急速なスマートフォンの普及に伴い、地方銀行がさまざまなスマートフォン向けサービスを続々と開始している。今回は、独自のセキュリティアプリをリリースしている中国銀行など、特徴的なサービスを提供している地方銀行について紹介したい。中国銀行は、ホームページおよびモバイルバンキングについてスマートフォンに対応。モバイルバンキングでは、残高照会、入出金明細照会、振込み、振替え、各種税金払込みサービスが利用できる。また、全国の銀行で初という取組みとして、スマートフォン専用セキュリティアプリをリリース。アプリを起動させると、OSの安全性チェック、悪性コード(ウイルス)のチェック、システムの脆弱性チェックを自動的に実施し、顧客のスマートフォン端末の安全性を確認してくれる。もし、悪性コードなどが見つかった場合は、警告を行い、適切な処置を促すという。iPhoneおよびAndroid端末に対応。動作環境は、iPhoneがiOS 4以上5.0.1まで、AndroidがGoogle Android Ver.2.2以上4.0.2までとなっている。料金は無料。群馬銀行は、《GBダイレクト》インターネットバンキングにおいて、ログイン時にワンタイムパスワードの利用を必須としたスマートフォン専用サービスを提供している。ワンタイムパスワードとは、1分ごとに変化する”使い捨てパスワード”で、1度使用したパスワードは再利用できないため、安全性が高くなるという。ワンタイムパスワードの発行は無料。また、同行は2日から、「インターネットバンキング住宅ローン一部繰り上げ返済サービス」について、スマートフォンからの申込み受付けを開始。同サービスは借り入れの住宅ローンについて、インターネットバンキングを利用して借入残高の一部を最終回返済日より前に繰り上げて返済するというものだ。なお、利用する場合はワンタイムパスワードの登録、およびPCサイトへの移動が必要となる。ワンタイムパスワードサービスはiPhoneおよびAndroid端末から利用できる。動作環境は、iPhoneがiOS 4.3以上5.1まで、AndroidがGoogle Android Ver.2.2以上4.0まで。次に、スマートフォンならではの携帯性を活用したサービスを展開している銀行を紹介しよう。上記で紹介した群馬銀行では、スマートフォン専用の店舗・ATM検索画面を11日にオープン。スマートフォンに搭載したGPS機能を利用し、現在地から最寄りの店舗・ATMを簡単に探すことができるようになった。大垣共立銀行は、スマートフォンのGPS機能と連携した「店舗・ATM GPSナビ」を提供。利用者の現在地近く(3㎞以内)にある同行店舗やATMを検索し、場所や道順を最大5件まで表示する。動作環境は、Android OS 2.1、2.2、2.3、4.0、またはiOS 4.1、4.2、4.3、5.0(3月27日現在)。このほか、京葉銀行でも同じくGPSを使ったスマートフォン向け「店舗・ATM検索」(iPhoneおよびAndroid端末に対応)サービスを展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日言われてみて気づく人も多いと思いますが、銀行のキャッシュカードに期限はありません。一方、クレジットカードはカードの表面に書かれているとおり、有効期限があります。ネットショッピングなどでクレジットカード払いをするときは、カード番号と一緒に有効期限を入力するし、有効期限が近づくと、カード会社から新しいカードが送られてきますよね。キャッシュカードとクレジットカード、形は同じですが、その仕組みはまったく違います。クレジットカードの裏面をよく見てみると、小さい字で「このカードの所有権は株式会社○○(クレジットカード会社の名前)にあり、貸与・譲渡・質入れすることはできません。」と書いてあるように、クレジットカードは自分のものではありません。クレジットカードで買い物をする場合、カード会社がカードの利用者に代わって代金を立て替え払いをする形になります。そのためカード会社としては、その立替金を利用者があとできちんと払ってくれないと困ります。そこで、新規にカードを作る申し込みがあったときは、その人に支払い能力があるかどうかを審査しますし、カードを発行したあとも、支払い状況をチェックしています。もし、カード代金の支払いがたびたび遅れたりすれば、カードの利用限度額を引き下げたり、カードの利用を停止したり、カードを回収したりできます。それに対してキャッシュカードは、自分の口座から自分のお金を引き出すために使います。したがって、カードは口座の名義人のもの。口座を閉鎖しない限り、ずっと同じキャッシュカードが使えるというわけです。ひところ金融機関の合併が続いて、気づいたら利用していた銀行の名前が変わっていたということもあるでしょう。そのようなケースで、キャッシュカードが古い銀行のときのままでも、新しくなった銀行のATMで使えます。ただし、通帳は銀行ごとに仕様が違うので、使えないことが多いようです。最近、休眠口座の預金を政府が活用するということが話題になっています。自分の預金が気づかないうちに失われていた、といったことがないよう、一度身の回りを整理して、古い通帳がないか探してみるといいですね。見つかったら早めに銀行の窓口へ持っていって手続きしましょう。キャッシュカードは期限なくずっと使えるとはいうものの、昔のキャッシュカードは磁気ストライプ式です。今はそれより偽造されにくいICカードが主流になっていて、さらに高セキュリティーの生体認証のカードも登場しているので、磁気ストライプの古いキャッシュカードを持っていたら、ICカードや生体認証カードに切り替えておくと安心です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月09日楽天銀行は、東日本大震災復興支援策の一環として、2011年3月14日以降に「楽天銀行 住宅ローン」対象商品の融資が実行される顧客に対し、同対象商品に付随して発生する手数料を減免する。