「プレミアムラッピングマスク」リニューアル発売!“和草のちからで、美しくする。 つよくする。”がコンセプトの「いち髪」より、インバストリートメント「プレミアムラッピングマスク」が更に進化して新登場。2023年7月14日より、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどで発売されます。流す瞬間からツルツル髪を実感!新生「プレミアムラッピングマスク」は、進化したラッピングシステムの浸透処方によりダメージ補修&予防効果がパワーアップ。ダメージヘアをしっかり包み込み美髪成分を髪の内部まで届けます。ホットタオルをしたようなトリートメント効果で、ヘアエステ後のようななめらかな指通りに。自宅で簡単スペシャルケアを叶えます。ダメージを補修のカギとなるのは、日本古来、髪に良いとされてきた和草由来の「純・和草プレミアムエキス」。コメヌカ油やえごまオイル、サザンカオイル、クルミオイルなどが、ダメージのない絹髪を育みます。また心安らぐ桜の香りもより上質なものにアップデート。艶やかに咲き誇る桜の香りを楽しめます。(画像はプレスリリースより)【参考】※クラシエホームプロダクツのプレスリリース
2023年06月21日髪にうるおいを与えながら、日本の涼を体感しよう!2023年5月15日(月)、クラシエホームプロダクツ株式会社の『いち髪』ブランドから、「涼やかな和ハッカの香り」のアイテムが数量限定で発売される。『いち髪 シャンプー&コンディショナー(涼やかな和ハッカの香り)』は、『いち髪 シャンプー(涼やかな和ハッカの香り)480mL』と『いち髪 コンディショナー(涼やかな和ハッカの香り)480g』のセットで、価格はオープン。シャンプー、コンディショナーともに、補修&予防成分の「純・和草プレミアムエキス」が、パサつく髪にうるおいと艶をプラス。キューティクルの剥がれを予防しながら、指通りの良いさらさらヘアへと導く。心地良くスタイリングできる2アイテム『いち髪 髪&地肌うるおう寝ぐせ直し和草シャワー(涼やかな和ハッカの香り) 250mL』は、メントール配合のスタイリング剤で、髪のダメージを補修&予防しながら、さらさらヘアに整える。UVカットや、静電気防止効果なども期待される。価格はオープン。『いち髪 ヘアキープ和草スティック(涼やかな和ハッカの香り)13g』は直塗りタイプのスタイリング剤で、まとめ髪をキープしたいときや、浮き毛などの髪の乱れを整えたいときにオススメだ。価格はオープン。(画像はプレスリリースより)【参考】※クラシエホームプロダクツ株式会社 プレスリリース
2023年04月16日俳優の渡辺謙、女優の永野芽郁が4日、都内で行われた「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」に出席した。1923年4月4日にハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立されてから100年を迎えたワーナー・ブラザーズ。これまで何作もの名作を生み出し、映画ファンを楽しませている。そのワーナー・ブラザーズは、100周年にあたる今年1年をメモリアルイヤーとし、映画・エンターテイメントの素晴らしさ、物語が紡ぐパワーを100年の映像史とともに様々な企画を展開していく。ワーナー・ブラザース100周年を記念したセレブレーションイベントに、渡辺謙と永野芽郁が登壇して一夜限りのトークショーを実施。この日初めて会ったという2人だが、永野が「すごいですよね!」と日本が世界に誇る渡辺を前にして緊張した面持ちも、渡辺から「娘より年下だから可愛い可愛い!」と褒められて笑顔を見せた。2人は、過去のワーナー・ブラザース作品の映像とともに100年の歴史を振り返り、中学生の頃に『燃えよドラゴン』を見たという渡辺は「インパクトがあって東洋人が出ていたのもあって、青少年にすごい影響を与えた映画でしたね」と懐かしんだ。永野は2007年に公開された『最高の人生の見つけ方』に最も影響を受けたといい、「初めて見た時も泣いたんですが、『人生に喜びを見つけられるか、他者に喜びを与えられるか』というセリフがあって、周りの人を喜ばせることが出来るのかと考えた時に、この仕事をしている自分にも響くものがあって、いまだに大事な時に見ます」と心に響くセリフを明かした。2006年公開の『硫黄島からの手紙』に出演し、クリント・イーストウッド監督から演出を受けた渡辺。当時の話となり、「伊原剛志がライフルで自決するんですが、きっかけが欲しいという時にクリント・イーストウッドが銃を取ってダーンと撃ったんです。もう『ダーティハリー』そのものでしたよ。それと脚本は青写真だから現場で作っていくのが彼のスタイル。俳優に委ねる感覚が強く、その分、僕らもそれに応えようとしました」と振り返った。ハリウッド作品への出演経験が豊富な渡辺の話を隣で真剣に聞いていた永野に「ハリウッドに挑戦してみたい?」とMCが問い掛けると、永野は「そんな謙さんを前にして挑戦したいだなんて…」と控えめ発言も「挑戦したいです!」と本音も。すると渡辺が「よく(ハリウッド)進出や挑戦って言うじゃないですか。これだけユニバーサルになって配信や映画もあるので、そうやってハードルを上げないで面白い話が来たらやればいいんです。選んでから『しまった…』となったら必死になってやればいいと思います」とアドバイス。渡辺の金言を受けた永野は「はい! 頑張ります!」とハリウッド進出に前向きだった。
2023年04月05日女優の永野芽郁が登場する、ライフケア・アクシス「LaFORTE Lena」の新ビジュアルが、27日に公開された。新ビジュアルでは、イメージモデルの永野が白いブラウスをまとって登場。ナチュラルな色合いの品のあるスタイリングと、やわらかな瞳が印象的な大人っぽいビジュアルに仕上がっている。
2023年03月27日3月24日より放送がスタートするモスバーガーの品質を伝えるCM「ブランド MOS品質 野菜」篇、春の新商品「とろったまチーズ テリヤキバーガー~北海道産ゴーダチーズ使用~」のCM「とろったまチーズ しあわせ全部」篇に出演する永野。これまでテリヤキバーガーを食べたことがなかったというと「CMの現場で初テリヤキバーガーだったのですが、まさか最初がとろったまだなんて」と話し、「レタスが新鮮でシャキシャキしていて、おいしさが忘れられなかった。発売したら絶対お店に並ぼうと思っていました」と衝撃を受けたことを明かした。CM撮影中、あまりにもおいしかったという永野は「『お願いします』と言って、もう一つ作ってもらったのです」と笑顔を見せると、これから報道陣用に試食会があると聞くと「いいなー」と羨ましそうに語っていた。この日は、新ブランドキャラクターの就任式にも参加。壇上で力強く「おいしさ品質宣言」をすると「こういうの初めての経験で、ドキドキしましたが、楽しかったです」と目を輝かせていた。
2023年03月22日千葉県市原市では、高校生・大学生中心のプロジェクトチームを立ち上げ、制作を進めてきた本市ならではのSDGs学習ゲーム「いちはら版Get The Point」が完成しました。本プロジェクトに寄付をいただいた皆様(企業・個人)、ファシリテーターの皆様などにお集まりいただき、プロジェクトチームのメンバーの進行で、感謝状贈呈とゲーム体験を行いました。小出市長、林教育長、いちはらプロモーション大使の山内鈴蘭さんも参加し、できたばかりのカードゲームを楽しみました。詳細は、市ウェブサイトをご覧ください。 市長がカードゲームを体験いちはら版Get The Point山内鈴蘭さんとプロジェクトチーム1. いちはら版Get The Pointプロジェクトのポイントゲームの制作にあたっては、プロジェクトチームのメンバーをはじめ、寄付をいただいた企業や個人、試作版を体験していただいた皆様など多くの方々に参画していただきました。(1)若者10名のプロジェクトチームを中心に制作高校生、大学生、若者、青年会議所、市職員(教職員)によるプロジェクトチームを立ち上げ、いちはら版のカード内容の検討や試作版体験会などを行いました。(2)100名の認定ファシリテーターを養成制作したゲームを全市的に展開するため、ゲームの理念をしっかり伝え、ゲームの効果を最大限に引き出す認定ファシリテーターを養成しました。市内にある学校(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学)の教職員、寄付をいただいた企業、公募者など100名がファシリテーターとなりました。(3)1,000セットを制作し全市展開市内にあるすべての学校に配布するとともに、各種団体や企業においても活用していただき、SDGsの輪を広げるため1,000セットを制作しました。2. SDGs学習ゲーム「Get The Point」の詳細はこちらをご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月13日ヘアマスク×美容オイル2023年4月7日(金)、クラシエホームプロダクツ株式会社の『いち髪 THE PREMIUM』シリーズから、洗い流すヘアトリートメント『いち髪 THE PREMIUM Wケアブースター 美容オイルマスク』が発売される。同商品は、オイル部分を両手で押してヘアマスク部分に流し入れ、しっかり混ぜ合わせて使用。髪の外側をコーティングする「美容オイル」と、髪の内部補修をする「ヘアマスク」の両方の効果が期待される。容量は(10g+1mL)×4包。価格はオープン。天然桜エッセンスを配合し、つややかな八重桜の香りに仕上げた。日本の髪を本質から考えたヘアケアブランド『いち髪』ブランドでは、長年にわたって「日本の髪」を本質から研究。日本の湿度、気温、水の硬度なども考慮し、日本の四季の恵みを取り入れた商品を販売している。その中でも、『いち髪 THE PREMIUM』シリーズは、古来の成分と近代テクノロジーを組み合わせた、現代の日本人のための商品を展開。シリーズを通して、集中補修成分「米ぬか発酵導入美容液」や指通りを良くする「厳選 和草エキス」、熱を味方にキューティクルを密着させる「ヒート リペアコート成分」が配合されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※クラシエホームプロダクツ株式会社 ニュースリリース※クラシエホームプロダクツ株式会社 いち髪ブランドサイト
