2011年3月11日に起きた東日本大震災後から、「誰かのためにプロジェクト」を立ち上げ、被災地への復興支援活動を継続的に行ってきたAKB48。当プロジェクトの一環として、新たな復興支援ソング「掌(てのひら)が語ること」を、3月8日午後6時から全世界に向けて無料配信することが、所属レコード会社より発表された。同曲は、「誰かのために-What can I do for someone?-」に続くAKBの復興支援ソング第2弾。プロジェクト特設サイト()からダウンロードすることができ、ダウンロードしたファンから義援金の寄付を募り、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 また、3月11日には、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各専用劇場でチャリティーライブを開催する予定。2013年も継続して、AKB48は被災地への支援活動を行っていく。■「誰かのために」プロジェクト 主な活動経歴・配信限定楽曲「誰かのために-What can I do for someone?-」による収益を全額寄付することを発表・義援金口座ヘのファンからの募金と2011.3/16に発表したAKB48プロジエクトから義援金(5億円)を含めた¥617,691,133を寄付(2011.3/15発表)・3月末横浜アリーナでのチャリティイベントで集まった募金¥4,137,593を寄付(2011.3/29)・AKB48握手会で集まった募金¥32,255,873を寄付(2011.5/16)・震災以降発売のAKB48のシングル・アルバムからの一部金を義援金として寄付することを発表・5/17以降のAKB48握手会やモの他イベントなどで集まった募金¥14,831,486 (2011.9/15 発表)・今と未来を支援する「ウルトラマン基金」のマイクロバス寄贈活動と「AKB48」がコラボレーションさせて頂き「ウルトラマン」と 「AKB48」のラッビングパスを贈呈(20119/16)・20119/15付発表のプレスリリースにて、被災地支援活動の継続と、23rdシングル震災復興応援ソング「風は吹ている」の収益金の一部を義援金として寄付することを発表・義援金口座ヘのファンからの募金とCDの販売収益の一部、そして「誰かのために」プロジエクトからの義援金(5億円)を含めた¥585,259,888の寄付を決定(2012.2/18発表)・2012/3/11東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジエクト』がAKB48劇場にて行われた。 AKB48 「誰かのためにプロジェクト」特設ページ AKB48 オフィシャルホームページ
2013年03月04日野生のイルカの群れを見ることができる海が、九州は熊本の天草にあると筆者が聞いたのは半年ほど前のこと。それもイルカの王様といってもいいミナミハンドウイルカが、観光船のすぐ近くまで寄ってくるのだという。真意のほどを確かめるべく、ライターの清田進が天草市五和(いつわ)地区の二江(ふたえ)を訪ねた。「天草イルカマリンワールド」の船は、朝10時に二江港を出港する。これがイルカウォッチングの船旅のはじまりだ。乗船客を見渡すと、家族連れ、夫婦、カップルなど様々だが、中年のオッサン1人というのは筆者くらいのものだ。乗船時間は1時間。このわずかな所要時間の間に、野生イルカの群れになどお目にかかれるのか?そう、すこーしナナメから海面を眺めて進むこと、約10分がたったころか。船首右手に明らかに人間以外の「何か」がいるのだ。われわれがハッと息をのむやいなや、強烈な水しぶきが上がり、その何かが太陽を映す海面に高々と飛び跳ねた。まさしく、ミナミハンドウイルカである。それも3頭!乗客たちは一斉に歓声を上げるが、このイルカたちはなれたもの、悠々とマイペースに高飛びを繰り返している。見れば、高飛びを見せたイルカが行く先にも、20~30頭のイルカの群れが泳いでいる。圧巻である。その昔放映されていたテレビ番組「野生の王国」を思い出させるド迫力。「オオオオル、おるぞ、イルカだアッ」思わず博多弁で叫んだ筆者は、その声で周りの家族連れを驚かせた。それからというもの、船の中は感激の祝祭とでもいう熱狂的な状況に陥った。イルカに向かって必死に手を振り回している老人もいる。面白いのはイルカたちの人間に対する反応だ。ぐんぐん船が寄っていくと、イルカたちは逃げるどころか船に伴走をはじめるもの、中には船に頭を向けて笑っている(ように見える)ものまでいる。思わず船舷(せんげん)から身体を乗り出すと、手が届きそうな至近距離までヤツらは寄ってきては、またすすーっと離れていくのだ。この野生のイルカたち、一体どこに住んでいるのかとガイド氏に問うと、どうやらここ五和地区の二江の先に浮かぶ通詞島(つうじしま)沖らしい。その数、総勢200頭ほど。数グループを作り、通詞島の亀子灯台の近くに住みついているという。沖1kmほどの海面を潮が満ちると東側の鬼池沖まで移動し、引き潮になると再び戻りながら、餌を追ったり、遊んだりして過ごすのだという。そう。「ミナミバンドウイルカ遭遇率100%」のキャッチコピーは事実だったのである。しかも「遭遇」だけではないところがポイントだ。遠くから双眼鏡で野生の群れを眺めるのではなく、ここ天草では、至近距離までイルカが寄ってくるのである!天草の島々と雲仙を遠く望む島原半島をつなぎ有明海へと入っていく、この水道にイルカたちが長いこと住みついているワケは、実のところ謎らしい。しかし、理由はどうであれ、人間の生きる場所のすぐ近くに野生のイルカたちがこんなにも自由に美しく生きているというのはうれしいものだ。船を下りた後も、不思議とあたたかいものが心に残る、そんな天草のイルカウォッチング体験であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月23日熊本県にある熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)は、12月21日に二十四節気のひとつ「冬至」にちなんだイベントを行う。イベントは10時30分からカバ舎プール、11時30分からゾウ舎運動場で行われる。同イベントは、季節の風物詩として毎年恒例で行われているもの。「冬至」の日にユズ湯に入り、カボチャを食すと風邪をひかないといわれることから、アフリカの動物たちも元気に寒い冬を越せるようにと、カバにはユズ、ゾウにはカボチャがプレゼントされる。詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日Yahoo! JAPANが事務局を務めるオープンプロジェクト「復興デパートメント」は14日、プロジェクトの開始から1年を迎えた。