舞台『黒蜥蜴』の公開ゲネプロが8日、東京・日生劇場で行われ、中谷美紀、井上芳雄、相楽樹、朝海ひかる、たかお鷹、成河が登場した。同作は、江戸川乱歩の探偵小説を三島由紀夫が1961年に戯曲化し、以来様々な俳優によって上演されている。稀代の女盗賊・黒蜥蜴と、名探偵・明智小五郎の勝負と愛の行方を描く。今回はデヴィット・ルヴォーが演出を務めた。体の線に沿った数々のドレスを身にまとった中谷の黒蜥蜴は、妖艶でありながらどこか可憐な佇まい。清廉さと大人の男性の色気を併せ持つ井上の明智小五郎、神経質で美しい部下・雨宮を演じた成河とともに『黒蜥蜴』の世界を創り上げた。「ルヴォーさん主催の演劇学校に、出演料を頂戴して通わせていただいたような、充実したお稽古」と振り返る中谷は、9日の初日を前に「少々緊張している」という。「井上芳雄さんをはじめとする共演者の皆さんの言葉に耳を傾け、表情を見逃さず、心と心の対話を最も大切に演じたいと思います」と意気込んだ。さらに中谷は「高尚なものと低俗なもの、喜劇と悲劇、美しいものと醜いもの、愛と憎しみ、エロスとタナトス、相反する2つの世界が混じり合い、拮抗し合う三島ワールドをぜひご覧いただきたいです」と語った。井上は「悲しいほどに美しい美紀さんの黒蜥蜴とご一緒できるのも光栄です」と喜びを表す。「きっと今まで見たことのない、でも、心の奥ではどこか知っていた愛の世界がそこにあるはずです!」とアピールした。「不思議と緊張もなく穏やかな気持ちです」という成河は、「想像力を刺激するシンプルで力強い演出」が見所と明かす。「デヴィット・ルヴォーの美意識が行き届いた、演劇ならではの『空間の使い方』に是非注目して欲しいと思います」とコメントを寄せた。東京公演は日生劇場にて9日〜28日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて2月1日〜5日。
2018年01月08日Foggy Forest | 1992 | Showa Kinen Park, Tachikawa, Japan (Permanent Installation) Photo: Shigeo Ogawa銀座メゾンエルメス フォーラムにて12月22日から、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催される。アーティストの中谷芙二子は1933年札幌生まれ。初期の絵画制作を経て、1966年にニューヨークで結成された芸術と科学の協働を理念とした実験グループ「E.A.T.(Experiments in Art and Technology)」に参加。1970年の大阪万博にて人工霧による『霧の彫刻』を発表して以降、“霧のアーティスト”として名を馳せ、世界各地で人工霧を用いた環境彫刻、公園、インスタレーション、パフォーマンスなどを手掛けている。父の中谷宇吉郎は、雪氷学の基礎を築いた日本を代表する実験物理学者。1932年から雪の結晶の研究を開始し、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくることに成功した。「雪は天から送られた手紙である」「氷のことは氷に聞かないと分からない」といった言葉でも知られており、科学の真理を大自然との協働作業の中に見出した彼の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる娘・芙二子に強く影響を与え続けている。今回の展覧会では、晩年の宇吉郎が雪氷研究に打ち込んだ地「グリーンランド」をタイトルに掲げ、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立てた室内での“霧の実験”に挑む。会場では中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、時を隔てて撮影されたグリーンランドや日本各地での写真など、二つの才能と好奇心あふれるチャレンジ精神が交錯した作品の数々を展示。常に変化していく自然や環境を観察・記録し、再生する過程そのものを大きな営みとして捉えた2人による、世代を跨ぐ対話を楽しむことができるはずだ。【展覧会情報】「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展会期:12月22日〜2018年3月4日会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座 5-4-1 8F時間:月〜土曜 11:00〜20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00〜19:00 (最終入場18:30)不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる入場無料
2017年12月01日女優の中谷美紀(41)が多忙を極めている。 今月21日から放送される連続ドラマ「片想い」(WOWOW)で主演を務める中谷。直木賞作家・東野圭吾氏(59)のベストセラーをドラマ化したもので早くも期待の声が上がっている。また今後は年明け1月9日に初日を迎える主演舞台「黒蜥蜴」の稽古も。東京と大阪で2月初めまで公演をこなす予定だ。 「『片想い』で性同一性障害の役柄を演じる中谷さんは、髪を15センチカット。少しでも“男らしさ”を際立たせようと、これまであまり取り組まなかった筋トレにも挑戦しています。また徹底的な食事制限で体を鍛え上げるなど、相変わらずのプロ意識の高さです。うちのドラマは初主演でしたが、みんなに気を遣ってくれて。スタッフからの人気も高いですね」(WOWOW関係者) 中谷は15年7月いっぱいで大手芸能プロを退社。その後は個人事務所で活動をスタートさせ、16年4月クールには連続ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)で主演を務めた。同月からは主演舞台「猟銃」の公演を約2カ月間。同年10月クールの連続ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)にも出演し話題を呼んだ。 まったく仕事が途切れることがなく、“業界人気”の高さをうかがわせる中谷。報道陣の評判も上々のようだ。 「実はいつも中谷の会見に行くと、本人からの“おもてし”が用意されているんです。今月1日に都内で行われた『片想い』の会見では中谷さんがCMに出演するメーカーのペットボトルのお茶、それに羽田空港のおみやげとして有名な『焼肉チャンピオンロール』が配られました。そのほかわざわざ会社にまで贈り物を届けてくることも。その気配りに、報道陣からも『凄すぎる』と絶賛の声があがっています」(会見を取材したカメラマン) 人気の陰にはその演技力に加えて、細やかな気配りもあるようだ。
2017年10月04日WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」の完成披露試写会が1日(日)都内で行われ、主演の中谷美紀、共演の桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、永田琴監督が出席。国仲さんは第2子妊娠発表後初の公の場となる。夫で俳優の向井理との間に第2子を宿したことを先月25日に発表した国仲さんは、イベント終了時に集まった報道陣から妊娠についての声がけを受けるも、特に語ることなく幸せそうな笑みを浮かべて会釈し、会場を後にした。同ドラマは、作家・東野圭吾のジェンダーを題材にした小説を原作に、性同一性障害の主人公・美月(中谷)と、美月が引き起こした事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たちの苦悩を描く。中谷さんと濃厚キスシーンに挑んだ国仲さんは「台本を読んだときからドキドキして、どうやって撮影をするのか、受け身なのか、それともこっちからいくのか、当日までそのことが頭にあった」と自身初の同性キスに緊張。中谷さんとのキスの感想を聞かれると「すごいなんか、優しさに包み込まれるような…いまふり返ってもドキドキ」と顔を赤くしていた。一方の中谷さんは、女性とのキスシーンはこれで3度目といい「最終的な目標は国仲さんを惚れさせること。旦那様の向井理さんから奪い取ることが目標だった」と慣れたもので「キスシーンは無我夢中。必死で歯磨きをしてミントやフレグランスを使って涼子に嫌われないように…。でも最も長いキスシーンを国仲さんと演じられて光栄だった」と嬉しそうだった。WOWOW「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」は、10月21日(土)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月01日東野圭吾最大の問題作を主演・中谷美紀で初映像化するWOWOW「連続ドラマW東野圭吾『片想い』」から、中谷さん演じるトランスジェンダーの主人公の衝撃告白を収めた予告編とポスタービジュアルが到着。さらに、和田正人、中村アン、田中要次、秋吉久美子ら計11名のキャストが発表された。スポーツライターの西脇哲朗(桐谷健太)は、大学生時代に所属していたアメリカンフットボール部のマネジャー・理沙子(国仲涼子)と結婚したが、夫婦仲はうまくいっていない。ある日、哲朗は早田幸弘(大谷亮平)、須貝誠(和田正人)ら男性チームメートと同窓会を開いた帰り、須貝と2人で忍び込んだ大学のグラウンドで、部のマネジャーだった日浦美月(中谷美紀)に遭遇する。異様な雰囲気を醸し出す美月の口からは「人を殺した」という衝撃の言葉が…。さらに性別違和を告白する美月は、男としてクラブでバーテンダーとして働き、ホステスの佐伯香里(中村アン)につきまとう客を人目のない所で殺したというのだ。最初は絶句した哲朗たちだが、アメフト部の元部員で美月の元恋人、中尾功輔(鈴木浩介)も交え、美月を守ろうと決意する。そんな折、美月が失踪。哲朗は美月を捜すうちに、次々と苦悩に満ちた事実に直面する――。累計発行部数100万部を突破するベストセラー作家・東野圭吾の同名小説を、初めて映像化した本作。