私の夫は、あまり育児に協力的な人ではありませんでした。でも、3人目が生まれたことをきっかけに、これまでよりも育児を手伝ってもらうことに……。ところが、この役割分担が思わぬ誤算だったんです。 3人目誕生、育児も役割分担することに子どもとはよく遊んでくれるけれど、おむつは替えられない、育児用ミルクの調合もわからないという夫。育児をしているかと聞かれると微妙なところ……。 私自身も、育児は自分でしてしまったほうが早いと思っていたため、これまでは夫に何かを手伝ってもらおうとは思っていませんでした。 しかし、さすがに子どもが3人にもなると、私ひとりでは厳しいかもしれない。そこで夫に相談し、おむつ替えなどのこれまでやってもらったことがあまりなかった育児も手伝ってもらうことにしました。夫も思いのほか快く引き受けてくれました。 お互いが協力し合えずイライラところが、慣れないおむつ替えやお風呂などのお世話は夫の思うようにはいかず、見ている私もついイライラしてしまう結果に……。 3人目が生まれ、家族で楽しくにぎやかに過ごせるはずだったのに、夫婦が揃うとお互いにイライラしてばかりでした。このままでは良くないと思い、改めて夫と話し合うことにしました。 夫からは素直に「不器用な自分には、今まで○○(私)がしていた育児を○○(私)と同じようにはできない」と言われました。一方で私は「家事も育児も家の中のことはだいたいできるけれど、すべてを任せられると負担が大きい」という話をしました。 余裕ができて「ありがとう」と言えるようにそれぞれのできること、できないことを話し合い、「お互いができることを優先させたほうが効率がいい」という話でまとまりました。家での子どもたちのお世話は私が引き受け、夫にはこれまで経験のある育児のほかに、買い物など、もう少し家事に協力してもらうことにしました。 仕事帰りの夫に、お米や飲み物、洗剤などの重量のある買い物を任せると、日中の子どもを連れての買い物がとてもラクになりました。また、夫が子どもたちと遊んでいる間に私が食器の洗い物を済ませ、授乳中には夫が上の子たちの寝かしつけをするなど、「一緒に育児」を徹底するのではなく、お互いの得意不得意を考慮した協力体制がわが家には合っていたようです。 夫婦にもそれぞれ得意不得意がありますよね。それぞれの得意なことが生かせると効率も上がり、気持ちにも余裕ができたように感じます。そして、お互いが素直に「ありがとう」と言えるようになったことが何よりでした。 イラスト:(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年05月20日私の夫は、あまり育児に協力的な人ではありませんでした。でも、3人目が生まれたことをきっかけに、これまでよりも育児を手伝ってもらうことに……。ところが、この役割分担が思わぬ誤算だったんです。 3人目誕生、育児も役割分担することに子どもとはよく遊んでくれるけれど、おむつは替えられない、ミルクの調合もわからないという夫。育児をしているかと聞かれると微妙なところ……。私自身も、育児は自分でしてしまったほうが早いと思っていたため、これまでは夫に何かを手伝ってもらおうとは思っていませんでした。 しかし、さすがに子どもが3人にもなると、私1人では厳しいかもしれない。そこで夫に相談し、おむつ替えなどのこれまでやってもらったことがあまりなかった育児も手伝ってもらうことにしました。夫も思いのほか快く引き受けてくれました。 お互いが協力し合えずイライラところが、慣れないおむつ替えやお風呂などのお世話は夫の思うようにはいかず、見ている私もついイライラしてしまう結果に……。3人目が生まれ、家族で楽しくにぎやかに過ごせるはずだったのに、夫婦が揃うとお互いにイライラしてばかりでした。このままでは良くないと思い、改めて夫と話し合うことにしました。 夫からは素直に「不器用な自分には、今まで○○(私)がしていた育児を○○(私)と同じようにはできない」と言われました。