ポーカー用語で「ラスト2枚のカードで大逆転する」という意味。秋の臨時国会で「カジノ法案」審議の最中に劇場公開を迎えることになる本作は、この2人の大逆転を賭けた騙し合いに目が離せなくなりそうだ。『ランナーランナー』は11月21日 (金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日世界中のアーティストを撮り続けてきた写真家ベンジャミン・リーの個展「草間彌生『とこしえの愛の部屋』写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―」が東京・表参道のジャイル(GYRE)内アートスペース、アイ・オブ・ジャイル(EYE OF GYRE)で開催される。8月1日から9月6日まで。リーはこの3年間、現代美術作家の草間彌生を追い続けており、展示作品には、パリ、香港、ニューヨーク、東京、長野など、世界各地で精力的に創作活動に取り組む草間の姿が収められている。リーはカナダ・トロントのライアーソン・ポリテウニカル・インスティテュートで写真を学び、1977年にロンドンに自身のスタジオを設立して以来、多方面で活躍。87年より日本に拠点を移し、安藤忠雄、磯崎新、三宅一生などを撮影。02年には写真集『オデッセイ』を出版した他、個展も開催した。03年以降は世界中を旅しながら写真を撮りつつ、写真展も開催。09年より雑誌『pen』にて、熊川哲也、蜷川幸雄など多くのアーティストやクリエーターを撮影した。10年、「写真家ベンジャミン・リーの見た彫刻家 佐藤忠良」を開催し、ムック本『草間彌生を知りたい』(12年)ではメインフォトグラファーを務めた。これまでに、英国デザインアート・ディレクション賞(80年と84年)、日経広告賞グランプリ(94年)、日本写真ビエンナーレ賞‘95(95年)など、多くの賞を受賞している。【イベント情報】草間彌生「とこしえの愛の部屋」写真展―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙―会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1-3階会期:8月1日から9月6日時間:11:00から20:00入場無料
2014年06月18日「Superman vs. Batman」(原題)プロジェクトで、ヘンリー・カビル演じるスーパーマンと共演することになった新バットマンのベン・アフレックが、役柄について語った。監督としても大活躍のベンは米男性誌「Playboy」のインタビューに答え、自分はクリスチャン・ベイルの『ダークナイト ライジング』と競うつもりはないと明言している。「あまり詳しい事は話せないけれど、新バットマンは、クリスチャン・ベイルとクリストファー・ノーランが作り上げたものと競うのではなく、新しい解釈で描き出すものになるよ。それでもバットマンという定義からはずれてはいないんだ」と語っている。「新バットマンは、もっと年齢が高く、もっと思慮深いキャラクターに描かれることになる。というのはヘンリー・カビルのスーパーマンとの関係性においてそうなるんだ」ベンは続けて、「バットマン役をオファーされたとき、自分自身の中にバットマンを見出せなかったから、断ろうかと思っていたんだ」と明かし、米ワーナー・ブラザースが「どのようにバットマンを描こうとしているかを知れば、自分がしっくりくることが分かるといい、監督のザック・スナイダーがやろうとしていることを見てほしいと言ってきたんだ。その内容は素晴らしいものだった。とても“ユニーク”な描き方なんだけれど、それでもしっかりバットマン伝説を継承しているんだよ」と、ストーリーの内容とバットマンという人物へのアプローチの方向性に納得をしたようだ。ベンの起用については、ネット上で反発するファンも多く、ワーナー・ブラザースに対してキャスティング変更を求める署名運動まで起こった。その一方で、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や、かつてバットマンを演じた経験を持つバル・キルマーやアダム・ウェスト、親友マット・デイモンらが擁護に回るという騒ぎになっていた。それについてベンはこう分析している。「僕のキャリアの中で、後悔している作品は『デアデビル』なんだけれど、それに今でも苦しめられているよ。ストーリーもキャラクターも大好きだったにもかかわらず、酷評され、それがいつまでも汚点としてついて回る結果になってしまった。もしかしたら、それがバットマンをやろうと思ったモチベーションの一部かもしれないね」ベンとヘンリー・カビル主演の本作には、ワンダー・ウーマンも登場することが明らかになり、新しい解釈でのバットマン登場に華を添えることになった。全米公開は2015年7月17日が予定されている。(text:Mieko Nakaarai)
2013年12月05日ベン・アフレックが、親友のマット・デイモンが出演しているスティーヴン・ソダーバーグ監督の話題の新作TV映画『Behind the Candelabra』(原題)について、米エンタメ情報サイト「E! Online」の取材に答えて語った。この作品は、派手なコスチューム・プレイで人気を博し“世界が恋したピアニスト”の異名をとったアメリカのピアニストでエイタテイナーのリベラーチェの生涯を描くもので、彼のアシスタントで生涯の恋人スコット・ソーソンの回想録「My Life With Liberace」(原題)を基にしているもの。マイケル・ダグラスがリベラーチェを、マット・デイモンが恋人のスコット・ソーソンを演じている。親友の相手役を務めたマイケルについて聞かれたベンは「とてもジェラシーを感じたよ!とてもジェラシーを感じたんだ!」と2度繰り返して嫉妬の思いを告白し、さらにマットとマイケルのキスシーンの感想を求められると「頭にきたね。妬みが心の底から湧き上がってくるのを感じた。耐えられなかった」と答えている。マットはベンのことを常日頃から「ヘテロ(異性愛間)の生涯のソウルメイト」と語っているが、ベンに至っては「この作品を観てしまった以上、ヘテロの部分が自分でも分からなくなってしまった」とさえコメントしている。作品について尋ねられると「マットもマイケル・ダグラスもソダーバーグも素晴らしかった」と語り、作品は軽いタッチで楽しめると同時に、心に深い共感を呼ぶものに仕上がっていると絶賛した。マットは以前「Playboy」誌のインタビューに答えた際に、家族がいるという理由から、普段はヌードは断っているが、本作ではリベラーチェの恋人という役柄上、必然的に多くのヌードシーンを演じざるを得なかったことを告白。しかし「品よく仕上げられたよ。