性別違和を抱え、殺人を犯したという難役を中谷さんが熱演、さらに大学時代のアメフト部の仲間として、桐谷さん、国仲さん、大谷さん、鈴木さんという豪華な顔ぶれが発表されていた。そして今回、元アメフト部員役の和田さんをはじめ、ホステス役に挑んだ中村さん、高月彩良、眞島秀和、赤堀雅秋、酒井美紀、丘みつ子、田中要次、秋吉久美子、田中泯、橋爪功の実力派キャストの出演が明らかになっている。大学時代は、ポジション:キッカーを務め、現在は保険会社に勤務する須貝誠役を演じた和田さんは、「人を想うという純粋な心の在り方を、底辺から覆されるほどの、人の愛の深さを感じさせられるドラマです」と本作のテーマに言及、自身の役柄に照らし、「視聴者目線の役柄です。僕の役に寄り添って観ていただけることで、よりこの作品の深みを感じられると思います。素直な気持ちで最後まで楽しんでください」とアピールする。届いた予告編では、殺人事件の現場が映し出された後、哲朗に「人を殺した」と告白する美月の衝撃のシーンからスタート。続けて、「俺はいま男として生きている」「物心ついた頃から俺は自分のことを男だと思っていた」と自らの性別違和を明かし、戸惑うアメフト部時代の仲間、哲朗と理沙子、須貝の様子も映し出されている。同じくアメフト部時代のチームメイトで、現在は新聞記者の早田が件の殺人事件の取材を開始。そして、美月のかつての恋人・中尾の姿も描かれている。また、美月が感情が抑えられなくなり、大学生時代から想いを寄せていた理沙子を後ろから抱きしめキスをする、ドキッとするシーンも…。美月の告白によって生じた、仲間を想う気持ちと現実との葛藤、そして東野ミステリーの真骨頂ともいうべき予測不可能で緻密なミステリー要素も存分に描かれ、期待が高まる予告編となっている。「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」10月21日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送開始(※全6話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月12日ベストセラー作家・東野圭吾作品を中谷美紀主演でドラマ化することで話題を集める、異色のヒューマンミステリー「連続ドラマW 東野圭吾 『片想い』」。このほど、主人公の学生時代のチームメートとして、桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介の実力派俳優の出演が明らかになった。スポーツライターの西脇哲朗(桐谷健太)は大学生時代に所属していたアメフト部のマネジャー・理沙子(国仲涼子)と結婚したが、夫婦仲はうまくいっていない。ある日、哲朗は早田幸弘(大谷亮平)ら男性チームメートとの同窓会帰りに忍び込んだ大学のグラウンドで、部のマネジャーだった日浦美月(中谷美紀)に遭遇する。異様な雰囲気を醸し出す美月は「人を殺した」という衝撃的な言葉と、自分が性同一性障害であることを告白した。美月が男性バーテンダーとして働く、クラブのホステスにつきまとう客を殺したというのだ。最初は絶句した哲朗らだが、アメフト部の元部員で美月の元恋人、中尾功輔(鈴木浩介)も交え、 美月を守ろうと決意する。そんな折、美月が失踪。哲朗は美月を捜すうちに、次々と苦悩に満ちた事実に直面する――。WOWOWドラマ初主演となる中谷さんが、性同一性障害の主人公というかつてない役を演じるということで、話題を呼ぶ本作。主人公・美月と学生時代にアメフト部のチームメートとして同じ時間を過ごした仲間たちを、映像作品に舞台に活躍めざましい4人の名優が演じることが明らかとなった。桐谷さんが演じるのは、現在はスポーツライターで、アメフト部でのポジションは花形のクォーターバックだった西脇哲朗役。また、西脇の妻でフリーカメラマン、美月が思い寄せていた西脇理沙子役に国仲さん。チームではタイトエンドを務め、現在は新聞記者の早田幸弘役には大谷さん。かつてはランニングバックで美月の恋人であり、いまでは大手食品会社重役の娘の婿養子・中尾功輔役には、鈴木さんという実力派が集結。物語を牽引する哲朗役を務める桐谷さんは、本作について「大学時代のアメフト部仲間との友情物語でもあるし、そこからミステリーになり、仲間をとるのか、自分の想いをとるのか、そこは見ていて楽しいと思います」と見どころをコメント。まだ自身も「結末を知らない」ままで撮影に臨んでいるとのことで、見ている方と一緒に楽しめたら、と語っている。15年の時を経て明かされた美月の姿を、かつての仲間たちはどう受け止めたのか。そして美月が告白した殺人事件の真相とは…?徐々に全容が明らかになりつつある本作の続報を楽しみにしていて。以下、本作台本を読んだときの印象を語るキャストコメントが到着した。■桐谷健太結末を知らない状況で読んでいて、物語がどのように進んでいくのかわからなかったので、すごく興味が湧きました。■国仲涼子最近「性同一性障害」が身近になっていると思っていて、すごくいい題材だなと思いました。 ミステリーだけでなく、それぞれの登場人物の「心と心のぶつかり合い」がリアルだなと思いました。 性別は関係なく、人を想うことをすごく感じました。■大谷亮平ずっとスポーツをやっていたので、共感できる部分があるなと思うところがあります。桐谷さん演じる哲朗との シーンを通して、芝居をしながら昔から抱えていた嫉妬や憧れの気持ちが増してきていると感じています。■鈴木浩介頭にスイスイ入ってくる台本だなと思いました。会話をこれだけ丁寧に書いている脚本はなかなかないと思います。 心の機微が丁寧に描かれていて、説明的なセリフが少ない印象です。「連続ドラマW 東野圭吾 『片想い』」は秋、WOWOWにて放送(全6話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月07日連続ドラマWにて今秋放送予定の「片想い」で“性同一性障害”の主人公を演じることが決定している女優・中谷美紀が、6月18日(日)放送のWOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションWカメラを持ったミューズ~インド映画 撮影監督・中原圭子~」にてナレーションを務めることが分かった。今回番組では、インド映画界で活躍する撮影監督・中原圭子に密着。年間映画製作本数が1,200本以上というインド。映画産業の拠点都市ムンバイは、ハリウッドをもじって“ボリウッド”と呼ばれている。そんなボリウッド唯一の外国人女性カメラマンが中原さんだ。日本でインド映画といえば、ダンスシーンの印象だが、いまはシリアスなヒューマンドラマの人気が高く、彼女は女性ボクサーの伝記映画『Mary Kom』(原題)で一躍人気撮影監督に。インド映画のトレンドにこたえる、中原の真骨頂である自然光を活用した繊細な映像と、20kgを超えるカメラを担いで俳優の間を動き回る撮影手法が彼女の武器だが、一方で人気撮影監督になったいまでも、彼女はインド映画界で外国人女性というマイノリティー。そんな激しく移ろう時代の変化にさらされながらも、日本人らしいしなやかさと女性独特の感性でボリウッドを支える“ミューズ”として輝く、中原さんの創作現場に今回本番組が密着した。そんな本番組のナレーションを務めるのが、3か月以上インドを単身で旅した経験を持つ中谷さん。ナレーションを録り終えた中谷さんは、「同じ映画界に携わる者として感銘を受けました。芝居を撮ろう、ストーリーを表現しようという中原さんの姿勢、佇まいが美しくて、惚れ惚れしてしまいました。そんな素敵な姿が、視聴者の方にも伝わるようナレーションに臨みました」と番組の感想を語る。また、十数年前にインドを単身で旅した際のエピソードをまとめた著書では、日本にはない混沌とした姿に魅力を感じているが、「インドは仕事をする場所ではない」と感じていたという。実際にインドで撮影をした際には、「エキストラが長時間の撮影に飽きてしまって、昼食後に撮影現場に戻って来ると数人帰ってしまっていた」という経験もしたそう。そんな日本では考えられないような出来事が日常的におこるインドで、中原さんがプロフェッショナルとして働く姿は印象的だったと話し、「インドにおいて出身や立場で越えられない壁がまだ残っていますし、またボリウッド映画では振付家の意見がものすごく尊重されている。でもそんな環境を変えたいと思っている監督が、撮影現場で中原さんに『君はどうしたいんだ、何を撮りたいんだ』と問われていたのが印象的で。女性であれ、外国人であれ、日本人であれ、そんなことは関係なくみんなが平等にものを作るもの同士として扱われていた。それだけ中原さんに魅力、腕があって、皆さんに愛されているからこそ信頼するスタッフが集まってくるのだと思いました」とコメント。そして「何か新しい扉を開くきっかけになる」と本番組について話す中谷さん。「きっとこの番組をご覧になる方も、どんな職業に就いていらしても、自分はこのままでいいのか、本当はほかにやりたいことがあったのかなとか、新しいことにチャレンジしてみたい方ですとか様々な方がいらっしゃると思います。そんなみなさんも中原さんを見て、新しい扉を開くきっかけになったらいいですね」と語った。特集:映画を彩る匠たち「ノンフィクションWカメラを持ったミューズ~インド映画 撮影監督・中原圭子~」は6月18日(日)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月14日ベストセラー作家・東野圭吾の“ジェンダー”を題材にした傑作長編ミステリー「片想い」が、WOWOWで今秋ドラマ化されることがこのほど決定。女優・中谷美紀が、WOWOWドラマ初主演で性同一性障害の主人公を演じる。2017年夏。大学時代、ともに汗を流したアメリカンフットボール部の仲間たちとの同窓会の帰り。エースQB(クオーターバック)西脇哲朗たちの前に現われた元女子マネージャー・日浦美月(中谷美紀)は、衝撃の告白をする。「オレは、人を殺した」。性同一性障害で、いまは男として生きている、そして、人をあやめてしまったと。困惑する哲朗たちだったが、輝いていた青春時代を、その仲間を守ろうと奔走する。事件はなぜ起きてしまったのか?真相にたどり着こうとする中で、次々と明らかになっていく苦悩に満ちた事実。