「風車のひまわりガーデン」が、千葉・印旛沼湖畔の佐倉ふるさと広場で2021年7月10日(土)から8月1日(日)まで開催される。約1万5千本のひまわりが咲く「風車のひまわりガーデン」シンボルであるオランダ風車がそびえ立つ「佐倉ふるさと広場」は、朝焼けや夕焼け時にフォトジェニックな写真が撮れると話題の人気のスポット。敷地内で2年ぶりに開催される「風車のひまわりガーデン」では、オランダの画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホにちなんで名づけられたひまわり“ヴィンセント”をはじめ、約1万5千本のひまわりが咲き誇る美しい景色を楽しむことができる。ひまわり×風車×印旛沼の絶景もまた、期間中はオランダ風車の近くに広がる印旛沼を観光船で遊覧するイベントも開催。印旛沼と風車をバックに満開のひまわりを眺めるという、贅沢な体験を味わえる。ひまわりの摘み取り販売も開催さらに、摘み取り区画では、ひまわりの摘み取り販売が行われるので、お土産として色鮮やかなひまわりを持ち帰ることも可能だ。【詳細】「風車のひまわりガーデン」開催期間:2021年7月10日(土)~8月1日(日)開催場所:佐倉ふるさと広場住所:千葉県佐倉市臼井田2714番地入場料:無料※状況により内容が変更となる場合がある。※予告なく入場制限を行う場合がある。※8月2日(月)以降は、佐倉コスモスフェスタの作業を行うため、ひまわりは鑑賞できない。※公園内でドローンを飛ばすことは、原則禁止。■観光船印旛沼遊覧・運航予定日7月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、22日(木・祝)、23日(金)、24日(土)、25日(日)、31日(土)、8月1日(日)・運航予定時間9:30、10:00、10:50、11:20、12:40、13:10、14:00、14:30・料金大人1,000円、子ども500円※天候などの理由により、変更・中止の場合がある。■ひまわりの摘み取り販売摘み取り区画にて、1本100円(1人2本まで)で摘み取りができる。【問い合わせ先】佐倉ふるさと広場管理棟TEL:043-486-8898
2021年06月26日映画『風をつかまえた少年』が、2019年8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開される。“風車”で村を救った少年の感動の実話本作は、アフリカの最貧国の一つであるマラウイに住む14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが起こした奇跡の実話を元にしたもの。ウィリアムの体験を綴った原作本「風をつかまえた少年」は、世界23か国で翻訳されベストセラーとなった。物語の舞台は、2001年に大干ばつが襲ったマウライ。枯れ果てた畑と食糧難に苦しむ家族を救うべく、ウィリアム・カムクワンバは、風車を使って電力を起こし水を手に入れる方法を知る。しかし、科学ではなく、いまだに祈りで雨を降らせようとする村では最愛の父でさえウィリアムの行動に理解せず友達からも「あの風車はオモチャか?」と突き放されてしまう始末。それでも、家族を助けたいという真っ直ぐな思いで、実験を繰り返し挑戦をやめないウィリアムの姿に周りが徐々に動かされていく。『それでも夜は明ける』主演キウェテル・イジョフォー初監督作品メガホンをとるのは、第86回アカデミー賞において作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』で、主演を務めたキウェテル・イジョフォー。本作で、ウィリアムの父トライウェル役と、自身初となる監督を兼任する。あらゆる困難を乗り越えていく少年の姿を、俳優としてキャリアを積んできたキウェテル・イジョフォーがどう描くのか、期待が高まる。ストーリー2001年、アフリカの最貧国マラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは飢饉による貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で一冊の本と出会い、独学で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつく。いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉に耳を貸さない。それでも家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始める。【詳細】『風をつかまえた少年』公開日:2019年8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー出演:マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)
