マーベルの最新作『アントマン&ワスプ』が公開されている。本作はマーベル最小ヒーローのアントマンと、彼の新たな相棒ワスプの活躍を描いた作品で、前作に続いて監督を務めたペイトン・リードは「他のマーベル映画には描かれていない関係」を描くことに力を注いだと語る。本作の主人公スコット・ラングは、ピム博士が開発した特殊なスーツを着ることで体長1.5センチになることができるヒーロー“アントマン”として活動中。3年ぶりのシリーズ最新作では、ピム博士の娘ホープが同じく特殊スーツを着て“ワスプ”としてアントマンと新コンビを結成する。リード監督は、スポ根ドラマを現代的に描いたガールズムービー『チアーズ!』や、1950年代のコメディのテイストを巧みに盛り込んだ『恋は邪魔者』などで知られる才人で「軽快なトーンとコメディの要素を盛り込んで、観客が感情移入できるドラマをテンポよく描いていきたい」と語る人物だ。マーベル映画は重厚なドラマや、ファンタジー色の強いものなど様々なタッチの作品をリリースしているが、『アントマン』は監督の語る通り、コミカルな要素をたっぷりと盛り込んで、語りのリズムを重視して描かれた。「ですから、最新作ではそれらの要素をすべて拡大して描きたいと思いました」そこでリード監督が新作で最も力を注いだのが、タイトルにもなっているアントマンとワスプのコンビネーションだ。ふたりはお互いに惹かれあっているが“恋人”と呼べる関係ではなく、軽口を叩き合ったり、イヤミを言い合ったりするが、お互いに助け合うパートナーだ。「この映画はラブコメではないのですが、1930~40年代のロマンティック・コメディの要素があるんですよ」と笑顔を見せるリード監督は、当時の作品を参考にふたりの関係を演出したという。「往年のロマンティック・コメディ映画は、スコットとホープの関係を演出する上で参考にしました。ハワード・ホークス監督の『ヒズ・ガール・フライデー』に出てくるケーリー・グラントとロザリンド・ラッセル、ジョージ・キューカー監督の『フィラデルフィア物語』、フランク・キャプラ監督の『或る夜の出来事』のクラーク・ゲーブルとクローデット・コルベールも! ストーリー全体を構成する上で最も参考になったのは『ミッドナイト・ラン』です。あの映画は構成が面白くて、途中に様々な出来事が起こりはしますけど、要はロバート・デ・ニーロがチャールズ・グローディンを連れて、地点Aから地点Bに行くだけの話。映画のゴールがとてもシンプルなんです」まるで漫才の“掛け合い”のようにセリフの応酬があり、キャラクターが目まぐるしくリアクションしていくのが、ロマンティック・コメディの魅力だが、本作ではそのメソッドをアクション・シーンにも活用している。「その通りです。まず大前提として、それぞれのキャラクターに基づいたアクションにしたいと思いました。何かが起こった瞬間ではなく、それに対して登場人物がどう“リアクション”するのかを大事にアクションを組んでいますし、スコットとホープの関係が変化していく中で、それぞれがどんな反応をするのかを重視しました。その上で、バスター・キートンのようなサイレント映画的な要素も盛り込みたかったので、ビジュアルだけで笑えるアクションがあるかも気を配りました」リード監督がアクションやサスペンス的な要素が多いマーベル映画に、これらのテイストを盛り込んだのは「アントマンとワスプのような男女の関係は、他のマーベル映画では描かれていないから」だ。「ですから本作でふたりの関係を描けることは大きなチャンスでしたし、監督する上で最も重要なポイントでした。実は前作を手がけるまで私はマーベル映画に偏見を持っていて“ヒットしているけど、制作の現場はどうせ工場のようなところなんだろ?”と思っていました。でも実際に仕事をしてみると、マーベルはフィルムメイカーの個性をすごく尊重してくれるんですよ。私がマーベル映画にもたらすことができるのは、リズムのよい語りとコメディのトーン、そして観客が親密だと思えるドラマです。だから新作では前作以上に家族的で、みなさんに共感してもらえる作品を目指しました」『アントマン&ワスプ』公開中(C)Marvel Studios 2018
