10月7日から10日まで、千葉県の幕張メッセにて開催している「CEATEC JAPAN 2015」。エプソンブースには、すでに発売中のメガネ型ディスプレイ「MOVERIO BT-200」に加え、9月に発売されたばかりの「MOVERIO PRO BT-2000」を試せるコーナーも。そのほか、4K対応のホームシアタープロジェクターや、腕時計型ウェアラブルデバイスも展示されていた。○MOVERIOはやっぱり盛況MOVERIOコーナーでは、BT-200で近畿日本ツーリストによる360度ムービーの観光コンテンツ、業務向けのBT-2000では修理現場を想定した作業補助デモンストレーションを体験できる。BT-200とBT-2000が想定する利用シーンは異なる。BT-2000はディスプレイの輝度を上げているほか、ホールド性を高めるバンドを採用。前方カメラもBT-200の30万画素から500万画素へアップしている。光源にレーザーダイオードを採用した4K対応ハイエンドホームシアタープロジェクター「EH-LS10000」も体験コーナーを用意しており、MOVERIOコーナーと合わせて長い行列を作っていた。○ゴルフスイング解析システムもウェアラブル機器としては、MOVERIOのほかにも腕時計型のGPSデバイス「WristableGPS」やゴルフスイング解析システムの「M-Tracer For Golf」などが展示されていた。
2015年10月09日「ホームステージング」という言葉をご存知だろうか。2015年7月にはホームステージングを行う「ホームステージャー」の認定資格もスタートし、大手不動産仲介会社が取り入れる動きも出ている。ではどんなサービスなのか、解説していこう。○欧米で普及。不動産売買を助けるサービスそもそも「ホームステージング」とは、中古住宅を魅力的に演出するためのサービスのこと。片付けや掃除を行って、家具や家電を配置しなおす。住宅を1円でも高く売るための工夫、お手伝いといっていいだろう。中古住宅の取引が盛んなアメリカやヨーロッパではメジャーなサービスだという。一般的に住宅を購入するとき、買い主は物件見学を行うが、新築マンションや一戸建てのモデルハウスでは、プロのインテリアコーディネーターが家を少しでも広く、美しく見せるための演出を行っている。ただ、中古住宅の場合、個人が売り主のことも多く、「売り主が生活している空間」を見学することになる。そのため、買う側からすると「なんか室内が雑然としてイヤ」「売り主さんの生活感があり過ぎて、いいイメージが湧かない」となり、売り主が想定していた価格で売却できないことも多いのだ。さらに、近年、住まいの売り主が高齢化しているため、「家を売りたくても、片付けが体力的にできない」「長年暮らしているので、汚部屋(おべや)になってしまった」といった深刻な「片付け問題」が背景にあり、今、急速に注目を集めているのだ。○空き家問題を解決する糸口になる?ホームステージングを行うことで、売り主には、「売却価格が高くなる」「売却期間を短くできる」といったメリットがあり、実際に、18カ月間売れなかった空き家が5日で売れたという例があるという。一方で、買い主側から見ると、「気づかなかった中古住宅の良さ」を発見できるようになるといえそうだ。一戸建てでもマンションでも、長年生活していた住まいのハウスクリーニングや室内の補修修繕などは、気力や出費を伴う。家具家電の配置変更となれば、体力も必要だ。素人が自分ですべてをやるのは難しいが、こうしたホームステージングでプロに依頼できるのであれば、「今の住まいを売って、住み替えたい」と考える人も増えるかもしれない。また、前述のように、高齢化や核家族化が進んだことで、親が生活していた家の片付けや遺品整理が物理的にできないという人も増えていくことだろう。現在、全国に800万戸超の空き家があるといわれているが、そのなかには片付けができないため、売るに売れないという家もあるという。このホームステージングの普及が、空き家問題解決の糸口になるかもしれない。なお、「ホームステージング」の費用だが、片付けや掃除、家具のレンタルなど、建物の種別や広さによって価格は異なってくるという。気になる人はまず、日本ホームステージング協会に問い合わせてみてはどうだろうか。株式会社回遊舎"金融"を専門とする編集・制作プロダクション。お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。マネー誌以外にも、育児雑誌や女性誌健康関連記事などのライフスタイル分野も幅広く手掛ける。近著に「貯められない人のための手取り『10分の1』貯金術」「J-REIT金メダル投資術」(株式会社秀和システム 著者酒井富士子)、「NISA120%活用術」(日本経済出版社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10」(株式会社ダイヤモンド社)、「子育てで破産しないためのお金の本」(株式会社廣済堂出版)など。
2015年10月01日ソフトバンクコマース&サービスは、独Elgato Systems社のワイヤレスホームセンサー「Eve Room(イブ ルーム)」と「Eve Weather(イブ ウェザー)」の販売をSoftBank SELECTION オンラインショップを通じて開始した。Eveシリーズは、設置した場所の温度や湿度などをiPhoneで モニタリングできる製品。AppleのHomekitに対応し、測定データをアプリで確認し、Siriとの連携も可能となる。Homekit対応製品の販売は日本国内ではこれが初になるという。Eve Roomは、部屋の温度、湿度、空気中の有機化学物質の状況を示すエアクオリティをiPhoneでモニタリングできる製品。Siriとの連携により、音声で温度や湿度を確認できる。価格はオープン、直販価格は税込み11,232円。Eve Weatherは、ベランダなどの屋外の温度、湿度、気圧をiPhoneでモニタリングできる製品。こちらも、Siriとの連携で音声で温度や湿度を確認できる。価格はオープン、直販価格は税込み6,912円。
2015年09月27日エプソンは9月25日、100型や150型などの大画面で、最新のホームシアタープロジェクターなどを体験できる「最新! 3D・4Kホームシアター体験イベント」の概要を発表した。開催期間は10月30日から11月3日まで。会場は東京都世田谷区にある「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」で、入場は無料だ。「最新! 3D・4Kホームシアター体験イベント」には、プロジェクターの展示・体験を中心に7つのコーナーを用意する。「話題の4K映像とDolby Atmos体験コーナー」では、ホームシアタープロジェクター最上位機種の「EH-LS10000」を使用して、4K映像とシネマサウンド技術「Dolby Atmos」を150型の大画面で体感できる。「迫力の3D映画体験コーナー」は、リビングをイメージしたスペースになっており、100型で3D映画を楽しめるコーナーだ。「シアタールームコーナー」では、「dreamio(ドリーミオ)」シリーズのフラッグシップ機「EH-TW8200W」を使用。専用のシアタールームをイメージした空間になっており、120型の画面で映画を鑑賞できる。「リビングシアターコーナー」は、6畳間程度のスペースでも実現可能な100型画面のリビングシアターを試せるコーナーだ。「スマホ・タブレットからの投写体験コーナー」では、スマートフォンやタブレットに保存された写真や動画をスクリーンに投写できる。「大画面ゲーム体験コーナー」では、ゲーム機「Xbox One」を使用して、スポーツアクションゲーム「Kinect スポーツ ライバルズ」を臨場感たっぷりに楽しめる。「スマートグラス体験コーナー」は、メガネ型デバイス「MOVERIO BT-200AV」を試せるコーナーだ。開催時間は10月30日が12時から20時、10月31日から11月2日が10時から20時、11月3日が10時から19時。
