『るろうに剣心 最終章 The Final』初日舞台挨拶が23日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。主演の佐藤は「先ほどスタッフの方と話していて、この2部作のクランクアップを迎えた日がちょうど2年前の4月23日、22日の深夜だったそうです。色んな意味で今日という1日は忘れられない1日になりそうだなと思っています」としみじみ。「非常に感慨深いです。我々にとって大切な作品をついに皆さんに見ていただけると思うと、幸せな気持ちです。ここまでやってこれたのは、皆さんのおかげです。本当に感謝しています」と熱く語った。撮影中のエピソードとして、佐藤と激戦を繰り広げた新田は「そんなに年が変わらないじゃないですか。なのに最後の殺陣の時に、『まっけん、俺、おじいちゃんだからダメだあ〜』と言ってました」と佐藤のかわいらしい一面を暴露。佐藤は「(佐藤が)パート1をやってたときの年齢なんですよ、まっけんは。私それから10年経ってますから、そんな変わらなくはないの」と苦笑しつつ、「まっけんがまぶしかったですね。ずっと常に動けるようにアップして、やってて、えらかったね」と新田を褒める。新田が「僕との最後の殺陣のシーンは、(佐藤が)全部やってきた後の最後だったんですよね。僕はあのシーンの最後で本当にバテてました。それくらい色んなアクションシーンを乗り越えてきてのあの健さんはすごいなと思いました」と讃えると、佐藤は「頑張ったな、我々」と労をねぎらい合った。また、舞台挨拶では「剣心と死闘を繰り広げたあの人」からのビデオメッセージも。青木が「観柳!? 武田観柳!?(香川照之)」とボケる中、志々雄真実役の藤原竜也が登場した。藤原は「またまた大変な苦労したであろう撮影を乗り越えて公開までこぎ着けたこと、おめでとうございます。コロナ禍で大変だと思いますけど、多くの人に『るろうに剣心』が届くことを僕も祈っております。応援しております! 頑張って下さい!」とエール。佐藤は「光栄ですね。本当に強かったので。今回も大変でしたけど、藤原さんとの最後の所も忘れられないです。そんな藤原さんから今日という日を祝っていただけたこと非常に嬉しいです」と感謝していた。
2021年04月23日和月伸宏のコミックを実写映画化した人気シリーズの最新作『るろうに剣心最終章 The Final』が4月23日、全国約400スクリーンで封切り。ワーナー・ブラザース映画によると同日18時時点で、シリーズ最高興収を記録した『るろうに剣心京都大火編』(2014年8月1日公開/最終興収52.2億円)の初日興収(2.3億円)を上回る、歴代最高の好スタートを切った。東京・有楽町の丸の内ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲(神谷薫役)、新田真剣佑(雪代縁役)、青木崇高(相楽左之助役)、蒼井優(高荷恵役)、江口洋介(斎藤一役)、大友啓史監督が出席した。第1作『るろうに剣心』の撮影が始まった2011年から10年。公開延期を経て、シリーズ完結を迎える心境を語った。挨拶に立った佐藤は、コロナ禍での映画封切りに「いろんな意味で忘れられない1日になりそう。我々にとって大切な作品を、支えてくださった皆さんに見ていただけるのは幸せですし、非常に感慨深いです」と感無量の面持ち。「この作品が皆さんの希望の光になれば幸いです。また、お会いできる日を待ちながら、皆さんの健康と日々の幸福を祈っております。これからも愛してくだされば」とファンに向けて、思いのたけをぶつけた。大友監督との再タッグについては「毎回、スケールの大きさで圧倒され、勝手にモチベーションがあがる。その気にさせるのがうまいので(笑)、人生をかけて全うしようと思えるし、その努力をくみ取ってくれるので、役者としてこんな幸せな現場はない」とべた褒めし、「いつもは言えないけど、監督、いつもありがとうございます!」と最大級の感謝を示していた。舞台挨拶では、かつて宿敵・志々雄真実を演じた藤原竜也から映画の封切りを祝うビデオメッセージが紹介され、佐藤は「光栄ですね。志々雄真実も本当に強かったので、今日という日を祝ってもらえて、うれしい」と喜んでいた。映画版『るろうに剣心』シリーズの最新作にして最終章となる今回の2部作。剣心に復讐するため、東京を総攻撃するシリーズ最恐の敵・縁が登場する。これまでシリーズを彩ってきた“るろ剣”オールスターが集結し、剣心のため、新時代のため、最後の戦いへ挑む究極のクライマックス『The Final』。さらに、戦いの理由は幕末へと遡り、剣心の頬に刻まれた“十字傷の謎”に迫る『The Beginning』へと続いていく。取材・文・写真=内田涼『るろうに剣心 最終章 The Final』公開中『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)公開
2021年04月23日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の初日興行収入が、シリーズ最大ということが23日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。昨年の夏公開からの延期を経て23日に公開された映画『るろうに剣心 最終章 The Final』は、全国400スクリーンの邦画最大規模で公開され、本日18時時点では、興行収入52億円を突破した映画『るろうに剣心京都大火編』の公開初日の興行収入2.3億円(公開初日:2014年8月1日)を超え、シリーズ最大のオープニングスタートを切る見込みであることが分かった。初日の興行収入として2.3億円を超えるのは、2021年で公開された実写作品の記録ではNo.1となる。映画への期待度に比例するように配給元のワーナー・ブラザース映画では、約570種にも及ぶ他に類をみない最大級の関連商品を展開。緋村剣心らのスチールやモチーフ、イラストをあしらった文具や雑貨などの商品に加えて、カフェとのコラボレーションの開催を予定している。全国各地で展開する『るろうに剣心』関連商品が一堂に揃う期間限定ショップでは、映画の名シーンを切り取った写真や、実際に着用された衣装など、ファンならずとも必見の展示も。さらに、トムとジェリーやハローキティとのキャラクターコラボレーション商品も発売される。4月30日には、映画『るろうに剣心 最終章 The Final』公開記念として、シリーズ第1弾『るろうに剣心』が日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される。
2021年04月23日映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が、2021年6月4日(金)に公開される。『るろうに剣心 最終章 The Final』に続く、二部構成となる。“これで終わる。ここから始まる”人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」を原作に、大友啓史監督が映画作品へと昇華させた『るろうに剣心』シリーズが、約10年の月日を経て遂にグランドフィナーレへ。前作に続き、約5年ぶりの公開となる<最終章>は、明治/幕末という異なる時代を背景に、物語の核心へと迫る『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の二部作の構成となる。シリーズ最恐の敵・縁との因縁の対決を描いた『The Final』に続く『The Beginning』の舞台は、時空を超えて、明治から動乱の幕末へ。かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣心の過去と、剣心の最愛の女性・巴との出会い、そして十字傷に秘められた真実が、今明らかになる。剣心の<不殺の誓い>の理由とは?動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍し、血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた。ある日、剣心は、人斬りの現場を目撃されたことから、のちの妻となる巴を側に置くことに。穏やかな生活の中で、いつしか巴は唯一剣心が心を許せる存在になっていくのだが、ある“事件”をきっかけに自らの手で斬殺しまう…。一体なぜ剣心は最愛の人を殺めなければならなかったのか?そしてなぜ<人斬り・緋村抜刀斎>は人斬りをやめ、逆刃刀を手にしたのか?これまで明かされることのなかった剣心の<不殺の誓い>の理由が、遂に明らかに—。登場人物緋村剣心(佐藤健)またの名を“人斬り抜刀斎”。これまでのシリーズの“流浪人”である剣心の優しいイメージを根底から覆す、血も涙もない冷酷な剣客。この時代は、斬れない逆刃刀ではなく 真剣 ”を手にしている。頬の傷は、まだ“一本”のみ。雪代巴(有村架純)ある夜、るろうに剣心に助けられるが、人斬りの現場を見てしまう。口封じのため側に置かれることに。幕府の追手から逃れるため巴とともに農村へと身を隠す。剣心は巴の影響で、人斬りの正義に迷い、幸せを見出していく。その素性は謎に包まれているが、剣心にとって唯一心を許せる最愛の女性、最愛の妻であり、その手で斬殺されてしまう人物。演じる有村架純は、“るろ剣”シリーズに初参加し、「最終章 The Beginning」では新ヒロインを演じる。桂小五郎(高橋一生)長州藩志士であり、“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる人物。剣心は桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍する。斎藤一(江口洋介)幕府側の浪士隊・新選組の三番隊組長。沖田総司(村上虹郎)新選組一番隊組長。剣心と対峙する相手。高杉晋作( 安藤政信)桂と同じく長州藩の志士。動乱の幕末に命を懸けて戦う。辰巳(北村一輝)剣心に大きな影響を残す幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。剣心の過去と現在に大きな影響を残す。大友啓史監督&佐藤健コメントなお作品に関して、大友監督は下記のようにコメント。「十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語『The Beginning』を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。」また主演・佐藤健は、「完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。」と、映画完結を迎える喜びの声を寄せている。主題歌はONE OK ROCKが担当主題歌は引き続きONE OK ROCKが担当。ボーカルのTakaは『るろうに剣心最終章 The Beginning』について「僕は圧倒的に『The Beginning』が一番好きです。この大好きな映画に自分たちが作った曲のタイトルを入れていただけたということにも、監督の愛をすごく感じました。」とコメントした。