宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月7日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入のため、姿勢制御用エンジン噴射を同日8時51分から実施したと発表した。「あかつき」から送信されたデータを解析した結果、姿勢制御用エンジンの噴射は計画通り約20分実施され、所用の噴射時間が得られたことが確認された。同探査機の状態は正常で、現在は噴射後の探査機軌道の計測と計算を行っており、投入結果の判明までは2日程度要すると見込まれている。
2015年12月07日宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が12月7日、金星周回軌道への再投入を実施した。同日8時51分に噴射を開始したと見られるが、運用の結果については、本日12時から開催される記者会見で明らかになる見通し。同日朝、軌道投入前に会見に応じたJAXAの久保田孝教授によると、その時点で分かっている限り、探査機の状態は正常。コマンドは全て前日の運用中に探査機に送られており、管制室では40人のスタッフがあかつきから届く電波を見守っている。正式な報告は記者会見で行われるが、9時25分ころJAXA広報より発表があり、あかつきは予定通り噴射を開始し、終了したという。地球-探査機方向の距離と速度変化はレンジ計測とドップラー計測でモニターできており、その値も計画通りだったそうだ。詳細については追ってレポートする。
2015年12月07日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。それぞれの星ならではのパワーで願いを叶える秘訣、今回は「金星」です。■1.恋を後押しする〈金星パワー〉「金星」は、ときめきや喜びで人生を満たす、明るい輝きを放つ星です。とりわけ恋愛には、その明るく光り輝くパワーが本領を発揮。そう、〈金星パワー〉は、恋を強力に後押ししてくれるのです!アニメなどで見かける、恋する瞳のキラキラした輝きは、まさに金星的な表現といえるでしょう。〈金星パワー〉が活性化すれば、デートを成功させ、彼とラブラブになるのも夢ではないというわけです。■2.〈金星パワー〉に満ちたデートをするには?〈金星パワー〉を満たすためには、大いに五感を楽しませることが大切です。具体的には、楽しいおしゃべり、耳に心地よい音、キュートで目を惹くモノ、甘く快い香り、美味しいモノなど。逆に、粗雑な扱いや不快な思いは、〈金星パワー〉を遠ざけてしまいます。ですから、彼との待ち合わせ場所でも、そこからの移動中も目的地でも不快な思いをしないように、あらかじめプランを立てておきましょう。できれば、天気が悪いと不快な思いをしがちな、屋外の雑踏などは避けましょう。たとえば、待ち合わせるなら駅の改札口やバス停や広場などではなく、屋内の、しかも明るく広々としたロビーなどで待ち合わせる・・・というように。お茶を飲む時も、家族連れで混み合うファミレスなどより、若いお客が多いインテリアや食器がお洒落なカフェを選びましょう。■3.〈金星パワー〉を身につけるデートの場所を選ぶだけでなく、あなた自身も、もちろん大いにお洒落しなければいけません。お洒落といっても金星の場合、きちんと感のあるワンピースやフォーマルなスーツより、カジュアルでリボンやフリル付きのキュートなファッションなどのほうがマッチします。かっちりした服しか持っていない場合、ゆるキャラのアクセサリーをつけたり、パンプスに思い切りカジュアルな靴下をはくなど、ちょっとお茶目に外した感じにすればOK!ヘア&メイクは、ナチュラルでもクールビューティでもなく、とにかく可愛いイメージを演出すべき!たとえば、シックな引っつめヘアはNG。ふんわりウェーブやロールヘアはGOOD。メイクは金星カラーのエメラルド色&ローズピンクでまとめ、5歳ぐらい若く見えるくらいでちょうどいいでしょう。■4.〈金星パワー〉で魅せる!金星的な恋の必殺技は、きらきら輝くような明るい笑顔ですから、まずは、笑顔を絶やさないこと。その笑顔で、彼のハートをぐっとつかむのです!そして、堅苦しいあいさつや他人行儀な敬語は避け、肩の力が抜けるような明るいノリの、他愛ない会話をするように心がけてください。チョウのように軽やかに、ひらひらと舞うように、話をはずませることです。そのためにはたとえば、美しい花の妖精になって彼の周囲を飛んでいる、なんていいうイメージを頭の中に思い浮かべるといいでしょう。■おわりに〈金星パワー〉は、上記のように快適に楽しく過ごし、喜びを味わい尽くすことによって、みるみる輝きを増します。照れたり二の足を踏んだりしていないで、デートという舞台の主演女優になったつもりで、恋する女を思いきり演じましょう!(隆速治沙/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年12月06日科学技術振興機構(JST)と理化学研究所(理研)および京都大学(京大)は12月2日、新たに開発した半導体ポリマーを用いることで、有機薄膜太陽電池の光エネルギー損失を無機太陽電池並みまで低減することに成功したと発表した。同成果は、理化学研究所 創発物性科学研究センター 尾坂格 上級研究員、瀧宮和男 グループディレクターと京都大学大学院 工学研究科 大北英生准教授らの研究チームによるもので、12月2日付けの英科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載される。半導体ポリマーをp型半導体材料注として用いる有機薄膜太陽電池(OPV)は、次世代の太陽電池として注目されている。しかし、吸収した太陽光エネルギーを電力に変換する際に失うエネルギー(光エネルギー損失)が0.7~1.0eVと、市販のシリコン太陽電池などの無機太陽電池が0.5eV以下であるのに対して非常に大きい値を示すため、高効率化に向けて課題があった。今回、同研究チームは「PNOz4T」という半導体ポリマーを新たに開発。PNOz4Tを用いて作製したOPVは1.0Vの電圧を出力し、従来のものよりもはるかに高い値となった。この結果、PNOz4T素子の光エネルギー損失は約0.5eVと無機太陽電池並みに小さい値となり、またエネルギー変換効率は約9%と、光エネルギー損失が小さい系においては最高レベルのエネルギー変換効率を示した。PNOz4Tの性質を最大限に引き出すことができれば、実用化レベルのエネルギー変換効率15%も実現可能なため、同研究チームは2016年度中での12%達成を目指すという。
2015年12月03日太陽誘電とイー・フォースは11月30日、太陽誘電が開発したソフトウェアの内蔵が可能な無線LANモジュール「WYSACVLXY-XZ」と「WYSAAVKXY-XZ-I」にイー・フォースが開発したソフトウェア開発キット(SDK)を組み合わせることで、モジュール単独で無線LAN通信を実現可能にする無線LANソリューションを提案していくことを発表した。WYSACVLXY-XZをベースとしたソリューションは2016年1月より、取扱い代理店である岡本無線電機から提供を開始し、WYSAAVKXY-XZ-Iをベースとしたソリューションについては2015年度内に提供開始を予定している。両製品は、ウェアラブル機器をはじめとしたIoT(Internet of Things)関連機器向けの無線LANソリューション。イー・フォースは、太陽誘電製の無線LANモジュールに対応したOSやミドルウェアといったソフトウェア開発キットを提供し、無線LANモジュールの設計・製造は太陽誘電が手がける。イー・フォースは組み込みソフトの開発企業として産業機器などで実績を有しており、独自のリアルタイムOSである「μC3(マイクロ・シー・キューブ)」とTCP/IPスタックの「μNet3」(マイクロ・ネット・キューブ)を組み合わせ、少ないリソースで動作できるソフトウェアを提供する。また、付属のGUIコンフィグレータで顧客のアプリケーションに合わせたプログラムを自動生成できるため、ソフトウェアの開発経験のない利用者でも容易に使用できる。これらにより、モジュール単独で顧客のアプリケーションも含めた無線通信処理の実行が可能。さらに、従来のサポートなしのオープンソースや海外メーカ提供のソフトウェアを使用する場合と比べ、国産メーカのソフトウェアを利用できることで迅速なサポートを受けることができ、ユーザーは安心してアプリケーション開発に注力できるとしている。今後、ウェアラブル機器をはじめとしたIoT関連機器は2020年に500億個、2040年には10兆個に達すると見込まれており、急拡大が予想される一方、無線通信を機器に搭載するためには各アプリケーションに合わせたソフトを開発し、各国の電波法や無線通信規格に準拠した実装が求められている。そのような市場からの要望に対し、両社は互いの持つ技術やノウハウを組み合わせた無線LANソリューションを提案することで、顧客の機器開発、試作などのコストを最小化していくという。
2015年11月30日金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入への再挑戦を約1カ月後に控えた2015年11月9日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「あかつき」の最新の状況と、投入日である12月7日当日の運用計画などについて記者会見を行った。「あかつき」は今から5年前に金星を回る軌道に入ることに失敗。その後、再挑戦できる目処が立ち、太陽の回りを周りながら準備を行ってきた。現在、探査機に大きな問題は発生していないが、予定よりも長い航海となったことで探査機には疲労がたまっており、軌道投入は難易度の高い挑戦となる。今回は9日に行われた記者会見から、「あかつき」の現状や、12月7日の計画、今後への期待や決意の声などをお伝えしたい。○「あかつき」のこれまで「あかつき」は日本初の金星探査機として、2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。そして同年12月7日に金星に接近し、金星を回る軌道に入るためにスラスター(小型のロケット・エンジン)を噴射した。プロジェクト・マネージャーを務める中村さんが「楽勝だと思っていた」と語るほど、「あかつき」に問題はまったくなく、順調にここまでやってきたものの、肝心の軌道投入でスラスターが故障し、失敗した。スラスターは完全に壊れ、もう使うことはできない。しかし、運用チームはなんとかして再挑戦の機会を掴もうと検討を重ね、その結果「あかつき」の姿勢を制御するために使う、より小さなスラスターを使って軌道投入する方法が編み出された。この小さなスラスターは、探査機本体の上面と下面の4隅にそれぞれ搭載されており、「プシュ」と噴射することで、探査機を姿勢や向きを制御する。そのため1基あたりの力はすごく小さい。軌道投入では4基を同時に噴射するが、それでも本来使うはずだったスラスターの20%の力もない。難しい方法だったが、道筋は見えた。再挑戦は2015年の冬ごろに設定され、そして2011年11月、それに向けて軌道を調整するため、この小さなスラスターを使った軌道修正が行われた。その後、投入日を2015年12月7日に設定することが発表され、また2015年7月には、金星を周る軌道への投入後の観測を有利にするための軌道修正も行われた。さらに「あかつき」は、太陽の熱にも耐えなければならなかった。