『マーベルズ』がついに日米同時公開されたブリー・ラーソン主演・製作総指揮によるApple TV+「レッスン in ケミストリー」が配信中。家父長制により科学者になる夢を阻まれたエリザベス・ゾットが科学を駆使したレシピで女性たちを救う姿を描いた本作から、この度、残すところラスト2話と盛り上がる中、主演のブリー・ラーソンやキャスト陣からボリューム感たっぷりのコメントが到着。いまからも追いつきたくなる、見どころや作品の魅力を余すことなく紹介する。主演を務めるのは、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝き、『キャプテン・マーベル』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』などで知られるブリー・ラーソン。『トップガン マーヴェリック』で眼鏡のボブ役で話題を呼んだルイス・プルマンと、『THE UPSIDE/最強のふたり』や「殺人を無罪にする方法」で知られるアヤ・ナオミ・キングが共演する。作家、科学編集者そしてコピーライターでもあるボニー・ガーマスの同名ベストセラー小説を原作に、科学者としての道を断たれ、愛する人を失いながらも科学を駆使して食事を作り続け、やがてその技術を料理番組を通して世の専業主婦に伝えていったエリザベスの姿を描く本作。主演であり製作総指揮も務めるブリーは「このドラマは非常に大きな物語で、人生に関するあらゆることが詰まっています」という。「これは科学(サイエンス)や化学についての物語ですが、それだけではありません。人が恋に落ちた時に経験する化学反応、体内の化学物質、そして私たち人間を結びつけ人生をいい方向に導いてくれる化学作用の間にある、何とも説明しようのない“つながり”を描く物語でもあります。人生は予測不能で必ずしも計画通りには進まないものですが、人生が思わぬ方向に転がる驚きも、このドラマのテーマです」と話すブリー。エリザベスという1人の主人公の挫折や成功だけでなく、科学を通して出会ったカルヴィン(ルイス・プルマン)や、愛する人が残した友人らとの関わりによって、彼女自身に起きた変化を描いたものだという。■科学の知識を総動員、応用したレシピで女性たちを夢中に!料理に情熱を傾けているエリザベスだが、テレビに出てさらに有名になりたいという野心はない。「それでも料理について彼女は独自の視点を持ち、サイエンスに対する思い入れを総動員して料理に応用することで、女性たちを夢中にします。なぜなら、家族のために健康でおいしい食事を作るのは意味のあることだから」と、自身もアマチュアシェフであり、その腕を買われて本作の製作に参加したという経緯もあるブリーは語る。しかし、本作で演じるのはシェフではなく科学者。専門用語ばかりの台詞を覚えたことは、目から鱗が落ちるような経験だったと言う。「複雑な専門用語を一気に覚えられたのは、とても嬉しいことでした。必ずしも意味を分かっていたわけではないですが。私の台詞には、ピリミジンとかプリンとか、それまで知らなかったことばかり出てきました」と明かし、専門的な指導の監修として撮影に立ち会ったという南カリフォルニア大学の教授、ジェシカ・パー博士は「ブリーは化学者らしい話し方や所作を学ぶことについて、とても積極的でした。化学実験室で特に重要になる細かい部分にも、とてもよく注意を払っていました」とふり返っている。また、1人研究に没頭していたエリザベスが、結婚して母となり、料理番組に出演して人気になり、そして科学者として活動家として生きる姿を全8話で描いた本作。ブリーは「1つの役柄をこれほど長いスパンで演じたのは初めてです。大学生のエリザベスから、今の私の年齢を超える年齢まで演じました。非常に範囲が広いし、こうした女性の映画製作者たちが新鮮な視点を持って製作に参加することには、計り知れない価値があります」と話している。■頭で考える料理から、心で感じる料理に…そして、人を愛する気持ちを受け入れるきっかけにエリザベスは研究の傍ら、気晴らしとして“完璧なラザニア”を完成させようと、科学を駆使して70回以上試作していた。日頃から料理に科学を取り入れていたエリザベスについて、演じたブリーは「エリザベスは何もかも頭で考えて料理を作るタイプでしたが、カルヴィンや隣人のハリエットと交流するうちに、心で感じながら料理をするようになります。そのことが、人を愛する気持ちを受け入れるきっかけになるのです」と語る。そんなラザニアをカルヴィンが食べたことがきっかけで、一緒に研究をするようになった2人。研究と料理を通して交流を深め、お互いのよき理解者であり愛する人となっていく。エリザベスを愛するようになるカルヴィンを演じるルイスは、「エリザベスのおかげで、カルヴィンは料理の中に化学があることに気づき、エリザベスと同じように科学(サイエンス)と料理の両方にのめり込んでいきます」といい、さらに「2人とも根っからのオタク気質で、似たもの同士です」と、お互いを理解し支え合う2人について明かした。その後、エリザベスに悲劇が降りかかるが、そんな彼女の良き友人となるのが、近所に住むハリエット(アヤ・ナオミ・キング)。サンタモニカまで延長されるというフリーウェイ(高速道路)の工事を、そこに住む人々のために反対運動をしているハリエットとの友情を通して、エリザベスはやがて社会活動家になっていく。ハリエットを演じるアヤは「ハリエットは物事のあらゆる面を大切にする、豊かな人間性を持った人物」といい、さらに「ハリエットが自分の子どもたちと一緒にダンスをしたり、バーベキューをしたり、人生を形作る大小様々なことをやっている姿を見ることは、エリザベスにとって大切なこと」と述べている。料理番組で売れっ子になることも、そして親になることも当初は“あり得ないこと”だったエリザベスは、カルヴィンやハリエットとの関係によって変わっていき、いつしか女性たちに料理を教え、思い切って現状を変えようと呼びかけたことで人気を博し、そして母になる。ブリーが演じるエリザベスの生き様、そして料理番組から、レシピ以上のものを得られるはずだ。【ストーリー】1950年代、女性は家庭に入るべきという社会風潮の中、科学者になる夢を阻まれたエリザベス・ゾット(ブリー・ラーソン)。研究室を解雇されたエリザベスはテレビの料理番組の司会者のオファーを受け、化学を駆使したレシピを通して、専業主婦を軽んじる国民にレシピ以上のものを伝え始める。やがてエリザベスの話は、見過ごされてきた主婦たちだけでなく、男性たちも耳を傾けるように…。「レッスン in ケミストリー」は毎週金曜日にApple TV+にてに新エピソードを配信中(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月10日映画『マーベルズ』より、ブリー・ラーソンら豪華キャスト&スタッフたちがキャプテン・マーベルの歩みをふり返りつつ、その魅力を語る特別映像が解禁となった。“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベルが、アベンジャーズオタクの高校生ヒーローミズ・マーベル、キャプテン・マーベルを慕う敏腕エージェントモニカ・ランボーと登場する本作。今回解禁となるフィーチャレット映像は、アベンジャーズの創設者ニック・フューリーがキャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)について、「反逆者、ヒーロー、アベンジャー」と語る印象的なセリフで幕を開ける。宇宙空間であろうと自由自在に飛行し、体内に宿した驚異的なエネルギーを駆使して一瞬にして敵を打倒。接近格闘にも優れ、全宇宙の半分の生命を一瞬にして消し去った強敵サノスと互角に戦うなど、桁外れの能力と力を持ち合わせたキャプテン・マーベル。2015年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが演じるアベンジャーズ史上最強のヒーローはマーベル・スタジオ作品のなかでも随一の人気を誇り、2019年の『キャプテン・マーベル』公開時には「めちゃくちゃ強いくてカッコいい!」「笑ってしまうほど強い!」と夢中になる観客が続出。マーベル・スタジオの社長にして今作品のプロデューサーであるケヴィン・ファイギも「キャプテン・マーベルは特に人気の高いキャラクターだ」と熱く語るほど。ニック・フューリーを演じるサミュエル・L.ジャクソンはブリーについて「彼女はキャプテンマーベルを見事に演じた」と語る。ブリーが演じるキャプテン・マーベルはもともとはごく普通の女性。あるとき、驚異的な能力を手にしたが、それだけではなく、彼女が持ち合わせているのは不屈の精神力。その力に多くの人が魅了され、憧れ、自分と重ね合わせ、目標にするキャラクターといえる。そして、どんな局面でもユーモアを忘れず、仲間を笑顔でフォローしたり、ここ一番のタイミングでジョークを飛ばして見せる愛らしい側面もあり、ファンが思わずニヤリとするニック・フューリーとのユーモラスな掛け合いも本作での重要な注目ポイントだ。演じるブリーは「多くのファンがキャロルの影響を受けた。彼女は、特別な存在」と語るが、一方で「キャプテン・マーベルのスーツを初めて着たときは信じられない気分で、衝撃さえ受けた。私が演じた中で最もダイナミックな役」と、自身の役者人生にも多大な影響をもたらしたようだ。キャプテン・マーベルには多彩な側面があり、さらにはアベンジャーズの始まりを作った人物であるという、まさに“名実”ともに「マーベル・スタジオ作品最重要人物」と言っても過言ではない。「キャプテン・マーベルの限界に挑戦したい」というブリーの言葉通り、彼女が演じる魅力たっぷりのキャプテン・マーベルはどんな活躍を見せてくれるのか。ニア・ダコスタ監督が「キャプテン・マーベルの新たな力をぜひ見てほしい」という言葉にも期待が込み上げる。このほか映像には、モニカ・ランボーやミズ・マーベルらとチームを組んで、謎に包まれたヴィランであるダー・ベンとの迫力溢れる肉弾戦や、想像を絶するスケールで巻き起こる壮絶な戦いを予感させるシーンも新たに公開されている。『マーベルズ』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月02日マーベル・スタジオの劇場公開最新作『マーベルズ』の主人公は、“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース。主演のブリー・ラーソンは、この“最強ヒーロー”を完璧に演じるべく、ボクシング、レスリング、柔道などのトレーニングを重ねるなど入念な準備と役作りを敢行。『キャプテン・マーベル』の撮影時に、「アクションシーンを3日連続で撮影したとき生きている実感がした!」