コンセプトストア「フロム ウェア アイ スタンド(FROM WHERE I STAND)」が、神戸のデザインホテル「ORIENTAL HOTEL」に登場。2016年4月1日(金)にオープンする。ホテルの中にある最高の売店をコンセプトにした「フロム ウェア アイ スタンド」。店名にもある“人の歩く道のり、旅人の立っている場所から”の通り、大小様々な旅の途中で出会う、景色やアクセサリー、洋服などとの出会いをストアで体験できるようにデザインされている。魅力的な「本物」が置いてある場所として、世界中から多種多様なアイテムをセレクト。エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)やタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.)、アンダーカバー(UNDERCOVER)、ジョン スメドレー(JOHN SMEDLEY)など、幅広いブランドに加え、小物やステーショナリー、生活雑貨などが展開される。福岡・博多のデザインホテル「WITH THE STYLE FUKUOKA」の敷地内にある1号店に続いてのオープン。ファッションエリアとしても洗練された神戸で、新しい世界観を堪能してみてはいかがだろう。【概要】フロム ウェア アイ スタンド 神戸オープン日:2016年4月1日(金)住所:兵庫県神戸市中央区京町25 ORIENTAL HOTEL1FTEL:078-326-1500(ORIENTAL HOTEL)営業時間:9:00〜22:00(無休)ブランドリスト:77サーカ、アクロニウム、エーオーエム、ババコ、ブルーバードブルーバード、ディガウェル、エリン、フィルメランジェ、フィルソン 、フラテッリ ジャコメッティ、フォーク、フォックス・アンブレラ、フジト、グッドオル、アッシュ、インバーアラン、ジョン スメドレー、キジマタカユキ、ラルディーニ、リーバイス ビンテージ クロージング、マッキントッシュ×ハイク、メゾン エウレカ、エムエム6 メゾン マルジェラ、メゾン マルジェラ、ナナミカ、クイルプ、リカ、スコーシャ、シハラ、サンシー、スウィルデンズ、タカヒロミヤシタザソロイスト.、タン、テアトラ、ザ・ノース・フェイス、トリッカーズ、アンダーカバー、ヤングアンドオルセン、ヴィンテージ グッズなど
2016年04月01日カネカは11月30日、神戸ポートアイランドの神戸MI R&Dセンター内に、再生・細胞医療に特化した研究開発拠点を設置し、11月より本格的に活動を開始したと発表した。同研究開発拠点を設置することで、細胞を用いて各種疾患の治療を行う人に安全・安心な細胞を製剤化し提供する技術や、各種デバイス・装置、医療用機能性素材関連技術やiPS細胞を活用した創薬関連技術などの基盤技術の研究を加速させるという。神戸ポートアイランドには再生・細胞医療の研究機関や医療機関などが集積しており、カネカは、理化学研究所をはじめとする研究機関や医療機関との協業・連携のほか、昨年9月に開設した神戸国際ビジネスセンター内の羊膜由来間葉系幹細胞(羊膜MSC)の製剤化と治療応用(羊膜MSCプロジェクト)の拠点と今回設置した拠点の連携により、さらに効率的な研究開発が可能となるとしている。
2015年11月30日サンテレビジョンは、11月15日に兵庫県・神戸市内にて開催される市民参加型フルマラソン「第5回 神戸マラソン」の放送(生中継)において、ハイブリッドキャストを使った「マルチアングル・ライブストリーミング中継実験」を行うと発表した。これまでサンテレビは、神戸マラソンの中継として、複数個所にカメラを設置し、自局のテレビ番組やWebサイト上で映像配信を行ってきたが、視聴者からは、「テレビで自分の好きな地点の映像を見たい」というニーズが高かったことから、今回、アクトビラとメディアキャストの技術協力を受ける形で、ハイブリッドキャストを用いた中継実験を行うことを決めたとする。これにより当日は、マラソンコース内の複数地点に設置されたカメラからの中継映像から、視聴者がどの地点の映像を見るかをリモコン操作で自由に選択して、テレビ画面で視聴することが可能となるという(ハイブリッドキャスト対応テレビでの視聴が必要)。またサンテレビでは、今回の実験に加えて、データ放送を活用したさまざま視聴者参加型企画を展開する予定としており、市民参加型マラソン+視聴者参加型の中継番組として、今後のクロスメディア展開に弾みをつけたいとしている。なお、当該の番組名は「シスメックス スポーツスペシャルKOBE MARATHON 2015 ~ 5-ingマイウェイ ~」で、当日は8時30分から、16時15分まで、スタートからフィニッシュまで7時間すべて生中継を行うとしている。
2015年11月13日海も山もあって、自然がいっぱいの街、神戸。山裾のエリア・北野から海辺までは徒歩20分ほどの距離です。歩いて巡るのも楽しいけれど、オシャレなレンタサイクルで颯爽と走って、神戸の街を楽しんでみませんか? 心もカラダもキレイになれる「神戸の自転車旅」をご紹介します。まずは早起きして「自転車」を借りに行こうまずは兵庫県庁に程近いところにある「SPARK scone&bicycle」へ。こちらは、神戸で唯一のスコーン専門店で、店名にもあるようにスコーンと自転車という異色の組み合わせが楽しいお店です。ご主人の富田功さんが自転車を担当、そして奥様の康子さんがスコーンを担当。入口からすぐの棚に並ぶスコーンはすべて、「スコーンのあるお茶の時間が好き」と話す康子さんの手づくりです。全粒粉を使用したプレーンやベルガモットの風味漂うアールグレイなど、スコーンは常時約12種類。イートインならジャムかハチミツ、生クリームかクロテッドクリームもトッピングで選べます。スコーンはドリンクとのセットで楽しむほか、なんとレンタサイクルとのセットもあるのです。レンタサイクルは、街中を走る自転車の貸し出しのほか、冨田さん指導のもと六甲山を走るマウンテンバイクツアー(要予約)も開催しています。自転車を借りたら、いざ神戸の街へ異人館の立ち並ぶ北野エリアへ。レンタサイクルは変速ギア付きの自転車だから、坂道の多い神戸の上り坂もスイスイ。異人館通り、ハンター坂、トアロード… といった神戸ならではの通りも自転車で楽々と巡ることができます。古い洋館が並ぶ通りを走り抜け、次は坂道を下って南へ。途中、縁結びで有名な生田神社でお参りするのも一案です。旧居留地はフランス? まるで海外の旅気分北野から坂道を下って、旧居留地あたりをツーリング。このエリアは、石造りの古いビルが林立し、そのビルの中にハイブランドが入っています。そんな街を自転車で駆け抜けていると、まるで気分はパリジェンヌ。小さなブランジュリでバゲットやクロワッサンを買ったり…、といった寄り道もしたくなるような雰囲気です。そこからさらに南下して、神戸の海を満喫しましょう。オシャレな居留地を走り抜けたあとは、潮風そよぐメリケンパークへ。行き交う船を眺めながらちょっとブレイク。のんびり過ごせば、身も心もほどけてリフレッシュできそう。神戸ポートタワーや海洋博物館などシンボリックな建物も多いので、撮影にもってこいのスポットです。また、阪神淡路大震災によって被災したメリケン波止場の一部(岸壁60m)をそのままの状態で保存し、見学できるように整備した「神戸港震災メモリアルパーク」も園内に。神戸港の被災の状況、復旧の過程などを記録した模型や映像、写真パネルなども展示されており、震災すさまじさを間近に見ることができます。「ヘルシージュース」を買ってブレイク!サイクリング途中に立ち寄りたい、おすすめスポットをご紹介します。ヘルシーなカフェでお茶をしたり、体にうれしいドリンク、フードを扱うお店を厳選しました。まずは上り坂を頑張って走ったあと、ちょっと一息つきたいな…という時は、「BomBom」でジュースはいかがでしょう。2015年7月にトアウェストにオープンしたジューススタンドは、NYの街角にありそうなオシャレな店構えです。おすすめのスムージーは、バナナにグァバ、アップルなどを合わせた「ミックス」、アボカド、バナナ、アップルなどを合わせた「ミナモト」など合計4種類。なめらかな飲み口と優しい甘味が特徴的。どれもアーモンドミルク、アガベシロップを使用しているので、とてもヘルシーです。テイクアウトして、メリケンパークで海を眺めながら飲むのも一案です。グラノーラ専門店「Elph Granora」をチェックオープンは2013年。関西でいち早くグラノーラの専門店とオープンしたのが、こちら「Elph Granora」。オーツ麦をベースに自家製粉の玄米粉、粗糖を使用したグルテンフリーのグラノーラ約15種類が揃います。カフェスペースも併設されており、牛乳・豆乳・ヨーグルトでいただくグラノーラのほか、ポリッジ(オーツ麦を使った温かいお粥)や玄米ミルクアイス、グラノーラのミニパフェなども登場。どれもやさしい甘味です。「マルメロ」&「ネイバーフード」で体が喜ぶ食材を!鯉川筋と元町商店街がクロスする辺りに位置する古いビルの5階、陽当たりのいい空間が心地いい「marmelo」は、作り手と食卓、生産者と消費者の架け橋に… というオーナー安藤美保さんの思いが詰まったお店。安藤さんが普段の暮らしでも使っている調味料や生活雑貨は、地元兵庫を中心にしたラインナップ。またパン職人池元雅子さんの作る天然酵母パンや焼菓子も販売しています。また、すぐ近くにある姉妹店の「NEIGBOR FOOD」は、ポートランドにありそうなこだわりの食材店。こちらも国内外からセレクトしたオリーブオイル、バルサミコ酢、塩、ジャムなどのほか、神戸市内や淡路島、篠山などの農家から届く旬野菜や果物を扱っています。日曜日だけ! スペシャル感溢れる「Sunday Savon」こだわりの店主が構える素敵なお店が多い栄町。古いビルの2階にある「Sunday Savon」もそんな1軒です。なんとこちらは、毎週日曜日にだけオープンする石鹸の専門店。