投入に失敗したことで、当初想定していなかった近さにまで太陽に近付く軌道を回ることになり、最も近付くところ(近日点という)を9回も通過しなければならなくなった。そのたびに想定を超える熱にさらされ、探査機の全体に貼られている金色の断熱材の劣化が進んでいたこともあり、きびしい状況が繰り返された。それでも大きな問題は起きず、「あかつき」は航行を続け、金星周回軌道投入への再挑戦は、もう目前まで迫っている。○2015年12月7日の計画「あかつき」は、金星よりも太陽側、つまり内側の軌道を回って金星を一度追い越し、現在は金星の前方を飛んでいる。このあと12月1日ごろになると、「あかつき」は金星の軌道よりも外側に出るため、自然に速度が落ち、金星が追い付いてくる。そして12月7日になると追い越されるため、この瞬間を狙ってスラスターを噴射し、探査機の速度を落とすことで、金星の周りを回る軌道に入ることができる。12月7日の金星軌道投入に先立ち、12月6日には、7日当日の行動を「あかつき」自身の判断で行えるよう、新しく作成されたプログラムが送信される。その後、探査機の姿勢を変える作業も行われる。現在「あかつき」は太陽の熱に耐えるため、機体の中で最も熱に強い面を常に太陽の方向に向ける姿勢で飛んでいる。そのままでは軌道に入るためのスラスターが噴射できないので、あらかじめ姿勢を変えなければならない。そして12月7日の4時30分に、長野県にある臼田宇宙空間観測所の大きなパラボラ・アンテナを使い、「あかつき」との通信が始まる。8時22分に「あかつき」は地球から見て金星の裏側に入る。そして8時51分に、「あかつき」は前日に送られたプログラムにしたがって、機体の上面にある4基の小さなスラスターの噴射を開始する。噴射時間は20分間。この噴射は「VOI-R1」と呼ばれており、VOIとは「金星軌道投入」を意味する「Venus Orbit Insertion」の頭文字から取られ、「R」は「Re-何々」とか「Revenge(雪辱)」といった単語を想定しているという。やがて「あかつき」は金星の裏側から出てくる。そこで噴射の状況などを確認し、もし20分よりも早く噴射が止まってしまった場合など、必要なら追加の噴射を行うように地上から指示が出される。この追加の噴射は「VOI-R1c」と呼ばれている。この「c」は「correction(補正)」や「contingency(万一の)」といった単語を想定しているという。なお、VOI-R1が成功したかどうかにかかわらず、探査機は必ず決められたタイミングで機体をほぼ反転させることになっている。もしVOI-R1が失敗したとすれば、それは上面側スラスターに原因である可能性が高いので、下面側を使ってVOI-R1cが行えるように、あらかじめ下面側を噴射する方向に向けておくための処置である。なお、12月7日の時点では、「スラスターの噴射が実施できたかどうか」しかわからず、「軌道投入に成功したかどうか」は、その後数日かけて確認をしないとわからない。JAXAでは、12月9日の18時から、軌道投入の成否に関する記者会見を行うとしている。無事に軌道投入に成功すれば、まず観測機器の試験が行われ、試験的に撮影された金星の画像も、このころに公開できる見込みだとしている。その後、探査機の軌道を徐々に科学観測に適した軌道へと変え、2016年3月以降から、本格的な科学観測を開始する予定だという。軌道の関係で、当初期待されていた観測の一部ができなくなったり、また一部のデータの質が落ちるといった点はあるものの、たとえば金星の自転よりもはるかに速く大気が動く「スーパー・ローテーション」という現象など、謎の部分が多い金星の大気の様子について、多くの発見が得られることが期待されている。○難易度の高い挑戦11月9日の記者会見では、現在「あかつき」は、5年前に損傷したスラスターを除けば、特に不具合は出ておらず、探査機は健全であることを確認しているという。しかし、「あかつき」の設計寿命は4.5年という前提で造られているため、現在ではすでに超えており、いつどこかが故障してもおかしくはない状態にある。また、前述のように想定以上の太陽熱にさらされていたことで、探査機には疲労がたまっている。「あかつき」のプロジェクト・マネージャーを務める中村さんは、「この5年間で衛星も疲労していますので、投入中にどこかが故障するといったことが起これば、計画を達成できない。その意味では、(5年前と比べて)難易度は高いと考えています」と語る。中村さんによると、「もし何か起きるとすれば、VOI-R1の開始直後、噴射し始めのときが一番危険性が高い」という。4基の小さなスラスターは、機体の姿勢を変えるためのものなので、機体の重心を通っていない。そのため、もしこの4基の噴射の力がバラバラだったりすると、姿勢が崩れてしまう可能性がある。ある程度は「あかつき」自身で立て直すこともできるが、それにも限界がある。立て直しが不可能となれば、「あかつき」は噴射を止めることになっている。この場合、VOI-R1ではほとんど噴射ができないことになるが、VOI-R1cで挽回することは可能だという。また仮に、20分の間噴射ができたとしても、その間に探査機の姿勢が少しでもずれていれば、必要なだけの減速をすることができず、失敗に終わる可能性もないわけではない。「あかつき」はすでに設計寿命を超えている上に、残っている燃料は今回の投入でほとんど使い切ってしまうため、もし今回も失敗すれば、再々挑戦の機会は無い。探査機のエンジニアリングを担当する廣瀬さんは「さまざまなエンジニア的な準備を行ってきました。考え漏らしなどがないように、これまでも準備していますが、12月7日までよくよく不具合への対策を取っていけたらと思っています」と語る。中村さんは「実は探査機にはそれほど壊れる不安は無い。それより地上の設備のほうが壊れるかも」とも語る。探査機の運用に使うコンピューターは旧式のものが多く、またプログラムなどもそれ専用に造られているため、代わりを用意するのが難しい。実際にリハーサルでは、地上設備のトラブルが起きたという。○観測機器も健全、士気も高い一方、「あかつき」に搭載されている科学観測機器も同様に、不安は残る。この5年間、「あかつき」は観測機器を太陽の熱から守るような姿勢で飛行していたが、やはり設計寿命を超えていることから、故障してもおかしくはない。ただ、こちらも現在まで大きな問題は出ておらず、また搭載されている5台のカメラのうち、LIR(中間赤外カメラ)とUVI(紫外イメージャ)、IR1(1μmカメラ)の3台に関しては、10月中に試験を行い、最低限ながら健全性を確認することができたという。残る2台のR2(2μmカメラ)とLAC(雷・大気光カメラ)については、現在の探査機の姿勢では確認することができないため、金星軌道投入後に確認試験を実施するという。プロジェクト・サイエンティストの今村さんは「5年前と状況は違います。軌道も当初の最適と考えていたものと違います。観測機器も、気付いていないような不具合があるかもしれない」と語る。しかし、「サイエンス・チームはこの5年間、遊んでいたわけではなく、観測データを解析するプログラムの改良をしたり、海外のミッションに参加して腕を磨いたりと、みんないろんな形で知恵をつけてきています。もちろん5年前と比べて厳しい面はありますが、何とか知恵と努力で乗り切りたいと考えています。今のサイエンス・チームの士気はとても高いです」と、期待を寄せる。「あかつき」は決して楽観的な状況ではない。けれども、悲観するほどでもない。中村さんは「やるべきやることはやりました。すべてがうまく行けば、必ず成功すると考えています。人事を尽くして天命を待つという心境です」と決意を述べる。2015年11月10日で、「あかつき」は打ち上げからちょうど2000日を迎えた。11日現在、金星到着の日まであと26日である。
2015年11月11日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年11月9日、金星到着を12月7日に控えた金星探査機「あかつき」の最新の状況と、当日の運用計画について記者会見を行った。「あかつき」は今から5年前に金星を回る軌道に入ることに失敗、その後は太陽の回りを周りながら、再挑戦に向けて準備を行ってきた。現在、探査機に大きな問題は発生していないが、予定よりも長い航海となったことで探査機には疲労がたまっており、軌道投入は難易度の高い挑戦となる。「あかつき」は2010年5月21日、日本初の金星探査機として打ち上げられた。そして約半年後の12月7日に、金星周回軌道への投入に挑んだが、軌道に入るための噴射に使うスラスター(小型のロケット・エンジン)が故障したことで入れず、そのまま通り過ぎ、太陽を回る軌道に入った。その後「あかつき」は太陽の回りを周りながら、再挑戦できる機会を伺ってきた。そして検討の結果、2015年末に金星に到着できる新しい軌道が見つかり、それに向けて2011年11月に3回、また今年7月にも3回の軌道修正が行われた。現在「あかつき」は、金星よりも太陽側、つまり内側の軌道を回って金星を追い越し、金星の前方を飛んでいる。このあと12月1日ごろになると、「あかつき」は金星の軌道よりも外側に出るため、自然に速度が落ち、12月7日にちょうど金星と近付くことができるという。「あかつき」はまず、金星周回軌道への投入に先立ち、前日の12月6日に地上で作成された軌道投入のためのプログラムが送られ、当日の動作を「あかつき」が自分の判断で行えるようにする。その後、探査機の姿勢を、噴射を行うための向きに変える。そして12月7日の8時51分に、「あかつき」は4基のスラスターを同時に噴射する。軌道投入用のスラスターは5年前に壊れているため、本来は探査機の姿勢を制御するために装備されている、より小型で、力の弱いスラスターを使う。噴射は20分間続き、金星を回るために必要なだけ探査機を減速する。このスラスター噴射のことを「VOI-R1」と呼ぶ。地上からは常に「あかつき」を追うことができ、また「あかつき」からも途切れ途切れながら電波が送られてくるので、それを確認しつつ、必要に応じて追加の噴射(VOI-R1c)が行われる。12月7日の時点では、「スラスターの噴射が実施できたかどうか」しかわからず、「軌道投入に成功したかどうか」は、その後数日かけて確認をしないとわからない。JAXAでは、12月9日の18時から、軌道投入の成否に関する記者会見を行うとしている。現在「あかつき」は、すでに設計寿命の4.5年を超えており、どこかの機器が壊れてもおかしくはない状態にある。それに加え、当初の想定よりも太陽に近付く軌道に乗ったことから、太陽の近くを通過するたびに、設計時の想定を超える熱にさらされ続けており、探査機には大きな疲労が蓄積されている。しかし今のところは、5年前に壊れたスラスターを除けば健全な状態を保っているという。また観測機器も同様で、5台搭載されているカメラのうち、3台に関しては今年10月に試験を行い、こちらも最低限の健全性を確認しているという。残り2台のカメラは、探査機の姿勢の関係で確認ができないため、金星周回軌道投入後の確認となる。無事に軌道投入に成功すれば、まず観測機器の試験が行われることになる。試験的な金星の画像も、このころに公開できる見込みだとしている。その後、探査機の軌道を徐々に、科学観測に適した軌道へと変える。本格的な科学観測の開始は2016年3月以降に予定されている。軌道の関係で、当初期待されていた観測の一部ができなくなったり、また一部のデータの質が落ちるといった点はあるものの、謎の部分が多い金星の大気について、多くの発見が得られることが期待されている。プロジェクト・マネージャーを務める中村さんは「この5年間で衛星も疲労していますので、投入中にどこかが故障するといったことが起これば、計画を達成できない。その意味では、(5年前と比べて)難易度は高いと考えています」と語る。しかし「やるべきやることはやりました。すべてがうまく行けば、必ず成功すると考えています。人事を尽くして天命を待つという心境です」と決意を述べた。(編集部より:この記者会見についての詳細レポートは11月11日に掲載予定です。)