2018年09月03日身長わずか1.5cm! 映画史上“最小にして最強のヒーロー・コンビ”が贈るマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)を引っ提げ来日したアントマン役のポール・ラッドを直撃! 続編でも同シリーズならではのお笑い要素は健在だが、子供にも愛されるアントマンも魅力とは? また、ハローキティのペッツが巨大化する話題のシーンについての秘話や、アントマンとしての野望など、本人に聞いた。――アントマンは、ともすれば重くなりがちなアベンジャーズの中でも、清涼剤的な役割も果たしていると思いますが、いかがでしょうか?MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中にいながら、しっかりとした個性を持っている点が気に入っている。ユーモアがあり、家族の物語でもあるので、ほかのMCU作品とは違う。この作品はすべての年代のファンが楽しめるけど、小さな子はほかのMCUは怖くて観られないものもある気がする。僕の子どもたちもアントマンの大ファンだ。初めて観た僕の作品でもあった。以来MCUにハマっているけれど。――アリの造型など、子どもにはショッキングそうですが(笑)いまは8歳だけれど、1本目は4歳か5歳の時にみせてね。でも、それまでは虫が大嫌いだったけれど、それ以来虫が大好きになったほどだよ(笑)。アリを見かけると、「パパ、これお友だち?」と聞くようになった。子どもたちにとって虫に親近感が持てるという、そういう効果がある(笑)――もうお父さんのお仕事を理解してるんですね!そう理解している。息子が小さかった時に映画館で僕の映画のポスターを見て、そこに僕の顔があったようで、その時は映画館で働いている人だと思ったみたいだ。数年かかって俳優だったことに気付いたみたい(笑)(C)Marvel Studios 2018――子どもといえば、ハローキティのペッツが巨大化するシーンが日本でも話題になっていますが、あなたのアイデアですか?前作では機関車トーマスが出てきて、それが巨大化することが面白かったんだよね。まったく害を与えなさそうなおもちゃが巨大化する面白さは、今回も採り入れたいということで、「ハローキティのペッツだ!」と言って、皆で盛り上がったんだ。すごい盛り上がった。反対意見はなかった。――みんなでアイデア出しって、楽しそうですね!ずっと前からそうしている。何年もそうやって、皆で作っているんだよ。1本目が終わった時から、プロデューサーや監督と3人でアイデア出しをずっと続けていた。脚本の作業自体は2年間ほどかかって、脚本家も入れて、いつも全員で話し合った。撮影が始まるギリギリまでやっていたよ。――言ってみれば稽古の跡が見えるといいますか、すっごくたくさんのアイデアをブラッシュアップしただろうなという印象は受けました。最初に僕らはやりたいことのウィッシュリストを作ったよ。何を望み、何があると面白いかを洗い出す。車が小さくなれば面白い、アントマンとジャイアントマン以外のサイズ――60センチくらいはどうかとか、スーツの調整機が壊れている設定なら面白いことが生まれてくるというアイデアもね。最初からジャネットや両親の世界を舞台にしようと考えていたし、ホープをワスプとしてきっちり描いてタイトルにも入れよう、などなど、そういうことも最初に決めていたのさ。けっこうそのまま実現している。――個人的にマーベル、MCUでは、アントマンの特にファンでもあります。MCUはシリアスになりがちなので、今後のMCUを引っ張っていく存在になってほしいですね。ありがとう。いますぐケヴィン・ファイギに伝えてくれないか?(笑)――アイアンマンみたいにリードしていく側にはなりたくないですか?そりゃあやれと言われたら、やぶさかではないよねえ(笑)。ケビンをはじめ、チームがそういう考え方なら、僕もわくわくしちゃうけれどね。ただ、次のアベンジャーズ4だってまだわからないのに、その先のことなど想像もつかないよ。まったくわからない。本当にわからないから(笑)。■プロフィールポール・ラッド1969年生まれ。アメリカ合衆国、ニュージャージー州出身。ロサンゼルスのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学び、1995年『クルーレス』で注目を集める。