作品情報『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開日:2021年6月4日(金)原作:和月伸宏「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」監督・脚本:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌: ONE OK ROCK出演:佐藤健、有村架純、高橋一生、村上虹郎、安藤政信、北村一輝、江口洋介配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年04月23日佐藤健(32)のハマリ役がスクリーンに帰ってくる!映画『るろうに剣心』の新作『るろうに剣心最終章 The Final/Beginning』が4月23日、6月4日2作連続公開。そこで、’10年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』から佐藤健と仕事をしている、本シリーズの大友啓史監督(54)にお話を伺いましたーー。■革新的な本格アクション「手前味噌ですが、映画『るろうに剣心』は、日本のアクション映画の道を切り開いた作品だと思います。今までの日本映画のアクションは専門の人がやるイメージで、俳優が芝居の延長として体を張ったアクションをやってこなかった。若い佐藤健が先陣を切って果敢に挑んだといえるでしょう。また、新しいアクションを可能にするには、今までの時代劇のやり方では不可能で、衣装はゼロから作るなど、あらゆる発明が必要でしたね」(大友監督・以下同)■貫禄が増した佐藤健の存在感「最終章に臨む今回の健は、座長感がより増した印象でした。それは共演者が落ち込んでいるときに励ますとか言葉にしやすい気遣いではない。役を演じるうえで俳優としてやるべきことを一人黙々とこなし、自分の背中を見せることで周りの人のパフォーマンスも引き上げていく。その姿はまさに孤高の存在です。10年前のクランクアップのときは『やった!終わった!』と無邪気に喜んでいた健が、今や貫禄も十分。器が大きくなりました」■新田真剣佑(24)との化学反応「今作の敵である縁は、剣心にとって本来最も戦いたくない相手。復讐したい一心で攻撃してくる縁を、剣心はすべて受け止めなくてはならない。なので今回は、アクションチームに『とにかく感情が見えるアクションを構築してください』と伝えました。シリーズの最後を飾る見せ場を作るためには、真剣佑がいかに健に刺激を与えて突き上げていくかが課題で、彼はその役割を十分に担ってくれました」「女性自身」2021年5月4日号 掲載
2021年04月23日実写版『るろうに剣心』シリーズが『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』をもってついに完結する。これを記念してシネマカフェではキャスト陣のリレーインタビューを敢行! シリーズ完結への思い、いまだから言える“あの”話などを語ってもらう。第1回に登場してくれたのは、我らが緋村剣心役・佐藤健! 読者から寄せられた質問にもじっくり丁寧に答えてくれた。このエピソードをやらずして終わることはできない――前作の『京都大火編/伝説の最期編』が終わった後、もう一度、剣心を演じることになるだろう(=原作の「人誅編」の映画化があるだろう)と感じていましたか?最終章は、いつかどこかでやる時がくる――僕も大友(啓史)監督もそれはずっと思っていたことですが、前作の撮影の過酷さがなかなか消えなくて見て見ぬふりをしてきました。(前作から約5年後に)最終章の話をもらって、ついにその時が来たかと。『るろうに剣心』シリーズとしても、今回のエピソードをやらずして終わることはできないなと思っていました。――その間の剣心という役柄との距離感みたいなものはどんな感じだったのでしょうか?仲は良いけど会わない親友という感じですかね。そのくらいの距離感だと思います。――武井咲さんや青木崇高さん、江口洋介さんらおなじみの面々と今回の現場で久々に顔を合わせたときの気持ちを教えてください。高校の同級生に久々に会う感覚じゃないですかね(笑)。今までで一番“潔い”驚きのアクション――『京都大火編/伝説の最期編』で、見ている側にとっては「もうこれ以上の激しいアクションはないのではないか…?」と思わせるくらいの激しく素晴らしいアクションを披露されていましたが、今回、それをさらに超えるアクションをしなくてはいけないということへのプレッシャーはありませんでしたか? アクション監督の谷垣健治さんとどのように話し合い、作られていったのでしょうか?基本はやはりアクション部がどんどん新しいアイデアを出してくれて、よりパワーアップしたアクションを提案してくれたというのが一番です。例えば「『京都大火編』『伝説の最期編』で壁を走ったから次は天井を走りたいね」とか、「屋根走ったけど、走っただけだったから飛び降りるところまで一連で撮ってみようか?」とか。そういった話から始まりました。今回のアクションは、今までで一番“潔いアクション”にしたかったんですよね。“潔いアクション”というのは、アクションシーンって“待ち”になってしまう可能性があると思っていて。人と人が戦っていて、お客さんはそれを見ているんだけど、決着するまで待っている時があると思うんですよ。「すごいなぁ」って見ているんだけど、“観てる”ではなくて“待っている”時があるんです。アクションが決着したらまた集中して見始めるみたいな。それはやっぱり避けたいなと。そうなるくらいだったら一撃で決するくらいの方が逆に面白いんじゃないかと思っていて。練習をしながらアクションを構築していく時に「これはいらないな」って思ったことを積極的に「カットしましょう」と言っていました。そうするとアクション部が「いやいや、それだとすぐに終わってしまうから、こうしましょう」と言ってくださって、そのやりとりでより良い動きだけが残っていくんです。つまり待ちにならないための吸引力のある、観たことのない驚きのあるアクションだけ残ったと思っていて。そのようなことを目指してやっていました。「喜ばしい財産であるのと同時に、大きな壁」――今回の『The Final』では剣心はセリフが決して多くはない中で、「答え」を探し、苦悩する姿などを見せなくてはならなかったと思いますが、剣心の心情をどのようにとらえ、作り上げていったのでしょうか? 何かキーになった感情やセリフ、やり取りなどがあれば教えてください。基本的には現場ですね。自分の中にもう剣心はいたので、その剣心が何を感じ、何をセリフとして言って、どういう表情で敵と向き合っているのかということは、シーンごとで感じながら作っていきました。――読者からの質問です。「緋村剣心を演じたことで、佐藤さん自身が得たものはなんですか?また、成長したところはどのようなところですか?」今後、役者をやっていく上で、これだけ関わっている人たち全てが人生を懸けて、魂を削って作る作品はなかなかないと思います。そういった作品に出演させていただいたことは、ひとつとても大きな財産だと思いますし、やはりアクションに関してのノウハウが身についたと思っているので、今後、別の現場に行っても、より良いものを映像に残せると思います。あとこれは良くも悪くもだと思うんですが、ひとつ大きな代表作になったので、今後も佐藤健といえば『るろうに剣心』だよね? とか、僕を見るその陰に、剣心も同時に見る人たちがたくさんいると思うので。それは嬉しいことでもあり、今後、僕がさらに上に行くためには、この殻を突破しないといけないなという思いもあります。非常に喜ばしい財産であるのと同時に、大きな壁ともなっているんだと思います。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月23日撮影中は、自分が3人いた感じがしたその白い衣を脱いだ瞬間、逞しい上腕二頭筋があらわになる。盛り上がった筋肉に見惚れると同時に、俳優・新田真剣佑が雪代縁という役にどれだけ身骨を砕いて向き合ってきたか、凄絶な日々の一端が見えた気がして、痺れる想いがした。スクリーンの中で描かれる、剣心と縁の最終対決。それは、日本のアクション映画の歴史を塗り替えた映画『るろうに剣心』シリーズのラストを飾るにふさわしい、命と命のぶつかり合いだった。「撮影中は、自分が3人いた感じがしました。剣心を憎む縁としての自分と、姉を想う純粋な縁としての自分。そして、そんな縁になりきるために、時間の許す限り体づくりに取り組み、いっぱい食べて自分の体を痛めつけている新田真剣佑と。カメラが回っているときはもちろん、そうでないときも、ずっと集中していました。」過酷すぎた日々を振り返る。雪代縁は、新田真剣佑が俳優として持てる力のすべてを注いでつくり上げた役だった。「それだけ自分を追い込まなければ、雪代縁という役は演じられなかった。だからこそ、『るろうに剣心』という映画は、世界に通用する作品なんだなと思います。直前に台本を読んでもできるような役は一つとしてない。ちゃんと準備期間があって、予算があって、かつ面白い。こういう作品に出会えることが、俳優としては何よりも幸せです」受け答えは、極めてクール。だけど、言葉に充実感がにじんでいる。新田真剣佑がここまで本気で取り組んだのも、これまで『るろうに剣心』という大作を築き上げてきた“大友組”へのリスペクトがあったからだ。「1作目がつくられたのは、僕が14歳のとき。他のみなさんは10年という月日を『るろうに剣心』と共に過ごしてきた。みなさん役が身に染み込んでいるし、それぞれの人物になりきっている。その中でいきなりパッと入ってきた僕が同じ説得力を持てるか。僕がどれほど縁になりきることができるかが難しいところでしたね」やれと言われたら何でも出来るので言ってください、と伝えましただからこそ、どんな高いハードルも絶対に超えてみせると決めた。『るろうに剣心』シリーズの見せ場のひとつでもあるアクション。新田真剣佑にも身体能力の限界に迫るような熾烈なアクションが与えられた。「これほど動ける現場に会えたことがものすごくうれしかったです。コロナの影響で公開は『ブレイブ -群青戦記-』が先でしたが、自分にとっての初アクションは『るろうに剣心』。だからこそ、一切妥協はしたくなかった」まず強烈な先制攻撃となるのが、映画冒頭の縁の登場シーンだ。狭い電車の中で、警官たちを次々となぎ倒す縁は、さながら鬼神のようだった。「大多数の相手を倒すのって楽しいなと思いました。そこだけ文字にすると危ない人ですけど(笑)。この場面は戦い方も特殊なんですよ。縁は、けん玉で戦っていく。縁なら、けん玉さえも武器になること、そして何十人何百人と来ても倒せる力があることを冒頭で見せつけなければいけなかった。かなり暴れさせてもらったので、ものすごく楽しかったです」アクション監督は、谷垣健治。シリーズ第1作から『るろうに剣心』のアクションを手がける、この映画の屋台骨だ。「谷垣さんのクリエイティビティと想像力には何度も驚かされました。どうやったらこんなアイデアが出てくるんだ、と思うようなアクションがたくさん入っていて。セクションごとに、見る人を惹きつける難しい技が必ず入っているんですよ。だから、どこから見ても面白い。それがまた谷垣さんのすごいところだなって。僕としても、アクションで求められるクオリティが高かったので楽しかったです」まるで最新のアトラクションに乗ったように、新田真剣佑は何度も「楽しかったです」と口にする。だが、映画本編を観てもらえれば一目瞭然だが、とても容易に「楽しい」と言えるような生ぬるいアクションではない。予想を裏切る大胆かつ斬新な動き。稲妻のようなスピード。呼吸も許さぬ膨大な運動量。