新型コロナの影響で世界各国の映画館が閉鎖する中、中国では先週末から少しずつ劇場が再オープンを始めている。先週土曜日段階で営業しているのは、500館強。中国全土の5%にも満たないが、この後も段階的に営業を再開していく狙いのようだ。これらの劇場で現在上映されているのは新作ではなく、昔の中国映画。だが、4月なかば頃には、コロナ騒ぎで中国ではまだ上映されていない『フォードVSフェラーリ』『1917 命をかけた伝令』『ソニック・ザ・ムービー』などが公開になる可能性がある。今週は、新たにニュージーランドが外出禁止令を発令し、映画館もすべて閉鎖になった。文=猿渡由紀
2020年03月24日新型コロナの影響を受け、オーストラリアでも映画館が完全にクローズとなった。スコット・モリソン首相が現地時間月曜からレストラン、バー、ジム、カジノなどを閉鎖するよう要請、その中に映画館も入っていた。すでにヨーロッパ各国や中東、アメリカの主要都市で映画館は閉鎖されている。全世界的に劇場ビジネスが消滅したのを受けて、世界興行収入は、しばらく発表されない模様。この状況がしばらく続くと、すでに延期が相次いでいるハリウッド映画の公開スケジュールに、さらなる影響が出てきそうだ。文=猿渡由紀
2020年03月23日大林宣彦監督が20年振りに故郷・尾道で撮影した最新作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』の公開日が、4月10日(金)に決定。この度、本作の予告編が公開された。尾道の海辺にある唯一の映画館・瀬戸内キネマが閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人が、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれる。彼らはスクリーンの世界にタイムリープするのだった。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ……。そこで出会ったのは移動劇団・桜隊。歴史上では原爆の犠牲になった桜隊の未来を変えるため、戦争を知らない3人の若者は、歴史を変えようと奔走する。戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと、様々な映画表現で、大林宣彦監督の映画への情熱、平和への想いが凝縮された、大林版『ニュー・シネマ・パラダイス』ともいえる作品で、“大林的戦争三部作”『この空の花-長岡花火物語』、『野のなななのか』、『花筐/HANAGATAMI』を経た大林宣彦監督の集大成となるものとなっているという。主要キャストには、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲(新人)、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子が名を連ねた。この度公開された予告編は、武田鉄矢がエノケンの名曲をカバーした主題歌『武器ウギ<無茶坊弁慶>』をバックに、様々な本編シーンが切り取られたものとなっている。”平和への思い”に賛同して集結した、小林稔侍、高橋幸宏、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、中江有里、笹野高史、満島真之介、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史らキャスト陣が登場する。予告編のラストは、山田洋次監督からのコメントも。「とにかくおもしろい。大林監督と病気を闘いながら、前作『花筐/HANAGATAMI』を上まわる作品を作られたことに、とても勇気づけられました」という、あたたかいメッセージで締めくくられている。『海辺の映画館-キネマの玉手箱』4月10日(金)公開
2020年02月13日映画製作・配給を行う「キノフィルムズ」による新映画館「キノシネマ(kino cinéma) 天神」が2020年6月11日(木)、福岡・天神の新商業施設「カイタックスクエアガーデン」内にオープンする。ミニシアター「キノシネマ」が福岡・天神に同館は、2019年4月に開業した「キノシネマ 横浜みなとみらい」、同年6月に開業した「キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館」に次ぐ3番目の「キノシネマ」。座席数各87席の計3スクリーンを備え、ミニシアター系からファミリー向け作品まで、世界各国の作品を幅広く上映する予定だ。なお、内装は、パリのホテルをイメージしている。施設情報「キノシネマ(kino cinéma) 天神」オープン日:2020年6月11日(木)※2020年4月28日(火)を予定していたが延期となった。場所:カイタックスクエアガーデン 3階住所:福岡市中央区警固 1丁目196番地
2020年02月07日福岡市中心部に新たにできる「カイタックスクエアガーデン」に新映画館「kino cinema天神」が開業することが決定。完成イメージ写真が到着した。福岡市内の中心地・天神エリア南側のファッション・飲食店が多く並ぶ、国体通り沿いに新たにできる商業施設「カイタックスクエアガーデン」。ここの3階に新映画館が開業。kino cinemaとしては、横浜みなとみらい、立川高島屋S.C.館に次ぐ今回3番目の映画館となり、同館では3スクリーン、座席数は87席の計261席を用意。ミニシアター系作品を中心に、世界の様々な国の作品からファミリー向け作品まで幅広く上映予定だという。また内装はパリのホテルをイメージ。おしゃれな造りとなるようだ。新映画館「kino cinema天神」は4月28日(火)オープン。(cinemacafe.net)
2020年02月04日東京の神保町シアターで特集上映「年末特別企画私をバブルに連れてってII」が開催される。タイトル通り、バブル期に製作された日本映画4作品を35ミリフィルムで上映する。本特集は前回は2017年末に『愛と平成の色男』『就職戦線異状なし』『快盗ルビイ』『君は僕をスキになる』『私をスキーに連れてって』を上映した“バブリー映画特集”の第2弾。今回上映されるのは、古村比呂と近藤敦がお見合いで知り合った男女を演じる傑作『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』をはじめ、相米慎二監督作品『東京上空いらっしゃいませ』、斉藤由貴が主演を務めるドタバタコメディ『香港パラダイス』、チェッカーズが実は“たぬき”だった! という奇想天外な設定で描くコメディ『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』の4作品。経済的/文化的バブルがいつ始まり、いつ終焉を迎えたのかは識者によって意見が分かれるが、当時の日本は好景気で、次々に新しいビルが建ち並んで街の風景が塗り替わっていき、ド派手なファッション、ディスコなどの夜遊び、右肩上がりの経済を背景にした過剰なライフスタイルがスクリーンとブラウン管を埋めつくした。ちなみにこの時期の日本は、自国の映画よりも外国作品の人気が圧倒的に高い“洋高邦低”で、公開時には興行的な成功をおさめられず、後に評価が高まった作品もある。イルミネーションが輝き、街がクリスマスムードに包まれるこの時期。スクリーンでバブリーな空気を味わい、当時は気づかなかった個々の作品の“映画としての魅力”を再発見できる特集になりそうだ。なお、バブル期に流行した服装や髪型で来場した観客は1000円で鑑賞できる“バブリー割引”も前回に続いて実施される。年末特別企画私をバブルに連れてってII『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』『東京上空いらっしゃいませ』『香港パラダイス』12月21日(土)から27日(金)まで神保町シアター