果たして、最後に訪れる美月の、哲朗たち仲間の決断とは?そして“片想い”の意味とは――。WOWOWではこれまでにも「宿命」「幻夜」「カッコウの卵は誰のもの」など多くの東野圭吾作品をドラマ化してきており、今回が6作目。本作は、東野作品の中でも異色のヒューマンミステリー。事件、謎解き、絡み合う人間ドラマ…東野ミステリーの真骨頂とも言うべき予測不可能で緻密な展開に加え、性同一性障害の主人公・美月 と、事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たち。30代半ばを過ぎ、“恋愛”“結婚”“仕事”… 何かにつまずき、行き詰まり、誰もが「自分らしく生きたい」と願う彼らの青春群像劇でもある。主演の中谷さんが演じるのは、アメフト部の元女子マネージャー・日浦美月。実は性同一性障害で男性の心を持っているが、周囲にはその事実を隠して生きてきた人物。かつては理沙子(西脇哲朗の妻)に恋をしていたことも。しかしその後は結婚をし、子どもも授かったものの、男性の心のままであることに変わりはない。現在は銀座のクラブ「猫目」で、“神崎ミツル”の名前で男として働いているという役どころだ。藤原麻知プロデューサーは「卓越した表現力、センシティブな演技、男性女性どちらからも愛されるスター性を持った女優であるということ。美月という複雑な主人公を演じられるのはこの人しかいない」「中谷さんに断られたらこの企画は実現しなかった」と中谷さん以外ありえなかったと話しているが、中谷さんは初の東野作品参加に「諸手を挙げてというよりは、むしろ大変な役目を背負ってしまい、狼狽しております。美月という自らの生まれた性別に違和感を抱く人物の生きづらさを丁寧に描きつつ、スリリングなサスペンスでもあり、仲間たちの深い友情の物語でもあり、大人のための上質なエンターテインメントとして読み応えがあったと同時に、演じる側としては大変ハードルの高い作品だったため、恐れおののきました」と心境を語っている。また、今回の出演に当たり、役柄に近づけるために筋力トレーニングを実施し、さらに髪の毛をバッサリと15cmカットし臨む。「まずは、男らしさを追求しつつも、美月の台詞にもある『どんなにあがいても本物にはなれない』という悲哀を表現できたらと思います。また、美月と同じ悩みを持つ方々がご覧になった際に、ご自身を受け入れ、認めるための後押しとなるような作品になるよう願っています」とコメントし、「現場で理沙子(美月が恋した女性)を熱い視線で見つめるうちに、もう女性に戻れなくなってしまうのではないかと、 少々心配にはなりますが、素晴らしい映像とともに、展開の読めないスリリングなサスペンスをお届けしますので、ぜひご覧いただけましたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。「連続ドラマW 東野圭吾 『片想い』」は2017年秋、WOWOWにて放送予定(全6話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年05月22日女優の中谷美紀(41)が今秋放送のWOWOW「連続ドラマW東野圭吾『片想い』」に主演し、性同一性障害の女性役に挑むことが一部スポーツ紙などで報じられた。 同作で中谷が演じるのはアメリカンフットボール部の元マネジャーで、家出して銀座のクラブで男として働く主人公。役づくりのため筋トレに取り組み、髪を15センチカットしたという。 「何の役でも手を抜かずに全力で取り組む。長年その姿勢を貫き、『もう一度一緒に仕事をしたい』と思う裏方が多い」(テレビ局のドラマ班スタッフ) 中谷は15年7月末で長年所属していた大手芸能プロを退社し個人事務所を設立。独立によって一時期的に仕事が減ってしまうタレントが多いなか、中谷の仕事のペースは独立前とまったくかわらず。 ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)、「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)、舞台「猟銃」、「黒蜥蜴」など途切れることがなく仕事が舞い込んでいる。そこには、納得の理由があるというのだ。 「一緒に仕事をしたり自分を取材してくれた人に対して、とにかく対応が手厚いんです。礼状から始まり、その人の会社に高級食材と届けるなど、忙しいにもかかわらず細かな気配りができる人です。独立後は取材に来た報道陣全員に贈り物をするのは当たり前。そんな評判が広がり、今や業界内で指折りの『使いたい女優』になっている」(芸能デスク) 昨年秋には、ウィーンでビオラ奏者を務めるドイツ人のティロ・フェヒナー氏(48)との熱愛報道も。公私ともに順調なようだ。
2017年05月22日三島由紀夫が残した最高傑作戯曲の一つ「黒蜥蜴」が、来年1月より上演されることが決定。主演“黒蜥蜴”役には中谷美紀、“明智小五郎”役には井上芳雄を迎えることも明らかになった。世界的宝石商・岩瀬庄兵衛は、愛娘・早苗の誘拐と岩瀬家の秘宝「エジプトの星」強奪を予告する女盗賊・黒蜥蜴に怯え、探偵・明智小五郎に警護を依頼した。岩瀬父娘は大阪のホテルに姿を隠したが、隣室には岩瀬の店の顧客、緑川夫人が泊っていた。実は彼女こそ黒蜥蜴だったのだ。黒蜥蜴は部下の雨宮を使って早苗をまんまと誘拐したものの、明智は機敏な処置で早苗を奪い返したのだった。それから半月後、厳重な警備が敷かれた岩瀬邸から、早苗が忽然と姿を消した。黒蜥蜴が家政婦ひなの手引きで、再び早苗を誘拐した。明智が駆けつけたとき、早苗と引換えに、「エジプトの星」を持参せよ、という紙が残っているきりだった。指示通り岩瀬は「エジプトの星」を黒蜥蜴に渡したが、早苗は戻らなかった。黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられていた。一方、そんな黒蜥蜴にひそかに恋焦がれている雨宮は、黒蜥蜴が明智を恋していることに気づき、嫉妬を感じる。その頃明智は、一度は黒蜥蜴の手にかかって殺されたと見せかけ、部下の一人に変装して本拠地に忍び込んでいた。彼もまた、純粋な美に生きる黒蜥蜴に恋していた。黒蜥蜴を捕える自信はあったが、世間の秩序の彼方に己れの倫理と美意識を築きあげている彼女を、一番深く理解し愛しているが故に葛藤する明智。本拠地には人間剥製の美術館があった。早苗もその一つに加えられようとしていた…。「黒蜥蜴」は、美貌の女盗賊“黒蜥蜴”と名探偵“明智小五郎”が繰り広げる耽美と闇の世界。怪奇小説を世に送り出した江戸川乱歩の傑作を、三島由紀夫が戯曲化した究極のエンターテインメントだ。今回主演の“黒蜥蜴”役には「ケイゾク」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」など様々なドラマや映画に出演する中谷さん、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵“明智小五郎”役にミュージカル界で活躍し、「わたしを離さないで」や、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などドラマ出演も増えている井上さんが決定。さらに演出は、日本でも「テレーズ・ラカン」や「ナイン」、「ETERNAL CHIKAMATSU」など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォーが担う。今回の出演にあたって中谷さんは、「三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました」と出演決定理由を語り、ルヴォー氏演出だということで参加を決めたと言う井上さんは、「過去に『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~』での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、来日するたびに顔を見せに行き、『いつかまた一緒にやりたい』と言い続けてきました」と今回は念願の出演だと語っている。ルヴォー氏が1988年の初来日以来、日本で演出をし続けたいと願い、日本に魅了されている理由を、三島由紀夫作品と歌舞伎に出会ったことだと話す。黒蜥蜴についてルヴォー氏は、「まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主」、明智小五郎についても「完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています」と語っており、中谷さんと井上さん共に相応しい役どころだとコメントしている。舞台「黒蜥蜴」は2018年1月より日生劇場(東京)、2月上旬より梅田芸術劇場メインホール(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年02月06日渡部篤郎さんと中谷美紀さんや加瀬亮さんと戸田恵梨香さんのように、理想的なカップルと思われても別れが訪れてしまった二人。それは個々の性格ゆえなのでしょうか。それとも組合せや時期の問題?相性を掘り下げるのにぴったりな「宿曜占星術」でそれぞれのカップルの相性を占ってみたところ、意外な別離の真相が見えてきて…。今回は相性と結婚の行方を占いサイト「魔性の宿曜」監修者である宇月田麻裕先生に3組のカップルをじっくり占ってみていただきました!■長い時間を一緒に過ごす相手としては…渡部篤郎さん(1968年5月5日)×中谷美紀さん(1976年1月12日)渡部篤郎さん(1968年5月5日)は「張宿」、中谷美紀さん(1976年1月12日)は「井宿」。相性は「危成の近距離」です。この二人に関しては、宿の特徴というよりも、相性のほうに破局した原因があります。この相性は、異なる価値観など、"交わらないこと"が多い相性なのです。一緒にいたとしても、最初のうちはそれを新鮮に感じられるものの、次第に違和感を覚えたり、長い時間を一緒に過ごす相手としてはどうだろうか?という疑問が湧き上がってくるのです。ただお互いに俳優同士ということもあり、忙しいときには会える時間が少なくなり、その結果、それが幸いして、濃い関係ではなく曖昧な関係により交際が長続きしていたのでしょう。