2015年11月10日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。それぞれの星ならではのパワーで願いを叶える秘訣、今回は「太陽」です。■1.最高にパワフルな〈太陽パワー〉とは?「太陽」は ”太陽系” の中心星として、まわりを回る星たちを従えるほどの、大きなパワーを発揮しています。そのパワーは、生命力そのもの!そして、パワフルな中心星らしく、まぶしいまでの存在感とプライドを示しています。また、その燦然と光り輝く華々しさから、成功や名誉を象徴します。自分らしさを発揮して自信を持ち、その自信を成功の鍵とするためには、この〈太陽パワー〉が欠かせません。あなたも〈太陽パワー〉で大いに自信をつけ、心の底から求める真の成功を手に入れましょう。■2.〈太陽パワー〉たっぷりの名言にふれよう!たとえば、太陽を守護星とする獅子座の女性として有名なココ・シャネルの言葉は、〈太陽パワー〉にあふれています。ここでは引用はしませんが、彼女の名言はネット上にも沢山紹介されていますから、ぜひ検索してみてください。また、シャネルに限らず、さまざまな有名人の名言や格言のうち、あなたの心に響く言葉を書き留めてみましょう。イヤなことがあった時、落ちこんでしまった時、疲れて何をする気力もない時などに、その言葉を読み返すのです。パワフルな人生を送った人は、原動力として〈太陽パワー〉を活用しているはずですから、その人が残した名言にも〈太陽パワー〉がこもっています。何度も読み返し、そのうちに暗記してしまうことで、太陽のパワーならではの元気をもらうことができるでしょう。■3.自分らしく成功するイメージを思い描こう!どんなにステキな夢や願いでも、それがあなた自身にマッチしていなければ、「絵に描いた餅」です。あなたは、あなたらしくステキに輝かなければ、あなたの人生を歩んでいる意味がありません。あくまでも自分らしさを追求し、自分ならではの魅力に磨きをかけることによってのみ、あなたは本物の自信を持つことができ、他の人とは違う ”あなたという個性” を発揮できるのです!オンリーワンの魅力。それこそが〈太陽パワー〉にあふれた魅力といえるでしょう。あなたが「将来どうしたいのか?」「心の底から願うことは何か?」「あなたの喜びはどこにあるのか?」など、自分自身の胸に手を置いて、じっくり考えましょう。すると、自分らしい成功とは何なのかが、だんだん見えてくるでしょう。■4.”太陽的な意識” で創造性を発揮!万物にエネルギーを注ぐ太陽は、生命の創造や自己表現に深く関わっています。そのため、〈太陽パワー〉によってオリジナリティーや創造性を発揮することができ、世界でたった1つの ”あなただけの成功” を獲得できるのです。〈太陽パワー〉を活用するには、以下のような ”太陽的な意識” を持ちましょう。・他人と競い合うのではなく、自分自身の心を強く持ってオンリーワンを目指す・気どらず斜に構えず素直になってストレートに成功を願う・毎日を精一杯生き抜くこと。今日できることを明日に引き延ばさない!・子どものころの純粋な夢や憧れを心の奥に持ち続けて忘れない・人に頼るのではなく、人から頼られるようになろうと心がける・「~だからできない」「だって~だもん」などと言い訳をしない上記のような意識が、すらすら頭の中に流れるように、何度も自分に言い聞かせましょう。■おわりに真の成功を目指すなら、何ごとも「これでいい」ということはありません。適当なところで満足してしまわず、向上心を持ち続けましょう。そんなあなたには、きっと〈太陽パワー〉にあふれた成功がもたらされるでしょう。(隆速治沙/ライター)
2015年10月04日東京都・南青山の岡本太郎記念館では、太陽の塔と対峙する建築、空間のアイデアを募集して選ばれた7点の入選作品、および応募作品の一部を展示する企画展「太陽の塔に対峙せよ」を開催する。開催期間は10月28日~2016年2月28日(火曜休館、ただし祝日の場合は開館/年末年始(12月28日~1月4日)は休館。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般620円、小学生310円。今回のアイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」は、9月7日~9月16日の期間に作品募集が行われ、16歳~67歳という幅広い年齢層から計150点もの応募があったという。その中から2日間にわたる一次審査によって7点の入選作品が選出され、10月28日~2016年2月28日の期間中、岡本太郎記念館に他の一部の応募作品とともに展示される。また、11月26日には入選者のプレゼンテーションと最終審査が公開で行われ、その場で最優秀賞と特別賞が発表されるということだ。最終審査の詳細については、後日岡本太郎記念館のWebサイトで発表されるという。ちなみに、最優秀賞(1名)には賞金50万円と岡本太郎記念館での作品展示権が、特別賞(1名)には賞金20万円とパリ往復航空券が贈呈されるとのことだ。なお、審査員は、建築批評家/東北大学教授の五十嵐太郎氏(審査委員長)、美術批評家/多摩美術大学教授の椹木野衣氏、建築家の藤本壮介氏、空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長の平野暁臣の4名が務める。
2015年10月02日太陽のマルシェ実行委員会は9月12日・13日、都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を「月島第二児童公園」(東京都中央区)で開催する。太陽のマルシェは、2013年9月から毎月第2土曜日、日曜日に定期開催されており、毎回約100店舗の出店と約1万8,000人の来場者が集まるという。今回は「2周年! 果実!」をテーマとし、数々のフルーツが大集合。また、来場者に感謝の気持ちを込め、子どもも大人も楽しめる2周年記念イベントも企画されている。販売商品には、山梨県の「天野ぶどう園」からシャインマスカットや、山形県の「安達農園」からナイアガラ、長野県の「伊藤ぶどうファーム」からナガノパープル、ゴールドフィンガーなどのさまざまなぶどうが登場。ほかにも、「鳥取いわしや」から鳥取県産の二十世紀梨、「マルシェ東京」から青森県産のりんごの津軽といった、秋を代表する果実が用意されている。2周年記念イベントでは、200人に産地直送の野菜とオリジナルトートバッグをプレゼントしたり、記念撮影、野菜や加工品があたる抽選会を行ったりする。さらに、旬の野菜を選んで詰められる「野菜詰め放題」や、カラフルなトマトを金魚すくいのようにすくう「トマトすくい」も開催予定。開催時間は、両日とも10時~17時。雨天決行で、荒天時は中止の場合があるとのこと。
2015年09月09日9月4日、本多劇場で『幕末太陽傳』が開幕した。元となるのは1957年、川島雄三監督によってつくられた名作映画『幕末太陽傳』。落語「居残り佐平次」を軸に、ある遊郭を舞台にした物語が展開する喜劇だ。劇中のエピソードも「三枚起請」や「品川心中」など落語の演目からとられたもの。今回、この作品が初めて舞台化されることとなった。演出を手掛けるのは江本純子。そして主人公の佐平次を演じるのは青木崇高だ。舞台『幕末太陽傳』チケット情報劇場に入り幕が上がると、ステージ上はたくさんの衣装やら小道具やらで埋め尽くされている。その間を人々がバタバタと通り抜ける。隅にひょいっと青木が登場したかと思うと、着替えが始まる。ざわざわした楽しさに心を奪われていると、そこはいつしか江戸の遊郭に――。具体的な美術はほとんどなく、いくつもの段差によって空間が区切られ、シーンによってそれらはくるくると様々な場所に変化する。同じシーンでもしゃべっている者が周りの者に運ばれたり、はたまた自分で回転したりして、舞台でありながらそこに“カット割り”が生まれる。舞台全体を覆うにぎやかさに引っ張られて、観客は気が付けば物語の中に入り込んでゆく。青木演じる佐平次は、時間が経つにつれてどんどん軽やかに、伸びやかになる。適当なことを言って相手を丸め込んでは、どんなトラブルもなんとか解決してしまう佐平次を青木はじつに魅力的に演じている。連続テレビ小説「ちりとてちん」で落語家を演じてブレイクした、もともと落語にゆかりの深い彼だからこそこの軽さが出せるのだろう。また、女郎おそめを田畑智子が、もうひとりの女郎こはるをMEGUMIが演じるが、ともに佐平次にぞっこんになり、いがみあう二人のバランスが絶妙で、観ていて気持ちいい。ほかにも小林且弥や矢田悠裕ら若手実力派もそれぞれ活躍している。今作はやはり全員がざわざわと動き回るその空気が大きな魅力のひとつであり、そこをいくつもの役柄で盛り上げた加藤啓の存在がとりわけ印象に残る。時代が大きく変化するなか、飄々と駆け抜ける佐平次の行く末は、そしてこのにぎやかさの行きつく先は……。映画ならではの魅力に満ち溢れた原作をステージに乗せた結果現れたのは、舞台でしか表せない楽しさが詰まった作品だ。公演は9月13日(日)まで東京・本多劇場にて。チケット発売中。取材・文/釣木文恵
2015年09月07日千葉工業大学は9月7日、金星の表層が極度に乾燥している理由について、天体衝突が初期金星の水分を取り除いたとする新説を発表した。同成果は同大学惑星探査研究センターの黒澤耕介 研究員によるもので、欧州科学雑誌「Earth and Planetary Science Letters」電子版に掲載された。金星は地球とほぼ同じ質量であり、太陽からの距離も近いため、形成期の金星表層には地球の海水と同程度の水が存在していたと考えられている。しかし、現在の金星表層には地球の海水量の10万分の1しか水分が存在していない。金星表層の水の行方は、地球と金星がいかにして作り分けられたか、表層に液体の水を持つハビタブルプラネットがどのように作られるのかといった問題に直結する課題の1つとされている。これまでの研究から、太陽に近い金星では海が蒸発し、水蒸気の大気が形成されていたとされる。この水蒸気は若い太陽からの強い紫外線で水素と酸素に分解され、軽い水素は宇宙空間に放出されたと考えられている。しかし、金星サイズの惑星から地球海洋相当量の水に含まれる酸素を宇宙空間に逃すことは難しいため、金星の表層水の行方は水蒸気の紫外線による分解と、水素の宇宙空間への散逸後に残された分厚い酸素大気をいかにして消費するかという問題に帰着するとされてきた。形成末期の金星は現在の1万倍の頻度で天体衝突が起きていたと考えられている。この時期は天体重爆撃期と呼ばれ、水蒸気大気の光化学分解が進行する時期と重なっている。同研究グループは、天体衝突が金星の地殻・マントルを粉砕・掘削して、岩石塵を高温の初期金星大気中に放出し、その結果岩石塵と高温の酸素大気が反応し、岩石が酸化されることで大気から酸素が取り除かれたとする説を提唱。初期金星への天体重爆撃の数値モデルを構築し、天体重爆撃によって粉砕・掘削される岩石の総量を計算した。その結果、大気に放出される岩石塵の総質量は現在の地球大気質量の1万倍におよび、原子金星においては主要な酸素消費源となり得ること、ならびに強い紫外線による宇宙空間への水素散逸効果と合わせると、金星表層から水分を消失させる可能性があることが示された。初期地球にも金星と同程度の天体重爆撃があったと推定されるが、地球は太陽からの距離が金星よりもわずかに遠いため、水蒸気大気が凝縮して海洋を作り、紫外線による光化学分解を免れたと考えられる。この場合は、天体衝突によって岩石塵が大気中に放出されても、酸化反応が効率良く進むことはない。このことから、表層水が液体だったか気体だったかという形態の違いによって、天体重爆撃に対する表層環境の応答に違いが生じ、地球と金星が作り分けられたと推定されるという。同研究グループは「今回の研究成果は形成末期の天体重爆撃が惑星の地殻・マントルと初期惑星大気を激しく混合させ得ることを示しています。莫大な量の岩石塵と惑星大気の間の化学反応は初期大気質量や組成を大きく変える可能性があります。金星の表層水の問題だけでなく、系外惑星の大気進化過程にも重要な役割を果たした可能性があることをも示唆する結果です。」とコメントしている。
