皆さんは、夫婦で家事や育児を協力し合っていますか?今回は、育児をしない夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:人魚真珠※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)子どもが発熱怒鳴りつけてきた夫責任が感じられない!休みの日になると…夫は仕事で忙しいのかもしれませんが…。子どもが熱を出しているときには、一言でも気遣う言葉をかけてほしいところ。夫婦で助け合い、家事や育児がスムーズにできるといいですね。
2023年11月17日皆さんは、夫婦で育児を行えていますか?今回は、育児を放り出す夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:あかごん出産して間もないころ少しは休めるかも…育児を放り出す夫こんな人が父親で大丈夫なの!?泣き止まない子どもを見てすぐにギブアップをしてきた夫。主人公としては、すぐにあきらめず、父親として子どもとしっかり向き合ってほしいでしょう。2人で協力して、育児ができるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月15日お菓子メーカーに勤める長束総二郎とその妻・真琴は子どもをつくることができない夫婦。里親として4歳の女の子・くり子を里子に迎えることになったのですが……。親になることに不安を覚える総二郎と、そんな夫を励まし、前向きな真琴。いよいよくり子が職員に連れられてやってきて―!? 血のつながりのない親子が“家族”になるハートフルストーリーです。里子を迎えた日 幼いころの記憶があまりない総二郎は、里子を迎える前日、子どものころのアルバムを見返していました。 総二郎はアルバムを見ながらこう言いました。 「今さらですがこんな僕に務まるのでしょうか……」 10歳のときに両親と兄を亡くした総二郎は、自分の子ども時代のことが思い出せず、里子を新しい家族として迎え入れ、育てていくことに不安を感じている様子。 その様子を見た真琴は、「総二郎は総二郎のままで大丈夫。もし足りないことがあれば3人で立って歩いて走って登って踊ればいいよ」と励まします。 そして翌朝。里子のくり子が児童相談所の職員さんに連れられて、総二郎と真琴の家にやってきました。2人は緊張をしながらも笑顔で挨拶をします。 するとくり子は、スーッと息を吸い込み、「くっくっくりくりくりくりくりくり」「くりこです!」と勢いよく挨拶をしました。 挨拶をするくり子の瞳は、希望に満ち溢れきらきらと輝いていました。 ※里親制度…さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する制度のこと ◇◇◇ 厚生労働省によると、親と暮らすことができない子どもは日本には約42,000人いて、都道府県が保護し、乳児院、児童養護施設、ファミリーホーム、里親家庭などさまざまな場所で生活をしているのだそうです。そして総二郎さんと真琴さんがくり子ちゃんを迎え入れたのは、里親制度によるもの。子どもが成長する過程において、特定の信頼できる大人との間での愛着形成が大切だと考えられており、推進されている制度なのだそう。 里子のくり子ちゃんを家族として迎え入れた総二郎さんと真琴さん。お互いにきっと緊張や不安があると思いますが、くり子ちゃんにとって、総二郎さんと真琴さんが安心して心を開くことができる存在になっていくといいですね。 雪本愁二さんのマンガは、以下のツイッター(X)からもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター 雪本愁二
2023年10月29日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言育児ノイローゼ気味になった妻主人公夫婦には娘が1人います。妻は専業主婦で、毎日娘の面倒を見ていました。しかし育児に疲れた妻がノイローゼ気味になってしまい…。妻と口論に…出典:モナ・リザの戯言そこで主人公は、妻にしばらく実家で休んでもらうことにしました。しかし、それがきっかけで思わぬ事態へと発展します。問題さあ、ここで問題です。その後、妻はどうなったでしょう?ヒント主人公はしばらく妻と会えなくなってしまいます。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「失踪した」でした。その後、妻は実家を勝手に抜け出し、いなくなってしまいます。こうして主人公は1人で娘を育てることになったのでした。いなくなった妻実家で休養していたのに、いなくなってしまった妻。育児ノイローゼの妻の心労は計り知れませんが、突然いなくなっては驚いてしまいますよね。この先、夫婦としても家族としても、いい打開案が見つかることを願うばかりです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2023年10月21日日々の育児疲れから夫の誘いを断るようになっていた私。気付けばセックスレスになっていました。夫のことがきらいなわけじゃない。でも、体と気持ちがついていかない……。そんなある日、夫とセックスレスについて話し合うことになりました。そんな状況を打破しようと、勇気を出してルールを提案したのですが……。ドタバタ育児で夫とセックスレスに私と夫は同い年の37歳。2歳の娘と3人で暮らしています。私は初めての育児に追われる日々を過ごし、慣れないことをこなす大変さを実感していました。専業主婦の私は、1日の大半を娘と2人で過ごします。早起きの娘と朝から公園へ行き、帰りたくない娘を何とか自宅へ連れ帰り、昼寝にご飯の準備。娘がイヤイヤ期ということもあり、行動の一つひとつに時間がかかります。夫の帰りは遅いことが多く、娘のお風呂や寝かしつけを頼めるのは週に1~2回。仕事で疲れて帰った夫に愚痴をこぼすのも何だか気が引けて……。育児の疲れから、夫との会話は少なくなっていました。娘は2歳ですが、まだまだ夜泣きがあり寝不足の日々です。私は娘が泣くとすぐに気付いてあやすので、夫はそのまま寝ていることがほとんど。たまに娘がなかなか泣き止まず手こずっていると、夫は気付いて手伝おうとしてくれるのですが、夜泣き状態の娘はママっ子モード。夫のサポートに頼ることはできません。そんな状態で夫から誘われても、まったくその気になれない私。セックスするなら休みたい、眠りたいのが本音です。「断ってばかりで申し訳ないな。もう少し体力と気力があれば……」という気持ちもありながら、夫の誘いを断る日々が続いていました。解消できるなら…ルールを夫に提案そんなある日、夫がセックスレスについて話を切り出してきました。私が夫の誘いを断るときは、いつも「疲れてるから」と言っています。夫は育児と家事で私が疲れていることを理解してくれてはいるものの、「いつまでもこの状態でいるわけにはいけない」と思い、話し合うことにしたそう。私自身、夫とセックスしたくないわけではありません。夫にその気持ちを伝え、セックスレスを解消するにはどうしたらいいのだろうと考えました。そこで私が思いついたのは、“セックスする日を決める”というルールです。思い切って夫に提案してみましたが、「そんなの義務的で嫌だ」と断られてしまいます。私は夫を説得するべく、提案したルールのメリットを伝えることにしました。セックスする日を決めておけば、当日に向けて準備ができます。例えば、当日が近づいたら家事を後回しにして娘と一緒に昼寝をする。睡眠時間を少しでも増やして体調を整える作戦です。他にも、“夕食はデリバリーにする” “洗濯物をまとめて回す” など、家事負担を減らす方法もあります。それでもなかなかOKをもらえず大変でしたが、「まずやってみよう」と説得を続けると、夫は受け入れてくれることに。夫自身もルールについて考え、当日に向けた準備として、“なるべく早く帰れるように努力すること” “手伝える育児と家事を見つけて積極的にやること” などを約束してくれました。夫も私もメリットを実感する結果に夫と日程を決め、早速ルールを実行。不安もありましたが、実際にやってみると「私たち夫婦に合っている」と、2人とも実感する結果になったのです。最初こそ「セックスが義務的になりそう」と気がかりだった夫。いざ実行してみると、意外にも当日を待つのが楽しかったと言います。さらに、誘って断られたときのダメージを思えば、“断られることがない” というのはかなり気持ちがラクになったそう。「断られるかも」と不安になりながら声をかけるのは勇気も必要です。夫にとってはこの2つがメリットでした。私にとってのメリットは、予定に合わせて行動できることが負担軽減につながったところです。また、定期的に夫と触れ合うことで、2人の距離が縮まったと実感。夫の「誘うたびに不安だった」 「日程を決めて楽しみができた」という気持ちを知ることができたのも、私にとって大きなメリットと言えます。事前に日程を決めていても、急な仕事が入ったり体調を崩したりと、予想外の出来事は起こるもの。そのときはお互いの予定や体調を考えて日程を調整し、2人にとっていいタイミングを探しています。夫と私、両方の気持ちを大切にしながら、お互いを思いやって1つのことを考える。セックスレスは、夫婦として生活する上で大切なことを思い出す機会になりました。今ではルールにも慣れ、最初に比べ体と心の負担が軽く、セックスを楽しめるようになったと実感しています。まとめセックスは夫婦のコミュニケーションの1つと言いますが、私たち夫婦にとってはまさにその通り。振り返ってみると、セックスレスによって夫との間に距離が生まれ、気持ちがすれ違っていたと思います。夫が私の提案を断った時点で諦めていたら、そのままセックスレス状態が続き、夫婦関係に亀裂が入る展開になっていたかもしれません。これから夫婦で別の問題にぶつかったときも、“気が進まなくてもまずはやってみる” を心がけて、2人で乗り越えて行こうと思える出来事でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/平川夏子(33歳)イヤイヤ期のわが子に振り回される日々の息抜きには、友人との”月イチ会”がベスト!気楽な集まりで心を軽く、たまった疲れをリセット。アラフォー世代の方たちへ赤裸々な体験談をお届けします!