「東北の本当に美味しいもの、良いものを全国の人に届けたい」。そんな想いから始まった小さなプロジェクトが、発足から1年を経て、プロジェクトへの参加生産者数は50以上に、また商品数は500点を超えるなど大きく成長しているという。さらに、Yahoo!ショッピングへ出店するストアの一般的な1年での成長例を大きく上回るストアが誕生するなど、当初の目標である「生産・小売の1年以内の復活」を合言葉に、順調な歩みを進めているとしている。同プロジェクトでは、第1フェーズ(立ち上げ-1年)の目標として「Eコマースの開始とサポート体制の構築」を掲げてきた。インターネットやEコマースに不慣れな生産者も参加できるよう、各地域で運営代行型で取りまとめを行う「復興デパートメント支部」を使った展開を進めてきたが、その展開が軌道に乗ったこともあり、14日からさらに、生産者個人が東北の商品を販売できる場を提供すべく、「Yahoo!バザール」との連携による、「Yahoo!バザール×復興デパートメント」を開始した。「Yahoo!バザール」は、”あなたがお店になる”をテーマに、個人間での商品売買を促進するサービス。このたび復興デパートメントにこのシステムを導入することで、まずはお試しでECを始めてみたいという人や、運営代行を頼むほどではないが自分で店舗を持つのは難しいという生産者にも、気軽に復興デパートメントプロジェクトに参加できるようになったという。また「復興デパートメント」の取り組みは、すでに第2フェーズに移行しつつあり、「利益の出せる事業活動の地盤づくり」を目指し、”売れる”商品のプロデュースなどを進めている。「復興デパートメント」プロジェクトでは、今までもこれからも、東北の人たちと全国の人たちを結びつけ、地域の復興をめざした活動を続けていくとのこと。さらにインターネットでの商品販売だけにとどまらず、さまざまな人や企業と連携し、新たな地域活性化モデルを構築していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日エースコックは2013年1月7日、熊本県名物「太平燕」に熊本県の人気キャラクター「くまモン」をデザインしたカップスープ、「くまモンの太平燕だモン!」を発売する。はるさめスープの「太平燕」は、熊本県で様々な味にアレンジされているが、本商品はちゃんぽん味がベースになっている。ポークとチキンエキスをたっぷり使い、魚介の旨味が凝縮された白湯スープがはるさめにしっかり絡む。シャキシャキ食感のキャベツや風味のいいエビ、卵、ねぎ、シイタケなどが、かやくとして添えられている。「思わず買ってしまう」を目指し、「くまモン」を前面に押し出したインパクト満点のデザインになっている。希望小売価格は150円(税抜き)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日熊本県熊本市で第2回目となる「熊本ファッションストーリーWASSAMODA2012」が開催される。開催日時は12月1日(土)14:00~16:30。会場は中心商店街アーケード内のびぷれす広場。イベントは前回の「まち」と「ひと」をつなぐ目的をさらにブラッシュアップさせ、今回はつながりを広げるという意味で、イベントテーマを「CONNECT~時代(とき)・ひと・まち・文化をつなぐ~」として開催される。イベントに先立ち機運を高めるために、8月~11月にかけて定期的におしゃれな人たちを撮影した画像を公式サイトに随時アップロードする「フォトキャッチ」を実施した。イベントの内容は、オープニングの「キッズダンスパフォーマンス」で幕を開け、「コレクション・パレード」、びぷれす広場特設ステージでの「コレクション・ショー」と続き、「全コレクション紹介」にてフィナーレとなる。参加するモデルは一般市民からの応募。フィッティング、ヘアメイク調整、モデルウォーキングの練習など、数カ月かけて準備しての登場となる。イベント詳細は熊本市ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日九州には県ごとに数多くの焼酎の銘柄が存在します。中でも大分、熊本、宮崎、鹿児島の焼酎は全国的に有名ですよね。今回は、その中から熊本と宮崎の焼酎について、地元の酒好きに聞いた、オススメの焼酎を紹介します。●六調子(熊本県/六調子酒造)熊本の人吉で作られる米焼酎は「球磨焼酎」と呼ばれますが、これぞまさに球磨焼酎の代名詞とも言える銘柄です。「ろくちょうし」ではなく「りくちょうし」と読むので要注意。蒸したお米の風味と芳醇な香りが味わえ、どんな料理にも合います。●古代一壷(熊本県/六調子酒造)貯蔵熟成させた米焼酎。古酒ならではの深い味わいと香りを堪能することができます。個人的にはそのまま飲むよりもお酒の半分くらいの水で割って飲むのが好みです。同じ熟成焼酎である宮崎の『百年の孤独』を意識して作られたそうです。●瑠璃の香(熊本県/天草酒造)100年以上の歴史を持つ天草酒造の米焼酎。長期熟成させた古酒と新酒を混ぜることで上品な香りと甘みのある味を作り出しています。ロックで飲むのがお薦めです。コバルトブルーの瓶も美しく、飲みきった後もついとっておきたくなる逸品です。●待宵(熊本県/高橋酒造)「全麹仕込み」という新しい製法で作られた米焼酎です。上品な香りとコクのあるまろやかな味が特徴で、魚でも肉でもよく合います。以前は熊本県だけで販売されていた超プレミアム焼酎でしたが、ついに全国区で売られるようになりました。●万次郎(熊本県/大石酒造場)熊本の『万次郎』というカボチャを使った焼酎です。万次郎は糖度が非常に高く、焼酎も甘みの強い性格に仕上がっています。一見、変りダネ焼酎に見えますが、案外ハマってしまう一本です。●牧場の夢(熊本県/大和一酒造)お米と牛乳、そして温泉水を同時に発酵させて作った牛乳焼酎です。フルーティな味と牛乳の風味を味わうことができます。飲み口が非常に柔らかいので、女性でも飲みやすいでしょう。冷凍庫で冷やして飲むのがオススメです。●尾鈴山 山ねこ(宮崎県/尾鈴山蒸留所)ジョイホワイトという芋焼酎用に改良された芋を使った芋焼酎です。芋焼酎とは思えないほど上品な香りと、キレのある飲み味が特徴で、飲み込むと口の中にほんのりと甘い風味が残ります。ロックで飲むのがお薦めです。●百年の孤独(宮崎県/黒木本店)テレビで皇太子さまが愛飲していると紹介され、一躍有名になった麦焼酎。「中々」という麦焼酎の原酒を長期熟成させ作られています。ウイスキーのような琥珀色をしており、芳醇(ほうじゅん)な香りと深いコクを楽しむことができる逸品。なかなか手に入りませんが、宮崎の代表的な焼酎のひとつでしょう。●ひとり歩き(宮崎県/古澤醸造)まだまだ無名だったジョイホワイトを一躍有名にした芋焼酎。優しい香りとコクのある味、さらりとした飲み口で、すいすい飲んでしまいます。この『ひとり歩き』の原酒を3年間熟成させた『羅針盤』という焼酎もおすすめです。●杜氏潤平(宮崎県/小玉醸造)日南市飫肥にある小玉醸造さんの芋焼酎です。焼酎好きなら絶対に聞いたこと、そして飲んだことのある銘柄ではないでしょうか?上品な香りと、キレのある飲み口、そしてまろやかな味わい、非の打ち所のない焼酎です。以上、地元の酒好きに聞いた熊本、宮崎のおすすめ焼酎たちでした。これ以外にもまだまだ数え切れないほどたくさんの焼酎があるそうで、挙げたらキリがないとのこと。中には現地に行かないと飲めない物もあるそうですので、行く機会があれば飲み歩いてみるのもいいかもしれませんね!(高橋モータース@dcp)