テレビドラマ『フレンズ』でも人気を得て、2004年の『俺たちニュースキャスター』を契機にコメディー作品へ。2008年『ぼくたちの奉仕活動』、2009年『40男のバージンロード』をヒットに導いて、前作『アントマン』(15)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)で、MCUの一員として不動の地位を築く。幼少期にアナハイムに居住していた関係もあり、ディズニーランドの大ファン。2019年に香港ディズニーランドにオープンする予定の新アトラクション「アントマン アンド ザ・ワスプ:ナノバトル!」では、ワスプ役エヴァンジェリン・リリーとともに、映像で登場する予定だという。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年08月31日頼りなさすぎるヒーローと完璧すぎるヒロインという対照的な二人が、悪党やゴーストと戦いながら次第にお互いの魅力に惹かれていく…という、ハートウォーミングな痛快バディ・アクションムービー『アントマン&ワスプ』が8月31日、ついにスタート!お腹を抱えて笑ってしまう、何でもアリな“量子の世界観”をどうぞお見逃しなく!■名前だけでわかる!格差カップル占い今回は映画の公開にちなんで、いわゆる“格差カップル”や“ハイスペック女子”に限ってダメンズに惹かれる現象を数秘術で検証します。相手のフルネームがわからなくても、太郎とか花子など下の名前だけで相性や性格まで手軽に占えますよ!◎アントマンの名前の数字は?主人公のアントマンは成り行きでヒーローになった、バツイチ、無職、前科持ちのツキに見放された男性スコット(離れて暮らす娘と相思相愛)。アルファベットの「SCOTT」が持つ数字は、下のほうにある表では「5」になります。◎ワスプの名前の数字は?ワスプことヒロインのホープは、父親がアントマン・スーツを開発した天才科学者で、自らも優秀な物理学者。しかも身体能力も抜群というハイスペック美女です。30年間、“量子の世界”をさまよい続ける母親を助けに行くという使命感に燃えている彼女の名前「HOPE」が持つ数字は「8」。■占い方をご紹介!お互いに下の名前で呼び合う関係になったとき、「こんなところもあるんだ~」って気づく性格の一部には、一見、頼りない男性に女性が惹かれてしまう理由が隠されていたりして…。占う方法はシンプルです。まず、日本名はヘボン式ローマ字に変換してください。(例1)大野さちこono sachiko(例2)斎藤みかんsaito mikan下記の表を見て、このローマ字から数字を導き出し、すべての数字を足していきましょう!2ケタになったらその数字をバラバラにし、最小数の1~9になるまで足し算をします。さちこさんだったら「sachiko」、つまり「1138926」を合計した数字を出すってこと。「1+1+3+8+9+2+6」=「30」→「3+0」=「3」ここまでわかりましたか?■アントマン&ワスプの名前の数字は?先ほどの式を使った、スコットとホープの数字の出し方をご紹介しますね。彼らの名前は、もともとのアルファベットをそのまま数字に置き換えています。・スコット…5(ユニークで冒険を好むタイプ)Scott1+3+6+2+2=14→1+4=5・ホープ…8(信念が強く負けず嫌いなタイプ)Hope8+6+7+5=26→2+6=8コミカルで頼りない個性派ヒーローと、己の信じる道を突き進むしっかり者のヒロイン。どちらの性格タイプもイメージに合っていると思いませんか?なお、スコットが知的で美しいホープに魅力を感じるのは当然と言えば当然ですが、ホープもまんざらではないみたいなんですよね。経済的にも精神的にも自立している女性は、自分のダメさを堂々とさらけ出せる男性に憧れを抱くと言いますが、ホープもそういう部分があるのかしら?普段はダメダメなのに、いざとなると勇気や決断力を発揮するところも、グッと来るポイントなのかな…なんて。■気になる彼との相性は?相性を調べる際は、相手と自分の数字を合計します。スコットとホープは「5」と「8」のタイプでしたね。二人の数字を足すと「5+8=13」→「1+3=4」なので合計数は「4」。