ものまねメイクで話題のタレント・ざわちんが11日、自身のブログを更新し、平昌五輪で金メダルを狙うノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅のものまねメイクを披露した。ざわちんのアメブロオフィシャルブログより「ふぁいてぃん!!」というタイトルで更新したざわちんは、「いよいよ明日、平昌オリンピックノルディックスキー・ジャンプ女子決勝が行われますね」と書き出し、「高梨沙羅さん、日本中からの大きな期待で、プレッシャーの圧が凄いと思いますが、いつも通りリラックスして大好きなジャンプを最高に楽しんで下さい」とエールを送った。そして、「光栄にも沙羅さんご自身にメイクの師匠と呼んで戴いていますので、ざわちん、ものまねメイクで応援します!!」と高梨のものまねメイクを公開。「フレーフレー沙羅さんふぁいてぃん!!」と応援した。ファンからは「ホントに沙羅さんに似てますね!」「本当にモノマネメイクこんなに出来るって才能すごい」「それにしても相変わらず、怖いくらい?笑っちゃうくらい?似てます笑」「メッチャかわいくて、高梨ちゃんにメッチャ似てます」と絶賛の声が上がっている。
2018年02月12日チャラチャラするからだ! そんな声が高梨沙羅さん(21)の評判として、聞こえてきます。目前に迫った平昌オリンピック。スキージャンプ代表の彼女は大きな期待と調整の真っただ中にあり、日々注目を集めています。 昨シーズンは出れば負けなしの状態だった彼女ですが、今シーズンは一転。ライバルたちの勢いに苦戦し、先日開催のスキー女子W杯ジャンプでやっと今期自己最高の2位を獲得しました。 「目標はオリンピックでの金メダル!」と公言しているので、この苦戦や調整も織り込み済みなのかもしれません。しかし昨シーズンとの勢いの違いに、ついつい心配になってしまう人も。そんな彼女に対して厳しい声が多くなっているのは、最近の“ビジュアルの変化”も関係しているのかもしれません。 現在21歳で女子大生の彼女は1年ほど前に突然、バッチリメークを披露するようになりました。“デビューあとのデビュー”とでも言いましょうか。知名度が上がってから急に見た目も変わるものだから、多くの人から「変わりすぎ!」と戸惑いの声もあがったのです。 そこからの「成績不振」ですから、やっぱりチャラチャラし始めたのが不振の原因と考える人がいるのも仕方ないかもしれません。 しかも先日は、愛車に2千万円ほどのベンツを所有していることも公表。素朴な雪国の少女ジャンパーが都会の色に染まっていく様は、ますます嫉妬と批判の声へとつながっています。 過去、メディアの持ち上げと手のひら返しに多くのアスリートがのみ込まれてきました。彼女はこの洗礼をどうかわしていくのか。もし21歳の楽しさと競技者としての完璧さの間でもがいているのなら、ある人の存在が参考になると思います。卓球の福原愛さん(29)です。 国民的スター選手である福原さんの何を参考にすればいいかというと、メデイアとの関わり方。幼少のころから“天才卓球少女”として世間に知られていた彼女は、常にメデイアという他者の目と共存しつつ成長してきました。 それはつまり、メディアに殺されない方法を知っているということです。高梨さんと愛ちゃんのメディアとの関わり方で決定的に違う点をあげるなら、それは“よそいき”をどの程度見せているかというさじ加減でしょう。 愛ちゃんは「泣き虫愛ちゃん」時代からテレビに出ていますから、よそいきとホンネの使い分けが完璧です。しかし高梨さんはどうしてもメディアに出る際は“常によそいき”な空気をまとっている印象があります。 たしかに少しの露出ならそれでもいいのですが、高梨さんも今や連日報じられる存在。常によそいきだとしんどいうえ、過剰に期待を背負ってしまいかねません。 「シーズン中はメディアをシャットアウトすべきでは?」という声も出ているようですが、女性としてのキレイさも強さも目指すことを決めた彼女には今のままで頑張ってほしいものです。 でも人前で鼻水たらすぐらいの号泣をしてみたら、意外と肩の荷が下りて強くなれるかも。本当にあと少し、頑張れ高梨沙羅さん!
2018年01月23日女優の高梨臨(29)とサッカー日本代表DFでJ1浦和の槙野智章(30)が20日、それぞれのインスタグラムを更新し、結婚することを報告した。高梨は「いつも応援していただいている皆様お世話になっている皆様私事で大変恐縮ですが、ご報告があります。この度、かねてよりお付き合いさせて頂いておりました、槙野智章さんと結婚する運びとなりました」と報告。「どんな時も明るく前向きな彼を心から尊敬しております。私達らしい、笑いの絶えない家庭を築いていきたいと思います」と思いをつづり、「まだまだ未熟者な二人ではありますが、温かく見守っていただけたら幸いです」と締めくくった。槙野も「いつも応援して頂いている浦和レッズファン、サポーターの皆様そしてJリーグならびにサッカーを愛する全ての皆様へ」と書き出し、「私事で大変恐縮ですが、ご報告があります。この度、かねてよりお付き合いさせて頂いておりました、女優 高梨臨さんと結婚する運びとなりました」と報告。「2018年自分自身非常に大事な年になります。自分にとって何よりも大事なこの年を高梨臨さんと共に歩み前に進める事。力強く、幸せだと感じています」と喜びをつづった。そして、「お付き合いをさせて頂いてから自分が辛いとき、苦しいとき、どんな時も、笑顔で私の横でポジティブに支えてくれました。時には厳しく、時には優しく側に居てくれたおかげで、サッカーに集中した今を過ごせていると感じております」と明かし、「仕事に対しての姿勢や、目標に対してひたむきに努力する姿に心から惹かれ、尊敬しています」と高梨への思いを告白。「僕らはまだまだ発展途上の二人かもしれません。温かく見守って頂ければと思います」と呼びかけた。
2018年01月20日昨年12月に開幕した、スキージャンプ女子W杯。全17戦で争われる個人戦の総合優勝を期待されているのが、21歳の高梨沙羅選手だ。昨季を含むW杯総合優勝4回、男女通じて歴代最多タイの53勝(’17年12月時点)を誇るジャンプ界の女王。その強さの秘密はどこにあるのだろう?「彼女は本当に真面目で、努力をいとわない性格。体も小さく、運動能力に恵まれたタイプとはいえませんが、練習量に裏打ちされた技術の高さはそれを補って余りあります」そう話すのは、スポーツライターとして第一線でトップアスリートたちを取材し続けている折山淑美さん。スキージャンプは、空中姿勢や着地の美しさを表す「飛型」と「飛距離」を数値化した得点の合計で競う。それらを左右する重要な要素が、ジャンプの“飛び出し”だという。「助走のスピードを、踏み切りでいかにロスしないかが大切。高梨選手は重心のかけ方が上手なので滑りから飛び出しまでがスムーズで、空中姿勢を作るのも早いため、減速が少ない。時速90km近い助走のスピードのなかで一連の動作をコントロールするのは、相当難しいはずです」世界屈指の実力を持つ高梨選手だが、今季序盤は昨シーズンまでの勢いが影を潜め、不振も囁かれている。「確かに、助走の感覚をつかむのに苦しんでいるようですが、調子の波は以前からありました。むしろ、昨季W杯総合3位のルンビ選手(ノルウェー)や今季好調のアルトハウス選手(ドイツ)など、他の選手たちが力をつけ、実力が伯仲してきていることが原因。以前であれば勝てた試合でも、今は少しのミスや風の条件で勝てなくなってきているんです」しかし、そんな状況にあっても、「心配は要らない」と折山さん。「表彰台を逃したソチ五輪では、関係者の大半が、優勝は高梨だと思っていました。それだけの“勝って当然”のプレッシャーの中、彼女は戦っていたんです。だからこそ逆に今、勝敗が本当にシビアになっている中では、余計な重圧から逃れて自分のすべきことに集中できていると思います。2月の平昌五輪に向けて、今後調子を上げてくれると思います」日本が誇る、もう一人の天才ジャンパー、伊藤有希選手にも注目!「もともと高梨選手が有名になる前から天才少女といわれていましたが、海外の試合に出るようになってから日本にはない追い風のジャンプ台に苦戦。しかし葛西紀明選手が監督を務めるチームで男子選手とともに練習を積んだことが転機になり、技術とメンタル両面で急成長。昨季W杯総合2位など頼もしい活躍を見せています」スキージャンプワールドカップ女子の個人戦は3月25日まで、全17戦で争われる。1月13日・14日には札幌で第7戦と第8戦が、19日・21日の第9戦と第10戦、20日の団体戦は蔵王で開催。NHK BS1などで放送予定。※『anan』2018年1月17日号より。写真・YUTAKA/アフロスポーツ(by anan編集部)
2018年01月12日女子スキージャンプ選手の高梨沙羅が21日、東京・銀座のニコラス・G・ハイエックセンターで行われた「オメガ オリンピック ワールドワイド キャンペーン記念 時計贈呈イベント」に登場した。「オメガ オリンピック ワールドワイド キャンペーン記念 時計贈呈イベント」に登場した高梨沙羅2018年2月9日に韓国・平昌で行われる第23回オリンピック冬季競技大会でオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガは、同大会での活躍が期待される世界的ジャンパーの高梨沙羅に時計「シーマスター アクアテラ"ピョンチャン2018"リミテッド エディション」を贈呈。その贈呈式に高梨が登場し、平昌オリンピックの抱負などを語った。贈呈されたオメガの時計について高梨は「こんなに素晴らしい時計をしたことがないので、ちょっと緊張しています(笑)。オリンピックに向かうまでの時間を刻んでいると思うと気持ちが引き締まりますね」と姿勢を正し、「自分のモチベーションを上げるためにも時計を見て過ごしたいと思います」と笑顔。その高梨は、平昌オリンピックまで残り1カ月ちょっとなったが、「いよいよオリンピックが迫っているな、という気持ちです。ワールドカップが始まってオリンピックまで残りわずかなので、自分のやるべきことに集中してトレーニングをしたいと思います」と現在の心境を明かしつつ、「オリンピックに向けて金メダルを獲るために練習してきました。応援してくださる方に結果で恩返しができるように頑張って練習をし続けていきたいと思います」と力強く語った。初めて参加した2014年のソチ五輪は、4位に終わった高梨。「4年前は初めてのオリンピックでしたので、オリンピックに挑戦するワクワク感やドキドキ感を感じていました。今はあれから4年が経ち、オリンピックの代表選手に選ばれるためにやってきたので、ソチの失敗もあり、その悔しさを跳ね返す気持ちが強いです」とソチ五輪との変化を述べ、「目の前のことをしっかりやることがオリンピックにつながると思うので、今できることを精一杯やっています。自信は4年前よりもしっかり持っている自負はあるので、自分の気持ちを強く持っていることは間違いないと思いますね」と自信を見せていた。