と語っていたブリーは、本作でも最強を目指す不屈の心は健在のようだ。“規格外のパワー”と“不屈の心”を持ち、地球のみならず宇宙を保護してきた“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベル。演じるブリーは、ほとんどのアクションを自身で演じられるようになることを目指し、ボクシング、キックボクシング、柔道、柔術、レスリングなどあらゆる格闘技のトレーニングやウェイトトレーニングをこなし、デッドリフトでは約102kg、ヒップスラストでは約181kgの重りを持ち上げられるようになるまで肉体改造に挑んでいたようだ。SNSでは度々、自宅のジムで行っているトレーニングの動画を載せるなど肉体作りには余念がなく、本作の撮影が始まる前、2021年の年始にも自身のYouTubeチャンネルで「『マーベルズ』に向けて準備し始めなきゃ。運動する時がきた」と気合十分な姿を見せていた。実際に戦闘機で飛び、ワークアウトでアクションシーンの感覚をつかむさらに、MCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギは、『キャプテン・マーベル』での彼女の役作りについて「ブリーには実際に戦闘機に乗り込み、ありとあらゆるフライトによって起こる重力を味わってもらいました。彼女が戦闘機を操縦するシーンがリアルだった理由は実際に飛ぶ体験をしていたからです」と説明。驚異の肉体作りに加え、ブリー自身であらゆるアクションシーンをリアリティ抜群に演じるための訓練も行っていたことが語られた。『キャプテン・マーベル』(c) 2023 Marvelディズニープラスにて独占配信中そんなブリーが“最強ヒーローになるまで”を間近で目撃していたスタッフのひとり、コスチュームデザイナーのサーニャ・ミルコビッチは、「ブリーは恐ろしいほどワークアウトをしていました。彼女には畏敬の念を抱いています」とコメント。「ワークアウトをするにつれ、彼女は予想通り体形が変わっていき、自分のアクションシーンの感覚をつかみ始めていたので、私たちもそれに向けて衣装を作り始めたのです!」と語り、その役作りに敬意を見せた。ブリーの入念な準備は功を奏し、全身を使って俊敏に動き回る肉弾戦・接近戦をはじめとして、見事なアクションを本作でも全編で見せている。ストイックに役作りに挑むブリーが主演を務める本作では、“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベルさえも苦戦する謎の敵ダー・ベンが襲来。地球のみならず様々な惑星を守ってきた“ヒーロー”のキャプテン・マーベルを“破壊者”と呼ぶほどに憎むダー・ベンは、地球を含む全ての惑星を滅亡させる壮大で恐ろしい計画を目論む。キャプテン・マーベルは最凶の敵に対抗し、ミズ・マーベル&モニカ・ランボーとアベンジャーズ超え(!?)の最強チームを結成することになる。『マーベルズ』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年10月27日マーベル・スタジオの劇場公開最新作『マーベルズ』から、“アベンジャーズ最強のヒーロー”キャプテン・マーベルを演じたブリー・ラーソンやケヴィン・ファイギら、豪華キャスト・スタッフ陣のインタビューや、ド派手なメイキングなど貴重な映像が収められた特別映像が解禁。“規格外のパワー”と“不屈の心”で地球のみならず宇宙を保護する“アベンジャーズ最強ヒーロー”キャプテン・マーベル。本作では、キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が現れる。過去最大級の危機が迫る中、“アベンジャーズ”オタクでキャプテン・マーベルに憧れる高校生ヒーローミズ・マーベル、キャプテン・マーベルを家族のように慕う敏腕エージェントモニカ・ランボーの3人が入れ替わる現象が発生。これまでひとりで戦ってきたキャプテン・マーベルは彼女たちとチームを結成する。解禁された特別映像は、ブリー・ラーソンの「夢のよう」という言葉から始まる。その言葉の通り、カメラマンがワイヤーを装着し、キャストと一緒に建物から飛び降りながら撮影している様子のメイキング映像が収められている。本作のプロデューサーであるケヴィン・ファイギが「キャプテン・マーベルの登場を多くのファンが待ち望んでいることだろう」と語る通り、キャスト・スタッフ一人ひとりが新しいキャプテン・マーベルを届けるべく全身全霊一丸となって力を注いでいる『マーベルズ』。監督を務めたニア・ダコスタは「今回のマーベル映画は今まで見せてきた映画と違うから観る人がどんな反応をするのか楽しみ!」と語り、「このチームを組み化学反応が起きた!それはまるで魔法のようだった」とブリーも熱弁。「今まで誰も観たことがないマーベル・スタジオ作品」とは、果たしてどんなものなのか。映像、ストーリー、そしてキャプテン・マーベル率いる最強チームの“化学反応”に期待値が上がる。そのほか撮影の合間にキャスト同士で写真を撮ったり、ダブルダッチに挑戦するような和やかな一瞬をおさめたシーンや、談笑している様子など、撮影現場全体が連帯して創り上げたことがうかがえる本映像。映像の最後には、未だに謎が多いパク・ソジュン演じるヤン王子の新カットも登場している。『マーベルズ』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年10月20日ジョーダン・ピール監督の大ヒット作『ゲット・アウト』で怪演をみせたアリソン・ウィリアムズがAI人形を開発した研究者を演じている『M3GAN/ミーガン』。出演の経緯や役柄についてコメントが到着した。今年1月6日に全米で公開されると、大作映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に肉薄する2位のオープニングを飾る大ヒットを記録した本作。早くも続編の製作が決定するなど、大きな話題となっている。本作で、物語の鍵を握る、AI人形〈ミーガン〉の生みの親を演じる研究者ジェマを演じているのは、今年のアカデミー賞ノミネーション発表を務めたことでも話題のアリソン・ウィリアムズだ。テレビシリーズ「GIRLS/ガールズ」(12-17)のメインキャストとして起用されたのち、痛烈な社会批判をホラーとコミカルさで表現し、高い評価を得たジョーダン・ピール監督の映画『ゲット・アウト』(17)に出演。秘密を隠し持つ主人公の恋人役を演じ、その怪演ぶりに注目が集まった。その後もスリラー映画『パーフェクション』(18)や『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』(21)など様々な作品に出演し着実にキャリアを築いている。そんなウィリアムズが本作で演じるのは、世界有数の玩具会社ファンキ社のA.I玩具開発担当者、ジェマ。科学技術の進歩に貢献することを望んでいながらも、自身の優秀な頭脳が株主たちのさらなる富のために使われていることに日々葛藤をいだいているという役柄である。鬱屈な毎日を送っているさなか、姉夫婦が交通事故で亡くなり、唯一生き残った姪・ケイディの保護者になるという予期せぬ事態が発生する。そこで彼女は、両親の突然の死でトラウマを負ったケイディとの繋がりを構築するために、自身が開発したAI人形〈ミーガン〉の手を借りて、保護者としての役割とキャリアにおける野心も満たそうとするのだ。製作のジェームズ・ワンはジェマ役にウィリアムズを起用した理由について、本作と同じブラムハウス作品『ゲット・アウト』でみせた彼女の名演が決め手だったとふり返る。「野心に燃える研究者というキャラクターに信ぴょう性をもたらすことができる俳優が必要だった。おもちゃ会社で働いているけど、ジェマは科学者だ。それに彼女のもろさと、保護者になろうと奮闘する葛藤も表現する必要があった。アリソン・ウィリアムズに決まって本当に幸運だった」と納得のいくキャスティングであった旨を説明。さらに、本作の製作総指揮も務めているウィリアムズも、本作がテクノロジーと人間の関わりについて考察している点に惹かれたといい、「人間をテクノロジーや人間に似せたものに置き換えると、異様なことが起こり始める。この映画は、人間として相手のために何ができるかという点を熟考している」と語っている。また、ジェラルド・ジョンストン監督は、「アリソンはすごく面白くて知的で、素晴らしい仲間だった。彼女とは1年をかけて何度もじっくり話し合ったし、そのことがこの作品の進化にいい影響をもたらしてくれた。僕たちが物語の様々な側面を掘り下げようとしていることを彼女は理解していたし、ジェマのキャラクターに真実味を与えるためにAIの世界へ率先して飛び込んでくれたんだ」と役者と裏方、両方の面で本作に貢献したウィリアムズを称賛している。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月10日ジュエリーセレクトショップ「アッシュ・ペー・フランス ビジュー(H.P.FRANCE BIJOUX)」は、ニューヨーク発のジュエリーブランド「アリソン・ルー(ALISON LOU)」の新作エナメルジュエリーを、2022年5月13日(金)より発売する。“60~70年代ムード”漂う新作エナメルジュエリーアリソン・ルーは、グラフィカルでユーモア溢れるジュエリーを展開する、ニューヨーク発のジュエリーブランド。ウィットに富んだアイデアで、ファインジュエリーの新たな魅力を提案している。今回登場するのは、60~70年代のサイケデリックなモチーフを大胆なカラーパレットで表現した新作ジュエリー。ブランドの象徴であるハンドペイントの卓越したエナメルワークと、ダイヤモンドのコンビネーションが美しいラインナップが揃う。ユニークな“マッシュルーム”モチーフ注目は、14Kイエローゴールドのベースにカラーエナメル、ダイヤモンドを2粒あしらった“マッシュルーム”モチーフのコレクション。コーディネートに遊びをプラスしてくれるジュエリーは、スタッドピアス、ブレスレット、ネックレスの3種類で展開する。“ピースサイン”のリングやネックレスもまた、“ピースサイン”モチーフのジュエリーも登場。イエローゴールドのリングには、ピースサイン、フラワー、ハート、インヤンをカラーエナメルで描き、ポップなデザインに仕上げた。ネックレスは、グラフィカルなピースサインの中央にパフェダイヤモンドをあしらい、リュクスな輝きをプラス。カラーはクリームとレッドの2色を展開する。【詳細】アリソン・ルー 新作エナメルジュエリー発売日:2022年5月13日(金)取扱店舗:アッシュ・ペー・フランス ビジュー 丸の内店、表参道店、大阪店価格例:・Magic Shroom ピアス(ハニー/ターコイズ) 60,500円・Magic Shroom ブレスレット(ターコイズ) 137,500円・Magic Shroom ネックレス(エッグプラント/ターコイズ) 148,500円・Right On スタックリング(マルチカラー) 242,000円・Peace Out ネックレス(クリーム/レッド) 308,000円<ショップ情報>■H.P.FRANCE BIJOUX 丸の内店東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 1FTEL:03-3240-5791■H.P.FRANCE BIJOUX 表参道店東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 本館B1FTEL:03-5410-0361■H.P.FRANCE BIJOUX 大阪店大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービス PLAZA ENT B2FTEL:06-4797-0127