下記の表の「4」の右側を見ると相性がわかります。彼らの場合は「突発的な経験で強くなれる」…確かに!予測不能な大事件をきっかけに、一緒に戦うはめになったわけですから。そんな事件でもなければ、恐らくこの超絶格差カップルがコンビを組むことはなかったんじゃないでしょうか。さて、あなたや彼の名前の数字は出ましたか?わかったら、こちらの表をご覧ください。それぞれタイプは何だったでしょう?そして二人の相性は?とってもシンプルなので、これから生まれる格差カップルも予測できそうでしょ?スコットとホープの相性「4」もその気配が濃厚ですが、合計数が、夢を追い求める「2」や恋愛が全てっぽい「6」のカップルも、格差恋愛に走りがちな感じが!ちなみに、あなたをサポートしてくれるのは「9」の異性で、あなたが相手の意外性にドキッとするのは合計数「5」の異性。覚えておくと、気になる人が現れたときに役立つかも?■今回の占いからわかることは?数秘術には診断方法がいくつもあり、計算の仕方も実に様々。今回の占いに用いた“下の名前“には、その名で呼び合う環境において初めてわかるような一面(性格や相性)が強く表れます。似ても似つかない印象の二人が実は同じ傾向を持っていたり、今はそう思えなくても、結婚したら安定した関係になれたり…。占い結果を参考に、気になる彼との今後についていろいろと想像してみてくださいね。そしてその恋を叶えたくなったら、ぜひ『アントマン&ワスプ』を観に映画館へ!ハラハラ、ドキドキ、爆笑、しかも恋愛要素あり…そんな映画を観れば、恋のモチベーションが一気に上がるはず。男女バディが活躍するこの作品は、もちろんデートにもぴったりです。好きな人と行ったら、観ている間も観賞後も思いっきり盛り上がれそうですね。もしかして、ちょっぴりダメンズな彼との恋が始まっちゃうかも!?【STORY】小さくなるほど強くなる、身長わずか1.5センチの最小にして最強ヒーロー・コンビによる痛快バディ・アクション・ムービー。頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>と、完璧すぎるヒロイン<ワスプ>──ふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!? ユニークなパワーと微妙なチームワークで、彼らは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか?8月31日(金) 全国ロードショー!タイトル:『アントマン&ワスプ』(原題:Ant-Man and the Wasp)監督:ペイトン・リード製作:ケヴィン・ファイギ出演:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/マイケル・ペーニャ/ハンナ・ジョン・カメン/ローレンス・フィッシュバーン全米公開:7月6日 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©Marvel Studios 2018公式サイト:
2018年08月31日マーベル映画“最小”ヒーローの新たな活躍を描く映画『アントマン&ワスプ』が本日から公開になる。タイトル通り、アントマンと相棒の女性“ワスプ”が主人公の作品だ。天才的な発明家で自由自在に武器を繰り出すアイアンマンや、時空を操るドクター・ストレンジ、神の子ソーなど、マーベル映画には強くて大きくて勇ましいヒーローが数多く登場するが、アントマンはその中で最も小さく、最も普通のキャラクターだ。彼は、ピム博士が発明した特殊スーツを着ることで体長1.5センチになり、蟻(アント)を仲間に戦うが、その正体は冴えない男スコット・ラング。彼は現在、アベンジャーズ同士の戦いに加わったためにFBIの監視下で自宅謹慎中で、特殊スーツもなければ、自宅から出ることもできないマーベル映画史上“最弱状態”にある。そんなある日、彼の前に再びホープが現れる。彼女は特殊スーツの生みの親ピム博士の娘で、自身もスーツを着て“ワスプ”として行動し量子の世界に旅立ったまま帰ってこない母ジャネットを取り戻そうと活動中。