こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。多くのママたちから、男の子兄弟の子育てについて相談が寄せられます。活発な男の子たちを前に、「何を考えているかわからない……」と途方にくれているママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、兄弟育児でママが気をつけたいことについて紹介します。●男の子の特性を理解する一般的に、男の子は“競争”を好むといわれます。たとえば、このような会話を耳にしたことはないですか?・Aくん「僕はカブトムシを2匹捕まえたよ」・Bくん「僕はカブトムシを7匹捕まえたよ」・Aくん「でも、僕はカブトムシを家で20匹飼ってるよ」・Bくん「僕なんか、カブトムシを家で30匹飼ってるよ」このように“1番”が大好きな子も多いですよね(笑)。このような男の子の特性をふまえると、兄弟育児では気をつけたいポイントがいくつかあります。そのうちの一つは、兄弟の場合には能力の面で“下の子は上の子に負けやすく”、下の子は一番になれない という状況を多く経験するということです。そうなると、下の子はママが思っている以上に自信をなくしてしまったり、負けてしまっている自分を納得させる術を身につけたりしてしまいます。たとえば、わが家の次男の場合も、大人の目線からみると十分なパフォーマンスをしているのですが、長男と比べているため「できない……」と落ち込むことがあります。大人からみると、2歳という年齢の差があるため、お兄ちゃんよりもできないのは“当然”なのですが、子どもにはそういった視点が欠けているものです。またあるときは、運動会の練習で1番になれないことに対して、「(初めから)2番を狙っていたんだよね」などと、変なアピールをしていました。数日後、「今日は1番だった!」と喜んでいる姿をみると、やはり1番になりたかったようです……。このような男の子の特徴をふまえると、下の子にはお兄ちゃんとの比較ではなく、“今”の状態に注目できる ような声かけを意識したいものですね。たとえば、「○歳でそんなことができるんだ!ママはすごいなって思うよ」「年長さんなのに、そんなに早く走れるの!かっこいいな〜」など、お兄ちゃんと比べて“できない自分”という基準から、自分(年代)の中で比べられるような声かけを心がけましょう。ちなみに、これはお兄ちゃんにも活用できます。お兄ちゃんがパパやママと比べてできないと落ち込んでいたら、「年長さんなのに、もうそんなにできるんだ!パパ(ママ)も小学生のころはスラスラできなかったけど、練習したらできるようになったよ」など、自分(年代)の中で比べるように目線をシフトしてあげましょう。●長男気質・次男気質一般的には、長男はおっとり、次男はやんちゃという兄弟が多いです。わが家もまさに典型例のタイプです(笑)。個性の違う兄弟に対して、私が特に大事だと思うのは、“兄弟比較”をしない ことです。臨床心理学を学べば学ぶほど、“比較”がいかに精神的なストレスをもたらすかを実感します。心にブレーキがかかっているときの多くは、「○○と比べて、私はダメだ」「○○はできているのに、私はなんでできないんだろう」など、誰かと比べているからです。他者に「勝った」「負けた」で物事をとらえすぎると、勝っても負けても心が休まりにくくなります。常に誰かに勝っているという確信がないと自尊心が保てない子どもたちはストレスだらけですし、友達もいつかは優劣の対象になってしまうのは、とても悲しいことです。また、他者との比較から自分をみると、自分のよさに気づきにくく、幸せを感じづらくなります。いかに“自分軸”を身につけるか が、幸せを感じるためには必要なのです。特に、男の子の場合は元々“競争”を好む傾向がありますので、比較して育てるとその傾向がますます顕著になります。ただ、兄弟間で比較をしないって、簡単そうで難しいですよね……。1日、お子さんにどんな言葉かけをしているかを振り返るとそれがよくわかると思います。「お兄ちゃんはできたのに、なんで(下の子)はできないの?」など、兄弟での比較の言葉をついつい使ってしまうママも多いのではないでしょうか。こうして偉そうに書いている私も、正直比較をしてしまいます……。でも、意識するだけでも、比較する言葉は確実に減りますので、まずは意識することからスタートしてみましょう。また、ついつい兄弟と比較してしまった後には、「でも、ちょっと前に比べたらできるようになったから、そこはすごいと思うな」などと、言いなおしましょう。人と比べて優劣の判断を下すことは簡単ですが、せめて家庭環境では、優劣ではない“違った軸”で子どもたちの成長を見守れたらいいと思います。----------今回は兄弟育児でママが気をつけたいことについて紹介しました。皆さんの子育てにおいて何かのヒントになったらうれしいです!●ライター/今井千鶴子●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年10月03日ママにとって未知の存在「男の子」。異星人のように理解不能な男の子。けれどママに対する愛がいっぱいの男の子。今回は、そんな男の子が大好きな男の子兄弟を育てるママたちにエピソード満載の毎日をお聞きしました! 「逃亡、飽きる、自動ドアに激突! スーパーで始まるマラソン大会【毎日が全速力! 男の子育児あるある Vol.1】」 に続いて、後編をお届けします。<お話を聞いたのは、この3人の男の子ママ>左:にわゆりさん(イラストレーター) 5歳、2歳のママ 次男出産のとき長男に「パパだけ大好き」と言われショック! その後パパのフォローもありママの信頼を回復。中:諸井更紗子さん(kucca代表) 10歳、6歳、2歳のママ 「一人目のときはパパも一緒に育てているようなものだから大変なんだ」の名言。右:山田恵子さん ※仮名(会社員) 7歳、5歳のママ夫が洗濯物を畳むときは「一人でやらない! やらせて!」と、パパを子どもの手伝いお手本係りに任命。■ボクもママに甘えたい! 次男と長男の戦い編集部: 前回 は、男の子エピソードをたくさんお聞きしましたが、兄弟ができてからの反応や関係性などはどうなりましたか?山田さん(以下山田):うちは兄弟の年の差が2歳半なので、イヤイヤ期とも重なって次男が生まれたときはちょっと荒れました。ご飯を床に落としてダンって踏まれたときに「これはマズイ」と。それで「デート行こうね~」と、二人の時間を持ちましたね。にわゆりさん(以下にわ):うちも2歳差なので結構きつかったです~。「ママは〇〇くん(弟の名前)が好き。僕はパパだけ好き」って1年くらいずっと言われてしまい(涙)。だから次男が寝ているときはできるだけ長男と触れ合って、両親に次男を預けてちょっとお出かけしたりもしました。諸井さん(以下諸井):うちは次男が生まれたときの長男は特に問題なかったけど、三男が生まれたときの次男にそういうのは少しあったかも。だからか、今まだ三男は1歳なのに、次男のほうがたくさん抱っこしているって感じですね。本当は三男も抱っこしたいのに(笑)。山田:いつも次男が私とくっついてくるけれど、長男もまだ小1なので、たまには長男ともハグすると、やっぱり長男もうれしそうですよね~。そんな時はまだまだかわいいなと(笑)。 けど、それを見かけると次男がすかさずタッタッタッタ……って来て兄をどけようとしてます(笑)。諸井:うち長男が10歳なので、ハグとかもあまりしなくなりましたね~。しかも最近、長男と手をつなごうとしたら「地元じゃちょっと……」って言われて! パパの実家とか生活圏から出たらいいみたい(笑)。■兄弟ゲンカ、最強の武器は「噛みつき」!にわ:うちは5歳3歳なので、産後のママ嫌いな1年を乗り越えてからは二人とも「ママ、ママ」ですね。でも私を取り合うみたいなのはなくて、そこは5歳でもお兄ちゃんだから長男がカッコつけてゆずってあげるみたい。けどおもちゃの取り合いはすごい! 仮面ライダーのフィギュアを取られた次男が噛みついて長男が泣くみたいな(笑)。山田:そうそう! 最強の武器だよね、噛むって。噛めばいつも強いお兄ちゃんを負かすことができるのを知ってるんだよね~、下の子って。諸井:うちも普段はケンカばっかり。でも3人になったら勝つと負けるの間に入れる人ができるから、なんとなくまとまってきた気がするな。よく男の子3兄弟っていうとやっぱり大変そうって見られるけど、もしかしたら二人のほうが緩衝材になってくれる人がいない分、そこは大変なのかも。パンを作っていると最初は手につくしベタベタするし、なかなかまとまらないけど、しばらくすると丸くきれいにまとまってくる。そんな感じかなぁと。山田:おぉ~!「三人はまとまる!」(笑)。なるほど~。 諸井:でもまとまって、そのあと結託されるの! 「ママの言うことは聞かないぞ」って(笑)。みんなで片付けを嫌がったり、お手伝いをしなかったり……。けど、うちの場合は子どももちゃんとお手伝いをしてくれないと家が回らないので、しっかりやってもらってますよ!