2023年10月19日子育てはとても大変ですよね。常に時間に追われている親も多いのではないでしょうか。特にワンオペ育児をしている親は、身体的にも精神的にもしんどいと感じることが多いものです。2人の息子さんを育てる様子をInstagramに投稿している、つつまい(tsutsu_mai)さんは、共働きでフルタイム勤務をしながら、ワンオペ育児をこなしています。ワンオペ育児に疲れていたら…つつまいさんの夫は家事に協力的ではあるけれど、帰りが遅く、なかなか分担が難しい状態。さらに実家も遠いので、ほかの人を頼ることが難しいそうです。毎日ヘトヘトになり、「ほかの家庭と比べて羨ましく思い、何度も泣いていた」という、つつまいさん。そんなある日、つつまいさんは、あることに気付きます。それは、息子である小学2年生の兄、かーくんの言動でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る つつまい(@tsutsu_mai)がシェアした投稿 ニンジンを食べない弟の、しーくんに対して、上手に声をかけて食べるよう誘導してくれたり、着替えを手伝ってくれたり…。さらに、つつまいさんが疲れていたら、夕飯を出前にすることを提案してくれています。この投稿を見た人からは、続々と感動のコメントが寄せられました。・涙が出ました!・素敵なお兄ちゃんですね!・うちもこんなお兄ちゃんに育ってほしいな…。毎日、仕事や家事で大変でも、我が子がこんなふうに助けてくれると心強いですね!話し相手や相談相手になってくれるのも、ワンオペ育児をしている母親からすると、とても嬉しいことでしょう。また、つつまいさんの夫も、帰りが遅くても家事をしてくれたり、朝は保育園に送ってくれたりするそうです。日頃から夫婦で助け合う姿を見ているからこそ、かーくんも自然とつつまいさんを助けてくれるのかもしれませんね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年10月18日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回はこむぎさん夫婦で育児をおこなう上で、最も重視している子どもに関する「情報共有」についてのお話です。 育児をする際に必要なのは、やっぱり情報共有!? 夫婦共に、フルタイムで働くわが家。 保育園の送迎や家事育児を分担し、朝から晩まで毎日バタバタです。 いつどちらが対応するかわからないので、常に報連相は徹底しています。 保育園からの連絡、食材や生活用品の在庫、先々までのお互いの予定……。 詳細を迅速に共有しあう結果、毎日頻繁にやり取りをしています。 仕事と同じく、夫婦でもスムーズに生活を回していくには報連相が大切なんだなぁ……と、実感しました。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年10月14日育児をするまでは、夫婦の不仲など一切自分とは関係ないと思っていたまいこさん。しかし、子どもを出産し、いざ育児が始まると、夫とのすれ違いや義母との関係に悩むことに……。なかでも、自分の考えを押し付けてくる義母にはうんざりしていました。そんなある日、保育園に息子を迎えに行くと義母の姿が! まいこさんの家から新幹線で3時間の場所に住んでいるはずなのになぜ……!? 早速義母に確認すると、「引っ越してきたの」と言われて驚愕してしまったまいこさん。その後場所を移し、まいこさんの家で話をすることになったのですが、義母はこれから毎日まいこさんの家で「ご飯を一緒に食べる」と言ってきたのです。 そして、これからは義母が食事を作ると宣言! 挙句の果てに、孫に向かって「ばぁばのことはママって呼ぶのよ」と言い始めた義母。 仰天発言に驚いたまいこさんは、とうとう耐え切れなくなり、義母に対して意見を言うのですが、全然嚙み合わず……。 その結果、義母に反論することを止めてしまうのでした。 義母に振り回される毎日。正直な気持ちを夫に伝えると…? とうとう限界が来たまいこんさんは夫に義母の件を話題に出し、「もう限界なの」と伝えます。 しかし、「メシ作ってもらって、掃除もしてもらっておいてバカなこと言うなよ」と言い返されてしまいました。 すると、言い合いに発展! 夫の言い分とまいこさんの言い分が真っ向で対立し、どんどんヒートアップしていくのでした。 義母に振り回されていたまいこさんですが、夫に相談すると、義母をかばった発言が飛び出し、最後は「お前のせい」とまで言われてしまいました。しかし、これではあまりにもまいこさんがかわいそうですよね。皆さんは夫の発言についてどう思いましたか? 作画:らみー著者:ライター まいこ
2023年10月13日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。父親が違う8歳年上の姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんは母親からいい子であることをさらに強要されるように……。小学2年生になると学校ではいじめられ、母親の勧めもあり登校を控えるように。しかし些細な意見の食い違いで家では母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰をユズさんは与えられます。体調が悪い母親を心配すると「死んで欲しいってこと?」と突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように……。母親はユズさんの吃音症状を理解せず「イライラする」と怒るばかり。ユズさんは次第に、人と話すことが億劫になっていきました。わが家に新しい家族が ユズさんが小学3年生のころ、新しい家族として犬を迎えることに。母親とペットショップに出かけますが、その前に立ち寄った店が、のちに消費者金融だったとわかります。 小学4年生になると、同居していた母方の祖母が入院。母親はお見舞いついでに病院近くのパチンコ店に通うようになり、祖母が退院してもパチンコ通いが続きます。 ユズさんは家に戻らない母親の代わりに、父親と家事をするように。休日に出かけることはまったくなくなり、小学5年生のときゴールデンウイークは出かけたいと母親に相談しました。 しかし「あんたに私の自由時間を束縛する権利なんてないの!!」と怒鳴られ、ユズさんはよその家の子が普通にしていることが、なぜ自分にはしてもらえないのかと疑問に。なによりも、母親が家族との時間よりパチンコを優先していることが悲しいのでした。 「よそはよそ、うちはうち」と、ゴールデンウイークの外出を拒否する母親。わがままを言う子どもに言い聞かせるために使われがちな言葉ですが、ユズさんの母親の場合、自分の趣味を優先したいだけに思えますよね。 そもそも、いままでユズさんが友だちと遊ぶことや、好きな絵を描くことを禁止してまで、いい子になれと言ってきたはず。 親にももちろん、自分のための時間は必要です。しかしながら家族をないがしろにし、さらには子どもに家事をさせてまで、自分の自由の権利を主張するのは違うように感じます。 ユズさんの母親も周囲とうまく連携をとりながら、子どもと向き合う時間と自分のための時間が作れるようになると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月10日皆さんはパートナーと喧嘩したことはありますか?今回は家事育児の分担にまつわる夫婦のエピソードを紹介します!イラスト:人魚真珠共働きで子育て夫婦共働きで子どもを育てている主人公。夫は仕事で毎日帰りが遅く、土日も休みがありません。そのため、主人公はフルタイムで仕事をしながらワンオペで家事と育児をこなしていました。