焼酎100種類が時間無制限で飲み放題の焼酎専門店「ハベスピ(HAVESPI)」が、2016年7月8日(金)、新宿にオープンする。全国各地の焼酎・泡盛を100種類以上取り揃えた焼酎専門店「ハベスピ」。都内に4店舗を展開する人気の日本酒専門店「クランドサケマーケット」、梅酒・果実酒専門店「シュガーマーケット」を展開するリカー・イノベーションの新業態だ。入場料3,240円(税込)を事前に支払うだけで、全国各地のこだわりの焼酎を、時間無制限で自由に飲み比べできるセルフスタイルが「ハベスピ」最大の特長。定番の芋・麦・米はもちろん、トマト・紫蘇・栗など、一風変わった原料を使った焼酎・泡盛も用意されている。また、焼酎を自在にアレンジできるよう、ソーダや氷が取り出せるセルフバーカウンターも設置されており、レモンやライムなどのカクテル用のトッピング材料を無料で使用する事が可能。無料の割り材とシェイカーを使ってオリジナルのカクテルを作るのも盛り上がりそう。さらに、料理の持ち込み(無料)・買い出しやデリバリーも自由となっているので、焼酎に合うフードを持ち寄って合わせて楽しみたいところだ。【店舗情報】ハベスピ(HAVESPI)オープン日:2016年7月8日(金)住所:東京都新宿 3-9-9 新宿ワタセイ・タマビル 6階営業時間:平日 17:00〜23:00(22:00 L.O.)、土日祝 (22:00 L.O.)TEL:未定(※5月31日時点)定休日:年中無休席数:60席
2016年06月03日焼きたてチーズタルト専門店パブロ(PABLO)より、沖縄限定のチーズタルトをイメージした「PABLOアイス 紅芋チーズタルト」が登場。2016年4月19日(火)より全国のコンビニエンスストアにて発売される。紅芋アイス部分には、沖縄県特産品の紅芋を使用して、より忠実に味を再現。“焼きたてチーズタルト”に使っているクリームチーズを使用し、紅芋部分に生クリームを隠し味に混ぜ込むことで、ほんのり甘いなめらかな仕上がりに。濃厚な紅芋とチーズの味わいが堪能できる一品だ。【商品詳細】PABLOアイス 紅芋チーズタルト発売日:2016年4月19日(火)発売場所:全国のコンビニエンスストア価格:180円+税【問い合わせ先】赤城乳業株式会社TEL:0120-571-591※お客様相談室(9:00~18:00 日曜日を除く)
2016年04月15日フードライターとして活躍している平野紗季子さんが、オススメの飲食店を紹介してくれました。教えてくれたのは『加藤けんぴ店』の芋けんぴと、日本人の本能をくすぐるあの黄金コンビです。* **世の中には非常に輝かしいけれども毎日は食べられない、という味があれば、気づけば隅っこからじわじわ日々を支えてくれるような味もある。物珍しいカラフル横文字スイーツが前者なら、地味な茶色系おやつは後者。そしてそんな地味おやつの一員こと芋けんぴを主役に店を開いたのが加藤晶夫さん。昨年10月に東京・国分寺に誕生した『加藤けんぴ店』はその名の通り芋けんぴの専門店で、なんともじわじわくる良さがある。加藤さんが5年の歳月をかけてマニアックに追求してきた芋けんぴは、芋の品種によって揚げ方・切り方・味つけを変え、芋の個性を生かすことに尽力した一級品。かみしめるほどに広がる芋の味わい深さに食べる手が止まらないのは本能だと思う。芋けんぴの脇を固めるのは、おにぎりにお味噌汁、という日本人のDNAに刻み込まれたスタンダードコンビ。昔ながらの鉄の羽釜で炊き上げるお米は、甘さがあって冷めても美味しい。店の畳敷きの小上がりでおにぎりを食べ、一番出汁の効いたお味噌汁を飲み、芋けんぴをガシガシやっていると、もうこのままごろんと横になりたくなるような実家マインドが醸成される。この平穏さ、じわじわ愛しい。息のつまる日々の中にこんな時間が一点でも存在すれば、それだけで救われる思いがする。◇左から、特製ツナマヨおにぎり(¥200)にプチプチ嬉しい玄米塩にぎり(¥180)。お味噌汁(¥180)の具は日替わり。けんぴは各種パック売りで販売(1パック¥320~)。けんぴもおにぎりも日によっては売り切れてしまうことも。全種から吟味したい場合は朝の来店がおすすめです。◇加藤けんぴ店東京都国分寺市東元町2‐18‐16吉野ビル103TEL:042・312・23707:00~10:00、12:00~17:00(土・祝日11:00~18:00)日・月曜休◇ひらの・さきこ1991年生まれ。フードライター。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)。※『anan』2016年1月13日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子