山田:うちもお手伝いさせるけど、忙しいときに料理の手伝いをしたいと言われると返って手間! でもお手伝いはさせたいし……と考えて、時間を選ばず家事の邪魔にならないってことでトイレ掃除をしてもらってます。子どもがトイレ好きということもあるんですけどね。諸井:うちはお風呂掃除とか、部屋の片づけとか、その時やってもらいたいことを頼んでますね~。料理を手伝いたいとか言われたら、「あなたのやりたいことをやるのはお手伝いじゃないよね? ママがやってほしいことをやるのがお手伝い!」って。キッパリ。一同:おぉ~~~。さすが!諸井:ま、とはいえまだ小さいから見守りながら……って感じで完ぺきではないですけどね。でもその辺はうまくおだてながら、やっていく方向に促して……。その気にさせるのも男の子だから結構簡単ですよね(笑)。■「ママ、チューして」で疲れも吹き飛ぶ(笑)山田:そう、男の子は小学生になってもまだまだ幼くて何をやってもかわいいですよね。怒られたらシュンとするし、褒めたら有頂天(笑)。わかりやすすぎる!にわ:普段言うことを全然聞いてくれなくても、寝るときは「ママ、ママ」って感じで。長男とは手をつないで寝ているし、次男はベッドに入ると「ママ、チューして」って言ってきて。そんなときはズキュン♡ですよね。下の子ってそいういうところがうまいから、私が転がされてるの? と思うこともあるけど、でもそれでも疲れが吹き飛んじゃう(笑)。山田:男の子ならではなのかな? 言ったことはすぐに忘れるから100回くらい言い続けるのがホント大変だけど、でもこちらのミスも忘れてくれて、優しいですよね。諸井:たいがいのことはアイスで釣れる。たまに、こちらに分が悪いことがあっても「アイス食べる人ー!」って言えば全員が「アイスー!♪」ってなっちゃう。にわ:うちもアイス大好き! よくないかもしれないけど、疲れるとそれをエサに解決させちゃう(笑)。山田:男の子、チョロイんですよね。だからその辺はすごく楽で自分には合っているのかも。(笑)ひとことで男の子とくくっても、子どもの個性やママのキャパシティーによって、感じる苦労は人それぞれ。けれど今回の座談会に参加いただいた3名のママたちは、男の子のハチャメチャにただ振り回されるだけででなく、子どもの性格を把握し、兄弟関係なども利用して、男の子たちを上手に操縦しているようで、さすが、ママたちが一枚上手でした。体力的にはきついこともあるけれど、「精神的に楽」と思えるのは、子育て中の日々において大切なことなのではと、そんなことも感じました。余談ですが、男の子兄弟を育てる母である筆者の個人的な興味は、「ママの家庭内モテ期状態」。これは子どもが成長しても、ずっと続いてほしいと願うばかりです(笑)。取材・文/赤荻瑞穂、イラスト/にわゆり
2017年04月14日「元気に生まれてきてくれれば、男の子でも女の子でもどちらでも構わない…」子どもを身ごもれば、誰でもそう思いますよね。けれど生まれてからしばらくすると、「あ、あれ?」「キャーッ!」「やめて~~!!」な声が聞こえてくるんです。男の子ママの家庭から(笑)今回は、そんな異星人のような理解不能さを持ちながら、ママに対する愛がいっぱいの男の子と、そんな男の子が大好きな「男の子兄弟を育てるママたち」に、エピソード満載の毎日をお聞きしました!<お話を聞いたのは、この3人の男の子ママ>左:にわゆりさん(イラストレーター) 5歳、2歳のママ 次男出産のとき長男に「パパだけ大好き」と言われショック! その後パパのフォローもありママの信頼を回復。中:諸井更紗子さん(kucca代表) 10歳、6歳、2歳のママ 「一人目のときはパパも一緒に育てているようなものだから大変なんだ」の名言。右:山田恵子さん ※仮名(会社員) 7歳、5歳のママ夫が洗濯物を畳むときは「一人でやらない! やらせて!」と、パパを子どもの手伝いお手本係りに任命。■男の子を連れてのスーパーへ買い出し、それは「闘い」!編集部:今回、男の子兄弟のママに集まっていただきましたが、「男の子兄弟」ってどうですか?にわゆりさん(以下にわ):私には7歳年の離れた弟がいたので、男の子がこういうものだっていうことは小さい頃から知っていたはずなんですけどね。でも……、たまたま近くにいたというのと自分が育てるのは違う! 「やっぱり男の子、大変~!」って思う毎日です(笑)諸井さん(以下諸井):うちは男の子3兄弟ですけど、世間の言う「男の子兄弟って大変! しかも3兄弟すごすぎる!」っていう感じでは実はないんです。長男が小さいころにあまり手を焼かされることがなかったからかなぁ? だから次男が生まれてからもそんな調子で構えたいたら、次男がいわゆるイヤイヤ期になって、スーパーで「買って~~!!」ってひっくり返ったときに「これか~~~!!」って。あまりに新鮮で、思わず写真撮ってパパに送ったりしちゃいました。一同:おぉ~~! 余裕ある~(笑)。山田さん(以下山田):うちもスーパーは一苦労でした。小さい頃は買い物に来たのか、追いかけに来たのか分からない! 行くときは一大決心でしたよ。にわ:うちも大変でした(笑)! 長男が結構やんちゃだったから、幼稚園に入るまではそれこそ羽交い絞めにしてオムツを替えたりする感じだったりするような毎日だったので、スーパーに行こうものなら、お肉とか売り物をとにかくツンツン! もう、「ぎゃーー!!」ですよね。で、次はなぜか自動ドアに向かって突進! みたいな。もう私が必死に追いかけるという連続ですよ。それを見かねた買い物客のおばちゃんが「うちも男の子いたけど大変だったわ~~」って同情の声をかけてくれたりしました(笑)。山田:妙な仲間意識(笑)。 でもそういうの温かいよね~。諸井:けど……、男の子って自動ドア見えないんですかね~。にわ:それでドアが開くよりも走る方が早いからぶつかる(笑)。にわ:スーパーもだけど、うちは逃亡癖があるみたいで。 近所には仲良しの友だちが5~6人いて、長男が2~3歳の頃、私がまだ寝ている休みの日の朝7時くらいにひとりで友だちの家のインターホンを押して「あそぼー」って言ってるんですよ~。で、後になって「今日は7時に来たよ」って言われてそこで初めて知って「ごめんなさーーーい!!!」って謝るという……。諸井:2~3歳でそれはすごいですね(笑)。山田:でもなんだかんだ、いろんなことが5歳になるとほんの少しだけ落ち着くな~って思いますね。それまではうちも保育園に迎えに行ったらすぐにぴゅーーーーっていなくなって、「ちょっと~~!」って言ったって聞きやしない! たまにママと話しながら帰りのお支度をしている女の子を見ると、うちとのあまりの差に……、もう涙ですよ(笑)。男の子のママって保育園で一人で支度していることが多いですよね。しかも保育園にいるのが長い!諸井:あるある! うちも長いかも~(笑)。もうね、あっちゃこっちゃ行っちゃうのを追いかけるのが大変だから、子どもたちに役割を与えるといいですよ。■男たちよ、なぜにすぐ「飽きる」のか…諸井:うちの場合は外で次男が走ったら「ほら、行ったよ」と言うと長男が追いかける。次男はそれでもふらふらとどこかへ行っちゃうから、スーパーではカートを押させて私が言った商品をかごに入れさせるとか。2~3歳のイヤイヤの時期はできないかもしれないけど、普段からできるだけお手伝いをさせて、そういうことに慣れさせてます。にわ:なるほど~~。諸井:でも男の子はすぐに飽きる!山田:ホントそう! あれは何なんですかね。 けどそれ、大人の男の人もそうですよね~。小さい頃から男の人って変わらないんだなと(笑)。 ■小学生になったら「女の子ママのママ友」も作るべしにわ:でもハマり方というか、集中もすごいですよね。うちは今戦隊ものや仮面ライダー大好きですごくハマってますよ~。親子ともども(笑)。山田:うちも最初は見せていなかったのに、保育園で情報を仕入れてくるんですよね。「トウ! ハッ!」みたいに突然見えない敵と戦いだしたりして。諸井:うちの場合は長男がまったく戦隊ものにはハマらずモロ鉄男! 保育園ではみんな戦ってるのに、その横で「3ばんしぇん、まいりまーしゅ(3番線参りまーす)」って、ひたすら電車を動かしてましたね~。諸井:小さい頃は何をしているのか分からないし、こちらの思いも伝わらなくて大変なことも多いけど、小学校に行けばその辺の大変さはなくなりますよ。ただ、小学生には小学生の扱いづらさがあるけれど……。にわ:それは反抗とか?諸井:というより、保育園では毎日面倒だけど迎えに行っていた分、手紙とかを引き取るのは自分だし、情報もきちんと入ってくる。でも小学生になると息子が出してくれなければ、母は何も知らないことになる。前も先生からの催促……、そもそも催促の時点でおかしいけど、そういう大事なプリントがアコーディオンみたいになってランドセルの底の方から出てきたりして。山田:わかる!諸井:もうほんと、「こるあぁぁぁ~~~!!!」ですよ。山田:小学生になると、それまで以上にママ友が大事! しかも女の子のママ友ね! そこの情報がいちばんしっかりしてるから(笑)。男の子兄弟ママ座談会 後編に続く! インタビュー・文:赤荻瑞穂、イラスト:にわゆり