休む暇のない主人公は、夫に相談したこともありましたが…。家事の分担を相談出典:CoordiSnap夫に「ゴミ出しくらいやって?」とお願いする主人公。しかし夫は疲れていることを理由に「無理だって」と言うのです。その言葉に主人公は思わず「私だって無理なんだけど!?」と声を張り上げてしまいます。そして話し合いの結果、息子の保育園への送迎は夫が担当してもらうことにしたのでした。分担してくれたけど…家事と育児の分担について夫と喧嘩してしまった主人公。少し分担してくれるようになったものの、自分から進んで行動してもらいたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月25日皆さんは、夫婦で育児を協力していますか?今回は、夫の行動にうんざりしたエピソードを紹介します。イラスト:マルティナ育児は2人でやるもの!妻に頼り切りの夫…妻に泣きつく夫…鬼のような連絡履歴が…頼りない夫の言動に、妻もうんざりしている様子。最初は一生懸命に見えましたが、妻としてはもう少し夫に頑張ってほしいところでしょう…。夫婦で助け合い、家事や育児がスムーズにできるようになるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月20日皆さんは若かったあの頃、どうしても親を許せないと感じたことはありますか?今回は、10代の頃に「実の親でも許せない!」と感じたというエピソードを紹介します。イラスト:しのささむつ大学受験のとき…大学受験のときの話です。私はほぼ無名の地方公立高校から旧帝大を目指していました。私が夜遅く出歩くのを親がいい顔しなかったので塾にも行かず、高校1年生の時から毎日10時間以上勉強して、なんとか現役で第一志望に入ることができました。親に合格を知らせたら、「合格させてやった感謝がない」と叱られました。叱られた理由出典:愛カツ親が言うには、私が合格できたのは毎日勉強できる環境を整えた親のおかげ(家の手伝いをさせなかった・バランスいい食事を出してやった・勉強にうちこめる経済状況である)であって、同じ環境なら誰でも合格できるそうです。だから本来なら「合格させてくださってありがとうございます」と言うべきなのに、その言葉が真っ先にないのは性格がおかしいと言われました。ちなみに親は私の合格をすぐ吹聴し、近所で「子供を優秀大学に入れた親」としてチヤホヤされていました。(33歳/女性/研究職)親の協力も重要だけど…もちろん志望校に合格するためには、親の協力も重要かもしれません。でも自分の両親には最初に「合格おめでとう」と言ってほしいものですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年09月17日■前回のあらすじ仲良し夫婦だった私たちだが、妊娠中つわりで苦しんでいるのに旦那はゲームばかりで、初めてイライラしてしまう。そこでどんなに苦しいか話すと、旦那は理解してくれて一件落着。しかし産後は別の問題が発生し…。■初めての育児に張り切る私…■産後3ヶ月、友だちが来訪旦那は仕事があるんだからなるべく負担を掛けてはいけないと、私は必死に家事育児をがんばり、特に育児は基本全部を私がやっていました。しかし、今思えばそれも良くなかったのかもしれません。息子が生後3ヶ月を過ぎた頃、夫婦共通の友だちが来訪。旦那がそのあと飲みに行ったことで、私の中で何かが崩れ始めるのでした…。※この話は何年も前の話になり現在は旦那もすごく協力的で関係は非常に良好です。ご理解の上お読み頂けると嬉しいです。次回に続く「産後の夫婦関係良好ですか?」(全9話)は12時更新!
2023年09月10日「妹は量産型シングルマザー」第21話。佐伯さえ(27)は、大手印刷会社で営業としてバリバリ働くキャリアウーマンで、母とふたり暮らし。母子家庭で育ったさえには、2つ下の妹・りな(25)がいました。りなとは不仲で音信不通でしたが、ある日突然、「子どもを出産した」と連絡が届きます。約6年ぶり再会するりなは、整形して“量産型”の見た目に変貌していました。子どもの父親・たけひこと、「認知しない代わりに養育費は月40万円」と約束していたいりな。娘を“ききめろ”と名づけ、さえの家で同居することになりました。 キキちゃんを置いて、ボーイズバーで遊びほうけていたりな。連絡もなく家に帰らないりなの様子に、母は「いざとなったら私がキキを引き取ろうと思う」と決意を固めていました。さえも母とキキちゃんと同居を続けながら、できる限り支えようと決意。そんなとき、りなが1週間ぶりに帰宅します。ビジネスホテルに泊まり、ボーイズバーに通い詰めていたりな。お金が尽き、たけひこに連絡すると、養育費の前借りどころか、「養育費を4万円に引き下げる」と言われてしまいました。たけひこは、りながボーイズバーで散財していることや、“妊娠や出産はお金目当て”というような内容をSNSに書き込んでいたことを知ったそう。たけひこに見限られ、焦ったりなはやっと家に戻ってきたのです。 「私もうお金ないよ! お母さん助けて!」と母に泣きつくりな。「やっと帰ってきたかと思えば、キキのこと気にもかけないでお金の話」とさえは、心底りなを軽蔑していました。 母は、「生活を改めて真面目に子育てしなさい。それで、半年以内に仕事を見つけなさい。それができないのなら、キキはお母さんが引き取る」とりなに宣言。母の言葉に、りなの顔は青ざめて……。 悠々自適なシンママライフ…!? 「は? キキは私の娘なんだけど? 意味わかんない」 りなは、キキちゃんを引き取るという母の話に動揺。 「1週間も放っておいてよく言えるね」 冷めた表情のさえ。母は、真面目に仕事をするよう説得し、仕事に就くまでは、「朝から晩までしっかりキキの面倒を見るのよ」と告げます。 「朝から晩まで子育て……?」 絶望するりな。 「私、働かないといけないの……? 悠々自適なシンママライフはどうなっちゃうの……?」 働きながら子育てをするという現実を突きつけられ、「これからたくさん遊ぼうと思っていたのに……」と嘆きます。 「たけひこも、さえも、お母さんも……どうしてみんな邪魔をするの……!?」 りなの心にある“被害者意識”は、焦りとイラ立ちとともに、母とさえにぶつけられます。 「私の人生、こんなんじゃない!! 私は悪くない!」 たけひこに対し、「詐欺師! こんなふうになると思わなかった」と嘆くりなに、「あんた母親でしょ! お金のために産んだの!?」と問い詰める母。 りなは耳をふさぎ、「お母さんたちが面倒を見てよ!!」と叫びました。そして、「幼少期に邪険にされて育ったせいで、愛情不足になり、メンタルが安定しない」と訴えます。 りなは「自分は何も悪くない」と言わんばかりに、泣き叫ぶのでした。 仕事をしながら子育てをすることに絶望し、自暴自棄になるりな。子どもを産んだ親の多くが当たり前にしているようなことに、強烈な拒絶反応を見せました。しかし、たとえ養育費を十分にもらったとしても、“子育てをする”という事実は変わりませんよね。 りなの耳を疑うような発言を、キキちゃんがまだ理解できない年齢であることが不幸中の幸い。この親子がどのように生活していくかはわかりませんが、とにかくキキちゃんが幸せに暮らせることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター もち