2019年12月21日もうすぐ新橋演舞場にて上演される宮崎駿の漫画「風の谷のナウシカ」の歌舞伎化が、来年ディレイビューイングとして映画館で上映されることが決定した。12月6日(金)より公演が始まる新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」は、1984年にアニメ映画化され、世界中で愛されている宮崎駿の名作漫画を基に、映画版では描かれなかった全7巻の壮大な物語全てを新作歌舞伎化。キャストには、ナウシカ役を尾上菊之助、ナウシカと対する皇女クシャナ役を中村七之助。ほかにも、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助らが出演する。脚本は、「ゲド戦記」「借りぐらしのアリエッティ」など数々のスタジオジブリ作品を担当した丹羽圭子と戸部和久(松竹)、演出は新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」も手掛けたG2が担当する。そんなチケット即日完売となった本作が、上演からわずか2か月でディレイビューイングし、より多くの人たちに届ける今回の企画。新橋演舞場にて昼の部・夜の部通しで上演される本作を、映画館では昼の部を前編、夜の部を後編として公開する。『新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」ディレイビューイング』は前編:2020年2月14日(金)~、後編:2020年2月28日(金)~東劇・新宿ピカデリーほか全国にて各1週間限定上映。※一部映画館では上映期間が異なる場合あり(cinemacafe.net)
2019年12月05日今年8月に71年の歴史に幕を閉じたニューヨークの伝説的な映画館「パリスシアター」が、今月Netflixによって再びオープンした。1スクリーンのみのシアターはニューヨークで最後だったという「パリスシアター」。今月初め、Netflixがオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』のオスカー参加条件をクリアするため、同館を再オープンして上映。NetflixのCCOテッド・サランドスはその後も引き続き「パリスシアター」を運営していくと発言した。「71年が経ち、パリスシアターは永久的な遺産であると言えるでしょう。それに、映画館に行くという独特な経験の終着地点でもあります」と述べ、「映画を愛する方たちのための“ホーム”として、この歴史的なニューヨークの施設を保ち続けることを光栄に思います」と、今後も「パリスシアター」を存続していくことを宣言した。同シアターは1948年にオープン。マレーネ・ディートリヒがテープカットを務めた。元々はフランス映画を上映するための映画館で最初は『田園交響楽』が8か月間上映された。ロン・ハワード監督によるドキュメンタリー映画『Pavarotti』(原題)の上映を最後に、今年8月に閉館した。Netflixは『マリッジ・ストーリー』の上映期間後も「パリスシアター」でイベントや試写会、上映を行っていくという。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年11月26日映画館「アップリンク京都」が2020年6月11日(木)、京都・烏丸御池の新商業施設「新風館」内にオープンする。ミニシアター「アップリンク」が京都に進出1993年に映画の配給会社としてスタートした「アップリンク」が手掛ける同館は、2005年より東京・渋谷で運営しているミニシアター「アップリンク渋谷」、2018年末に吉祥寺パルコ地下2階にオープンした「アップリンク吉祥寺」に次ぐ、3館目の映画館。世界の映画祭で話題の作品をはじめ、アート系作品、インディーズ作品など、大作からアングラ作品までを幅広く配給・上映する「アップリンク」は、多くの映画ファンに愛されるミニシアターだ。地下鉄・烏丸御池駅に直結関西初進出となる「アップリンク京都」のオープン場所は、隈研吾が建築デザインを監修する「新風館」。同施設は地下鉄・烏丸御池駅に直結し、アジア初進出となる「エースホテル京都」の出店も決まっている。その地下1階に位置する「アップリンク京都」は、レトロモダンな地下鉄の駅をイメージしたロビーと、それぞれ73席、60席、44席、38席のコンパクトな4つのスクリーンで構成。シアターの他、映像ギャラリー、壁面ギャラリー、マーケットを備えており、映画鑑賞に加えてカルチャースポットとしても楽しめる。漢方由来の「伊良コーラ」やクラフトビール、添加物の少ないソーセージを使ったホットドッグなど、こだわりのドリンク&フードにも注目だ。各スクリーンで異なる内装と、独自のサウンドシステム各スクリーンには、それぞれコンセプトの異なる内装を採用。また「アップリンク吉祥寺パルコ」でも好評を得ている、ブルーノート東京にもスピーカーを提供している「田口音響研究所」のスピーカーと、フィレンツェに本社と自社工場を置く「パワーソフト社」のパワーアンプを使った独自の音響システムを導入する。「見逃した映画特集 in KYOTO」など特集上映オープニングを記念し、「見逃した映画特集 in KYOTO」と題した100本を超える映画を一挙上映する特集や、『ホドロフスキーのサイコマジック』公開を記念した『アレハンドロ・ホドロフスキー監督特集』といった特集上映を開催。オープン後も、「現代アメリカ映画選集」や「カンヌ国際映画祭パルムドール選集」、「鳥肌立つ音響体験映画」など、ユニークな切り口からセレクトされた映画を上映していく。アニエスベーの写真展示もさらに、「アップリンク京都」のギャラリースペースと、新風館1階のポップアップスペースで連動した写真展「アニエスベー:写真家、アーティストとカーディガンプレッション」も開催される。アニエスベー(agnès b.)のアイコニックなアイテム「カーディガンプレッション」をテーマにした写真作品の展示が行われる。施設情報アップリンク京都オープン日:2020年6月11日(木)※当初2020年4月16日(木)のオープンを予定していたが、延期となった。住所:京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町 586-2 新風館 地下1階スクリーン数:4スクリーン座席数:計215席(スクリーン1 - 73席 / スクリーン2 - 60席 / スクリーン3 - 44席 / スクリーン4 - 38席)■オープニング特集上映・「見逃した映画特集 in KYOTO」 2020年6月12日(金)~9月10日(木)・『ホドロフスキーのサイコマジック』公開記念:アレハンドロ・ホドロフスキー監督特集 6月12日(金)~7月30日(木)・「アップリンク配給傑作選」6月11日(木)■オープニング作品『衝動ー世界で唯一のダンサオーラ』 (監督:エミリオ・ベルモンテ/出演:ロシオ・モリーナ) 6月11日(木)~『コロンバス』 ( 監督:コゴナダ/出演:ジョン・チョウ) 6月11日(木)~『劇場版 ごん – GON, THE LITTLE FOX –』(監督・脚本・美術・木彫・アニメート:八代健志)6月11日(木)~『栄光のマイヨジョーヌ』 (監督 :ダン・ジョーンズ、 マーカス・コブレディック 出演:エステバン・チャベス) 6月11日(木)~■写真展「アニエスベー:写真家、アーティストとカーディガンプレッション / …des photographes…des artistes et le cardigan pression」(すべて日程未定)会場:1階ポップアップスペース、地下1階「アップリンク京都」内ギャラリースペース
2019年10月26日有限会社アップリンクが来春、京都に映画館「アップリンク京都」を開業させることが明らかになった。地下鉄・烏丸御池駅直結で、アジア初進出となるエースホテル京都の出店がすでに決定している京都市中京区の「新風館再開発計画」(事業主:NTT都市開発株式会社)。この地下1階に、今回アップリンク京都がオープン予定。同映画館は、4スクリーン、計215席(それぞれ73席、60席、44席、38席)を有する予定、それぞれコンセプトの異なる内装と独自の音響システムを導入する、ミニシアター・コンプレックスだ。アップリンクとしては、アップリンク渋谷や2018年末にオープンしたアップリンク吉祥寺に次ぐ、3館目の映画館になる。アップリンク京都は2020年春、オープン予定。(cinemacafe.net)