監督はソダーバーグだし、リベラーチェを演じているのはマイケル・ダグラスなんだから」とコメントしていた。さらに、マイケルとのキスシーンについて尋ねられると「マイケル・ダグラスにキスすることで、キャサリン(・ゼタ・ジョーンズ)とキスしているんだと思うことにしたんだ(笑)」と言っていたが、それでも親友・マットとマイケルのキスシーンを目にするのは、ベンにとって、かなりつらい体験だったようだ。本作は、5月26日(現地時間)にカナダのHBOでプレミアを行った後、それほかの国でも配給が行われる予定だ。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月12日ベン・アフレックが将来、政治家に転身する可能性を示唆した。新作ポリティカル・スリラー『アルゴ』が2013年のオスカー候補の筆頭に挙がっており、俳優としても監督としても将来を嘱望されているベンだが、アメリカの政治システムに好感を持っていることから、将来的に米国議会の上院議員に立候補する可能性もあると今回ほのめかしている。米CBSの番組「フェイス・ザ・ネイション」の今月23日(現地時間)放映用として19日(現地時間)に収録したインタビューで、将来選挙に出馬するかどうか尋ねられたベンは「未定だよ。推測でものを答えるタイプじゃないんだ。でも、この国の政治プロセスに対しては好感と尊敬の念を抱いているよ。この番組に出演できたことも僕にとっては素晴らしいことだよ。だって、いままでずっと視聴者として見てきたからね。僕の政治に関する未来については推測で色々としゃべるのは止めておくよ」と答えている。ベンはこれまでも実際に、アフリカのコンゴ民主共和国が抱える問題に対する認識の向上を目的とした政治的キャンペーンや支援を行っており、2010年にはレイプや性的虐待で苦しむ女性や子どもたちを助けるためのチャリティー財団「イースタン・コンゴ・イニシアチブ」を自ら旗揚げしているほか、今年3月にはフェイスブックにアカウントを立ち上げて同国の問題に対する啓発活動を進展させていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年12月27日米『GQ』誌恒例の“メン・オブ・ザ・イヤー”にベン・アフレックが選ばれた。ほかにチャニング・テイタム、クエンティン・タランティーノ、女性ではリアーナが選出されている。アフレックの選出は、監督兼主演の『アルゴ』に対する高い評価が反映されたもの。アフレックはこの作品で来年のオスカーにノミネートされるのではともささやかれている。アフレックはまた、来年のサンタバーバラ国際映画祭で、“モダン・マスター”賞を受賞することも決まったらしい。長い間、俳優としてスランプが続いていた彼だが、監督として見事に返り咲いた形だ。テイタムは、今年、『21 Jump Street』『君への誓い』『Magic Mike』の3本の主演作を大ヒットさせている。『Magic Mike』ではプロデューサーも務めており、続編の企画もすでに進行中。来年上旬には、期待作『G.I. ジョーバック2リベンジ』も控えている。リアーナは、女性に与えられる“オブセッション・オブ・ザ・イヤー”を獲得。過去にはジェニファー・アニストン、ミーガン・フォックスが受賞している。文:猿渡由紀
2012年11月14日1979年にイランで実際に起こったCIAによる人質救出作戦の全貌を描いた映画『アルゴ』。監督・主演を務めるベン・アフレックが本作について語るインタビュー動画が届いた。インタビュー動画『アルゴ』は、イランの過激派によるアメリカ大使館襲撃から逃れ、カナダ大使宅に身を隠した職員6人を、CIA局員が考案した“ニセの映画製作”という前代未聞の作戦で救出しようと奮闘する姿を描いた物語。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『ザ・タウン』で監督を務め、本作でも俳優・監督・製作の3役をこなしたアフレック。本映像でインタビューに答えたアフレックは、兼業したことについて「新鮮で楽しかった。でも長年俳優をやっていて現場にいるのには慣れているから、兼業するからといって仕事が増えたとは感じなかった」と振り返り、「多くの俳優は監督的な感覚を持っていて、そのシーンがうまくいっているかどうか俳優には本能でわかるんだ。映画の現場で働いていれば、そういう感覚は自然と身につく。監督をするにはそれを磨いて周囲に耳を傾けることだ」と、監督としての才能も感じさせるコメントを発言している。しかし課題もあるようで、「演技について考えるのに時間を費やすと監督として考える時間が減ってしまう。その2つの仕事の時間配分に悩まされた」と自らの問題点を指摘している。劇中では、人質となった6人を救出するために、アフレック演じるCIA局員のトニーが“ニセの映画製作”をでっちあげ、6人を映画クルーに変装させるシーンが映し出されているが、この6人を演じる俳優をキャスティングする際には、演技力の高さはもちろん、外見が似ていることを重視したという。それは、実際の事件を基にしているからこそリアルに描きたかったためだそうで、ヒゲやメガネで70年代に生きていた実際の人物に似せるのは難しいという理由から、「テヘランの大使公邸として建てられたセットで役者たちに実際に共同生活をしてもらった」と明かしている。この共同生活には、より忠実に演じてもらうために当時の映画や雑誌、本や衣装が用意されるなど、徹底した環境で行われたという。本映像で“よりリアルを追求したい”と語っているアフレックだが、実際の事件が、映画ではどのように再現されているのか気になるところだ。『アルゴ』公開中(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月26日ベン・スティラーが2001年に監督、脚本、製作、主演の4役を務めたコメディ作品『ズーランダー』の続編に、レディー・ガガが480万ドル(約3億8,000万円)のギャラで出演オファーを受けているようだ。ファッションモデル界を舞台にした前作は、ベン扮するデレク・ズーランダーとオーウェン・ウィルソン扮するハンセル・マクドナルドの2人の男性モデルが繰り広げるドタバタ劇だが今回、ガガはそんな2人が思いを寄せる相手役としてベンからアプローチを受けているという。ある関係者は「The Sun」紙に、「ガガは製作側が一番出演を望んでいる候補なんです。ガガは才能とオーラ、そして素晴らしいユーモアのセンスを持っていますから」と語っている。ケイト・モス、ケイト・アプトン、ハイディ・クルム、アドリアナ・リマらも候補に挙がっているようだが、オーウェンは遡ること2010年12月からガガが続編のトップ候補だと語っていた。「ガガは絶対出演すべきだよ。もうすぐ続編の話が出るはずさ。ちょうどベンに会ったところだけど、みんな新作を楽しみにしているよ」。一方のベンも最近、「Empire」誌に同続編のプロットについて「前作から10年後で、ヨーロッパが舞台になっているんだ。まだそんなに沢山は言いたくないけど、要するにデレクとハンセルの10年後の話だよ」と話していた。ガガは、オファーを受けるか?今後の動向が気になる同続編は、来年初頭にもクランクインが予定されている。■関連作品:Machete Kills (原題)