2012年11月28日日本三大名城に数えられる熊本城。名将加藤清正(きよまさ)が築城し、細川家代々の藩主が当地したこの城内で、江戸時代の武家のごちそうが食べられる。それって、どんな味なのだろう?試食に出掛けてみた。城造りの名人・加藤清正が慶長6年(1601)から7年もの歳月をかけて築いた熊本城。広大な城郭の中に黒壁も雄々しい天守閣と小天守閣がそびえ、櫓(やぐら)や櫓門、城門などの遺構が残る。城内を歩けば見事な曲線を描く「武者返し」と呼ばれる石垣も築かれ、今にもその影から武士が飛び出して来そうな雰囲気だ。そんな堅牢(けんろう)強固な城の中で、当時の殿様・細川氏が武士たちに供した酒宴の料理が楽しめるという。しかも、料理が供される場所は5年の歳月をかけて再現された藩主の居間であり、接客の場でもあった「本丸御殿」の大御(おおみ)台所。一体どんな料理なのか興味はますます募る。料理の名は「本丸御膳」。メニューは江戸時代に書かれた貴重な料理秘伝書「料理方秘」や、近世熊本の食品・料理集「歳時記」を参考に考案。往時の献立を再現した「熊本藩士のレシピ帖」などの文献に基づいている。そして、熊本市内の郷土料理店「青柳」の料理長、松村健司さんが文献に書かれている意味や調理法を研究。専門家に相談しながら、現代人の嗜好(しこう)に合わせてアレンジしたという。さてさて、運ばれてきたのは細川の九曜紋が描かれた漆塗りの立派な御膳。なんともゴージャスで、味への期待は膨らむ一方だ。料理は全8品。係の人が、まずは四角い足付きの器「三方」に盛られた「御肴」から丁寧に説明してくれる。これは前菜のようなもので、中央手前にあるのはアワビとタイで作ったアワビかまぼこ。当時の最高級料理だそうだ。左側の串に刺さったものは魚とエビ、そしてクワイを混ぜてふっくらさせた「たまごかすてら焼き」という卵焼き。ワケギをぐるぐる巻きにして酢みそで食べる「一文字ぐるぐる」や、「からしれんこん」など今に伝わる郷土料理もある。からしれんこんは細川家初代藩主の忠利の滋養のために作られた料理。断面が細川藩の九曜紋(くようもん)に見えることから、明治維新まで門外不出だったという。からしれんこんの右下にある小さな皿は豆腐みそ漬けで、濃厚なクリームチーズのような食感だった。その右側は膾(なます)。現代の刺し身に当たるが、つけるのはしょうゆではない。酒をかつお節や梅干しと煮詰めた「煎酒(いりざけ)」や、裏ごしした梅肉に砂糖を混ぜた「梅醤(うめびしお)」をつけて食べるのだ。江戸時代初期、しょうゆはまだ一般に普及してなかったのだ。しょうゆより先に砂糖があったのは意外だが、オランダと交易が盛んだった長崎から砂糖が熊本まで流通していたようだ。左下のわんものは「タイのくずたたき」と「青まめとうふ」。「タイのくずたたき」はタイの白身をくず粉で固めたもので、しっとりした味わい。「青まめとうふ」は江戸時代の料理書「豆腐百珍」に掲載されていた料理である。そして、黒っぽいわかめのように見えるのは熊本市の伝統野菜「水前寺菜」。その右斜め下の茶わん蒸しのようなおわんは「卵ふわふわ」。溶き卵にダシを加えたもので、ふんわりした食感。江戸時代の料理書にはよく出てきた料理らしい。右下の汁物は「くしいと そそろ麩」。「くしいと」とは、ポルトガルから伝来した「コジイド(ゆでた肉)」に由来するやわらかい鶏肉が入った汁もの。江戸時代、肉は御法度と思っていたが、特別なごちそうの時は鶏を食べていたらしい。ところでこの時代には、すでにデザートもあった。膳の左上のわんに入ったものがそれ。熊本に今も伝わる「朝鮮飴」だ。当時としてはぜいたくな白砂糖と上白もち米を使い、あめというよりやわらかな餅菓子といった感じで、とてもおいしい。そして、わんの右下の小さな甘納豆のようなものは、細川家の菩提(ぼだい)寺に伝わる塩辛納豆「妙解寺納豆(みょうかいじなっとう)」と、熊本伝統の納豆の塩漬けを干したもの「干こる豆」。スイーツではないが、当時の日常食が垣間見える思いがした。以上が本丸御膳の数々。当時はぜいたく品であった肉や魚、卵がふんだんに使われ、栄養豊富なメニューになっていることが印象的だった。殿様を前にこのような料理を振る舞われた武士たちは、細川家の威光を感じたに違いない。現代のわれわれもなんだか背筋がシャンと伸び、改まる気がした。● Information 本丸御膳 提供場所:熊本城本丸御殿大御台所 熊本市中央区本丸1-1 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日熊本県は、昨年の「ゆるキャラRグランプリ2011」で優勝した熊本県のPRキャラクター”くまモン”が、熊本県蒲島郁夫知事から指令書の交付を受け、「くまもとから元気をプロジェクト」を始動すると発表した。きっかけとなったのは、くまモンが今年7月の九州北部豪雨で被害を受けた福岡県柳川市を訪問したこと。くまモンがもう一度「被災地(柳川市)に元気を届けたいモン」と知事に直訴したところ、知事から「柳川市だけでなく、全国を元気にしてほしい」との話があり、10月16日に指令書が交付されたという。同プロジェクトでは、くまモンがこれまで行ったことがない地域などを訪問し、観光体験や伝統芸能への挑戦などを行う。各地に元気を届け、地域間の交流を図るだけでなく、くまモンを通じて熊本に親しみをもってもらうことがねらいだという。今後の訪問予定は、10月23日から10月24日が福岡県柳川市と大分県日田市、11月17日から11月21日が沖縄県、12月上旬が福井県、12月中旬が宮城県と福島県、来年1月が北海道などとなっている。なお、訪問先では動画を撮影し、YouTubeで発信していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月24日熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)は14日、9月20日に生まれたライオンの赤ちゃんの一般公開スケジュールを発表した。9月20日に誕生した3頭の赤ちゃんは、すでに6日に一般公開を行い、その愛らしい姿を観覧者に披露しているが、次回の公開日は20日の11時30分~11時45分に決定。場所は動物ゾーン入り口エントランス付近を予定している。