2019年10月23日男子と付き合う前のデートで、一番距離を縮めるのにもってこいなのは映画デートだと思います。あの薄暗い空間のなか至近距離で、しかも恋愛映画なんかを観たら、そりゃお互いを意識するのは当然ですよね。この映画デートの際、せっかくなので、ただじっと映画を観ているだけだともったいないので、隣でいろいろとモテテクを発動させてみましょう。今回は、元No.1キャバ嬢のナナミ・ブルボンヌさんに「映画館でできるドキドキ興奮テク」について聞いてみました。■1.唇を触る「映画を観ながら、集中するシーンでちょっとだけ前のめりになって、人差し指を唇にあててみましょう。あたかも映画のなかに完全に気持ちが入り込んでいる感じを出しつつ・・・・・・」こうすると、カレは隣で映画を観ながらも、チラチラとあなたのことが気になってしまって全然映画に集中できなくなってしまうんだとか。唇を触るって、男子に対する強いセックスアピールですので、これは日常的にも使えるテクですよ。■2.階段をのぼるときに手をつないでもらう「上映時間前後になると、劇場の照明が一気に暗くなって足元が見えませんよね。そんなときには『手貸してもらっていい?』と言って、男子に手をつないでもらいましょう。これを断る男子はいません」これはいい方法ですね。なので、あえて劇場に入るのは上映時間ギリギリにして、あとは映画デートの日にはハイヒールなど、不安定めな靴ででかけましょう。■3.手を肘掛けに乗せる「上映中は、あなたとカレの間にある肘掛けにずっと手を置いておきましょう。カレは『手、つないでいいのかな・・・・・・? どうなのかな・・・・・・?』とずっとドキドキしてしまいます」これは男子は相当やきもきしてしまいそうですね(笑)。もちろん、そこでカレが手を握ってくれたら大成功。映画が終わる頃には立派なカップル成立ですね。■4.さりげなく勝手に間接キッス「肘掛けに置かれているカレの飲み物を、上映中勝手に飲んで間接キスをするのもいいでしょうね。カレは全然気にしていないふりをするでしょうけど、内心ドキドキで、自分の飲み物を飲むあなたを横目でじっと見ているはず」そのために、あえてあなたの分の飲み物は買わないようにしておきましょう。「私はいらないや」とか言いつつ、勝手に飲んじゃいましょう。■5.怖いところでボディタッチ「怖い映画を観るときには、絶叫シーンで必ずカレにしがみついてください。かなり自然なので全然おかしくありませんし、相当嫌いな相手でない限り、これをされてドキドキしない男子はいません」そもそも2人で映画に行くくらいなんだから、こういうことをされたら絶対にドキッとしてしまうような関係性ではあるはず。なのでそこは臆せず、あくまで「身体が勝手に・・・・・・」という感じを出して、おもいっきりボディタッチです。■おわりにどうでしたか?気になる男子がいたら積極的に映画デートに誘いましょう。劇場に入ってしまえばあとはもう、あなたの恋のトラップにかかったようなものです。(遣水あかり/ハウコレ)
2019年09月03日映画配給や映画館の運営を軸とするアップリンクが、これまでに製作・配給した映画のオリジナルグッズを展開する「UPLINK Archives」をスタートさせることが分かった。「UPLINK Archives」第1弾は、画家フランシス・ベイコンの生涯を、恋人ジョージ・ダイアーとの関係を通して描くダニエル・クレイグ出演『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』(ジョン・メイブリー監督)と、ティルダ・スウィントン主演『ザ・ガーデン』(デレク・ジャーマン監督)をフィーチャーしたスペシャルアイテムを販売。なお、『ザ・ガーデン』は、セレクトブティック「Sister」とのコラボレーションアイテムとして展開する。さらに、グザヴィエ・ドラン監督の『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エンドレス・ポエトリー』、ルシール・アザリロヴィック監督の『エヴォリューション』をイメージしたグッズも展開する。ほかにも、パルコ地下にあるアップリンク吉祥寺限定で「UPLINK Archives」番外編も展開。『真珠のボタン』とSisterのコラボTシャツと古着を合わせて特別な1枚に仕立てたアップサイクルコレクション「Sister Remake for UPLINK吉祥寺」も販売するという。「UPLINK Archives」は8月10日(土)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、Sister(店舗&オンライン)にて販売開始。(cinemacafe.net)
2019年08月12日『IT/イット』シリーズや『死霊館』ユニバースなど、ワーナー・ブラザース映画のホラー作品をより多くの方に楽しんでもらうべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」が本日7月12日(金)より発足。『アナベル 死霊博物館』監督でもあるホラー界のヒットメーカー、ゲイリー・ドーベルマンからコメントが到着した。ワーナー・ブラザース(WB)のホラー映画の歴史は長く、第46回アカデミー賞脚色賞・音響賞を受賞したホラー映画の金字塔『エクソシスト』(’74)を筆頭に、誰もが知る恐怖のキャラクター、ジェイソンを生み出し、ホラー映画でのルールを提示したパイオニア的作品『13日の金曜日』(’80)、鉤爪を持ち夢の中に襲い来る殺人鬼フレディの恐怖を描き、“設定ホラー”の道を切り開いた『エルム街の悪夢』(’84)などの名作ホラーを世に贈り出してきた。近年では、アメリカの超常現象研究家が実際に体験した事件を元にした『死霊館』(’13)は、低予算ながら全世界で360億円以上の興行収入を上げる大ヒットを記録。以降、その世界観は受け継がれ、『死霊館』の恐怖のアナベル人形を描いた『アナベル 死霊館の人形』も誕生してユニバース化。『死霊館』シリーズは世界興行収入累計1,650億円を超える世界的人気ホラーエンタメとなっている。また、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(’17)は全米で興行収入777億円超えという異例の記録を打ち立て、R指定のホラー映画としては史上最大のヒットを記録!日本でも22億円超えのヒットとなり、社会現象化するほどの盛り上がりとなったことも記憶に新しい。そして2019年は、5月10日公開『ラ・ヨローナ ~泣く女~』が全米初登場1位を記録し、9月20日公開『アナベル 死霊博物館』も全米公開から5日間で興収3,100万ドルという大ヒットの快挙、今秋には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が11月1日に公開を控えている。今回、「ワーナー ホラーエンターテイメント」の発足にともなって公式ロゴも完成。『IT/イット』を連想させる風船をシンボルにあしらったデザインからは、アトラクション満載の遊園地を想像できるロゴに。今後、WBが誇る数々の名作&劇場公開ホラー作品を包括的にプロモーションしていくことになるという。ゲイリー・ドーベルマン(『アナベル 死霊博物館』監督・『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』脚本)ホラー映画は映画館へ行って、知らない人たちと一緒に座って、みんなで一緒に怖がるもの。そういう体験をみんなにさせられるからホラー映画を作るのは大好きだ。日本でもホラー映画を見に行く人が増えると嬉しいな!土合朋宏(ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 バイスプレジデント 上席執行役員 マーケティング本部統括)世界中でホラー映画が親しまれ、その存在感が日に日に増している昨今、世界に先駆けてホラーをエンターテイメント化し、シリーズの枠組みを超えた形で楽しんでいただくべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」を立ち上げられることを大変嬉しく思います。ハリウッドをはじめ、世界各国でホラー映画は、家族や友達と一緒に非日常を気軽に体験して楽しめる、身近な娯楽として認識されておりますが、日本でも『アナベル 死霊博物館』や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公開を控える今、ホラー映画がより身近なエンタメとして多くの皆さんに楽しんでいただけるよう「ワーナー ホラーエンターテイメント」が大きく羽ばたいていくことを願っています。なお、公式Twitterアカウント「ワーナーホラー部」も始動。