2015年09月07日皆既日食が起こると、太陽の周囲に、真珠色に淡く輝く部分が見える。これは「コロナ」と呼ばれる高温の大気で、その温度は100万℃もの、猛烈な熱さをもっている。ところが、太陽の表面の温度は6000℃しかなく、さらにコロナは太陽表面から数百kmから数千kmも離れている。にもかかわらず、なぜコロナは太陽の表面より、100倍以上も高温になっているのだろうか。この不思議な現象は「太陽コロナ加熱問題」として、数十年間にわたって多くの研究者を悩ませ続け、そして現在も未解決のままだ。その謎を探るべく、国立天文台と宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、2013年に日本の太陽観測衛星「ひので」と、米国の太陽観測衛星「IRIS」(アイリス)による共同観測を実施し、さらにスーパー・コンピューター「アテルイ」による数値シミュレーションを組み合わせた研究が行われ、そして2015年8月24日、その研究成果が発表された。はたして、太陽コロナ加熱問題に終止符は打てるのだろうか。連載の第1回となる今回は、「太陽コロナ加熱問題とはなにか」について見ていきたい。○太陽コロナ加熱問題8月も下旬に入ると、いくぶんか過ごしやすくなるが、それでも毎日うだるような暑さが続いている。この時期ばかりは太陽からさんさんと降り注ぐ光を恨めしく思うが、実のところ多くの生命にとってなくてはならない、天からの恵みである。この太陽からの光は、太陽中心部の「核」と呼ばれる部分で、水素を燃料とした核融合反応が起こり続けていることによって生み出されている。そのエネルギーは莫大なもので、核の温度はおよそ1600万℃にもなる。その核の外側には、厚さ約30万kmの「放射層」と呼ばれる領域があり、核で生じた熱が輻射によって外に向かって流れている。ここでも約800万℃と、想像を絶するほどの高温だ。さらにその外側には厚さ約20万kmの「対流層」があり、ここでもまだ70万℃もある。そしてその外側には、私たちが肉眼でまぶしく見える、「光球」と呼ばれる表面層があり、ここまで来ると温度は約6000℃ほどにまで下がる。その光球のさらに外側には「コロナ」という部分がある。コロナは皆既日食が起きたときなどに、太陽の周囲で淡く輝いて見える部分で、その色は「真珠色」とも例えられ、息を呑むほど美しい。コロナは太陽表面から数百kmから数千kmも離れている。にもかかわらず、コロナの温度はどういうわけか、約100万℃もあるのだ。6000℃も100万℃も、人間の感覚からするとどちらも「熱い」のだが、それはともかく、これほど桁違いに温度が違うのはおかしな話である。いったいどういう仕組みで、これほどまで熱くなっているのか。そしてそれはどうやって維持されているのか。これが「太陽コロナ加熱問題」として、太陽の本格的な観測が始まってから現在まで、長年にわたって多くの科学者を悩ませてきた謎であった。これまで、その謎を解く鍵が太陽の磁場にあるのではないか、ということはわかっていた。たとえば、100万℃以上のガスがあるとX線が放出されるが、そのX線を使って太陽を観測したところ、黒点のあるところで特にX線が強いこと、つまり100万℃以上のガスがあることがわかった。黒点というのは、太陽の表面に見える黒い斑点のような部分で、太陽表面より温度が1000℃ほど低いために黒く見えている。この黒点はまた、強力な磁場ももっている。つまり、X線が強いところに黒点があり、そして黒点は磁場が強いことから、太陽コロナ加熱問題に磁場がなんらかの形で絡んでいるのは間違いない、とされていた。ただ、それ以上のことは長い間わからずじまいだった。○「ナノフレア加熱説」と「波動加熱説」現在、太陽コロナ加熱問題では、大きく2つの仮説が議論されている。ひとつは「ナノフレア加熱説」と呼ばれるものである。太陽の表面ではフレアという爆発現象が起きており、そのうち小さなものがマイクロフレア、さらに小さなものがナノフレアと呼ばれている。今の技術ではナノフレアを観測することはできないものの、ナノフレアによって生じているエネルギーによって、コロナが加熱されているのではないか、という仮説である。そしてもうひとつが「波動加熱説」である。太陽の表面にはあちこちに磁場が生えてきており、その磁場が揺すられることで、波のエネルギーとして太陽表面からコロナにエネルギーが運ばれ、コロナの中で熱になっているのではないか、という仮説である。ただ、どちらの仮説にも一長一短があった。たとえばナノフレア加熱説では、ナノフレアによって発生するエネルギーをすべて足しても、コロナを加熱するために必要なエネルギーには足らないことが判明している。また波動加熱説は、光球からコロナへと波動が伝播する様子が観測されていないし、上空に伝播した波がどのように散逸し、コロナを過熱しているのかがわかっていなかった。どちらの現象も直接観測することが難しいため、決着は付かないままだった。そんな中、2006年に太陽観測衛星「ひので」が打ち上げられたことで、大きな進展が生まれた。○「ひので」が捉えた太陽コロナ中の磁場の動き「ひので」は「ひのとり」、「ようこう」に続く、日本にとって3機目の太陽観測衛星として、2006年9月23日にM-Vロケット7号機で打ち上げられた。衛星には可視光とX線、そして極紫外線を観測できる、3種類の先進的な望遠鏡が搭載されており、太陽のコロナの活動や磁気活動を詳しく観測することができると期待された。太陽コロナの波動加熱説を証明する場合、磁場そのものが肉眼では観測できないことが大きな課題だった。だが、2007年に「ひので」は、「プロミネンス」を利用し、コロナ中の磁場の動きを観測することに成功した。プロミネンスは、望遠鏡などで見ると、まるで炎が噴き出しているように見えることから「紅炎」とも呼ばれるが、その実態では炎ではなく、100万℃の太陽コロナ中に浮かぶ1万℃ほどの"低温"のガスである。その起源は光球の外側、またコロナの内側にある、「彩層」と呼ばれる部分にある濃いガスである。プロミネンスは周囲のコロナよりも100倍ほど重いが、コロナ中の磁場がハンモックの役割を果たし、このガスを浮かせることで噴き上げられている。つまり、コロナ中の磁場を直接観測することは困難でも、磁場に束縛されたプロミネンスの様子を観測することで、コロナ中の磁場の性質や振る舞いを調べることができる。そしてその結果、磁場が上下に揺らぎながら横に移動していることが発見された。こうした磁場を伝える波のことを「アルヴェン波」と呼ぶ。太陽でアルヴェン波が観測されたのはこれが史上初のことで、世界的な大発見となった。さらに、観測されたアルヴェン波の波動は、コロナの加熱に十分なだけのエネルギーを持っていることもわかった。これで波動加熱説が確かめられ、コロナ加熱問題は見事解決――とは、しかし、そうは問屋が卸さなかった。(続く)
2015年09月07日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。それぞれの星が象徴するシンボルとアクションを利用した運気アップ・スペシャル、今回は「金星」です。〈金星シンボル〉を上手に使えば、魅惑の女子力を手に入れると同時にリッチにもなれるという、なんともちゃっかりしたお話。「金星」は、”美”とその裏付けとなる”富”をつかさどる星。恋を夢見るだけの星ではないのです。さあ、財運と恋愛運のWアップのために、金曜日に〈金星シンボル〉と〈金星アクション〉で、金星のパワーを取り入れましょう!■1.金星シンボルとは?金星のシンボル・カラーは、グリーンとピンク。ナンバーは7で、形はドーム型やアールヌーボー的な曲線を描く形。金星のシンボル・アニマルは、鹿・山猫・白鳥・白鳩・カナリア、そして小さいウサギやハムスターなどペットの小動物。シンボル・カラーのグリーンやピンクなど、美しい色のトカゲやヤモリ。植物はバラ科の植物とその果実、たとえばバラ・桜・梅などの花と、リンゴ・イチゴ・ナシ・モモ・さくらんぼ・アンズなどの果実です。シンボル・フードは、上記のバラ科の果実が代表的ですが、金星が象徴する甘い味覚から、ケーキなどの甘いお菓子も金星フードです。シンボル・グッズは、可愛い服やアクセサリーやキュートな小物。たとえば、レースやリボンを使ったガーリーな服や小物、ゆるキャラとかアニメキャラなどキュートなキャラクター小物なども、金星のシンボル・グッズです。それから、エメラルドやローズクォーツといった、シンボル・カラーの宝石も〈金星シンボル〉となります。これら〈金星シンボル〉を使ったり、シンボル・フードを食べたりすれば、金星のパワーを効率よく取り入れることができるのです。また、金星プレイスといえば以下のような場所で、そこには金星パワーがあふれています。美術館や美容院や化粧品店をはじめ、美や芸術に関連する場所。華やかなパーティーやイベントが開かれる会場。ティーンエイジャーを対象とした、キャピキャピしたグッズを売る雑貨店。スイーツの店をはじめ若い女性に人気のある飲食店。花の名所や果樹園。■2.〈金星シンボル〉でパワーアップするためのアクション〈金星シンボル〉のパワー効果を上げるために、金曜日に以下のようなアクションを実行してください。*ファッションはキュート&ガーリーに決め、スラックスではなく必ずスカートをはく*可愛い柄やデザインのインテリア・グッズか、美しい風景の絵画や写真を部屋に飾る*小動物とふれあう=小動物を飼っている友人の家や小動物カフェや動物園やペットショップで*バラの花を生けるか、バラのポプリやローズ系の香りの化粧品を使う*〈金星カラー〉であるグリーンやピンクの服とアクセサリーを身につけ、華やかな金星プレイスへ出かける*見た目も金星的に可愛い甘いお菓子を食べ、バラ花茶など香りのいい飲み物を飲む■3.美をかたちづくる何かにチャレンジしよう!金曜日のアフター5には、芸術的な習いごとをしたり、アート系ワークショップでアート制作体験をしましょう。あるいは、着物の着付けや礼法や歩き方などを学んで、立ち居振る舞いを美しくするのも良いでしょう。美的センスを磨き、見た目も内面も美しくなることにより、あなた自身の価値をどんどん高めていきます。美や富に縁があるとは、美や富にふさわしい”価値ある存在”になる、ということなのです!■4.金星的なイメージによる自己暗示以下のような言葉による自己暗示で、自分の魅力に自信を持てるようになりましょう。・私には美しいオーラがあり、私の笑顔や仕草は周囲を魅了する・私の「心の中の美術館」には美しい景色や香り高い花がいっぱい!・私は、あふれでるほど豊かな愛を、周囲の人や動物や植物にそそぐ・きょうもきっと素敵な出会いや楽しい出来事がある!・朝は庭園で小鳥がさえずり、夕べには金星が輝くように、私の人生は豊かで美しい!あらかじめ上記のような言葉を最低2つ以上メモしておき、自分の部屋をはじめ、誰もいない空間で声に出して読み上げます。文体は、「ですます調」でも「である調」でも何でもOK。多少、文章が違っていてもかまいません。ただし、必ず肯定的に断定すること。できれば毎日、繰り返し読み上げて、いつでもどこでも暗唱できるようにしましょう。■おわりに金星は、さわやかな笑顔で明るく楽しいことを考えている人にこそ、パワーをさずけてくれます。何かイヤなことがあっても、いつまでも引きずらず、前向きに楽しいことを考えるように心がけましょう。スッキリさわやかな気分になるためには、部屋をきちんと片付けるのも効果的ですよ。(隆速治沙/ハウコレ)