母の奪還計画にはスコットの協力が必要らしく、彼は監視の目をかいくぐって家の外に出るが、そのことでスコットは新たなトラブルと戦いに巻き込まれる。前作『アントマン』は、主人公が小さくなることで日常にあるキッチン用品やバスタブが大きくなったように見える映像が話題を集めたが、最新作ではアントマンは小さくなるだけでなく自身が巨大化する機能を装備。アントマンとワスプが小さくなったり、元のサイズに戻ったりしながら繰り広げられるアクションシーンやカーチェイスは圧巻だ。また、頼りないが大事なところで勇気を発揮するアントマンと、頼りになるが実は心に孤独や迷いを抱えているワスプがお互いを認め合ってコンビになっていくドラマや、ピム博士と本当に生きているのかどうかもわからない妻ジャネットの物語など、ストーリーも盛りだくさん。マーベル映画はすべての作品が同じ世界観を共有しているため、先ごろ公開になった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にまつわるエピソードが劇中に登場するのかも気になるところだ。『アントマン&ワスプ』8月31日(金)より全国公開
2018年08月31日マーベルの最新映画『アントマン&ワスプ』が明日から公開になる。特殊なスーツを着ることで体長が1.5センチになる蟻(アント)サイズのヒーローと、その相棒ワスプの活躍を描いた作品だが、前作『アントマン』に続いて主演と脚本を務めたポール・ラッドは「ファンタジックな設定の作品だからこそ、そこにリアルなテーマを盛り込みたかった」と振り返る。そこで彼らは、痛快なアクションとギャグがつまった最新作に家族のドラマを盛り込んだが、ラッドは家族を単なる“血がつながった人々”とは考えていないようだ。2015年に製作された映画『アントマン』の主演に選ばれたラッドは、共同脚本も手がけ、自身の演じるスコット・ラングが力強いヒーローではなく、どこにでもいる普通の男、それどころか少し“ダメな部分がある男”であることにこだわった。前作のスコットは前科があるせいで定職につけず、養育費も払えないため、愛する娘と暮らすこともできなかった。しかし、スコットは金に困って忍び込んだ屋敷で、体長が縮む特殊なスーツと、スーツを開発したピム博士に出会い、アントマンに任命される。「こんなことを言うとみんな驚くかもしれないんだけど、僕は……マイティ・ソーを演じるのに向いてる役者ではないんだ!」と笑うラッドは、「どこにでもいるような男が想像もしなかった状況に放り込まれる方が僕も演じがいがあるし、個人的には短所のある普通の人間に惹かれるんだ。だから監督とも話をして、新作でもスコットの“普通の男”の部分にフォーカスをあてて脚本をつくっていった」と振り返る。「それに、1作目を観てもらった人はよくわかってると思うけど、スコットよりもホープの方がヒーローに向いてるしね」ホープはピム博士の娘で、格闘能力が高く、頭脳も明晰、決断も早い優れた女性だ。前作でホープはスコットを鍛えるために登場し、本作ではスコットと同じように特殊スーツを着て“ワスプ”として活躍する。「脚本を書く前にいろんな“コンビもの”映画を観て研究したけど、やはり対称的な性格のふたりが揃う方が楽しいんだよ。ホープはいつだって効率優先でビジネスライクに動くのに対して、スコットはいつもモゴモゴと愚痴を言ったり、集中力のない感じなんだ(笑)。でも、その方がコンビとしては楽しいし、今回の映画では、そんな正反対のふたりがお互いの良い部分を認め合い、足りない部分を補完しあって、真のパートナーシップを築いていく道のりを描いている」新作は、特殊スーツで縮小を続けた結果、量子の世界に旅立ってしまったピム博士の妻ジャネットを連れ戻す計画のために、スコットとホープ、ピム博士が再会するところから始まる。しかし、様々な勢力がピム博士の開発した装置が据えられた研究所を狙っており、物語は二転三転。登場人物も自動車もサイズが自在に変化する怒涛のアクションが繰り広げられる。しかし「アリの背中に乗って空を飛びまわるようなファンタジックな設定の作品だからこそ、そこにリアルなテーマを盛り込みたかった」と語るラッドは、新作を“家族の物語”にすることにこだわった。「この映画を、マーベルの他の映画にはないトーンや資質をもつ作品にしたいと考えていた。