2015年3月14日の北陸新幹線長野~金沢間開業と同時に、並行在来線を引き継ぐ第3セクター鉄道4社も運行開始する。このうち、石川県の並行在来線の運営会社は「IRいしかわ鉄道株式会社」だ。会社名の最初の英文字「IR」は「Ishikawa Railway」の略称だけど、他にも込められた意味があるという。その意味とは何だろうか?「IR」といえば、ビジネスの分野では「インベスター・リレーションズ(Investor Relations)」の略だ。企業における経営情報や財務情報の公開である。最近では、「統合型リゾート(Integrated Resort)」の略称としても知られている。統合型リゾートは娯楽設備のひとつとして、カジノを含んだ滞在型複合観光施設をいう。ホテル・展示場・ショッピングモール・遊園地・映画館などが備わると「複合型リゾート施設」、そこにカジノが加わると「統合型リゾート施設」となるようだ。それなら、IRいしかわ鉄道は将来的にカジノを運営するのか? なんて勘違いしてはいけない。IRいしかわ鉄道の「IR」に込められた意味は、「あいあーる」転じて「愛ある」だ。「県民に愛される鉄道になりたい」との思いが込められている。それは同社の会社案内にも明記されており、ウェブサイトでも公開されている。この会社案内には、「JRからIRへ」という記述もある。JRから第3セクター鉄道に変わったことをはっきり認識してもらうために、「IR」という略称を冠した会社名になったようだ。IRいしかわ鉄道は2012年8月28日に設立された。当時の社名は「石川県並行在来線株式会社」で、事業内容がわかりやすいとはいえ、なんとも固い名前だった。同社は3カ月後の2012年11月30日から会社名を公募し、応募総数1,375点の中から現在の会社名を選出。2013年6月27日に「IRいしかわ鉄道」と決定した。2013年8月1日からロゴマークも公募し、応募総数814点の中から、現在のロゴマークを決定した。ちなみに石川県のお隣、富山県の並行在来線を運営する会社は「あいの風とやま鉄道」だ。会社名の「あいの風」は、「愛の風」ではなく日本海沿岸に沖から吹く「夏のそよ風」の名前。「あえのかぜ」「あゆのかぜ」ともいい、俳句の夏の季語となっている。もちろん会社名に選定するにあたり、「愛される鉄道になりたい」との願いも込められているという。
2014年11月01日西武鉄道は11月10日、「さよなら3000系記念乗車券」を発売する。同社の3000系車両は、今年12月をもって営業運転を終了する。3000系は1983年にデビュー。9編成72両が製造され、長年にわたり通勤・通学の足として利用された。基本の車体色は黄色だが、2009年には銀河鉄道999デザイン電車(3011編成)、2010年には埼玉西武ライオンズのデザイン電車「L-train」(3015編成、2013年12月運行終了)に使用されるなど、車体カラーを変更して運行した例も。4ドア主流の現在では珍しくなった3ドアの車両としても知られる。「さよなら3000系記念乗車券」は、池袋駅から370円区間、小手指駅から180円区間、飯能駅から300円区間、横瀬駅から150円区間の計4枚のD型硬券乗車券のセット。オリジナル台紙付きで、価格は1セット1,000円。池袋駅と所沢駅の2駅で販売する。11月8日に横瀬車両基地で開催する「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」でも先行販売を行う。
2014年10月31日西武鉄道は11月8日、「埼玉県民の日」(11月14日)に限り埼玉県内の各駅などの乗降りが自由になる乗車券「埼玉県民の日記念1日フリー乗車券」を発売する。埼玉県内の有効区間は、池袋線所沢~吾野間、西武秩父線吾野~西武秩父間、狭山線西所沢~西武球場前間、山口線遊園地西~西武球場前間、新宿線所沢~本川越間。その他、西武園駅と西武遊園地駅でも乗降り自由となる。価格は大人470円、小児240円。発売期間は11月14日まで。埼玉県内の西武線各駅にて販売する。乗車券の発売に合わせ、ウォーキングイベント「駅長おすすめ『古刹高山不動尊と紅葉の東郷公園を訪れて』」も11月14日に開催。西武秩父線西吾野駅に集合し、関東三大不動のひとつに数えられる高山不動尊、紅葉の名所として知られる東郷公園をなどを巡る約2時間のコースとなる。参加は無料。高山不動尊では、普段公開されていない国指定文化財「木造軍荼利明王立像」が特別に拝観できるという。
2014年10月31日JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に25日、初代世界最優秀ソムリエであるジャン=リュック・プトー氏が乗り込み、乗客にワインの提供を行った。運行開始1周年の記念企画として実施されたという。ジャン=リュック・プトー氏は、パリの有名レストランでのチーフソムリエなどの経験を経て、1983年開催の第1回世界ソムリエコンクールにて世界最優秀ソムリエに選出。その後、パリの最高級レストラン「パヴィヨン・エルゼ・ルノートル」のチーフソムリエ兼ワインチーフバイヤーに抜擢され、2003年には北海道フードアドバイザーに就任した。自らシャトーを訪問し、ぶどうや土壌、ワイン設備をその目で確かめ、とくに優れたワインだけをセレクトすることで知られる。自身のサインを添えたプトーセレクションのワインは、品質とコストパフォーマンスを基準としてつねに公平に選定されるため、世界中から絶大な信頼が寄せられているという。プトー氏がワインを提供したのは、10月25日に実施した「ななつ星 in 九州」1泊2日コースの夕食提供時。長崎~佐賀間に実際に乗車し、ホテルニュー長崎の名誉総料理長、川端明氏による長崎の食材を生かしたフレンチに、自ら厳選したワインを合わせて提供したという。
