整体師の大山奏です。体幹を鍛えることは、身体のバランスをとるためにとても重要です。あらゆるスポーツの基本となる体幹トレーニングで運動全体のパフォーマンスをあげて、自分の目指す身体作りをしましょう。今回は、腹筋と腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えるツイストレッグレイズを紹介します。まず、床にV字腹筋の形で座り、膝を90度に曲げた状態になります。そこから上半身を右左交互にツイストします。最初のポジションを整えたら、トレーニング開始から終了までフォームをキープさせます。V字腹筋で膝とおなか部分は90度にします。身体が倒れすぎてしまったり、膝が少ししか曲がっていなかったりするのはNGです。背筋は伸ばした状態を保ちましょう。また、両膝が開かないようにすることもポイントです。手は胸の前でクロスさせ、上半身を腰からツイストします。顔や肩だけ動くことがないように注意しましょう。ゆっくりと息を吐きながらツイストさせ、吸いながら元の位置に戻します。左右交互に行い、途中バランスが崩れそうになったら腹筋と脚を働かせ、脚が床につかないようにしましょう。この調整でも全身の筋力をつけられますので、バランスが崩れたときをチャンスと思って、絶対に倒れないように工夫してみてください。左右10回ずつから始めて、左右10回×3セットを最終目標にするといいでしょう。負荷を強くしたければ、両腕で何か重たいものを抱いてやってみてください。百科事典や水を入れた2リットルペットボトルなどが使えます。また、ツイストとツイストの間や1セットの始めと終わりに、脚を伸ばして引き寄せる運動を10回ずつ付け加えてみるのも、運動強度を高める方法としてオススメです。体幹トレーニングで身体の内部を作り上げていくと、ランニングなどの有酸素運動でも軸がぶれないフォームを維持できるようになります。体幹を鍛えつつ、自分の目指す目標に合うトレーニングも並行してやってくださいね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年10月06日整体師の大山奏です。複数回にわたって体幹トレーニングをやってきましたが、自分の体幹力が上がったと効果を実感できていますか?少し物足りないなという人のために、ちょっとステップアップした筋トレを。今回は、下腹部と腹部のインナーマッスルを鍛えるトレーニングを紹介します。V字腹筋のから膝を曲げた状態でスタンバイします。そこから、右足と左足を交互に前に蹴り出します。脚を前に蹴り出す時に、踵(かかと)から押し出すイメージで行うことがポイントです。つま先を伸ばして蹴り出してしまうと、太ももなど必要ない部分に力が入り、本来使うべき腹部のインナーマッスルにかかる負荷が減ってしまいます。バランスも崩しやすくなり危険なので、踵から前に出してください。バランスがとれずフラフラする場合は、まだ腹部のインナーマッスルが充分についていない可能性があります。無理な負荷は腰・背中・脚に悪影響を与えるので、身体に痛みを感じたり違和感があったりする場合は中止してください。ニートゥーチェストは普通、後ろに手をつき、両脚を一緒に前に出すトレーニングを指します。今回紹介した方法は、V字を自分で保持しながら片脚ずつ前に出すことで、インナーマッスルを鍛えるのはもちろん、身体の左右のバランス力アップの効果もあります。速いテンポではなく、1回1回脚を身体に引きつけてから反対の脚を出すように気をつけてみてください。左右10回ずつが最初の目安です。慣れてきたら、左右10回×3セットを目指しましょう!V字の角度を広げれば広げるほど負荷は強くなります。左右でやりにくい方があれば、そちら側により時間をかけてゆっくりやってみてください。何度も挑戦するうちに、左右バランスの取れた筋肉を手に入れられますよ。体幹トレーニングにはいろいろなバリエーションがあります。見た目に鎧(よろい)を着たような筋肉も魅力的ですが、中身が伴っていないと意味がありません。体幹トレーニングで脂肪を燃焼しやすい身体を作りこみ、見た目にも美しい身体を手に入れましょう!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月13日整体師の大山奏です。