ただし、それがいざ結婚ということになると、現実問題が浮上します。不一致を感じることが多くなり、一緒にいることすら意味がなくなっていってしまうのです。そんな理由により、渡部さんは、結婚をするならば、中谷さんではないと判断したのかもしれません。中谷さんのほうは、この相性ゆえに、結婚をして家庭に入るという決断がつかなかったといえます。■男女逆転していたなら結婚もあったかも?国分太一さん(1974年9月2日)×aikoさん(1975年11月22日)国分太一さん(1974年9月2日)は「壁宿」、aikoさん(1975年11月22日)は「星宿」。相性は、「友衰の遠距離」。この二人の場合には、音楽を通じて楽しみを分かち合える関係になります。ただし「遠距離」の相性なので、密な時間を過ごせたのは、出会ったころ、恋が盛り上がっていたころまでといえるでしょう。次第に友達関係のようになり、友達以上恋人未満のような状態が持続していきました。aikoさんの星宿は、自分の夢に向かって粘り強く突き進んでいく人。「まだまだ仕事で実績を残したい。夢を叶えたい」という気持ちが強く、結婚へと踏み切れなかったのではないでしょうか。国分さんはそれを支えてサポートをしていく壁宿なのですが、アイドルということもあり、それを上手く生かせない環境にありました。もしこの関係が男女逆転していたならば、結婚という現実があったのかもしれません。■戸田さんと加瀬さん、それぞれの2016年の運気がポイント加瀬亮さん(1974年11月9日)×戸田恵梨香さん(1988年8月17日)加瀬亮さん(1974年11月9日)が「角宿」、戸田恵梨香さん(1988年8月17日) は「氐宿」。相性は、「友衰の近距離」です。趣味などを共有できるので、友人や恋人関係としては大変いい相性です。加瀬さんの角宿は、"遊楽宿"の一つで、角という漢字に反するように、とっても社交的。遊んだり人を楽しませるのに秀でています。恋愛面でも大変モテるタイプ。戸田さんは、パワフルで人を喜ばせる能力に長けています。そんな二人なのと、友衰という相性もあり、楽しい時間を過ごせていたことは間違いありません。では何故、破局してしまったのでしょうか。戸田さんの2016年の運気は「衰」。持ち前のパワフルさが失われています。加瀬さんは「危」で、異性問題を引き起こしやすい年です。また、環境も不安定でしょう。年の後半になるにつれて、それが顕著になるため、二人の間で異性問題が発生した可能性があります。また仕事をしていく上で、二人の関係において、心身が不安定になっていたこともあります。その結果、次第に恋愛面でパワーダウンしていったのでしょう。どんなに素敵に見える恋人同士にだって、それぞれの状況やタイミングで別れが訪れる可能性はありますよね。自分と好きな相手との関係性がどんなものかを理解していれば、上手に回避もできるのかもしれませんが…。恋人や気になる彼との深い相性や恋の行方を占いたいなら、モバイルサイト「魔性の宿曜」がオススメです。監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリー®を設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍中。読売新聞日曜版連載、日本テレビ系列「ズームイン!!SUPER」(あかさたな占い)レギュラー出演。
2016年11月30日宮部みゆきの大ベストセラー小説を14年ぶりに映像化するドラマ「模倣犯」が、9月21日(水)今夜と22日(木)の2夜連続で放送される。主演には中谷美紀、そして坂口健太郎が自身初の“悪役”となる「ピース」こと網川浩一を演じる。“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われる宮部さんの原作は、2002年に映画化された際には「SMAP」の中居正広が“ピース”を熱演、大きな話題となった。今回は14年ぶりの映像化にして初TVドラマ化となり、前後篇という構成での放送となる。ドラマでは時代設定を現代に置き換え、未曽有の連続誘拐殺人事件を、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人など、多くの視点から重層的に描くという。ストーリーは史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷さん)、第一発見者の少年・塚田真一(濱田龍臣)、そして孫娘を殺された有馬義雄(橋爪功)は、それぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人…。だが、やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか?女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは…というもの。『ヒロイン失格』では学校イチのモテ男、朝ドラ「とと姉ちゃん」では“植物オタク”の学生、「重版出来!」では気の優しい出版社営業マンと、これまで“優しい”キャラクターを演じることが多かった坂口さん。「『模倣犯』も高校生の頃に読ませていただいていて、網川、ピースという物語での重要人物のことは記憶にありました」という坂口さん。ピースについて「心の闇、深さを考えていると、いままで演じてきた役の中で一番寄り添えない役でした」と明かし「ピースは色々な“悪役”の要素を沢山持っているので、色々な見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の“網川”を探しながら演じました」と自身が演じたピース像について語っており、坂口さんがどんなピースを作り上げたのか、放送が楽しみだ。ドラマスペシャル宮部みゆきサスペンス「模倣犯」前篇は9月21日(水)21時~、後篇は9月22日(木・祝)21時~テレビ東京系列にて放送。(笠緒)
2016年09月21日女優・中谷美紀が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。中谷は「かねてより憧れておりました、宮部みゆきさんの傑作」と気合いは十分。作品について「被害者にも同情を覚えますし、加害者の悲しみも描かれているというのが、本作の醍醐味」と語り、豪華共演者についても「台本読みの段階から心が震えましたし、涙が出そうになりました」と絶賛した。特に清水について「また清水富美加さんに泣かされまして、大ファンになってしまいました」としみじみ振り返ると、清水は驚いた様子で「後でグミを差し上げます」と提案。中谷は「グミはいらないです」と強めに返しながら、「好きです。ファンです」と告白していた。一方清水は、中谷との撮影中印象に残った"肩なめ"シーンのエピソードを披露。肩のアップから他の出演者の表情に近づいていくショットを撮るため、スタッフから「肩を貸してください」と言われた中谷が「なんなりと」と、応えていたという。清水は「『なんなりと』って自然におっしゃられて、かっこいいな、美しいなと思いました」と説明し、「私もいつか『なんなりと』って言う女性になりたいなと思いました」と、憧れを表した。
2016年09月14日ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」の製作発表記者会見が9月14日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の中谷美紀、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳が登壇。中谷さんが坂口さんを絶賛した。同ドラマは、“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われる原作(宮部みゆき)の同名小説で、初のテレビドラマ化となる。映像化は、2002年に公開された映画『模倣犯』以来、14年ぶり。ドラマでは時代設定を現代に置き換えて、未曽有の連続誘拐殺人事件を、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人など、多くの視点から重層的に描く。事件を追うフリールポライターを演じる中谷さんは、「共演者のみなさまにおんぶに抱っこで」と謙遜しながらも、撮影を「緊張感との戦い」とふり返った。そんな中谷さんは、山本さんが共演者の坂口さんや満島真之介との劇中での関係性を「BLっぽい」と表現すると、「BLって何ですか?」と素朴に質問。山本さんが「…ボーイズ・ラブ」と答えると、さらに、「ボーイズ・ラブって何ですか?」と質問を炸裂させ、山本さんをたじろがせる一幕があった。また、同作で中谷さんと坂口さんは初共演を果たした。中谷さんのことをテレビや映画を通してしか知らなかったという坂口さんは、「強い女性に見えるときもあれば、柔らかい女性に見えるときもありますし」、「はかなく見えるときもあれば、すごく愛しく見えるときもあります」と印象を明かした。「大先輩の女優さんなのですが」と恐縮しながら、カメラが回っていないときにも多彩な表情を見せることが「不思議でした」と素直な言葉で表現。中谷さんは、「嬉しいです。『こうだ!』と決めつけられるのが実は苦手なので」とほほを緩ませた。一方、中谷さんは、坂口さんの印象を「ゆるキャラのようなふんわりした感じで、いまの流行りでは“塩顔男子”というらしいのですが、“のれんに腕押し”(=のれんを手で押すように手ごたえがない、という意味)みたいな感じなのかと思ったのです」と事前の印象を告白するも、「実はすごく情熱があって、芯がしっかりしていて」と絶賛。さらに、中谷さんは、坂口さんが年間会員になって映画館にひんぱんに通っているエピソードを紹介。「若い方でもこういう方がいらっしゃるのだなと思いまして、未来に希望が持てました」と感慨深そうにコメント。「いい映画がなかなか作られなくなっているので、そんな中、いい映画を観ようとわざわざ劇場まで行かれる方がここにいらっしゃった」とも。中谷さんは、「映画館に足を運んで下ったり、良質なドラマを見て下さる方が坂口さんを通して増えたらいいなと思いました」と坂口さんのますますの活躍へ期待を寄せた。ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は9月21日(水)22日(木・祝)の夜9時から2夜連続で放送。(竹内みちまろ)