2015年08月28日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月5日、2015年12月7日に予定している金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への再投入に向けて7月17日、24日、31日の3回に分けて実施した4回目の軌道修正制御の結果を発表した。この結果、8月2日までに取得したテレメトリデータを解析したところ、8月4日17時30分(日本時間)を持って、軌道修正制御が計画通りに実施されたことが確認されたとしている。あかつきは今後、8月29日に太陽の近日点を通過した後、10月から12月にかけて軌道の微調整を実施。その後、軌道投入の前日となる12月6日に姿勢を観測に適したものへと変更し、翌12月7日に金星の周回軌道への投入が計画されている。
2015年08月05日パナソニック エコソリューションズは7月23日、25年のモジュール出力およびモジュール機器の無償保証を付与した太陽電池モジュール4製品を発表。併せて、同社の太陽電池モジュール生産拠点の1つである滋賀工場を報道陣に公開した。同製品は、セル-モジュールの一貫生産による高品質設計と、40年にわたって培ってきた品質管理などのノウハウの蓄積による解析力を融合させた新たなセル接続技術などの開発により、技術的に可能であるとの判断から25年にわたるモジュール出力/機器の無償保証を実現したものとなっている。また、独自構造HITによる高効率化の実現に加え、新たに「ヘテロ接合の界面清浄化技術」を開発。これにより、ヘテロ接合界面の再結合損失と抵抗損失の低減が可能となり、出力を向上させることに成功。モジュールあたりの出力は最大で現行工法品で245W、変換効率は最大19.5%としている。さらに、量産ベースのセルを用いつつ、さまざまな技術を活用したプロトタイプモジュール(125mm角×72セル)において、モジュール変換効率22.5%(モジュール出力270W)を達成したとしており、順次、実際の量産品へと活用した技術の適用を進めていきたいとしている。さらに、最上位機種については、モジュールと架台の両方を改良した「PS(プッシュ&スライド)工法」を採用。これにより、モジュールとモジュールの隙間が減り、見た目が美しくなるほか、モジュール取り付け時の電動工具が不要となり、施工性の向上が図られ、取り付け工数および取り付け時間の短縮が可能になったとする。実際に、同社が作業時間を現行工法と比較したところ、3列4段の作業で、現行工法では4時間55分のところ、2時間48分へと短縮でき、中でも実際のモジュールの設置時間については70分の短縮を図ることができ、屋根での作業量を減らすことができることが示されたとしている。なお、現行工法品が9月24日より、PS工法品が10月14日より、それぞれ受注を開始する予定で、2015年度で合計5万セットの販売を目指すとしている。また、希望小売価格はPS工法の出力250W品が17万3000円(税別・工事費別)、同120W品が7万1000円(同)、現行工法品の245W品が14万5000円(同)、同120W品が7万1000円(同)としている。
2015年07月23日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月9日、金星探査機「あかつき」に関する記者会見を開催し、7月に実施する軌道修正制御(DV)について説明を行った。あかつきはこれまでに3回の軌道修正制御を実施しており、今回が4回目。これに成功すれば、計画通り12月7日に金星に再会合する軌道に入ることになる。これまでの経緯などについては、前回記者会見時の記事を参照していただきたい。【レポート】金星探査機「あかつき」は12月7日に再投入 - 2年以上の科学観測でエクストラサクセスも2011年11月に実施した3回の軌道修正制御(DV1~3)により、あかつきは現在、2015年11月に金星に最接近する軌道を飛行している。このまま飛行して金星の周回軌道に投入することも可能であるが、この場合、投入時点の太陽摂動(潮汐力)の作用が近金点高度を下げる向きに働くため、周回中に金星に落下してしまう恐れがあった。このリスクを回避するために実施するのが4回目の軌道修正制御(DV4)である。DV4前の軌道だと、金星軌道の内側から金星に接近する形になるのに対し、DV4後の軌道では、一旦、金星軌道の外側に出て、そこで金星に追いつかれるようになる。金星に接近する方角を変えることで、周回軌道の楕円の長軸の向きを変えるというわけだ。ここまでは今年2月の記者会見で説明されていたことだが、今回のアップデートは、(1) DV4は3回に分けて実施する、(2) 金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-R1)ではトップ側の姿勢制御エンジン(RCS)を使用する、の2点だ。前回、DV4は「7月に1回実施する」と説明されていたが、3回に分けて実施することになり、それぞれDV4-1/2/3という名称が付けられた。必要なΔV(加速量)は87m/sで、現在の計画では、DV4-1で18m/s(94秒間)、DV4-2で53m/s(276秒)、DV4-3でその残りを実施する予定。もし3回で不足していたら、4回目を実施することで補う。DV4を3回に分けたのは、上記の(2)が密接に関係している。あかつきのRCSは、トップ側(ハイゲインアンテナ側)とボトム側(メインエンジン側)にスラスタが4本ずつ搭載されているが、周回軌道投入時には、熱的な制約から、トップ側を使うことに決まったという。ボトム側を使う姿勢にすると、機体の温度が上がってしまうので、なるべく避けたいのだ。ボトム側では不可能というわけではないが、ボトム側を使うとなると、温度の上昇を抑えるために、VOI-R1の直前に姿勢を変える必要がある。しかし、トップ側ならば、前日(12月6日)のうちに姿勢を変えておいても問題無く、運用に余裕が出る。理由としては、温度そのものよりも、むしろこちらが大きい。ところが、過去3回の軌道修正制御では、すべてボトム側が使われており、トップ側を長時間噴射した実績が無かった。トップ側も姿勢制御系のアンローディングでは日常的に使われており、長時間噴射でも問題無いと見られてはいるものの、その性能試験の意味も兼ねて、DV4でトップ側を使うことになり、慎重を期して、3回に分けたというわけだ。惑星の周回軌道への投入は一発勝負だ。前回の失敗でそれを痛感したわけだが、VOI-R1での噴射時間は1,145秒と、DV4の2.5倍程度だ。同じトップ側のRCSを使うので、今回のDV4に成功すれば、かなり展望は開ける。JAXAの中村正人・あかつきプロジェクトマネージャも、「かなり安心して投入に臨めるようになる」と述べる。あかつきの現在の機体の状態については、特に問題は起きていないという。5年前、金星周回軌道投入に失敗したことで、あかつきは太陽に近づく楕円軌道を飛行。想定以上の熱量を受けたことによる機器の劣化が懸念されているが、今後、8月29日に9回目の近日点通過があり、熱的にはこれが最後の試練となる。中村プロマネは、「紫外線により、金色のMLI(多層断熱材)は飴色に、白色のハイゲインアンテナは真っ黒になっているはず」としつつも、「洋服はボロボロだが、内部の温度はそれほど悪くなっていない。それなりの機能を維持している」と述べ、問題は無いとの見通しを示した。
2015年07月10日イートアンドは24日、トマトラーメン専門店「太陽のトマト麺」新宿東宝ビル店限定で「太陽の濃厚海老トマつけ麺」を販売開始した。○5つのトッピングで、味の変化を何通りも楽しめる同商品は、鶏パイタンスープに魚介のだし、アメリケーヌソース(甲殻類の出汁)、トマトソース、生クリームなどを合わせた、マイルドな味わいの"濃厚えびだしトマトつけ麺"。しなやかでつるりとした喉ごしの麺と風味豊かにからみ合う仕上がりとした。5つのトッピングで基本形から味の変化を何通りも楽しめるという。トッピングはセットになっており、炙り鶏チャーシュー、炙りカマンベールチーズ、特製焼き豆板醤のトマト辛いジャン(アジア風)、野菜ミックスフリット、ジェノベソースの5種となる。販売店舗は、東京都新宿区・太陽のトマト麺 新宿東宝ビル店。ディナー限定での販売となる。価格は980円(税込)。
2015年06月25日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。それぞれの星が象徴するシンボルとアクションを利用した運気アップ・スペシャル、今回は「太陽」です。結婚は最も公明正大な男女関係で、「太陽」がつかさどるため、〈太陽シンボル〉を使うと結婚運が活性化します。そして、「太陽」のパワーが最強となる日曜日に、「太陽」的なアクションを起こすのがベストなのです。さあ、あなたも〈太陽シンボル〉と〈太陽アクション〉で、日曜日に婚活しましょう!■1.太陽シンボルとは?まずは、太陽カラーのゴールドとオレンジ。太陽の輝きの色です。この二色には、自ら輝きながら望みを実現していくパワーと、陽の当たるポジションを勝ち取るパワーが満ちています。また、オレンジは〈太陽フルーツ〉であるオレンジの色ですし、いわゆるビタミン・カラーでもあります。ゴールドは太陽の金属=〈太陽メタル〉である、ゴールドそのものの色でもあります。さらに、ラブ運に関して太陽が象徴する色として、ローズピンクがあります。ピンクは金星の「ときめきカラー」でもあるため、愛情に恵まれやすくなります。この色を効果的に使えば、「太陽」的に公明正大な愛情、つまり、親や周囲が公認する恋愛のチャンスに恵まれるというわけです。それから、太陽が象徴する名誉やプライドと、丸い形や獅子(ライオン)も〈太陽シンボル〉です。たとえば、この2つをあわせ持つのが、日本の国旗である日の丸。つまり、日の丸が掲げてある場所は〈太陽シンボル〉パワーにあふれています。そして、ライオン像が置いてある有名デパートの玄関なども、〈太陽シンボル〉パワーにあふれた場所です。また、名誉やプライドを表す胸(心臓の位置)に、大きめの丸いペンダントやブローチやワッペンなどを飾っても、この2つを同時に表すことができます。■2.〈太陽シンボル〉でパワーアップするためのアクション〈太陽シンボル〉のパワー効果を上げるために、日曜日に以下のような6つのアクションを実行してください。1.〈太陽カラー〉や丸い形のモノを使ったインテリア・コーディネートをする2.〈太陽メタル〉ゴールドのアクセサリーや小物を身につける3.〈太陽シンボル〉パワーにあふれた場所へ出かける4.有名ブランド店で〈太陽シンボル〉に当てはまるモノを買う5.太陽の形である「丸」を手帳やカレンダーなどに〈太陽カラー〉のペンで書く6.太陽が象徴する大会場で有名スターが主演する演劇やライヴを鑑賞■3.目上の人とゴージャスな日曜ランチを!日曜日にランチを兼ねて、有力者や上役など、力のある人に「婚活相談」をしましょう。たとえば、クライアントの社長さんなどは、最高の人選です。ランチをする場所は、一流ホテルのメイン・ダイニングや有名レストランがおすすめ。できるだけゴージャスなメニューを選び、〈太陽フルーツ〉のオレンジを使った飲み物かデザートを注文してください。■4.太陽的なイメージによる自己暗示以下のような言葉による自己暗示で、あなた自身の心の中の不安や迷いを吹き飛ばします。元気で楽しい気分になることにより、誰の前でも緊張しないで、ごく自然に振る舞えるようになるでしょう。・私はいつも太陽のように明るく元気・今の私には太陽が味方している!・私は私らしく、私ならではの魅力を発揮する・太陽のパワーを取り入れて、私は煌々と光り輝く・希望を胸に抱けば、太陽のように偉大なエネルギーが生まれるあらかじめ上記のような言葉を最低2つ以上メモしておき、自分の部屋をはじめ、誰もいない空間で声に出して読み上げます。文体は、「ですます調」でも「である調」でも何でもOK。多少、文章が違っていてもかまいません。ただし、必ず肯定的に断定すること。できれば毎日、繰り返し読み上げて、いつでもどこでも暗唱できるようにしましょう。■おわりにとことん陽気で明るい太陽にちなみ、すてきな笑顔で元気に暮らしてください。くよくよ悩んでいる暇がないくらい、日々アクティブに過ごすことです。〈太陽シンボル〉と〈太陽アクション〉で、婚活を進展させましょう!(隆速治沙/ハウコレ)