2016年01月12日洋菓子ブランド「シーキューブ」を展開するシュゼットは12月11日より、「安納芋のチーズケーキ」を「山形屋」(鹿児島県鹿児島市)ならびに全国の「シーキューブ」24店舗にて期間限定で販売する。○焼き芋のような食感の「安納芋クリーム」同商品は、製菓のプロを対象に開催されている「BUKO クリームチーズ コンテスト 2015」において、今年のテーマである「マイローカル・スイーツ」のもと、同社商品開発課の西山未来シェフが出品し、優勝した作品をアレンジした。特徴は、デンマークで育った牛の生乳から作られた「BUKO」のナチュラルクリームチーズで作られたチーズムースと、安納芋のペーストとメレンゲを合わせた「安納芋クリーム」によるケーキ。チーズムースの中には、オレンジのコンフィを隠し味として加えている。価格は497円(税込)となる。販売期間は、12月11日から1月31日までで、12月22日から25日は販売を中止する。販売店舗は、鹿児島県鹿児島市の「山形屋」にて12月13日までの3日間限定。そのほか、全国の「シーキューブ」24店舗で期間中販売する。
2015年11月27日南九州酒販はこのほど、「本格焼酎に関する調査2015」の結果を発表した。調査は9月30日~10月5日、全国の20歳~59歳で月に1回以上焼酎を飲む男女1,000名(男女各500名)を対象に、インターネットで行われた。○「じっくり語らう飲み」では焼酎をチョイスシチュエーション別に、焼酎をメインで飲みたいか聞いたところ、「じっくりと語らう飲み」では72.8%が「そう思う(非常にそう思う+ ややそう思う)」と回答。同様に、「男子会/女子会」では47.0%、「同窓会」では41.8%となり、腰を落ち着けて友人や仲間とじっくり語らうようなお酒の席では焼酎を楽しみたいと思っている人が多いことがわかった。○女性3人に1人が「初デートから焼酎」を…続いて、複数のデートのシチュエーションを提示し、焼酎を楽しみたいか聞いたところ、「好きな人(異性)とは、初デートから」では32.5%、「両思いの人(異性)とのデートで」では48.7%、「好きな人(異性)との家飲みで」では57.3%が「そう思う(計)」と回答した。男女別にみると、デートで焼酎を楽しみたいと思っているのは焼酎男子より焼酎女子のようで、「そう思う(計)」は女性では「好きな人(異性)とは、初デートから」は33.2%、「両思いの人(異性)とのデートで」は53.8%と半数を超え、「好きな人(異性)との家飲みで」は62.6%と6割以上にのぼった。○焼酎デートをしたいと思う芸能人ランキング焼酎デートをしたいと思う芸能人を聞いたところ、男性では1位「石原さとみ(29人)」、2位「綾瀬はるか(12人)」、3位は「小泉今日子」「上戸彩」「新垣結衣」(いずれも10人)の3名が並んだ。女性では、「福山雅治(81人)」がダントツ1位となり、次いで2位「竹野内豊(15人)」、3位「西島秀俊(12人)」、4位「佐々木蔵之介」と「中居正広」(いずれも10人)と続いた。続いて、焼酎を楽しむ同性の飲み会(男性の場合は男子会、女性の場合は女子会)に参加してほしいと思う芸能人についても尋ねた結果、男性では、「福山雅治(67人)」が、2位の「タモリ(15人)」や3位の「明石家さんま(14人)」に大差をつけてトップに。女性では、1位「天海祐希(44人)」、2位「いとうあさこ(27人)」、3位「大久保佳代子(26人)」となった。最後に、焼酎を一緒に飲みながら人生相談をしたいと思う歴史上の人物を尋ねたところ、1位は「坂本龍馬(192人)」、2位「織田信長(179人)」、3位「西郷隆盛(68人)」がTOP3に。また、焼酎を一緒に飲みながら人生相談をしたいと思う芸能人についても聞いたところ、1位「マツコ・デラックス(102人)」、2位「タモリ(73人)」、3位「福山雅治(45人)」が上位に並んだ。
2015年10月28日秋になり、あたたかい食事がおいしい季節になりましたね。そんな季節にぴったりな「芋炊き」をご存知ですか?先日も、愛媛県大洲市で「日本三大いもたきサミット」が行なわれましたが、全国さまざまな地域で食べられている郷土食なのです。■1:河原で宴会する愛媛の芋炊き愛媛県大洲市が発祥といわれ、現在では愛媛県の各地で行なわれている芋炊き。河原で食べる光景は愛媛の秋の風物詩です。愛媛県のなかでも南予といわれる地域で特によく食べられます。新芋を神様に供え、豊作を感謝したことが起源といわれています。河原だけではなく、秋になると家庭でも芋炊きを食べるそうです。愛媛の芋炊きは里芋とこんにゃく、鶏肉、きのこ、油揚げなどが基本ですが、地域によって川ガニ、タコやじゃこ天が入ったりといろいろ。そして味は甘めの醤油ベースのスープです。■2:直径6mの大鍋でつくる芋煮を食べる祭りがある山形山形県では「芋煮」と呼ばれ、愛媛と同様、秋になると河原で食べます。舟運に関わる商人や船頭が荷揚げや風待ちの間につくって食べたことがはじまりだとか。山形の芋煮発祥の地といわれているのは中山町です。