誕生時、それぞれ850g、950g、1,000gだった体重は、10月13日には1650g、1650g、1750gへと増加し、順調に育っているという。今後は、毎週土曜日に公開していく。なお健康管理上、ライオンの体調次第で延期になることもあるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日熊本市動植物園(熊本県熊本市東区健軍5-14-2)では、6日11時30分より、ライオンの赤ちゃん3頭の一般公開を行う。3頭の赤ちゃんは9月20日8時40分、飼育担当者が誕生を確認した。性別は今のところ不明。生まれた時の体重は、それぞれ850g、950g、1,000gで、9月26日には1,080g、1,090g、1,130gへと増加している。母親はリボイ、父親はセボシ。出産当日は、母子のみ寝室で安静にし、様子を観察していたが、赤ちゃんのうち1頭が母乳が十分に飲めていない状態だったため、大事をとって、夕方から3頭とも人工哺育に切り替えた。現在、飼育スタッフが飼育管理センターの保育室で毎日懸命に世話をし、順調に育っているという。一般公開は、6日11時30分より15分程度を予定。その後の公開は、赤ちゃんの状態を見ながら適宜告知していくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日「熊本県」は10月1日から2013年3月31日まで、熊本観光キャンペーン「期待を超えるぞ! くまもっと県。」を開催する。このキャンペーンは、熊本県と社団法人熊本県観光連盟、西日本旅客鉄道が共同で行う観光キャンペーン。キャンペーン期間中に対象となる旅行商品を成約した人の中から、抽選で15組(15名)に体高3.5cmの「純金くまモン」がプレゼントされる。キャンペーン対象となるのは、京阪神エリア出発のJR利用熊本県宿泊個人型商品のうち、JTB・日本旅行・近畿日本ツーリストが扱う指定商品。また「世界70億人で争奪!オリジナルくまモングッズプレゼントキャンペーン」と題し、設定期間内に旅行会社の店舗を訪れるだけで、4万2,000名に「くまモンオリジナルグッズ」をプレゼントする。キャンペーン対象店舗などの詳細は「社団法人熊本県観光連盟公式ページ掲載のプレスリリース」で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日熊本城を会場に、10月5日(金)~10月14日(日)までの10日間「秋のくまもとお城まつり」が開催される。熊本城は、日本三名城に数えられ、名将加藤清正が幾多の実戦の経験を生かし、1601年(慶長6年)から7年の歳月と、心血を注いで築城したもの。大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49、櫓門18、城門29を数える。城郭の広さは約98ヘクタール(東京ドーム21個分)、周囲約5.3キロメートルにも及ぶ豪壮雄大な構えで、美しい曲線で築かれた石垣と、自然の地形を巧みに利用した高度な技術で知られている。この城は以後、加藤家2代(44年)、細川家11代(239年)の居城となり、西南戦争では、薩軍の大軍を相手に50余日も籠城(ろうじょう)に耐え、不落の城として真価を発揮したが、薩軍総攻撃の3日前、原因不明の出火により天守閣など主要な建物を焼失。消失を免れた宇土櫓など13棟の建造物が国の重要文化財に指定されている。現在の天守閣は1960年(昭和35年)、熊本市によって再建されたもの。この熊本城の奉行丸をメイン会場として10日間にわたり開催されるのが「秋のくまもとお城まつり」だ。「熊本城薪能」(喜多流)などの伝統行事をはじめ、コンサートや食のイベントなどが企画されている。10月6日(土)は武田流騎射流鏑馬(やぶさめ)保存会による「流鏑馬」が開催される。熊本城大小天守閣、宇土櫓を背景に、見事な流鏑馬を見ることができる。さらに、肥後の国を盛り上げるために現世によみがえった加藤清正公をはじめとする「熊本城おもてなし武将隊」の面々も来場者を歓迎する。秋のくまもとお城まつり期間中は、熊本城の夜間開園を行っており、21時00分(入園は、20時30分まで)まで開園。料金も、夜間開園時の17時以降は、高校生以上500円が200円、小中学生200円が100円となっている。関連催事としては、熊本城周辺では、10月6日(土)、7日(日)に、「第9回城下町大にぎわい市」、「第9回熊本暮らし人祭りみずあかり」を開催。「みずあかり」は、故郷・熊本の魅力を発見し、”ここに暮らす喜びやせつなさまでも共感できる市民と地域でありたい”というコンセプトのもとに、5万4千ほどのろうそくの灯かりで秋の夜を幻想的に彩るイベントだ。10月13日(土)には、上通・下通・サンロード各アーケード周辺で、ジャズ・クラシック・フラメンコなど多彩なパフォーマーが集結する「STREETART-PLEXEXTRAVAGANZA2012」を開催。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日人気ゆるキャラ「くまモン」がいるカウンターで熊本の酒を堪能できる、その名も「くまBAR」。熊本のあらゆる地酒がそろい、地酒に詳しいスタッフが熊本の深き酒の世界へといざなってくれるという。魅惑のバーの扉を開いてみた。九州のほぼ真ん中に位置する熊本県は、熊本城や阿蘇など見どころ満載の観光地としても有名。そこへ近年加わった県の顔といえば、全国ゆるキャラグランプリで堂々1位に輝いたくまモンだ。そのくまモンがひそかに通っているバーがあるという。その名は「くまBAR」。店のコンセプトは「熊本の酒文化発信処」とあり、熊本に限定したお酒を提供する他、お酒にまつわる歴史や文化にも触れることができるそうだ。店内は黒を基調とした大人なデザイン。さりげなく熊本県の工芸品が飾ってあり、いかにも文化を発信している感じだ。ところで、肝心のくまモンは……。おっ、いた、いた!カウンターに鎮座していた。でも、意外と大きいな。店長の黒木涼太さんに、お店の特長などについて伺った。「くまバーには球磨焼酎全28蔵元の焼酎の他、日本酒やワイン、リキュールなど約90種類、また、それを使用したカクテルも飲めます。もちろん全て熊本県産酒です。ビールも阿蘇にあるサントリー熊本工場から出荷されたものです」。へぇ、球磨焼酎は有名だけど、ビールやワインも作られていたんですね。「実は、熊本県はおいしい水で知られるところ。阿蘇の湧き水をはじめ、天然の地下水が豊富です。水は酒造りに最も重要ですから、水がいいということは素晴らしい酒ができるということです。また、寒暖の差が激しく、日本酒や焼酎の原料となる米のできもいい。日本酒、焼酎、ワイン、ビールなど、こんなに様々な種類のお酒が作られている県はそう多くないはずですよ」。なるほど。