今後は、WBホラー過去作品の上映会や新作ホラー映画の試写会を予定しており、記念すべきホラー部活動第1回目は『エクソシスト』上映会に決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナベル 死霊博物館 2019年9月20日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年07月12日JAXA種子島宇宙センターでは、野外映画祭「種子島宇宙映画祭~宇宙に一番近い映画祭~」を実施し、世界中で人気を集める『スター・ウォーズ』を上映することが決定した。映画館のない種子島では初の試みとなった今回。当日は「世界一美しいロケット発射場」と称される種子島宇宙センター敷地内広場にて、巨大スクリーンを設置。映画上映は、日没後より開始となり、12月公開予定の新作も待ち遠しい、『スター・ウォーズ』シリーズからの旧作2本を上映。シリーズ1作目、原点となる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(’77)、そしてダース・ベイダーの誕生を描いたシリーズ完結編『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(’05)を順に上映する。また、ワークショップや無料ヨガ教室、飲食ブースも設け、その日だけの特別な空間を創り上げる。なお、現在開催に向けて「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングが実施中。返礼品には、特産品など種子島ならではの魅力的な品が用意されている。「種子島宇宙映画祭~宇宙に一番近い映画祭~」は8月13日(火)JAXA種子島宇宙センター内広場竹崎グラウンド付近にて開催。※雨天時:種子島こりーな(cinemacafe.net)
2019年07月11日野外映画祭である「種子島宇宙映画祭」が、2019年8月13日(火)にJAXA種子島宇宙センターにて一夜限定で開催される。「種子島宇宙映画祭」は、映画館のない種子島初の試み。世界一美しいロケット発射場と称されるJAXA種子島宇宙センター敷地内広場に、巨大スクリーンを設置し、その日だけの特別空間で開催される。上映作品は、2019年12月日米同時公開予定の新作が待ち遠しい「スター・ウォーズ」の旧作2本。シリーズの一作目である「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」と、悪役ダース・ベイダーの誕生を描いた「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」を用意した。宇宙を舞台にした人気作が、この期間限定で上映許可され、種子島内外の人々や子どもたちを迎える。夜風が心地がいいこの季節に、ぜひ夜空の下で楽しんでみては。また上映以外は、こどもワークショップやヨガ教室などのイベントも開催。フードコーナーも設置し、会場を盛り上げる予定だ。【概要】種子島宇宙映画祭日時:2019年8月13日(火)16:00から25:00まで(上映開始19:30)会場:種子島宇宙センター敷地内広場住所:鹿児島県熊毛郡南種子町茎永麻津入場:無料※雨天時会場:種子島こり~な(鹿児島県熊毛郡中種子町野間6410-1)※日没後上映■上映作品「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」
2019年07月08日オペラの殿堂、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)。その最新オペラ公演を映画館の大スクリーンで楽しむ「METライブビューイング」の2018-19シーズン最終作『カルメル会修道女の対話』が終了した。でも「もっと観たかった」「あの作品を見逃してしまった」と思っている方のために、恒例のMETライブビューイングアンコール上映が今年も開催されることが発表された!上映会場は、昨年にひきつづき、東劇・なんばパークスシネマ、ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)、神戸国際松竹の4館。しかも東劇では18-19シーズン全10作と過去の人気演目合わせて32作品を一挙に上映するというのだから楽しみだ。*METライブビューイング、アンコール上映詳細 ●アンコール上映記念のイベントも開催!劇団四季時代から抜群の歌唱力・演技力で活躍し、退団後もミュージカルや舞台をはじめとして、幅広くご活躍中の濱田めぐみが、彼女の代表作として知られる『アイーダ』を題材に、オペラとミュージカルそれぞれの魅力や作品のみどころや、「アイーダ」を演じた際のエピソードなどを語るトークイベントを開催。日時:8月4日(日)14:00~『アイーダ』上映前開場:東劇(地下鉄東銀座駅6番出口徒歩1分TEL:03-3541-2711)登壇者:濱田めぐみ(ミュージカル女優)司会:田中泰(クラシックソムリエ)料金:一般:3,100円、学生:2,100円(税込)座席指定券は東劇窓口・東劇ホームページにて7/1(月)より発売!トーク付き上映も通常上映と同じ価格でお楽しみ頂けます。お得な特別鑑賞券4枚セットもご利用頂けます。※ご購入当日はご利用頂けません。事前にお買い求めください。濱田めぐみプロフィール福岡県出身。1995年劇団四季に入団、『美女と野獣』のヒロイン・ベル役に大抜擢される。『ライオンキング』『アイーダ』『ウィキッド』と初演三作品でヒロインを演じるなど、看板女優として活躍。10年に退団。第40回菊田一夫演劇賞、第66回芸術選奨演劇部門文部科学大臣賞、第24回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。主な出演作/舞台:『レ・ミゼラブル』(ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル演出)、『ラブ・ネバー・ダイ』(サイモン・フィリップス演出)『メタルマクベスdisc1』(いのうえひでのり演出)、『メリー・ポピンズ』(リチャード・エア/マシュー・ボーン演出)他。映画:『美女と野獣』プレミアム吹き替え版。2020年3月に『サンセット大通り』に出演予定。
2019年07月02日今年11月下旬に開業する渋谷PARCOに、新しい映画館「CINE QUINTO SHIBUYA PARCO」(仮称)がオープン。オープニング作品として、世界的な前衛芸術家・草間彌生のドキュメンタリー映画『KUSAMA: INFINITY』(原題)の公開が決定した。この度、オープンするミニシアター「CINE QUINTO SHIBUYA PARCO」(仮称)はあらゆるジャンルの映画を上映し、さらには海外のミュージカル作品など、映画以外の作品も積極的に上映を行い、カルチャー好きが満足できるミニシアターを目指していくという。記念すべきオープニング作品は、日本を代表する草間氏を追ったアメリカ制作のドキュメンタリー映画。60年以上にわたる芸術活動の中で、独自の芸術を表現し続け、世界で最も有名な芸術家のひとりとなった草間氏。第2次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、芸術界における人種差別や性差別、自身の病など、数々の困難を乗り越えながら、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学と様々な分野で輝かしい功績を残し、いまもなお創作活動に全てを捧げる人生を送る彼女。幼少期からアメリカへ単身で渡るまで、そしてニューヨーク時代に苦悩しながら行った創作活動と、当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、知られざる過去を捉えていく。世界中の人々から人気を博す彼女の作品が果たしてどのような想いで、どのようにして制作されてきたのかが描かれる貴重な作品となっている。『KUSAMA: INFINITY』(原題)は11月下旬、CINE QUINTO SHIBUYA PARCO(仮称)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月18日横浜に開業した「kino cinema 横浜みなとみらい」に続く株式会社kino cinemaの国内2館目の劇場「kino cinema 立川高島屋S.C.館」のオープン日が、6月28日(金)に決定したことが分かった。同映画館は、JR立川駅北口より徒歩3分と好アクセスの立川高島屋S.C.内に位置しており、ミニシアター系作品を中心に、世界各国の作品やファミリー向け作品を幅広く上映予定。同館8階にオープンし、座席数87、87、25の199席、3スクリーンを有する。また、25席のシアターは、“2種類の特別席のみ”を設置。1つ目の「プラチナ・プレミアムシート」は、好みの位置にセットできる背角度(フットレスト連動)・ヘッドレスト、肘の一方にはトレーが置ける回転テーブルが設置され、幅89cmというゆったりした座席に。こちらは、鑑賞料金に+700円で利用できる。元々はペアシートとして発売しており、一人掛けのシートとして設置するのは本シアターが世界で初めてとなる。2つ目の「プレミアムシート」は、ヨーロッパ産本革を使用した座と背パッドで、体全体を包み込むような座り心地を提供。肘の一方には、トレーが置ける回転テーブルがついており、こちらは鑑賞料金のみで利用できる。なお、開業時は別シートでオープンし、夏に写真のようなFERCO社製の両シートへの変更を予定しているという。「kino cinema 立川高島屋S.C.館」は6月28日(金)オープン。(cinemacafe.net)
