羽海野チカの大ヒットコミックを2部作で実写化した『3月のライオン』後編の初日舞台挨拶が4月22日(土)、都内で行われ、主演の神木隆之介をはじめ、有村架純、倉科カナ、清原果耶、加瀬亮、伊勢谷友介、前田吟、大友啓史監督が登壇した。この日の舞台挨拶では、本作が前後編そろって第20回上海国際映画祭に正式出品されることが発表され、サプライズで知らされた出演者たちは大喜び。上海最大の客席数を誇るメイン会場での上映、しかも前後編を2夜連続で上映するのは史上初となり、神木さんは「うれしいです。やっぱり、1人でも多くの人に観ていただきたいですし、幸せなことだなと思います。本当に感謝です。史上初って響きがいいですね」と満面の笑みを見せた。また、大友監督も「ありがたいですね。中国は公開される海外作品の本数が決まっているので、こうした映画祭での上映を本当に喜んでくれるんですよ。特に神木くんの人気って、中国でもすごいので、多くの方が期待してくれているはず。できれば現地に行って、反応をご報告したいですね」と現地入りに期待を寄せていた。同映画祭は6月17日から開催される。今年も始まった獅子王戦トーナメント。その最高峰を目指す棋士たちに、様々な試練が降りかかるなか、川本家の3姉妹を捨てた父親が突然現れ、耳を疑う要求を突き付ける。愛を知り、「強くならなければ、大切な人たちは守れない」と悟った零(神木さん)の“終局”とは?2部作の主演という大役を務めあげた神木さんは、「やっと後編が無事に公開されて、うれしいです。いまは僕らの手を離れて、映画は皆様のものになりました。ぜひ、愛情をもって見守っていたければ」と感無量の面持ち。キャスト&大友監督で、鏡開きを行い、映画のヒットを祈願していた。『3月のライオン』は【前編】【後編】ともに全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月22日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。前・後編2部作となったが、それぞれは独立した作品として成立している。主演・神木隆之介は、「前編は熱い、後編は暖かい」と表現した。それぞれの描き方について、監督はどのように捉えていたのだろうか。○強くなるためには、それだけやっていてもダメ――前編、後編に分かれていますが、監督はどのようにとらえて撮られていましたか?前編は、どうしたって零という主役をしっかり理解していただかなければいけなくて。零の生活の中心は将棋になるから、自然と将棋を中心にした物語になりました。将棋を中心にして、孤独だった少年の周りに人の輪ができ始めているところまでを描く。どちらかというと、棋士・桐山零の闘い編ですね。棋士・桐山零の孤独というところから、ちょっとずつ成長していって新人王を取る。次の目的を見つけて、「もしかしたら僕は、この先も棋士として生きていかなければいけないんじゃないか」というところで終わる。――では、後編は。後編は、桐山零の闘いだけでなく、実はそれぞれのキャラクターも闘っているんだということが現れてきます。零と出会った人たちも、彼と同じように苦しんだり悩んだり、それぞれの範囲で闘っている。周りの人たちも含めた「闘いと自立」の物語だということは意識しましたね。新人王をとった零に明るい風が吹き始めていて、将棋の天賦の才というか運命というか、神様から与えられた才能を捕まえる瞬間を、捉える。でも才能というのは、僕らもそうかもしれないけど、果たしてそのことだけに打ち込んできて現れるものなのか、わからないですよね。強くなるためには、色々な研究がいるかもしれない。将棋だけではなく、人の気持ちや心の動きを知ることが必要で、周りの人の思いといった違うものを背負うことで、実は強くなっているかもしれない。――前後編観た人とは、前編と後編どっち派?と話題になりました。それはスタッフ間でもありました(笑)。1本の映画として成立する2本の映画を作ろうと思っていたので、好みがわかれることはあると思います。特別な物語ではなくて、見た誰もが自分の人生を省みることができるかもしれないし、今後の人生を考えることもできるかもしれない。若い人たちにとっても、そういう映画にしたかった。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月22日現在、“闘いの前編”が公開中の映画『3月のライオン』。いよいよ4月22日(土)から“愛の後編”が公開となることに合わせ、男気×色気が「さらにスゴい」ことになっているという、伊藤英明演じる後藤正宗 九段の場面写真がシネマカフェに到着した本作は、孤独な将棋のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)が、島田開 八段(佐々木蔵之介)、宗谷冬司 名人(加瀬亮)など、人生を背負った個性豊かなプロ棋士たちとの壮絶な闘いを繰り広げていく。なかでも、伊藤さん演じる後藤について、SNS上ではスーツや着物から垣間見える屈強な肉体に「色気が尋常じゃない」「これは香子も夢中になるの納得」との声が寄せられ、対局シーンを始めとする後藤の恐ろしい存在感には「怖えーしカッケー!」「目力よ!!!」「ガン飛ばし合いシーンとか最高か」「迫力に黙らされてしまった、後藤の信念はこれなんだなって納得した」「オラオラ感すらかっこいい」とそのハマり役ぶりを絶賛する声が続出。今回、そんな伊藤さん演じる後藤の男気×色気あふれる姿を切り取った写真が一挙到着。『海猿』シリーズをはじめ肉体派のイメージがある伊藤さんだが、本作で演じる後藤は、恐ろしい眼力と存在感で周囲を威圧し、ガチンコ対決も厭わない強面プロ棋士。その一方で、入院中の妻を足しげく見舞い、大切に思う一面も。かと思えば、零の義姉である香子(有村架純)ともつかず離れずの大人の関係を続けている複雑なキャラクターだ。大友啓史監督は「後藤というキャラクターの面白さはうそがないところ。妻への愛も香子への想いも本当で。伊藤英明という俳優の魅力は、屈強であると同時にきわめて繊細なところだと思うんですね。そんな彼が演じる後藤なら、自分の感情と真正面から向き合い、散々もがくはずだと(思いました)」と大絶賛を贈る。また、ひと足先に前後編イッキ見した観客からは、「一番衝撃的だったのは伊藤英明の後藤。圧倒的な迫力と強さ、でも人間味があって凄かった。グッときた」「後編の伊藤英明がすっごい良くて、それ観るためにも前編から観てほしいですね」と、すでに惜しみない称賛の声が上がっている。後編では、伊藤さんのキャスティングが決まった後、新たに大友監督が書き込んだドラマチックなシーンもあるとか。ついに主人公・零との直接対決も描かれるだけに、前編でノックアウトされた世の女性陣は、後編の「さらにスゴい伊藤英明」も要チェックだ。『3月のライオン』は【前編】が公開中、【後編】は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月21日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。“原作もの”を手がけることの多い大友啓史監督だが、人間ドラマに真正面から向き合うのは久しぶり。原作の世界を実際に表現する際にはつきものとなる”違い”について語ってもらった。○映画オリジナルのシーンを何十テイクも――『3月のライオン』実写化でここに気をつけた、という点はありますか? 今までともまた少し違った点などあったのではないかと。もちろん原作そのままにすることはできないので、登場人物の魅力をちゃんと描きたいということはありました。登場人物の面白さは原作の魅力ですし、棋士たちも川本家もみんなが愛しくて愛らしくて魅力的なので、たっぷり丁寧に描こうということは気をつけました。観客が零くんの気持ちに寄り添って観れるように、感情の流れ、気持ちの流れ、成長を丁寧に描けるように。――原作について、他にはどのような点が魅力だととらえられていましたか。ストーリー自体だけで転がしていくのではないところがいいんですよね。カラフルな色彩感や日本に代々伝わるしきたり、四季の移り変わり、折々で食卓を囲む食の豊かさや生活の豊かさみたいなものが、羽海野先生の細やかな感情で描きこまれていると思うので、尺は決まってるけど、なるべく盛り込めるようにとは意識しましたね。――風景がかなり細やかでしたよね。監督が撮られていて、印象的なシーンは。前編の最初に、零が川本家と出会って帰っていくシーンは、何十テイクやったかわからないですね。孤独な少年は、ああいう温かい3人の邪気のない親切を受け止めて、1人になった時にどういう風に感じるのかな、と。