ティアックは3月16日、フルアナログヘッドホンアンプ「HA-501」にオヤイデ電気の電源ケーブル「L/i 50 V4」を同梱したスペシャルパッケージ版「HA-501-SP」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は72,000円前後。HA-501は、Reference 501シリーズのヘッドホンアンプで、2012年に発売。ディスクリート設計を採用している。実用最大出力は1,400mW×2(32Ω負荷時)。L/i 50 V4は、素材に高純度OFCを使用した電源ケーブル。絶縁体には振動に強いシリコン樹脂を採り入れた。
2016年03月16日アライドテレシスは3月14日、マルチレイヤー・モジュラー・スイッチであるAT-SBx8100シリーズ用のACシステム電源モジュール「AT-SBxPWRSYS2-70」と、文教ユーザー向けのアカデミック製品「AT-SBxPWRSYS2-70-T5アカデミック」の出荷を3月22日より開始すると発表した。AT-SBxPWRSYS2-70は現行品のAT-SBxPWRSYS1-70(0031R)の後継となる、SBx8100シリーズ用のACシステム電源モジュール。SBxPWRSYS1-70と同様に、ホットスワップに対応しているためシャーシ内で二重化することにより、ネットワークを停止することなく、システムの運用・保守対応を行うことを可能としている。これにより、SBx8100シリーズはコア・スイッチとして求められる機能に加え、SBx8100の特長であるAMF(Allied Telesis Management Framework)コントローラ、AMFマスタ、ワイヤレスマネージャなどの統合管理機能の可用性を保つことができるという。価格は、いずれも税別でAT-SBxPWRSYS2-70が39万3400円、T-SBxPWRSYS2-70-T5アカデミックが29万5100円。
2016年03月15日センチュリーは18日、UPS(無停電電源装置)としても利用できる家庭用600W蓄電源「停電の見張り番 -BLACKOUT GUARD- (BG-600Pro)」を発表した。発売は2月下旬で、価格はオープン。BG-600Proは、家庭用のコンセントで蓄電可能なリチウム600W蓄電源。約3時間で最大768Wの蓄電が可能で、出力ポートにAC100V用のコンセントをひとつ、さらに携帯電話やスマートフォンなどを充電できるUSBポート×2基を搭載する。このため、スマートフォンやノートパソコンへの充電はもちろん、家庭用の冷蔵庫やテレビにも使用可能だ。スマートフォンならばフル充電で約90回、消費電力200Wの500Lサイズ冷蔵庫なら、停電時でも約20時間利用できるという。電池には発火などの危険性が少なく、メモリー効果がない「リン酸鉄リチウム電池」を採用。電池寿命は、コンセントから充電し、繰り返し約3,000回使える。さらに、「停電時自動切替機能」(簡易UPS機能)も搭載。コンセントと機器の間に本製品を接続しておけば、突然の停電時でも0.01秒以内に蓄電した電気を供給開始する。また、本体には災害時の情報収集に便利な「AM/FMラジオ」に、停電時の照明となる「LEDライト」も搭載する。本体サイズは約W510×D160×H350mmで、重量は約19kg。
2016年02月19日Windows 10は、かつてコントロールパネルで行っていた各種設定を「設定」に移行させつつある。今回のテーマである省電力設定も、従来の「電源オプション」ではなく「電源とスリープ」がメインだ。Windows 10から加わった「モダンスタンバイ」の概要と確認方法を紹介する。○Windows 10時代の省電力設定モバイルユーザーにとってWindowsの省電力設定は、重要なチェックポイントだった。Windows 10でもこの点は変わらず、コントロールパネルの「電源オプション」を起動し、詳細設定を細かく設定する方が大半だろう。だが、その状況は変わりつつある。Windows 10の電源管理はS3(スリープ)と「モダンスタンバイ(Modern Standby)」という2つの電源モデルを用いている。前者は以前のPCでも使用できたが、後者はWindows 8から搭載した「CS(Connected Standby)」に加えて、稼働条件を緩和したものだ。単純に「CSが進化したもの」と考えた構わない。この機能に対応していると、「S0低電力アイドル(S0 LowPower Idle)=スリープ時」でもWi-Fi接続の維持を始めとするバックグラウンド動作が可能となり、スリープ状態からの復帰も高速化する。PCでもスマートフォン風の電源操作が可能になるのだ。○自分のPCは「モダンスタンバイ」に対応してる?モダンスタンバイはWindows 10からの新機能だが、Windows 7もしくはWindows 8.1をインストールしたPCから、そのままアップグレードしたユーザーも多いだろう。この環境でPCがモダンスタンバイ対応かどうかを確認するには、コマンドラインから電源設定を制御する「Powercfg.exe」を使用すればよい。モダンスタンバイに対応している場合、「以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です」に「スタンバイ(S0低電力アイドル)」が並ぶ。逆に未対応の場合、「システムファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません」というメッセージが現れる。阿久津良和(Cactus)