2014年10月31日西日本鉄道は11月15日、天神大牟田線筑紫~西鉄福岡(天神)間を走行する臨時列車にて、九州初となる電車内でのファッションショー「RAILWAY COLLECTION(レールウェイ・コレクション)」を開催する。地元九州のモデル12名が出演するほか、ファッション雑誌「JJ」専属モデルとして活躍するファッションモデル・タレントのラブリさんがゲスト出演。リズミカルな音楽に合わせてレッドカーペット上を歩き、福岡・天神で最新のトレンドを発信するファッションビル「ソラリアプラザ」「天神コア」の今年一押しのクリスマスファッションを披露するという。臨時列車には6050形4両編成を使用する。臨時列車への乗車とファッションショーの観覧は女性限定40組80名のみ。西鉄くらしネットの応募フォームから11月7日までに応募し、当選者には11月10日までにメールで通知される。当日は筑紫駅から乗車し、西鉄福岡(天神)駅到着までの約70分間、ファッションショー観覧を楽しめる。地元福岡を代表するスイーツショップ「チョコレートショップ」提供によるお菓子とドリンクのサービスもあるとのこと。
2014年10月31日10月に行われたDEENの武道館ライブを映画館で上映するスペシャルイベント『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』が12月23日(火・祝)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催される。当日はライヴ映像の上映のほか、メンバーによるスペシャルトークなども行われる。本イベントは、10月12日に行われた武道館公演の映像を上映するもの。当日演奏された全楽曲を上映するほか、池森秀一、山根公路、田川伸治によるトークショーや、クリスマス・プレゼント抽選会が実施される。なお、武道館公演の模様を収めたブルーレイ&DVDは12月24日(水)に発売される。『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』のチケットは、プレリザーブ(先行抽選)が11月7日(金)より受付が開始される。『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』12月23日(火・祝)会場:ユナイテッド・シネマ豊洲開映:16:30登壇者(予定):池森秀一、山根公路、田川伸治料金:2900円(税込)プレリザーブ:11月7日(金)11:00AM~21日(金)11:00AM
2014年10月30日鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は11月22日から、東京駅開業100周年記念の特別企画展「100年のプロローグ」を開催する。今年12月20日に開業100周年を迎える東京駅の、開業に至るまでの変遷を写真と資料を通して振り返る。1872(明治5)年、日本最初の鉄道が開業した際は新橋停車場が起点となり、東京から西日本へ向かう路線のターミナルとして成長した。その後、方面別に上野・飯田橋・両国橋といったターミナルが開設され、それらを集約する形で中央停車場(現在の東京駅)の建設が計画され、1914(大正3)年に完成したという歴史がある。当時、国内では都市部での高架鉄道の建設経験がなく、ドイツ人技師が高架鉄道の設計指導と中央停車場のレイアウト・建築の提案を行い、明治建築界を代表する建築家の辰野金吾が、そのレイアウト案をもとに壮大な駅舎を設計した。今回の企画展では、中央停車場開業前の各ターミナル駅や、後に建設された高架鉄道の古写真、辰野金吾設計による丸の内駅舎の完成予想図など、数々の興味深い資料を展示。中央停車場設計時に作成された図面「中央停車場西立面図」も初めて公開する。会期は2015年2月16日まで。一般1,000円、小中高生500円、幼児200円の入館料のみで観覧できる。
2014年10月23日大阪の京阪電車なにわ橋駅「アートエリアB1」は10月18日より、第4回鉄道芸術祭「音のステーション」を開催する。鉄道芸術祭とは鉄道の文化や歴史に着目する中で、芸術の新たな可能性を見出すことを目的としたイベント。第4回目となる今年は鉄道を取り巻く“音”にフォーカス。音を多角的に捉えたアート作品を展示する他、様々なアトラクションが展開される。会場には蛍光灯の放電ノイズを使用する楽器「OPTRON」、ワイパーモーターが獣の咆哮のような音を放つ「エレメンタリー・デュエット」などを展示。鈴木昭男や藤本由紀夫といったサウンドアーティストも作品を出展する他、鉄道の金属片や改造ドラムセットを使った新たな音楽作品の創造も模索される。また、館内に配置された京阪電車の警笛用ラッパは自由に鳴らすことが出来、こうした会場内の作品が放つ音や来場者の声は集音されて、“音の中継”としてネット上で公開される予定だ。また、開場期間中には様々なイベントが催される。音楽家の江南泰佐による公開ラジオが全6回に渡って収録され、老舗クラブの「METRO」ではトークプログラムやライブが開催される。作曲家の野村誠はワークショップ「京阪沿線46駅の音楽」で各駅をテーマとした音楽を創造し、それらをクロージングイベントとしてコンサート形式で演奏する予定だ。