そんなに恵まれた環境にある熊本のお酒、ますます飲みたくなりました。おすすめは何でしょうか?「初めて熊本のお酒を試されるなら、焼酎または日本酒の3種飲み比べ各500円。焼酎好きの方なら、球磨焼酎の古酒(20年~30年もの)飲み比べセット2,000円はいかがでしょう?オリジナルのビンテージ球磨焼酎(2001年製~)もありますよ。また、熊本ではお正月のおとそに用いられる『赤酒』を使用したカクテルや、しょうがとかんきつ類の『不知火柑』、それにサトウキビと球磨焼酎を使ってつくる『ジャーボンバー』というカクテルもおすすめです」。どれも飲んでみたいものばかり。迷ってしまいますね。「スタッフは利酒師や球磨焼酎案内人という資格を持っていますので、好みなどをお伝えいただければ、おすすめのお酒をご案内します。また、お酒の基本的な知識などもお話しできますし、各蔵元で直接研修を受けていますので蔵の特徴や蔵人の思いもお伝えできます。何でも気軽に質問してくださいね」。くまバーの、これが自慢!を教えてください。「熊本県全ての蔵元の酒を味わえるということに尽きます。また、フードメニューやソフトドリンクもほとんどが熊本産の食材を使って作っていますから、熊本の食文化をかいま見るという楽しみもあります。くまモンの巨大フィギュアも毎日カウンターに座っていますので、記念撮影をされる方が多いですよ」。最近は観光客の人気も高く、老若男女、幅広い世代が来店するというくまBAR。くまモン人気で話題なのかと思ったが、それだけにとどまらず蔵元のある町へ旅したくなる深い魅力のある店だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日WEB上で保険の管理が無料でできる「保険帳」を運営するエクスファンディアは、同サイトにて「東日本大震災の復興のシンボル(象徴)となる人物とは?」というアンケートを実施。22歳から60歳までの男女672名の回答を集計した。調査期間は4月26日から9月3日。総合第1位となったのは、お笑いコンビの「サンドウィッチマン」。男女別でも共に1位、30代でも1位を獲得した。被災地の宮城県仙台市出身であり、気仙沼での震災実体験と「東北魂」の合言葉で、募金や復興イベントにて活躍。地元大学生と東北の復興を考えるテレビ番組の司会も務める等、現在も多方面にわたり、復興支援をサポートしている。第2位はお笑い芸人の「江頭2:50」。20代で1位、30代では2位。男性では3位だが、女性では2位を獲得した。福島第一原発の放射能漏れ事故により、物資の運搬を拒否するドライバーが多くなっていた震災後間もない時期に、自らハンドルを握り2トントラックで福島県いわき市に自費で購入した救援物資を届けている。第3位はシンガー・ソングライターの「長渕剛」。40代で1位、男性2位、女性4位と幅広く票を獲得した。震災直後、被災地宮城県を訪れ、避難所や復旧作業にあたる自衛隊基地を慰問。また、昨年の紅白歌合戦では、石巻市から中継出演し、復興応援ソング「ひとつ」を歌唱した。現在も、自身がMCを務める被災地向けのラジオ番組等を通じ、脱原発を訴えている。以下、4位にSMAP、5位に西田敏行が続いた。政界からは、「枝野幸男」(当時内閣官房長官)が「渡辺謙」(俳優)と並んで総合15位タイで最高。「野田首相」は、「なでしこジャパン」(日本代表女子サッカーチーム)と並んで20位タイという結果だった。当時の首相「菅直人」は、「ベッキー」(タレント)と並んで22位タイとなっている。なお、今回のアンケートは、選択式ではなく自由回答形式。思い浮かぶ人物名の記入を求めたが、「思い浮かばない」、「そんな人はいない」等の回答が全体の31.7%を占めた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日熊本県熊本市で「熊本暮らし人祭り」と題した祭り「みずあかり」が開催される。日時は10月6日(土)18:00~22:00、7日(日)は18:00~21:00まで。「みずあかり」は2004年から始まった新しい祭りだ。熊本城周辺から花畑公園、シンボルロード、桜町周辺歩道に5万4千個ものほのかなろうそくの明かりがともる。坪井川に浮かぶ「浮き灯籠(とうろう)」はみどころの一つ。祭りのコンセプトは、「ここに暮らす喜びや切なさまでも共感できる市民と地域でありたい」。地域の資源である水、火、竹、ろうそくを使い、約2,000人の市民ボランティアの手により運営されている手作りイベントだ。花畑公園の献灯式で使用される和ろうそくは水俣の櫨(はぜ)で作られたもの。灯籠(とうろう)に利用される竹は、竹林被害のある山林から伐採し利用されている。環境に配慮されていることから、「みずあかり」は第16回ふるさとイベント大賞で、応募された全国172のイベントの中から大賞を受賞した。祭りは6日(土)にメイン会場となる花畑公園で神事、献灯式が行われ、ろうそくに火をともす「あかりびと」の受付が行われる。18:00から巫女舞、点灯と続く。7日(日)は18:00から点灯開始となる。高橋公園では関連イベントとして第6回高橋公園コンサート、「夢あかりライブ」が行われる。日時は6日(土)18:00~21:00、入場無料。夢あかりライブは「軽音楽の夕べ」と題してスイング・ジャズ、ポップスの演奏、「ショートプレイ-1」では寸劇、「和・幼・舞・踊」では子供達のパフォーマンス。寸劇「ショートプレイ-2」を挟んでオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(日本語バージョン)で幕となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日九州のほぼ真ん中に位置し、熊本城や雄大な阿蘇など見どころもいっぱいの熊本県。この土地の代表的なグルメといえば、まず思い浮かぶのが馬刺しだろう。ピンクがかった肉色から「桜肉」とも呼ばれ、口の中でとろける脂の甘みはたまらない。しかし、ここで疑問が。地元の人は刺し身ばかり食べているのだろうか?他の料理法はないのだろうか?地元の人気店に探りをいれることにした。お目当てのレストランに向かう前に、まずは熊本県内の肉屋とスーパーをのぞいてみた。すると、豚肉や牛肉と並んで馬肉も売られているではないか。肉屋さんに話を聞くと、家庭でも晩酌を楽しみたい時や人が集まる時などに、魚の刺し身の横に馬刺しが並ぶのは当たり前だという。また、飲食店のメニューにも当然のごとく馬刺しがあり、桜鍋と呼ばれる鍋料理や焼き肉を提供する専門店も多いそうだ。しかし、なぜこれほどまでに、熊本では馬肉がもてはやされているのか。馬肉人気が定着した理由については諸説ある。とりわけ広く知られているのは、いまなお県民に愛されている初代熊本藩主・加藤清正の説だろう。16世紀の文禄・慶長の役で食料が底をついた清正軍が、やむを得ず戦で傷ついた馬を食したことがきっかけとなり、その後、熊本で薬膳料理として広まったというものだ。