ケンゾー(KENZO)が6月3日から9日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにてポップアップショップをオープンする。ラインアップはアイコニックなバッグ「カリフォルニア(Kalifornia)」を始め、ロゴのカットワークトートバッグやメッセージをプリントしたクラッチバッグなど。ケンゾーならではの遊び心とクリエイティブディレクターのキャロル・リム(Carol Lim)、ウンベルト・レオン(Humberto Leon)によるフレンチテイストが融合したバッグやアクセサリーなどを揃える。なお、4万3,200円(税込)以上の購入者には、数量限定でエッフェル塔モチーフのオリジナルキーリングのプレゼントも実施される。
2015年06月02日伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジル生まれの食やファッション、アートなどを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園ブラジル」が6月3日から9日の1週間、開催される。昨年に続き2度目の開催となる今回は、ブラジルの食文化のルーツにも迫り、ヨーロッパから伝わった家庭料理や、首都サンパウロで老若男女問わず愛されている軽食も紹介する。また、南国生まれのフルーツなどの食材を使ったスイーツはバラエティ豊かな品ぞろえで、買うものを選ぶ楽しみも存分に味わえる。同店本館7階のカジュアルフレンチ「ラ・ターブルエディアール」では、現地で家庭料理として親しまれるストロガノフを提供。ブラジルでは、ストロガノフにセミドライトマトの酸味を活かしたブラウンソースを加えてアレンジするという。同店では、押麦と黒米のリゾットにストロガノフを合わせた一皿を用意する。また、同館3階のビストロカフェ「レディース アンドジェントルメン」では、イタリアから伝わった家庭の味をブラジル流にアレンジした「フランゴ・ア・パルメジアーナ」を用意。チキンカツにトマトソースとパルメザンチーズを合わせたボリューム満点の一皿だ。そして、本館地下1階=キッチンステージでは、ブラジル大使からも絶大な信頼を寄せられている日系3世の料理人、ヒラタマリ氏による「ブラジルのおもてなし料理」をコースで用意。冷製スープと前菜の後のメイン料理は、牛イチボ塩釜焼きまたはブラジル風魚の煮込みから選べる。いずれも、ブラジル風ごはん、ケールサラダ、カリオカ豆のサラダが付いて2,223円。自宅でもブラジルの味を楽しみたい時にオススメなのは、アマゾンフルーツを使ったスイーツの数々。人気のアサイー果汁を使った「プレミアム マリオジェラテリア」のジェラートや、「東京えんとつ」のシフォンケーキをチェックしたい。日本ではまだ珍しいクプアスというカカオの仲間のピューレをつかった「セバスチャン・ブイエ ファシナション」のマカロンや、ブラジル北東部で愛される柑橘のタペレバペーストを練り込んだ「エディアール」のブリオッシュなども揃う。食卓に彩りを与えてくれるスイーツからブラジルを感じるのもオススメだ。
2015年06月01日グリーンを店舗空間に取り入れた最新事例を見てみよう。■大阪:・bois de gui Kitahama・ビオトープ大阪・THE FARM UNIVERSAL■東京:・PENDULE VIA BUS STOP・新宿伊勢丹 5階(リモデル後)・SPOONBILL 青山・ハナセッキ・そら植物園 高島屋・蔦屋家電前回紹介した店舗は都内だが、大阪でもグリーンとショップの魅力的な連携が見られる。大阪・北浜のビル1階フロアに入り、それぞれに好影響をもたらしているのが、フラワーギフトなどを販売する「bois de gui Kitahama」とコーヒーの人気店「BROOKLYN ROASTING COMPANY KITAHAMA」である。ともに、空間デザインはドロワーズの小倉寛之氏が手掛けて、素材使いや手触りにこだわったインテリア。アダムエロペが展開する「ビオトープ大阪」は、白金にあるビオトープの大阪店であるが、建築家の谷尻誠氏による飾らない空気感の中に、SOLSOの齊藤太一氏が手掛けたグリーンが広がる。また、つい先頃、大阪・茨木にオープンした、ガーデニングの拠点となる「THE FARM UNIVERSAL」は、ガーデニング初心者にも対応するショップだ。ディレクションはSOLSOの齊藤太一氏、こちらの設計も、bois de guiと同じく、ドロワーズの小倉寛之氏によるものだ。東京の話題に戻って、新たな動きをいくつか挙げてみると、まずヴィア バス ストップの新業態「PENDULE VIA BUS STOP」は、アパレルのみならず、書店、雑貨、カフェを併設し、さらには、フラワーショップがエントランス付近でお客を迎えてくれる。また、根津美術館付近では、SPOONBILLというフラワー、観葉植物、家具、雑貨のセレクトショップがオープンしている。プラスワイの安原正樹氏による繊細なライティングデザインにより、グリーンも花瓶などの静物も美しく見える。また、3月にリモデルオープンした新宿伊勢丹のリビングフロアでも、家具、カトラリー、雑貨などのフロア内にフラワーショップが位置している。また、変わった業態としては、移動式花屋「ハナセッキ」の展開も興味深い。商店建築5月号のポップアップストアの特集でも取材したばかりだが、PHAMILYによる、組み立て、解体のシステムを考慮したデザインは緻密なものである。そして、二子玉川ライズに先日オープンした「蔦屋家電」でも、豊かなグリーンが目を楽しませてくれる。最後に、この春、驚きを与えてくれたグリーンの話題をもうひとつ。プラントハンター・西畠清順氏による「ボタニカルガーデン」と題した、高島屋各店での展開を紹介したい。日本橋高島屋では、ウインドーにも展開し、さらに店内吹き抜けエリアに、大規模な“植物園”が出現。展示期間後の植物は、ファームで“休ませる”という西畠氏の言葉に、切り花の世界とはまた異なる、他国から連れて来た仲間(植物たち)を大切にする、彼らの考え方を感じることができた。