2023年02月22日永野芽郁が、山田洋次監督最新作『こんにちは、母さん』に出演することが発表された。時代とともに家族の姿を描き続けてきた山田監督。91歳にして90本目の監督作となる『こんにちは、母さん』では、現代を生きる家族・親子の形や想いを心情豊かに描く。今回永野は、福江(吉永小百合)・昭夫(大泉洋)のふたりの生き様を間近に感じ、寄り添い、ぶつかりながら、自らの将来を思案する多感な学生・神崎舞を演じる。2021年公開の『キネマの神様』に続き、2度目の山田組参加、また吉永、大泉との初共演に永野は「山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉洋さんと家族になれること、とても光栄に思います」とコメント。また「キャストの皆さん揃っての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした……(笑)」と、錚々たるメンバーが集まる山田組の緊張感あふれる現場を振り返った。『こんにちは、母さん』は、9月1日(金) に全国公開される。■永野芽郁 コメント全文山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉洋さんと家族になれること、とても光栄に思います。キャストの皆さん揃っての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした……(笑)。監督のご指導に応えられるよう、先輩方についていけるよう必死に日々を過ごしました。私自身も完成が楽しみです。お楽しみに!<作品情報>『こんにちは、母さん』9月1日(金) 全国公開監督:山田洋次脚本:山田洋次 朝原雄三原作:永井愛『こんにちは、母さん』出演:吉永小百合 大泉洋 永野芽郁公式サイト:「こんにちは、母さん」製作委員会
2023年02月10日歌手の三浦大知が、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)から続く「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーに就任したことが26日明らかになった。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が地球観測衛星のアンバサダーとしてアーティストを起用するのは初となる。2月12日に先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を載せたH3ロケット試験機1号機の打ち上げが予定されており、三浦は「だいち」シリーズ衛星のイメージソングとして新曲「ALOS」(エイロス)を書き下ろし。ミュージックビデオには、JAXA筑波宇宙センターでの撮影の模様が収められた。「ALOS」は2月1日に各種音楽配信サイトで配信される予定。また、三浦が地球観測衛星について学ぶためにJAXA筑波宇宙センターを訪れた際の様子や、「だいち3号」にエールを送るためにJAXA種子島宇宙センターを訪問した様子を収録した動画がこのたびJAXA公式YouTubeチャンネル『JAXA Channel』で公開された。三浦のコメントは以下の通り。――アンバサダーのオファーを聞いたときの感想、そして何を今後伝えていきたいか教えてください。まずは、“だいち”という名前で本当に良かったなと思いました(笑)。このようなお話をいただけることはすごく光栄なこと。事前に筑波宇宙センターでもいろいろお話を聞かせていただき、人工衛星にいかに生活を支えてもらっているのか知ることができました。天気予報やナビゲーション、そして災害発生時などいろいろなところで活躍しており、自分たちの生活は人工衛星抜きでは語れない部分もあると思います。今後、「だいち3号」、「だいち4号」がみなさんにとって身近に感じられるような、届け方・伝え方が出来たら良いなと思っています。――「だいち」シリーズ衛星のイメージソングにはどんな想いを込めたいですか。今日、種子島宇宙センターでいろいろな場所を見学させてもらい、話を聞かせていただいた上で楽曲制作を最終段階にもっていこうかなと思っています。本当にいろいろな問題や困難を乗り越えながら、たくさんの方々がこの地球の安全や平和を見守るために、「だいち3号」、「だいち4号」を宇宙に打ち上げる。みなさんを応援できる楽曲を作りたいと思います。――今回、種子島宇宙センターを見学した感想を教えてください。本当にいろいろな場所を見学させていただき、その規模やスケールが全てすごかったです。たくさんの方々の想いが繋がり、打ち上げロケットや「だいち3号」があると思うと、感動しました。――実際に打ち上げられる「だいち3号」を見た感想を教えてください。先日筑波宇宙センターでいろいろな話を聞かせていただいてから、ようやく本日「だいち3号」についに会うことができました。これだけたくさんの方々がバトンを繋いできたからこそ、ここに「だいち3号」がいると感じています。みなさんの情熱と技術の結晶だと思いました。――「だいち」シリーズ衛星のイメージソング制作のヒントはありましたか。たくさんのキーワードがあったと思います。そのキーワードをもとに、最終的に音楽を通して、みなさんの心に届くような、そして「だいち3号」も喜んでくれるようなそういう曲を作れたらなと思いました。――アンバサダーとして伝えたいことを改めてお聞かせください。このプロジェクトを、想い、情熱で繋いでいるのが、人です。スタッフのみなさんの話を聞いて、とても感動しました。そういう想いを、音楽を通して伝えていきたいです。また、自分が人工衛星について勉強する前は、「こんなに(人工衛星に)」お世話になっているんだ」と意識して生活していなかったと思います。人工衛星無しでは、生活の安全地球の平和は守られていなくて、常に人工衛星が見守ってくれているということ。そしてとても身近なものとして、宇宙や人工衛星を感じていただけたら良いなと思います。もっと身近に感じてもらえるように、自分自身も勉強しながら、人工衛星やロケットのこと、そして宇宙のことを、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。また、(本プロジェクトに関わった)みなさんが抱えている想いには自分は程遠いと思うんですけど、想いや情熱、ここまでどんな工程を経て、道のりを越えて、ここにきたか。というところを、たくさん話を聞かせていただいて、一部に触れていただいたような気持ちになっています。なので、「いよいよ打ち上げます」と決まる際の気持ちは……想像できないというか。打ち上がる前から、自分もちょっと泣きそうな気持ちになりそうだなと、とても思います。今日、ひとつひとつ丁寧に想いをこめて作業している話を聞かせていただいて、その想いが繋がって宇宙に「だいち3号」が到達するということを、一個人として本当に応援していますし、楽しみにしています。
2023年01月26日クラフトビール工房(天童ブルワリー)がある温泉宿「桜桃の花 湯坊いちらく」(株式会社一樂荘/山形県天童市鎌田本町/代表取締役・佐藤 まり)は、「湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY」(以下 当館)と屋号を改め、2023年1月21日(土)にリニューアル・グランドオープンします。従来のインバウンド団体客を主軸とした営業スタイルから、カップルやご夫婦など「個人旅行向けの宿」へ転換。世界一の湯上がり体験ができる「唯一を、楽しむ」温泉宿へ進化いたします。詳細URL: リニューアルオープンを迎える湯坊いちらく上中央 Workspace TSUKIKOMA/上右 外観/下左 ビアテラス/下中央 ツキコマSTAND/下右 JOSPER CHARCOAL OVEN◆「世界一の湯上がり体験」ができる温泉宿へ(1) 沿革とここ数年の取り組み当館は1953年に温泉旅館として開業。1999年には館内にビール工房「天童ブルワリー」を設立。日本初(※当社調べ)の「さくらんぼのビール」など、当時珍しかったフルーツビールの醸造に取り組んで参りました。コロナ禍以前、当社は旅行会社を運営し台湾に営業所を構えるなど、訪日外国人観光客による団体旅行に特化した温泉宿でした。しかしながら、コロナ禍でインバウンド需要はもとより、団体旅行需要も消滅しました。近年は「最高の湯上がり体験」を提供すべく、食事や宿泊施設自体の充実を図り、団体客から個人客へ支持されるよう工夫改善に努めて参りました。(2) 自家製ビールをオールインクルーシブで楽しめる世界唯一の宿22年には宿泊料金にすべての付帯サービスがインクルードされた料金形態「オールインクルーシブ」をすべての宿泊プランに適用。チェックイン直後から、好きなときに、お好きな天童ブルワリー製のビールなど(天童の地酒等も提供)を気軽に楽しめる宿泊サービスを導入し好評を博しております。なお、宿泊施設が館内に醸造所を有し、それをオールインクルーシブプランで提供するのは世界でも唯一と呼べる珍しい形態となります。(3) 地域の皆様の支えで、リニューアル・グランドオープンが実現コロナ禍を経て団体客から個人客へシフトを強化。オールインクルーシブプランへの評価やリピート客の増加など手ごたえを感じ、「世界一の湯上がり体験」ができる『唯一を、楽しむ』温泉宿への転換を目指そうと考えました。幾度となく意見交換会を開催し、時には改装作業まで協力いただいた山形大学工学部、建築・デザイン学科の学生・講師の皆様。同大学の街づくり・ものづくりサークルの皆様。新作ビールの開発に際し、貴重なフレッシュホップを提供いただいた白鷹町ホップ組合の農家の皆様、新しい挑戦に共闘していただいたステークホルダーの皆様の支えにより、このたび全館のリニューアルを実施。23年1月21日(土)にリニューアル・グランドオープンする運びとなりました。◆リニューアル・グランドオープンについて●屋号およびロゴマークを刷新リニューアルグランドオープンにあたり屋号を「桜桃の花 湯坊いちらく」から「湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY」に変更いたしました。