2022年05月13日ブリー・ラーソンがYouTubeチャンネルを開設。初投稿は「そんなわけで、決断しました…」というタイトルの動画で、「ブリー・ラーソンです。俳優をしています。『キャプテン・マーベル』を観て知っている人もいるかもしれませんね。それか、私のことなんて全然知らないで、ただランダムにクリックしてここにたどり着いたのかも。そこは気にせず、こんにちは!YouTubeチャンネル、開設しました」と元気よく自己紹介とあいさつをした。YouTubeチャンネルを開設したきっかけは、プリンターの使い方から思慮深いアクティヴィストになる方法まで、ブリー自身が様々なことを学んだ場所であり、大切なことや問題となっていることを話し合える場だと思ったからだという。ブリーが目指すYouTubeチャンネルの方向性は、奥の深い会話などまじめなコンテンツもあるが、バカげたこともアリとのこと。「私個人を表現する方法は、たくさんあるから」と意気込んだ。初回では有名YouTuberたちや母親、祖母が登場し、ブリーがYouTubeチャンネルを開設したと報告。自分について「基本的に、喘息持ちの内向的な人間」で「内気で怖がり、社会的不安を抱えている」と分析した。「キャプテン・マーベルを演じてから、そういった要素を取り除くことができた」とも。「恐れていることを口に出して伝えるということは、その問題を解消するのにとても役立つ」と自身の体験を交えて語った。最後は「観てくれてありがとう。またね」と感謝を述べ、投げキッスでしめた。(Hiromi Kaku)
2020年07月03日ヒュー・ジャックマンとアリソン・ジャネイがW主演する、HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』が、BS10スターチャンネルにて独占日本初放送、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」での配信が決定。主演の2人からインタビューコメントも到着した。本作は、2020年に学生新聞によって発覚した、総額1120万ドル(約12億円)以上を着服していたニューヨーク州ロズリン学区の教育長による、実際に起きた巨額横領事件を描いたダークコメディ。『X-MEN』シリーズのウルヴァリンでお馴染みのヒューが、人気者と慕われる教育長フランク・タソーン役を、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』でアカデミー助演女優賞に輝いたアリソンが同僚パム・グラッキン役を演じW主演。当時、事件が起きたロズリン学区の学生だったマイク・マコウスキーが脚本を手掛け、当事者の目線から人気教育長の華麗な裏切りを生々しく描く。「自分が演じる役に良い悪いの白か黒かの判断は下さないで、常にそのキャラクターにどうやって人間性を吹き込むか、どこが良いところで何がイヤなところなのかを考えて少しづつ積み上げながら役作りする」と語るアリソンは、「パムは家族思いで子供達に良い生活をさせてやりたいと自分には無かった裕福な環境を子供たちに与えようとしていた。分からないのは彼女はバスの運転手までして自分に教育のチャンスを与えて来た努力の人なのに、どうして?と言う疑問。これが人間なのかなあと思うけど。この映画は、皆さんに注意しなさいと警告してる。お金の誘惑に負けてたダメ!と言ってる(笑)」と本作のメッセージを代弁。ヒューは「このストーリーは、人間の灰色のエリアと掴みどころのない真実を描いている。教育者として素晴らしいビジョンを持つフランク・タソーンと共犯者のパム・グラッキンのとどめが効かなくなった欲望と転落。社会的立場もある2人が何故?と考えさせられたのが僕がこの役に惹かれた理由」と明かし、「彼を演じて思った事は教育者として高い評価を得ている事への自負と周りからの崇拝が、彼に少々お返しを貰ってもいいのではと言う勘違いをさせたのではないか?」と独自の解釈で語っている。HBO FILMS(R)『バッド・エデュケーション(2019)』はBS10スターチャンネルにて6月14日(日)21時~独占日本初放送。Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」では6月15日(月)より配信開始。(cinemacafe.net)
2020年06月11日マイケル・B・ジョーダンが現在も司法の闇と戦い続ける実在の弁護士を演じる『黒い司法 0%からの奇跡』。この度、本作に出演する人気オスカー女優ブリー・ラーソンが撮影秘話と本作で描く光と闇を語った。主人公ブライアンと共に司法の闇に立ち向かう法律事務所「イコール・ジャスティス・イニシアチブ」で働く女性エバを快演するブリー・ラーソン。弁護士ブライアン・スティーブンソンの著書「黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪と闘う」やブライアンの仕事を初めて知ったときをふり返り、「大きな衝撃を受けました。心をえぐられた気分になりましたし、もっと何かしなくてはという気持ちに火がつきました」という。続けて、本作に共感できる部分として「本作はアメリカに限った物語ではないと思います。社会のひずみに焦点を当てているから、多くの人が共感を感じられると思います。それに共感できるということこそ、残念な状況だけど」と、心苦しい思いを明かす。また、彼女が演じたエバ本人とのエピソードを聞くと「エバは何度かセットにまで来てくれました。素晴らしい人で、常に希望を持ち続けている人。それが私の中に強い印象として残ったのです」と、実際に会って役作りに大きく影響を受けたという。本作のデスティン・ダニエル・クレットン監督とは、『ショート・ターム』『ガラスの城の約束』に続いて3作目のタッグ。「デスティンは作る映画に、たくさんの愛情や共感、人間らしさをもたらしてくれます」と絶大な信頼を寄せる。そして本作で初共演となる、主人公ブライアン・スティーブンソン役を演じたマイケル・Bについては「マイケルのような人柄の俳優と一緒にこの映画を作ることが出来て本当に光栄に感じています。大きな思いやりの心を持つ優しい人」と素直な評価と尊敬を口にした。最後に、いまもなお社会の闇と闘い続けるブライアン・スティーブンソンについて「ブライアンから学んだことは本当に多かった。この映画に参加できて、彼と共にこの経験が出来たことは、私が経験してきた社会から疎外された人々に対する支援の中でも、最も素晴らしく実りのあるものだったと思います」と、本作に関わった誇りを感じさせながら力強く語った。『黒い司法 0%からの奇跡』は2月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:黒い司法 0%からの奇跡 2020年2月28日より公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2020年02月22日ブリー・ラーソンが、「Variety」誌の「パワー・オブ・ウィメン」特集号の表紙に登場。『キャプテン・マーベル』に主演し、MCU入りを果たしたブリーは、「キャスト全員が女性」というマーベル映画実現に向けて動いているといううわさに関してコメントした。同誌の記者が、「この件に関して、本当に話し合いは持たれているのでしょうか?」とブリーに尋ねたところ、「マーベル作品の多くの女性キャストたちが、ケヴィン・ファイギに『私たち、(女性)みんなでマーベル映画をやってきたじゃない。だからこれ(女性だけのマーベル映画)をやりたいんだけど』って言ったのは確か」とコメント。「だけどそれがどう作用するかわからない。だって、私はマーベルの将来を任されているわけじゃないしね。でも、私たち女性キャストは、すごく情熱的に、やりたいとお願いしたの。世界中の人たちが同じように望んでくれたら、実現するかもしれないね」と、ファンの声に期待を寄せた。ファイギも以前、「キャスト全員が女性」のマーベル映画に興味を示していることを明かしたが、これまでに具体的な映画化の話は報道されていない。しかし、女性キャラを中心に据えた『キャプテン・マーベル』は大ヒットし、来年はスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラック・ウィドウ』も公開される。ライバルのDCコミックス原作の『ワンダーウーマン』も数々の記録を打ち立てた。ブリーが提案するよう、ファンからの要望が十分に集まれば、「キャスト全員が女性」のマーベル映画が実現するかもしれない。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年10月10日『ショート・ターム』で主人公を演じたブリー・ラーソンと、同映画で監督・脚本を務めたデスティン・ダニエル・クレットンが再タッグを組んだ『ガラスの城の約束』から、本編映像がシネマカフェに到着した。今回到着した本編映像は、ブリー・ラーソン演じる主人公ジャネットが学校新聞の記者として奮闘するシーン。酒浸りで働かない父親といつまでも夢見る少女のように天真爛漫な母親に愛想を尽かし、N.Y.で一流紙の記者になることを夢見るジャネット。家を出るための資金を貯めるために地元紙の記者として働く彼女が、アメリカンフットボールの試合を取材しタイプライターを打つ姿や、完成した新聞を手にする姿を映し出している。原作者のジャネット・ウォールズは、配役が決まる前からブリー・ラーソンに演じて欲しいと思っていたそうで、「望みすぎだと思って、スタッフには伝えていなかったのだけど、監督の繋がりで、ブリー・ラーソンに決まったんです。