2015年06月07日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。星ごとに違う方法で恋を後押しする惑星メソッド、今回は「金星」です。きっとあなたも、「あの女優は華がある」とか「彼女がいると場が華やぐ」なんていう言葉を聞いたことがあると思います。実は、この“華”こそが、金星の力がもたらす魅力なんです!あなたも、ぜひ〈金星メソッド〉で華のある女性になり、大好きな彼のハートを射止めましょう。■1.金星メソッドとは?金星は美や芸術や財宝をつかさどり、愛情や豊かさや実りをもたらすため、“豊穣星”とも呼ばれます。そして、見かけの素晴らしさだけでなく、内面の充実がともなうのが金星の特徴です。ただ表面的に美しいのではなくて、心の美しさや豊かな感受性もあわせ持ち、さらには教養の香りまで感じさせる女性こそ、本当に華のある女性なのです。男性は、そんな華のある女性には心の底から憧れ、「なんとしても自分のモノにしたい!」と強い欲望を抱きます。男性の憧れの女性になるため、金星の力を取り入れて、華を身につけることができるのが、この〈金星メソッド〉です。■2.〈金星メソッド〉でパワーアップするためのアクション〈金星メソッド〉の効果を上げるためには、以下のように金星的なアクションを実行してください。・フェミニンな髪型やファッションで決めましょう!例:長い髪なら、上品な華やかさのある縦ロール・ヘアに。短い髪なら、キュートな髪飾りを。服はパンツスタイルではなくスカートで。・美術や音楽を日常的に楽しみましょう!例:美しい絵画を携帯待受画面にしたり、明るく楽しい気分になれる音楽をダウンロードしていつでも聞けるようにしておく。・素敵な空間でリッチな食事をしましょう!例:何かの記念日やお祝い、自分へのごほうびに、インテリアがお洒落だと評判のカフェやレストランで飲食する。・アーティスティックな趣味にチャレンジを!例:アート作品を制作できるワークショップなどに参加して、感性を磨いたり、内面の豊かさを育てる。・かわいい小動物や美しい花に触れましょう例:アフター5に動物と触れ合えるカフェへ立ち寄ったり、花を買って帰って部屋に活ける。■3.自分を楽しませて満足することが大切日々を充実させ、心身にゆとりをもちましょう。・朝起きたら真っ先に、楽しい予定について考えること。・季節の移ろいや自然の中の美を、毎日必ず、金星のナンバーである7つずつ見つける。・快適なソファや履き心地抜群の室内履きを購入するなど、あなたのお部屋を今以上に居心地良くする。・お気に入りのジェエリーやお洒落小物は、大事にしまっておくのではなく、ふだんから使って楽しむ。・嫌な人や状況からは、さりげなく離れたり距離を置き、なるべくストレスを軽くする。■4.〈金星メソッド〉による自己暗示以下のような言葉による自己暗示で、あなた自身の気持ちを明るくして、楽しく前進できるようにしましょう。・「きっと今日はステキな出来事がある」と毎日わくわくしている!・明日の私は今日よりもっと美しくなる!・大好きな彼も“華”のある私に見つめられてドキドキする!・あせらない!がつがつしない!優雅なムードが大切!あらかじめ上記のような言葉を最低2つ以上メモしておき、自分の部屋をはじめ、誰もいない空間で声に出して読み上げます。文体は、「ですます調」でも「である調」でも何でもOK。上記の文例と文章が違っていても、かまいません。ただし、必ず肯定的に断定すること。できれば毎日、繰り返し読み上げて、いつでもどこでも暗唱できるようにしましょう。■おわりに金星は明るさや楽しさやトキメキを象徴する星ですから、愚痴や文句を口に出すと、せっかく取り入れた力が消えてしまいます。愚痴や文句を言うヒマがあったら、楽しいことを考えたり実行したりして、嫌なことは忘れるように心がけましょう。(隆速治沙/ハウコレ)
2015年05月18日太陽のマルシェ実行委員会は5月9日・10日、「太陽のマルシェ」を東京都・勝どきの「月島第二児童公園」で開催する。時間は、両日10時~17時。同イベントは、2013年9月から毎月第2土曜日、日曜日に定期開催されており、毎回約100店舗の出店と約1万8千人の来場者が集まるという。今回は母の日こと「ママの日」に開催されることから、普段頑張っているママたちが「自分へごほうびをあげる日」にしてほしいという思いがあるとのこと。パンやスイーツ、紅茶や雑貨、コスメなどの商品が多数販売される。天然酵母と国産小麦、ミルクや卵を使用した無添加の手作りパンを追求する「カワイイブレッド&コーヒー」は、カスタード、クロワッサン、パン・オ・ショコラなどを発売。アメリカンマフィン専門店「Daily’s Muffin」からは旬の果物を使用した16種のマフィンに加え、太陽のマルシェ限定マフィンも販売する予定。「クロスモデル」からは、「オーガニック認証」「アレルギー認証」「エコ認証」を取得したデンマークのオーガニックコスメ「Derma(ダーマ)」が販売される。子どもたちが出展ブースに立ち、販売のお手伝いをする「キッズマルシェ体験」も実施予定。
2015年05月08日太陽のマルシェ実行委員会は4月11・12日、東京・勝どきの月島第二児童公園(東京都中央区)にて日本最大級規模の都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を開催する。「太陽のマルシェ」は2013年9月から定期開催されており、毎回約100店舗の出店と約1万8,000人の来場者があるという。今回は「春野菜 meets ジャーサラダ」をスペシャルテーマとして、大分県から北海道まで日本各地の春野菜をとりそろえる。ビンに野菜を詰めて作るジャーサラダを楽しむためのメイソンジャーも出品されるほか、各出店社からオススメのジャーサラダの作り方も聞くことができるとのこと。春野菜としては、山梨県の「CULTA Farm」からオーガニックの紫水菜や、ラディッシュが出品される。また、「佐賀んマルシェ」からは、本場タイから種を仕入れたパクチーや、甘みが強くジューシーというホワイトアスパラを提供。「陽虹舎(ようこうしゃ)」からは甘みをたくわえた北海道産のじゃがいも「越冬さやあかね」が出品予定。ほかにも、国内外のヴィンテージ雑貨を取り扱う「zakka store towi」からは、アメリカやイギリスから輸入されたシンプルで丈夫なジャーが販売されるとのこと。多数のキッチンカーも出店する。注文を受けてからひとつひとつ焼き上げるオムレツや、キッチンカーに設置された薪釜で焼き上げるピザなどを販売。ほかにも、「HOPEHOPE」からは10時間以上かけて焼き上げた酒種の天然酵母バンズを使った「絶品やみつきとうふバーガー」が販売される。
2015年04月09日太陽のマルシェ実行委員会は4月11日と12日、都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を、東京都中央区勝どきの「月島第二児童公園」で開催する。「太陽のマルシェ」は、湾岸エリアの活性化を目的の1つとして、2013年9月から定期開催している。毎回約100店舗が出店し、約1万8,000人の来場者が訪れるという。累計来場者数は25万人を超え、日本最大級の定期開催型の都市型マルシェとなっている。今回のスペシャルテーマは「春野菜 meets ジャーサラダ」で、紫水菜やルッコラなどのサラダに合う春野菜が、北は北海道、南は大分県から集結する。各出店社からは、ジャーサラダのレシピなども聞くことができる。なお、Ball社のメイソンジャーも出品する。山梨県の「CULTA Farm」では、オーガニックの紫水菜やラディッシュを販売。「佐賀んマルシェ」は、本場タイから種を仕入れたというパクチーや、甘みが強いホワイトアスパラを出品する。「陽虹舎(ようこうしゃ)」からは、北海道の冬の大地で熟成した甘味と風味が豊かなじゃがいも「越冬さやあかね」が出品予定。ヴィンテージ雑貨を取り扱う「zakka store towi」は、アメリカやイギリスから輸入したジャーを販売する。太陽のマルシェには、毎回多数のキッチンカーが出店する。「ma-ru・GO」は、ジャーに入ったメキシカンサラダや、フォアグラフランを詰めたワインに合うメニューを販売。「Cafe 野いえ neue」は、玄米と季節野菜で作る酵素玄米プレートやベジタコライスを出品する。また、太陽のマルシェ常連店の「HOPEHOPE」からは、10時間以上かけて焼き上げたという酒種の天然酵母バンズを使用した「絶品やみつきとうふバーガー」が登場する。開催時間は10時~17時。雨天決行。なお、荒天時は中止の場合もあり。※「Cafe 野いえ neue」の正式名称は、「Cafe」のeの上にアクセント記号が付く
