お茶作りのドラマを通じて日本の懐かしい風景を描き出す映画『種まく旅人~みのりの茶~』の完成披露試写会が2月29日(水)に都内で開催され、陣内孝則、田中麗奈、吉沢悠、柄本明、塩屋俊監督に主題歌を担当した中村中が舞台挨拶を行なった。農林水産省の官僚という身分を隠して全国各地の農家を巡る金次郎(陣内さん)、東京でのデザイナーの仕事に区切りをつけ、祖父の暮らす大分県・臼杵市を訪れたみのり(田中さん)らが手間ひまをかけて無農薬のお茶を作り出す姿を描く。本作のためにキャスト陣は実際に農作業に従事したが、田中さんは「お茶を飲むまでの過程に時間と労力がかかっており、自然の力を借りて出来ているんだということを実感した」と述懐。陣内さんも「現場に入るまでにお茶博士になってましたね」と笑顔でふり返った。陣内さんにとって映画主演は16年ぶりとなるが「16年間、食うや食わずで苦しかったですが(笑)、やってて良かったです!」と感慨深げ。今回の役柄について「僕はトレンディ俳優ですから、農業ということでどうなんだろう?と思いましたが、農林水産省とは馬券という形でずっと関わってきましたから。府中の競馬場の一角は僕の献金でできているようなものなので、元を取ってやろうと思いました」とユーモアたっぷりに語った。柄本さんは「陣内さんが喋りすぎるから時間がなくなる」と苦笑い。さらに、茶農家という今回の役柄について「僕は本当はシティボーイで東京生まれ、東京育ちなのに…」と監督を一瞥し客席の笑いを誘っていた。吉沢さんは、地元出身の監督から大分弁のレクチャーを受けて本作に臨んでおり「大分の大自然のロケーションが見どころです」と映画をアピールした。この日は中村さんも駆けつけ、主題歌の「ずっと君を見ている」を披露。「努力が必ず実るということを教えてくれる映画です」と映画の魅力を語りかけた。『種まく旅人~みのりの茶~』は3月3日(土)より大分・福岡にて先行公開、3月17日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。■関連作品:種まく旅人~みのりの茶~ 2012年3月3日より大分・福岡にて先行公開、3月17日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 『種まく旅人~みのりの茶~』製作委員会■関連記事:これぞ人生の応援歌!『種まく旅人~みのりの茶~』試写会に30組60名様ご招待田中麗奈「お茶を飲んだときのようにホッとできる映画」等身大の女性にメッセージ
2012年02月29日来年3月17日(土)に公開が決定した、陣内孝則の16年ぶりとなる主演作『種まく旅人~みのりの茶~』から予告編が届いた。『種まく旅人~みのりの茶~』予告編ひとりの女性が、日本茶の有機栽培を通して、新しい生き方を模索していく姿を描いた『種まく旅人…』は、大分を舞台に撮影。本作で陣内は、農林水産省に務める官僚でありながら、その身分を隠して畑仕事を手伝い“金ちゃん”と農家の人たちから慕われる、主人公の大宮金次郎を演じる。監督は『ふたたび swing me again』の塩屋俊。共演者には陣内と同じ九州出身の田中麗奈、石丸謙二郎、さらに塩屋監督の「私たちの命を支える第一次産業を応援する映画を作りたい。かっこいい農家を描きたい」と言う言葉に賛同した、吉沢悠、柄本明らが出演している。“みのり”(田中)が日本茶を飲み「ホッ」と一息つくシーンから始まる予告編では、中村中の主題歌「ずっと君を見ている」が流れる中、リストラされて祖父の田舎にやって来た彼女が、赴任してきた“金ちゃん”こと大宮金次郎(陣内)と出会うシーンや、青々とした茶畑に古民家、畑で奮闘する“みのり”たちの姿が描かれている。塩屋監督は、自身の出身地である大分県臼杵市を舞台に、“地に足をつけ、丁寧に暮らすことの大切さ”そして“農業の活性化が日本の再生、再興の起爆剤になる”という期待をこめて、日本人が大好きなお茶の製造過程を追いかけたという。本作は3月3日(土)から大分・福岡で先行ロードショーされ、3月17日(土)から全国公開される。『種まく旅人~みのりの茶~』3月3日(土)大分・福岡先行ロードショー3月17日(土)有楽町スバル座他、全国ロードショー