2017年12月22日先日、「日経トレンディ」による「2017年のヒット人」に竹内涼真とともに選出された女優の高梨臨が、12月10日(日)に開催されるJALホノルルマラソンに参加することが決定。高梨さんは初めてフルマラソンにチャレンジする。前回大会でホノルルマラソンの番組のナビゲーターを務めた高梨さん。今年1月に放送された番組の中で、「来年は絶対に走りたいと思います!」と宣言した通り、今回、ついにその夢が実現。高梨さんは中学生のころは駅伝部に所属し、いまでもよくジョギングをしているとか。「ハワイの空気、太陽、景色、風が大好きで、ハワイに行くとすごく元気になれます。そんな大好きな場所で、初マラソンに挑戦できることを今からとてもワクワクしています」と意気揚々、「目標タイムは5時間!5時間を切りたいです」と目標を語っている。「昨年、番組のナビゲーターを経験させていただいたときに、サポートしてくださるボランティアの皆さん、沿道で応援してくださる皆さんの温かい声援を受けて走るランナーをうらやましく思っていました。走り切った後、自分の中でどんな想いや景色が広がるのか、いまから楽しみです」とコメント。現在、多忙なスケジュールの合間を縫ってトレーニングに励んでいるという高梨さん。“世界一美しい”といわれる42.195kmの道のりの先に、どんな景色を見ることになるのか。3万人のランナーと1万人のボランティアが織り成す、筋書きのないドラマ。その中の1人となる高梨さんの走りに注目していて。なお、フィギュアスケーター・浅田真央も同じくホノルルマラソンに初挑戦する。「第45回JALホノルルマラソン」は2018年1月13日(土)16時からTBSにて放送(一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月07日女優・高梨臨が、浅野忠信と神木隆之介がバディを組むドラマ「刑事ゆがみ」の11月2日(木)放送の第4話にゲスト出演することが決定。事件に絡む重要な役を演じるようだ。“何でもありの天才適当刑事”弓神適当(浅野さん)と“出世欲に燃える腹黒刑事”羽生虎夫(神木さん)による“新しい最強バディ”が、現代社会のゆがみを見抜き、埋もれかけた真実をあぶり出すドラマ「刑事ゆがみ」。今回ゲスト出演が決定した高梨さんは、浅野さんとは初共演。神木さんとも、「探偵学園Q」で同じ作品には出演しているものの、共演は初めて。本作で高梨さんが演じるのは、高遠建設の社員・堤祥子。今回、弓神と羽生が捜査する完成間近のデザイナーズビルで起きた、男性の転落死した現場に居合わせた人物だ。死亡したのは、このビルの設計も手がけた建築士の大山昇(姜暢雄)。現場にいた警備員(前野朋哉)によれば、外階段で人が争う声が聞こえたため確認に行くと、そこに祥子と彼女の同期であり、大山の婚約者の高遠玲奈がいて、階段下にはすでに大山が倒れていたのだとか。祥子は、大山と一晩だけ関係を持ち、それ以来大山のストーカー行為に苦しんでおり、婚約者の高遠と2人でいるところに乗り込んで、ストーカーをやめるように直談判したものの、もみ合った結果、大山が転落してしまったとのこと。祥子は正当防衛を主張するが…。今回の出演に高梨さんは、「祥子のような役柄を演じるのは初めてだったので、理解をするのは難しかったです。ひとつひとつの感情を丁寧に表現できていればと思います」と語り、「とても、繊細な愛が描かれていると思いました。そして、常に張り詰めているような関係の中に、弓神と羽生のコミカルなやりとりもあり、読んでいて、とても楽しめました」と台本を読んだ感想を述べた。また、「愛情や、苦しみ、憎悪、さまざまな感情が入り混じっていて、少し切なくなるような回になるのでは」と第4話について明かし、「みなさんの心に届けばうれしいです」とコメントを寄せている。木曜劇場「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年10月23日高梨臨主演、田中圭、土村芳、淵上泰史、小関裕太らの共演で“恋ヘタ女子”のラブストーリーが展開するプラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」の第2話が4月13日(木)今夜放送となる。映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』やHuluオリジナルドラマ「代償」などで活躍する女優の高梨臨が約4年ぶりの連ドラ主演を務めることになる本作。原作は“恋ベタ”主人公たちの不器用すぎる恋愛模様を人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークも交えて描いた、女性の理想と本音が入り乱れた大人のラブコメとして人気の藤原晶による同名コミック。高梨さん演じる茅ヶ崎美沙は新興スマホゲーム会社で働き会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがない「恋より仕事」のキャリアウーマン。そんな美沙を仕事でも恋でも翻弄する雄島佳介には田中さん。佳介はNY帰りの経営のプロで仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去があり、前回の1話では美沙に強引にアプローチ、さらには美沙の社長就任の夢まで奪ってしまう。美沙のルームメイトで「夢は結婚」というお嬢さま気質の受付嬢、榎田千尋には土村さん。前回放送の第1話では4年の交際を経て彼氏からプロポーズされるも、その彼氏を内田理央演じる同僚で後輩の受付嬢・桜井理佳子に奪われてしまう。今夜放送の第2話では、佳介に社長の座を奪われた美沙は仕事の実権も握られ、いままで通り仕事ができないでいた。そんななかゲームの新キャラがパクリではないかという騒動が巻き起こる。仕事も恋も佳介に翻弄される美沙は再び佳介にキスを迫られることに。一方プロポーズされた婚約者に浮気された千尋は命の恩人・橋本司(淵上泰史)と再会。“セックス下手”が理由で浮気されていた千尋は司から「彼氏を浮気相手から取り戻す方法…男を腑抜けにするセックスを教えてやる」と言われ…という展開に。“全員恋ベタ”男女の恋愛が急速に動き出す今夜の「恋がヘタでも生きてます」第2話は、4月13日(木)23時59分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年04月13日鈴木亮平主演で西郷隆盛を描く来年の大河ドラマ「西郷どん」で北川景子が篤姫役を演じること、鈴木さんと「花子とアン」で共演した高梨臨、過去に西郷と大久保利通を主役にした大河ドラマ「翔ぶが如く」で大久保を演じた鹿賀丈史らが出演することが発表された。すでに西郷の盟友・大久保役に瑛太、西郷の3番目の妻役で黒木華らが出演することが発表されているが、この日、出演が明らかになったのは北川景子、北村有起哉、高橋光臣、堀井新太、高梨臨、沢村一樹、斉藤由貴、鹿賀丈史、小柳ルミ子の9名。過去に「篤姫」で宮崎あおいが演じたことが記憶に新しい篤姫は、薩摩出身で将軍に嫁ぐことになる島津分家の姫。北川さんはのちの篤姫こと於一を演じるが、本作では鈴木さん演じる西郷との間に淡い恋も…?大河初出演の北川さんは「緊張してます」と声を震わせる。自身、大河ドラマに対して「いつかは」という思いを抱いていたそう。これまで多くの先輩方が演じてきた篤姫から勉強しつつ、歴史も勉強し、中園(ミホ)先生の描く『西郷どん』のオリジナリティも大切にしながら務めていきたいです」と意気込みを口にする。出演を知って家族の反応を問われると「祖父母は大河ドラマを欠かさず見てるので、『大河に出られるようになったんだね』と本当に喜んでくれました」と笑顔を見せた。西郷たちにとっては“先生”のような立場にある薩摩藩の赤山靱負(ゆきえ)を演じる沢村さんは、地元・鹿児島出身!「先日、父の墓参りで帰ったばかりで、ゆかりの地を巡ったりしたんですが、会う人に『出らんのね?(出ないの?)』と言われ、そのたびに『出たいけどどうなるんだろうね』とごまかしてきたので、やっとここで『出ます!』と言えます」と晴れ晴れとした表情。鹿賀さんは、西郷隆盛役の西田敏行と共に主演を務めた『翔ぶが如く』をふり返り「あのときは、なるべく薩摩弁をと思って使ってたら、視聴者から『よくわからん』との声をいただいて、字幕が出ました(笑)」と懐かしそう。今回は、薩摩藩主の島津斉興を演じるが「クセのある藩主になりそうなので、台本が楽しみです」と微笑んだ。このほか、北村さんは西郷と幼少時から学び、維新後は鹿児島県令(知事)となる大山格之助を、高橋さんは藩主・斉興の茶坊主として出世し、時に西郷に嫉妬する有村俊斎を、堀井さんは西郷を兄と慕い、最後まで西郷と運命を共にする村田新八を演じる。高梨さんが演じるのは、貧しい農民の娘として過酷な人生を送り、西郷の人生にも大きな影響を与える娘・ふき。昨年の「真田丸」に続く大河出演の斉藤さんは、篤姫の教育係にして、西郷と密に連絡を取り合う幾島を、小柳さんは斉興の側室として寵愛を受け、やがてお家を揺るがす騒動(=お由羅騒動)を引き起こす由羅を演じる。