2016年09月14日テレビ東京が新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として、中谷美紀を主演に迎えて贈る宮部みゆき原作のドラマ「模倣犯」。この度、満島真之介、山本裕典、清水富美加、吉田鋼太郎、濱田龍臣ら豪華な追加キャストが発表された。史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続誘拐殺人事件。比類なき知能犯に挑むルポライター・前畑滋子(中谷美紀)、第一発見者の少年、そして、孫娘を殺された老人。皆がそれぞれに苦しみながら、必死に事件に関わってゆく。そしてそんな事態を楽しみながら、被害者宅やテレビの生放送に向け、不敵な挑発を続ける犯人。が、やがて事態は急転直下。交通事故死した男の自宅から「殺人の記録」が発見される。男は本当に犯人なのか? 女性ルポライターが、少年が、老人が、辿り着いた意外な結末とは――!?いまなおミステリーファンを魅了し続ける宮部氏の代表作「模倣犯」を、初めてテレビドラマ化する本作。2002年に公開された映画『模倣犯』以来、14年ぶりの映像化となり、壮大なスケールで原作のもつ世界観を丁寧に表現するという。本作で、主人公の事件を追うルポライター前畑滋子を演じるのは、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」でのコミカルな役柄や、舞台での好演が記憶に新しい中谷さんだ。そして、滋子が出会うことになる、連続誘拐殺人事件の被害者の祖父・有馬義男役に、ドラマ・映画で活躍し続け、コミカルからシリアスまで幅広く演じるベテラン俳優・橋爪功が決定。橋爪さんは宮部氏の作品に出演するのは初めてだそうで「今回結構楽しみにしていたので、撮影していく中で、結構気を遣っていますよ。皆さんの演技の邪魔をしないようにね。変に芝居がかって突出するのも変だし、かといって豆腐屋のジジイ役だからといって、わざと地味に演るというのも…。そこの兼ね合いが難しいですね」と意気込みを語った。また、事件に巻き込まれる兄妹の兄・高井和明役に、テレビ東京開局50周年特別番組「永遠の0」ほか多くの舞台・映画で活躍する満島さん。和明の同級生・栗原浩美役には、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」「桜蘭高校ホスト部」ほか映画・舞台に出演し、昨年には初めて舞台の演出家としてもデビューした山本さん。和明の妹・高井由美子役には、NHK連続テレビ小説「まれ」や映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』での好演で人気急上昇中の清水さん。滋子と共に事件を追うことになる、連続誘拐殺人事件の第一発見者・塚田真一役には、子役時代から大河ドラマ「龍馬伝」、「怪物くん」と活躍している濱田さん。さらに、滋子の夫・前畑昭二役には、数多くの連ドラでの熱演、テレビ東京「ガイアの夜明け」のナレーションなどでお馴染みの杉本哲太。義男の幼馴染みで、何かと義男を気に掛ける木田隆夫役には、ドラマ24「東京センチメンタル」での好演が記憶に新しい吉田さん。義男の娘で、自身の娘が誘拐殺人事件に巻き込まれる古川真智子役には、日本語吹き替えを担当した『ファインディング・ドリー』が絶賛公開中の室井滋。前畑滋子を叱咤激励しながら、総合雑誌「サブリナ」で事件について原稿を書かせる編集長・板垣雅子役には、大河ドラマや民放ドラマでの怪演ぶりが話題となった高畑淳子。事件を追う警視庁捜査一課・武上悦郎刑事役には独特の存在感でドラマや映画で幅広く活躍する岸部一徳がそれぞれ決定。ちなみに、本ドラマ最大のカギを握る「ピース」役については、今後発表予定。六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は、テレビ東京系列にて、2016年放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年07月22日女優・中谷美紀がテレビ東京系ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス『模倣犯』(2016年放送)に主演することが28日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーが原作。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。事件を追うルポライター・前畑滋子を演じる中谷は、「宮部さんは、人間の美しい部分も醜い部分も見事に表現されるので、読んでいて、連続殺人事件の真相をのぞき見したくなるような自分の嫌な部分を突きつけられる気がします」と、原作の深さを讃えた。役柄については「事件が起こったときのテレビの視聴者だったり、新聞や雑誌の読者の方々に一番目線が近い存在」と表現し、「いち主婦が何かを覆してみるというところが、視聴者の皆さんも共感しやすいキャラクターではないかと…夫と共に婚家の工場に住んでいますし、思いっきり庶民派です」と、背景を説明した。そして、「この作品のもっとも愛すべきところは、凄惨な事件が繰り広げられるけれど、その一方で、市井のこつこつと生きている人々の日常をものすごくいとおしく描いているところ。そんな日常の尊さをお伝えできたらいいなと思っています」と意気込んだ。原作は14年前の作品だが、中川順平チーフプロデューサーは「時代設定も、ネットや携帯、SNSの発達した現代にアレンジ」と明言。さらに、「恐ろしい犯罪と立ち向かわざるを得なくなった時、人はいかにふるまい、どう、それを乗り越えていくのか。強烈なサスペンスはもちろん、何よりも、ごく普通の人々が持つ、勇気と希望の物語にしたいと考えます。ご期待ください」と視聴者にメッセージを送った。このドラマは、同局が今年、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾。キャスト陣に注目の若手からベテランまでを迎え、大型スケールでの特番となっている。
2016年06月28日中谷美紀を主演に、藤木直人、瀬戸康史、大政絢らキャストを迎え放送中の金曜ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度、6月10日(金)放送の第9話より、実力派女優・田中美佐子が友情出演する事が分かった。ドラマは、恋愛市場から取り残された「“美人・キャリア・アラフォー”の独身女」vs「毒舌恋愛スペシャリスト」が織り成す、スタイリッシュかつリアルなスパルタラブコメディ。中谷さん演じる主人公・医師で独身の橘みやびに対し、藤木さん演じる割烹料理店店主・十倉誠司が毎話言い放つ恋愛アドバイスが、毒舌だが的を得ていると話題の本作。また、瀬戸さん演じる年下男子・橋本諒太郎の“フェアリー”と称される掴みどころのないキャラクターも女性視聴者の間で人気を博している。5月27日に放送された第7話では、そんな諒太郎と喧嘩をしたみやびが、徳井義実演じる商社マン・桜井洋介から不意打ちでキスをされ終了。これもまた視聴者を驚かせたようだ。今回新たに出演が決定した田中さんが演じるのは、徳井さん演じる桜井の実姉・杉野由香里。TBSの連続ドラマ出演は、2011年の「生まれる。」以来、5年ぶりとなる。そんな田中さん演じる由香里は、既婚者で家事と息子2人の育児に奮闘中。桜井に家庭の苦労をつらつらと連ねては「結婚なんてしないほうがいい」とこぼすため、桜井の結婚願望が削がれた要因のひとつになっている。田中さんの出演にあたって、プロデューサー・新井順子は、「桜井の姉・由香里は、エベレスト男子の桜井をも超える“エベレスト女子”。『結婚』に向かって舟を漕ぎ出したみやびの前に突如現れ、みやびと桜井の心をかき乱していきます。ラストスパートに向けて物語を盛り上げてくれるのは、圧倒的なパワーを持ちながらも、とてもキュートな一面を持つ田中美佐子さんしかいないと思いオファーいたしました」と起用理由を語っている。“理想の相手との結婚”を目指すみやびにとって、結婚についての先輩である由香里は、果たして敵となるか、味方となるのか。最終回に向けて一体どんな展開になっていくのだろうか…。「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年06月01日女優の田中美佐子が、中谷美紀主演のTBS系ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00~)に友情出演することが1日、わかった。6月10日放送の第9話から登場する。同ドラマは、中谷演じる39歳のプライドの高いヒロイン・橘みやびと、藤木直人演じる割烹料理店の毒舌な店主・十倉誠司が織り成すスパルタラブコメディ。十倉が言い放つ恋愛アドバイスが、毒舌だが的を得ていると話題を呼んでいる。そして、第7話では、瀬戸康史演じる年下彼氏の橋本諒太郎とけんかしたみやびが、徳井義実演じる商社マン・桜井洋介から不意打ちでキスをされるという驚きの展開で終わった。田中が演じるのは桜井洋介の実姉・杉野由香里。既婚者で、家事と息子2人の育児に奮闘中の由香里は、桜井に家庭の苦労をつらつらと連ねては「結婚なんてしないほうがいい」とこぼすため、桜井の結婚願望が削がれた要因のひとつになっている。理想の相手との結婚を目指すみやびにとって、結婚についての先輩である由香里は、敵となるか味方となるか注目だ。プロデューサーの新井順子氏は、由香里について「エベレスト男子の桜井をも超える"エベレスト女子"。みやびの前に突如現れ、みやびと桜井の心をかき乱していきます」と言い、「"結婚とは何か"を教えてくれる大切な役どころでもあります」と説明。「ラストスパートに向けて物語を盛り上げてくれるのは、圧倒的なパワーを持ちながらもキュートな一面を持つ田中美佐子さんしかいないと思いオファーいたしました」と田中の起用理由を明かしている。(C)TBS
