私たち夫婦は第一子の誕生をとても楽しみにしていました。ベビー用品も買い揃えて臨月に入り、いよいよあとは出産を待つだけ!というとき、夫からまさかの発言が飛び出して……。 「予定日、有給とったから」臨月に入ったある日のこと。仕事が忙しく、以前からなかなか希望休の取れない夫が「出産予定日、有給とったから」とうれしそうに報告してきました。 有給を取ってくれたことはありがたかったですが、私は普通分娩で出産する予定。「予定日」とはいえ、その日に生まれてくるとは限らないことは夫もわかっていると思っていました。 ところが夫と会話をするうち、夫は子どもは必ず予定日に生まれるものだと思い込んでいるとわかったのです。 「予定日はあくまで目安だからいつ陣痛がくるかわからないよ」と説明したのですが、夫はまだ思い込みが解けないようで「医者が決めた出産予定日が変わるなんておかしいでしょ」と言うのです。 予定日以外は休めない!?その後、出産予定日は目安であって陣痛がいつ始まるかはわからないと繰り返し伝えると、夫はようやく理解したようで「そうなの?」と驚いた様子。 夫は過去に、友人から出産予定日の当日に子どもが生まれたと聞いたことがあり、子どもは出産予定日に確実に生まれるものなのだと思い込んでいたそう。 思い込みがなくなってひとまずホッとした私でしたが、ここで新たな問題が発生。夫曰く「無理を言って出産予定日に有給休暇を取得したから、ほかの日に陣痛がきても仕事は休めない」と言うのです。 出産という大きなイベントを前に、「予定日よりも前に陣痛がきたら頼りになるはずの夫がいないなんて……」と、私は目の前が真っ暗になりました。 わが子より大切な仕事って何?そこで、私はダメもとで「初めての出産で不安もあるから、陣痛が始まったら一緒にいて病院に送ってほしい。どうしても仕事を調整することができないの?」と素直な気持ちを伝えました。すると、夫は「出産の予定があるのでと有給申請をした手前、申請を取り消すのが恥ずかしいよ。それに他の人に仕事を振るのが申し訳ないから……」と言うのです。 気持ちはわかりますが、わが子より大切な仕事って何?と苛立ってしまった私。「恥ずかしいとかじゃなくて出産は私たちお互いにとって大事なものなんだから、有給申請は取り消してほしい」と言うと、夫は気持ちを汲んでくれ、後日、上司に相談してくれました。 夫によると、夫の有給申請を受けつけた上司は私の出産が計画分娩で、その日が出産日と決まっているのかと思っていたそうです。そして、私の出産が計画分娩でないことを知った上司は、陣痛や出産が始まったら可能な限り、夫の仕事を調整して会社から送り出してくれることになりました。 ちなみにその後、子どもが生まれたのは出産予定日から4日を過ぎた日で、たまたま仕事が休みだった夫に立ち会ってもらうことができました。 出産予定日に確実に子どもが生まれてくると思っていた夫にはとても驚きました。また、夫と出産時にどういう行動を取るか、前もって相談しておかなかったことを後悔しました。今後は大きなイベントを控えているときには、夫と事前にいろいろ話し合っておこうと思います。 著者/やん子作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年11月06日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:筝湖みう出産後にバレた夫の浮気出産を終えた主人公は、病院の外で夫と女性が抱き合っているところを目撃。主人公に気づいた夫は走って逃げてしまいました。ショックを受けながらも主人公が病院から自宅に帰ると…。そこには夫が待っていたのです。先ほどの女性と一緒にいた夫は「誤解を解きたい」と言いました。「謝罪にきた」と言う女性出典:愛カツイライラする主人公出典:愛カツそのハンカチ…出典:愛カツここでクイズ次の瞬間、ハンカチに覚えた違和感とは?ヒント!主人公はそのハンカチを見たことがありました。友達からもらった?出典:愛カツ正解は…正解は「夫が以前『拾った』と言っていたハンカチが、女性の所持品だったから」でした。夫がハンカチについて嘘をついていたことが発覚。主人公は再び夫に疑いの目を向けるのでした。(愛カツ編集部)
2023年11月04日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。 無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。 うまくできなくて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。 夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。 院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。 呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。 院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。 少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。 しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。 そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。その助産師さんたちに圧倒され、しおさんは衝撃を隠せませんでした……。 ◇◇◇ 院長から突然「産ませるか」と言葉をかけられたしおさん。呼吸などがうまくできずパニックになってしまったようです。事前にいきむ練習をしていたのに思うようにいかなかったら悔しくなってしまいますよね。初めてのお産はわからないことや、うまくできないことがあるのは自然なこと。あまり自分を責めすぎず、院長や助産師さんの言葉を信じて、もうひと踏ん張り、頑張ってほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月30日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。順調にお産は進んでいると思っていたのですが……。内診で院長から「子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていない」と言われ、不安が増します。そのとき、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術が入り、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになって……!? 心の準備ができていない なかなか麻酔を打ってもらえないと待ちくたびれていたしおさんでしたが、いざ麻酔がおこなわれるとなると、再び恐怖が襲いかかってきました。体に力が入るほどに緊張していた次の瞬間。 「はいっ終わったよ!」と院長が言いました。 なんとしおさんは、まったく麻酔の針の痛みを感じなかったのです。 