2015年05月31日伊勢丹新宿本店が提供する学びの場「ココイク(cocoiku)」が7月より夏学期をスタートする。「ココイク」では、現場で活躍しているプロのクリエイターやスペシャリストなどを講師に招いてワークショップを開催。情報社会を生きるための知恵を身につける“メディア”、表現力や想像力を育む“アート”、身体的な感覚の知覚や表現を学ぶ“フィジカル”、親としての価値観を育てるための保護者向けの“教育”の4つの分野にわけて授業を実施する。3カ月全10回で一つの学期としており、春・夏・秋・冬の年4期で構成されている。今回開始する夏学期では、39種類のクラスを用意。メディア分野では、仮想生物の3Dモデルを簡単に作れるシミュレーションシステムを使ってインターネット上で共同創作を体験。アート分野ではデザイナーの橋詰宗を招き、色や形といった目に見えるものだけでなく、言葉やルールなどの“目に見えないもの”をデザインできるものとして見直すことを促す。フィジカル分野では“感じること”をテーマとし、音楽や言葉のリズムなどを通じて“見る、聞く、触れる”を楽しく体験。保護者へのレクチャーも行っており、全10回で歌いかけや読み聞かせなどがマスター出来る。教育分野ではアドラー心理学をベースに、コミュニケーションスキルの改善を図る。“親の無意識の表情や言動、信念が子どもにとってマイナスになっているとしたら”といった問題の解決など、親子や夫婦関係などの改善をサポートするプログラムとなっている。さらに7月6日から8月31日にかけては、「cocoikuトライアルセミナー」を開催。芸術家のアトリエのように自由で、科学者の実験室のように刺激的な空間である「cocoikuアトリエ」で、子どもを自由に遊ばせることが出来る。学びのエキスパートである専任スタッフのサポートを得ながら遊ぶことで、知的好奇心の刺激や、想像力、言語、図形、数学などの力が身につけられる。時間制でのアトリエ貸出は初めての試みとなっており、参加費は1時間3,240円。なお、6月第1週から第3週の土曜・日曜には、説明会やワークショップ体験なども実施。夏休みや休日の過ごし方の一つとして検討してみるのもいいだろう。
2015年05月28日プラダ(PRADA)が、パンプスのメイド・トゥ・オーダーサービスを期間限定で実施中だ。会場はプラダ大阪心斎橋店、伊勢丹新宿店、松屋銀座店、青山店の4店舗となる。59色のカラーから、自分らしい一足をオーダー可能だ。今回用意されたモデルは、人気のベーシックパンプスを始め、オープントウ、プラットフォーム、スリングバックなど全11モデル。スタイルによってはヒールの高さを選ぶことも可能だ。素材にはクロコダイル、オーストリッチ、パイソン、リザード、スエード、シルクサテン、「プラダ」の伝統的な素材である“サフィアーノ”にパテントを施したカーフレザー、メタリックレザー、ゴートレザーの9種類を取りそろえる。なお、“サフィアーノ”レザーとシルクサテンは「プラダ」のアーカイブプリントが施されたタイプを、クロコダイルとゴートレザーはライニングにローズプリントをあしらったタイプも選べる。カラーは59色を用意。さらに、アウトソールの色をブラック、ダークピンク、ブルーの3色からセレクト出来る他、アウトソールの「プラダ」のロゴ下にゴールド、またはシルバーで自分のイニシャルを付けることも可能で、それぞれのシューズに合わせたスペシャルパッケージに入れて提供される。期間はプラダ大阪心斎橋店が5月28日まで、伊勢丹新宿店が6月3日から9日まで松屋銀座店が6月12日から14日まで。青山店は6月19日よりスタートし、終了日は未定となっている。なお、納期は約4カ月、価格は既製品の価格に対して20%のチャージ料がかかる。
2015年05月28日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)は、5月27日から伊勢丹新宿店で期間限定イベント「BOTTEGA VENETA×ISETAN:INSPIRED ELEMENTS」を同店本館1階、2階(6月2日まで)、本館4階(6月9日まで)にて開催する。本館1階ザ・ステージでは、レディスの2015年アーリーフォール・コレクションを紹介。同ブランドを代表するバッグを中心に、ビザンチン、パーシモン、アトランティック、マロー、アイリッシュなどのシーズナルカラーで彩られた三越伊勢丹限定バッグも展開する。本館2階婦人靴では、スリッポンやバレリーナなどウィメンズのシューズが同店限定色で登場。本館4階ウエストパーク/ラグジュアリー・ステージでは、客の好みに合わせてカスタマイズ出来るサービス“Customization Atelier (メイド・トゥ・オーダー)”のバッグやレザーグッズを紹介。複数のカラーパレットや異素材の組み合わせでのオーダーに対応する。このイベントは6月3日から9日まで日本橋三越本店本館1階中央ホールで、6月24日から30日まで阪急うめだ本店1階コトコトステージ11でも開催する。
2015年05月26日ベルギーのラグジュアリーバッグブランド「デルヴォー(DELVAUX)」が5月27日から6月2日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバック/プロモーションスペースにポップアップショップをオープンする。「デルヴォー」の15SSコレクションは、“ノルマンディーへの逃避行”や“田舎風景の中の心地良い歓び”をテーマとして、画家エドゥアール・マネの絵画「草上の昼食」を着想源に、質感や鮮やかな色調に遊び心を感じられる。これまでのコレクション同様、希少価値の高い最上級レザーと高度な技術を用いて、フランスにある自社工房でひとつひとつ丁寧に手作りされている。また、ポップアップショップのオープンを記念して、ブランドのアイコンバッグ「ブリヨン(Brillant)」から、「ブリヨン・オンブレ」(64万6,000円)を伊勢丹新宿店限定で発売。カラーはコッパー、素材にはカーフが用いられた同バッグは10個限定の発売となる。
2015年05月26日6月3日から9日にかけて、伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジルのファッション、フード、カルチャーを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園 ブラジル」が開催される。日本とブラジルの外交関係樹立から120周年を迎える今年は、ブラジルの自然をクローズアップ。豊かな緑や海が織りなす景色の中で築かれた色鮮やかな世界観を五感で楽しめる内容となっている。同店本館1階のザ・ステージでは、ブラジル出身の報道写真家、セバスチャン・サルガドによる写真集『Genesis』(60万円)を販売。この夏にはサルガドの魅力に迫るドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』の日本での公開も皮切りゆえ、これを機にチェックしたい巨匠だ。こちらの写真集は、世界限定2,500部で発行され、建築家・安藤忠雄デザインのブックスタンドも付いている。他にも、ブラジル天然石を落とし込んだジュエリーや、現地に自生する黄金の草“カッピンドウラード”で編んだビオジュエリーなどを展開し、ブラジルの自然の持つ多様な魅力を紹介する。陽気な国民性で知られるブラジルのファッションを体感するなら、同館2階をチェックしよう。“カリオカスタイル”と呼ばれるロコガール達は、水着の上にワンピースやニットを羽織るスタイルが得意。この夏マネしたくなるような水着+ファッションのスタイリングをビーチサンダルやバッグも含めて紹介する。さらに、本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3では、世界を舞台に活躍する日系3世のブラジル人アーティストJUM NAKAOが手掛けた一点ものドレスを紹介。どれも、日本古来の大麻布を蘇らせたテキスタイル「麻世妙(まよたえ)」を使い、今回のイベントのために製作されたものだ。同店がブラジルの魅力にスポットを当てたイベントの開催するのは、昨年に続き2度目となる。今年はブラジルならではの料理や、ブラジル原産のアサイーを使用したビールをはじめ、個性的な全9種類のクラフトビールを用意。ファッションやカルチャーはもちろんのこと、食からもブラジルの魅力を堪能出来ることだろう。