2023年09月06日あなたは、自分の親と良好な関係を築けていますか?中には、お互いに嫌いというわけではないけれど、一方的に親と距離を置いているという人も……。今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!母親から電話が……子どもを持たないという前提で結婚したにもかかわらず、「子どもが欲しい」と言い始めた夫に困惑するリノさん。リノさんは育児を軽く考える夫の態度にいら立ち本音をぶつけて……。ここでクイズです!母親からの電話で複雑な心境に陥るリノさん。一体何と言われたでしょうか?ヒントは、このタイミングで言われるのはこたえます……。母親は……正解は、「早く孫の顔が見たい」と言ってきた!このあと、「子どもを作る気はない」と冷静に返したリノさん。すると「旦那がかわいそう」と言ってきた母親に強く反論するのでした。こんなときどうする?夫と子どものことでもめているときに、母親からも子どもの話題を出されると嫌ですよね。今回のリノさんは、自分の気持ちに寄り添ってくれない夫や母親にイライしてしまいました。孫の顔が見たいと電話してくる母親……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月02日出産は女性にとって命がけの大仕事ですが、子どもが生まれてからの育児は夫婦でやっていくものですよね。しかし、もし自分の夫が育児に関してありえない考えを持っていたら……。今回は、漫画家にちゃん(@nichan_comi)さんの、友人の実話をもとにした『私は子どもを産みたくない』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!育児について聞いてみる……子どもを持たないという前提で結婚した夫から、「やっぱり子どもをあきらめたくない」と話をされたリノさん。夫の気持ちを受け止めたいと思いつつも、リノさんは自分の気持ちに寄り添わない夫にいらだち始め……。ここでクイズです!このあと、夫の答えを聞いて呆れてしまうリノさん。一体何と答えたのでしょうか?ヒントは、育児は夫婦で協力して行うものです……。夫は育児を……正解は、「言ってくれれば手伝う」と言った!このあと、子どもが産まれた後のことを想像して楽しそうな夫に、ますますいら立つリノさん。育児についての真剣さが感じられない夫を、「そんな意識で子どもが欲しいと言われたくない」と突き放すのでした。こんなときどうする?育児を「手伝う」というのは、育児をする当事者としての自覚が足りないですよね。今回のリノさんは夫の発言を聞き、ただ単に子どもが欲しいだけで何も考えていない夫に、怒りを覚えました。育児に関して意識が低すぎる夫……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@nichan_comi)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年08月30日長い夫婦生活で、もしセックスレスになったら……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『近くて遠い、ふたり。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。体の繋がりだけがない……仲良し夫婦の2人。結婚生活は問題ないように見えるものの、妻と夫はセックスレスに悩んでいました。すれ違いはあったものの、2人は話し合いで仲直りし……。仲直りできて……時間をかけて解消し……ここでクイズです!レスになった原因や日ごろ抱えていた不安を打ち明け、心が通じ合った2人。1年という歳月をかけてレスを解消しました。そんな2人がレス解消のために工夫したこととはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは、以前レスになった原因をカバーするためのものです。2人がした工夫とは?正解は「ルールを決めた」!以前、妻に断られ気にしていたことや、妻がモヤモヤをストレートに伝えなかったことが原因でレスに発展した2人。そこでまた同じようなことが起きないために、2人は夫婦の性生活に関してルールを設けたのでした。また同じことが起こらないように……お互いに嫌な気持ちにならないよう、体の繋がりに関するルールを決めた夫婦。親しき中であっても、ルールなどを決めてお互いが快適に過ごしやすいよう工夫をすると、関係性もより良好になるかもしれませんね。この漫画を読んで、あなたはどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本:長月よーこ■作画:華丘侑果(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日公開中の映画『ふたりのマエストロ』から、本編映像が公開された。本作は、ある依頼間違いによって互いの心に向き合うことになった父と息子の物語を描くフランス映画。父・フランソワ(ピエール・アルディティ)と息子・ドニ(イヴァン・アタル)は、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者だが、ふたりの間には長年不協和音が鳴り響いていた。ある日フランソワに世界最高峰“ミラノ・スカラ座”音楽監督就任の依頼が届く。しかしドニはスカラ座の総裁から呼び出され、なんと父への依頼は自分宛の誤報だったと知らされる――。このたび公開されたのは、家族に初めて事実が知らされる緊迫の瞬間を切り取った本編映像。来季からスカラ座に参加する気鋭のバイオリニスト、レベッカの演奏会で楽屋を訪れたドニ。素晴らしかった演奏へ賛辞を送っていると、まだ何も知らず心を躍らせるフランソワが現れる。戸惑いながら話を合わせるレベッカ。ドニは母・エレーヌに「秘書が間違えた」とスカラ座の音楽監督就任が本当は自分宛の依頼だったことを初めて告白する。エレーヌは一瞬で表情を変え、フランソワの夢にまで見た話が幻だったことを悟ってしまった。ゆったりと重低音で劇伴が悲しく響く中、ドニたちは残酷な現実に向き合うこととなる。気鋭のバイオリニスト・レベッカを演じたのは、過去にフランシス役のピエールやエレーヌ役のミュウ=ミュウと共演経験もある、イタリア出身のカテリーナ・ムリーノ。ブリュノ・シッシュ監督は「教会でカテリーナが演奏したラフマニノフの『ヴォカリーズ』は、ドニの頭に染み渡り、彼にとって音楽がどれほどの安らぎなのかが分かるようになっている」と選曲について明かしている。映画『ふたりのマエストロ』本編映像<作品情報>映画『ふたりのマエストロ』公開中公式サイト: VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS
2023年08月21日皆さんは、育児について夫と協力し合っていますか?今回は、子どもが産まれたばかりの夫婦のエピソードを紹介します。イラスト:秋季育児に協力的な夫実家から自宅に戻ると…脳内思考中…仕方がないので…妻が1人のときは、自分で育児をしなくてはいけないことはわかりますが…。子どものためにも、育児は夫婦で協力し合いたいですね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月21日ママ友との宅飲みで、セックスレス問題の打破に光が見え始めた美咲。一方、大輔は、家に帰りたくなくて……。この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】あれから半年……美咲とレスになって、半年が経った。相変わらず朝はバタバタだし、夕方もヘトヘトみたいだけれど、美咲はもう子育てのイライラを態度に出すことはなくなった。つまり、俺に本当の気持ちをさらけ出すこともなくなった。蓮が二語文を話すようになったとか、新作の化粧品が出たとか、ちょっと痩せたよとか。当たり障りのない話題ばかり。辛いことがあったとか、俺の母との関係とか、その……2人目妊活とか……肝心なことはスルーだ。