2012年10月19日傑作の呼び声高い監督・主演作『アルゴ』が今月26日(金)から日本公開予定のベン・アフレックが、ジェニファー・ロペスを始め、別れた恋人たちといまも連絡を取り合っていると明かした。今週発売の「The Hollywood Reporter」誌上でベンは、かつての交際相手であるグウィネス・パルトロウやジェニファーはもとより、高校時代につき合っていた女性とも親交があると話した。2002年に『ジーリ』で共演し、婚約したジェニファーとは“ベニファー”のニックネームが付けられるほど注目のセレブ・カップルだったが、2年後に破局。「彼女からアドバイスを求められるような関係じゃないけど、メールで『今度の映画、よさそうだね』とやり取りはするよ。彼女を尊敬しているし、好きだ。彼女は人生で起きる不公平なことにも耐えてきた。だから彼女が成功しているのは嬉しい」とベンは語る。ジェニファーとの破局後に出会った『バレンタインデー』のジェニファー・ガーナーと結婚し、いまや3児の父親となったベン。「彼女は本当に優しい。彼女は誰に対しても悪意を抱かないし、競争心も持たない。執念深くもない。僕が『くそ!あの野郎』と言うたびに、彼女は『小さいヤツ』って表情を浮かべるんだ」と愛妻をベタ褒めしている。(text:Yuki Tominaga)© Gtres/AFLO■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月12日ベン・アフレックが、今月6日(現地時間)に起こした自動車の軽事故の責任は全て自身にあるとして謝罪した。サンタモニカで6日、ベンは2人の娘、ヴァイオレットちゃんとセラフィナちゃんをマクドナルドへ連れて行った際、駐車されていた車両のサイドミラーに自身の車をぶつけてしまったという。事故後すぐに車から飛び出たベンは、その当時、車中にいなかった車の持ち主に対して謝罪のメモを書き、さらに事故に対する自身の保険についての詳細も書き記してその場に残したようだ。謝罪のメモには「ハイ。あなたのミラーにぶつけてしまったんだ!本当にごめん!全部保証させてくれ。ベン」と記されていたという。ベンは最近公私共に順調で、主演と監督を務めた新作『アルゴ』は様々な方面から賞賛を受けており、2013年のアカデミー賞の筆頭候補とも言われている。一方、妻のジェニファー・ガーナーは第3子となるサミュエルくんを出産し、母子共に順調な回復を見せているようだ。ベンは先日、「僕は仕事であんまり家に居られないんだよ。なのに妻は本当に耐えていてくれるんだ。彼女が何でもやってくれるんだよ。もし時間があれば、子どもたちともっと過ごしたいんだ。一緒にお風呂に入るとか、身体的に触れ合う時間があればいいね」と語っていた。■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年10月09日ウェス・ベントレーが、エイブラハム・リンカーン大統領を描く新作『The Green Blade Rises』(原題)の出演契約を結んだ。「Deadline.com」の報道によれば、日本でも絶賛公開中の話題作『ハンガー・ゲーム』に出演しているウェスは今回、ブリット・マーリングと共にテレンス・マリックがプロデュースを手がける同新作への出演を決めたという。リンカーンが第16代米大統領になった初期時代を描く本作で、ウェスはリンカーンの幼少期の教師の1人を演じる見込みで、一方のブリットはリンカーンが9歳のときに亡くなった母親・ナンシー役でキャスティングされている。テレンスと『ニュー・ワールド』や『ツリー・オブ・ライフ』でタッグを組んできたA.J.エドワーズが本作で監督デビューを果たし、エドワーズはすでにジェイソン・クラークをリンカーンの父親トム・リンカーン役として獲得している。ウェスは今後も、同じくテレンスが手がける『Knight of Cups』(原題)、さらに伝説のポルノ女優であるリンダ・ラヴレースの伝記映画など待機作が目白押しだ。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月03日食品などの企画を行っているユニリーバ・ジャパンは、アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「BEN&JERRY’S(ベン&ジェリーズ)」の「ハロウィン・アイスクリームケーキ」を発売。「BEN&JERRY’S表参道ヒルズ店」にて、10月6日~10月31日の期間限定で予約販売する。同商品は、ハロウィンの象徴的モチーフであるかぼちゃのお化け、「ジャック・オ・ランタン」をあしらったデザインになっている。好きなアイスクリームのフレーバーを2種類選んでもらい、天然着色料で色付けした生クリームでデコレーション。顔の部分はチョコレートで仕上げるという。価格は、スモール(5号サイズ、4~6人分)が3,000円、ラージ(6号サイズ、8~10人分)が4,000円。予約から5日~10日後、店頭での引き渡しとなる。なお、ハロウィン当日の10月31日には、「ハッピーハロウィンプレゼント」を実施。仮装で来店し、店のスタッフへハロウィンの合言葉「トリック・オア・トリート」を言った人全員に、アイスクリーム(スモールサイズ)を無料でプレゼントするとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日マット・デイモンとベン・アフレックが、南極探検家を描く新作『The Race to the North Pole』(原題)で再タッグを組むようだ。ワーナー・ブラザース製作の同作に、自らの映画製作会社パール・ストリートを通してプロデューサーとして参加する2人は、ピーター・グランツを監督に迎える模様だ。同作は、英国人のロバート・ファルコン・スコットとノルウェー人のロアール・アムンゼンの2人の探検家が、1900年代初頭に前人未踏だった南極を目指した実話が基となっている。ロバート役にはベンの弟ケイシー・アフレックが抜擢されている。さらにパール・ストリート社は、ボストンのギャング、ホワイティ・バルジャーの波乱の生涯を描く実録犯罪映画も手がけ、マットが主演し、ベンがメガホンを取る見込みだ。