その他、有料イベントとしては11月23日に、パフォーマンスアクトとサウンドスカルプチャーを融合させた「HOUSEHOLD AFFAIRS」を公演。光と映像による芸術と、ロックンロールを融合させたパフォーマンスが展開される。一方、12月6日には走行する車内で、電車の音と車窓の光景、ゲストのパフォーマンスを融合させた「ノイズ・トレイン」を開催。12月19日には鉄道から着想を得た現代音楽コンサート「鉄道と音楽の夕べ」が催される。【イベント情報】鉄道芸術祭 vol.4「音のステーション」会場:アートエリアB1住所:大阪市北区中之島1-1-1京阪電車なにわ橋駅地下1階会期:10月18日から12月23日時間:12:00から19:00(12月14日から23日は21時まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
2014年10月18日IT企業のテンダとジェイアール総研エージェントはこのほど、全国の鉄道会社の情報をまとめたスマートフォン・タブレット向けの鉄道情報ポータルサイト「くにたち鉄道情報館」を公開した。同サイトの趣旨に賛同した鉄道会社のウェブサイトにあるコンテンツをジャンルごとに整理し、シンプルに見やすく表示することを目的として開設。オープン当初は、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道、小湊鐵道、長野電鉄、江ノ島電鉄、上毛電気鉄道の6社の情報を掲載し、順次賛同する鉄道会社を増やす考え。おもに観光情報、各鉄道会社主催イベントの情報、お得なきっぷの情報、グッズ紹介などを掲載するほか、各鉄道会社のおすすめ画像や動画に簡単にアクセスできるリンクも貼るとのこと。今後はさらに、会員機能、EC機能、アプリ配信などの展開も予定している。
2014年10月15日イデーは11月13日、福岡パルコの新館にて「Attaché d’IDÉE(アタッシェ ドゥ イデー)福岡」をオープンする。○「アタッシェ ドゥ イデー」が初の九州進出同ブランドは、"イデーの世界がより気軽に楽しめる"シスターブランド。東京・有楽町、新宿に続く第3号店で、直営では初の九州進出となる。インテリア小物からスキンケア製品、アパレル、ジュエリーまでを用意。オリジナル雑貨はもちろん「アタッシェ ドゥ イデー」だけの特別なアイテムもシーズンごとに登場する。店内には、家具のエントリーライン「イー バイ イデー」シリーズも展開し、豊かな暮らしを送るのに欠かせないアイテムをヴァリエーション豊富に取り揃えるという。11月13日のグランドオープンに合わせ、特別記念アイテムの発売やノベルティの配布も予定。また、こちらもイデー初の試みとなる現地在住のオフィシャルブロガーによるInstagramもあわせて楽しめる。住所は、福岡県福岡市中央区天神2-11-1 福岡パルコ 新館 B1F。営業時間は、10時~20時30分。
2014年10月15日タムロンは14日、「第7回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」の大賞作品を発表した。そごう大宮店にて、同フォトコンテストの入賞作品写真展を2014年11月7日から11月20日まで開催する。「タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」は、鉄道のあるスナップ写真など、鉄道に関わる写真を広く募集するフォトコンテスト。第7回となる今回の大賞作品には、一般の部から「カラフルシャワー」(樋口精一氏)、小・中・高校生の部から「光と影とカメラ女子」(養田純奈氏)が選出された。また、そごう大宮店3階特設会場で開催される写真展の開場時間は午前10時から午後8時。入場料は無料だ。
2014年10月14日セイコーウオッチは11月4日より、国産鉄道時計85周年を記念する限定モデル「SVBR005」を発売する。国産初の鉄道時計へのオマージュを込め、85周年にちなんで850本の限定販売。税別価格は58,000円。国産初の鉄道時計は、1929年に誕生。当時の江木鉄道大臣によって、精工舎の19型手巻き式懐中時計が指定された。精工舎は、服部時計店(現セイコーホールディングス)の製造工場として設立し、現在は分社化してセイコープレシジョンとセイコークロックになっている。セイコーの鉄道時計は、列車の運転席の計器パネルに設けられた開口部にセットするため、提げ時計の基本的な携帯スタイルと寸法を踏襲しながら、80年以上にわたって進化を続けてきた。今回のSVBR005は、10年の電池寿命を持つ高性能クオーツムーブメント搭載のプロフェッショナル用鉄道時計をベースにしている。ダイヤル(文字盤)は、1929年製国産初の鉄道時計に用いられたアラビア書体を復刻。時針と分針には見やすく高級感のあるブルーを採用し、提げ紐も同系色の紺色でまとめた。裏ぶたにはシリアルナンバーを刻印しており、コレクションとしても楽しめる専用ボックスに収めた特別仕様となっている。ケース素材はステンレススチール(ダイヤシールド)、ガラス材質はカーブアクリルガラス、ケースサイズは外径50.4×厚さ13.4mm、提げ紐の素材はナイロン、ダイヤル色はシルバー。JIS耐磁時計2種の強化耐磁性能を持つ。
