岡田利規主宰のチェルフィッチュが2004年に初演し、岸田國士戯曲賞も受賞した『三月の5日間』が、オーディションで選ばれた若者たちとのリクリエーションによって生まれ変わる。【チケット情報はこちら】「初演からの13年間で、僕が置かれている環境も演劇観も、大きく変わりました」と岡田は言う。「以前は、現実にある話し方や身体を、拡大し誇張した形ではあるけれどそのまま舞台上に持ち込みたいと考えていましたが、今の自分に大事なのは、観客に何かを引き起こすための現象としてのパフォーマンスであること。俳優の見せ方にしても、かつては自分の方法を彼らにどうインストールするかに強いこだわりがあったけれど、今はそれ以上に、それぞれの個性を際立たせたいと考えています。それは演出力がついたからでもあるのでしょうが、僕の手法が取り沙汰されたり面白がられたりしたことが、僕自身に影響を及ぼし、スタイルよりエフェクトに関心を向けたとも言えそうです」今回の出演者7名のほとんどは20代前半。かつて同時代を描いていた作品も、彼らには物心つく前の昔話だ。「パフォーマンスと観客によって生み出されるものを上演と呼ぶならば、彼らはその関係を作るのがうまい。上演を阻害する、こわばりみたいなものがないんです。それは7人の個人の力でもあるけれど、もしかしたら、小さいころから写真を撮られ慣れていて、しかもそれをその場ですぐ確認できた彼らの、世代的なアドバンテージかもしれないと、ここ数週間思っています。以前、海外でチェルフィッチュが『インプロージョン』、つまり内側で爆発していると評された時、僕はまさにそれが自分のやりたいことだと感じたし、こわばりもそのために有効でしたが、現在では“見る/見られる”の関係を重視しているので、見られるスキルが高い彼らの力に期待しています」稽古で俳優達に頻繁に言った言葉は、「観客」、そして「想像」。「俳優には、想像を持ち、それが自分に及ぼす影響を被ることを求め続けました。これも、初演時とは違いますね。そして、今回の舞台が僕にとってすごく納得できるものになることで、この“想像原理主義”的な作り方をやめる時が来るかもしれないという気がしています。例えば能に色々な謡曲が存在するように、想像ということをフォーマットに様々な作品を作ってもいいとは思いますが、別のフォーマットを作りたいとの気持ちも強い。『三月の5日間』がもたらす経験によって変わった僕が、前とは違う『三月の5日間』を作り、それが満足のいくものとなることで、さらに新しいところにいけたら、と願っているんです」公演は12月1日(金)から20日(水)まで、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて。その後、愛知、京都など各地を周る。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月07日9月24日(日)に山梨・山中湖交流プラザきららで行われる音楽フェス「ONE+NATION music circus in山中湖」の追加出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、BOYS AND MEN(田中俊介、辻本達規、小林豊、平松賢人、吉原雅斗)、THE BEAT GARDEN、JEY-J、電波少女の4組。また、前日に同会場にて前夜祭の開催が決定。24日(日)に出演するSOLIDEMOが本編とは異なるスペシャルバージョンのライブを披露する。「ONE+NATION music circus」は、地方創生をテーマに、「フェスで訪れた場所の豊かさ、美しさをもっと知ってほしい」「開催地の若者が生まれ育った地元に誇りを持ってほしい」という想いから開催。昨年は宮崎県都城市と愛知県犬山市で実施され、2年目となる今年は山中湖交流プラザきららで行われる。チケットは発売中。 オフィシャルバスツアー(新宿・横浜・大月発)は下記公式HPよりご確認を。■「ONE+NATION music circus in山中湖」日時:9月24日(日)開場11:30 / 開演13:00会場: 山中湖交流プラザきらら (山梨県)出演: ファンキー加藤 / Hilcrhyme / MACO / SOLIDEMO / BiSH / THE HOOPERS / Mary’s Blood / BOYS AND MEN / THE BEAT GARDEN / JEY-J / 電波少女※BOYS AND MEN出演者:田中俊介 / 小林豊 / 辻本達規 / 平松賢人 / 吉原雅人■「ONE+NATION MUSIC CIRCUS IN 山中湖 」~青空ミュージック~前夜祭日時:9月23日(土)開場15:00 / 開演16:00(予定)会場: 山中湖交流プラザきらら (山梨県)出演: SOLIDEMO / sherbet / ヤンチャン学園 / 木村結香