2015年05月25日ミントデザインズ(mintdesigns)は、ブランド初となる作品集『MINTDESIGNS』(青幻舎/3,800円)が2015年4月30日に発売されたことを記念して、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区で「mintdesignsのカレ展」を開催している。6月2日まで。ブランド立ち上げ初期のものから2015年春夏コレクションまでのアーカイブ柄の新作カレ(スカーフ)を販売する同展では、プリント原画の展示、バッグへの巻きつけ方などの新しいスタイル提案も行う。会場ではカレ(2万3,000円)が合計10柄販売されているほか、カレを生地にして仕立て上げられたトップス(1万8,000円から)やカーディガン(2万9,000円)、ドレス(2万9,000円から)、ポーチ(3,000円)、バッグ(1万8,000円)まで展開する。作品集『MINTDESIGNS』はテキスタイルやプロダクトデザイン、ショーの様子、制作過程などが、ブランド13年間の歩みと共に掲載。“ファッションをプロダクトとして提案する想い”や“衣服と景色の関係性”など、ブランドに対するデザイナーのスピリット等も綴られている。
2015年05月23日伊勢丹新宿店では、画家・藤田嗣治の作品を紹介する作品展「~素描と版画~ 藤田嗣治が描く子どもたち展」を同店本館5階アートギャラリーで開催している。5月26日まで。フランスで成功をおさめ、フランスに帰化し、フランスに没した日本人洋画家、藤田嗣治(1886-1968年)。同展では、異国の地で繊細な描線を絶賛され、パリ画壇に揺るぎない地位を確立した同氏が、第二次世界大戦後に好んで制作したという“子ども”をモチーフとした素描(デッサン)や版画作品を中心に紹介。同氏が描く生き生きとした子どもの表情のほか、当時のパリの風俗も同氏の作品に表現されている。会場で紹介される作品は、『花を持つ少女(君代夫人コレクション)』(鉛筆・紙、22.4×16.5cm/370万円)、『ブラシで床掃除(君代夫人コレクション)』(1958年、鉛筆・紙 17×10cm/125万円)、『三つボタンの少女』(1964年、リトグラフed.HC 21×16cm/100万円)、『猫と少女』(1955年、リトグラフed.220部、39×25cm/270万円)、『猫の本:アヒノア』(1930年、コロタイプed.550部、26×19.8cm/70万円)、『チン』(1927年、リトグラフed.50部、27×33.5cm/160万円)、『小さな職人:バガボンド』(1960年、木版ed.261部、19×19cm/35万円)など。尚、2015年、年内には藤田嗣治を題材にした映画『FOUJITA』がオダギリジョー主演で公開される予定。
2015年05月22日日本橋三越本店では、5月20日~26日まで「ヨウジヤマモト」のクリエーションと三越伊勢丹エクスクルーシブの大麻布「麻世妙 majotae(まよたえ)」が融合してスタイリングを提案する“YOHJI YAMAMOTO ×「麻世妙」”が同店本館1階中央ホールで開催されている。麻世妙は、日本に古来からあった大麻布を、現代に甦らせた新素材のことで、エイベックス・グループと近世麻布研究所所長の吉田真一郎氏、京都帯匠誉田屋の十代目であり日本の布の魅力を知り尽くす山口源兵衛氏によって開発された。綿と比較して速乾性があり、保温性が高く、強靭さがありながらも使用を重ねると柔らかくなじむのが特徴だ。会場では“夏の麻世妙”としては初めて披露されるレディスライン合計6型が披露された。襟元には華やかなレースがたっぷりとあしらわれたエレガントなジャケット(10万6,000円)のほか、麻世妙の柔らかな手触り感が特徴のシンプルなロングジャケット(11万2,000円)などが紹介されている。このほか、マニッシュなシルエットながらフロントタックに麻世妙が使用され、そのやさしい素材感が印象的なブラウス(5万6,000円)やスカート(11万2,000円)など。これらはいずれも三越伊勢丹限定アイテムだ。また通常、同店で取扱いのない「ヨウジヤマモト」のメンズラインも3型が登場。1987年のコレクションで好評を得たパネルデザインのモノトーンジャケット(12万円)が麻世妙素材を使用し復活したほか、数シーズン前から人気の高いサルエルパンツ(6万円)、シャツ(5万8,000円)も展開。会場中央には15SSコレクションで紹介されたものと同じデザインのウェディングドレス(400万円)が麻世妙を赤く染めた形で展示販売されている。このイベントについて、同店婦人子供服担当部長の亀田真理氏は、「ヨウジヤマモトの美しいフォルムと三越伊勢丹の麻世妙の素材が掛け合わさることで、これからの日本の夏の気候にも合う清涼感があり、見た目も美しい“新しい価値”を生み出すことができた」とコメントを寄せている。
2015年05月21日伊勢丹新宿店は、5月20日~26日まで、フランスの食文化を中心に紹介する「フランス展」を同店本館6階、7階催物会場で開催する。今年で10回目となる同展は「Bonjour France!~本物・本質のアール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの美学)~」をテーマに、フランス南西部ボルドー地方にフォーカス。伊勢丹が在日フランス商工会議所との合同開催という形で実施される。中でも注目は、“キャビアの食べ比べ”だ。フランス南西部を流れるジロンド河から引いた水でチョウザメを養殖し、キャビアの生産を行う「ストゥーリア(STURIA)」は、フランス産キャビアの“バエリ(シベリアチョウザメ)”2種類、“オシェトラ(ロシアチョウザメ)”1種類、合計3種類のキャビアを食べ比べすることができるセット(各日80点限定販売/5,000円)を、シャンパンと共にイートインコーナーで提供する。さらに、フランス料理の学校として100年以上の歴史を誇る「ル・コルドン・ブルー(LE CORDON BLEU)」からは、ランチメニューとして“アシェット・ペリグルディン”(1,705円)が登場。コース内容は、マグレ・カナル・フュメ、フォアグラ、トリュフ・オイル、自家製パン。(ランチタイムは午前11時~午後3時まで、ラストオーダーは午後2時30まで。最終日のみ、午前11時から午後1時30分まで、ラストオーダーは午後1時まで)尚、メニューのフォアグラは、キャスタン社(CASTAING)のものを使用している。また、同展限定で紹介されるのは、フランスを拠点としてナチュラルチーズを手掛ける「ブレスブルージャポン(Bresse Bleu Japon)」の“ボンジュール・ド・フランス カマンベール”(125g:741円)。