2016年06月01日女優・中谷美紀が主演を務めるTBS系ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00~)の第3話がきょう29日、放送される。本作は、"徹底した男目線"で女性のための恋愛論を説くオリジナル作品。中谷演じる39歳のプライドの高いヒロイン・橘みやびと、藤木直人演じる割烹料理店の毒舌な店主・十倉誠司が織り成すスパルタラブコメディで、2人のほか鈴木浩介、チュートリアル・徳井義実らが出演する。第3話では、十倉の教えにより、"仮氏"(心に余裕を持つための仮の彼氏)を作ろうとするみやびに、知り合ったばかりのサラリーマン・石田(鈴木)が交際を申し込んでくる。しかも「結婚を前提に」。本命は高校時代の同級生・桜井(徳井)であるものの、十倉の言うところの「高地トレーニング」を積むため、みやびは少し申し訳なく思いながらも石田と付き合い始める。しかし、会社で「ミスターアベレージ」と呼ばれているという石田は、何から何まで平均的。とりあえず食事をしてみるみやびだが、石田の気に入らない部分がいちいち目に付いてしまう。自身の店であれこれと愚痴を吐くみやびに、十倉はデート中に何があっても「逆に、楽しい」とプラス面に目を向ける「ライフ・イズ・ビューティフル理論」を伝授する。しばらくすると、石田から次のデートに母親を連れて行きたいとのお願いが。面食らいながつつ、自身も母親・昭子(夏木マリ)を連れて、"4者面談"に臨み、「逆に、楽しい」の気持ちでやり過ごす。そんな中、優里(平岩紙)の家でのクラス会が決まり、みやびは桜井と待ち合わせて行くことになる。(C)TBS
2016年04月29日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」による、4月スタートの連続ドラマ初回放送分の満足度が出そろい、中谷美紀主演のTBS系『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00~22:54)がトップとなった。○4月スタート連続ドラマ初回満足度ランキングテレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。全体の数値傾向から、3.7以上を高満足度と位置づけているが、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』は、それを初回から大きく上回る3.90を記録した。同作は、中田に演じる"恋愛弱者"・橘みやびが、指南を受けながら恋愛成就に奮闘するスパルタラブコメディー。自由記述による感想を見ると「期待していなかったが、展開が面白いと思う」(49歳男性)、「あまり期待せずに見たけれど、軽い感じでおもしろかった」(34歳女性)など、期待値のハードルが低い中で視聴したことが、反動的に高満足度につながったようだ。2位には、渡瀬恒彦、V6・井ノ原快彦らが出演する『警視庁捜査一課9係 season 11』(毎週水曜21:00~21:54)が、3.83でランクイン。10年以上続く安定の人気シリーズだが、前作の『―season 10』(15年4月クール)で初回に記録した3.77も上回っている。3位は、伊藤英明が、木村佳乃演じる妻の恐ろしい復讐に翻弄(ほんろう)される、関西テレビ・フジテレビ系『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)。「ストーリー展開がおもしろすぎた」(55歳女性)、「ついつい最後まで観てしまいました」(32歳女性)など、スリリングな展開にくぎ付けになったようだ。視聴率でトップを走る嵐・松本潤主演のTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』は、同じ弁護士の物語を描く竹野内豊主演のテレビ朝日系『グッドパートナー 無敵の弁護士』と同率の3.72を記録。『99.9』は、2回目の視聴率(ビデオリサーチ調査・関東地区)が19.1%と大幅に上昇しており、満足度でも今後の展開に注目だ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年04月28日女優・中谷美紀が主演を務めるTBS系ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00~)の第1話がきょう15日、放送される。本作は、水野敬也氏が手掛けた恋愛マニュアル本『スパルタ婚活塾』を原案に、著書の中で展開された"徹底した男目線"で女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。中谷演じる39歳のプライドの高いヒロイン・橘みやびと、藤木直人演じる割烹料理店の毒舌な店主・十倉誠司が織り成すスパルタラブコメディで、2人のほか夏木マリ、瀬戸康史、チュートリアル・徳井義実らが出演する。第1話は、みやびが高校の同窓会に参加するシーンから始まる。皮膚科クリニックを営む開業医で、美しさと社会的地位を手にしたみやびは、その席でもひときわ注目を集める存在。そんなみやびだが、独身で彼氏もいないと知った場の空気は一変、口々に励まされてしまう。その夜、みやびは独身女友達とのグルメ女子会に向かい、料理もそっちのけで元クラスメイトの男性を酒のさかなに言いたい放題。そんな会話に憤りを隠せない様子の店主・十倉が思わず「結婚できない女の典型だ!」と指摘する。みやびはこれに「結婚? 別にしようと思えばできるけど? 落として見せます必ず!」と宣言。しかし、よく周囲を見渡せば知人は既婚者ばかりな上に、自分の理想は高すぎる。ついに結婚相談所へ足を運ぶも、厳しい現実に直面するばかり。そんな時、高校時代に片思いしていた同級生・桜井(徳井)と再開。恋愛教本を熟読し、理論武装したみやびは、十倉が横目で観察する中、全力で桜井を落としにかかる。(C)TBS
2016年04月15日4月15日からTBS系でスタートする金曜ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜日 22:00~)の完成披露試写会が11日、都内で行われ、中谷美紀、藤木直人、瀬戸康史、大政絢、徳井義実が出席した。同ドラマは、水野敬也氏の著書『スパルタ婚活塾』(文響社刊)をベースに、"恋愛弱者"というレッテルを貼られた39歳の主人公・橘みやび(中谷美紀)が、割烹料理店で出会った超毒舌な"恋愛スペシャリスト"の十倉誠司(藤木直人)に恋愛指南を受けながら恋愛成就に奮闘する姿を描くスパルタラブコメディー。主演の中谷は容姿端麗で高収入の女性・みやびを演じているが、「容姿端麗はもう40歳なので照明やメイクでごまかせますが、私は『結婚できないんじゃなくて、しないんです!』と標榜していましたのでやっと私の時代が来たと思いましたね」とニンマリ。企画書の段階で「バカにされて嫌味を言われているようでしたが、車の中で爆笑しました。楽しい企画書でした」と好印象だった様子で「私自身もこのドラマとともに成長していきたいと思っていますので、みやびとともに女性らしさに磨きをかけて素敵な出会いがあればと思っています」と自身の婚活にも意欲を見せていた。また、みやびが開業したクリニックの看護師・梨花を大政絢が演じる。梨花は20代ながらも結婚で安定した生活を求めようと精力的に婚活に勤しむが、自身と重なる部分を「梨花ちゃんは毎週のように合コンに行ったり恋愛の本を読んだりするので、そういう部分で自分は意外とないですけど、結婚に安定を求めてるかもしれないですね。安定志向です(笑)」と意外な一面をのぞかせていた。
2016年04月11日中谷美紀主演の舞台『猟銃』が4月2日、東京・パルコ劇場で開幕した。本作は、2011年に中谷が初舞台として挑み、各演劇賞に輝いた作品の再演。“パルコ劇場ゆかりの作品”として上演される「パルコ劇場クライマックスステージ」ラインナップの一作品。舞台『猟銃』チケット情報原作は、井上靖の恋愛小説『猟銃』。三杉譲介に宛てられた手紙で構成された書簡体小説で、愛人の娘・薔子、妻・みどり、愛人・彩子の手紙から、13年間に渡る不倫が暴かれてゆく。その三人の女性をひとりで演じるのが中谷だ。着替えは舞台上で行い、足元には薔子のシーンでは浮草の浮かぶ水辺、みどりのシーンでは玉石が敷き詰められ、彩子のシーンでは板の間が生まれる。約90分間、舞台が暗転することはなく、中谷の芝居と足元の景色だけが世界をガラリと変えていく。薔子が焚く線香の白檀の香りが客席まで漂い、ふとここがどこだかわからないような感覚に陥った。演出は初演同様、NYメトロポリタン・オペラやシルクドソレイユの作品も手掛けるカナダ人演出家のフランソワ・ジラール。三杉譲介を無声の身体表現のみで演じるのも初演同様、カナダ人のフィジカル・アクター、ロドリーグ・プロトー。開幕前日の4月1日には、パルコ劇場にて3人による会見が行われた。20歳の薔子の姿で登場した中谷は「5年も経つと私も人間的に成長を少しくらいはしたかなと思います。人生でたくさんの経験をしたり周囲の方々からお話をうかがう中で、3人の女性の悲しい人生をより深く味わえるようになってまいりました」と振り返った。5年ぶりの再演について「初演のときはどちらかというとひとり芝居の意識がありました。セリフを操ることに本当に必死で。今回は稽古場でロドリーグさんと対面でお芝居をすることによって、私の感情もより深く醸成されたように思います」(中谷)。「井上靖さんの『猟銃』は限りなく深みのある作品ですので、探求は終わらないと感じました。今回再演するチャンスをいただいて、より深くディテールを掘り下げることができて、美紀さんの女優として、アーティストとしての成長を感じました」(フランソワ・ジラール)。膨大なセリフの中で中谷が特に好きなセリフは『あなたは愛することを望みますか? あるいは愛されることを望みますか?』。この問いかけから生まれる凄絶な想いをぜひ舞台で味わってほしい。4月24日(日)まで東京・パルコ劇場にて。その後、新潟、愛知、京都、兵庫、福岡を巡演。取材・文:中川實穗