無事に麻酔も効いてきて、しおさんがリラックスしていると、夫がやってきました。夫の顔を見ると、今まで張りつめていた糸が切れて涙が出そうになったしおさん。 ひと息つく間もなく、「子宮口が8cmまで開いてきている」と助産師さんに言われます。それと同時にしおさんは、赤ちゃんが下のほうに降りてきている感覚を覚えました。 その感覚になんとも言えない気持ち悪さを感じてしまったしおさんは、夫にテニスボールでお尻を押すように頼みます。 一度目はタイミングが合わずしおさんは「馬鹿野郎! 今じゃない」と夫に激怒。 次は、夫婦で息を合わせます。「さあ今だあああ」というしおさんの声と共に夫が勢いよくお尻を押したのでした。 ◇◇◇ テニスボールでお尻を押すタイミングが違うなどと、しおさんから注意をされてしまった旦那さん。わからないことばかりで緊張したり、戸惑ったりする場面もあると思いますが、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで、しおさんを支えてほしいですね。出産を共に乗り切ることで、夫婦の仲が一層深まっていくといいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月29日里帰り出産で、一時的にパートナーと離れることになる人もいるでしょう。そんなとき、パートナーの思わぬ一面に驚いてしまうことも…。今回は、里帰り出産から帰宅した女性のエピソードを紹介します。里帰り出産中の妻夫の様子を尋ねて…[nextpage title="__70DY+"]心強い夫!自宅に帰って愕然![nextpage title="w00j0K0c0_Y+0nN b…"]知らなかった夫の一面…しっかりしていると思っていた夫ですが、家の中は悲惨なことになっていたようです。頼りにしていただけに、主人公はショックだったことでしょう。これからは、夫婦で協力して家事や育児に取り組んでいけるといいですね…。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月20日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。前回の話に引き続き、出産を控えている女性のエピソードを紹介します。出産予定日の2週間前に、休みを取ってくれた夫ですが…。夫は家事をせずに、毎日ダラダラとした生活を送っていました。ある日、夫は飲み会に行こうとしていたのです。出産予定日が近いのに…夫が逆ギレ!?妻の話を聞かず…朝帰りをした夫喧嘩が増えて…出産予定日の1週間前に、飲み会へ行ってしまった夫。主人公が飲み会をとめましたが、朝帰りをしてきた夫と喧嘩する事態に…。妻への気遣いを忘れず、出産に向けた準備をしていきたいですね。作画:正行原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月20日皆さんは、無断駐車に困らされたことはありますか? 今回は「自宅の駐車場に無断駐車された話」とその感想を紹介します。駐車場に見知らぬ車主人公が、外出先から帰宅したときの話です。自宅の駐車場に見知らぬ車がとめられていました。運転手の態度に絶句出典:lamireナンバーを見ると黒ナンバーだったので「宅配かな?」と思う主人公。しかし、宅配業者の姿は見当たりません。どうやら主人公の駐車場に車をとめ、近隣に配達しているようでした。車の持ち主が帰ってくるまで、主人公は待機する羽目に。しばらくすると運転手が戻ってきて「あっこんにちはー!」と言ってきました。悪びれる様子もない運転手の常識のなさに絶句する主人公でした。読者の感想空いているからといって、自宅の駐車場に勝手に車を置いてどこかに行ってしまうなんてマナーが悪すぎますよね。もしかすると気づかなかっただけで今までも駐車されていたのかもと思うと気分が悪いので、二度としないよう注意したいと思いました。(40代/女性)他人に駐車場を使用されるのはとても困りますよね…。悪びれる様子もないので、日ごろから無断駐車を繰り返しているのかなと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年10月10日私が第2子の娘を出産するため、里帰りをしたときのことです。第1子である息子を連れ、3カ月ほど実家に帰省しました。その期間中、自宅には夫ひとりきり。3カ月後、出産を終えた私が久しぶりに自宅に戻ると、部屋に何とも言えない違和感があって……。 掃除が苦手な夫もともと夫は普段から掃除をきちんとするタイプではありません。私は第1子の息子を出産するときも里帰りをしたのですが、そのときも自宅に夫をひとり残したら、次に私が帰ってきたときには部屋がめちゃくちゃになっていました。 その経験から、私は「今回こそはきちんと掃除しておいてよ! 次に帰ってきたときに部屋が汚かったら許さないからね!」と夫に何度も何度も念押ししてから里帰り出産に出発したのです。 その甲斐あってか、私が第2子の娘の出産を終えて自宅に戻ってきたとき、部屋は想像以上にきれいに保たれていて感動しました。しかし、部屋に入った瞬間、私は何とも言えない違和感を覚えたのです……。 違和感の正体は?何とも表現しがたい感覚を抱いた私は、夫に「誰か家に入れた?」と尋ねました。 すると、夫は「この前、うちの親父が遊びにきてそのまま泊まっていったよ。言ってなかったっけ?」と答えたのです。もちろん私はそんなこと聞いておらず初耳です。 「私に断りを入れず勝手にお義父さんを家に上げたのか……」と心の中でため息をつく私。しかし、私がもっと気になったのは別のところでした。実は、わが家にはお客さん用の寝床がないのです。 「泊まりにきたって……お義父さんはどこに寝たの!?」 まさか家族用のダブルベッドに寝てもらったということなのか。お願いだから否定してくれ……!と祈りながら夫に尋ねました。 ウソでしょ…「ダブルベッドは使ってないよ」となだめるように夫が答え、私はホッとしました。しかし、次の瞬間に衝撃の事実が判明。私が「じゃあどこで寝てもらったの? リビングのソファとか?」と聞くと、夫は「親父にはシングルベッドを使ってもらったよ」と言うのです! わが家にはダブルベッドとシングルベッドが1つずつあります。今回の里帰りで第2子の娘を出産する前は、ダブルベッドに私たち夫婦と第1子の息子の親子3人で寝ており、シングルベッドは一度も使用していません。なぜなら、シングルベッドは今後、私と娘が2人で寝るために購入したものだからです。それなのに、夫は私に無断でシングルベッドを義父に使わせのです……。 私が潔癖なのかもしれませんが、正直、家族とはいえ私と娘が使う予定だった未使用のベッドを義父に先に使われ、とてもガッカリしてしまいました。 「そんなに気にしなくてもいいと思うけどな」と、夫にはいまいち私の気持ちが伝わっていませんでしたが、新しいシーツを購入することで事態は収まりました。夫には「今後、誰かを家に上げたり泊まらせたりするときには事前に相談してね」と話しています。 著者/都うめこ作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく
2023年10月08日皆さんは、無断駐車で悩んでしまったことはありますか? 今回は「自宅の駐車場に無断駐車された話」とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。自宅の駐車場に無断駐車主人公は、目の前に駐車場がある一軒家に住んでいます。ある日、外出先から帰宅した主人公が車をとめようとすると…。知らない車がとまっていたのです。出典:lamireナンバーを見ると、黒いナンバーだったので「宅配かな?」と思う主人公。しかし近くに宅配業者はおらず、主人公の家には何も配達されていません。どうやら我が家の駐車場に車をとめて、近隣に配達に行っているようなのです。主人公は車がとめられず、自宅前で待機する羽目に…。しばらくすると、車の運転手が「あっこんにちはー!」と悪びれる様子もなく現れました。あまりのマナーの悪さに、びっくりする主人公なのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?注意する今回たまたま帰ってきたときに車があったので無断駐車に気づきましたが、もしかすると毎日のように使われているかもしれません。車の所有者にしっかりと注意し、不在中だとはいえ二度と自宅の駐車場に無断駐車しないようにしてもらったほうがよいでしょう。(40代/女性)管理会社に報告する主人公の駐車場に勝手にとめられていることを、管理会社に報告しておいたほうがいいと思います。何かトラブルがあった場合、主人公に責任が問われたら大変なことになってしまうのでリスクは避けるべきですね…。(30代/女性)今回は無断駐車されたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2023年10月06日私は里帰り出産をしました。実母は私の妊娠がわかってから大変喜んでくれ、出産を心待ちにしてくれていました。しかし、普段から家事を嫌う実母は特に料理が苦手で、私の産後の肥立ちを考え栄養バランスの良い食事を作ることや、頻繁に汚れる孫の肌着の洗濯などが重荷になっていったようでした。 日に日にイライラしていく実母産院から退院して3日を過ぎたころから実母の様子が変化していきました。家事をするたびにため息をつくのです。私は出産時に会陰切開をしていて、座ったときに特に痛みがあり、退院後も続いている状態でした。実母にすべて頼ってしまって申し訳ないと思いましたが、なかなか自分の思うように体を動かすことができなかったのです。 実母は私や孫の世話で疲れてしまったのだろうと思い、その後は自分でできることは自分ですることにしました。しかし、外出はまだ控えていたため、買い物は引き続き実母にお願いしていたのですが、それも負担だったようです。実母から買い物が大変だと毎日のように言われるように……。 今は実母に甘えていいの?生後1カ月を過ぎたころに、保健師さんの新生児訪問が実家でおこなわれることに。わが子は順調に成長していると話があり安心したのですが、保健師さんから「産後を実家で過ごせるのはとても恵まれている。自宅に戻ったら家事・育児で忙しくなるから、今のうちにお母さんにたくさん甘えなさい」と言われ、実母はその会話を笑顔で聞いていました。また、保健師さんは実母に「娘さんとお孫さんのお世話は大変だと思いますが、お任せしますね。お母さんがいれば私たちも安心です!」と言っていました。 早く自宅に帰ってほしいと言われ…保健師さんから言われた「今のうちにお母さんに甘えなさい」という言葉が気になっていました。現状、私は甘えることができないのです。実母が疲れないようにできるだけ家事をしていたので、私もどんどん疲れていきました。そのうちに、わが子も泣く頻度が増え、私は1日中抱っこすることが増えていきました。そして、実父から「母さんがおまえたちの世話でとても疲れている。早く自宅に帰ってほしいと言っている。母さんがおまえに面と向かって言えないから俺から言った」と告げられたです。 果たして実母の本心は?正直ショックを隠し切れませんでした。そして、同時にそれは実父からではなく、実母から直接話してほしかったと思いました。その後、実母と話をすることに。実母は「父さんは母さんを気づかって言ってくれたけど、まだ実家にいていいのよ」と言うのです。 しかし、実母の本心としては、きっとかなりの負担があったのではないかと思います。そのため、私は産後1カ月が過ぎたころ、自宅に戻ることにしたのです。 里帰り出産は、実家で気兼ねなく心身共に休めるものだと思っていました。しかし、私が年齢を重ねた分、実母も年齢を重ねたということ。実家への滞在中、実母の体力が以前よりなくなっていると感じました。今後、子どもの世話などで実家を頼りたくなることもあると思います。そのときは、実家によく相談をして、無理のない範囲でお願いしたいと考えています。 イラストレーター/まっふ 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2023年09月25日皆さんは、無断駐車に悩んでしまったことはありますか? 今回は「自宅前に無断駐車をされた話」とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:どてらいぬ自宅前の無断駐車に悩む主人公は、いつも同じ車が自宅前に無断駐車することに悩んでいました。ある日、いつものように無断駐車されているのを見つけた主人公。「誰の車なんだろ」と見ていると、ちょうど隣人が家から出てきます。隣人宅には友人が来ており「今日はありがとう」と帰るところでした。出典:lamireなんと無断駐車をしていたのは、隣人の友人だったのです。主人公は「せめて一言ほしいな」と、隣人の迷惑行為に困惑するのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?隣人にそれとなく注意自宅前に無断駐車を繰り替えされると、出入りなど何かと不便ですし事故の危険性もあるのでとても困りますよね。でも隣人に強く注意してトラブルに発展するのはもっと困るので、それとなく車を移動してもらえるように伝えるのがよいでしょう。(50代/女性)管理会社に連絡するこのようなことが続く可能性もあるので、しっかり注意すべきです。管理会社に連絡して、注意喚起してもらうのがスムーズだと思いました。(30代/女性)今回は無断駐車をされたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(lamire編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年09月21日このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじNICU(新生児集中治療室)に入っていた赤ちゃんと再会し、生まれてきてくれたことに感謝する。数日後、無事に母子ともに退院。夫が何度も市役所に足を運んでくれて、約2ヶ月後に出生届が受理されたのでした。■産院と陣痛タクシーに感謝■出産は予想通りにはいかないコロナ禍の出産ということもあり、先生や看護師さんには1ヶ月検診のときにお礼を渡しました。