人類のために戦う宇宙海賊の勇姿を描いた松本零士の代表作が『キャプテンハーロック(仮題)』として今秋にアニメーション映画化されることが発表され、そのインターナショナルトレーラーが公開された。インターナショナルトレーラー1977年に発表された漫画『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、地球連邦政府に叛旗を翻しながら、人類のために戦う宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ40人の仲間たちの物語。これまでにも、繰り返し映像化されてきた『宇宙海賊…』だが、今回は東映アニメ史上最高額となる総製作費3000万ドル(約27億円)をかけ、原作総設定に松本、監督に荒牧伸志(『アップルシード』)、脚本に福井晴敏(『亡国のイージス』)、武内清人を迎えて映画化される。報道陣向けに配布された資料によると本作は「単なる過去作品のリメイクではなく、昔の『バットマン』と、『ダークナイト』などのノーラン版バットマンの関係に似て、外伝とも言える世界を再構築しており、リメイクというより“リブート(再誕)”と言えるかもしれない」と記載されており、原作の魅力とハーロックというキャラクターの陰影を最大限引き出すため、現代社会が持つテーマを投影したストーリーと設定を再構築するという。『宇宙海賊キャプテンハーロック』はフランスを始めヨーロッパでも国民的アニメとして圧倒的な支持を得ており、池澤プロデューサーは「このコンテンツの主要な市場は世界です。スタッフは世界で戦うアニメ日本代表なんです」と高らかに宣言。日本だけでなく世界各国での公開を視野に入れた上で製作が進められているようだ。本作は、今秋に日本公開される。『キャプテンハーロック(仮題)』今秋、全国ロードショー
2013年01月31日『ひとつ屋根の下』など数々のヒットドラマを手掛けた脚本家・野島伸司が、初めて舞台の脚本に挑戦。生のステージに築かれた新たな野島ワールド、『ウサニ』が開幕する。『ひとつ屋根~』で野島とタッグを組んだ演出家・永山耕三が演出を担い、テーマ音楽となるオリジナル曲を小室哲哉が書き下ろすなど、ドラマファン、音楽ファンも注目する話題の舞台だ。開幕前日の8月2日、公開リハーサルと会見が行われ、主演の溝端淳平と共演の平野綾、真野恵里菜、高岡早紀、山本耕史が登場し、本作への意気込みを語った。「ウサニ」チケット情報「23歳の僕には1回じゃ理解できない、深い愛の哲学を描いた不思議な世界」と溝端が言うように、現実と幻想の間を錯綜するストーリーは、次から次へと思いもよらぬ展開をみせる。青年コーゾー(溝端)が美味しいイチゴを作るため、アマゾンの奥地から持ち帰った伝説のへびイチゴの精霊は、ウサギに似たぬいぐるみ・ウサニ(平野と真野のWキャスト)に変身し、純真な愛をコーゾーへ注ぐ。その思いにほだされながらも謎の美女レーコ(高岡)との愛欲におぼれるコーゾー。そこにアマゾンの大蛇王スネーク(山本)が、ウサニを取り戻そうと現れる。ウサニ役の平野と真野は、愛らしい着ぐるみ姿で溝端を囲み「成立させるのが難しいほどの世界観。いろいろな視点から見ていただけたら」(平野)、「野島さんの初の舞台脚本にヒロインとして出させていただけて幸せ」(真野)とそれぞれコメント。浴衣姿の高岡が「この衣裳でわかるように、キャラクターが出て来るたびに違う世界が繰り広げられる。皆さんが今まで見たことのない世界に迷い込めるんじゃないかな」と落ち着いた自信の笑みを見せると、長い尾を持つ黄金の蛇に扮した山本も「かなり振り幅の広い世界観。いろいろなものを作り出してきた野島さんだけど、まだ新しいものが生まれるんだなと思った」と強く頷いた。ファンタジックな美術に彩られた舞台の上で展開するのは、コミカルかと思えばセクシー、はたまたスラップスティック。色合いの違うさまざまなシーンに意表を突かれる。“真実の愛とは?”“男はなぜ浮気をするのか?”といった深遠なテーマに向けて飛び交う言葉は、「見て見ぬフリが大事」「愛は使い捨てカイロのようなもの」等の野島流哲学だ。溝端が、まるでシェイクスピア悲劇を演じるかのように熱のこもった長い独白に全身全霊で挑み、健闘をみせていた。「のめり込むのが愛なのか、それとも居心地が良いのが愛なのか。そのふたつの対比が今回の舞台のカギなので、愛について考え直すきっかけになるのでは」と溝端。ファンタジーのヴェールに包まれた世界の奥で、辛辣な愛の痛みに出会う。そんな独特の魅力に満ちた舞台だ。公演は8月3日(金)から8月26日(日)まで東京・ルテアトル銀座 by PARCOにて上演。なお、限定公演日のみアフタートークイベントも開催する。取材・文:上野紀子
2012年08月03日昆虫型エイリアン・バグと人類の壮絶な戦いを描いた『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』に登場するバグの声を大和田獏(バク)が担当することが決定し、18日に都内スタジオでアフレコ収録が行われた。その他の写真『スターシップ・トゥルーパーズ』は、ロバート・A・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』を映画化した人気シリーズ。映画化15年を記念して製作される本作は、1作目の世界観を踏襲しており、主人公ジョニー・リコや優秀な女性パイロットのカルメンなどおなじみのキャラクターが再結集。小惑星上にある地球連邦軍の基地、フォート・ケイシーを舞台に、宿敵バグと人類の戦いがフルCGで描かれる。『鉄腕アトム』や『APPLESEED』『鋼の錬金術師』シリーズなどを手がけた荒牧伸志が監督を務めている。大和田が演じるのは、鋭く尖った脚を武器に、人類に襲いかかるエイリアン、ウォリアー・バグ。大和田は「(人間ではないので)バグの気持ちを理解してどう表現するのか難しかった」と話すも、堂々とした様子で「クシュー、キェー」と奇声をあげてバグになりきった。同席していた荒牧監督にその演技力を絶賛され、ウォリアー・バグだけでなく新しいバグ役も演じることになった大和田は、「まさか昆虫の声でハリウッドデビューするとは思わなかった。観た人にどう受け入れてもらえるのか楽しみです」と期待を寄せた。『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』7月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー(C) 2012 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All rights reserved.
2012年04月18日周囲も驚く、突然の賀来千香子と宅麻伸の離婚おしどり夫婦で有名だった俳優の宅麻伸(55)と女優の賀来千香子(50)が、10日に離婚届を都内の区役所に提出した。2人は先月下旬から離婚へ向けた話し合いを始め、すぐに合意し、わずか2週間で18年の結婚生活にピリオドをうった。2人の突然の離婚に周囲は寝耳に水と驚いている。2010年に夫婦プラチナアワードに出席永遠に色褪せない夫婦として表彰されるプラチナ夫婦アワードで、宅麻と賀来の2人は第3回 プラチナ夫婦アワードを受賞、夫婦揃って出席し、おしどり夫婦ぶりを世間に見せていた。2人が婚約した1994年当時、宅間の浮気や不倫騒動といったスキャンダルに巻き込まれ、婚約破棄とも噂される中、2人はゴールインした。離婚の原因は賀来の舞台の仕事などで長期にすれ違い生活が続いたことで、何か感じるところがあったのではと言われている。また、2人の間には子供はいない。元の記事を読む
2012年02月11日