三越伊勢丹担当バイヤーによれば、マイルドな味わいのこのチーズにマッチするワインは、ボルドーのマルゴー村で造られた赤ワイン「ゴンザック・リュルトン」のシャトー・デュルフォール・ヴィヴァン2007(60点限定/8,500円)だそうだ。ボルドーの修道院で誕生したというフランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー(Canneles de Bordeaux)」のカヌレ(各日400個限定/250円)も発売。外側はしっかり焼き上げられ、内側はもっちりとやわらかなこのカヌレには、エレガントなタンニンが心地よいボルドーワイン「シャトー・レ・セペ(Chateau LE SEPE)」のシャトー・レ・セペ キュヴェ クラシック2011(120点限定/2,200円)がマッチするはずだ。このほか、「ラ・シャンテラコワーズ」からは、フランスで唯一手作りのレシピを継承するビスコット職人が、特別にチョコレートでくるんだという、伊勢丹限定缶入りのビスコット(400点限定、1人2点まで/4,300円)が登場。「ムリエラック」マカロン(400点限定、1人2点まで/5,000円)は、外はさっくり、中はしっとりの飽きのこない素朴な味わいが楽しめる。
2015年05月20日三越伊勢丹HDは5月20日、サイバーエージェント・クラウドファンディングの運営するMakuakeと共同で伊勢丹新宿本店の店頭の店頭展示スペースを活用した新たな取り組みをスタートする。同プロジェクトは三越伊勢丹とMakuakeで「女性・男性・ファミリー向けの商品、サービス」をテーマを設定したアパレル、雑貨、サービスなどを対象にテーマを設定し、支援者を募り、出資という形でプロジェクトを支援する通常のクラウドファンディングの仕組みながら、「百貨店がコラボレーションすることで、リアル店舗で実際の商品や企画に触れることが出来、プロジェクト実行者にとって支援者が実際に見えるというのは初めての試み」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長兼執行役員。「世界のファッションミュージアムを目指す伊勢丹新宿本店には、年間約2,500万人の来客数を誇る。ファッション感度の高い顧客に対して、クラウドファンディングというネット上の商品や企画を実際に見る、触る、試すなどの場を提供することで、クリエータの育成に貢献していく」と現場担当者は話す。クラウドファンディングの募集期間は5月20日からで、8月26日から伊勢丹新宿店でプロトタイプのプロダクト展示をスタートし、店舗での販売もプロジェクトに応じて検討される。三越伊勢丹HDは中期グループビジョンとして「WEBとリアルの融合」として2015年度のEC取扱高105億円(ギフトを除いた売り上げ35億円)から2018年度300億円(同215億円)の目標を掲げており、グループのリソースを活用しポテンシャルを引き出すための重要戦略の一環として、今回のクラウドファンディング事業も期待がかけられている。
2015年05月20日伊勢丹新宿店に店を構える「ハタケカフェ(HATAKE CAFE)」、「韓食 古家」、「おらがそば信州」の3店舗では、夏の新作冷麺の提供をスタートしている。同店本館地下2階のハタケカフェからは、5月に旬を迎えるアスパラを使った“ホワイトアスパラの冷製カッペリーニ”(2,315円/サラダ、コーヒーまたは紅茶付)を紹介。冷たい細麺のパスタには、水、塩、アスパラだけで作ったピューレ、とろりとした温泉卵が入り、パルミジャーノ・レッジャーノチーズがたっぷりとふられている。このほか、ドライ生ハムや、とうもろこし粉を薄く乾燥させたパリパリのポレンタを絡めて、ひんやりしたのど越しとともに楽しめる一皿だ。料理長の樹(うえき)氏は「ホワイトアスパラはすべて国産品を使用している。このメニューを通して、日本産のアスパラが美味しいことを知ってほしい」とコメント。同店本館7階の韓国料理「韓食 古家(こが)」では、料理長の李が韓国北部の江原道(カンウォンド)の名産品でもある“チェンバングクス”(1,806円)を紹介。蕎麦粉を使った麺には、赤・黄パプリカやエゴマの葉などの野菜、鶏ササミや韓国海苔がたっぷり載せられ、すりおろし玉ねぎと果物をベースにした特製タレを混ぜて食べる彩り豊かな一品。“チェンバン”とは韓国語で“お盆”のことで、韓国ではお盆のような大皿に盛り、大勢で取り分けて食べるというが、同店では一人からでも注文できるようにシンプルにアレンジされている。料理長特製のからしダレは、砂糖酢に漬けた梅の実のアクセントがクセになる初夏に最適な一品だ。同じく、同館7階の日本そば「おらがそば信州」では、料理長の堀切が”すだちそば”(1,450円)を提供する。黄金色に輝く冷たいつゆに、大胆に輪切りにしたすだちと揚げ茄子をたっぷり浮かべ、みょうがと大葉の千切りを添えた一杯だ。同氏は「白醤油を使用した透明な関西風のつゆがポイント。一晩かけて仕込んだ昆布だしにいりこを合わせて、奥深い味わいを生み出した」とコメント。片栗粉をまぶして素揚げした茄子は、目にも美しく、のど越し爽やかだ。
2015年05月19日ロンシャン(LONGCHAMP)が5月20日~26日まで、伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションスペースにポップアップショップをオープンする。今回のポップアップショップのテーマは“フレンチマリン”。期間中はセイラーのタトゥをイメージした錨がプリントされたコットンリネンのトートバッグ「ノーティック」(3万5,000円)を、おそろいのキーリング(7,000円)と合わせて限定発売。その他、トリコロールカラーのバッグや革小物、ノットがプリントされたファブリックバッグなどの小物類も展開する。なお、同ショップでアイテムを購入すると、特典がプレゼントされる。
2015年05月18日ヴェルサイユ宮殿と18世紀フランスのエスプリをコンセプトにしたライフスタイルブランド「ロザ コンテス(ROSA COMTESSE)」が誕生。デビューコレクションを5月20日より、伊勢丹新宿本館1階で発売する。「ロザ コンテス」では、18世紀フランスの象徴でもあるヴェルサイユやマリー・アントワネットから着想を得たテキスタイルを制作。それらを用いたバッグやポーチ、ステーショナリーなどのアイテムを中心に展開する。クリエイティブディレクターは、ヴェルサイユ宮殿と18世紀のバロック文化のエスプリからインスピレーションを得たアロマキャンドルコレクション「アーティーフレグランス バイ エリザベット・ドゥ・フェドー(Arty Fragrance by Elisabeth de Feydeau)」を展開するエリザベット・ドゥ・フェドー。彼女はこれまでに、ヴェルサイユ宮殿と共同で当時の香水を復元したフレグランス「Le Sillage de la Reine (王妃の後香)」の製作などを行うなどしてきた。ブランドプロデュース兼マネージャーには、パリの老舗百貨店「ル・ボン・マルシェ・リブ・ゴーシュ」で開催された「ル・ジャポン・リヴ・ゴーシュ展」のプロデューサーを務めた中村洋子が就任した。