2016年02月19日ザインエレクトロニクス(ザイン)は2月12日、電源モジュールの新製品「THV81800」のサンプル出荷を開始すると発表した。同社にとって電源モジュール市場参入の第1弾となる製品で、2016年第1四半期よりサンプル出荷を開始する。「THV81800」は、容量出力電流に対応しつつ、電源制御用IC、Power MOSFET、インダクタおよびその他ディスクリート部品を1つのパッケージに内蔵しており、通常の関連部品により電子回路基板を構成した場合に比較して実装面積を約半分に縮小することが可能。同製品を採用した場合、電源設計や評価にかかる設計工数を削減できるほか、周辺部品点数の削減によるコスト低減および長期信頼性の向上が期待できるとしている。通常の類似の電源システムでは、電源を取り巻く機器内の負荷が急変した場合、電源電圧がその負荷急変に追随できず、大きな電圧変動(電圧ディップ)が生じ、デジタル回路の誤動作や最悪の場合、負荷を破壊する恐れがある。これに対し、THV81800を用いた場合には、負荷急変に対して瞬時に電源電圧を追随させることで、電圧ディップの発生を最小限に抑制し、上述のような電源トラブルを未然に防ぐことが可能となる。また、消費電力削減に対しても高い電力変換効率を提供でき、例えば4A駆動時の変換効率では、通常の電源システムと比較して約2%程度の向上を実現させることに成功したという。さらに、同製品は電源シーケンス制御技術Powerlinkerを搭載し、複数の電源出力が必要な場合に電源同士をリンクさせることで、各電源レールの立上げや立下げの順番を自由に設定することもできる。同社は、クラウドサーバー、人工知能システム、高速画像処理・認識システム、各種産業機器などのニーズに応えていくため、FPGA、DSP、DDRメモリーなどの負荷をターゲットとした新製品を含めて、さらに製品ラインアップを拡充していくとしている。
2016年02月12日トップウィングは2月9日、iFi-Audioの新製品として、スイッチング電源のノイズを低減する「iPurifier DC」を発表した。発売は2月13日。希望小売価格は税込17,800円。iPurifier DCは、ノートパソコン、DAC、HDD、セルフパワーUSBハブ、セットトップボックスなどのデバイスと、DC電源の間に配置するノイズ低減装置。電源から流入するノイズを抑制し、音楽再生時に音質の向上が期待できる。ノイズ低減の技術として、「アクティブ・ノイズ・キャンセレーション」を採用。ノイズ信号と逆位相の信号を発生させ、可聴帯域(20Hz~20kHz)の電源ノイズを約300~100,000分の1に低減するという。5~24V(3.5A、84W)の電源アダプタに対応しており、5.5×2.1mmのコネクタを装備するほか、5.5×2.5mm用と3.5×1.35mm用の変換アダプタが付属。本体にアルミシャーシを使用している。
2016年02月10日NTTドコモは8日、Androidスマートフォン「arrows NX F-02H」(富士通製)向けに最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新により、電源がオフの状態で電源ボタンを長押ししても、電源が入らない不具合が改善する。ソフト更新は、ホーム画面から「設定」「端末管理」「端末情報」「ソフトウェアアップデート」の順に選択し、案内に従って操作することで更新可能。更新時間は、FOMA/Xi/Wi-Fi接続時で約7分。更新後のビルド番号は「V16R094B」。ホーム画面から「設定」「端末管理」「端末情報」「ビルド番号」の順に進むことで確認できる。
2016年02月08日リンクスインターナショナルは2日、80PLUS BRONZE認証を取得したENERMAX製電源ユニット「ENERMAX TRIATHLOR ECOシリーズ」に、800Wモデル「ETL800EWT-M」と1000Wモデル「ETL1000EWT-M」を追加した。5日に発売し、店頭予想価格は800Wモデルが税別13,980円前後、1000Wモデルが税別15,980円前後。ErP(Energy-related Products) Lot 6 2013をサポート。電力管理機能を新たに追加することで、スタンバイモード時の待機電力を0.5W以下に抑えるという。冷却には135mm静音ハイドロリックベアリングファンを採用。ファンの回転数を動的に変化させることで、ノイズを抑えて製音声を高める。800Wモデル「ETL800EWT-M」の各DC出力は、+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12が65A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×4、FDD電源コネクタ×1。1000Wモデル「ETL1000EWT-M」の各DC出力は、+3.3Vが24A、+5Vが24A、+12が83A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDD電源コネクタ×1。本体サイズはW150×H86×D165mm、重量は約2.5kg。
2016年02月02日アップルは、海外向けに設計されたApple AC電源プラグの交換プログラムを開始した。交換対象となるのは、ヨーロッパ大陸、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、アルゼンチン、ブラジル向けに設計された、2芯のApple AC電源プラグ。米国や英国、日本向けのAC電源プラグや、Apple USB電源アダプタなどは対象外。交換対象の電源プラグは、2003年から2015年にかけ、Macや一部のiOSデバイス、Appleワールドトラベルアダプタキットで同梱されたもの。ダックヘッド部の故障時に手で触れると、感電する恐れがある。対象となる電源プラグでは、ダックヘッドのくぼみ部分に4~5文字が記載されているか、全く文字が記載されていない。一方、新設計の電源プラグには、くぼみに3文字の地域コード(EUR、KOR、AUS、BRAなど)が記載されている。交換プログラムでは、交換対象の電源プラグを、新設計の電源プラグに無償交換する。交換は、Apple Store直営店でGenius Barの予約をするか、正規サービスプロバイダで行なう。交換手続きには、自身のMac、iPad、iPhone、iPodいずれかのシリアル番号を提示する必要がある。