マットは新作『Promised Land』(原題)で製作、主演、脚本の3役を手がけており、一方のベンは監督と主演を担ったポリティカル・サスペンス作品『アルゴ』の公開を控えている。■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月21日『ゴーン・ベイビー・ゴーン』、『ザ・タウン』で監督・脚本・製作をこなしフィルムメイカーとしてもその才能を遺憾なく発揮してきた俳優、ベン・アフレック。そんな彼の第3作目の監督作となる『アルゴ』が現在、カナダ・トロントにて開幕中の第37回トロント国際映画祭にて9月7日(現地時間)にワールドプレミアが開催され、監督・主演を務めたベンを始めアラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クラストンらキャスト陣が登壇、会場を大いに盛り上げた。1979年11月4日、イラン革命が激しさを増すテヘランで過激派がアメリカ大使館を占拠し、大使館員が人質にとられてしまう。大混乱の中逃げ出し、カナダ大使の自宅に身を隠した6人のアメリカ大使たちを安全に国外へと脱出させるため、CIAの救出作戦のエキスパート、トニー・メンデスはウソの映画を企画する――。アメリカ大使館人質事件の実話を元にした前代未聞の救出劇を描く本作。トロント国際映画祭で遂にワールドプレミアを迎えたが、プレミア上映を終えたベンは興奮気味に「最高だ。この作品は自分でもすごく好きだし、すごく誇りに思っているからね!」と語り、感動もひとしおといった様子。さらに「アメリカとカナダの関係性が人の命を救ったという、カナダについてすごく特別なことを描いた作品だから、とりわけカナダでプレミア上映できて嬉しかった。それからアメリカ人には分からないようなカナダについてのジョークを、カナダの人たちが全部笑ってくれたのも嬉しかった。そういうところも含めて本当に本当に昨日のプレミアは感動的だった!」といまだ感動冷めやらぬ熱い口調で喜びを口にした。終映後は会場からスタンディングオベーションで迎えられ、大盛況のワールドプレミア上映となったが、話題作が多く上映されるこのトロント国際映画祭で、本作がどのような評価を受けるのかにも注目が集まる。『アルゴ』は10月26日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アルゴ 2012年10月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年09月11日ベン・アフレックが監督と主演を務めた『アルゴ』が、現地時間7日にカナダで開催されたトロント映画祭のワールドプレミア上映され、観客からスタンディングオベーションで迎えられた。その他の写真『アルゴ』は、1979年にイランで実際に起こった事件でありながら、最高機密情報として18年ものあいだ秘匿されてきたエピソードを基にした作品だ。CIAの人質奪還のプロたちが、過激派によって占拠された米大使館から逃げ出し、カナダ大使館に身を隠した6人のアメリカ人職員たちを、“想像を絶する作戦”で救出しようとする緊迫のドラマを描いており、アフレックは、救出作戦を率いるトニー・メンデスを演じている。近年、俳優だけでなく監督としての評価も高まりつつあるアフレックは「この作品は自分でも誇りに思っている。しかもこの作品は、アメリカとカナダの関係性が人の命を救ったということを描いた作品だからカナダでプレミアができてうれしかった」と語り、「アメリカ人にはわからないようなカナダのジョークを、カナダの観客が全部笑ってくれたのもうれしかったよ」と笑みを見せた。また、上映前のレッドカーペットにはアフレック監督をはじめ、アラン・アーキン、ジョン・グッドマン、ブライアン・クランストンらキャスト陣も登壇し、会場を盛り上げた。映画祭は、観客の投票によって決まる観客賞(ピープルズ・チョイス・アウォード)が最高賞となるが、本作にどのような評価が集まるのか賞の行方も含め、注目が集まっている。『アルゴ』10月26日(金)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年09月11日ベン・アフレックが監督と主演を務める『アルゴ』が、現地時間9月6日(木)からカナダで開催されるトロント映画祭でワールドプレミア上映されることが決定した。その他の写真『アルゴ』は、1979年にイランのアメリカ大使館で起きた人質事件に対して、CIAが仕掛けた“前代未聞の救出作戦”の一部始終を実話を基に描いた作品。アフレックのほか、アラン・アーキン、ブライアン・クランストン、ジョン・グッドマンらが出演し、ジョージ・クルーニーがプロデューサーを務めている。映画祭での上映は、現地時間9月7日(金)を予定しており、アフレック監督、アーキン、グッドマンらキャストと製作陣がレッドカーペットに登壇する予定。さらに本作でアフレックが演じたCIAエージェントのモデルになったトニー・メンデス氏の登場も予定されている。トロント映画祭にはコンペティション部門がないが、過去に『アメリカン・ビューティー』や『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』が観客賞を受賞し、その後にアカデミー作品賞・監督賞を受賞しており、近年、監督としての評価が高まっているアフレックと、彼の最新作『アルゴ』がトロントでどのような評価を集めるのか気になるところだ。『アルゴ』10月26日(金)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年08月22日ベン・スティラーが、新作コメディ『Aloha』(原題)でジョナ・ヒルと再共演を果たすようだ。全米で8月24日より公開となる、近隣住民の安全を守るため自警団を組んだ父親たちとエイリアンの戦いを描いたSFコメディ『The Watch』(原題)で共演している2人だが、20世紀フォックスが製作を担当する新作コメディで再度共演する可能性があるという。本作はハワイを舞台にしたコメディ作品だが、ストーリーの詳細はまだ明かされていない。『ナイト ミュージアム』でもベンとタッグを組んでいるショーン・レヴィが本作のプロデュースを担当する予定で、監督を務める可能性もあるようだ。さらに同スタジオは、ベンとジョナのストーリー原案を基に『ザ・マペッツ』のニコラス・ストーラーに脚本執筆を依頼しているという。本作のクランクインは未定。■関連作品:ザ・マペッツ 2012年5月19日より全国にて公開© Disney Enterprises,Inc.All Rights Reserved.