一方で私は「家事も育児も家の中のことはだいたいできるけれど、すべてを任せられると負担が大きい」という話をしました。 余裕ができて「ありがとう」と言えるようにそれぞれのできること、できないことを話し合い、「お互いができることを優先させたほうが効率がいい」という話でまとまりました。家での子どもたちのお世話は私が引き受け、夫にはこれまで経験のある育児のほかに、買い物など、もう少し家事に協力してもらうことにしました。 仕事帰りの夫に、お米や飲み物、洗剤などの重量のある買い物を任せると、日中の子どもを連れての買い物がとても楽になりました。また、夫が子どもたちと遊んでいる間に私が食器の洗い物を済ませ、授乳中には夫が上の子たちの寝かしつけをするなど、「一緒に育児」を徹底するのではなく、お互いの得意不得意を考慮した協力体制がわが家には合っていたようです。 夫婦にもそれぞれ得意不得意がありますよね。それぞれの得意なことが生かせると効率も上がり、気持ちにも余裕ができたように感じます。そして、お互いが素直に「ありがとう」と言えるようになったことが何よりでした。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年05月10日年末年始はいかがでしたか? 長期のお休みで、久しぶりに夫と長時間一緒にいたという方も多いのではないでしょうか。実は、妻たちが苦痛と感じるものとして「夫と一緒にいる時間」をあげる人が多いそうです。年末年始は会社がお休みに入り、夫としては家族団らんや夫婦水入らずの時間をもてる良い機会。しかし、妻にとっては必ずしもうれしいことばかりではないようです。なぜ妻たちは長時間、夫と過ごすことを苦痛に感じてしまうのでしょうか。今回は、その謎とストレス回避法について考えてみましょう。■夫とずっと一緒「長期休みはいらない」妻の本音年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど、長期休みを前に、ウキウキするのは夫のみ。妻は憂鬱(ゆううつ)な表情…という夫婦は少なくありません。その理由は「夫と過ごす時間がイヤだから」。みなさんは、この年末年始、夫とずっと一緒にいていかがでしたか?毎週末、土日2日間程度の休みであれば問題なく過ごせるけれど、今日も一緒、明日も一緒、明後日も一緒…となると話は変わってくるというのが、大多数の妻の意見でしょう。長時間、夫と一緒にいると無性にイライラしてしまう。2人でいるのに話すことがなくて、なんとなく気分が重くなる。朝から晩まで食事の準備をしなければならず、面倒くさい。1日中つけっぱなしのテレビやゲームの音がうるさい…。このように夫が長時間家にいることで、妻がイライラしてしまう原因は1つにとどまりません。なかには、同じ空間にいること自体、落ち着かないという人もいるようです。では、なぜ妻たちは夫と一緒にいる時間が長くなるとイライラし始めてしまうのでしょうか?■「なぜ夫にイライラするの?」原因は…今は夫と一緒だとイライラするという人も、恋人同士として付き合いはじめの頃はまったく苦痛じゃなかったはずです。むしろ一緒にいることが楽しい、うれしいという気持ちのほうが多かったのではないでしょうか。では、どうしてイライラするようになってしまったのでしょう? これには、「良い奥さんでいなければ」という自分の中の思い込みが関係しているのかもしれません。その思い込みにより、無意識のうちに自分へプレッシャーをかけすぎて、「夫がいなければ良い奥さんである必要もないのに…」と夫と長時間一緒にいることを苦痛に感じ始めてしまうのでしょう。例えば、お休みの日に家にいる夫。出かける様子もなく、のんびりしているとしましょう。自分は外に出かけたいと思っているけれど、「良い奥さん」なら夫と一緒にのんびり過ごすはず。「出かけるわけにはいかない」と自分にストップをかけてはいないでしょうか?あるいは、夫が家にいるなら健康のためにも自分が食事を作らなくてはいけない、と思っている人も多いでしょう。