2014年10月12日当連載第272回で、北総鉄道の7260形を紹介した。京成電鉄3300形を借りて走らせているという話だ。そこで2つの謎が生まれる。なぜ、わざわざ番号を変えたのか? そもそもなぜ、北総鉄道の電車形式は開業当初から7000番以上なのか?4桁の車両番号を採用する鉄道会社のほとんどが1000番台から始まり、新形式を製造するたびに2000番台、3000番台が与えられる。しかし北総鉄道は開業当初から7000番台だ。そこには納得できる理由がある。相互直通運転にあたり、お互いの電車の車両形式番号が重複しないように、あらかじめ使える番号を取り決めたからだ。その結果、北総鉄道の電車は開業当初から7000番台の形式番号となっている。京成電鉄から電車を借りる場合も、北総鉄道の所属車になったという意味で、3000番台から7000番台へ変更されたというわけだ。○会社ごとに番号が割り当てられている北総鉄道の電車は京成電鉄に乗り入れ、押上駅から都営地下鉄浅草線に乗り入れる。さらに泉岳寺駅から京急電鉄に乗り入れて、羽田空港方面へ運行される。相互直通運転しているから、4社の車両が入れ替わり立ち替わりやってくる。各社の車両形式番号を決めておけば、ダイヤ改正で車両の運用を決めるときや、ダイヤが乱れるなどで車両を変更するときに、形式名から保有会社がわかるというわけだ。車両形式番号の割り当ては、0~2999が京急電鉄、3000~4999が京成電鉄、5000~6999が都営地下鉄浅草線、そして7000~8999が北総鉄道になっているようだ。観察してみると、京急電鉄の600形を例外として、どの鉄道会社も直通運転には千の位が奇数の車両形式を使っているようだ。北総鉄道には9000番台の形式も走っているけれど、これは正確には北総鉄道ではなく、千葉ニュータウン鉄道が保有している。千葉ニュータウン鉄道は、北総鉄道として運行している小室~印旛日本医大間の線路施設を保有する会社だ。実際の管理は北総鉄道が実施しているけれど、所属を変更したわけではないから7000番台にはなっていない。
2014年10月11日JR九州長崎支社は、10月11日の早岐駅新駅舎開業を記念し、「ありがとう早岐駅記念乗車券」を同日から販売開始する。記念乗車券は早岐駅から740円、650円、560円、250円の乗車券4枚セットで2,200円。1897(明治30)年に完成し、長崎県内では最古の駅として知られた早岐駅の古写真や、建替え前の特徴的な駅の姿、ゆかりのある列車などを券面にデザイン。台紙裏面に早岐駅の117年間の歴史を記載した。10月11日10時30分から、早岐駅と「鉄道の日大感謝祭 in 早岐」会場(佐世保車両センター)にて販売。500セット限定で、当日完売しなかった場合には郵送受付も行うとのこと。
2014年10月10日JR九州の駅ビルの管理運営などを行うJR九州ビルマネジメントはこのほど、九州一円の「フレスタ」「デイトス」など16駅ビルの愛称を、「えきマチ1丁目」に変更すると発表した。10月14日から新たな愛称を使用開始する。「えきマチ1丁目」のロゴマークも公募により制定したほか、精華女子高校吹奏楽部の協力により、「えきマチ1丁目」BGMも制作。地域密着型の駅ビルとしてより親しまれる施設をめざす。愛称変更を記念し、「えきマチ1丁目熊本」(現・フレスタ熊本)では10月12日10時30分から、駅西口にて「えきマチ1丁目」の看板除幕式を行う。その他、おもな駅ビルでも愛称変更と前後してイベントやオリジナルノベルティの配布を実施する予定だ。
2014年10月09日JR九州は、2013年10月15日に運行開始したクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の運行1周年を記念し、出発式をはじめとする一連の記念イベントを実施する。出発式は10月14日10時20分から約30分間、博多駅3階コンコース内にて開催。JR九州代表取締役会長の唐池恒二氏と、「ななつ星 in 九州」のデザインを手がけたドーンデザイン研究所代表、水戸岡鋭治氏も出席する。博多駅3階コンコースではその他、13~19日にかけて1周年お祝いメッセージボードの設置、オリジナルカード配布、1周年記念グッズ販売、沿線住民による「ななつ星 in 九州」出迎え映像の放映などを実施。見学には入場券(大人140円・小児70円)が必要だが、19日は博多駅の「鉄道の日イベント」開催のため、入場券不要となる。期間中、博多駅博多口内イベントゾーンでもお祝いメッセージボード設置や出迎え映像の放映などを行うほか、「ななつ星」パネルやクルーの制服、調度品を展示するという。また、10月14~19日に「ななつ星」の停車駅で同列車を出迎えると、クルーから誕生祝いとして「ありがとうカード」がもらえる企画も。1周年記念オリジナルグッズも発売され、「ななつ星」車内やオンラインショップ「ななつ星Gallery」で購入できる。
2014年10月09日西武鉄道は11月8日、西武秩父線横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)にて、「西武トレインフェスティバル2014 in 横瀬」を開催する。「銀河鉄道999デザイン電車」の展示を行うほか、同電車による臨時普通列車を池袋駅から横瀬駅まで運転する企画も実施する。「銀河鉄道999デザイン電車」は、『銀河鉄道999』の生みの親である松本零士氏と練馬区、練馬区観光協会の協力により、2009年5月から池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線で運行していたが、今年12月で運行を終了する予定だ。「銀河鉄道999デザイン電車」による臨時列車の運転時刻などの詳細は、後日発表となる。その他、懐かしの車両・機関車の展示、国分寺線・新宿線の前身である「川越鉄道」開業120周年写真の展示、鉄道グッズ・鉄道部品販売、子供用・大人用制服撮影会、駅長・駅員キャラクター「レイルくん・スマイルちゃん」との撮影会、ゲームコーナーなどの催しを用意。鉄道部品販売は当日9時30分に会場入口で先着30名を対象に抽選を行い、入場の順番を決定した上で実施する。イベント開催時間は10時から14時30分まで(雨天決行、荒天中止)。先着 3,500名に、来場記念品としてオリジナルクリアファイルをプレゼントする。なお、当日は「銀河鉄道999デザイン電車」による臨時列車とは別に、臨時特急列車も本川越駅から西武秩父駅まで運転する予定。運転時刻は後日発表となる。