身体を引き締めるには、基礎代謝を上げることが欠かせません。体幹トレーニングは身体の中の筋肉を強化することにより、基礎代謝と脂肪燃焼をアップさせるのに適しています。今回は、腹筋と背筋の体幹を同時に鍛えるトレーニングを紹介します。まずは、四つんばいなった状態からスタートします。右手と左足、左手と右足とクロスするように手足を交互に上げていきます。ポイントは足と手を上げる高さです。手・足・胴体が一直線になるように注意してください。一直線になるまで上げきれていない、また、足と手が上がりすぎて背中がそっているという状態では効果がありません。速いペースで上げ下げするより、きちんと腹筋背筋お尻に力が入った状態を意識しながら低回数行う方が効果的です。息を吐きながら右手と左足をゆっくり上げていきます。背筋と腹筋に力が入っていることを確認しましょう。身体が一直線になったらそこで2秒キープします。息を吸いながら手足を元に戻し、逆側、左手と右足を上げていきます。下ろす時もゆっくりを意識してください。トレーニングの最中は自分の身体の筋肉へしっかり意識を向けましょう。1回1回を丁寧に行うことで、体幹をしっかりと鍛えられ、バランス感覚も同時に磨かれます。まずは左右10回ずつを目安にしてみてください。左右10回×3セットが最終目標です。負荷を強くしたければ、手足を上に上げたままの状態でキープする時間を延ばすといいです。このトレーニングでは上半身の体幹を鍛えると同時に、ヒップアップ効果も期待できます。また、バランス感覚を養うことは、スポーツ時のみならずふだんの生活にもいい影響を与えてくれます。背中・おなか・お尻の筋肉がたるんでいる人は、1日10回からスタートしてみてください。背中のぜい肉ダウンや引き締まったお尻を目指せるため、1週間後ぐらいには身体全体のシルエットの変化を実感できるはずです!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月25日整体師の大山奏です。年齢を重ねるごとに、身体の肉も増えている……。寂しい悩みを正しい筋トレで解消してみませんか?今回はハムストリングス、腸腰筋を鍛えるランジという筋トレを紹介します。ハムストリングスや腸腰筋を簡単に言うと、腿(もも)の裏側や脚の付け根の筋肉のことです。この筋肉を鍛えることで、毎日の階段の上り下りが楽になったり、バランス感覚がよくなったりします。また、代謝を高めることもできるので、ダイエットにも有効です。Step1:両足を肩幅ぐらいに立ち、手は下ろすか頭の後ろに添えるようにしますStep2:片脚を一歩前に出して膝が90度になるまで身体を下げますStep3:もう一度Step1の姿勢に戻り、反対の足を前に出します膝が外に開いてしまうとNGランジで気をつけたいのが重心移動です。身体の真ん中に重心がくるように意識して行わないと、せっかくの筋トレの効果が台無しになってしまいます。注意するのは、「骨盤が平行に動いているか」と「重心が自分の中心線上にあるか」です。NGな例でありがちなのは、腰を落とした時に後ろに残している足が外側に開くというものです。足は両足とも平行になるように意識しましょう。両足・膝が同じ方向を向いて入ればOK一番下まで下りた時に、両足が同じ方向を向いているのが正解です。また、後ろ足は床ギリギリまで下げましょう。左右交互に30回ずつから始めてみてください。普段あまり歩かない人は、10回目ぐらいから腿が痛くなってくるかもしれません。痛いのに無理を重ねると膝を悪くしてしまうので、膝に負担を掛けないよう気をつけてください。楽にできるようになると、歩行中の疲労が軽減されるので、疲れにくくなりますよ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月26日手軽な「シリトレ」が話題年末年始でゆるんでしまったボディを、なんとか整えたいと思いながらも、ジムに通うのは時間的にも費用的にも辛いし、いきなり全身トレーニングはちょっと……という人も少なくないだろう。少しでも手軽に、できることからはじめて美ボディを手に入れたい、そうした方におすすめなものとして「シリトレ」が話題を呼んでいる。