テイクを重ねることで、零はどういう心の動きをしたんだろうというのを、神木くんとさらっていきました。というのも、原作ではもう、零と川本家の出会いは過去のこととして連載が始まっているんです。映画オリジナルで作り上げていくシーンになるから、埋め合わせていく作業が必要でした。――映画と原作の違いをどう見せていくか、つきものとなる話題ですよね。最初は原作を引きずっているけど、映画は映画として自立していかなきゃいけないんです。向こうは二次元で、こっちは三次元で、メディアとして違うものですから。漫画は原作者が神様だけど、映画はいろんな人の意志が入っている総合芸術だから、常に化学変化が起きています。そこがダイナミックで面白いところで。それを無理やり「間違ってる」と言うと、現場の判断が死んでいきますからね。僕らとしては、ちゃんと映画として自立するということは一番大事なことなんです。神木くんとも「大好きな原作だからこそ、映画として自立しようね」と、おたがい意識してやっていたと思うんです。もう、何をやっても神木隆之介=桐山零になるから大丈夫だよ、となった瞬間が確かにありました。けっこう早い段階でしたね。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月21日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞、マンガ大賞2011など様々な賞を受賞し、アニメ化も行われるなど幅広い層から愛されている。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。メガホンを取った大友啓史監督は稀代のヒットメーカーであり、プロデューサーからは「原作を読んだ瞬間に大友監督の顔が浮かんだ」と言われ、数年かけてこの作品を公開まで導いた。原作ものも数多く手がける大友監督だが、久しぶりの人間ドラマ、そして主演の神木隆之介をどう捉えているのか。○日本人がみんな「神木隆之介の母」状態に――今回のキャスティングには、主人公の桐山零と神木さんに重なる部分もあったということですが、監督の目からみてどのような印象でしたか?彼の心の中の作業だから、役とどういう風に自分を重ね合わせていくのかは、周りから見てもわからないですよ。でも、もしかしたらそれを自覚することで、役を理解しやすくなっていたのかもしれないですね。彼も意識していなかったと言うけど「バックグラウンドが似ているよね、零君と」と言ったことが、神木くんが「零を引き寄せて考えるきっかけになった」と言うので。力のあるパフォーマンスができているとしたら、もしかしたら彼の得てきた何かが力になっているかもしれないし、その可能性を信じて、キャスティングしています。――それでは、役者としての神木さんについては、どのような印象を抱かれましたか。演じることがすごく自然な役者ですよね。この若さですごいキャリアを持っている。撮影というのはどういう力学で、どういう現場なのかということを、子供の頃から知っている、英才教育を受けているわけです。だから面白い立ち位置にいるなと思っていて、本当に30歳、40歳、50歳になってどうなるのかが楽しみだし、全く違う役をどんどんやらせてみたいと、みんな思うんじゃないでしょうか。――今後、もっと意外な役もどんどん演じられたりとか。今もけっこう、とがった役もやっているとは思うんですが、僕らは子役の時から神木くんを見ているから、日本人全員が神木くんの母親みたいな気分になってますよね(笑)。彼も23歳になって、大人の男になってきているから、かわいい顔して中に違う炎がある気がします。彼自身もいろんな顔を演じたいと思っているだろうし、いろんな役をやれる。演技をするということでいうと、いっぱい悪魔もいると思うんですよね。彼の中に。そういった面を引っ張りだしていくというのは、面白い仕事なんじゃないかと思います。子役時代からの、みんながお母さんのように見守っているというところから、これからどんどん卒業していくことを問われていくと思います。そこが楽しみかなあ。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月20日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。今回は後編公開に合わせて、主演の神木隆之介、メガホンをとった大友啓史監督、アスミック・エースの谷島正之プロデューサー、3人それぞれの視点から同作を語ってもらった内容を、2週間にわたり掲載。自身も子役として幼い頃から活躍する主演・神木隆之介との共通点は。○お芝居という居場所を守りたい――『3月のライオン』を観ていると、幼い頃からプロとして活動されてる神木さんの姿が重なるようでした。神木さん自身はこれまでに葛藤や苦悩はありましたか?僕は、目の前のお仕事を着実に頑張っていければいいという考えですし、気楽な性格ということもあり、ずっと楽しかったです。とても苦しんだことは、あまりないかもしれないです。もちろん、中学生の時に舞台挨拶についてすごくダメ出しされたり、バラエティー番組で何を言おうかといったことには、苦しんでいました(笑)。それは役者なら誰でも通る道ではあると思うので、特殊なことではないと思います。お芝居が好きなので、お芝居ができることが幸せです。――ちなみに、先日は初のお渡し会もされたとお聞きしまして。俳優さんってファンの方と会ったりする機会が少ないのかなと思っていたのですが、いかがでしたか。楽しかったです。舞台挨拶でも、ファンの方と直接コミュニケーションを取れることはあまりないんです。昨年末に「HANDSOME FESTIVAL 2016」を行ったのですが、ステージと客席とでは聞けなかった一人一人の声を、お渡し会の時に聞くことが出来て、嬉しかったです。――そこで何かユニークな質問などはありましたか?「写真集おめでとうございます! おすぎさんとピーコさん、どっちが好きですか!?」と聞かれて、「ここで!?」とびっくりしました(笑)。「どちらもお会いしたことはないですが、映画でお世話になっているから、おすぎさんでしょうか……」と答えたら、「わかりました!」と答えてくださったりと、楽しかったです(笑)。――お芝居を好きだという神木さんですが、自分は何かのために働いている、闘っているということはありますか?お芝居しかしたことがなく、居場所がここにしかないと思っているので、頑張らないといけないなと思います(笑)。お芝居が好きなので、なんとかお芝居ができたらな、という想いで自分の居場所を守るために闘っている、というのはあるかもしれません。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月19日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。今回は後編公開に合わせて、主演の神木隆之介、メガホンをとった大友啓史監督、アスミック・エースの谷島正之プロデューサー、3人それぞれの視点から同作を語ってもらった内容を、2週間にわたり掲載。現在12巻まで出版されている原作を実写化するにあたって、前編・後編という2部作で公開という形がとられた。主演の神木隆之介は「2部作にプレッシャーを感じた」と語ったが、それぞれの作品をどう捉えているのか。○負けず嫌いな”ライオン”を飼っている――前編、後編が公開する2部作ということで、試写で拝見して「どっち派?」という話になったりもしたのですが、神木さんはそれぞれをどういった作品だととらえられていますか。前編は熱く後編は暖かいと思います。前編が主に将棋の対局で、男たちの闘いを中心としていたので、僕も共感できるところがたくさんありましたし、島田さんが苦しんでいる姿に胸を打たれて、「僕も、仕事を頑張っていこう」と思いました。後編では、僕は「意外と周りに見てくれている人がいるんだ」と気づけたんです。たとえば社会で闘っていると、「1人でなんとかしなければ」という焦りや窮屈さ、大変さや大海原に出ていくような気持ちがあったりすると思うのですが、実はきちんと周りの人が支えてくれるんだということを、再認識させてくれるような作品になっていると思いました。――神木さん自身も、実は心にライオンを飼っているんじゃないかというイメージがあるんですが、実際はいかがですか?あると思います。 僕はとても負けず嫌いなんです。バラエティー番組でのゲームでも、負けたくないと思うんです(笑)。幼いいとことゲームをする時も、絶対負けないです(笑)。最近はやっと、「負けても楽しめればいい」という余裕をつくらなければいけないと思い始めました。――演技においては、その負けず嫌いは発揮されるんですか?