2016年01月29日日本マイクロソフトは22日、「Surface Pro」と「Surface Pro 2」、および特定の「Surface Pro 3」デバイスを対象とした、AC電源コード自主交換プログラムを開始した。同社の公式ブログやTwitterアカウントで告知した。同プログラムは、対象となる「Surface Pro」製品のAC電源コードを無償交換するもの。対象のAC電源コードは、長期間繰り返し折り曲げたり、きつく巻いた状態にしたりすると、コードが裂けるなど破損する恐れがある。この破損したAC電源コードを使い続けると、加熱や発火、感電の恐れがあるという。同社は、「現在までに深刻な被害が発生したという報告はない」としているが、少数のユーザーから報告があったため、対象となる全AC電源コードの無償交換に踏み切った。対象製品は、「Surface Pro」と「Surface Pro 2」全製品のAC電源コード、および古いタイプのAC電源コードが同梱された「Surface Pro 3」のAC電源コード。プログラムでは、交換対象の「Surface Pro」デバイス1台につき、1本のAC電源コードを無償交換する。複数台を所有するユーザーは、デバイスごとに交換注文を作成する必要がある。同社は、対象の「Surface Pro」を所有するユーザーは、電源コードに破損がみられなくとも、AC電源コードの無償交換を行ってほしいとしている。無償交換プログラムの手続きは、同社Webページに詳しい。
2016年01月22日ロジテックINAソリューションズは21日、産業用・業務用カスタムコントローラとして、国産マザーボードと国産電源ユニットを使用した19型3Uラックマウント「LR-31R20」を発表した。1月下旬より発売する。価格はオープン。19型ラックマウントに対応する3Uモデルで、マザーボードはリコー製「FB20」、電源はニプロン製「HPCSF-400P-X2S」を使用している。信頼性が高く、組み込み用途などの安定稼働が要求される環境に適す。CPUは第4世代Intel Core i7 / i3を選択可能。ストレージはHDDのほか、ハギワラソリューションズ製のSDDをセレクトできる。拡張スロットはPCI Express x16×1基、PCI Express x4×1基、PCI Express x1×1基、PCI×4基を搭載。すべてスタンダードサイズで、最大340mmまでの拡張カードを増設できる。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2、USB 2.0×6、シリアル×2、DVI-D×1、D-sub×1など。OSはWindows 7 Professional for Embedded Systemsか、Windows 8.1 Industry Proを選択可能。
2016年01月21日台湾ASUSは6日(現地時間)、米国ラスベガスで開催中の2016 International CES(CES 2016)にて、1本のUSB Type-Cケーブルで、電源と映像伝送の両方をまかなう15.6型のポータブルディスプレイを発表した。価格や仕様、発売日などの詳細は明らかになっていない。今回発表された「MB169C+ portable USB monitor」は、USB Type-Cを搭載した15.6型のポータブルディスプレイ。接続したデバイスから、電源と映像の両方を1本のUSB Type-Cケーブルで伝送できる。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。重量は800gで、本体厚は8.5mm。USB Type-Cは、最大20V×5Aという大容量の電力供給が可能な規格。アップルが2015年4月に発売した新しいMacBookでも採用され、同機ではUSB Type-Cポートひとつで本体充電、データ転送、映像出力を行なうようになっている。
2016年01月07日エプソンは2015年9月から11月にかけて販売したモノクロページプリンタの無償修理を実施する。製造上の不具合で、発煙・発火に至る可能性がある電源コードが付属されていることが判明したため。なお、このたびの無償修理は製造元である京セラドキュメントソリューションズと連携して行っていく。無償修理の対象となるのは「LP-S210」(18台)、「LP-S310」(201台)、「LP-S310N」(520台)、「LP-S3250」(58台)、「LP-S3550」(13台)。対象となる製品の製造番号(10桁の英数字)はエプソンのWebページにて確認できる。なお、型番と製造番号が記載された製造銘板に丸い赤シールが貼ってあれば、修理対応が完了しているため、継続して使用可能だ。対象製品のユーザーは電源プラグをコンセントから抜き、Webページもしくはフリーダイヤルにて窓口まで連絡する。申し込み後は担当者がユーザー宅へ訪問し、無償で修理・交換を行う。