これを習得するだけでも、想像を絶するトレーニングが必要だったはずだ。しかし、新田真剣佑は悠然とした表情を崩さない。「谷垣さんには、『想像しうる中で、いちばん難しい手を用意してください』と言いました。やれと言われたら何でも出来るので言ってください、とも。アクションの事前練習は1週間くらい。まずアクションチームの方たちがやってくれたのを見て、それを動画に撮って見て覚えて、家で練習して。慣れてきたら、どんどんスピードを上げていって、本番に向けて仕上げるという感じでした」どんな高難度のアクションも1週間で絶対に自分のものにする。強気な姿勢を、新田真剣佑は有言実行してみせた。そこにあったのは、日本最高峰の映画に携われているという誇りだ。「僕はこの『るろうに剣心』は、日本を代表する映画であると思っています。その中に出てくる最後の敵が、縁。縁を輝かせるために自分にできることは全部やりたかった。やった分だけカッコよく撮ってくださる組だったので、その期待に応えたかったというのもあります」人生で一番大変な撮影でしたアクションだけでなく、雪代縁として生きるために、その内面とも真っ向から対峙した。原作は、あえて読まない。映画の中の雪代縁として、台本から人物像を浮かび上がらせた。「本来の縁はものすごく優しくて、まっすぐな男の子。そんな縁を変えてしまったのが、剣心なんですよね。角度を変えれば縁が正義であり、剣心が悪という見方もできる。どちらかが正しくて、どちらが間違っているか、簡単に言えないところが面白いなと思いました」だからこそ、決して縁が悪役だとは思わなかった。「縁のやっていることは、愛する家族を殺した人間への復讐。自分の正義を貫いているだけだから、悪でもなんでもない。僕だって縁と同じ立場なら同じことをしている気がします」復讐を遂げるために、殺戮を繰り返す残虐性と、一途に姉を慕い続ける純粋性と。縁が内包する二面性を、新田真剣佑は演技に込めた。「縁の狂気と姉想いの面は、意識して変化をつけて演じました。実は僕、有村架純さんが演じている巴を、撮影が終わるまで一度も見ていません。あくまで、僕の頭の中にある巴のイメージを広げて、現場では演じていました。言葉で表すと難しいんですけど、そのシーンそのシーンに必要なかけらを拾い集めながら演じていたという感じです。自分でもどうやって演じていたのかわからない。でも、たぶんそういうことを頭の中でやっていたんだと思うし、現場に入って衣装を着れば、自然と縁になれました」健くんは僕をすごく信頼してくれていた最大の見せ場は、剣心との対決シーン。これまで作品を背負い続けてきた佐藤健と、全力でぶつかり合った。「健くんは僕をすごく信頼してくれていたみたいで、あえて二人で役について話すことなく、あのシーンはとにかく自分の信じるものを貫いたという感じでした」剣心との最終対決は、1週間かけて撮影した。連日続く嵐のようなアクションシーン。その壮絶さに、お互い日に日に無口になっていたという。「4日目くらいから、体が重くて重くて。疲れているのか、バネがきかないんです。そんな体でも本番はやらなきゃいけない。本当に苦しかったし、大変でした」文字通り満身創痍になりながら、雪代縁として生き抜いた。クランクアップの瞬間は、この疲労から解放される安堵感と、やり遂げた達成感が、同時に溢れ出た。「3年前なのでちゃんと覚えていないですけど、確かその場ではうれしいですということと、あとは人生でいちばん辛い撮影でしたと伝えたのを覚えています。その言葉は今でも変わらない。間違いなく、自分の人生でいちばん大変な撮影でした」だが、その苛烈な経験は、時を経た今、勲章となってその胸に輝いている。新田真剣佑にとって、この『るろうに剣心』はどんな作品になったのだろうか。「海外への挑戦を前に、日本を代表する、世界に通用する作品に出られたことが誇りになりました。」俳優・新田真剣佑の第1章は、『るろうに剣心 最終章 The Final』をもって完結を迎えた。次の舞台は、世界。その大いなる第2章の幕がいよいよ上がろうとしている。取材・文/横川良明
2021年04月23日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』シリーズのLINEスタンプが、22日より発売される。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。今回公開される「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。LINEスタンプはシリーズ初で、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して発売された。剣心(佐藤健)、薫(武井咲)、左之助(青木崇高)、恵(蒼井優)、操(土屋太鳳)とお馴染みの神谷道場メンバーに加え、斎藤(江口洋介)、巴(有村架純)、桂(高橋一生)の絵柄が使用されており、トーク画面いっぱいに広がるBIGスタンプ仕様。「おろ?」「かたじけない」など、お馴染みのセリフに加え、逆刃刀を手に取った姿など、様々な表情を見せる剣心や、「おつかれさまです」「頑張って!」と剣心や神谷道場を支える薫ならではの、ねぎらいの言葉が使用されたものも。そして「いいじゃねえか」と神谷道場のムードメーカーである左之助らしいコミカルな仕上がりのスタンプに加え、「大丈夫?」といつも剣心や薫を心配する恵のスタンプも登場。「終わったな」「チョロい」と、いつもはつらつとしたストレートな物言いの操のスタンプもあり、神谷道場メンバーが勢ぞろいしている。「それは俺の仕事だ」と漢気溢れる、シリーズ全作品に登場する斎藤のスタンプや、「The Beginning」から「失礼します」とクールな表情の巴、「待っています」と物思いに耽る桂のスタンプなども登場し、『るろうに剣心 最終章』の世界観を表現する、充実のラインナップとなっている。
2021年04月22日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final』(6月4日公開)のIMAX&4DX特別映像、さらに各界からの鑑賞コメントが22日に公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。IMAXとは、世界最高レベルの解像度と鮮明な明るさ、そして繊細な小さい音から爆発などの大音響まで臨場感あふれる高精度なサウンドで再現する映画館の上映システムだ。IMAX上映鑑賞後、会場内はキャスト、監督、そして制作スタッフ一同含む客席からスタンディングオベーションが起こり、既に5回目の鑑賞という佐藤は「今までの集大成となる作品を(皆さんと)同時に、最高の環境で観られたことは幸せな時間でした。IMAXは本当にお勧めできます。全然違いますね。感覚が直接揺り動かされるような感動の仕方をすごくしました。みんな観るべきだと思います」と、通常上映との違いを力説した。武井咲も「これだけ細かい部分まで見えてくると、剣心が背負ってるものだったり、縁が背負っているものだったり、そういう物がすごく明確に見えてくる」と絶賛し、新田真剣佑は「音が綺麗、迫力がすごい、物凄く楽しかったです。終始体に力が入っていました」と極上の映画体験を満喫。大友啓史監督は「我々が現場で作り込んだ全てが全部観れる。臨場感が全然違う。いつも見ている映画とは全然違う体験ができるし、アクションの迫力も一番伝わります」と脚本段階から精緻に想定して製作したIMAX上映に自信を覗かせた。さらに今回、キャスト・監督は“ライド感”と“臨場感”を楽しめる4DX上映も鑑賞し、アクションとリンクして動く激しい揺れや現場を感じさせる匂いなどを体感し、撮影時を思い出して鳥肌が止まらないと大盛り上がり。4DX上映について佐藤は「まだお互い『好き』とか言い合えていない、どうなんだろうな? って思っている男女がいるなら是非4DXに行って、吊り橋効果でお互いのドキドキを高めていただいた後に告白していただければ、最高の一日になると思います!」と恋のアドバイスも。「1度観ただけでは分からないことが沢山あるし、僕自身も今回、全然違った感情になりました。皆さんにも色々な種類で楽しんでもらえるのはありがたい」とシリーズ10年の歴史で初のIMAX/4DX/MX4D上映に対し、喜びを露わにした。「The Final」に続き、「The Beginning」のIMAX/4DX/MX4D上映も決定している。また、アニメ『るろうに剣心』の緋村剣心役を務める女優・涼風真世、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』と同じく『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『NARUTO-ナルト-』の作者・岸本斉史など、各界からの鑑賞コメントも公開となった。○犬童一心(映画監督) コメント圧倒的、日本アクション映画の金字塔。 そして、何より、まさに今登場するべき作品。 描かれる怒りや悲しみが他人事でなく心に響く。 大友監督、よくぞやり遂げましたね。祝杯をあげたくなりました。○岸本斉史(漫画家) コメント剣心の細やかな所作「静」と激しい殺陣「動」のギャップがカッコいい!また美術が凄すぎていつのまにか世界に入り込んでいました。 ビギニングと合わせて剣心の人生を堪能させて頂きました。切なさが染み込んでくる…。○涼風真世(女優) コメント現代に再びよみがえった艶やかで狂気的な世界観に圧倒されました。剣心ワールドを的確に捉え、繊細に描き、魅せ、立ち回りでは迫力と鋭さに震え凄みを体感し、魂を抉られました。音楽も剣心の心情を見事なまでに表現し、涙が溢れました。…世界中の人々に届けたい最高の作品です。○三田紀房(漫画家) コメント瞬き、呼吸を奪い取られるスーパーアクション! 哀しく、儚くも凛烈とした美しい情景! 上映後、赤く焼けた鉄の球を胸へ叩き込まれた感覚に体は打ち震え、暫く席に貼り付けられた。大友監督はジャパンオリジナルが世界と戦って勝てることをこのシリーズで証明した!○赤ペン瀧川(映画プレゼンター) コメント凄まじい熱がスクリーンから溢れ出し、洪水のように観客席に降り注いできた。映画を浴びた。この映画、見終わった後に「ヤバい!」と「スゴい!」しか出てこなくなるから気を付けて!○相田冬二(Bleu et Rose/映画批評家) コメントより、はやく。より、つよく。より、ふかく。より、やさしく。より、あたたかく。見たこともない顔で、緋村剣心がわたしたちを抱きしめる。日本には佐藤健がいるんだぜ。気がつけば、世界中の空に向かって、さけんでいる。○よしひろまさみち(映画ライター) コメント冒頭の列車内シーンからして、これぞ「度肝を抜く」超高速アクションの連発。剣心サイドと縁たちの強烈なぶつかりあいに圧倒されるばかり。さすが大友監督&谷垣アクション監督の黄金タッグ!○酒井啓太(リニア/芸人) コメント人生で初めて、何軒も書店を回って、自分のお小遣いで集めた漫画が「るろうに剣心」でした。 この映画を観て「1番大好きな作品の実写化が素晴らしかった」という幸運に、胸が震えました。 この感動と出逢わせてくれた制作陣の皆様、本当にありがとうございます!(C) 和月伸宏/ 集英社(C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final」製作委員会 IMAX is a registered trademark of IMAX Corporation.