もちろんありますが、勝ちたいというより、自分が負けたくないだけなのではないかと思います。人に敵意をむき出しにすることはないです。「絶対負けたくない」ということは素直に言います。今も舞台挨拶ではとても緊張しますし、本番で緊張することもありますし、その緊張に絶対負けたくないと思います。逆に、「負けたくない」と意識しすぎて緊張してしまう時もあるのですが、自分の中ではとても良い方向に作用していると思います。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月18日漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞、マンガ大賞2011など様々な賞を受賞し、アニメ化も行われるなど幅広い層から愛されている。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。今回は後編公開に合わせて、主演の神木隆之介、メガホンをとった大友啓史監督、アスミック・エースの谷島正之プロデューサー、3人それぞれの視点から同作を語ってもらった内容を、2週間にわたり掲載。まずは、桐山零役の神木隆之介が、主演としての立場から語る。○2部作のプレッシャー――まずは、桐山零役が決まったときの、率直な感想を教えてください。原作も将棋も好きだったので、話を聞いた時はとても嬉しかったです。しかし「2部作の主演」というプレッシャーは大きかったです。初めてのことですし、本当に素敵な役者の方たちがいらっしゃるので、おこがましいですが、きちんと中心に立てるかどうか……。どのようにすればきちんと「中心に立っている」という定義はないですが、主役として芝居だけでなく、立ち居振る舞いも頑張れるかな、技量は大丈夫かな、といったプレッシャーを感じていました。実際の撮影現場では皆さん優しくて、以前共演させていただいた方もいて、和気藹々と進んでいきました。――演じていく中で神木さんが改めて感じた、”桐山零”の像について教えてください。最初はおとなしい人間なのかな、と思いましたが、実際はおとなしくなくて、タイトルにもある通りライオンが心の中に住んでいる。心の中では、暴れているんだろうなという印象はありました。それでいて、孤独が端々に見えるよう、どこか静かに見えるようにしなければいけない。僕はリアルな人間を演じたかったので、桐山零という”キャラクター”は、作りませんでした。もちろんキャラクターではあるのですが、原作自体も桐山零という人間の性格や考え方を、固定するということはないんです。例えば話し方も、人間関係や親密度、立場によって全然違う。それが人間だなと思いましたし、統一してはいけないと思いました。あくまでも、壮絶な過去を経験した上で、桐山零はこの人とどう接するんだろう、この人とはどのような距離感なんだろう、どのような声を出すんだろう、というのを、考え半分・感覚半分で演じました。なので、桐山零という人間は、色々な雰囲気に見えると思います。それは意識しました。(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月17日神木隆之介が主人公の17歳プロ棋士を演じるほか、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華俳優陣が出演することで話題の『3月のライオン』。この度、本作を観賞した映像制作会社のディレクターたちが特別映像を制作。その中から、「恋?」編がシネマカフェに到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。現在、「闘いの前編」が公開中の本作。来週末4月22日(土)からはついに「愛の後編」も公開となるが、その公開前に行われていたマスコミ・関係者向け試写では、常に満席&絶賛の嵐。そんな中、映像制作会社のディレクターたちが映画を観て想像力を刺激され、Web用動画を制作。オリジナルな視点での特別動画を今回作りだした。このほど到着した動画「恋?」編は、家も家族も居場所も何もなかったプロ棋士の高校生・零が、ある日出会った川本家の3姉妹とのにぎやかな食卓に居場所を見出していく中、清原果耶演じる次女・ひなたに恋心(?)を抱く…。そしていきなり、「ひなたさんとの結婚を考えています」と零は川本家の前で公開プロポーズ!まさかの展開に長女・あかり(倉科カナ)も驚きを隠せず。そんな2人の恋(?)の行方にも注目だ。動画を制作したディレクターは、「零くんとひなちゃん、いまどきなラブストーリーものとは全然違う、2人の初々しいやり取りにむしろ悶絶!そして零くん先走り過ぎて笑いました!」と制作意図をコメントしている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会3月のライオン後編 2017年4月22日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月14日大阪・日本橋で好評を得た「3月のライオンダイニング」が、2017年4月22日(土)から5月21日(日)まで、東京・表参道のOMOTESANDO-BOXにもオープンする。店内では川本家自慢のメニューの再現や、将棋ニャーをモチーフにしたメニュー、作中に登場するお酒まで、ファン垂涎のオリジナルメニューを提供。キービジュアル、店内装飾、オリジナルグッズに使用されるイラストは不思議の国のアリスの世界観をモチーフに描かれたシャフト描き下ろしの特別なものだ。また、ここでしか買えない限定グッズも販売されるほか、カフェ来場で紙製ランチョンマット(全3種からランダムで一つ)が、ウェブサイト経由で事前予約をするとメイソンジャーがプレゼントされる。【概要】「3月のライオンダイニング」期間:2017年4月22日(土)〜5月21日(日)場所:OMOTESANDO-BOX住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラット B1F営業時間:11:00〜21:20アクセス:東京メトロ明治神宮前駅より徒歩7分、東京メトロ表参道駅より徒歩9分、JR原宿駅より徒歩9分事前予約:2017年4月10日(月)18:00〜※WEB事前予約は800円+税。※予約は公式ウェブサイト(より。<予約特典>事前予約でメイソンジャーを1個プレゼント。<来場特典>来店者全員に紙製ランチョンマット(全3種)を1枚プレゼント。<ドリンク注文特典>ドリンクを注文するとカフェ限定のコースターを1枚プレゼント。
2017年04月09日3月18日(土)の前編公開以来、神木隆之介演じる主人公の桐山零をはじめとする人々の葛藤と闘いが、熱い共感と感動を呼んでいる『3月のライオン』。このほど、川本3姉妹の父役に伊勢谷友介を迎え、さらなる波乱を予感させる待望の後編予告編が解禁となった。幼いころに家族を亡くし、育ててくれた師匠・幸田(豊川悦司)の家をある理由から出て行き、ひたすら将棋を指していた高校生のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)。ある日ふとしたことから出会った川本家の3姉妹・あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)と心を通わせていく。それから1年、今年も始まった獅子王戦トーナメントでは、最高峰を目指す棋士たちに様々な試練が降りかかる。トップに立つ将棋の神の子と恐れられる宗谷名人(加瀬亮)でさえ、ある重大な秘密を抱えていた。一方、零が別れを告げた師匠の家庭は崩壊へと向かっていく。さらに川本家の3姉妹を捨てた父親(伊勢谷友介)が突然現れ、耳を疑う要求を突き付ける。強くならなければ、大切な人たちは守れない。愛することを知った零の闘いの行方は――?前編が高い評価を集め、いよいよ後編の公開に向けて期待が高まる本作。ひと足先にイッキ見試写会で後編を鑑賞した参加者からは、「前編が『汗』なら後編は『涙』無くして観れねぇ!」「前編はアツい。後編はもっとアツい。」「前編あれだけ涙を流したのに、後編でさらに涙を拐われるとは思いませんでした」など、前編を超えるほどの深く熱い感動の声が続々と届いている。今回到着した後編の予告編は、神木さん演じる零の「僕、みんなを守りたくて…でも方法が分からなくて…」という、胸が張り裂けそうなナレーションからスタート。零のかけがえのない、温かな居場所である川本家の次女・ひなたがクラスでいじめに遭うさなか、突然姿を現した3姉妹の父親・誠二郎が登場。そして、香子(有村架純)をはじめとする幸田家が崩壊へと向かっていく様子や、絶対的な存在である宗谷名人との対決など、藤原さくらが歌い上げる主題歌「春の歌」に乗せ、怒涛の展開が詰め込まれている。