2015年04月08日西洋占星術では、10の天体「月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星」の動きから運勢を読み解きます。「天体」と聞くと、「占い」よりも「天文学」を思い浮かべる人も多いでしょう。今は「占星学」として区別されている星占いですが、実は遠い昔、天文学から生まれたのです。天文学的な天体の特徴と、占星術的な天体の象徴の興味深い結びつきを、3回に渡ってご紹介します。■地球と占い私たち人間が住む地球は、太陽系の天体の中で唯一、海と生命が存在する惑星です。地震でお馴染みの重なり合うプレートの運動から、地球は内部に水分がある「水惑星」だと考えられているそうです。自然の恵みで命を営みながらも、自然の脅威に見舞われる私たちは、苦難を乗り越えながらも、人類誕生の時からずっと命をつないできました。自然の謎が解明される以前は、夜になって暗闇に包み込まれただけでも死の恐怖を味わっていたかもしれません。そんな人間たちがすがった祈りや信仰の中に、占いが生まれたのでしょう。■太陽太陽は、太陽系の中心に陣取り、自ら光を放って輝く恒星です。降り注ぐ太陽の光は、地球上の動植物を育て、命の恵みをもたらします。その莫大なエネルギーは、水素を核融合することで生み出されるそうです。占星術において太陽は自分自身を表し、生命力やバイタリティーを象徴します。約1年で地球を一周する太陽は、1カ月ごとに星座を移動しながら、1年後の誕生日に同じ位置に戻ります。お馴染みの「星座占い」と最も深く結びつく星です。太陽の明るい輝きは、輝く人生を意味し、成功や成長、達成と喜びを表します。太陽にある黒点は、人生に落とす影を表しているのかもしれません。■月月は、地球の周囲を周回する唯一の衛星です。日々、満ち欠けを繰り返し、表情を変化させる気まぐれな月は、移り変わる人の心を象徴しています。自転周期と公転周期が同じ月は、地球に同じ面を向け続け、決して後姿を見せることはありませんが、表面に溶岩の跡が見られる一方、隠された背面はクレーターにおおわれているそうです。満月から新月への変貌を遂げる姿と、一方向しか見せないスタイルは、本性を隠す人間そのもののようです。太陽の光と地球からの太陽光の反射を利用して、銀色に輝く様子も、人の顔色や反応を伺う人間のあり方に似ているでしょう。■金星地球とほぼ同じ大きさの金星は、地球の「双子星」と呼ばれることがあります。地球と逆の方向に自転することからも、地球を映し出す鏡のような存在と言えるでしょう。金星が象徴する「美」は、鏡を見ることや、我を振り返ることの慎ましさ、そこから生まれる優しさや愛しさと結び付いて、愛や調和を意味するようになったのかもしれません。「明けの明星」「宵の明星」として満ち欠けを見せる金星は、移ろいやすい美しさや美徳、モラルの象徴にぴったりです。時代背景や主観で変わるこれらの要素は、太陽と地球と金星の位置関係で形を変える金星そのものと言えるでしょう。■おわりに占い師も含め、星占いを少しでもかじったことのある人たちは、「○○星が△△だからこうなんだ」という言い方をしますが、その背景には、こうした星の象徴があるのです。次回は、水星・火星・木星・土星をご紹介します。お楽しみに!(LUA/ハウコレ)
2015年04月07日太陽のマルシェ実行委員会は3月14日と15日、都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を東京都中央区勝どきにて開催する。同イベントは、約100店舗の出店と約1万8千人の来場者を誇る都市型マルシェで、湾岸エリアを活性化させることを目的に2013年9月より定期開催している。今回は、「朝食/グラノーラ」をスペシャルテーマとして、有機、無添加素材にこだわった手作りグラノーラや朝食向けの旬の野菜に果物、コーヒー、オーガニックドレッシングなどが登場する。健康・美容・ダイエット向けのグラノーラを提供する「GranolaMakers(グラノーラメイカーズ)」は紫芋、ほうれん草コーンなどの野菜グラノーラやメープル、ニンジンなどのノンオイルグラノーラを出品する。さらに、グラノーラの原料である食物繊維を含んだオーツ麦使用のマフィンや、スコーンの販売も予定している。オーガニック食材をふんだんに使用したグラノーラを提供する「NOOKS FOODS」からは、バナナ1本分を使用した栄養たっぷりのバナナグラノーラや、高知県産の黄金生姜と熊本県産のマイヤーレモンを使ったジンジャー(ハニー&レモン)グラノーラが登場する。果物は、静岡県の「KURI BERRYFARM」の大粒の完熟イチゴ「紅ほっぺ」、栃木県足利市の超完熟「とちおとめ」や「スカイベリー」といったイチゴ、雪の中で3カ月間熟成させた「雪室りんご」や、市場流通率3%の「紅ふじ」、蜜たっぷりの「葉とらずサンふじ」といったリンゴなどが全国から集結する。野菜は、那須野ヶ原ファームより鉄分などの栄養素を豊富に含み"食べる血液"と呼ばれるビーツ、風の丘ファームから蕾(つぼみ)がつくまで成長させ収穫した「小松菜の菜の花」を出品する。そのほかにも、エチオピアの老舗ブランド「TO.MO.CA.COFFEE」からは最も歴史のある高級品種をブレンドしたエチオピア産アラビカコーヒーを、「DressingSisters(ドレッシングシスターズ)」からは厳選した旬の食材とフランス産ハーブをブレンドした、完全ホームメイドのドレッシングを販売する。また、「信州リテール」からは、ご飯や温野菜と相性の良いショウガたっぷりのなめみその販売を予定している。開催場所は月島第二児童公園。開催時間は10時~16時。雨天決行。荒天時は中止の場合もあり。
2015年02月27日太陽のマルシェ実行委員会は3月14日・15日、東京都中央区勝どきにて日本最大級規模の都市型マルシェ「太陽のマルシェ」を開催する。「太陽のマルシェ」は、湾岸エリアの活性化を目的の1つとして2013年9月より定期開催されている。毎回約100店舗の出店と約1万8,000人の来場者があり、東京・勝どきエリアの新たなシンボルとして根付いているという。これまでの累計来場者数は29万人を超え、定期開催型の都市型マルシェとしては日本最大級規模となっているとのこと。今回は「朝食 / グラノーラ」をスペシャルテーマとしており、有機・無添加素材を使った手作りグラノーラのほか、旬の野菜や果物、コーヒーやオーガニックドレッシングなどを多数出品するという。健康・美容・ダイエット向けのグラノーラを提供する「GranolaMakers」からは、紫芋やほうれん草、コーンなどの野菜グラノーラや、メープル、ニンジンなどのノンオイルグラノーラが出品される。なお、同店はグラノーラの原料であるオーツ麦を使用したマフィンやスコーンも販売予定。オーガニック食材を使用したグラノーラが特徴の「NOOKS FOODS」は、バナナをまるごと1本使用したバナナグラノーラや、高知県産の黄金生姜と熊本県産のマイヤーレモンを使ったジンジャー(ハニー&レモン)グラノーラなどを提供する。また、イチゴやリンゴなどの旬の果物や野菜も出品する。静岡県の「KURI BERRYFARM」が「紅ほっぺ」を提供するほか、栃木県足利市からは「とちおとめ」や「スカイベリー」が出品されるなど、豊富な品種のイチゴがそろう。また、凍る寸前の温度で3カ月間熟成させた「雪室りんご」や、「冷やせば冷やすほど甘くなる」と言われる市場流通率3%の「紅ふじ」、蜜の多い「葉とらずサンふじ」など、希少な品種のリンゴもそろえる。ビーツや小松菜の菜の花などの野菜も出品予定。ほかにも、コーヒーや無添加ドレッシング、無添加の田舎味噌や梅干しなども販売する。エチオピアの老舗コーヒーブランド「TO.MO.CA.COFFEE」が歴史のある高級品種をブレンドしたエチオピア産アラビカコーヒーを提供するほか、「DressingSisters」からは旬の食材とフランス産ハーブをブレンドしたホームメイドのドレッシングが出品される。また、「信州リテール」は白米や温野菜との相性がぴったりという、ショウガ入りのなめ味噌を販売予定。なお、同イベントの開催時間は10時~16時。雨天決行だが、荒天時は中止となる場合もあるとのこと。
2015年02月26日カネカは2月18日、一般住宅向けスレート瓦専用太陽電池に多結晶シリコンタイプをラインアップに追加し、販売を開始したと発表した。同社のスレート瓦専用太陽電池は小分割された寸法により、寄棟など大判の太陽電池の設置が困難な屋根形状でも、効率的に設置ができる特徴を持っている。そして、今回追加された多結晶シリコンタイプは400×1000mmサイズで出力46Wを有しており、1枚当たりの出力が従来の薄膜シリコンタイプより大きく、大容量ニーズに応えることができる。また、同社のスレート瓦専用太陽電池は、独自の特殊備品によりスレート瓦に穴を新たに開けることなく太陽電池が設置できるため、漏水リスクを低減できる。さらに、都市部において増えている太陽電池に積もった雪が滑落する事故に対処するための雪止め金具を設置することができる。なお、同製品は、カネカが100%出資するカネカソーラー販売からの販売を予定している。
2015年02月18日星のパワーを最大限に引き出して運気アップを目指す「七曜星風水」。星ごとに違うラブ・パワーと恋のツボ、今回いよいよ、愛と豊かな恵みの星「金星」です!あなたは「近ごろ彼とお部屋デートばかり」「友だちはリッチな彼と華やかなデートしてるのに」とか、「私ってダメンズ・ウォーカーになってるかも?」なんて、あせったり嘆いたりしていませんか?素敵なデートでときめきたいなら、迷わず、愛と豊かな恵みをもたらす金星のパワーをチャージしましょう!■1.金星のラブ・パワーとは?金星は、そのキラキラした輝きどおりに、恋愛のときめきを与えてくれる星です。そのうえ、ちゃんと実利的な豊かさもついてくるという、願ったり叶ったりのパワーをさずけてくれます。つまり、ときめきだけでなく、華やかなムードや素敵なプレゼントなども、もたらされるというわけです。しかも、自分を大切にし、満たされることによって、あなたは、さらに“愛され体質”になっていきます。女性にとって、こんなに頼りになるラブ・パワーは、ありませんね!■2.金星のラブ・パワーをチャージするには?〈金星のラブ・パワー〉をしっかりチャージするためには、日ごろから自分の五感を楽しませること。具体的には、センスも品質もいい服を着る・美味しくて栄養豊富なモノを食べる・いい音楽を聴く・美しい景色を見る・いい香りの化粧品や雑貨を使う・美術や演劇を観賞する、など。そうして日常的にステキな体験を積み重ねるたびに、〈金星のラブ・パワー〉がチャージされて行きます。金星は、美しくて価値のあるモノたちが大好きだからです。■3.金星のラブ・パワーとピッタリ一致する恋のツボとは?〈金星のラブ・パワー〉にピタリと合う恋のツボは、“可愛さ&華やぎ”です。あなたが十代や二十代前半で十分に若ければ、金星がつかさどる年代ですから、ストレートに可愛さ全開で、華やかなファッションに全身を包みましょう。金星カラーのエメラルド・グリーンやピンクをはじめ、明るくキレイな色を中心に、街を歩けば目立つくらい華やかなコーディネートが吉。また、ほほえみながら小首をかしげるなど、仔猫みたいにキュートなしぐさを研究して身につけるのもいいでしょう。あなたが二十代後半以降の場合は、成熟した女性ならではの色気を表現する必要があります。大好きな彼に会う時は、バストアップ効果のあるブラや、腰回りの豊かさを強調するデザインの服を着るとGOOD。もし、彼と二人きりになるチャンスがあるなら、思わずウットリするようなバラの香りの香水を使いましょう。そして彼の耳もとで、「すごく逢いたかったわ」「あなたが居ないと私ダメなの」などと、甘いささやきを!“大人の色気があるのに甘え上手”というのがキー・ポイントです。■4.さらにパワーアップしましょう!金星は創造性や、精神&物質の両面の豊かさをつかさどる星。感性を磨き、精神的にも物質的にも満たされることで、〈金星のラブ・パワー〉は増していきます。感性を磨くには、上記の五感を楽しませるのが効果的です。ただし、精神&物質の両面を満たすためには、自己評価も高めなければなりません。「私なんて魅力ないし・・・」なんていうネガティブな考えや、「美人の友だちとは違うから」などと、ひがんだり妬んだりしていてはダメ!あなたには、あなただけの魅力があるのですから、自分の個性を大切にし、長所を見つけるようにしましょう。たとえば、美容師さんや化粧品売場の店員さんに、あなたならではの魅力を引き出すアドバイスをもらうのも、ひとつの方法です。■おわりに最初のうちは自分に自信が持てなくても、思いきりおしゃれしたり楽しい時間を過ごすことで、あなたは内面から変わっていきます。すると、あなたを取り巻く状況も、だんだん明るくなって行くでしょう。〈金星のラブ・パワー〉を上手に取り入れて、あせりや不満を解消し、素敵なデートを実現しましょう。(隆速治沙/ハウコレ)