そのおかげか、熊本県は馬の数、馬肉の生産量とも全国一位。生産地が近く、新鮮な馬肉がたやすく手に入るということも、高い馬肉消費量を誇る理由の一つだろう。さらに近年では、馬肉はヘルシー食材としても注目されている。牛肉に比べて高タンパクながらカロリーが低く、鉄分やカルシウムなど、ミネラル類を豊富に含んでいる優れた食材であることが分かったのだ。ちなみに、馬肉、牛肉、豚肉の100グラムあたりの栄養成分を比較すると、圧倒的に馬肉が優勢といえるだろう。こうなると、乗馬のイメージが強いことから「かわいそう」と敬遠していた女性たちも、美容のためにせっせと食すようになり、消費増に貢献するようになった。馬刺し以外にも、鍋料理や焼き肉があることは分かった。しかし、もっと珍しい料理はないのだろうか。そこで、地元の常連客も多い、熊本市郊外の熊本空港近くにある、「菅乃屋西原店」に出掛けてみる。すると、着くなり納得。なんと馬肉料理のオンパレードではないか。馬刺しや焼き肉はもちろんのこと、ステーキやハンバーグ、カレー、シチューなど、馬肉を使った洋食メニューがズラリ。しかも、メーン料理を選べば、焼き立てパンやサラダが食べ放題。ドリンクバーも付くバイキングスタイルで楽しめるという。店長の本田さんに話をうかがったところ、人気メニューは、プレミアムステーキと国産馬肉100パーセントのハンバーガーとのこと。プレミアムステーキには、霜が入った希少な三角芯と呼ばれる部位が使われている。ところで、馬肉生産量日本一の熊本とはいえ、牛肉に比べてはるかに流通量が少ない。本当に国産で全てまかなえているのだろうか。しかも希少な部位が容易に手に入るのかどうかも気になる…。この疑問に本田さんは、「阿蘇に自社牧場があり、カナダの契約牧場から生きたまま空輸してきて肥育しています。だから上質で安全な馬肉を安定提供できるんですよ」とあっさり答えてくれた。なるほど。自前の牧場で大きく育てているのだったら、肉質も間違いないし、供給面でも問題ないのだろう。せっかくなので、馬肉のおいしい食べ方も教わった。「牛肉に比べて馬の脂は融点が低く、人肌でも溶けるほど。ですから、焼き肉やステーキでは、火を通し過ぎないことですね。表面をサッとあぶる程度で十分です。肉のやわらかさが堪能できますよ」。早速そのアドバイスに従って焼き肉をいただいたところ、本田さんの言葉にうそはなく、とろけるようなやわらかさを満喫できた。とてもかみ切りやすくて、かつ、口の中にいつまでも残ってしまうようなこともない。もちろん、肉のうまみもしっかり味わえる。かむほどに脂の甘みが口中に広がっていく。しかも、馬肉は消化がいいから、いくらでも食べられそうだ。これは本当に熊本の人がうらやましいと心底思った。どうやら、焼き肉ならぬ、焼きモチを焼いてしまったようだ。こんなにおいしい焼き肉だけでなく、ハンバーガーやステーキといったメニューでも、毎日馬肉を楽しめる熊本。住んでみてもいいかもしれないとつい思ってしまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日百貨店業を営む小田急百貨店は9月1日~18日、中小企業庁が東日本大震災被災地復興支援のために主催している「にっぽん元気マーケット」に協力し、「カワイイと素敵を見つけよう!(KAWAII&SUTEKI from EAST JAPAN)」をテーマに、参加企業の商品を集めた販売会「にっぽん元気マーケット in 小田急百貨店」を新宿店本館2階で行う。今回の販売会では、ファッションジャーナリスト・生駒芳子氏が出展事業者の中から雑貨を扱う13事業者を選定。鮮やかなピンク色の南部鉄器や、こけしの製法を生かしたLEDライトなど、従来の工芸品が持つシックな色合いや伝統的な形にとらわれることのない、新しい発想を取り入れた商品を「カワイイ」と「素敵」という視点で紹介し、販売する。なお、「にっぽん元気マーケット」は、東日本大震災により販路を喪失した中小企業の新たな販路開拓を支援する事業である。2012年7月から、被災地域の産品や産地をアピールする商談会・イベントを都内で開催している。百貨店で行うのは今回が初めて。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月27日熊本県と熊本県観光連盟は、「ゆるキャラグランプリ2011」で優勝したくまモンとのふれあいを楽しんでもらうため、触ると友達が増える「くまモンさん」や、実写版(3D)くまモンと一緒に写真が撮れる「くまフォト看板」を主要観光地に設置している。「くまモンさん」は、大阪・通天閣のビリケンさんにヒントを得ており、1体触れば友達が増え、5体触れば恋愛成就や夫婦円満になるという。大阪のなんばグランド花月(NGK B1F)に加え、熊本県内4カ所(阿蘇市・天草市・熊本市・県庁)に設置されている。また、”くまモンとお友達になろう”というコンセプトで、スマートフォン用アプリ・くまフォトを無料で配信。アプリをダウンロードし、県内の主要観光地約50カ所にある「くまフォト看板」にカメラをかざすだけで、本物そっくりな実写版(3D)くまモンとのツーショットを楽しめるという。なお、同アプリには、くまモンの出没情報がわかる機能「今日ドコ? くまモン」もついている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日近畿日本ツーリストは昨年に引き続き、東北の「追悼」と「復興」のための花火大会を開催するプロジェクト、「LIGHT UP NIPPON」に賛同し、大会運営を手伝うボランティアを募る「LIGHT UP NIPPON 花火ボランティアツアー2012」の販売を、専用サイトから開始した。ツアーは復興支援金2,000円含む15,000円から。同ツアーは、「0泊3日世界遺産平泉観光付き」、「0泊3日松島観光付き」などの合計14コースを設定している。現地でのボランティア活動は、当日の花火打ち上げ場所周辺、開催場所となる市町村、そして地元の方が集まる観覧会場周辺の交通整理と自主警備などの予定となっている。ツアーの発着は東京駅近郊で、往復専用バスを利用する。ツアー詳細は同ツアーホームページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日熊本城の開園時間は、4月~10月が8時30分~18時00分(入園は17時30分まで)、11月~3月が8時30分~17時00分(入園は16時30分まで)だが、7月21日~8月31日の夏休み期間中に限って、午前8時30分から午後8時までと開園時間が延長され、夜間の見学も可能になるという。ただし、夜間延長で入園できるのは頬当御門からで、天守閣・本丸御殿のみ入館となるが、通常の入園料が高校生以上500円、小・中学生200円ところ、期間中は午後5時以降、高校生以上200円、小・中学生10円かなりお得だ。