前編では過酷な将棋の世界での闘いに悩み、苦しむ姿を見せた零が、大切な人たちを守るため、新たな闘いに立ち上がろうとする姿を描く後編。「約束するよ。僕がついてる」とひなたを力強く励まし、「この男に勝ったら、家に戻ってよ」という自暴自棄になった香子を救おうと決意を見せるシーンでは、愛を知った零の強さとともに、前編とはまたひと味違った深く濃厚なドラマを予感させる。誰も知らない“未知のラスト”が待ち受けているという本作を、まずはこちらの映像からチェックしてみて。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年04月04日神木隆之介ほか豪華キャストたちが出演し、先日より前編が公開中の映画『3月のライオン』。この度、本作から凛々しく、美しく、凄まじい、白熱の対局に挑むプロ棋士たちの新画像が一挙公開された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった…。ところが、ある事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。一方、幸田家も親子の対立から崩壊へと向かっていく。大切な人たちを守るため、強くなるしかない。新たな決意のもと、最高峰を決める獅子王戦トーナメントに挑む零。トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人が待ち受けていた――。今月18日(土)に公開された前編の中でも特に話題を呼んでいるのが、まるでアクションシーンのような緊迫感が溢れる「将棋の対局シーン」。今回到着した写真では、佐々木蔵之介演じる故郷・山形の期待を一身に背負い、念願のタイトルに努力と鍛錬で挑むA級棋士・島田開 八段や、入院中の妻を気に掛けながら、眼力と存在感で周囲を威圧する重厚な将棋を指すA級棋士・後藤正宗 九段(伊藤英明)、“将棋の神の子”としてほかを寄せ付けない強さを誇るが、実は秘密を抱えている史上初の7タイトル制覇を成し遂げた天才棋士・宗谷冬司 名人(加瀬亮)、難病を抱えながら将棋への情熱は誰にも負けない二海堂晴信 四段(染谷将太)。そのほか、三角龍雪 六段(中村倫也)、松本一砂 五段(尾上寛之)、山崎順慶(奥野瑛太)など、手に汗を握る緊張感がいまにも伝わってきそうな、“闘う男”たちの姿が切り取られている。そんな静かなる決闘に挑むプロ棋士たちの真剣な眼差しと美しい佇まいに、映画を鑑賞した人々は「これ格闘ものじゃないよね?ってくらい手に汗握る」「ガチンコの殴り合いに汗が出るし、喉が渇く」とエキサイトする男子や、「とてつもない色香がもう…もう…」「将棋指してるだけでみんな色気溢れすぎだよ!」という女子の声も挙がっている。さらに、本作を鑑賞した『君の名は。』の新海誠監督は、「どこまでも孤独で、とても優しくて、なのに勝ち続ける力を希求してしまう桐山零。見続けずにはいられないような彼の姿が神木くんにぴったりと重なります」とコメントし、棋士の羽生善治三冠と佐藤天彦名人は、「桐山零君の将棋と人生に賭けるひたむきさが切なく伝わる作品」(羽生さん)、「リアリティのある重厚なドラマ」(佐藤さん)と絶賛。また俳優・江口洋介も「桐山零が、取り巻く人々に揉まれ関わりながら再生して行く様は、駒を進めて行く将棋そのもの。苦悩の先に、勝ち筋という春が見えてくるような映画だ」。東出昌大は「観終わったいま、春の陽光を浴びて心の芯から暖かく、清々しい気持ち」と各界の著名人も感動と驚嘆の声を寄せている。『3月のライオン』前編は全国にて公開中、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月29日俳優の神木隆之介が18日、都内で行われた主演映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の前編初日舞台挨拶に、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、豊川悦司、前田吟、板谷由夏、中村倫也、新津ちせ、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。撮影を通して誰が愛おしかったかを聞かれた神木は「僕は染谷将太が愛らしいと思います! 愛おしいです!」と即答。特殊メイクで零の親友・二海堂晴信役に挑んだ染谷について、神木は「いつも僕が結構、『染ちゃん染ちゃん』って言っていく方なんですけど、映画は逆で」と嬉しそうにすると、染谷は「台本に書いてあるもんね!」とつっこんだ。染谷は「照れますね」と苦笑しながら、「すごい聞くんですよ。友達からこないだ『神木くんが朝の番組で共演したいって言ってたよ』とか」と明かし、「ちょっとニヤッとしてる俺っていう」と、情報を受け取った時の嬉しさを語った。さらに染谷も、同質問に「もちろん神木くんですよ」と返し、「現場に着くといつも笑顔で迎えてくれて、リラックスするんですよね。心落ち着くし」と様子を振り返った。神木が「良かったよ、相思相愛で」と喜ぶと、2人の間に挟まれていた有村がマイクを通さずに「変わる?」と気を使い、神木は「いいよいいよ、場所変わらなくて」と苦笑していた。また倉科は、神木が撮影中にこたつや二段ベッドの下で寝ているエピソードを語り「ぽかぽかオーラをすごい出してらっしゃって、かわいらしかったですよ」と笑顔に。佐々木は、神木が加瀬亮のハンドクリームに反応し、「いい匂い」「写メ撮っていいですか」と話しながら2人でクリームを塗る様子を「居心地が悪かったんですけど、愛らしかった」と感想を語った。この日は零&川本家チーム(神木、倉科、清原、前田、新津、板谷)と、プロ棋士&幸田家&監督チーム(有村、染谷、豊川、佐々木、中村、大友監督)にわかれて、舞台挨拶での玉入れ対決を実施。白熱した戦いの末、零&川本家チームが勝利をおさめた。
2017年03月18日25年間迷子だった男が故郷に辿りつくまでの奇跡の実話を描く『LION/ライオン~25年目のただいま~』。第89回アカデミー賞にて作品賞、助演男優賞(デヴ・パテル)、助演女優賞(ニコール・キッドマン)、撮影賞など計6部門にノミネートされた本作で、授賞式でも大きな注目を集めたのが、“迷子になった男の子”を演じたインド・ムンバイ出身のサニー・パワール。このほど、彼の熱演が垣間見えるシーンの本編映像が解禁となった。インドのスラム街。停車中の電車で眠り込んでしまった5歳のサルーは、遥か遠くの地に列車で運ばれ、そのまま迷子に。その後、養子に出されたオーストラリアで成長したサルーは、人生のスキマを埋めるため、Google Earthによって記憶のカケラを呼び起こしていく。大いなる“探し物”の果てに、彼が見つけたものとは――?その驚くべき実話とラストに待ち受ける圧倒的な感動が、早くも話題を呼んでいる本作。主人公は、5歳で迷子になって以来、25年間戻ることができなかったインドの家を、オーストラリアからGoogle Earthを駆使して探すサルー(デヴ・パテル)。今回解禁された映像には、5歳のサルーが迷子になった、まさにその瞬間の様子が映し出されている。駅に停車中の電車で眠ってしまい、全速力で走行する車両の中で目覚めるサルー。いつも一緒の兄の姿はなく、乗客もいない列車内で、状況が分からずキョトン。扉を開けようとしても、外側から鍵がかかっていてビクともしない。だんだんと焦り始めたサルーは車両の中を走り回り、「お兄ちゃん!」「ここから出して!」と叫び続ける…。わずか1分ほどの本編映像だが、全米撮影監督協会賞を受賞したグレッグ・フレイザーによる美しい映像と、大人顔負けの演技に胸が締めつけられる。この少年時代のサルーを演じたのは、数千人もの中からオーディションで選ばれたサニー・パワール。製作チームはインド各地に出向き、数千人もの子どもたちをスクリーンテストし、ムンバイの貧しい地域に住んでいたサニー・パワールを見つけた。本作のガース・デイヴィス監督は彼について、「サニーは自然体でいるだけで80%の演技になり、過ごしてきた時間や美しい素養など、目の奥に秘めたものを持っていた。部屋に座る彼にカメラを向けるだけで、観る者は彼の物語と表情の虜になるんだ」と、その魅力を語る。また、「撮影が始まってから1週間ほど経ったころ、明らかに彼は自分のしていることを理解して、演技をコントロールする完全なプロへと変身した」とも明かす。「想像を超えた理解力で、私たちが指示した以上のものを演技にもたらしたんだ。自分で感情を組み立て、物事を感じ、泣き、叫び、持てる限りの力を発揮してくれた」と驚異の事実を語り、未来のスター誕生を予感させるコメントを寄せている。