作り立てのみずみずしい石鹸を… と小さな工房では、素肌に優しい天然成分の石鹸をハンドメイドしています。乾燥させずに熟成して作られる「水入りせっけん」は、優しい香りでしっとりとした洗い上がり。「ハンディせっけん」(¥450 ※税込)は、港町神戸らしく“イカリ”マークのパッケージ。神戸土産にもおすすめです。神戸限定デザインの「手ぬぐい」をお土産にいかが?三宮センターサウスストリートにある「にじゆら 神戸店」。こちらは、大阪・堺の注染工場「ナカニ」が展開する “手ぬぐい” ブランドです。昔ながらの「注染」(ちゅうせん)という技法で作られており、注染ならではの“にじみ” や “ぼかし” のよさを生かした表情豊かな手ぬぐいが揃っています。豆絞りなどの古典柄や季節柄はもちろんのこと、パンやケーキ、神戸の町並みなどがデザインされた神戸限定デザイン手ぬぐいも人気を集めています。いかがでしたか? 自転車で巡る神戸の旅。電車、タクシーやバス、徒歩ともまた違った街の景色を感じることができます。冒頭でご紹介した「SPARK scone&bicycle」の冨田さんは、おすすめコースや絶景スポットを紹介してくれるので、気軽に相談してみて。いつもとひと味違う神戸の自転車旅、ぜひ体験してみてくださいね。【SHOP DATA】●BomBom ボンボン神戸市中央区北長狭通3-3-1TEL. 070-1764-8032営11:00~20:00不定休●Elph Granora エルフ グラノーラ神戸市中央区中山手通3丁目2-1 トア山手プラザタワー棟110TEL. 078-332-6202営11:00~19:00(日曜は~17:00)月曜休み ●marmelo ルビ=マルメロ 神戸市中央区元町通1-7-2ニューもとビル 5FTEL. 078-381-660512:00~19:00(日曜、祝日は~18:00)月・火曜休み ●NEIGBOR FOOD ネイバーフード神戸市中央区元町通1-12-6TEL. 078-381-672711:00~20:00(日・祝日は~18:00)月・火曜休み ●Sunday Savon サンデーサボン神戸市中央区栄町通1-1-10 2FTEL. 078-771-2511営12:00~18:00日曜のみの営業 ●にじゆら 神戸店神戸市中央区三宮町2-8-2TEL. 078-392-8808営11:00~19:00不定休 ●SPARK scone&bicycleスパーク スコーン&バイシクル神戸市中央区中山手通4-18-21TEL. 078-855-9045営10:00~18:00隔週火曜、毎週水曜休み
2015年11月06日アシックスは11月15日に開催する第5回神戸マラソンにて、ウェアラブルデバイスを使用した市民ランナー参加型の実証実験を神戸市と協働で行うことを発表した。実証実験では、マラソンに出場する市民ランナーにスマートバンドなどのウェアラブルデバイスを装着してもらい、歩数や歩幅、ペースなどの走行中のさまざまな記録を計測、分析する。これらのデータは、協力したランナーにマラソンの結果を分析できるように後日提供されるほか、ランニングの新しい楽しみ方をどのように提供できるかといった有効性を検証する材料として活用される予定。実験へ参加希望の場合は、10月16日よりアシックスのウェアラブル紹介サイト上で応募可能。なお同社では今後、協賛する各種スポーツイベントでも順次同様の実証実験を実施し、ウェアラブルデバイスを用いた新たなスポーツの楽しみ方や効率的なトレーニングサービスの提案などにつなげていく予定だ。
2015年10月17日フェリシモ猫部は、9月27日に、神戸猫ネットとの共催でフェリシモ本社にて保護猫の譲渡会を開催する。○猫の幸せを願う譲渡会神戸猫ネットは、「不幸な猫を増やさない!今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的として活動しており、地域の猫問題解決のため保護活動を行い、猫と共生できる街をめざしている。今回の共同開催は、神戸猫ネットの活動に共感したフェリシモ猫部が、会場の提供という形で協力するものとなる。○猫との出会いから譲渡まで会場には、捨てられた猫や飼い主のいない猫が産んだ猫が約50匹参加。いずれも生後8週齢以上の猫で、会場参加の他、写真での参加も予定されている。新しい飼い主になるには「近畿圏でペット可の住宅に住んでいること」など条件があり、猫ネットスタッフのコーディネイトを経て、里親希望者、猫の保護者、猫ネットスタッフの3者面談が行われる。お試し飼いや猫の譲渡は後日となるので、当日に猫を連れて帰ることはできない。開催日時は9月27日の12時30分~15時まで(最終入場は14時30分)。会場は神戸市中央区のフェリシモ本社となる(入場無料)。(画像と本文は関係ありません)
2015年09月25日兵庫県神戸市のメリケンパークや東遊園地など複数の会場で9月19日~11月23日、芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ2015」が開催される。○2年に1度の芸術文化の祭典同イベントは神戸に国内外の芸術文化の力を結集して、アートのさらなる飛躍を図るとともにまちのにぎわいづくりや活性化につなげることを目的として開催される。みなとまち神戸を象徴するウォーターフロント「メリケンパーク・ハーバーランド・元町高架下エリア」をはじめ、神戸の中心地・三宮に位置する「東遊園地・フラワーロードエリア」や中央区・灘区を南北に結ぶ「ミュージアムロードエリア」を主会場とするほか、市内一円で展開される。神戸市の友好都市である中国・天津市からアーティストを招聘(しょうへい)し、作品を展示する「海外招待作家展」や神戸ビエンナーレ2007~2013国際コンペティションで入賞した活躍中の注目作家を中心に、国内外で活躍するアーティストの作品を展示する「国内招待作家展」などを展開する。また、兵庫県を中心に全国から集まった華道家が伝統を尊重しながらも最新の表現を追求したいけばなを披露する「いけばな未来展・野外展」、伝統的な作品から革新的な作品まで自由な表現で現代に生きる書の世界を展開する「書道展」、障がいのある人たちのアートを通して人と社会の新しいコミュニケーションの場を創出し大きな交流の輪をつくる「障がい者公募作品展」などを開催する。さらに、手塚治虫が亡くなった1989年から現在に至るまで創作されたマンガ・アニメ・ゲームをさまざまな視点で概観する「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」、兵庫・神戸を代表するアーティストの作品を展示する「兵庫・神戸の仲間たち展」など、多種多様な展示が行われる。
2015年09月15日NTTドコモは9月7日、神戸市が同日から開催する「data.KOBE×NTTドコモ アプリコンテスト」に対し、神戸市の人口統計情報をサービス開発者が活用できる「神戸市モバイル空間統計API」を提供すると発表した。9月7日~10月23日に開催される「data.KOBE × NTTドコモ アプリコンテスト」は、神戸市の街づくりや観光振興などで新たなサービスを生み出し、地域経済の活性化に寄与することを目的としている。「観光」をテーマにオープンデータを活用したアプリおよびアイデアを、アプリケーション部門(優勝作品:賞状と副賞30万円)とアイデア部門(優勝作品:賞状と副賞5万円)の2部門で募集する。ドコモの定める審査を受けたサービス開発者を対象に提供される「神戸市モバイル空間統計API」では、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して人口統計情報を提供する、同社の「モバイル空間統計」から、神戸市の特定エリアの性別、年代別及び時間帯別の人口分布情報をスマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供される。コンテストにおいては、このほかにも、神戸市が保有する観光施設や映画のロケ地の情報、避難所情報などの市政情報を、スマートフォンのサービス開発に活用できるようにAPIとして提供する。なお、このモバイル空間統計は集団の人数のみをあらわす人口統計情報であり、個人の特定はできない。
2015年09月08日神戸電鉄は9月4日、関西美少女図鑑の発行元で沿線において美容店8店舗を経営するセブンスターフェスティバルとの業務提携に基づき、関西美少女図鑑のモデル数名を神戸電鉄親善大使とし、沿線の魅力をPRする取り組みを開始することを発表した。今後、セブンスターフェスティバルの顧客・取引先向け情報誌(発行部数3万部)に親善大使が沿線の魅力やイベント情報などをレポートするコーナーを設け、同情報誌を「Happy News Letter」の名称でリニューアル創刊する。また、親善大使の個人ブログ、Facebook、Twitter等においてもそれらの情報を発信する。さらに、両社がそれぞれに企画・運営する情報媒体やイベント等においても、親善大使の活用を図る。この取り組みは、若者・女性が元気になれる話題や機会を提供していくことでまちの活性化を図り、利用者を増やすことを目的としている。高校生や大学生など若い世代の親善大使が等身大の目線で沿線の魅力を伝え、それが若者・女性の共感を得て広がっていくことを期待しているという。9月上旬に創刊する「Happy News Letter」において、親善大使として8人がデビューを飾る。親善大使の任期は1年間(再任も検討)とし、定員は特に定めていない。10月4日には「神鉄トレインフェスティバル」(神戸電鉄鈴蘭台車庫、神戸市北区)、また、10月12日には神戸市北区最大級のファッションイベントである「KITA KOBE COLLECTION 4th 2015」(北神区民センター内ありまホール)でも活動を予定している。