彼女は私よりもちゃんと私のことを分かってくれていました。自分でさえ気付かなかった行動をブリーは捉えて演じてくれたと思います」と明かした。また、ブリー・ラーソンは、「ジャネット本人はとても力強くて、ユーモアがあり、どんな状況も乗り越えられる人です。彼女のことをとても尊敬しています。ジャネットは過酷な幼少期を過ごしていたけれど、自分自身をしっかり持っていたからこそ、成功を掴めたのだと思います。この役を演じる上で、私はジャネットのことを密接に理解したかったので、電話やメールでたくさん会話をして、撮影に挑みました」と撮影をふり返っている。『ガラスの城の約束』は6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガラスの城の約束 2019年6月14日より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開©2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年06月15日ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った、全米350万部突破のベストセラー小説を映画化した『ガラスの城の約束』。この度、主演のブリー・ラーソンからのコメントとメイキング写真、新場面写真がシネマカフェに到着した。本作で主演を務めるブリー・ラーソンは、ホームレスをしている両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せを掴み取ろうと邁進する女性を好演。ブリーは本作について、「原作は、衝撃的な内容ではあるけれど、たくさんの愛とユーモアを持った家族の物語だと思ったわ。実は多くの人々にとって普遍的な物語でもあるはずよ」とコメントを寄せた。また、撮影前に徹底して役作りを行うことで知られている彼女は、数か月に渡って物語の主人公であるジャネット・ウォールズ本人とコミュニケーションを取り、役作りをしていったという。ジャネットからは、「これは私の物語だけど、あなたにこの物語を自分のものにして欲しいの。だからあなた自身が正直に感じたものを演じて欲しい。そのために、あなたの知りたいことがあれば、個人的なことも何でも話すわ」と心強い言葉をかけられたことを明かした。さらに、ジャネットと両親との関係について、「自由奔放で育児を放棄していたかもしれないけれど、両親からはたしかに愛情を受けていたし、経験したことすべてが今の彼女を作っているのよ。彼女は過去の傷を癒そうと、両親の元を離れてニューヨークに行くけれど、そこで自分にとって家族がいまだに大きな存在であることを思い知るの」と語った。観る者の心を震わせ、一歩前へ進む勇気をくれる感動のヒューマンドラマを描く本作。一風変わった家庭環境で育った女性をブリーがどう演じるのかにも注目したい。『ガラスの城の約束』は6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガラスの城の約束 2019年6月14日より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開©2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年05月14日『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが主演を務めるマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』が、3月15日(金)より公開され、初日3日間での興行収入は6億円突破の大ヒットスタート。土日の成績では今年公開された洋画の中でNo.1のオープニングとなり、“マーベル最強ヒーロー”の名に相応しい堂々のデビューとなった。3月8日より全米公開された本作は、オープニング興行収入全米No.1を記録し、全世界では『美女と野獣』を超えて女性主役作品で史上No.1のオープニング記録を樹立。さらにその勢いは留まるところを知らず、全米の興行収入は2週連続1位を記録し、いまや全世界から熱い視線が注がれている。そしてついに公開となった日本では、3日間での興行収入6億1514万円、動員40万8,225人の大ヒットスタート。土日2日間の成績では興行収入4億2658万円、動員27万9,030人と、2019年公開洋画の中でNo.1のオープニングを記録した。■「何度でも立ち上がり続ける姿に思わず涙が」劇場には、20~30代の男性をメインに、学生やカップル、またマーベル初の“女性ヒーロー単独主役”ということもあって、その活躍を観ようと多くの女性客の姿も見られた。新たなヒーローの誕生をいち早く目撃した鑑賞者からは「キャプテン・マーベル、史上最強のヒーローかもしれない」「久々に映画を観て鳥肌がたった…」「何度でも立ち上がり続ける姿に思わす涙が最高のヒーロー!」など、その強さと魅力溢れるキャラクターを評価するコメントが後を絶たない。また、「友情あり、裏切りあり、アクションあり!」「どんでん返しもあってサスペンスチックで面白い!」などストーリーを絶賛するコメントなどが続々とSNSを賑わせている。■キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンに「惚れた…」さらに主人公キャプテン・マーベルを演じたブリーについても絶賛の声が相次いでいる。確かな演技力を持ち、多岐にわたる作品に出演してきた彼女の徹底的な役作りは本作でも健在で、撮影の9か月前からボクシング、レスリング、柔道などのトレーニングをはじめ、3か月間をスタントのトレーニングに費やし、劇中でも多くのスタントに自ら挑戦したそう。キャプテン・マーベルを演じるにあたって並々ならぬ決意を抱いて挑んだ彼女には「ブリー・ラーソン、惚れた…」「カッコいい、可愛い、美しいを同時に出せるブリー・ラーソン、最高」「キャプテン・マーベルはブリー・ラーソンにしか演じられない」など、ユーモアと親しみやすさ、強さと美しさを兼ね備えた魅力にとりこになるファンが続出中だ。先日解禁され、24時間で再生回数2億6800万回という驚異の記録を達成した『アベンジャーズ/エンドゲーム』の最新予告編映像のラストには、ついにキャプテン・マーベルが登場!前作の衝撃の結末以来、”新たな希望“としてまことしやかに噂されていた彼女の“アベンジャーズ参戦”が決定したいま、そのヒーロー誕生を描いた本作は絶対に見逃せない作品といえそうだ。『キャプテン・マーベル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年03月18日映画『ガラスの城の約束』が、2019年6月14日(金)より新宿 シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA 他にて全国公開ブリー・ラーソンと『ショート・ターム』のデスティン・クレットンが再タッグ2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、その後も華々しい活躍を見せる女優ブリー・ラーソンと、当時まだ無名だった彼女のブレイクするきっかけとなった『ショート・ターム』のデスティン・ダニエル・クレットンが再びタッグを組んだ本作は、ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した作品。原作の名は、ジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」。子供たちにとってカリスマ的存在だが、アルコールへ依存から手が付けられなくなくなる父親と、自分の理想を追い求めるあまり、結果的に育児を放棄してしまうアーティストの母親。単に“毒親”とはカテゴライズ出来ない、正邪併せ持つ両親に育てられたジャネットの壮絶な半生を赤裸々に告白した自叙伝だ。あらすじ「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。主演ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン&ナオミ・ワッツが両親役に主人公のジャネット役を務めるのは、アカデミー賞女優ブリー・ラーソン。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せを掴み取ろうと邁進する主人公を好演。また、その両親レックス&ローズマリー役を、名優ウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツが演じている。原作本がハヤカワ文庫で発売発売以来、全米で350万部を突破した原作本「The Glass Castle」が、映画の公開に先駆け、映画と同名タイトル「ガラスの城の約束」として5月2日(木) にハヤカワ文庫にて発売。原作者であるジャネット・ウォールズ は、「時が過ぎるうちに、両親から得た純粋な愛情の素晴らしさは、どんな家族にも存在 し、全ての家族に物語があるということをより強く思うようになりました。私のことを楽 観的過ぎると非難する人もいるけれど、私たち兄弟は大変な時期を乗り切って、喜 びを探してきたのは事実です。本を執筆して得られた喜びのひとつは、私が伝えたか ったことを読者の方が受け取ってくれるだけでなく、時には語ったこと以上の想いを感 じてくれることです。」とコメントを寄せている。作品情報映画『ガラスの城の約束』公開日:2019年6月14日(金)監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『ショート・ターム』)脚本:デスティン・ダニエル・クレットン、アンドリュー・ラナム原作:ジャネット・ウォールズ 「ガラスの城の約束」(ハヤカワ文庫)出演:ブリー・ラーソン(『ルーム』、『キャプテン・マーベル』)、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ原題:The Glass Castle©2019 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2019年03月11日『キャプテン・マーベル』で注目を集めるアカデミー賞女優ブリー・ラーソンが、自身の出世作『ショート・ターム』の監督と再タッグを組んだ『The Glass Castle』。その邦題が『ガラスの城の約束』に決定し、ポスタービジュアルと予告編が到着した。