さらに、数々の映画祭や映画賞に見せた愛くるしい姿も、サニーの人気を決定づけることになった。今年1月に開催されたゴールデン・グローブ賞では、青年期を演じたデヴ・パテルに抱えられながら登場して会場を沸かせ、先日開催されたアカデミー賞授賞式では、映画タイトルの“LION”にかけて司会者のジミー・キンメルがサニーを高々と持ち上げ、ディズニーアニメ『ライオン・キング』の名シーンをパロディしてみせた。俳優のサミュエル・L・ジャクソンやアンドリュー・ガーフィールドとの2ショット写真もSNSにアップされており、注目度はさらにアップ。今後は、デミ・ムーア主演『Love Sonia』(9月全米公開)の出演も控えており、これからの活躍が期待される天才子役となりそうだ。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年03月11日神木隆之介を主演に迎える、親子や兄弟姉妹、友だち、師弟――人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメント『3月のライオン』。この度、神木さん演じる桐山零が出会う3姉妹・川本家の“ふくふく”な食卓写真が到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!「ハチミツとクローバー」の羽海野チカ原作の人気コミックを実写映画化する本作は、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋を指し続けていた17歳のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿を描いた物語。そんな零の成長に大きな影響を与えるのが、川本家の3姉妹との出会い。零は、川本家とのにぎやかで温かい食卓に居場所を見い出していくのだ。原作や現在放送中のアニメでは、川本家の食卓には“ふくふく”になれる料理がズラリと並ぶ。そして本作でもそれは同様。映画ではカレーライス、卵焼き、コロッケ、かぼちゃの煮物といった家庭料理や川本家流のおせち、チラシ寿司など色とりどりの料理が登場している。これら川本家の食卓に並ぶ料理は、装飾の渡辺大智から大友啓史監督に「食べ物の吐息までちゃんと表現したい」という提案があり、そのほとんどを装飾班が手掛けているという。一つずつ心を込めて作られた食卓に並ぶ料理は、見た目だけでなく味も抜群に美味しく、零を演じる神木さんはじめ3姉妹も絶賛!長女・あかりを演じた倉科カナは、清原果耶演じる次女・ひなたの大好物であるカレーライスが美味し過ぎて、撮影後にレシピをもらうほど。また末っ子・モモを演じた新津ちせは、美味しくて本番前に食べ過ぎていまい、本番でお腹いっぱいになっていたというエピソードも。今回到着した写真だけでも、お腹が空いてきそうな料理たち。本作ではストーリーはもちろんのこと、ずらりと並ぶふくふく料理にも注目だ。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月09日俳優の伊勢谷友介が、羽海野チカの人気コミックを2部作で実写映画化した『3月のライオン』後編に、川本3姉妹の父・誠二郎役で出演していることが3月5日(日)、都内で行われた「前後編イッキ見試写会」で明らかになった。試写会には主演の神木隆之介(桐山零役)、有村架純(幸田香子役)、大友啓史監督、そして、伊勢谷さんがサプライズ来場。誠二郎は、母を亡くした幼い3姉妹(あかり、ひなた、モモ)を捨てて家を出たにもかかわらず、突然姿を現して、耳を疑う“要求”を突きつけるという役どころで、伊勢谷さんは「素直に、自分のことを悪いと思っているわけじゃない男。自分とはあまりに違うので…」と話していた。神木さんは劇中で対峙した誠二郎=伊勢谷さんについて、「物腰が柔らかくて、誰とでも仲良くなれるキャラクターですが、(内面に)とんでもない化け物が住んでいる。『君さあ、帰れよ』ってセリフが、絶対に負けたくないエンジンをかけてくれた」と分析。共演シーンのない有村さんは、「もう、何? って思っていました」と誠二郎の放蕩ぶりに、憤慨していた。大友監督は、NHKで放送された「白洲次郎」「龍馬伝」、『るろうに剣心 伝説の最期編』で伊勢谷さんとタッグを組んでおり「脚本を書いているときから、顔が浮かんじゃった。似てるかじゃなくて(笑)、白洲や高杉晋作とは真逆に振り切れたかった」と起用理由を説明していた。幼い頃に家族を交通事故で失った17歳のプロ棋士・桐山零が、“生きるために”ライバルと切磋琢磨し、人間として成長を遂げる姿を描く。神木さんは「前編が対局シーンを通して、登場人物たちの覚悟を描いた“熱い”映画だとすれば、後編は孤独や苦しみがどんどん解けていく“暖かい”映画。最後は救われたような気持ちになり、まるでみそ汁を飲んだようにホンワカする」とアピールしていた。『3月のライオン』前編は3月18日(土)より、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月05日羽海野チカ原作の人気コミックを、連載10年を迎える年に大友啓史監督×主演・神木隆之介で実写映画化する『3月のライオン』。この度、本作で初の“悪女”役に挑戦した有村架純の場面写真が到着した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』『僕だけがいない街』など様々な話題作に出演する有村さんは、昨年末放送された「第67回NHK紅白歌合戦」では紅組司会を務めあげ、4月から放送スタートする連続テレビ小説「ひよっこ」では主演決定しているなど、いま最も輝いている若手女優の一人。これまで有村さんのイメージは、「正統派」「清純派」だったが、本作では初の悪女役に挑戦している。有村さんが演じるのは、両親と妹を交通事故で亡くした桐山零が引き取られることになる幸田家の長女・香子。プロ棋士を目指していたが、父から「零に勝てないなら無理だ」と諦めさせられ、父と零に愛憎半ばの感情を抱いているという役どころだ。このほど解禁された写真は、そんな零の隣でセクシーなランジェリーに身を包み、憂いのある表情を浮かべる香子の姿を切り取った一枚。有村さんは零に罵倒を浴びせ、泣き叫び、プライドが高く気性が激しい香子を劇中で見事演じ切り、新境地を切り開いている。有村さんについて大友監督は、「香子の大切な感情をちゃんと捕まえてくれました。基本は親の愛情が違う方向へ向いていくのを横目で見ていた子どもの“寂しさ”ですね。零とは血の繋がっていない姉弟だから、危うい関係性がにじみ出ることを期待したのですが、その点もとてもバランスが良かった」と称賛。さらに、父の弟弟子であるプロ棋士・後藤(伊藤英明)を好きになり、微妙な関係を続けている香子について、「後藤の表面的な強さとは裏腹の弱さを許容している部分も描きたかったので、原作のイメージよりもう少し大人の女性に作り上げました」と大友監督が語る通り、今回解禁された写真からも大人の色気が伝わってくるようだ。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月03日羽海野チカの人気コミックを、現在放送中のアニメ化に続き、2部作で実写映画化される『3月のライオン』。この度、本作の世界を体感できる聖地巡礼VR映像が公開された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!主人公の17歳プロ棋士・零役の神木隆之介を始め、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャストが出演する本作は、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた零と、彼をめぐる人々が愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿を描いた物語。今回登場したVR映像では、原作&アニメでお馴染みの舞台、そして映画が実際にロケを行った『3月のライオン』の世界が映し出され、プロ棋士の歩く道を360度で体感できる。映像は、原作の舞台となる「六月町」「三月町」、その2つを結ぶ中央大橋、そして将棋の神が宿る「鳩森神社」(千駄ヶ谷)を抜け、「将棋会館」へ――。本物の名人戦が行われる「特別対局室」に到達すると、そこには零を演じた神木さんが。まるで神木さんと将棋を指しているかのような、リアルな映像に仕上がっている。また道先案内人には、原作の“ニャー将棋”でお馴染みのニャーたちが担当している。