2015年09月05日神戸市立王子動物園(兵庫県神戸市)では7月6日、シセンレッサーパンダの赤ちゃんが誕生した。○約25年ぶりに、レッサーパンダの赤ちゃんが誕生レッサーパンダの赤ちゃんは7月6日に誕生。同園では1990年(平成2年)6月以来、約25年ぶりの赤ちゃん誕生となる。誕生した2頭のうち1頭(メス)は出生後すぐに死亡したが、もう1頭は母親の「ミンファ」が育児を行い、順調に成長している。性別は不明。父親「ガイア」と母親「ミンファ」の間に生まれた初めての赤ちゃんだが、「ミンファ」は鯖江市西山動物園で5頭(オス3頭、メス2頭)の子育てを経験している。「ミンファ」が育児に専念できるよう、当分の間は母子ともに非公開とし、レッサーパンダは「ガイア」のみの展示となる。
2015年08月10日シェラトン・ニャチャンホテル&スパオーダーメイドの旅を提供する旅行会社「旅工房」が、「世界の絶景ホテル20選の人気ランキング」※1を発表。東南アジアからは、4つのホテルがランクインした。1位には、世界遺産カッパドキアに位置する、トルコの洞窟ホテル「カッパドキア・ケーブ・リゾート&スパ」、2位には、南イタリアのアマルフィ海岸の世界遺産の街並みを望むホテル「レ・シレヌーセ」と、絶景ホテルに相応しいホテルがランクインする中で、3位には、現在人気上昇中のリゾート、ベトナム・ニャチャンの「シェラトン・ニャチャンホテル&スパ」が選ばれた。世界で最も美しい湾のひとつに選ばれた※2ニャチャン湾の輝くビーチを1日中眺めることができる。世界の絶景ホテルランキング(順位/ホテル名/国・地域)1位カッパドキア・ケーブ・リゾート(トルコ)2位レ・シレヌーセ(イタリア)3位シェラトン・ニャチャン(ベトナム)4位キアオラ・リッゾート(タヒチ)5位フラトン・ベイ・ホテル(シンガポール)6位パラディドウベア(ニューカレドニア)7位ル・ブラン(カンクン)8位アマラ・リゾート(セドナ)9位バンヤンツリーウンガサン(バリ)10位バンヤンツリー・バンコク(タイ)3位:シェラトン・ニャチャン(ベトナム)ベトナム南部中央に位置するニャチャンは、世界で最も美しい湾のひとつに選ばれたビーチリゾート。どこまでも青く透き通ったナトラン湾は、正に絶景だ。5位:フラトン・ベイ・ホテル(シンガポール)5位にはシンガポールの「フラトン・ベイ・ホテル」がランクイン。マリーナベイの目の前という恵まれたロケーションから望む夜景は、まさにラグジュアリーな絶景そのもの。9位:バンヤンツリーウンガサン(バリ)9位の「バンヤンツリーウンガサン」はバリ島最南端の海抜70mの絶壁が連なる地「ウンガサン」にロケーション。絶壁から眺めるインド洋に沈みゆく夕日に心動かされること間違いない。10位:バンヤンツリー・バンコク(タイ)10位にランクインしたのは「バンヤンツリー・バンコク」。61階建ての超高層ビルから望むパノラマは、想像を絶する程。ロマンティックな夜景も、想像に難くないだろう。※1「忘れられない体験。世界の絶景ホテル20選(旅工房)」のクリック数(2013年11月29日~2015年6月30日)※2「World’s Most Beautiful Bays Club」より写真提供:旅工房
2015年07月24日観客動員数130万人を記録した北野武の17作目の監督作『龍三と七人の子分たち』のBlu-ray&DVDが、10月9日(金)より発売&レンタル開始することが分かった。70歳の高橋龍三は、引退した元ヤクザ。“鬼の龍三”と畏れ慕われた時代はもはや過去のもの。現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、息子の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら、「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いている。ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は、「若いヤツらに勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間に招集をかける――。全国246スクリーンで公開され、観客動員数130万人、興行収入16億円を突破を記録した本作。これまでの北野作品の興行収入では、前作『アウトレイジ・ビヨンド』を越え、『座頭市』に次ぐ歴代2位のヒットを記録するという大ヒットとなった。キャストに藤竜也を始め、平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが勢ぞろいした本作は、北野作品にしては珍しく女性層からの支持を集めているのも大きな特徴だ。「じいちゃんのキャラが濃い!」「おじいちゃんたちが可愛い!」などのコメントが相次ぎ、日本中に“空前のジジイブーム”を巻き起こした。Blu-ray&DVDと同日に発売される数量限定の特装版は、豪華キャストのメイキングインタビューや北野監督を始め、なかなか表舞台には現れない制作スタッフの特別インタビューなどの特典映像ほか、本編をより楽しめる解説書ブックレット付きという豪華特典付き。北野ファンはもちろん、北野映画入門としても最適の“ジジイ大暴れエンタテインメント”をぜひチェックしてみて。『龍三と七人の子分たち』のBlu-ray&DVDは、10月9日(金)より発売&レンタル開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年07月06日カシオ計算機の耐衝撃性ウオッチ「G-SHOCK」に、神戸市消防局とのタイアップモデルが登場する。ベースモデルは「Master of G RANGEMAN」で、神戸消防局の全面監修となっている。7月17日から発売し、税別価格は50,000円。商品名は『G-SHOCK RANGEMAN「GW-9400FBJ」神戸消防局タイアップモデル』。今回のモデルは、G-SHOCKブランドとして初めて、国内の消防機関とタイアップしたもの。常にタフであることが求められ、過酷な環境に立ち向かい続ける消防隊員と、G-SHOCKのコンセプトが合致して生まれた。ベースモデルの「Master of G RANGEMAN」は、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを搭載。極限状態での使用を想定した「Master of G」を冠し、Master of Gシリーズの中では最新のモデルとなる(2013年9月11日発表)。タイアップモデルは神戸消防局が全面監修し、カラーリングとデザインにこだわった。救助隊(レスキュー隊)、および特別高度救助隊「スーパーイーグルこうべ」が着用する救助服をモチーフとして、RANGEMANのベースカラーにオレンジを、ベゼルの文字部分やバンドの一部にブルーを採用している。バンドにはレンジャーロープをデザインした。遊環はカラビナをイメージした特別仕様で、第44回全国消防救助技術大会(*)のスローガン「NEVER FORGET, GO FORWARD」を刻印している。裏ぶたには神戸市消防局の消防章を刻印した。また、フェイスのバックライトを点灯させると、ロープの「もやい結び」とカラビナを象徴したデザインが浮かび上がる。パッケージもスペシャル仕様だ。形状やデザインは、消防隊員たちが着用するヘルメットをモチーフとした。「鋭い目で要救助者を見つけ出し、一度つかんだら決して離さない」という救助隊の姿勢を表現したイーグルロゴをあしらっている。*第44回全国消防救助技術大会阪神・淡路大震災から20年となる2015年の第44回大会は、陸上の部が神戸学院大学ポートアイランドキャンパス、水上の部が神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで開催される。開催日時は2015年8月29日(土)の午前9時~午後4時30分ごろ。一般公開もされ、来場者が体験できる各種防災イベントブースも数多く出展。
2015年07月01日音大卒でイタリアへの音楽留学の経験もあるシンガーソングライターの北野里沙が、メジャーデビュー後初となる東京でのホールワンマンライブ“北野里沙コンサート~母からの手紙~”を6月13日によみうり大手町ホールで開催。クラシックやオペラからポップスまでたっぷりと披露し、観客を感動させた。【チケット情報はこちら】鮮やかなオレンジの衣装で登場した北野は、満面の笑顔でおじぎをすると、デビューシングルに収録の「ファーストポジション」で伸びやかな美しい歌声を披露。「20代最後のライブですので、誕生日パーティのような気持ちで最後まで楽しんでください」とあいさつした。この日のライブは「観客のみんなをびっくりさせよう」とピアノ、ギター、ベース、ドラム、キーボードによる初のバンド編成でのぞんだ。「第1部はやりたいことをやらせてもらいます」と宣言すると、バラエティに富んだセットリストで観客を楽しませた。森山良子『あなたが好きで』、由紀さおり『真綿のように』のカヴァーでしっとりと聴かせると、続いてコンサート「クリエンターレ!」で共演した吉武大地(ESCOLTA)をゲストとして招き、その公演で披露した『王様と私』より『Shall We Dance?』を披露。同じくゲストとして登場したバリトンの平林龍とは、ヴェルディの歌劇『椿姫』の『乾杯の歌』を熱唱した。さらにピアニストの飯田俊明を迎え、シューベルトの『アヴェ・マリア』で美しいソプラノを披露。プッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』の『私が街を歩けば』では、ピアノ演奏だけでマイクを使わずに生声で美声を響かせ、会場は拍手喝采となった。第2部は、“シンガーソングライター北野里沙”をテーマにしたステージ。白のワンピースに着替え、頭には大きな花飾りを付けて登場した北野は、祖父と遊んだ記憶を歌にした『かげおくり』やショパンの曲をモチーフにした『温もり』を歌い上げた。さらに、新曲も披露。大人をイメージして作ったという『ホンコンナイト』は、ジャジーでムーディなアレンジでセクシーな女性の一面を見せつけた。本編最後は、20歳の時に母親からもらった手紙をモチーフに初めて作詞作曲したデビュー曲『母からの手紙』。語りかけるように歌い、会場には感動が広がった。アンコールでは、新曲『ありがとうのかわりに』を披露し、観客に歌で感謝を伝えた。北野里沙は、8月1日(土)に新潟・なかさと清津スキー場 特設ステージで行われる“津高原サマーコンサート「南こうせつwithフレンズ」”にオープニングアクトとして出演する。チケット発売中。取材・文:門 宏