今回発売されるデビューコレクションは、“マリー・アントワネットのブドワール”をテーマに製作。“ブドワール”とは私室を意味しており、当時マリー・アントワネットが暮らした王妃の小部屋をイメージして作成されたヴェルサイユ宮殿承認の5種類のテキスタイルを用いたアイテムを展開する。ラインアップは、内側にこれらのテキスタイルを使用したトートバッグ(大:税込2万4,840円、中:税込1万8,360円、小:税込1万4,040円)を始め、ノートブック(税込3,996円)、ポーチ(大:税込9,720円、小:税込7,560円)など。その他、フランスや日本において独自のスタイルを確立しているブランドとのコラボレーションアイテムも展開する。ベルトブランド「メゾン ボワネ(MAISON BOINET)」とはレザーブレスレットを、お菓子ブランドの「女王製菓」とはフィナンシェ(6個入り/税込1,620円)を、メディコム・トイの「ベアブリック(BE@RBRICK)」とはマリー・アントワネットとルイ16世をイメージしたストラップ付きイヤホンジャック(税込648円)を製作。更に、「アーティーフレグランス バイ エリザベット・ドゥ・フェドー」とコラボレーションしたキャンドル(100g:税込7,560円)も発売する。なお、ヴェルサイユ宮殿承認のオリジナルテキスタイルを用いたアイテムにおける期間中の売上の一部は、ヴェルサイユ宮殿内の生地修復メセナに寄付される。
2015年05月17日東京・新宿に拠点を構えるショップや企業は、5月20日から26日まで伊勢丹新宿店で開催される「フランスウィーク」と連動し、フランスに関する商品やサービスを提供するイベントを開催する。タカノフルーツパーラーを手掛ける「新宿高野本店」では、フランスのチョコレートメーカー「ヴァローナ(VALRHONA)」のチョコレートを使用し、ケーキ“グリオッティ”を製作した。通常期にはないこのメニューは、同店地下2階オリジナルフード&ギフトフロアで堪能することができる。また、23日、24日には、高野本店前の特設スペースにおいて、フランスに本社を構える「ルノー(Renault)」のルーテシア(LUTECIA)が展示される。「新宿中村屋」は、同店8階「レストラン グランナ(Granna)」で“フランスウィーク特別協賛ランチ”(各日20点限定、平日:午前11時から午後4時まで、土日:午前11時から午後5時まで/3,000円)を用意した。このランチは伊勢丹新宿店のフランス展でも販売される野菜、蜂蜜などを使用し、前菜・スープ・主菜・デザートまで提供されるコース料理だ。「紀伊国屋書店」では、5月14日から27日まで、同店本館2階、別館アドホックビル2階において、フランス文化やフランス流人生の愉しみ方に関する書籍を展開する。バンド・デシネ(bande dessinee)(フレンチコミックの総称)のフェアも開催する。伊勢丹新宿店本館7階バンケットルームにある「JTB」では、5月26日午後3時から午後4時30分まで、フランス観光局推奨の観光エリアが軽食付きで紹介されるほか、「JTBトラベルゲート新宿本店」では、伊勢丹でのフランスウィーク中に、ルックJTBでフランス旅行を申込みの先着30名の客にフランス製特製ポーチがプレゼントされる。「ロクシタン(L’OCCITANE)」新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスでは、同店で6,000円以上購入し、且つ、伊勢丹発行の“新宿の街を紹介するパンフレット”を持参すれば、ロクシタンオリジナルバッグ(約19cm×33cm×15cm)がプレゼントされる。「新宿マルイ本館」の同館1階カレンダリウムでは、紅茶専門店「クスミティ(KUSUMI TEA PARIS)」ほか、「ル・プチメック東京(Le Petit Mec TOKYO)」では、フランス伝統のパンが販売される。
2015年05月17日花を愛でるということを、人を愛することに置き換えてみれば東信の信念の一端が見えるかもしれない。流行に流されないスタンスで“花の価値”を突き詰めている東信。狂気に近しいほど神経を研ぎすませ、花と真摯に向き合うには理由がある。「『美』とは何か。花は枯れるものだが、咲く時だけが本当に美しいのか?一般の人の目に商品として触れる花は、人の欲望の為に生産されるものの内の2割にしか過ぎない事を、どれだけの人が知っているだろう?人が必要としていない部分も含めて、花の全部が美しい」。世の中に蔓延する盲目的な既成概念を覆し、花の価値を高める挑戦は、創業当初から変わらず続いている。最新プロジェクトの「In Broom」では、宇宙空間に続き、フィリピンの海の真ん中といった本来、植物が生息しない場所に花を生けた。「次もむちゃくちゃやるよ。不毛の土地には理由がある。それを追い求めたい」という言葉通り、彼の活動は常に驚きに満ちている。それは新宿伊勢丹のフラワー オブ ロマンス(FLOWER OF ROMANCE)でも同じ事。「今まで全く花に興味がなかった人に『こんなに花って綺麗だったのか』という気づきや、(フラワー オブ ロマンスの)花をもらった人に『これが花なのか?』という純粋な驚きをもたらしたい」と話すのは、当店の全てを任されている望月マネージャー。東は「花の価値を追求するのも良いけど、広げないか」という望月の言葉に突き動かされ、「お前が言うんだったらやろう」と踏み切った。「花を買いづらい」という声にフォーカスを当てたという今回の出店。「俺たちは一年に何万本という花を切って殺している訳だから、生き物を扱っていく上での責任がある。花の本当の意味を暮らしの中で感じてもらう、それが花を生ける意味。ファッションやシャンパンにはできないことだと思っている」。その切実な想いが形になったのがフラワー オブ ロマンスだ。「花と向き合って行く姿勢を貫き、真摯にコツコツとやっていくまでだ。“花の価値”を突き詰め、それを広げるには、世界一でないと意味がない」と力強く言い切る。事実、世界からの熱い視線が東信に注がれているのは、メディアにひっきりなしに取り上げられている事からも分かるだろう。この1、2年だけを例に挙げても、Thames & Hudson社の書籍『FLORAL CONTEMPORARY: The Renaissance in Flower Design』、仏ル モンド紙の『Mマガジン』、『New York times』、『Huffington Post』などで彼の作品や「In Broom」のプロジェクトが報道・特集されている。「正直、日本のお花のレベルは高い。だが、問題は花をどう解釈し、どう広げていくか。我々は植物に生かされている。それこそが花の価値。世界で勝負する時もそのままの姿勢を変えず、自然体のまま、強く、逞しくやっていくので見ていて欲しい」。世界の舞台での活躍は、前述のファッション界の一流メゾンをはじめ、グローバル企業や他ジャンルのアーティストとの取り組みなど多岐に渡るが、彼が最も注力している“花の価値を広げる”為の活動においても、新宿伊勢丹への出店はまだ彼にとって出発点だ。香港、上海、NYなど世界の重要都市でのポップアップなどが計画されているという。人生に花がある本当の意味を、世界中の多くの人々が彼の店で感じることができる日もそう遠くない。