衝突できるうちが幸せだったのかもしれない。体の関係がなくなって、美咲との大切な何かも失った気がする。話し合うのは怖い、でも……ある土曜日。蓮と美咲がママ友宅に向かったので、溜まった仕事を片付けに休日出勤をしている。「一ノ瀬先輩!いたんですか?土曜日なのに珍しい~!」「うん。妻と子どもが家出してさ」「うそ?私、チャンス?この後ご飯行きましょうよ~」「無理。うそだし。ただママ友と飲み会行ってるだけだから」「あ~あ。ま、私も新しい彼氏とデートなんでいいですけどね」「あれ?昨日ケンカしてなかったっけ?」「もう古いですよ、そのネタ。話し合って仲直りしましたから」もはやネタ化した中野亜美との他愛ない会話。あの夜は正直焦ったが、向こうにも俺にも、恋愛めいた甘い気持ちは一切ない。むしろ、元彼との失敗談や新しい彼氏との恋バナを話す良き相談相手になっている。「そういえば……中野さんはさ、元彼と別れる時、話し合ったの?」中野亜美は半年前、元彼との破局でだいぶ荒れていた。酔ってぶっちゃけていたところによると、セックスに関する温度差も理由だったらしい。「どうしたんです?急に。もちろん話し合いましたよ。その結果別れたんですから」「怖くなかった?」「まあ、怖かったですけど。それでダメならいいかなって思ったので。話し合わなきゃ何にも始まんないでしょ?」“話し合わなきゃ何にも始まらない”か。それがサクッとできれば、苦労しないんだよな。何かきっかけでもないと……。中野亜美がさっさと上がり、俺も企画書をある程度まで整えたので早めに帰ることにした。ただ……まだ午後3時か。そろそろ美咲と蓮が帰ってくる頃だと思うと、家に向かう足取りが重い……。以前は美咲の存在に癒されていた。妊娠がわかったときも、本当にうれしかった。「この癒しの存在がもう一人増えるのか?最高じゃん」あの頃が懐かしい。懐かしい場所でどこか時間が潰せるところ……最寄り駅まで辿り着き、フラついてたら、懐かしい場所に来ていた。かつて美咲とよく来たカフェバーだ。蓮が生まれてご無沙汰だったが、全然変わっていない。懐かしさのあまり、店内を見渡していると、美咲とよく座っていたテーブル席が見えた。すでにカップルが陣取っていて、どうやらケンカをしているようだ。初々しい。よく俺たちもあそこに座ったよな。初めてのデートも、告白も、ケンカをした後の仲直りも……あの席だった。「ホットで」コーヒーを一杯頼むと、パソコンを開く気にもなれず、スマホで適当なニュースアプリを開いた。“夫婦間のセックスレス増加傾向!?”なんて、キャッチーなタイトルが目に入った。タイムリーな内容に、思わずタップして読み進めてみると……。20~40代の夫婦を対象にしたアンケート調査をした結果、夫婦間のセックスレスは、年々増加傾向にあるらしいとのこと。調査によると、20~40代夫婦のこの1年間のセックス頻度は、男女ともに「週1回くらい」「月2~3回くらい」「月1回くらい」という回答者が多かったのだが……。それらを押さえて男女ともにトップだったのは、なんと約3割を占める「1年以上セックスしていない」だったそう。つまり、3組に1組の夫婦は1年以上していないレス状態ってことか?意外と多いと思ったが、もっと印象的だったのは、夫婦の8割が話し合いの場を設けていないということだ。ちなみにレスの原因は、産後クライシスや夫婦間の子育ての負担割合・価値観の違いなどからくる不満が影響していて、「産後は生理的に無理になった」「寝ている子どもが気になってできない」「子育てに参加しない夫に愛情がなくなった」「疲れていて性欲が湧かない」という回答が多かったと書いてある。……俺だって本当はわかっている。美咲がいつからか不満を口に出さなくなったのは、俺に期待しなくなったからだ。もっと、美咲の気持ちを因数分解しないといけないのかもしれない。ふと顔を上げると、さきほどのカップルがもう笑い合っている。俺たちもあんな感じで、喋っているうちにいつのまにか仲直りしてたんだよな。そんなことを考えながらカフェを出ると、意外な姿を発見して思わず立ち尽くした。蓮と美咲がいたからだ。「ぱぱ、いる!」「あ……」「あ……なんでここに……?」家に帰りたくなくて時間をつぶしていたのがバレたような気がして、バツが悪い。美咲もどこかバツが悪そうな顔をしている。俺たちの間に、沈黙が続いた。営業の神様の声が聞こえる。“一ノ瀬大輔。今がそのきっかけなんじゃないか?”って。俺がちゃんとリードしないと。あの時みたいに……。俺は、意を決して口を開いた。「あのさ。今夜、よかったら少し話さない?蓮が寝た後に2人で」ここで出会ったのも、何かの運命だろうからさ。✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼美咲編はこちら!【運命の人とレスになりました。美咲編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月18日皆さんは、夫の行動にイラッとしたことはありますか?今回は、育休を満喫する夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:きさしん初めての出産夫婦で育児を頑張ろうと思った矢先…夫は友人と飲み歩き…育休を満喫する夫育児をせずに、自分のやりたい放題していた夫。夫婦で頑張ろうと決めたことは、一緒にやってほしかったですね…。夫にはもう少し、父親としての自覚を持ってほしいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月16日この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】妻の職場復帰、早すぎるんじゃない? と思ったが……息子の蓮が生まれて3ヶ月が経った頃、およそ半年ぶりに夫婦生活を再開した美咲と大輔。しかし以前とはまったく異なる美咲の様子が気になって……。「先輩。なんか朝から疲れてません?」出勤早々、机に突っ伏していると、部下の中野亜美が話しかけてきた。「わかる?ヘトヘトだよ」「早朝から大口の契約とって来たんですか?」「違うよ。厄介なクライアントがいてさ。泣くわ、イヤイヤするわ、まさにモンスタークライアントだよ。まだ生後7ヶ月で、バブバブしか言わなくてさ。意思疎通ができなくて困ってる……」「息子さんですね~!可愛い!」蓮が生後半年を迎えた頃、美咲が仕事に復帰した。朝はバッタバタだ。まず、起床してから園に着くまで、蓮がずっとゴキゲンを保ってくれることはほとんどない……らしい。保育園でお昼寝の時間があるとはいえ、夕飯・お風呂と、常に俺たち大人の生活リズムに合わせているような状態なのだから、蓮の機嫌が悪いとしても無理はないんじゃないかと思う。だから俺としては、まだ職場復帰せず、1歳すぎまで自宅で保育すればいいと思っていたんだけど……美咲が「0歳児クラスで保育園に入れなかったら遅い、1歳になってからじゃどこも入れるわけない!」と言うので、まあ仕方ないんだろう。ともかく、美咲はなんとか蓮をなだめすかし、ごはんを食べさせ、身支度をさせ、大きな荷物を抱えて出勤している、ようだ。ようだ……とは、保育園へ送るのは、俺の出勤時刻の都合で、美咲の担当だから。じゃあ夕方のお迎えは俺の担当……と言いたいところだけど、仕事の都合上、保育園の時間には間に合わないので、時短勤務の美咲がやってくれている。実は新規プロジェクトのリーダーにアサインされて、やりがいはあるけれど残業時間も増えてしまっている。帰宅は21時をまわることも多く、蓮の寝かしつけまで終わっている時間だ。さすがの優しい美咲も、帰宅後はかなり疲れてイライラしているので、シンクにたまった皿を洗うとか、洗濯物を畳むとか、できるだけ家事を手伝うようにしている。昨夜だって……。