世界一の“湯上がり体験”ができる「唯一を、楽しむ」温泉宿をコンセプトに、当館の強みである天童ブルワリーと、最高の湯上がりを体験できるメッセージを込めました。同時に、創業当時のキーカラーである紅花色を復活。モダンなデザインと相まって“親しみやすさ”を表しています。“上質な和”を提供する温泉旅館において、相反する“親しみやすさ”が混在する。それこそが「唯一を、楽しむ」という世界観の根源です。●天童ブルワリー ~白鷹産フレッシュホップ使用のフレーバーなど新たに3種が加わり5種に~天童ブルワリーは、山形産更科蕎麦を使った「蕎麦ドライ」、佐藤錦で作った「天使のさくらんぼ」の主力2種類に加え、桃香る「天使のピチピーチ」、白鷹産フレッシュホップの「そよ風ホップ」が新登場。また、過去のヒット商品「桜桃の花」も復刻。醸造タンクを3基増設し、製造量、ラインナップともに約2倍に増強し、最高の湯上がりを演出します。「これがビールの魂だ」と白鷹ホップの農家が表現。黄色い粉(=ルプリン)白鷹町産のホップ●ツキコマSTAND ~天童ブルワリーやカクテルに加え、個性的なモクテルも充実~館内にある築100年の蔵「月駒」は、かつて団体旅行の添乗員が宿泊する施設でした。このたび、リノベーションをしビアスタンドが誕生しました。天童ブルワリーのクラフトビールはもちろん、夕食後にはバーテンダーによるカクテルやモクテルが楽しめます。なお、モクテルには山辺町のやまべ牛乳とタイアップし誕生した「湯上りミルクシェイク」や「大人のクリームソーダ」など、「唯一を、楽しむ」個性的なメニューが豊富です。ツキコマSTAND●ビアテラス ~ブルワリーの醸造風景を望む「唯一を、楽しむ」場~天童ブルワリーを囲むようにビアテラスを新設。醸造風景を望みつつ、湯上がりに心地よい風を感じながら飲むビールは格別です。ビアテラス@湯坊いちらく●Workspace TSUKIKOMA ~時代を感じる、次代の空間~築100年の蔵「月駒」にワーケーション施設を新設。コワーキングスペースや小会議室を有し、チェックイン・アウト前後4時間まで無料で利用可能です。一般的なビジネスホテルはチェックアウトが10時。午前中のZoom会議を宿泊施設内で対応するのが難しいケースが多く、多様な働き方に対応。100年を超える空間で、レコードが奏でる音楽。アートや和箪笥などの調度品。読書も楽しめるライブラリーも併設。もちろん、天童ブルワリーやカクテル、モクテルをこちらでお楽しみいただくことも可能です。Workspace TSUKIKOMA●JOSPER CHARCOAL OVEN(ジョスパーチャコールオーブン) ~素材を炎で一層おいしく~東北初上陸のスペイン製炭焼きグリル「ジョスパーチャコールオーブン」を新たに導入しました。当館では20年から現在のビアテラスでお客様の目の前で米沢牛を薪で焼く「薪焼」など、本物の“炎”で調理するこだわりがあります。「ジョスパーチャコールオーブン」はスモークと焼きを同時に行うことができ、天童ブルワリーのクラフトビールと相性が抜群な料理を提供できます。JOSPER CHARCOAL OVEN◆次なる展開は、故郷山形への恩返し。先述のとおり地域の皆様やステークホルダーの支援により、22年度以降当館は成長曲線を描いています。今回のリニューアル・グランドオープンをきっかけに今後は恩返しをする番と考えています。特に、事業の根幹でもある食の分野において、サステナブルな活動に注力して参ります。具体的には、当館での滞在を通し山形の豊かな食文化の持続・循環へ寄与する仕組みの構築を目指します。お客様が当館に滞在することで、山形の食文化の維持や発展に貢献できる。そのような価値の転換を促すとともに、共感していただく方々が増えることで、「自然と人が織りなす豊かで独創的な山形の食文化」が次の100年へ受け継がれると考えます。◆当館について湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERYリニューアル・グランドオープン: 2023年1月21日(土)所在地 : 山形県天童市鎌田本町2-2-21電話 : 023-654-3311URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月20日AAAの宇野実彩子とお笑いタレントのお見送り芸人しんいちが13日、都内で行われた「CHANGE YOUR LIFE! 2022」グランプリ決定記者発表会に出席した。今年が2回目の開催となる「CHANGE YOUR LIFE! -美容師はエンターテイナーだ。-」は、今だからこそできる美容師のためのコンテストをスローガンとしたSNS型美容師コンテスト。インスタグラムを活用して、モデルのビフォーアフターを比較し、見た目の変化やその変化の幅、さらに、そのモデルの人生まで変えてしまうようなカットやカラーがほどこされているかなどを審査し、この時代だからこそのNo.1美容師を決定する企画となっている。コンテスト名にちなみ、自身の人生が変わった出来事を尋ねられると、宇野は2002年に受けたエイベックス・オーディションを挙げ「それを受けていなかったら今この場にはいないので、まさに人生の扉が開いた瞬間ですね」と回顧し、今回の会場の雰囲気が当時のオーディション会場と似ているそうで「今回は(特別)審査員でしたけど、あのときは審査される立場だったので、すごく懐かしく、みなさんの気持ちもわかるというか、思い出しましたね」としみじみと語った。一方、しんいちは「バチッとハマる話なんですけど」と自信ありげに話し始め、2年前の自身の写真パネルを手にすると、とある方のアドバイスで髪型を変え、黒髪だった髪を金髪にし、服装も変えたこと明かし、「髪型と髪色を変えたことで徐々に仕事が増えていくんですよ。ネタは変わってないのに、ネタもちょっとウケ出すんですよ。それでR-1グランプリ2022で優勝して、マジで髪型で人生が変わったんです」と打ち明け、気持ちの変化もあったそうで「自分はアーティストなんじゃないかって思いだしたら、それで芸人さんには嫌われたんですけど、その勘違いが舞台でウケたんですよ。見た目を変えて気持ちが変わるのは大事だなと気づきました」と力強く語った。また、今年のクリスマスの予定を聞かれると、宇野は甥っ子に会いにいくそうで「サンタさんはできるだけ多いほうがいいなということで、出動命令が出たので、3姉妹にプレゼント持って帰ろうかなと思っています」と声を弾ませ、しんいちがついて行きたいという雰囲気を出すと「来ないで!」と断固拒否しつつ、「プレゼントは配送してください」とお願いして笑いを誘った。そしてしんいちは「営業が入っているので、たぶん芸人と一緒に鍋パでもするのかなと思います」と明かし、宇野は「楽しそうー!」と声を上げたが、しんいちから誘われると「行きません!」と拒否した。さらに、来年挑戦したいことを尋ねたれると、ソロデビュー5周年を迎える宇野は「トークショーツアーを新しくやったり、ライブのツアーもあったりと盛りだくさんな5周年なので、めでたい活動がみなさんにいろんなところで目に耳に届くような音楽活動をしていきたいと思っています」と意気込み、しんいちは「歌ネタをこの5年、6年やっているんですけど、コントはやっていないので、コントとかもやってみたいなと思いましたね」と吐露し、宇野から「1人でコント?」と聞かれたしんいちは「1人でコントです。『キングオブコント』に出ます? "宇野しんいち"で」と誘ったが、宇野は「やりません! 気になっただけです(笑)」と全力で拒否していた。
2022年12月13日宮藤官九郎が脚本を務める正月時代劇「いちげき」の新たなキャストが発表。メインビジュアルも完成した。本作は、幕末期に江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や、薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊・一撃必殺隊の活躍を描く物語。公開されたビジュアルには、夜明け前に一撃必殺隊が揃い、幕末という不穏な時代、彼らの未来を予感させる。今回新たに発表されたのは、染谷将太演じる主人公・ウシや一撃必殺隊の面々を取り巻く個性あふれるキャスト。ウシが出会う人気女郎で、ウシの妹・チヨと瓜二つの園を西野七瀬。島田(松田龍平)と共に一撃必殺隊に剣術を教える元新選組隊士で、訓練を重ねるうちに、百姓たちと情を通わせる和田六郎を工藤阿須加が演じる。和田六郎役の工藤阿須加西野さんは「園は、一見すると大人の女性のようなイメージがありますが、年齢的にはまだ十代。監督ともお話しして、大人っぽくなりすぎず、ただ子どもでもなく、そのバランスを意識しつつ演じました」とふり返り、工藤さんは「時代を生きた若者たちの群像劇。そのエネルギーを感じてもらえたら嬉しいです」とコメントしている。また、御用党の首謀者・相楽総三をじろう、相楽と共に御用党を指揮する薩摩藩士・益満休之助を奥野瑛太、島田と和田に陰で指示を出す勝海舟を尾美としのり、ウシの宿敵となる最強の薩摩藩士・伊牟田尚平を杉本哲太が演じる。益満休之助役の奥野瑛太じろうさんは「塚地さんに『じろうくんにぴったりの役!』『原作のイメージまんま!』などと声をかけて頂いて、楽しみにしていたら、冷徹で残酷な悪の親玉みたいな役でした。塚地さんとは今度ゆっくりお話したいと思います」とすでに出演が発表されている塚地武雅とのエピソードを明かし、奥野さんは「激動していく時代に翻弄されながらも必死に生きようとする登場人物達の姿に、僕自身明日へのエネルギーをいただき、撮影に臨みました。ぜひ、御覧ください!!」と呼びかけている。尾美さんは「勝海舟を好きな人には怒られそうですが、ちょっと軽い勝海舟になっていると思います」と今回の役どころについて説明し、杉本さんは「宮藤さんのシン・時代劇をお楽しみに!!」とメッセージを寄せている。正月時代劇「いちげき」は2023年1月3日(火)21時~NHK総合/BS4Kにて放送(89分)。(cinemacafe.net)