2017年08月24日浜辺美波が主演するドラマ&映画化プロジェクト「咲-Saki-」。この度、学生キャスト以外の新キャストとして、夏菜、佐野ひなこ、玉城裕規の出演が決定した。原作は、異例の大ヒットを記録した同名麻雀スポ根漫画。今回その実写化プロジェクトとして、12月よりMBS・TBSのドラマイズム枠にて全4話と年明け1月放送の特別編を合わせた計5話のTVドラマシリーズの放送が決定し、さらに来年2月には映画版の公開も控えている。主人公・宮永咲役の浜辺さんを始め、「SUPER☆GiRLS」浅川梨奈、「私立恵比寿中学」廣田あいか、大人気モデル・武田玲奈、「ゆるめるモ!」あのら、清澄高校を始め全国高校麻雀県大会で対戦する「龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園」の透明感溢れる新進気鋭の若手キャストが一斉解禁され、Twitterではトレンド入り、また話題のツイートで「浜辺美波」が1位、「浅川梨奈」が2位にランクインするなど、大きな賑わいをみせている。そして今回は、そんなフレッシュな学生キャスト以外の新キャストが発表!通称「マクリの女王」と呼ばれ、清澄高校麻雀部部長・竹井久と知人であるプロ女雀士・藤田靖子役に、『GANTZ』などに出演する女優の夏菜さん、風越女子高校麻雀部のOGでありスパルタコーチの久保貴子役に、グラビアだけでなく「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「好きな人がいること」など女優としても活躍する佐野さん、龍門渕家の屋敷に勤めるスーパー執事であり、普段は天江衣の付き人として同行しているハギヨシ役に、美しすぎる大人気俳優の玉城さんが決定した。麻雀をテーマに、互いに切磋琢磨する姿を瑞々しく描いた青春スポ根作品。より華やかに彩りを添える人気の大人キャラクターの配役も決定し、ますます期待がかかるようだ。ドラマ「咲-Saki-」は12月4日(日)深夜0時50分~MBSにて、12月6日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。ドラマ「咲-Saki-」特別編は2017年1月8日(日)深夜0時50分~MBSにて、1月10日(火)深夜1時28分~TBSにて放送。映画『咲-Saki-』は2017年2月、TOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年11月09日中島ヒロトと高橋みなみがMCを務める新感覚音楽情報番組「ミュージャック」。今夜8月12日(金)放送のゲストには、名古屋発の人気急上昇中メンズユニット「BOYS AND MEN」を迎えお届けする。“ボイメン”こと「BOYS AND MEN」は、男性版の宝塚歌劇団を目指し、東海地方出身者で結成されたメンズユニット。学ランを身にまとったヤンキースタイルがトレードマークで、現在名古屋でテレビ・ラジオなどレギュラー番組10本以上を抱える人気ぶりだ。今回はそんな「BOYS AND MEN」のメンバーから4人が登場する。MC・中島さんはメンバーたちに、「ご当地の男性アーティストで一気に全国区になるのはボイメンが初めてなんじゃない?」と感心。それを聞いた辻本達規が「男性では初めてです!」と大声で答え、中島さんから「あの子、ちょっとウザいかも…」と厳しいツッコミも。 そんな元気いっぱいの辻本さんが、体操のお兄さんとして名古屋の朝を元気にしているというVTRを公開。そして、MC2人は辻本さんと共にVTRで踊っていた“ボイメン体操”に挑戦!また、ボイメンメンバーはそれぞれが特技を使った自己紹介を披露。リーダー・水野勝は、格闘技のシュートボクシングをしながら自己紹介。「上半身に自信があります」と豪語する田中俊介は、自慢の筋肉を上着を脱ぎアピール…など、それぞれのメンバーの特技やキャラクターを紹介していく。