2019年05月29日Netflixがハリウッドの歴史的映画館として知られる「エジプシャン・シアター」の買収に向け、交渉に入っているという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。「エジプシャン・シアター」は、1922年にハリウッドで初めてプレミア試写会(アラン・ドワン監督の『ロビン・フッド』)が行われた劇場。1998年から現在まで同シアターを所有しているのは、非営利団体の「アメリカン・シネマテーク」で、これまで古く貴重な映画の上映やアーカイブ、イベントを行ってきた。Netflixが買収後も、「アメリカン・シネマテーク」は週末に映画上映やイベンド開催などを続け、Netflixは平日に自社のオリジナル作品の上映を行う、という方向で交渉が進んでいるとのこと。Netflixは劇場運営ビジネスに参入する意図はないという。メリットとみられるのは、自社の作品をオスカーに出品する際に必要な「劇場上映」の場所や期間の確保が簡単になること、財政難だといわれる「アメリカン・シネマテーク」を助けることになり、彼らもより充実したプログラムを組むことができるということか。「エジプシャン・シアター」の長期的な安定経営も予想され、映画業界への貢献にもなる。なお、Netflixは「エジプシャン・シアター」を買収後、ほかの映画館でもNetflix作品の上映を続けるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年04月11日もうすぐ公開される『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の主題歌を担当するあいみょんが、映画本編にも登場していることがこのほど明らかになった。いま大注目のシンガーソングライター・あいみょんさんが書き下ろした本作の主題歌「ハルノヒ」は、すでに先日より先行配信され、デイリーランキングでは軒並み1位を獲得と早くも話題に。そんなあいみょんさんが、なんと映画本編にも登場しているということだが、本編のどのシーンに出てくるかは映画を観てからのお楽しみ…とのこと。併せて公開されたキャラクタービジュアルでは、あいみょんさんのチャームポイントが忠実に再現されており、Tシャツには本作の舞台・オーストラリアにちなみ、コアラとあいみょんさんの“AIM”の文字がコラボしたロゴが施されている。今回の出演に関して、あいみょんさんは「自分がキャラクターになるなんて人生で初めてなので、しんちゃんのことが大好きな家族にも、今回キャラクターとして登場することを早く伝えたいです!映画館で私が登場するシーンをぜひ探していただければと思います。そして主題歌『ハルノヒ』も合わせて聞いていただけると嬉しいです。映画館でまってるゾ!」とコメントしている。ほかにも、4月10日(水)にはあいみょんさん自身初となる映画イベント“春の日”の様子を、しんちゃん公式Twitterにて18時30分から(予定)生配信。そして、「クレヨンしんちゃん」×あいみょんコラボのLINEクリエイターズスタンプも同日11時よりDL開始となる。『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』は4月19日(金)より全国東宝系にて公開。「クレヨンしんちゃん×あいみょんスタンプ」は4月10日(水)11時~、LINEアプリのスタンプショップから購入・ダウンロード可能(12月31日まで)。Twitter生配信は18時30分~クレヨンしんちゃん公式アカウント(@crayon_official)にて当日のイベントの様子を生配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~ 2019年4月19日より全国東宝系にて公開©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2019
2019年04月09日キノフィルムズの関連会社・キノシネマが手掛ける映画館「キノシネマ(kino cinéma)」が登場。4月12日(金)に横浜みなとみらい、6月に立川髙島屋 S.C.館にオープンする。「キノシネマ」は、ミニシアター系作品を中心に、世界各国の作品やファミリー向け作品を上映。みなとみらいミッドスクエア内の「キノシネマ 横浜みなとみらい」と立川髙島屋 S.C.館内の「キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館」の両劇場では、それぞれスクリーン3室を保有する。またいずれのシアターも、最寄り駅から徒歩3分圏内という好立地に位置しているのもポイント。学校終わりや勤務後に気軽に立ち寄って、映画を鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】「キノシネマ(kino cinéma)」オープン■キノシネマ 横浜みなとみらいオープン日:2019年4月12日(金)場所:みなとみらいミッドスクエア内(タワーマンション)住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目7−1■キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館オープン時期:2019年6月場所:立川髙島屋 S.C.館内住所:東京都立川市曙町2丁目39−3
2019年04月04日スターダストグループ企画・製作の山田孝之初の長編ドキュメンタリー映画『No Pain, No Gain』が2019年4月27日(土)より新宿シネマカリテのみ単館上映される。山田孝之の約5年間、2045日に完全密着『No Pain, No Gain』では、山田が30歳を迎えた2013年から直近の2019年までの約5年間、2045日にわたる映像が収められている。その間に山田が関わってきた作品といえば、「闇金ウシジマくん」シリーズ、『信長協奏曲』、『デイアンドナイト』『何者』、『銀魂』、『ハード・コア』など様々。これら現場に、所属事務所スターダストのグループ会社SDPが主導となり完全密着。これは、これまで山田の主演作「闇金ウシジマくん」シリーズを手掛けるなど、SDPと山田の間に深い信頼関係があったゆえに実現したという。制作には、「世界・ふしぎ発見!」(TBS)や「情熱大陸」(毎日放送、制作協力)などに関わり、多くのドキュメンタリー作品を手掛けてきたテレビマンユニオンが参加している。バラエティなどの芝居以外のメディア露出の際には、本心の読めないミステリアスさを醸し出してきた山田孝之。しかし、『No Pain, No Gain』では、人生の節目を迎えた1人の男が、信念をもとに絶えず、挑戦し続け、懸命に生き、苦悩を繰り返しながら「人生を楽しもう」と必死にもがく、実直な姿が収められている。タイトルには、山田が撮影期間中に何度もつぶやいていた「楽しむために、楽をしない」を元に意訳すると同様の意味をもつ英語の慣用句“No Pain, No Gain=痛みがなければ得るものなし”を採用。山田は本作に対して「業界関係者は見ないでください。特に若手俳優は鑑賞してはいけません。担当マネージャーは厳しく言い聞かせてください。」とコメントしている。また、山田孝之のこの5年間の全記録を監督・牧有太が新たに再編集しまとめ上げた、240分にも渡るBlu-ray完全版が7月1日(月)に発売決定。