2015年12月15日ドスパラは12月11日、USB電源で光るイルミネーション用LED「DN-13283」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。発光色はレッドや温白色など全7色で、価格は税込み999円。製品の長さは約5mで、10cm間隔で約50個のLEDを搭載。LEDを繋げている銅線部分は自在に折り曲げられるため、さまざまなものに巻き付けてディスプレイ可能だ。クリスマスツリーのディスプレイに使用するのはもちろん、ワイヤーに固定すれば図形や文字など、光るオリジナルオブジェも作れる。電源はUSB給電なので、USBバッテリーと組み合わせれば、コンセントがない場所でも使用可能。色は一製品につき一色と固定だが、レッド、ブルー、グリーン、ホワイト、温白色、ピンク、パープルと、7色のバリエーションが用意されている。
2015年12月11日リンクスインターナショナルはこのほど、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「RMxシリーズ」の取り扱い開始を発表した。1000Wモデル「RM1000x」、850Wモデル「RM850x」、750Wモデル「RM750x」、650Wモデル「RM650x」、550Wモデル「RM550x」の5モデルを用意する。店頭予想価格は1000Wモデル「RM1000x」が税別25,550円、850Wモデル「RM850x」が税別21,750円、750Wモデル「RM750x」が税別19,130円、650Wモデル「RM650x」が税別17,520円、550Wモデル「RM550x」が税別15,100円。このうち、「RM850x」「RM750x」「RM650x」は12月12日に発売、「RM1000x」「RM550x」が19日に発売する。液体コンデンサと固体コンデンサに日本メーカー製105度コンデンサを採用。50度の環境下での定格出力を可能にするサーバグレードの品質設計に加え、各種保護回路機能と安全認証を取得し、7年間の長期保証を実現したという。冷却には135mmのライフルベアリングファンを搭載し、負荷が40%以下の場合はファンの動作を止めるセミファンレス機能「Zero RPM Fan Mode」を備える。また、ケーブルは取り回しのしやすいフルモジュラー式で、ATX 24(20+4)ピンケーブル、EPS/ATX12V 8(4+4)ピンケーブル、PCIe 8(6+2)ピンケーブルには、リップルノイズを抑制するコンデンサを搭載する。1000Wモデル「RM1000x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が83.3A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×11、ペリフェラルコネクタ×12、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。850Wモデル「RM850x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が70.8A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×2、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×10、ペリフェラルコネクタ×8、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。750Wモデル「RM750x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が62.5A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラルコネクタ×8、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。650Wモデル「RM650x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が54A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×9、ペリフェラルコネクタ×4、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。550Wモデル「RM550x」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が45.8A、-12Vが0.8A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、ペリフェラル→FDD変換コネクタ×1。本体サイズと重量は、「RM1000x」「RM850x」「RM750x」がW150×D180×H86mm/約1.9kg。「RM650x」「RM750x」がW150×D160×H86mm/約1.6kg。