2021年04月22日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)の場面写真が20日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。『るろうに剣心最終章 The Beginning』で描かれるのは、動乱の幕末。緋村剣心が、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍し、血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた時代が舞台。これまでのシリーズの“流浪人”である剣心の優しいイメージを根底から覆す、剣心の原点を描いた作品だ。今回到着した場面写真は、これまで誰も観たことのない、人斬り・緋村抜刀斎の危険で美しい姿、そして、彼の妻となり、斬殺されるという運命を辿る有村架純演じる雪代巴、さらには、高橋一生演じる桂小五郎、村上虹郎演じる沖田総司、そして江口洋介演じる斎藤一らの姿を収めている。人斬りの現場を見られ、巴を口封じのため側に置くことにした剣心。素性が謎に包まれていたものの、共に日々を過ごす中で、巴は人斬りとして日々人を殺めることで心をなくしそうになっていた剣心に、“大義は本当に何事にも優先するのか”を問いかけ、次第に剣心にとって大切な存在となっていく。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを帯びている巴の美しくも儚い姿を見せる一方、剣心が巴に斬りかかろうとする姿も。また、“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる長州藩志士・桂小五郎、そして当時、幕府側の浪士隊・新選組の三番隊組長だった斎藤一など、時代を守るか変えるか、それぞれの信念を貫き命懸けて戦っていた戦士たちの姿を捉えた場面写真も解禁され、“真剣”を手にし新選組一番隊組長・沖田総司と対峙する剣心の姿、刀を口にくわえた狂気溢れる姿や、そして頬がまだ一本傷の姿もなども公開された。
2021年04月20日佐藤健が主演を務める人気シリーズの最新作で完結編『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より、本日公開された特報映像に続き、場面写真9点が一挙に公開された。最終章は2作連続で公開されるが、その2作目『The Beginning』は、動乱の幕末、剣心が桂小五郎のもと暗殺者として暗躍し、血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた時代が舞台となる。“流浪人”剣心の優しいイメージとはまた違う、彼の原点が描かれる。人斬りの現場を見られ、巴を口封じのため側に置くことにした剣心。巴は人斬りとして日々人を殺めることで心をなくしそうになっていた剣心に、“大義は本当に何事にも優先するのか”を問いかけ、次第に剣心にとって大切な存在となっていく。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを感じさせる巴の美しくも儚い姿や、剣心が巴に斬りかかろうとする姿も切り取られている。一方、人斬り抜刀斎が誕生するきっかけとなる長州藩志士・桂小五郎(高橋一生)、当時、幕府側の浪士隊・新選組の三番隊組長だった斎藤一(江口洋介)など戦士たちのカットも公開。さらに、剣心が“真剣”を手にする沖田総司(村上虹郎)との対峙シーン、刀を口にくわえた狂気溢れる姿や頬がまだ一本傷の姿も写し出されている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日6月4日(金)より公開となる『るろうに剣心 最終章 The Beginning』から特報映像と本ポスターが到着した。日本映画の歴史を変え、エンタテインメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動超大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日『るろうに剣心』公開、2014年8月1日『るろうに剣心 京都大火編』公開、同年9月13日『るろうに剣心 伝説の最期編』公開。シリーズ累計興行収入120億円、観客動員数980万人を突破し、日本だけではなく世界中を熱狂させた本シリーズがついに10年という年月を経て、4月23日(金)と6月4日(金)より二作連続で公開される『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』で完結を迎える。日本映画の歴史を塗り替えてきた本シリーズの究極のクライマックスを飾る『The Final』は、剣心の過去に深く関わる物語として、〈十字傷の謎〉を知るシリーズ最恐の敵・縁との戦いを描く。常に進化を続ける圧倒的なスケールで描かれるアクションに加え、剣心と縁の感情がぶつかるエモーショナルでドラマチックなラストバトルなど、10年の歴史で積み重ねた『るろうに剣心』の全てが凝縮された一本となっている。そして、物語は時空を超え、明治から幕末へ。これまでのシリーズとは全く異なる雰囲気で描かれる『The Beginning』は、「なぜ、剣心は二度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎に迫る『るろうに剣心』始まりの物語で「絶対に描きたかったエピソード」と主演の佐藤健をはじめ、大友監督率いるスタッフ陣が並々ならぬ想いで作り上げたシリーズ最高傑作だ。今回、公開となった『The Beginning』特報映像では、黒い着物に身を包んだ<緋村剣心(抜刀斎)>が血しぶきも省みずに容赦なく人を斬り捨てていく衝撃の姿が初お披露目。そして、剣心に近づく巴の存在。のちに妻となる巴をなぜ斬殺することになるのか、十字傷に秘められた真実が描かれる。さらに、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎(高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、そして、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)の姿などの動乱の幕末を生きた男たちの姿も収められており、『The Beginning』では、これまでの『るろうに剣心』シリーズとは全く違う世界が描かれていることが期待できる。また併せて公開となったポスタービジュアルでは、白い着物の至る所から血が滲んで満身創痍な剣心が、降りしきる雪の中で静かに横たわる妻・巴を抱きよせるという、美しく、儚いビジュアルに仕上がっている。一体彼らに何が起こったのか?『るろうに剣心』始まりの物語であり、10年続くシリーズの完結作となる本作のコピーは「これで終わる。ここから始まる」。異なる時代で描かれる壮大なフィナーレ。伝説の最後、そして伝説の幕開けにぜひ注目してほしい。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』特報映像■監督・脚本:大友啓史十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。■主演:佐藤健『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです。『るろうに剣心 最終章』The Final 4月23日(金) / The Beginning 6月4日(金)より公開
2021年04月20日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)の特報映像&本ポスターが20日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。公開間近の「The Final」から時空を超え、幕末を描いた「The Beginning」。これまでのシリーズとは全く異なる雰囲気で「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか」というシリーズ最大の謎に迫る『るろうに剣心』始まりの物語であり、主演の佐藤健をはじめ、大友監督率いるスタッフ陣が「絶対に描きたかったエピソード」と並々ならぬ想いで作り上げた。今回、解禁となった特報映像では、黒い着物に身を包んだ緋村剣心(抜刀斎)が血しぶきも省みず に容赦なく人を斬り捨てていく衝撃の姿が初お披露目。そして、剣心に近づく巴(有村架純)の存在もとらえられ、十字傷に秘められた真実が描かれる。さらに、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎 (高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)と、動乱の幕末を生きた男たちの姿も収められた。また解禁となったポスタービジュアルは、白い着物の至る所から血が滲んで満身創痍な剣心が、降りしきる雪の中で静かに横たわる妻・巴を抱き寄せるという、美しく、儚いビジュアルに仕上がっている。○大友監督 コメント十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました。来るべき新時代を肩に背負い、孤独に囚われ、返り血を浴びながら、生涯ただ一度の恋に生命を煌めかせた、ある人斬りの「運命」をめぐる物語。それは僕にとって、「龍馬伝」の岡田以蔵に始まる佐藤健との十年に及び旅のまさに終着点であり、総決算に他なりません。人斬り抜刀斎そのものと化した佐藤健は、蒼白く燃える魂を心の奥底に秘め、巴との邂逅と不殺の誓いに至るプロセスを、美しく、ストイックに演じ切りました。その一瞬一瞬を噛み締め、愛おしみながら、僕たちは彼の姿を瞼に焼き付け続けました。いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。「おろ?」っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語「The Beginning」を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います。○佐藤健 コメント「The Beginning」では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から「The Final」で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します。完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、「The Final」と合わせてご覧頂けると嬉しいです。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日2作連続公開となる『るろうに剣心』完結編の2作目、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より、特報映像と本ポスタービジュアル、そして主演の佐藤健と監督の大友啓史からコメントが到着した。シリーズ最高峰のアクションで究極のクライマックスを描く『The Final』の一方で、シリーズ始まりの物語を描く『The Beginning』。物語は時空を超え、明治から幕末へ。なぜ剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか、十字傷に秘められた真実が明らかになる。大友監督は「十字傷の謎、それに触れずして絶対にシリーズは終われない。シリーズ開始当初から、我々の意識の先には常にこの作品がありました」と今作への思いを明かし、「いよいよシリーズ最後の作品、そして我々の集大成をお披露目する時です。『おろ?』っとおどける剣心とは別人格の、京都の夜を震え上がらせた人斬り抜刀斎の全貌が明らかになります。積み重ねてきた十年に渡る私たちの時間の結晶と、剣心と巴との生命の燃焼の物語『The Beginning』を、ぜひ劇場でご覧いただき、楽しんでいただければと思います」とメッセージ。