主な内容としては、フラット35および「固定と変動」に対して、融資事務手数料を0.315%(税込)引き下げるほか、つなぎローンに対して、つなぎ融資事務手数料105,000円(税込)が無料になる。適用期間は2013年3月29日融資実行分まで。なお、被災証明書もしくは罹災証明書を提示できる顧客のみが対象となり、審査の結果によっては融資できない場合がある。住宅ローンの申し込みから融資までは一定の期間が必要。詳細は同行Webサイトまで。また、住宅金融支援機構では別途「災害復興住宅融資」を取り扱っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日インターネット専業銀行の楽天銀行は、この春から新しく社会人や大学生になる顧客、また転勤や引越しなどで新生活を迎える顧客を対象に「新生活応援スペシャルキャンペーン!! 」を実施する。キャンペーン期間は3月15日~6月29日まで。キャンペーンの主な内容は「新生活応援グッズがもらえるスペシャルキャンペーン!!」として、同期間中に新規で一度に5万円以上の給与振込があった人の中から抽選で合計20名に、新生活応援グッズをプレゼント。さらに、新規で自動引落(口座振替)の設定をした人の中から、2名に旅行券(5万円分)をプレゼント。「現金がもらえるスペシャルキャンペーン!!」として、新規で300円以上の自動引落が1件以上実行された人の中から抽選で計100名に(5,000円10名、3,000円20名、1,000円30名、500円40名)現金をプレゼントする。当選発表は7月下旬。詳細は同行Webサイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日セブン銀行は3月30日、2012年5月下旬頃から、北都銀行とATM利用提携を実施することになったと発表した。今回の提携により、北都銀行のキャッシュカードを保有する顧客は、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなどに設置のセブン銀行ATMで、入出金等のサービスが利用できるようになる。セブン銀行ATMは、2012年2月末現在、47都道府県に合計1万6,540台設置されている。北都銀行との提携に関する具体的なサービス内容、手数料などについては、詳細が決まり次第あらためて公表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日じぶん銀行は29日、全日本空輸の公式Webサイト「ANA SKY WEB」において、国内線の航空券購入時に「じぶん銀行決済」が利用可能になったと発表した。これにより、同行口座を保有する顧客は、航空券を購入する際、支払い手段として「じぶん銀行決済」を選択できるようになるため、より便利に利用できるようになったという。なお、国際線については4月1日からの利用開始を予定している。「じぶん銀行決済」は、同行口座からネットショッピングでの支払いや、証券・FX口座への資金移動が「安全・簡単・便利」に行えるサービス。通信はSSLで暗号化されており、顧客の口座番号などの情報が加盟店に渡ることはない。携帯やパソコン、スマートフォンから簡単に利用できるほか、振込先や金額が最初から入力されているため、顧客自身による入力は不要。また、口座残高が利用上限額となるので、使い過ぎを防ぐことができるとしている。対象は、同行普通預金口座を保有する顧客。利用時間は、原則24時間365日(毎月第2土曜日21:00~翌7:00の時間帯は除く)。利用手数料は、加盟店により異なる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月30日みずほ銀行は28日、個人顧客向けのスマートフォン専用新サービス「みずほ銀行アプリ for Android」の提供を開始した。同アプリは、同行のスマートフォン向け各種サービスにワンタッチでアクセスできるというもの。主なリンク先サービスとして、同行ホームページ、みずほダイレクト、<アプリ>ATM・店舗検索、為替相場情報、モバイルSuicaなどが利用できる。利用者が自由にカスタマイズできる「アイコン並び替え機能」や、新商品・新サービスの開始、キャンペーン情報などを通知する「お知らせ機能」などを搭載。さらに同アプリの開始にあわせて、宝くじの当選番号案内、投資信託ランキング案内、手数料情報などのスマートフォン専用ホームページを拡充したという。今後は、同アプリのiPhoneなどへの対象機種の拡大を計画している。対象機種は、Android OS 2.1以降のOSを搭載したスマートフォン端末。なお、一部の端末で利用できない場合があるほか、同アプリを経由してアクセスした各種サービスについても利用できない場合がある。料金は無料。ただし、ダウンロードや利用時にかかるパケット通信料は顧客負担となる。ダウンロードはGoogle Playから。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月29日ふつう銀行に口座を作るときは、支店の窓口で手続きをします。そうすると、「○○銀行××支店 普通預金 口座番号◇◇◇◇◇◇◇」というように、支店名と口座番号が割り当てられることになります。ただ、ネット中心に取引するネット銀行など、リアルな支店をもたないタイプの銀行も登場しています。こうした銀行で口座を作ったことのある人はわかると思いますが、リアルの支店がないにもかかわらず、従来の銀行と同じように支店名と口座番号が割り振られるんですよね。