この町の最上川せせらぎ公園には、なんと「いも煮広場」があるというからビックリ。さらに驚きなのは、山形では直径6mの大鍋でつくった約3万食の芋煮が振る舞われる「日本一の芋煮会フェスティバル」が27年間も開催されていること。想像できない大きさですね。山形の芋煮は牛肉が入っていることが特徴です。でもこれは昔からのことではなく、昭和に入ってからの習慣。なお山形でも、地域によって具材などは少しずつ違うそうです。■3:小鯛が入る島根の芋煮島根県西部の津和野町の郷土料理である芋煮は、あぶった小鯛が入ります。四方を山で囲まれた地域ですが魚の行商ルートが発達していて、古くから栄えた土地であったため日常的に海の幸が手に入ったのだとか。芋煮の時期になると地域のお店ではあぶった小鯛が売られ、季節を感じられる光景となります。小鯛ではなく、鯖を使う場合もあるそうです。さらに特徴的なのは、他の2つの地域の芋煮と違って具材がシンプルなこと。里芋とあぶった小鯛だけで、塩とうす口醤油、みりんで味を整えたら柚子を散らして完成です。また津和野の笹山地区の里芋はキメの細かさとコシの強さがバツグン。そんなこともあり、津和野の芋煮は郷土料理になったのですね。メインの里芋が絶品の津和野の芋煮、一度食べてみたいものです。*涼しくなったこの季節、「懐かしい!」と思った方もはじめて聞いた方も、あたたかい芋煮を楽しんでみてはいかがでしょうか。(文/料理家・まつながなお)【参考】※【告知】日本三大いもたきサミットinおおずを開催!(9月26日(土曜日))-大洲市ホームページ
2015年10月03日リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区)は9月1日から10月31日まで、「ガーデンラウンジ」と「メリッサ」にて秋の味覚を代表する芋、栗、かぼちゃをテーマに「芋栗南京(いもくりなんきん)フェア」を展開する。なお、商品により販売期間が異なる。○優しい甘さを味わう実りの秋、「芋栗南京フェア」開催「ガーデンラウンジ」では、昨年人気を博したモンブランケーキのセットが、今年は栗、かぼちゃ、紫芋を素材に「3種の芋栗南京モンブランプレート」となって登場。渋皮付きの栗の甘露煮を使用した、同ホテルの秋スイーツの定番である「栗名月」のほか、アーモンドの香ばしさが特徴の、マカロン生地に似た「シュクセ」を土台にしたかぼちゃのモンブラン、軽い食感のメレンゲ生地とともに楽しめる紫芋のモンブランをワンプレートにセットした。それぞれ、甘く煮た芋やかぼちゃなどが入っており、異なる3つの味を食べ比べできるのが魅力となる。コーヒーまたは紅茶付きで、2,376円(税込)。そのほか、栗のテイストをふんだんに取り入れた「マロンパフェ」(2,258円・税込)や、やさしい甘みがスイーツに向くかぼちゃを使用した「かぼちゃプリン メープルシロップ添え」(2,239円・税込)、「かぼちゃのザクザクミルフィーユ ソフトクリーム添え」(2,258円・税込)を用意する。いずれもコーヒーまたは紅茶付きとなる。販売期間は、すべて9月1日~10月31日。「メリッサ」では、2006年の初登場以来、秋の名品として人気のモンブラン「栗名月」のほか、人気のロールケーキの栗バージョンなどのスイーツを用意する。「栗名月」は、渋皮付きの甘露煮を丸ごと1個、生クリームで包み込み、さらにスポンジの上を国産栗のペーストでデコレートしたリッチなモンブラン。価格は850円(税込)。販売期間は、9月1日~10月31日。「栗のロールケーキ」は、砕いた栗の甘露煮と栗のクリームを、コーヒーのスポンジ生地で巻きこむロールケーキ。価格は450円(税込)。販売期間は、9月1日~30日。また、「ガーデンラウンジ」で提供する「3種の芋栗南京モンブランプレート」はテイクアウト商品としても販売。価格は1,200円(税込)。販売期間は、9月1日~10月31日。
2015年08月13日オエノングループの秋田県発酵工業は8月24日、秋田県の老舗うどん店「佐藤養助商店」と共同開発した焼酎「稲庭うどん焼酎 佐藤養助」を発売する。同商品は、秋田県を代表する名産品「稲庭うどん」を原料とした乙類焼酎。焼酎や日本酒の製造・販売を行っている秋田県発酵工業が、150年以上にわたって伝統の製法を守り続けている老舗うどん店「佐藤養助商店」と共同開発した。うどんを作る工程で働いた酵母が焼酎の発酵にも関与することで、うどんの粉を思わせるような香ばしい香りとうまみ、ふくらみのある豊かな味わいが感じられるという。価格は税別1,500円(720ml)。