2015年12月05日エレコムは1日、USB電源と家庭用コンセントが一体となった電源タップ「T-U01-2224」シリーズと「T-U02-2424」シリーズの2モデルを発表した。11月下旬に発売する。価格は税込6,696円から。○T-U01-2224シリーズ「T-U01-2224」シリーズは、AC100Vの家庭用コンセント×2基と、USB A電源ポート×2基を備えた2WAY電源タップ。ケーブル長が1mと2mのモデルを用意。価格は1mが6,696円、2mが6,890円。家庭用コンセントだけでなくUSB電源ポートを備えており、AC-USB充電器などを使うことなくUSB機器の充電や給電が可能。USBポートは1ポートあたり2.1A(2ポート合計4.2A)まで、USB機器の充電 / 給電が行える。電源プラグ部分は180度スイングし出っ張りを最小限にできる。本体サイズは約W180×D52×H32mm、重量は1mが270g、2mが335g。○T-U01-2424シリーズ「T-U01-2424」シリーズは、AC100Vの家庭用コンセント×4基と、充電 / 給電用USB Aポート×2基を備えた2WAY電源タップ。ケーブル長が1mと2mのモデルを用意。価格は1mが8,229円、2mが7,800円。雷サージから電子機器を守る「高性能雷サージ吸収素子」を内蔵しており、落雷による瞬間的な高電圧(雷サージ)から接続機器を保護する。各コンセントには、個別に電源をオン / オフできる「個別スイッチ」を装備。搭載コンセントのうち1つは、隣のコンセントと干渉しないようすき間が広く取られている。本体サイズは約W280×D52×H32mm、重量は1mが385g、2mが450g。
2015年12月01日テクシオ・テクノロジーは11月18日、同社親会社の台湾GOOD WILL INSTRUMENTがGW Instekブランドで提供している薄型スイッチング直流安定化電源「PSUシリーズ」を2015年11月下旬より国内に向けて順次販売すると発表した。同シリーズは、積み重ね可能な19インチラックマウント対応フロントエアインテーク方式の1Uサイズ薄型直流安定化電源で、最大容量は1520Wで、定格電圧6Vから60Vまでの5機種をラインアップ。4台までのワンコントロール並列運転も可能なため大容量電源としても使用可能だという。また、スルーレートコントロール、内部抵抗制御、CC優先モードや容易にプログラミングできるテストモードを搭載しているほか、外部アナログ制御やLAN、RS-232C、RS-485、USB、GP-IB(オプション)の各種インタフェースでのコントロールに対応しているため、電子部品の信頼性試験や耐久試験、エージング、半導体バーンインなどのシステムにも柔軟に対応可能だとしている。
2015年11月20日ディラックは15日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、80PLUS Platinum認証を取得した550Wモデル「SST-ST55F-PT」、650Wモデル「SST-ST65F-PT」、750Wモデル「SST-ST75F-PT」を発売した。店頭予想価格(税別)は「SST-ST55F-PT」が19,000円前後、「SST-ST65F-PT」が23,000円前後、「SST-ST75F-PT」が24,000円前後。同社として初となる80PLUS Platinum認証取得の電源ユニット。冷却に120mmファンを搭載し、負荷が20%未満の場合に、ファンの動作を止めるファンレスモードを備える。また、ケーブルは取り回ししやすいフルモジュラー式を採用する。「SST-ST55F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が45.9A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。「SST-ST65F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が54.2A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。「SST-ST75F-PT」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が62.5A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×6、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2015年09月15日サイズは9日、80PLUS GOLD認証を取得したセミプラグイン方式の電源ユニット「超力短セミプラグイン」シリーズを発表した。550Wと700Wの2モデルを用意する。○SPCT-550SP「SPCT-550SP」は、80PLUS GOLD認証を取得している定格出力550Wの電源ユニット。奥行きが125mmのショートタイプ電源でケーブルはセミプラグイン方式を採用。SATA電源コネクタ / ペリフェラルコネクタ / FDDコネクタを取り外すことができる。不必要なケーブルを外すことでPC内部の電源ケーブルを整頓可能。12Vはシングルレーン仕様で、冷却用に120mmのファンを搭載。保護回路は過電流保護回路(8OCP)、過電圧保護回路(OVP)、短絡防止回路(SCP)などを備える。主な仕様は、各DC出力の+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが45.5A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D125×H86mm、重量は1.6kg。○SPCT-700SP「SPCT-700SP」は、定格出力700Wのモデル。基本仕様は「SPCT-550SP」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力の+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが58A、-12Vが0.5A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D125×H86mm、重量は1.7kg。
