このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。義母の強い希望もあり、産後は義実家でお世話になることに。しかし、まさかこれが実母とのトラブルに発展するとは思いもしませんでした。次回に続く 「赤ちゃん産んだら実家と絶縁する羽目に…」(全13話)連載は12時更新!
2021年12月22日大人気マンガシリーズ、今回はmomo(@momotan1000)さんの投稿をご紹介! 「モラハラ夫の不倫相手は母親でした」第1話です。モラハラ夫と自分の母が不倫…。今回は、そんな衝撃的なお話を紹介します!今回の主人公は…出典:instagram闘うことを決心し…?出典:instagram洗脳中は?出典:instagram登場人物の紹介出典:instagram不倫について…!?出典:instagramヤバすぎる状況でも…出典:instagram洗脳を解くまで…出典:instagramモラ夫との闘いとは…!?出典:instagramモラハラ夫に洗脳されていたユキさん。ユキさんはどうやって洗脳され、乗り越えたのでしょうか…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@momotan1000)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月08日中学を卒業した春、母に突然言われた一言ーー。「整形しましょう」そんな衝撃的な一コマから始まる「親に整形させられた私が、母になる」は、作者であるグラハム子さんの実体験が基となっています。実の親子だからこそ難しい、離れたくても離れられない複雑な関係性が詳細に描かれた今作は、多くの読者の反響を呼び大ヒットとなりました。また、「うちの母親も…」と、ハム子さんと似たような経験をした方達からの体験談も多数寄せられました。■母はなぜ娘に整形をさせたの?「あなたのためならなんだってしてあげる」と、母に整形をさせられたハム子さんーー。あれから20年近く経ち、自身が母になったことで、ハム子さんは子どもの頃に実母にされていたことを思い出すようになりました。■“本当にしたかったこと”は母には言えなかった周囲からは「教育熱心で良い母」と言われていたことが余計ハム子さんを苦しめていきます。「母は私のためを思ってやってくれているのだから、不満に思ってしまう私が悪いんだ」そう思ったハム子さんは何も言うことができなくなっていきます。■ズボンを切ってビリビリに! あらゆる手段を使って支配する母罪悪感を植え付け、支配されていくハム子さん。この日以来スカートは禁止。ようやくスカートが履けるようになったのは、6年後。中学校の制服でした。■母に認められたくて、15歳で整形を決意わが子のためならなんだってやってあげたい親心。それは本当に子どものため…?それとも、自分が恥ずかしくてみじめだから…?「私はみっともなくて、かわいそうな娘。お母さんが喜んでくれて、認めてくれるなら、私は整形してもよい」当時のハム子さんはそのように考え、整形をすることを決意しました。■整形して高校デビュー! 楽しいはずなのに…整形をしたことで、ハム子さんは幸せになったのでしょうか?高校には同じ中学の子がほぼいなく、誰もハム子さんが整形をしていると知らない環境で高校時代を過ごすことに。「かわいくない」という言葉をずっと母にかけられていたハム子さんにとって、周りからの「かわいい」という言葉は強烈に突き刺さりました。でも、周りに好かれ、「かわいい」と言われるほど自分が否定されていくような錯覚。そして自分に嘘をついているような気持ちになっていってしまったのです…。この衝撃的な実母と娘の関係を描いた漫画は公開直後から大反響を呼び、なんと読者からは「私の母もそうでした」との声が続々と寄せられました。■「私の母もそうだった…!」読者から寄せられた、衝撃の体験談●私の親は完璧主義で100かそれ以外、テストで90点代取っても「10点も分からない所があるじゃない!勉強はしたの?」と。部活も夜までで睡眠時間も削ってまで勉強してるのに。授業もちゃんと真剣にやっているのに。テストの点数が悪いと家に入れて来れません。なので3時間かけて歩いて祖母の家に帰ります。●大学に行きたかったが、女性は高学歴は必要ないといわれた。 弟が控えていたため、早く社会に出てほしかったようです。●私の親は一般的には優しくて、子ども思いにみえるひとです。 でも、すべてを決めてしまう。服装、髪型、進学、友達、とてもきつかった。就職をきに親元をはなれたけど、子どもは親にしおくりをするもんだといわれ毎月仕送りをし、初めてのボーナスは親に全てわたすもんだといわれ、全額わたしました。●小さい頃から、笑うことも、喋ることも、親の許可が必要で、ついうっかり他人からの質問に答えると殴られました。結婚相手も親が決め、すべて親孝行と言われると何も言えなくなります。産んだんだから、子どもの命は親の自由だと。●私も最近母親に整形を進められています。自分が整形したいのに怖いから私を巻き込みたいみたいです。 お母さんがしたいだけでしょ。勝手にやって。とあしらってますが内心傷ついて何日も引きずります。●私も母親に14歳の時整形しよう、女は顔だよ。と言われ整形しました。 中学生の時でしたので周りも『あいつ整形したんだ!』と広まりちょっとしたイジメみたくなりました。 18歳の時にもまたもや母が私に玉の輿に乗って欲しいということで2度目の整形。 整形して、綺麗になったことで良いことも確かにありますが仲の良かった友人に中々会いづらくなったり同窓会に参加出来なくなったり、寂しい思いはあります。結婚を考えているパートナーがいますが、まだ整形していることを話せていません、、、。整形していることで婚約破棄になったりしないががとても不安です。 私の人生これで良かったのか...分からないです。■実の親子だからこそ難しい。悪化した母親との関係、対処法はあるのか?関係の悪化した母親への対処法として、アンケートから寄せられた声で最も多かったのは、「会わない、関わらない」というものでした。しかし、当時高校生だったハム子さんに逃げ場はなく、整形してもなお、母親からハム子さんへの“要求”は続きます。それはハム子さんをどんどん苦しめていくことに…。また、なぜ母親がここまでハム子さんに執着し、支配していたのか。その理由も徐々に明らかとなっていきます。そして、母に否定され続けてきたことで歪んでしまったハム子さんの価値観を変えてくれた“彼”との出会いも描かれます。「人格形成は子どものうちに決まる」「大人になったらもう根本的に変わらない」そんな言葉をよく耳にしますが、果たして本当にそうなのでしょうか?連載はいよいよ次回が最終回。心を殺してまで母との関係を築いてきたハム子さんとお母さんの関係の決着は? そしてこれまで親の決めた人生を生きて、ずっと息苦しさを感じていたハム子さんが、今思うこととは?▼親に整形させられた私が、母になる