2015年08月07日メルシャンは、ワイン部門の研究成果を活かし、オレンジ系さつまいも「ハマコマチ」を使用して開発した本格焼酎「浅黄(うすき)うさぎ」を7月7日より全国で発売する。価格はオープン。2010年、芋焼酎は素材別で長く1位だった麦焼酎の販売ボリュームを超え、その後も好調に推移。こうした芋焼酎好調の市況を受け、同社の本格焼酎製造蔵である八代不知火蔵では、焼酎の魅力を広げる新しい芋焼酎の開発を目指し、2012年に「八代不知火蔵芋焼酎プロジェクト」を始動した。“芋に触れ、芋を知る”という考えのもと、まず始めに八代工場敷地内に小規模畑を開園。ブドウ栽培で培った経験を元に、定期的に芋を掘り出し、その成長度合いや成分組成の確認を行いながら、同社の求める品質に合致した収穫時期の見極めと麹原料の組み合わせの工夫により、新たな香味特徴を持った商品を開発したという。同商品は、オレンジ系さつまいもの「ハマコマチ」を使用し、収穫時期の調整や麹原料の組み合わせにより、ネーブルオレンジなどの柑橘類や、マンゴーのようなトロピカルな香りと甘い口当たりに仕上げたとのこと。なお、商品名の「浅黄」とは、日本の伝統色で赤みが薄い黄色の呼称で、芋の果肉のオレンジ色を表現。また、オレンジ系さつまいもにはニンジンと同様にβカロテンが多く含まれることから、ニンジンでイメージされる「うさぎ」を名称に用いたとされる。
2015年05月15日薩摩金山蔵は3日、都内にて「薩摩焼酎金山蔵」の新商品発表会を行った。「薩摩焼酎金山蔵」は、350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞内での貯蔵と黄金麹を使用してつくられたことが特長の「唯一無二」をうたう本格焼酎だ。坑洞内は、夏19度・冬16度と年間を通して気温が一定で、紫外線による焼酎の変質を防ぐことができる湿潤な環境。焼酎香味成分の蒸発が少なく抑えられることで豊かな香りが残りやすく、結果としてまろやかで芳醇な焼酎を育むことができるという。また「薩摩焼酎金山蔵」には、同社が選んだ「黄金麹」が採用されている。「黄金麹」は、泡盛麹が黒色から白色に自然変異する過程でうまれた麹。この黄金麹で仕込むことで芋の甘みが口の中に広がる味わいと華やかさを生み出している。「金山蔵が世の中に出るまで10年。当初、黄金麹を使った焼酎を飲んだ時は「じゃじゃ馬のようだ」と思いました。扱いにくいなと。ですが手をかけ貯蔵し3年がたった時、これは薩摩焼酎を語るにふさわしい1本だと確信しました。この風合いは白・黒麹では出せない黄金麹ならではのものです」(薩摩金山蔵株式会社 代表取締役社長 濵田雄一郎氏)発表会当日は、東京南青山のイタリア料理店「リストランテ濱﨑」のオーナーシェフ・濱崎龍一氏と、日本人で初めてミシュランの星を獲得したホテルメトロポリタンエドモント統括名誉総料理長・中村勝宏氏を交えたトークセッションも開催された。「焼酎には独特の強い香りや癖があるので、実際に飲むまではフレンチを合わせるのは難しい、と思っていたんです。ですが飲んでみて考えが大きく変わりました。これまでの焼酎からは感じたことのない甘い香りが湧き立つ感じ。ソフトで甘く、カリンにも似た上品な味わいです。これなら、フランス料理にも合わせられると確信しました」(中村氏)今回、中村氏により金山蔵のために用意されたメニューがこちら(手前より)。「ロマネスコのカタローニャソース添え」「フォアグラとホロホロ鳥のパテ 赤ポルト酒風味」「砂肝のコンフィ入りキッシュのコロッケ」「バスク産チョリソーのフルーツとナッツ入りチーズロール」試飲会場では薩摩名物「さつま揚げ」も提供された。「これまでの焼酎のイメージを良い意味で大きく覆す1本だと思いました。お洒落に着飾った場所でもスマートに楽しめる印象ですね。イタリアンならリコッタやモッツアレラなど軽めのチーズにも合いそうですし、その土地の食べ物にあわせた飲み方を選んでもらってもいいと思います。お酒が弱い人もぜひストレートでゆっくり時間をかけて飲んでみてほしい」(濱崎氏)濵田社長は「中村氏による素晴らしいフレンチとのマリアージュに感動しました。日本独自の蒸留酒として築き上げられてきた焼酎文化が、ジャパニーズスピリットとして世界中に根付くよう、素晴らしい焼酎を作り続けていきたい。我々の焼酎から薩摩の志士たちの志を感じ取ってもらえたらと思います」と挨拶した。「薩摩焼酎金山蔵」は、720ml/25度/3月3日発売/小売価格3,000円。年間出荷数はわずか5000本。貯蔵する場所が限られているゆえの限定出荷だが、ぜひ味わってみてはどうだろう。
2015年03月04日大阪府大阪市北区梅田のホテルグランヴィア大阪20F宴会場で、鹿児島の焼酎、果実酒を味わえる「鹿児島焼酎祭」が開催される。開催日時は2月23日の18時30分~20時30分まで。参加費は、前売り券6,000円・当日券6,500円(税込)。○鹿児島県限定酒など33銘柄が登場同イベントでは、鹿児島限定販売の焼酎やスパークリング焼酎など、関西では珍しい33銘柄の酒を味わえる。出品されるのは焼酎が18銘柄、スパークリング焼酎&リキュール4銘柄、そのほか日本酒や梅酒、果実酒、ビール。合わせて、「牛肉の鉄板焼き」「黒豚のローストポーク」「鶏のから揚げ」「鰤王の造り・寿司」など、鹿児島県産の食材を使ったグルメも味わうことができる。そのほか、大阪を中心に全国でライブ活動をしている内三千代さんによる「島唄ライブ」も開催。鹿児島の焼酎やさつま揚げ・ホテルギフト券などが当たる「お楽しみ抽選会」も開催する。