2015年09月09日トヨタ自動車は1日、外部電源供給を通じた「災害に強い地域・社会づくり」を目指し、プラグインハイブリッド車「プリウスPHV」をはじめとした「非常時電源供給」について紹介するWebページを公開した。外部電源供給システムは、エコカーの代表であるハイブリッドカー(HV)の一部車種およびプラグインハイブリッドカー(PHV)、燃料電池自動車(FCV)に設定が可能で、クルマに搭載されたバッテリーからの電力供給で電化製品を動かすことができる。そのため、非常時の電源としてクルマが持つエネルギーを活用することが可能となり、東日本大震災をきっかけに、次世代エコカーを災害時に使用する動きがさまざまな自治体や企業で見受けられるようになってきた。また、近年は異常気象による土砂災害のニュースが目立ったこともあり、ライフラインが停止した際の備蓄として、「食料」だけではなく、「エネルギー」の備蓄も注目されつつある。そこで同社は、今回開設したWebページで活用事例等の情報を随時掲載していく予定だ。例えば、「プリウスPHV」の場合は、AC100V最大出力1,500Wの電力供給が可能で、合計1,500W以下であれば同時に複数の家電を使うことができる。またバッテリー容量が減ると自動的にエンジンが始動して発電するため、フル充電・ガソリン満タンの状態であれば、非常時には一般家庭約4日分(1日あたり約10kWhで換算)の電力を使用することが可能だ。同Webページは、これまでの外部電源供給システムの活用事例として、宮城県警察と豊田市立藤岡南中学校の事例を紹介。宮城県警察では、信号機の稼動や電光表示板の点灯、トラブル発生時に現場での電力使用などを目的とし、2012年にプリウスPHVを12台導入。プリウスPHVのパトカーの外部電源供給システムで信号機を点灯させる訓練も実施されている。藤岡南中学校では、東南海地震を想定した防災キャンプを実施し、プリウスPHVは灯りの確保や炊き出し用家電の電源として活躍した。その他の活動事例は、随時紹介する予定となっている。
2015年09月01日フックアップは、IK Multimediaの「iRig」デジタルモデル使用時にiOSデバイスに電源供給をする「iRig PowerBridge - Lightning」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は税別9,000円。同製品は、Lightning端子を装備したiPhone、iPad、iPod touchに対応した充電システムとなっており、iOSデバイスへ電源供給をしながらデジタル接続のiRigハードウェアを使用することが可能となるもの。電源アダプターには、電源に由来するノイズを可能な限り排除するパワーコンディショナー回路を内蔵し、バッテリー切れの不安を解消すると共に音楽アプリ再生時に電源に由来するノイズを可能な限り排除する。また、持ち運びやすさを念頭にデザインされた軽量でコンパクトな本体には、充電状態を一目で確認可能なLEDも装備し、ケーブルの着脱も行える。なお、対応するiRig製品は、iRig HD、iRig Pro、iRig MIDI 2、iRig Mic HD、iRig Mic Studio、iRig Pads、iRig Keys、iRig Keys with Lightning、iRig Keys Proなど。
2015年08月31日マスタードシードは27日、ヨーロッパのPC周辺機器ブランド「Cyonic」の電源ユニット「AUxシリーズ」の取り扱い開始を発表した。650Wモデル「AU-650X」、550Wモデル「AU-550X」、450Wモデル「AU-450X」の3モデルを用意し、28日に発売する。店頭予想価格は「AU-650X」が税別17,800円前後、「AU-550X」が税別14,800円前後、「AU-450X」が税別13,800円前後。奥行き140mmのフルモジュラー式電源ユニット。内部に日本メーカー製105度コンデンサに加え、固体コンデンサなどの部品を採用する。また、120mmの流体軸受ベアリングファンやヒートシンク、ファンコントロール機能により、動作音を抑える。650Wモデル「AU-650X」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が54A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。550Wモデル「AU-550X」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が45A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×7、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。450Wモデル「AU-450X」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が37A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2015年08月27日サンワサプライは26日、自由に曲げて使える4個口の電源タップ「TAP-B51」シリーズを発表した。ブラック / ブラウン / ホワイト / レッドの4色を用意。価格は3,780円(税込)。電源差込口(コンセント部分)が可動する電源タップ。自由に曲げて使える設計となっており、一直線型やL字型、コの字型など、設置場所にあわせて形状を変化させられる。各差込口は180度の回転も可能なので、大型のACアダプタを使用しても隣の差込口と干渉しない。差込口×4個を備え、USBポート×1基(1A出力)も搭載。接続機器の電源を一括でオンオフする電源スイッチも装備する。電源プラグには絶縁キャップを設け、トラッキング火災を予防。差込口にはホコリの侵入を防ぐシャッターが付いている。電源コードの長さは2mで、二重構造により被服破れや断線などを防止する。定格出力は15A/125V。本体サイズはW309×D63×H33mm。