2021年11月18日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。 祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2021年11月18日大人気マンガシリーズ、今回はくずゆ@カップルエッセイ(@_kuzuyu_)さんの投稿をご紹介!「母の母役がうんざりなので娘をやめることにしました。」第22話です。仕事帰りに偶然見つけた本を手に取ったくずゆさん。その本の内容とは…?#22母の母役がうんざりなので娘をやめることにしました。出典:instagramこういった親を持つ子どもは出典:instagram母から離れたことは…出典:instagramある本をきっかけに、母から離れてよかったと改めて思うことができたくずゆさん。お母さんと離れるということは、決して簡単なことではないと思いますが、しっかりと決断できたことは素晴らしいですね。さらに、くずゆさんを受け入れてくれる方と出会えて本当に良かったです!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@_kuzuyu_)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月05日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじどうにか解決策はないかと話し合う2人。そんな時、友達の親が探しに来たのです…!「ありがとう」を伝えたい相手に、いつ会えるかはわかりません…。それでも、自分と母親を救ってくれた友達への感謝の気持ちが、これからも彼女を支え続けるのではないでしょうか。ご覧いただき、ありがとうございました。
2021年11月04日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ公園で星空を見上げながら、初めて友達に母親のことを話してみることに。すると友達は、優しくて心強い言葉をかけてくれたのでした。自分のためを思って行動してくれた友達を守らなきゃいけない!咄嗟に謝った彼女に、友達の母親がとった想定外の行動とは…?次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年11月03日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ母親から逃亡した娘の前に現れたのは、仲の良い男友達でした。彼女の手を握り、向かった先は…?親身になってくれる友達に、彼女は初めて母親のこと、自分のことを打ち明けました。そんな彼女に友達がかけた言葉は、優しくて、心強いものでした。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年11月02日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ唯一の拠り所であった学校へ行くことさえも許されなくなり、娘はついに逃亡を決意し河川敷へ。すると男友達が現れて…。母親から逃げて、仲の良い男友達と過ごす穏やかなひととき。ずっとこの時間が続けばいい…そう願った彼女に、ある思いが芽生えます。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年11月01日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ母親がサプライズで娘に大好きなゲーム機をプレゼント。「ずっとお母さんと遊べるね」の言葉に思わず本音が出た娘。すると母親が豹変し…。このままずっと、母親の目を盗む生活なんて送れない…。ついに逃亡を決意するも、突如現れた男友達によって、事態は急展開を迎えるのです。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月31日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ借りたゲーム機を壊した母親。翌日男友達とその両親に謝ると許してくれて…。反応の違いに驚き、母親がどうしたいのかわからなくなるのでした。これまで我慢を続けてきた娘が、母親にようやく本音をぶつけた瞬間でした。ところが、「あなたもお母さんを捨てるのね」という言葉が、重くのしかかって…。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月30日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ母親が選ぶ服装の恥じらいから、男友達とばかり遊ぶように。借りたゲーム機で遊んでいたところ、早めに帰ってきた母親に見つかってしまい…。これまでずっと、言いなりになってきたのに…。自分を苦しめ続ける母親に、娘は疑問を抱くようになっていました。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月29日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ小学生の娘に対して、まるで幼児かのように世話を焼く母親。異常な執着は悪化する一方で、ついには物にまで嫉妬するようになったのです。母親が帰宅したことに気づかないほど、娘はゲームに熱中。そんな彼女を見て、母親がとった恐ろしい行動とは…!?次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月28日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじどこにでもある普通の家庭だったのに…。離婚を境に、母親の態度が変わっていきました。過剰なまでに世話を焼く母親に、うんざりする娘。しかし、母親の異常なまでの“独占欲”は、ますます強まっていくのです。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月27日このお話は作者ちなきちさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。こんにちは! ちなきちです。これは、ある女性が過去に経験した“母親からの逃亡”と“その後”を描く物語です。父親との離別をきっかけに、おかしくなり始めてしまった母親。ここから、母親の狂気じみた言動が、娘を追い詰めていくのです。次回に続く「母親だけど、捨ててもいいですか?」(全10話)は17時更新!