2017年04月13日子どもと一緒に過ごしていると、“やってはいけないこと”を子どもにされて「こら!」と怒りたくなる場面にたくさん遭遇します。「しつけっていつから始めたらいいの?」「しつけは必要?」「どうしたら上手にしつけられるのだろう」といった子育て中の“しつけの悩み”はだれもが一度は抱えるものです。今回は、そんな“しつけ”に悩んだときに知っているとホッとできるポイントをまとめてご紹介します。「しつけ」と「怒る」はイコールではない…そもそも、しつけとは“仕付け”と書き「(「躾」とも書く)礼儀作法を身につけさせること。また、身についた礼儀作法。」(広辞苑第五版より)という意味をもつ言葉です。他にも「作りつけること」「縫い目を正しく整えるために仮にざっと縫いつけておくこと」などの意味ももっています。身が美しいという漢字から想像されるように、“キレイな所作を身につけさせる”こともしつけのひとつです。また、社会のなかで生きていくために必要なマナーや模範的な行動なども教えていくことも“しつけ”に含まれます。しつけは「いけないことをしたから怒る」のではなく、「正しいことを身につけさせる」ことだということを、まずは頭に入れておくようにしましょう。いつからしつけをスタートさせる?しつけの本来の意味を考えると0歳から始まっていると定義することもでき、また、厳密に「何歳から始めましょう」というものではありません。ただ、ひとつの目安としてのしつけのスタート時期としては、2歳を過ぎた頃からとされています。これは、しつけが「礼儀作法を身につけさせる」意味をもつことが関係しています。2歳頃には、それまでなんでも周りの大人にやってもらっていたことを「自分でやる!」と自己主張をはじめる子どもが多いようです。自我が芽生えはじめたこの頃に、正しいやり方やマナーを教えながら“自分でできるようになる=身につけさせる”のがしつけの本来の目的ではないでしょうか。そのための準備段階として、0歳のうちから周りの大人、特にもっとも身近な存在であるママやパパや見本となる姿を見せておくこともポイントとなります。また、赤ちゃんの頃に築いた信頼関係がその後のしつけや教育に影響します。それが、「しつけは0歳から始まっている」と言われることにつながっていくのです。現実的には、1歳を過ぎた頃から、交通ルールを守ることや人に危害を加えないなどの、自分や他人の身を守ることは教えていくのがいいでしょう。あくまで、叱る・怒るのではなく、“身につけられるように教えていく”姿勢で取り組めるように気をつけてみてください。しつけの上手なママ・パパになるしつけを上手に進めていきたいと思ったときに、「どう叱ればいいのか」という注意することに目が向けられがちですが、しつけは「ほめる」ことも大切です。しつけを進めるに当たって、できるだけ心がけておきたいポイントをまとめてみました。■ほめ方「◯◯ちゃん/くん、すごいね」「えらいね」と抽象的にほめるのではなく、「お着替えができたね」「上手にスプーンで食べられたね」とできたことを具体的に伝えるようにしましょう。できるだけほめる回数を多くしたほうが、しつけはスムーズに進みます。子どもの行動を見守ってあげるようにして、「できた!」という気持ちを尊重してあげられるような声掛けがおすすめです。なんでもかんでも「すごいね」「えらいね」「さすがだね」と言うのではなく、「◯◯ができた」「●●ができるようになったね」と行動を言葉にして表してあげるだけでも子どもは「ママ(パパ)は見てくれている」と安心することができます。しつけの中で“ほめる”目的は、子どもの自尊心を伸ばしてあげることにあります。「自分はできる」という気持ちを育てられるような言葉を選ぶようにしていきましょう。■叱り方まず叱るときには、端的に「何がいけないことなのか」を伝えるようにします。言葉を理解できるようになってきている年齢であれば、「なぜいけないのか」も一緒に伝えられるといいでしょう。このときに注意したいのが、“叱るのに長い時間をかけない”ことです。大人でもクドクドと何時間も叱られるのは嫌なものですが、子どもも同じで、時間が経てば経つほど「何を叱られているのか」わからなくなってしまいます。たとえば、食べ物を下にわざと落としたことを叱りたいのであれば「食べ物をわざと落とすのはいけない」ことと「下に落としたらもう食べられなくなる」「食事を作ってくれた人に失礼な行為である」など、やってはいけない理由を伝えたら、叱るのはそこで終了です。決して、「毎日毎日同じことで…」「何度言えばわかるの」「昨日もやった、あのときもやった」と過去を蒸し返して怒るようなことはせず、その場だけで終わらせるようにしましょう。年齢によってしつけの仕方は変える? 基本的なしつけのほめ方・叱り方のコツは、どの年齢でも同じですが、しつけの仕方やポイントはそのときどきによって変わります。ここでは、0歳児・1歳児・2歳児・3〜5歳児に分けてしつけの仕方のポイントをチェックしておきましょう。■0歳児0歳児の頃は、コミュニケーションのベースとなる“安心感”や“信頼感”が身につけられるようにすることが大切です。これらは、しつけの第一歩となる感情で、ママやパパなど身の回りの大人に安心感を抱き、信頼しているからこそ、言われたことを素直に聞けるようになっていきます。また、どんなに身につけさせたいと思っていても、ママやパパができていないことは子どもにも身につけさせることはできません。身につけてほしい礼儀作法は0歳児のうちからママやパパが気をつけて、見本となる姿を見せてあげるようにしましょう。■1歳児1歳児になると、危険なことや他人との関わりのなかで身につけておいてほしいことを教え始める時期になります。ただし、1歳半頃までは言葉をまだ理解しきれないため、怖い顔で叱られても、内容ではなくママやパパの怖い顔しか記憶に残らなくなってしまいます。いけないことを「いけない」と言葉で伝え始める時期ではありますが、「いけない」という言葉を理解する時期だとママやパパが認識しておくことが大切です。何度も同じ行動をとっても根気強く「ダメ」「いけない」と淡々と伝えるようにしていきましょう。■2歳児2歳になる頃には、言葉も理解できるようになり自我も芽生えはじめるため「自分でやりたい」と主張するようになり、しつけにとって絶好のタイミングが訪れます。身につけてほしいことを、どうやったら子どもが自然と自分からやってくれるようになるかを考えて、準備しておくと、ママやパパもイライラせずに対応ができるようになります。この頃にはどうサポートしたらいいかを考えるようにしましょう。また、叱ったり注意をしたりしても、自己主張が通らないことで駄々をこねるようになるのもこの時期の特徴です。常に一貫した対応で、「ダメなものはダメ」としながらも、“気持ちが落ち着くまで待ってあげる”“自分から気持ちを切り替えられるのを見守る”ように、できれば時間や気持ちの余裕をもって接してあげられるようにしていくのがおすすめです。■3〜5歳児言葉も理解でき、ある程度“いいこと・悪いこと”や“礼儀作法”が身についてきているはずの年齢でも、やはり“いけないこと”をすることはあります。「わかっているでしょ!」と怒鳴ったり、しつけと称して体罰を加えたりしてしまいそうになるのもこの時期が多いようです。怒鳴り声や体罰といえる行動は、子どもの心を傷つけてしまうだけでしつけにはなりません。危険な行為に対して、とっさに大きな声を出して注意を引きつけることで止めることが必要なケースもありますが、基本的には叱るときには淡々と何がいけなかったのかを端的に伝えるようにして感情的にならないようにすることが大切です。また、「もう大きいからできて当然」ではなく、ときどきほめてあげることも忘れないようにしましょう。3〜5歳児でも新しいことをどんどん吸収しています。新たにできるようになったことがあれば、しっかりほめてあげることは続けていくのがしつけのポイントです。しつけに悩んだときに知っておきたい5つのポイントしつけの上手な進め方や年齢ごとのポイントを押さえていても、しつけをするママやパパの悩みはつきないものです。しつけに悩んだときには、これからご紹介する5つのポイントを思い出して、原点に戻ってママやパパも気持ちをリセットしながら一歩ずつ進めていきましょう。■イライラしたときにはしつけは長い時間かけて進めていくものですが、0〜5歳頃はしつけなければならないことも多く、何度も同じことを繰り返される日々にイライラしがちです。ママやパパも人間なので、イライラはするものです。できればイライラしないように対策を講じておくことも大切ですが、イライラしているなと感じたときには、まず深呼吸をするようにしましょう。「あ〜もうっ!」とイライラしたときに、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸法を取り入れてみましょう。深呼吸をすることで、大きな声で怒鳴りそうになっていた気持ちにストップがかかり、冷静に子どもが何をしようとしているのかが見えてくることがあります。「いけないことをしている」と思っていた姿が、実はお手伝いしようとしていて失敗しているだけだったかもしれません。