2015年08月27日フォースメディアの「J-Force」ブランドは21日、電源タップ、USB充電ポート、モバイルバッテリーという3機能を搭載した「世界巡業」を発表した。カラーはホワイトとブラックの2色を用意し、9月下旬の発売予定。価格はオープンで、推定市場価格は4,980円(税別)となっている。世界巡業は、最大1,400Wのコンセント×2口と、USBポート×2基を備えたコンパクトな電源タップ。内蔵バッテリー(2,600mAh)を用いるモバイルバッテリー機能もあり、本体の電源プラグを家庭やオフィスのコンセントに差し込むと、自動で充電される。内蔵バッテリー残量なしからフル充電までは約3.5時間で、過電流、過電圧、短絡保護機能を搭載。内蔵バッテリーを充電しているときも、本体のコンセントとUSBポートは使用可能だ。コンセント(電源)接続時のUSBポート合計出力は、内蔵バッテリー充電中が最大1.4A、充電完了後が最大2.4Aとなる。モバイルバッテリー時はUSBポート×2基のみ使用でき、合計出力は最大1.5A。本体サイズはW150×H29×D43mm、重量は約150g。
2015年08月21日フォースメディアは21日、同社「J-Force」ブランドから、USB充電ポートを搭載してモバイルバッテリにもなる電源タップ「世界巡業」を発表した。カラーはホワイトとブラックの2色。9月下旬より販売開始し、価格はオープン。店頭予想価格は4,980円(税別)。世界巡業は、コンセント×2口(最大1,400W)に加えて、USBポート×2基を搭載している電源タップ。容量2,600mAhのバッテリを内蔵しており、モバイルバッテリとしても利用可能。本体のプラグを家庭やオフィスのコンセントに差し込むと、内蔵バッテリが自動的に充電される仕組み。充電中もコンセント×2口とUSBポート×2基は使用できる。コンセント接続時のUSBポート合計出力は、内蔵バッテリの充電中は最大1.4A、充電完了後は最大2.4Aとなる。モバイルバッテリとして使用する際は、USBポート×2基のみ機能し、合計出力は最大1.5A。バッテリ残量は4つのLEDライトで確認できる。バッテリ残量なしからフル充電までの時間は約3.5時間。過電流、過電圧、短絡保護機能を搭載している。本体サイズはW150×H29×D43mm、重量は約150g。
2015年08月21日Cerevoは11日、スマートフォンから操作できる電源タップ「OTTO」の国内販売を自粛すると発表した。理由については、同製品の輸入および販売が法に抵触する可能性があるためとしている。今後は、欧米をはじめとする海外で展開していくという。「OTTO」の販売自粛は、今年4月の発売後、経済産業省電気用品安全課から電気用品安全法に関する指摘を受けてのこと。同省安全課は、「OTTO」が「通信回線経由で操作する製品」だとし、通信回線による遠隔操作としての安全性が確認されない限り、電気用品安全法違反となる可能性があるとしている。しかしCerevoは、「OTTO」が電気用品安全法上での「サービスコンセント付き調光器」とみなされると判断し、開発を進めてきた。その上で、事前にJET(一般財団法人電気安全環境研究所)から、電気用品安全法において問題がないとの主旨の見解も得ていた。また、経済産業省電気用品安全課から指摘された件についても、電気用品安全法に則り、赤外線で調光器をコントロールできるリモコンユニットを搭載した。リモコンユニットをインターネット経由で操作することで、遠隔操作での電源オンを実現している。このように同社は、事前にJETに確認をとるなど、電気用品安全法上に抵触しない形で開発を進めていたと説明しており、先の指摘を、誠に遺憾だとしている。販売自粛については、「OTTO」の輸入および販売が法に抵触する可能性があるという主旨だとし、すでに購入したユーザーは引き続き問題なく使用できるとアナウンスしている。また、返品希望者には、返金対応も実施するという。「OTTO」は、国内で発売された、8個口の電源ポートを内蔵する電源タップ。電源ポートはいずれも、インターネット経由での通電オン/オフ操作に対応しており、スマートフォンやタブレット端末からリモート操作が行える。また、2個口は調光機能に対応し、調光対応の照明器具を接続することで、照明と離れた位置からでも明るさの調整が可能となっている。
2015年08月13日Cerevoは、2015年4月より販売していた、スマートフォンから操作できる電源タップ「OTTO」の国内販売を自粛すると発表した。同社がブログ上で発表したもので、電気用品安全法に関する省令の改正または解釈の変更がない限りは、欧州・米国をはじめとする海外でのみ展開していくとの方針も併せて公開した。同社の説明によれば、開発途上で適法製品であるかを確認すべく、事前に電気用品安全法登録検査機関であるJET(一般財団法人電気安全環境研究所)に連絡を取り、「届出、表示については、「調光器」に係わる手続きをもって足りうると判断する」との見解を受けた上で販売を開始したとのこと。だが、発売後、経済産業省電気用品安全課より、同製品が電気用品安全法に「違反となる"可能性"がある」との指摘があった。具体的には、同製品は赤外線で調光器をコントロールできるリモコンユニットを搭載することで、インターネット回線経由で電源をオンにできるようにしていたが、それを切り離して販売しても調光器をインターネット接続機能を有するリモコンユニットと組み合わせて使う提案を行なう限りにおいて、「『組み合わせることで遠隔操作が可能になる』と利用者に認知されるような記載があるようであれば、違反となる可能性が高い」との指摘があったことを受け、法律に抵触する可能性が高いとの判断から、製品仕様の変更ではなく、国内販売の自粛を決定したとする。なお、今回の指摘は「同製品の輸入、販売」に対してなされたものであり、すでに購入済みのユーザーに関しては利用を継続できるとのこと。また、すでに所有しているユーザーが返品を希望する場合は、同社サポート窓口への連絡をもって返金対応するということだ。類似の事例として、パナソニックが家電向けスマートフォンアプリを用いたルームエアコンの操作に関して、電気用品安全法への適合が難しいという問題から、搭載機能を発表後に削除したこともある。この例の場合、後日経産省が法令の一部改正を行ったことを受け、再度当該機能を追加している。