2015年06月30日川崎重工は6月9日、神戸電鉄向け新型車両6500系3両(3両×1編成)の製造者に決定したことを発表した。新型車両は兵庫工場(神戸市)で製造し、2016年春に納入する予定。今回納入する車両は、同社が2010年に納入した6000系のデザインを踏襲。新型機器として、全密閉型高効率主電動機、最新の半導体素子を採用したVVVFインバータ制御装置を搭載して省エネを図るとともに、主電動機を全密閉型にすることで騒音を軽減する。客室照明など、すべての照明設備をLEDにすることで、消費電力を既存車両1000系(抵抗制御車)と比べ、約60%低減するという。つり手の高さは3段階(高・中・低)で設置するほか、座席から立ち上がる時の負担が軽減できるように縦手すりを設けるほか、座席端部に大型袖仕切りを設置する。扉上の車内案内表示器については、4国語(日本語・英語・中国語・韓国語)で表記を行って訪日外国人に配慮するとともに、大型ディスプレイを採用して視認性を向上する。
2015年06月10日日本現代映画界の巨匠・北野武が、シャンパーニュメゾン「ローラン・ペリエ(Laurent-Perrier)」の後援のもと、「シャンパーニュ騎士団(オルドル・デ・コトー・ドゥ・シャンパーニュ)」から“シャンベラン・ドヌール(名誉侍従)”を叙任されることになった。「シャンパーニュ騎士団」は、シャンパーニュ地方のワインの多様性と独自性を讃え、“お祝いや成功、特別な時間を過ごす時にはシャンパーニュ”といった、象徴的なイメージ創りを行っている。現在は世界中の著名人やガストロノミー、ワインを知り尽くした美食家たち約4,000人がメンバーとして名を連ねている。フランスの食文化やワインにも精通した北野武は、そんなシャンベラン・ドヌールの叙任を受ける初の外国人となる。北野武はこれまで、独創的で大胆な作品を通して、ヴェネツィア国際映画祭やカンヌ映画祭などで国際的な評価を受けており、12年には名声を確立した画家としてパリ・カルティエ現代美術財団で作品の展覧会を開いたこともある。北野武の後援を務めた「ローラン・ペリエ」の創業者一族のベルナール・ドゥ・ノナンクールは、「シャンパーニュ騎士団」の組織を設立したメンバーのひとり。北野武は昨年5月、「ローラン・ペリエ」からの推薦で東京にて開催された騎士団ガラディナーにて、“オフィシエ・ドヌール”に任命されていた。叙任式典は、6月12日にフランスにあるランスのトー宮殿にて開催されるシャンパーニュ騎士団夏期集会で行われる。北野武は「ローラン・ペリエ」のシャトーを訪れ、オーナーであるアレクサンドラ・ペレール・ドゥ・ノナンクールや、その妹のステファニー・ムヌー・ドゥ・ノナンクールなどと共にセラーに眠る希少なワインを試飲した後、同式典に出席する。
2015年06月09日フェリシモ猫部は、神戸猫ネットと共催で6月7日、兵庫県神戸市の「エスパスフェリシモホール」にて、「第15回 猫の里親譲渡会」を開催する。「神戸猫ネット」は、「不幸な猫を増やさない! 今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行っている。その活動にフェリシモ猫部が賛同し、これまでも会場の提供という形で猫の譲渡会を共同で開催してきた。○参加する猫の一部を紹介今回参加する猫は、捨てられた猫や、飼い主のいない猫が産んだ猫たち約30~40匹(生後8週齢以上の子猫)。参加できない猫は写真で参加をする場合もあるという。参加猫の1匹、「アクア(シャム柄)」は2カ月のメス。きれいな水色の目をしている。「コハク」(キジ白)は、2カ月のメス。うるうるとした目が印象的な子猫だという。「たけお」はシャム柄で2カ月のオス。白地にしま柄が入っており、ホワイトタイガーのように見える。「むぎちゃん」はメスのキジトラ。約5カ月で体重1.85kgあるとのこと。遊んでほしくて側に来るなど、とても人なつこい性格をしている。風邪の後遺症かカラスにつつかれたのか左目が白濁しているが、日常生活に問題はないという。ワクチン済みだが、未避妊。エイズ白血病陰性。「おはぎちゃん(黒)」は、ツキノワグマの差し毛と、ムチムチした体型が特徴の1歳くらいのメス。「猫が大好きなので先住猫いたら喜ぶと思います」とのこと。とても頭の良い猫のため、脱走対策は必須。避妊手術済み、ワクチン、レボリューション済み。エイズ白血病検査陰性。「プリティーくん」はキジトラのオス。3歳くらいになるという。初対面でもすぐに慣れるだけではなく、他猫とも仲良くできる性格をしている。「とても甘えん坊なので、少ない数で可愛がってほしい」とのこと。去勢手術済み、ワクチン、レボリューション済み。エイズ白血病検査陰性。○譲渡までの流れ里親希望者は、近畿圏でペット可の住宅に住む人に限定している。また、動物が不調の際にきちんと病院で受診できること、日ごろの健康管理やワクチン接種を行えること、適切な飼育管理が行えること、終生飼育・完全室内飼育を徹底すること、脱走防止策を取ることなどを条件として挙げている。また、飼い主になる際に費用の一部を負担することや、譲渡の際に譲渡契約書に記入(身分証明書を提示できる)することもお願いしているという。譲渡会で気に入った猫が見つかった場合は、同団体のスタッフ、里親希望者、猫の保護者の3者で面談を行う。1匹の猫に対し、最大3人までの申込みを受け付け、希望者が複数の場合は、面談後に一番適した里親に譲渡する。猫は、1~2週間の試し飼いの後、問題なければ正式な譲渡となる。譲渡会当日に猫を連れて帰ることは不可。譲渡会の開催時間は12時30分~15時(最終入場14時30分)。会場はエスパスフェリシモホール。入場無料。なお、会場への猫の持ち込みは禁止されている。
2015年06月01日北野武監督による最新作『龍三と七人の子分たち』が、公開21日目となる15日までに、観客動員数100万人を突破したことがわかった。本作は、2012年公開の映画『アウトレイジ ビヨンド』以来、3年ぶりとなる北野作品。主演の藤竜也扮する元ヤクザの親分がオレオレ詐欺に引っ掛かったのを機に、昔の仲間を呼び寄せて若者を成敗しようとする姿をコミカルに描く"ジジイ大暴れエンターテインメント"。劇場では中高年からシニア層が多く、家族連れや若年層カップルの姿も増加。「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」という口コミが広がり、北野監督作品では『座頭市』(2003年)、『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)に続き、劇場動員100万人を突破。興行収入も12億3,209万4,000円に到達し、『アウトレイジ ビヨンド』(最終興行収入14.5億)を上回る勢いを見せている。北野監督は映画の大ヒットを受け、「うれしくてうれしくて! とにかくうれしくてたまらない!」と喜びを爆発。「見ていない方はもちろん、すでにご覧になった方も2回3回と見るとまた違った発見があります。ぜひ足を運んでちょーだい!」と呼びかけた。主演の藤は、「100万人突破!? エーッ、ほんとうですか?」と喜び、「ジジイになってよかった。僕は幸せものです。見に来てくれた皆さん、ありがとうございました。これから見に来てくれる皆さん、ありがとうございます」とコメントを寄せた。(C)2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年05月18日現在公開中の北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、公開21日目となる5月15日(金)に、早くも劇場観客動員100万人を突破し、『アウトレイジビヨンド』(’12)の最終興行収入14.5億もビヨンド(越える)しそうな大ヒットとなっていることが判明。『座頭市』『アウトレイジビヨンド』に続く100万人突破に、北野監督と主演・藤竜也からの喜びのコメントも到着した。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らだったが、ある日、元組長の龍三(藤竜也)がオレオレ詐欺にひっかかってしまう。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるが…。本作は、引退した元ヤクザが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもと対決する、気分爽快な“ジジイ大暴れエンタテインメント”。藤さんを始め、近藤正臣、中尾彬ら平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで爆笑必至と評判。公開以来、劇場では中高年~シニア層が牽引、「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」というクチコミやネット上での広がりもあり、家族連れや若年層カップルの姿も増え、全国の老若男女を笑いの渦に巻き込んでいたが、GWはその勢いがさらにアップ。5月4日(月)、5日(火)の各日は、初日4月25日(土)の動員・興行収入を上回る結果となった。そして、先週末5月15日(金)には劇場動員100万人を突破、興行収入12億円超を記録。