陣痛タクシーの方には会うことができずにいたのですが…、お礼のメールを送ると返信が!自宅出産で頭が真っ白になっていた私。陣痛タクシーの方が救急車をすぐ呼んでくれて…、感謝しかありません。娘も無事1歳を迎えることができました。たくさんの方たちが出産に関わって助けてくれたおかげです。妊娠中「あれ?」と思うことがあれば産婦人科へ行ってください。赤ちゃんを守れるのはお母さんだけだと思うのです。長い間読んでくださり、ありがとうございました。本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年09月08日このお話は作者ようみんさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ玄関を開け、陣痛タクシーの運転手に状況を説明すると、運転手が救急車を呼んでくれることに。そして産院にも連絡。自宅で出産したことを伝えると、看護師さんに「すぐに先生におつなぎします!」と言われ…。■産院も混乱…!■赤ちゃんが…!出産したことを産婦人科に連絡しました。先生に電話をかわってもらい玄関で出産したことを伝えると、先生は病院の玄関に向かってしまいました…。先生もかなりびっくりしていたようです。すみません…!そして、なかなか赤ちゃんが泣かないことを伝えると…!?次回に続く「1歳息子と2人きりの自宅出産」(全20話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年08月28日帝王切開が決まっていた第4子の出産。長男と第4子は15歳差で、長男にとって大事な中総体の試合が終わってから出産の予定でした。ところが予定より早く陣痛がきてしまい、まさかの試合前日に出産することになってしまったのです。「今から出産になりました!」と送った長男の部活のグループメッセージで、感動の涙を流すことに……。 まさかの緊急帝王切開に!わが家には4人の子どもがいますが、長男と次男は15歳差。サッカー部の長男が、中学3年の大事な市の中総体の試合を控えていたとき、私は第4子である次男を妊娠中で臨月を迎えていました。 出産は、第3子で逆子がなおらず帝王切開をしていたため、今回も帝王切開する予定でした。帝王切開の予定日は、長男の試合が終わってから1週間後。長男の部活の役員をしていた私は、妊婦なりにできる仕事をおこない、試合を楽しみにしていました。 ところが試合前日、まさかの陣痛がきてしまい緊急手術に……。手術が決まり、すぐに部活のグループメッセージに「今から出産になりました!」と送信。役員のみなさんからの励ましと、「長男くんのことは心配しなくていいからね!」という言葉に、安心して出産に臨むことができました。 見に行けなかった、長男の大事な試合入院当日に手術し、無事出産することができました。ただ、帝王切開だったため、すぐに動けず、残念ながら長男の試合には行けなくなりました。ずっと見たかった試合。夫が見に行ってくれていましたが、結果を待ってソワソワしていると、ママ友から動画が送られてきました。 長男の試合の動画と、優勝して仲間とゆりかごダンスをしている動画でした。動画を見ながら涙があふれ……。私は、ひとり病室で、何度も動画を見ていました。優勝したため、1カ月後の大会に進出! 試合当日は家族みんなで応援しに行くことができました。 サッカー部のマネージャーをしていた長女はベンチで観戦していたため、試合会場では、ママ友が生まれたばかりの次男を見ていてくれました。おかげで私は、3歳の次女とゆっくり試合を観戦。他にも私が動けないときには長男の送迎を手伝ってくれて、ママ友には本当に感謝しかありませんでした。 長男は部活を通して良い仲間とめぐり会えましたが、私も素敵なママ友と出会えて本当によかったです。子どもの人数分、たくさんの方と出会う機会がありますが、役員などで仲良くなれることがあるので、できる範囲で参加するようにしています。長男が中学校を卒業した今でも、ママ友とは仲良くさせてもらっています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさとイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年08月27日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言出産直前に妻が知らない男の名前を叫んだ結果主人公が義母とともに妻の出産に立ち会っていたときの話です。かなり苦しそうにいきむ妻を、主人公は何度も励まし続けていました。別の男の名前を叫ぶ妻出典:モナ・リザの戯言朦朧とした意識のなか、妻が叫んだのは見知らぬ男の名前…。その事実に主人公は言葉を失います。問題さあ、ここで問題です。妻が叫んだ名前の人物とは誰でしょうか?ヒント妻は主人公に黙っていることがあるようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「元カレ」でした。たまたま街で会って1回だけ相手の誘いにのったと言う妻。妻は後悔しており「ごめんね…」と謝罪しますが、主人公は「嘘だろ…」と唖然とします。その後、ひとまずDNA鑑定をすると、幸い主人公の子どもであることが判明。主人公は妻の過ちを水に流すことにしますが…。その後、元カレとの関係が続いていることを知り、離婚を言い渡したのでした。出産中は何が起こるかわからないいろいろな意味で何が起こるかわからない出産。妻の発言に振り回され、結局は離婚することになってしまい残念でしたね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです
2023年08月24日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「里帰り出産中に受けた、自宅隣人からのクレーム」を紹介します。杏子(きょうこ)は、夫の文人(ふみと)と娘の愛(あい)との3人家族。最近隣に引っ越してきた梨花(りんか)は5人家族で、小学生の息子が3人います。とてもにぎやかな様子で、杏子は羨ましく思っていました。そのうち、3歳の娘にも妹や弟ができたらいいなと思っていたところ……。 お隣ママと仲良く過ごす日々。そして…お隣の梨花は杏子のかかりつけの病院で働き出し、またアレルギー持ちの子どもを持つ母親同士ということもあって、急速に2人は仲良くなっていきました。連絡先を教え合い、情報交換などを頻繁にしています。また、子どもがいるとなにかとご近所には気を遣ってしまいますが、お互いさまということで気楽に付き合える関係になっています。 それから3カ月。ついに杏子のもとに、ふたたびコウノトリがやってきました。文人と杏子は喜びますが、どうしても1人目のときの大変さを思い出してしまいます。2人育児はもっと大変だろうなと思うと、不安で不安で。そこで、文人は里帰り出産を提案します。 賛成する杏子ですが、心配は娘・愛のこと。杏子の実家には猫がいて、アレルギーのある愛は長期間実家で過ごせません。また、保育園を長く休ませることも懸念事項でした。それならばと、文人が自宅で愛の面倒を見ることにしたのです。愛を任せることに不安がないといったら嘘になりますが、杏子は思い切ってひとり里帰りすることにしました。 