2019年06月27日「風車のひまわりガーデン」が、千葉・佐倉ふるさと広場にて開催される。期間は2018年7月7日(土)から22日(日)まで。オランダ風車がシンボルの「佐倉ふるさと広場」では、7月上旬頃から、オランダの画家・ゴッホにちなんだ名前のひまわりが見ごろを迎える。約1万5000本のひまわりが咲き誇る、圧巻の情景を楽しむことができる。「佐倉ふるさと広場」が位置する千葉県北部の印旛沼湖畔は、「朝焼け」「夕焼け」スポットとしても人気。広場一面に広がるひまわりは、朝、昼、夕方とさまざまな表情を見せてくれる。期間中は、印旛沼を遊覧する観光船の運行や、ひまわりの摘み取り販売、レンタサイクルなどの企画も用意。売店「佐蘭花」では、お土産や地元野菜、佐倉産の牛乳を使ったソフトクリームなどを販売する。【詳細】「風車のひまわりガーデン」日程:2018年7月7日(土)~22日(日) ※7月23日(月)以降は花火大会の観覧会場の設営作業を行うため入場不可。会場:佐倉ふるさと広場(佐倉市臼井田2714番地)入場料:無料※許可なく公園内でドローンを飛ばすことは禁止。■観光船印旛沼遊覧運航予定日:7月7日(土)、8日(日)、14日(土)〜16日(月・祝)、21日(土)、22日(日)運航予定時間:10:30~、11:00~、11:30~、13:00~、13:30~、14:00~、14:30~、15:00~料金:大人1,000円、子ども500円※天候などの理由により、変更・中止の場合あり。■ひまわりの摘み取り販売:摘み取り区画にて2本100円で摘み取り可能。■レンタサイクル:詳細は佐倉市観光協会ホームページにて公開。【問い合わせ】佐倉市観光協会 TEL:043-486-6000
2018年07月01日PARCO&CUBE 20th present『人間風車』が9月28日に開幕。それに先駆け公開ゲネプロと会見が行われ、会見には出演者の成河、ミムラ、加藤諒、矢崎広、松田凌、良知真次が登壇した。舞台『人間風車』チケット情報本作は、後藤ひろひとによって1997年に劇団「遊気舎」に書き下ろされ、2000年にパルコ版初演、2003年に再演された童話ホラー演劇。今回が14年ぶりの新版上演となり、後藤が脚本を改訂、演出を河原雅彦が手掛ける。会見で、主演の成河は「普遍的なテーマを持つ作品ですが、“現代劇”として14年のブランクをどう埋めるか、ということをずっと後藤ひろひとさんも含めて、改訂し、稽古してきました。そのうえで僕たちが思うのは、今の僕たちにとって嘘がないことが、今生きているお客さんにとって嘘がないということで。そうすればこの作品の普遍的な本質の部分に近付いていけるんじゃないかと思います」と今回の上演について語る。舞台は2作目となるミムラは「舞台は同じことを何回もできる楽しさがあります」と笑顔。稽古によって「体脂肪が5パーセント落ちて、5キロ体重が増えました!身体を使っていろいろできるのが非常に楽しいです」と全身で作品に挑んでいる様子。物語のキーとなるサムを演じる加藤は「僕は(成河演じる)平川さんが話す童話を聞くと、その主人公になるという役なんです。なので6役くらいあるのですが、それをどう演じ分けるか、どうやったらできるのか、ということを成河さんにも相談に乗っていただきました」と振り返った。矢崎が「この作品では僕も松田くんも良知くんも“若手”になるんですけど、河原さんの演出も先輩方の芝居も本当に勉強になって。若手にとってはこんな幸せな現場はない」と話すと、松田や良知も同じように感じていた様子。松田は「僕にとって刺激的な現場でした」、良知も「成河さんにずっと支えてもらいました。舞台上でお返しできるようにがんばります」と語った。売れない童話作家(成河)が公園で子供たちに聞かせる童話が軸となる本作。大きな回り舞台や童話の衣装など華やかな見所がありつつも、それ以上に印象的だったのは“想像の世界”。作家の語り口調、それに対する子供たちやサムの反応により、童話の描く世界が目に見えている以上の鮮やかさで飛び込んでくるのだ。その一方で、現実世界でみせる登場人物たちのリアルな感情や表情も強く心に残るもので、だからこそ、そのふたつの世界がみせる結末は強烈だ。