2015年09月25日NECディスプレイソリューションズは16日、「ビューライトシリーズ」の新製品として、レーザー光源を使用したDLPプロジェクタ「NP-P502HLJD」を発表した。2016年1月12日より発売する。価格はオープン。レーザー光源を用いた明るさ5,000ルーメンのDLPプロジェクタ。1,920×1,080ドットの投写に対応する。レーザー光源の寿命が約20,000時間と長いことに加え、「循環冷却防塵構造」を採用することでメンテナンスフリーを実現する。上下360度に設置できる「チルトフリー」に対応するほか、本体を90度傾けて縦長画像を投写する「ポートレート投写」も可能。また、レンズシフト機能により、本体を動かすことなく投写画面の位置を調節できる。レンズは光学1.7倍のマニュアルフォーカスで、焦点距離は18.2~31.1mm、F値は2.0。補正機能は「台形歪み」や「幾何学歪み」に対応。水平が最大±25度 / 垂直が最大±30度まで手動調整が可能となっている。PCのブラウザを経由して、投写中の画面を共有したり、データの保存が行える「WEBシェアリング機能」を搭載。「Miracast」にも対応し、ワイヤレスでスマートフォンなどの画面を投写できる。このほか、無線LAN機能にも対応し、最大50台の端末とのワイヤレス接続に加えて、最大16分割のマルチ画面表示が可能で、分割パターンは2×1、2×2、3×3、4×4、1+12の5通りとなっている。主な仕様は、投写方式が1チップDLP方式、最大表示解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、明るさが5,000ルーメン、コントラスト比が15,000:1(ダイナミックコントラスト:オン時)、光源がレーザーダイオード。映像入力インタフェースはHDBaseT×1、HDMI×2、D-sub×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LANポートとUSB×1基を搭載。本体サイズはW469×D365×H137mm、重量は約8.7kg。
2015年09月17日ベンキュージャパンは10日、1,280×800ドット解像度の短焦点DLPプロジェクタ「MW632ST」を発表した。9月11日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は89,800円前後。1mの距離から64型の画面を投写できるDLPプロジェクタ。限られたスペースで大画面を投写できるので、小さい会議室や学校などでの利用に適している。ランプ寿命を最大10,000時間まで延長する「ランプセーブ」モードを使うことで、メンテナンスコストの削減に貢献。中間色の輝度を向上させる「BrilliantColor」や自動台形補正機能(縦方向のみ)を備え、オプションの3D専用メガネ「3DGS-02」を使った3D機能にも対応する。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,280×800ドット(WXGA)、輝度が3,200ルーメン、コントラスト比が13,000:1、光源寿命が標準で最大4,000時間、エコノミーで最大5,000時間、スマートエコで最大7,000時間、ランプセーブで最大10,000時間、画面サイズは60~300型で、アスペクト比が16:10。光学1.2倍ズームレンズを搭載し、投写距離は60インチで約0.93~1.125m、80インチで約1.25~1.5m、100インチで約1.563~1.875mだ。対応解像度はHDMI入力時で640×480~1,920×1,080ドット、PC信号入力時で640×480~1,600×1,200ドット。映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。投写位置は前面 / 天井前面 / リア / 天井リア。10W+10Wのスピーカーを搭載し、縦方向のみマニュアルで±30度の台形補正が可能。本体サイズはW287.3×D232.6×H114.4mm、重量は約2.6kg。
2015年09月10日ソニーは4日、ネイティブ4K解像度に対応したホームシアタープロジェクター「VPL-VW515」と「VPL-VW315」、およびフルHDモデル「VPL-HW60」を発表。独ベルリンで開催の家電見本市「IFA2015」で披露されていたものだが、日本国内への投入も正式発表となった。10月9日から発売し、価格(税別)は「VPL-VW515」が900,000円、「VPL-VW315」が750,000円、「VPL-HW60」が350,000円。○VPL-VW515「VPL-VW515」は、ネイティブ4K解像度に対応したホームシアタープロジェクター。液晶デバイスに4K SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)を搭載し、高い解像感と臨場感ある高精細映像を投写する。データベース型超解像処理LSI「リアリティークリエーション」により、フルHD解像度の映像信号(3D含む)を高精細な4K解像度へと変換できる。HDMIから入力されるHDRコンテンツにも対応。高輝度と高コントラストを活かして、立体感や奥行き感などを肉眼により近い視覚効果で表示する。映像を解析してランプ光量を自動制御し、暗室環境でより深い黒を表示する「アドバンストアイリス3」も搭載。オートキャリブレーション機能も備え、使用時間の経過に伴って色バランスが崩れても自動で補整してくれる。主な仕様は、パネルが0.74型のSXRD、画素数が約2,654万画素、輝度が1,800ルーメン、ダイナミックコントラスト比が300,000:1、光源が280Wの高圧水銀ランプ。投写サイズは60~300型で、アスペクト比は17:9、対応信号は最大4,096×2,160ドット/60p。無線通信方式の3Dメガネに対応する。映像入力インタフェースはHDMI×2で、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×1基とUSBポートを備える。レンズは2.06倍の電動ズームで、焦点距離は21.7~44.7mm。本体サイズはW496×D464×H195mm、重量は約14kg。リモコン「RM-PJ24」が付属する。○VPL-VW315「VPL-VW315」は、ネイティブ4K解像度に対応する明るさ1,500ルーメンのモデル。光源が225Wの高圧水銀ランプになっている。HDRコンテンツの表示には非対応。そのほかの機能や仕様は、上記「VPL-VW515」とほぼ共通。付属リモコンは「RM-PJ28」になっている。○VPL-HW60「VPL-HW60」は、1,920×1,080ドット(フルHD)投写に対応するモデルで、本体カラーはブラックとホワイト。「リアリティークリエーション」をフルHDに最適化させ、オリジナル映像が持つ質感の再現性を高めた。また「アドバンストアイリス3」や、独自機能の遅延低減モードを搭載し、ゲーム用途でも表示の遅延を気にせず楽しめるとしている。主な仕様は、パネルが0.61型のSXRD、画素数が約662万画素、輝度が1,800ルーメン、ダイナミックコントラスト比が120,000:1、光源が215Wの高圧水銀ランプ。投写サイズは40~300型で、アスペクト比が16:9、対応信号は最大1,920×1,080ドット/60p。無線通信方式の3Dメガネに対応する。映像入力インタフェースはHDMI×2で、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN×1基とUSBポートを備える。レンズは1.6倍の手動ズームで、焦点距離は18.7~29.7mm。本体サイズはW407×D464×H179mm、重量は約9kg。リモコン「RM-PJ24」が付属する。
2015年09月04日Lenovoは9月2日(ベルリン時間)、「YOGA Tablet」シリーズの新モデルとして、プロジェクタを内蔵するタブレット「YOGA Tab 3 Pro」、カメラが180度回転する「YOGA Tab 3」を発表した。YOGA Tab 3の8型モデルは10月、YOGA Tab 3 ProとYOGA Tab 3の10.1型モデルは11月に発売する。価格はYOGA Tab 3 Proが349ユーロから、YOGA Tab 3の8型モデルが199ユーロから、YOGA Tab 3の10.1型モデルが299ユーロから。日本での発売については明らかになっていない。○YOGA Tab 3 Pro投影サイズが最大70型スクリーンに相当するプロジェクタを搭載する10.1型のタブレット。解像度はQHD(2,560x1,600ドット)。フロントにJBL社のスピーカー4基を搭載し、Dolby AtmosとWolfson Master Hi-Fi technologyも採用する。プロジェクタの投影レンズが従来モデル「YOGA Tablet 2 Pro」のヒンジ部分から、スタンド部分に移動。これにより、液晶ディスプレイを上にした状態でスタンドを立てれば、映像を壁面に投影できるようになった。CPUはIntel Atom x5-Z8500、メモリは2GB。ストレージは16GBまたは32GB。