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月28日「3月のライオン 映画とアニメの展覧会」が、2017年4月1日(土)から30日(日)まで、西武渋谷モヴィーダ館で開催される。『3月のライオン』は、「第4回マンガ大賞2011」大賞をはじめ数多くの受賞歴を持つ、羽海野チカによる漫画。主演に神木隆之介を迎え、実写映画『3月のライオン』が制作され、2017年3月18日(土)より前編が公開。続く後編は、4月22日(土)より公開となる。大阪・あべのハルカス近鉄本店で2017年3月に開催された人気企画が、関東へ。「3月のライオン 映画とアニメの展覧会」には、映画の衣装やアニメの設定資料などが一堂に集まる。羽海野チカのオリジナル原画、漫画家はじめ22名の豪華クリエイター陣が手掛けたエンドカード、VRコーナーやピタゴラ装置、天童の駒の伝統工芸士・高橋稚山によるニャー将棋などが紹介。映画とアニメ、それぞれの監督やスタッフがどんな想いを注いだのか、アイテムや映像、音楽で体感できる、ファンにはたまらない展示内容となっている。【詳細】3月のライオン 映画とアニメの展覧会会場:西武渋谷モヴィーダ館6階、7階住所:東京都渋谷区宇田川町21-1開催期間:2017年4月1日(土)~30日(日)時間:10:00~21:00※最終日は20:00で閉場(入場は各日閉場の30分前まで)入場料:当日券 一般 800円(税込)、大学生・高校生 600円(税込)、中学生 300円(税込)、小学生以下無料※学生は学生証の提示が必要※プレイガイド 前売り券※800円(税込)有。チケット販売場所:チケットぴあ、イープラス、紀伊國屋書店8店舗(新宿本店、西武渋谷店、笹塚店、大手町ビル店、横浜店、さいたま新都心店、流山おおたかの森店、セブンパークアリオ柏店©2017映画「3月のライオン」製作委員会©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会
2017年02月28日映画『3月のライオン』で主演を務める俳優の神木隆之介が、2月27日(月)今夜放送される世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」にゲスト出演する。今回は「世界のマヌケな悪い奴ら全員逮捕だ!SP」と題し2時間にわたって放送。今回も番組おなじみとなったラスベガス警察にカメラが密着。世界一の娯楽都市として世界中から様々な人々がやってきてお祭り騒ぎを繰り広げるラスベガスの治安を守るラスベガス・メトロポリタン・ポリス"のパトロールの様子を紹介。また84年にペンシルベニア州フィラデルフィアの大学構内で起こった女子大生殺人事件の真相に迫るほか、衝撃的な事件映像からマヌケな犯行の瞬間まで、警察のカメラが捉えた決定的瞬間。アメリカの刑務所で実際に起きた大胆不敵だけどちょっとマヌケな脱獄劇。こちらも番組おなじみとなった人気の「オーストラリア空港税関」。手法を解説した動画がネットにアップされたりプロの替え玉まで存在するという世界のカンニング事情など、“悪い奴らのマヌケな瞬間”をたっぷりとお届けする。番組MCは所ジョージ、日本テレビアナウンサーの杉野真実。スペシャルパネリストにビートたけし。神木さんのほかゲストに大石絵理、小島よしお、篠田恵里香(弁護士)、志村けん、松居直美、ラブリらを迎える。今夜のゲスト、神木さんが主演する映画『3月のライオン』は、羽海野チカ原作の国民的人気コミックが原作。現在NHKで放送中のTVアニメ化に続き、この度神木さん主演で実写化が決定。2部作として前編が3月18日(土)、後編が4月22日(土)より全国にて公開となる。桐山零(神木隆之介)は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つけることができず、いまは東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――という物語。神木さんのほか、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、前田吟、高橋一生、伊藤英明、豊川悦司らが出演する。神木さんをゲストに迎える「世界まる見え! テレビ特捜部」は2月27日(月)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月27日羽海野チカの人気コミックを原作に、大友啓史監督×主演・神木隆之介で実写映画化する『3月のライオン』。この度、本作の公開に先駆け、3月10日(金)よりオフィシャル写真集「映画3月のライオンビジュアルブック」が発売されることが決定した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!現在、NHK総合テレビではアニメも放送中の「3月のライオン」が、原作連載10年を迎える年に、ついに実写映画化。親子、兄弟姉妹、友達、師弟…人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメントが前後編2部作にて公開される。キャストには、主人公の17歳プロ棋士・零役の神木さんを始め、有村架純、清原果耶、倉科カナ、染谷将太、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャスト陣も出演している。このほど発売が決定したのは、『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの映画スチールも手掛けたカメラマン・菊池修が撮影した、神木さんをはじめ各キャストの写真で構成された迫真のビジュアルを収めたオフィシャル写真集。巻末には神木さんと大友監督によるコメントや、原作者・羽海野氏によるメッセージイラストも併録されている。オフィシャル写真集「映画3月のライオンビジュアルブック」は3月10日(金)より発売。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)より、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月27日神木隆之介が演じる主人公・桐山零のダッフルコートをはじめ、映画の衣裳や小道具から、アニメの原画・設定資料などを一堂に集めた「3月のライオン 映画とアニメの展覧会」が開催されることになった。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、幼いころに交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出ることに。東京の下町にひとりで暮らし、深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、さまざまな人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭け、将棋に挑んでいく――。羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、『るろうに剣心』シリーズや『秘密 THE TOP SECRET』の大友啓史監督が、神木さんを主演に迎え、連載10年を迎える年に実写映画化する『3月のライオン』。親子、兄弟姉妹、友達、師弟――人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメントは、前後編の2部作で公開される。昨年10月よりNHK総合テレビにて放送されていたTVアニメも、いよいよクライマックスを迎える中、このほど、双方の魅力を堪能できる展覧会の開催が決定。男女・年代を問わず幅広い読者層の心を掴み、深く長く愛され続けている羽海野チカが描く世界を、映画、アニメそれぞれの監督と、そこに集ったスタッフ・キャストたちは、何を感じ、どんな想いを注いだのか…。アニメの原画・設定資料ほか、映画に登場する桐山零(神木さん)や川本3姉妹(倉科カナ、清原果耶ら)、棋士たち(佐々木蔵之介、染谷将太ら)の衣装や小道具をはじめとする貴重なアイテムから、「3月のライオン」の“2つの世界”を体感できるようになっている。「3月のライオン 映画とアニメの展覧会」は3月16日(木)~3月28日(火)まで、あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場にて開催。