2021年10月26日私は「子どもを持つこと自体」に漠然とした不安がありました。なぜならば、私の両親が「毒親」だったからです。自分も同じように「毒を持って子どもに接してしまうかもしれない」「私のようなつらい幼少期を過ごすのであれば、子どもは作らないほうがいいのでは?」といった考えが頭から離れませんでした。そんな私が紆余曲折ありながらも1人目を出産し、さらに2人の子どもを持つまでの過程や葛藤などをお伝えします。 転換期は20代後半の同棲経験憂うつ感に苛まれながらも、私はなんとか幼少期~思春期を過ごしてきました。そんな私の大きな転換期は20代後半のころ。今の夫となる人と結婚前提で同棲し始めたころです。 今まで生きてきた人生のなかで初めて長期に渡って親と離れて暮らせることができ、だんだんと心に落ち着きを取り戻し、「過去に親から受けてきた仕打ち」に対してやっと疑問を感じるようになってきました。いわば過去の自分は、親からマインドコントロールを受けていたと言っても過言ではないと思います。 友人たちの妊娠で心境の変化数年に渡る同棲期間を経て30歳になるころに、私は今の夫と結婚しました。しかし、結婚した1年ほどは前述した理由や背景があり、子作りする気になれませんでした。そんな私の気持ちを変化させたのが「友人たちの妊娠」です。 その友人たちとは数十年付き合っており、いろいろな過去も知っていた仲なので、「人生いろいろありながらも、皆どこか決断をして新たな道へ進んでいくのだな」ということが、友人たちの妊娠・出産を通して改めて実感しました。 過去と折り合いをつけるという決断また、友人たちのなかには不妊治療に励んでもなかなか授かれない子もいました。そんな友人を見て「授かれること自体が奇跡なんだ」「私ももう31歳になるし、女性の妊活は時間が区切られている。どこかで親のことは見切りをつけなければ」と、私の心境が友人を通して少しずつ変わっていきました。 そして、31歳のときに1人目を出産。里帰りはせず、基本的にワンオペ育児でしたが、なんとか1人目を2歳まで私の手で育てることができました。その後は1人目が2歳になったころ、2人目の妊活を始めました。 自分が毒親になることなく、気持ちに余裕を持って妊活や育児ができたのは「いざとなれば福祉の手を借りて助けを求められる」という安心感です。産後ヘルパーの活用や、産前産後要件で保育園に通うことができることなど、子育て支援情報は調べ抜きました。情報収集は育児の不安を解消し、自分を救う手立てになっています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの 著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年10月11日私が25歳のとき、当時7歳年上の夫と付き合い始めました。暴力が日常化していた毒親持ちの私にとって、夫は愛情と安心感を教えてくれた心の支え的存在でした。すぐにでも親から離れたかった私は、一刻も早く結婚したかったのですが、親は大反対! そこで私は、夫と相談してある計画を実行したのです。私の母親は2度の離婚歴があり、日ごろから私に対して暴力を振るってきました。虐待に耐えられなくなった私は、逃げるように祖父母の家へ避難。そんな私が心の支えとしていたのが、25歳のときに付き合いはじめた今の夫です。夫は、これまで私が知らなかった「愛情」がどういうものかを教えてくれました。見返りを求めず、ただ一緒にいるだけで得られる安心感に、親には感じなかった「愛」を感じるようになったのです。以前の私であれば、母からの暴力を受けていても、祖父母宅へ避難する勇気も出なかったと思います。ですが、夫と付き合うようになってから、「増えていくアザを好きな人に見られたくない」と思うようになり、さらに、「なぜ私は、親からこのような仕打ちを受けるんだろう……」と自分の親に疑問も抱くようになったのです。 それから私は、「母親から逃げたい」という気持ちが強くなり、早く彼と結婚したいと思うようになっていきました。 母は夫との交際に猛反対!!ところが、夫にも複雑な事情がありました。7つ年上の夫は当時32歳。バツイチでした。離婚の原因は前妻の浮気で、前妻が引き取った子どものこともあり、結婚にはかなり慎重でした。私とは「3年付き合ってうまくやっていけるようなら結婚しよう」と考えていたようです。早く結婚したい私としてはもどかしさを感じましたが、反面、「それだけ私のことを真剣に考えてくれているんだ……」とも思えて、うれしく感じました。ただ、私の母は離婚歴がある夫との交際を猛反対!事あるごとに私に罵声を浴びせてきたのでした……。 母を説得するために考えた方法は…それから3年。私と彼は結婚を真剣に考え始めたのですが、ネックになったのは、やはり母親でした。「なんて説明するか」「説得するにも毒親ゆえにどうしたらいいか……」。いろいろ考えてみたのですが、いずれにせよ「どう説得しても絶対に反対はされるだろう」という結論に至りました。そこで、私と夫で話し合い、子どもがほしいと思う気持ちもあったので、計画的な授かり婚をして報告しようということに! そして半年後、私は妊娠。そのタイミングで私は祖父母宅を出て、夫との同棲を開始し、親に報告しました。案の定、親は反対。それどころか妊婦になっても親からの暴力はなくならず、耐えきれなかった私は、結局親の同意を得ぬまま、彼と入籍することを決心しました。 私は以前「母親のようにはなりたくないから、結婚はしなくていい」と考えていました。でも、彼と出会い、結婚したからこそ、親と暮らしていたときにはわからなかった安心感や、2人の子どもに恵まれる幸せを感じることができました。今思うと、母は、相手が誰であれ、私が幸せになることを許せないのだと思います。ですが、そう思っているのであれば、今私が幸せでいることは、母親に対する私なりの反撃になっているのかなと思います。現在は、私の親とは縁を切っていますが、それに理解を示してくれる夫に本当に感謝しています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/佐藤 汐梨さん