西郷役の主演・鈴木さんは「理想のキャストが集まってくださいました!」と満面の笑み。「沢村さんには控室で『鹿児島弁やってる?いまからやっとかないとやばいよ!』と言われまして(笑)。僕もそこは妥協したくないと思ってます。大学で言語学を学び、言葉は好きなので、方言に妥協せず乗り越えていきたいです」と語る。また「主役として大河を背負うとなると、以前の作品意識するもの」と同じく西郷隆盛を主人公のひとりにした「翔ぶが如く」の存在について「良い例でありライバル」と言及。「そこで大久保を演じられた加賀さんが、今回は大久保の仇でもある斉興を演じてくださると聞いて興奮しました」と喜びを口にした。そして「歴史は絶対に一人の力では動かない。みんなの熱い心とタイミングのうねりが強烈にとがったとき、何か事件が起こる。このドラマもみんなで一つの方向に向かい、それが爆発するような、明治維新のようなドラマにしたい」と力強く語った。NHK大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年04月12日藤原晶による人気コミックを女優の高梨臨主演でドラマ化するプラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」が4月6日(木)今夜から放送スタート。田中圭、土村芳、淵上泰史、小関裕太らの共演で“恋ヘタ女子”のラブストーリーが展開する。原作は小学館「プチコミック」で連載されていた藤原氏の同名コミック。映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』やHuluオリジナルドラマ「代償」などで活躍する高梨さんが本作で演じる主人公の茅ヶ崎美沙は新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマン。美沙は経営トップに立つことを目指して働く一方で恋は最長2か月しか続かない「恋より仕事」という女性。次期社長の座に就くことが決定、さらに理想の男・雄島佳介とも出会い積極的なアプローチを受けバラ色だと喜ぶ美沙が、舞い上がったのもつかの間、社長就任の夢を佳介によって奪われてしまう…という物語で、美沙を含めて恋に不器用な登場人物たちの織りなす、不器用すぎる恋の行方を描くラブコメドラマが展開する。美沙を取り巻く登場人物に、NY帰りの経営のプロで仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、乗り越えられない過去を抱えるゆえに強引な恋のアプローチに走ってしまう雄島佳介を田中さんが、美沙のルームメイトでもあり家事上手な清純派お嬢様だが、婚約するも衝撃的な理由で浮気されてしまう受付嬢の榎田千尋を土村さんが、美沙と同じ職場で働くライバルで、女は体の関係だけでOKと割り切って生きている橋本司を淵上さんが、美沙に密かに思いを寄せる柿谷真吾を小関さんがそれぞれ演じる。第1話ではルームシェアする美沙と千尋に人生最大の恋の転機が訪れる。ついに次期社長の座に就くことが決定的になった美沙は、朝の公園をジョギング中、雄島佳介と偶然出会い、積極的すぎるアプローチに戸惑う。一方の千尋は、交際4年の彼氏についにプロポーズされることに。お互いに喜んだのも束の間、美沙の社長就任の夢は、なんと佳介によって奪われ、千尋は婚約者の浮気を目撃し、「男の本音」を知ってしまう…というストーリーが展開。約4年ぶりの連ドラ主演となる高梨さん、「東京タラレバ娘」でのサラリーマン役も記憶に新しい田中さん、連続テレビ小説「べっぴんさん」で注目の土村さん、『僕だけがいない街』や『ダブルミンツ』の淵上さん、そして来年2月公開の福士蒼汰主演『曇天に笑う』などへの出演も決まっている期待の若手俳優、小関さんとバラエティに富んだキャストでおくる。「恋がヘタでも生きてます」は4月6日より、毎週木曜日23時59分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2017年04月06日高梨臨が主演を務めるプラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」。このほど、高梨さんに密かに思いを寄せる役どころで、小関裕太が自身初のラブコメディに挑戦することになった。女性の理想と本音が入り乱れた、大人が楽しめるラブコメディとなる本作。高梨さんが演じるのは、新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙。会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きている。そんな美沙だけでなく、登場人物全員が恋に不器用なのが本作の特徴。田中圭が演じるのは、NY帰りの経営のプロ、雄島佳介。仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去が。土村芳が演じるのは家事上手な清純派お嬢様の受付嬢、榎田千尋。美沙のルームメイトでもある千尋は婚約するが、衝撃的な理由で浮気されてしまう。淵上泰史が演じるのは美沙と同じ職場で働くライバルの橋本司で、女は体の関係だけでOKと割り切って生きている。第1話ではルームシェアする美沙と千尋に人生最大の恋の転機が訪れる。ついに次期社長の座に就くことが決定的になった美沙は、朝の公園をジョギング中、雄島佳介と偶然出会い、積極的すぎるアプローチに戸惑う。一方の千尋は、交際4年の彼氏についにプロポーズされることに。お互いに喜んだのも束の間、美沙の社長就任の夢は、なんと佳介によって奪われ、千尋は婚約者の浮気を目撃し、「男の本音」を知ってしまう…。そんな本作で、高梨さん演じる美沙に密かに思いを寄せる“柿谷真吾”を演じ、ラブコメディに初挑戦しているのが、小関さん。ナオト・インティライミとW主演をつとめた舞台「DNA-SHARAKU」での繊細な青年や、ドラマ「ごめんね青春」で見せたコミカルな役柄が記憶に新しく、2016年12月からはミュージカル「わたしは真悟」(原作:楳図かずお)に出演。そして、今年11月には中条あやみ主演『覆面系ノイズ』、2018年2月には福士蒼汰主演『曇天に笑う』などの公開が控え、いま人気&注目度急上昇中の若手俳優の1人だ。小関さんは、「出てくる1人1人が絶妙に恋がヘタで、なんだか共感できてしまう自分がいました。『軽やかに』そして『意外』に進んでいくストーリーにどきどきワクワクしながらご覧いただきたいです」とコメント。また新たな表情を見せてくれそうだ。新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」は4月6日より、毎週木曜23:59~放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日高梨臨が主演する4月期放送の新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」。この度、日曜ドラマ「大貧乏」にて“元ヤンママ”役で出演中の内田理央が、本作に受付嬢役で参加することが分かった。本ドラマは、「プチコミック」(小学館)にて連載されていた藤原晶の同名コミック。“恋がヘタな主人公たちの不器用すぎる恋愛模様”を描くラブコメディで、恋愛ドラマならではの願望満載シーンに、人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークを交えて、“女性の理想”と“本音”が入り乱れた大人が楽しめる作品。会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きている新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙役を高梨さんが演じるほか、キャストにはNY帰りの経営のプロ・雄島佳介役を田中圭、家事上手な清純派お嬢様の受付嬢・榎田千尋役を土村芳、美沙と同じ職場で働くライバルの橋本司役を淵上泰史が出演。そして今回新たに参加が決定したのは、雑誌「MORE」の専属モデルで、「逃げるは恥だが役に立つ」や映画&ドラマ化が決定している「トモダチゲーム」ではヒロインを務めるなど女優としても注目が集まる内田さん。本作で彼女が演じるのは、千尋の同僚で証券会社の受付嬢・桜井理佳子役だ。内田さんは、「色々な恋愛がどんどん進展していき、台本を読んでいて凄くドキドキしてしまいました。女の子の本音が盛り込まれていて、とてもリアル」と台本を読んだ感想を話し、役柄については「人の男を取りたくなってしまう桜井理佳子という小悪魔的な女の子。この子も恋愛が下手なんです」とコメント。また自身も恋愛下手と語る内田さんは、「かなり。内気すぎて…このドラマと一緒に私も勉強させていただきます!」と意気込んで見せた。新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」は4月6日より毎週木曜23時59分~日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2017年02月24日4月からスタートするプラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」主演・高梨臨の囲み取材が2月19日(日)、都内スタジオにて行われた。演じる役に自身を重ね合わせた高梨さんは、「私も、論破するタイプです(笑)。ダーッとしゃべって“こうじゃないの?”って言っちゃう。興味のないことはどうでもいいんですけど、曲げられないことがあると論破する!」と、男前な素顔をのぞかせていた。藤原晶による同名コミックをドラマ化した「恋がヘタでも生きてます」は、登場人物の全員が恋に不器用というラブコメディ。スマホゲーム会社でバリバリ働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙(高梨さん)は、次期社長の座に就くことが決定。さらには、理想の男・雄島佳介(田中圭)とも出会い、積極的なアプローチを受けバラ色だと喜ぶ。しかし、舞い上がったのもつかの間、社長就任の夢は佳介によって奪われてしまう。高梨さんが演じる美沙は、仕事にプライドを持ち、自信もあり、恋愛に揺さぶられる時間はないと突っ走ってきた女性。「自分に近い部分はすごく感じたりする」と話した高梨さんは、「私も働いている人間として、常に自立はできる女性でいたいと思っています。ひとりでも生きていける力はほしいと思ってやっています」と、バリキャリの女性像に寄りそう。NY帰りのエリート男・佳介を演じる田中さんについて、「田中さんに出会うまでは王子様的なイメージがあったんですけど、実際お会いすると、とてもフラットな方。すごいギャップはありますね。田中さんはリアルに落としこもうとしているとおっしゃっているので、撮影が楽しみです」と表情をほころばせる。美沙が受ける強引なアプローチについては、「どうですかねえ?それだけ自信があったらいいんじゃないかなって(笑)。されてみないとわからないですね」としながらも、高梨さん自身がキュンとするような言動を聞けば、「いい焼肉屋で打ち合わせしてくれたらうれしいです!飯につられるタイプなので(笑)」と、おどけてみせた。「恋がヘタでも生きてます」は日本テレビ系列にて、4月6日23時59分より毎週木曜日放送。(cinamacafe.net)