2015年02月19日銀座のギャラリー小柳で現代美術作家の束芋による個展「束芋:息花」が開催される。期間は2月14日から4月4日まで。束芋は京都造形芸術大学の卒業制作として発表したインスタレーション『にっぽんの台所』で、キリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞を受賞。以来、アニメーションを用いた映像作品を数々の国際展に出品しており、02年に五島記念文化賞美術新人賞を、04年に京都府文化賞奨励賞を受賞。11年にはヴェネチア・ビエンナーレ日本館の代表作家に選ばれており、近年ではコンサートや伝統芸能などとのコラボレーションにも取り組んでいる。今回の個展では新作アニメーション作品『あいたいせいじょせい』が公開される。これは、人形浄瑠璃の傑作『曾根崎心中』と、吉田修一の長編小説『悪人』のストーリーを交差させたもの。それぞれのエピソードに登場するお初と徳兵衛、金子美保と清水祐一の恋愛模様を比較する中で、束芋がイメージした“もしも”の世界が展開される。アニメーションの制作にあたり、束芋はソファとテーブルをモチーフに選んだ。尚、作品のタイトルは「相対性女性」を平仮名にしたもので、このうち「相対」は男女の仲を表しながらも、江戸における心中を表す“相対死に”を連想させる。そこに男女の「性」を重ねるとともに、複雑な関係に生きる「女性」2人にスポットが当てられた。これに加え、新作ドローイング7作品も今回の個展で初めて公開される。ドローイングシリーズ「flow-wer」では、モチーフとなった花と人体の内蔵が墨と蜜蝋に着色され、艶やかに描かれた。今回の展示について束芋は「花を摘み取って切り花にすること、臓器を器にすること、ある人の人生の一部分を小説や絵、映像に描くことは、この『息花』展では同じイメージを持ち、私がお届けするのは、その切り取った一部でしかないけれど、花には根が付いていること、臓器が魂を宿して息をしていたときのこと、ある人の描かれた人生の一時期の前後に続きがあることを想像して、すべての作品を作っている」と話している。なお、2月14日には18時からオープニングレセプションを開催。束芋も来廊する予定だ。【イベント情報】「束芋:息花」会場:ギャラリー小柳住所:東京都中央区銀座1-7-5小柳ビル8階会期:2月14日から4月4日時間:11:00から19:00休館日:日・月曜日、祝日
2015年02月06日福岡県福岡市中央区天神の天神ソラリア西鉄ホテル8階で、鹿児島県内・離島を含む88蔵元が自慢の焼酎を出品する「第2回 鹿児島県産 芋焼酎・黒糖焼酎 大試飲会in FUKUOKA」が開催される。日時は2月4日13時~20時(受け付け19時)まで。料金は前売り券1,000円、当日券1,500円(全て税込)。○特製グラスと焼酎720mlプレゼント!同イベントには鹿児島県内と離島を合わせた88蔵元が出品し、700銘柄の芋焼酎や黒糖焼酎などを味わうことができる。当日は、初心者からベテランまで参加できる「利き酒チャレンジ」や、アンケートに答えると厳選焼酎が当たる抽選会、紙飛行機を的に飛ばして命中するとプレゼントがもらえる「薩摩認証マークめがけてみよう」など、各種イベントも用意している。また、12時~12時40分には、鹿児島大学客員教授・鮫島吉廣氏を講師に迎えた焼酎講座「健康を考えるなら本格焼酎」(定員100名)も行われるという。なお、来場者特典として、全員に特製グラスと焼酎720mlがプレゼントされるとのこと。
2015年02月01日霧島酒造は2015年1月21日、「本格芋焼酎白霧島(しろきりしま)」を発売する。○黒霧島、赤霧島と並ぶ霧島同商品は、同社の芋焼酎「霧島」のリニューアル商品。霧島は、同社のある宮崎県においては「白キリ」という愛称で親しまれ、全国的に販売している「黒霧島」と拮抗する出荷量になっているという。新商品では、この名前を新たに「白霧島」とし販売する。南九州のシラス台地で育ったさつまいも「黄金千貫(こがねせんがん)」と、霧島連山の地下水「霧島裂罅水(きりしまれっかすい)」で造る白麹仕込みの本格芋焼酎で、宮崎県食品開発センターが研究開発した「平成宮崎酵母」を使用することで、酵母由来の甘い香りを加えた。ラベルデザインは、従来のデザインをベースにしつつ、「白」の部分に特殊な加工を施した箔押しにすることで「白」が引き立つデザインにしたという。また、同商品のキャッチフレーズとなっている「どしっと、ほわんと」をイメージさせるキャラクターとして、大相撲第69代横綱、白鵬関をCMに起用した。容器は200ml/360mlペットボトル、900ml/1,800ml紙パック、720ml/900ml/1,800ml瓶を設定。アルコール度数は20度と25度。価格は210円(税別)~1,724円(税別)。