剣心役の佐藤さんは「『The Beginning』では、剣心を語る上で欠かせないエピソードである、剣心が抱える十字傷の正体が明らかになります。パート1から『The Final』で穏やかに微笑んできた剣心とは違い、闇の中で生きる人斬り時代の剣心の姿が描かれます。剣心のこのエピソードをお客さんに知ってもらって初めて『るろうに剣心』が完結します」と語り、「完成した映画を見ましたが、僕が思い描いたものを遥かに超えたクオリティで大友監督が映画として完成させてくれました。嬉しいですし、悔いはありません。僕自身絶対に演じたいエピソードでしたので、早く皆様に届けたいです。ぜひ、『The Final』と合わせてご覧頂けると嬉しいです」とコメントしている。そして今回到着した特報映像では、黒い着物姿の剣心が、容赦なく人を斬り捨てていく衝撃シーンが初公開。また、のちの妻となる有村架純演じる巴をはじめ、剣心を人斬りの任に就ける長州藩の志士・桂小五郎(高橋一生)や高杉晋作(安藤政信)、剣心と敵対する幕府側の浪士隊・新選組の斎藤一(江口洋介)や沖田総司(村上虹郎)の姿も収められており、これまでのシリーズとは違う雰囲気が感じられるようだ。さらに、白い着物の至る所から血が滲み、満身創痍な剣心が横たわる妻・巴を抱きよせる、美しく、儚いポスタービジュアルも完成した。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月20日佐藤健主演の大人気映画シリーズ『るろうに剣心』がついに最終章を迎える。4月23日に公開される『るろうに剣心 最終章 The Final』、6月4日に公開される『るろうに剣心 最終章 The Beginning』と2作連続での公開となり、すでに期待も高まっている状態だ。今回は、2019年3月に行われた『るろうに剣心 最終章 The Final』の撮影をレポートする。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いてきた。今回の「最終章」は、原作の「人誅編」をベースに、縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。撮影が行われたのは、まだ新型コロナウイルス感染の心配もなかった2019年3月。東宝スタジオ内に設置されたのは、剣心と縁の最終決戦の場である縁の館のセットだ。原作では砂浜での戦いだったが、大友監督は「『伝説の最期編』で、剣心たちが煉獄に乗り込むまでの乱闘は舞台が砂浜でしたが、砂に足を取られ動きづらいので、アクション撮影に適していないことを痛感していたんです。それで今回各所から泣きが入って(笑)。なので、このシーンは脚本上あらかじめ、セットでの撮影を前提に設計しています。剣心と縁、2人の私闘ですからね、開放的な空間よりも、むしろ密度を感じられる空間で勝負しようと思って」と製作上の意図を明かす。同作には気球を使った派手な場面や列車での縁の立ち回りなどもあるが、このシーンは剣心と縁の闘いを彩る場として、特別な思いが込められているように感じられる。撮影に入る前、剣心役の佐藤、縁役の新田はすでに役に入り込んでいるようで、素振りを行うなど、準備に余念がない。大友監督はこのシーンについて、アクション監督である谷垣健治氏に「感情が見えるアクションにしてくれ」と頼んだという。「剣心にとって縁は、自分が手にかけてしまった最愛の妻・巴の弟でもあり、深い贖罪の意識をもって向き合わざるを得ない相手」と、大友監督はその感情を言葉にした。不殺(ころさず)を掲げてきた剣心が「1番戦いたくない相手」が今回のラスボスの縁ということだ。撮影に入り、まず驚かされるのはセットを360度使用すること。ワイヤーが使用され、佐藤と新田が部屋中をぐるぐると回るような形で剣を交える様子から、そのスピード・迫力が俳優の生身の身体を通して伝わってくる。大友監督は「VFXやモーションキャプチャーでやれることが沢山ある中で、とにかく肉体とアナログにこだわっています。ワイヤーも、いかにもワイヤーワークといった動きは排除している」と語る。大友監督は海外でも活躍する谷垣アクション監督に「『海外にいる間も、アイディアを溜め込んでおいて』と話していたそうだ。「中国や香港は、いわばアクションの最前線ですから、そこで蓄えたものを日本の土壌でどう実現するか、どういう形に持ち込むのか、いろんなレベルで検討しました」と明かす。撮影のたびにセットが崩れ落ち、アクションの迫力を増幅していたが、「それを実現させるには、アクションチームの頑張りだけではなくて、壊しや様々な仕掛けも含め、それを美術チームや撮影チームが受け止められるのか、やはりチームとしての総合力がないとダメなんだと思う。縁のすべてを破壊しつくすような攻撃性を描くためには、それを受ける剣心を撮るだけでなく、周りのものが壊れたりとか、そういう表現は必須なものになってくる」と、125カットにも及ぶ決戦シーンのすごさの秘密を語った。実際に同シーンに挑む新田について、大友監督は「この役で、センセーショナルな彼のアクションと、その身体能力の素晴らしさを見せられると思ったし、とても繊細な芝居力も備えていますからね。姉への想いを抱えて1人佇むシーンとか、その姿勢は造形的にも美しく、一方で若さゆえに、ちょっとしたことでバランスを崩しそうな、縁の不安定さをもしっかり体現している」と絶賛。アクションについては「大きくて正確」と評し、「元々空手もやっていて素養もある。僕らも経験則上、素養があるからといってアクションが出来るわけではないということは何度も痛感しているけど、真剣佑の場合、ちゃんとキャラクターから入って、縁らしい立ち回りを考え尽くしているし、アクション練習にも、真摯に謙虚に取り組んでくれた。そのまっすぐで端正な立ち回りからは、こじんまりとまとまったアクションとは遠く離れた、澄み切った殺気を感じられる気がします」と表現する。一方、1作目から共に歩み続けてきた佐藤については「剣心は縁の攻撃をすべて受け止めながら、その思いを深く感じていきます。2人には、剣を交えることでしか伝わらない思いがある。健はあらゆる意味で横綱相撲というか、あくまでも“剣心”として現場の中心にどっしりと構えていた。現場で起こる全てのことを受け止める覚悟でいると、改めてそう感じましたね」と分析する。「それと、アクションの全体の構成や流れを見ながら、アクションチームとのアイディアの交換に時間をかけるようになったと思います」とこれまでの経験があるからこその高みに至った様子。「かなり難易度の高いアクションをこなしていますが、それに取り組むことが、彼にとってはもはや特別なことではなく。確実に次の段階にいっている気がしますね」と、クライマックスの2人の闘いに期待を持たせた。
2021年04月19日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の公開がいよいよ近づいてきた。本作では、緋村剣心にとって最大にして最恐の敵・雪代縁との壮絶なバトルが描かれる。まさに『るろうに剣心』シリーズの集大成とも言える究極のアクションが展開する剣心VS縁の究極の闘いが繰り広げられた現場レポートをお届けしたい。2019年3月29日。この日は剣心を演じる佐藤健と、縁<えにし>に扮する新田真剣佑の最後のバトルシーンの撮影。縁は、最愛の姉・巴が剣心によって殺されたことに対する復讐心を抱えながら生き続け絶対に許せない相手として剣心と対峙する。このシーンについて大友監督は「剣心にとって縁は最後の敵であるが、決して倒すべき男ではない。ある意味で剣心が一番闘いたくない相手」と剣心と縁の関係性を説明すると、だからこそこれまでの闘いとは違う「感情が見える」アクションを構築したいという思いがあった。この言葉通り、刀を交えながら戦う剣心と縁だが、観ている側は肉体と肉体のぶつかり合いのような生々しさが伝わる。もっと言えば、その肉体のなかに内包されている魂と魂のしのぎ合いのような佇まいも感じられる。そんな二人の闘いを大友監督は「和解していく闘い」と表現していたが、ここまでアクションで人の感情をエモーショナルに動かすことができるのか…というほど佐藤さんと新田さんのぶつかり合いは見応えがある。新田さんを縁役に起用した理由について「縁の持つ狂気性と繊細さを表現できるような若い俳優と考えたとき、彼しかいませんでしたね。ある意味でこの何年間で若手俳優のなかではモンスター級になった佐藤健という存在にぶつける相手として、新田真剣佑は適任だと思ったんです」と説明する。実際、新田さんのアクションシーンを見た大友監督は「大きくて正確。とても魅力的」と表現すると、現場に臨む姿勢も絶賛する。「心技体すべてを求められる役ですからね、身体づくりも大変だと思うのですが、見事にコンディションを整えてきてくれました。小さいころから武道のトレーニングをしてきていたという素地はあったとは思いますが、彼はしっかりキャラクターを掴んで現場に臨んでくれたので、縁らしい立ち回りもすんなり対応してくれています。性格のまっすぐさもあり、とてもキレイで澄みきった剣を見せています」。そんな新田さん演じる縁の剣をすべて受け止めようとする剣心の姿も、非常にエモーショナルだ。二人の闘いを余すところなく凝縮したこのワンシーンのカット数は実に125だという。そこにはアクション監督の谷垣健治らを中心に「観たことのないようなアクション」を追求する「チームるろ剣」のすさまじい思いがある。大友監督は「3DやVFX全盛のなか、身体性を中心としたアナログにこだわっている」と語ると「アクションだけではなく、美術や衣装、照明などチーム全体でやれることの許容範囲が広がってきている。迫力が増しているのはその総合力の所以だと思います」と期待を煽る。第1作目『るろうに剣心』の撮影が始まった2011年から、延期などがあったものの、10年の歳月を費やして公開となる『るろうに剣心 最終章 The Final』。そのラストを飾る“剣心VS縁”のアクションシーン。現場の熱量だけを見ても、そのすごさに度肝を抜かれた。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)より全国にて公開。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:Masakazu Isobe)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月19日「トムとジェリー」と、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』によるコラボレーションアイテムが登場。2021年4月23日(金)より、全国の映画『るろうに剣心 最終章』上映劇場にて発売される。“最強コンビ”が夢のタッグを実現!2021年3月に実写映画化で話題を集めた最強コンビ・トムとジェリーが、シリーズ最終章を迎える映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』とコラボレーションを実現。物語の主人公となる剣心をトム、シリーズ最凶の敵となる縁をジェリーに重ねた、愛らしいビジュアルで登場する。こだわりのディテール印象的なのは、『るろうに剣心』の象徴的なコスチュームのみならず、それぞれのキャラクター像を忠実に再現した、こだわりのディテールだ。例えばトムには、剣心のトレードマークである<十字傷>を頬にあしらったほか、斬れない日本刀<逆刃刀>を手元にプラス。一方縁に変身したジェリーの顔には、アイコニックなサングラスを飾っている。全7アイテムを展開展開されるのは、ステーショナリーやぬいぐるみといった全7アイテム。中でも、劇中の剣心×縁のバトルさながらに、今にも斬りかからんとにらみ合う「トムとジェリー」のミニハンカチは、両者のファン必見のアイテムとなっている。【詳細】トムとジェリー×映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』発売日:2021年4月23日(金)展開:全国の映画『るろうに剣心 最終章』上映劇場(一部劇場・商品除く)、通販サイト※一部上映劇場では販売開始日時が異なる場合あり。<作品情報>■『トムとジェリー』公開日:2021年3月19日(金)©2020 Warner Bros. All Rights Reserved.■『るろうに剣心最終章』公開日:The Final 2021年4月23日(金)/The Beginning 2021年6月4日(金)2作連続ロードショー© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final」製作委員会© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会