午後5時以降浴衣で入園は無料といううれしいサービスも。熊本城の夜間延長に合わせて、今年3月にオープンした「桜の馬場 城彩苑」も午前8時30分から午後7時30分(入館は午後7時まで)と開館時間が拡大。ここは、熊本城をはじめ熊本城下の歴史や加藤清正の熊本での業績を体感できる歴史文化体験施設「湧々座(わくわくざ)」と熊本郷土料理とここでしか味わえない逸品をと取りそろえた「桜の小路」が建ち並ぶ。「桜の馬場・城彩苑」は熊本城散策の新たな観光スポット・休憩所で、時間延長で、夜の熊本城がより一層楽しめるようになるわけだ。さらに、夏休み期間中の7月21日から8月31日まで毎日、「熊本城おもてなし武将隊」が熊本城を案内するツアーも開催。午後6時から1時間程度、熊本城の頬当御門前から出発して天守閣前を通り、城彩苑まで向かうコースで、途中、加藤清正の家臣に扮(ふん)したおもてなし武将隊が加藤清正の功績や熊本城の石垣、櫓(やぐら)などについて紹介してくれるというもの。参加費は無料で、熊本城の入場料が別途必要とのこと。ツアー参加者にはノベルティーのプレゼントがあるそうだ。城作りの名手と謳われた藤堂高虎・加藤清正によって築城された名古屋城、大阪城に並び、日本三大名城の一つに数えられる熊本城。その美しい景観が夜間のライトアップで、またひと味違うものになりそう。ぜひ、夏だけしか味わえない夜の熊本城を体験してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日損保ジャパンは、被災地で復興に取り組む次世代リーダーを支援する会社のプラットフォームである「みちのく復興事業パートナーズ」への参画を決定したことを発表した。「みちのく復興事業パートナーズ」とは、NPO法人ETICが東日本大震災の復興支援に向け、企業同士が協力し被災地の復興に取り組む次世代リーダーを支援するために設立したプラットフォーム。被災地の次世代リーダーと参画企業の情報交換や、企業からの経営資源(人・情報・ノウハウ)提供、現地派遣などを通じて、被災地の復興につながる活動に取り組んでいる。東日本大震災発生から1年以上が経過し、今後は中長期視野な支援およびマネジメントスキルをもった企業人材へのニーズが高まってきていることから、同社は、7月17日から9月21日の期間に、被災地の復興に取り組む団体のサポート役として計10人の社員を派遣する。社員は、被災地での医療・看護・介護分野における課題解決をテーマに、地域コミュニティ再生に力を入れている「全国訪問ボランティアナースの会キャンナス被災者支援チーム東北」に派遣され、キャンナス東北事務所、石巻市、気仙沼市の仮設住宅や集会所などで、運営サポート業務に取り組む予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日2012年3月に「被災地を広報で応援し、復興支援の一助を担う」ことを目的に発足した復興支援PRプロジェクトは、今夏、被災3県の各地の夏祭りが2年ぶりに開催されることを受け、再開される各地の夏祭り情報を発表した。福島・宮城・岩手の被災3県においては、2011年3月に発生した東日本大震災の影響で昨年は中止する夏祭りが相次いだ。しかし2012年の夏は各地で夏祭りが再開予定。直接的な地元への経済効果はもちろんのこと、県外からの訪問は地元にとって大きな励みになるなど、復興への大きな力になることが期待されている。8月4日・5日に福島県いわき市で開催。いわき花火大会のプレイベントとして1986年から始まった参加型の海のイベント「おなはま海遊祭」では、海上でキッズボートやジェットスキーなどの無料体験乗船、ジェットスキーのアクロバットショー、陸上ではステージショーや物産展など、海上・陸上それぞれにてイベントを実施。また4日夜には、音楽と花火のコラボレーションを特徴とする東北屈指の花火大会「いわき花火大会」が開催される。8月3日・4日に岩手県大船渡市で開催。海上七夕船上での歌謡ステージ、特設ステージでの郷土芸能披露などに加え、大船渡湾内の船上から打ち上げられる迫力ある花火大会が人気のイベントとなっている。8月11日・12日に宮城県気仙沼市で開催。航海の安全と大漁を祝う気仙沼地方最大のまつりと知られ、初日は気仙沼湾で花火大会や、きらびやかな台船などが海を回る「海上うんづら」、2日目はメーン会場での街頭パレード、気仙沼の踊り「はまらいんや踊り」が予定されている。今年はメーン会場をやや内陸の田中前大通りに移して開催される予定だ。
2012年06月26日一般社団法人・盲導犬総合支援センターは、日本介助犬協会「2013年 介助犬応援団カレンダー」に掲載する犬・猫の写真募集を開始した。「介助犬応援団カレンダー」は、介助犬サポーターの愛犬や愛猫の写真を集め、ひとつのカレンダーを創りあげていくチャリティー企画。ひと月につき20枠の合計240枠。好きな月を選んで参加できる。全国で活躍する介助犬はわずか59頭。対して、介助犬を必要としている人は約15,000人といわれている。介助犬育成費用の大部分は、寄付や募金によって支えられている。今回の「2013 年 介助犬応援団カレンダー」の登録料および、売り上げの一部は社会福祉法人日本介助犬協会の介助犬育成事業に役立てられる。応募は、同センターの申し込みページから。センターでは、「皆さまからの、あたたかいご支援をお待ちしております」と話している。■「介助犬応援団カレンダー」概要 ・サイズ:B4 (横)36.4cm×(縦)25.7cm ・登録料:3,150円(税込み)※登録料にはカレンダー1冊と送料を含む。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日七十七銀行は12日、地元プロスポーツ3チームのオフィシャルスポンサーとして、「必勝願年 <七十七>地元プロスポーツ応援定期預金『3つの応援団』」の取扱いを開始すると発表した。期間は6月15日から8月31日まで。これは「地元復興の活力に地元プロスポーツチームの活躍を!」との願いを込め、「べガルダ仙台」、「楽天イーグルス」、「仙台89ERS」の地元プロスポーツ3チーム全てが栄光に輝くよう、熱い応援を送るという内容。主な特典は、(1)対象定期預金に特別金利(店頭表示金利+0.1%)を適用、(2)対象定期預金を預入れた顧客の中から、抽選で777名に「<七十七>オリジナル『3つの応援団』貯金箱」(非売品)をプレゼント、(3)対象定期預金を預入れた顧客の中から、地元プロスポーツ3チームそれぞれのレギュラーシーズン(公式戦)最終成績に応じて、抽選で各100名(合計300名)に「JCB商品券」をプレゼントするというもの。