成河が「演劇的な仕掛けが豊かで、劇場でこそ味わってほしい演劇の醍醐味が詰まってる作品です」と語る本作は、10月9日(月・祝)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演後、高知、福岡、大阪、新潟、長野、仙台を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年09月29日実に14年ぶりの上演とあって期待が高まっている舞台『人間風車』。その作者である後藤ひろひとと、今回の演出を担う河原雅彦が顔を揃えた。売れない童話作家が紡ぎ出すおかしな童話が恐ろしい出来事に展開していくという、笑って笑ってやがて恐怖におののくあの世界は、今回新たにどう立ち上がるのか。創作するふたりの頭の中を覗いた。【チケット情報はこちら】この度の新たな上演にあたっては、後藤と河原が互いに目指したものがある。それは、「最初にこの戯曲を書いたときに、一旦、立ち戻る」(後藤)ということだ。後藤が劇団「遊気舎」に書き下ろして上演されたのが1997年。それから20年の間に何度も上演され、2000年、2003年のG2演出版では、2003年に河原も出演した。「そのとき噂で聞いたんです。最初に遊気舎で上演されたものは、もっと無茶苦茶でとんがってたらしいと(笑)。もちろんあのときG2さんが作られた、笑って怖くて感動するという手触りも、キャッチーだしいいと思うんです。ただ、僕としては、ファンタジーを扱う題材なだけに、綺麗事では済まされない生々しさを前に出したくなるというか。そこで、もともとはどういったものだったんですかと後藤さんにお聞きするところから、今回の作品づくりが始まっていったんです」(河原)。その河原の反応は後藤にとっても非常に嬉しいものだったらしい。「リーダー(河原)と俺は、演劇界のパンクなところから出てきたという共通項があるからか、オリジナルのそのヒリヒリする部分をすごくわかってくれた。だったら元に戻さないと一生後悔すると思って。最初の一文字目から書き直したんです」(後藤)。そうして今出来上がろうとしているのは、主人公である童話作家が、自分の童話が起こす罪とどう向き合うべきかを問いかけるような話。「今の犯罪を見ていると、自分が犯したことへの責任とか償いということをもっと考えないといけないなと思ったりするんです。だから、お客さんもどんどん共犯者に引きずり込んで、観終わったあとにいろいろ話してもらえたらと思っています」(後藤)。とはいえ、「7割はコメディーです」と断言する後藤。河原も、「ホラーって油断させてなんぼですから(笑)、入口は愉快な童話がある楽しいエンターテインメントで、急転直下、どうにもやるせない恐怖に持っていければ」と目論む。舞台美術なども「14年前とはガラリと変えるつもり」だと河原。そこにはより恐怖を高める工夫があるはずだ。その戦慄は、ほかにはない演劇体験になる。舞台『人間風車』は9月28日(木)から10月9日(月・祝)まで東京・東京芸術劇場プレイハウスにて上演。その後、各地を周る。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2017年09月07日千葉県・印旛沼のほとりの佐倉ふるさと広場で、2017年7月8日(土)~23日(日)まで、「風車のひまわりガーデン」が開催されます。佐倉ふるさと広場シンボル・オランダ風車を背景に、印旛沼湖畔に広がる約2万本のひまわりを楽しみましょう。また、期間中は、観光船の運航やふるさと市なども開催予定です。「風車のひまわりガーデン」が7月開催!千葉県佐倉市で毎年開催される「佐倉フラワーフェスタ」。桜、チューリップ、バラ、花菖蒲、ひまわり、コスモスと、春から秋にかけて、様々な季節の花のリレーが楽しめ、多くの人が訪れる、佐倉市の恒例行事です。「風車のひまわりガーデン」は、そんな「佐倉フラワーフェスタ」の一環として開催される夏の人気イベント。佐倉ふるさと広場のひまわり約2万本が、見ごろを迎えるのにあわせて行われています。今年の開催期間は、開催期間は、2017年7月8日(土)~23日(日)の間。「ヴィンセントオレンジ」というオランダの画家ゴッホにちなんで名付けられたひまわり約2万本が、7月上旬から中旬にかけて咲きそろいます。オランダ風車「リーフデ」と印旛沼をバックにヒマワリが咲き誇る様子は圧巻です。期間中は、様々なイベントも開催!イベント期間中の土日祝日には、印旛沼を遊覧する観光船が運行。船からのんびりひまわり鑑賞はいかがでしょうか。ほかにも、地元野菜・特産品、焼きそば、かき氷などが販売される「ふるさと市」も行われます。また、「風車のひまわりガーデン」の最終2日間には、ヒマワリの摘み取りイベントが開催されます。