富士通は3日、同社が運営する通販サイト「富士通 WEB MART」において、LIFEBOOK THシリーズおよびARROWS Tab QHシリーズの購入者を対象に、セルシス「CLIP STUDIO PAINT PRO」をプレゼントするキャンペーンを開始した。期間は3月31日までだが、先着200名限定となっている。対象機種は、13.3型の2in1 Ultrabook「LIFEBOOK WT1/P」「LIFEBOOK TH90/P」、12.5型の防水・防塵タブレット「ARROWS Tab WQ2/M」「ARROWS Tab QH77/M」。いずれの機種もワコム製の専用スタイラスペンが標準で付属し、1,024階調の筆圧検知に対応している。プレゼント賞品はセルシス「CLIP STUDIO PAINT PRO」のダウンロード版。高度な筆圧感知機能や多彩なペイント機能を備え、イラストや漫画制作において定評のあるソフトだ。関連記事【レビュー】水平方向に液晶を回す13.3型 2in1 Ultrabook - 富士通「LIFEBOOK WT1/P (TH90/P)」を試す【レビュー】防水・防塵仕様の12.5型 2in1 Ultrabook - 富士通「ARROWS Tab QH77/M」を試す
2014年03月03日富士通と富士通研究所は24日、触感が得られるタッチパネルを搭載したタブレットを試作したと発表した。富士通研究所が開発した触覚技術により、パネル上にツルツル感やザラザラ感などを表現し、人の手に伝えることが可能であるという。富士通研究所は、超音波振動によりタッチパネルと指との摩擦力を変化させ、触感を表現する技術を業界で初めて開発した。ツルツル感は、パネル表面と指との間に高圧の空気膜を発生させ、その浮揚作用により摩擦力を低減させることで表現する。凹凸感やザラザラ感は、摩擦力の高低を瞬時に変化させることで利用者の錯覚を誘発する。試作したタブレットは、スペイン・バルセロナで開催されている「Mobile World Congress (MWC) 2014」に展示される。試作機では、下記の4種類のデモンストレーションを用意している。琴 : 琴に触れると、実際に弦を弾いているかのような感触を得られるDJ : CD表面のツルツル感、レコードを動かしているような感覚、ボリュームの凸感などが得られる金庫 : 金庫のダイヤル錠を回す感覚や、ロック解除を音と触感で確認できるワニ : ワニが表示され、触った部位により異なる触感が得られる
2014年02月24日富士通は、障がい者雇用のさらなる促進に向け、「富士通ハーモニー株式会社」を12月2日に設立した。○障がい特性に配慮した職場環境を整備同社は、これまでも営業やシステムエンジニア、研究開発など、様々な職種で障がいのある人材の雇用を進めてきた。今回、より多くの人に働きやすい職場を継続して提供していくため、特例子会社を設立する。新会社では、個々の障がい特性に配慮した職場環境を整え、障がいがある人材がより活躍できる職場づくりを目指す。なお、同社は事業開始後、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく特例子会社の認定(※)を取得する予定。新会社の本社は、富士通川崎工場内。社長は富士通の総務人事本部長 植栗章夫氏が兼務する。事業内容は、オフィスサポート業務。資本金は1,000万円で、全額富士通が出資している。※一定の条件を満たすことにより、親会社とあわせて障がい者の雇用率を算定できる子会社のこと。
2013年12月03日富士通は11月21日、西日本地区のメインデータセンターである「明石システムセンター」に、ラック、電源、空調などの稼働効率が最大になるよう配置するモジュール型データセンター技術を取り入れた新棟を開設し、同日より運用を開始すると発表した。同センターには、免震DCと耐震DCというタイプの異なる2種類のデータセンター(DC)が用意されている。免震DCはミッションクリティカルシステム運用に適した高スペックデータセンターで、免震構造3階建(500ラック設置。今後1,000ラックまで増設予定)。外気利用による高効率空調設備、生体認証、共連れ防止、ラック電気鍵システムなどによるフィジカルセキュリティ、長期間の電力途絶時の対応力を強化するため、長寿命型非常用自家発電機を導入している。耐震DCは最適な品質・コストで利用可能なスタンダードスペックデータセンターで、耐震構造1階建(100ラック×1、60ラック×2設置。今後600ラックまで増設予定)。外気利用による高効率空調設備、生体認証、ラック物理鍵管理などによるフィジカルセキュリティ、無停電電源装置2重化、免震設備などをオプションとして追加可能。明石システムセンター新棟では、高効率設備(UPS、空調など)の導入や熱流体シミュレーションによるサーバ室レイアウト設計など、従来からの環境配慮型データセンターの施策を継承するとともに、外気活用による空調設備の省電力化にも積極的に取り組んでいる。また、夏期の補助冷却装置としてデータセンター用の空調設備に一般的な電算室用パッケージエアコンを組み合わせることで、温暖な地域でも通年の外気冷却を可能とする新たな空調技術を開発・導入。同技術は、データセンターの規模や建物仕様を問わず容易に導入でき、既存のデータセンターのエネルギー効率を大幅改善する際にも有効となっている。そのほか、国内外の同社データセンターや利用者オンサイトに配置されたICTインフラの構成情報、稼働状況、インシデント情報、キャパシティ状況を一元管理できる運用マネジメント体制を整えており、グローバルに展開したシステムの状況も24時間365日リアルタイムの把握が可能となっている。