2012年07月24日『ザ・エージェント』のキャメロン・クロウ監督最新作、『幸せへのキセキ』が8日公開される。愛する人の死を乗り越えた英国のコラムニストだったベンジャミン・ミーの実話を、誰にでも起こりうる奇跡として描く。本作には、マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、エル・ファニングが出演。今回、原作者であり主人公でもあるベンジャミン・ミー氏と、脚本・制作から監督まで務めたキャメロン・クロウ氏にインタビューを行った。<ベンジャミン・ミー(原作者)にインタビュー>●映画を初めて観たときの感想は?暖かい気持ちにさせてくれる作品で、とても感激したよ。家族で力を合わせて困難を乗り越えていく、ポジティブで深いメッセージ性の部分にもね。そして、マット・デイモンは僕を優しい父として演じてくれた。僕と違って髪の毛があるしね(笑)●動物園の今後の目標について教えてください。まずは動物園の経営を強化し、経済的に安定させなければならない。そして徐々に動物の種類を増やしたい。増やしたい動物はいろいろな霊長類だね。映画の最後にもあったがキリンも導入したいし、最終的にはゾウも欲しいね。動物の面倒を見ることは責任を負うことだから、よりよい環境を提供するため彼らの行動を研究するのは怠ってはいけないと思っているよ。●原作本とこの映画で伝えたいメッセージは?1つは、「困難を乗り越えて夢を実現するのは大切だ」ということ。もう1つは「家族は団結すれば苦難を乗り越えられる」という家族に関して。僕の一家には苦難が連続して世界の終わりのような気分になったが、家族団結して乗り切ったんだ。また、目標を達成することでポジティブになれた。現実的な夢ならば恐れることはない。本当にやりたいことがあるのなら信念に従って夢を追い続けるべきだ。 ●奥様はあなたを見守っていると思いますが、今のあなたにどんな言葉をかけると思いますか?きっと褒めてはくれないと思う。彼女は地に足がついた人だからね。何かいいことがあっても喜んでいたと思うが口に出したりはしなかったな。常に先の心配をする人なんだ。僕がつまらないことで調子に乗ってると“落ち着きなさい”といさめられたよ(笑)<キャメロン・クロウ(監督)にインタビュー>●7年ぶりの新作ですが、「幸せへのキセキ」が完成したお気持ちは?『幸せへのキセキ』は思いがけないストーリーが次々と展開する作品。映画は皆さんの想像以上に深いストーリーになっていて、心のひだに入り込むようなパンチのある作品だと思う。「もう一度見てみたい」ときっと思ってもらえるような作品だと思うよ。●動物園が舞台ですが、撮影は大変だったのでは?70種の動物たちとたくさんの動物トレーナーが動きまわるのは、軍隊みたいだったよ(笑)でも撮影を始めると、彼らは最高の演技をしてくれた。本物の俳優だよ。●主演のマット・デイモンとの仕事はいかがでしたか?マット・デイモン演じるベンジャミン・ミーは、「人生がすべて冒険」という男。それでも家族を救い、良き父親であろうと全力でぶつかっていくまっすぐな人物。この役にはマット・デイモンしかいないと思ったね。彼は、兄のような、親友のような、とても親しみやすい俳優。彼の言うことなら何でも信じてしまいそうなウソの無い人柄で、裏表の無い信用できる人間だからね。●スカーレット・ヨハンソンとの仕事はいかがでしたか?スカーレット・ヨハンソンは動物を大切に思っている人で、心の美しい女性。そして、20秒間に50種類の表情を作りだせる素晴らしい女優だよ。私が出す無理難題、様々な指示にも動じずに応じてくれた。ケリーという役柄は、人間よりも動物を大切にするとても頑固な役で、動物を救うためなら、何にでも噛みつくような激しい面を持った女性。映画では、そんなケリーの前に、マット・デイモン演じるベンジャミン・ミーがいきなり現れるんだよ。●最後に、見どころをお願いします。これは、人生における“セカンド・チャンス”の作品でもあり、わずかな喪失感と深い悲しみを、喜びにする作品でもあるね。僕たちがこの作品をきちんと作り上げることができたなら、ほんの少しだけど、世界に喜びをもたらすことができるって僕はいつも思っているんだ。それに、ぴったりの俳優たちを選んだし、現実に起こりうるストーリーも伝えられたと思う。作品を観てくれた皆さんがキャラクターに魅せられて、映画が終わってしまうと、そのキャラクターを懐かしく感じる。これだから僕は映画が大好きなんだ!作品情報『 幸せへのキセキ 』配給:20世紀フォックス映画6月8日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー (C) 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2012年05月02日ロバート・ダウニーJr.主演の人気シリーズ『アイアンマン』の第3作目の敵役を、『ヒューゴの不思議な発明』のベン・キングズレーが演じることになりそうだ。「Variety」誌によると、キングズレーは現在出演交渉の最終段階を迎えているという。第2作まで監督を務めたジョン・ファヴローは、第3作『Iron Man 3』(原題)の敵役を中国の富豪にして科学者、マーシャル・アーツの名手でもあるマンダリンに決めたと言われていたが、関係者によるとキングズレーが演じるのは別の役になりそうだという。『Iron Man 3』はウォーレン・エリス作のコミック「Extremis」(原題)シリーズをベースに、ナノテクロジーに焦点を当てたストーリーになるようだ。今回、ファヴロー監督に代わって監督を務めるのは、ロバート主演の『キスキス、バンバン』(’05)のシェーン・ブラック監督。ロバート以下、グウィネス・パルトロウ、スカーレット・ヨハンソン、ドン・チードルといったおなじみのキャストが揃う撮影は5月から始まり、来年5月に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:ヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.アベンジャーズ 2012年8月17日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.■関連記事:前田敦子、外国映画の魅力を熱弁!「夢を持つきっかけになると思う」名作ホラー『キャリー』のリメイク、クロエ・G・モレッツらがキャスト候補に最強ヒーローがズラリ!だが見つめる方向は…『アベンジャーズ』ポスター解禁夏に向けてビッグプロジェクト始動!『アベンジャーズ』“1日限定”発売イベント開催ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!