これは、国内外で活躍するバレエ・ダンサーであり、モデル、ダイエット本などの著書もある、竹田純氏の提唱するもので「シリトレお尻からはじまるボディメイク」(日本文芸社)が出版されている。引きしまったお尻にお腹のたるみ無し!竹田氏は、「バーオソル」というバレエの動きをとりいれたダイエット・エクササイズ教室も開いており、この教室は現在人気沸騰中。メディアでも注目の存在となっており、「シリトレ」もブレイク寸前だ。竹田氏によれば、レッスンを通し、日本人がいかにお尻を意識していないかに気付いたのだという。たしかに、美ボディには引きしまったヒップがつきもの。引きしまったキレイなお尻に、たるんだウエストや足、腕…といったボディは見たことがないように思われる。つまり、お尻を引きしめトレーニングすると、おのずとウエストもきゅっとくびれのある引きしまったスタイルになり、太ももや背中、全身のシェイプアップにつながるのだという。代謝アップするので太りにくい体質になれるし、姿勢も美しくなって、印象美人も目指せるなどうれしいポイントばかりだ。基本は“太ももの内側の付け根である内股を絞り、お尻をきゅきゅっと引きしめる”ことにあるそう。コツをおさえれば、ちょっとした空き時間、家や会社、電車での移動中などで可能なものとなっている。ボディが気になる人はチェックして、日々の新たな習慣にしてみては。元の記事を読む
2013年01月21日ジムはウイルスの温床さまざまな感染症リスクが1月5日、主に健康に関するニュースを取り扱う valleynewslive.comでは、トレーニング・ジムでの感染症についてのリポートをビデオニュースで配信した。各地でインフルエンザや胃腸炎が蔓延する季節、ノースダコタ州のベンチャー企業 valleynewslive.com のニュースプログラム "Healthier Me.TV" では、トレーニング・ジムでウイルスに感染するリスクについてのビデオニュースと特集記事を掲載した。たとえば汗の付いたベンチプレスやダンベルなどのトレーニング・マシン。そして汗が飛んだ床や壁。ここはあらゆる菌やウイルスが培養されている温床トレーのようなものだ。どんなに清潔に見えてもトレーニング・ルーム全体が感染症の原因となる可能性がある。もちろんトレーニング・ウェアも。ニュースは、ジムに持って行くバッグや水筒、ヨガマットなども危険だと伝える。実験によると、比較的きれいに見えるそれらの持ち物からもバクテリアが見つかった。それらは洗剤などでしっかり洗い流されるまで活動し、およそ24時間以内に病気を引き起こすこともあるという。主な感染症としては、風邪や胃腸炎、皮膚炎の他、イボ、水虫を引き起こす場合ある。大腸菌によって深刻な病気が広まる恐れもある。汗を洗い流し清潔にする場所であるシャワールームも油断できない。一体何人の人がそこに素足で入っているのか。その素足にイボや水虫はないか。そんなことを言い始めたらスイミングプールなどとても入れないではないか。こうなったらジムなど行かず、外でランニングでもするのが良いだろう。神経質になりすぎず、個人のマナー向上を確かに、不衛生なジムで感染症にかかるリスクは高い。しかし、神経質過ぎるのはもっと不健康だ。そもそも日頃から体を鍛えているトレーニング・ジム愛好家なら、少しのことでは病気になどならないだろう。ニュースでは、ベンチプレスなどを使う時は自分専用のマットを使用することを勧めている。また、各マシンのバーやダンベルなどの器材を使った後は必ず汗を拭き取ること。使用前にも拭き取ること。これらはマナーとして浸透させたいものだ。そして当然だがトレーニング後はうがい、手洗いをしっかりする。それだけで身を守ることができる。元の記事を読む