2021年09月20日私の実親は父母ともに毒親です。こういう風にはっきりと実親を「毒親」と捉えることができたのも、ここ最近の話。私は結婚を機に初めて実親と離れ、だんだんと自分が置かれていた環境が「おかしい」ということに気付き、やっと目を覚ましました。毒親からは離れたものの、「とある物」が1枚もなく、今は少し後悔している話をします。なくて意外と困ったものとは現在、実親とは「絶縁」とまではいかなくとも、年1回会う程度の疎遠状態。年1回しか会えないレベルの遠い場所に実家があるのかといえば決してそうではなく、電車で小一時間程度の場所にあるのですが、気持ち的な距離はすごく遠い存在です。 そんな疎遠の関係によって、今困っているのが「実親の写真や、私の子どもと実親が写っている写真が1枚もない」ということです。 保育園のアルバム作りで⋯本格的に悩み出したのは、下の子どもが保育園に入園したころです。園で「思い出アルバムを作りませんか」という話になり、子どもたちの0歳から今までの写真をまとめたアルバムを親が手作りしようという企画でした。そこで主任の先生が、「このアルバムは、今までお子さんがいろいろな人に愛されたとわかるように記録するために作成しますので、子ども単体でなく、おじいちゃん・おばあちゃんも含めたアルバムだとなお良いですね」と発言されたのです。 保育園の先生の発言に傷つくもちろん主任の先生は私の家庭環境についてはまったく知りませんし、私自身も実親が毒親だから疎遠になっているとはとても言えません。そんな背景もあったうえでの主任の先生の発言なので、そこまで気にとめる必要もないとは思いつつ、私はその言葉に非常に敏感になっていました。 さらに「祖父母など親族関係と縁が遠い子どもは愛が薄いのだろうか」などとマイナス思考に陥ってしまったのです。 現実と向き合わざるを得ない状況にそして、子どもと一緒に写る祖父母(実親)の写真が1枚もないことに向き合わざるを得なくなり、大変悲しい気持ちになりました。しかし、そのとき3歳になっていた上の子どもにおいては、私の実親の写真が1枚もないことで支障を感じたことは特にありませんでした。実親の写真が1枚もないことをそれまで気にもとめておらず、下の子どものアルバム作りの話が出るまで、私は実親のことがすっかり頭から抜け落ちていたんだなとも感じました。 私は今回の件を気に病んでいました。しかし、気に病むこと自体、まだ毒親の毒から抜け出せていないとも感じ……。だからあえて不参加ではなく、参加して精一杯与えられた機会を楽しみたいです。しかし、「せめて子どもと実親が一緒に写っている写真を1枚程度はおさめておけばよかったな……」と、今さらながら後悔しました。 著者:橋爪真理子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年08月11日指しゃぶりを卒業させるためにとった作戦は…ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。長男指しゃぶりに悩んだ過去を語ってきましたが、結局のところうちの場合、これ! といった特効薬がないまま…いよいよ年長になってしまいました。いつもではないし、日中保育園ではできるだけ本人も気をつけているようでしたが、お昼寝の時間や家では外で我慢している分なのか全然やめる気配がありませんでした。この頃になるとさすがに小学校入学が迫ってきてワタシも黙って自然に卒業するのを待ってはいられなくなってきました。ついつい見るたびに指摘してしまい、精神的に追い詰めてしまうことで長男も余計にやってしまうという悪循環だったような気がします。そんな長男にもついに卒業する日がきました。どうにか入学前にはやめさせたいという思いが強くなり、以前は失敗した『卒業日を決める作戦』(前回の対策3参照)というのをもう一度やってみたんです。長男は1月が誕生日。でも、その誕生日を迎える前には恐らくほとんどやらなくなっていたと思います。この日を境にピタッとやめたということではなかったので、卒業した明確な日にちはわかりません。入学する頃には無意識の睡眠中にもやらなくなって、心底ホッとしたのですが、なんとその後、小学校に入学してから別の悩みが出てきてしまったのです…。爪噛みです。日中学校でもできてしまう爪噛みで、両手の全ての指が深爪になってしまっていました。これには新生活のストレスや、ちょうど三男が生まれて母も子も不安定だった時期も重なっていことが原因だと思います。長男の血が滲むほどかじってしまった指先を見て、激しく後悔したのは言うまでもありません。指しゃぶりを無理にやめさせると爪噛みや貧乏ゆすりなどの別の癖が出てしまう可能性もあって、その方が後々まで残って大変だよ…と、かかりつけ医にも言われていたのに。保育園時代まではなるべく自然にやめられるようにと見守る努力ができていたのは、結局「小学校に上がるまでにやめられないと恥ずかしい(さすがにそれまでにはやめるだろう)」という親都合の期限付きのおおらかスタンスだったわけです。自分の思い通りにならないとわかった途端に厳しく追い詰めてしまうなんて、典型的な支配型毒親人格じゃないですか…出産前後の精神的な不安定だったことはあったにせよ、思い返すとかなり理不尽な要求をしてしまったと思います。長男の爪噛み癖は入学から2年ほどは続きました。ワタシもこまめに爪をチェックしたり、何より下の子にかかりっきりで長男に構えなかった部分を夫と相談して対応を分担したりと気を付けてみました。学校にも慣れ、家庭内も落ち着いてくると次第に爪噛みは無くなり、4年生の今はほとんどしなくなって少し安心するとともに、こうしてストレスが行動に出るうちはまだ対処できることなので気を付けて見ていこうと思っています。さて、お次は次男。長男の反省を活かして余裕の対応ができているのでしょうか…!?
2021年06月02日「毒義母がヤバイ」第18話。同居している義祖母に理不尽なことを言われ耐えられなくなり、義実家を出たみゆきさん夫婦。みゆきさんの実家にお世話になり、義実家とはしばらく距離を置くことに。その間、義母や義祖母がみゆきさんのあらぬ悪口を言いふらし、夫の職場ではみゆきさんが「ヤバイ奴」になってしまっていることが発覚! ますます義実家への不信感を募らせるなか、夫のむぎ太さんに義母から電話が入り……? 「毒義母がヤバイ」第18話 義母から「きいちゃんの顔を見せにこい」と電話で言われましたが、「無理です。行かない」と突っぱねてくれた、むぎ太さん。 みゆきさんも、そんなむぎ太さんの対応に安心するのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター みゆき2020年4月に娘を出産しました。ブログ、Instagramにイラストエッセイ「ギリ揉め」と、日常・育児の漫画を描いています。
2021年04月16日「毒義母がヤバイ」第13話。同居している義祖母に「赤ちゃんのお世話はじいちゃんばあちゃんがやるもの」「お前たち親は影で見守っておけ」「むぎ太(夫)はお前と結婚したから病んだ」など暴言を吐かれてしまったみゆきさん夫婦。義実家を出てみゆきさんの実家へ帰り、両親にこれまでの出来事を説明してしばらくお世話になることに。しかし……! 「毒義母がヤバイ」第13話 みゆきさんの実家へ突然現れた義父母。 むぎ太さんは、「もう無理だよ……」「みゆきときいが傷つけられたんだ」と突っぱねますが、みゆきさんのお母さんに促され、とりあえずおうちで話をすることに……! 義父母が語った「義祖母の暴言」の言い訳とは? 著者:マンガ家・イラストレーター みゆき2020年4月に娘を出産しました。ブログ、Instagramにイラストエッセイ「ギリ揉め」と、日常・育児の漫画を描いています。