北野監督作品史上初めて、公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジビヨンド』を越える興収も見込める数字となった。この100万人突破の一報には、“世界の北野監督”も、昔かたぎの“鬼の龍三”親分を好演し、日本映画批評家大賞「ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)」の受賞も決まった藤さんも、その喜びを隠せない様子だ。<北野武監督コメント>「映画が大ヒットして嬉しくて嬉しくて!とにかく嬉しくてたまらない!たくさんのお客さんに見て頂いてありがたいことです。見ていない方はもちろん、すでにご覧になった方も2回3回と見るとまた違った発見があります。是非、足を運んでちょーだい」。<藤竜也コメント>「100万人突破!? エーッ、ほんとうですか?…ジジイになってよかったです!!僕はしあわせものです。観に来てくれた皆さん、ありがとうございました。これから観に来てくれるみなさん、ありがとうございます」。『龍三と七人の子分たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年05月18日公開初日を迎えた映画『龍三と七人の子分たち』の初日舞台あいさつが25日、東京・新宿ピカデリーで行われ、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕、北野武監督が出席した。2012年公開の映画『アウトレイジ ビヨンド』以来、3年ぶりとなる北野武監督の作品ということで、多くの観客が詰めかけた中で行われた舞台あいさつに、北野監督含めて5人が登壇。主演の藤竜也は劇中と同じように強面をイメージしたサングラス姿で登場して「別に目が悪くなったわけではありませんよ。何となくこの映画の気分で来ました」と説明しながら「映画っていうのは見られてナンボ。こうして満席のお客さんの前でごあいさつさせていただいて本当に幸せです。これで全国的にお客さんが入れば僕たち俳優にボーナスが入るので、お仲間に推薦してください」とアピール。また、龍三親分を演じた藤竜也をはじめ7人の子分を演じた近藤正臣や中尾彬ら俳優の平均年齡が72歳だったこともあり、中尾が「年金や病気の話ばっかりだったよね」と撮影エピソードを披露するなど、終始和やかな雰囲気で舞台あいさつが行われた。そんなベテランの俳優たちについて北野監督は「皆さんベテランの役者さんばかりだったので、私が演技をつける必要がありませんでしたね。端で画面を見てるだけで十分でした」と脱帽の様子。続けて「私もコメディアンなんですが、このキャスト以外にコメディアンを並べて撮ったらかなり失敗した作品になったと思います。今回皆さんの快諾をいただいてこの映画を撮れたことに感謝しています。お笑いをやったこともないのに笑いがとれる。日本の役者って上手いですよ」と絶賛していた。北野武監督が3年振りにメガフォンを執った本作は、主演の藤竜也扮する元ヤクザの親分がオレオレ詐欺に引っ掛かったのを期に、昔の仲間を呼び寄せて若者を成敗しようとする姿をコミカルに描く。
2015年04月26日北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』が4月25日(土)に公開を迎え、北野監督に主演の藤竜也をはじめ、近藤正臣、中尾彬、安田顕が舞台挨拶に登壇した。『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』が大ヒットを記録した北野監督だが、この前2作とは打って変わって、(元)ヤクザを扱いつつも笑いを前面に打ち出した本作。かつてはヤクザの大親分だった龍三とその子分たちが、オレオレ詐欺に遭遇したことをきっかけに、幅を利かせる元暴走族の若僧たちをとっちめるべく再び“組”を結成するが…。登壇陣は、一人ずつ名前をアナウンスされてステージに姿を見せたが、藤さんはサングラスをかけて登場。「別に目が悪くなったわけではありません。映画の気分で出てきました」と語り、喝采を浴びた。撮影時のメインキャストの平均年齢72歳超ということで「『来年の公開まで頑張ろうな』って言葉を交わした」(藤さん)とのことだが、無事、封切りの日を迎えた。近藤さんが「おれは大丈夫だと思ってた」と言えば、中尾さんも「おれも大丈夫だったね」とニヤリ。「ジジイって強いよ」と近藤さんは豪快に笑う。この日は、女性司会者が北野監督をはじめ高齢出演者に対し「ジジイ」という言葉を連発!登壇陣の中で最年少の安田さんは「撮影中は『ジジイ!』って言ってましたが、こうして横に立つと言葉が出てこないです」と恐縮する中で、平然と「ジジイ」を繰り返す司会者に会場は爆笑!中尾さんも思わず「ジジイって響きが魅力的になってきたね」と楽しそうに微笑んでいた。ちなみにこの“ジジイ”たちの撮影現場での会話は「昔話か年金、病気の話ばかり」(中尾さん)、「芝居の話はなかった」(近藤さん)とのこと…。この日も、登壇前に舞台袖で、朝何時に起きるかという話で盛り上がっていたそうで、藤さんは「3時半です。(夜の)8時には寝るからね。(夜は)飲まない。昼間飲んでます」と明かす。近藤さんは「おれは寝てていいなら昼間で寝てるよ」と語るが、これに例の女性司会者が「長生きの秘訣はマイペースですね」と言うと「そんなに生きてねーよ(笑)!!」と怒りまじりに返し、会場を再び笑いに包まれた。北野監督は改めて本作について、あえてコメディアンや芸人を起用せず、目先の笑いではなく芝居や設定で笑いを生んでいることに触れ「やっぱり日本の役者は上手い!普段、お笑いをやらない人でこれだけ笑わせられるってすごいこと。感謝してます」と驚嘆と感謝を口にし、会場からは温かい拍手がわき起こった。『龍三と七人の子分たち』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月25日背筋を伸ばしてカメラを見据える北野武監督。ポケットに手を入れたまま、口の端をわずかに曲げてニヤリと笑う藤竜也。“好々爺”などという物分かりの良い空気を微塵も感じさせない、かっこいいジジイがそこにいた。「おれは自分で普段から言ってるよ、『おれみたいなジジイは…』って」(北野監督)、「70過ぎて見てくれは確実にジジイだよね(笑)」(藤さん)と共に“ジジイ”を自認する。20代から芸能界に身を置き、常に第一線で活躍を遂げてきた2人だが、自分がジジイになってみての心境は?若い頃に思っていたジジイとのイメージに違いは?北野監督:おれが若い時は、30代からジジイだって思ってたからね。50代なんてもう死にたい、あんな歳になってよく生きてやがると思ってたけど、自分がいざ50代、60代となってみるとなんてこっちゃないね。逆に若い時の女や金に対する貪欲さとか、いろいろ欲しがってた自分が恥ずかしくってしょうがない!早く年とってりゃよかったなって思うよ。もう、若い時の思い出なんて恥ずかしいことばかりで、あの下品さを思い出すとイヤになるね。まあ、自分でいま「ジジイ」って言うことにはエクスキューズも入ってて、「おい姉ちゃん、いいケツしてるな」って言っても、セクハラじゃなく「ジジイだから」で済まされちゃうんでね。「このスケベジジイが!」って言われるのが嬉しいから、ジジイであることなんて、なんとも思わないね。藤:僕ももう確実にジジイだから、それはそれで構わないけど、変わんないっちゃ変わんないね、全然。中身は。僕はむしろ、若い時の下品さってのはもう一回、経験したいなって思うくらい楽しかったね(笑)。いろんな失敗もしたけど、もっともっと失敗しとけばよかったって思うよ。そうすりゃもっと、芝居が上手くなってたんじゃないかって。若い時の60代、70代のイメージ?そりゃ、えらいジジイだなって思ってましたよ。信じられないくらい。その歳まで自分が役者やってるなんてことは想像もつかなかったね。目の前のことしか見てなかったから。――映画さながら、現実の世界でも若者よりもジジイの方が元気なところもあり、逆に若者が「おとなしい」とも言われるが…。ジジイの目から、若者たちはどのように見えるのか?自分たちが若かったころと比べて感じる違いは?北野監督:おれらの世代はとにかく人数が多かったから、競争ばかり。芸能界に入っても、上のヤツらをどう引きずりおろすかってことばかり考えてたね。特にバラエティなんか「コント55号」と「ドリフ」にどう取って代わるのか?そればっかり考えて、いろんなネタをやってた。いまの若い人たちは、どちらかというと競争とか自分が上に立つってのではなくて、初めから自分のランクを決めてるところはあるのかな?一番上じゃなくて、2番手、3番手とか居心地のよいポジションを決めてて、「這い上がろう!」って気持ちや欲はあまりないのかなって。位置関係を自分でハナから決めて「このクラスでいいよ」っている気がする。我々の時って意味もなく「女」と「車」と「金」がほしいって気持ちが強くて、いい外車乗りてぇとかあったけどいまはまず「あきらめる」ってところから始まってて若者が「車に興味がない」って言い方するけど、ハナから選択肢から自分で消しちゃってるんじゃないかなって気がするね。でも、そうするとおのずと仕事でも「その程度の役者とかコメディアンでいいんじゃないか」って気持ちになっちまうんじゃないかなって思うよ。――スポーツ界などでも「レジェンド」という言葉がもてはやされているが、漫才ブームはおろか、80年代の終わりから90年代と監督・俳優として活躍を始めた頃にも生まれておらず、いま現在のTVや映画でしか“ビートたけし”“北野武”の名を知らない若い世代も徐々に増えている。北野監督:まあ40代から50代の人間は「たけしさんを見て育ってきました」って言い方もするけど、そのこどもの世代となるとおれが漫才やってたことも知らないし、「ひょうきん族」とか「元気が出るテレビ」も知らないから、それこそブランドとして北野武、ビートたけしを知っているというところはあるよね。