2022年11月29日娘を愛せない母と、母の愛を求める娘の関係を描く映画『母性』。親子を演じた、戸田恵梨香さんと永野芽郁さんに、作品について伺いました。――現場の雰囲気はいかがでしたか?戸田恵梨香:仲のよくない母と娘役だから、役作りで話をしないようにするとかはお互い皆無で(笑)、ずっと話していましたね。永野芽郁:私はこの作品で初めて戸田さんとご一緒できる嬉しさで、撮影が始まったばかりの頃は「うわ~、戸田さんだ!」って感じでしたが(笑)、すごく気さくに話してくださったので、ずっと楽しく笑って過ごせました。戸田:本当にずっと笑ってたね。芽郁ちゃんは明るくてキラキラしてるなって思いながら見てた。――それぞれ、演じた役について教えてください。戸田:母のルミ子は、メイクや服装といった外見から、喋り方、考え方まですべて、ルミ子の母の世界で生きている人です。だからこそ、母がいなくなり、絶望の淵に落とされてしまいます。永野:娘の清佳は、お母さんに気に入られたくて頑張るんですが、お母さんの心ここにあらず…。虚無感を抱きながら生きていて、救われるポイントが全然ないんです。――同じ出来事でも母と娘の記憶が全く異なることを際立たせるために、それぞれの視点で2パターンのシーンがあります。演じ分けは大変だったのでは?戸田:演じ分ける難しさは感じませんでした。ただ、清佳を思い通りにできなかった時のルミ子は、彼女自身がどうなるかわかっていない。娘側の回想シーンで、そこはすごく考えながら演じました。清佳の子供時代の回想が多かったので、芽郁ちゃんと2パターン撮ったのは最後くらいだったよね?永野:そうですね。私は、お芝居しながら、清佳のように笑うことが全くない人生って寂しいなと思いながらずっと演じました。――食事シーンが多いですね。戸田:ルミ子にとっての実母と義母との関係性を差別化するうえで、食事シーンの持つ意味はとても大きかったと思います。美しい家庭を求めるルミ子にとっては、どれだけ家族が破綻していたとしても、形だけでも食卓を囲み続けることが大事だったんでしょうね。永野:私はずっとおばあちゃんを睨んでたので、演技中は全くごはんがおいしくなかったです(笑)。戸田:ずっと怒ってたもんね。私はおいしくいただいてたけど(笑)。永野:カットがかかってから、一緒にバクバク食べましたよね(笑)。そしたら、すごくおいしかったです!――anan世代にとって、母性とは何かを問う本作には、考えさせられることがたくさんあります。戸田:母になること、人の命を預かることはどういうことなのか、問う作品ですよね。子供が欲しいかどうかは考えても、自分が母性を持ち合わせているのか、子供を愛せるのかまでは、あまり考えないと思うんです。そんな中で、この作品が、母性について考えるきっかけになるかもしれません。永野:正直、私にはまだ難しくて、「母性って何かな」というところまで辿り着いていないです。戸田:なかなか辿り着かないよ。永野:なので、タイトルは『母性』だけど、「母性を理解しましょう」という話ではないですし、みなさんそれぞれ、この作品を受け止めてもらえたらと思います。戸田:そうだね。そのうえで、どんな選択であっても、自分自身が幸せになる道を選ぶべきだってことが伝わるといいな。とだ・えりか(写真右)1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズや、NHK連続テレビ小説『スカーレット』など話題作に多数出演。コート¥609,400パンプス¥138,600※参考色(共にロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)タイツはスタイリスト私物ながの・めい(写真左)1999年9月24日生まれ、東京都出身。映画『そして、バトンは渡された』(’21年)で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞。来年、Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』が全世界配信。ジャケット¥836,000ワンピース¥440,000トップス¥117,700パンプス¥167,200※すべて予定価格(以上プラダ/プラダ クライアントサービス TEL:0120・45・1913)『母性』湊かなえの大ヒットミステリー小説を映画化。女子高生が遺体で発見された事件を機に、娘を愛せない母・ルミ子と母に愛されたい娘・清佳がそれぞれの記憶を辿っていく。食い違う二人の告白を通じて衝撃の真相が明らかになっていく。11月23日全国公開。※『anan』2022年11月23日号より。写真・宮﨑健太郎スタイリスト・大浜瑛里那(戸田さん)鴇田晋哉(永野さん)ヘア&メイク・松井里加(A.K.A./戸田さん)吉田美幸(Bside/永野さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年11月22日女優の永野芽郁が出演する、三菱重工業の新CM「カーボンニュートラルの旅人」編が、11日から放送される。新CMでは、永野が“カーボンニュートラルを探す旅人”として登場。フレンチブルドッグのサステナブルくんとともに、脱炭素社会への取り組みを探していく。アースカラーのセットアップに、赤い帽子が差し色の衣装で現場入りした永野。共演するフレンチブルドッグのブルくんとじゃれ合う姿を見せ、大きな音が鳴ったり、風が吹いたりするシーンでは、ブルくんが怖がらないように背中をなでるなど動物好きな一面をのぞかせた。■永野芽郁インタビュー――今回の撮影で楽しかった部分や、印象に残っているシーンはありますか?相棒役でブルくん、ブルドックのワンちゃんが登場してくれて、2人でカーボンニュートラルを探す旅に出ている設定だったんですけど、色んなシチュエーションがあってすごくブルくんがかわいくて楽しかったです。――ブルくんとの共演はいかがでしたか?撮影中、ブルくんがずっとウーウーって言ってて、何を考えているのかまだ理解はできなかったんですけど、きっと「俺たち友達だな」って言ってたと思います(笑)。――本CMでは1つのことが、どうしても気になってしまうという役柄でしたが、ご自身でプライベートでこだわっていることはありますか?日常的にすべてがスムーズに、時間を無駄にしないようにっていうのが大きなテーマであるので、ちゃんと計画を立てるってことをこだわっているかもしれません。せっかちで、よく肩がぶつかりますね、壁に。自分が思っている以上に攻めているんでしょうね、早く曲がろうとして(ぶつけて)「痛っ」てよく言ってます。
2022年11月11日いまからちょうど7年前のシネマカフェのインタビューで、永野芽郁は「癖のある役で自分を追い込んで、私生活にまで影響が出るような、そんな取り返しのつかなくなるくらいの難しい役にも挑戦してみたい」と語ったことがある。そんな永野さんが今年、タナダユキ監督の映画『マイ・ブロークン・マリコ』でシイノトモヨ役に出会った。これまでの天真爛漫で、陽のエネルギーを放つキャラクターとはまったく違う役どころ。自身のパブリックイメージとのギャップに悩み、出演を受けるかどうか葛藤があったというのも頷ける。そして、11月23日(水・祝)からは戸田恵梨香と共演する湊かなえ原作の映画化『母性』が公開される。話題を呼んだ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」の女性警察官ペアが、娘を愛せない母と母に愛されたい娘を演じるとあって、大きな注目を集めているところだ。映画俳優としての永野芽郁1999年9月24日、東京都生まれ。今年23歳となった永野さん。子役時代には、後に連続テレビ小説「半分、青い。」で共演する佐藤健主演の『るろうに剣心』(2012)に出演したことも。『俺物語!!』(2015)やCMで注目を集めはじめ、2016年から雑誌「Seventeen」の専属モデルを務めた。上のインタビューは『俺物語!!』公開時、主人公の“高校生”剛田猛男を演じた鈴木亮平、その同級生の砂川誠役の坂口健太郎と共にシネマカフェのインタビューに応じたときの言葉で、同作で永野さんはヒロイン・大和凜子役としてフレッシュな魅力を振りまいた。『マイ・ブロークン・マリコ』公開記念舞台挨拶その際、永野さんについて鈴木さんは「負けず嫌いだなって思いました」と語りながら「ホワホワしているように見えて、実はプロ意識が高い」と評しており、坂口さんも「いろんなことを考えてる」と同意していた。坂口さんとはその後、初のミステリー『仮面病棟』(2020)でも共演を果たしている。三島有紀子監督&中谷美紀主演の『繕い裁つ人』(2014)にも参加し、人気コミックの実写化『ひるなかの流星』(2017)で映画初主演。豪華若手俳優たちが演じる濃いキャラクターたちに混じってポジティブ・ヒロインを演じた『帝一の國』(2017)の大ヒット、2018年の朝ドラ「半分、青い。」に続いて、『君の膵臓をたべたい』月川翔監督による『君は月夜に光り輝く』で北村匠海と初共演でW主演を務め、“考察ドラマ”「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019)などで瞬く間に幅広い人気を獲得する。『帝一の國』よりその後は主演として、映画でもTVドラマでも、いっそうの輝きを放つこととなり、2021年には『そして、バトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を初受賞。同作と、まったく対照的なアクションコメディ『地獄の花園』での好演により、第46回報知映画賞、および第64回ブルーリボン賞と由緒ある映画賞でも主演女優賞に選ばれた。今年7月期には、主演ドラマ「ユニコーンに乗って」で教育系スタートアップ企業の女性CEOにも扮したばかり。永野さんの素直な涙にいつも観客は心動かされ、弾ける笑顔には癒やされ、背中を押されてきたのだ。『マイ・ブロークン・マリコ』公開中出演オファーを受けたときの迷いともに、「ほかの人にやられるのは悔しいと同時に思いました」と完成報告試写会の舞台挨拶で語っていた永野さん。父親や彼氏からの暴力で“ぶっ壊れた”ダチのマリコの遺骨を抱え、マンションから飛び降り、裸足で駆ける。荒々しく叫び、慟哭し、無様な姿ながらもマリコが行きたかった海へと目指すシイノ。原作漫画を読み映画化を熱望したタナダ監督が「芝居が凄い人じゃないと話にならない」(完成報告試写会にて)と、そんなシイノ役に起用したのが永野さんだ。“負けず嫌い”な永野さんは、撮影前から11か月かけて劇中に登場するドクターマーチンを履き潰し、実際に喫煙もしてみたといい、シイノの“リアル”を体感するために役作りをし、マリコ役を演じる「半分、青い。」