また、1回の深呼吸だけではどうにもならないくらいイライラしていて、手をあげてしまいそうだと感じたときには、別室やトイレなど少し1人になれる場所に移動してゆっくり呼吸を繰り返し、気持ちが落ち着くのを待つのもひとつの手です。イライラをそのまま子どもにぶつけてしまうと、しばらくしてから後悔することも多く、嫌な気持ちになってしまいます。人間なのでイライラすること自体を止めるのは難しいですが、イライラしたときの対処法を心がけておくだけでも、後悔する機会はたいぶ減るはずです。■家の方針を固めておくしつけは、各家庭の方針によって内容が異なるものです。「よそはよそ、うちはうち」で問題ないですが、家庭のなかで方針がバラバラだと子どもも混乱してしまいます。まずは、ママとパパの間で家の方針としてルールや“やってはいけないライン”を決めて、どちらが対応しても同じになるようにしておきましょう。二世帯住宅などでおじいちゃんおばあちゃんが一緒に住んでいるときにも、できるだけ同じ方針でしつけられるようにするのがベストですが、なかなかうまくいかないときもあるかもしれません。そんなときには、ママとパパの見解は一致させておき、同じ家に住んでいても、おじいちゃんおばあちゃんとママ・パパの考えや価値観は違うことを伝えていきましょう。子ども心に時間をかけてその違いを理解するようになっていきますが、ママとパパの意見が違うと混乱し続けてしまうため、その点はしっかり一致させておくことが大切です。■「しつけ」は「怒る」ことではないしつけを怒ることと考えている方も多いですが、しつけは怒ることではありません。怒るというのは人のもつ感情のひとつです。しつけのうえでは怒るのではなく、何がいけなかったのかを理解させるることが大切です。それを理解させる上で、叱るという選択をする場合もあるかと思います。叱って伝えるためには家庭の方針を固めておいたり、どうしていけないのかを端的に伝えるために「なぜいけないのだろう」と考えていたりするなど事前の準備が重要です。ママやパパ自身がさまざまなマナーや行動をどう捉えていて、どうしていくのがいいと考えているのかを改めて振り返って考え、ひとつの方針を決めていく必要があります。自分自身やこれまで当たり前だと思ってやってきたことを今一度見つめ直すチャンスでもあるのです。自信をもってしつけをしていくポイントは、ここでどれだけ深く考え直すことができていたかにかかっています。その都度、迷ったときや悩んだときにママとパパとで話し合いながら進めていくようにしましょう。■ママやパパが素直になることも大切しつけをしている真っ最中には、ついつい叱り過ぎてしまったり、感情的に怒ってしまったりと、「失敗したな」とママやパパが感じることもたくさん起こります。そんなときには、素直に子どもに謝ることも大切です。ママやパパが素直に謝ったり、話し合いをしたりしている様子を見て子どもは成長していいます。「子どもに素直になってほしい」と思ったらまずは自分たちが素直になれているかを考えてみるようにしましょう。■つらくなったら写真を見返そう子どものしつけに悩んでいるときには、「どうしてこうなってしまったのだろう」「なんでわかってくれないのだろう」とその瞬間だけを切り取って思い詰めてしまいがちです。でも、少しずつでも確実に子どもは成長しているはずです。つらいなと感じたら、子どもの写真を見返してみましょう。おっぱいやミルクを飲んで寝ているか泣いているだけだった赤ちゃんが、歩くようになって、言葉を話すようになって、意思疎通ができるようになってきて…、とその成長ぶりが写真から見えてくるはずです。ちょっとやさしい気持ちになれたら、また明日から頑張る気力が湧いてくるようになりますよ。子どものしつけについては、先輩ママ・パパも、周りで同じように子育てをしているママ・パパたちも悩んできていることです。しつけに悩むということは、それだけ子どものことを真剣に考えてあげられている証拠でもあります。迷ったときには、家庭の方針を都度話し合いながら、自分たちなりの“しつけ”を固めて、一貫した対応を心がけることで、いつかフッと楽になれる時はきます。ポイントを押さえて、前向きに取り組んでいきましょう!
2017年03月01日アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」のちゅいたんママが描く、8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟との育児絵日記。何もかも想定外! な3兄弟と、一徹な旦那さんと暮らしています。爆笑必至の毎日を、おおらかなちゅいたんママが味あるイラストとエッセイで綴ります。今回、2016年12月8日の 「息子って、異世界人!?な爆笑育児生活」 の発売を記念して、ウーマンエキサイトにオリジナルエッセイを描きおろしていただきました。子育て奮闘中のみなさんもつい「わかる、わかる」と共感してしまう方も多いのでは。それでは第5話をお楽しみください。 (1話から読む) ■女にはけっしてわからない、男の子あるあるこんにちは。Kosodatefulな毎日のちゅいママです。我が家は男の子三兄弟なのですが、たまに男の子のママから聞かれることがあります。聞いてこられるのはたいてい、初めての男の子ママ。そう!! 触る!! オムツ換えの時とか、お風呂の時とか、裸になろうもんならすぐ触る!! 母親からしたら心配になる気持ちもわかるんですよね。バイ菌とかさ。なんか変な方向に走っちゃったらどうしようとかさ。でも大丈夫! 結論からいうと、変な意味なんてないと思います。ただそういう時期なだけ。 ■我が家の男性陣は、気付けばみんな手がズボンの中にうちの子どもたちも三人とも赤ちゃんの頃からずーっと触って育ってきました。小2のちゅんたんでさえも未だに気がつけばこんな調子だもん。ズボンの中に手が入ってるーーーー!! ちなみに、今日のゆいたん(次男・年中)の寝姿はこう。直立(ピーン!)なんでズボンの中に手入れるんだろうね。ふと見たら入れてるよね。と思ったら、あぁ、子どもだけじゃなかった。夫までも!!!■女にはわからないが、男はそれが落ち着くらしい私:「ねぇ、なんでそれ、いっつも手ぇ入れてんの?」女の私からしたらズボンの中に手を入れてくつろぐなんて考えられない。夫の答えは「男とは、そういうもんだ。」落ち着くらしい。理由なんて特にない。かっこつけてるけど、言ってるけどお子ちゃま。成人してもこの調子なんだから、男と女はきっとわかり合えない。笑ほーちゃんも、赤ちゃんの頃からお風呂の時にはひたすら自分のおティムティムを振り回しては遊んでました。■なんで触るの? 子どもの本音も聞いてみたしゃべれるようになった頃、聞いてみました。「ねぇ、なんでいっつも触るの?」 そしたら、理由はいたって簡単だった。そっか!! おもしろいんだ!! 生まれた時からくっついてる何かおもしろいもの。たったそれだけ。男の子にとってはおティムさえもオモチャ!全国の男の子のママ。ご安心ください!ほーちゃんも2歳後半の今はそんなに触ることもなくなってきました。年齢や時期によって興味もうつろいでいくものなので「汚いよ!」とか「ダメよ!」とかあんまり神経質にならずに、そのうち飽きるわ~~ぐらいに思って、ほっといて大丈夫だと思います。だっておもしろいんだもんね。おわり。全5話ウーマンエキサイトオリジナル書下ろし、次回の更新は1月5日です。楽しみに! 息子って、異世界人!?な爆笑育児生活2016年12月8日発売/ちゅいたんママ(著)
2016年12月29日これからの季節、男の子も唇の乾燥が目立ってきます。男の子に「リップクリーム貸して」と頼まれたときに、グロスや色付きリップバームしか所持していないのはもったいない!せっかくのモテチャンスを失ってしまいます。また、キスするときに彼の唇がガサガサも嫌でしょう?そこで今回は、秋冬に常備したい「男の子に貸せる」リップケアコスメを特別講義しちゃいます。メンズも知ってる安心ブランド「メンソレータム」薬用リップスティックXD出典:@cosmeよりきっと男性は、リップクリームと言えばコレ!と認識している方が8割程度なのではないでしょうか?爽快感のある使用感も男性には馴染み深いです。オーガニックで差をつける「ジョンマスターオーガニック 」 リップカーム オリジナルシトラス香りが良く、保湿力が高いのにベタベタしない!と芸能人やモデルにも人気の高いジョンマスターオーガニックのリップカーム。これなら、ベタベタを嫌う男性も抵抗なく使えることでしょう。出典:@cosmeより最先端のオシャレボーイにはこれしかない!「ジョルジオ アルマーニ ビューティ 」フォー ヒム & フォー ハー リップケア出典:@cosmeよりジェンダーレスコスメとして今シーズン登場したこちらのリップは「フォーヒム&ハー」の名の通り、男女ともに使えるコスメです。ベースコート、トップコート、ナイトケアとしても使用可能。全6色で、自然な色を付けることが可能なので自分用には色付きを。そして、男性に抵抗なく使ってもらいたい方はクリアタイプをチョイスして。男性にリップケアを貸すときに注意したいこと口紅の色移りをしていないか普段口紅を付けている女性の場合、リップケアコスメのフチや塗る部分に口紅の色がついてしまっていることが良くあると思います。自分で使う分にはたいして気にならないけれど人に貸すときは注意して!好意のつもりが「気持ち悪い」とかえって引かれてしまうかも・・・。臭いとくにチューブタイプのリップケアは、長く使用していると独特の臭いを発する場合があるため、直接唇につけて塗っている方は注意が必要です。ペットボトルのドリンクと同じく、唾液の影響で劣化をすることが考えられるので、使用頻度が低く、あまり消費ペースの早くない方は、普段から指やブラシに取ってから塗るようにしましょう。「貸して」と言われる前に貸さない頼まれてもいないのに恩着せがましく、「唇乾燥してるよ。はいリップクリーム」なんて間違っても言わないようにしてください。最近の男性はとってもデリケート。「汗臭いよ」と言ってデオドラントスプレーを手渡した時のようなショックを受けてしまう方もいるため注意を払って!冬場に貸せるリップケアコスメを常備していることは、バンドエイドやハンカチを持ち歩いている女の子くらい好感度がアップするので、こっそりポーチに忍ばせてみてくださいね。