2013年01月10日海外輸入トレーニング器具販売を手掛けるクリッパーは11日、ネットショップ「男のマッスルモールブラックレーベル」等にて、トレーニング用器具「T-グリップバー」の販売を開始した。同商品は、広範囲にバーベルカールを行うことができるトレーニングバー。安定およびバランスを意識してトレーニングを行うことで、効果的な筋力アップが期待できるという。垂直のハンドルを備えた従来商品の感触を引き継ぎつつ、単一のハンドル配置で、普段トレーニングをしない人やスポーツ選手にも向く。80kgまで加重が可能な「T-グリップバー12kg」が18,800円。40kgまで加重が可能な「T-グリップバー3.5kg」が16,800円。送料はともに800円だが、予約購入の場合は送料無料となるキャンペーンを展開中。詳細は「ブラックレーベル」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日アディダスが提案する最新のトレーニングプログラムが体験できる「アディダス・トレーニング・アカデミー」が2012年9月23日(日)渋谷・ヒカリエホールにて開催された。オープニングイベントには、アディダスファミリーである武井咲、EXILEのパフォーマ・TETSUYA、ロンドン五輪フェンシング団体銀メダリスト太田雄貴、WBA世界ミニマム王者の井岡一翔、モデルのSHIHOら豪華ゲストが登壇した。 「アディダス・トレーニング・アカデミー」とは、世界で活躍するアディダスグローバルトレーナーによって構成される、アディダス独自のトレーニングプログラム。メキシコ、台湾に続く3回目となる今回は、初心者から上級者まで全5種類のトレーニングプログラムを実施した。イベントでは、360度ひねることのできる素足感覚シューズ『adipure 360』を着用し、TETSUYAとアディダス グローバルトレーナーが共同考案した“アディピュア・トレーニング”を初披露。TETSUYAは、「EXILEのダンスパフォーマンスを生かし、誰でも手軽に楽しめるトレーニングを考案しました。」とコメントしており、360秒間のトレーニングで忙しい毎日でも負担にはならない内容となっている。今までにない柔らかさと安定感が特徴の「adipure 360」は、確かなホールド性と衝撃吸収性、低体重新構造により“素足感覚”を実現。第一子を出産後見事にモデル体型を取り戻したSHIHOは、ヨガのポーズを披露。「正しい姿勢で体の軸をとらえることがが大切。このシューズを履くと足の感覚を掴むことができる。」とコメントした。また、太田選手と井岡選手はそれぞれフェンシングやボクシングを披露し、武井咲は「素晴らしいアスリートの方々と同じステージに立てて嬉しく思います。」と話した。一人でもグループでも楽しく実践できる“アディピュア・トレーニング”は、アディダス公式サイトにて近日公開予定になっている。(adidas.jp/ata)(C)Fashion Latteアディダス公式サイト:元の記事を読む
2012年09月25日日立製作所は25日、英国運輸省の都市間高速鉄道計画(IEP)について、同社が出資するアジリティ・トレインズ社を通じ、正式契約を締結したと発表した。アジリティ・トレインズ社は2009年2月、同計画に関する優先交渉権を獲得し、正式契約に向けた交渉を実施。一時は契約交渉が凍結されたものの、昨年3月より契約交渉を再開。最終契約締結に至った。この契約にもとづき、アジリティ・トレインズ社は約30年にわたり、イギリスの主要路線である「East Coast Main Line」「Great Western Main Line」を走行する車両のリース事業を展開する。日立はアジリティ・トレインズ社のリース事業向けに計596両の車両を製造し、27年半にわたる保守事業について一括受注する。また、IEPを含め今後のイギリスおよびヨーロッパにおける鉄道システム事業強化に向け、イングランド北東のダーラム州ニュートン・エイクリフを第1候補に、新たな鉄道車両の生産拠点を設立する予定とのこと。日立製作所執行約社長、中西宏明氏は、「本件は日立が社会イノベーション事業を通じてグローバルな成長をめざす上で、非常に大きな一歩。高信頼・低環境負荷かつ快適な旅客サービスの提供と、世界トップクラスの生産設備を備えた新拠点の設立を通じて、日英両国の良好な互恵関係構築に貢献すべく努力して参ります」とコメントしている。この件については国土交通省からも発表があり、IEP(老朽化した主要既存路線向けの高速鉄道車両の更新プロジェクト)が「英国鉄道史上最大規模」(約45億ポンド、日本円で約5,400億円)のプロジェクトであり、イギリスの社会経済にとって大きな意義を有するものであることを強調。