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンド接続も可能。カメラ機能は前面5Mピクセル、背面13Mピクセル。バッテリ容量は10,200mAhで、最大約18時間の使用が可能だ。カラーはPuma Black。本体サイズはW247×D4.68×H179mm、重量は665g。OSはAndroid 5.1 Lolipop。Wi-Fi対応モデルは349ユーロ、LTE対応モデルは599ユーロとなる。○YOGA Tab 38型と10.1型の2モデルを揃えるAndroidタブレット。いずれも1,280×800ドットのディスプレイを搭載。レンズ部分が180度回転し、イン/アウトどちらにも使えるカメラを備える。両モデルともにカラーはSlate Black。8型モデルのOSはAndroid 5.1 Lolipop、CPUはQualcomm APQ8009、メモリは1GB、ストレージは16GB。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0。ディスプレイが8型HD(1,280x800ドット)。バッテリ容量は6,200mAhで、最大約20時間の使用が可能だ。本体サイズはW210×D7.0~7.3×H146mm、重量はWi-Fi対応モデルが466g、LTE対応モデルが472g。価格は、Wi-Fi対応モデルが199ユーロ、LTE対応モデルが249ユーロ。10.1型モデルのOS、CPU、メモリ、ストレージなどは8型モデルと共通だが、ディスプレイは10.1型HD(1,280×800ドット)となる。バッテリ容量は8,400mAhで、最大駆動時間は約18時間。本体サイズはW253×D3.5~9.5×H185mm、重量は655g。価格は、Wi-Fi対応モデルが299ユーロ、LTE対応モデルが349ユーロ。
2015年09月03日リコーは9月2日、サンリオの「ハローキティ」との限定コラボレーションモデルとなるホームシアター向けプロジェクター「RICOH PJ HDC5420HK」を発表した。ハローキティの誕生日である11月1日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は128,000円(税別)。本体外装に立体的な赤いリボンの「ハローキティ」をあしらい、プロジェクターから映像が投影されるまでのオープニングスクリーンにも、数種類のキティバージョンを収録した。キャリングケースやリモコン、外装箱などもハローキティ専用デザインとなっている。希望者には、別デザインのプロジェクタートップカバーをプレゼント(4種類から1枚を選べる)。プロジェクターの外装を、好みに合わせて着せ替えられる。予約受付は9月9日から開始。リコーイメージングオンラインストア、サンリオオンラインショップ、および、新宿・銀座・大阪のリコーイメージングスクエアにて受け付ける。また、サンリオ直営店の一部限定店舗でも販売を予定。日本と中国の2地域で限定1,00台の販売予定となっている。プロジェクターのRICOH PJ HDC5420HKは、最大1,920×1,080ドットのフルHD表示に対応する0.55型液晶パネルを採用、明るさは2,500ルーメン、コントラスト比は9,000:1。DLP単板方式で、投写画面サイズは30~300型、投写距離は0.7~9.6mとなる。本体サイズは、W314×D224×H92mm(突起部含まず)。重量は約3.0kg。入力インタフェースはD-sub15ピン×1、HDMIタイプA×2(うち1系統はMHL入力対応)、RCAコンポジット×1、ミニDIN4ピン×1、miniUSBTypeB×1、D-sub9ピン×1。なお、消耗品の交換用ランプ「RICOH PJ 交換用ランプ タイプ23」の価格は40,000円(税別)。(c)1976, 2015 SANRIO CO.,LTD.
2015年09月02日キヤノンは1日、4Kを上回る4,096×2,400画素の解像度を持ったLCOSパネルを採用し、5,000ルーメンの明るさを持った液晶プロジェクタの開発を発表した。2016年に発売の予定。キヤノン独自の光学技術を結集させたという液晶プロジェクタ。限られた空間内で高精細な投写を行いたいというニーズに応え、「パワープロジェクター」シリーズの新機種として開発が進められている。4,096×2,400画素の解像度に対応したLCOSパネルを搭載し、「4Kデジタルシネマ」(4,096×2,160画素)を越える解像度で高精細な投写が可能という。輝度も5,000ルーメンと高く、一般的には高輝度になるほどランプや冷却装置が大きくなって本体サイズが大型化するが、独自の光学システム「AISYS」を搭載することによって、高輝度ながら小型化と軽量化を達成した。レンズには新開発の4K対応ワイドズームレンズを採用。短距離で大画面投写が可能な単焦点タイプとなるほか、ドーム型スクリーンなどの曲面に対して光学的にピントを合わせる機能も搭載する。
2015年09月01日キヤノンは9月1日、4,096×2,400画素の解像度に対応した5,000ルーメンのLCOS液晶プロジェクターを開発していると発表した。2016年に4Kプロジェクター市場へ参入する。4K対応機器の導入が本格化しているなか、キヤノンも独自の光学技術を結集させて4Kプロジェクター市場に参入すると明らかにした。キヤノンによれば、美術館や博物館、車や飛行機のシミュレーター、デザイン現場などにおいて、高精細・高画質かつ、短い設置距離での投写など多様な設置環境への対応が求められている。こうしたニーズに応えるかたちで、小型・軽量の4Kプロジェクターを開発している。「パワープロジェクター」シリーズの新機種として開発中の4Kプロジェクターは、4,096×2,400画素を有する高解像度LCOSパネルを持ち、高精細な投写が可能だ。プロジェクターは高輝度になるほど大型化してしまうのが一般的だが、独自の光学システム「AISYS」によって、5,000ルーメンの高輝度ながら小型・軽量な本体サイズを実現しているという。新開発の4K対応ズームワイドレンズを搭載しており、短い設置距離でも大画面投写ができるほか、ドーム型スクリーンなどの曲面に光学的にピントを合わせる機能も持つ。
2015年09月01日パナソニックは、スマートフォンと連携するホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」シリーズ5製品を10月中旬に発売する。対応製品を使うことで、ホームセキュリティ、子供・ペットの見守りがスマートフォンから行える。「スマ@ホーム システム」は、屋内カメラ、屋外カメラ、開閉センサー、人感センサー、ホームユニットからなるネットワークシステム。Android 4.0、iOS 7.0以降のAndroid、iOSデバイスに対応し、いずれも専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンと、Wi-Fi環境が必要になる。屋外カメラは、赤外線LEDを搭載し、昼夜を問わず、自宅前の様子を確認できる。また、内蔵スピーカーやマイクを通じて、カメラに写った人物へスマートフォンを通じて声をかけることも可能。屋内カメラは屋外カメラの特徴に加えて、温度センサー、音センサーを搭載し、これらが反応するとスマートフォンに通知し、映像を送ることができる。開閉センサーは、窓/ドアに取り付け、窓/ドアが開くと、開閉センサーから警戒音が鳴り、近くの人に通知するほか、スマートフォンに通知することもできる。人感センサーは、人や動物の動きを赤外線による温度変化を検知、離れて暮らす両親や子供の安否確認として活用できる。スマートフォンには、センサー反応時、無反応時のいずれの場合も通知設定をすることが可能。ホームユニットは、シリーズ製品の全機器を制御する。屋外カメラ、屋内カメラ利用時の映像、音声の録画が可能になるほか、開閉センサー、人感センサーの利用開始に必要なものとなり、また各機器の登録などに用いる。