2015年08月13日Cerevoは8月11日、スマートフォンから操作できる電源タップ「OTTO」の国内販売を自粛すると発表した。今後は米国・欧州をはじめとする海外で展開していく。なお、すでに購入したユーザーについて、今後もOTTOを使用すること自体は問題ないとしたうえで、返品希望者への返金にも応じるとしている。OTTOは、インターネット経由での通電オン・オフに対応した電源ポート×8個(うち2個は調光機能付き)を備える電源タップ。専用のスマートフォン向けアプリを用いれば、外出先でもスマートフォンから電源オン・オフなどのリモート操作が可能だ。2013年にクラウドファンディングにて資金募集を開始し、2015年4月9日に国内で発売された。Cerevoは、OTTOが電気用品安全法における「サービスコンセント付き調光器」と見なされるとし、開発に着手。開発途上では、同法において適法な製品であるかを確認するために、電気用品安全法登録検査機関であるJET(一般社団法人電気安全環境研究所)へ問い合わせ、『届出、表示については、「調光器」に係わる手続きをもって足りうると判断する』との見解を得ていた。また、電気用品安全法が定めるところの「別表第八1(2)ロ(イ)赤外線を利用したもの」に、赤外線による調光器の遠隔制御が可能であると記されていたことから、OTTOは赤外線で調光器をコントロールできるリモコンユニットを搭載。リモコンユニットをインターネット経由で操作することで、電源オンを実現していた。JETの見解と仕様を踏まえ、OTTOの販売を開始したところ、経済産業省電気用品安全課から、OTTOの輸入および販売が法に抵触する可能性があると指摘を受けたという。指摘の内容は、「調光器をインターネット接続機能を有するリモコンユニットと組み合わせて使う提案を行なう限りにおいて、本製品は『通信回線経由で操作する』一体の製品とみなし、電気用品安全法第8条一項(技術基準適合義務)のリスク評価を行い、通信回線による遠隔操作としての安全性が確認されない限り、電気用品安全法違反となる"可能性"がある」というもの。Cerevoは今後、電気用品安全法に関する省令の改正、または解釈の変更がない限り、OTTOの日本国内での販売は自粛する。なお、法に抵触する可能性があるのはOTTOの輸入・販売についてであり、すでに購入したユーザーはこれから先も使い続けられるが、返品を希望するユーザーには返金する。希望者はCerevoのサポート窓口まで連絡するよう呼びかけている。
2015年08月12日西東京バスは、携帯電話とスマートフォンが充電できる「電源バス」の運行を7月から開始した。21日現在、中型車1両、大型車5両の計6両が運行しているという。電源バスは、中扉後部の窓側座席に充電用コンセントを供えた路線バス。中型車は8個、大型車は12個の充電用コンセントがあり、利用者は無料で携帯電話やスマートフォンの充電が行える。電源バスは21日現在で6両が稼動しており、該当車両には、車両の正面左上部ほか、車両内にピンクのステッカーが掲出されている。電源バスは11月までに計23両に増加させる。多くの人に利用してもらうため、八王子市、あきる野市、日の出町、福生市など、路線を限定せずに運行するという。
2015年07月21日リンクスインターナショナルはこのほど、Antec製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「EarthWatts Series」シリーズ3モデルを発表した。650Wモデル「EA650G」、550Wモデル「EA550G」、450Wモデル「EA450G」をそろえ、いずれも18日に発売する。店頭予想価格は、「EA550G」が税別11,980円前後、「EA550G」が税別10,480円前後、EA450Gが税別8,980円前後。電源ユニット内部の冷却としてアルミニウム製ヒートシンクと、120mmのダブルボールベアリングファンを備える。また、電源内部の温度変化に応じて、回転数を制御するファンコントロール機能や、サーマルマネージャを搭載し、ファンの回転数を動的に変化することで、静音性を高めた。本体サイズはW150×D140×H86mm。「EA650G」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA550G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が42A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA450G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が34A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。
2015年07月13日