2014年12月12日宝酒造は11月4日、"タカラ「焼酎ハイボール」<ゆず割り<"を数量限定で発売する。○キレのある辛口とゆずの爽やかな酸味"タカラ「焼酎ハイボール」"は、昭和20年代後半の東京下町で生まれ、「チューハイ(酎ハイ)」の語源にもなったと言われる元祖焼酎ハイボールの味わいを追求した辛口チューハイ。宝焼酎をベースとしたアルコール分7%の飲みごたえと辛口の味わいに加え、甘味料ゼロや糖質80%オフ、プリン体0mgといった特徴が好評を得ているという。同商品は、"タカラ「焼酎ハイボール」"シリーズの数量限定フレーバー。キレのある辛口とゆずの爽やかな酸味が特徴とのこと。アルコール分7%、果汁分0.5%で、参考小売価格(税別)は、350ml缶が141円。500ml缶は191円。
2014年10月25日夏に飲むお酒と言えばビールを思い出す人が多いかもしれませんが、やっぱり気になるのはカロリーですよね。そこで、糖質ゼロの焼酎はいかがでしょうか。焼酎のカロリーはアルコールのカロリーなので、体脂肪にならないのだとか。その上、焼酎は手軽にいろいろな飲み方が楽しめ、夏にぴったりな飲み方もたくさんあります。スッキリとしたのみ口でどんな料理にもあう、本格米焼酎「白岳しろ」を販売する高橋酒造が提案する夏の焼酎カクテルのレシピをぜひ参考にしてみては?■炭酸割りにちょっとプラス! ミント&ジンジャー&ライムのカクテル炭酸割りにプラスオンするだけの簡単アレンジ。炭酸割りに生姜とミントを加え、最後にライムを絞るだけで手軽にできます。グラスの中の氷とミントやライムのグリーンが、とっても涼やかです。 <作り方> 1.グラスに氷をグラスの8分目程度まで入れる。2.「白岳しろ」をグラスの3分の1程度まで注ぐ。3.冷えた炭酸水を注いで軽く混ぜる。4.生姜のスライスを2~3枚軽く折ってからグラスに入れる。 5.生姜スライスの上に氷を入れて、炭酸割りをつくる。6.最後に、ミントを少々グラスに入れ、ライムを絞って入れる。好みでハチミツを加えても美味しいです。生姜には、夏場にどうしても衰えてしまいがちな食欲を増進させたり、新陳代謝を促進させたりする効果があるほか、冷え性や肌荒れに効果があると言われているので、積極的に取り入れたい食材ですよね。また、スイカ、アセロラ、トマトなど、夏に旬を迎える赤のフルーツや野菜には豊富なビタミンが含まれていて、疲労回復はもちろん紫外線を受けた夏の体に必要な成分が補給できると言われています。そんな女性ならばぜひ取り入れたい食材を使ったカクテルもあります。■赤のフルーツ・野菜ジュースを使ったカクテルカロチンとリコピンが含まれている、スイカの赤い果肉を使ったカクテル。高血圧予防・動脈硬化予防・疲労回復・むくみ解消・シミ予防・ソバカス予防に効果があると言われている食材なので、どんどん取り入れたいですね。<材料>・白岳「しろ」:60ml・スイカ(生フルーツを絞る):60ml ・ソーダ:45ml・レモン:1/6カット ・ガムシロップ:小さじ1/2(お好みでOK)<作り方>1.グラスに氷をグラスの8分目程度まで入れる。2.白岳しろ、フルーツ、ソーダを混ぜる。3.最後に、レモンを絞って入れる。 とっても爽やかな夏らしいカクテルで、今の季節にぴったり。その上、女性に嬉しい成分がいろいろ摂取できる食材を使っているから、健康にも美容にもよさそうです。■スノーホワイトシャーベットさらに、おしゃれな焼酎シャーベットはいかが? スッキリとした味わいの本格米焼酎だからこそできるデザートです。フルーツの代わりにオリーブオイルをかけても美味しくいただけるそう。<材料>・クラッシュアイス:カップ3枚・白岳しろ:60ml・フルーツジャム:適量<作り方>1.ミキサーにクラッシュアイスと白岳しろを入れかける。2.シャーベット状になったら、グラスに入れて、フルーツジャムを添える。豊潤な香りと、すっきりした飲み口が魅力の高橋酒造の米焼酎「しろ」は、夏の焼酎カクテルにぴったり。ステキなアレンジを試してみて、夏にも焼酎を楽しんでみては? 女友達との家飲みがさらに盛り上がるかも。