1人3本まで摘み取りができますよ。はさみとビニール袋をお忘れのないようにしてくださいね。なお、イベント終了後の2017年8月5日(土)、ふるさと広場付近にて、関東最大規模の約16,000発が打ち上がる「佐倉花火フェスタ」が開催予定です。こちら要チェックですよ。イベント詳細イベント名:風車のひまわりガーデン場所:佐倉ふるさと広場住所:千葉県佐倉市臼井田2714期間:2017年7月8日(土)~23日(日)※7月24日(月)以降は、花火大会の観覧会場の設営作業を行うため、ひまわりは鑑賞できません。時間:佐蘭花(休憩所・売店)開館時間 9:00~17:00入場料:無料交通:京成佐倉駅北口より佐倉市循環バス(乗車料100円)で「ふるさと広場」下車※なるべく公共交通機関をご利用ください。イベント詳細URL:レンタサイクル駅からはレンタサイクルが利用できます。貸出場所 (公社):佐倉市観光協会(京成佐倉駅前)、JR佐倉駅前観光情報センター(JR佐倉駅北口階段下)、佐倉ふるさと広場 ほか時間:9:00~16:00料金:1日500円(電動アシスト自転車は1日 1,000円)観光船印旛沼遊覧イベント期間の土日祝日に運行時間:10:30~、13:00~、14:30~料金:大人1,000円、子ども500円※天候などの理由により、変更・中止になることがあります。「ふるさと市」開催開催日:2017年7月15日(土)時間:9:00~15:00地元野菜・特産品、焼きそば、かき氷の販売などひまわりの摘み取り1人3本まで摘み取りができます。はさみとビニール袋を持参してください。開催日:2017年7月22日(土)~23日(日)時間:9:00~16:00
2017年07月02日千葉県の観光スポット、佐倉ふるさと広場にて、2017年7月8日(土)から7月23日(日)まで「風車のひまわりガーデン」が開催される。オランダ風車がシンボルの佐倉ふるさと広場では、毎年7月上旬から中旬にかけて、オランダの画家ゴッホにちなんだ名前がつけられたヒマワリ約2万本が一斉に開花し、見ごろとなる。風車の近くには印旛沼が広がっており、印旛沼と風車をバックにヒマワリが咲き誇る様子を楽しむことができる。また、イベント期間中の土日祝日には印旛沼を遊覧する観光船も運行する。「風車のひまわりガーデン」の最終2日間には、ヒマワリの摘み取りイベントを開催。なお、イベント終了後の2017年8月5日(土)には、ふるさと広場付近にて、関東最大規模の約16,000発が打ち上がる「佐倉花火フェスタ」が開催される予定だ。【詳細】「風車のひまわりガーデン」期間:2017年7月8日(土)~7月23日(日)場所:佐倉ふるさと広場住所:千葉県佐倉市臼井田2714入場無料交通:京成佐倉駅北口より佐倉市循環バスで「ふるさと広場」下車■観光船印旛沼遊覧運行日:7月8日(土)~7月23日(日)の土日祝日時間:10:30~、13:00~、14:30~料金:大人1,000円/子供500円■ひまわりの摘み取り開催日:7月22日(土)、23日(日)時間:9:00~16:00内容:一人3本まで摘み取りができる。※はさみとビニール袋を持参。
2017年06月26日9月28日(木)から東京芸術劇場プレイハウスほかにて上演される舞台、パルコとキューブの共同製作によるPARCO&CUBE 20th present「人間風車」のビジュアルがこのほど解禁。東京のほかにも大阪での公演が発表されていたが、この度、高知、福岡、新潟、長野、仙台でも上演されることが決定した。童話作家の平川は、その作品のひねくれへんてこ度のせいで1冊の本も出版出来ない。新聞配達をしながら、せっせと童話を書いている。毎週末に怪獣公園と呼ばれる近所の公園で、平川は子どもたちに自作のへんてこ童話を語って聞かせるのだった。友人の童話作家・国尾は作品を発表しろと忠告するが、平川はマイペースで、今日も公園で子どもたちに話を聞かせているのだった。そんなある日、子どもたちと一緒に童話を聞く青年が現れた。彼の名前はおさむ。自らをサムと名乗る彼、サムは平川の童話を聞くとすぐにその話を覚え、自分で工夫した衣装を身にまとい童話の登場人物になりきって現れる。見た目は大人だが、まだ幼い少年のような言動の不可思議な青年だった。またある日、どうしてもお金が足りなくなり、大学時代の友人でいまはテレビ局のディレクターをしている小杉にお金を借りようと局を訪れた平川。ひょんなことで、女優でレポーターのアキラと知り合い、恋心が芽生える。そして平川はアキラと知り合ってついに傑作童話を書きあげる。しかし、そのことが発端となって、平川は親友だと思っていた男に裏切られ、恋人からは誤解され、そして世間から見捨てられてしまう。