そのほか、メンバーと交友の“ある人気女優”がボイメンの素顔&マル秘話を大暴露したり、人気占い師・ゲッターズ飯田が、「2016年下半期BOYS AND MENメンバーの運勢」をランキング形式で発表していく。そして、音ネタ芸人バトル「音-1グランプリ」は、お笑いコンビの「パニーニ」が「タモリ倶楽部」の空耳アワーのコーナーでありそうな作品表現したり、ピン芸人・とくこは、営業慣れしすぎている柏原芳恵のモノマネで審査員を沸かせる。今週の音-1チャンピオンは一体誰になるのか?「BOYS AND MEN」ゲストの「ミュージャック」は8月12日(金)深夜2時5分~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月12日自他共に認める、世界一のお嬢様・白鳥麗子が大活躍するコミック「白鳥麗子でございます!」が、20年ぶりにドラマ化され放送中だが、この度、劇場版『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』が完成!正式タイトルと公開日が6月11日(土)に決定し、本作のメインビジュアルも解禁された。主人公は究極&世界のお嬢様、白鳥麗子。麗子は愛する哲也とともに地元の静岡・下田に帰省。哲也の家族に会うことになった麗子は「プロポーズ?」とはしゃぐが、下田では白鳥家が関わるリゾート開発が計画され、哲也の父ら地元の漁師たちがその計画に反対、2人の家は対立関係にあった。引き離される2人、それぞれの前に現れる新たな恋のライバル――「好きなだけじゃ、結ばれないの?」悩み苦しむ麗子は問題解決のために奔走するが…。原作は累計1,700万部強の大人気コミックス「白鳥麗子でございます!」。3代目白鳥麗子には、生粋のニューヨーク育ちのリアルお嬢様という河北麻友子を配し、20年ぶり3度目のドラマ化&映画化に挑む。1月よりドラマが放送されており、「GYAO!」の第1話配信では再生回数が70万という記録的な数字を達成。麗子の相手役には、名古屋発でいま最も勢いのある人気グループ「BOYS AND MEN」(以下「ボイメン」)の水野勝がキャスティングされ、麗子の一途な恋を描いた胸きゅんハッピーラブコメディに、幅広い層の女子から注目が集まっている。劇場版となる本作からは、恋のライバル役として「仮面ライダー鎧武/ガイム」出演で人気を博す同じく「ボイメン」の小林豊が登場。一方で麗子のライバル的存在として昨年下半期のグラビア表紙登場回数No.1の久松郁実が出演する。今回、解禁されたメインビジュルには、「永遠に愛してさしあげますわ」というキャッチコピーのもと、河北さん演じる白鳥麗子が可愛い純白のワンピース姿で登場。両脇には、水野さん演じる、麗子が想いを寄せる秋本哲也と、普段は見せないメガネ姿を披露している小林さんが登場。さらに背景には「ボイメン」の田村侑久、辻本達規、田中俊介、吉原雅斗らテレビシリーズでおなじみの顔ぶれも並び、ドラマから劇場版へとさらに盛り上がる物語を予感させる。麗子と哲也の前に、超クールなエリート御曹司の登場で恋のバトルが勃発!?果たして麗子と哲也の恋の行方はどうなるのか。恋の結末は劇場でチェックしてみて。『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』は6月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月24日累計発行部数1,700万部を誇り、これまで2度も映像化されてきた大人気コミックが、 “リアル”お嬢さま女優・河北麻友子を主演に迎えて新たに登場する「白鳥麗子でございます!」。このほど、1月14日(木)からの放送開始に先駆け、「BOYS AND MEN」(通称:ボイメン)が歌う主題歌「Wannabe!」を使用した、キュートでドタバタなオープニング映像がWEB解禁となった。自他ともに認める究極のお嬢様、世界の白鳥麗子(河北さん)。いつも高飛車な態度だが、実は超奥手で世間知らずの19歳。そんな麗子は幼少期より秋本哲也(水野勝)に想いを寄せていたが、エベレスト級のプライドが邪魔をして素直にその恋心を伝えられずにいた。やがて大学生となった哲也を追いかけて上京した麗子。しかし、彼女のユニーク過ぎる感性と言動に哲也はいつも振り回されっぱなし。そんな2人の前に、哲也の元カノ、可愛い女子高生、麗子に一目ぼれした大金持ちの御曹司、麗子のライバル・かきつばたあやめなど、個性的な面々が現れる。果たして、麗子と哲也は真の愛にたどり着くことができるのか!?