隣人からのありえないクレームある夜のこと。突然、梨花から杏子のもとに連絡が入りました。「こんな夜中に小さな娘さんをひとりにするなんて…… 」「親として最低です、警察に連絡します」「え、待って、夫は? 」意味不明な内容に杏子は驚きつつも、梨花から状況を確認し、すぐに行動を起こしました。聞いたところ、最近は毎晩のようにママを探して泣き叫んでいるというのです。駐車場を見ると車もない。梨花は、杏子と文人が娘を放ってどこかへ出かけていると思ったのです。 そこでさっきのクレームとなったわけですが、杏子が里帰り出産の話を出すと「あ!すっかり忘れていた」と梨花。ならば、文人はどうしたのかという話になり……。杏子が何度か電話をかけてみたのですが、全然出ず。もう夫は頼りにならないため、自宅から4時間の実家から駆けつけることに。 信用できる関係性を育みたい…ようやく連絡がついたとき、夫のいた場所といえば…… ホテル。浮気ではなく、そういうサービスを利用しただけ。そう言い訳をする文人に、杏子は開いた口がふさがりませんでした。愛を寝かせてから出かけたし、食事も食べさせていたと偉そうに言いますが……。 3歳の子どもを放って出かけるなんて、どうかしている! 何かあったらどうするつもりだったのか。愛が毎晩大声で泣き叫ぶ羽目になったのは、全部文人のせいなのに。杏子は文人に強い不信を感じ、即離婚を決めました。 現在、文人と杏子親子は養育費と慰謝料だけの関係になりました。しかし、今でもお隣さんの梨花とはずっと仲良くしています。子どもを預かってもらったり、一緒に遊びに出かけたり。我が子以外にも愛情を持って接してくれます。本来なら、夫ともそういう関係性を築きたかったのですが…… 。家族であろうと、友だちであろうと、信頼できる関係性を育み、ともに協力して子育てしたいものですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年08月20日主人公のゆかさんは、夫と長男・あっくんと長女・おとちゃんの4人家族。第2子のおとちゃんは自宅で生まれました。出産は命がけでまさに奇跡。これは私たち家族に起きた本当にあった出来事です。ゆかさんは自宅で出産してしまい、救急車で病院へ搬送されることに。しかし、大量に出血しているゆかさんは急激な寒気に見舞われ、頭がもうろうとします。その様子を見たあっくんは……!?やっと病院に到着! はたして赤ちゃんとゆかさんは……!? これって…やばい感じ? 救急車に乗せられたゆかさんですが、ものすごい寒気に襲われ、意識がもうろうとしながら危機を感じていました。 その様子を見ていたあっくんは「ママ……死んじゃうの……?」 と心配になります。 病院に到着したときゆかさんは意識を失っていました。夫とあっくんは、処置が終わるのを待っていましたが、元気でかわいい赤ちゃんの様子を確認でき安堵……。 そのころ、ゆかさんはまだ意識が戻っておらず、子宮に胎盤が残っていたため摘出の処置がおこなわれようとしていました。 生命の誕生はまさに命がけ。夫やあっくんは待つことしかできないかもしれませんが、それもゆかさんにとっては大きな力になるはずです。医師や助産師さんも頑張ってくれているので、ゆかさんの回復を信じて待っていたいですね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター えなり
2023年07月20日第2子出産予定日前日の朝、おしるしを確認したゆかさん。その後チクチクとしたおなかの痛みが出てきますが、ゆかさんは「陣痛ではなさそうだな……」と思っていました。しかし、夜になっても痛みは続き、病院からは「病院に来るように」と言われます。ゆかさんは、陣痛タクシーを待ちながら病院へ行く準備をしていましたが、そのとき激しい痛みに襲われ、破水。なんとゆかさんは、救急隊が到着する前に自宅で出産したのです。赤ちゃんは無事に泣いてくれましたが、ゆかさんは大量に出血しており、意識が朦朧(もうろう)としていました。救急隊の到着に安堵したのも束の間、ゆかさんはさらなる困難に直面してしまい……。 「そんな…どうして!?」搬送先の病院が見つからない!? 救急隊が到着し、ゆかさんと赤ちゃんを病院へ搬送するための手配をします。しかし、なぜかかかりつけの病院とは連絡がとれず、さらに別の大きい病院からはまさかの受け入れ拒否……。 意識がもうろうとするゆかさんでしたが、夜間の電話番号と一般の電話番号が違うことを思い出し、夫に自分の携帯からかけてもらうことに。すると、ゆかさんが思ったとおり、夜間の電話番号にかけるとかかりつけの病院と連絡が取れ、受け入れ許可が出ます! すぐさま救急搬送の準備にとりかかる救急隊員。その最中、担架に乗せられたゆかさんは急激な寒気に襲われるのでした。 病院によっては時間帯や休日などで電話番号が異なり、救急隊もそれを把握していない場合もあるのですね。 ゆかさんがもし意識を失ってしまっていたら、かかりつけの病院はもちろん受け入れ先の病院を探すのにももっと時間がかかったかもしれません。 出産の緊急時は妻自身が電話できない場合もあるので、パートナーや身近な存在の人にも病院のシステムを共有しておくようにしたほうがいいですね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター えなり
2023年07月19日主人公のゆかさんは、夫と長男・あっくんと長女・おとちゃんの4人家族。第2子のおとちゃんは自宅で生まれました。そんなゆかさん家族の壮絶な出産エピソードをご紹介します。第2子出産予定日前日の朝、おしるしを確認したゆかさん。その後チクチクとしたおなかの痛みが始まりますが、ゆかさんは「陣痛ではなさそうだな……」と思っていました。しかし、夜になっても痛みは続き、ゆかさんは病院に電話。すると、病院からは「病院に来るように」と言われました。ゆかさんは、陣痛タクシーを待ちながら病院へ行く準備をしていましたが、そのとき激しい痛みに襲われ、破水をしてしまいました。夫が救急車を手配し到着を待っていると、さらに最上級の痛みに襲われ、ゆかさんはついに……!? 「ムリー! 出るー!」今から救急車来るのにどうしよう! 救急車の到着を待っていたゆかさん。しかし、痛みに耐え切れず力が入り、赤ちゃんの頭が出てきてしまいました。 驚いたのも束の間、ゆかさんは再び激しい痛みに襲われ、ついに赤ちゃんが誕生!夫はすぐに救急隊に状況を報告し、赤ちゃんの泣き声を確認します。 無事に赤ちゃんが誕生し安堵しながらも、ゆかさんの多量の出血に夫はアタフタ。 そしてゆかさんは、救急隊が到着したことに安心するのでした。 自宅で出産するなんて、予期せぬ事態だったでしょう。自宅で生まれそうなとき、生まれてしまったとき、どのように対処すればいいのでしょうか。助産師さんからは次のように教えていただきました。 まずは「自宅で生まれそうな場合」。産院に電話し状況を説明して、指示を仰ぐことが第一。その際に、救急車を要請や電話繋いだままになどと指示があるそうなのでそれに従ってください。また出産場所を整えるために、洗濯したバスタオルをたくさん準備し、室温を上げる必要があるそう。