理不尽な目に会い、転落した平川が取った行動とは…。舞台「人間風車」は、後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に1997年書き下し上演、その後2000年にパルコ劇場にてG2演出のもと、生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二、など錚々たるキャストが集結し上演。また、2003年にも永作博美、入江雅人、河原雅彦らで再演された伝説の人気作だ。そして今回14年の時を経て、全く新しい形で再演される。売れない童話作家の平川役には、高い身体能力と演技力で会話劇から大型ミュージカルまで幅広く出演し、先日公開された『美女と野獣』のプレミアム吹き替え版ではルミエールの声を担当した成河。ヒロイン・アキラ役は、ドラマや映画に出演し、舞台出演は今回が2度目となるミムラ。そして、物語のキーとなる少年のような言動の不思議な青年・サム役は、バラエティ番組でのブレイクを果たし、舞台「パタリロ」では主役・パタリロ役を演じ、原作との高いシンクロ率で話題となった加藤諒が演じる。また、2003年版でサム役を鬼気迫る迫力で演じた河原雅彦が、今回は演出を手掛ける。河原さんは、エンターテインメント性とカルトな世界観を両立させる独特な美学と高い演出力で、大劇場、小劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、様々な作品を担当し高い評価を得、いま演劇界を牽引する演出家の一人。そんな彼が新しい「人間風車」を創りあげる。成河さんは、「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込み。ミムラさんは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と期待を語り、「“アキラ”として舞台を生き、皆様を物語の深淵へお連れできるようしっかり務めさせて頂きます」とコメント。そして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしていると言う加藤さんは、「もがき苦しみながら、成河さん、ミムラさん、そして演出の河原雅彦さんに喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合十分に語っている。また、3人のほかにも矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次らも出演。東京会場のチケットは、7月15日(土)より一般発売が開始となる。PARCO&CUBE 20th present「人間風車」は9月28日(木)~10月9日(月・祝)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。※高知、福岡、大阪、長野ほかでも順次上演予定。(cinemacafe.net)
2017年05月26日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が出演する舞台『人間風車』の追加出演者が3日、明らかになった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、"童話ホラー"と呼ばれた。今回明らかになったのは、矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次の10人。今話題の若手俳優から、ベテラン陣まで様々なバックグラウンドを持つ出演者が集まった。後藤は「『人間風車』と言えば往年の名レスラー、ビル・ロビンソンではないのか? ええ。その通りです。この作品にはプロレスに関するお話が沢山隠れています」とコメント。「それでもこの作品はコメディであり、ホラーであり、ファンタジーであり、私が書いた脚本の中では最大の悲劇です」と説明し、「今回いくつもの部分を書き直す事にしました」と明かした。そして「きっとこれまでとはずいぶん違う『人間風車』をお見せする事になるのでしょう」と期待をもたせた。東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪公演が10月下旬に森ノ宮ピロティホールで行われる他、各地での公演も予定されている。