以来の親友・奈緒とも話し込んだという。永野さんと奈緒さんだからこそ醸し出される友情(むしろそれ以上のもの)や、2人だけの世界観は本作をより特別なものにした。シイノの悔しさや無力感と、ぶつけようのない怒りも確かにそこに詰まっている。主演自らが「誇りに思います」と胸を張れる本作の凄まじい熱量と、壮絶な物語の果ての微かな救いは多くの人の心に届いていくだろう。『PARKS パークス』(2017)井の頭恩賜公園開園100周年記念で製作された、『ジオラマボーイ・パノラマガール』『HOMESTAY』の瀬田なつき監督による青春音楽映画。あどけなさを残しながら、主演の橋本愛や染谷将太、石橋静河らの間でキーパーソンとしてしっかりと存在感を発揮している。永野さんは小学3年生の頃に吉祥寺でスカウトされており、『ひるなかの流星』『ピーチガール』でも吉祥寺がロケ地となったことから並々ならぬ縁があるよう。この年はその2作と本作、『帝一の國』『ミックス。』が連続公開された。『ミックス。』(2017)『俺物語!!』などでもその片鱗は見せていたが、コメディエンヌとして開花したのはこの辺りか。「コンフィデンスマンJP」や2023年大河ドラマ「どうする家康」の脚本家・古沢良太のもと、新垣結衣演じる元天才卓球少女と永山瑛太演じる元プロボクサーによる主人公の男女混合ペアのライバルを瀬戸康史と演じた。卓球界の若きアイドル選手・小笠原愛莉の、あざと可愛らしくて憎たらしい絶妙な言動に注目。『地獄の花園』(2021)広瀬アリスや菜々緒、川栄李奈、小池栄子らと会社内外で派閥争いを繰り広げる、オフィスコメディとヤンキー漫画映画が融合したような、ギャグあり、アクションありの痛快コメディ。“普通のOL”からの華麗なる“転身”は必見!アクションする永野さんをもっと観てみたいと思った方は多いはず!?『キネマの神様』(2021)名匠・山田洋次監督が銀幕への愛を綴った本作で、『帝一の國』「3年A組―今から皆さんは、人質です―」と共演してきた菅田将暉と安心感のあるタッグ。スター女優・園子(北川景子)にときめく淑子役は瑞々しく、昭和の女性に求められていたであろう淑やかさ…だけではない、芯の強さを体現。永野さんもまた銀幕で映える役者であることを強く印象づけた。『そして、バトンは渡された』(2021)共感を呼び、思わず応援したくなるキャラクターは、4回苗字が変わっても、たくさんの愛情を受け続けてきた本作の優子もその1人。優子が卒業式で「旅立ちの日に」の合唱のピアノ伴奏を任されたことで、劇中でも、実際にもピアノを猛特訓。卒業式は「色々なお芝居をしてきた今までとはまた違う、記憶に残るシーンになりました」と本人もコメント。「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(2021)実は映画『母性』後の戸田恵梨香との共演作だったという本作。戸田さん演じる元エース刑事・藤聖子との先輩・後輩関係と、息の合った掛け合いが話題に。純粋で真面目だが、どこか抜けている新人警官・川合麻依役は、女性警察官としての苦悩や職業使命に対する葛藤と、藤と出会ったことによる成長は永野さんが演じたことでよりリアルなものとなった。『母性』11月23日(水・祝)より公開交番勤務の女性警察官の仕事をコミカルに描いた「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で“愛され最強コンビ”を演じる以前に、戸田さんとがっつり共演していた本作。「告白」「贖罪」「夜行観覧車」など、母娘関係や女性たちの物語を綴ってきた湊かなえ作品を廣木隆一監督が映画化、母親・ルミ子役の戸田さんのみならず、祖母役の高畑淳子らの凄みあふれる演技を間近で受けとめた永野さんからも進化がうかがえる。これがあってこその「ハコヅメ」の2人かと思うと、見え方が違ってきそうだ。第35回東京国際映画祭にて特別招待上映作品(ガラ・セレクション部門)に出品。「御手洗家、炎上する」2023年Netflix配信Netflix作品に満を持しての初主演。映像化のオファーが韓国からもあったという、藤沢もやしのヒット漫画をシリーズ化する。演じるのは、かつて炎上事件があった御手洗家に家政婦として潜入する主人公・村田杏子。「原作の一コマをドラマで再現しようとすると難しく、試行錯誤しながらもスピード感と少しの違和感を持たせられるように日々頭をフル回転させて挑みました」と撮影をふり返って語っており、新たな挑戦となった様子。御手洗家の後妻・真希子役には鈴木京香。監督は「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人」の平川雄一朗、脚本は「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」の金子ありさ、音楽は小林武史が担当。どこか韓国ドラマのような不穏さを感じさせる期待作だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会地獄の花園 2021年5月21日より全国にて公開©2021『地獄の花園』製作委員会そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年11月09日女優の永野芽郁が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「ガラ・セレクション」部門で上映される映画『母性』(11月23日公開)に出演する永野。本作では、ある未解決事件の語り手となる母娘を戸田恵梨香と永野が演じているが、この日のレッドカーペットには、戸田、永野、廣木隆一監督が参加した。永野は、美しいスタイルが際立つタイトなドレス姿を披露。笑顔を見せながらカーペットを歩き、観客を魅了した。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。コンペティション部門は、107の国・地域から寄せられた1,695本もの応募の中から15作品が選ばれ、日本からは『窓辺にて』(今泉力也監督/稲垣吾郎主演)、『山女』(福永壮志監督/山田杏奈)、『エゴイスト』(松永大司監督/鈴木亮平主演)が選出されている。撮影:蔦野裕
2022年10月24日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の場面写真が15日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。今回公開されたのは、シイノが旅先で出会うマキオ(窪田正孝)との場面写真。シイノはマリコが生前行きたがっていた“まりがおか岬”に向かうが、その道中ひったくりに鞄を盗まれてしまう。そんなシイノの前に現れたのが謎の男・マキオ(窪田正孝)で、シイノは彼の助けを借り漁港でひとり夜を明かす。場面写真では彼がフラッと現れ「僕、歯磨き好きなんですよ」と歯磨きセットを差し出すシーンをとらえている。タナダ監督は、マキオという人物がどんな風に気分転換するのだろうと考え、思いついたのが“歯磨き”だったという。酒を飲みタバコを吸ってひと晩野宿したシイノがすっきりした気分で岬へ向かうためにも必要なシーンだったと振り返っている。原作者・平庫ワカ曰く、マキオは”町の見回りをしている人”。毎日同じように町を歩き回る彼の行動として、自然に馴染む映画オリジナルシーンに仕上がった。今作で脚本を担当した向井康介とタナダ監督が試行錯誤したのは、映画のオリジナル要素をどう入れるかという点。完成度の高い短編原作を長編映画として描くに当たって、内容を膨らませることは必然であったという。原作に忠実であることが話題となっている同作だが、今回公開された場面写真も作品を彩る重要なオリジナルエピソードのひとつとなっている。
2022年10月15日永野芽郁を主演、奈緒らを共演に迎え、タナダユキ監督がメガホンをとった映画『マイ・ブロークン・マリコ』。この度、永野さん、奈緒さんが作品への想いを語る貴重なインタビューが盛り込まれた特別映像が解禁となった。主人公シイノを演じた永野さん、そしてマリコを演じた奈緒さんが「オファーを受けた時の心境」「それぞれとの共演について」「印象に残っているエピソード」「印象に残っているセリフ」が、初解禁となる本編映像とあわせて明らかになる本映像。隣にいるお互いを想いながら、言葉を紡ぎ出す永野さんと奈緒さん。作品への参加の経緯を話す中、奈緒さんがマリコ役を演じる可能性が出て来た段階で「奈緒ちゃんがやるならできるかも」とふり返る永野さん。さらに、「ずっと芽郁ちゃんが隣にいてくれた」ことが大きかったという奈緒さんも、元々の信頼関係だからこそできた役づくりだったことを明かす。二人とも難しい役どころだったのにもかかわらず、「友達としても、奈緒ちゃんのこの瞬間を、今、私しか見ていないって幸せだなって思う」という気持ちがあったと話しながら、『マイ・ブロークン・マリコ』が「二人の絆を確かなものにしてくれた作品」であると断言する永野さん。さらには「印象に残っているセリフ」を語る中では、公開後だからこそ明らかにできる作品の細部に渡るまで、それぞれの想いが語られる。最後には「明日に寄り添える作品ができた」と奈緒さん、「魂からの叫びをスクリーンを通して体感していただけるようになっていると思います。日常に彩りが出たら良いなと思っています」と永野さんはそれぞれメッセージを送っている。「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁主催メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した平庫ワカのコミックを映画化した本作。カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞している。『マイ・ブロークン・マリコ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年10月02日上品な香りに包まれながらヘアケアをしよう2022年10月7日(金)、クラシエホームプロダクツ株式会社の予防美髪ケアブランド『いち髪』から、秋限定の香り『月夜に輝く月下美人の香り』のアイテム2種が販売される。月下美人は一晩だけしか花を咲かせない神秘的な花として知られ、上品で心地良い香りが特長。2020年に限定発売し、好評だった「月夜に輝く月下美人の香り」の「シャンプー&コンディショナー」を今年も数量限定で登場する。同商品は「純・和草プレミアムエキス(補修&予防成分)」と「月見草油」によって、潤いと艶のあるしなやかな髪を実現。サルフェートフリー(硫酸系界面活性剤不使用)処方のノンシリコンシャンプーとなっている。髪にうるおいと艶をプラスするヘアオイル『和草ダメージリペアオイルセラム(月夜に輝く月下美人の香り)』は新登場のアイテムで、使うたびに元のシルエットに戻る「浸透性 和草美髪ケアシステム」を採用。こっくりとしたテクスチャーでありながら軽い仕上がりで、うるおいと艶のある美髪を一日中キープする。UVカット効果や、湿気をコントロールする効果も期待される。(画像はプレスリリースより)【参考】※クラシエホームプロダクツ株式会社 ニュースリリース※いち髪ブランドサイト