2013年07月29日九州には県ごとに数多くの焼酎の銘柄が存在します。中でも大分、熊本、宮崎、鹿児島の焼酎は全国的に有名ですよね。今回は、その中から熊本と宮崎の焼酎について、地元の酒好きに聞いた、オススメの焼酎を紹介します。●六調子(熊本県/六調子酒造)熊本の人吉で作られる米焼酎は「球磨焼酎」と呼ばれますが、これぞまさに球磨焼酎の代名詞とも言える銘柄です。「ろくちょうし」ではなく「りくちょうし」と読むので要注意。蒸したお米の風味と芳醇な香りが味わえ、どんな料理にも合います。●古代一壷(熊本県/六調子酒造)貯蔵熟成させた米焼酎。古酒ならではの深い味わいと香りを堪能することができます。個人的にはそのまま飲むよりもお酒の半分くらいの水で割って飲むのが好みです。同じ熟成焼酎である宮崎の『百年の孤独』を意識して作られたそうです。●瑠璃の香(熊本県/天草酒造)100年以上の歴史を持つ天草酒造の米焼酎。長期熟成させた古酒と新酒を混ぜることで上品な香りと甘みのある味を作り出しています。ロックで飲むのがお薦めです。コバルトブルーの瓶も美しく、飲みきった後もついとっておきたくなる逸品です。●待宵(熊本県/高橋酒造)「全麹仕込み」という新しい製法で作られた米焼酎です。上品な香りとコクのあるまろやかな味が特徴で、魚でも肉でもよく合います。以前は熊本県だけで販売されていた超プレミアム焼酎でしたが、ついに全国区で売られるようになりました。●万次郎(熊本県/大石酒造場)熊本の『万次郎』というカボチャを使った焼酎です。万次郎は糖度が非常に高く、焼酎も甘みの強い性格に仕上がっています。一見、変りダネ焼酎に見えますが、案外ハマってしまう一本です。●牧場の夢(熊本県/大和一酒造)お米と牛乳、そして温泉水を同時に発酵させて作った牛乳焼酎です。フルーティな味と牛乳の風味を味わうことができます。飲み口が非常に柔らかいので、女性でも飲みやすいでしょう。冷凍庫で冷やして飲むのがオススメです。●尾鈴山 山ねこ(宮崎県/尾鈴山蒸留所)ジョイホワイトという芋焼酎用に改良された芋を使った芋焼酎です。芋焼酎とは思えないほど上品な香りと、キレのある飲み味が特徴で、飲み込むと口の中にほんのりと甘い風味が残ります。ロックで飲むのがお薦めです。●百年の孤独(宮崎県/黒木本店)テレビで皇太子さまが愛飲していると紹介され、一躍有名になった麦焼酎。「中々」という麦焼酎の原酒を長期熟成させ作られています。ウイスキーのような琥珀色をしており、芳醇(ほうじゅん)な香りと深いコクを楽しむことができる逸品。なかなか手に入りませんが、宮崎の代表的な焼酎のひとつでしょう。●ひとり歩き(宮崎県/古澤醸造)まだまだ無名だったジョイホワイトを一躍有名にした芋焼酎。優しい香りとコクのある味、さらりとした飲み口で、すいすい飲んでしまいます。この『ひとり歩き』の原酒を3年間熟成させた『羅針盤』という焼酎もおすすめです。●杜氏潤平(宮崎県/小玉醸造)日南市飫肥にある小玉醸造さんの芋焼酎です。焼酎好きなら絶対に聞いたこと、そして飲んだことのある銘柄ではないでしょうか?上品な香りと、キレのある飲み口、そしてまろやかな味わい、非の打ち所のない焼酎です。以上、地元の酒好きに聞いた熊本、宮崎のおすすめ焼酎たちでした。これ以外にもまだまだ数え切れないほどたくさんの焼酎があるそうで、挙げたらキリがないとのこと。中には現地に行かないと飲めない物もあるそうですので、行く機会があれば飲み歩いてみるのもいいかもしれませんね!(高橋モータース@dcp)
2012年11月28日群馬県蒟蒻(こんにゃく)生産協会は、こんにゃく芋の大きさを競う「第17回『群馬のこんにゃくは日本一だんべ!』ジャンボこんにゃく生玉コンテスト」を、11月21日、花木流通センターにて開催。通常のこんにゃく芋(約1kg)の約20倍の重さである約19.88kgのこんにゃく芋が、今年の最高賞「横綱」に選ばれた。こんにゃく芋の収穫量全国第1位は群馬県であり、同イベントは、芋の出荷最盛期を迎えるこの時期に毎年開催されている。今年は県内の生産者13名が育てた、こんにゃく芋13点が出品された。審査の結果、多野郡神流(かんな)町でこんにゃく芋の栽培をしている三木登美夫さんが出品した、重さ19.88kg、周囲140cmのこんにゃく芋が最高賞「横綱」を受賞した。審査委員の総評では、「ここ数年、夏の高温干ばつや台風、大雨など、芋の生育には悪い条件が重なったこともあり、今年の出品物は例年に比べて小ぶりとなりました。しかし、これだけ見事なジャンボこんにゃく芋を育てあげた生産者に敬意を表し、その努力技術を高く評価したいと思います」とまとめている。なお、同賞の審査基準はキズ、傷み等が少なく、最も重量があること。「横綱」に選ばれたこんにゃく芋は、今後各種イベントなどに出むき、消費拡大のため活躍するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日鹿児島県枕崎市で、芋焼酎の原料となるサツマイモ「コガネセンガン」の芋ほり体験が行われる。日時は10月28日(日)。3回に分けて実施され、1回目は10:00~、2回目は13:00~、3回目は14:30~となる。募集人数は各回20名程度で計60名(先着順)だ。開催場所は薩摩酒造火の神蒸留所近くの芋畑。主催は地元枕崎市に本社を置く薩摩酒造株式会社。昭和11年設立の老舗で、酒類、清涼飲料などの製造および輸出入、食品の仕入れ販売、山林経営、農作物の研究開発および生産物の販売などを行っている。