2017年03月03日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が舞台『人間風車』に出演することが31日、わかった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、”童話ホラー”と呼ばれた。主役の平川を演じる成河は、26日にミュージカル『わたしは真悟』を終え、3月からは『髑髏城の七人 Season花』を控えるなど、2017年も引っ張りだこ。成河は「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込みを語った。 ヒロイン・アキラを演じるミムラは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と作品への意欲を示す。サム役の加藤諒は、「2000年と2003年に上演され、観劇された方々に笑いと恐怖と感動を与えた偉大な作品に出演させていただく事になりまして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしております‼」とコメント。バラエティでもブレイク中だが、実力派キャストとの共演に「喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合いを入れた。 東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪他、各地での公演も予定されている。■演出・河原雅彦コメント 僕もかつて出演させてもらったファンタジーホラーの傑作『人間風車』を演出させてもらう日がくるとはなんとも感慨深いわけで、この作品が持つ行き場のない悲哀と苛立ちと恐怖を僕なりのタッチで増幅してみようと、後藤さんの想いも合わさって、ちょっとした変更を試みるわけで、ま、観た人の心に嫌というほどまとわりつくような爪痕を残せるよう、いっちょやってみます。
2017年01月31日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日「僕たち、久しぶりの再会なんですよ」「6年ぶり」と笑い合うのは、片岡信和と桑野晃輔。4月に上演する舞台『人間風車 Jnapi produce』で重要な役を演じるふたりだ。ミュージカル『忍たま乱太郎』の初演(2010年)以来の共演となる。舞台『人間風車』チケット情報映画『パコと魔法の絵本』の原作者であり『ダブリンの壁つきカビ人間』でも知られる後藤ひろひとの代表作ともいえる本作。2000年には生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲら、2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らと錚々たるキャスト陣で上演されてきた。その作品を若手俳優たちが演じたらどうなるのか――という挑戦から、オリジナルにアレンジを加え、従来とは異なる新しい生命を吹き込む。演出は朗読劇『私の頭の中の消しゴム』『しっぽの仲間たち』の脚本・演出を手掛ける岡本貴也。本作の主演、売れない童話作家・平川を演じる片岡。物語のキーパーソンで知的障害のあるサムを演じるのは桑野。「平川って終盤では友人や恋人に裏切られて、その憎しみのシナリオを勢いで書いたら現実になってしまうっていう人なんですけど。でもそれまではどこか幸せそうに見えるんですよね。楽しく生きていた人間なのかな」(片岡)「サムは平川先生の大ファンで、先生と恋をする女優の弟でもあるんですけど。先生から聞く物語を再現してしまうことで物語が転がっていく役どころです。これが僕がやるサムだよっていう像を伝えられたら」(桑野)名だたるキャストが演じてきた本作。「(前作は)敢えて見ないようにしています。僕、影響受けやすいし、なぞってしまうかもしれないので。素直に台本を読んで演じることから始めてみるのが僕はよさそうだなって。きっと、初めて観る人もいれば、この作品を知っていて、役の重みも知っていて、比較して観る人もいると思うんです。でもそういうことを意識するより一生懸命やるだけだよね」(片岡)「そうですね。僕らでしかできないものって絶対あると思うので。そこは演出の岡本さんを信じてみんなで作っていきます。それがなにかの1ページになるように作っていけたらなと思っています」(桑野)「これまでとはまた別の、僕たちだけの『人間風車』を稽古で作っていきます。『人間風車』ってどういう意味なのかとか、わからないことも今はたくさんあるので。そういうのを全部舞台上で伝えられるように、届けられるように、がんばります!」(片岡)舞台『人間風車』は4月6日(水)から12日(火)まで、東京・六行会ホールにて。取材・文:中川實穗
2016年03月15日