2014年10月08日JR西日本は10月14日の「鉄道の日」に合わせ、各地で記念イベントを実施する。10月11日には、岡山電気軌道と共同で、「2014鉄道の日フェア」を開催。岡山駅前広場、岡山一番街自由通路、岡山電気軌道東山車庫の3会場でイベントを繰り広げる。岡山駅前広場では、ミニ新幹線運転、新幹線ふわふわバルーン、子供用制服記念撮影、北陸新幹線パネル展、非常停止ボタン体験、グッズ販売などのブースを設けるほか、カンセンジャーショー、JR西日本岡山支社バンドと両備グループバンドによる演奏などのステージイベントも行う。岡山電気軌道東山車庫では、小学生ちょこっと運転体験、岡電懐かし映像上映会、グッズ販売、創業時の岡電資料セットの限定販売などの各ブースを設置。岡山一番街自由通路にプラレールで遊べるコーナーを設ける。岡山駅前広場と岡山電気軌道東山車庫の2会場を巡ると、抽選でオリジナルグッズなどが当たるスタンプラリーも実施する。明石駅では10月12・13日、「鉄道の日イベント in 明石駅」を開催。過去の西明石駅・明石駅の写真や年表などのパネル展示、子供制服撮影会、ペットボトルトレイン制作体験、鉄道少年団の活動紹介などを行う。「ICOCA」キャラクターのイコちゃんや明石市マスコットキャラクターも登場する。三次駅では10月18日、事前応募制にて記念イベントを実施。三原駅でも10月26日にイベントを開催するとしている。
2014年10月08日京阪電気鉄道は6日から、人気アニメ『けいおん!』の放送開始5周年を記念したラッピング電車「HO-KAGO TEA TIME TRAIN(放課後ティータイムトレイン)」を大津線にて運行開始する。大津線での『けいおん!』ラッピング電車の運行は、2011年に映画版全国上映を記念して実施して以来、3年ぶりだという。今回は車両外観全面に、メインキャラクター5人と彼女たちが構成するバンド名「放課後ティータイム」のロゴマーク、放送開始5周年の記念ロゴマークなどをデザインした。内装にもラッピングを施し、テレビアニメや映画に登場したシーンを1話から順に並べている。その他、5人のキャラクターやロゴマークなども内装ラッピングに描かれるとのこと。また、ラッピング車両掲出用のヘッドマークも10種類制作し、定期的に差し替えて掲出する。車両は700形1編成を使用し、石山寺~坂本間を2015年3月31日まで運行する。これに関連して、10月11日には同作品のメインキャラクターと5周年記念ロゴをデザインした特製乗車券も発売。ギターのピックの形をした6枚の乗車券(大津線1日フリー乗車券)を見開きA3サイズの台紙に収めたもので、1セット3,000円。大津線浜大津駅定期券発売所(初日のみ改札口付近特設販売コーナー)にて販売するほか、10月11・12日開催の第21回鉄道フェスティバル(東京・日比谷公園)京阪電車ブースでも販売する。
2014年10月04日鉄道デザインの国際的なコンペである第12回ブルネル賞の車両部門にて、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」がブルネル賞を受賞することが決まった。表彰式は10月15日、オランダ・アムステルダムにて開かれる。ブルネル賞は、鉄道に関するあらゆる分野の優良デザインを奨励し促進することを目的とする「ワトフォードグループ」が1985年に制定。同グループは各国国鉄の建築家やデザイナーなどが集まる団体で、鉄道関連の建築・デザインの発展に寄与することを目的とした会議を年1回開催している。「ブルネル賞」の名称は、イギリスのグレート・ウェスタン鉄道の技師で、発明家・建築家でもあったイザムバード・キングダム・ブルネルの名前から取られており、2~3年おきに開催されている。12回目となる今回は、世界各国の鉄道会社から92作品の応募があり、ブルネル賞20作品と奨励賞11作品がそれぞれ選ばれたという。
2014年10月03日JR東日本盛岡支社は12日、「鉄道の日」イベントの一環で、「SL銀河」客車の車両展示会を開催する。普段は乗車しないと見られない客車内を見学できるチャンスとなる。展示会は10時から12時まで、釜石駅1番ホームで実施(見学受付は9時30分から11時45分まで)。客車公開に加え、「SL銀河」に使用される蒸気機関車C58形239号機復元の様子をまとめたパネル展示も行う。入場無料で、参加者全員に「SL銀河」パンフレットと参加証を配布する。先着200名に「SL銀河」で使用している石炭もプレゼントする。翌13日には、釜石駅にて一日駅長による「SL銀河」出発式と紅白餅配布(なくなり次第終了)も実施。11~17日まではSL写真展も開催する。盛岡支社ではその他にも、「鉄道の日」記念イベントを各駅で開催。10月11日には気仙沼駅でポケモントレインの出迎えイベントや同車両の公開などを実施し、10月18日には北上駅にて北上市長による「Kenji」出発合図や鉄道に関する懐かしい写真の展示などを行う。他の各駅でも大小さまざまなイベントが企画されている。