発売に先駆け6月21日(金)・22日(土)・23日(日)には、先行発売イベント&トークショーが東京・福岡にて開催される。【詳細】TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」公開日:2019年4月27日(土)新宿シネマカリテのみ単館上映出演:山田孝之監督・撮影・編集:牧有太制作:テレビマンユニオン企画・製作・配給:S・D・P©2019・SDP/NPNG■Blu-ray発売日:2019年7月1日(月)<タイプY> TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版【特典ディスク付き】10,000円+税封入:本編ブルーレイディスク1枚/特典ディスク【DVD】バースデイ・インタビュー集(2013~2018)、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013~2018)、本編240分+特典ディスク(尺未定)<タイプM>数量限定 TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版【特典ディスク・TANGTANG オリジナルTシャツ付き】13,000円+税封入:本編ブルーレイディスク1枚/特典ディスク【DVD】バースデイ・インタビュー集(2013~2018)、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013-2018)、TANG TANG オリジナルTシャツ付き、本編240分+特典ディスク(尺未定)<タイプD>amazon限定版 TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版 9,000円+税※特典ディスク【DVD】はなし封入:本編ブルーレイディスク1枚、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013-2018)、本編:240分のみ
2019年04月01日俳優のみならず、最近は本名の「齊藤工」名義で映画監督に挑戦するなどマルチに活動する斎藤工さん。そんな彼が5年前からライフワークとしているのが、移動映画館「cinema bird(シネマバード)」のプロジェクトだ。「移動映画館のおじちゃん」と、いつか言われたい。「もともとは個人的な趣味で、全国の劇場の情報をネットでよく検索していたんです。でも東日本大震災が起こったあとに調べたら、東北の海岸沿いを中心に、サイトにアクセスできない状態になっていたり、流されてしまった劇場がたくさんあることを知りました。苦しい目に遭っている人たちに対して映画ができることを個人的に考えた時、最初に思いついたのが、避難所になっている学校の視聴覚室を利用して、映画専門チャンネルと連動した映画空間をつくることでした。1年ほど各方面に働きかけたのですが、契約などの問題もあり、実現には至らず。『企業と組むのが難しいなら、個人でやってはどうだろう』と、たどり着いたのが移動映画館でした」生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている現場に、映画という非日常を持ちこむことに対して、はじめは葛藤もあったという。「実は福島に住んでいた僕の幼馴染みも被災して、その時に必要な物資の優先順位を随時報告してもらっていたのですが、水や生理用品といった必需品の次に挙がってきたのが“女性誌”だったんです。悲惨な現実の中で、ある種の疑似体験ができる娯楽というものが、意外にも必要とされていることがわかって。それこそ映画の果たせる役割なのかなと感じました」記念すべき第一回の移動映画館は石巻の小さなカフェにて行われた。その後、福島、大分、熊本と少しずつ規模を大きくしていき、被災地と、そして劇場のない街に映画を届けている。「いま日本では、どんどん劇場が町の中から姿を消していて、僕らの世代では考えられないことですが、映画を一度も観たことのない子どもがたくさん存在しています。そんな子どもたちに向けて、かつて当たり前のようにあった“劇場”を1日だけ再現できたら、それはとても価値のあることだなと思いました」シネマバードの活動は、斎藤さん自身が直接運営に携わっているそう。自ら足を運んで場所を決め、自治体と話し合いながら、常に地元の人たちの心に寄り添った開催を目指している。「地元の方にボランティアをお願いしたり、その土地に縁のある歌手や芸人さんに声をかけてライブをしてもらったり、ただ映画を上映するだけでなく、みんなが一体となってイベント自体に心を寄り添わせることが大事だと思っていて。僕自身も、仲間が各地に増えていくような気持ちなんです。この活動は自分のライフワークだと思っているので、いつか『移動映画館のおじちゃんだ!』と言われるまで続けていきたいですね」プロジェクトの第4弾は2016年11月に福島県で開催。寒さを和らげるためにあたたかい鍋を振るまうなど、来場者と身近に交流した。2016年5月の第3弾の開催地は、大分県豊後大野市の明尊寺。お寺は全国どこにでもあるので、移動映画館にちょうどいいのだとか。さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ。東京都出身。主演映画『家族のレシピ』が3/9(土)より公開。他にも『麻雀放浪記2020』など公開待機作多数。ジャケット¥48,000シャツ¥26,000パンツ¥30,000(以上オーラリー TEL:03・6427・7141)靴¥63,000(アミ アレクサンドル マテュッシ/アミ オモテサンドウ TEL:03・5778・4472)※『anan』2019年3月13日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井嶋一雄(Balance)ヘア&メイク・赤塚修二(メーキャップルーム)取材、文・瀬尾麻美構成・保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月07日みなとみらい線みなとみらい駅からすぐの「みなとみらいミッドスクエア」に、新しい映画館「kino cinéma 横浜みなとみらい」が4月12日(金)にオープンすることが分かった。同施設の2階にオープンする本映画館は、3スクリーン、計271席(109席、109席、53席)を有し、ミニシアター系作品を中心に世界の様々な国の作品やファミリー向け作品まで、幅広く上映予定だ。なお、公式ウェブサイト()が本日よりオープン。上映作品やイベント情報など、随時更新されていくという。※所在地は、横浜市西区みなとみらい4丁目7番1号みなとみらいミッドスクエア2階。映画館「kino cinéma 横浜みなとみらい」は4月12日(金)みなとみらいミッドスクエアにオープン。(cinemacafe.net)
2019年02月26日『マッドマックス怒りのデス・ロード』から『ボヘミアン・ラプソディ』まで、ジャンルを超えて映画を“体感”させてくれる4DXシアターが定着しつつある中、4DX効果をこれでもかとアピールするのがDCヒーロー超大作『アクアマン』だ。『アクアマン』は、海底人の母と地上人の父との間に生まれた海底王国アトランティスの王子で、異なる父を持つ弟で地上の制圧をもくろむオーシャンマスターと、激しいバトルを繰り広げる。すでに『ジャスティス・リーグ』で紹介済みのアクアマンの豪快キャラの痛快さと、色鮮やかな生き物が生息するこだわりの海中の描写が見ものとなっている。すでに4DXでは『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や『MEGザ・モンスター』など、“海”を舞台にした作品を多く手がけており、水絡みの描写は4DXファンに大好評をもって迎えられてきた。『アクアマン』では、これまでの経験で培ってきた“水”の表現を出し惜しみすることなく披露しまくっており、客席に降り注ぐ水の量も、従来比でハンパなく多いのが特徴だ。アクアマンが、オーシャンマスターが率いる大軍勢と激突するクライマックスシーンでは、ありとあらゆる海の生物たちが入り乱れる壮絶な海中戦闘アクションが展開する。「これぞ4DX!」と呼びたくなる前代未聞の映画体験が怒涛のごとく押し寄せ、観客は椅子からずり落ちないように必死になること間違いなし。慌ただしいといえば慌ただしいのだが、それがやたらと楽しく感じられるのは、映画『アクアマン』の賑やかな魅力のおかげだと言える。『アクアマン』はすでに全世界で大ヒットしており、4DX上映も2018年の4DX全世界興行成績でも『ジュラシック・ワールド/炎の王国』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次ぐ第三位にラインクインしている。日本での4DX上映は世界でも最後になるが、本年度は4DXグローバル動員が200万人を突破すると言われており、日本での『アクアマン』4DX上映がワールドレコードを生み出す可能性が高い。『アクアマン』を4DXシアターで観ることで、あなたも前代未聞の記録越えに立ち会えるかも知れない。『アクアマン』2月8日(金)より全国公開関連リンク『アクアマン』4DX特集()取材・文:村山 章