「ただいまー」「おかえりー。今、お義母さんにLINEしてるから、悪いんだけど自分でごはん温めてもらえるかな?」「うん……なんか、朝の食器がたまってるね。先に皿洗いするよ」「助かる~」最近、美咲は母ともよくLINEをしているみたいだ。蓮の急な体調不良時は、基本的に時短勤務の美咲が対応するが、仕事を抜けられない時は母が対応しなきゃならないからだ。思えば、妊娠・出産・職場復帰を経ても、俺の生活スタイルはあまり変わっていない。文句も言わず、俺の母とも良好な関係を築いてくれる美咲には、本当に感謝しないとな。そんなことをボーっと考えながらガシャガシャと皿を洗っていたら、美咲の冷たい視線に気づく。「え?どうした?ちゃんと洗ってるから大丈夫だよ!」「……知ってるよ。でも、できればもうちょっと手早くやってくれると助かる。あと、水の出しっぱなしはやめて」「あ、ごめんごめん」キュッと水道の蛇口をしめる。あれ?なんか不機嫌だ。何かしたかな?忙しそうに洗濯物を干し始めた美咲は、それ以上何かを言うつもりはないらしい。夜泣きは仕方ないけど、それより……妊娠中からおよそ半年ほど夜の営みを控えていたが、蓮が生後3ヶ月になった頃、「セックスしていない期間」に終止符を打った。玉砕覚悟で誘い続けていたある日、唇を重ねたらいつものように拒否されることはなく、深く受け入れてくれて……半年ぶりのスキンシップは、すごく幸せだった。ただ、完璧に満たされたとは言えない。正直、美咲はあまり嬉しそうじゃなかったからだ。その後も月に一回ほどのタイミングで美咲は不意に受け入れてくれる。今夜はそろそろ前回から1ヶ月。さっきはうっすら機嫌が悪そうだったけれど、ベッドに入って抱き寄せてみたら、拒絶はされなかった。このままイケるだろうか?しかし……。「ほぎゃあっ!ほぎゃあっ!」あともう少し、というタイミングで蓮が起きてしまった。俺が動くより先に、素早く美咲が動いて、蓮を抱きあげた。マジかよ、中断か……。蓮がおっぱいを吸い始めたので、俺はパジャマを羽織りトイレへ行った。そのまましばらくリビングで時間をつぶしていた。約30分後、寝室に戻ると蓮はスヤスヤ眠っていて、美咲はまだ起きていてくれた。「再開……する?」と言ってくれたが……明らかにやりたくなさそうなのはわかった。「大丈夫だよ、また今度にしよう。おやすみ」盛り上がっていた気分はすでに萎えてしまった。ただ……昔の美咲は貪欲だった。昼間から何回も求めてきて、Uberでとったピザでも食べながらまたしてさ。あんなに奔放で可愛かった美咲はもうどこかへ行ってしまった。今の美咲はどう見てもしたくなさそうだった。それどころか、「俺とのセックスが終わってホッとした」と顔に書いてある。あの日、プツリと糸が切れたこの日をきっかけに、俺の中で何かが決定的に変わった。営業で鍛えられた打たれ強い俺のメンタルも、さすがに傷ついた。あんなに「美咲としたい」という強い気持ちがあったのに、糸が切れたようだ。それでも性欲はあるので、最近では隠れてこっそり一人で処理している。その方が、美咲にとっては幸せだろうから。そんなある日。「先輩……これ、よくわからないんですけど……」「ああ。ちゃんと前提を共有できてなかったな。見ながら説明したいから今日、帰り残れる?」「はい!でも先輩、最近いつも一番遅くまで残ってますよね。お子さん小さいのに、大丈夫なんですかぁ?」「うちは妻がちゃんとしてくれるから大丈夫だよ……」「えー、ほんと先輩の奥さんって“デキる妻”って感じですよね。じゃあ19時半で会議室Aとっておきます」振り向きざま、中野亜美の手元から香水がふわっと香る。柔軟剤の匂い?石鹸の匂い?よくわからないけれど、すごくそそられる匂いだ。…………人肌恋しいな。思わず、後ろ姿を目で追ってしまった……。つづきます。▶︎次話「え? 今夜エッチするってこと? 無神経な夫に妻がブチギレ「こんなんじゃ2人目なんて無理!」」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼美咲編はこちら!【運命の人とレスになりました。美咲編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月12日Aチームにいた息子が、Bチームに落ちてた。来月セレクションがあるのに、現実は厳しいのか......。と親の方がショックを受けて立ち直れない。子どもにどう声をかけていけばベストな状態でセレクションを受けられるか教えて。とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、悩めるお母さんに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子に意地悪する子に注意したらコーチに叱られた、わが子をいじめる子に親が問いただすのはダメなのか問題<サッカーママからの相談>はじめまして。いきなりですが相談です。息子は来年中学生なのですが、来月セレクションがあります。ですが、4月からAチームにいた息子が、今日Bチームに入っていました。なんだか私が凄くショックを受けてしまって立ち直れません。まだセレクションが終わったわけではないのに、やはり現実は厳しいのかと悲しくなってきます。どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。「現実は厳しいのか」この言葉を、私も思わず漏らしたことがあります。■子どもにとってネガティブなことに親がいつまでも悲しんでたら子どもを2度傷つけることになりかねない私の子どもAが中学3年の夏か秋だったかと思います。地元のジュニアユースクラブでプレーしていたその子は、高校では別のユースクラブへ入ってサッカーを続けることを考えていました。私たち親はAに「好きなようにすればいいよ。任せるよ」と伝えていました。ある日、Aが鉛筆で何か走り書きしたような一枚のレポート用紙を私に見せました。そこにはこうありました。「初めまして。〇〇と言います。ジュニアユースクラブの〇〇でプレーしています。今中学3年です。そちらのユースチームの練習に参加させてもらえないでしょうか。プレーを見てもらいたいです」そして、私に首都圏の強豪ユースクラブ2つに自分で電話をかけて頼んでみようと思う、と言いました。私は「へえ。すごいチャレンジだね。いいじゃん。やってみたら」と言って、その紙を返しました。ひとつのクラブは「ユースからはとっていません」と事務職員の方に断られましたが、もうひとつのクラブはコーチにつないでくれました。保護者同伴で来るように言われ、練習に参加しました。私は仕事だったので、夫が付き添いました。コーチから「もう少し見たいので、もう一度来てほしい」と言われ、2度目の練習に参加しました。練習後少し待たされた後、コーチから「クラブの事情であなたをとれない。残念だけど」と落選を伝えられました。Aは唇を嚙み悔しそうだったと夫から聞きました。もしかしたら受かるかもと思っていた私も「現実は厳しいねえ」と漏らしました。あなたと同じようにショックではありました。悲しくもありました。ただ、そこで考えたのは「一番悲しいのはわが子だ」という事実です。ずっとAチームだった息子さんは、Bチームに落ちてショックだったことでしょう。セレクションを控えているのですから余計に落ち込みます。そんなときに、お母さんが落ち込む姿を見たり、ショックを受けていることを知ったら、彼はどう感じるでしょうか。いえいえ、そんな姿は見せていませんとおっしゃるかもしれませんが、子どもは親の気持ちを感じ取る天才です。子どもがやってしまった失敗やネガティブな出来事を、親がいつまでも嘆き悲しんでいては、子どもを二度傷つけてしまうことになりかねません。