例えばセブン銀行の場合、マーガレット支店など12の花の名前の支店があります。なぜなのでしょうか。これは、銀行間でお金のやりとりをするの仕組み上、支店名が必要だからです。その仕組みを全国銀行データ通信システム(全銀システム)といいます。日本銀行と、その他の銀行、信用金庫、信用組合など、すべての民間の金融機関をオンラインで結んで、実際のお金を動かさずに、データ処理で送金したり受け取ったりする仕組みです。これがあるおかげで、他行への振り込みや、公共料金の口座引き落としなどができるわけです。全銀システムはネット銀行が登場する前からあったので、振り込みなどは、「4ケタの金融機関コード+3ケタの支店コード+7ケタの口座番号」を使うルールになっています。そのため、支店のないネット銀行も、他行へ振り込んだり、他行からお金を受け取ったりするためには、支店名と支店コードを持つ必要があるのです。銀行にとっても、口座番号だけしかないよりも、支店名があったほうが、管理がしやすいといえるでしょう。ネット銀行の支店名は、各行ごとにシリーズ化されています。いずれも工夫をこらして親しみやすい支店名にしているのがわかります。他の支店の名前を見てみると、「私はこれがいい!」と思うこともあるかもしれませんが、支店名は銀行が割り当てるので、残念ながら自分では選べないし、変更することもできません。ちなみに、ネット銀行の先駆けであるソニー銀行は、支店名が「本店営業部」1つのみとなっています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日楽天銀行はこのほど、これまでauのAndroid端末向けに提供してきた「楽天銀行」アプリケーションについて、NTTドコモおよびソフトバンクのAndroid端末向けにも提供を開始した。同アプリは、振込機能を備えたAndroid向けアプリケーションソフト。スマートフォン用に構築した同行サイトにログインし、定期預金や外貨普通預金の預入、振込、toto / BIGの購入などの取引が行える。My Account機能では、口座残高や口座情報、あらかじめ設定した目標貯蓄金額への達成状況などを確認することができる。最新50件の普通預金口座の入出金明細の照会が可能なほか、画面を横向きにすると普通預金通帳を模した画面で取引内容を表示。また、振込先のメールアドレスと氏名を入力するだけで振り込める「かんたん振込(メルマネ)」機能も利用することができる。Google Playよりダウンロードして利用できる。料金は無料。推奨端末は同行Webサイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日楽天銀行はこのほど、スマートフォンからの個人口座開設申込みの受付を開始した。同サービスは、スマートフォン向け専用サイト、および「楽天銀行アプリ」から利用できる。また、iPhoneを利用している顧客は、同アプリの機能を通じて「本人確認書類」を送信することができるため、口座開設の申込みが簡単に完了できるようになる。これにより、本人確認書類を郵送する場合と比べて、口座開設を5日ほど早く完了できるという。スマートフォンの推奨環境は、iPhoneがiOS4.0、4.1、4.2.1、5.0、Android端末がAndroid OS 2.2、2.3。いずれも標準のブラウザ以外では利用不可となる。また、一部端末については、表示や動作に制約がある場合がある。アプリの推奨環境は同行Webサイトまで。同行は、今後も先進的なシステムの開発を進め、顧客にとって利便性の高いサービスの提供を続けていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日みずほ銀行はこのほど、法人・個人事業主を対象とした無料のスマートフォン向けサービスを4月2日より開始すると発表した。これにより、拡大するスマートフォン市場に対応する。同サービスでは、スマートフォン専用画面から、残高照会、入出金明細照会、振込振替などのバンキングサービスを提供。振込などの決済業務をスマートフォンで完結させることができるため、業務の大幅な効率化が見込まれるという。また、ログイン時にワンタイムパスワードを使用して第三者によるアクセスを防ぐなど、セキュリティ面も強化した。初期契約料、月間利用料ともに無料。推奨端末は、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルが提供するAndroid OS 2.1、2.2、2.3、4.0を搭載した端末、またはiPhoneのiOS 4.3、5.0、5.1を搭載した端末。なお、利用の端末のバージョンや環境などにより、利用できない場合がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日前回掲載した『初めて持つならこんな銀行口座』(前編)。新入学・新入社などを前に、新しい銀行口座を開く場合におすすめの4つの銀行の特徴を紹介した。それぞれの銀行の口座を持つメリットなどがよく分かっていただけたのではないだろうか? 今回はこれに続く「後編」として、ジャパンネット銀行・楽天銀行・じぶん銀行の3つの銀行の口座の特徴を紹介したい。ジャパンネット銀行は、「安全性」と「決済の利便性」に特に力を入れているネット銀行だ。これまでネット銀行を利用したことがない人がまず懸念するのが、その安全性だろう。だがジャパンネット銀行では、口座を持つ全ての人に「トークン」を無料配布し、そのトークン上に60秒ごとに更新されて表示される「ワンタイムパスワード」を入力しなければ、振込などの口座の資金移動ができない仕組みになっている。