「たけしさんは、監督などいろいろなことをやられて高い評価を得ている方ですよね」みたいな言い方で「お前、知ってんのか?」って聞くと「お名前は」とかね(笑)。これからそういうのも増えてくるだろうね。藤:僕はね、全然興味ないの。若いとか、年とってるとか。俳優という仕事には全然関係ないからね。子役だって一丁前の俳優ですもん。俳優としていいか悪いか?それだけのことでね。(世代間の意識差などは)あんまり感じないかな?――藤さん自身は、若い頃は上の世代を引きずり降ろしてスターの座を掴むといったギラギラした欲望は持っていたのだろうか?藤:まあ僕らは素材であって、きちんと役をやって、それを監督が使うという存在であって、あまりそこに先輩・後輩はないとは思ってましたね。若い頃からいまも。ただ競争心はありました。僕は日活にいたんだけど、入った時から「いつかここでトップになって、守衛さんに最敬礼でお辞儀してもらえるようになってやる!」って秘かに思ってたもん(笑)。若い世代からの刺激?それはありますよ。一緒にいるとマイナスイオンを吸ってるみたいな感じだね。若い世代と一緒にいると嬉しくてたまんないよ、特に女性はね(笑)。――高齢化社会の中で、“終活”――すなわち、自分の人生が終わりを迎えるのか?その準備をどうすべきかといったことが話題となっている。「生涯現役」が当たり前でもある芸能界に身を置き、そして、いまなお第一線で活躍するお2人には失礼な質問かもしれないが、自分があと何本、映画の仕事ができるのか?どのように人生の幕を引くのか?といったことを考えることはあるのだろうか?北野監督:おれは明日、急に死ぬかもわかんないからね。先の予定は立ててあるし、目的地というか、やるべき仕事やネタはその予定表に書いてあるけど、それをやりながらどこで死ぬんだろうなって考えてて、まあ全部をやり遂げられるはずもないしね。変な話、あまり未練はないっていうかな。「生きる」ことに未練はないけど、そんなに早く死ぬわけでもないだろうから…一番執着してるのは、とにかく寝ているうちに死にたいってことかな(笑)。ポックリと突然死がいいんだけど、そういうわけにもいかねえのかな…?――「これをやり遂げねば」という思いよりも、生きている限り、やるべき次の仕事があり、その仕事をこなしていくというスタンスだという。北野監督:うん、そうだな。いま働いている流れから見て、次にこんな仕事で、その次はこうなって…と予想しながら動いてるところはあるけど、あまり狂いはないしね。TVの仕事、役者の仕事、監督の仕事は多分、いままで通りのペースでやっていくことになると思うんだよね。だけど、その間にポックリ病気になって死ぬかもしれないけど、なるたけ闘病生活は短くしたいなって。まあ自分で死ぬわけにもいかないしね、ポックリと突然死んだら運がいいなおれって思うけど(笑)。――そうした仕事と死へのスタンスはいつの頃からどうやって生まれたものなのだろうか?北野監督:それこそ中学生くらいの頃の何をやっていいかが分からない頃が一番、死ぬのが怖かったんだよね、おれは。「まだ何もやってないのに死ぬのイヤだな」、「なんかやりたい」って。でもそのとき考えたら、野球が好きでもプロになるほどの体力もセンスもないし、頭も良くないどうしよう?このままおれ死ぬのか?イヤだなって思ってたけど、運よく浅草なんかに紛れ込んで、実はお笑いなんて、あまり好きな仕事じゃなかったんだけど、それでも周り見て「おれの方が面白いよな」って気持ちもあって…。そのレールに乗っちゃったらしょうがないかっていう感じでここまで来たのかな?手は抜かないでやって来たつもりなんだけどね。まあそうやって、ベクトルが決まったら、あんまりねじ曲がらないしね。これからミュージシャンになるって言ったってできないけど、映画やTVを続けるなら、よほど体が悪くなってやめない限り、そのままやってってパタッと死ねばいいなって思ってるね。藤:僕はね、ここ何年か前からなんだけど、基準があってね。「桜」なんです。「来年の桜を見られるか見られないか?」――それを基準にして、次に桜を見るまでに、できれば映画で1本、いいのをやりたいって。ただそれだけ思ってるんです。だからいま、ちょうど「今年も何とかまた桜が見られたな」という気持ちでいるんです。じゃあ、また来年まで…と言っても、こちらは役をいただけるのを待つ身なんですけどね。きっかけ?いや、自然とね、67~68歳あたりからそういう風に考え始めたんだね。「あぁ、今年も桜が見られたな」って、ふとそう思ったんですよ。――「生涯現役」というこちらの言葉に、藤さんは「そんな大層なことじゃないね。引退なんて考えたこともないし、“引退宣言”をするような、それほどの役者じゃないしね」と洒脱に笑う。藤:役者って仕事に面白味を少し感じるようになったのは30代の半ばくらいかな…。そこからは変わらないんですよ、新鮮さもやりがいも。そこから40年くらいずっと。ホントにそうなんです。飽きる?飽きるほど仕事してないからね(笑)。いまじゃ年に映画を5本も6本も撮ることないし、せいぜい1本か2本でしょ。その程度なら飽きないです。だからまた、来年も桜が見られるかな?って気持ちですね(笑)。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月25日●キャスティングは思惑通り北野武監督が『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)の次に手がけたのは、「ジジイが最高!!」というコピーがついた、痛快な人間ドラマ『龍三と七人の子分たち』だ。藤竜也を筆頭に、平均年齢73歳のベテラン8人の俳優陣が、個性を炸裂させ、大暴れする勇姿がたまらない。藤が演じるのは、その昔"鬼の龍三"と恐れられた強面の男だ。龍三が七人の子分と共に、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売で荒稼ぎをしている若手の詐欺グループに物申す!本作は、コントのように軽妙な会話劇をふんだんに取り入れたり、度肝を抜くようなカーチェイスなどのアクションがあったりと、一筋縄ではいかない娯楽作に仕上がった。北野武監督と、藤竜也にインタビューし、気になる撮影裏話について聞いた。――本作の脚本には、漫才の掛け合いのような会話劇が散りばめられています。北野監督は、どんな点に工夫をされましたか?北野武監督「今回のは、漫才の台本を書くようなもので、いつもやっていることだったけど、問題は役者たちがこの通りにこなしてくれるかどうかだった。漫才はタイミングが大事だけど、映画は編集で流れを作れるので、コメディアンじゃない人の方が合うと思った。コメディアンがやったら絶対面白くならないから、キャスティングはちゃんと演技の上手い人を呼んでくれとお願いした。そういう面では、思惑どおり。ゲラゲラ笑えるのは、笑わせるのが本職じゃない俳優さんたちだからだ」――藤さんは、今回かなりチャレンジングな役どころだったと思います。衝撃的なシーンもありましたが演じるにあたり、抵抗はなかったですか?藤竜也「全然なかったです。やっぱり、スケベなんですよ。ああいう思い切ったシーンを、実はやってみたかったんです。なかなかありませんから、今回は楽しんでやれました。ただ、僕は笑わせるような芝居はできませんからね。監督が『普通にやってくれればいい』とおっしゃっていただいたので、じゃあ、あとは料理してもらうだけだと思いました」――そば屋で賭けをするシーンでの、藤さんと近藤正臣さんとの掛け合いが、実に愉快でした。北野監督「藤さんと近藤さんの芝居は、客観的に見るとコントなんだけど、本人たちには、一生懸命、賭け事をやってくださいとだけ言ったんです。それがはた目で見るとめちゃくちゃマヌケで、映像で見るとすごく笑える」藤「近藤さんとは、テレビで一緒にやったことがあって、わりと気心が知れているんです。でも、『もう1回!』なんて言ったら失礼だから、けっこう気を張ってやっていました。あのシーンでは、わけがわからないけど、本当に若いのをぶん殴りたくなっていきました(笑)。ものすごくテンションが上がったんです」北野監督「初期の台本には、そば屋のネタ以外もいろいろとあったんだけど、いっぱい削ったんだ。たとえば犬が来て、オスかメスかを当てるってことで、犬が逃げた瞬間、2人で追いかけていって、タマのあるなしを確認するとか。でも、最近、野良犬ってあんまりいないし、散歩している犬を押さえつけるのも動物愛護協会に怒られるなあと。他にも、歩いてくる女の人の年を当てるとか。身分証明書を見せろというのもちょっとなあと(苦笑)。それで、そば屋の話を何個か重ねることにした」●笑いも演技も一発勝負――お二人は、初タッグとなりましたが、一緒に仕事をされてみて、意外だったと新鮮に感じた点を教えてください。北野監督「藤さんは本当に真面目な人ですね。役者だなあと。セリフは完璧に覚えてくるし、与えられた役への取り組み方がすごい。まあ、今回はあまり役を作ってこなくていいですとは言いましたが。藤さんは、あまりお笑いをやっていないと言うけど、表情がいいんですよ。ニヤっと笑う顔とかがおかしくてね。ちゃんと芝居をされているんです」藤「僕は、監督からすごくいろんなものを引き出されました。監督は吸血鬼ですから(笑)。料理人でいえば、ものすごい料理人だと思います。仮に僕が魚だったとしましょう。刺し身だとすると、新鮮なうちにすっと切って、ぱっと食ってくれるんです。べたべたやられたら、刺し身の鮮度なんかグチャグチャになって、旨くないんですよ。パワーがあって、いちばんいいところをぱっと撮ってくれて、それを使ってくれるんです。撮影も速いし、ありがたかったです。北野監督作をずっと拝見して、俳優がみんな良い理由がわかりました。みんな、いつもと違う感じがして、異様にパワーがある。たぶん同じように撮られているんでしょうね」北野監督「自分の撮り方としては、ドライ、本番なんですよ。どうせ役者さんは台本を読んできているわけだから、何回もやると飽きるでしょ。自分もテレビ局へ行って『ネタを見せてください』と言われると、冗談言うなと怒るもん。