羽田雄一郎国土交通大臣は、「鉄道発祥の地で我が国の鉄道技術が貢献できるのは大変喜ばしいこと」「国土交通省では、総理のリーダーシップの下、トップセールス、公的金融支援等、様々な形で積極的な支援を行ってきたところであり、本プロジェクトを契機に、日英関係のさらなる発展を期待しています」とコメントした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日アディダスジャパンは、2012年秋冬シーズンのニューモデルとして「素足感覚のトレーニング」を追求したトレーニングシューズ「adipure trainer 360(アディピュア トレーナー 360)」を7月10日より発売する。「adipure trainer 360」の特徴は、360度ひねることができ、フレキシビリティに富んだフォアフット。柔軟なねじれを可能にしたフォアフットより、さまざまな角度からカラダを刺激することが可能になった。また、低重心のアウトソールが足の力をロスなく地面に伝え、高い安定性を発揮。軽さと高度なフィット感、屈曲性、低重心構造により、足裏感覚をキャッチするフットウェアを実現している。「adipure trainer」シリーズは、トレーニングの頻度や強度に応じて自分のレベルに合ったモデルが選択できるよう、「adipure trainer 360」をはじめ、「adipure trainer 270」、「adipure trainer」の3モデルをメンズ、ウィメンズともにラインアップ。軽く、柔らかく、しなやかなはだし感覚をもたらす同シリーズを活用することで、体幹をしっかりと鍛え、トレーニングのステージを上げていくことができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日ピジョンから、幼児期の「食べる」をサポートする「トレーニングおはし」が発売された。この商品は、ペン握りが出来るようになる頃(2・3才頃)から、子どもが上手な使い方を身につけるためのトレーニング用の箸。それぞれの指を適切な場所に置くためのフックやバーなどを付け、指の動きを分離できる構造にしているため、X箸や握り箸にならず、伝統的な箸の使い方がスムーズに出来るように促してくれる。また、子どもの成長発達に合わせた工夫のある食具を使うことで、子どもの興味や関心がわき、子どもの自分でやりたい気持ちが芽生えるため、よりおいしく食べることができるという。カラーはグリーンとピンク(右手用)、イエロー(左手用)の3色展開。お問い合わせ:ピジョン(株) 03‐5645‐1188プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2012年03月01日今度こそヤセたい、体を鍛えたいと思っても、三日坊主になって結局は続かなかったという経験はありませんか。ところで、簡単に続けられるトレーニング法ってないものでしょうか。そこで、大阪市淀川区のスポーツジム、LASANTE(ラソンテ)バリュアブルトレーニングジム・チーフトレーナーの大塚大(おおつか・だい)さんにお話をうかがいました。「張ろうと思ったり気合いを入れ過ぎたりすると、かえって長続きが難しくなると思います。ですから、自宅で3~5分ほどでできるトレーニングをご紹介します。『引き締まった体形』、『ぜい肉がそぎ落とされた体形』、『マッチョ体形』、『女性があこがれる体形』の4つの体形別に紹介しますので、好きなトレーニングを実践してみてください」■体形別・簡単トレーニング方法A引き締まった体形引き締まった二の腕と割れた腹筋を持つ体形を目指せば「細マッチョ」と言われそうです。<二の腕>イスの座面に手をかけて両足を肩幅に開き、しっかりと床につけます。自分もイスと同じカタチになるようにイメージし、その姿勢でひじを真後ろに引いて腰を落とします。けんこう骨を寄せることがポイント。20~30回を1セットとして、3セット行います。1セットごとに1分ほどの休憩をとりましょう。<おなか>あおむけに寝て両手を頭の後ろに、両足を床と並行になるように上げます。腹筋を意識し、けんこう骨を床から離すように上げてから下ろします。