2012年04月11日メリル・ストリープが英国初の女性首相を演じ、本年度米アカデミー賞主演女優賞に輝いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』が公開されている。本作を手がけたのは『マンマ・ミーア!』でもストリープとタッグを組んだフィリダ・ロイド監督。「この映画を決して伝記映画にしたくなかった」というロイド監督は、サッチャーの半生をどのように映画化したのだろうか? 来日した際に話を聞いた。その他の写真『マーガレット・サッチャー…』は、現段階において英国史唯一の女性首相であり、その強い信念から“鉄の女”と称されたサッチャーの生涯を描いた作品で、米アカデミー賞だけでなく多くの映画賞で高い評価を集めている。しかし、ロイド監督は「最初にこの映画の話が来たときは少し不安に感じた」という。「もし、彼女の政治的な足跡をたどる映画をつくれば12時間ほどの映画になったでしょう。それに私は政治的な映画は撮りたくなかったんです」。そんな監督の不安は、女性脚本家アビ・モーガンの書いた脚本を読んで一気に解消したそうだ。「彼女の書いた脚本を読み、この映画は普遍的なシェイクスピア劇のような要素をもった物語だと思いました。権力と喪失の物語であり、権力を手にするためにはらう犠牲の物語です」。映画だけでなく、舞台劇の演出も手がけるロイド監督は、この物語に一瞬にして魅了され、主演女優に再びストリープを指名した。「この映画の中では、セリフのない場面が重要な役割を果たします。サッチャーを表現するエッセンス、それは“彼女の孤独”だからです。もし、メリルほどの才能やキャリアをもたない女優が演じていれば、サッチャーがジッと座っている場面や、ひとりで何かを書いている場面はあそこまでの感動を呼ばなかったでしょう。この映画では、メリルが体や仕草で表現するエッセンスが重要な役割を果たしますし、本作の“ハート”の部分だと言ってよいと思います」。逆境に立ち向かい、決して己を曲げず、信念を貫き通してきたサッチャー。その功績は現在もなお賛否をもって取り上げられるが、ロイド監督はそこに“普遍的な人間ドラマ”を見出したという。「サッチャーの意志や確信の強さは、彼女の長所でした。しかし、それがときに横柄さや頑固さにもつながりました。権力を手にした人間の強みは、時に欠点になる。私はそこに普遍的なドラマを感じたのです」。日本では現代英国史やサッチャー首相の功績に明るい人は多くはないだろう。しかし、映画『マーガレット・サッチャー…』は、どんな時代のどんな国の観客にも通じるドラマをじっくりと描いている。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』公開中
2012年03月21日いよいよ本日より公開!『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の主演、第84回アカデミー賞主演女優賞のメリル・ストリープのオフィシャルインタビューをご紹介!●フィリダ・ロイド監督からマーガレット・サッチャー役のオファーを受けた際、どのように感じましたか?フィリダからマーガレット・サッチャーの人生と女性指導者をめぐる問題を描いた映画を作ると聞いて、すぐに関心を持ちました。女性指導者は数少なく、女性指導者であることの意味について興味を抱く映画監督も少ないですからね。英国の首相になるためにマーガレット・サッチャーがどのような障壁を打ち破ってきたか。それを想像するためには、彼女が保守党の党首として頭角を現し始めた1970年代後半に生きる女性になったつもりで考える必要がありました。娘たちにはいつも言っているのですが、当時の世界は現在と大きく異なるものの、実際のところ、物事はあまり変わっていないのです。戦時中に育ち、物資不足で復興途上の戦後の英国をじかに体験した女性が、自らの哲学を打ち出し、国の経済を立て直すために弱点と思われる要素を排除し、現実的な解決策を実行していく姿を追うのは興味深い作業でした。世界的な大問題を解決したその人物はたまたま女性でしたが、女性にそのようなことができるとは期待されていなかったのです。●彼女は“男のクラブ”、しかも上流階級の世界に足を踏み入れ、その襟首をしっかりとつかんだわけです。政策はどうあれ、それだけで重大な成果ですね?私は役者ですが、リハーサルの初日から本当に圧倒されるような気分でした。そこには英国が誇る名優たちが恐らく40~45人ほどいましたが、私は部屋の中で唯一の女性だったんです。保守党の会合に参加した時にマーガレット・サッチャーが感じたであろう気持ちを私も味わった気がしました。議会での撮影、あるいは議会を再現するのはとても面白かったです。その場を支配し、政策か何かについて聴衆を引き込み、説得するということは人として誰もが苦闘を強いられることだからです。●愛を手に入れ失う、そして権力を手に入れ失う、作品ではこの二つのテーマが浮かび上がりますが、あなたにとってはどちらのテーマがより重要でしたか?この作品が成功するとすれば、それは重圧と重大性と緊張感に満ちた彼女の政治家人生と、人間としての彼女に多大な影響を与えた私生活の両方が同等に扱われているからだと思います。つまり私たちは、ある人物を丸ごとすべて描いた映画を作ろうとしているんです。マーガレットははっきり言いました。厳しい決断を下せば、その時には人々は自分を嫌うだろう、しかし彼らは代々にわたって自分に感謝することになるだろうと。指導者は常にそういう考え方をしなければなりませんが、それは母親も同じなんです。そう、今はあれこれ禁止する自分を子供が嫌うのでつらい、でも長い目で見れば子供は自分に感謝するようになるだろうとね。どちらも似たような問題だと思います。短期的な視点に立って人気を集める政治家もいるでしょう。しかし本当は長期的な展望を持たねばならないのです。●作品は驚くほど政治的ではありません。そのことに観客は驚くと思いますか?マーガレット・サッチャーの政治について何らかの考えがあって作品に出演したわけではありません。正直言って、彼女の政策については話にならないほど何も知らなかったんです。レーガン大統領の政策にはなじみがありますから、それらと一致するものが多かったことは知っています。しかし彼女は彼のすべての政策に沿っていたわけではありません。ですから彼女の政策そのものよりも、その政治的決断のせいで一人の人間として彼女がどのような犠牲を払ったかに興味を引かれました。なぜ彼女が政策のせいで人々に嫌われたのか、その一方で彼女の政治的選択を称賛する人が多いのはなぜか、私たちはそれをできるだけ正確に描こうとしたんです。しかし私たちがそれ以上に描きたかったのは、政策を決定する立場にいることによって、人はどのような犠牲を強いられるかという点です。指導者であり責任を取らねばならない立場にある時、それは人にどのような影響を与えるのか。そして強くあり続けるためには、どれだけのスタミナが必要なのかという点です。●マーガレット役として40年分の人生を演じているわけですが、それは大きな挑戦だったでしょう。すばらしい体験でしたよ。通常の作品では一つの特定の時代が設定されますが、この作品では彼女の人生を丸ごと振り返るので、本当にワクワクしました。一言加えておくと、J.ロイ(・へランド)とマリース(・ランガン)の見事なヘア&メイクはもちろん、年老いたマーガレットを表現できたのはマーク・クーリエが補綴技術を駆使して見事に変身させてくれたおかげです。●この作品に出演できて最も良かった点は何ですか?この作品に出演できて最も良かった点は、一人の人物の人生を丸ごと見ることができたことですね。この年齢になると、自分の人生を最初から振り返ってみることが実際にあるんです。その膨大さに圧倒されることもあります。当時は重大だと思っていた出来事がぎっしり詰まっているから。その一方で、重要なのはこの日、この瞬間だと気付くんです。今ここにいることがね。唯一重要なことは自分の人生を生き、まさに今この瞬間を生きることだと言えますが、実際にはこれほど難しいことはありません。つまり禅ですね、今この瞬間を生きる。感じて、ただそこに在れ。作品情報『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』大ヒット公開中!(c)2011 Pathe’ Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