■あらすじ「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それは、なんと彼女の父・レックスだった――。レックスは、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、妻のローズマリーはアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを彼は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。■ブリー・ラーソン×ウディ・ハレルソン×ナオミ・ワッツが親子にホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化した本作。原作となったジャネット・ウォールズの自叙伝「The Glass Castle」は、華麗なセレブのイメージをかなぐり捨て、過酷な子ども時代の思い出を赤裸々に描いたことが話題を呼び、2006年にはアメリカ図書館協会のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が主催するアレックス賞を受賞。発売から10年以上経った現在もなお売れ続けている全米ベストセラー小説。主演は、2016年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。最新作となる本作では実在の女性ジャーナリスト、ジャネット・ウォールズ役を演じる。両親への複雑な感情を心の内に秘めながらも、高級ブランドのスーツと隙のないメイクで武装し、幸せをつかみ取ろうと邁進する主人公を好演。日本公開を控える『キャプテン・マーベル』では、マーベル映画史上初の女性ヒーロー単独主役を務めており、世界的にも話題沸騰中だ。また、単純に“毒親”とは言い切れない、正邪併せ持つ両親を演じたのは、『スリー・ビルボード』のウディ・ハレルソンと『インポッシブル』のナオミ・ワッツ。監督には、『ショート・ターム』でブリーと組んだデスティン・ダニエル・クレットンが務める。■いまの幸せがあるのは大嫌いだった父のおかげだった…予告編では、ニューヨークで自立し幸せに暮らす主人公ジャネットが、関係を断ったホームレスの父との再会をきっかけに、いままで隠して生きてきた子ども時代の想い出を呼び起こしていく映像が続く。父との想い出をたどる中で、「自分らしく生きる幸せ」を教えて育ててくれた父の想いに気づき、“本当の幸せ“を掴むために再び人生を歩み出す物語を予感させる。ポスタービジュアルには、青空の下で父に肩車をされている幼いころのジャネットを、大人になった彼女が思い出している姿が描かれ、“「自分らしく生きる幸せ」を教えてくれたのは、大嫌いだった父”というコピーに呼応して、父と娘が築いてきた関係性を想像させられるビジュアルとなっている。過去とともに忘れようとした父の、正しくはないけれど強烈で深い愛が観る者の心を震わし、一歩前へ進む勇気をくれるヒューマンドラマに、引き続き注目していて。『ガラスの城の約束』は6月14日(金)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月08日先日の第91回アカデミー賞授賞式では「セリーヌ(Celine)」の煌びやかなシルバードレスでサミュエル・L・ジャクソンとプレゼンターを務め、観客を魅了したブリー・ラーソンの主演最新作『キャプテン・マーベル』。このほど、その姿から一転、新時代を担うヒーローとして“覚醒”する姿をとらえたメイキング映像が公開された。マーベル初の女性ヒーロー単独主役作品として注目を集める本作。今回の映像で「ブリーには戦い方を習得してもらった」とアンナ・ボーデン監督が語る先には、2015年に『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したブリーが熱心にトレーニングに取り組む様子が!高々とした飛び蹴りを披露する一方で、ダンベルを持ちあげ、ウエイトを身体に巻き付けて腕立て伏せをするなど、想像を超えた並々ならぬ努力を積み重ねてきたことが本映像からも伺える。ブリーは世界的人気を誇るマーベルシリーズの主役を引き受けるに当たり、プレッシャーや不安も抱えていたはずだが、それをも跳ね返すほどの努力によって、監督やブリー自身が求めていた“キャプテン・マーベル”を作り上げた。その姿はまるでキャプテン・マーベルがヒーローとして覚醒していく姿とも重なり、不屈の精神を持ち、自らをより高みへと誘おうとするブリー自身はまさに“キャプテン・マーベル”そのもの。そんな彼女が演じるキャプテン・マーベルは、圧倒的な強さを誇るヒーロー。その姿は一見“完璧”にも見えるが、それと同時に過去の記憶を失くしているがゆえに自分が何者なのかという不安が影響し、心と能力のコントロールがまだできていない。“強さと弱さ”の両面を持つ、いわば不完全な彼女が、自らの記憶をめぐる戦いの中に“キャプテン・マーベル”として目覚めていくことも本作の大きな見どころとなる。オスカー女優ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルが切り開く、ヒーロー映画の新境地に注目だ。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年02月27日2019年3月8日全米公開予定の『キャプテン・マーベル』(原題)に主演するブリー・ラーソンが、キャプテン・マーべルの姿で「Entertainment Weekly」誌の表紙を飾った。表紙が公開される前日、ブリーはSNSで同誌に向けて「ねえ、退屈だわ。ネットを騒がせたい?」と投稿。それに対し、同誌も「そうだね!東部標準時間のお昼にここに来て。何かマーべ…ラスなことが起こるから」と「マーベル」という単語を用いてフォロワーたちを期待させていた。そして表紙が公開されると、ファンのみならず、セレブたちもコメントを寄せずにはいられなかったようだ。マーベル映画仲間で『マイティ・ソー バトルロイヤル』のテッサ・トンプソン(ヴァルキリー役)、ナタリー・ポートマン、アメリカ・フェレーラなどが「イエス」、「ワオ」などの短い単語で興奮を表現している。また、ブリーは表紙に続いて初お披露目となる『キャプテン・マーベル』のシーン画像を5枚公開。ジュード・ロウとの共演写真もあり、ファンを喜ばせた。こちらにもセレブからのコメントが。歌手のロードが「オー・マイ・ゴッド!あなたってば、スーパーヒーローガールね!ものすごく楽しみだわ」とコメントを書き込むと、ブリーは「ワイルドになるわよ」と返信。リース・ウィザースプーンからも「オー・イェー!」というコメントが届いた。(Hiromi Kaku)
2018年09月06日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが助演女優賞を受賞した。女子フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダルの真相に迫る同作。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛されるも、ある事件をきっかけにフィギュア界からの追放、プロボクサーへ転身・・・・彼女の波乱万丈な半生を描く。ジャネイは、トーニャの鬼母ラヴォナを演じた。ジャネイは受賞のスピーチで「私1人でこれを成し遂げたんですよ」と笑いを誘ってから「それはまったく真実とは異なります」とキャストやスタッフに感謝。また、「ほかの候補者のみなさまも素晴らしいです。見事な演技を披露されてます」とノミネートされた女優たちを称えた。助演女優賞は、アリソン・ジャネイのほか、『マッドバウンド 哀しき友情』のメアリー・J・ブライジ、『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィル、『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタビア・スペンサーがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが「助演女優賞」を初受賞した。■娘の才能を利用する“毒母”をパワフルに熱演アメリカ女性初、史上2人目のトリプルアクセル成功者でありながら、94年リレハンメル五輪出場権をめぐる「ライバル襲撃事件」で一瞬にして、世界の嫌われ者となった元フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を映画化した本作。ジャネイが演じるのは、ハーディングの母親であるラヴォナ。現在では生死も含めて、所在が不明だというラヴォナの外見を完コピし、貧困から抜け出すため、娘の才能を利用しようとする強烈な“毒母”ぶりをパワフルに演じきった。■『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは?トーニャ・ハーディングが引き起こしたフィギュアスケート界最大のスキャンダルを、トーニャ本人をはじめ、関係者たちへのインタビューで映画化。彼女の生い立ちから、母ラヴォナとの特異な親子関係、疑惑の襲撃事件や前代未聞の“靴ひも事件”を、ブラックユーモアを交えて追及する。氷上のプリンセスから犯罪者に…。想像を絶する半生の真相は?第90回アカデミー賞では、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞(アリソン・ジャネイ)、編集賞の3部門にノミネートされていた。監督は『ラースと、その彼女』『ザ・ブリザード』のクレイグ・ギレスピー。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞者コメントアリソンは初ノミネートで初受賞!スピーチでは「これは私一人で成し遂げたんですよ」という冗談で会場を盛り上げつつ「それは全く事実とは異なります」と言って、ほかの助演女優勝ノミネート者へ「あなた方は素晴らしい見事な演技を披露してくれたした」と賛辞を寄せた。そして、素晴らしい脚本への感謝と、マーゴット・ロビーをはじめとるすキャストやクルーへの感謝を明かし、様々な人への想いを胸熱な表情でコメント。そしてそういった方々のお陰でこれまでのキャリアを積むことが出来たとし、最後に「そしてこれ(Oscar)はハルに捧げます」と言って締めた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 2018年5月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日このところ、女優たちが過去に受けた性差別を次々と告白し、話題になっている。エリザベス・バンクスはエージェントに豊胸手術を勧められ、アリソン・ブリーは「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のたった3行のセリフしかない役のために、オーディションでビキニのトップを脱いでと言われたのだそうだ。そして、エミー・ロッサムもそういった性差別の被害者であることを「The Hollywood Reporter」に明かした。約1年前、エミーはある大作映画のヒロイン候補として名前が挙がっていた。選考はオーディションではなく、オフィスで監督と会うだけという簡単なものだったが、そのときの服装を“ビキニ”と指定されたことに戸惑ったという。「もしかして水着のシーンがあるのかな」と事務所に脚本の確認を依頼したが、そういったシーンはなかった。監督はエミーがたびたびヌードシーンを披露しているドラマ「Shameless」のファンであり、なぜいまさらエミーのビキニ姿を見たがるのか…。「つまりね、監督は、私がその時点で体重が増えていないかどうかをただ確認したかったわけよ。『あなたの活躍ぶりは素晴らしい。でも、ちゃんとお尻が引き締まっているかを見たいんです』ってことでしょ」とエミーは分析。「冗談でしょ? 私はモデルじゃないんだからね!」と憤った。(Hiromi Kaku)