『3月のライオン』は「前編」3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月25日俳優の中村倫也が22日、都内で行われた映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の完成披露試写会に、神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。中村は、零の先輩棋士・三角龍雪を演じた。中村は、集まった観客に向かって「この映画を皆さんが日本の中で最初に見るわけですから……」と笑顔で挨拶。「ああっす!(ありがとうございます)」と体育会系のように頭を下げた。中村演じる三角と、尾上寛之演じる松本は、神木演じる零を気にかける先輩コンビとして登場。中村は「2人でいかにして、カメラの前の神木隆之介を素笑いさせるか、命がけで頑張ってましたね」と、撮影中のモチベーションを明かした。中村が神木について「桐山零モードが入ると強くてね」と、神木がなかなか笑ってくれなかったことを明かす。「待ち時間とかはすごい笑ってくれる、ご存知の通りすごい良い子なんですけど」と苦笑すると、神木は「毎回本番に違うことをやってくるんですよ!」と抗議。「桐山としてどうしたらいいかわからなくて」と訴えた。中村は改めて「監督に怒られない限りはやってましたね」と振り返り、先輩2人の空回りもね、箸休め的に楽しんでいただければと思います」と作品の見どころを語った。
2017年02月22日女優の有村架純が22日、都内で行われた映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の完成披露試写会に、神木隆之介、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。有村は、零の血の繋がらない姉・幸田香子を演じた。有村は「原作ファンの方は、私が香子を演じることにすごく驚かれたと思うんですが、私自身も皆さんの元に届くまではすごく不安でいっぱいです」と心情を吐露。しかし「本当に素晴らしい作品ですし、不安はあるんですけど、皆さんに早く見ていただきたい思いでいっぱいです」と頭を下げた。また、豊川は「すごい舞台装置で、横に有村さんがいて、紅白歌合戦かと思ってしまいましたが、僕は歌いません」と一言。昨年末に行われた『第67回NHK紅白歌合戦』で紅組司会を務めあげた有村は、豊川の”紅白いじり”に溢れるような笑顔を見せた。豊川はさらに「最後に神木くんが歌うかもしれません」とたたみかけ、神木もたじたじに。神木は「なんでですか!」と苦笑しながら抗議していた。
2017年02月22日俳優の神木隆之介が22日、主演映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の完成披露試写会に、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督とともに登場した。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。撮影中の思い出を振り返りながらクロストークをすることになった神木は、もはや司会者の雰囲気を醸し出し全ての人に話を振っていくという名仕切り。途中、話してくれる人を求めて「どなたかいらっしゃいませんか~」と話しかけ、豊川から「チーン」と言われたが、果敢にその場を回していく。染谷も「こっから全部りゅうが仕切っていく感じなの!?」と驚き、中村は「こんなにしゃべる主演っているんだな、と思いました」としみじみしていたが、神木は「クロストークっていうから! 誰もしゃべってくれないから!」と弁解しながら、15分間を仕切り切った。また有村からは、神木が撮影の合間「枕の下に何か忍ばせてる」という暴露トークが。有村は「なんかあると思ってバッと見たら、チョコレートが隠されてて。『これ何?』って言ったら『食べていいよ~』って」と、神木のモノマネを交えつつエピソードを披露し、神木は「俺ですね!」と苦笑。有村は「そんなお茶目な一面も見てました」と笑顔で語った。一方、奥野も対局シーンで神木が歌いながら砂糖を出してきたエピソードを振り返ったが、神木から甘いものをもらった有村の話を聞いて「俺だけかと思ったんですけど、すげえ嫉妬してます」と悔しさをにじませた。
2017年02月22日漫画家・羽海野チカが21日、映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の感想コメントを寄せた。同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。完成した映画を観た羽海野は「もの凄い密度でした。私は漫画を描くときに密度を濃く描くことで(本を)ずっと手元に置いてもらえるのではないかと心がけていますが、映画も本当に密度が濃かった」と絶賛。「大友監督は本当に凄い、大友さんが監督を引き受けてくださって良かったと心から思いました」と監督への感謝を表した。また、主役・桐山零役の神木については、「指し方が美しくて棋士そのもの」と称賛し、「演じているというよりも役として生きている」と、感想を語る。「髪はボサボサで、神木さんが本来持っているかっこ良いところを少しも見せない」姿に、「なんてすごい俳優なんだろうと思いました」としみじみと印象を振り返った。前編でキーとなる島田開八段を演じた佐々木蔵之介については、実はキャラクターのモデル自体が佐々木だったことを明かす。「漫画を描くときは、蔵之介さんの頭蓋骨を頭のなかに思い浮かべて描いています」と執筆中の様子を説明し、「漫画本のなかから現実世界にそのまま出てきたようで、夢のようでした」と喜びを語った。映画全体を通して「兎にも角にもロケーションが素晴らしかった」と、具体的に将棋会館、椿山荘、川本家や幸田家、島田の家、ラストシーンの場所などを挙げる。「漫画のなかのあの家を現実に探し出してくれたんだ! と思うと、もう驚きと感動の連続です」と原作者ならではの感動を示した。羽海野が印象的だというのは「零ちゃんが大声で叫ぶシーン」。「『将棋しかねぇんだよ!』っていう張り裂けそうな声」に胸をつかまれたと語り、「神木さんは、こんなに桐山零のキャラクターを深く掘り下げてくれたのかと、すごく嬉しくなったシーンのひとつです」と改めて神木の演技に感嘆した。
2017年02月21日5歳から25年間迷子だった男が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探す…という驚愕の実話を映画化した『LION/ライオン~25年目のただいま~』。本日2月14日のバレンタインに、劇中で恋人同士を演じたデヴ・パテルとルーニー・マーラのラブラブなオフショット写真がシネマカフェに到着した。インドのとある田舎町。停車中の電車で眠り込んでしまった5歳のサルーは、兄グドゥと離ればなれになり、遥か遠くの地まで列車で運ばれてしまう。25年後、養子に出されたオーストラリア・タスマニアで立派に成長したサルー。彼は、失った人生の一部を埋めるため、そして、いまだ言えずにいる「ただいま」を伝えるために、生家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生の空白を埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。大いなる“探し物”の果てに、彼が見つけたものとは――。日本時間2月27日に発表される第89回アカデミー賞にて、作品賞をはじめ計6部門にノミネートされている本作。5歳で迷子になって以来、戻ることができなかったインドの家を、25年後にオーストラリアから探そうとする主人公サルーを演じるのは、『スラムドッグ$ミリオネア』で鮮烈な映画デビューを果たして以降、着実にキャリアを積んでいるデヴ・パテル。本作での演技で、アカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされている。また、その恋人役ルーシーには、『キャロル』で第88回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたルーニー・マーラ。2人は、おぼろげな記憶の中にある故郷探しで苦悩するサルーと、そんな彼を懸命に支えるルーシーという、ぶつかり合いながらも愛を深めていく恋人同士を自然体で演じてみせている。今回、バレンタインデーに解禁されたオフショット写真は、サルーが養父母(ニコール・キッドマン&デヴィッド・ウェンハム)にルーシーを紹介するためタスマニア島を訪れた際、絶景の海と空を背にもの思いにふけるサルーをルーシーが心配するというシーンのもの。