「トークン」と顧客の口座は常にシステム上で連動しており、振込や登録情報を変更する場合は「ワンタイムパスワード」が必要となる。これは1回使うと無効になるため、万が一フィッシングなどでワンタイムパスワードが盗まれた場合でも不正利用ができないのだ。同行 企画部の鈴木奈津子氏によれば、「希望者に対してや有料でのトークン配布を行っている銀行もあるが、全ての口座保有者に無料でトークンを配布しているのはジャパンネット銀行だけ」という。2006年にトークン式のワンタイムパスワードを導入して以降、第三者による同行口座からの不正出金が1件も発生していないことが、その安全性を物語っている。鈴木氏は、「安心して取引できる仕組みになっているので、ネットバンキングが不安という人も、ぜひ利用してほしい」と話す。またジャパンネット銀行の口座は、決済に使いやすいのも特徴だ。例えば、ジャパンネット銀行は、「Yahoo!オークション」のオフィシャルバンクになっており、出品者と落札者の双方が同行の口座を持っていて、「Yahoo!ネットバンキング対応」での支払い方法を選択すれば、振り込み手数料などもかからず、無料で支払いができるようになっている。また、各種支払いにおいても、提携しているネットショップも多いため便利となっている。また、東名阪地域に住んでいる人なら、電気やガスの口座振替ができ、ジャパンネット銀行口座からの引き落としができる。クレジットカードに関しても、大手クレジットカード会社ではほぼ、ジャパンネット銀行を支払いの引き落とし口座として選べるという。また、同行はエンターテインメント分野にも強い。サッカーくじのBIGやtoto、競馬やオートレースなどが好きな人は、ジャパンネット銀行口座を通じてくじの購入やネット投票が可能だ。さらに同行独自のサービスとして「ワンタイムデビット」がある。正式商品名は「JNBカードレスVisaデビット」で、世界中のVisaマークのあるネットショップ(一部を除く)で利用ができるネットショッピング専用のデビットカードとなっている。カード番号は1回使い切りのワンタイム方式で、顧客が必要なときにだけ、その都度自分で発行して利用ができる。初めてショッピングをするサイトや海外サイトなどクレジットカード番号を入力するのが不安な時でも、安心して使える。「新社会人になるとショッピングに使える時間も本当に少なくなるので、ワンタイムデビットを使って、安全性を確保しながらネットショッピングを活用してほしい」(鈴木氏)。そのほか、同行では、FXや投資信託などの商品もある。特に銀行でFXを扱っているところは少なく、「初めて取引をする人に向けた、リスクを抑えた商品も用意している」(同)。鈴木氏は、新社会人らに対して、「ジャパンネット銀行の各サービスを利用することで、安全な環境下でインターネットを楽しんでほしい」と話している。楽天銀行は、言わずと知れた楽天グループの銀行。そのため、同行が展開するサービスも、楽天グループの各サービスと連携しているものが多い。まず、同行は「楽天スーパーポイント」が貯まって使える銀行だという特徴がある。銀行で貯まった楽天スーパーポイントを楽天市場のショッピングで使ったり、ショッピングで貯まった楽天スーパーポイントを銀行の振込手数料として使ったりすることもできる。顧客の利用に応じてお得になる優遇プログラム「ハッピープログラム」を用意。サービス利用に応じて楽天スーパーポイントが貯まり、前述のように振込手数料を楽天スーパーポイントで払うことができる。ハッピープログラムにエントリーしておくと、コンビニやゆうちょ銀行などのATMの利用も会員ステージに応じて所定回数無料となる。クレジットカード「楽天カード」の引き落としに楽天銀行を使うと、最大9ポイントが貯まる。他にも、給与振込や株式の配当金の受け取りなどでもポイントが貯まる。楽天銀行口座を給与振込口座に指定すると、他行振込が月3回まで無料になる特典もある。無料回数は最大5回まで繰り越せる。例えば、今月は1回振込で使ったけれども、残り2回はとっておいて、次の月は5回の振込が無料になるというわけだ。さらに、「ハッピープログラム」では、楽天市場の買い物で便利な「楽天バンク決済」が利用できる。楽天バンク決済では、楽天市場での購入代金が楽天銀行から自動で引き落とされ、さらにポイントがつくようになっている。クレジットカードを持っていない、もしくはクレジットカードを持っていてもネットで使いたくないという人にとっては、「決済手段の選択肢が増える」(楽天銀行 営業推進部 松野浩之氏)。楽天銀行ではもともと決済サービスに力を入れており、楽天銀行口座を引落口座に指定できるクレジットカード会社も多い。同行では、「今年は公共料金などの口座振替への対応を増やしていく」(同氏)という。楽天グループとの連携という点で言えば、楽天証券とリアルタイムで資金のやり取りができるサービスを昨年冬に開始。楽天証券の口座を持つと、楽天銀行の普通預金口座の金利が優遇されるサービスも始めた。楽天証券口座からの出金についても、楽天銀行口座への出金は最速で当日中に出金できるという特徴もある。「楽天銀行デビットカード」も楽天銀行の独自のサービス。日本でデビットカードと言えばキャッシュカードがそのまま使えるというイメージはあるものの、「どこで使えるかが分かりづらい」(楽天銀行 営業推進部 加藤総氏)。だが、楽天銀行デビットカードは、Visaのマークがついている店舗で使うことができるため、顧客にとってわかりやすい。加えて、デビットカードのため、「自分の預金範囲内でショッピングすることが可能で使いすぎる心配がない」(加藤氏)。世界中どこででも使えるため、「世界のどこに行くにも、利用者の財布として使える」(同氏)。もちろん、キャッシュカードの機能も付いているので、お金の入出金にも使えるのだ。