2015年05月16日「狙いなんかないよ。ただ花の価値を高めて広げたい。伊勢丹だけでなく世界中に」東信というフラワーアーティストはとてもミステリアス。花や植物を縛ったり、凍らせたり、宇宙に飛ばしたり。挑発的で強烈な作品を見せたかと思えば、一方で品種改良の末、生まれては消えていく花の名前を記録し、アーカイブするといった側面(今春、植物図鑑の第2弾『ENCYCLOPEDIA OF FLOWERS 2 』が発売された)もある。また一級のメゾンからのラブコールも耐えない。直近では東京・上野で開催されたエルメスの特別エキシビション「レザー・フォーエバー」内で、松を使った代表作「式」とバッグの世界観を一体化させた展示を実現。またMoMu-アントワープ・モード博物館(昨年はパリ装飾美術館)で開催中のドリス・ヴァン・ノッテンのインスピレーション展の「フラワー」ゾーン全体のインスタレーションを手がけた。そして今年3月、東信にとって初の百貨店への出店となった「フラワー オブ ロマンス(FLOWER OF ROMANCE)」が伊勢丹新宿店の5階にオープンした。リビングフロアのセンターという異例の立地、新たなコンセプトのフラワーショップとして話題を集めている。そこで展開するのはブーケや、オーダーメイドのアレンジメントフラワーの受注はもちろん、本拠地「ジャルダン・デ・フルール(JARDINS des FLEURS)」では扱わないラインアップも並んでいる。フラワー オブ ロマンスの店頭には、押花や、ジャルダン・デ・フルールで展開するBottle Flowerのスモール版など、住環境に取り入れ易いようにという想いが込められた提案が散りばめられている。また、花器研究所が有田焼の工房と作った、小さな一輪挿し「涙つぼ」も今回の出店にあわせて新しく開発された商品だ。これまでの15年間近く、オートクチュールとしての花をストイックに追求してきた東が、なぜ百貨店への出店に踏み切ったのかと疑問に思う人もいるかもしれない。しかし今回の出店は東信にとって次なるステップへの序章を意味している事が、彼へのインタビューを通して見えてきた。---「花の生き死に向き合う事。世界へ広がる、東信の“殺して生かす”フラワーアート」に続く。
2015年05月16日伊勢丹新宿店で、ファッションを通じて持続可能な環境や社会を目指す「グローバルグリーン(GLOBAL GREEN)」キャンペーンが始まった。廃棄物を原料にしたテキスタイルを使用したアイテムや土に還るサンダル、開発途上国を支援するプロジェクトから生まれたファッションを通じ、人と自然との共生に目を向ける。同店本館2階センターパークでは、開発途上国での物作りを通じて、主に女性雇用の促進を支援している「エシカル・ファッションイニシアティブ(ITC)」に参加する「ステラ・ジャン(Stella Jean)」「チャン・ルー(CHAN LUU)」の洋服やアクセサリーを展開する。ステラ・ジャンは自らがアフリカを訪れ、染めの監修などを行ったテキスタイルでデザインしたアイテムを提案。アフリカンテイストの柄を鮮やかな発色で表現したアイテムがそろう。チャン ルーもケニアやハイチの女性たちによって作られたアクセサリーを提案する。同館4階では「日本の色・ナチュラルカラー」と題し、藍、玉葱の皮、ローズマリーなどの植物染めを施した「アルチザン(ARTISAN)」「バージレ28(BASILE28)」「ベータ(β)」「ギャバジンK.T(Gabardine K.T)」の4ブランドが提案するナチュラルなカラートーンのアイテムをそろえた。同じ藍染めやローズマリー染めでも、染めの回数を変えることで浅い色から深みのある色まで幅広いトーンのアイテムが並ぶ。その他、同館3階では前述のITCとの取組みである「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」と「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のエシカルバッグ。地下1階食品フロアには、ウガンダ農業の持続的な発展を目指し作られたバニラビーンズを使ったパンやスイーツが登場。5階リビングフロアでは、川上諭がディレクションする「グリーンフィンガーズ(GREEN FINGERS)」がプロモーションを行うなど、衣食住を通じて人、自然、社会への貢献を目指す。
2015年05月15日ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)が5月13日から6月9日まで、伊勢丹新宿店メンズ館3階のインターナショナルデザイナーズでポップアップショップをオープンする。15SSコレクションでは“ボディワークス”をテーマに、遊び心に溢れながらも知性を感じさせるアイテムの数々を展開。ナイロンを始めとしたスポーティーな素材と、レザーやコットンといったクラシックな素材を組み合わせて制作された。カラーは男性らしい色合いで構成。中でも今季を代表するボトルグリーンは、アイテムにラグジュアリーな雰囲気を与えている。
2015年05月15日ビューティフルピープル(beautiful people)が、伊勢丹新宿店本館2階センターパーク/TOKYO解放区に5月19日まで期間限定ショップをオープン中だ。会場では同ブランドの新ラインとなる「ルーチン フォー ビューティフルピープル(ROUTINE FOR beautiful people)」がデビューし、各アイテムの販売もスタートした。「ルーチン フォー ビューティフルピープル」は、三越伊勢丹でのみ限定展開される新ラインで、テキスタイルデザイン、パターンメイキング、縫製仕立てまで、洋服を製作する全工程において、“日本”を意識し、日本の産地と協同して製作された“究極の定番”コレクションだ。新ラインとなる、吊り裏毛フードパーカー(2万5,000円)は、ふっくらとした形状を保つことができる吊裏毛を使用し、キッズサイズでコンパクトなサイジングに。表の糸に“形状のある糸”を使用することで、うっすらとパーカー表面に現れる凹凸感が楽しめる。この吊裏毛は、独特な生地の肉感と弾力があり、着用と洗濯を繰り返しても生地の形状が変わらないのも特徴だ。パネルボーダーバルーンTシャツ(1万7,000円)は、Rマークのワンポイント刺繍が入っており、繊維の長さが長いスピーマ綿を原料とした糸を使用しており、耐久性にも優れている。同じく、パネルボーダーのワンピース(2万8,000円)は、切り替えボーダーのバスクシャツワンピースで、こちらもスピーマ綿を使用、強度が高い上にしっとりと柔らかく、光沢感もある。スビンジャージーTシャツ(1万円)は、インドの超長綿と海島綿を交配して生まれた、スビン綿を原料とする糸を使用。スビン綿は、他の綿糸と比較しても細いため、柔らかく独特のぬめり感が表現されるのが特徴だ。会場ではこのほか、「ビューティフルピープル」の15SSテーマである“テニス”をテーマにしたコレクションや、スポーツ用品ブランド「フィラ(FILA)」とコラボレーションしたTシャツ、ポロシャツ、パーカー等も紹介されている。