鈴木由美子原作の大人気コミックが20年ぶり、ドラマと映画で蘇る本作。三代目・白鳥麗子を演じるのは、自身も生粋のニューヨーク育ちのお嬢さまである河北さん。また、麗子が想いを寄せる秋本哲也役には「ボイメン」のリーダー・水野勝が抜擢。メンバーである田村侑久、辻本達規、田中俊介、吉原雅斗も出演する。今回到着したオープニング映像では、河北さん演じる麗子と、水野さん演じる哲也が、お互いの名前を呼び合いながら、必死に探しているのに出会えないという本作の世界観をそのまま再現。コミカルでキュートな映像を、「ボイメン」のアップテンポなナンバー「Wannabe!」が華やかに彩っている。どうしてもスレ違ってしまう2人の恋をまさに表現したオープニングを、まずはこちらからご覧あれ。ドラマ「白鳥麗子でございます!」は1月14日(木)よりtvkほか全国にて放送。映画『白鳥麗子でございます!』は2016年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日累計発行部数1,700万部の大人気コミック「白鳥麗子でございます!」が、2度にわたるドラマ化、そして映画化を経て20年ぶりに映像化!河北麻友子を主演に迎えて贈るテレビドラマ「白鳥麗子でございます!」のキービジュアルがこのほど解禁された。自他共に認める究極のお嬢様、世界の白鳥麗子。高飛車な態度だが実は超奥手で世間知らずの19歳。そんな麗子は幼少期より秋本哲也に想いを寄せていたが、いつもエベレスト級のプライドが邪魔をして素直にその恋心を伝えられずにいた。やがて大学生となった哲也を追いかけて上京した麗子だったが、彼女のユニークすぎる感性にいつも振り回されっぱなしの哲也。そんな2人の前に、哲也の元カノ、可愛い女子高生、麗子に一目惚れした大金持ちの御曹司、麗子のライバル・かきつばたあやめなど個性的な面々が現れる――。原作は、累計発行部数1,700万部を誇る鈴木由美子の誰もが知る同名大人気コミック。主人公・麗子の「おーほほほほほほ!」という高笑いの記憶と共に、漫画史に燦然と輝く名作だ。これまで1989年、1993年と2度にわたるドラマ化、さらに1995年には映画化され、一大センセーションをまき起こした。歴代の主演には、鈴木保奈美、松雪泰子ら実力派女優が名を連ね、この度、三代目・白鳥麗子には、生粋のニューヨーク育ちで“リアルお嬢様”でバラエティやドラマに出演する河北さんが配役。また相手役には人気急上昇中の「BOYS AND MEN」(通称:ボイメン)のメンバーが決定しており、麗子が想いを寄せる秋本役にリーダの水野勝が、そのほか、 田村侑久、辻本達規、田中俊介、吉原雅斗らが出演する。さらに、彼らが本作の主題歌・エンディングテーマも担当しており、さらなる彩りを添えている。今回解禁されたキービジュアルは、異例の2パターンで登場。“全国版”は、「好きになってもよくってよ」というキャッチコピーの上に、可愛いピンクのワンピース姿の、白鳥麗子を演じる河北さんと、麗子が想いを寄せる秋本哲也を演じる水野さんがツーショットで並んでいるバージョン。もうひとつは、河北さんと水野さんの背景に、メンバーの田村さん、辻本さん、田中さん吉原さんの姿が映し出された“東海地区”バージョン。ボイメンが活動拠点とする名古屋・東海地区ということで、メ~テレでこのビジュアルがメイン使用されるという。どちらも背景には真っ赤なバラを背負って、ゴージャス感満載のビジュアルに仕上がっている。河北さん演じる“新生・白鳥麗子”がどんな物語を繰り広げるのか、ドラマ・映画共に注目したい。ドラマ「白鳥麗子でございます!」は2016年1月14日(木)23時よりtvkにて、そのほか全国にて順次放送開始。映画『白鳥麗子でございます!』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年12月11日俳優の玉城裕規(29)が、女優・内田理央(24)の主演映画『血まみれスケバンチェーンソー』(2016年初頭公開)に女装姿で出演していることが明らかになり、ポスタービジュアルと場面写真が30日、初公開された。本作は、漫画家・三家本礼氏が2009年より漫画誌『コミックビーム』(KADOKAWA)で連載している同名コミックが原作。解体屋の娘に生まれた不良女子中学生・鋸村ギーコ(内田)が、ある事件がきっかけで、改造されてゾンビと化しまったクラスメイトらと自前のチェーンソーで戦っていく様を描く。