2015年08月27日パナソニックは8月26日、自宅の様子をスマートフォンから確認できるホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」を発表した。同日開催の新製品発表会では、新製品の開発背景や、導入のメリットが解説されたほか、実機を使ったデモンストレーションなどが行われた。スマ@ホーム システムは、外出先でもスマートフォンなどから自宅の様子を確認できるシステム。今回発表されたスマ@ホーム システムは、1台の「ホームユニット」と、それに接続するカメラやセンサーといった機器で構成される。ホームユニットが自宅の無線LAN経由でインターネットに接続し、スマートフォンなどへ通知を送る仕組み。家屋や家族構成に応じて機器を組み合わせることで、防犯や見守り用のシステムを比較的安価に、容易な設定で導入できるのが特徴だ。今回発表された第1弾は全部で5製品だが、個々の製品については、こちらの記事を参照のこと。○防犯意識が高まっている発表会の冒頭、パナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長の中島幸男氏が壇上に立ち、今回投入する新製品を第1弾として、「ホームセーフティー」「見守り」といったテーマの製品を展開していくと宣言。また、今回の新製品を投入するに至った背景を説明した。パナソニックの調査によれば、セキュリティについて、7割以上の人が何らかの不安を感じており、一般家庭でも防犯意識が高まっていることが明らかとなった。また、総務省の調査では、共稼ぎ世帯が1,000万世帯超、高齢者の単身・二人暮らしが約1,122万世帯という結果も出ている。留守宅や離れて暮らす家族の様子を気がかりに思う人が増加する傾向にあるなか、従来のホームセキュリティシステムや防犯機器は、ランニングコストや設置の難しさがハードルとなって導入が進みにくいというのが現状だ。家の中の様子をスマートフォンで確認できる製品について、設置に対して前向きな回答をした人は6割以上いた。特に、ペットを飼っている人や子育て中の母親、要介護者の同居者では7~8割の人が設置に前向きな回答をしたという。そこでパナソニックでは、家の中を見守るニーズがあると判断。先述したハードルをクリアすべく、導入が容易でランニングコストもあまりかからないスマ@ホーム システムを市場に投入する運びとなった。パナソニックでは、これまでもスマートフォンとつながる家電製品や、家庭内のエネルギー管理システム「スマートHEMS」など、ネットワークを活用した製品を提案してきた。今回のスマ@ホーム システムも、無線LAN(Wi-Fi)やスマートフォンを使用する環境への導入が前提となっており、今後は他の家電製品と接続してコントロールできるようにするなど、事業を拡大していく。パナソニックショップや家電量販店での販売を予定しており、将来はカーショップやペットショップでの展開も期待しているという。発売当初はドアホンの売り場などに置かれることになるだろう。○導入のハードルを低く続いて、コミュニケーション事業担当の南 恭博氏が登壇。スマ@ホーム システムにおいて、ホームユニットと、屋外・屋内カメラや開閉・人感センサーを接続するために採用されているDECT準拠方式の強みや、スマ@ホーム システムのメリットなどについて語った。スマ@ホーム システムのメリットは、大きく分けて3つ。スマートフォン専用アプリから設定するだけという初期設定の容易さ、1.9GHz帯のDECT準拠方式を採用するため、電波干渉が少ないこと、月々の定額費用などが不要で、購入時の費用だけで済むということだ。パナソニックでは、これらのメリットにより、導入のハードルが下がり、ホームセーフティー市場全体を拡大できると予想する。DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)は、世界で広く普及している無線通信方式の一つであり、日本でも海外でも展開しやすい。海外ではすでに販売している「水漏れセンサー」や「ガラス割れセンサー」「屋内サイレン」「スマートプラグ」といった製品は、国内への投入も検討しているそうだ。南氏は、「スマ@ホーム システムをIoT(Internet of Things、モノのインターネット化)の商品として拡充していく」と述べた。今後、国内市場において、2015年度(2014年10月~2015年3月)で約5億円の売上を見込み、2018年度には国内で70~100億円程度を目指す。海外と合わせて、2018年度には400億円弱の売上に伸ばす考えで、中島氏は「次の柱となる事業に育てていきたい」と意気込む。
2015年08月26日パナソニックは8月26日、ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」として、屋外カメラや屋内カメラなど全5機種を発表した。発売は10月15日で、価格はオープンだ。単品販売のほか、パッケージ販売も行う。スマ@ホーム システムとは、外出先からスマートフォンなどを通じて自宅の様子をモニタリングできるシステムのこと。このたび日本国内向け第1弾の製品として、「ホームユニット KX-HJB1000」「屋外カメラ KX-HJC100」「屋内カメラ KX-HJC200」「開閉センサー KX-HJS100」「人感センサー KX-HJS200」の5製品を発売する。ホームユニットを自宅の無線LAN環境を通じてインターネット接続し、無料の専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンから、自宅に設置した屋外・屋内カメラに映った映像などを確認できる。ホームユニットとカメラ、センサーはDECT準拠方式で接続。映像を確認できるだけでなく、会話も可能だ。○ホームユニット KX-HJB1000ホームユニット KX-HJB1000は、自宅の無線LAN環境を経由してインターネットに接続し、カメラやセンサーなど自宅に設置された機器のセンサー反応を、ユーザーのスマートフォンへ通知する。カメラやセンサー各機器とはDECT準拠方式で接続。1.9GHz帯を使用するため、電波干渉しにくく、安定した通信を実現できる。屋外・屋内カメラを合計4台まで、開閉センサー・人感センサーを合計50台まで登録できる。通知を送るスマートフォンは最大8台まで登録可能だ。サイズはW130×D130×H42mm、重量は220g。電源コードの長さは約1.8m。屋外・屋内カメラで撮影した動画などを保存するためにmicroSDカードスロットを備え、64MB~32GBまでのmicroSD/SDHCカードに対応。動画の記録フォーマットはMPEG-4(H.264/AAC)。推定市場価格は税別12,000円前後だ。○屋外カメラ KX-HJC100屋外カメラ KX-HJC100は、自宅の庭やガレージなど屋外での使用を想定したカメラ。動作検知、人感(熱)センサーを備える。センサーの動作検知範囲は32分割された領域から設定可能だ。サイズはW75×D173×H75mm、撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約53度。重量は460g。電源コードの長さは1.8m。IP54相当の防塵・防水性能を持つ。推定市場価格は税別18,000円前後だ。○屋内カメラ KX-HJC200屋内カメラ KX-HJC200は、屋内での使用を想定したカメラユニット。動作検知、温度センサー、音センサーを備える。温度センサーを搭載しているため、室内が一定温度を超えた際にスマートフォンへ通知する機能も持つ。音センサーによって、一定以上の音が鳴った際にも通知できる。自宅の防犯対策のほか、離れて暮らす家族の見守り用途も想定されている。サイズはW75×D75×H102mm、重量は160g。撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約50度。電源コードの長さは約1.8m。推定市場価格は税別17,000円前後。○開閉センサー KX-HJS100開閉センサー KX-HJS100は、窓やドアなどに設置して使用する。窓・ドアが開いたことを検知すると、報知音が鳴るとともにスマートフォンへ通知する。開閉センサーと前述の屋外・屋内カメラは連携も可能で、開閉センサーの反応をきっかけとして、屋外・屋内カメラで録画を開始する機能も持つ。本体サイズはW28×D23×H126mm、電池を除く重量は約60g。電源はコイン形リチウム電池(CR2)×1個で、窓・ドアを1日10回開閉した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,500円前後。2個入りのKX-HJS100Wが税別8,500円前後だ。○人感センサー KX-HJS200人感センサー KX-HJS200が赤外線による温度変化を検知すると、ホームユニットから報知音が鳴る。報知音はオフにも設定可能だ。サイズはW73×D39×H72mm、重量は約70g。電源は単3形アルカリ乾電池×2本を使用。1日に50回センサー検知した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,000円前後。また、単品販売のほか、パッケージ販売も行う。ホームユニットと屋外カメラがセットになった「屋外カメラキット KX-HJC100K」と、ホームユニットと屋内カメラがセットになった「屋内カメラキット KX-HJC200K」を用意。推定市場価格はKX-HJC100Kが27,000円前後、KX-HJC200Kが26,000円前後(いずれも税別)。