そして、ここでの注意点は、室温が低く赤ちゃんが生まれたあと低体温になったり感染の可能性が考えられるトイレやお風呂場に行くことはNGだそうです。 次に「自宅で生まれてしまった場合」ですが、可能であれば、時間を確認(出生時間)し、赤ちゃんの顔をタオルで拭き、呼吸を促します。泣かない場合は、やさしく背中をさすったり、足の裏を叩いたりといいそう。(産院に連絡)その後、赤ちゃんに付着している血液や羊水を乾いたタオルで抑え拭きしてから、きれいなバスタオルでくるむ、またはママの胸をはだけさせて裸の赤ちゃんをうつ伏せにして抱っこして、(その際、顔は横向き)その上からタオルケットなどをかけるとよいとのことでした。(その際は胎盤より赤ちゃんは高い位置に抱っこし、臍の緒は切らない) イレギュラーな事態では、まず何をすればいいのか不安になってしまいますよね。上記のような準備は理想ですが、瞬時にはおこなうのは難しいかもしれません。まずは落ち着きつくことを第一に意識し、病院からの指示に従えるようにしたいですね。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター えなり
2023年07月18日今回は、産後の育児エピソードを紹介します。女性は、出産を終えて家に帰ってきました。不慣れな子育てに、奮闘しているようです。子どもの誕生!出産を終えて…子どもを寝かせると…ミルクの時間子育てって大変…義両親が来る!?産後は、自分の体が本調子ではないのと、育児にも慣れていないので毎日が大変ですよね。義両親が訪ねてくるようですが、この後どんな展開が待っているのでしょうか…。作画:大野はな原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月15日皆さんは、出産現場に立ち会った経験はありますか?今回は「立ち会い出産で外国人の子が生まれた」を紹介します。イラスト:じゅんエピソード:サレ夫@立ち会い出産で外国人の子が産まれた。▶漫画家HP▶原作者Instagram妻との幸せな結婚生活主人公は20代の会社員。2つ下の妻と結婚し、幸せな生活を送っていました。結婚して1年ほど過ぎたころ、妻が妊娠し、主人公は大喜び。ところが妻はなぜか曇った表情を浮かべています。さらに、突然英語の勉強を始めた妻に、なんとも言えない違和感を覚えた主人公。そんなとき、妻の陣痛が始まり、いよいよ出産を迎えることに…。ついに産まれた!出典:Instagramついに子どもが産声を上げ、主人公は嬉しくて天にも昇る気持ちになりました。ところが、産まれてきた子どもは明らかに外国人の姿をしていたのです。「俺の子じゃない…!?」とショックで呆然としてしまう主人公。その後、これまでの違和感を思い出した主人公は、妻が外国人と浮気していたことに気づいて絶望するのでした。幸せなはずが…妻の裏切りを知り絶望してしまった主人公。主人公の気持ちを考えると胸が痛くなるエピソードでしたね。※本文中のエピソードは投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月13日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を出してあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんは「ひとりでよく頑張ったね」とほめた直後に、「次は……わかってるわよね……」と続け、水無月さんは反省するのでした。市役所に電話し、胎盤が出てから産院に行ったことを話した水無月さん。折り返しの電話で告げられたのは、出生届とともに提出しなければならない書類があるということでした。メモを取りながら聞いていたものの、あまりの必要書類の多さにびっくりしてしまった水無月さん。同時に、「もっと早く産婦人科に行っていたら……」「陣痛タクシーを呼んでいたら……」と後悔するのでした。その次の日、ついに水無月さんは赤ちゃんと面会できることになり……!? 生まれてきてくれて本当にありがとう… ※検診→正しくは「健診」 市役所職員から、出生届の期限内、つまり14日以内に必要書類をできるだけ用意して提出してくださいと告げられた水無月さん。必要書類の多さにため息をつきつつ、夫に連絡するのでした。 次の日、赤ちゃんの検査が終わり、午後から面会できることに。小ささとかわいらしさに感動しながらも、水無月さんは「こんなお母さんでごめんね……」と思わずにはいられません。そしてその1週間後、水無月さんと赤ちゃんは無事退院するのでした。 水無月さんの退院後、夫は何度も市役所へ。聞き取り調査など、すべてが終わって出生届が受理されるまでかかった期間は、なんと約2カ月。退院した水無月さんは産院の医師や助産師、救急車を呼んでくれた陣痛タクシーの運転手にお礼を伝えるのでした。 月日は流れ、自宅出産で生まれた娘、ゆうかちゃんも無事1歳を迎えました。何が起こるかわからない出産。家族が笑って過ごせるのも、たくさんの人が自身の出産に関わり、助けてくれたおかげだと水無月さんは振り返ります。 水無月さんにも、娘のゆうかちゃんも無事で本当によかったですね。水無月さんの言う通り、出産は何が起こるかわかりません。自分の判断で「大丈夫だ」と決めつけず、違和感を抱いたら、早めにかかりつけの産院へ相談すると安心ですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月11日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅出産後、産院の分娩室で処置を受けながら、医師は「よくひとりで頑張ったね」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。赤ちゃんは低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、黄疸が出やすくなる可能性や感染症の詳しい検査があると告げられます。水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから……」と自責の念にかられます。出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を書いてあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんに言われた通り、市役所に電話する水無月さん。折り返しの電話で告げられた内容とは……!? 私がもっと早く産婦人科に行っていたら… ※出産届→正しくは「出生証明書」。出生届(用紙の左側部分)は子どもの父母が記入。出生証明書(用紙の右側部分)は出産に立ち会った医師または助産師が記入します。 市役所に電話し、胎盤が出てから産院に行ったことを話した水無月さん。折り返しの電話で告げられたのは、出生届とともに提出しなければならない書類があるということでした。 わかる範囲で記入した出生届・出生証明書、搬送証明書、へその緒を切った救急隊員の記述書、水無月さんが妊娠しているとわかる写真、生まれた赤ちゃんが水無月さんの子どもだと証明できる写真、出産当日の様子を詳しく書いた経緯書、産院で産後の処置をした医師の証明書、母子健康手帳……このすべてが必要書類。