2019年02月07日見たことのない、水引アクセサリーとは?デザイナーの小松慶子さんが作り出すのは、生まれ故郷・長野県飯田市の伝統工芸「水引」を使ったアイテム。「水引」の繊細な美しさと自由な表現力を活かして、ほっとする瞬間や喜び、楽しみを感じる日常シーンをより豊かに彩る水引アイテムを提案しています。 故郷の伝統工芸「飯田水引」を扱って以来、素材の美しさと造形の自由度に魅せられ、水引の普及と可能性を探求するブランド 『紙単衣 -kamihitoe-』をスタート。ブランド名は、こより状の和紙に色染めや極細の糸を巻きつけて作られた水引の姿が、まるで紙が単衣をまとっているようなので、『紙単衣』と名付けたそうです。 ハッピーを詰め込む“水引がま口ポーチ各”¥10,000+税(参考価格) そばに置きたい、ほっとする水引小物シリーズの中でも、今回ご紹介する「あわじ結びコレクション」は、毎日頑張っている人を応援するために、自宅やオフィス、外出先でも使える実用的な水引小物を提案しています。「封印・魔除け/縁結び/長寿」の意味を持つ伝統的な「あわじ結び」だけを結んで作ったコレクションです。「こんなアイテムまで水引でできるの?!」と驚いてしまいます。上品にまとまる“水引イヤホンコードホルダー”¥1,200+税(参考価格)大切な約束のための“水引リップ&印鑑ケース”各¥5,500+税(参考価格) 落ち着いた色味となめらかな質感は上品で温かみを感じさせてくれます。バッグやアクセサリー類の身に着けるシリーズは和装はもちろん、洋装にも溶け込むデザインで、女子会、デート、パーティーシーンなど様々なシチュエーションに使えそう。 コースターとして使える“花まるご祝儀袋”各¥2,000+税(参考価格) “あわじ結び”は、一度結ぶと簡単にはほどけないこと、また両端を引っ張るほど強く結ばれるため、ご縁を結ぶと伝えられ、お祝い事に広く用いられてきたそう。自分へのご褒美にも、プレゼントにしても喜ばれるとっておきのアイテムになりそうです。 昨年4月から、東京都小金井市に水引アトリエ&ショップをオープン。オーダーメイド制作やワークショップ開催の依頼なども承っているそうなので、ぜひこちらもチェックしてみて。 【SHOP DATA】紙単衣 水引アトリエ&ショップ東京都小金井市梶野町1丁目2−36 Room N-06 紙単衣ウェブショップはこちら→紙単衣 text : Mikiko Akiyama(marmelo)
2019年01月30日わが家のパパは、年間60〜70本の映画を観るほど、映画好き。映画館にも行くのも好きで、はじめて親子で映画館に行ったのは、息子が2歳4か月のとき。積極的に息子と一緒に映画館に行くのは、「大きなスクリーン、素晴らしい音響で観るとより楽しめる」という理由のほかにも、「劇場では静かな声で話す。迷惑になる行為をしない」など、「社会のルールを教えるいい機会だから」と話します。小さな子どもと一緒に映画館へ行くのは、ハードルが高いと感じますよね。「そろそろ映画館デビューしたいけど、最後まで観ていられるかしら」と、不安に思っている人のために、わが家のパパが実践している“子どもと映画館を楽しむためのポイント”をご紹介します。ポイント1:予備知識を入れると、もっと映画を楽しめる映画館へ行く前に、同じ監督の別の作品や過去のシリーズを観て、予備知識を入れると、もっと映画を楽しめます。そのときに、面白いシーンで大げさに笑うなど、大人も一緒に楽しむことがポイント。作品の魅力を伝えて、子どもに「この映画って面白いんだ!」と、まずは映画自体を好きになってもらうことが大切です。ポイント2:グッズを買って気分を盛り上げよう映画公開時期に合わせて、店頭でキャラクターのグッズやお菓子を見かける機会が増えますよね。わが家のパパは、キーホルダーや指人形、バッチのような、プチグッズを買って、子どもの気分を盛り上げています。映画のキャラクターの展示会があるときは息子と2人で遠出したり、映画は親子のコミュニケーションツールのような存在。ものを増やしたくない人は、塗り絵やノートといった消耗品でもいいですし、工作が好きならダンボールで小道具を一緒に作るのもいいですね。ポイント3:鑑賞中、飽きたときの必殺技!ポップコーンを買っても、子どもはずっと食べ続けるので「映画の中盤にはなくなり、困ってしまった」という経験があります。そんなピンチを乗り切る必殺技が“数に限りがあるお菓子”。持ち込みOKの映画館のみ、ラムネなど小さなお菓子を持参して、間のびしたときに渡して乗り切っています。ここで大切なのは、「あと○個だから大事に食べようね」と残りの数を伝えること。ただ渡すと「もっと、もっと」と一気に食べきってしまうので、少しずつ与えるのがポイントです。パパいわく、意識がお菓子に集中するので、子どもが飽きるようなシーンも、これで乗り切れるのだとか(笑)。ポイント4:映画が終わってからがキモ!次回につなげるフォローも忘れずに映画を観終わったあとは、次につなげるフォローも怠りません。帰りの車で用意していた映画の音楽を流すと、子どもは「あのシーンで流れてた曲だよね!」とノリノリに歌います。映画の内容より音楽は頭に残りやすいので、音楽を聞くたび映画のことを思い出すようです。翌日以降も映画の話をして余韻を楽しむなど、映画館へ行ったことを楽しい思い出にします。楽しい思い出が積み重ねれば映画館が大好きになり、次回はもっと楽しめますよ。座席はどの辺りを選べばいい?子どもをトイレに連れて行くときや、ぐずったときに出入りしやすいよう、入り口に近い通路側の席を取るのがおすすめ。もしくは、後ろの人を気にする必要がない、1番後ろの列の通路側も気がラクです。インターネットで席を予約することもできるので、事前予約をしておけば、当日「いい座席がない!」と焦る心配もありませんよ。大人も心から映画を楽しむのが大切子どもと映画館を楽しむコツは、映画を観る前後に気分を盛り上げること。そして、パパを見て思うことは、大人も心から映画を楽しむことが、1番の方法だと感じています。小さいうちは慣れない場所で座りっぱなしということで、具合が悪くなったり、ぐずったりすることもあります。そんなときは、無理せず部屋の外へ連れ出して体調を確認する、暑いときは服を1枚脱がせる、水分補給をするなど、子どもの体調に気を配りながら親子で映画を楽しみたいですね。
2019年01月29日映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』が、2019年5月10日(金)全国ロードショー。『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン製作作品となる。“ホラーの天才”ジェームズ・ワンが贈る恐怖の新章世界興行収入累計1500億円を超える『死霊館』シリーズを世に贈り出した、“ホラーの天才”ジェームズ・ワン。“ホラーフランチャイズの産みの親”との愛称を持つ、ジェームズ・ワンが新作で着目したのは、伝説の怪談『ラ・ヨローナ』だ。古くから中南米に伝わる呪われた存在「ヨローナ」ヨローナとは、古くから中南米に伝わる呪われた存在。かつて愛する夫が浮気をしたことにより嫉妬に狂った女は、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまう。その後悔から女は嘆き苦しみ、遂には正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨う存在に。亡くした我が子を取り戻すように子どもたちだけを狙い、子をさらっていくヨローナ。さらう時には、必ずヨローナの泣き声が聞こえるのだ…。映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』の舞台は、1970年代のロサンゼルス。