2017年06月16日『ルーム』(15)で社会から隔離された母親役で研ぎ澄まされた演技を見せ、第88回アカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン。超大作『キングコング:髑髏島の巨神』では男前な戦場カメラマン役で、キングコングと共演した。来日したブリーが、過酷だったロケの秘話を語ってくれた。ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)のチームが放つ本作のキングコングは、全長31.6メートルという巨体でただならぬ威圧感を放つ。ただコングは破壊者ではなく島の守護神であり、実際にブリー演じるメイソン・ウィーバーの命を救うことになる。――今回グリーンバックでの撮影は大変でしたか? どんなふうにアプローチをしていったのですか?そうね。本当に想像力を使うしかなかったわ。みんなにとってキングコングは何か意味をもった存在だと思うの。私にとっては周りの環境とのつながりをもう一度再確認していくという作業だった。私は以前インドに行った時、ゾウに会って、少し心が揺さぶられたの。ゾウはものすごく強い動物ではあるけど、とても優しい面を持っていた。最初は怖かったし、もちろんゾウは強いから人を傷つけることができるんだろうけど、ゾウがそういう行動に出ることはなくてすごく感動したわ。その時のことを思い浮かべて演じたの。――紅一点の戦場カメラマン役。役柄についてどんなリサーチをしましたか?実際に戦場カメラマンの方がどういう仕事をされているのかを調べたの。また、70年代に実在したカメラマンの方がいらしたので、そういう方の文献も読んだし、今でも戦場に出向いているフォトジャーナリストの方とも会って話したわ。そういう情報に基づいて、自分なりにメイソン役を作っていったの。また、私は高校の時、授業で写真を勉強していて、一応カメラのいじり方を知っていたので、今回の役をきっかけに写真を撮るようになったわ。大きなスクリーンで見た時、カメラ使いが下手くそだとすごく目立つから、カメラに慣れることは非常に重要だった。おそらく当時のカメラはマニュアルだから今よりかなり複雑だったと思う。そして、走って逃げるシーンも多かったから、毎日身体的なトレーニングを1日2時間やっていったわ。――メイソンは自分をしっかり持っているたくましい女性です。彼女に共感しましたか?今までの映画と比べるとずっと行動的なヒロインね。しかも救われるのではなく、みんなを救う立場にある。今の時代だったらそれもありかなと。自分が大事だと思うことはきちんと伝えなければいけないということをメイソンのキャラクターを通して学んだの。他の人から「絶対に間違っている」と言われても、同意してくれない人が周りにいたとしても、自分が信じていることはちゃんと言わないといけないなと。真実は時間が経てばわかることだから。――キングコングの手のひらに乗った感想を教えてください?素晴らしい感覚だったわ。今回は毎日10時間くらいどこかに登ったりジャンプしたり走ったりと、身体的にかなりハードな撮影だったでしょ。でもやっと5カ月経った後にそのシーンを撮影したの。ただ寝ていればいいだけのシーンだったけど、演技というよりはとにかく疲れて寝ていた感じよ(笑)。――完成したキングコングの映像を観ていかがでしたか?驚いたわ。私にとって表現の肝となるのは目の表情だけど、キングコングの場合は特に目が大きいからとても大事よね。しかもキングコングは言葉を話せないから、目を見て心がわかるんだと思う。CGIで作った表情だけどとても感動したわ。去っていく姿もカッコよくて本当に涙が出てくる。私たちは助演で主役はキングコングよ。――これまでインディペンデント映画で活躍されていて、ここまでの超大作の出演は初めてとなりましたね。撮影方法やロケで一番驚いたことは?まずはセットにいる人の数の多さにびっくりしたわ。あとはCGIに関わっている人の数の多さね。毎日来て写真を撮って、どうするかということをそこで相談していたわ。おそらくクレイジーな最先端の技術が存在していて、最終的にどういう形になるのかをそれぞれ頭の中で描いているんでしょうね。でもそれは目の前にはないから、私たちはダンボールに何か絵を描いたものを見せられるだけだったわ。――ロケで大変だったことはどんな点ですか?大変だったのは天候よ。3カ国にまたがって6カ月間も撮影をしたけど、すごく暑い日からものすごく寒い日までさまざまだったから。でも、母なる自然が雨を降らせると撮影できないから、そういう時は笑うしかなくて。ものすごくお金をかけて入念に計画を立てて準備をするけど、雨が降ればお手上げだった。ハワイでは洪水になるくらいの雨が降ってしまったし。そんな時はちゃんと食べ物があるトラックにいられるようにと願うしかなかったわ。――もし、ブリーさんが1970年代の髑髏島に行くことになったとして、何か1つだけ持っていけるとしたら何を選びますか?たぶんラベンダーオイルね。虫を自然に避けてくれるから。私は自然の中にいるといつも刺されちゃうの。だから自分を守らないとね。――『ルーム』も素晴らしい作品でしたが、いつも作品選びは何を基準に決めていますか?物語の伏線がどういうものなのかが大事ね。私は自分の考えていることを行動に移すために映画に出ているわ。映画はたぶん映画を観てもらうために人が集まり、映画を観た人が自分たちの人生について考えることが重要だから。『ルーム』はいろんなことを考えたり感じさせたりする映画だった。それで今度はそういうものをもっと大きな大作のなかでやってみたいと思ったの。本作は映画を観ることそのものの楽しみも味わえるけど、それ以外のもの、何か考えさせるようなものも含んでいる。愛についての考え方もあるし、人間がいつも物事を支配したがることについての疑問も投げかけているでしょ。――これまでやってきたなかで、女優をやっていて良かったと感じた瞬間とは?スイスに『ショート・ターム』が招かれて上映された時、世界中からいろんな国籍の方が集まってきて6000人くらいの方が映画を観てくれたの。英語を話せる方は少なかったけど、その時にものすごいスタンディングオベーションを浴びたわ。みなさんが私たちのところへやってきて、ハグをしてくれたの。本当に鳥肌が立つような体験だった。その時は報酬がいくらだったとか余計なことは全く頭のなかに浮かばないくらいすごく感動したの。メッセージをみんなに伝えるのに言葉は関係ないんだなと思ったわ。■プロフィールブリー・ラーソン1989年10月1日、アメリカ・カリフォルニア州出身。『ショート・ターム』(13)で注目される。『ルーム』(15)の母親役でアカデミー賞主演女優賞などの多数の映画賞を受賞。待機作にマーティン・スコセッシ製作総指揮の『フリー・ファイヤー』、ジャネット・ウォールズの回顧録に基づく『The Glass Castle』、自身の初監督長編映画『Unicorn Store』、マーベル初の女性が主役のヒーロー映画『Captain Marvel』がある。短編で監督や脚本も手がけ、シンガーソングライターとしても活動していた。(C)YOSHIKO YODA(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月26日ブリー・ラーソンが、アメリカ史上初の女性大統領候補ヴィクトリア・ウッドハル役を演じることになった。女性参政権運動家のヴィクトリアは、まだ女性に参政権が与えられていなかった1872年に大統領選挙に出馬。初めての女性大統領候補として歴史に名を残している。日頃からフェミニストであることを公言しているブリーにまさにぴったりの役であろう。そのヴィクトリアをテーマとした映画をアマゾン・スタジオが製作することが発表された。「Deadline」によると、主演のブリーは、「アラフォー♀とルーキー♂」のロイド・ブラウン、『LBJ』(原題)のアンドリュー・ミットマンとともにプロデューサーも務めるという。ブリーが監督・主演した『Unicorn Story』でも製作総指揮を担当したアン・ウッドワードが今作でも同ポジションに。脚本はブレット・ラトナーが監督、ジョニー・デップが主演予定で進められていることで話題の『The Libertine』(原題)のジョン・コピットが手掛ける。昨年『ルーム』でアカデミー主演女優賞を獲得して以来、ひっきりなしに映画に出演しているブリー。日本では3月25日(土)から公開されるの『キングコング:髑髏島の巨神』、製作総指揮にマーティン・スコセッシを迎えた『フリー・ファイヤー』も4月29日(土)に公開が決定している。少し先のことではあるが2019年には超大作『Captain Marvel』(原題)も公開予定。それまでにも現時点で4,5本の新作出演を控えている。(Hiromi Kaku)