2021年03月26日「毒義母がヤバイ」第12話。同居している義祖母に「赤ちゃんのお世話は、じいちゃんばあちゃんがやるもの」「お前たち親は影で見守っておけ」「むぎ太(夫)はお前と結婚したから病んだ」など暴言を吐かれてしまったみゆきさん夫婦。夫のむぎ太さんの提案で、義実家を出てみゆきさんの実家へ帰ることにしました。 「毒義母がヤバイ」第12話 「みゆきを不幸にさせてしまってすみません!」 みゆきさんの実家に到着するなり、涙目でみゆきさんのお母さんに土下座をするむぎ太さん……。 そんなむぎ太さんを見て、みゆきさんは改めて「義祖母が許せない」と感じるのでした。 次回、思わぬ出来事が起こります。 著者:マンガ家・イラストレーター みゆき2020年4月に娘を出産しました。ブログ、Instagramにイラストエッセイ「ギリ揉め」と、日常・育児の漫画を描いています。
2021年03月25日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。 祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2021年03月06日「毒義母がヤバイ」第10話。義祖母から「むぎ太はお前と結婚したから病んだんだ」と突然言われ、否定しても、「いや!間違いなくお前のせい!!」とまくし立てられ、さすがのみゆきさんも腹が立ち……。みゆきさんが義実家と揉めてしまった体験談をマンガ化! 短期連載にてご紹介していきます。※揉める描写になるため、多少きつい表現があります。 娘のきいちゃんにあだ名で呼ばせたいという義母に、夫のむぎ太さんが「おばあちゃん」と呼ばせたいこと、みゆきさんがきいちゃんをお風呂に入れさせてもらえないのをやめてほしいと言ったところ……義母がブチ切れ! その後、突然義祖母がやってきて、「むぎ太はお前と結婚したから病んだんだ」と罵られ……。 この義母といい、義祖母といい、さすがに我慢の限界です……! 「毒義母がヤバイ」第10話 追い焚きができるため、お風呂が水になるなんてあり得ないことなのに、意地悪を言う義祖母。 「赤ちゃんのお世話はじいちゃんばあちゃんがやるもんなの!」 「おめえたち親は影で見守ってなきゃならないんだよ!」 信じられない言葉の数々……。 さらにヒートアップする義祖母。次回、みゆきさん夫婦がくだした決断とは? 著者:イラストレーター みゆき2020年4月に娘を出産しました。ブログ、Instagramにイラストエッセイ「ギリ揉め」と、日常・育児の漫画を描いています。
2021年02月27日「毒義母がヤバイ」第6話。退院して約3カ月里帰りしたみゆきさん。ついに義実家での生活が始まる……!家事をこなしてからきいちゃんをお風呂へ。ところが! 娘のきいちゃんをお風呂に入れたことで、なぜか義母から文句を言われてしまった……。「毒義母がヤバイ」第6話 娘のきいちゃんをお風呂に入れたことで、なぜか義母から文句を言われてしまったみゆきさん。 「え? 義父が入れようとしてたなんて、聞いてないけど……?」 と思いながらも、「すみません」と謝ります……。 次回、さらにみゆきさんの困惑は続きます。 著者:イラストレーター みゆき2020年4月に娘を出産しました。ブログ、Instagramにイラストエッセイ「ギリ揉め」と、日常・育児の漫画を描いています。
2021年02月20日夫に子どもを預けて、たまには一人でゆっくりおでかけしたいですよね。でも、家に帰ると子どもがあざを作っていたり、ひざをすりむいていたり…。理由を聞くと「大したことないよ。目を離した隙にちょっと…」と苦笑いする夫。でも、笑ってすませられることではないこともあります。東京消防庁発表の 「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」 によると、5歳以下の子どもが事故に合う場所は約7割が家の中。つまり、ほとんどの場合は親と一緒の時に起こっており、そのうち約10人に1人の割合で入院が必要な中等症以上となっています。どうして、親がそばにいながら、子どもの事故は起こってしまうのでしょうか? その理由を紐解いていきましょう。■子どもの事故、実は「親の脳タイプ」が原因になっていることも?一般的には、切り替えがうまく、複数の異なる作業を同時進行できるのがマルチタスク悩。一方、「今、目の前のこと」を最重要と捉えて打ち込む傾向がある方は、シングルタスク悩といわれ、他の作業を同時進行で進めることは苦手なようです。どちらの悩タイプなのか、見分け方としては「1日1回以上はやり忘れがある」かどうかで判断します。例えば、ゴミ当番なのに出し忘れた、頼まれた買い物をし忘れた、郵送物を出し忘れたなど些細なことで構いません。やり忘れて落ち込むことが1日1回以上あり、それが続く人は、シングルタスク悩の傾向が強いといえるでしょう。家事育児は、さまざまなことを同時進行で進めないといけないことが多いため、マルチタスクだといえます。小さいお子さんのいるご家庭なら、夕方はまるで戦争のような忙しさ。たとえば、子どもをあやしながら夕食の下ごしらえをして、早めに子どもと一緒にお風呂に入った後は、子どもの支度をしつつ自分も身支度を整え、夫の帰宅に合わせて夕食の仕上げをし、食器を洗いつつ洗濯機を回し、子どもを寝かしつけながら翌朝の朝ごはんのメニューを考え…。こういった家事育児をこなしつつ、子どもに危険が及ばないよう常に目配りをする必要があります。そのほかにも、入浴後、必ずお風呂のふたが閉まっているか確認している、料理の後、使った包丁はすぐしまっている、包装ビニールはふた付きのゴミ箱にすぐ捨てているという方がどれくらいいるでしょうか。これらはすべて、子どもが重篤なケガをする原因となるものばかりです。目の前のことをこなすだけが家事育児ではありません。それをする(もしくは、しない)ことで、その後どういったことが起こるかを想像しながら同時進行で進めるマルチタスク処理能力が求められます。子育てでは、「まさか◯◯するとは思わなかった」「ちょっと目を離しただけなんだ」という言い訳は通用しません。自分がどちらの悩タイプの傾向があるのかをまずは把握することが大切です。■コロナ禍で子どもの事故が起こりやすくなっている?まだまだ収まる兆しの見えない新型コロナウイルスの流行が、子どもの事故を誘発する可能性があります。