2015年02月14日●5年間の時を経て、再び金星に挑む「あかつき」宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月6日、金星探査機「あかつき」に関する記者会見を開催し、今年12月7日に金星周回軌道へ投入する計画であることを明らかにした。あかつきは日本初の金星探査機。2010年5月21日に打ち上げられ、同年12月7日に金星に最接近したが、推進系のトラブルにより周回軌道への投入に失敗していた。○ぴったり5年後の再挑戦あかつきの目的は、金星の大気の運動を観測することである。特に、金星最大の謎として、「スーパーローテーション」と呼ばれる現象がある。金星の自転速度は非常に遅いのだが(自転周期は243日)、大気上層では秒速100mにも達する暴風が吹き荒れている。これは自転速度の60倍もの速さで、なぜこんな風速が出るのか、原因が分かっていなかった。こういった謎を解明するため、あかつきは近金点300km、遠金点8万kmという、非常に細長い楕円軌道に投入する計画だった。だが、周回軌道に投入するため、軌道制御エンジン(OME)を噴射したところ、機体の姿勢に異常が発生し、燃焼を自動的に中断。減速が足らずに、金星を通過してしまい、そのまま太陽を周回する軌道に入っていた。事故後の検証で、燃料を加圧するための配管にあるバルブに塩(えん)が生成し、閉塞したことが原因だと特定された。ここが閉塞したことで、燃焼中に燃料の供給量が減少し、酸化剤の割合が相対的に増え、正常な燃焼条件を逸脱。温度の異常上昇を引き起こし、その結果、ノズルが破損したと見られている。その後、OMEの試験噴射を行ったところ、完全に壊れていることが分かり、使用を断念。以降の軌道制御については、小型の姿勢制御エンジン(RCS)を使うことになった。この経緯については過去記事が詳しいので参照して欲しい。【レポート】「あかつき」の軌道制御エンジンは使用断念 - 当初の観測軌道投入は困難に2011年11月には、最初の軌道制御を実施。近日点で減速を行い、遠日点の高度を下げ、2015年11月に金星に再会合する軌道への投入に成功した。それから現在まで軌道制御は行っていないが、今後、今年7月の軌道修正で再会合を12月7日にずらし、同日、最接近時にRCSを20分ほど噴射して、金星周回軌道に投入する計画だ。投入日が5年前と同じ「12月7日」になったのは「たまたま」とのことだが、中村正人・あかつきプロジェクトマネージャは「本来なら5年前に成功して当然のミッション。幸いにして再びチャンスが与えられたので、粛々と責任を果たしたい。感傷的にならず、冷静に事を進めたい」と、現在の心境を語る。ちなみに再会合を当初予定していた11月から遅らせたのは、11月投入の軌道だと安定性が悪く、太陽重力の影響によって、すぐに金星に落ちてしまうリスクがあったからだ。12月投入の軌道であれば、このリスクが小さい。あかつきは非常に長い楕円軌道を飛行するため、太陽重力の影響を受けやすい。近金点の高度はいつも300kmというわけではなく、この影響のせいで、1,000km以上になることもあるそうだ。12月投入の軌道でも、近金点が大きく変動することは変わらないものの、すぐに落ちてしまうようなことにはならないという。●当初の計画から大幅に変更される観測軌道○現在の機体の状態は?あかつきの打ち上げから、もうすぐ5年が経過しようとしている。現在、もっとも懸念されているのは、搭載機器の劣化だ。あかつきの設計寿命は4.5年。これをすでに超えてしまっている。もっとも、設計寿命を過ぎてもすぐに壊れるというわけではないが、逆に、いつ壊れても不思議ではないとも言える。特に大きな問題は熱だ。あかつきは元々、金星を周回するための探査機であるので、金星(太陽から約0.7AU)での熱環境に耐えられるよう設計されていた。だが、周回軌道への投入に失敗したことで、あかつきは太陽を回る人工惑星となり、近日点では太陽に約0.6AUにまで接近。想定以上の熱を受けることになってしまった。あかつきはこれまでに7回、近日点を通過しており、今ちょうど8回目を迎えているところだ。金星軌道では、太陽からの熱入力は2,649W/m2であるが、近日点では最大3,655W/m2にもなる。これは、2,800W/m2以下という設計条件を大きく超えており、冷却能力が不足した結果、機器の温度が上昇することになる。探査機各部の温度履歴を見ると、近日点を通過する度に、全体的に温度が上がってきていることが分かる。探査機の周囲は金色の多層断熱材(MLI)に覆われているのだが、この劣化が進行しているために、温度が上昇しているものと推測される。一部の機器では、設計マージンを超えており、「油断はできない状況」(同)だ。金星に再会合するまでには、あと1回、今年8月に近日点を通過する。最後の試練を乗り越えて、無事な状態で何とか金星まで辿り着いて欲しいところだ。一方、気になるのは事故を起こした推進系であるが、RCSは今のところ、問題は無い模様だ。加圧側のバルブは依然としてほぼ閉塞しており、燃焼を続けると徐々に推力が低下してしまうものの、20分程度であれば問題ない見通し。石井信明・あかつきプロジェクトエンジニアは「必ず投入できると思う」と自信を見せる。なお、RCSは探査機のOME側に4基、反対のハイゲインアンテナ側に4基搭載されているが、どちらの面のRCSを使うかは、現時点では未定だという。噴射時の姿勢で各部の温度がどうなるか、あるいは各エンジンの信頼性など、様々なメリット・デメリットを総合的に検討し、今後決定していく。○観測軌道は大きく変更に現在、あかつきは金星軌道の内側を回っているが、再会合前に一旦外側に出て、外側から金星に接近する形になる。金星の公転速度の方が速いため、先行していたあかつきに、後ろから金星が追いついてくる。あかつきはスイングバイのように金星の後方を通過するので、最接近時にRCSを噴射して、公転とは逆向きの西回りの周回軌道に投入する。これは、金星の自転が西回りであるためだ。スーパーローテーションの流れも同方向であるので、あかつきも西回りで観測する必要があるわけだ。ただし観測軌道は、当初の計画からは大幅に変わってしまう。12月7日の噴射で、一旦、遠金点が50万kmの軌道に投入。初期チェックアウト中の2016年春に再び軌道修正を行い、遠金点を32万kmまで下げるが、当初予定の8万kmに比べると、4倍も遠い。旧軌道の周期は30時間だったが、新軌道では8~9日になる。当然、科学観測には大きな影響が出るのだが、この軌道で妥協せざるを得ないのは、燃料が足らないからだ。1液式のRCSは2液式のOMEよりも燃費が悪く、同じだけ軌道を変更するにも、より多くの燃料を消費する。しかも5年前の投入失敗で消費した分もある。現時点で残っている燃料は60kg程度。打ち上げ時の117kgから、すでに半減している。探査機の姿勢を維持するのにも、燃料は必要になる。軌道投入で全部使ってしまうわけにはいかないのだ。あかつきの目的は、あくまでも金星の観測。今後、最低2年の観測を行うために必要な燃料を確保すると、残りの燃料では、このくらいまでしか近づけないというわけだ。観測期間は最短2年で、最長でも4年程度と見られている。あかつきの軌道は楕円。金星からの距離が周回中に大きく変わるので、これを利用し、距離に応じた様々な観測を計画していた。このうち、近距離での観測はほぼ同等の内容を実施できると見られているが、問題は遠距離での観測だ。ただ、分解能が低くなるというデメリットがある反面、より長期のグローバル観測が行えるというメリットもある。新軌道での観測について、今村剛・あかつきプロジェクトサイエンティストは「4年前の時点では、赤道周回軌道か極軌道かという選択肢があった。しかし、赤道周回でないと、長時間連続的な気象データを得るという目的は絶対に果たせない。この条件が満たされた時点で展望が開けた」と述べる。金星からの距離が遠くなることで「より頭を使う必要が出てきた」(同)ものの、遠距離での長期間観測と近距離での高分解能観測を連携させるなどして、「やろうとしていた観測の大部分はリカバーできるのではないか」との見通しを示した。なお観測機器の状態であるが、現時点では確認できていない。確認のために電源を入れれば温度が上がってしまう。データを地球に送るため、ハイゲインアンテナを地球に向けると、太陽側になった部分の温度が上がってしまう。それで壊れてしまっては本末転倒なので、観測機器のチェックは金星到着後に実施する予定だ。ただ観測機器については、「悲観する材料はあまりない」(同)という。観測機器は元々、探査機の放熱面付近に搭載されており、ここは「温度的には涼しくて快適な場所」(同)だ。放射線による劣化は考えられるものの、それについても「想定内」とのことで、大きな問題は無い模様だ。
2015年02月10日カプセルトイ「コップのフチ子」で知られる奇譚クラブは、「コップのフチ子」×岡本太郎のコラボアイテム『コップのフチの太陽の塔』を、2月下旬より発売する。価格は1回400円。これまでに「HELLO KITTY」や「ふなっしー」、「魔法少女まどか☆マギカ」や「艦隊これくしょん -艦これ-」などさまざまなキャラクターとコラボしてきた「コップのフチ子」だが、第6弾のコラボは、芸術家である故・岡本太郎氏が作り上げ、現在も大阪・万博記念公園のシンボルとなっている「太陽の塔」。かつて岡本氏は、1976年に放映されたテレビCMで「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」という名言を残したが、今回はコップのフチに縦横無尽に引っかかる『コップのフチの太陽の塔』が発売されることになる。種類は、「ひっかかり太陽の塔」「乗り越え太陽の塔」「腰かけ太陽の塔」「ふりむき太陽の塔」「逆さひっかかり太陽の塔」、そして若かりし岡本氏を立体化した「コップのフチの太郎」、そしてシークレットとなる「ないしょの太陽の塔」の全7種類。本商品は、東京・青山にある岡本太郎記念館にて、2月11日より数量限定で先行販売。一般販売は2月25日から行われる。価格は1回400円。「コップのフチ子」原案者のタナカカツキ氏は、『コップのフチの太陽の塔』について「ひさびさに太郎さんがお茶の間にやってきてくれます。それもいびつにねじまがった新造形でコップのフチにひっかかります」と解説しつつ「そもそもコップといえば太郎さんです。名言"グラスの底に顔があってもいいじゃないか"。フチ子さんよりずいぶん先に舞い降りてたのが岡本太郎です」とアピール。そして、「公共の立体作品にしろ、太郎鯉(岡本氏がデザインした鯉のぼり)にしろ、ぼくらの生活空間まで降りてきてくれたこと、ご本人がテレビに出たり、お茶の間まで降りてきてくれたことが重要なんです。ガラスケースに収まった気取った作品じゃなかったから、当時子供だったぼくも「なんだこれは!」って思えたんですよね」と同氏の作品の思い出を語っている。「コップのフチ子」は、奇譚クラブとマンガ家のタナカカツキ氏が共同開発し、2012年7月に発売されたカプセルトイ。"OL風の女性フチ子をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ"という斬新なコンセプトと、その光景を写真に撮ってSNSに投稿する遊びで話題となり、シリーズ累計700万個を超えるヒット商品となっている。現在も関連グッズやタイアップ商品が続々とリリースされ、社会現象と言える展開を見せている。(C)岡本太郎(C)タナカカツキ/KITAN CLUB
2015年01月28日