とある母親が子どもの危機を察知し、助けを求めるが、主人公のアンナはそれを無視してしまう。ここからアンナとヨローナの物語がはじまり、アンナの子どもたちが狙われることに。“絶対に彼女の泣き声を聞いてはいけない。”果たして、執拗で残酷なヨローナの恐怖から家族は逃げ延びることができるのか…。“本当に恐い”ジェームズ・ワン絶賛のマイケル・チャベス監督監督は「彼の演出は本当に恐い」とジェームズ・ワンが明言するマイケル・チャベス。『死霊館』第3弾の監督もつとめた実力派だ。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本を手掛けたゲイリー・ドーベルマンも、ジェームズ・ワンとともに製作を担当。主演は、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のリンダ・カデリーニ。ヨローナの恐怖を体感する、主人公アンナ役を務める。彼女の子どもエイプリルとクリス役には『アメリカン・スナイパー』のマデリン・マクグロウ、新人のローマン・クリストウが抜擢された。あらすじ1970年代のロサンゼルス。不可解な死を遂げた子供の母親が、不吉な警告を発する。しかし、それを無視したソーシャルワーカーのアンナ(リンダ・カデリ ーニ)と彼女の子供たちは、ほどなくしてある女の”泣き声”を聞いてしまう―。その日を境に数々の恐ろしい現象に襲われることとなった家族は、教会に助けを求めるが、 そこで語られたのは、呪われたすすり泣く女”ヨローナ”の存在だった―。ヨローナはプールやバスタブ、トイレであろうが、水のある所に現れる。果たして家族は逃げ場のない恐怖から逃れることはできるのか―。【作品情報】映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』公開時期:2019年5月10日(金)全国公開監督:マイケル・チャベス製作:ジェームズ・ワン、ゲイリー・ドーベルマン出演:リンダ・カデリーニ、マデリン・マクグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス ほか配給:ワーナー・ブラザース映画
2019年01月19日俳優の斎藤工が齊藤工名義で発案した「cinema bird(移動映画館) in 沖縄 2018」が10日、沖縄県うるま市の伊計島にて開催され、齊藤をはじめ、歌手のChara、お笑いコンビのカミナリ、お笑い芸人の永野、ミラクルひかる、女優の伊藤歩らが登場した。「cinema bird」プロジェクトは、劇場体験の少ない子供たちや劇場のない地域の人たちに、同じ空間で感動を共有する劇場体験を届けることを目的として開催するもの。過去には宮城県石巻市、福島県広野町、大分県豊後大野市、福島県南相馬市、熊本県山鹿市で開催、今回は6回目となるが、7月に台風の影響で中止となり、今回、満を持しての開催となった。沖縄らしい心地よい気候と天気に恵まれた会場の伊計ビーチには、巨大なスクリーンとライブステージが設置。開場前から100人ほどが列を作り待っていたが、開場とともにウェルカムライブで齊藤自身が来場者を出迎えるという粋な演出で盛り上げた。映画上映前には、このプロジェクトですでにお馴染みの永野やミラクルひかる、そして今回、初参戦となったカミナリによるお笑いライブを実施。波の音と一緒に、齊藤、アーティスト・古賀小由実、豪起の3人による“cinema birds”によるゆるやかな音楽ライブも行われた。また、プロジェクト初期にはボランティアとしても参加していたという伊藤も歌声を披露した。映画は、齊藤自身が制作を行った『映画の妖精 フィルとムー』をはじめ、3本の映画を昼の部と夜の部の2回に分け参加費無料で上映。2部全体で限定800人の観客が来場した。さらに、Charaによるライブも行われ、彼女の織り成す世界観と波の音がマッチし、会場は完全にリラックスモードに。イベントの最後には、ゲストがそろって出口で来場者と握手とハイタッチを交わし、一人一人を丁寧に送り出すなど、最後まで心のこもったおもてなしとなった。齊藤は、冒頭のウェルカムライブ中に「今日は目白押しのイベントですので、楽しんでください。“伊計祭り”とも呼べるイベントにしたいと思っています。沖縄に来て、沖縄の歌を歌えるってすごいうれしいです」とあいさつ。お笑いライブでは、「以前永野さんの営業のライブにこっそり一緒に出させてもらった事があって。お客さんが8人だったから、びっくりしましたよ。本当に鍛えられました(笑)」と驚きのエピソードを披露した。また、終盤には「今のCharaさんのライブを聞いていて、今日一日のこの空間、この時間が細胞の一つ一つに染み込んでしくような、どこか皆さんの身体の一部になっているんじゃないかな、と。皆さんの背中越しにCharaさんの歌っている姿が見えて、なんて贅沢なんだろうと思っていました。僕にとっては、これが最高の心の贅沢だな、と思いますね」としみじみ。「地元の方々がこの企画を受け入れてくれて、テクニカルスタッフもほとんど沖縄の方なんです。僕らが持ち込んだのは、映画の素材とゲストの方々と“自分たちも楽しみたい“という思いだけ。あとはここにいる皆さんが完成させてくれました。『終わらなければ良いのに』という時間を過ごさせていただきました」と感謝の思いを伝えた。伊藤は「実は7月の中止になってしまったとき、前乗りをしていたのが工さんと二人きりだったんです。テレビで『昼顔』をオンエアした2日後なので(ドラマの続きかのように)沖縄までついてきてしまって、もはやホラー映画みたいだよね、と(笑)」と齊藤とのエピソードを披露。永野は「工さん、歌がうまくてびっくりしましたよ。スタッフにあの声誰って聞いたら、工さんだって言うから」と齊藤の歌声に驚いていた。
2018年11月11日『アレンとドラン』は、文化系女子にとっては、痛いけど非常によくわかるお話だ。単館系のマイナー映画が大好物で、外見も中身もわかりやすいサブカル女子の林田(リンダ)。田舎から東京の大学に進学して、趣味の合う少数派との交流をSNSで満喫するものの、大学ではいまいち浮いてしまっている。作者の麻生みことさんに本作について聞きました。サブカル女子とリア充イケメンの恋愛は果たして成立するのか!?「若気の至りで、みなさん本当はいろんな失敗をしているはずなのに、なかったふりをして生きていたりするじゃないですか。友だちや私自身の恥ずかしい失敗を、リンダには詰め込んでみました」自意識過剰なくせに自己評価が低い、いわゆるメンドーなタイプ。ゆえに無駄に空気を読みすぎてなかなか友だちができなかったり、文化系おじさんのえじきになりそうになるのだが、そんなリンダに何かと手を差し伸べるのが、江戸川(エドガー)というリア充イケメンだ。「リンダにとってエドガーは最も遠い存在で、絶対に友だちにはなれないと思っていたタイプ。だけどそんなのはきっかけ次第で、たまたま親切にしてもらえただけで好きになっちゃうもんなんですよね」一方で、大学のゼミの無頼派な平良先生も映画オタクであることが判明し、周りが疑うほど懐くリンダ。ぼっち上等と見せかけて、意外と楽しくやっちゃってる!?と思うものの、好きなものばかりにかまけていたせいで、恋愛のしかたがよくわからない。自分の気持ちに気づいてからの思考回路や行動がいちいち笑えるのだが、ふと気づけばリンダもエドガーも平良先生も、そもそも他人に興味がなさそうな人ばかり…。「そんなつもりはなかったんですけどね(笑)。恋愛体質ではない彼らが歩み寄るのは難しそうですが、どんなアクシデントを入れていこうか考え中です。リンダが痛い目に遭ってもそれはそれで経験なので、心と体にひどい傷を負わない限り、いっぱい走って転んで立ち直れって、親心みたいな気持ちで描いています」みなさんがなかったことにしていた黒歴史が蘇る可能性も…。リンダと一緒に七転八倒できますよ!『アレンとドラン』サブカル女子がアパートの隣に住むリア充バーテンダーと出会い、少しずつ人生が開けていく風変わりなラブコメ。タイトルにピンときた人もそうでない人も!講談社429円あそう・みことマンガ家。1991年デビュー。代表作『そこをなんとか』が完結したばかり。『good!アフタヌーン』で「小路花唄」を、『Kiss』で「アレンとドラン」を連載中。※『anan』2018年10月10日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(byanan編集部)
2018年10月07日