2015年05月14日三越伊勢丹HDは今冬パリの日本文化会館1階(101bis,quai Branly-75015 Paris)にクールジャパン事業の一環として、小型店舗を出店する。店舗面積は87平米で、同社が2015年から新たな企業メッセージとして発信している「this is Japan」を基軸とした「ジャパンプレミアム」のコンテンツのマーケティング、及び今後の検討材料としている欧米の成熟市場に向けた小型店舗出店への情報収集のためのアンテナショップという位置付けで、年内にオープンする予定。2013年に設立された「クールジャパン機構の第一出資社として参画している同社は、2013年2月に若手女性社員チームにより企画されたニューヨークでのポップアップストア「NIPPONISTA」を期間限定でオープン。今冬にはマレーシアのLOT10店のリモデルに際し、同社が展開する「JAPAN SENSES」を軸に全館で日本の優れたモノ・サービスを提案するなど、「クールジャパンによる海外における新たな価値創造」を中期計画の海外事業戦略のひとつとして事業拡大を図って行く方針。なお、国内のインバウンド対応に関しては、今秋に三越銀座店8階のワンフロア3300平米でラグジュアリーブランド、化粧品、ジャパンプレミアムを中心とした市中免税店をオープン。これは、同店のインバウンドの売り上げが全体の15%に達したためで、「百貨店の大分類のなかで15%を超えたということは、そのお客さまに向けた対応が店として必要と判断したため。全社的なインバウンドの売り上げ目標は現段階では未設定」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長執行役員。市中免税店のオープンに合わせ三越銀座店では、グローバルストアに向けた全館再編を行い、長期的に前期(2015年3月期)の売上高744億円から1000億円を目指す店舗として、ジャパンプレミアムの全館展開、販売サービスのグローバル対応、外国人顧客の固定化に向けて再編を図る。
2015年05月13日三越伊勢丹ホールディングスは、同社が運営するECサイト「伊勢丹オンラインストア」と、「三越オンラインストア」のリニューアルオープン1周年を記念し、期間限定で送料無料サービスを実施するキャンペーンを実施している。このほか、三越伊勢丹バイヤーが推奨する夏物商材なども両サイトで展開している。5月20日午前10時まで。今回、実施される送料無料サービスは、同サイトにおいて、1回の購入金額合計が税込1万円以上の場合に限り、送料が無料になるというサービスだ。また、会期中、同社発行のエムアイカードで、税込1万円以上を購入した先着1,000名には保冷保温バッグがプレゼントされる。両サイトではリニューアルを記念し、同社担当バイヤーが推奨するアイテムを特別にECで販売。伊勢丹オンラインストアでは、「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」のスニーカー(ZX 700 KTC/1万4,000円)をはじめ、テディベアで有名なドイツの「シュタイフ(steiff)」社と「ドレストリップ(drestrip)」、「ロアー(roar)」がトリプルコラボレーションしたベアのぬいぐるみ(3万8,000円)、「資生堂」のルームリネンスプレー(5,000円)、ニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)の限定プリザーブドフラワーアレンジメント(1万7,000円)など、ファションからライフスタイルアイテムまで多岐にわたる。三越オンラインストアの“三越バイヤーおすすめベスト10”では、バイヤーが同社プライベートブランドを中心に紹介。山形のニットファクトリーから誕生したブランド「バトナー(BATONER)」と三越伊勢丹オリジナルブランド「ワンフォーイレブン(1411)」がコラボレーションした、天竺ベーシッククルーネックカーディガン(2万円)や、ベビーキッズブランド「キセット(KISETTE)」の肌着(1,300円)、「ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)」)」のリボン付きラウンドシューズ(1万6,000円)などを販売する。このほか、両ストアでは“酒”の取り扱いも充実。三越オンラインストアの「銀座三越 食のフランスフェア ワインオンラインストア」(5月20日午前10時まで)では、ダブル金賞赤ワイン6本セット(6,000円)、フレンチスパークリング5本セット(7,000円)、フランス品種別飲みくらべ 赤・白8本セット(1万円)などを取り扱う。一方、伊勢丹オンラインストアでは、6月15日午前10時まで「伊勢丹の父の日」ショップを開設、ペールエールや湘南ゴールドなど合計6種類のクラフトビールが入った、サンクトガーレン“金賞クラフトビール6種飲み比べセット”(3,200円)ほか、「白竹堂」からは毘沙門亀甲紋の扇子(8,000円)、「菊太屋米穀店」の“一升の感謝”と称された山形県庄内産つや姫の米(1.5kg/2,000円)など、ユニークな父の日アイテムも販売している。
2015年05月13日十勝たちばなは、東京都を中心に展開するブランド「菓心たちばな」の期間限定ショップを、伊勢丹新宿に期間限定で初出店する。期間は5月17日まで。同ショップは、イートインメニューをメインとしたもの。伊勢丹新宿の期間限定ショップとして、こういったものは珍しいという。目玉メニューは、和食店「六雁(むつかり)」とのコラボレーション商品第3弾の和風かき氷。2014年にコラボレーションしたかき氷、ロールケーキメニューよりも、本年はさらに進化した和風かき氷を楽しめるという。かき氷の商品ラインナップは、新茶を用いたみつ、新茶パウダー、新茶ゼリー、求肥もち"新茶"、ごま豆腐、あられ糖をトッピングした「新茶みつ」をはじめ、ほうじ茶を使ったみつ、ほうじ茶ゼリー、練乳もち、求肥もち"ほうじ茶"、あられ糖、こしあんをトッピングした「ほうじ茶みつ」、抹茶を使ったみつ、練乳もち、求肥もち"抹茶"、あられ糖、黒豆、こしあんをトッピングした「抹茶みつ」の全3種類。かき氷の価格は全て972円(税込)となっている。なお、同期間は伊勢丹新宿本館地下1階のイベントスペース「food collection」にて、お茶をテーマにしたイベントも開催している。