知っている人の前で2回も回されても、笑うかよって。笑いも演技も一発勝負です。失敗したらもう一回やってもらうだけ」――平均年齢73歳というベテラン俳優さんたちの現場で、北野監督が苦労された点は?北野監督「役者さんたちは、すごい経歴の人ばかり。でも、脳と肉体の衰えはちょっとだけ出る時があるんです。おいらもそうだけど、あるセリフだけが引っかかったり、出ないことがある。そういう時は、完全に台本を読んでいいから気軽にやってくださいと、カンペを作った。でも、そしたら、字が読めないと言われて困っちゃって(笑)。だんだん字がでかくなっていったら、今度はそれを読むから、目が泳ぎ出しちゃって、寄りの画が撮れなくなっちゃった。また、用意スタートが聞こえない役者さんもいたな。芝居をやりだしたら上手いんだけど、肉体的なものはしょうがないね」――藤さんたちは、同世代の方々との競演でしたが、ライバル意識などはみなさんもっていたのでしょうか?藤「それはありました。まあ、喧嘩したってしょうがないけど、いつも緊張感がありました。みんな一生懸命やるので、ギラギラしていたんです。長いシーンなどもあって、構えてないといけなかったから。もちろん、たまにはくだらない話をしたりもしていましたが、みんな猟犬みたいな感じでした」北野監督「メンバーが揃うと、みんな役者根性が出てくるからね。負けたくないという思いはあったんだろうな。でも、面白かったのが、補聴器をつけている1人が、『実は僕、これをつけているんです』と外してテーブルに置いたら、もう1人が『僕もです』と言って、同じく補聴器を置いて。2人とも置くから、お互いの声が聞こえなくて、話にならなかったこともあったみたい(笑)」●CGは、張り出したカメラを消したぐらいで、他は一切使ってない――ダイナミックなバスのカーチェイスシーンも見応えがありました。現場はいかがでしたか?北野監督「よくあそこ、貸してくれたなあと。前の日からセットを組んで、1回壊してから、もう1回立て直したりしたんだ。CGは、張り出したカメラを消したぐらいで、他は一切使ってない。あのシーンでは、龍三と子分たちが、乗らなくてもいいのにみんなバスに乗っちゃっていたんだけど、スタントマンの運転手は、腕の見せどころだからガンガンやる。みんなふらふらになっちゃったね(笑)」藤「実際、撮影現場はすごく迫力がありました。あの狭いところを壊しながら撮っていくんです。モンスターみたいなものですよ。みんながエキサイトしていました。ああ、北野組をやっているんだというワクワク感があって、ノッていました。けっこうすごかったけど、内心、はしゃいでいたんです」――本作で、北野監督は17作目となりました。本作での手応えについて聞かせてください。北野監督「映画界は今、不遇というか良い時代じゃない。冒険させてくれないし、冒険したとしても、当たらなければしょうがない。『アウトレイジ』のようなギャング映画ばっかりをやっているのは嫌だし。また、『龍三~』が当たれば、パート2ができるわけで、今度は、龍三が刑務所を出てきたところから始まるけど、おじいさんたちは入れ替えたっていいし、組を作って、老人同士の戦いになっても面白いなあと。違うところへ殴りこんじゃって『あれ? 誰もいねえ。道、間違えてねえか?』と言って、老人たちが徘徊するというのもいいね(笑)」本作で初タッグとなった、北野武監督と藤竜也は、互いに充実感あふれる表情で、現場について饒舌に語ってくれた。とにかく、本作のジジイたち、クールすぎ! 本作を観れば、ジジイパワーにノックアウトされ、清々しい気分で劇場を出ることになるだろう。『龍三と七人の子分たち』は、4月25日(土)より全国公開。
2015年04月24日北野武監督が4月14日(火)、都内で行われた最新作『龍三と七人の子分たち』の完成披露試写会に出席し、平均年齢70歳を超えるベテラン俳優たちを率いた現場の苦労を告白。さらに“予測不可能”な舞台挨拶にさすがの北野監督もタジタジだった。この日は北野監督をはじめ、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子という豪華キャスト陣がズラリ。北野監督は「今日まで皆さんが生きていてくれて、本当に良かった。もしや舞台挨拶が“黙とう”で始まるんじゃないかと怖かった」とまずは毒舌挨拶。早くも続編に意欲を見せ「タイトルは『龍三と七人の幽霊たち』で決まり」と笑いを誘った。とはいえ、現場では苦労も多かったようで「本番の『よーい、スタート!』のかけ声が聞こえなくて、『えっ?』って聞き返す人がいた」「カンペが見えないって言うから、巨大なのを作ったけど、今度はそれをまじまじと見つめちゃって、カンペがバレバレ…」「衣装のまま、家に帰っちゃう人もいたし、衣装さんをずっと口説いているおじいさんもいた」とお手上げ状態だったのだとか。さらに舞台挨拶では「誰かがしゃべれば、誰かが話をさえぎる」「順番を無視して、挨拶を始めてしまう」というジジイ特有(!?)の場面も多々あり、これには北野監督もタジタジ。その分、本作の楽しい魅力が伝わる舞台挨拶となった。映画は元組長の龍三親分(藤さん)がかつての仲間を呼び寄せて、自分をだましたオレオレ詐欺集団の若者を成敗するコメディタッチのエンターテインメント作品。「金無し、先無し、怖いモノなし」な平均年齢72歳の“ジジイ”たちが世直しに奮闘する姿が、激シブかつ愛らしく描かれている。北野監督と初タッグを組んだ藤さんは、「人生を深く考えるような映画じゃないので、笑いのスイッチを入れて楽しんでもらえれば」とアピール。中尾さんは『アウトレイジ ビヨンド』に続く北野組参戦で、「今日はまるで養老院にいるみたい(笑)。撮影中も話題にあがるのは年金と病気、誰が死んだって話ばかり」と楽しげにふり返っていた。『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月14日映画監督の北野武が、13日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』(毎週月曜22:00~、13日は22:15~)で、「監督は役者に関わってはいけない」との持論を展開した。今回、「BISTROSMAP」のコーナーに、映画『龍三と七人の子分たち』(4月25日公開)の北野武監督と、出演者の藤竜也、中尾彬、安田顕、萬田久子が登場。北野監督の現場での様子について中尾と藤が「不愛想」「日本一不愛想」と明かし、監督自身も「一言も口きいてないのよ」と語った。中居正広が「何でコミュニケーションとらないんですか?」と聞くと、「それが一番ダメなんだよ。監督と役者のコミュニケーションなんてやるから、間抜けな映画撮っちゃう」と北野監督。「擁するに、役者に関わっちゃいけないの。常に客観的に」と続け、「食事したり酒飲んだりすると、情が出るでしょ。そうしたら冷静にその役者を見れなくなるから」と説明した。萬田も「本当に目を合わせてくださらない」「武さんのお声を聞いたことがなかった」と現場の様子を告白。北野監督は、テントの中にこもってモニターをチェックし、何かあったら助監督を通して指示をしていたという。それでも、「不愛想なんですけど救いもあるんですよ」と藤。「時々、よっぽど気に入った時に、"天の岩戸"から出てきて、おもしろかったよって。そのインパクト!」と語った。北野監督はまた、「お笑い出身だから、一発OKにしたいのよ。2回目、3回目と重ねるたびに新鮮さがなくなって」との考えも明かした。
2015年04月14日引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題のガキどもをこらしめる北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』。このほど、本作が愛知県警察の防犯ポスターに活用されることが分かった。本作の主人公は、引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らは、普通のジジイに収まれるはずもなく、毎日くすぶっている。ある日、オレオレ詐欺にひっかかってしまった元組長の龍三(藤竜也)。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がる!前作『アウトレイジビヨンド』とはうってかわって、コメディ路線全開の“ジジイ大暴れエンタテインメント”が期待できる本作。しかしながら、本作はコメディに終始せず、オレオレ詐欺や超高齢化社会などの社会問題に対して北野監督の鋭い視線が向けられているのも特徴。そのこともあり、愛知県警察と異例のコラボレーションへと繋がったという。愛知県警察の担当者は、「防犯ポスターを通じて、一件でも振り込め詐欺被害を減らしたい」とコメント。北野武監督からも「撮影場所として、名古屋を中心に愛知県のみなさんには、ずいぶんとご協力頂いた。その上、愛知県警察に活用されるとは、ありがたいこった」と感謝の意を示した。なお、北野監督作品が警察でのキャンペーンに起用されるのは、今回が初となる。『龍三と七人の子分たち』は4月25日(土) より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月08日サンヨー食品が2011年から公式スポンサーを務めるINAC神戸 レオネッサは5日、なでしこリーグ2015ホーム開幕戦をノエビアスタジアム神戸で行い、試合後に大野選手、川澄選手、仲田選手らによる「サッポロ一番はじめます。」宣言が行われた。「サッポロ一番はじめます。」はサッポロ一番のラーメンを使ったアレンジレシピ作りをする取り組みのこと。尚、試合は3対0でINAC神戸が岡山湯郷Belleに勝利している。本開幕戦では、選手と一緒にピッチに入場するエスコートキッズが「サッポロ一番はじめます。」オリジナルTシャツを着用。“「サッポロ一番はじめます。」宣言”の後はサインボールの代わりに特製エプロンをスタジアム観戦席へ投げ込み、試合会場来場者先着1,000名に「サッポロ一番」とINAC神戸の選手が挑戦したラーメンアレンジレシピを配布するなど「サッポロ一番はじめます。スペシャルマッチ」と位置づけられていた。サンヨー食品によるスポンサードも4年目となり、「サッポロ一番」をより身近に感じるようになった選手たちが自ら商品をおすすめするメッセンジャーへの昇格を志願したという。具体的な活動として、まずは「サッポロ一番」を使った手軽で美味しいアレンジレシピに挑戦する。「サッポロ一番はじめます。」Facebookページでは選手たちが週替わりでアレンジレシピを紹介。季節の食材に合わせたメニューや焼きラーメン、夏場の冷やしラーメンなど栄養面だけではなく見た目の可愛らしさも意識した女性アスリートらしいレシピがアップされる予定とのこと。公式Facebookページでは、実際に調理し奮闘する選手たちの姿や、できあがった料理を選手みんなで楽しそうに食べている様子を見ることができる。またレシピの詳細は、レシピサイト「クックパッド」でも順次紹介される。同様の取り組みとして、INAC神戸の仲田歩夢選手・増矢理花選手・齋藤夏美選手がアレンジレシピとして選んだ「サッポロ一番 カレーラーメン」が発売される。仲田選手は「具がたっぷりの見た目も栄養面も満足できるオリジナルラーメンになったと思います。特製スパイスが付いていてお好みの辛さに調整できるのがいいですね」とコメントしている。