夫は家事が苦手だし、料理もできないから放っておくわけにはいかない。そう気づかっている人もいると思います。妻のなかには、テレビの音が大きくてうるさいけれど、せっかく夫がくつろいでいるのだから「音を小さくして」とは言いづらい、せっかくのお休みなんだし口うるさく言いたくはない、という人もいます。■悪いのは夫ではなかった!「気をまわしすぎる自分」にイライラけれど、そもそも夫は妻に「一緒に家にいてほしい」「料理を作ってほしい」など、こと細かに世話をしてほしいと思っているのでしょうか?今まで妻がやってくれているので何となくそれが「当たり前」になっていて、妻がそのために「頑張っている」とは思っていないかもしれません。妻が出かければ「気になっていたあのラーメン屋さんに一人で行ってみよう」「出かけるのは面倒だから、冷蔵庫にあるもので適当に何か作ろう」など、そのときの気分でどうにか食事をすませられるものです。長時間、夫と一緒にいることで、普段以上に妻が気をまわしすぎてしまっているのかもしれません。夫といる時間を苦痛に感じるのは、それだけ「良い奥さんでいなければ」と思い込み、その圧迫感に押しつぶされそうになっているのでしょう。日頃から我慢していること、小さな不満が積み重なっていて、それが長時間一緒にいることで爆発しかけている可能性もあります。いずれにせよ、この問題は早期に解決すべきととらえたほうがいいでしょう。■無理せず夫と楽しく過ごす「試されるのは妻の鈍感力」夫が長期間家にいると思うと憂鬱になる、イライラし始めてしまう…。そういう人は、もっと細かく具体的に「夫と一緒にいることで、自分は何にいちばんイライラしているのか?」を突きつめて考えてみませんか?例えば、「食事の支度がとにかく面倒」と感じるのであれば、長期休暇中は思い切って外食オンリーにしてみるのはどうでしょう。軽くすませたいときは。近くのお店で食べたい分だけテイクアウトするのもいいですよね。「出かけたいのに、夫がダラダラしていてつまらない」のであれば「観たい映画があるけど行かない?」「セールが始まったから買い物に行こう」「体がなまっちゃうから散歩に出ようよ」などと誘ってみるのもおすすめです(テイクアウトしたものを公園で食べるのもステキです)。もし「1人の時間がほしい」と感じたなら、夫や家族と離れて別室で過ごすのもいいでしょう。あなた1人が出かけても、夫は夫でひとり時間を楽しむ術を持っていて、意外に問題ないことも。「せっかく夫婦2人ともお休みなんだから、一緒に過ごさなければ…」と無理をする必要はありません。たいていの場合、あなたが夫に気をつかいすぎているだけ。自分で自分を追いつめているだけなのです。「たぶん夫は〇〇と思っているはずだから、私はこうしなければならない」の〇〇が、実は自分1人の思い込みかもしれない…と、まずは疑ってみましょう。そのうえで一度、自分がしたいと思うことを行動に移してみることです。そうすれば、夫と一緒に過ごす時間にウンザリ、イライラ…というのは少なくなっていくでしょう。
2019年01月08日マイナビニュース読者から、夫のいびきに関するお悩みが寄せられました。妻は夫のいびきがうるさく寝室の夫婦別室を希望していますが、夫は「夫婦は一緒に寝るべきだ」と考え、同室を継続しているそうです。そこで、化粧心理学者の平松隆円さんにお悩み解決について、解説していただきました。○夫のいびきがうるさすぎて夫が憎い!結婚して3年です。寝室は夫婦同室ですが、夫はいびきがうるさくて、私はなかなか寝られません。やんわりといびきがうるさい旨を伝えると、すごく不機嫌になって「俺が悪いの? 寝られないお前が悪いんだろ」という始末。夫は「夫婦は一緒に寝るべきだ」と考えているため、寝室の夫婦別室は認めてくれません。説得して市販のいびき対策グッズを使ってもらいましたが、ダメでした。最近は、私の隣で轟音を出しながら寝続ける夫を見て、殺意を覚えるようになりました。ただゆっくり眠りたいだけなのに。