2011年12月21日女優の米倉涼子、俳優の筧利夫、陣内孝則、反町隆史らが2月11日(木)、東京・丸の内TOEI1で映画『交渉人 THE MOVIE』の初日舞台挨拶を行い、製作費100万円の飛行機型チョコを振る舞い、「(観客動員)300万人突破記念でお会いしましょう!」と大ヒットを予告した。警視庁捜査一課特殊犯罪捜査班に所属する女性交渉人・宇佐木玲子(米倉さん)の活躍を描く人気テレビドラマシリーズの劇場版。鑑賞後の観客の大歓声に迎えられ、「初日ってこういうことなんですね。思いが詰まり過ぎて混乱しています。今日この場所、ここに立てて本当に幸せ。大きな声を出していないと泣いてしまいそうで…とても嬉しいです!」と歓喜の涙をこらえる素振りを見せつつ満開の笑顔を保った。共演の筧利夫は、「これだけ屈強な男たちに囲まれても周りを弾き飛ばすパワーと何者でも引き受ける母性を兼ね備えた世界で唯一の女優です」と米倉さんを称賛してリラックスさせ、会場の笑いを誘った。一方、バレンタインデーが近いとあって米倉さんが発注したという、劇中で展開するハイジャック事件にひっかけた製作費100万円、制作期間1か月、全長125センチの飛行機型チョコレートが登場。一部を米倉さんの手から口に運ばれて食べるラッキーな役回りに指名された陣内孝則は、「米倉さんに食べさせてもらえるなんて、糖尿病になっても悔いはありません」と叫び、アーンと口を開けて同チョコのかけらをパクッ。続けて指名された映画版ゲストの反町隆史も嬉しそうにパクリ。陣内さんは「僕も反町くんもいつでもタイガー・ウッズになる自信があります」と喜びの声を上げた。途中、いつもよりおとなしいと司会者から指摘された陣内さんは「最近テレビに出ている米倉さんが好きなタイプの男性を『話をよく聞いてくれる人、周りにオレオレな自分のことばかり話す人が多いから』と言っているのを見て、ズキっときた。それから夜、足がつるようになりました」と切ないエピソード(?)を披露。観客を爆笑させた。この日は、総勢11人が顔を揃えた。反町さんは「TVシリーズをずっと見てまして映画に参加できて幸せでした」。同じ映画版ゲストの林遣都も「映画の撮影が終わり、(その後に撮影され、放映された)TVシリーズ(第2シーズン)を家で寂しく見ていました。それくらい大好きなシリーズです」と同シリーズへの思いを吐露。レギュラー陣の城田優は「個人的に普段、邦画はあまり観ないで洋画ばかり観ていますが、これはメチャメチャ面白い」と絶賛。締めで米倉さんが「300万人突破記念でお会いしましょう!」とヒット予告を繰り出し、この日一番の拍手を浴びていた。映画『交渉人 THE MOVIE』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:交渉人 THE MOVIE 2010年2月11日より全国にて公開© 2010「交渉人 THE MOVIE」製作委員会■関連記事:真犯人を捜せ!『交渉人 THE MOVIE』マスコミ用パンフレットを10名様プレゼント陣内孝則、エロネタ&ブラックジョーク連発!林遣都は米倉涼子にメロメロ?キャスト舞台挨拶付き『交渉人』試写会に25組50名様をご招待米倉、筧&陣内のやんちゃコンビに大困惑映画版『交渉人』完成披露試写会極限状態での頭脳戦『交渉人 THE MOVIE』30代、40代限定試写会に25組50名様をご招待
2010年02月11日