20~30回を1セットとして、3セット行います。1セットごとに30秒ほどの休憩をとりましょう。Bぜい肉がそぎ落とされた体形マラソンランナーのようにふくらはぎのぜい肉を落とした体形を目指しましょう。<ふくらはぎ>かかとの上下運動でふくらはぎを鍛えます。1秒間に1回のペースでかかとを上げ下げします。上下20~30往復を1セットとし、1セットごとに30秒ほどの休憩をとって3セット行います。棒や柱など何かにつかまってもOK。足の指のつけ根が床から離れないように踏ん張ります。Cマッチョ体形厚い胸板、肩から背中にかけての隆々とした筋肉、しっかりとした下半身えを目指します。<胸、肩まわり>床に四つんばいの状態で両手、両ひざをつきます。手は肩幅よりやや広めに広げ、両足の先は床から離します。このポジションで腕立てふせを行います。2秒かけて腕を曲げ、2秒かけて体を起こします。テンポを重視し、自分の限界の回数を1セットして3セットを行います。1セットごとに30秒ほどの休憩をとりましょう。<下半身>スクワットを行います。両足を肩幅に開き、じっくりと5秒かけて体を下ろし、5秒かけて上がります。自分の限界の回数を30秒ほどの休憩をはさみながら、合計3セット。連続した動きで行うことがポイントです。体を下ろしたときや上げたときに休まないようにしましょう。D女性があこがれる体形くびれたおなかと引き締まったお尻を目指すにはどうしたら良いでしょうか?<おなか>両手をあわせてまっすぐ前方に伸ばし、イスに浅く腰かけます。そのままの姿勢で背もたれによりかからないように意識をしながら重心を後ろに倒します。おなかに力がグッと入っていることを感じてください。次に、前に出した腕ごと、体を右へひねります。左手の甲が上になるようにすることがポイントです。体を右へひねって「1」、左へひねって「2」と交互にカウントをしながら、30回行いましょう。これを1セットとして、合計3セット。1セットごとに30秒ほど休憩をとりましょう。<お尻>柱や壁など、何かにつかまりながら、片方の脚を真横に上げ下げして、お尻を引き締めます。上げた脚が体より前へ出ないことがポイントです。脚の上下運動を、左右それぞれ30回を1セットとして3セットを行います。1セットごとに30秒ほどの休憩をとりながら、3セット。――1日でも長くトレーニングを続けるための秘訣(ひけつ)はありますか。大塚トレーナー「個々それぞれの体形や体質があるので、全ての方が必ずしもその体形になるとは限りませんが、継続することで何らかの効果はあるでしょう。トレーナーら専門の方に相談してみるのも一つの方法です。自分のなりたい体形を思い描きながらトレーニングをすることで効率がアップしますよ」――最後に、運動する際、何か注意点はありますか。大塚トレーナー「暑い日に運動をするときは、こまめな水分補給を行いましょう。汗とともにナトリウムやカリウムなどのミネラルも流れ出ます。栄養素のバランスが崩れると、脱力感や脱水症状につながります。それを避けるために、意識的に水分を取るように心がけてください。また、アミノ酸が入ったドリンクをとることもオススメします。アミノ酸を運動の前にとっておくことで、脂肪の燃焼を促したりしてくれるものもありますし、アミノ酸は筋肉などのもととなるたんぱく質を構成しているものです。運動をすることで筋肉の損傷が起こりますが、運動の前後や運動中にアミノ酸飲料をとることでそれを抑え、また、筋肉の疲労予防にもなるでしょう」――ありがとうございました。個人的に気になるのは、Dの「くびれたおなかと引き締まったお尻の体形」。ご紹介してもらったやり方なら、時間もかからず、三日坊主にならず、夏に向けて頑張れそうです。アミノ酸ドリンクを飲んで体を動かして、私も理想の体を目指して頑張ろうと思います。監修:大塚大氏。LASANTE(ラソンテ)バリュアブルトレーニングジム (大阪市淀川区。新大阪駅すぐ。チーフトレーナー。(岩田なつき/ユンブル)【関連リンク】【特集】運動前に飲む。運動する時のおすすめアイテム【コラム】専門医が教える。まちがったエクササイズはもうやめよう【コラム】心の安定のために、自律神経に働きかける骨盤エクササイズ
2011年05月22日