2016年04月04日女優の中谷美紀が4月1日(金)、東京・渋谷のパルコ劇場で舞台「猟銃」のゲネプロを実施。共演するロドリーグ・プロトー、演出を手がけるフランソワ・ジラールとともに2011年以来の再演に意欲を燃やした。日本の誇る文豪・井上靖の名作小説を原作に2011年、中谷さんが初舞台を踏んだ「猟銃」を5年ぶりに再演。ある男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘から届いた三通の手紙によって浮き彫りにする。中谷さんは1人3役に挑み、初演に続きプロトーが台詞のない“フィジカル・アクター”として、抜群の身体能力で“男”を象徴的に演じる。「(初演から)5年を経て、さまざまな経験をし、少しは人間的にも成長したいま、改めて魂をこめて大切に3役を演じたい」と中谷さん。印象に残る台詞は「あなたは、愛することを望みますか。それとも愛されることを望みますか?」だといい、「人間にとって、永遠のテーマであり、いまだに答えを探している。愛とは何かを問いかける舞台」と語っていた。舞台は90分間ほぼ中谷さんの独白スタイルで進み「台詞量も膨大ですし、挫折しそうになったことも。『延期してもらおうかな』『舞台を美輪明宏さんにお譲りしようかしら』と思ったほどですが、プロデューサーから『じゃあ、別の女優で再演する』と言われてしまい…」と苦労を明かした。共演するプロトーは「すばらしいアーティスト。おかげでいい芝居をさせてもらっている」と中谷さんを絶賛。国際的な演出家であり、映画監督として中谷さんが出演した『シルク』、ダスティン・ホフマン主演の<a href="">『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』</a>などで知られるジラール氏も「女優として次のステップに進んだ中谷さんと一緒に、限りない深みがある『猟銃』の終わりなき探究を続けられるのがうれしい」と再タッグの喜びを語った。舞台「猟銃」は4月2日(土)からパルコ劇場で上演。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日中谷美紀の主演舞台『猟銃』が4月2日(土)、東京・渋谷のPARCO劇場にて開幕する。2011年に中谷が初舞台を踏み、絶賛を受けた作品の再演である。井上靖の恋愛短編小説を原作とした本作は、ある男性・三杉穣介の13年にわたる不倫愛を巡り、彼の妻みどり、愛人の彩子、そして愛人の娘である薔子の、三人の女性の三杉へ宛てた手紙によって構成されている。【チケット情報はこちら】舞台上では、カナダ人俳優のロドリーグ・プロトーが一言も発することなく身体表現のみで穣介の役を演じ、中谷がひとりで、三人の女性それぞれの手紙に綴られた真意を、巧みな衣装替えを見せながら体現。三人三様の圧巻の人物描写を成し遂げた初演舞台について「美紀さんのキャリアの中でも、日本の演劇界にとっても大きな出来事だったと思います」と語るのは、意気を上げて再演に臨むカナダ人演出家のフランソワ・ジラールだ。「1時間30分のテキストを暗記すること、まずはそれが大きなチャレンジだったでしょう。彼女はそこから大きく成長していきました。本当に人を惹きつける力を持った女優さんだと思います。それは美とかを超越して……もちろん表面も美しいんですが、魂が深いんですね。美紀さんは英語もフランス語も堪能で、考え方もすごく現代的。それと同時に、日本の伝統に対しても深いつながりを持っていて、そのことは彼女の作品すべてから感じられます。探求し続ける真のアーティストである美紀さんと一緒に、初演以上に記憶に残るパフォーマンスを伝えることを目指しています」再演に向けて、初演とは異なるさまざまなアプローチを試したという。実際の舞台では、演じる中谷の背面後方にプロトーが位置しているが、稽古場では両者が対面しての稽古が進められた。「お互いにとってより深く人物を理解するためにやっています。もちろん劇場に入ったらプロトーは後方に戻りますが、美紀さんは彼のパフォーマンスを鮮明に覚えているので、三人の女性が誰に対して手紙を書いているのかが、よりはっきりわかると思います。また、実際の動きは一回忘れて、両者ともに言葉のままに動くという稽古もやってみました。二人のつながりを育てるために。それは見えないもの、説明のできないものですけれど、そういった感覚が舞台上では魔法を生み出すと私は思います。結果的にふたりとも、以前とは変わりましたから」美術、音楽など作品自体は初演と同じでも、その日の観客のエネルギーはけして同じではない、とも強調する。衝撃の舞台デビューから4年。進化を止めない中谷美紀の魅力を再確認するとともに、作品を再発見する喜びもぜひ、生の空間で受けとめたい。「台本を再読して、あらためてハッと気づいたのが言葉の少なさでした。つまり、観客に考えさせる力を持ったテキストだということです。初演を観た方も、小説を知らない方も、ぜひ井上靖の傑作を発見しに来てください」舞台『猟銃』は4月24日(日)まで東京・PARCO劇場で上演。その後各地巡演。取材・文:上野紀子
2016年04月01日中谷美紀を主演に藤木直人、蘭寿とむ、夏木マリらを迎えて贈るTBS金曜ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度ドラマの放送日が4月15日に決定すると共に、主題歌を人気グループ「いきものがかり」が手がけることが明らかになった。青山の美容皮フ科クリニックを営む開業医のみやび(中谷美紀)は「自分はしようと思えばいつでも結婚できる!」とたかをくくり、充実したシングルライフを満喫していた。ある日“女子会”で訪れた割烹料理店で出会う超毒舌店主の十倉(藤木直人)から自分が男性から敬遠される“美人・キャリア・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っていると現実を突きつけられる。そのことに最初は憤っていたみやびだったが、高校時代に片想いしていた同級生・桜井(徳井義実)への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに十倉の助言に耳を傾け始める――。本作は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などの著書で知られる水野敬也の著書「スパルタ婚活塾」を原案に、“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナルドラマ。中谷さん演じる主人公の“39歳・超プライドが高い女子”が、藤木さん演じる“超毒舌恋愛スペシャリスト”から好きな男性との恋愛を成就するための恋愛指南を受けていくスパルタラブコメディ。この2人のほかに、みやびが経営するクリニックに出入りするデリバリースタッフ橋本諒太郎役に瀬戸康史、クリニックの看護師野村梨花役に大政絢、みやびの同級生で片想いの相手・桜井洋介役に徳井義実、“グルメ女子会”で会う女友達の一人でファイナンシャルプランナーとして起業しバリバリ働くキャリアウーマンの望海役に蘭寿さん、そして母親役に夏木さんといった個性豊かなキャストが集結している。そして今回本作の主題歌に決定したのは、幅広い世代からの支持を集める3人組ユニット「いきものがかり」が、ドラマのために書き下ろした新曲「Sweet! Sweet! Music!」。また楽曲は、彼らのデビュー10周年記念日となる3月15日(火)に発売されるベストアルバム「超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~」に収められている。今回の主題歌に関して、作詞作曲したギター&ハーモニカの山下穂尊は「台本を読ませて頂いて、いまの時代にマッチするちょっとシニカルで、でもファニーな感じがするなあと思ったので、世の中をちょっと笑い飛ばせるようなお祭り感のある歌詞だったり、メロディだったり、リズムだったりが表現できたらと思って作りました」と、曲作りのポイントを話すと、吉岡さんも「どんどん言葉(歌詞)が展開していくので、ノッてくると楽しいし、力を入れるというよりかは気楽に歌える楽しい曲です」とアピール。また曲を聴いた中谷さんは「4月のドラマにぴったりな、春らしい素敵な主題歌をいただきました。韻の踏み方が最高で、私は特に『アイロニカルにシニカルにシリガルなあの子みてまたよがる』のフレーズが気に入っています」と絶賛。藤木さんも「コメディドラマを支えてくれる、テンポのいい元気な主題歌です。主人公のみやびは、好きな相手へのアタックが失敗しても、その度に十倉から毒舌で厳しい教えを受けても、何度でも立ち上がる役。そんなみやびに寄り添った曲だと思いました」とドラマにぴったりだと話した。そんな「いきものがかり」の3人は、最終話の撮影となった2月某日、緑山スタジオの撮影現場に陣中見舞いとして訪れ、ラストスパートに向かって白熱した芝居を繰り広げる中谷さんと藤木さんの収録風景をセット内の傍らで見学していた。吉岡さんは、「普段、このような撮影現場に来られる機会がなかなかないので、初めて目の前で演技をしている姿を見させてもらい、周りにこんなに沢山のスタッフさんがいる中でもお二人が集中して魅力的な演技をしている姿を含めて、こういう撮影の裏側を見ることがないのでとても感動しました」と感想を話し、またドラマの撮影自体を見るのは初めてということで、セットの雑誌など細部の小道具まで撮影用にオリジナルで作られていることを知り、感心しきりの様子だった。「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」は4月15日(金)22時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月10日4月15日スタートの中谷美紀主演ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系 毎週金曜22:00~)の主題歌に、いきものがかりの書き下ろし新曲「Sweet! Sweet! Music!」が決定したことがこのほど、わかった。いきものがかりの3人は、2月某日に都内で行われた最終話の撮影現場に訪れ、ボーカルの吉岡聖恵は「周りにこんなにたくさんのスタッフさんがいる中でもお二人が集中して魅力的な演技をしている姿を含めて、こういう撮影の裏側を見ることがないのでとても感動しました」と感激。3人はドラマの撮影を見るのは初めてということで、セットの雑誌など細部の小道具までオリジナルで作られていることを知り、感心しきりだった。主題歌について、作詞作曲した山下穂尊は「台本を読ませていただいて、今の時代にマッチするちょっとシニカルで、でもファニーな感じがするなあと思ったので、世の中をちょっと笑い飛ばせるようなお祭り感のある歌詞だったり、メロディだったり、リズムだったりが表現できたらと思って作りました」と説明。吉岡も「どんどん言葉(歌詞)が展開していくので、ノッてくると楽しいし、力を入れるというよりかは気楽に歌える楽しい曲です」と語った。また、主演の中谷は「4月のドラマにぴったりな、春らしいすてきな主題歌をいただきました。韻の踏み方が最高で、私は特に"アイロニカルにシニカルに シリガルなあの子みてまたよがる"のフレーズが気に入っています」と喜び、共演の藤木直人も「コメディドラマを支えてくれる、テンポのいい元気な主題歌です。何度でも立ち上がる主人公・みやびに寄り添った曲だと思いました」と太鼓判を押している。同ドラマは、水野敬也氏が手掛けた恋愛マニュアル本『スパルタ婚活塾』を原案に、著書の中で展開された"徹底した男目線"で女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。中谷演じる39歳のプライド高い女子と、藤木演じるドSな毒舌恋愛スぺシャリストが織り成す、スパルタラブコメディとなる。(C)TBS