2014年10月03日JR九州は11月30日まで、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の2015年3~9月出発分の予約受付を実施する。JR九州発売分の1泊2日コース11本、3泊4日コース11本の計22本が対象となる。今回募集する2015年春夏出発分では、一部コースや停車駅の見直し、ならびに料金改定を実施。4日間かけて九州を周遊する3泊4日コースでは、「ななつ星」車内での時間を楽しんでもらうため、車内での滞在時間を全体的に増やすという。ゆとりを持って朝食を取れるように、列車の到着時刻や出発時刻も調整。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる久大本線うきは駅と豊後森駅に、それぞれ約10分停車することとした。九州北部を巡る1泊2日コースは、有田の窯元訪問や阿蘇の大自然やゆふいんの街並みを訪ねる内容。同列車の出迎えに積極的に取り組んでいる長崎本線神埼駅と佐世保線武雄温泉駅には、今回から新たにそれぞれ約20分停車する。料金改定により、2名1室の1名あたりの料金は、1泊2日コースのスイートが従来の18万円から21万円に値上げ。DXスイートAも28万円から31万円に値上げされる。3泊4日コースのスイートは従来より5万円アップした48万円から、DXスイートAも現行の70万円から75万円に引上げとなる。
2014年10月02日九州出身の友人から「九州パンケーキ」なるものをいただきました。九州パンケーキとは九州産(全県から厳選)の小麦・雑穀100%と、沖縄県・鹿児島県産のサトウキビの砂糖を使用したパンケーキミックスのことだそうです。……この説明だけだとどんな味なのかよくわかりませんね(笑)。ということで、早速作ってみました。○九州パンケーキカフェも展開中!九州パンケーキはいま大変話題で、都内の「自由が丘スイーツフォレスト」に期間限定で「九州パンケーキカフェ」が展開されているほど。お土産でいただいた九州パンケーキミックスがこちらです。実際につくってみます。■材料九州パンケーキミックス 200g / 牛乳 200ml / 卵 1個九州パンケーキミックスをボウルに入れ、溶き卵を加え、牛乳を少しずつ入れながら混ぜます。さっくりと混ぜたらタネの完成です。○フライパンで焼く!!フライパンでバターを温めて、タネをいれて焼きます。……ちょっと焦げました。でもすごくいい匂いがします。甘くて香ばしい最高の香りです。○レモンはちみつでいただく!!こんがりと焼いたベーコンや目玉焼きと一緒に食べる方もいらっしゃるようですが、今回我が家ではレモンはちみつでいただくことにしました。先日軽井沢を観光した時に自分用に買ったお土産です。楽しみ。たっぷりと、はちみつをかけていきます。うちの猫が寄ってきました。興味しんしんですね。……匂いで自分用の食べ物ではないと判断したようです。○食べてみた!!瓶半分の量のはちみつをたっぷりとかけていただきます。穏やかな休日の午後3時。小腹がすいたのでつくったパンケーキ。リプトンの冷たいストレートティーを添えて、旦那と一緒にいただきました。一袋丸ごと使ったのですが、合計4枚とボリュームは満点! 生地自体に自然な甘みがあり、これがまたはちみつの爽やかな甘さとマッチしていました。はちみつをしっかりと吸ってくれるタイプの生地で、一口食べると生地の中からジュワーっとレモンはちみつがあふれでてきます。本当に最高のオヤツでした。生地自体は結構しっかりとしたつくりで、これならばベーコンなどのしょっぱいものと一緒にいただいても美味であることが想像できます。朝食代わりに食べる方も多いのだとか。なお、こちらの九州パンケーキは、オンラインストアで購入できますよ。パンケーキ好きの方、是非一度試してみてはいかがでしょうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年09月29日箱根登山鉄道は10月5日から、新型車両3000形「アレグラ号」(11月1日営業運転開始)の導入を記念し、記念乗車券を販売開始する。記念乗車券は、箱根湯本~強羅間の大人用乗車券(400円)、強羅~箱根湯本間の大人用乗車券(400円)、箱根湯本~強羅間の小人用乗車券(200円)の硬券乗車券3枚のセットで、1セット1,000円。3枚すべてに営業運転開始日の「26.11.1」の日付刻印が入るほか、3000形車両の概要と諸元図を記した台紙が付く。鉄道イベント会場限定での発売となり、発売初日の10月5日は「YOKOHAMAトレインフェスティバル2014」(横浜駅東口新都市プラザ、地下そごう入り口前)にて販売。以降、10月11・12日開催の「第21回鉄道フェスティバル」(日比谷公園大噴水公園広場)、10月18・19日の「小田急ファミリー鉄道展2014」(海老名電車基地)でも販売する予定だ。購入にあたって1人5セットまでの購入制限を設けるが、各イベントごとの枚数制限は設けないため、1回目または2回目の販売時に完売する可能性もある。完売の際は箱根登山鉄道ウェブサイトにて発表するという。