2016年10月29日新生児から歩きはじめる前くらいまでの男の子ママと女の子ママには、大きなちがいはありません。でも、子どもが歩けるようになり、自我が強くなってくるようになると、男の子は本当によく動きます。よく走ります。男の子を育てているママたちの“あるある!”をご紹介します。■男の子ママの特徴まずは、公園でのエピソードから。「公園に到着したとたん、走りだしてしまった我が息子。息子を追いかけて、私もずっと公園を走りまわっていました。ほとんど座ることもできず、結局、ママ友とは帰りにあいさつしただけ」(32歳 2歳男の子ママ)「ちょっと目を離したすきに、息子は泥んこになって戻ってきました。泥まみれの洋服や手で『ママー!』とくっついてくるので、息子も私もきれいなお洋服で公園には絶対に行けません」(35歳 3歳男の子ママ)男の子はなぜか走る。そして、男の子ママは、その後ろを走る。つねに走れる靴、走れるボトムスが必須です。すっかりカジュアルで、汚れてもお洗濯がすぐできるような洋服や走れるスニーカーばかりにという方が多いようです。体力があり余っている息子に付きあっていると、ママは本当にヘトヘト。そして、子どもをしかることも大切な育児のひとつ。男の子ママの場合はどうなのでしょうか。「基本的に大声で怒鳴ってしまいます。その場でしからないと、息子は何が悪いのか理解できないようで…。公共の場でもしかることが多いです。周囲の目は気になりますが、しかたないですよね…」(33歳 3歳男の子ママ)公共の場で男の子をしかっているママを見かけたときには、“がんばって!”と心のなかで応援してあげたいですね。■男の子ママから見た女の子ママ公園で息子と走りまわり、泥んこになってヘトヘトな男の子ママ。一方、女の子ママはとても優雅に見えます。「ピクニックシートを広げ、みんなでお弁当を食べたり、ママ友とおしゃべりしたり。その間、娘たちはお友だち同士で遊んだり、ママのお膝に座って眠ったりしている。そういう光景をよく見かけます」(36歳 3歳男の子ママ)女の子ママは、子どもをしかるときの口調もちがうようです。「〇〇がいけないのよ、ときちんと説明をして理解をしてもらいます。『ごめんなさい』と自分で言えたら、最後にはほめるようにしています」(34歳 4歳女の子ママ)■男の子を育てるのは大変だけど、やっぱりかわいい!男の子を育てるのは、体力や気力が必要です。手はかかるものの、かわいさはひとしお。小さな彼氏ができたみたい、という話はよく聞きますが、まさにその通り。「息子と手をつないで歩いていて、自転車が横を通ったときのこと。『ママ、危ないからこっち歩いて』と手をひかれ、『まるで彼氏!?』とキュンキュンでした」(31歳 4歳男の子ママ)「陶芸教室で息子に離乳食食器をつくったら『これで毎日食べるね』とよろこんでくれました。いままで使っていた大好きなキャキャラクター食器より気に入ってくれて、素直で本当にかわいい」(35歳 2歳男の子ママ)男の子ママは走ったり、しかったりする場面で何かと体力が必要です。その反面、素直でとてもかわいく、ときには小さな恋人のような存在に。そんな姿を見ると日ごろの大変さを忘れ、男の子ってやっぱりかわいいと思うのです。
2016年09月07日長男5歳。小学校入学も控え、いよいよ本格的に「しつけ」を考える年齢になってきました。以前より口うるさく言う機会が増えてきたのですが、正直、心の中はモヤモヤでいっぱいです。子どもが言うことを聞いても嫌なムードが残り、何だかスッキリしない…。そもそも「しつけ」って、何だろう?子どもに偉そうに指示を下し、「あなたのためよ」とお決まりのセリフで押し付けるのが、本当のしつけなんだろうか?そもそも私って、子どもをしつけられるほど立派な人間だったっけ…そう、悩み始めたのです。 ほんとうに「子どものため」?悩みながら気付いたのが、まず自分が「しつけ」という言葉をうまく飲み込めていないということ。それは、子ども時代の記憶があるから。子どもの頃は、「しつけと称して偉そうにしたり、怒る大人」に嫌悪感を感じていたのです。同時に思い出されるのが、「あなたのため」と口うるさく言われた記憶。たしかに親になってみれば子どものためを思って言うのですが、子どもの頃を思い出すと、親の言う「あなたのため」が時々「押し付け」に感じるときもありました。そういうときに限って、よく考えると「親のため」も絡んでいるのです。たとえば「親の体裁のために勉強してほしい」というように。では、本来のしつけって何でしょうか?それは「子どもが自分で自分の身を守り、また他人と社会でうまくやっていくための習慣作りの基盤」となるものです。たとえば、子どもが健康で、安全に生きていくために。友達と遊んだり、ケンカをしても仲直りして、信頼関係を築いていくために。社会に出て周囲と協力して夢を叶え、恋人や家庭を作り、やがて我が子を育てていくために。そうやって子どもが自分らしい人生を歩める基盤を、いま形作ることがしつけなのです。子どもにどう育ってほしいのかじっくり考え、しつけの定義をしっかり定めておくと、「しつけと称して偉そうになる」ことは防げると気付きました。本来の自分とのギャップもう一つ引っかかるのが、「自分は子どもをしつけられるほど、きちんとしていたかな?」ということ。そこまでひどい人間だとも思いませんが、独身時代は夜更かしが好きでしたし、休日はパジャマのままダラダラ、テレビだって付けっぱなしでした。「本来の自分」だって、子どもに威張れるほど立派な人間ではないのです。だからさも偉そうに口うるさく言う「ママとしての自分」とのギャップを、気持ち悪く感じていたのでしょう。そして子どもはその違和感にも、必ず気付くものです。そのギャップをなくすためには、まず本来の自分がしっかり生活することです。早く寝てもらいたいなら、自分が早く寝る。勉強して欲しいなら、自分が勉強する、という風に。子どもは親の真似が大好きですし、親の背中を見て育ちますから、効果はあるでしょう。基本は自分がしっかり生活をし、子どもに声をかけるときはしつけの定義を思い出すこと。そうすることで「偉そうに」「口うるさく」「押し付けるように」ならず、自然としつけることができると思うのです。ライター:宮野 茉莉子
2016年06月17日「自分のしつけの方法はこれで合っているのか?」「こんなに頑張っているのに成果が表れないのはどうしてなのか?」など、子どものしつけに悩んでいるお母さんは多いはず。そこで今回はしつけに悩んでいたときに心をフッと軽くしてくれた何気ない一言をご紹介します。繰り返し注意しすぎて疲れたときに効く一言子どもを注意していると、「あれだけ言ったのにどうして…」「何回言ったらわかるの!」という気持ちになることがよくあります。そんな時に思い出すのが、水族館でイルカショーを見ていた時に後ろの席の女性が言った一言。「あんなに賢いイルカだって何ヵ月も練習しないと芸を覚えないんだから、子どもが1回や2回言ったくらいでできるようにならないのは当たり前よね」大人の社会で生きていると「1回注意したんだから、次からできるようになるはず」という考えに陥りがちですが、たしかに子どもの理解力を考えると、イルカのように毎日根気よく教えないとできるようにならないはず。これを聞いてから、前よりも少し長い目で見られるようになりました。しつけに自信を無くしたときに効く一言ある日、美容師さんがこんな話をしてくれました。「うちの子は、上は親のいうことを全然聞かないやんちゃ坊主だけど、下は親が間違ったことをすると注意してくるくらい真面目な子で…。同じように育ててるのに面白いよね。小さいうちって、育て方よりもその子のもともとの性格によるところがすごく大きいんだなって思う」この話を聞くまで、自分の子どもがいたずらばかりするのは、自分の育て方に問題があるんじゃないかと思っていましたが、「その子のもともとの性格によるところも大きい」と言われて、気持ちが楽になりました。子どもの行動が理解できないときに効く一言実家に帰った際、子どもが何度言っても服のひもをしゃぶるので注意していたら、母親から「あなたも子どもの頃、よくやってたわよ」と言われ、ハッとしました。子どもの頃、自分もやっていたと思うと、「なんでそんなことするの!」という気持ちが薄れ、なぜそんな行動を取るのか、どうしたらやめる気になるのかを冷静に考えられるようになるので、子どもがやってはいけないことをしていたら、自分も昔やっていなかったか一度考えてみるのもいいかもしれません。毎日大変な子どものしつけ。できるだけストレスをためないように上手に乗り切っていきましょう。(岡本まめ)