2015年08月26日●キーワードは「非日常」○非日常体験によってエンターテイメント市場が活性化既報の通り、エプソンは3LCD方式の3D対応ホームシアタープロジェクター「dreamioシリーズ」の新製品「EH-TW5350/EH-TW5350S」を、8月27日から発売する。8月20日に行われた発表会では、プロジェクター市場の概況や販売戦略を語るとともに、新製品のデモも行われた。まず、エプソン販売の鈴村取締役が市場状況を説明。鈴村氏は、映画館やライブの動員数、家庭でも4Kテレビやハイレゾオーディオの売り上げが大きな伸びを示しており、「『非日常』を楽しむ人々が増えている」とエンターテイメント市場が活性化していると発言。ホームシアタープロジェクターについては、2007年から2010年まで地上波放送の終了に合わせた買い替え需要で大画面TVと競合し、売り上げが急降下した。しかし2012年からは、非日常体験をトリガーとしてV字回復を果たしている。エプソンは、その起爆剤となった製品として、2013年8月に発表した「EH-TW5200」を挙げた。今回の新モデル、EH-TW5350/EH-TW5350Sは、EH-TW5200の後継だ。エプソンはホームシアタープロジェクター部門でトップシェアを持ち、AVマニア、ホームシアターファン、ライトユーザーというどのユーザー層に対しても、高い価値を提供していると自信を見せる。今回のEH-TW5350/EH-TW5350Sは、初めてホームプロジェクターを購入するエントリー向けのモデルだ。従来モデルのEH-TW5200と比べて、画質を大きく強化し、スマートフォンやタブレットからも簡単に投影できることを特徴としている。●新モデルは画質アップと無線LAN接続の標準対応が二大特徴○新モデルは画質アップと無線LAN接続の標準対応が二大特徴次にセイコーエプソンの小西部長が新モデルの詳細を説明。明るさは前モデル比10%増しの2,200ルーメンながら、アイリス部品を再設計することでコントラスト比を35,000:1へと強化(前モデルの2倍以上)。さらに、従来はエントリー製品にはなかったイメージ強調/フレーム補正機能を加えたことで、画質の良さをアピールしていた。また、無線LANを内蔵することによって、追加ドングルなしでパソコン(Intel WiDi)やスマートフォン・タブレット(Miracast)からのワイヤレス接続を可能にした。ほかにも新ホーム画面の採用(操作性の改善)、本体内蔵スピーカー(5W)といった点が強化されている。●レンタルサービスを活用しよう○TVを見ない「すべてスマホですませる」ユーザーにアピール最後に、エプソン販売の蟹澤部長が販売戦略を述べた。ホームシアタープロジェクターで大きく伸びているのが、EH-TW5200に代表されるフルHD対応の低価格機だ。これによってホームシアタープロジェクター市場が回復し、さらに拡大、開拓された。エプソンは単に販売数を伸ばすだけでなく、市場をさらに活性化させるための施策を行っており、今後も継続していく。一例としては、体験イベントやレンタルサービスがあり、新製品の展示店舗も100以上におよぶ。レンタルサービスに関しては、週末を含めた4日間のレンタルを6,000円で行っているが、レンタル利用者の実に35%が製品を購入するにいたっている。EH-TW5200が売れた大きな理由は「ハイコストパフォーマンス」としているが、近年の市場動向はスマートフォンやタブレットに寄っていると分析。新モデルのEH-TW5350に無線LAN機能を標準搭載したのは、スマートフォンやタブレット(もちろんパソコンも含む)からのワイヤレス接続を標準機能にして、スマホユーザーにアピールする意図があるようだ。発表会の後は、別室で実機投影デモが行われた。2Dと3Dの映画に加えて、タブレットからの無線LAN接続で斜めから投影してるエリアがあったが、EH-TW5350の補正機能で画面の歪みが良好に補正されていた。実際の体験会に関しては、東京都世田谷区の二子玉川ライズにて、10月30日~同年11月3日で開催予定だ。詳細は後日、エプソンのWebサイトで掲載予定となっている。レンタルサービスの対象モデルにも、EH-TW5350Sが加わる。8月27日から受け付けを開始し、9月5日からの貸出予定だ。新製品をいち早く自宅で確認したい人は、エプソンのWebサイトを確認するとよいだろう。
2015年08月20日エプソンは20日、3LCD方式の3D対応ホームシアタープロジェクター「dreamio」(ドリーミオ)シリーズの新モデルとして、「EH-TW5350」と「EH-TW5350S」を発表した。8月27日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格は、プロジェクター単体のEH-TW5350が10万5,000円前後、プロジェクターと80型スクリーンをセットにしたEH-TW5350Sが11万円前後。EH-TW5350はフルHD(1080p)液晶パネルを採用しており、明るさは2,200ルーメン、コントラスト比は35,000:1となる。3D映像や2D-3D変換にも対応するが、オプションの3Dメガネが必要だ。対応する3D形式は、フレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトム。設置感としては、6畳間でも約100型の画面を投写できる。スクリーンに対して横方向から投写したときの台形歪みを、レバー操作(スライド)で調整する「ピタッと補正」も備えた。本体には5W×1基のスピーカーを内蔵しているほか、Bluetoothスピーカーやヘッドホンもつながる。また、これまで中級機以上に装備してきた、「イメージ強調」と「フレーム補間」を搭載。イメージ強調は質感を整えてシャープな映像を表現する機能、フレーム補間は動きの速い動画を滑らかに表示する機能だ。無線LANを標準で備え、パソコン、スマートフォン、タブレットといった端末で再生する映像を、ワイヤレスで投写できる。専用アプリを使うと、スマートフォンをリモコンとして利用可能。MHLにも対応し、メイン映像とサブ映像の2画面表示や、端末画面と同じ画面を投写するスクリーンミラーリングといった機能を持つ。そのほか主な仕様は、方式が3LCD、液晶パネルが0.61型ワイドポリシリコンTFT、投写レンズが1.2倍マニュアルズームフォーカスレンズ(F1.59~1.72、焦点距離16.9~20.28)、投写サイズが34型~332型、光源が200W UHEランプ。ビデオ信号の対応解像度は、480i / 480p / 720p / 1080i / 1080p(いずれも60Hz)、1080p/24Hz、1080p/30Hzとなっている。RGB信号の対応解像度は、VGA / SVGA / XGA / WXGA / SXGAだ。映像入力インタフェースはHDMI×2、RCAコンポジット×1、D-Sub×1で、USBストレージからの映像投写用としてUSB(タイプA)コネクタを備える。音声入力はRCA L/R、音声出力はステレオミニジャックだ。消費電力は明るさ「高」で307W、騒音レベルは最小29dB、本体サイズはW297×D245×H114mm、重量は約3.1kgとなる。
2015年08月20日エー・リンクは8月19日、各種スマートフォン、タブレット、PCの画像や音声情報をテレビやプロジェクタなどの大画面にWi-Fi(無線)で接続・表示する「EZCast Pro(イージーキャストプロ)」を9月1日から発売することを発表した。「EZCast Pro」は、企業の社内会議や顧客へのプレゼンテーション、教育研修やゼミなどにおける相互理解向上、グループ間のコミュニケーション向上などの用途が想定されている。同製品は、小型・軽量のドングルタイプのハードウェアで、HDMI端子に簡単に接続できる。また、iOS・Android・Windows・Mac OSなど複数(マルチ)OSでのストリーミングとミラーリング、画面の2分割、4分割表示が可能。投影画面の解像度は1,080Pで、投影画面を参加者がシェアリングできるAirViewも備えているという。また、同社ホームページから、Photo Viewer・Document Viewer・Live Camera・Video Player・Music Player・Web Browser・Cloud Storage・Live TV・Cloud Mediaなどのアプリケーションソフトウェアをダウンロードし活用可能となっている。希望小売価格は13,800円(税別)で、同社では今後1年間で約2万台の販売を予定している。