2021年04月18日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の場面写真が18日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。神谷薫役の武井咲、相楽左之助役の青木崇高、高荷恵役の蒼井優らオリジナル・キャストも再結集し、彼らと剣心との友情や絆がそれぞれの成長とともに集大成として映し出している「The Final」。神谷道場のメンバーの1人、高荷恵は口悪いが心は真っ直ぐな女医で、代々医者の名家の娘だったが家族全員が戦死して天涯孤独となり、生きていくために悪事に手を染めていたところを剣心に救われて心を改め、医者として一人でも多くの命を救うことに身を捧げている。口の悪さとは裏腹に思いやりにあふれる性格で、薫の剣心への想いも理解しており「京都大火編」では“後悔してからじゃ遅い”と剣心の元へ向かいたい薫を鼓舞する一幕も描かれていた。1作目で登場した当初は剣心を弄ぶかのような立ち振る舞いで悪女ぶりを発揮しつつ、どこか憎めない姿を見せてきた恵だが、今作では、剣心の過去を知って動揺する薫をそっと励まし勇気づける場面も。今まで以上に頼りになる神谷道場メンバーとして存在感を発揮している。今回到着した「The Final」の場面写真は、恵が剣心の過去を知り戸惑う薫に対して、剣心へ向き合うよう薫の背中を押すシーン。平静を装うものの心の中で葛藤があった薫は、恵には本音を打ち明ける。そんな弱音をこぼす薫を優しく諭す恵……剣心と薫の2人を陰からそっと支える、まさに“お姉さん”のような役割を果たし、その頼りがいのある姿にも注目だ。恵を演じた蒼井優は、「今回は過去の3作品よりも、恵という役が落ち着いていて、お姉さん的存在」と自身の役を振り返り、「剣心と薫の関係性が変わって、2人が成長したことによって、それに合わせて、みんなもちょっとずつ成長しているのかなって感じがします」と役柄の変化を語る。剣心の衝撃的な過去を知った薫に声をかけ、薫に寄り添う一面も見せる恵について、蒼井は「きちんと薫の背中を押してください、と大友監督にも言われました」と、事前に話があったことを明かした。また、1作目からの変化について「最初は急に転がり込んできた部外者で、距離感があったと思います。恵ってあんまりスキンシップをする感じではないと思うんですが、皆と過ごす時間を経て、心の距離感が近くなっている感じがします」と、他のキャラクターとはまた違った恵ならではの立ち位置とその魅力を語る。「前作の撮影と比べるとみんな変化しているのに、フォーメーションを組んだ時に形が一緒で、懐かしい感じがしました。でも、1人1人を見るとやっぱり変わったなって思います」と5年ぶりの撮影現場でも変わらぬ『るろうに剣心』チームの懐かしさとともに、それぞれの成長を感じながら挑んだことがうかがえる。16日~22日にかけて、本シリーズの第3作目となる『るろうに剣心 伝説の最期編』が上映中。志々雄との最終決戦に向けた壮絶なアクションを大きなスクリーンで体感でき、「The Final」の特別映像やキャストのスペシャルメッセージも披露している。
2021年04月18日ONE OK ROCKが、2年ぶりの新曲「Renegades」のMusic Videoを4月16日21時にプレミア公開する。本日配信リリースされた「Renegades」は、4月23日に全国公開となる佐藤健主演映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の主題歌として書き下ろされ、世界的スーパースターのエド・シーランと彼のホームスタジオがあるイギリスの郊外にバンドが訪ねた際に制作された共作曲。4月9日に同曲のティザー映像が公開されるとすぐさまYouTubeの急上昇ランキング1位となり、動画再生数は早くも200万を突破している。東市篤憲が監督を務めた今回のMVは、楽曲に込められたバンドの意思と覚悟が表現された作品に仕上がっている。なおONE OK ROCKとしては久々に日本でのMV撮影となったが、日本での撮影とは思えないほどの迫力とスケール感も見どころとなっている。ONE OK ROCK「Renegades」MV<リリース情報>ONE OK ROCK ニューシングル「Renegades」2021年4月16日(金) 配信リリースONE OK ROCK ニューシングル「Renegades」(japanese version)ジャケット配信URL: OK ROCK オフィシャルサイト:
2021年04月16日第1作目の撮影開始から10年の時を経て、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の2作で『るろうに剣心』が遂に完結する。4月23日(金)から公開の本作に先駆けて、「ONE OK ROCK」の主題歌「Renegades」が彩るTVスポット映像2本が到着した。まず「告白編」では、剣心が惨殺した元妻・雪代巴の弟であり、剣心に強い恨みを持ち復讐にやってきたシリーズ最恐の敵・雪代縁との死闘が描かれる。己の過去と向き合う剣心の戦う姿は、シリーズの中でも屈指のエモーショナルなアクションだ。そしてもうひとつ、「剣心×薫編」では、第1作から登場している薫との2人にフィーチャー。剣心の過去を知った薫は、改めて剣心を支えようと決め、剣心も帰るべき場所があり、薫が待ってくれているからこそ、最後まで戦い抜くことを決意する。また、剣心の「ありがとう」という言葉に、これまで2人が歩んできた10年間が詰まっているようだ。薫役の武井咲は、今回の役作りを「『るろうに剣心』の世界では、剣心と薫が神谷道場で日常を過ごしている、というのを意識して撮影に臨んでいました」とふり返る。剣心の過去を知ることについては「剣心が巴さんを斬った、という過去を聞いて薫は強烈な衝撃を受けることになります。その中で、この時代の女性がどういう風に考えるのか、ということを大切にしていました」と言い、「剣心の過去を知ったからと言って、今までの剣心と薫の時間が無くなるわけではなくて、それをどう受け入れていくのか、薫が剣心を見て思う気持ちを大事にしながら演じました」と考えていたことを明かしている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月15日映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』が、それぞれ4月23日(金)、6月4日(金)より2作連続で公開される。この度、本作のTVスポット映像が公開となった。和月伸宏による人気コミックを大友啓史監督によって実写映画化したアクション大作『るろうに剣心』シリーズの最新作にして最終章となる今回の2部作。剣心に復讐するため、東京を総攻撃するシリーズ最恐の敵・縁が登場する。これまでシリーズを彩ってきた“るろ剣”オールスターが集結し、剣心のため、新時代のため、最後の戦いへ挑む究極のクライマックス『The Final』。さらに、戦いの理由は幕末へと遡り、剣心の頬に刻まれた“十字傷の謎”に迫る『The Beginning』へと続いていく。『The Final』で明かされる、剣心が斬殺した妻・巴の存在。剣心はなぜ“不殺の誓い”を立てたのか。そして剣心はなぜ妻を斬殺しなければならなかったのか。『るろうに剣心』の始まりと終わりを描く、時空を超えたアクション大作に期待だ。今回公開となった映像は「告白編」「剣心×薫編」の2パターン。「告白編」では剣心が惨殺した元妻・雪代巴の弟であり、剣心に強い恨みを持ち復讐にやってきたシリーズ最恐の敵・雪代縁との死闘を描く。姉が惨殺される瞬間を目撃した縁は大人になり、剣心の全てを奪おうと東京へ。剣心が生み出してしまった最恐の敵・縁が恨みの力で繰り出す獰猛な剣と、縁の気持ちを受け止める剣心の剣がぶつかり合うシーンはただただ圧巻であり、己の過去と向き合う剣心の戦う姿はシリーズの中でも屈指のエモーショナルな瞬間だ。そして「剣心×薫編」は剣心と薫のふたりをフィーチャー。剣心の知られざる過去を知った薫は平穏な未来のため改めて剣心を支えようと決心し、剣心も“帰るべき場所”があり、薫が待ってくれているからこそ、最後まで倒れず戦い抜くことを決意する。過去と向き合い、薫と未来を共に生きることを誓った剣心の「ありがとう」という言葉に、ふたりの歩んできた10年間の全てが詰まっている。10年間、剣心をそばで支え続けた薫を演じた武井咲は、今回の薫の役作りについて「前作の撮影から5年という年月はありましたが『るろうに剣心』の世界では、剣心と薫が神谷道場で日常を過ごしている、というのを意識して撮影に臨んでいました」とコメント。剣心の過去を知ることについては「剣心が巴さんを斬った、という過去を聞いて薫は強烈な衝撃を受けることになります。その中で、この時代の女性がどういう風に考えるのか、ということを大切にしていました」とした。また、薫の気持ちについては「剣心の過去を知ったからと言って、今までの剣心と薫の時間が無くなるわけではなくて、それをどう受け入れていくのか、薫が剣心を見て思う気持ちを大事にしながら演じました」と、一番近くで剣心を支える薫がどう寄り添うのかを考え尽くした様子をうかがわせた。『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)公開
2021年04月15日佐藤健主演の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』のテレビスポットが15日に公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回公開されたのは、「告白 編」「剣心×薫 編」の2種類。「告白 編」では、剣心が惨殺した元妻・雪代巴(有村架純)の弟であり、剣心に強い恨みを持ち復讐にやってきたシリーズ最恐の敵・雪代縁との死闘を描いた仕上がりに。姉が惨殺される瞬間を目撃した縁は大人になり、剣心の全てを奪おうと東京を襲う。剣心が生み出してしまった最恐の敵・縁が恨みの力で繰り出す獰猛な剣と、縁の気持ちを受け止める剣心の剣がぶつかり合うシーンは圧巻であり、己の過去と向き合う剣心の戦う姿は、シリーズの中でも屈指のエモーショナルなアクションとなっている。そして「剣心×薫 編」は剣心と薫の2人にフィーチャーした仕上がり。剣心の知られざる過去を知った薫は、平穏な未来のため改めて剣心を支えようと決意し、剣心も”帰るべき場所”があり、薫が待ってくれているからこそ、最後まで倒れず戦い抜くことを決意する。過去と向き合い、薫と未来を共に生きることを誓った剣心の「ありがとう」という言葉に、2人のこれまで歩んできた10年間の全てが詰まっている。10年間、剣心をそばで支え続けた薫を演じた武井咲は、今回の薫の役作りについて「前作の撮影から5年という年月はありましたが、『るろうに剣心』の世界では、剣心と薫が神谷道場で日常を過ごしている、というのを意識して撮影に臨んでいました」とコメント。今回、剣心の過去を知る薫については、「剣心が巴さんを斬った、という過去を聞いて薫は強烈な衝撃を受けることになります。その中で、この時代の女性がどういう風に考えるのか、ということを大切にしていました」と語った。また、薫の気持ちについては「剣心の過去を知ったからと言って、今までの剣心と薫の時間が無くなるわけではなくて、それをどう受け入れていくのか、薫が剣心を見て思う気持ちを大事にしながら演じました」と、一番近くで剣心を支える薫だからこそ、どう寄り添うのかを考えていたと明かした。