2016年01月23日知らず知らずのうちに行っている子どもへの「しつけ」によって、子どもの能力に大きな差が出てしまうことがわかりました。発達心理学が専門の内田伸子先生に、詳しく説明していただきました。しつけスタイルは大きく2種類●共有型しつけ子どもの気持ちを中心に考え、子どもとのふれあいや会話を大切にし、楽しい経験を子どもと共有しようとする、しつけスタイル。●強制型しつけ大人中心で、言いつけ通りに子どもを従わせようとする、しつけスタイル。罰を与えたり、力によるしつけを行ったりすることもある。似たような家庭環境で、しつけスタイルだけが違うとどうなるのか「年収900万円以上の高所得層で、母親が四年制大学あるいは大学院を卒業し、現在は専業主婦をしている家庭の中から、共有型しつけと強制型しつけの極端な例を30組ずつ計60世帯選び、親子のやりとりを観察しました。すると、図形を組み合わせるブロックパズル課題で、こんな場面が見られました。共有型しつけを行っているお母さんは、お子さんをじっと見守っています。一方、強制型しつけを行っているお母さんは、何かと口を出し、指図します。子どもがパズルをやろうとすると、『そっちは難しいわよ。こっちからにしなさい』『左右の色を同じにしたらキレイでしょう』などと言うのです。また『きつねのおきゃくさま』という絵本の読み聞かせにおいても、違いが見られました。『きつねのおきゃくさま』は、優しいきつねがほかの動物たちを守るために死んでしまうお話です。共有型しつけを行っているお母さん方は、子どもがどんな反応をするかと子どもの顔を心配そうに見ています。子どもは『きつねさん、どうして死んじゃったの? あんなに親切なのにかわいそう』などと言います。それを受けてお母さんは『そうね、かわいそうね』と共感的なサポートをします。一方、強制型しつけを行っている母親は『はい。今のお話はどういうお話だった? 言ってごらん』、子どもが答えると『違うでしょ。お話の記憶、テストに出るわよ』などと勝ち負けの言葉を投げ付けます」強制型しつけのもとでは、高所得層であっても語彙得点・リテラシーともに低い「この子どもたちの学力を調査したところ、共有型しつけを受けている子どもは語彙得点、リテラシー(読み書き能力)ともに高く、強制型しつけを受けている子どもは語彙得点もリテラシーも低かったのです」しつけスタイルと語彙力は関連する(内田・浜野,2012より)なぜ、しつけスタイルが学力に影響するのでしょうか。「子どもの学力を高めるためには、お父さんやお母さん、保育者たちが、子どもの主体性を大事にするかかわり方をすることが重要です。共有型しつけをしている親は、こどもに考える余地を与える援助的なサポートが多く、子どもをよく褒め、子どもに合わせて柔軟な対応をしていました。そうした親のもとで、子どもは伸び伸びと活動していました」 叱られながらやる勉強はなぜ身に付かないのか ~「幸せ力」の育て方vol.6~ でご紹介したように、自分から興味を持ち、楽しいと感じているときは脳の働きが活発になります。「強制型しつけは逆に、子どもに考える余地を与えない、指示的・独断的な介入が多い、しかも過度に介入する、情緒的なサポートが少ない、褒め言葉が少ないという特徴がありました。こうした親のもとでは、子どもは主体的に行動することができず、親の顔色を見ながらおどおどと行動していました」これでは脳の働きが低下するうえ、言われたことしかできない「指示待ち族」になる危険性があります。しつけスタイルは母親の思いひとつで変えることができます。子どもが伸びる共有型しつけを心がけていきたいですね。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは内田 伸子先生十文字学園女子大学特任教授・お茶の水女子大学名誉教授・学術博士。専門は発達心理学、認知心理学、保育学。国立教育政策研究所「幼児の論理的思考の発達調査プロジェクト会議」(主査)、最高裁「裁判員制度の有識者会議」(委員)、文化庁国語審議会委員なども務めるほか、NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」の番組開発やコメンテーター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろうパペットの開発、創造力知育玩具「エポンテ」(シャチハタ)の開発なども担当。著書は、『発達心理学―ことばの獲得と教育』(岩波書店)、『よくわかる乳幼児心理学』(ミネルヴァ書房)、『 子育てに「もう遅い」はありません 』(冨山房インターナショナル)など多数。
2015年12月31日秋冬ってバッチリメイクが流行って言われるけど、濃く見えたり、男の子ウケしなくなるのもな・・・。カラーシャドウはラメなどを使いつつも、男の子目線を外さないシャドウテクを紹介します。メイクのコツ・ポイントパープルはややグレイッシュな色味を選ぶ。指でのせることで、発色が抑えられるのでオススメ。重ね塗りはせず、二重幅くらいにほんのりと。ホワイトシャドウを指に取り、パープルシャドウの上部に重ねるようにぽんぽんと。黒目の上にのせて、瞳の立体感を強調する。目頭を明るくすると、幼い顔になり男ウケ。カーキシャドウは、ベースにベージュをのせることで優しげな発色になる。指を使って濃い色からのせる。目尻のみにぽんぽんのせることで、二重幅がつぶれない。冬は大粒のラメが雪のようでデートにオススメ。リップクリームをベースに使うと、ラメ落ちしない。指に取り、瞼にのせる。色を使わない分、たくさんのせてもやりすぎ感が出ない。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年10月14日毎回驚きのテクニックで猫の問題行動を解決する"キャットダディ"こと、猫ヘルパーのジャクソン・ギャラクシーのシリーズ第6弾『猫ヘルパー S6~猫のしつけ教えます~』(毎週月曜22:00~)が、今月13日から動物・自然専門チャンネル「アニマルプラネット」で放送開始した。スキンヘッドにピアス、全身タトゥーに覆われた巨体。外見の印象とは異なり、ジャクソンは"猫の行動専門家"として、飼い主から寄せられるさまざまな猫のトラブルを愛情あふれるしつけで解決。今回のシリーズは、かつてないほど凶暴な猫たちが登場する。13日の第1話は、モデルのエイドリアン・カリーからの相談だった。現在、恋人のトッドと同棲中。凶暴なシャム猫、ビリー・シアーズを飼っているが、糞で遊んだり夜中に鳴き続けたり内装に爪を立てたり。その悪事をエイドリアンがSNSで毎回報告していたところ、すっかり有名な猫になってしまった。こんな悩みにジャクソンは「僕が助けましょう」。トッドに「ビリーと遊ぶところを見せてくれ」と頼むと、"高い高い"や強制的なダンス、放り投げるなどの手荒な扱いが発覚。「その遊び方は間違い」と指摘し、「犬と違って猫は荒っぽい扱いを嫌います。激しく遊ぶだけでは猫は破壊的になる」と優しく語る。さらに、猫の習性を利用することが重要であると強調し、「猫は動く物を追う。この子もゴールが欲しいのさ。君の遊びにはそれがない。追って捕まえる。それがゴールだ」と具体的なアドバイスをする。20日に放送された第2話は、交際7年目のカップルの悩み。スティーブの愛猫・ダークネスは数年前から恋人のローラを襲うようになり、夜中に暴れられて睡眠不足に。ジャクソンは「ダークネスという名前からして不吉です」とツッコミを入れつつつも、ここでも「接し方を誤るとこうなる。恐る恐る近づけば、猫はそれに反応して攻撃する」と説明。2人は犬のラスカルも飼っていて、吠えるたびにダークネスが反応していたため、まずはラスカルのストレスを発散させるために犬の散歩を進める。さらに「ダークネスという名前は印象が悪い」と改名を要求。当初は難色を示していた2人だったが、後に「ジェダイ」に変えることを決断した。ジャクソンの狙いは「"猫を見る目"を変えさせること」が狙いだった。このようにジャクソンはさまざまな角度から解決方法を探っていく。しかし、そんな彼でも「前代未聞のケース」と驚いたのが今晩27日放送の第3回。同棲間近のクリスティーンとサンディープはマンチカンのアルバートを購入したものの、そのことが災いに。2人を破局寸前まで追い込んだのは"舐め癖"で、いつでもどこでも誰でも舐め回すため、サンディープは同居が嫌になったという。寝ている時も舐められるため、2~3時間ごとに起きてしまう。しかも、クリスティーンは2016年のオリンピック出場を目指すバドミントン選手であるため、ジャクソンも「オリンピックが懸かったケースは初めて」とプレッシャーを感じながら対応する。クリスティーンはサンディープが引っ越してくることを考えていたため、物があまりない殺風景な部屋に。ジャクソンは「トイレのある部屋は猫にはとても重要」とした上で、「猫にとってはにおいは所有権を意味する」と説明し、"縄張り"となる場所を作るよう求めた。さらに、猫が嫌うシトラスの香りをつけた靴下と手袋で「やっていいことといけないこと」を教える。2人にはこれらを課題として取り組ませ、その後の経過でさらに手を施していく。この回では解決に至るまでの流れとは別に、ジャクソンがマンチカンに心を痛めるシーンも。「マンチカンの脚は突然変異によるもの。それに目を付けた人間が繁殖させました。自然をいじるから反動が起きるのです」と解説し、「走る姿が変わっている。獲物に近づいても前足で捕まえられない。短すぎるからだ。簡単なことがあの子にはできないのです。息は切れ、ジャンプもできません」と悲しげに語っていた。(C)2015 Discovery Communications, LLC