2017年02月19日映画『種まく旅人~夢のつぎ木~』やHuluオリジナルドラマ「代償」などで活躍する女優の高梨臨が、藤原晶による人気漫画のドラマ化「恋がヘタでも生きてます」で主演を務めることが決定。共演に田中圭、土村芳、淵上泰史を迎え、高梨さんは最長2か月しか恋が続かないという不器用な“恋ヘタ女子”を演じる。本作は、小学館「プチコミック」で連載されていた藤原晶の同名漫画をドラマ化。恋がヘタな主人公たちの不器用すぎる恋愛模様を描き、恋愛へのあくなき願望はもちろん、人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークも交え、女性の理想と本音が入り乱れた大人が楽しめるラブコメディとなっている。約4年ぶりの連ドラ主演となる高梨さんが演じるのは、新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙役。会社の経営トップに立つことを目指す一方、恋は最長2か月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きている。また、「東京タラレバ娘」にも出演中の田中さんは、NY帰りの経営のプロ、雄島佳介役に。仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去が…。NHK朝ドラ「べっぴんさん」の注目女子、土村さんが演じるのは、家事上手な清純派お嬢様の受付嬢、榎田千尋役。美沙のルームメイトでもある千尋は婚約するが、衝撃的な理由でなんと浮気されてしまう。「ダブルミンツ」(原作:中村明日美子)実写映画の出演でも話題の淵上さんは、美沙と同じ職場で働くライバルの橋本司役。女は体の関係だけでOKと割り切って生きている男を演じるという。第1話では、ルームシェアする美沙と千尋に人生最大の恋の転機が訪れる。ついに次期社長の座に就くことが決定的になった美沙は、朝の公園をジョギング中、雄島佳介と偶然出会い、積極的すぎるアプローチに戸惑う。一方の千尋は、交際4年の彼氏についにプロポーズされることに。お互いに喜んだのも束の間、美沙の社長就任の夢はなんと佳介によって奪われ、千尋は婚約者の浮気を目撃し、「男の本音」を知ってしまう…というストーリー。高梨さんは、“仕事ができて上昇志向の強いが、恋には不器用”という美沙役について、「彼女はとにかく、いつも必死。仕事のためにはプライベートも睡眠時間も削って働く、とってもかっこいいキャリアウーマンだと思います」と分析し、「仕事の場面ではプライドも高く、自分に自信を持っていて。恋の部分での自信は皆無で、ドギマギしてしまうようなところを少しコミカルに、美沙の不器用さを面白く演じられればと思っています」と意気込みを語る。そんな美沙との共通点について「作品に入っているときは、時間に追われて、プライベートの時間もほぼなくなりますし、必死なので、そういう面では似ている環境で仕事をしているのかなと思いました。また、仕事を終えて帰宅するや否や、ゴローンとソファーに行くあたりはそっくりです(笑)」。また、佳介役の田中さんについては、「ニューヨーク帰りのハイスペック男子の佳介を、田中さんがどう演じてくださるのか、そして、私の演じる美沙と、どのようなラブストーリーが出来上がっていくのか、いまからとても楽しみです」とコメント、淵上さんには「とても優しそうなイメージの方なので、ちょっとSっ気のある司を演じると、どのように変わるのか、とても楽しみです」とも明かしてくれた。さらに「恋でも仕事でも、頑張っている女性を応援できるようなドラマになればいいな」と語りながら、「男性の方には、こういう恋ヘタ女子のことを知ってもらって、もっと女心を知ってもらえたらいいなと…(笑)」と期待を込めている。一方、相手役の“NY帰りの天才営業マン。絵に描いたような王子様”を演じる田中さんは、「『こういうのありそう!』と『こんなん無いだろ!?』がうまいバランスで存在している」と絶賛しつつも、「17年俳優をやらせてもらっていますが、ここまで自分にないものだらけの構成をされているキャラクターもなかなかない」とコメント。「モヤモヤしたり、共感することがたくさん詰まっていると思うので、ぜひお気に入りのキャラクターや恋愛を見つけて一緒に楽しんで下さい!」とメッセージを贈る。美沙だけでなく、そろいもそろって“恋ヘタ”な登場人物に時々笑って、モヤモヤして、ツッコんで、「あ、でも自分も…」と思わず共感してしまう、そんなドラマとなりそうだ。新・プラチナイト木曜ドラマ「恋がヘタでも生きてます」は4月6日より、毎週木曜23:59~放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月18日一期一会のなかにも“特別”がある。その出会いが転機となることもあれば、未来の自分にとって立ち返る場所になることもある。女優の高梨臨さんが「あたたかい現場、あたたかい映画でした」と言う『種まく旅人~夢のつぎ木~』は、彼女にとって特別な出会い、特別な1本となった。演じるのは片岡彩音。市役所に勤めながら兄が遺した畑で桃を栽培する、等身大のヒロイン。佐々部清監督からは「余計なお芝居やテクニックでのお芝居はしないでほしい」というリクエストがあった。「迷ったりもしました。でも、現場で――いまの芝居はまだ“伝えよう”とする気持ちが入っている、セリフの語尾も変えていいから――と、そうやって監督に丁寧に演出してもらうなかで、徐々に芝居感がとれていくのが分かりました。余計な芝居をしない、テクニックに頼らない、それは私自身にとっても女優としてリセットさせてもらったような感覚で。通常は台本を読んでどんなお芝居をしようか考えますが、今回は監督の演出によって、その時々の彩音の心情に自然と近づくことができた。監督を信じて付いていけばいいんだと、心強かったです」。最初は「恐い監督かもしれない…」という緊張もあったそうだが、実際は「とてもチャーミングな監督でした(笑)」と明かす。撮影は全国屈指の桃の名産地である岡山県赤磐市を中心に行われた。映画を観た誰もがそこに行きたくなり、高梨さんの「赤磐の桃はみずみずしくて衝撃的に美味しかったです!」という言葉で、ますます食べてみたくなる。そして「きれいな空気と赤磐の人々の温かさがあったからこそ彩音になれた気がします」と、豊かな自然とその土地で生きる人々との出会いも、役づくりにひと役買っている。また、特別ではないキャラクター、誰もが共感できるキャラクターを演じることは、いまの高梨さんにとって嬉しいこと、望んでいたことだった。「彩音は長女でしっかりしていて…といった特徴はありますが、突出したものはないごく普通の女性です。そういうキャラクターをすごく演じてみたかった。挫折もするし、頑張ってもうまくいかなくて、それでもまた頑張る、誰もが共感できる女の子です。監督も“すぐそこにいる人、本当にいる人を描きたい”とおっしゃっていて、(キャラクター像としては)彩音と私の中間とも言われました。彩音が抱く感情は誰もが抱く感情なので、素直に、すうっと入ることができたんです」。同じように、その感情は観客にもすうっと入り込み、心を揺さぶるだろう。肉体的な挑戦もあった。映画のなかに赤磐市のマスコットキャラクター“あかいわモモちゃん”が登場するが、すべてのシーンで高梨さんがモモちゃんを演じている。「そうなんです(笑)。過去に『侍戦隊シンケンジャー』に出演していたときに、着ぐるみの経験はありましたが、全身の着ぐるみは今回が初めて。顔の隠れているシーンは最初、吹き替えの設定でした。でも監督が言うには、中に入っている人によって動きがぜんぜん違うらしくて…。私自身はキャラものが大好き!せっかく演じるならモモちゃんを可愛く見せたい!と、モモちゃんが可愛く見える仕草に全力を注ぎました(笑)。真夏の撮影で尋常じゃない汗をかきながらでしたけど、楽しかったです」。市役所の職員として、桃農家として一生懸命に生きる彩音と出会い心を通わせていく、農林水産省の官僚・木村治を演じるのは斎藤工。一見、やる気のなさそうに見える青年だが、実は熱いものを持ち、彩音と共にそれぞれの夢を追いかけていく。高梨さんと斎藤さんはこれまでに何度か共演経験があり、彩音と治のコメディ感あるシーンの息はぴったりだった。「私のなかでは、斎藤工くんが“やる気のない青年”を演じることは何だか新鮮で、治役は見ていて楽しかったですね(笑)。治役の工くんもそうですし、上司役の津田寛治さんをはじめ、彩音を取り巻く人たちを演じる俳優さんたちのテンポに乗るというか、振り回されるというか──彩音を演じるためにそれは必要なことでした。