2021年04月15日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の場面写真が10日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。公開されたのは、武井咲演じる神谷薫が、雨の中佇む剣心を迎えに行くシーン。本作での薫は今までより冷静に、そしてより近いところで剣心を見守る存在として描かれている。1作目の当時、等身大で演じた武井のこの約10年間の成長が、今作の薫の成長へとリンクしているところも本作の見どころとなっている。神谷薫は、“人を活かす剣”を説く神谷活心流道場の師範代。曲がったことが大嫌いな性格で、心根は優しく面倒見もよく、周囲から慕われている存在だ。道場が奪われそうになる事件をきっかけに剣心と出会い、剣心の生き方や優しさに惹かれ、剣心の人生をそばで支え続けたいと思っている。志々雄真実との死闘を乗り越え、平和に過ごしていた彼らの前に現れたのは、剣心の十字傷の謎を知る男・縁で、過酷な戦いを重ねていくにつれ、肉体的にも精神的にも追い込まれていく剣心の姿に薫や左之助たちは戸惑う。剣心は彼らに今まで語ることのなかった自身の過去を打ち明けることを決意するが、それは、かつて妻がいて、その妻を自らの手で惨殺していたという衝撃の告白だった。剣心に忘れられない亡き妻がいることを初めて知り、衝撃を受ける薫。しかし、戸惑いながらもその事実と向き合い、剣心と巴の2人の気持ちに思いを寄せ、改めて剣心を支えようと決意する。剣心のことを支え続ける薫の存在が、今作でより大きく描かれ、その存在が今の剣心の“強さ”の理由でもあることが伺える。武井は、1作目から変わらない神谷道場のメンバーについて「みんながいないシーンだと寂しいところがあったりするので、薫が彼らを家族と感じているように、私の心の中にもそういう気持ちがあります。一緒にいるとホッと安心します」と、笑顔で撮影を振り返った。一方で、今作で剣心の口から初めて明かされる巴の存在を知った薫については、「この時代の女性が嫉妬心を感じたり、寂しい思いをしたりした上で、それを乗り越えていく、という現代の女性も共感できるような気持ちをきちんと表現しなければいけないと思いながら演じました」と複雑な心境へ想いを巡らせながら演じていたと明かす。また、今作の撮影について「1作目の撮影の時私は17歳くらいだったので、今回もその時と同じようなテンションで皆さんについていかないといけないと思って現場入りしたんですが、監督が、薫と今の私の年齢がすごくマッチしているとおっしゃってくださったんです。その一言ですごく安心して、変な緊張をすることもなく、楽な気持ちで演じることができました。今回は前回とは違う自分で現場にいることができたので、新たな『るろうに剣心』の現場を楽しめた気がします」と笑顔を見せた。9日から~15日までは、本シリーズの第2作目となる『るろうに剣心 京都大火編』が上映中。「The Final」の特別映像やキャストのスペシャルメッセージも披露している。
2021年04月11日第1作目の撮影開始から10年の時を経て、ついにシリーズが完結する『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。4月8日(木)、主演の佐藤健をはじめ、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が参加し、一部の制作スタッフとともにシリーズ初のIMAX(R)で『The Final』を鑑賞した。今作『るろうに剣心 最終章』は邦画史上でも最大規模クラスの総勢約2,200名のキャスト&スタッフで作りあげた作品。そして、今回のIMAXの上映はこれまで応援し続けてくれた多くのファンに、最高の環境で『るろうに剣心』の世界を“体験”してもらえるよう、大友監督が脚本段階から精緻に想定して製作したもの。上映が終わり、劇場が暗転すると会場内は立ち上がったキャスト、監督、そして制作スタッフ一同含む客席から様々な想いが込められた温かな拍手のスタンディングオーベーションに包まれた。佐藤健「今日が一番グッときました。今後はIMAX一択!」場所は、『TENET テネット』公開時にも話題となった池袋グランドシネマサンシャインのシアター12。視界全てが映像で埋め尽くされるような6階建てビルに匹敵する巨大なスクリーン(約H18m×W26m)で観終えたばかりの佐藤さんは「今回本編を観るのが3、4回目なんですが、今日が一番グッときました。今後はIMAX一択です!」と大興奮。「大迫力の映像を映す技術も素晴らしかったんですが、それをともに戦い抜いたスタッフの方々と観れたことに感慨深いものを感じました」とコメントし、「スタッフの方々と一緒に観る機会はなかなかないので、こんな“特別な日”を迎えられて役者としても幸せですし、皆さんと一緒にこの作品を作れたのが僕にとっての財産」と感無量の面持ちで語った。武井さんは「以前観た時よりアクションの細かいところまで観れて、臨場感を感じた。監督や大友組の皆さん、佐藤さんへ食らいついていけば、こんな素敵な景色をみれるんだと思いました」と喜びいっぱいに語る。そして新田さんも「改めてこんなに素晴らしい作品に携われて本当に幸せです」と胸いっぱいの様子をみせ、大友監督は「僕らが作ったものが、このIMAXスクリーンだとすべて観客の皆さんへ届けることができる。キャストの芝居も、目の奥にある感情を大画面で観ることができるので、IMAX一択です!(笑)」と佐藤さんと同様、IMAXの魅力とIMAXを通しての感動を語った。新田真剣佑「目の奥の奥にあるものが伝わってくる」佐藤さんが「今日は特にまっけん(新田)のまつ毛ばかり見てました。(笑)まつ毛が2mくらいあったと思う!長いなって観てました」と伝えるなど、新田さんとのやり取りには会場からは笑いが起こるひと幕も。その一方で、「目の奥の奥にあるものが伝わってくるとおっしゃってましたが、本当にその通り」と新田さんが驚きをみせると、監督も「奥にある真逆の感情や、複雑な感情がみえるのが魅力」とIMAXの魅力を力説。一方、武井さんは「弥彦(大西利空)が泣いているところにぐっときました」と明かし、「観終わった後に起こった拍手の長さは、“るろ剣あるある”でした。(笑)私が感じた満足や達成感はスタッフの方も同じ景色を見ていると思いました」とコメントした。また、佐藤さんは「結構細かいことをしているんですが、そこも全て映っている。漏れ落ちてないのが嬉しい」と語り、新田さんは「観ながら自分の体が動いていた、体が覚えているんだと思う。指の先の汚れまで写っているからすごい」と、それぞれIMAXならではの繊細な映像に驚きをみせる。それに対して、佐藤さんも「ちゃんと細かいところまでやらなければと、今後はもう手を抜けない(笑)」と本音も。トーク中には、後ろのスクリーンに剣心、薫、縁の写真が映し出され、約8メートルにも及ぶビジュアルが投影。大友監督は「この大画面だとやってないことが見えてしまうから、どんどんレベルが上がっていくと思う」と、今後の映画業界の行方へ意欲をみせた。また、“IMAX(アイマックス)”にちなんで、「マックス=極限」、“極限”の挑戦や体験について尋ねられた一同。佐藤さんは「食事制限がきつかったです。『The Beginning』では撮影終わりご飯食べたりする機会があまりなく、発散することができなかったので。現場で食べる1粒2粒のチョコレートが嬉しくて…とにかく大変でした」と明かす。新田さんは「縁を“極限状態”で演じていました。アクションシーンを1週間かけて撮影したんですが、スタッフさんも寝てない状態だったと思うので、皆さん“極限状態”だったと思います」と撮影へ全身全霊をかけていた様子が伺えた。「『The Beginning』はIMAXにもっと向いている」と監督そして、その場で発表となった『The Beginning』のIMAX上映決定に、歓喜の声を上げる場面も。2作品あわせてIMAXスクリーンで楽しむことができると知り、佐藤さんは「IMAX一択なので嬉しいです!今日みたいな試写会またやりたい」と熱望。監督は「嬉しいです。『The Beginning」はIMAXにもっと向いていると思う。より奥行きが出るので、また違った良さが見えてくるはず」と自信を見せ、“究極のクライマックス”を“究極の映像”で体感することができる機会にさらなる期待を膨らませた。最後に、監督は「改めてIMAXで観るのがベストコンディションな作品。現場がこだわった細かいところがストレートに伝わる。IMAX一択です!」とコメント。佐藤さんは「この作品は日本が世界に誇れる作品」と自信をみせ、「もっとIMAXが日本中に普及して欲しい」と作品を最高の環境でみれる環境の普及を切望。「過酷の日々でしたが、本気になれる機会を用意してもらえて幸せでした。『るろうに剣心』シリーズの集大成が皆さんの期待に応えられるクオリティで完成することができた」と挨拶し、イベントを締めくくった。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月09日『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX公開記念イベントが8日に東京・グランドシネマサンシャインで行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。「お聞き苦しい声で申し訳ないですけど……」と苦笑する武井は、まさかのハスキーボイスで登場。「以前試写で見た時よりもアクションの細かいところまで見ることができて、さらに臨場感を感じました。前作の時もそうですけど、大友さんと、大友組のスタッフの皆様、そして剣心の佐藤健さんに食らいついていけば、こんなに素敵な景色を見させてもらえるんだなととても幸せです」と心境を表した。印象に残った場面としては「弥彦が泣いてる所がグッときました」と薫らならではの視点も。また「IMAXにちなみMAX/極限と思えるエピソード」を聞かれると、佐藤は「食事制限がキツかったですね。『The Beginning』の時にやってたんですけど、映画って大変な分、ストレスを発散したいので、撮影終わりに皆で焼き肉に行ったりすることが非常にガス抜きになって大切な時間で、今までのシリーズはそうしてきたけど、『The Beginning』では、ほぼほぼ行ってない」と明かす。「そうすると、内にこもっていくんですよね。現場で食べる一粒二粒のチョコレートが唯一の癒やしで、しんどかったですね」と振り返った。一方武井は「今日朝から、ずっと何も食べてない。今、極限。空腹です」と告白。イベントが終わった後に食事を摂ることを楽しみにしているそうで、食べたいものは「焼き肉」と元気に答えていた。
2021年04月08日和月伸宏のコミックを実写映画化した人気シリーズの最新作『るろうに剣心最終章 The Final』のIMAX・4DX・MX4D公開記念イベントが4月8日、東京・池袋のグランドシネマサンシャインで行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲(神谷薫役)、新田真剣佑(雪代縁役)、大友啓史監督が出席。実写版『るろうに剣心』がIMAX上映されるのは、シリーズ初の試みとなる。佐藤はこの日、初めてIMAXで本作を鑑賞したといい「作品を見るのは3~4度目ですが、今日が一番グッときました。感動しましたし、今後(の映画鑑賞)はIMAX一択だな」とその迫力に圧倒された様子。「それにまっけん(新田)のまつ毛ばかり見ていました。まつ毛、2メートルくらいあったよ」と隣に座る新田を笑わせた。また、「我々が現場でやっている細かいディテールが、情報として映像に漏れ落ちていないことに喜びを感じました。手を泥で汚すとか。逆にもう現場でラクしたらダメですね。『映らないからいいや』は通用しない」とIMAXの大画面が伝える情報量にも感嘆。劇場には長年にわたり、シリーズを支えたスタッフたちも駆けつけており、「つらい日々を乗り越えて、ともに戦った皆さまと一緒に映画を見ることができて、それも感慨深いものがありました」と感謝の気持ちを伝えていた。第1作『るろうに剣心』の撮影が始まった2011年から10年。公開延期を経て、シリーズ完結を迎える心境については「10年分の思いが胸に迫って来る。こんな作品に出合えるのは、幸運なこと。この出合いがなければ、間違いなく今の自分はないし、僕の財産だと思う」と感無量の面持ち。「僕を信じ、力を引き出してくれたことにも感謝しています。ぜひ、先頭に立って、日本のエンタテインメントを引っ張ってほしい」と大友監督への感謝も述べていた。映画版『るろうに剣心』シリーズの最新作にして最終章となる今回の2部作。剣心に復讐するため、東京を総攻撃するシリーズ最恐の敵・縁が登場する。これまでシリーズを彩ってきた“るろ剣”オールスターが集結し、剣心のため、新時代のため、最後の戦いへ挑む究極のクライマックス『The Final』。さらに、戦いの理由は幕末へと遡り、剣心の頬に刻まれた“十字傷の謎”に迫る『The Beginning』へと続いていく。取材・文・写真=内田涼『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)公開