毎日出社していたのがリモートワークに変わり、慣れないオンライン会議を重ね、家族がすぐそばにいる環境で仕事をするなど、まったく新しい形態で働くことが求められている方は多いでしょう。しかし、シングルタスク脳タイプは、仕事とプライベートを切り離すのが難しく、頭の切り替えができない人が多いようです。また、いつもとは違うルーティンで仕事をするのも向いていません。たとえば、別室で仕事をしていても、家族の気配に気が散ったり、子どもの声が気になってオンライン会議に集中できないなどで、いつもより仕事の効率が落ちて焦ってしまうケースは少なくないようです。一方、家で仕事をするようになってお互いに気をつかう反面、大人が常にいる安心感もあるでしょう。そのため夫婦間で、「すぐ戻ってくるから買い物の間、子どもを見てて」「今日の保育園のお迎えをお願いできる?」とついつい頼みごとも多くなります。互いに「わかった」と安請け合いしがちですが、マルチタスク脳と違い、シングルタスク脳は集中しがちです。目の前の仕事で頭がいっぱいになり、子どものことをきれいさっぱり忘れてしまうことがあります。実際、仕事に集中するあまり娘さんの保育園のお迎えを忘れてしまい、夜8時頃、保育園からかかってきた電話で初めて思い出した、というケースもあります。このように、シングルタスク脳の方は、仕事をこなしながら子どもに目を配ることが苦手で、仕事に集中すると子どもの存在を頭から消してしまうため、「ちょっと目を離した隙に…」「そんなことをするとは思わなかった」という事故が起きてしまうのです。コロナ禍によるリモートワークの増加で、これまでは「シングルタスク脳のうっかり」ですんでいたことが、子どもの事故につながりやすくなっているといえます。■安心して子育てをするための事故防止と対策では、シングルタスク脳は子育てができないかと、いうとそうではありません。マルチタスクをこなすのは苦手であることを自覚し、対策を立てれば事故を予防することができます。シングルタスク脳の傾向がある方は、うっかりを防ぐために以下の2つを意識することが重要です。・時間を短いスパンで意識すること・育児のルーティンを習慣化することシングルタスク脳は、仕事に集中しすぎる傾向にあるため、短いスパンで時間管理をしたり、子どもに関わる用事を思い出す必要があります。そこで、スマホや時計のタイマー機能を上手に活用して、音や振動で子ども関連の用事を思い出すようにするといいでしょう。また、子どもに関することを、いつものルーティンと結びつけて習慣化することも大切です。例えば、子どもを保育園へ連れて行く時に忘れ物が多いようなら、出かける時にいつも持ち歩くスマホや家の鍵と子どもの荷物を一緒に置いておくといいでしょう。また、パソコンや掛け時計など、必ず定期的に見るところに、子ども関連で忘れてはいけないことをメモして貼っておくのもおすすめです。例えば、脱衣所の時計の横に「お風呂のふたは閉めた?」と張り紙をしておけば、必ずふたを閉めるようになり、目を離した隙に子どもがお風呂でおぼれる心配もなくなります。自分は、シングルタスク脳タイプとマルチタスク脳、どちらのタイプなのかを見極め、シングルタスク脳の傾向が強い方はぜひ上記の対策を試してみてください。続けていくことでコロナ禍の新しい生活様式や、子育てが習慣化し、「うっかり事故」を予防できるでしょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年01月30日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、「自分は毒親かも」と思った方に向けてお話ししています。どんなことをしてしまうと毒親なのかを詳しく解説! 子どもをしっかりした子に育てたい、勉強のできる子に育てたい。大切なわが子の将来を思うからこそ、子どもにさまざまなことを期待し、教えたくなりますよね。教えなければという思いから、ついつい子どもに対して口うるさくなってしまう親は多いものです。でも、それが“毒親”としての一歩だったとしたら……。毒親にならないために、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 そもそも“毒親”とは?最近、ニュースなどで見かけるようになった「毒親」という言葉。毒親とは、暴言や暴力、しつけという名の過干渉をする親について使われる一方、自分の都合を優先し、子どもを放置したり、かまわない親についても使われる言葉とされています。また、親の過干渉から生じることとして、子どものキャパシティ以上に勉強をさせることを“教育虐待”とも言われるようになりました。 もしかしたらその対応は“毒親”の一歩かも暴言や暴力はもちろんしていない、ネグレクトもしていない、だから私は毒親ではない、と思っている人はもしかしたら危険かもしれません。誰でも毒親への一歩に足を踏み入れている可能性があります。お行儀よく食べさせよう、お片付けができるようにさせよう、電車の中でじっとしているように教えよう、これらはどれも当たり前に子どもに教えたいことだと思います。もちろん、お子さんがきちんと社会で過ごせるように教えたほうがいいことでもあります。けれど、子どもの成長に合わせず急ぎすぎて教えてしまうことは、毒親への第一歩を進めてしまうことにつながるかもしれません。 期待をかけすぎないようにブレーキを親としては、ついつい先回りしてお子さんにいろいろと教えこませたくなります。でも、まだまだ小さいときにお行儀などを教え過ぎることが、その後の“教育虐待”にもつながっていく恐れがあります。 根底にあるのは、こうなってほしい、こうあるべき、という子どもへの期待。しかし、小さなお子さんのキャパシティは、まだまだ小さいものです。それが本当に“今”教えたほうがいいことなのか? 子どものキャパシティを超えた親の「期待」がかかっていないか?を考えてみましょう。もし、ちょっと子どもにうるさく言い過ぎているかも……と思ったら、友人やご自身の親御さんに自分の対応が過干渉になっていないか聞いてみてください。自分の子どもに責任を持っていない、ある意味「無責任」な意見が、自身の毒親への一歩を止めてくれるブレーキになることがあります。 大切で愛するわが子のためだからこそやっていることであり、お子さんによってできる範囲も受け止め方もさまざまなため、どこからが毒親への一歩となるのかは、本当に難しいところです。うるさく言い過ぎているときに、「子どものため」という理由からであればちょっと立ち止まってみて、お子さんの気持ちが後回しになっていないか考えてみるといいかもしれません。 イラスト/マメ美 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年01月16日「もしかしたら私、お母さんのことが嫌いかもしれない」子どもが生まれて自分が親になってみると、「こんなに大変な思いをして育ててくれたんだ」と母親に感謝する気持ちが生まれる一方で、なぜか母親の言葉や行動にイライラしてしまう…。