「このブタのせいで寝られないなんて」とイライラを通り越して、夫の存在が憎たらしく思えてきました。どうか、円満に夫婦別室にする方法、教えてください!○不十分な睡眠は様々な面に悪影響インターネットを見ていると、夫婦のどちらかのいびきで悩んでいるケースは多いですよね。いびきは、およそ1割の人に習慣的にあり、加齢とともに増加するといわれています。寝られなくて殺意を覚えるくらい不満を抱えているのであれば、寝室は別々にすべきです。もちろん、夫婦一緒に寝てもよく睡眠がとれているなら、寝室が一緒でも問題はありません。しかし、もしそうでないのなら、睡眠環境を変えるべきです。というのも、イギリス・サリー大学睡眠研究センターの研究によれば、不十分な睡眠は身体の疲れがとれないだけではなく、精神面や感情面においても悪影響をおよぼすとされています。結果的に、うつ病、心臓病、脳卒中や呼吸困難のリスクが高まるだけでなく、離婚や自殺につながるような行動も増えてしまうというのです。実際、質問者様も睡眠が不十分なことで、旦那様に殺意を覚えてしまっていますよね。この状態を維持することは、夫婦関係にマイナスとしかいいようがありません。ところで、なぜ旦那様は「夫婦は一緒に寝るべきだ」と考えているのでしょうか。理由としては、スキンシップを大切にしたい、夫婦のコミュニケーションを大切にしたい……などが考えられます。ですが、寝室をともにするだけで、夫婦のコミュニケーションは維持できるとは限りませんよね。食事の時、就寝前の時間など、旦那様が満足できるくらいコミュニケーションができていれば、自然と夫婦別室を認めてくれるようになるかもしれません。また、相談者様は結婚3年目とのこと。ある調査によれば、結婚1年目から5年目までの人はおよそ9割が一緒に寝ると答えたのに対し、6年目から10年目で8割、11年目以上になると6割という結果が明らかになっています。つまり、旦那様も今は「夫婦は一緒に寝るべきだ」と考えていても、次第と別室がいいと思うようになる可能性が高いです。おそらく、サリー大学睡眠研究センターの話を旦那様に持ちだしても、聞いてはもらえないでしょう。もうここは、お子様が生まれるという環境の変化をタイミングに夫婦別室を企てるか、とりあえず今は旦那様より早く就寝するようにするしかないかもしれません。すみません、相談の答えになっていないですよね。ちなみに、いびきは眠時無呼吸症候群などの病気と関係していることもあり、一度病院で診てもらうのもいいでしょう。* * * * *○著者プロフィール平松隆円化粧心理学者 / 大学教員1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。魅力や男女の恋ゴコロに関する心理に詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は「化粧にみる日本文化」「黒髪と美女の日本史」(共に水曜社)など。
2015年03月11日ミランダ・カーがクリスマスを元夫のオーランド・ブルームと一緒に過ごしていたことが分かった。ミランダは、今年のクリスマスは故郷のオーストラリアで家族で過ごしたが、そこには昨年離婚したオーランド・ブルームと、オーランドとの間にもうけた3歳の息子・フリン君もいたという。昨年10月の電撃離婚で世間を驚かせたミランダ&オーランドだが、その後も関係は良好で、フリン君も一緒に3人で出かけることも多い。「Sydney Daily Telegraph」紙上でミランダは、今年は超多忙な1年を過ごしたので、クリスマスを家族で過ごすのを楽しみにしていたと語った。みんなで一緒に料理を作るのが好きだというミランダは「フリンとオーランド、それに家族や友だちとリラックスして、楽しんで。ちょっと自分を甘やかすわ」とうれしそう。ちなみに家族に人気の一品はレモンとガーリック、ターメリックを使ったオーガニックのローストチキンだそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月26日