ルーニーがギュッと近づくと、嬉しそうに照れるデヴの笑顔が収められ、2人の仲の良さが伺える1枚となっている。2人は本作が初共演。デヴはルーニーとの共演について、「素晴らしかった、彼女を演技者としてものすごく尊敬している。ルーニーはスクリーンに映し出されることをちゃんと考慮するだけの、静かだけど確固たる意志を持っていて、驚くような人なんだ」と語る。一方、ルーニーは「ストーリー全体をどうサポートするかを常に考えていたわ、私の役割はサルーと(彼を演じる)デヴを献身的な愛で支えることなの」と、役柄について “1歩引いた”立ち位置であることを明かしている。初共演とは思えぬ2人の息の合った演技と、劇中の愛の行方にもぜひ注目していて。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年02月14日神木隆之介をはじめ、佐々木蔵之介、高橋一生など、出演者とビジュアル写真が発表されるたびに、大きな注目を集めている『3月のライオン』。中でも異色の存在感を放っているのが、特殊メイクを施し、人気キャラの二海堂晴信を演じている染谷将太である。今年も人気漫画の実写化作品が目白押しの邦画界。漫画原作となると、常に原作ファンを中心に賛否の声が上がるのが常識だが、その中にあって『3月のライオン』は新たなニュースが報じられるたびに、ファンの期待を高めている稀有な作品と言える。「ハチミツとクローバー」でも知られる羽海野チカの大人気漫画を『るろうに剣心』の実写映画を大ヒットに導いた大友啓史監督の手で前後編の二部作で映画化する本作。高校生にしてプロ棋士として戦う桐山零が、周囲の人々との出会いや対局を通じ、成長していくさまを激しくも優しく描き出す。本作の実写化に対し、ポジティブな反応が多いことの大きな要因と言えるのがキャスティングの妙である。悩める若き主人公・桐山零役の神木隆之介、零の心を優しく解きほぐしていく川本家の3姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、零が対戦するA級棋士・島田役の佐々木蔵之介らは、映画化が発表される前からネット上などでの「もし実写化するなら?」という人気投票でも上位(というか1位)にいた面々であり、「漫画そのまま」「ぴったり」といった声を集めている。そのほか、零の義理の姉・香子を有村架純、零の担任教師・林田を人気絶頂の高橋一生、ある因縁から零が打倒を誓う棋士・後藤を伊藤英明が演じるなど、意外性を持たせつつも「なるほど」「そうきたか!」と思わせる配役が、映画への期待と信頼に繋がっていると言える。そんな中、大きな話題を呼んでいるのが、零の“心友”を自称する人気キャラ・二海堂を染谷将太が特殊メイクを施して演じているということ。零に何かと干渉し、ウザがられつつも、同世代の棋士として零が心を許している数少ない存在であり、その熱さ(ウザさ?)が持ち味の人気キャラ。実は、難病と闘いながら将棋に向き合っており、そのためにややぽっちゃりとした体形だが、ビジュアルも含めこの二海堂を体現できる俳優は誰か?大友監督、プロデューサー陣はかなり、頭を悩ませたそう。撮影時の現場で取材した大友監督の言葉を借りるなら、「同じ漫画原作でも本作の登場人物たちは「『るろうに剣心』のように“キャラクター化”できない」。もちろん、『るろうに剣心』の人物造形が簡単だったわけではない!が、本作は零たちが暮らすのが東京の下町であることからもわかるように、あくまでも現代の日常の中に生きる人々として、かつ原作の造形を踏まえて成り立たせなくてはならないのだ。大友監督は「最初は、二海堂役をやる俳優さんには、本当に太ってもらわないと無理かなと思ったんです。でも、既に撮影開始の時期は差し迫っていましたからね、俳優にとっては太ったりする時間が既にない段階でのオファーだったんですよ(苦笑)」と当時の苦悩を明かす。ではどうすべきか?決断が迫る中で、特殊造形(メイク)の専門スタッフとの出会いを経て、普通の体型の俳優の顔(主に頬)と体を特殊メイクによって太らせることを決めた。特殊メイクで頬周りの肉をつけるということは、場合によっては表情を出しにくくなるというリスクもあった。「だから、目の表情の勝負だなと思ったんです。そう考えたとき、染谷くんは面白いなと。目も大きいですし。彼は一件、クールな芝居をする印象があるけど、『るろ剣』のときの志々雄(藤原竜也/目以外の部分は包帯が巻かれ、ほとんど顔の見えない状態で演技している)と同じで、こういう形でやることで、逆にのびのびと芝居ができるんじゃないか?と。彼のいままでの演技を見て、家でまじまじと彼の写真を見て『イケる!』と思いました」と染谷将太による二海堂の“勝算”を口にした。近年、数々の話題作に出演している染谷。情熱的で明るい役柄がないわけではないが(『海賊とよばれた男』)、“死んだ魚の目”と冗談交じりで評されるような、どこか闇や翳りを抱えた役柄の印象が強いのは事実。そんな彼が、本作では、その“目”の力で、イメージとは正反対の暑苦しさ(?)を体現している。ビジュアルを見ると、最初は驚きが勝るかもしれないが、動き、話す姿を見ると、しっかりと物語に溶け込んで、見事にウザ暑苦しくも憎めない二海堂がそこにおり、“特殊メイク”“染谷将太”という言葉が頭から消えていく。特殊造形はもちろん、衣装やメイク、そして風景の力をも借りて、登場人物たちになりきっている俳優陣たちの演技にぜひご期待あれ!『3月のライオン』【前編】は3月18日(土)より、【後編】は4月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月13日羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、現在放送中のアニメ化に続き、神木隆之介主演で実写化する『3月のライオン』。この度、神木さんと高橋一生が共演したシーンを収めた写真が到着した。桐山零(神木隆之介)は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つける事ができず、今は東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――。現在、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「カルテット」に出演し、話題を集めている俳優・高橋さん。1990年に映画初出演して以来、子役から俳優としての道を歩み続け、数々の映画、TVドラマ、舞台に出演。大ヒット映画『シン・ゴジラ』でも存在感を発揮していたが、今回本作で演じているのは、神木さん演じる桐山零が通う高校の担任教師・林田高志。林田先生は先生らしくない軽いキャラにみえるが、1年遅れで編入し学校に馴染めず友達もいない零を気にかける役どころ。いつも一人屋上で昼休みを過ごす零のところに、林田先生はカップラーメンを抱えて現れ、時には先生と生徒という垣根を越え、本音トークで相談にのることも。そんな林田先生のことを零は、時に面倒そうな素振りを見せつつ、心の底では頼りにしているのだ。そしてこのほど到着したのが、そんな2人の関係性を切り取った、学校屋上での昼休みシーン。林田先生の登場シーンついて大友啓史監督は、「映画全体の緩急で言うと“暖”のシーンですが、そういうときにこういう言い方をされると救われるよね、という微妙なニュアンスを、うまく表現してくれている。彼に演じてもらうことで、とても豊かなシーンになったと感じています」と絶賛している。『3月のライオン』前編は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(cinemacafe.net)
2017年02月07日神木隆之介主演の映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の場面写真が7日、公開となった。同作は、漫画家・羽海野チカによる同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。今回明かされたのは、神木演じる主人公・零と、高橋一生演じる高校教師・林田が屋上で話をする2ショットシーン。いつも一人で屋上にいる零を気にかける林田が、カップラーメンを抱えて現れ、本音トークで話しかけるシーンとなる。メガホンを取る大友啓史監督は、「林田先生が登場するシーンは映画全体の緩急で言うと”緩”のシーン」と林田の役割を説明。「そういう時にこういう言い方をされると救われるよね、という微妙なニュアンスを、うまく表現してくれている。彼に演じてもらうことで、とても豊かなシーンになったと感じています」と、高橋の演技を称賛した。
2017年02月07日