しかし、そんな自分に罪悪感を覚え、さらにイライラする悪循環に陥り落ち込むママは少なくありません。どうして自分が子どもを持った途端、母親に嫌悪感を感じてしまうようになるのでしょうか。■味方のはずの母親をなぜ「敵」と感じてしまうのか?例えば、「そんな抱っこの仕方で大丈夫?」「そろそろミルクの時間ね」など些細なことから、「子どもが小さいうちは母親の手元で育てたほうがいい」「赤ちゃんのうちからいろいろ話しかけたほうがいい」など子育て論にいたるまで、出産後の娘に母親はいろいろ言ってしまうものです。しかし、同じことを医師や看護師など第三者に言われれば素直に従えるのに、なぜか母親から言われるとカチンとしてしまう、鬱陶(うっとう)しく感じてしまう。それは、「もう私は大人なのに未だに子ども扱いして信頼されていない」と、あなたが感じているからかもしれません。医療や育児の専門家という他人ならば、あなたという人間に対してなにも先入観がないため客観的な対応をするでしょうから、素直に意見を受け入れられるものです。一方、母親の場合は「あなたはできないから私の言うことを聞きなさい」という無言の圧力のように感じてしまうのかもしれません。母親としては初めて子育てをする娘を心配して、少しでも役に立とうと声をかけているので悪気はありません。そういった気持ちもわかるからこそ、イライラする自分に罪悪感を覚えるママもいるでしょう。でも、出産したばかりのママが自分の母親に対してそういう反応をするのは当然で、自分を責めたり落ち込んだりする必要はありません。おそらく、ほとんどの方が思春期の頃は親を「うるさいな」「鬱陶しいな」と感じた経験があると思います。例えば、勉強しなさいと口うるさかった、進学先を指図された、友だち付き合いに口を出されたなど、子どもの頃は親からいろいろ言われたと思います。でも、社会人になって結婚して…と大人になると、親もそこまで言わなくなりますし、あなたも波風立てないようにある程度そういった言葉を流せるようになるでしょう。しかし、親になって育児を始めると、自分が子どもの頃に親にどう育てられてきたかを思い出す「追体験」が始まります。そのため、「小さい頃、こんなことを言われて嫌だった」「あんなことをされて悲しかった」という、かつて母親に感じていた不安や不満が吹き出してしまうのです。昔のことを思い出し、「お母さんだって完璧じゃなかったのに、私の育児に口を出すの?」と、イライラしたり鬱陶しく感じたりするのです。■母親の子育て干渉をつらく感じた時の対処法子育ての先輩として、いろいろアドバイスをする母親に悪気はないからこそ、それに対してイライラする自分に「なんてひどい娘なんだろう」と落ち込むこともあるでしょう。でも、母親に対するそういう感情にフタをして我慢をする必要はありません。母親からのアドバイスに従ったり生真面目に実行することもありません。子育てのことで何か言われたら「そういう意見もあるよね」「子育ての常識も昔と変わっているからね」と聞き流してやり過ごしましょう。自分で「これは育児に役立ちそうだ」と思うものだけ取り入れればいいのです。もし、それもつらいと感じるのなら、距離を置いてもいいと思います。そして、自分が子どもの頃に母親からやって欲しかったことを、自分の子どもにしてあげてみましょう。例えば小さい頃、友だちみんなが持っていたおもちゃが欲しいとねだっても買ってもらえず、仲間はずれにされて悲しかった思い出があるとします。もし、同じように子どもからねだられたら、自分はそのおもちゃを買ってあげるようにすればいいのです。そこで、母親から「おもちゃをすぐ買い与えるのは教育上良くない。将来、我慢のきかない性格になるわよ」など言われたら、「そんなの将来になってみないとわからないよね。私はすごく嫌だったから自分の子どもにはしてあげたいの」と言ってもいいと思いますよ。もし、子育てを通して母親との関係が一時的にこじれてしまっても、無理に仲良くしようとしたり、母親への怒りを抑える必要はありません。あなたの怒りは、子どもの頃にこうして欲しかったのにしてもらえなかった思いから沸き上がっている怒りです。これまで我慢してきたことを、ようやく怒りという形で母親に伝えられているわけです。お互いケンカはしたくないし、関係がこじれるのも不快に感じるでしょうが、怒りという形であっても立派なコミュニケーションです。人間としては無視が一番つらいものですから、ネガティブなアプローチであっても必要な過程です。実際、自分が親からやって欲しかったことを我が子にやるようになると、その時の親の気持ちが理解できるようになってきます。何でもかんでもおもちゃを買い与えてくれなかった代わりに工夫して遊ぶ方法を教えてくれた、習い事をさせてくれなかったのは経済的に厳しかったのかもしれないなど、当時の親の気持ちが想像できるようになるのです。親は親なりに考え、大変な思いをしながら、頑張って子育てしてくれたことに気づくこともあります。ですから、いろいろ育児に口を出してきたんだと理解でき、でもそれに従う必要もないこともわかってくるのです。正しいかどうかは別にして、育児への口出しは母親の愛情からつい出てしまう言葉。あなたのことを否定してるわけでも、今の子育てが間違っていると言っているわけでもないのです。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年12月30日「何をやるにも自信が持てない、私なんて価値がない…」人がうらやむような容姿や経歴を持つ、いわゆる「勝ち組」と言われるような人なのに、なぜか自分に自信が持てず、私のところへ相談に訪れる人がいます。そんな自己評価が低くなってしまうのはどうしてなのでしょうか? 謎を解くカギは、子どもの頃に受けた「親からの大きすぎる愛情」にありました。■親の過保護・過干渉が子どもの自信を奪う最近のご相談で増えているのが、容姿や経歴、経済力、社会的信用も問題ないのに、自分に自信が持てないという方からのお悩みです。例えば、裕福な家庭で育ち、学歴も高く仕事もできて順風満帆な人生と思われていたのに、ちょっとしたミスからすべてのことに自信を無くしてしまったという方がいました。そういった方は、チャレンジしたいことがあってもできず、自分自身にモヤモヤ・イライラしてしまうことに悩んでいるのですが、深く話を聞いてみると「親に愛されすぎた人」が多いことに気づきました。親に愛されて育ち、どうして自信がなくなってしまうの? と、不思議に思う方も多いでしょう。実は、子どもを愛しすぎるあまり過保護・過干渉になってしまう親が、子どもの自信を奪っているのです。