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■結果よりプロセス小6でBチームだったりセレクションに落ちることは人生でそんなに重要かそこでお母さんに三つアドバイスさせてください。ひとつめは、息子さんにまつわるどんなことも「結果」よりも「プロセス」を見てください。寄り添う大人がプロセスを重視するほうが、脳科学的に子どもを成長させることがわかっています。目先の結果ばかりを追いかけて干渉してしまうと、子どもの意欲やモチベーションをつぶしかねません。Bチームに落ちたことは結果です。息子さんが楽しく精一杯自分なりにサッカーに取り組んでいるのであれば、そのことを認めましょう。小学6年生でサッカーでBチームだろうが、セレクションで結果が出なかろうが、それらは彼の長い長い人生の中でどれだけ重要なことでしょうか。ぜひそこを考えてください。■子どもにとってベスト場状態に持っていく力は本人の主体性からしか生まれないふたつめ。これまでも何度かこの連載でも書いてますが、わが子の感情に共感しても同化してはいけません。Bチームに落ちたことなんて話題にしなければいいのです。知らん顔する。もし、息子さんが「落ちたんだ」と言ってきたら「そっかー、残念だったね。でも、お母さんは君がサッカーを楽しんでくれているだけで嬉しいよ」と答えてください。そうやって息子さんの残念で無念な気持ちに共感して寄り添うことは、親として大事なことです。しかし、親のほうが落ち込んでしまうと、子どもの感情に同化することになります。同化すると、親としての立ち位置や役割を見失ってしまいがちです。お母さんの役割は何でしょうか?ただ見守ることではないですか?ご相談文に「どう声をかけていけばベストな状態で受けることが出来るか」と質問されていますが、私たち親にそんな力があるでしょうか?自分なりに気持ちを整理してベストな状態にもっていく力は、子どもの主体性からしか生まれません。■もう12歳、この機会に少しずつ自立させよう(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そして三つめ。もう12歳。この機会をぜひ「子どもの手を離す時間」にしてください。何かについて「お母さんはどう思う?」と相談されたとき、「君に任せるよ」と言える。ちょっぴり心配でも「好きなようにしなさい」ときっぱり言える。そんな態度が息子さんの主体性につながります。もしかしたら揺れる、戻るの繰り返しかもしれませんが、少しずつ自立させてください。ところで、わが子Aは結局、高校から別のクラブでプレーすることになりました。奇遇にも二度練習参加をしてとってもらえなかったクラブと同じエリアでした。Aはそのユースクラブに入ってよく努力しました。しかも、在籍した3年間で、自分を落とした強豪クラブに一度だけ公式戦で勝ちました。他の選手も活躍していましたが、Aもとてもいいプレーを見せてくれました。試合後、泣いていました。嬉しいのはわかるけど、そんなに泣くか?というくらいに。涙の理由は私たち家族だけが知るものでした。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年08月09日この作品を一気読み!【第1話から最終話まで公開中】育児なんて楽勝、って思ってる?妊娠してから大輔との夜の営みが激減した美咲。体調が悪かったのはあるけれど、理由はどうもそれだけではなく……。「ふぇっ……ふぇっ……」「蓮~。おむつかなー?ミルクかなー?」七転八倒の陣痛を経て、なんとか無事に元気な男の子を出産した私。蓮と書いて、レンと読む。大輔と2人で考えた名前だ。人生最大級の激痛だった長時間の陣痛に耐えた後の、我が子との初対面は……んもー!かわいいっ♡もみじみたいな手、ふにゃふにゃの体、ミルクの匂い……。この子を私が産んだんだと思ったら何だか泣けてきた。でも……優香や同僚のみんなが言っていたように、育児は本当に大変だ。大げさではなく、1日中抱っこしているから肩や腰がパンパンだし、自分の睡眠や食事もままならない。母乳も一応出ているけど、まだ軌道に乗ってない感じで痛い……蓮がちゃんと飲めているのかも心配になる。出産からそろそろ1ヶ月が経つけど、慢性的な睡眠不足で、全然体が回復してる気がしない。それに頭の中は9割方、蓮のことでいっぱいだ。蓮がスヤスヤと寝ている時だけ、ゆっくりできる。でも、あと1割の余力で、半年後の職場復帰に備えて、保育園のことも考えなきゃいけないのが現実……。正直、精神的にも身体的にもギリギリです。なのに……大輔はといえば、夜ものんきに寝てて一度も起きないし、朝はギリギリに起きて慌ただしく会社へ行き、帰る時間も前とそんなに変わらない。あげく、このあいだは「出産おめでとう飲み会」だって!!!なんで?と、ほんの少しだけ黒い感情が芽生える。この感情って……何かに似てる。そう、妊娠初期のあの夜だ。つわりに苦しんでいたのに、酔っぱらった大輔に強引に誘われた日。同じモヤモヤだ。こっちは朝から晩まで、っていうか深夜までてんてこ舞い。それなのに、週2のゴミ捨て、たまの皿洗い、週末は2~3時間の蓮の子守りで「子育て参加」したと思ってる。おまけに職場の上司に「子どもが生まれたなら、もっと仕事を頑張ってオムツ代稼がなきゃな!」ってハッパかけられたとか言って、当たり前のように残業もしてくるし。はあ……でもこれって普通のこと?イライラしちゃう私はダメなのかな。しかもね……。蓮のお世話と夜泣きで睡眠不足の私を心配して、大輔が3時間の子守りをしてくれたんだけど……。「よく眠れた~!ありがと~!蓮の様子どうだった?」と、リビングへ戻ると、大輔はこう言ったんだ。「ずっと寝てたよ。癒された~。こんな感じなら、いつでも手伝うよ」だって。「こんな感じ」というワードに、ちょっと違和感。そもそも、私への気遣いで提案してくれたのは、とてもありがたいと思ってる。でも……大輔は、蓮の本当の大変な場面を経験してないじゃない?「こんな感じ」で3時間を終えられたのは、大輔も仕事で疲れているだろうからと、私が気を遣っておむつやミルクなんかの準備を整えていたからこそ。あえて蓮のお昼寝に合わせた時間でもあるんだよ?極めつきは、「手伝うよ」?なんで、ボランティアのようなスタンスなんだろう。蓮は2人の子どもなのに。……なんて、どんどん湧いてくるモヤモヤが止まらず、自分でも引いてしまう。産後クライシスってやつだろうか。いずれにせよ、絶対に言えないよ。だって、今の私は育休中の身なんだもん。大輔は働いてるし、育児も家事も私がちゃんとやらなきゃいけないんだよね……?「夫婦生活を再開しても問題ないですよ」次の土曜日、蓮の1ヶ月健診と私の産後1ヶ月健診に、大輔も同行してもらった。「お母さん頑張りましたね!蓮くんの体重は順調に増えてるし、元気にすくすくと育ってますよ」そう先生に言われて、泣きそうになっちゃった。その足で産婦人科に移動して、産後の経過をチェックしてもらう。悪露もほとんど出なくなったし、母体の回復は順調だと言われた。と、待合室から耳をつんざくようなギャン泣きが聞こえてきた。たぶん蓮だ。「パパもどうぞ、いいですよ~」助産師さんがドアを開けて促すと、大輔が入ってきたので蓮の抱っこを代わる。先生はそのまま話を続けた。「あとは、会陰切開の傷もきれいになっているので、夫婦生活を再開しても問題ないですよ」「あ……はい」そんなこと言われるんだ。ふと横を見ると、照れくさそうに笑う大輔。なんか複雑な気持ちになった。「他に何か気になるところや悩みなどはありますか?お母さん?」「えっと……」“夫と赤ちゃんとの関わり方に、イライラしてしまうんです。”なんて、まさかこの場で言えるわけない。「特にありません」病院を出ると、嬉しそうに大輔が話しかけてきた。「よかったな。