2012年03月16日メリル・ストリープが英国初の女性首相を演じ、本年度米アカデミー賞主演女優賞に輝いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』が16日(金)から日本公開される。これまで幾度となくオスカーにノミネートされ、世界最高の女優のひとりとして活動するストリープは本作にどう向き合ったのか? 先ごろ来日した際に話を聞いた。その他の写真『マーガレット・サッチャー…』は、現段階において英国史唯一の女性首相であり、その強い信念から“鉄の女”と称されたサッチャーの生涯を描いた作品だ。ストリープは本作のためにリサーチを重ね、サッチャーの口調やブリティッシュ・アクセントを完璧に再現した。しかし、この役の見どころは、彼女が“沈黙”する場面にある。セリフのある場面は、過去の記録映像を参考に口調を真似することができるが、セリフのない場面では俳優がその人物に成りきらなければシーンが成立しないからだ。ストリープも「女優として台本をもらうと『私のセリフはどこかしら?』と、そこばかり読んでしまうけど、セリフのない場面がどのように描かれているかが大事だし、そういう場面で観客は想像力を働かせて人物の内面に入り込もうとします」といい、「セリフのない場面を演じきれたのは、監督が私の思うように演じる自由をくれたから。彼女の“自由を認める精神”が、あのような場面を生んだのだと思います」と振り返る。本作の監督を務めたのは、舞台演出なども手がけるフィリダ・ロイド。ストリープとは『マンマ・ミーア!』でもタッグを組んだ。「彼女はとても静かだけれど、リーダーシップのある人です。『マンマ・ミーア!』は本当に大変な映画でした。私たちはプロのダンサーやシンガーではないですし、エキストラも多く、ロケ撮影も困難が多かった。でも本作はセットでの撮影が多く、じっくりと人物表現を深めていく作品。彼女はどちらの作品でもキャストやスタッフをまとめあげてくれました」。信頼のおける演出家の下で、実在の人物の“再現”ではなく、英国史に名を残すひとりの女性の人生を“生きた”ストリープ。本作で彼女は、自身が年齢を重ねることで見つけた“日常の中の美”を役作りに活かしたという。「年齢を重ねると、食器を洗ったり、小鳥の声を聴くことだけで生きていることの確信になります。若い人にこんな話をしても理解してもらえないでしょう。でも私もサッチャーも同じで、歳を重ねることで独断的にならずに、日常の中に“美”を見出せるようになったのです」。どんな時も信念を曲げず、男性優位の議会の中で粘り強く自説を主張し、権力を手にしたサッチャーは年齢を重ね、沈黙の中で何を思うのか? ストリープが渾身の演技で見せるサッチャーの“沈黙”こそが、本作の最大の見どころなのではないだろうか。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』3月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年03月15日メリル・ストリープが圧倒的な演技力で演じ切る<鉄の女>マーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描く人間ドラマ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。第84回アカデミー賞主演女優賞を見事受賞した、メリル・ストリープとフィリダ・ロイド監督が来日し、プレミア試写会舞台挨拶を実施。観客からの温かい拍手に迎えられ客席を通って登場したのは、黒のフェラガモのコートジャケットにプラダの靴を履き、TASAKIのパールネックレスと指輪をつけたメリル・ストリープ。フィリダ・ロイド監督とともにファンからの花束を受け取る一面も。また、マーガレット・サッチャーが就任当時、首相として活躍し、ご本人とも交流も深い中曽根康弘氏が、今回本作を鑑賞しにご来場しており、メリル・ストリープと監督がご対面し、握手を交わした。●メリルさん、オスカー受賞おめでとうございます!オスカー常連のメリルさんですが、意外にも29年ぶりの受賞。受賞発表の瞬間のことを教えてください。メリル:ものすごくハッピー!この歳だから感動しないわと思っていたけど、頭が真っ白になって、興奮したわ。受賞したのはたった3つだけど(笑)。●日本に来ていかがですか?メリル:とても光栄です。3.11から1年。未来は、希望は、絶対あると伝えたいわ。フィリダ:日本に来るとすごく謙虚な気持ちになります。本作は非常に自信があります。楽しんでもらえると思うわ。●お二人は、『マンマ・ミーア!』に続いての2度目のタッグです。イギリスの有名な首相、しかもご存命のサッチャーさんに、アメリカン人のメリルさんを起用した理由を教えて下さい。フィリダ:サッチャーは初の女性首相で、世界中の超大物スター。人間として素晴らしい。彼女を演じるには、同じように世界的なスーパースターが必要だった。また、サッチャーは冷酷な面もあるので、温かく、ウィットで共感できる人がよかった。本作は政治映画ではなく、権力を持った人間の栄光と挫折を描いた映画です。●役作りで一番大変だったのは何でしょうか?メリル:人間は自分の中に子供から大人まで自分の中にあるように、老後の自分の中にあって人生を歩んでいると思うの。それは、国籍を問わず、人間としては同じ。私は是非日本人を演じてみたいと思っているわ。それが、私の次回作ね!●サッチャーさんも時代のリーダーとして11年間首相をつとめました。今の時代に必要なリーダーとはどんな人と思われますか?フィリダ:サッチャーは顧問を置かず、人の意見や支持率も聞きませんでした。信念を絶対に曲げず、間違うことを恐れないことが必要だと思います。メリル:近い未来ではなく、遠い未来を見る人が必要だと思います。メリル:近い未来ではなく、遠い未来を見る人が必要だと思います。<中曽根康弘氏コメント>サッチャーさんとはサミットで5年間ご一緒していましたが、政治家としてはこうあるべきだという姿を映しだし、ご本人がよく現れていました。困難に遭遇した時の政治家はみな同じです。サッチャーさんは愛情ある女性らしい面もあります。世界中の政治家にこうあるべきだと示しているいい映画で、感銘を受けました。作品情報『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』監督:フィリダ・ロイド『マンマ・ミーア!』出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント配給:GAGA(c)2011 Pathé Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年03月07日『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』で自身2度目のアカデミー賞主演女優賞を獲得し、現在来日中のメリル・ストリープが3月7日(水)に都内で開催された記者会見にフィリダ・ロイド監督と共に出席した。“鉄の女”と言われた英国初の女性首相マーガレット・サッチャーが政界を上り詰めていく軌跡と、その裏での家族との関係や苦悩を描いた本作。『クレイマー、クレイマー』での助演女優賞、『ソフィーの選択』での主演女優賞に続いて、メリルに通算3つ目のオスカー像をもたらした。マーガレット・サッチャーという人物について、メリルは「首相になっても決して女性らしさを失うことがなかった人物だと感じています。政界という男性社会の中でも彼女はハンドバッグを持ち、ヒラヒラの服を着続けました。一方で涙や笑顔という女性の弱さを見せることを自分自身に許さない強さを持っていました。だからこそ“鉄の女”と呼ばれるのでしょうね」と語る。監督はサッチャーが下層中産階級(ロウワーミドル)出身であることに触れ、「自らの出自を忘れることなく世の中で重視されてこなかった層、普通の人々の気持ちが分かるということが彼女の魅力と言えるのではないでしょうか」と分析した。これまでにも実在の人物を演じたことはあったが、現在も存命している人物を演じるのは初めてということで「それだけ責任が加わりました」とメリル。「より正確に真実に近づけて、想像の部分も含めてなるべく事実と近いものを作っていくことを心がけました。その中で映画を観る人が彼女と自分を重ね合せて見ることができればと思っています。決してひとりの人間の“成功”を描いた伝記ではなく、“日常”を描いた作品だと思いますし、この映画を通じて自分自身や親の世代について学ぶユニークな機会をもらったと思います」としみじみと語った。本作はメリルの主演女優賞に加え、メイクアップ賞も受賞しているが、メイクチームのメンバーのひとり、J・ロイ・ヘランドは37年間にわたってメリルと一緒に仕事をしてきた人物。「彼とは私がニューヨークのリンカーンセンターで芝居を始めたときからの付き合い」(メリル)ということだが、今回、自身が演じる老年のサッチャーのメイクを初めて施されたときの印象について尋ねられると「見知った人がいるな、という感じでした。父のことを思い出しましたね。父とサッチャーをミックスしたような人がいるなという印象でした」と笑顔でふり返っていた。また、記者から難局に臨む野田首相にアドバイスを求められると「演技のことならアドバイスできるんですが…」とやんわりとかわし会場の笑いを誘った。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』は3月16日(金)より公開。■関連作品:マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.■関連記事:メリル・ストリープ来日!オスカー受賞の瞬間は「頭が真っ白になった」ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】会場総立ち!メリル・ストリープが3度目のオスカー受賞!