後半、彩音がモモちゃんのまま家に向かって走っていくシーンは、彩音の心情はもちろん、周りの人たちの思いを知って、それを受け止めて、自分の気持ちがどんどん膨らんでいって溢れ出すシーン。あの撮影は特に素敵な時間でした」。ほかにも、明るく元気で頑張ってきた彩音が泣き崩れるシーンがある。佐々部監督は現場でどんどんアイデアを出す。そのシーンでは彩音の感情=涙腺が緩むきっかけとして、亡き兄の写真を目に入る場所に置くことで、高梨さんは号泣。「耐えて、耐えて…感情を吐き出すシーンでした」という感動のワンシーンとなった。また、この映画は日本の第一次産業を応援する『種まく旅人』シリーズの第3弾。すべてロケーション撮影だったからこそ言えたセリフもあると言う。「撮影は3週間ほどでしたが、地元の方みなさんがあたたかくて、いい人たちばかり。みなさんに囲まれながらの撮影だったので、『ここは何処ですか?』『赤磐です』というセリフも普通に抵抗なく言えました。都内だったり撮影所のセットだったら、あんなふうに自然に言えなかったと思います。赤磐だから言えるセリフなんです」。そして映画を通して知り合った赤磐の人々、桃をはじめとする第一次産業を支えている人たちの生き方は「とても格好いい」と称え、彼らの頑張る姿を見て、自分自身の夢についても改めて考えたと語る。「私がこの世界に入るきっかけはスカウトでしたが、徐々に演じることの面白さを実感しています。ひとつの作品が終わる毎に思うのは、一緒に仕事をした人たちとまた仕事をしたい、また会えるように頑張りたい、ということ。映画のなかに“夢のために種を撒いていくの”というセリフがあって、それは自分の夢の描き方にも言えること。女優の仕事は何を頑張ってもいつか仕事に繋がると思うので、挑戦する=種を撒き続けていきたいんです。悩んだりすることもあるけれど、もうダメだ…って思うギリギリのところで、周りの人たちに救われてきました。彩音もそうであるように、支えてもらってきたからこそ、私自身も周りの人たちを大切にしていきたい。これから先、立ち止まったり挫折したりしたときには、きっとこの映画も支えてくれる。そんな特別な1本になりました」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:種まく旅人夢のつぎ木 2016年11月5日より全国にて公開(C) 2016「種まく旅人」製作委員会
2016年11月07日女優の高梨臨が2日、東京・船橋のららぽーとTOKYO-BAYで行われた「クリスマスイルミネーション点灯式」に出席した。三井不動産商業マネジメントが運営する三井ショッピングパークららぽーとの9施設とラゾーナ川崎プラザの10施設では、11月1日より順次、"こころに響く"をテーマにしたクリスマスイルミネーションを実施する。この日はららぽーとTOKYO-BAYで点灯式が行われ、船橋市出身の女優、高梨臨が登場した。今年一番の寒さにもかかわらず、赤のセクシーなドレス姿で登場した高梨は「点灯式は初めてなので光栄な気持ちなんですが、とても緊張しています」と話し、点灯したイルミネーションを見て「とてもきれいですし、ららぽーとはよく来ますが、ちゃんと見る機会があまりなかったので、今度家族と来た時はちゃんと眺めたいと思いました」と冬の風物詩に目を奪われた様子だった。イルミネーションの点灯式ということで、クリスマスにまつわる思い出を問われた高梨は「『花子とアン』をやらせていただいた時に、誕生日当日に何の予定もなくて吉高由里子さんに祝ってもらおうとお願いしたら誕生日会を開催してくれました。当日は開始時間に行ったんですけど、誰もいなくてサプライズだと思ったら、誰も来ていないことが判明して外で凍えて待ってました(笑)」と苦い思い出も。とはいえ、その年の正月には吉高と近藤春菜(ハリセンボン)と京都に初詣に行ったといい、「その時に私がコートを失くしてしまい、吉高さんからコートをもらいました。今でもそのコートを大切に使っています」と振り返っていた。
2016年11月02日セクシー女優に転身した坂口杏里が、2013年に亡くなった母で女優の坂口良子さんの誕生日である23日、ANRI名義の自身のツイッターを更新し、「親不孝者でごめんなさい」とつぶやいた。杏里は「ママの誕生日」と切り出し、「親不孝者でごめんなさい、親孝行できなくてごめんなさい、世界、いや銀河1大好きなママ」と謝罪の気持ちを告白。「誕生日、お話ししたいこと沢山。天国から厳しい事、ビシビシ言ってね、私の心の中ではママはそばにいるよ!ありがとうと、ごめんね、をちゃんと言いに行くね」と亡き母に語りかけた。そして、ファンから多くのコメントが寄せられ、「みんなのコメントで色んなことが走馬灯のように思い出して涙が…」とツイート。さらに、「親不孝とは、ママが生きてる間に反抗してしまったりツンツンしてしまったりわがままだったり」と説明し、「いなくなってから気づくことが多すぎます」と打ち明けた。坂口良子さんは2013年3月27日、結腸がんによる肺炎のため57歳で亡くなった。
2016年10月23日女優の高梨臨が、きょう23日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『アナザースカイ』(毎週金曜23:00~23:30)で、人生初のフルマラソンに挑む。今回高梨は、3年前に映画の撮影で1カ月半滞在したハワイを訪問。以前訪れた際、「ハワイの人たちの温かい心に触れて、自分ももっと、人に優しくなろうと思えました」と変化があったという。そんな思い出の地で、ステーキサンド、スナック菓子、パンケーキなど、食べることが大好きだといい、ハワイの味を食べつくす。そして、ホノルルマラソンと同じコースでフルマラソンにも挑戦。これまで20キロまでしか走ったことがなく、高梨は「自分の中では未知の領域でしたが、走り終えた時にどんな気持ちになるんだろう、どんな景色が見えるのだろうという好奇心がありました」と背景を明かす。その上で、「この挑戦がどのような結末になったのか、ぜひご覧いただけるとうれしいです」と見どころを語っている。
2016年09月23日本日9月23日(金)放送の「アナザースカイ」に、女優・高梨臨が出演。映画の撮影で1か月半滞在したというハワイを再び訪れ、人生初のフルマラソンに挑む。本番組は、今田耕司と瀧本美織がMCを務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れるという旅バラエティ。今回ゲストとして登場するのは、ドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」や「5→9~私に恋したお坊さん~」、「不機嫌な果実」など様々な話題作に出演する高梨さんだ。番組では、海外で一番長く過ごした場所というハワイを再訪し、ステーキサンド、スナック菓子、パンケーキなど…食べることが大好きだという彼女が思い出の味を食べつくす!そして、消極的で人見知り、自分の意見を言えなかった自分を変えてくれたこのハワイで、人生初のフルマラソンに挑戦した。デビューから8年――。走り続けてきた彼女が過去の作品に苦しめられ、悩んだときに思い立ったこの挑戦。食べること、将棋、書道、漫画…。多趣味で好奇心旺盛な彼女が誰にも負けたくないという、“根性と負けん気”。その気持ちを一つ心に結わえ、ホノルルマラソンと同じコース42.195kmを駆け抜ける。いままで20kmまでしか走ったことのない彼女が、未知の域で見た新しい景色とは一体…。3年前、映画の撮影で初めてハワイを訪れたという高梨さん。行くまではハワイの人気さが分からなかったという彼女だが、「毎日、ハワイの景色を見て、空気を吸っていくうちに、自分の心の中の殻がどんどん破れて、開放的になっていることに気がつきました。ハワイの魅力は、色々な人を受け入れる温かい心だと思います」と徐々にハワイの良さを実感していったそう。そして、「国籍、言葉関係なく、ハワイにいる人たちはみんな温かく迎え、助けてくれました。ハワイの人たちの温かい心に触れて、自分ももっと、人に優しくなろうと思えました。そんな私を見つけてくれたのは、ハワイという場所だと思っています」と新たな自分を発見できた場所でもあると語っている。また、ハワイで初めてのフルマラソンにチャレンジすることについては「自分の中では未知の領域でしたが、走り終えたときにどんな気持ちになるんだろう、どんな景色が見えるのだろうという好奇心がありました。この挑戦がどのような結末になったのか、ぜひご覧いただけると嬉しいです」とコメントしている。「アナザースカイ」は9月23日(金)23時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月23日先日、日米同時配信が報じられた小栗旬主演Huluオリジナルドラマ「代償」。この度、本作で新たに女優・高梨臨がヒロイン役で登場することが分かった。「白石法律事務所」で敏腕弁護士として活躍する奥山圭輔(小栗旬)のもとへ、強盗殺人事件の容疑者・安藤達也(高橋努)の義母・道子(片岡礼子)から、一通の手紙が届いた。「あなたの親友である安藤達也の弁護をお引き受けください」――そう懇願する文面を読んだ瞬間、圭輔は猛烈な吐き気をもよおす。わなわなと震える圭輔。その脳裏には、葬り去っていた“凄惨な過去”がよみがえっていた…。全ては17年前、近所に引っ越してきた遠縁の達也に、圭輔が「友達になろうよ」と声を掛けたことから始まった。達也は道子と共謀し、金をしぼり取るために奥山家へ近づいたのだが、そんな計画などつゆ知らない圭輔らは達也との親交を深めていった。だが、圭輔はやがて達也の行動に違和感を覚え始める。そんな中、奥山家が火事になり圭輔は両親を亡くすという不遇に見舞われる。しかも、その火事は達也によって巧妙に仕組まれたものだったのだ。だがその犯罪が露呈することはなく、圭輔は“サイコパス・達也”の意のままに操られ、さらに追い詰められていった。火事を境に達也の家に引き取られた圭輔は、人格など存在しない“悪夢のような少年時代”を強いられ、心を病んでしまったのである。堰を切ったように、頭の中をめぐり始める過去。