2014年09月27日京阪電気鉄道は鴨東線開通25周年を記念し、叡山電鉄と共同で記念乗車券の販売やヘッドマークの掲出などの記念企画を実施する。記念乗車券「鴨東線開通25周年記念1日乗車券」は10月5日発売。京阪線全線(大津線、男山ケーブルを除く)と叡山電車全線で、2015年3月31日までの任意の1日限り使用できる。大人用のみで、価格は1,600円。京阪電車の淀屋橋駅と中之島駅、叡山電車の出町柳駅にて販売する。5,000枚限定で、なくなり次第販売終了。記念ヘッドマーク掲出は、京阪8000系3編成と叡山電鉄800系1編成にて10月5日から11月30日まで実施する。開通25周年記念日の10月5日は、叡山電車出町柳駅前の特設会場でオリジナルグッズ販売会も開催。京阪電車と叡山電車の両社のグッズを数量限定でそろえるほか、「鴨東線開通25周年記念1日乗車券」も販売する。この販売会で同乗車券を購入した場合に限り、記念ヘッドマークと同じデザインのシールがもらえるとのこと(なくなり次第終了)。鴨東線は三条駅と出町柳駅を結ぶ約2.3kmの路線で、出町柳駅で叡山電車と接続する。1989年に開通し、今年10月5日に開通25周年を迎える。
2014年09月27日鉄道模型の専門店・ポポンデッタは20日、「ポポンデッタ宇都宮フェスタ店」をリニューアルオープンする。○巨大ジオラマと鉄道関連キャラクターが充実今回のリニューアルは「従来の大人向け鉄道模型専門店」に宇都宮のユーザーの要望を採り入れ、巨大ジオラマと鉄道関連キャラクターでファミリー向けの「鉄道のワンダーランド」に刷新するもの。店内には「きかんしゃトーマス」のエリアが出現し、話題のトーマス関連グッズを網羅。プラレール販売ゾーンも拡充し、子供が自由に遊べるスペースの「プラレール広場」を設置する。また、店頭には巨大鉄道模型ジオラマを設置。5m×2.5mの2層式のジオラマには、日光などの栃木県にゆかりの深い風景を採り入れた。ジオラマでは鉄道模型の体験運転ができる(有料)。またリニューアルオープンを記念し、9月20日から23日まではジオラマでの体験運転が無料になっている。栃木県最大級の大きさを誇るジオラマは必見だという。住所は、栃木県宇都宮市曲師町2-8 宇都宮フェスタ3F。(C) TOMY
2014年09月18日西武鉄道は、西武グループこども応援プロジェクトの一環として、夏休み期間に「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」「トンネル探検号親子体験ツアー2014」の各ツアーを開催する。「1日こども乗務員体験・車両基地見学ツアー」は、西武線最大級の車両留置数を誇る小手指車両基地での車両点検施設見学、小手指乗務所施設内見学、乗務員プロデュースによる電車教室、電車運転台見学や車掌体験などを行う内容。8月10日に開催され、小学3~6年生と保護者(20歳以上)各1名を1組として15組(30名)を募集する。参加費は無料。申込みは 専用フォームにて、7月31日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」は、ワンマン線区の多摩湖線国分寺~西武遊園地間にて、駅員の仕事紹介、電車運転台見学と車掌体験、駅事務室内見学、駅放送体験などを行うツアー。8月16・17日の2日間にわたって開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として各日25組(50名)を募集する。参加費は1組2,000円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。「トンネル探検号親子体験ツアー2014」は、池袋線飯能駅から臨時電車「トンネル探検号」(4000系4両編成)に乗車し、西武秩父線区間にある西武鉄道最長の正丸トンネル(全長4,811m)をはじめ、計18カ所のトンネルについて学びながら西武秩父駅に向かう内容。終点の西武秩父駅構内では、子供限定の運転台での写真撮影や車内放送体験(クイズ正解者による抽選)などのお楽しみ企画も用意。参加者特典として、オリジナル記念乗車証とオリジナル包装のイベント弁当が付く。8月17日に開催され、小学生と保護者(20歳以上)各1名を1組として100組(200名)を募集する。参加費は1組3,500円。申込みは 専用フォームにて、8月5日23時55分まで受け付ける。申込み多数の場合は抽選となる。
2014年07月18日いつからか、「鉄道ファン」を「テツ」と呼ぶようになった。「撮り鉄」「乗り鉄」など漢字の「鉄」で表記する場合もある。でもじつは、この「鉄」を好ましく思っていない鉄道会社がある。……といっても、「鉄道ファンが嫌い」というわけではない。「鉄」の字が嫌いという話である。たとえば、JR東日本だ。私たちはいつも、「JR東日本」と呼んでいるし、駅や公式サイトの表示も、「JR」マークのそばに「東日本」の文字が入る。しかし正式名称は、「東日本旅客鉄道株式会社」だ。そしてロゴマークも、「JR東日本」だけではなく、「東日本旅客鉄道株式会社」のデザインが用意されている。だけど、あんまり使われていない。それでは、スマートホンのWebブラウザーで、JR東日本のサイトを表示してみよう。上部の「JR東日本」のマークの右側に、「東日本旅客鉄道株式会社」とある。これは文字ではなく、ロゴマークだ。PC版のサイトだと、新卒採用向けの「マイページ」の左上に表記されている。この「東日本旅客鉄道株式会社」のロゴマークをよく見てほしい。「鉄」の字がちょっと違う。正しい漢字は「金」へんに「失」だけど、このロゴマークは「金」へんに「矢」になっている。つまり、「鉄」の字が嫌い、というわけだ。なぜ、「失」ではなく「矢」になっているか? お察しの通り、「金」を「失う」では縁起が悪いから。「矢」には「目的地に向かって一直線に飛ぶ」というイメージがあり、スピードを連想させるから。