2022年09月27日映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の公開直前イベントが19日に都内で行われ、永野芽郁、奈緒、タナダユキ監督が登場した。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。親友役の2人は、互いの好きなところや新たな一面について聞かれ、奈緒は「全部好きだと思う」と回答。永野は「奈緒ちゃん、本当に私の事好きなんですよ〜」と客席に訴える。改めて奈緒は「舞台挨拶で芽郁ちゃんとのファンの皆さんとの交流を見させていただく中で、芽郁ちゃんがすごくファンの方を大切にされていて、素敵だなと思う一面でした。私がファンだったらめっちゃ嬉しいなあと。こっちまで幸せな気持ちにさせてもらえて、好きだなって思いました」と語った。逆に永野は「奈緒ちゃんのお芝居はすっごい憑依型。お芝居が始まると『奈緒ちゃん』って言えないの」と絶賛。奈緒も「芽郁ちゃんがシイちゃんだったから」と永野のことを褒めるが、永野は「本当に奈緒ちゃんのスイッチが入ったとたんの変わりようがすごいです。だから狂気的な役やってる時、絶対近づいちゃだめだよ」と観客に注意し笑わせた。また、24日が永野の23歳の誕生日であることから、この日は奈緒からサプライズの手紙も。永野は「駄目だってそういうの! 前回(完成披露試写会)も泣いて、今日も泣くみたいなことになっちゃうんじゃないの?」と苦笑し、奈緒は「泣かない文!」と言いながら、手紙を読み上げる。しかし「初めて会った時、18歳だったメイちゃんが9月24日、23歳になりますね。少し早いけど、お誕生日おめでとう。出会ってから5年。あの頃からずっと的な才能を持ちながら、努力も欠かさずに物事にひたむきに向き合う姿を心から尊敬しています」「私はマリコを演じるにあたってもっと辛い日々になるだろうと思っていました。でも、撮影が始まってみると辛さより、幸せな気持ちに満たされていました。隣にいつも芽郁ちゃんがいてくれたからです」といった言葉に涙を光らせ、見せないように後ろを向いてしまう。奈緒は「マリコにとってシイちゃんが希望であったように、撮影中、私にとっての希望は芽郁ちゃんでした。プライベートでも仕事でも私が辛いと感じる時、全力で寄り添ってくれる芽郁ちゃんにいつも心から感謝しています。ありがとう。これから先どんどん芽郁ちゃんが素敵に年を重ねていく中、きっと大変なこともたくさんあると思います」と読みながら自身も声を振るわせ、「そんな時は芽郁ちゃんの羽根の休まる時間を一緒に過ごして生きたいです。これからもよろしくね。大好きだよ」と締めくくる。永野は「どこが泣かない文なのよ!?」と泣きながらツッコんでいた。永野は奈緒から手紙とハンカチを受け取り、さらに監督からは花束も。「なんてことですか、本当に。語ろうとするとすぐに涙が出てきちゃうけど、本当に愛に溢れたチームとご一緒できて幸せです。ありがとうございます」と感謝していた。
2022年09月19日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)のメイキング写真とクランクアップ映像が19日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることになる。今回公開されたのは、主人公・シイノを演じた永野芽郁のクランクアップ時の映像と写真。本編の撮影を終え、メガホンをとったタナダユキ監督より花束を受け取る永野は、サプライズで親友・マリコを演じた奈緒が登場すると、驚きと共に大粒の涙を流す。劇中では亡くなってしまった親友であった奈緒に「生きてる〜!」と感慨深い様子で、現場を和ませた。そこから撮影を振り返っていくが「一言じゃ足りない」と冒頭から気持ちが溢れ「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵し、ここでも涙する永野。続けて「現場での空気も温かくて、心地よくて、この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った。監督が、この組を引っ張ってくださって、本気で尊敬できる人の姿を目の前で見れて本当に幸せでした」と、タナダ組での撮影に感謝する。さらに、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」と奈緒へも涙ながらメッセージを送った。(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月19日永野芽郁が新境地を切り開いた映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、クランクアップ時の映像と写真が到着した。公開された映像では、永野さんが本編の撮影を終え、監督のタナダユキから花束を受け取ると、サプライズで親友・マリコ役の奈緒が登場。驚きと共に大粒の涙を流し、劇中では亡き親友という設定のため、「生きてる~!」と言い、現場を和ませる。そして、コメントを求められると「人生で初めてこれほど不安なことに挑戦しようと思ってクランクインしたので無事に終われてよかった」と安堵しながらも涙する。続けて、「この組でシイノという役に挑戦できたことが今後の人生で大きな転機になると思った」とふり返り、「奈緒ちゃんじゃなかったら、この役はここまでやり遂げられなかった」とメッセージを送っている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月19日2人の男児のママであるきのこの子さんが、育児中に起こった出来事をマンガで紹介します。ママが大好きな長男くん。「まま、だいちゅきっ」とママに抱きついています。それを見たパパがすかさず、「パパは? パパ大好き?」と聞きました。すると息子くんから、まさかの答えが返ってきて……!? パパのことは…? 「パパ大好き?」と聞かれて、「ぱぱ、ちゅきじゃない」と答えた息子くん。 その後、ママのきのこの子さんは、 「バナナとパパどっちがすき?」「ケロちゃんとパパどっちがすき?」 と、息子くんの好きな物とパパを比較して聞いてみました。 答えはバナナとケロちゃん! そこで、パパは、息子くんは、すきの意味がわかっていないだけかもしれないと考えました。すると、きのこの子さんは、それならばとさっそく、 「むすこ、パパやだ?」 と聞き方を変えてみました。「すき」という言葉を使わないようにしたのです。 しかし、息子くんの答えは「ぱぱやだ」……。とてもきっぱり答える息子くんなのでした。 ◇◇◇ この時期息子くんはママっ子で、パパを拒絶していたそうです。なんとも子どもは正直ですね。パパは悲しくなってしまうかもしれませんが、だいたい一時的なものなのだとか。みなさんのお子さんにはパパを嫌がる時期はありましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター きのこの子静岡県在住。2019年生まれと2022年生まれの男の子のママ。ゆる〜い育児絵日記やイラストエッセイをインスタグラムで投稿しています。
2022年09月17日女優の永野芽郁が主演を務める、映画『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)の場面写真と本編映像が9日に公開された。同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。今回公開されたのは、親友の遺骨を持って旅に出る主人公シイノ(永野芽郁)が、道中で出会う青年・マキオ(窪田正孝)の出演シーンと場面写真。映像では、マリコの遺骨を抱え、バスで岬に向かったシイノが、到着して早々にひったくり犯から鞄を奪われてしまう姿が。そこに、釣り道具を持ったマキオ(窪田正孝)が現れ「大丈夫ですか?」「大丈夫に見えるかよ!」「大丈夫に……見えますね」とひょうひょうとした様子。シイノも思わずあきれ顔で「大丈夫なわけあるか!」と全力でツッコむ。そうこう話している間に、シイノはマリコからもらったたくさんの手紙の束も一緒に奪われてしまったことに気付き、大事な遺骨を置いたままひったくり犯を追いかけ猪突猛進にダッシュする。『ふがいない僕は空を見た』『ロマンス』に続き、タナダユキ監督作へ3度目の出演となる窪田は『僕たちがやりました』(17年)以来、永野と5年ぶりの共演となる。何かに突き動かされるように、親友の遺骨を持って知らない土地を訪れ危険な目に遭うシイノに対し、真摯に向き合うマキオは、自身も辛い経験をした過去を持つ。自分ごとのように他人に目を配り優しく手を差し伸べる姿に、原作ファンからは「まるでスナフキンのよう」だと捉える声も上がっている。解禁された場面写真でも優しい視線を投げかけるマキオはどこか哀愁を感じさせる背中で、窪田は「過去を背負っていて、岬を来る人たちを監視している」ようだと分析し、「人と違う時空に住んでいるような感じを出したくて演じていましたね」と語る。久しぶりの共演となる永野については「大人の女性になっていてびっくりした。シイノ役はプレッシャーだったと思うが、また新しい永野芽郁が見れた」と賞賛した。