2017年03月23日ハリウッドでの女性の権利向上を求めるフェミニストの1人、ブリー・ラーソンがウェブマガジン「The Edit」でジェーン・フォンダと対談した。話題はブリーが初めて女性誌の見開きページに抜擢されたときのことに。用意された衣装のサイズが、ランウェイからそのまま持ってきたモデルサイズの1種類しかなく、ブリーは「雑誌に出るためにはこのサイズじゃなきゃダメなの?」と思わずスタッフに尋ねたが、沈黙が流れたそうだ。「男性なら身体に合うスーツやシャツを仕立ててもらえるのに、女性だともし用意された衣装が入らなければ、キャリアの壁にぶち当たることになるなんて」と憤りを露わにしている。ブリーは続けて、「私たち女優はみんな、体重の数字が精神にも重圧をかける“虐待の連鎖”から抜け出したいと思っている」とジェーンに訴えた。ジェーンはハリウッドではたびたび問題に上がる女優の「サイズ問題」を声高に叫ぶブリーに敬意を表した。2人は男女間におけるギャラの差問題などにも語り合い、ブリーはジェーンから「『No』と言える強い心」を持つようアドバイスされた。自分への扱いがひどいと感じながらもオファーされたら何に対しても「Yes」と言ってきたジェーンは「No」が言えるまでに60年かかったという。ハリウッド女優としてのキャリアを左右する強力な一言だが、自分の権利を守るための大切な言葉である。(Hiromi Kaku)
2017年03月08日今年のアカデミー賞授賞式で、主演男優賞のプレゼンターを務めたブリー・ラーソン。受賞したケイシー・アフレックに対する彼女の態度が話題になっている。ブリーは昨年、『ルーム』で性的被害者を演じ、アカデミー賞の主演女優賞を獲得した。昨年の授賞式では、大学でのレイプ問題を取り上げたドキュメンタリー『ハンティング・グラウンド』で歌曲賞にノミネートされたレディー・ガガが、レイプの被害者たちを招いて感動のパフォーマンスを行い、ブリーが彼女たちを涙ながらに抱きしめるという場面も観られた。そんな性的被害者の“味方”の立場であるブリーが今年アカデミー賞でトロフィーを渡したケイシーは、皮肉にも性的被害で訴えられた経験の持ち主。2010年にケイシーが監督、ホアキン・フェニックスとともに製作・脚本を務めた『容疑者、ホアキン・フェニックス』の撮影現場で、ケイシーからセクハラを受けたと女性スタッフ2人から訴えを起こされている。最終的に示談が成立したものの、ブリーにとって、ケイシーが“敵”であることには変わりないようだ。主演男優賞のケイシーの名前を読み上げた後の伏し目がちな無表情、トロフィーを渡した後にみんなが拍手をしているのに舞台の上で拍手しないまま直立不動でいる姿に注目が集まった。ブリーがケイシーにトロフィーを渡すのは、ゴールデングローブ賞に続いて2回目。さすがにうんざりだった…?(Hiromi Kaku)
2017年02月28日マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、『キングコング:髑髏島の巨神』で再来日を果たすブリー・ラーソンや、イケメン俳優アーミー・ハマー、キリアン・マーフィら豪華キャスト競演で贈る『フリー・ファイヤー』。その超ド迫力の日本版ポスタービジュアルが完成した。ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦に!全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツはいったい誰だ!?本作は、北野武監督『座頭市』や園子温監督『地獄でなぜ悪い』も選ばれた、エッジの効いたクレイジーな作品を集めたトロント国際映画祭「ミッドナイト・マッドネス部門」の観客賞を獲得したギャング・アクション。このたび解禁されたポスタービジュアルは、そんな“最狂”映画の称号にふさわしく、劇中の銃声や罵声が、いまにも轟きそうなド迫力のもの。スタイリッシュな北米版ビジュアルとは一線を画す日本オリジナル版では、「交渉決裂!乱闘勃発!」と大々的に示されたキャッチコピーで、本作の単純明快なストーリーを端的に表している。さらに、本作を彩る豪華クセ者キャスト陣が、全員必死な形相で登場!なかでも『ルーム』で母親役を演じ、昨年、見事アカデミー賞主演女優賞を受賞したブリーが、いまにも銃をぶっ放しそうな迫力のキャラに。さらにアーミーやキリアン、『第9地区』のシャールト・コプリー、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーなど、映画ファンには堪らない俳優陣のぞれぞれの表情も見逃せない。四方八方に飛び散る薬きょうが、90分ノンストップ&ワンシチュエーションで撃ち合いまくるバトルロワイアルを示すビジュアル。期待と興奮が高まる本作に注目だ。『フリー・ファイヤー』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月22日監督作『沈黙-サイレンス-』が日本でも大ヒット中のマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、オスカー女優のブリー・ラーソンはじめ、アーミー・ハマー、キリアン・マーフィら豪華キャストで贈る“最狂”ギャングバトル『フリー・ファイヤー』(原題:FREE FIRE)の日本公開が4月29日(土・祝)に決定。併せて、場面写真が解禁となった。ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦が勃発!全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは…。2016年、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて、最高賞の“観客賞”を受賞した本作。世界中からエッジの効いたクレイジーな映画を集めた同部門の観客賞といえば、過去には北野武監督『座頭市』(’03)や園子温監督『地獄でなぜ悪い』(’13)が受賞するなど、近年では感度の高い日本の映画ファンからも一目置かれる映画賞となっている。しかも、この狂作を世に送り出したのが、先月、渾身作『沈黙-サイレンス-』を引っ提げ来日を果たした巨匠マーティン・ スコセッシ。その真骨頂ともいえるギャング×狂気をテーマにした本作で製作総指揮を務めるスコセッシが、監督に大抜擢したのは、エドガー・ライトとタッグを組んだ『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』では独特のブラックユーモアを、トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』では階級社会の狂気を見事に描いた注目の気鋭、ベン・ウィートリー。さらに注目なのは、従来のイメージを180度覆して怪演を見せる豪華なキャストたち。主演には、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。同作での優しいママとは一転、劇中では罵詈雑言&拳銃をぶっ放しまくっている。さらに、『コードネーム U.N.C.L.E.』の長身イケメン俳優アーミー・ハマーや、『第9地区』のシャールト・コプリー、『インセプション』のキリアン・マーフィ、『シング・ストリート未来へのうた』のジャック・レイナー、『高慢と偏見とゾンビ』のサム・ライリーなど、映画ファンには堪らない俳優陣が、いままでにないキャラに扮している。およそ90分間、ワンシチュエーションで見せるクレイジー・バトルロワイアルに、引き続き注目していて。『フリー・ファイヤー』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月08日「ルーモス・マキシマ(強き光よ)…」。約1年前、『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から初めて届いた映像は、新たな主人公ニュート・スキャマンダーが唱えるこの呪文から幕を開け、多くのファンたちをときめかせた。おっちょこちょいで人見知り、魔法動物といるほうが気楽な魔法動物学者のニュートを演じるのは、日本でも大人気のアカデミー賞俳優エディ・レッドメイン。物語を牽引する仲間たちは、ハリー&ロン&ハーマイオニーのティーンエイジャー・トリオから、ニュート、アメリカ魔法省に勤めるティナとクイニーの魔法使い姉妹、さらにシリーズで初めて人間(米国ではノー・マジと呼ぶ)のジェイコブの4人になった。もちろんハリーたちと同じ魔法の世界だが、今回の舞台はニューヨークだ。もうまもなく日本でもお披露目される『ファンタビ』。新たなヒロイン、ティナの妹クイニー役のアリソン・スドル、魔法の世界に“初めて誘われる人間”ジェイコブ役のダン・フォグラーに、まず話を聞いた。本作は、『ハリー・ポッター』シリーズの生みの親J.K.ローリングが初めて自ら脚本を手がけた渾身作。新シリーズとして、全5部作になることも発表されたばかり。アリソン、そしてダンは『ハリー・ポッター』の世界に前から親しんでいたのだろうか?「僕は映画は観ていたけど、本はすごく重くて持って歩くのが大変だったんだ。だから読んでいなかった(笑)」とダン。一方、アリソンは「私は全部読んでいたわ。『ハリー・ポッター』の本が大好きだったの」と言う。J.K.ローリングは撮影のセットを何度か訪れていたそうで、「まるで小学校の子どもが先生を囲むように彼女の周りを囲んだんだ(笑)。それで、それぞれのキャストと話してくれて、『どう?』と聞いてくれたり、キャラクターが次の作品でどのように変貌していくのかを教えてくれたりした、ものすごく興奮したよ(笑)」とダンがふり返る。では、どんなことを“学んだのか”というと、「それは教えられないね(笑)。だけど、ワオ、とにかく僕のキャラクターが描く“軌道”は最高だということ。それしか言えないね」とユーモアたっぷりにコメント。その後、「かなり遠くまで行くことになると思う」とつけ加えると、「彼のキャラクターは誰よりも飛躍していくのよ」とアリソン。ダン「そうかな?」アリソン「そうじゃない!」ダン「えっと……」と考え込むも、固まりつつあった場の雰囲気を察してか、「僕はネタばらしてないよ!」と慌ててひと言。さすが、『カンフー・パンダ』などの声優やコメディ畑で活躍してきたダンは実に楽しい。また、アリソンはかつてソロシンガー「ファイン・フレンジー」として活動しており、日本デビューも果たしているが、本作が映画初出演。とても息ぴったりの様子の2人に、自身のキャラクターを説明してもらうと…。「クイニーはすごく美しい精神を持った人で、親切だし、心が優しいの。しかも愛情がものすごくあって、愛でいっぱいなのよね」とアリソン。しかも彼女は、人の心を読むことができる開心術(レジメンス)の使い手だ。「その人の人生から、痛みも、秘密も、何もかもすぐに読めてしまうの。私がこの役を演じられて嬉しいのは、彼女は美人だと人からは見られているわけだけど、自分ではまったくそう思っていないところ。それから彼女は自分の人生をすごく面白いと思っているし、楽しんでいるのよね。それからお姉さん(ティナ)のことが大好きなの」。