メモを取りながら聞いていたものの、あまりの必要書類の多さにびっくりしてしまった水無月さん。同時に、「もっと早く産婦人科に行っていたら……」「陣痛タクシーを呼んでいたら……」と後悔するのでした。 水無月さんのように産院から出生証明書を書いてもらえなかった場合、出生届とともに必要書類を提出することが一般的です。ただし、必要書類は出産の状況や市区町村によって異なるため、電話や役所の公式ホームページにて確認しましょう。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月10日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。倒れてしまった水無月さんが気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんは大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのでした。産院の分娩室で、血圧と心拍のモニターをつけることになった水無月さん。会陰裂傷を縫うために、医師がやってきます。「よくひとりで頑張ったね……」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。そんな医師の言葉に、水無月さんの涙は止まらなくなってしまうのでした。赤ちゃんは低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、臍の緒に繋がれていた時間が長かったため、黄疸が出やすくなる可能性もあるということでした。加えて、医師からは感染症の詳しい検査もすると告げられます。水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから…」と自責の念にかられます。その翌朝、助産師さんから衝撃の言葉が……!? 出生証明書がもらえない!? ※出産届→正しくは「出生証明書」。出生届(用紙の左側部分)は子どもの父母が記入。出生証明書(用紙の右側部分)は出産に立ち会った医師または助産師が記入します。 出産当日、赤ちゃんと息子が心配であまり眠れなかった水無月さん。翌朝、助産師さんから「産院では出生証明書を書いてあげられない」と、衝撃の事実を告げられます。水無月さんのケースでは、産院に到着する前に胎盤まで出てしまうと、分娩後に来たと見なされ、その産院で産んだことにはならないそう。 助産師さんによると、その産院で胎盤が出てから来た妊婦さんは水無月さんが初で、市役所への確認が必要とのこと。助産師さんは「本当によく頑張ったね」とほめた直後に、「次は……わかってるわよね…」と続け、水無月さんは反省するのでした。 生まれた子どもの戸籍を取得するには、役所への出生届が必要です。その届出の際には、医師や助産師が作成した出生証明書も必要になります。救急隊員の前で赤ちゃんや胎盤が出てきた場合は、救急隊員に書いてもらえることもあるようですが、水無月さんはいずれにも当てはまりません。水無月さんと同じような状況になってしまった場合は、提出先の役所へ早めに確認することをおすすめします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月09日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅で出産後、突然の痛みに「もう1人生まれる?」とパニックになりますが、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、水無月さんは安心からかその場に倒れ込んでしまいます。水無月さんが気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんは大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのですが……!? 本当によく頑張ったね 産院の分娩室で、血圧と心拍のモニターをつけることになった水無月さん。会陰裂傷を縫うために、医師がやってきます。医師は「なんでもっと早く来なかったの!」と言いながらも、「よくひとりで頑張ったね……怖かったでしょ……」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。そんな医師の言葉に、水無月さんの涙は止まらなくなってしまうのでした。 そこへ、赤ちゃんの様子を伝えに助産師さんがやってきました。低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、臍の緒に繋がれていた時間が長かったため、黄疸が出やすくなる可能性もあるということでした。加えて、医師からは感染症の詳しい検査もすると告げられます。 水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから……」と自責の念にかられてしまいます。赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)に入ることを告げた助産師さんは、水無月さんのスマホを借りて、ある写真を撮ってきてくれました。そこには夫とかおるくん、そして生まれたての赤ちゃんの姿がありました。 生まれてすぐにNICUに入ることになった水無月さんの赤ちゃん。助産師さんが赤ちゃんの写真を撮ってきてくれたことで、水無月さんの不安もいくらか和らいだのではないでしょうか。十分な準備のないままに自宅出産をすると、母体にも赤ちゃんにも危険が及ぶ可能性も。自宅などで予期せぬ出産となってしまった場合は、必ず救急車を呼ぶようにしましょう。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年07月08日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅で無事に生まれてきた赤ちゃんをキャッチした水無月さん。赤ちゃんの体を冷やさないようにバスタオルでくるみ、トントンすると、ようやく赤ちゃんは小さな声で泣き始めました。駆け付けた陣痛タクシーの運転手さんは、水無月さんたちの様子を見て驚いたものの、すぐに救急車を手配してくれることに。水無月さんが産院に連絡すると、助産師さんもびっくり。慌てた様子で、医師に電話を繋ぐのでした。一度泣いたあと、なかなか泣いてくれない赤ちゃんに不安を覚える水無月さん。産院の斎藤医師から「とりあえずは大丈夫」と言われて、ほっとします。ところが、救急車が到着するまでもう少しというところで、謎の痛みに襲われることに……。パニックになった水無月さんは……!? き…救急車キタ―――――!! 突然の痛みに、「もう1人生まれる?」とパニックになる水無月さん。しかし、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。 ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、水無月さんは安心からかその場に倒れ込んでしまうのでした。 