商品は「さつま白波」、「薩摩焼酎黒白波」、「さくら白波」、「甘白波」、「さつま乙女」、「我は海の子」、「枕崎」などの芋焼酎をはじめ、「麦わら帽子」、「神の河(かんのこ)」などの麦焼酎、「白鯨」、「欧羅火」などの米焼酎がある。そば焼酎では「蕎麦蔵(そばぐら)」。さらに発泡酒や梅酒などもラインナップされている。イベントは同日開催の「新酒まつり2012」の一環として行われる。日ごろの感謝を込めて、薩摩酒造株式会社が出来立ての新酒の一番蔵出し祝いを行う。社員による手作りイベントだ。新酒を祭る風習は、その年の初仕込みの出来を杜氏や倉子たちで利き酒をする鹿児島の秋の風物詩でもある。わが国で焼酎は16世紀ごろには作られていたと言われている。ポルトガルの商人ジョルジェ・アルバレスが記録に残しているほか、鹿児島県伊佐市の郡山八幡神社には1559年に書かれたと伝えられている焼酎についての落書きもある。織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦いがほぼ同時期(1560年)であることからも焼酎の歴史の古さをうかがい知れる。なお、芋ほり体験には長靴または運動靴・タオル・帽子の持参が必要。軍手・ビニール袋は主催者側が準備する。■申し込み方法 住所、氏名、電話番号、希望時間を記入し、薩摩酒造株式会社まで。申し込みの締め切りは10月24日(水)。e-mailmeijigura@satsuma.co.jp【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日日本酒類販売は、本格芋焼酎の蔵元8社との共同企画により、「荒濾過焼酎」8商品を、8月23日より全国発売する。同企画に参加した蔵元8社「大口酒造」「小正醸造」「さつま無双」「田崎酒造」「種子島酒造」「日當山醸造」「吹上酒造」「山元酒造」は、それぞれ本格芋焼酎を代表する銘柄を製造していることで知られる。「荒濾過」は、このメーカー8社の協力のもと、酒販店・飲食店などを通じ、一般の消費者に、より幅広い本格焼酎の世界を楽しんでもらうために企画された。「荒濾過」は、本格焼酎の個性・各蔵元の個性そのままを味わってもらうため、濾過を最小限に抑えた商品。濾過技術が確立されていなかった時代は、多くの焼酎が、いわゆる“荒濾過”の状態で市販されており、その香味は洗練こそされてはいないものの、味わい深く、どこか素朴さの漂うものだったという。「荒濾過」ではそんな、昔懐かしい焼酎の味わいを再現した。うまみ成分がぎっしりと含まれており、オンザロック・水割りでも十分に個性を感じ取れる。さらに荒濾過焼酎を楽しむには、お湯割りがお勧めとのこと。同社は、「一般的なレギュラー商品ではなかなか味わえない、荒削りでありながらもしっかりと芯のある香味を楽しんでほしい」と話す。■「荒濾過焼酎」8商品ラインアップ 1.「荒濾過黒伊佐錦芋」(大口酒造) 2.「荒濾過小鶴くろ芋」(小正醸造) 3.「荒濾過黒さつま無双芋」(さつま無双) 4.「荒濾過黒七夕芋」(田崎酒造) 5.「荒濾過種子島金兵衛芋」(種子島酒造) 6.「荒濾過日當山芋」(日當山醸造) 7.「荒濾過吹上黒麹芋」(吹上焼酎) 8.「荒濾過さつま黒五代芋」(山元酒造) ※各商品・容量900ml、アルコール度数25%、998円(税込み) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日佐賀大院生らが発酵セラミドを発見!これまで有効な使い道がないとされてきた、焼酎の製造過程で出る「焼酎かす」。このなかに肌の保湿成分として、美容成分で注目されているセラミドが含まれていることが分かった。佐賀大の北垣浩志准教授らのグループが発見したそうだ。日本酒の成分に美肌効果があることは、以前から指摘されてきたが、焼酎かすからという報告は初めてのこと。これまで廃棄物にしかならなかった焼酎かすから美容成分が取り出せるなら、今後、高品質で低価格な美肌化粧品の開発につながりそうだ。すべすべ美肌に効果あり!日本酒を仕込む際の、麹に触れると手がすべすべになることから、同様に麹を含む焼酎かすにも美容効果があり、そこには保湿効果のあるセラミドが含まれている可能性が高いと推測したところから研究はスタートしたのだとか。准教授指導のもと、今回、同大学院生の平田みよさんが「発酵セラミド」を発見したそうだ。焼酎かすは、かつては多くが海洋投棄されてきたが、規制の強化で投棄もできず、醸造会社では、年間70万トンから80万トン出るその“かす”を、家畜飼料にしたり、焼却したりと処分にも困っている状況だという。それも有効な活用方法が全くなかったからこそ。今後、抽出方法が確立し、商品化へとつなげられれば、こうした処分の悩みを解消して無駄をなくすばかりでなく、新たに美しさを支える嬉しいものに生まれ変わるかもしれない。今後が期待されるところだ。元の記事を読む
2012年01月23日