一方のダンは、「ジェイコブの願いはただ1つで、パン屋さんを開いて、落ち着いた暮らしがしたいということ。でもそこで、彼らに出会ってしまうというわけなんだ」アリソン「クレイジーなキャラクターたちにね」ダン「そうそう、クレイジーなキャラクターたちに。彼はおとぎ話によくいるパン屋さんなんだよね」。そう、ダンが演じるジェイコブは、ニューヨークで自分のパン屋を開くことが夢だったのに、ある日、ニュートと偶然出会ったことから運命が一変、数々の夢のような体験に巻き込まれてしまう。「この映画の撮影で経験したことはすべて夢のように思える。何もかもね」と、ダン自身も言う。「このキャラクターって実は、僕自身を演じているようなものなんだ。というのも、僕の曽祖父はパン屋だったし、ロウアー・イースト・サイド(N.Y.マンハッタンの移民が多かった地区)で仕事していたんだ。だから、本当にこの役は僕がやるべくしてやったという気すらしている。それに、こういうファンタジーの設定の中で、完璧な悲しき道化師役を演じられるというのもすごく嬉しいんだよね」と、なんとも“マジック”な巡り合わせを明かしてくれた。さらに、「僕が(撮影中)滞在していた場所の前にすごく小さいなパン屋さんがあって、そのクロワッサンが最高に美味しくてさ。だから、“クロワッサン・デー”を作って、毎週金曜日に撮影現場に持っていってみんなに配っていたんだよね」と、パン屋を夢見るジェイコブらしいエピソードも。そんな彼にとって、ジェイコブを演じることは「曽祖父にオマージュを捧げている感じ」なのだという。「しかも、ニューヨークが舞台というのも僕にとっては完璧すぎる。もし2年半前に『ハリー・ポッター』シリーズに出るか?と聞かれたら、イギリスが舞台だし、僕は雇ってもらえないだろうと思ったと思うから。本当に宝くじに当たったとしか思えないような幸運だったよ。毎日『夢じゃありませんように』と顔をつねっているんだ」。「本当にそう、私もよ。彼ほど明確な結びつきはないにしても、もし、もう少し早くこの映画ができていたら私は起用されなかっただろうなあとは思う」とアリソンも応じる。「でも、私は魔法使いを演じられて、偉大な物語があって。その物語の主人公であるニュートは魔法動物学者であり、魔法動物を守ろうとしているわけよね。私は、実は国際自然保護連合(IUCN)の大使で、絶滅危機の動物を守る運動をしたりしているの」と、なんと彼女にもそんな巡り合わせが!「これってすごい偶然の一致だと思う」。そして、「私は大の『ハリー・ポッター』ファンだし、“マジック(魔法)”って言葉は、恐らく恥ずかしいくらい私が一番使っている言葉だと思うの。『ハリー・ポッター』シリーズが始まる以前からね」と続けるアリソン。「なぜなら私は世界には“魔法の力”があると信じているし、だから、この作品には私が日々語っているようなことが描かれていると思うから」と言う。その“魔法の力”とは、どんなものなのだろう?アリソンは「自分の心を開いて、自分の周りで起きていることを見ようとすること」だと語る。「その時は最悪と思えたこと、例えば、自分が仲良くなりたいと思っても友達になれなかったりして絶望的になったりしても、すぐ後で、その経験から新たなスキルを得たからこそ、次のステップに進めたりするの。自分が進むべき場所に進むことができたりするのよね。その前の出来事がなかったら、そこへ進むことはできなかったはずだし。そうしていると、いきなり目の前が明るく見えたり、街が明るく見えたりするようになる。それって驚異的なことだと思う。それってマジックじゃない?」まさにこの前向きな人生のとらえ方は、クイニーそのもの。とはいえ、“開心術”に長けたクイニーは、誰よりも傷ついた人の心まで分かってしまい、彼女自身もまた、実はたくさん傷ついてきたのではないかと勘ぐってしまう。「本当にその通りだと思うわ。いきなり人々について、ものすごい情報を得ることになるからね。でも人間って、実は多かれ少なかれ誰もがそういう能力を持っているものだと思うの。人が言っていることにしっかりと耳を傾けるようにすれば、人の気持ちを読み取るのは、それほど難しいことでもない気がする。なぜなら、人というのはみんな自分をとても分かってもらいたいと思っているものだから。だから、開心術は不可能ではないと思うわ」。そう言うアリソンが心を読んでみたい相手は、なんとビル・マーレー!「彼の心をずっと読み続けられたら絶対に最高だと思う」。そんなアリソン演じるクイニーにとって、ジェイコブは初めて出会ったノー・マジ(人間)であり、2人の出会いのシーンからも、ひと目で惹かれ合ったことが伝わってくる。だが、アメリカの魔法界はといえば、現実の、いま現在の分断を反映するかのように、魔法族がノー・マジと友人関係や婚姻関係を持つことを禁じているのだ。「それは人種差別とも言えるし、他人への恐怖でもあると思う。自分たちが知らない人たち、理解できない人たちへの恐怖。人間の歴史を振り返ってみても、そういうことってずっと起きてきて、現在の世界においても存在することでしょ。だけど、いつの日か私たち人間は、みんなここに一緒に共存しているのだということに気づかなくちゃいけないと思う。だから、それについて、まさにいま歴史のこの瞬間に、ジョー(J.K.ローリング)が私たちのキャラクターを通して描いているというのは、非常に重要なことだと思うわ」と、真摯に語るアリソン。「うん、僕もまったく賛成だよ」と、ダンも続ける。アメリカの魔法界と人間界の関係性は、「変わっていって欲しいとは思うけど、どうなるのかまだ分からないわ」とアリソンは言う。ただ、「いまから言っておきたいのは、この1作目は、これから起きることの本当にまだ始まりでしかないということ。本当にパワフルな物語がこの先もっと展開していくから」と力を込めて語っており、期待は募る。最後に、J.K.ローリングによるウェブサイト「ポッターモア」では、アメリカの魔法学校イルヴァーモーニーの4つの寮分けを体験できるが、アリソンがクイニーを演じる上で影響が出ないよう「意識的に避けている」のに対し、ダンは“癒しの動物”パグワジの寮になったことを明かす。「でも僕は心の底では、自分はハッフルパフだと思っているんだけどね(笑)」とダン。そういえば、マフラーからも分かるように、エディ演じるニュートもホグワーツ魔法学校時代の寮は、勤勉で献身的で、寛容なハッフルパフ。だからこそ、ダンのジェイコブは人見知りな魔法使いニュートと、いいコンビになることができたのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日歌手マライア・キャリー(46)の姉アリソン(55)が売春容疑で逮捕された。地元紙デイリー・フリーマンによれば、アリソンは売春行為に対するおとり捜査を行っていた覆面警察により、ニューヨークのサンガーティスで身柄を拘束されたという。アリソンはマライアのヒット曲の歌詞を使用した売春広告を打ち、性的なリクエストに対し金銭を求める勧誘を行っていたようだ。1つの広告では、自身のことを「私は楽しいことする男性を探していて、他の女性があなたにしてあげることができないような喜びの世界に導くかわいい女性」とうたっており、マライアの1995年のヒット曲『ファンタジー』の歌詞も広告に使われていたようだ。マライアはアリソンに長年連絡を取っていないといわれているが、関係者の1人は「マライアは家族全員を気にかけていますから、彼女にとってとてもつらいことなのは確かでしょう」とピープル誌に話している。アリソンは現在拘置所に身柄を拘束され、8月30日に出廷する予定。保釈金は1,000ドル(約10万円)となっている。(C)BANG Media International
2016年08月31日アカデミー賞受賞女優であるブリー・ラーソンが長編映画監督デビューを果たすことになった。インディペンデント映画『ユニコーン・ストア』でメガホンをとる。サマンサ・マッキンタイアが脚本を担当した同作品は、実家へ戻らざるを得なくなった1人の女性のもとにある店への不思議な招待状が届き、成長する本当の意味を問われるこの女性の姿を描くストーリー。ブリーは同作品に出演するほか、デヴィッド・バーナ、ルーベン・フライシャー、パリス・カシドコスタス=ラティス、テリー・ドゥーガスらと共にプロデュースも務める。ハリウッド・レポーターによると、カシドコスタス=ラティスとドゥーガスのリア・フィルムズとヘラクレス・フィルム・ファンドが資金面を援助することになるという。同作品は当初、レベル・ウィルソン主役、ミゲル・アルテタが監督を務める予定だったが、スケジュールの関係で降板せざるを得なくなったようだ。ブリーは以前、短編映画『ウェイティング』『ジ・アーム』の監督を務めたことがあり、『ジ・アーム』は2012年度サンダンス映画祭で審査員賞を受賞している。そんな中ブリーは、マーベルが贈るキャロル・ダンバース、またの名をキャプテン・マーベルを主役とした映画作品の主役候補に選ばれているほか、2017年3月公開予定の『コング:スカル・アイランド』、現在公開日未定の『ザ・グラス・キャッスル』に登場する。(C)BANG Media International
2016年08月11日今年『ルーム』でアカデミー主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが絶好調だ。先月『Captain Marvel』(原題)に主演することが決定し、演じる主人公キャロル・ダンヴァースのコスチュームを着て役作りに励むキュートな姿をSNSに載せたブリー。この映画はかなりの大作になることが予想され、公開予定日は2019年3月とまだまだ先のこと。ほかにも出演作が続々決定しているブリーだが、「The Hollywood Reporter」によるとそのうちの1本『Unicorn Store』(原題)はブリー本人が監督・プロデュースを兼ねている作品だ。脚本を担当しているのはサマンサ・マッキンタイアでジャンルはコメディ。実家に戻って暮らすことになったキットがある店から不思議な招待状を受け取る。その店では“大人になることの本当の意味とは?”という考えを試されるのだとか。ブリーはキット役を演じると見られている。元々はミゲル・アルテタが監督し、レベル・ウィルソンが出演予定だったものの、スケジュールの都合で一度話が流れてしまったそうだ。しかしプロデューサーチームが企画を温め続け、まだアカデミー賞を獲る前のブリーにアプローチをしたところ成功。今年10月からの製作を予定しているという。ブリーにとって長編映画を監督するのは初めてではあるが、2012年に「The Arm」という10分のショートフィルムを共同監督して、サンダンス映画祭の短編部門で審査員特別賞を受賞している。(Hiromi Kaku)
2016年08月09日