恐怖心と嫌悪感にさいなまれる中、達也の呪縛から解き放たれたいまの暮らしを壊したくないと考えた圭輔は、独断で弁護を断ることに。だが、達也の魔の手はとうとう、圭輔の婚約者である弁護士・白石真琴(高梨臨)にまで伸び――!?原作は、デビュー作「いつか、虹の向こうへ」で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した作家・伊岡瞬の同名著書。本作は壮絶な過去によって強迫性障害を患ってしまった圭輔が、その元凶となった達也の弁護士を引き受けることになり、また新たな悪夢と苦闘する姿を描くクライムサスペンス。人間の正義感と悪意、策略が交錯する中、驚愕のラストへと疾走していく。キャストには、弁護士・奥山圭輔役の小栗さん、サイコパス・安藤達也役の高橋努を始め、淵上泰史、柳英里紗、柳俊太郎といったいま注目の若手俳優らも出演。さらに片岡礼子、平田満、石橋凌らがキャスティングされている。そして今回、新たに海外監督作品や朝ドラなど幅広い作品をこなし、近年では「5→9~私に恋したお坊さん~」「不機嫌な果実」の出演が記憶に新しい若手女優・高梨さんの出演が決定。高梨さんが演じるのは、圭輔の婚約者で芯の強さと確固たる正義感をもつ弁護士・白石真琴役。真琴は達也に対する圭輔のおかしな挙動に不信感を覚え圭輔の過去を探り始めるが、その矢先に自身に向かって達也の触手が伸び始める…。様々な恐怖と不安の中で、大いに揺れる難しい役どころだ。高梨さんは「普通のテレビドラマではなかなかできないような内容だと思いました。Huluのドラマ『フジコ』を拝見した時に衝撃的な内容と表現方法だったので、この『代償』の世界観をHuluでやったらすごく面白くなるのではないかと思いました」と本作への出演の決め手を話し、かつてない世界観に刺激を受け、今回の役柄に対する意欲もどんどん膨らんでいったという。また、今回の役について「真琴は恋人の圭輔とサイコパスの達也の間に巻き込まれて、崩れかけたり、不安になったりします。ですが、彼女は芯が強く、しっかりした女性。そんな状況にも向き合う強さを演じたい」と意気込み、撮影では「小栗さんが、周りがやりやすいように事前に相談してくださったので、不安もなく作品に入れました。小栗さん自身が役に入り込まれていたので、私も迷わず作品に飛び込んでいけました」とふり返った。Huluオリジナル連続ドラマ「代償」は2016年秋、Huluにて配信予定(全6話)。(cinemacafe.net)
2016年09月09日「ティファニー大宮そごう店」が5月21日(土)にリニューアルオープンを迎え、オープンに先駆けて19日(木)、テープカットセレモニーが行われ、女優の高梨臨がお祝いに駆けつけた。この日、高梨さんは総額2億2,000万円越えのハイジュエリーを身に纏い、満面の笑みでセレモニーに登場した。一足先に内覧したという高梨さんは、「すごく広くて、ゆっくりジュエリーを見れるなって印象です」と、モダンな店内を気に入った様子。この日の高梨さんは、ジュエリー効果も手伝い、キラキラと後光が差しているような美しさ。ハイジュエリーを纏った感想については、「すごいドキドキしてたんですけど、本当に輝きが違って…見ているだけでも違うんです。けど、実際に着けたらさらに華やかになるというか。すごい綺麗です」と、宝石の輝きに目をキラキラさせた。プライベートでもティファニーのジュエリーを愛用しているという高梨さんは、お勧めのティファニーアイテムについて、「私はティファニーはネックレスが好きで結構持っています。シンプルな洋服でも、ひとつ着けるだけで一気に女性らしくなるので、ネックレスはお勧めです。私はシンプルな一粒ダイヤとか、ティファニーならオープンハートとかが好きです」と、アドバイスを送った。ティファニーといえば、エンゲージリングで女性が憧れる印象も強い。高梨さんは理想のプロポーズのシチュエーションについて、「まだプロポーズされたことがないので理想と妄想は膨らむ一方ですけど、サプライズ的な感じがいいですね。ごはんを食べに行ったら指輪を渡してくれたりする、王道な感じがうれしいです」と頬を赤く染めた。自身がプレゼントする場合は、「年下の女の子に誰かのファーストティファニーをプレゼントしたいですね。ティファニーは女性の中では憧れなので、そんな素敵な女性の一歩を踏み出してほしいという気持ちであげたいと思います」と、夢のシチュエーションに思いを馳せていた。(cinamacafe.net)
2016年05月19日『プリキュア』シリーズなど、数々のヒットアニメサウンドを手掛ける作曲家・編曲家の高梨康治が8月27日(土)に東京・新宿ReNYでワンマンライブ「高梨康治 -CureMetalNite 2016- The Last」を開催することが決定した。【チケット情報はこちら】高梨康治はハードロックとオーケストラを融合した重厚かつ華麗なサウンドを得意とする音楽家。2009年にアニメ『フレッシュプリキュア!』(2009)で『プリキュア』シリーズに初参加して以来、2010年の『ハートキャッチプリキュア!』、2011年の『スイートプリキュア♪』、2012年の『スマイルプリキュア!』と連続して音楽を担当。そのサウンドは「キュアメタル」の愛称でファンに親しまれている。8月27日(土)の公演は、その「キュアメタル」と称される、プリキュアシリーズの楽曲を中心にしたセットリストで行われるが、タイトルに「The Last」と銘打った、最高で最後のキュアメタルナイト、昨年以上の”何か“が起こる一夜の予感とのこと。チケットの一般発売は5月28日(土)より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは特典プレゼントがつく最速先行を実施中。受付は4月10日(日)午後11時59分まで。■高梨康治 -CureMetalNite 2016- The Last日時:8月27日(土) 開場17:15 / 開演18:00出演:高梨康治(Keyboard) / 藤澤健至(Guitar) / 茂戸藤浩司(Taiko) / 満園庄太郎(Bass) / 市川義久(Drums) / Remi&ますだみき(Chorus) / ほか会場:新宿ReNY(東京都)料金:全自由 6,400円(税込・1ドリンク別・整理番号順入場)
2016年03月29日林真理子の不倫小説を原作に、稲垣吾郎、栗山千明、市原隼人ら豪華俳優陣でドラマ化する「不機嫌な果実」。この度、本作のメインキャストに、高梨臨が出演することが明らかになった。結婚して5年、水越麻也子(栗山千明)は夫の航一(稲垣吾郎)から全く相手にされなくなり、職場でも冷遇を受ける日々。そんなある日、誕生日を迎えた麻也子は、航一から珍しく食事に誘われる。久々に夫の優しさに触れ、喜びがこみ上げる麻也子。だが航一が連れて行った先は、なんと彼の実家。あろうことか、反りが合わない姑・綾子(萬田久子)をまじえた誕生会という、地獄のようなオチが待っていたのだ。しかも、悪いことは続くもので、数日と経たないうちに、麻也子は自分では“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄から、若い女との結婚報告を受けるハメに。微塵たりとも予想していなかった屈辱的な展開に呆然としながら、麻也子は確信する。「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」そんな時、麻也子の大学時代の友人・竹田久美(高梨臨)が離婚で手にした慰謝料をつぎ込み、ワインバーを開店。同じく友人の遠山玲子と一緒に来店した麻也子は、開店祝いの花の中に懐かしい名前を発見する。その名は野村健吾。麻也子が独身時代に不倫をしていた敏腕広告マンだった。もちろん野村とはもう何年も接点がなく、玲子から「連絡してみたら?」とけしかけられた麻也子は苦笑いする。だが、内心ではまんざらでもない。その矢先、麻也子は思わぬハプニングに見舞われる。店内でピアノ演奏をしていた工藤通彦(市原隼人)に、うっかり赤ワインをひっかけてしまったのだ。麻也子が慌てて差し出したクリーニング代も受け取らず、穏やかにその場を去っていく通彦。それはほんの一瞬の出来事だが、2人はこの時まだ知る由もなかった。この出会いがやがて、2人の人生を大きく変えることになろうとは――。原作は、「anego」「下流の宴」など数々の作品が映像化される林氏の同名小説。発表後、“衝撃の問題作”と謳われた小説だが、過去にも石田ゆり子主演でドラマ化、南果歩で映画化され、今回は2度目のドラマ化となっている。主人公・麻也子役には「ATARU」「アルジャーノンに花束を」などに出演する栗山さん、麻也子の夫・航一役に「陰陽師」「Mの悲劇」など数々の作品に出演し、強烈な印象を残す稲垣さん、麻也子の人生を変える男・通彦役に現在公開中の映画『星ガ丘ワンダーランド』にも出演する市原さんが好演。そのほか萬田さん、六角精児、光石研ら実力派が顔を揃えている。そして今回新たに発表されたのは、連続テレビ小説「花子とアン」、「5→9~私に恋したお坊さん~」や先日最終回を迎えた「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」にも出演していた高梨さん。演じるのは、主人公の友人・竹田久美。彼女は、堅実な性格ながらもどこか妖艶な雰囲気をもち、夫の不倫が原因で離婚した経緯を持つ女性。不倫に対しても嫌悪感を露わにし、夫に不満を持つ麻也子にも道を外さないよう釘を刺すという役どころだ。しかしそんな久美にも、麻也子たちには決して見せない“別の顔” があるというのだ。「侍戦隊シンケンジャー」以来6年ぶりのテレビ朝日の連ドラ出演となる高梨さん。本作が初めて挑む濃厚な大人の恋愛ドラマということで、「私も27歳ですし、『そろそろ大人の作品にも挑戦したい』という気持ちがあったので、オファーを頂いたときはすごくうれしかったです」と喜びを語っている。