2015年08月20日サンワサプライは3日、バッテリー内蔵のモバイルプロジェクター「400-PRJ021」を発売した。直販サイトの価格は税込59,980円。400-PRJ021は、明るさ200ルーメン、解像度1,280×720ドットで投影できるモバイルプロジェクター。投影映像の歪みを抑える台形補正機能を搭載し、水平40度までワンタッチで自動補正できる。MHL端子を搭載し、スマートフォンやタブレットなどとケーブル1本で接続可能。本体にUSB出力専用ポートを備えており、モバイルバッテリーとしても機能する。出力は1A。主な仕様は、光学エンジンがDLP、解像度が1,280×720ドット、アスペクト比が16:9、光源寿命が標準で最大20,000時間、明るさが200ルーメン、コントラスト比が1,000:1。スクリーンサイズは約30~100インチ、投写距離が約1.2~3.7m、フォーカスはマニュアル。映像入力インタフェースはHDMI×1。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、バッテリー容量は6,000mAh。連続投映時間は約2時間で、充電時間は約5時間。本体サイズはW132×D82×H24mm、重量は約300g。三脚が付属する。
2015年08月04日サンワサプライは3日、HD映像の投影が可能なモバイルプロジェクタ「400-PRJ021」を発売した。同社の通販サイト「サンワダイレクト」での価格は税別55,370円。バッテリ内蔵のモバイルプロジェクタ。200ルーメンの明るさでの投影が可能で、重量も約300gと軽量。MHLに対応し、スマートフォンやタブレットなどとケーブル1本で接続して投影できる。解像度は1,280×720ドットで、台形補正機能を標準搭載し、水平40度までワンタッチで自動補正可能。本体にはUSB出力専用ポートも備えているので、iPhoneやスマートフォンなどの充電が行える。出力は1A。主な仕様は、光学エンジンがDLP、解像度が1,280×720ドット、アスペクト比が16:9、光源寿命が標準で最大20,000時間、明るさが200ルーメン、コントラスト比が1,000:1。スクリーンサイズは約30~100インチ、投写距離が約1.2~3.7m、フォーカスはマニュアル。映像入力インタフェースはHDMI×1。リチウムイオンバッテリを内蔵し、バッテリ容量は6,000mAh。連続投映時間は約2時間で、充電時間は約5時間。本体サイズはW132×D82×H24mm、重量は約300g。三脚が付属する。
2015年08月03日東京エレクトロン デバイス(TED)と東京大学(東大)は7月29日、8ビット階調のモノクロ映像を最大1000fpsで投影することが可能な高速プロジェクタを開発したと発表した。同成果は、同大 情報理工学系研究科の石川渡辺研究室とTEDが2014年5月より行ってきたプロジェクタのフレームレートの高速化を目的とした共同研究の成果。今回は、その成果の一部として、高速プロジェクタの実用試作機「DynaFlash」を開発したほか、高速移動体へのプロジェクションマッピングシステムの試作も行ったという。そもそも人間が肉眼で1000fpsを見ることはほぼ不可能だ。しかし、今回のシステムは1000fpsをターゲットに開発されており、これについて、同大の石川正俊 教授はいくつかの要因が背景にあるとする。元々、同研究室では、高速ビジョンの研究・開発・事業化を目指した取り組みを行ってきており、これまでビジョンの高速化、アクチュエータの高速化を実現してきており、その流れでディスプレイの高速化が必要という判断が生じ、TEDとの共同開発に至ったという。では、1000fpsの高速表示が実現した場合、どういった恩恵が得られるだろうか。例えば、Kinectなどを使って、ヒトの動きを追随するアプリケーションがあった場合、カメラで動きを認識し、その動きをディスプレイ上に反映するまでにはシステム全体で150~200msの遅延が生じる。実際に、自分の動きと同じタイミングで表示画像が動かずに、とまどった経験を持つ人もいるだろう。また、3次元形状を認識するマシンビジョンの場合、照明を一瞬あてて、その投影パターンとあらかじめ登録された3次元情報を照会し、物体を認識する手法がよく用いられているが、光を照射して、カメラで撮影し、それを処理し、ロボットに把持の指令を出す、といった一連の作業にある程度の時間が必要であり、静止物であればともかく、生き物を捕まえる、といったことは困難であった。1000fpsが実現した場合、例えば、時速60kmで飛行するボールに対し、約1.7cmおきにパターンを投影することが可能となったり(ダイナミック・プロジェクションマッピング)、動き回る生物が何であるのかを3次元情報を使って識別することができるようになったりする。今回開発されたDynaFlashは、Texas Instruments(TI)のDLP DMDチップと高輝度LED光源を組み合わせて、最小遅延3msの1000fps/8ビット モノクロ階調(解像度は1024×768のXGA)の映像を投影することを可能としたもの。新たに画像処理用のFPGA(XilinxのVirtex-7とのこと)向けに開発した高速制御回路を搭載したことで1000fpsのフレームレートでの投影を実現したほか、独自開発の通信インタフェースを採用したことで映像が生成されてから、プロジェクタに投影されるまでの遅延を抑えることにも成功したという。なぜ、8ビット モノクロ階調ならびにXGAなのか、という点について石川教授は、「システムを構築することが第一で、実用的なレベルの最低条件として設定した性能」と説明する。そのため、まだシステム全体としてボトルネックがあるため、改良の余地があるとするが、将来的にはカラー化を進めていく方針とするほか、遅延の低減や高速ビジョンと連動した応用システムの開発も進めていきたいとしている。また、こうした石川教授の取り組みを受けて、TEDでも手ごたえを感じているようで、2016年夏をめどに、今回のシステムをベースに小型化などを図ったプロジェクタを発売する計画であるとする。仕様としては、0.7型XGA DMDを利用した1000fpsの8ビット階調をスクリーンルーメン500lm、投影遅延は最小3msで実現したいとするほか、ホスト側のインタフェースにはPCI Express(PCIe)の採用を予定。距離が離れた場所まで伸ばしたい場合は光ファイバによる通信を検討しているとする。さらに、撮影用カメラについては、プロジェクタ一体型にするか、分離型にするかはユーザーの反応次第としている。なお、価格は未定としているが、市場ニーズとしては、産業機器(FA)やロボットを中心に、リアルタイム3次元形状認識やダイナミック・プロジェクションマッピング、拡張現実(AR)などでの活用を期待するとしている。
2015年07月29日○エプソンブランド40周年に向け、明るく広色域のプロジェクタを発表エプソンは28日、ビジネス系プロジェクタのベーシックモデルをリニューアルし、新製品となる7モデルを発表した。8月6日から発売する。ここでは記者発表会の様子をお伝えしよう。まずはエプソン販売の鈴村氏がビジネスの概況を説明。ビジネスプロジェクタの分野では1994年にELP-3000を投入し、前モデルと比べて明るさが2倍、コスト/サイズ/重量が半分というところが高く評価され、国内シェアトップを獲得。以降も、性能、価格、使いやすさのバランスを加味して20年間トップシェアを守り、昨年(2014年)は国内シェアの60%を超えた。エプソンのコア技術である3LCDは、一般的に広く使われている1chip-DLPと比較して、白だけでなくカラーも明るく広色域。この高い色再現性が評価されていると分析した。その上で、今回は一番の売れ筋となっているビジネス系ベーシックモデルを7製品発表。全モデルで3,000ルーメンを超える明るさと、従来のSVGA/XGA/WXGAに加えてWUXGAモデルを加えた。次にセイコーエプソンの小川氏が新製品の概要を説明。エプソンの製品群(ビジネス向けプロジェクタのスタンダードモデル)において、もっとも販売されているのは、SVGA/XGA/WXGAモデルという構成だった。繰り返しになるが、新ラインナップでは、従来モデルから明るさをアップして(200~400ルーメン)、全モデルで3,000ルーメン以上を確保。さらに、WUXGA製品を追加している。主なセールスポイントは、3LCDによる明るいカラー、2.4kg(XUXGAモデルのみ2.6kg)と軽量で社内移動に便利、スライド式の横台形補正機能(縦方向は自動補正)、そして新機能となるホーム画面による接続や設定の容易さなどだ。最後に、エプソン販売の蟹澤氏が販売・宣伝戦略を説明した。この製品ジャンルでは、新規購入ユーザーの割合が40%弱ということで、より手軽に、簡単にプロジェクタを使ってほしいとした。キーメッセージには、原点に立ち返って「カラーが断然、明るい。」を採用。以前から使用している「最大3倍カラーが明るい」に加え、「最大3倍色域が広い」という最大3倍プロモーションを実施する。表現できる色域をチャート化したものを、カタログやWebで展開するという。また、これまで真摯にモノづくりに励んできた結果が、20年連続のシェアNo.1に結び付いたこともアピールしていく。なお、ビジネスプロジェクタの売れ行きに関しては、一定の手ごたえがあるようだ。その背景として、Windows XP問題に端を発するPC本体のリプレースが一段落したこと、企業の業績回復で周辺機器の購入意欲が増していることを挙げていた。