2012年03月07日メリル・ストリープが、英国初の女性首相マーガレット・サッチャーを演じ、本年度米アカデミー賞主演女優賞に輝いた映画『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』の特別動画がこのほど公開された。本動画では、サッチャーの夫・デニスを演じたジム・ブロードベントが本作の魅力と、共演者ストリープについて語っている。『マーガレット・サッチャー』特別動画『マーガレット・サッチャー…』は、現段階において英国史唯一の女性首相であり、その強い信念から“鉄の女”と称されたマーガレットの姿を、政治家だけでなく妻であり、母であり、何よりひとりの女性として描いた作品。自身も『アイリス』の演技でアカデミー助演男優賞に輝き、名優として映画ファンから大きな信頼を集めているブロードベントが本作で演じたのは実業家で、 “鉄の女”を夫として支えた実在の人物、デニス・サッチャーだ。しかしブロードベントは本作を「決して一直線な伝記映画ではない」と語る。「とても複雑で、たくさんの次元があるから、その分とても興味深くて(脚本を)読むのが難しい。刺激的な脚本だ。なんというか、たくさんの光と陰があるから、その複雑さがとても魅力的だね」。本作は登場人物それぞれの多面的な魅力をじっくりと掘り下げ、それを名優たちが見事に演じきっている作品だが、ブロードベントはストリープがサッチャーという人物を完璧に捉えていることに驚いたという。「メリルと昼食を食べているとき、ふたりでサッチャーについて大まかに語っていたんだ。すると、メリルが自分の言っていることをしめすために突如マーガレット・サッチャーの喋り方を演じた。その地点で、ほんの少し喋っただけなのに、彼女が『もしかしたら演じられないかも』という私のほんの少しの疑いをすべて消し去ったよ」。特別動画ではブロードベントが、ストリープが食事の席で演じてみせたサッチャーがいかに素晴らしいものだったかについてじっくりとコメントしている。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』3月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)2011 Pathe Productions Limited Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年02月28日メリル・ストリープが圧倒的な演技力で演じ切る<鉄の女>マーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描く人間ドラマ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。本日発表の米国アカデミー賞にて、主演メリル・ストリープが実に29年ぶりの自身オスカー3度目の受賞となる主演女優賞を受賞し、メイクアップ賞とW受賞となった。第69回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞、第65回英国アカデミー賞主演女優賞、第62回ベルリン国際映画祭名誉金熊賞、そしてこの度の受賞で益々勢いを増すメリル・ストリープ、3月上旬にはメリル&フィリダ・ロイド監督が来日してのプレミア試写会舞台挨拶+来日記者会見も予定している。作品情報『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』監督:フィリダ・ロイド『マンマ・ミーア!』出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント配給:GAGA(c)2011 Pathé Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.
2012年02月27日封建的な男社会に風穴を開け、国内はもとより世界にその強大なリーダーシップを知らしめた、英国初にして唯一の女性首相マーガレット・サッチャー。3月16日(金)より公開される『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』では、“鉄の女”と呼ばれた彼女の、ひとりの妻として、母としての顔を描き出している。演じたメリル・ストリープも「素晴らしい関係」と語るマーガレットと生涯彼女を支え続けた夫・デニスの愛とはどんなものだったのか?その若き日々を映しだした本編の一部が、メリルの心温まるコメントと共に到着した。1925年に雑貨商の家に生まれたマーガレットは、父の影響で政治家を志し、25歳にして初の下院議員選挙に挑むも落選してしまう。落選で失意の淵にいた彼女にプロポーズしたのが、その後生涯を共にすることになる心優しき事業家、デニス・サッチャー。野心に燃えるマーガレットをデニスは寛容に受け入れ、一国の首相となる妻を支えていく――。若き日のマーガレット・サッチャーを演じるのはアレキサンドラ・ローチ。メリルは「彼女のかわいい上を向いた鼻を私の鼻みたいにしようなんて話もあった(笑)」と冗談を交えながら、彼女に「勇気のある素敵な女優」と称賛を贈る。今回届いた映像は、そんな彼女に対してハリー・ロイドが演じるデニスが運命のプロポーズをするシーン。喜びのあまり涙を流し震えるマーガレットと、優しく手を差し出すデニスの姿が感動を誘う。さらにその後、手を取りあい「Shall We Dance?」を踊り、2人が人生の新たなる一歩を踏み出す姿が描かれる。現在は認知症を患い、夫が既に他界したことも忘れるようになったマーガレット。彼女がふり返る“妻”としての日々とは――。想像を巡らせながら、この若き日の一組の夫婦の愛を感じてみては?『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』は3月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.■関連記事:メリル・ストリープ来日!『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』ジャパン・プレミアに20組40名様ご招待メリル・ストリープとジュリア・ロバーツがトニー賞受賞舞台の映画化で初共演家では怖いママ?メリル・ストリープ、ベルリン映画祭にて名誉金熊賞を授与第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!メリル・ストリープ圧巻の演技!『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』試写会に10組20名様ご招待
2012年02月22日