また楽天銀行は、競馬、ボート、競輪などの公営競技の入出金や、totoやBIGなどの購入ができるなど、エンターテインメント分野に強いのも特徴となっている。松野氏は、「楽天グループは、楽天市場、クレジットカード、ブロードバンド、Edyなど総合的なサービスを提供している。楽天銀行は、金融商品だけを扱うのではなく、これらのグループ企業と連携しており、ぜひその総合力を活用してほしい」と話している。じぶん銀行は、ネット銀行の一つであり、全てのサービスを「いつも持ち歩くモバイルを中心に提供する」というポリシーをもっている銀行だ。その証拠に、ほぼ全ての取引がモバイル、またはスマートフォン(スマホ)から行えるようになっている。新社会人になる人にとっては、就職活動を行う中で、スマホはすでに必須アイテム。じぶん銀行 取締役の勝木朋彦氏は、「社会人になると、今までより忙しくなり、学生時代と違って自由な時間が減る。そういう生活に変わる中、すでに持っているスマホでほぼ全ての取引ができるじぶん銀行は、利用者を時間や場所の束縛から”自由”にする銀行」と話す。例えば、じぶん銀行から「モバイルSuica」に即時入金が可能な「モバイルSuicaチャージ」は、携帯電話やスマートフォンのじぶん銀行アプリから、モバイルSuicaのアプリに遷移して、銀行口座から直接チャージできる。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行からもチャージは可能だが、現時点ではじぶん銀行以外はチャージ手数料がかかる。外出などで忙しい日も、移動中にチャージが可能だ。さらにじぶん銀行では、「モバイル中心」の特徴を生かしたセキュリティサービスも提供している。その一つが「ATMロック」だ。例えば、キャッシュカードを落とした場合、キャッシュカードを拾った人に不正に利用される可能性が考えられるが、「ATMロック」の機能を利用すると、口座保有者が預金の引き出しをする前に、自身で携帯電話かスマートフォンからロックを解除しないと、ATMから出金できない仕組みだ。さらに、一旦解除しても、60分たつと自動的に再びロックがかかるため、大変安全なサービスだ。また、モバイルより利用頻度の低いパソコンバンキングについても、「パソコンロック」の機能を利用すると、ケータイかスマートフォンからロックを解除しないと、パソコンバンキングにログインできないようになっている。パソコンでのネットバンキングの不正利用はID・パスワードの不正取得によって行われるケースが多いため、じぶん銀行ではいつも携帯しているモバイル端末を活用した仕組みによってネットバンキング利用の安全性を確保しているのだ。まさにじぶん銀行の口座は、「モバイル」が口座のコントロールタワー(司令塔)となっており、「モバイル中心」にサービスが組み立てられていることがよく分かる。その他の特徴としては、じぶん銀行の口座は、キャッシュカードの利用手数料が分かりやすいことが挙げられる。使えるATMは、三菱東京UFJ銀行、セブン銀行、E-net、ローソンATM、ゆうちょ銀行。ATMの入金はいつでも何回でも無料(ゆうちょ銀行を除く)で、引き出しは深夜・土日を問わず、合算で月3回まで無料(ゆうちょ銀行を除く)となっている。「会社帰りや出張先でも、時間や曜日を問わずコンビニATM などがご利用いただけるので、急にお金が必要になったときでも安心です。普段の生活導線にムダなく入出金のタッチポイントがあることは、とても利便性が高いです。」(じぶん銀行 経営戦略部の永山歩氏)。また、じぶん銀行の親銀行である三菱東京UFJ銀行とは、月に何回でも双方の口座間で振込手数料が無料となっている。したがって、三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人であれば、じぶん銀行の口座を個人で自由に運用できるお金の預け先として活用し、いつも持ち歩く携帯電話やスマートフォンからいつでも外貨預金の取引ができたり、余裕資金を定期預金に預けるなど、思いついたときに銀行サービスが利用できる。じぶん銀行の特徴的なサービスに、「ケータイ番号振込」がある。じぶん銀行に口座を持つ人同士なら、au、ドコモ、ソフトバンクなどのキャリアを問わず、ほぼ全ての携帯電話、スマートフォンから受取人の携帯電話番号と名前だけで振込みが可能だ。いつでもリアルタイムに振込ができ、手数料も無料なので、会社の仲間やサークルの集まりなどで利用すれば、手持ちの現金がない場合でも安心だ。じぶん銀行では随時魅力的なキャンペーンを実施しており、直近では、6カ月ものの円定期預金金利を年0.4%と他行より高めの金利で提供。また、同行の特徴的なサービスである中国元預金については、金利アップや為替手数料の優遇キャンペーンなどを実施している。FacebookやTwitterにおいても、こうしたキャンペーンの情報をリアルタイムに発信している。勝木氏は、「忙しい毎日の中でも、身近に感じてもらえる銀行です。スマホへの取組みではトップランナーの『スマホ銀行』として、今後もより一層サービスの拡充を予定しているので、ぜひ利用してほしい」と話している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日皆さん、「銀行はなぜ3時で閉まっちゃうの」と思ったことはありませんか? 今は24時間営業のコンビニや、夜遅くまで開いているスーパーなどがある時代。そんな中で、銀行だけが昔と変わらず午後3時に閉まるのは早すぎる気がしますよね。それに、閉店後はいったい何をしているかも気になります。銀行の営業時間については、銀行法施行規則で「銀行の営業時間は、午前九時から午後三時までとする」としているのが、3時閉店の根拠の1つ。そして、閉店後はその日あったお金の出入りを確認する作業をしています。銀行では、支店単位で残高を管理しています。