2021年04月08日『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX公開記念イベントが8日に東京・グランドシネマサンシャインで行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。イベントの前には、関係者・スタッフも含めてIMAXでの試写会を実施。佐藤は「僕は観るのが3〜4回目になると思うんですけど、今日が1番グッときて、感動しました。今後はもうIMAX一択だなぁと思います」と感動した様子で、「今日は特に、まっけん(新田)のまつ毛ばっか見てますね。もちろん非常に美しい横顔だなと思いながら毎回見てるんですけど、今日はまつ毛が2m位ありました。まつ毛、長いなあと思ってずっと見てました」と告白した。そんな佐藤の言葉に驚いていた新田は、「見ながら自分の体が動いてました。ピクッとしてました。多分、(動きを)覚えてるんでしょうね。とにかく大迫力で、指の先の汚れまで見える」と隅々まで見ていたという。佐藤は「だから、現場で楽しちゃだめだと思うよね。手を汚したりするのって、ちょっと面倒くさい時あるじゃない。これ映らないからいいや、とかはもうできない」としみじみし、スタッフからも笑いが起きていた。大スクリーンでは、映っている顔だけでも8mあるという状態で、佐藤は「我々はけっこう後ろから見させていただいたからいいものの、最前列の方は『進撃の巨人』を見てるみたいになりません? 怖いんじゃないかなあ」と心配。大友監督は「今のコメントうまいなあ、感心しちゃったよ」と笑いつつ、「汚しの表現をこだわってやってきてるから、汚しが効いてるなと思った。ツルツルだったり、どっか抜いたりすると、この大画面だと全部ばれちゃうよね。やってないことが逆にはっきり見えちゃう。芝居も含めて。恐ろしいけど、レベルを上げてくと思うんですよね」と絶賛。「The Beginning」のIMAX上映も決定し、「改めて、IMAXで見るのがベストコンディション」と太鼓判を押した。佐藤も「もっと、日本中に普及して欲しいですよね」と同意し、海外に挑戦する新田に「まっけん、アメリカからすごい人連れてきてよ」と無茶ぶり。新田は「数年後になりますね」と苦笑していた。
2021年04月08日4月23日(金)、6月4日(金)より二作連続公開となる映画『るろうに剣心』シリーズの『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。この度、声優・沢城みゆきがナレーションを担当した映画『るろうに剣心』シリーズが1分でわかる特別映像が公開された。日本映画の歴史を変え、エンタテインメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動超大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日『るろうに剣心』公開、2014年8月1日『るろうに剣心 京都大火編』公開、同年9月13日『るろうに剣心 伝説の最期編』公開。シリーズ累計興行収入120億円を超え、観客動員数980万人を突破するなど、かつて誰も体験したことのない衝撃的なスピードで繰り広げられる圧倒的な超高速アクションと、心を揺さぶるエモーションな人間ドラマが融合したエンタテインメントが、日本だけでなく世界中を熱狂させ、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品され大絶賛を受けている。そんな『るろうに剣心』が第1作目の撮影開始から10年の時を経て、遂に完結。公開に先駆けて開催された、佐藤健をはじめとする超豪華キャスト&スタッフが登壇した『るろうに剣心』史上最大のオンラインイベント「るろうに剣心 Global FanSession」は、YouTube、Twitter、Instagram、LINE の各プラットフォームにて全世界同時生配信され、世界46の国と地域で視聴。開催から24時間の累計視聴数は200万再生超え、世界中の“るろ剣ファン”が集う貴重なオンラインイベントとなった。そして、公開迫る“最終章”に向けて、『ルパン三世』の峰不二子役、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役ほか、数多くの人気作に出演する沢城がナレーションを担当した「今からでも間に合う!1分でわかる『るろうに剣心』」特別映像が公開された。『るろうに剣心』はかつて伝説の人斬りと恐れられながら、新時代のために戦い、もう誰も斬らないと誓った男の物語。映像には、10年間にもわたる歴史を刻んできた、この『るろうに剣心』シリーズ完結に向けて、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の“すべて”が凝縮されている。武田観柳(香川照之)や志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)などの懐かしのキャラクターの姿も収められ、1秒たりとも目が離せない超濃厚な1分間。弱冠14歳で声優デビュー以来、第一線で活躍し続けている沢城だが、実は声優になったきっかけがアニメ『るろうに剣心』であることから、今回ナレーションのオファーを快諾し、万感の想いを込めて挑んだ。今回オファーを受け、沢城は「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思ったと言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています」とコメント。今回、映画『るろうに剣心』シリーズへ、”ナレーション”という形で初めての参加となり、「『そばかす』のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。」と喜びを語る。そして、「自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています」と、映画『るろうに剣心』に詰まった“るろ剣愛”を感じ、ついに迎える“最終章”への想いを馳せた。公開迫る“最終章”に向けて、予習・復習として、そしてまだ映画『るろうに剣心』シリーズに触れたことがない方もぜひ動画をチェックしてほしい。「今からでも間に合う!1分でわかる『るろうに剣心』」(ナレーション:沢城みゆき)■ナレーション担当・沢城みゆき「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思った」と言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています。「そばかす」のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています。『るろうに剣心 最終章 The Final』4月23日(金)より公開『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)より公開
2021年04月06日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)の特別映像が6日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。10年間にもわたる歴史を刻んできた、この『るろうに剣心』シリーズ完結に向けて、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の“すべて”を凝縮した「今からでも間に合う! 1分でわかる『るろうに剣心』」特別映像が完成。武田観柳(香川照之)や志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)などの懐かしのキャラクターの姿も収められた、濃厚な1分間に仕上がっている。この特別映像のナレーションを務めたのは、『ルパン三世』の峰不二子役、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役他、数多くの人気作に出演する沢城みゆき。弱冠14歳で声優デビュー以来、第一線で活躍し続けている沢城だが、声優になったきっかけがアニメ『るろうに剣心』であることから、今回ナレーションのオファーを快諾、万感の想いを込めて挑んだ。○沢城みゆき コメント「『るろうに剣心』を見て声優になろうと思った」と言う記事をどこで見つけてくれたのか、それを見て今回お声がけいただいたとのことで、恐縮に思っています。「そばかす」のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に 、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています。自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています。
2021年04月06日いよいよ公開を今月下旬に控えたシリーズ完結編『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。この度、人気声優の沢城みゆきがナレーションを担当した、映画『るろうに剣心』シリーズが1分で分かる特別映像が到着した。かつて、伝説の人斬りと恐れられながら、新時代のために戦い、もう誰も斬らないと誓った男の物語を描く本シリーズ。その最終章に向けて、予習・復習としてぴったりな本映像は、過去3作品にわたる壮大なストーリーと共に、仲間との出会い、最強の敵たちとの壮絶な戦い、剣心の全てを凝縮。志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)といった懐かしのキャラクターの姿も。本映像のナレーションを担当したのは、「ルパン三世」の峰不二子役、「賭ケグルイ」の桃喰綺羅莉役、「デュラララ!!」のセルティ役など様々なアニメ作品に出演し、「櫻井・有吉 THE夜会」や「報道ステーション」のナレーションでもお馴染みの沢城さん。アニメ「るろうに剣心」が声優になったきっかけであることから、今回ナレーションのオファーを快諾した沢城さん。映画『るろうに剣心』シリーズへ、ナレーションという形で初参加となり、「『そばかす』のキャッチーなギターの音色に思わずご飯を食べていた手が止まり魅入ってしまった、アニメ『るろうに剣心』。あの日から夢中になって観て、その後読んだ作品に、20数年経ってちょっぴり参加させていただけたこと、どこかこそばゆく、嬉しく思っています」と思いを明かす。また「自分が大切にしているものを、他の誰かが同じように大切にしてくれるのってこーんなに幸せな気持ちになるのかと実写映画を拝見して震えました。その完結を、育児があろうとコロナ禍であろうと、映画館で見届けたいと思っています」とコメントしている。『るろうに剣心 最終章 The Final』は4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は6月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020「るろうに剣心」最終章 製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年04月06日