2015年05月12日三越伊勢丹HDは今年12月、東京丸の内に新業態のメンズのセレクトストアを出店する。4月に六本木の東京ミッドタウンにオープンしたレディスの高感度な独自編集ストア「イセタンサローネ」に続く、新宿本店を母店とする中型店の出店で、メンズとしては羽田空港に2店舗出店しているイセタンハネダストアに続く新業態となる。場所は仲通りの新東京ビル1階。丸の内エリアを行動範囲とする高感度なビジネスマンに向け、新宿本店メンズ館のサロン機能を持たせ、従来百貨店の顧客として取り込めていなかった層の獲得、また既存のメンズ館の顧客に向け利便性を高める方針。同社では国内の中小型の多店舗化と収益性の向上を中期計画のひとつに据えており、イセタンサローネに代表されるセレクトストアを2018年度内に8店舗(イセタン羽田ストアを除き)出店する計画で、売り上げは18年度95億円を見込む。来春計画されている大名古屋ビルジングへの出店をはじめ、新しいビジネスモデルとして地方の大都市への出店も検討していく方針。現在3店舗展開されているイセタン羽田ストアは18年度に6店舗に拡大が予定されている。「六本木に出店したイセタンサローネは、新宿店の来店率が低い港区のお客さまのラグジュアリーなニーズを知りたいというマーケティングの側面があり、今回の丸の内についても同様。将来的に見て、百貨店業態の大型店の新規出店は難しいと予測されるなかで、我々が出店できていないエリア、例えば神戸などは魅力的」と大西洋・三越伊勢丹HD代表取締役社長執行役員。同社の中小型店舗のチャネル拡大多店舗化は今期以降加速する予定で、11月に東急プラザ表参道原宿店に120平米で出店するコスメ編集ショップ「イセタンミラー」は、現在の10店舗から18年度19店舗を計画。エリアごとの特性を生かした編集ショップ「エムアイプラザ」は現在の70店舗から18年度140店舗を目標に、中小型のサテライト店舗を現在の92店舗から18年度内に180店舗600億円体制に拡充する計画で、今期だけで前年比80億円の増収を見込んでいる。
2015年05月12日フランスの子供服ブランド「ボントン(BONTON)」が5月20日~5月26日まで、伊勢丹新宿店6階のウエストパーク/ザ・ステージ#6にポップアップショップをオープンする。キッズとベビーそれぞれのウェアコレクションやアクセサリー、雑貨などが展開される店内では、“エアロビック(AEROBIK)”をテーマに、ボントンの躍動感溢れる夏のスタイルが表現される。さらに、オープンを記念して「エルメス(HERMES)」のカタログなどに作品を提供するイラストレーターのイリス・ドゥ・ムウイ(Iris de Mouy)が、ショップと同期間に伊勢丹新宿店で開催されるフランスウィーク「Bonjour France」とボントンの双方をイメージしてイラストを制作。作品をプリントしたトートバッグ(3,996円)とポーチ(3,456円)を先行発売する。また、リサイクル可能な段ボール素材で作られたテーブルサッカーゲーム「キック・パック(kickpack)」がドイツから初上陸し、同店で披露される。ゲームは15分ほどで作れる組み立て式となっており、どこでも気軽にテーブルサッカーが楽しめる。なお、24日には専門のインストラクターが来店し、ゲームイベントを開催する予定だ。その他、代官山店に設置されたボントンのフォトブースも登場。1万6,200円以上購入すると、ノベルティをプレゼントするサービスも実施される。
2015年05月10日ジュエリーブランド「ムフス(MUJUS)」が新宿伊勢丹、松屋銀座でポップアップショップをオープンする。ムフスはユニークな素材を用いた、カラフルな色使いが特徴のアクセサリーブランド。デザイナーであるPaola Delagadoの、出身国であるペルーに貢献する活動を行いたいという熱い思いをきっかけに設立された。ペルー先住民族の公用語であるアイマラ語で“種”を意味する「ムフス」をブランド名に掲げ、アマゾンの熱帯雨林で採れるタグア椰子の種子を使用したアイテムを展開している。硬質で磨くと光沢が生まれるタグア種子は、手に吸い付くような感触が特徴。その軽さから、大振りのデザインのアイテムを身につけても身体の負担になりにくい。また、草木染めによって、マーブル調の独特の色合いが表現された。ラインアップはネックレス(1万円)、ピアス(3,500円から8,000円)、バングル(6,000円)など。ショップのオープン期間は、新宿伊勢丹1階のプロモーション1 が5月11日から5月19日まで、松屋銀座1階のスペース・オブ・ギンザが5月20日から5月26日まで。
2015年05月09日伊勢丹新宿店地下1階の食品フロアに店を構える、テイクアウト型鮨専門店「スシ・アベニュー・ケイズ(Sushi Avenue K’s)」では、“食用花ロール”を販売し、注目を集めている。スシ・アベニュー・ケイズは、鮨のテイクアウト事業や外食事業を運営する「京樽」が手掛ける“新感覚”の鮨専門ショップ。海苔巻(ロール)や裏巻き鮨(※一般の海苔巻とは異なり、海苔が内側で酢飯が外側に巻かれた海苔巻)を中心に、定番のちらし鮨や押し鮨などを販売。関東では伊勢丹新宿店、関西ではJR京都伊勢丹にショップを構えている。今回、同ショップから発売されるのは、“食べることができる花(エディブルフラワー)”が入ったフラワーロールの海苔巻(400円)だ。“シュリンプサラダ”と“鮪アボガド”の2種類があり、それぞれのロールには、パンジー(スミレ科)、プリムラ(サクラソウ科)、カレンジュラ(キク科)、ホウセンカ(ツリフネソウ科)、スナップドラゴン(ゴマノハグサ科)など、食用の花が入り、サラダや、きゅうり、アボガドのグリーン系ロールに鮮やかな挿し色が添えられている。食用花は一般的に栄養素も野菜と同様、ビタミンが豊富に含まれているというからヘルシーだ。母の日にむけたプチプレゼントにも良いかもしれない。この斬新なフラワーロールを販売することについて、スシ・アベニュー・ケイズの上野店長は、「押し鮨や巻物のような伝統ある上方の鮨も大切にしながら、“日本の鮨の新しい基軸”を提案することで、国内海外を問わず、新しいお客さまにご利用いただける店を目指したい」と話す。このほか、同ショップで人気のロールは、鮪や海老などが巻かれ、アボガドや数の子バラコがトッピングされたカリフォルニアロール(400円)、本鮪のたたきや大葉が巻かれ、本鮪のトロや赤身、アボガドがトッピングされた、本鮪の三色ロール(573円)、エンガワロール(400円)、穴子チーズロール(400円)などだ。
2015年05月09日伊勢丹新宿店のApple Watch専門店「Apple Watch at Isetan Shinjuku」で、Apple Watchの当日の試着、持ち帰りが5日から可能になった。これまでApple Watch at Isetan Shinjukuでは、Apple Watch全モデルの予約と予約した日時での試着が可能だったが、当日の試着および製品の持ち帰りが可能となった。なお、在庫状況により希望の機種を持ち帰れない場合があるとしている。また、WEBエムアイカード会員であれば、試着の事前予約をWeb上で行うことができる。Web上で試着の予約をした場合、来店当日は予約と同じ氏名が記載された本人確認書類、予約番号、エムアイカード、ユーザーのiPhoneを持参する必要がある。Apple Watch at Isetan Shinjukuの営業時間は、午前10時30分から午後8時まで。
2015年05月08日