支店ごとに金庫やそれに準ずるものがあって、朝、そこから現金を出し、カウンターのそれぞれの窓口にある機械にセットします。営業時間中、その機械で現金の出し入れをして、3時に支店を閉めたあと、現金を抜いて集め、金庫に入れる、という流れになっています。窓口でお金を出し入れする際には、顧客や窓口の職員が書く伝票を使うため、閉店後、実際にある現金と伝票の内容が合っているかどうかを照合する必要があります。照合して計算が合ったら、伝票を箱に詰めて保管します。支店の規模にもよりますが、伝票は毎日何百枚もあるので、この作業にはある程度時間がかかります。よく「1円でも合わないと帰れない」と言われますが、これは大げさではなく事実。ただ実際には、1円というより、例えば伝票1枚といったレベルだそうですが。職員の退社時間を5時として、照合作業に必要な時間を逆算すると3時というのが、現実的な理由のようです。もちろん、閉店後の作業に必ずしも2時間かかるというわけではなく、何ごともなく早く終わることもあります。また、それ以外に、手形や小切手に関する作業や、顧客から預かった税金や公共料金をそれぞれの官公庁や企業に送る作業なども行っています。前述の銀行施行規則では、営業時間を延長したり、変更することは可能とされていて、実際に、最近は5時あるいは7時まで窓口が開いている銀行もあります。その場合でも同じように、閉店後に照合作業が行われるので、職員の退社時間が遅くなります。銀行の窓口も昔より機械化されていますが、それでも最終的な確認は人の目でしているわけですね。見方を変えると、ネット銀行など店舗をもたないタイプの銀行は、こうした作業にかかる事務コストや人件費が必要ないわけですから、そのぶん預金金利が高かったりいろいろな手数料が安かったりするのも納得がいきます。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日朝日生命はみずほ銀行で一時払い定額個人年金保険「ネンキンのそなえ」の販売を開始した。「ネンキンのそなえ」のおもな特徴は以下の通りとなっている。特徴1契約時点で年金額および一括での受取額が確定する。年金原資、基本年金額および解約返戻金が、契約日時点で確定する定額個人年金保険。ただし、契約後一定期間内に解約した場合の返戻金は一時払い保険料を下回るので要注意。特徴2据置期間は5年以上25年以下(1年単位)で設定できる。受取方法は年金受取または一括受取から選択。被保険者の契約年齢、年金受取開始年齢によって設定できる据置期間は異なる。年金で受け取る場合、5年、10年、15年の確定年金から選択する。年金での受け取りにかえて、一括で受け取ることもできるが、一括で受け取った場合はその時点で契約は消滅する。特徴3被保険者が死亡した場合、死亡給付金を受け取れる。据置期間中に被保険者が死亡したときは、死亡給付金受取人が死亡給付金として一時払い保険料と同額を受け取れる。年金受取開始日以降に被保険者が死亡した場合は、年金受取人が未払いの年金現価を一括で受け取れる。未払いの年金現価の一括受け取りにかえて、年金で継続受取を選択することもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日みずほ銀行は5日、「個人向け復興国債」および「個人向け復興応援国債」の募集を開始した。募集期間は30日まで。個人向け復興国債は、固定金利で半年ごとに利子を受け取る「個人向け利付国庫債券(固定・3年)」「個人向け利付国庫債券(固定・5年)」と、変動金利(半年ごとに翌半年間の利率を決定)で半年ごとに利子を受け取る「個人向け利付国庫債券(変動・10年)」の3種類を取り扱う。個人向け復興応援国債は、「個人向け利付国庫債券(変動・10年)」1種類のみを募集。同商品は、当初3年間の適用利率は年率0.05%(税引前)で、4年目以降は変動金利となり半年ごとに翌半年間の利率を決定する。また、発行の日から3年目にあたる利払い日に残高(回号別・口座別)が100万円以上ある場合は、財務省が発行予定の「東日本大震災復興事業記念貨幣」を、残高1,000万円ごとに1万円金貨1枚、100万円ごとに1,000円銀貨1枚、贈呈する。いずれも手数料は不要だが、発行日が発行月の15日より後となる場合は額面金額に加えて経過利子支払いが必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日フィッシング対策協議会は2日、緊急情報「ゆうちょ銀行をかたるフィッシング(2012/03/02)」を公開した。同協議会によると、ゆうちょ銀行をかたるフィッシングサイトが立ち上がっている。また、郵便事業株式会社をかたるフィッシングメールが出回っているという。メールの件名は、「ゆうちょ銀行をご利用のお客様に送信しております!」「郵便事業株式会社お客様サービス相談センター」「お客様サービス相談センター」「郵便事業株式会社」などとなっている。HTMLメールの受け取りを可能な状態にしておくと、メールを開くと以下のような本文が表示されるという。フィッシング対策協議会では現在、フィッシングサイトの停止を確認しているが、類似のフィッシングサイトが公開される恐れもあるとして、注意するよう呼びかけている。また、このようなフィッシングサイトで個人情報(顧客番号・ログインパスワード・インターネット用暗証番号・合言葉)などを入力したりしないように注意するよう呼びかけている。