そしてドラマ撮影に先駆け行われたポスター撮影では、「今回は監督から『とにかく色気を出してほしい』と言われているので、ポスターにも自分の中にある、なけなしの色気をかき集めて、詰め込んだつもりで(笑)」と謙遜しているが、そのセクシーさは、男女問わずスタッフ一同の目を瞬く間に釘付けにしたほど。また「今回は市原さん以外、初めて一緒にお芝居をさせていただく方ばかりです。周りは本当に豪華なキャストばかりですし、そんな皆さんがどんなふうに一つの作品を作っていくのか、まだイメージが湧きませんが、想像がつかない分、撮影初日がすごく楽しみです!新しい一面を見せられる挑戦作でもあるので、すごく気合いが入っています」と意気込みも露わにしていた。高梨さん自身新しい挑戦となった本作。物語に大きな波風を立たせていくことになる、彼女の“別の顔”とは一体どんな顔なのか。新境地を開拓した高梨さんにも注目したい。「不機嫌な果実」は4月29日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月18日日本の懐かしい風景を描き出してきた『種まく旅人』シリーズ。その第3弾となる『種まく旅人~夢のつぎ樹』(仮)の制作発表会見が8月8日(土)に行われ、主演の高梨臨、斎藤工、佐々部清監督が登場した。岡山県赤磐市役所に勤める片岡彩音は、9年前の春、女優になる夢を胸に、故郷の岡山・赤磐から東京へ向かった。彩音の実家は赤磐で桃農家を営んでおり、両親が亡くなってからは、赤磐市に残った兄・悠斗が一人で桃の栽培をおこなっていた。そんな矢先、兄・悠斗が病に倒れてしまい、かえらぬ人に。兄が最期まで抱いていた夢は、接木に成功した、桃の新種“赤磐の希望”を新種登録することだった。悩んだ挙句、彩音は、女優の夢を諦め、赤磐に戻り市役所で働きながら、兄の夢実現を目指し“赤磐の希望”の栽培を始める。そんなある日、農林水産省の職員・木村治が、桃の栽培についてのレポートを書くため東京から赤磐にやって来た。お気楽な治とかみ合わない日々を過ごしていくうちに、彼の違う一面をみることになり彩音自身も少しずつ変わってゆく…。陣内孝則&田中麗奈の『種まく旅人~みのりの茶~』(2012年)、栗山千明主演『種まく旅人 くにうみの郷』(2015年)と公開されてきた『種まく旅人』シリーズ。今回は舞台を岡山県赤磐市に移し、一人の女性が実家の桃農家で奮闘する様を描く。「岡山に来るのは初めて」と語る高梨さんと斎藤さん。「撮影が始まって、地域のみなさんがあたたかく迎えてくださって、みなさんと一緒に作品を作っている毎日です。素敵な作品ができるよう毎日頑張って撮影に臨んでいます」と意気込んだ。俳優だけでなく監督業に挑戦するなど活躍の場を広げている斎藤さんは「映画というのは残酷なくらいそこの空気が作品に映し出されるので、この赤磐で撮影できるというのは幸せです。あこがれの佐々部組で、この環境で撮影に参加できることを光栄に思っています」と喜びを口にした。「高梨さん、斎藤さんという僕にとってフレッシュな俳優陣と仕事ができる事が楽しみ」と喜びを語る佐々部監督は、「いままでにも下関や広島など、地域に根差した作品を撮影したことがあります。今回はこの岡山で撮影できるということで、今後は全国制覇を狙っています」と早くも次回作(?)に意欲を燃やした。『種まく旅人~夢のつぎ樹』(仮)は2016年より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月09日松嶋菜々子を主演に迎えて贈るTBSテレビ60周年特別企画「2夜連続スペシャルドラマ」にこの度、高梨臨、山崎努ら豪華キャストが発表された。今から70年前の第二次世界大戦中を舞台に、自らの信念で戦時召集状、いわゆる「赤紙」を受け取り、戦地に赴いた女性たちを描く。命を救う仕事に崇高な理想を持ち、男たちと方を並べて働いた「従軍看護婦」の女性たち。敗戦の色が濃くなるに連れ、大きく狂わされる運命の中でも、彼女たちは戦後続く過酷な試練に耐え、逆境にあっても博愛の精神を持ち、生きることの尊さを信じ続けた…。今回発表されたのは松嶋さん演じる天野希代に憧れ、従軍看護婦を目指す女学生・馬淵ハルに『わたしのハワイの歩きかた』や「Dr.倫太郎」(日本テレビ)に出演する高梨臨。「毎日いろいろなことを感じ、刺激を受けながら撮影させてもらっています」と語る高梨さんは、「脚本を読み、そして時代背景を知っていく中でとても胸が苦しくなりましたが、その中でも希望を捨てない真っ直ぐな強い意志を感じ、この従軍看護婦という役をいただいたことを誇りに思いました」とコメントを寄せた。そのほか、母子家庭に育つ希代を常に優しい目で見守り、決して差別しないことや、人の命の大切さを身をもって教える祖父・天野大祐役の山崎努を始め、希代とともに看護婦として従軍する村本多美役に柴本幸、看護婦長役に中島ひろ子、希代の母親役に浅茅陽子、病院の部隊長で帝国軍人役に橋本さとし、希代の義兄役に赤井英和、希代が結婚する男性の実姉役に渡辺真起子と実力派俳優陣が集結している。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日東海漬物は2月20日、スキージャンプの高梨沙羅選手を起用した「きゅうりのキューちゃん」の新CM放映を開始する。同社では商品のリニューアルと新商品「こつぶキューちゃん」の発売にあわせ、今回新たにスキージャンプの高梨沙羅選手をCMキャラクターに起用した。CMでは朝食やランチ、夜食など、日常のさまざまなシーンで普段着で食事を楽しむ高梨選手の姿を見ることができる。真剣にスキージャンプへ取り組む姿とは異なり、家の中での高梨選手を通して「きゅうりのキューちゃん」が「いつでも、どこでも、身近な食材である」ことを訴求する。高梨選手がおいしそうにキューちゃんを食べる表情にも注目とのこと。きゅうりのキューちゃん「気づき」篇のCM放映は全国で、2月20日から。※ 高梨沙羅選手の「高」は正式にははしご高
2015年02月06日堀北真希が“お嬢様ナース”に扮することで話題の、来年1月より放送されるTBSドラマ「まっしろ」。このほど看護師役として高梨臨、志田未来、水野美紀、木村多江が出演することが明らかとなり、さらに堀北さんらのナース服姿が初披露となった。ドラマの舞台は、政財界・芸能界・文化人らが高額医療費にも関わらず、次々とやってくる最高級セレブ病院・東王病院。様々な欲望や思惑が渦巻き、複雑怪奇な人間関係が構築され、さらに病院内で起こったことは一切口外無用。純白のナース服ををまとう曲者たちが働くそこは“白い大奥”と呼ばれる、閉ざされた女の世界だった…。本作で脚本を務めるのは、病院ドラマの最高峰とも言われた「白い巨塔」の井上由美子。今年の夏クールにフジテレビで放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の脚本家でもある彼女が、「白い巨塔」以来12年ぶりに病院を舞台に、女たちの世界を描くこととなる。堀北さんが演じるのは、玉の輿を夢見て東王病院にやって来た主人公・有村朱里。この病院では看護師の職分に従って、ナース帽に真珠をつけており、朱里は「無印(むじるし)」と格付けされるのだが、今回発表された高梨臨と志田未来も堀北さんと同じく“無印ナース”を演じることとなる。看護師役初挑戦となる2人が演じるは、サバサバ系の肉食女子・和田木綿子(高梨さん)と理論派の毒舌女子・松岡菜々(志田さん)だ。この若き女優3人からはコメントも到着。<堀北真希/有村朱里役>「セレブ病院でセレブと恋に落ちる!という下心もある役ですが、目の前の命と真摯に向き合う姿を一生懸命演じたいです。患者さんにとって看護師さんとはどんな存在なのか、私もこのドラマを通して勉強したいと思います。衣裳はこのドラマのオリジナルデザインなので、ウエストのフリルが特徴的で可愛いです。看護師さんの、“まっしろ”な戦闘服だと思い、これを着る時は気合を入れています」。<高梨臨/和田木綿子役>「初めてのナース役。まっしろなナース服を着ると、白衣の天使になったような気分になりました。私の中の看護師のイメージは、患者さんの心のケアをする、人のために働く、本当に天使のような心を持った人たち。このドラマの中では、そんな風に看護師として働きながらも、その奥に抱えている問題や、女たちの嫉妬、そして友情も描かれていると思います。看護師たちの、ナースステーションでの姿と、プライベートでの姿のギャップも面白いので注目してほしいです。就職率100%と言われながらも離職率も高い看護師。このドラマを通して、看護師の大切さや大変さ、そして、命や人の心と向き合う尊さを伝えていき、看護師になりたいと言ってもらえるようなドラマになれば嬉しいなと思っています」。<志田未来/松岡菜々役>「看護師役は初めてですが、ナース服を着てナース帽をつけると不思議と気が引き締まります。しかも可愛らしい衣装を着られるのはすごく嬉しいです。看護師さんというと、普段お世話になってる病院を思い出します。いつも明るく声をかけてくれるんで、とっても元気が出るんです。そんな感じをドラマでも伝えられたら。ドラマでは、いろんなタイプの看護師さんが出てきて、派閥もありますが、現場は和気あいあい。菜々は、地方出身でちょっと言葉が訛ってて理論派の女の子。普段はじっと先輩たちの話を聞いているんですが、意見を求められるとズバッと答える毒舌な部分も。井上さんが描く登場人物は、妙にリアルでどこかにいそうなんですよね。会話や行動も本当にあったんだろうな、と共感できますし、菜々の今後の展開を楽しみにしていてください」。そして“無印ナース”の朱里に厳しく当たり、看護師の頂点に君臨する“大奥総取締役”といえる看護師長・田野島心には、木村多江が抜擢。「総取締役である師長を、鬼のように、慇懃に孤高に、そして切なく生き抜きます。この病院をお気に召さないお方は、お暇をとっていただきます。よろしくって?」と役柄さながらのコメントを寄せている。そんな心の同期ながら常に対立し、白い大奥を冷めた様子で眺める一匹狼のオペナース・岩渕恵を水野美紀が演じる。そのほかにも今回、看護師チームに負けない存在感を放つ、医者チームのキャストも発表。