また、そんなマキオが作品の中でも特にお気に入りのキャラクターだと語るタナダ監督は「ちゃんと傷つき、それでも生きてきた人だからこそ言える言葉を、マキオとして確かに紡げる人、それが窪田正孝さんでした。そんな彼だからこそ、放つ言葉に真実味と優しさが溢れたんだと思います」と明かしている。(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月09日女優の永野芽郁が7日、都内で行われた「いち髪 新イメージキャラクター&新CM発表会」に出席した。クラシエホームプロダクツは、ブランド誕生16周年を迎えるヘアケアブランド「いち髪」のベーシックシリーズをフルリニューアル。それに伴い、同ブランドの新イメージキャラクターに永野芽郁を起用した新CM「日本の四季」編が9月9日から全国で放映。ブランドの象徴でもある桜の木を舞台に、美しい日本の四季の中で別れの切なさと再会の喜びを表現している。桜を舞台にしたCMということで、桜色のワンピース姿で登場した永野。同ブランドの商品は友人や家族が使っているといい、「たくさんの方々に愛されているいち髪のイメージキャラクターに選ばれて誇らしい気持ちになりました」と同ブランドのイメージキャラクター就任を喜び、85日間撮影したというCMについて「これだけの時間を掛けてCMを撮ることはないので、その壮大なスケールの中に私が入れてすごく幸せでした。1つの作品を撮るという意味ではCM撮影も同じですが、今回は貴重な体験をさせていただきました」と感想を。印象に残ったエピソードとして「現場に着いて桜が満開だったんですが、もともと桜がある場所ではなく、今回のために桜の木を植えました。スタッフさんの中では満開の時期に撮れるのか不安だったみたいですが、桜も私のことを思ってくれたみたいで桜と意思疎通できたと思います。私のお陰です!」と胸を張った。ブランド誕生16周年を迎えた「いち髪」はベーシックシリーズをフルリニューアル。それにちなみ、「自身がリニューアルしたいことは?」という質問に「髪型は自分の中で変えているつもりなんですけど、このぐらいの長さをイメージされている方が多いと思うんです。ベリーショートかスーパーロングにしたいですね」とイメチェン願望を明かしつつ、「直近? ご予定なしです(笑)」と語った。また、普段のヘアケアについては「髪の毛が綺麗だとテンションが上がるし、出会う人に『綺麗だね』と言われたら清潔感を感じると思うのでこだわりたいんですが、毎日ドタバタ過ごして時間を掛けられる訳はないんです」と否定的も「『いち髪』は自分に合っていると思ったので、それを丁寧に使い、髪の毛も眠いからと思わずちゃんと乾かして寝る!寝るは関係ないですが、髪の毛も大事にしようと思います」と自分に言い聞かせていた。
2022年09月07日永野芽郁主演の火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」の最終回が9月6日放送。永野さん演じる佐奈の“告白”に「こんな綺麗な告白ある?」「思い出の場所で告白できたってのがまたいい」など、SNSには感動の声が多数寄せられている。貧しい生い立ちから教育系スタートアップを起業した若きCEOと、彼女に影響を受け共に創業メンバーとなった大企業の御曹司。彼らのもとに転職してきたおじさんサラリーマンらが織りなす、大人の青春ドラマが展開してきた本作。「サイバーモバイル」の傘下となることを決めた成川佐奈を永野さんが演じ、父親の会社とスタートアップをつなぐ架け橋になるため「ドリームポニー」を辞めた須崎功には杉野遥亮。26年間勤めていた地方銀行を突然辞め、48歳にして「ドリームポニー」に転職してきた小鳥智志には西島秀俊。「ドリームポニー」の創業メンバーでエンジニアの栗木次郎には前原滉。帰国子女で語学堪能なエンジニアの夏井恵実には青山テルマ。eスポーツ界でも圧倒的な実力を誇る天才エンジニアの森本海斗には坂東龍汰。佐奈の妹・成川依里に武山瑠香。須崎の元カノ・倉田凛花に石川恋。「ドリームポニー」に買収を持ちかけた大手通信会社「サイバーモバイル」CEOの羽田早智に広末涼子といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サイバーモバイル傘下になったドリームポニー。佐奈は充実した日々を送りながらも、ふとした時に須崎を思い出していた。連絡を取ろうと思っても“ビジネスパートナー”ですらなくなったため、佐奈は須崎に連絡を取ることもできずにいた。一方の須崎も同じ想いを抱いていて、2人はずっと連絡を取らないまま。心に空いた穴を埋めるように仕事に打ち込む佐奈だったが、無理がたたり体調を崩してしまう。そんななか小鳥はIT教育のため社員を小学校に派遣する「シチズンシップ教育プロジェクト」に興味を抱く…というのが最終回のストーリー。かつて自分が潜入して早智の講義を聞いた大学で、今度は自分が講義をすることになる佐奈。そこには須崎の姿も…久々に再会した佐奈と須崎。そこで佐奈は「一番大事な事をずっと伝えられずにいた」と切り出し「功とは信頼も、尊敬も、友情もある。だけど本当は、恋も、愛も、全部ある。功、好きだよ」と“告白”する。驚いて固まっていた須崎だが「俺も、ここで出会ってから、ずっと佐奈が大好きだ」と、自分の想いをきちんと伝える。笑顔になって「ありがとう」と答える佐奈を須崎は抱きしめ、「この先もずっと一緒にいよう」と話すと、佐奈も「うん」と答える…。「学生時代の思い出の場所で告白できたってのがまたいいなぁ!」「講義した後の2人の告白シーンは最高すぎて泣きました」「信頼も尊敬も友情もある。だけど、恋も愛も、全部ある。だって。こんな綺麗な告白ある????」「学園恋愛ものを観てると思うくらいまっすぐでピュアだった」など、佐奈の告白シーンに感動の声が集まる。一方、一時は佐奈との距離が近づいた小鳥だが、シチズンシップ教育プロジェクトに参加することになり1年間山形に行くことに。小学校の“先生”をしている小鳥のもとに、息子の玲央(寺嶋眞秀)を連れた早智が「会いに来ちゃいました」と現れる…。このラストにも「この二人もこの後良い感じになったという事でOKかな?そうであって欲しい願望」「佐奈と功晴れて結ばれたわけだし小鳥と羽田早智も結ばれたらよいのにな」「お正月スペシャルあたりで小鳥さんと羽田早智が結婚しますとか?!」など、2人の今後の想いを巡らせる視聴者の様々な声がSNSにあふれている。(笠緒)
2022年09月07日永野芽郁が主演を務め、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した『マイ・ブロークン・マリコ』より、永野芽郁と奈緒が写る場面写真が解禁された。今回解禁となったのは、永野さん演じるシイノと奈緒さん演じるマリコが2人っきりで線香花火をする様子を切り取ったもの。劇中で、花火は中学生の頃のシイノとマリコにとって忘れられない、2人の関係をまた特別なものにするキーワード。大人になり、広い屋上で肩を寄せ合いながら静かに線香花火をする2人の姿は映画の中でも象徴的に描かれる。原作者、平庫ワカのイラストにインスパイアを受けた本シーンは、線香花火の着火時間が予想できないこともあり、本作の中でも撮影に最も時間を要したという。花火をしながらの2人の会話は、長回しで撮影され、撮影当日に急遽足された台詞も多くあったそう。秋を感じさせる気候が続く夏の終わりにぴったりな1枚で、柔らかい表情のシイノとマリコがどのような会話を交わしているのか、本作の公開にますます期待が膨らむ写真となっている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年09月01日240kmのボールをキャッチし、ギャル系野球女子YouTuber(ユーチューバー)として注目されている「めいちゅん」は、2022年8月25日(木)に栃木県佐野市運動公園野球場で行われた栃木ゴールデンブレーブスにて始球式ならぬ“補球式”を行いました。補球式の投手を務めたのは栃木ゴールデンブレーブス選手兼任コーチの成瀬 善久氏。キレのある直球ストレートはやや高めに浮いてしまい、めいちゅんはキャッチしましたが、納得のいかない様子ですぐさま“異例”の「もう1回!(笑)」を要求。球場がザワめく中、成瀬氏は再度2球目を投げ、めいちゅんは見事にキャッチングを披露。そしてまた“異例”の2塁へ送球すると言う本人の夢も叶えて、強肩の強さを発揮し大いに球場を沸かせました。イベント詳細: ■当日の様子見事キャッチング披露始球式ならぬ“補球式”登場“異例”の「もう1回!」を要求2塁へ送球し強肩を見せるめいちゅん球場を沸かせためいちゅん投手を務めた成瀬氏とツーショット■投手を務めた選手兼任コーチ・成瀬 善久氏コメント※めいちゅんが「冷静にボールをちゃんと捕れるんだなと、捕れたというのが凄いと思う。強いて言うなら自分がもう少し低めに投げれば良かったのかなと。」■概要イベント名: 2022ルートインBCリーグ公式戦「埼玉武蔵ヒートベアーズ vs 栃木ゴールデンブレーブス」開催日時 : 8月25日(木)会場 : 栃木県佐野市運動公園野球場公式サイト: 栃木ゴールデンブレーブス ■概要Youtube : めいちゅんちゃんねる。チャンネル登録者: 11万人URL : ギャル系野球女子YouTuberめいちゅん2020年6月自身のYouTubeチャンネルを開設。『240キロキャッチするギャル』として『野球女子』ブームの火付け役になる。多くのメディアにも出演し、元ヤクルト・スワローズ古田 敦也氏の公認弟子。小・中・高はソフトボール部に所属し活躍、県大会出場、県選抜にも選ばれる。自己最高記録103キロ。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日2019年まで開催されていた「あいちトリエンナーレ」を前身とする国際芸術祭「あいち2022」が10月10日(月・祝)まで開催されている。愛知芸術文化センターほか愛知県内4か所を舞台に、現代美術の展示に加え、パフォーミング・アーツなど5つのプログラムを展開。この記事では、現代美術プログラムから、各会場の展示の模様をダイジェストで紹介する。2010年より3年に1度開催されていた「あいちトリエンナーレ」が、名称を「あいち2022」に変更し、新たなるスタートを切った。