2012年03月02日ソニー銀行は3月1日より、キャンペーン「【ソニーグループPresents「フレッシャーズ最大1万人に1万円をプレゼント!」応募者のかたなら】ソニー銀行口座開設で現金1,500円プレゼント!」を実施する。期間は4月30日まで。同キャンペーンでは、期間中、ソニーグループの4社(ソニーマーケティング、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、ソニー・コンピュータエンタテインメント、ソニー・ミュージックエンタテインメント)が実施するキャンペーン「フレッシャーズ最大1万人に1万円をプレゼント!」に応募し、かつ同行口座を開設した顧客全員に現金1,500円を贈呈する。キャンペーン終了の4月30日時点で18歳以上29歳以下であること、4月30日までに同行の口座開設手続きを完了していることが条件となる。なお、口座開設申し込み手続き完了には、同行に申込書が到着してから3~4日ほどかかるとのこと。6月中に同行円普通預金口座に入金を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月29日もみじ銀行は3月1日より、セブン銀行ATMの利用手数料について、平日の時間内取引を無料とする。併せて、平日の時間外および土日・祝日の利用手数料についても210円から150円に引き下げる。今回の変更は、同行カードでセブン銀行ATMを利用するすべての顧客(個人・法人)の引出しと預け入れが対象となる。詳細は下表を参照。また同日より、同行所定の取引基準を満たした個人顧客を対象に、もみじ銀行、山口銀行、および北九州銀行のATM時間外手数料(一部ATM除く)が無料となるサービス「もみじ 0円計画」を実施。対象は、「同行を給与受取口座に指定し、かつ円預金残高が10万以上」「年金受取口座に指定し、かつ円預金残高が10万円以上」「ワイエムカード会員」「YM《セゾン》カード会員顧客(同行をカード引落し口座に指定)」「円定期預金の残高+投資信託購入額の合計が300万円以上」「住宅ローン利用者」のいずれかに該当する顧客となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月20日高齢者に人気の保険生命保会社の商品を銀行窓口で販売する銀行窓販が好調である。売れ行き好調の保険商品は、数百万円の保険料を一度に支払う「一時払い終身保険」である。「一時払い終身保険」は、元本割れのリスクが少なく相続対策にもなる。特に、退職金などを安全に運用したい高齢層からの人気が高まっている。※画像はイメージ貯蓄性が高くメリットがある「一時払い終身保険」は、契約時に一括で保険料を支払う生命保険であり、銀行窓口で300万円以上から販売されていて、700万円前後の商品を契約する利用者が多いようだ。死亡時には死亡保険金の支払いが行われるが、この商品には死亡保険金のほかに、貯蓄商品としてのメリットがある。多くの場合、「一時払い終身保険」の予定利率は、1%超に設定されている。10年後に「一時払い終身保険」を解約して現金化した場合、銀行の定期預金よりも高い利回りが見込めるのである。そのほかに、生命保険金控除の対象にもある。また、法定相続人(配偶者や子どもら)1人当たり500万円までは死亡保険金に相続税がかからないという点もポイントとなる。しかし、2~3年で解約した場合は元本を下回る恐れがあるなどというデメリットもある。「一時払い終身保険」の保有条件やリスクを十分考えてからの契約をおすすめする。
2011年01月28日外貨建変額年金保険『フリューゲル』アリアンツ生命保険は、みず銀行と代理店委託販売契約の締結を行い、2011年1月17日より「フリューゲル」【正式名称:通貨選択型一時払変額年金保険(年金原資保証型)】の販売を開始します。「フリューゲル」は、年金原資・死亡給付金額の最低保証機能と、外貨建て運用をあわせもち、据置(運用)期間3年で年金原資として一時払保険料以上を最低保証する変額年金保険は日本初(2010年12月27日現在、アリアンツ生命保険調べ)としています。「フリューゲル」の特徴1. 通貨を米ドルまたは豪ドルから選択可。2. 据置(運用)期間は、最短 3年から選択可。*13. 据置(運用)期間満了時の年金原資は、一時払保険料(基本保険金額)の100%から187%*2を最低保証。*34. 死亡給付金額は一時払保険料(基本保険金額)と同額を最低保証。*1契約日の基準金利によっては、選択できない場合があります。*2187%は据置(運用)期間10年・契約日の基準金利9.5%の場合の率です。*3申込時に指定する据置(運用)期間まで運用する必要があります。
2011年01月19日出金手数料は105円第一生命保険株式会社が、セブン銀行との間で、17日からATM入金提携を開始した。これにより、セブン銀行のATMで入金や返済可能額照会が可能となった。第一生命とセブン銀行との間では、すでに出金と引き出し可能額の照会ができるようになっており、平日は8時から21時まで、土日祝日は9時から20時まで、手数料105円で引き出すことが可能。それ以外の時間帯は取り扱われていない。入金は1千円単位で、手数料無料今回の提携で、契約者貸付金の返済のための入金や照会も同時間帯に可能となり、手数料は無料。ただし一部返済できない場合もある。入金は1千円以上かつ1千円単位となる。第一生命は今回の発表に際し下記のようなコメントを発表している。第一生命保険株式会社は、このたび、株式会社セブン銀行とATM入金提携を開始し、同行ATMによる入金(契約者貸付金の返済)および返済可能額照会を可能とします。従来の出金および引出可能額の照会に加えて、ご利用ください。