だから、家族のドラマを描いたんだと思う」ラッドが語る通り、本作ではピム博士にとっては妻、ホープにとっては母ジャネットの物語が描かれ、アントマン=スコットは愛する娘のために戦い続けるべきか迷う。しかし、本作ではさらに踏み込んで、血のつながりのないピム博士とスコットが擬似的な父子関係を見せたり、新キャラクターの女性“ゴースト”とある人物の家族的な関係が描かれる。「家族の形はいろいろあると思うけど、僕は友人だって“ファミリー”だと思うんだ。デイヴィッド・リンチ監督の『ストレイト・ストーリー』の中で“1本の棒は折れやすいが、束になれば折れない。それが家族と言うもの”ってセリフが出てくるけど、まさにそういうことだと思う。お互いの面倒を見て、お互いが支えあう関係。ひとりでも強いけど、集まるともっと強くなる。僕はこの映画で、そういう意味での“家族”を描きたかったんだと思う」本作を注意深く観ると、愉快な場面やアクションの背後に、様々な“家族”のドラマが描かれていることに気づくだろう。血がつながった家族、想いを継承したふたりが築きあげた家族、相手をずっと見守り続ける家族、そして最強の凸凹コンビを結成する家族……『アントマン&ワスプ』は楽しくて、ハラハラして、じっくりと観ると意外に深い! そんな映画に仕上がった。「今回の映画は他のマーベル映画を観ていなくても独立して楽しめる内容にしたよ。もちろん、シリーズをずっと観てくれている人には……気づいてもらえる部分も盛り込んだけどね!」『アントマン&ワスプ』8月31日(金)より全国公開(C)Marvel Studios 2018
2018年08月30日マーベル映画最新作『アントマン&ワスプ』が31日(金)から公開になる。本作はタイトル通り、体長1.5センチのヒーロー、アントマンと、彼の頼れる相棒ワスプの物語だが、“ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインを演じたエヴァンジェリン・リリーは「彼女が“完璧な相棒”と言われたら、私は演技に失敗したと思うんです」と語る。強くて、有能で、アントマンのピンチを救うワスプは完璧なパートナーではないのか? リリーに話を聞いた。本作の主人公のひとり、スコット・ラングはかつて人生のドン底にいた。前科があるせいで定職にありつけず、愛する娘と一緒に暮らすこともできなかった。仕方なく彼は空き巣に入り、忍び込んだ屋敷で、体長が1.5センチになってしまう不思議なスーツとスーツを開発した偏屈な男ピム博士に出会う。博士はかつて自分でスーツを着て、妻のジャネットと共に戦っていたが妻を失い、人の目を避けて暮らしていた。そんな折、未曾有の危機が彼らに襲いかかり、博士はスコットを“2代目アントマン”に指名する。そこで彼を鍛えるために現れたのが、ピム博士の娘ホープだ。彼女は格闘能力が高くて頭脳も明晰だが、母がいなくなったことが原因で父との間に確執があり、スコットに対しても容赦がない。前作の結末でホープは父と和解し、スコットとも仲良くなるが、彼女を演じたリリーは最新作でも「ホープの不安や孤独、もろさを演技で表現することを目標にした」と語る。「ホープは8歳の時に母親を失って、父親に頼りたくても不在で、彼女はひとりぼっちで育ったんですね。人間がひとりで成長していかなければならないことほど、さみしいことはありません。その結果、彼女は強くて有能な女性になりましたが、誰かと一緒に行動することを学ばないまま大人になってしまいました。相手に弱みを見せたり、時には誰かに頼ることを知らない女性なわけです」最新作でホープは、“死んだ”のではなく、特殊スーツを着て縮み続けた結果として“量子の世界”に旅立った母を救うべく、父のピム博士と計画を練る。その過程で、親子は再びスコットと行動を共にし、ホープは“ワスプ”としてアントマンとタッグを組むことになる。「彼女が“完璧な相棒”と言われたら、私は演技に失敗したと思うんです。というのも、私は彼女の不安定さを表現したいと思っていましたし、ホープはこの物語を通して、これまでに学んでこなかったこと、つまり誰かと一緒に行動することを知っていくわけですから」彼女が語る通り、ホープ=ワスプは完璧な女性ではなく、アントマンとの関係もどこかぎこちない。