ちなみに、他のJRグループのロゴマークも調べてみると、JR四国は「鉄」と正しい字を使っていた。JR北海道は「矢」、JR東海も「矢」、JR西日本も「矢」、JR九州も「矢」だった。JR貨物も「矢」だ。JRグループの研究機関、公益財団法人「鉄道総合技術研究所」も「矢」。指定券予約システム「マルス」などを運営する「鉄道情報システム」も「矢」だった。こうなると、なぜJR四国だけが「失」になったか知りたいところだけど、きっと「正しい字を使いました」という回答になるだろう。じつはJR四国も「矢」だった時期があるという。○近鉄が「鉄」にした意外な理由JR以外の私鉄では、近畿日本鉄道が「金へんに矢」を使っていた。しかし1967年、「金へんに失う」に変更した。その理由は、沿線の子供たちが漢字の書き取りテストで、「鉄」の字を間違ってしまったからだという。これは鉄道ファン、とくに近鉄ファンにはよく知られたエピソードだ。他にも、「金を失う」という「鉄」の字を避けるため、旧字の「鐵」の字を使う会社がある。この夏に「きかんしゃトーマス号」を運行する「大井川鐵道」、先頃の天皇皇后両陛下がご乗車なさった「わたらせ渓谷鐵道」、猫のたま駅長で有名になった「和歌山電鐵」、さらに「真岡鐵道」「小湊鐵道」「土佐電気鐵道」「信楽高原鐵道」などがある。正式社名であったり、そうではなかったりするけれど、「鉄」より「鐵」を好んでいるようだ。そもそも、「鉄」の字の成り立ちは「金を失う」ではなかった。鉄は「鐵」の略字で、「鐵」の字のつくりの部分は「漆」の意味。錆びて漆のように赤くなる金属という意味だ。ちなみに、「金へんに矢」のほうは、本来は「やじり」という意味の「鏃」という字の略字で、「鉄」と同じ意味ではない。JISコードに含まれていなかったこともあって、現在は本来の意味ではあまり使われていないようだ。
2014年07月12日九州各地には「器」などのクラフト文化が根付いているが、福岡タウンの雑貨店には伝統ある品々から新進気鋭の作家ものまで集まっており、わざわざ訪れる価値あり。店主の審美眼で選ばれた九州の「手しごと」に出会えるショップ巡りにご案内。福岡タウン&九州への旅のついでにぜひ立ち寄ってみよう。■感度の高いセレクトで一躍人気ショップに 『LIFE IN THE GOODS.』は、オーナーの羽田さんが「自分が見たり、使ったりしたモノのなかでしっくりくるモノ」を九州内外からセレクト。器やウエア、ステーショナリーまで、“今”のライフスタイルや気分にフィットするアイテムが揃う。一つひとつ手にとって選んでみて。自然光が注ぎ、居心地グッドな店内で器選びを楽しんでほしい。ウェブサイトでは、糸島<醇窯>高須健太郎氏や有田の照井壮氏など、扱っている作家について事前にチェックできる。■暮らしにフィットする日本のイイモノが揃う福岡を代表する雑貨店「B・B・B・POTTERS」の系列店、『tokineri』。特に“日本”を意識したラインナップで、博多駅という場所柄、国内外のゲストに時代を超えた美しさを備えた九州や日本のすぐれた生活用品を提案している。店内には、民陶の町として知られる長崎県・波佐見町から発信するブランド「HASAMI」の機能的なマグ<各1500円(税抜)>など、今の生活に取り入れやすいアイテムが並ぶ。■現代の生活に溶け込む久留米絣を提案「くくる」「染める」「織る」・・・・・・。30以上もの行程を経て、人の手によって完成する久留米絣(くるめがすり)。『gi』は200年以上の歴史をもつ絣に新たな息吹を吹き込んでいる。おみやげに最適なハンカチ<各1000円(税抜)>は肌ざわりが心地よく、色も柄も豊富。とことん使っていくうちに布の質感が柔らかく変化していく。・LIFE IN THE GOODS. 公式サイト ・tokineri 公式サイト ・gi 公式サイト 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』 では、福岡タウンの最旬の遊び方を紹介するとともに、福岡タウンから日帰り、一泊二日での九州への旅をモデルプラン仕立てで提案しています。詳しい情報は『地球の歩き方Cheers! 福岡タウンと九州ベストルート2015』をチェック!
2014年07月11日「原宿 東郷記念館」を運営する東日は8月11日~21日の期間限定で、ビアホール「神楽」を営業する。○原宿地区最大級のビアホールが登場同店は、原宿駅から徒歩3分という好立地で営業される、1万坪ある東郷の杜の緑に囲まれた、原宿地区最大級のビアホール。「原宿 東郷記念館」における夏季期間限定でのビアホール営業は、今年が初の取り組みとなる。世界中から注目を集めるファッション最先端の街・原宿を代表する"大人が楽しめるビアホール"を目指す、としている。会場は、華やかなイメージで大人数でも対応可能な宴会場「オランジェール」。最大で120名までの席を用意することが可能となる。接客も、通常は結婚披露宴を取り仕切っているスタッフが対応。通常のビアホールとは一味違った"大人の空間"を提供する。提供する料理はフランス料理の名店「レストラン ランス YANAGIDATE」のオーナーシェフ・柳舘功氏が全面監修。フレンチ・テイストのカジュアルなビールに合った「本物の味」を堪能できるという。さらに期間中は、島根県・隠岐島海士町から産地直送の「海の幸」を使用したメニューも用意する。営業日時は、8月11日~21日 16時~22時(ラストオーダー21時30分)。場所は、原宿 東郷記念館 宴会場「オランジェール」(東京都渋谷区神宮前1-5-3)。
2014年06月17日