2011年01月18日(株)みずほ銀行は、年金保険2商品の新規取扱を、全国の本支店で1月17日より開始する。新規に取り扱いを開始する保険商品は、外貨建変額年金保険「フリューゲル」(アリアンツ生命保険(株)引受)と平準払定額個人年金保険「虹色きっぷ」(明治安田生命保険相互会社引受)となる。外貨建で運用のフリューゲル、年金原資額は最低保証フリューゲルの主な特徴は、据置期間満了時の年金原資額は、基本保険金額(一時払保険料)の100%以上を最低保証し、据置期間と契約時の基準金利に応じて、基本保険金額(一時払保険料)の100~187%(条件による)が年金原資として最低保証されるというもの。契約通貨は米ドルか豪ドルから選択することができ、据置期間は3年・5年・10年の中から資金計画に応じて選択することが可能となっている。そして、運用はファンドにて行われ、特約を付加すると目標額に到達した場合に自動的に円建ての年金に移行する仕組みとのこと。少額から払込・据置期間を柔軟設定可能な虹色きっぷ一方、「虹色きっぷ」の主な特徴は、少額(月払1円、年払12万円)からの加入が可能で、手軽に始められるもの。契約日に基本年金年額や解約返戻金が確定するので、将来の生活設計を考えるには有益という。保険料払込期間は、5年、10年~40年の中から、また払込期間満了後、年金が開始するまでの据置期間も0~10年で柔軟に設定できるという。関連資料は下記にリンクしているが、商品の詳細については、全国の同行本支店窓口での確認を。
2011年01月18日変額個人年金保険「新黄金世代- Ⅱ」アクサ生命保険は、変額個人年金保険「新黄金世代- Ⅱ」(正式名称:変額個人年金保険(09)終身D3型)を、みずほインベスターズ証券を通じて販売開始することになり、同社の変額個人年金保険を取り扱う金融機関は合計で36となります。今回販売となる商品「新黄金世代- Ⅱ」は年金受取総額を保証する変額個人年金保険で、顧客のライフプランに合わせて、特別勘定で運用しながらご契約後最短で1年後から一生涯にわたって年金を受け取ることができる終身年金タイプです。この保険は「契約初期費」「保険関係費」「運用関係費」などが掛かり、一般的な保険とは異なり、契約を解約した場合の解約払戻金額等が一時払保険料を下回る場合があるなど、様々なリスクを伴う可能性があります。
2011年01月16日6年目から毎年1%のロールアップ商品みずほ銀行が11月1日より、第一フロンティア生命の一般勘定移行型変額終身保険「プレミアライフM」の販売を開始した。第一フロンティア生命は第一生命のグループ会社。プレミアライフMは、健康状態の告知なしで80歳まで加入でき、死亡保障がずっと続く運用型の終身保険。同社の説明によると、プレミアライフMは運用環境の変化によって、株式資産部分と短期金融資産部分の比率を機動的に変更し、資産を守りながらも殖やすことを目的としている。死亡時における最低保証金額は、一般的には契約後6年目から、毎年基本保険金額の1%ずつ増加し、契約年齢に応じて最高115%までロールアップするという。特別勘定運用によるリスクもただ、この商品は特別勘定で運用されることとなるが、特別勘定は海外の株式や国内の債券などで運用されることが多いため、株価の下落や金利の上昇、為替相場によっては基準価額の下落が考えられる。そのため、高い利回りが期待できる反面、積立金額や解約返還金額が、一時払保険料相当額を下回ることもあると同社は注意を呼びかけた。
2010年11月02日地方銀行との提携を10行に朝日生命保険は銀行窓口を通じた保険商品販売を強化するのを目的に、地方銀行との提携を10年度中に10行程度に増やす計画を明らかにした。09年から提携を始めており、現在は5行と締結が済んでいる。新商品を主力商品に据える初めて銀行窓販を始めたのはトマト銀行で、その後清水銀行、西京銀行、徳島銀行、秋田銀行と提携先を増やしてきた。これまで銀行窓口で購入する場合には、別で契約する必要があった医療保険とがん保障をあわせた新商品も、11年1月から販売を開始する予定だ。この商品は、入院した際に一時金の10万円を支払う形式で、がん以外でも心疾患など三大疾病にかかると何度でも100万円の保障金を支払うなどの特徴がある。
2010年10月24日日本振興銀行破綻で、預金解約633億「新たな形態の銀行等」として期待されていた日本振興銀行が経営破綻し、初めてのペイオフの対象となりました。1000万円までの預金は保証されますが、それを越える預金のカット率は未定です。日本振興銀行は預金商品が定期性預金のみとされていますので、全預金者の3%程度の数千人がペイオフ適用の対象になる見通しとなります。毎日.jpによると6日までの預金解約は、経営破綻時の預金残高5820億円の13%に相当する。営業再開当初、1日当たり40億円台だった解約額は、9月後半は20億円台で推移し、6日には15億円に低下。と預金保険機構が算出しています。預金残高5820億円の13%にあたる733億円が預金解約申し込みされており、預金保険機構によると落ち着いた状況とのことで、初めてのペイオフ適用となりますが順調に進んでいる状況です。
2010年10月11日9月9日より東京スター銀行は、アリコジャパンの医療保険商品を東京スター銀行のコールセンターを通じて販売するということだ。コールセンターで受付・書面でやり取りで来店不要東京スター銀行を通じて販売される商品は、新終身医療保険 「やさしくそなえる医療保険〔生涯安心タイプ〕」、 終身医療保険(引受基準緩和型) 「ずっとあなたと」、終身ガン保険 「かしこいあなたのガン保険」である。東京スター銀行のコールセンターを通じて保険商品の提案が行われ、郵送で申し込みを受け付けるシステムで、消費者は来店の必要が無く、書面のやりとりのみで契約までの手続きを行うことが出来る。「保険」の「通信販売」で市場拡大を図る両社アリコジャパンは、これまで培った保険の通信販売ノウハウを金融機関とのサービス提携に活用し新たな市場開拓へつなげ、東京スター銀行はアリコジャパンより通信販売ノウハウを習得して、非対面販売の強化、および保険商品の販売チャネル拡大を図るという。
2010年09月13日