ドラマ「アオイホノオ」の好演が記憶に新しい柳楽優弥は、アメリカ帰りの若きスーパードクター・仲野孝太郎を演じ、朱里とは対立し合いながらも何でも言える関係で互いに意識する存在となっていく役どころ。またベテラン俳優の石黒賢は、東王病院の副院長・佐藤正隆役で、美人看護師たちとの恋の噂が絶えない色男だ。一筋縄ではいかなそうな“白い大奥”の住人たち。果たして、患者役はどんなキャスティングとなるのか、続報にも注目が集まりそうだ。ドラマ「まっしろ」は2015年1月スタート/毎週火曜22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日2015年2月11日(水)に東京・サントリーホールにて『Ryoko Classics2』を開催する森山良子が、ぴあのインタビューに答えた。『Ryoko Classics』は2013年に第1回が開催。アンコールを望む声が多く寄せられ、その期待に応えて、再びオーケストラとの共演が行なわれる運びとなった。公演ではオリジナル曲に加え、映画音楽やミュージカルのレパートリーも披露される予定。幅広いファンが楽しめる夢のコンサートになりそうだ。まずは、昨年2月にリリースしたアルバム『Ryoko Classics』について話を聞くと、「実は、声楽のトレーニングはつねにずっと続けているんですよ。私が子供の頃に出会った先生がいて、70歳半ばを越えられていますが、今でもレッスンを見ていただいてます。フォルテを出すときにも、正しいイメージの作り方を教えてくださって、声の小さな歪みも正していただける。先生自身も勉強をして、つねに前進されているんです。『Ryoko Classics』にはスペシャルサンクスを捧げたい人がふたりいて、それは音楽に厳しかった母と先生なんです」と語った。さらに、「歌う」ということに話が及ぶと「ピッチ(音程)って、最近ではあまりうるさく言われないものなのかも知れませんが、私は子供の頃から鼻歌を歌っていても、父と母から『低い低い、フラットしてる』といつも注意されていたんです(笑)。音楽はまずピッチありきなんですね。今ちょうどレコーディングの最中なのですが、スタッフはそれほど細かく気にしないんです。私はどうしても正しいピッチで歌いたいので、(コンピューターで)波形を見て、少しでも下がっているとやり直します」とこだわりを見せた。また、今回の公演のように80名のオーケストラと歌う時も発声は変わってくるそうで、「こんなふうに歌っていたのが(ラララ…とリラックスした声)、こんなふうに(オペラ歌手のようにボリュームのある輝かしい声)に変わります(笑)。オーケストラと共演するのは楽しいですよ。オーケストラ・アンサンブル金沢やNHK交響楽団とも共演してきましたが、毎回大きな刺激を受けます。アレンジもオリジナルですから新しい楽譜を作ることも大事な目標になります。クラシックの既成の譜面をそのまま使うのではなく、自分なりのニュアンスが出るスコアを、アレンジャーの方に作って頂いています」と明かした。最後に、来年2月の公演における選曲に関して「クラシカルな楽曲と、私がずっと歌ってきた『さとうきび畑』『涙そうそう』『この広い野原いっぱい』といった“森山良子はこういう曲”というものを盛り込みながら、映画音楽の名曲やミュージカルも歌う予定です。映画から生まれた曲には素晴らしいメロディがたくさんあります。そういった音楽をオリジナルとともに楽しんで頂きたいです」と語った。チケットは発売中。(取材・文:小田島久恵)
2014年10月29日NHK連続ドラマ「花子とアン」の“醍醐さん”でお馴染みの高梨臨が、フジテレビNEXTsmart/フジテレビNEXTライブ・プレミアムで配信されるフジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ「FLASHBACK」で人気のモデル・成田凌とW主演を務めることが明らかになった。遺体や遺品に触れると死者の魂のイメージが脳内に浮かぶ特殊能力=フラッシュバックを持つ刑事とAI(人工知能)開発でノーベル賞を教授に横取りされた先端科学研究所の研究員がバディを組み、巧みに猟奇殺人事件を解決するなかで、いつしかその事件の裏にひそむ「歴史の真実」を暴いていく。最終的に、全ての事件は人類の終末を記したというある「予言書」の謎へとつながっていくのだが…。本作は、特殊能力を持つ刑事と先端研の天才研究員がバディを組み難事件に挑む、映画や海外ドラマを凌ぐスケールのサスペンスエンターテインメントドラマ。イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』で主演、カンヌデビューも果たし、国内外問わず活躍する若手実力派女優の高梨さんが先端研の天才研究員・轟日見子を演じ、特殊能力を持つ刑事・加々美稜真を今回が役者デビューとなる「MEN’S NON-NO」で人気のモデル・成田凌が好演する。高梨さんは自身の役柄について「日見子は天才的な頭脳を持ちながらも、運が悪く、人当たりも悪い。目に見えるものしか信じないし、すぐに物にあたる。何かと欠点ばかりで、周りからは変わり者に見える日見子。でも人間的なところもあるし、滑稽で面白いところもある。そんな役柄は演じていてとても楽しいです。現場で思いついたことなどを自由に取り入れて演じました」と高梨さんならではの役を作り上げたようだ。初ドラマでいきなりの主演抜擢に成田さんは「決まったときはとにかく嬉しく、全くの素人の自分を抜擢していただいたみなさんの期待を裏切らないよう必死にしがみついていこうと思いました」とコメント。そんな高梨さん、成田さんの脇を固めるのは、考古学の権威で稜真の父親代わり的存在・文殊に津川雅彦、考古学の若き権威で稜真の亡き父・加々美稜一に仲村トオル、HIDE(秘匿事件課)の刑事で稜真の兄貴的存在・古澤尊史に豊原功補、東都大学先端科学研究所教授・西ノ森英機に佐野史郎、日本民族博物館の名誉会長・天明寺悟に小松政夫、4年前にフラッシュバックで倒れた稜真を診察した医師・石塚タエに根岸季衣、警視総監・東儀秀継に渡辺裕之、外務省北米局勤務の外交官・矢崎に森本レオという豪華実力派俳優が集結している。フジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ「FLASHBACK」は12月19日(金)22時よりフジテレビNEXTsmart/フジテレビNEXTライブ・プレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日ロシアで開催中のソチ五輪で11日(日本時間12日未明)、スキージャンプの女子ノーマルヒル個人・決勝が行われる。ワールドカップ通算19勝の高梨沙羅選手に金メダル獲得の期待が高まるが、競技ルールを知っておけば、観戦も一層楽しくなるはず。しっかり"予習"して、歓喜の瞬間を迎えよう。○飛距離点って何?ジャンプの順位を決めるポイントは、「飛距離点」と「飛型点」で構成されている。飛距離点はその名の通り、飛んだ距離をポイント化とし、飛型点はジャンプの美しさなどをポイント化したもの。選手には通常、2回の競技機会が与えられ、2回の合計ポイントで順位を決める。ジャンプ競技を観戦する際は、この飛距離点と飛型点のルールをしっかりと押さえておこう。まずは飛距離点から。飛距離点はK点という場所を基準に考える。K点は各ジャンプ台で異なるが、どのジャンプ台でもK点着地=60ポイントと計算。そこから飛距離に応じてポイントが加減される方式だ。加減されるポイントはK点の距離によって異なる。K点が80m以上100m未満なら、1mにつき2.0ポイント、K点が100m以上170m未満なら、1mにつき1.8ポイントだ。実際に計算してみよう。例えば、ソチ五輪の男子ノーマルヒル(K点=95m)で105mを出した場合の飛距離点は60+10×2.0=80ポイントとなる。逆に85mしか飛べなかった場合は60-10×2.0=40ポイントというわけだ。○飛型点って何?次にジャンプの美しさや正確さ、着地姿勢を表す飛型点だ。飛型点は最高で60ポイントで、5人の審判員によって採点される。審判員は、ジャンパーの飛び出し直後から着地時までの一連の動きをジャッジ。「タイミングの正確さ」「連続動作の完璧さ」「着地後の安定性」などで飛型点を算出する。5人の審判員は20点満点で、ジャンパーの飛型点が何点かを採点。審判員が出した飛型点のうち、最高と最低の数値を除いた3つの数値の合計が、その選手の飛型点となる。ただ、この飛型点は減点対象が数多く存在する。例えば、着地後に転倒ラインの手前で転倒してしまったり、着地後にテレマークを入れてなかったりすれば減点となる。テレマークとは、着地するときに定められた姿勢のことを意味する。高い飛型点を得るには、着地の際に両足を前後に開き、腕を左右に上げた状態を維持してなければならない。高梨選手はかつてこのテレマークを苦手としており、飛型点で伸び悩んでいた。ただ、最近は課題であったテレマークも改善の兆しが見られているようだ。その高梨選手が出場する女子ノーマルヒル個人・決勝は、12日の2時30分から開始予定。今シーズンのワールドカップで13戦10勝の高梨選手には、初代ジャンプ女王への期待が高まる。○葛西選手「メダルに挑みたいと思います!」そして、男子ノーマルヒル個人で8位に終わった葛西紀明選手が"リベンジ"をするためのラージヒル個人決勝とラージヒル団体は、それぞれ16日の2時30分、18日の2時15分から始まる予定だ(時間はすべて日本時間)。葛西選手は10日にブログを更新し、ノーマルヒルでのジャンプは「練習よりは良いジャンプだったけど、やはり2本ともタイミング少し遅れちゃってる」と、微妙なズレがあったことを告白。ジャンプする瞬間のタイミングと着地をしっかり修正した上で「メダルに挑みたいと思います!」とつづり、メダルへの意欲を見せている。メダル獲得の可能性が高い日本ジャンプ陣。かなり眠い時間帯だが、遠く離れた日の丸飛行隊に届くぐらいのエールを日本から送ろう!
2014年02月10日