2015年07月28日サンワサプライは17日、モバイルプリンタやプロジェクタと一緒に、15.6型までのノートPCを収納できるバッグ「BAG-MPR3BKN」を発売した。同社直販サイト「サンワダイレクト」での価格は税込15,800円。大型と小型の収納部を備えており、両収納部それぞれに高さ調節可能な仕切り板を用意している。本体に、15.6型までのノートPCを収納できる着脱可能なインナーケースが付属する。大型収納部にはダイヤル式のファスナーロックを、小型収納部には南京錠などを装着できる引手金具付きファスナーを装備している。ショルダーベルトの取り付け部には、磨耗に強い日本製スーパーナスカンを使用。本体背面には、バッグ本体をスーツケースのキャリーハンドルに取り付けるためのサポーターを用意する。収納可能なモバイルプリンタはキヤノン「PIXUS iP110」「PIXUS iP100」、エプソン「PX-S05」、日本HP「HP Officejet 150Mobile」「HP Officejet 100Mobile」。本体の外寸はW420×D175×H320mmで、重量は1200g。内寸は大型収納部がW390×D90×H290mmで、小型収納部がW390×D65×H290mm。インナーケースの外寸はW385×D40×H270mmで、ケース重量は80g。
2015年07月17日ナイキは7月16日、伝統的なシルエットの「2015-16マンチェスターシティ ホームキット」を発売した。新しいマンチェスターシティのホームシャツは、時代を問わずに親しまれているカラーリングやディテールと、機能性を融合させて仕上げた。プレーヤーたちのために同社の機能的イノベーションや素材テクノロジー、汗などの湿気マネジメント、環境持続性のための技術も盛り込んでいる。シャツは、クラブの特徴であるスカイブルーに、現代的でスリムなポロ襟をデザインした。マチの下には、隠しボタンを施しているという。シャツ両脇のホワイトのストライプは、伝統的なショーツ両脇のライトブルーのストライプにつながっている。ホームソックスは、ライトブルーで上端にホワイトのバンドを付けた。ふくらはぎには同カラーで、小さなV字形のパフォーマンスストライプをデザインしている。「ナイキ MCFC DRI-FIT S/S ホーム スタジアム ジャージ」は1万1,772円、「ナイキ MCFC DRI-FIT スタジアム ショート」は5,400円、「ナイキ MCFC DRI-FIT スタジアム ソックス」は2,484円、「ナイキ YA MCFC DRI-FIT S/S ホーム スタジアム ジャージ」は9,720円。同商品は、7月16日からnike.comで、7月17日から店頭で販売開始する。※価格はすべて税込
2015年07月16日キヤノンマーケティングジャパンは13日、コンパクトサイズのプロジェクター「ミニプロジェクター C-5」を発表した。カラーはDeep BlueとSilverの2色で、8月上旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は29,800円前後(税別)。ミニプロジェクター C-5は、W124×H20×D71mm、重量169gの小型かつ軽量の製品。胸ポケットに収まるコンパクトサイズで、携帯性に優れており、外出先での使用といったモバイル用途に適している。MHL対応のミニHDMI端子を搭載し、PC以外にも、MHL対応スマートフォンやタブレットと接続して、映像や音声を投影することが可能だ。また、最長3時間使用できるバッテリを搭載しているため、電源が不要。光源には、寿命が約10,000時間のLEDを採用している。主な仕様は、投写方式がDLP、光源がLED、輝度が50ルーメン、画素数が640×480ドット(VGA)、ズームが固定式、コントラスト比が800:1。入力インタフェースは、MHL対応のミニHDMI×1、ステレオミニジャック×1。1Wのモノラルスピーカーを搭載。本体サイズはW124×H20×D71mm、重量は169g。HDMIケーブルとMHLケーブルが付属する。
2015年07月13日キヤノンマーケティングジャパンは13日、MHL対応ミニHDMI端子を搭載した小型・軽量プロジェクタ「ミニプロジェクター C-5」を発表した。カラーはDeep BlueとSilverの2色。発売は8月上旬。価格はオープンで、店頭予想価格は29,800円前後(税別)。ミニプロジェクター C-5は、重量169gと軽量でモバイル用途に適している小型プロジェクタ。バッテリ駆動のため電源が不要で、最長3時間の連続使用ができる。MHL対応のミニHDMI端子を採用し、PC画面以外にも、MHL対応のスマートフォンやタブレットの画面を投影可能だ。また、光源には長寿命のLEDを採用し、光源寿命は約10,000時間。主な仕様は、投写方式がDLP、光源がLED、輝度が50ルーメン、画素数が640×480ドット(VGA)、ズームが固定式、コントラスト比が800:1。入力インタフェースは、MHL対応のミニHDMI×1、ステレオミニジャック×1。1Wのモノラルスピーカーを搭載し、本体の底面には三脚穴を設けている。本体サイズはW124×H20×D71mm、重量は169g。HDMIケーブルとMHLケーブルが付属する。
2015年07月13日ヴェルサーチ(VERSACE)のホームウェアライン「ヴェルサーチ・ホーム(VERSACE HOME)」が7月11日、国内初の直営店を東京・銀座(東京都中央区銀座5-6-13)にオープンする。2階建て、194平方メートルの店内は、メゾンのコンテンポラリースタイルが反映された内装となっている。ホワイトとニュートラルのマーブルやクリスタルなどの贅沢な素材が用いられ、壁にはブランドのアイコニックなモチーフやライトウッドのパネルが施された。ヴェルサーチ・ホームのフルラインアップを展開する同店では、最新コレクションである「ヴィア ジェズ(Via Gesu)」の家具が、リビング、ダイニング、ベッドルームに至るまでトータルで揃う。同コレクションの中心アイテムは、ベルベットのような質感のヌバックレザーのカバーを採用したソファ。アームの傾斜のアングルや背もたれのキルトの部分を形作るシェープラインは、ヴェルサーチの“V”を意識してデザインされたものだ。また、ダイニングテーブルの脚は、ミラノのVia Gesu通りにある創業デザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチの家の門構えをイメージして手作業で彫られたもの。その他、クラシックなヴェルサーチのイメージを一新するようなデザインのテキスタイルを用いたアイテム、繊細なジャガードやソフトシルクヴェルベッド、レザーのディテールなどの豊富なバリエーションで展開されるベッドリネン、テーブルウェア、バスローブ、タオルなど、これまで国内では手に入らなかったアイテムが多数ラインアップされる。
2015年06月22日韓国LGエレクトロニクスは17日(現地時間)、同社製プロジェクタ「Minibeam」シリーズの新製品として、曲線デザインの小型LEDプロジェクタ「Minibeam Nano」(PV150G)を発表した。アジアや北アメリカ、欧州、アフリカ、中南米などの主要市場で、6月中の提供を予定する。重量270gと軽量で、約10cm×10cmと手のひらサイズの小型LEDプロジェクタ。ミラキャストやWi-Fi Direct技術により、スマートフォンやタブレットとワイヤレスで接続できる。解像度は854×480ドット。電源はACアダプタによる駆動のほか、3,800mAh容量のバッテリも内蔵する。バッテリ駆動時間は最大2時間。このほかの主な仕様は、輝度が100ANSIルーメン、コントラスト比が100,000:1、最大表示サイズは100インチ(壁との距離3.625m)、LED寿命は3万時間。スピーカーは1Wのモノラル。搭載端子はHDMI×1、USB×1。本体サイズは108×103×44mm、重量は270g。