今年は32の国と地域から総勢100組のアーティストが参加し、森美術館館長でもある片岡真実が芸術監督として全体を統括。愛知県出身のアーティスト、河原温の作品に着想を得た「STILL ALIVE今、を生き抜くアートのちから」が本芸術祭のテーマとなっている。会場は、愛知県美術館が入る愛知芸術文化センター、名古屋市有松地区、一宮市、常滑市、の4ヵ所。各会場間の移動には30〜40分ほどかかり、また展示点数も多いので可能であれば2日以上かけて鑑賞しよう。■愛知芸術文化センター愛知芸術文化センターは、本芸術祭のメイン会場で、地下2階、8階、10階の3フロアで42組のアーティスト作品を展示している。地下2階には、小野澤峻がインスタレーションを展示。小野澤は自身のジャグリングの経験をもとにした作品で注目を集めている芸術祭参加アーティストのなかで最年少の作家。当たりそうで当たらない振り子とその動きは、コロナ禍で十分なコミュニケーションを取れない私達の心境を映し出しているかのようだ。小野澤峻《演ずる造形》2021年10階の愛知県美術館では、河原温の作品を展示。河原が作家や知人らに送った「I AM STILL ALIVE」とのみ記載された電報が多数展示されている。同じ行為を定期的に繰り返し続けることで河原の作品は、コロナ禍の私たちにさまざまな問いを投げかけている。展示風景より河原温の作品ローマン・オンダックの《イベント・ホライズン》は、1本のオークの木の幹を100枚にスライスしたディスクを作成、そのディスクの年輪にあわせて1917年から2016年までの歴史的な出来事を書き込んだ作品。展示期間中、1日1枚ずつディスクは壁にかけられていき、10月10日の芸術祭最終日には壁がオークのディスクで埋まるという。ローマン・オンダック《イベント・ホライズン》2016年ローマン・オンダック《イベント・ホライズン》2016年百瀬文の《Jokanaan》は、2つのスクリーンで構成されている。左側の男性はオペラ『サロメ』の音源に合わせて歌っているように振る舞い、右側のCG映像の女性は、モーションキャプチャーでデータ化された男性の動きを忠実になぞって動いている。二人が同じ動きをしていることはすぐに察知できるにも関わらず、鑑賞者は二人に特別な関係があるかのように錯覚を起こしてしまう。百瀬文《Jokanaan》2022年■名古屋市有松地区名古屋市の南東部に位置する名古屋市有松地区は、絞り染めの伝統工芸「有松・鳴海絞り」の発展で栄えた地域。江戸時代の面影を残す町並みが印象的だ。このエリアの8か所で展示されているのがミット・ジャイインの《ピープルズ・ ウォール(人々の壁)2022》だ。タイの少数民族ヨン族であるミットは、有松の家に吊るされたのれんや反物からヒントを得てこの作品を着想したという。ミット・ジャイイン《ピープルズ・ ウォール(人々の壁)2022》2022年ミット・ジャイイン《ピープルズ・ ウォール(人々の壁)2022》2022年江戸末期に建設された岡家住宅では、ミノムシに有松絞りの生地で蓑(巣筒)を作らせたプロセスを収めたAKI INOMATAの映像作品《彼女に布をわたしてみる》や、日本とサモアにルーツを持ったユキ・キハラの《サーモアのうたーFanua(大地)》が展示されている。AKI INOMATA《彼女に布をわたしてみる》2022年ユキ・キハラ《サーモアのうたーFanua(大地)》2021年豆絞りの老舗で、かつてはアフリカまで製品を輸出していた株式会社張正の工場には、1000個のコバルトを使ったイワニ・スケースの吹きガラスの作品《オーフォード・ネス》が展示されている。イワニ・スケースは、オーストラリアの先住民族をルーツに持つ作家。本作はイギリスによる複数回の核実験で傷つけられた祖国の大地や、失われた先住民族の命について問いかけを行うものだ。ガラスは先住民族の主食であるヤム芋の形を取っている。イワニ・スケース《オーフォード・ネス》2022年イワニ・スケース《オーフォード・ネス》2022年奈良美智の絵画や塩田千春のインスタレーションも■一宮市名古屋から電車で約40分の距離にある一宮市は江戸時代から繊維産業が栄えてきた。市内に点在する会場では、土地の産業や歴史に根ざした作品のほか、ケアや祈りを題材にした作品が多く並ぶ。一宮市のメインストリートにある「オリナス一宮」は旧名古屋銀行一宮支店を改装した多目的ホール。歴史ある建物のなかには愛知県立芸術大学及び大学院で学んだ奈良美智の作品が複数展示されている。奈良美智《Fountain of Life》2001/2022年奈良美智《Miss Moonlight》2020年閉校した旧一宮市立中央看護専門学校では、建物すべてを使用して作品が展示されている。かつての看護学校の面影をそのまま生かして制作された小杉大介のサウンド・インスタレーションや、升山和明作品のほか、解剖室を使った塩田千春のガラス作品「Cell(細胞)」シリーズなど、11組の作品が展示されている。小杉大介《赤い森と青い雲》(2022)展示風景 升山和明の作品塩田千春 ガラス作品「Cell(細胞)」シリーズこのほかにも、2022年3月に閉館した旧一宮市スケート場では、広い空間を利用したアンネ・イムホフのインスタレーションが、一宮の産業をいまも支える織機を収蔵・展示する豊島記念資料館では、遠藤薫のインスタレーションが、それぞれ展示されている。遠藤薫の作品は、この一宮の毛織物産業と縁の深い羊をテーマに据えたものだ。作品だけでなく、建物や周囲の環境、歴史などにも心を寄せて鑑賞しよう。アンネ・イムホフ《道化師》2020年遠藤薫《羊と眠る》(2021-2022)そして、一宮市の会場で見逃せないが、元工場をリノベーションしたギャラリー「のこぎり二」の塩田千春《糸をたどって》だ。塩田の代名詞ともなっている赤い糸が織機と融合し、糸巻きを取り込んだダイナミックなインスタレーションは圧巻。「のこぎり二」は一宮市の他の会場と若干離れているものの、ぜひ訪れてほしい場所だ。塩田千春《糸をたどって》2022年塩田千春《糸をたどって》2022年■常滑市やきものの街として知られる常滑市の会場では、その歴史から土や大地に焦点を当てる作品が多く展示されている。かつては大きな土管を大量に製造していた旧丸利陶管では、その広い空間を活かしたデルシー・モレロスの《祈り、地平線、常滑》が展示されている。空間いっぱいに敷き詰められているのは、常滑の粘土を使ったクッキー。豊穣の印としてクッキーを土に埋め、感謝を捧げるというアンデス山脈の一部に伝わる風習に着想を得た作品だ。シナモンやクローブなどスパイスの香りがほのかに漂う。デルシー・モレロス《祈り、地平線、常滑》2022年服部文祥+石川竜一は、所持金を持たず、食料は現地調達でまかなった二人の2021年秋に行った北海道旅行の行程がインスタレーションとして展示されている。服部文祥+石川竜一 《THEJOURNEYWITH A GUN, AND NO MONEY―北海道無銭旅行》2022年かつての旧急須店舗・旧鮮魚店を会場に、尾花賢一はインスタレーションを制作。イチジクの栽培に精を出すオーナーの個人史や、その土地の歴史や伝承を聞き出し「イチジク男」というストーリーを作り出した。旧青木製陶所のフロレンシア・サディール《泥の雨》は、常滑の土を使って作り上げた1万2線個以上のボールを使って作られたものだ。尾花賢一《イチジクの小屋》2022年尾花賢一《イチジクの小屋》2022年フロレンシア・サディール《泥の雨》2021年冒頭でも触れたが、本芸術祭は会場が複数あり、今回紹介した作品も一部でしかない。作品をくまなく鑑賞したい場合は、たっぷりと時間を確保して出かけよう。アート作品だけでなく愛知県の各地域の魅力にも改めて知ることができる芸術祭。可能ならば数日滞在して、愛知県を心ゆくまで楽しんでみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】「あいち2022」7月30日(土)~10月10日(月・祝)、愛知芸術文化センター、名古屋市有松地区、一宮市、常滑市にて開催※愛知芸術センター会場・一宮市会場は月曜休館(祝休日除く)、名古屋市有松地区会場・常滑市会場は水曜休館
2022年08月22日永野芽郁の圧倒的新境地として話題の映画『マイ・ブロークン・マリコ』から、本予告映像と場面写真が解禁となった。解禁となった本予告映像では、シイノ(永野芽郁)の鋭い視線の先に、親友マリコ(奈緒)の遺骨が…。マリコを学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪し大絶叫、包丁を突きつける怒涛の展開からはじまる。「シイちゃんとずっと一緒にいる」と笑顔ながらも、顔の傷跡が痛々しいマリコとの思い出を胸に、「今度こそ私が助ける」とマリコの遺骨を抱え、シイノは走り出す。マリコの「私ぶっ壊れてるの」の言葉をはじめ、2人の過去が次々思い出され、ひとり取り残されたシイノが押し潰されそうになる中、思い出したのは「ねぇねぇ、シイちゃん、行ってみたいね」と“まりがおか岬”のポスターを笑顔で指差すマリコの姿だった。牛丼をたいらげ、「だから行こう、ふたりで」と優しく笑いかけるシイノ。シイノにとって“たったひとりの友”であるマリコのための道中は前途多難で、ひったくりに遭い、さらにマキオ(窪田正孝)に怒鳴る姿も。「アタシ、何度もあの子のことめんどくせぇって」と思いながらも、「私には正直あんたしかいなかった」と語りかけるシイノの思いとは――。「あんたがいない世界で、どうやって生きようか」。マリコという魂の片割れを突然失ったシイノが喪失感、怒り、悔しさ、様々な感情を抱え、マリコに投げかける「死んでちゃ分かんないだろ」という言葉。シイノの旅はどんな結末を迎えるのか。また、今回、永野さん演じるシイノほかキャラクターの表情を切り取った場面写真も解禁。本作は先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞しており、公開が期待されている。『マイ・ブロークン・マリコ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・ブロークン・マリコ 2022年9月30日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会
2022年08月10日