2015年07月27日男の子が女子に対して「セクシーだ」と感じるポイントって、どこだか知っていますか?あなたの体のどこかにある意外な場所が、男の子にとってはたまらなく好きな部分だったりします。そんなポイントを知って、つねに美しく保ち、魅力的に演出すれば、セクシーさを味方に、モテ女子としての不動の地位を確立できちゃうはず。男性に聞いてみた「女子のココが好き!」な意見を参考にして、ワンランク上のだれよりも「魅せる女子」を目指しましょう!■1.ぷるんとしたくちびる「女の子の顔を見る時、初対面でも友達でもまずは、くちびるに目が行っちゃう。ふっくらつやつやだったりするともう最高!」(大学生/19歳)くちびるがふっくらつややかだと、それだけでぐっと来る男子は多いのです。そのくちびるからどんな声が聞こえるの?どんな言葉を発してくれるの?男性にとって、最初に目に飛び込んできて、かつ見ていてワクワクドキドキが止まらない憧れの部分。濃すぎるルージュを塗るよりも、血色の良いナチュラルなつやつやくちびるのほうがウケが良いようなので、保湿や紫外線防止など毎日のこまめなケアで、魅せるつやつやくちびるを目指しましょう。■2.つややかな髪「つやつやの長い髪って、僕ら男にはない『女性ならでは』の美しいポイントだと思う。ずっと撫でていたくなりますよね」(営業/25歳)光沢のある健康的なうるさら髪に、男性はとても惹かれるもの。特に長い髪は、男性の永遠の憧れです。脱色やカラーリングをしすぎてパサパサな髪よりも、なでた時にしっとりとした手ざわりの自然な髪のほうが逆にセクシーと感じられ、好まれるようです。これも毎日のケアが必要不可欠。こまめなカットやトリートメントなどを心がけて、男性の目を惹く美しい髪をめざしましょう。■3.ハリのあるまるいバスト「なんだかんだ言っても、男っておっぱい大好きです!見て幸せ、触って幸せ。これこそ女性のシンボルだと思う。」(デザイナー/24歳)男性は永遠のマザコン。おっぱいが嫌いな男性なんて居ない!と言っても過言ではありません。ただし、巨乳なら何でも良いというわけでもなく、ハリがあり、上向きの若々しいおっぱいが特にたまらん!という傾向にあるようです。これは男性の生殖本能に帰依しているので、遺伝子レベルであらがえない事実のようです。キレイなバストをキープするための運動や、キレイに見せるブラを着けるなど、男性の妄想をぞんぶんにかき立てるような美しいボディライン作りを心がけてみて。■4.豊かでかわいい表情「落ち込んでいる時やちょっと寂しい時に、明るい笑顔の子がそばにいるだけでものすごくはげまされる。もう、その子から離れられなくなる。」(公務員/23歳)男性にとって、女子とは唯一無二の愛すべき対象。基本的に考えれば、「かわいい表情」というのは一番大切なポイントであることがすぐわかります。癒され、励まされる笑顔に、それだけで彼はあなたにゾッコン。男性にはできない、やわらくてやさしい表情はまさに女子だけのもの。ひいてはセクシーさへとつながる、一番のアピールポイントです。とっておきの笑顔のために、朝起きたら、鏡の前で口角を上げるなど、かわいい表情作りのためのエクササイズは欠かさず行ってください。■おわりに男性にはない、女子ならではのかわいさ、セクシーさは、どんどんおもてに出してこそ価値があるもの。彼だけに見せる「とっておきのあなた」を演出して、「得難い女性」をアピールしましょう。(松本ゆずか/ハウコレ)(新部 宏美/モデル)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年05月27日最近、親が子どもに対して虐待をする痛ましい事件がニュースで取り上げられます。その一歩手前、すなわち子どもに体罰(暴力)を与えている疑いをもたれている家庭に然るべき機関の専門員が訪ねると、ご両親の多くは「しつけです!」と答える場合が多いそうです。しつけと体罰(暴力)の線引きは非常に曖昧な点が多いのも事実です。では、その違いについて考えてみましょう。■「しつけ」の目的とは?簡単に言うと、しつけとは、「集団社会のルールにあった行動ができるように、トレーニングすること、そのサポート」です。サポートの結果、子どもが自分で自分をコントロールすることができるようになったり、自分で考える力を育めたりするように、大人が導くことを目的とします。決して、子どもを抑制したり、威圧をしたりすることではありません。縫い物をする際の「しつけ糸」には、同じ「しつけ」という言葉が使われています。しつけ糸の役目は、本縫いの縫い目が曲がらないように、事前におおまかな形を定めておくことです。それと同じように、大人が子どもへおおまかなガイドをしてあげることによって、自分で自分を律することができるようになってきます。しつけにとって重要なのは、自律心を育てていくことです。怒鳴ったり、叩いたりすることは決して有効な方法ではなく、反対にしつけの目的を削ぐことに繋がってしまうのでNGです。■「体罰」の目的とは?体罰とは、恐怖や痛みで子どもの言動をコントロールして従わせることです。体罰の多くは、単なる大人の感情のはけ口となっている場合があります。大人の感情を“暴力”という形で爆発させながら、「この子のしつけのためだ!」と思い込む、それは大きな間違いなのです。子どもが体罰から学ぶことは、「腹が立ったら暴力をしてもいい」ということ、それだけです。反省や謝罪の思いよりも、恐怖や不安な感情のほうが大きくなってしまいます。体罰には即効性はありますが、恐怖で子どもの行動をコントロールしようとしているだけにほかなりません。子どもにとっては「なぜいけないのか?」を学ぶことができず、痛いからこの行為を止めるという意識になってしまいます。そして、大人のいない所で同じ行為を繰り返すことにもなるのです。体罰では、しつけの目的、すなわち自律心を養うことを果たせないのです。■怒鳴ったり、叩いたりしないしつけ方を子どもにとっても本来、安心を与えてくれるはずのパパやママが、怒鳴ったり、叩いたりして自分へ恐怖を与えることで、心に混乱が生じ、アタッチメント(愛着)の形成が阻害されてしまいます。怒鳴ったり、叩いたりする前にまず、お子さんがどんな大人に育って欲しいのかを、よく考えてみてください。人にやさしくできる人、親切で人の手助けができる人、思慮深くて礼儀正しい人、賢い意思決定ができる人、正直で信頼される人、暴力を振るわない人、愛情深い人… などなど、いろいろと思い浮かぶでしょう。そうすればおのずと、どういう声かけや注意の仕方をしたらいいのかが見えてくるはずです。子育ては即効性がある方法は少なく、少しずつ一歩一歩積み重ねて成長していくものがほとんどです。場合によっては、同じ言葉を何度も繰り返し伝えることも必要です。いまの子どもの姿だけを見て、その場の解決策を考えるのではなく、大人になった姿を見据えて、しつけをしていきたいものですね。