2013年11月21日電機メーカーの富士通は、IT技術の研究・開発を行っている富士通研究所の画像解析技術により、スマートフォンのカメラで撮影した肌画像から、シミ・毛穴・色の状態を測定できるクラウドサービズ「肌メモリ」の提供を開始した。同サービスでは、富士通研究所が開発した「カラーフレーム」(被写体間距離の確保、色補正などに利用するアタッチメント)を使用することで、適切な色補正が可能。太陽光や蛍光灯、LEDランプ、白熱電球など、さまざまな光源の元で肌測定を行うことができる。また、シミ、毛穴、色の3点について数値で定量的に測定し、測定結果は点数表示されるとともに、撮影した肌が6階調のグレースケールで表示されるので、現在の肌の状態を客観的に認識できるという。さらに、日々撮影する肌データはクラウド上に蓄積されるので、これまで使用してきた化粧品と肌状態の変化から、適した化粧品や季節ごとに必要なケアを把握したり、統計データから平均値との比較や、自分の位置づけを知ることができるとのこと。なお、同サービスは、主に化粧品メーカーや美容・健康関連サービス事業者などに向けて提供される。料金は、サービス導入作業にかかる初期費用(一括)の「初期設定サービス」が500,000円、月額費用の「運用サービス」が月額40,000円から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日通信システムサービスの提供や電子デバイスの製造・販売を行う富士通は、27日、愛犬歩数計「わんダント」を活用したクラウドサービスの提供を開始したことを発表した。「わんダント」とは、愛犬の歩いた歩数や温度、体を震わせる「ぶるぶる動作」の回数などを計る計測器。大きさは幅46mm×高さ28.4mm×厚み12.5mmと手のひらサイズで、重さは約16gとのこと。同製品を愛犬の首などに装着し、歩数などの数値を自動で計測することができるという。非接触ICカード技術であるFeliCaを搭載しているため、製品をパソコンやスマートフォンに近づけるだけで、計測したデータをクラウド上にアップロードすることが可能。ただし、食事の量や排せつ物の状態などは、手動で入力する必要があるとのこと。アップロードしたデータはクラウドで一元管理されるため、愛犬のデータを永久保存することができ、また、動物病院で獣医師と情報を共有することなどができるという。イベントには、愛犬家として有名なタレントの哀川翔氏が出席し、愛犬のGOCO(ごこ)ちゃんが実際に「わんダント」を使用した結果が発表された。この日の歩数は10,532歩。食事は朝8時と夜19時の2回で、排泄した時間は7時と17時。環境温度はほぼ快適な温度に保たれており、数時間置きに体を震わせる「ぶるぶる動作」が見られた。イベントに出席した成城こばやし動物病院 院長の小林元郎氏は、「わんダント」を使用して得たGOCOちゃんのデータを分析した。「データを見てみると、GOCOちゃんは毎日十分な散歩をしてもらっています。体形もすっきりしていて、肥満の傾向はまったくなく、とても健康的です。しかし、犬は毎日同じ時間の散歩を好みますが、データを見ると毎日の散歩の時間が多少異なっているため、今回の判定は星2つ半としました」(小林氏)判定を受けて哀川氏は、「GOCOに元気に長生きしてもらうためにも、今後も『わんダント』を使い続けていこうと思います」と語った。なお、同製品の価格はオープン。販売価格には1年分のクラウドサービス利用料が含まれており、2年目以降は月額420円が必要とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日スマホのカメラで肌の色を正確に測定する技術富士通研究所は5月7日、スマートフォンのカメラを用いて人の肌の状態、特に肌の色を正確に測定する技術を開発したことを発表した。これまで、ユーザーが店頭に出向き、専門家が専用機を用いて行っていた肌の状態の測定を、新規に考案した「カラーパッチ」を用いることにより、スマートフォンのカメラを用いて、ユーザーが手軽に肌の状態(肌の色、シミ、毛穴の目立ち度)を測定することが可能となるという。*画像はニュースリリースより「カラーパッチ」と共に撮影し肌色を正確に補正し測定肌色の撮影においては、各家庭の照明の影響などにより、実際の肌の色とは異なる色に撮影されてしまい、正確な測定が困難という課題があったが、新規に考案した「カラーパッチ」を用い、正確な肌の色に補正する技術を開発したもの。「カラーパッチ」を肌に当て、スマートフォンで肌を撮影、あらかじめ色の情報が正確に判っている「カラーパッチ」内に配置された基準色のパターンといっしょに撮影されることで、肌の色と基準色との色の差分情報を用いることで、肌の色を正確に補正することが可能となる。また基準色のパターンを4パターンさまざまな角度に配置することで、照明の角度などにより色むらが生じた場合でも正確に補正することが可能となったという。今後は、撮影方法をより簡単にするためのユーザビリティ向上に取り組さらに改良を行い、2012年度中の商用化を行う予定としている。元の記事を読む
2012年05月08日