内田や玉城のほか、山地まりや佐藤聖羅の出演も決定している。玉城が演じるのは、学校中からからかわれ、日々忍んで活動していた忍者部部長の笹山香織。香織は女性だったが、ある日、碧井ネロ(山地)によって改造され、男性の怨憎に生まれ変わって、ギーコの前に立ちはだかり、多彩な忍術を繰り出して激しいアクションバトルを展開していく。玉城は、香織として女装に挑戦しながら、劇中で怨憎となるため、従来の男性役も務める。香織、そして怨憎を演じる玉城は「今回は人生初…いや今後あるか分からない女学生役もやらせてもらってます」としながら、「その部分はですね、皆さまの広い心、温かい目で見ていただけら」と少しタジタジな様子。続けて、「タイトル通りパンチが効いてる作品になっておりますので、余すことなく楽しんでもらえたら」とアピールしている。山口ヒロキ監督は玉城ついて、「別作品で何度もご一緒させてもらってて、普段から本当に美人だなと思っていた」と明かし、「今回なんのいたずらか女装姿を撮ることができて、思い出深い現場になりました(笑)」とコメント。「原作では登場後すぐに死んでしまう怨憎ですが、玉城くんが演じてくれたことによって、とても魅力的なキャラに生まれ変わってます」と太鼓判を押した。あわせて公開されたポスタービジュアルは、巨大なチェーンソーを持って不敵な笑みを浮かべている内田を取り囲むように、玉城や股間からミサイルを発射して攻撃する衝撃のキャラクター・爆谷さゆりを演じる佐藤らが集結。内田の制服やチェーンソーには血痕も付着しており、映画タイトル通りのデザインに仕上がっている。玉城は、1985年12月17日生まれ。沖縄県出身。2004年にテレビ東京で放送されたドラマ『エコエコアザラク~眼~』で俳優デビュー。その後映画、ドラマ、舞台など数々の作品に出演し、『曇天に笑う』の曇天火役など人気キャラクターを務める一方で、その中性的な顔立ちから女性役を演じるなど幅広い演技を見せている。(C)2016三家本礼・KADOKAWA刊/VAP
2015年10月30日竹内真による同名小説を2011年に舞台化。今回、主演の玉城裕規をはじめ、5人の新たなメインキャストを迎えての再演となる舞台『カレーライフ』が、10月17日、東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕した。【チケット情報はこちら】幼い頃、祖父の洋食屋で一緒にカレーを食べ「大きくなったら一緒にカレー屋をやろう」と誓い合った5人のいとこ同士。しかし時は流れ、いとこ同士の約束は風化し、それぞれが自分の人生を歩んでいた。ケンスケ(玉城)自身もすっかり約束を忘れていたが、父が亡くなる直前に祖父の店を託される。昔食べた「じいちゃんのカレー」を復活させようとするもその味には程遠い。いとこ5人での約束を思い出したケンスケは、唯一連絡がついたワタル(滝口幸広)とともに残りのいとこ達に会おうと決心するが、なかなかうまくいかない。アメリカ留学中のヒカリ(岡本玲)はカレー嫌いになっており、サトル(長濱慎)は大学受験失敗後に行方不明。コジロウ(丸山敦史)には週刊誌記者の仕事が忙しくカレー屋の誘いを断られてしまう。祖父のカレーといとこ達を求め、富士、アメリカ、インド、沖縄と各地を旅していくうちに、祖父のカレーの隠し味に、戦後まもなくの混乱期にあった黄金伝説が関係していることを知る。「じいちゃんは一体、どんな想いでカレーを作っていたんだろう?」明らかになっていくカレーの秘密とともに、苦難の旅を乗り越えたケンスケたちが辿りついた新しい「じいちゃんのカレー」とは…。祖父のカレーの秘密をめぐり、世界を旅する青年たちの成長を描いた本作。ストーリーはテンポよく軽快に展開していく。会話のやりとりからキャストたちのチームワークの良さが伺え、また、それぞれの個性が埋没することなく彩り豊かだ。「世界中のばらばらに育った材料がひとつの鍋に集まっている」というカレーをテーマにしているだけに、登場人物たちの様々なキャラクターと、それぞれが持つ事情や悩み、葛藤がからみ合い、爽やかながらもコクのある青春群像劇に仕上がった。公演は10月25日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、11月5日(木)熊本・熊本県立劇場演劇ホール、7日(土)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは発売中。
2015年10月20日