2014年08月16日日本のおもちゃはアメリカやヨーロッパなどで非常に人気があり、特に男の子向けのおもちゃは高い人気を誇ります。その男の子向けおもちゃの中でも、『メタルファイト ベイブレード』という対戦型のおもちゃが大ヒットしているそうです。ベイブレードとは、日本の伝統的玩具であるベーゴマを改良した対戦型のおもちゃです。今回は、ベイブレードを発売している、株式会社タカラトミーの大野光仁さんと矢井良和さんに、ベイブレードが海外でヒットした要因などを伺いました。■日本のベーゴマを改良した『ベイブレード』――海外で非常に大ヒットしているベイブレードですが、どれくらい売れているのでしょうか?矢井さん 海外では、年間で200億円規模の売り上げになっています。販売個数は海外だけの数字は出ていないのですが、国内外合わせて3億個以上販売しています。――それはすごい!年間200億円も売れるおもちゃってそうそうありませんよね。海外でベイブレードの商品展開を始めたのはいつぐらいなのでしょうか?大野さん ベイブレードは1999年にまず日本で発売しまして、人気を博した商品です。3シリーズを展開した後、ブームが落ち着き、一度商品展開を終了したのですが、2008年に再び商品展開を始め、約4年経過した現在も変わらず大きな支持をいただいています。――日本ではベイブレードのブームが2回訪れているのですね。大野さん そうですね。そして日本と同じように、海外でも2回商品の展開をしました。矢井さん 海外ではまず2001年にアメリカのハスブロ社が商品化をしまして、北米展開を開始しました。そしてブームの終息と共にいったん展開を終了しまして、これが第1期という位置づけですね。そして2010年に再び海外展開を開始しました。――現在は第2期の展開なのですね。海外で最初に展開した際の人気というのはどうだったのでしょうか?矢井さん 最初の展開時も大きなヒットとなりまして、2004年にはニューヨークでベイブレードの世界大会が開催されるほどの人気になりましたね。――最初の展開時で、すでに海外で大きな支持を得ていたのですね。第1期と第2期では、どちらがより大きなブームになっていると感じますか?矢井さん やはり第2期の方が大きな支持を得ていると感じております。2012年の3月にカナダのトロントで行われた第2回の世界大会も前回と比べて規模も格段に大きな大会になりましたし、参加国も大きく増えましたね。――ベイブレードがヒットしている国というのは、アメリカやカナダなどの北米以外だとどんな国がありますか?矢井さん 北米以外ですと、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどのヨーロッパの主要国はもちろん、それ以外の国でもヒットしています。トータルで言うと、90以上の国や地域で展開していますよ。――欧米だけでなく、世界的な人気を持つ商品なのですね!■ベイブレードはクールなおもちゃ――ベイブレードのユーザー層ですが、日本と海外で違いはありますか?大野さん ユーザーの年齢層はほぼ一緒くらいです。日本で言う小学生ぐらいの年齢の子が中心ですね。矢井さん ただ、商品展開の方法は日本と違っていまして、パッケージなどに登場するモデルはユーザー層がよりも高めと言いますか、小さい子があこがれるような「お兄さん」っぽいモデルを意図的に起用しています。大野さん こういったお兄さん系のモデルをパッケージやプロモーションに起用することによって、幼稚な感じに見えないようにしていますね。――なるほど。小さい子が見て「これはクールだ!」と思えるような感じにしているのですね。矢井さん そうですね。かっこよく、あこがれるような感じにしています。――ほかに、日本と外国でユーザーの反応が異なる部分はありますか?矢井さん ベイブレードは使用するコマを自由にカスタマイズできるところがウリです。日本ではこの「自由にカスタマイズ」できる点を打ち出す形でプロモーション展開をしているのですが、海外ではあまりカスタマイズを楽しむ部分はあまり響かないようでして……。――日本人からすると「そこが面白いところなのに!」となってしまいますね(笑)矢井さん カスタマイズを楽しんでいる人ももちろんいるんですけど、やはり「見た目が派手」な方がウケるみたいですね(笑)。■ヒットの要因は「わかりやすさ」――ベイブレードが海外でヒットした要因はどんなことでしょう?大野さん はっきりとした要因というのは、定かではないのですが、「コマ遊び」というのが非常にグローバルな遊びであることが要因の1つだと、私は思っています。グローバルなコマ遊びがベースになっていて、さらに自由にカスタマイズできたり、手軽にバトルできる、このへんが面白いのだと思います。――普遍的な遊びを進化させたものだからこそ、受け入れやすかった、というわけですね。矢井さん あとは非常に「わかりやすい」というのもヒットした要因かな、と思います。複雑なルールもなく、ただお互いのコマをぶつけ合ってはじき出された方が負け、という単純なルールですからね。――ルールがシンプルな分、小さい子供でも遊べますよね。大野さん そうなんですよね。シンプルなので、小さい子供でも年齢の離れている大人と戦って勝てる可能性があるんですよ。それは大きいと思いますね。――「誰もが楽しめるおもちゃ」ということなのですね。矢井さん あとは先ほども言いましたが、「見た目が派手」というのも要因かな、と思います。――今後はどんな展開を予定されていますか?矢井さん いろいろと新しい展開を進めていますよ。残念ながらまだ明らかにすることはできませんが(笑)。でも、今後も「派手でわかりやすい」という部分はそのままで、さまざまな魅力ある商品をお客さまに提供していきたいと考えています。日本でもテレビアニメが放映されたりと非常に人気のある『ベイブレード』ですが、海外の支持もそれ以上に厚いようです。こうした日本のおもちゃが海外で人気になるのは、同じ日本人として誇らしいですね!(貫井康徳@dcp)
2012年12月23日アニコム損害保険は、ペット保険の契約者に対してインターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットとの暮らし」に関する調査を行なった。「ペットの子育て・しつけは楽しいですか」と聞いたところ、16.3%が「とても楽しい」、64.2%が「大変なこともあるが、楽しいことの方が多い」と答え、合わせると80.5%が「楽しい」と感じていることがわかった。ペットと暮らすことが、飼い主の暮らしに新たな楽しみをもたらし、幸福度が増加すると見ることができる。大変と感じることでは、「しつけを覚えてくれない、言うことを聞かない」(25.6%)がもっとも多く、「抜け毛の掃除が面倒」(17.1%)、「費用が予想以上にかかる」(14.3%)が続く。そのほかでは、「病気の介護」「トイレの掃除、片付け」などの声が聞かれた。現在、悩んでいることでは、「病気や医療」(40.2%)がもっとも多く、「しつけの方法」(36.9%)、「食餌や栄養」(30.3%)が続いた。「病気や医療」では、「できるだけ副作用の少ない治療法を選びたいが選択肢が少ない」「加齢に伴う病気の治療方法」「避妊去勢手術の時期」などの声が寄せられ、「しつけ」では「無駄吠え」「食糞」が多く聞かれた。また、「シニア期をどのように穏やかに過ごさせるか悩んでいる」「老化する様子を見るのが寂しい」など、シニア期ならではの悩みも見られた。ペットに関する悩みを相談する相手は、「動物病院」(67.2%)がもっとも多い結果となった。また、しつけに関する情報の入手経路でも、「インターネット」(69.6%)、「動物病院」(64.0%)と続き、飼い主にとって、動物病院が、ケガや病気の治療だけでなくペットの子育てやしつけについても相談できる頼れる存在であることがわかる。ペットの子育てやしつけを「楽しむコツ、工夫していること」では、「ほめる」「気長に、根気良く」「話しかける」というキーワードが多く挙がった。「飼い主も一緒に楽しむ」「できなくて当然と思う」「神経質になりすぎない」というコメントも多く、わが子に愛情を注ぐ飼い主の気持ちが多く寄せられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日株式会社主婦の友社より、『男の子のおべんとうBOOK』、『女の子のおべんとうBOOK』が1月13日に同時発売される。「かっこいい」しかけもある、男の子のおべんとう。「かわいい」工夫のある、女の子のおべんとう。そして、「楽しく」食べられるおべんとうを紹介している。小さな男の子、女の子にとって、どんなおべんとうが食べやすい? 栄養は? 作りやすさは? ――幼稚園・小学校低学年の子どものいるママたちが、不安や面倒に思うことのひとつがおべんとう作りである。この二冊に掲載されているのは、かわいい&かっこいいしかけで、「食が細い」子どもでも思わず食べたくなるもの、「料理が苦手」というママにでも無理なく作れるおべんとうレシピばかり。これからのおべんとうは、「がんばらないけどかわいい」がキーワード。忙しいママたちのお弁当バイブルになりそうだ。●基本の作り方ガイド・おべんとうレッスン●第1章/おかず2品・基本のかわいいおべんとう●第2章/笑顔がいっぱい! OKAO&モチーフべんとう●第3章/朝寝坊したとき、さむい日、具合の悪い日… シチュエーション別お助けべんとう●第4章/あれこれ組み合わせて楽しむ! 主食&おかず大カタログ●第5章/運動会、遠足…イベント盛り上げべんとう●飾り切り、便利グッズなど……コラムもいっぱい。『男の子のおべんとうBOOK』、『女の子のおべんとうBOOK』編:主婦の友社 定価:いずれも890円(税込) ISBN:978-4-07-280264-9(男の子 ISBN:978-4-07-280270-0(女の子)サイズ:いずれもB5判 84ページ 発売日:2011/1/13プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年01月12日