期間中、対象定期預金を預入れた顧客は自動でエントリーされるが、預入れ金額・口数に関わらず、1人一口のエントリーとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日みずほ銀行は、「個人向け復興国債」と「個人向け復興応援国債」を6月7日から29日まで募集している。「個人向け復興国債」は固定3年と固定5年と変動10年の3種類。いずれも半年ごとに利子を受け取ることができ、変動10年は、半年ごとに翌年半年間の利率が決定する。「個人向け復興応援国債」は変動10年のみで、当初3年間の適用利率は年率0.05%(税引前)で4年目以降の利率は半年ごとに変動する。4年目以降は半年ごとに翌年半年間の利率が決定する。発行の日から3年目にあたる利払い日に残高が100万円以上ある場合は、新たに発行される「東日本大震災復興事業記念硬貨」が、残高1000万円ごとに1万円金貨1枚、100万円ごとに1000円銀貨1枚が財務相より贈呈される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日日本オリンピック委員会では26日、「1億2500万人の大応援団」プロジェクト第2弾となるJOC公認「大応援ムービー」募集を開始した。「大応援ムービー」は、一般の人が自由に応援団を作り、三三七拍子のリズムで応援している映像を、PCやスマートフォンから応募するというもの。応募された映像はひとつの大応援ムービーに収録し、壮行会で披露され、選手に直接届けられるという。「大応援ムービー」の一般募集の開始にあわせ、27日の東北六魂祭では大応援リーダーズの大林素子さん、太田章さんがステージに登場。参加者や観客もいっしょに、三三七拍子のリズムに合わせて「がんばれ東北!がんばれ日本!」とエール応援を行った。また、同日は「1 億2500 万人の大応援団」の新たなプロジェクトを発表。以前から募集を行っている「ロンドンオリンピック日本代表選手団壮行会参加者募集」に加え、新たな選手に直接メッセージが届く「大応援ノートメッセージ募集」、代表選手と手をつなぎ壮行会会場に一緒に入場する「エスコートキッズ募集」、そして大応援のメインサポートツールである「「1 億2500 万人の大応援団」公式応援アプリ」の公開が行われるという。JOC公認「大応援ムービー」の募集期間は6月30日まで。応募方法は、公式WEBサイトおよび公式アプリ、郵送で応募。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日福島農業の復興を手がけるNPO法人FAR-Netは、ダノンの支援をうけ、震災復興と酪農業界活性化を目指し「ミネロ牧場」を福島市にオープンする。23日に丸の内で記者発表が行われた。会見では、FAR-Net理事の岡正宏氏が震災による酪農業界への被害を語った。同氏によると、3.11の震災以降、原発事故などで被災した酪農家は72戸にものぼり、現在再開しているのはわずか11戸であるという。今回オープンする「ミネロ牧場」は、被災酪農家の雇用を創出し、また、福島酪農の復刻と生産基盤の確保を目的として開設された。現在原発事故により休業を余儀なくされた酪農家5名の雇用が決定しており、今後も参加者を募っていくという。また、同牧場の放射線リスク対策については、2011年10月にIRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)の監査をうけ、安全性が確認されている。飼料に関しては、「牛の口は人の口」と同氏は述べ、安全な生乳を届けるために牛の飼料には主に輸入飼料を用いると語った。「ミネロ牧場」開設のもう一つの目的は、共同型酪農経営モデルを実践することであるという。酪農経営は家族によるものが通常であり、そのため経営規模は小さく、新規参入が困難といった問題があった。同牧場はこうした問題を解決すべく、共同経営の形態を採用。土地や整備などの規模を拡大し、後継者不足といった問題にも対応することができる。また、酪農教育プログラムや牧場体験プログラムといった活動を行うことによって、酪農関係者だけではなく、学生や一般の人々にも業界への理解を促進してゆくという。「ミネロ牧場」は福島市松川町水原にてオープンされる。開始時期は7月を予定しており、48,401平方メートルの広大な敷地で、乳牛150頭を飼育し、2015年までには年間1,700トン生乳を生産していく予定。会見には福島の酪農家代表として田中一正氏も同席し、「震災復興のために役立ち、社会へ貢献できるような牧場を運営していきたい」と語った。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日みずほフィナンシャルグループは23日、震災復興支援の一環として、東京都が5月より展開する“ふくしま⇔東京キャペーン”に協力すると発表した。具体的には、東京都が展開する“ふくしま⇔東京キャペーン”の内容を、みずほ銀行のさまざまなチャネルを通じて、広く利用者に案内するとともに、グループ社員に対しても福島県産品の販売斡旋等を実施する予定。(1)「駅ナカ」での福島県産品の販売(2)イベント等を利用した福島県産品のPR(3)都庁内食堂等での福島県食材の消費拡大(4)「ふくしまへいこう!」観光PR(5)企業・団体への福島県産品販売等に係る協力要請(6)通信販売による福島県産品の消費拡大【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日協和発酵キリンは5月19日から11月23日まで、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、「子どもの笑顔づくり支援 協和発酵キリン卓球教室」を昨年に引き続き開催する。場所は岩手県、宮城県、福島県の10会場。特別指導には、元全日本チャンピオンでオリンピックに4度出場した松下浩二氏が参加する。この卓球教室は、卓球を通じて被災した子どもたちの元気と笑顔を取り戻したいとの思いから、同社が2011年11月に開始。昨年は岩手、宮城、福島の3県5会場で、小中学生を中心とした約1,500名を対象に開催された。今年は同3県で開催回数を10回に増やし、松下氏が代表を務めるヤマト卓球、地域の卓球協会の協力を得て、各県在住の小中高生を各回300名程度募集して行われる。指導にあたるのは松下氏のほか、創部39年目の名門「協和発酵キリン 男子卓球部」のメンバー。技術指導はもちろん、「いのち」とまっすぐ真摯(しんし)に向き合うことの大切さを伝えるなど、コミュニケーションのなかから、子どもたちの夢と希望の創造、豊かな心の成長を支援することが目的だ。このほか、卓球を通じて仮設住宅の住民や障がい者の人々の親睦をはかる卓球交流会を開催。同社による「被災地に笑顔の輪を広げる活動」は、今後もさらに展開されてゆく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日