親としたら単純にわが子がかわいくて心配なだけなのですが、ついつい子どもがつまずきそうなものは先回りして取り除いてしまいがちですよね。それが、小さい頃なら命の危険に直結する場合もあるので、親としては当然のことです。しかし、小学校高学年、中学、高校と子どもが成長し、自分で判断し行動できるようになっても親が変わらず干渉をし続けると、子どもは「私ってそんなに頼りないのかな」「僕が何もできないから親はいろいろ言ってくるんだ」と、親から自分は信用されていないと感じるようになります。親としては、子どもを信頼していないわけでもないし、認めていないわけでもありません。でも、子どもは成長と共にそうとらえるようになり、自信を失っていくのです。また、小さい頃から親に愛情を注がれ、必要以上にほめて育てられてきたタイプは、「誰かにほめられて認めてもらっている自分」に価値を見出すようになりがちです。裏を返せば、ほめられたり認められたりしない自分には、価値がないと感じてしまいます。この2つの理由により、ある程度大きくなってから、はたから見ればすべてを手にしているような人でも、自分に自信が持てずに苦しんでいるケースがあるようです。■「私のこと信用している?」口に出せなかった言葉を伝えてみる自分に自信が持てない、誰かにほめてもらえないと不安になるというご相談の場合は、親の過保護が原因であったこと、でもそれは信用されていなかったわけではなく、あなたをかわいいと思う気持ちが強すぎたからだとお伝えしています。あなたに何かが足りなかったわけではなく、心配という形で愛情を表現していたのかもしれないとカウンセリングでは相談者にお話しし、原因となる記憶の感情を書き換えるお手伝いをしています。もし、あなたが親に嫌悪感を持っている、理解してもらえない、信頼されてないと感じているのなら、記憶をひも解いて、そう思ったきっかけを思い出してみましょう。そして直接、親に確認してみるのです。例えば、「私の部屋をいつも掃除していたけど、そんなに汚かった?」「進路を決めるとき、どうして私に選ばせてくれなかったの?」など、親に信用されていない、頼りにならないと思われていると感じたときのことを聞いてみるのです。そうすると「きれいにしていたけど、部活で忙しそうだったから掃除くらいしてあげようかなと思って」「あなたはおとなしいタイプだから、共学校より女子校の方が向いていると思ったの」といった答えが返ってきて、あれは親なりの愛情だったと気づくきっかけになるでしょう。子どもにそんなお節介をしていたこと自体、忘れている親も多いものです。「お母さん、そんなことした?」といった返事に拍子抜けしてしまうかもしれません。親は子どもが小さい頃と同じように接していただけで、あなたを信頼していなかったわけではないのです。おそらく、自分自身に子どもが生まれたら、同じようにいろいろと心配して手を出したり声をかけたりと先回りするようになると思います。そうすると、親が自分にしてきた行動や声がけが愛情に起因していたと気づくはずです。親にとっては、何歳になっても子どもは子ども。心配は愛情の裏返しなのだと納得できれば、自分に対する不安感はなくなっていくでしょう。■子育てに自信が持てないお母さんへ親の過保護・過干渉で自信を失ったお母さんは、自分自身の子育てに不安を感じることもあるでしょう。「私の子育ては大丈夫? 間違っていない?」「親みたいに過保護・過干渉になりたくはないけれど、何が正しいのかわからない」子どもに対して過保護・過干渉になりたくはないけれど、そうやって育ててきてもらっているから、ついつい親と同じように子どもに接してしまう。逆に、親を反面教師にするあまり超放任主義になってしまうなど、育児に悩むお母さんは少なくありません。親もいろいろなタイプがあるように、子どもにもいろいろなタイプがいます。同じように過保護・過干渉でお節介な子育てをしたとしても、それをそのまま愛情だと受け取る子もいれば、うまく立ち回って聞き流せる子、親の言う通りにできない自分を責めてしまう子とさまざまです。親子の数だけ子育てのパターンがあるわけですから、誰にでも当てはまる「子育ての正解」といったものはありません。あなたに限らず、すべてのお母さんが「こんな子育てで大丈夫?」と思いながらわが子を育てているのです。でも、そこで無理に「理想のお母さん、正しい子育て」を探さなくてもいいと思います。子育てに悩んでいるのは、あなたの努力が足りないわけでも、何かが欠けているわけでもありません。親として悩むのは、自分の思い描く理想通りの育児ができなかったときでしょう。でも、それは誰のためですか? 多分、子どもが「こんなお母さんになって」とお願いしたわけではないと思います。子どもにとって一番心地良いのは、お母さんが笑顔でいること。お母さんが笑顔になれない子育ては、決して子どものためにはなりません。親の愛情が間違って子どもに伝わらないように、不完全な自分、不完全な子育てでもいいということをまずは認めることから始めてみましょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年12月29日■前回のあらすじいつも私に気を使ってくれる義両親。そんなある日、一緒に手巻き寿司を食べることになったのですが、そこには義父の好物がなくて。その理由には1つだけ思い当たることがあって…。実母のトラウマから、子どもを持つことに積極的にもなれず義父母にも気後れしていた私。そしてある日曜日、義実家で出してもらった手巻き寿司に義父の大好物のエビやカニがなかったことに気がついたのですが…お義母さんの言葉を聞いて涙が…。私の母は、私がアレルギーだと何度言っても覚えてくれませんでした。それどころか食べないと怒り出す始末。それなのにたった一度だけ私が言ったことを覚えていてくれた義母…。実母に対しては「私に興味がないんだな」とあきらめていましたが、義両親の優しさにようやく素直に笑顔を浮かべることができたのでした。 そして、帰宅後、私はある言葉を思い出したのです。義両親との食事後、結婚前に通っていたカウンセリングで言われた言葉を思い出しました。カウンセリングで言われたときはピンとこなかったけれど、義母と出会い、そしてこの日、「私の“理想のお母さん”はこの人なんだ」と思いました。このエピソードは、私の義両親との付き合い方を変えただけでなく、母への黒くて固いしこりのような負の感情をも少しだけ解きほぐしてくれるように感じました。 そしてこの人たちとなら新しい家族…子どもを迎えたいと初めて思ったのです。もちろん理想のお母さんになれるかはわからないけれど、過去は乗り越えられると思えたのでした。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2020年12月14日