通常、出産後に胎盤が剥離し、数分~30分程度で娩出するそうです。胎盤が出てこなかったり、一部が子宮内に残ってしまったりしていると、出血や感染の原因になることも。自宅で出産した後も、赤ちゃんだけでなく母体のほうも病院でしっかりと診てもらう必要があるのです。予期せぬお産に疲れ切った水無月さん。まずは管理が行き届いた病院でしっかり診てもらい、ゆっくり休んでほしいですね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月30日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。1人目の出産時、陣痛間隔が狭まるまで病院に受け入れてもらえなかった経験から、今回は陣痛をギリギリまで我慢してしまいました。本格的な痛みに「やばい」と感じた水無月さんは、夫の帰りを待つのをやめ、陣痛タクシーに連絡することを決意します。動けるうちに荷物を運び、陣痛タクシーを玄関で待機しようとする水無月さんですが、立ち上がろうとした瞬間に破水してしまいます。破水から間もなく、激痛に見舞われる水無月さん。泣き叫ぶかおるくんの手を握ってなだめながら、赤ちゃんが出てきてもいいよう、タオルを床に重ね、その上に四つん這いになります。「全部出る!!」と感じた瞬間にかおるくんの手を離し、片手で赤ちゃんをキャッチすることに成功。我に返り、すぐに産院へ連絡を入れますが……!? よ…よかった! 泣いてくれた… 無事に生まれてきた赤ちゃんをキャッチした水無月さん。赤ちゃんの体を冷やさないようにバスタオルでくるみ、トントンすると、ようやく赤ちゃんは小さな声で泣き始めました。 駆け付けた陣痛タクシーの運転手さんは、水無月さんたちの様子を見て驚いたものの、すぐに救急車を手配してくれることに。水無月さんが産院に連絡すると、助産師さんもびっくり。慌てた様子で、医師に電話を繋ぐのでした。 特別な講習を受けている陣痛タクシーの運転手さんや、産院の助産師さんも、自宅出産には驚いたようです。しかし、無事に赤ちゃんが出てきても、泣くまでは気が抜けませんよね。水無月さんはテレビで見たことを思い出し、適切に対処しています。事前に知識を仕入れることも大事ですが、何より予期せぬ事態にも冷静に対処できるよう、心づもりをしておくことも大切だと感じますね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月28日消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。はじめての出産時に、看護師さんから「規則的な子宮収縮が10分以下になったらまた来てください」と言われた水無月さん。その経験から、2人目を妊娠した際、夫と話し合って計画無痛分娩できる産院で出産することに。妊娠38週目に入ったものの、陣痛の兆しもなく息子のかおるくんと就寝。翌朝起きると、おなかにチクチクとした痛みを感じます。1時間続く痛みに不安を覚え、念のため勤務中の夫にメッセージを送るのでした。陣痛の可能性を感じた水無月さんですが、初めての出産時の経験から、親友のA子さんに産院への連絡を促されるまで連絡しないでいました。産院から「一度来てください」と言われたものの、陣痛タクシーを使わずに、夫と一緒に行こうと帰りを待つことに。しかし、どんどん痛みが増して、ついに……!? いま…破水した!? 1人目の出産時、陣痛間隔が狭まるまで病院に受け入れてもらえなかった水無月さん。その経験から、今回は陣痛をギリギリまで我慢してしまいました。本格的な痛みに「やばい」と感じた水無月さんは、夫の帰りを待つのをやめ、陣痛タクシーに連絡することを決意します。 動けるうちに荷物を運び、陣痛タクシーを玄関で待機しようとする水無月さんですが、立ち上がろうとした瞬間に破水してしまいます。予期せぬ自宅での破水に、水無月さんは青ざめるのでした。 初産婦さんの場合、陣痛が来ても経過が長くなりがちなため、リラックスできるようにいったん自宅へ帰っていただくことも多いようです。しかし、お産の進み具合は人それぞれ。痛みに限らず、違和感を覚えたら、すぐにかかりつけの病院や産院に連絡したほうが安心できるかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月26日1歳の息子がいる水無月さん。2人目を妊娠した際、計画無痛分娩での出産を予定していました。妊娠38週目を迎えた次の日、まさか1歳の息子と2人きりのときに自宅出産を経験することになるとは、このときはまだ知る由もありませんでした。ようみんさんのフォロワーさんによる体験談です。里帰りして第1子・かおるくんを出産した水無月さん。三交代勤務の消防隊員である夫と話し合い、2人目は計画無痛分娩での出産を予定していました。妊娠38週目を迎えても陣痛の兆しはなかったのですが、翌朝、おなかにチクチクとした痛みを感じます。 なんか…痛いな~ 前駆陣痛…? ※規則的な子宮収縮が1時間に6回以上、あるいは10分間隔となった時点が陣痛開始となります。 初めての出産時に、助産師さんから「規則的な子宮収縮が10分以下になったらまた来てください」と言われた水無月さん。ギリギリまで受け入れてもらえないことに落胆します。その経験から、2人目を妊娠した際、夫と話し合って計画無痛分娩できる産院で出産することに。 妊娠38週目に入ったものの、陣痛の兆しもなく息子のかおるくんと就寝。翌朝起きると、おなかにチクチクとした痛みを感じます。1時間続く痛みに不安を覚え、念のため勤務中の夫にメッセージを送るのでした。 「前駆陣痛」といって陣痛と同じような痛みやおなかの張りを感じることがありますが、10~15分間隔であったり、間隔がバラバラだったりするときは陣痛ではありません。その場合、自宅で様子を見ることがほとんど。ただ、お産の始まり方は人それぞれで、遠方に住んでいる人や前回のお産が早かった人などは、少し早めのタイミングで入院するケースもあるので、定期健診などで医師の指示をあおぐようにしましょう。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年06月24日米国の陸上選手で五輪金メダリストのトリ・ボウイさん(享年32)が先月2日、フロリダ州の自宅で遺体となって発見された。死因は不明とされてきたが、今週、ボウイさんの代理人が、出産に伴う合併症で命を落としていたことを公表した。CBS NEWSなどが報じている。USA TODAYは、ボウイさんの親しい友人らが、「数日間連絡が取れない」と警察に相談し、福祉調査に入った保安官代理が自宅のベッドの上で息絶えたボウイさんを発見したと報じた。USA TODAYが入手した検死官事務所の報告書によると、ボウイさんは死亡当時妊娠8カ月。陣痛中に呼吸不全と子癇(妊娠高血圧症候群に起因する痙攣発作)を起こして亡くなったという。代理人のキンバリー・ホランド氏は「残念ながら、メディアを含む多くの人々が、彼女が自分で何かをしたという憶測を立てていました。それにはとても傷つけられました。真実を知った今、謝罪の言葉が聞かれることを願っています」とコメントした。
2023年06月13日