蓮も美咲も順調で」「うん」「これからは元の生活に戻れるな」元の生活……。確かに、新生児の「大変な時期」は終わったかもしれないけれど……。子育てはまだ始まったばかり。大輔と私に、子育てに対する温度感の差があるように感じるのは、気のせいかな……。今夜いきなり? 絶対無理!その夜。初めての外出で疲れたのか、蓮はすぐに寝てくれた。私も久しぶりにゆっくり眠れそう。ダブルベッドに入り、さあ寝ようと目をつむった矢先だった。「今日……どうかな?」大輔がキスをしてきたのは。数ヶ月前、妊娠後期に私が拒否をされて以来の「しよう」の合図だ。「いや……っ!」「え?」とっさの出来事に、拒否反応を示してしまった私……。「あ、ごめん……びっくりして。疲れてるのかも。今日は無理だよ」「そ、そっか」大輔の顔を見たくなくて、私は背中を向けた。医者からOKが出たからと言って、すぐに誘ってくるなんて。信じられない!昼間のアレは、気のせいなんかじゃない。セックスに対する温度感も、子育ての温度感も違う気がするよ。出産の大変さも、産後の体の不自由さも、睡眠不足がつらいことも、子どもの成長が心配でいつも緊張していることも、そして、保活の焦りも。大輔はわかっていない気がする。そういう大輔と、愛を確かめ合うためにセックスしたいとは、とても思えないよ……。つづきます。▶︎次話「医者はいいって言ったよな? 体は回復したはずなのにセックスを拒む妻、一体なぜ……?」を読む✅『運命の人とレスになりました。』をすべて読む▼大輔編はこちら!【運命の人とレスになりました。大輔編】この記事の執筆者シナリオライターゆう男の子2人の母。文章を書くことと甘いものが大好き♪さまざまなメディアでライティングをしています。→記事一覧へ
2023年08月09日皆さんは夫婦関係のお悩みはありますか?今回は漫画『お義母さんは、私の味方でした!』の「ワンオペ育児中の妻に夫が文句を言う」シーンとともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。お義母さんは、私の味方でした!ワンオペ育児をしている主人公。ある日、義姉とともに帰宅した夫が口を開き…。「掃除もできないわけ?」と猛批判する夫。さらに「俺の仕事増やすなよ」と夫に追い打ちをかけられ、主人公は言い返せずにショックを受けてしまうのでした…。事情を聞こうともせず、一方的に怒鳴りつけるのはあまり良くないですよね。こんなとき、あなたならどうしますか?夫に子どもの世話を頼む「今から掃除をするから、この子お願いね」と夫に子どもの世話をお願いしてお掃除をします。「あなたはどちらも短時間でできるのだから、やり方を教えてください」と教えてもらうのも手かもしれませんね。(36歳/女性/保育士)できないことをきっちり伝える「努力してどうやっても無理なんだけど、どうしてもきっちり掃除して欲しいなら、家事代行に頼ることになるけどいい?」と言ってみます。ダメだと言われたら、だったら我慢してと言ってみます。(20代/女性)いかがでしたか?今回は「ワンオペ育児中、夫に文句を言われた」ときの対処法をみなさんのアンケートをもとに紹介しました。このお話ではその後、義母が反撃を始めてくれたのでした。もし同じような出来事があった際は、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年07月22日■前回のあらすじちゃんと夫と話し合わなければいけないと思って、何度もチャレンジする聖良。しかし、夫はそのたびに面倒くさいと逃げるように離れていく。何度もそれが続いて、聖良は離婚した方が楽かもしれないと考えるようになったのだが…。 >>1話目を見る 娘もいるし、離婚はなるべく避けたかったのですが…。私に相談もせずに仕事を辞めたうえに家事育児もせずただゴロゴロして過ごしている夫。私が強くものを言えないことをいいことに、自分がやりたくないことを放棄しすべてを私に丸投げしたこの人との生活が、私にも娘にもメリットがあるとは到底思えません。私は覚悟を決めたのです。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 茅野 (監修: インクルーズ )
2023年07月02日皆さんは、夫婦関係のお悩みはありますか?今回は育児をまったくしない夫のエピソードを紹介します。イラスト:浜井れんこん育児をまったくしない夫主人公は里帰り出産をし、実家で過ごしていました。夫は休日になると子どもに会いに実家にやってきます。そんなある日の夜、夫は主人公の母に「手伝えることがあったら言ってください」と伝えますが…。母が一喝出典:CoordiSnap母は「父親であるあなたは私に手伝いをお願いする立場」と指摘。そして「父親という自覚を持ちなさい!」と一喝してくれたのです。それを機に、夫は家事育児を積極的にするようになったのでした。改心のきっかけ母の一喝が改心のきっかけになってよかったです。育児は夫婦で助け合っていきたいものですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月22日皆さんは、夫婦で協力して育児をしていますか?今回は、夫が逆ギレしたエピソードを漫画で紹介します。イラスト:スルメ王子仕事から帰ってきた夫…育児をお願いすると…夫が激怒!?夫の発言に…日中は、仕事で忙しいかもしれませんが…。育児をお願いした途端、逆ギレされるとは驚きですね。もう少し、夫も育児に協力的な姿勢を見せてほしいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月22日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんの育児マンガです。今回はもうすぐ2歳を迎える娘さんのお話です。ひとりで静かに遊ぶ娘を見て、「育児がラクになった気がする!」と喜ぶこむぎさん。しかし後日、予想外の出来事が起こって……!? 「育児がラクになってきた!」と思っていた矢先に… 1歳もあとわずかになったころ、娘の後追いが減っていることに気付きました。 以前はトイレにも行けなかったのが、今はひとり遊びをしたり、少し余裕が持てるように。 「こうやってラクになっていくのかな〜」と、友人にウキウキで話した直後……イヤイヤ期が本格的にはじまりました。 「育児とはラクになっていくというより、大変さのステージが変わっていくもの」なのだと、改めて実感しました。 著者:ライター こむぎ イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ
2023年06月18日■前回のあらすじ緑は、同僚やママ友から子育て批判を受けたと夫の達也に打ち明ける。夫は「実家のサポートが悪いわけではなく、緑が相手の事情を考えられないのがいけなかった」と諭す。実家を頼りきりだった自分をどう思っているのか不安になった緑は、「本当はどうしたかった?」と恐る恐る聞くと…。 >>1話目を見る 【緑side story】夫がまさか私と家事や育児のことで言い争いになることを避けるために、実家を頼ることに賛成していたとは思ってもみませんでした。たしかにこれまで私たち夫婦は、柊のことや家庭のことで争ったことはありませんでしたが、それは嫌なことからお互い逃げていたからだったのかもしれません。毎日喧嘩してばかりの家族にはなりたいわけではないけれど、真剣に向き合うからこそ意見の相違は起こるはずで、夫婦ともに家族のことや柊のことを二の次にして、自分の都合のよい日常を送ることに重きを置いていたのだとようやく理解しました。次回に続く(全23話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年06月10日