2015年06月18日ベンキュージャパンは17日、34cmの距離から87型の画面を投写できる超短焦点DLPプロジェクタ「MW853UST+」を発表した。6月19日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は139,800円前後。MW853UST+は、スクリーンから短い距離でも大画面を投写できるので、スペースの限られた場所での利用に適している。明るさは3,200ルーメンで、1,280×800ドット解像度(WXGA)に対応。ランプ寿命を最大7,000時間まで延長する「スマートエコ」モードを搭載しており、メンテナンスコストの削減に効果を発揮する。中間色の輝度を向上させる「BrilliantColor」を搭載するほか、オプションの3D専用メガネ「3DGS-02」を使えば3D映像の視聴が可能。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,280×800ドット(WXGA)、輝度が3,200ルーメン、コントラスト比が10,000:1、光源が230W、光源寿命が標準で最大4,000時間、エコノミーで最大5,000時間、スマートエコで最大7,000時間。画面サイズは80~100型で、アスペクト比が16:10、投写距離が87インチで約0.34m、対応解像度が640×480(VGA)~1,600×1,200ドット。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。投写位置は正面 / 天井正面 / 背面 / 天井背面。10W+10Wのスピーカーを搭載し、縦方向のみマニュアルで±40度の台形補正が可能。本体サイズはW288×D201×H373mm、重量は約5.0g。
2015年06月17日日本エイサーは4日、ビジネス向けプロジェクタとして、シールドエンジン設計を採用する「X133PWH」、「X123PH」、「X113PH」の3モデルを発表した。6月5日から発売する。価格はオープン。○X133PWH「X133PWH」は、3,100ルーメンの明るさを持つビジネス向けプロジェクタ。埃を嫌う重要パーツ部位に、ダストシールドを設けた「シールドエンジン設計」を採用する。1,280×800ドットでの投影に対応し、オプション3Dメガネを使うことで3D映像の視聴も可能。「PINセキュリティ機能」では、電源投入時にパスワード入力が必要になる。投影終了後に、本体の電源を切らずに電源コードを抜いても安心な「インスタントパック機能」や、電源を切っても2分以内に投影を再開できる「インスタントレジューム機能」、映像入力信号がない場合に自動で電源を切る「 オートシャットダウン機能」など、電源まわりに関する機能が豊富。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1,280×800ドット、輝度が標準で3,100ルーメン(ECOモード:2,480ルーメン)、コントラスト比が13,000:1。ランプ交換時期は標準で5,000時間、ECOモードで6,000時間、ExtreamECOモードで10,000時間。投写画面サイズが27~300インチで、投影距離が1~10m。アスペクト比が16:10 / 16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット。レンズは明るさがF2.5~2.6、焦点距離が21.86~24mm。ズームとフォーカスは手動。映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は手動で垂直方向のみ±40度の補正が可能。リモコンが付属し、本体サイズはW314×D223×H93mm、重量は2.5kg。○X123PH「X123PH」は、1,024×768ドットでの投影に対応するモデル。基本機能や仕様は「X133PWH」に準ずる。主な相違点は、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、投写画面サイズが23~300インチで投影距離が1~11.9m、アスペクト比が16:9 / 4:3、レンズの明るさがF2.41~2.55、焦点距離が21.79~23.99mmなど。○X113PH「X113PH」は、800×600ドットでの投影に対応するモデル。そのほかの基本機能や仕様は「X123PH」とほぼ共通。
2015年06月04日日本エイサーは21日、フルHD対応の短焦点プロジェクタ「H7550ST」と「H6517ST」の2機種を発表した。「H7550ST」では1.5m、「H6517ST」では1.1mの距離から100インチのスクリーンに投影できる。価格はオープンで、店頭予想価格は「H7550ST」が税別130,000円前後、「H6517ST」が税別100,000円前後。22日より発売する。○H7550ST最短投影距離0.9mの短焦点プロジェクタ。3D対応のHDMI1.4a端子を搭載しているため、3D対応の機器、コンテンツ、オプションの3Dメガネを用意すれば3D映像が楽しめる。また、2D映像をリアルタイムに3D映像に変換できる「2D to 3D変換機能」を搭載している。天板内部にMHL対応HDMI端子とmicroUSB端子を搭載し、Chromecastのような小型のメディアストリーミング端子を接続したまま収納することができる。また、Bluetoothオーディオモジュールを内蔵し、接続中の再生機器の音声を、本製品を通じて外部のBluetooth対応デバイスとBluetooth接続できる。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1080p(1,920×1,080ドット)、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、コントラスト比が16,000:1。ランプ交換時間は標準で4,000時間、ECOモードで6,000時間、Extreme ECOモードで8,000時間。投写画面サイズが54~300インチで、投影距離が0.9~4.6m、アスペクト比が16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット(WUXGA)。レンズは明るさがF2.6~2.78、焦点距離が10.20~11.22mm。映像入力インタフェースはHDMI×2(MHL対応HDMI×1)、ミニD-Sub×1、コンポジット×1、S-Video×1、コンポーネント×1。10W+10WのDTS / Bluetooth対応スピーカーを搭載し、映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は垂直方向のみ±40度の補正が可能。本体サイズはW357×D241×H98mm、重量は3.4kg。○H6517ST最短投写距離0.5mの短焦点プロジェクタ。H7550STと同じく3D映像が楽しめるほか、MHL対応のスマートフォンと本体をケーブルで接続すると、スマートフォンの表示内容を大画面で投影できる(市販のMHLケーブルが必要)。主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が1080p(1,920×1,080ドット)、輝度が標準で3,000ルーメン(ECOモード:2,400ルーメン)、コントラスト比が10,000:1。ランプ交換時間は標準で4,000時間、ECOモードで6,000時間、Extreme ECOモードで8,000時間。投写画面サイズが45~300インチで、投影距離が0.5~3.3m、アスペクト比が16:9 / 4:3。対応解像度は640×480(VGA)~1,920×1,200ドット(WUXGA)。レンズは明るさがF2.8、焦点距離が7.42mm。映像入力インタフェースはHDMI×2(MHL対応HDMI×1)、ミニD-Sub×1、コンポジット×1。2W×1のスピーカーを搭載し、映写モードはフロント / リア / フロントセイリング / リアセイリング。台形補正は垂直方向のみ±40度の補正が可能。本体サイズはW314×D223×H93mm、重量は2.5kg。
2015年05月21日