2016年03月10日「夢をかなえるゾウ」「LOVE理論」で知られる水野敬也の「スパルタ婚活塾」を原案に、中谷美紀主演でドラマ化する「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」。このほど、本作に「SKE48」の松井珠理奈が出演することが明らかとなった。中谷さん演じる“39歳・超プライドが高い女子”と、藤木直人演じる“超毒舌恋愛スペシャリスト”が織り成すスタイリッシュなスパルタラブコメディの本ドラマ。「自分はいつでもしようと思えば結婚できる!」とタカをくくり、充実したシングルライフを満喫してい た“上から目線”のアラフォーヒロイン・橘みやび(中谷さん)は、女友達と訪れた割烹料理店で超毒舌な店主・十倉(藤木直人)から、自分が男性から敬遠される“美人・キャリア(女医という高収入な職業)・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っている現実を突きつけられてしまう。十倉が突きつける受け入れがたい現実に最初は憤るみやびだが、高校時代に片思いしていた同級生(徳井義実)への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに、十倉の毒舌助言に耳を傾けて自身の“恋愛成就”に奮闘していく!果たしてみやびは“恋愛弱者”という窮地を乗り越え、恋愛成就することができるのか!?主演の中谷さんをはじめ、すでにキャストには藤木さん、瀬戸康史、大政絢、平岩紙、蘭寿とむ、松井愛莉、徳井さん(チュートリアル)、夏木マリら個性豊かな俳優陣の出演が発表されていたが、このほど「SKE48」の中心メンバーであり、CM、TVドラマ、映画と活躍の場を広げている松井さんがレギュラー出演することが明らかとなった。松井さんが演じるのは、中谷さん演じる主人公・橘みやびの回想シーンに登場する高校時代の橘みやび役。女子高生のみやびは容姿端麗な上、頭脳明晰で同級生の間では高嶺の花的な存在だったが、バスケット部に在籍する同級生・桜井洋介に密かに恋焦がれ、学校で彼の姿を目で追っては胸をときめかせているような、恋愛にはちょっと奥手な女の子。そんなみやびは高校時代のある日、ついに意を決して桜井に告白を試みたのだが…。今回の出演に際して松井さんは、「私はもう高校を卒業しているので、懐かしい気持ちで高校生役を演じました。自分が高校生だったときにできなかったことを、撮影の中で体験できるのが楽しいです」とコメント。さらに、中谷さんの高校時代を演じることに関しては「中谷さんは本当にお美しい方なので、プレッシャーというか、申し訳ない気持ちがあります。中谷さんが出ているシーンの映像を参考にさせていただいて、どうやったら似せられるか考えました。運よく髪型は中谷さんとすごく似ているので…(笑)、『大丈夫』と自分に言い聞かせて演じています」と遠慮がちに語った。また、30代の女性の恋愛を描いた本作については「18歳の私が見ても恋愛の勉強になるなと思いました。男性の気持ちがわかるので、女子は必見です!」と語り、ドラマの魅力をアピール。さらに、「39歳で結婚していると思いますか?」という質問については「していたらいいなと思うんですけど、できる限りこのお仕事を続けたい気持ちもあります。なので、39歳でもやり残したことがあったり、夢があれば、結婚していないかもしれないですね」と、仕事への意欲溢れるコメントをしている。“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにした本ドラマ。アラフォー&高校生のヒロインが、大きな注目を集めそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日2月23日付の『スポーツニッポン』による、俳優・渡部篤郎さん(47)と元ホステスの女性との再婚報道。これを受け、スポーツ新聞や週刊誌では元カノとされる女優・中谷美紀さん(40)との破局、前妻でタレントのRIKACOさん(49)の反応など一斉に取り上げました。そんななか、ついに3月3日発売の『週刊文春』が動きました。タイトルは「渡部篤郎もゲス!? 銀座ホステスから大借金 中谷美紀の運命は…」というもの。●一千万の借金に二股疑惑も!? 渡部篤郎の知られざる“ホステス狂い”とは記事によれば、「ストイックで渋いイメージがある渡部だが、実は大の銀座クラブ好き」とのこと。真剣交際していると報じられた女性の前にも別のホステスと親密な関係にあり、なんと「一千万もの借金をした」そうです。また、独立で仕事を減らしていた2009年、当時交際中だった中谷美紀さんの紹介でスターダストと業務提携が決まったとのこと。女性を渡り歩くスキルはさすがのものです。再婚報道があった後もクラブ遊びは続いているようで、渡部さんの“ホンモノ”ぶりがうかがえます。これに対しネットでは、『渡部さんは結婚に向かないタイプなんでしょうね』『あまり火遊びがすぎると、恨みを買ってとんでもない仕打ちを受けるかもしれないので気をつけて頂きたい』などと、やや呆れ気味のコメントが見受けられました。----------記事では過去に清原容疑者とクラブでニアミスしたことなども触れられており、渡部さんの“夜の顔”には今後も注目が集まるものと思われます。【画像出典元リンク】・スターダストプロモーション - 渡部篤郎のプロフィール/(文/パピマミ編集部・楠)
2016年03月03日4月期の金曜ドラマ枠で放送予定の中谷美紀主演ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」。この度新たに、元宝塚トップスターの蘭寿とむがキャリアウーマン・山本望海役として地上波の連続ドラマに初レギュラー出演することが明らかとなった。“39歳、超プライド高い女子”・橘みやびと“超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト”十倉が織り成すスタイリッシュなスパルタラブコメディ。青山の美容皮フ科クリニックを営む開業医のみやびは「自分はしようと思えばいつでも結婚できる!」とたかをくくり、充実したシングルライフを満喫していた。ある日“女子会”で訪れた割烹料理店で出会う超毒舌店主の十倉から自分が男性から敬遠される“美人・キャリア・アラフォー”という三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っていると現実を突きつけられる。そのことに最初は憤っていたみやびだったが、高校時代に片想いしていた同級生・桜井への気持ちが再燃し始めたことをきっかけに十倉の助言に耳を傾け始める――。本作は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などで知られる作家・水野敬也が手がける恋愛マニュアル本「スパルタ婚活塾」を原案に、“徹底した男目線”による、女性のための恋愛論をエッセンスにしたオリジナル作品。結婚なんてしようと思えばいつでも出来ると思っている主人公・橘みやびを中谷さん、超毒舌の割烹料理屋の店主・十倉を藤木直人が好演する。そのほかみやびが経営するクリニックに出入りするデリバリースタッフ橋本諒太郎役に瀬戸康史、クリニックの看護師・野村梨花役に大政絢、みやびの同級生で片思いの相手・桜井洋介役に徳井義実(チュートリアル)、母親役に夏木マリと個性豊かな俳優陣が集結している。そして新たに出演が決定したのは、元宝塚花組トップスターで現在女優や歌手として活躍する蘭寿さん。今回は、みやびが月一で集まる“グルメ女子会”で会う女友達のひとりでファイナンシャルプランナーとして起業し、バリバリ働くキャリアウーマンの望海役に抜擢。みやび同様、優れた容姿と経済力を持つ自立したアラフォー女性で、年下の彼氏がいるが特に結婚をいそいでいるわけではないという花の独身貴族のひとりという役どころだ。本作が地上波の連ドラ初レギュラーとなる蘭寿さんは「とても面白い脚本で、この作品に出演させていただけることを、嬉しく思っております」と喜びを語り、また「中谷さんはとても美しく透明感があって素敵な方です。休憩時間等もいろんなお話をさせていただき、嬉しいです。藤木さんは、穏やかにお話をしてくださるのですが、役に入るとそのスイッチの入り方が素晴らしくて感心するばかりです」と共演の2人についても印象を語った。スパルタ毒舌男というキャラクターを藤木さんがどう演じるのか、そして蘭寿さんをはじめとする個性豊かなキャスト陣がどのようにドラマを盛り上げていくのか楽しみに待ちたい。「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」は4月期、毎週金曜日22時よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年02月04日