2015年04月06日北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』(4月25日公開)の特別映像が26日、公開された。本作の主役である個性豊かな"ジジイ"たちのキャラクターの魅力が詰まった映像となっている。本作は、元暴走族の京浜連合と因縁の関係となった元ヤクザの龍三(藤竜也)が、かつての仲間を集め、龍三や子分の家族を巻き込んだ一大騒動へと発展するというストーリー。今回公開された2分半の特別映像は『俺たちに明日なんかいらない! ジジイが最高スペシャル』と題され、藤をはじめとする平均年齢72歳というベテラン俳優陣が演じる、ジジイたちのチャーミングな姿をはじめ、路線バスが爆走するカーアクションや、セスナ機の登場など、スクリーン狭しと大暴れするシーンが収められている。また、ジジイ一人ひとりのキャラクターも丁寧に紹介。かつては"鬼の龍三"と恐れられた大親分だったものの、現在は家族に煙たらがられ、オレオレ詐欺に引っかかってしまうという藤演じる龍三親分を筆頭に、丁半ばくちが大好きな若頭のマサ(近藤正臣)、寸借詐欺を図るはばかりのモキチ(中尾彬)、震える手で銃を乱射する早撃ちのマック(品田徹)など、8人の個性的なキャラクターが一気に分かる内容となっている。本編の試写後に行ったアンケートによると、20代以下の若者からの満足度が高く、彼らのジジイたちへの支持は80%以上を記録。今回の特別映像では、そんな若者たちからの「おじいちゃん超可愛い!」「ジジイ個性強すぎw」といったコメントも紹介されている。(C)2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年03月26日引退した“元ヤクザのジジイたち”VSオレオレ詐欺&悪徳訪問販売の“ガキども”の対決を描く、北野武監督の17作目となる最新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』が4月25日より劇場公開となる。このほど、本作の公開まで8週連続で配信されているWEBマガジン「週刊 龍三セブン」の第4号に、「三代目J SOUL BROTHERS」のリーダーで、大の北野作品ファンというNAOTOが登場していることが分かった。本作は、かつては“鬼の龍三”と恐れられた親分・龍三(藤竜也)を始めとする引退した元ヤクザのジジイたちが、オレオレ詐欺や悪徳訪問販売でやりたい放題の最近のガキどもと対決する、気分爽快まちがいなしの“ジジイ大暴れエンタテインメント”。藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹ら平均年齢72歳(※公開発表時)の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進む本作は、試写アンケート結果ではどの世代よりも20代以下の若者からの満足度が高く、女性層からも「おじいちゃん、可愛い!」という声が聞かれるなど、世代・性別を超えて楽しめると話題に。その公開に先駆けたWEBマガジン「週刊 龍三セブン」では、毎回各界の著名人を迎え、本作の見どころを語るロングインタビューと、本作に登場する大暴れジジイ8人を毎週1人ずつ大フィーチャーする“今週のカバージジイ”を毎週配信しており、好評を博している。前回の第三号まで、ビートたけしのものまねでも人気の松村邦洋、「テラスハウス」の今井華、「百獣の王」こと武井壮がインタビューゲストとして登場。そして第四号となる今回は、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのダンス&ボーカルユニットのリーダーとしてのアーティスト活動のみならず、俳優としても活躍の場を広げる「三代目J SOUL BROTHERS」のNAOTOが、本作の魅力を熱く語る。『その男凶暴につき』や『ソナチネ』など、初期作品からほとんどの北野作品を観ているというNAOTOさんは、前作までとは全く異なるコメディタッチのエンターテイメントとなった本作について、「もうゲラゲラ笑わせてもらいました。でも、笑いだけじゃない、現代社会に対する風刺も込められていて、全編通して何が起こるか本当に分からない極上のエンターテイメントですね!」と大絶賛。さらに、藤さん演じる龍三親分ほか大暴れジジイたちについては、「パワフルなおじいちゃんたちの青春、生き様を目に焼き付けてほしいですね。たくさん笑えて、日本を元気にしてくれる映画だと思います」と語り、「みんなかっこよくてチャーミングだから、僕もそんなジジイになりたいと思います!」と、“ジジイたち”への憧れを感じた様子。特に、映画『サクラサク』(’14)で共演した経験もある藤さんには「激かっこいい!渋すぎます!」と心酔、「自ら役にアプローチしていく姿勢が本当にかっこ良くて、すべてにおいて勉強になりました」と、その徹底した役作りへのリスペクトを明かし、「スクリーンに映っている藤さんはさらに輝きまくっています。圧倒されました」と語っている。また、インタビューと並行して毎週1人ずつジジイを徹底紹介する“今週のカバージジイ”は、NAOTOさんが「めちゃくちゃ面白かった!お気に入りのキャラクター」としてあげた、プルプル震えた手で拳銃をかまえる「早撃ちのマック」(品川徹)を紹介。ほかにも未発表情報が盛りだくさんのWEBマガジンで、本作をいっそう楽しめることになりそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年03月23日シンガーソングライターの北野里沙が、6月13日(土)に東京・よみうり大手町ホールで「北野里沙コンサート~母からの手紙~」を開催する。同公演に向けて、ぴあのインタビューに答えてくれた。【チケット情報はこちら】北野は昨年9月に、6月の公演のサブタイトルにもなっているシングル『母からの手紙』でメジャーデビュー。「CDをリリースするまではその事で頭がいっぱいでしたね。発売してからはインストアライブなどを行い、今年に入ってからはミュージカルにも出演させていただきました。そのミュージカルもCDをリリースした事がきっかけでいただいた話だったので、リリースが全ての活動に繋がっていった感じですね」と振り返った。ホールワンマンについて聞くと「私の事を見に来て下さる人の前でコンサートを行なうのは、その方々の表情を見ることができるので純粋に凄く楽しみです。サブタイトルに『母からの手紙』とつけたのは、この曲はもっともっと色々な方に広がっていって欲しいという想いがあるので、サブタイトルに入れました」と説明。続けて「歌う人、聴く人、って言う風に別れるのではなく、私のコンサートの場合は歌いたければ立ち上がって一緒に歌ってもらっても良いと思っていて。“私が歌っています!”と言う感じでカリスマっぽくライブを魅せるのも良いと思うんですが、私はお客さんに寄り添えるような歌を歌いたいとずっと思っています。それは私自身が歌に救われた経験があるから。本当であれば目線もお客さんと同じ高さで、会場を周りながら歌いたいぐらいに思っています(笑)」と語った。6月の公演の中身について聞くと「バンドにドラムを入れたりとか、曲に対してもっと親しみを持っていただくにはどうすれば良いかは考えていますね。あと、色々なジャンルの音楽をひとつのコンサートで楽しんでもらいたいなって思っています。元々色々なジャンルの架け橋になりたいと思っていて、以前、私のコンサートに来てくださったお客さんが、私が音楽を始めたきっかけがオペラの曲だったと言うのを知り、実際にクラシックやオペラに触れ合ったという話を聴いて、本当に嬉しかったんですね。こうやってワンマンをできるようになったので、私のコンサートをきっかけに色々なジャンルに触れ合ってもらいたい」と話した。今後の活動の展望について聞くと「私は365日ステージに立つ、というのが目標なので、今年出演させていただいたミュージカルもそうなんですが、ライブだけじゃなく、お客さんと触れ合える機会をもっと増やして行きたいですね。あとは今ちょうど6月のコンサートに向けて新しい曲を作っているんですが、その中でギターを弾けたら良いなと思って作った曲があるんです。なのでこれからは色々な楽器にも挑戦したいなと思っています。6月の公演でギターを皆さんの前で披露できるかはまだ分からないですが(笑)」と語った。「北野里沙コンサート~母からの手紙~」は6月13日(土)東京・よみうり大手町ホールにて。チケットは発売中。
2015年03月18日