それはアントマンがアベンジャーズと一緒に行動したせいで、特殊スーツの秘密が世の中にバラされてしまったことも関係しているが、多くの部分はホープの生い立ちに関係がある。そこでリリーは本作を演じる上で「ピム博士を演じたマイケル・ダグラスの演技から大きなインスピレーションを受けた」と振り返る。「母のいないホープは父を模範に育ったはずですが、ピム博士はご存知の通り、他人を寄せつけない人間なんです(笑)。結果として、他人に対する扱いの悪いピム博士と同じようにホープも育ったはずだと考えて演技を組み立てていきました」このプランは結果として、映画のタイトルにもなっている“アントマン&ワスプ”の関係を描くことにも重要な役割を果たしたようだ。「ピム博士は他人は寄せつけないのに、なぜかスコットだけは彼の心の中に入っていくことができて、結果的にアントマンになるわけですよね? 同じようにスコットはホープの心の中にも入っていける人物なんです」他人に心を開かないピム博士、彼を見て同じように育った娘ホープ=ワスプ、ふたりが愛する妻であり母ジャネット、そして頼りないけど相手の心の奥深くまで入っていける男スコット=アントマン。アクションシーンや謎に満ちたドラマだけでなく、主要な4人のキャラクターの関係の変化を見ることで、本作をより深く楽しめるはずだ。『アントマン&ワスプ』8月31日(金)より全国公開
2018年08月27日映画史上“最小”にして最強のヒーローが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』が、今月末よりついに日本公開。本作で主役となるのは、“アントマン”とマーベル初のメインタイトルとなった女性ヒーロー“ワスプ”。この度、そんなワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーのコメントがシネマカフェに到着した。◆アントマンとは正反対!? 頼れる“パーフェクト女性ヒーロー”ワスプある大事件をきっかけにFBIの監視下に置かれてしまう、“頼りないヒーロー”アントマンの相棒となるのが、頭脳明晰で戦闘能力の高いワスプ。彼女は、アントマンの開発者ピム博士の娘・ホープであり、彼女もまた父の開発したスーツと脅威の身体能力で、完璧な女性ヒーロー(あえてのヒーロー)、ワスプとなるのだ。公開中の予告編では、ワスプが華麗に舞いながら敵と戦ったり、敵の車に乗り込み、すばやく大小にサイズを変化させ車内の敵をあっさり撃破したり、敵が投げた包丁を俊敏に交わしたり…と、彼女の逞しさ、そして戦闘能力の高さが伺える。◆マーベル初のメインタイトルとなった女性ヒーローブラックウィドウやスカーレットウィッチなど、マーベル映画ではこれまでも“女性ヒーロー”が活躍してきたが、女性ヒーローの名がメインタイトルになるのは、今回のワスプが初めて。ワスプ役を演じたエヴァンジェリン・リリーは、「私にとって、ワスプをちゃんと女性らしく演じることは重要だった。女性らしさに性的魅力を加えるのではなくね」と話し、「ただ女性を男性のように行動させたり、パワフルなだけの女性像を描くのではなく、尖ったつま先、指、頭がうまくバランスがとれていて、姿勢も素晴らしく、エレガントで優雅という完全に女性的なところは残しながら、大暴れするところを重要視したの」と女性ヒーローならではの“強くて美しい”魅力を引き出していったと明かした。◆ワスプに与えられた“羽”が象徴するものとは…予告編にも登場するように、ワスプにはアントマンにはない“羽”がスーツに装備されている。エヴァンジェリンは「羽は、女性らしさや優雅さの素晴らしい要素を持っているわ。そしてヒーロー映画に興味がなくて、妖精やエルフが好きな小さな女の子の心のドアを開けるの」と言い、続けて「この映画のプロデューサーの姪は、マーベル映画には興味はなかったけれど、ワスプに羽があると知って、この映画をみたいと言ったらしいわ。それは私にとっても意味のあるものだったし、小さな女の子たちが、自分の女性らしさを否定しなくても、十分パワフルだとういことを伝えることができるの」と、“飛ぶ”という機能以上の意味があると説明している。エレガントや優雅さを象徴する“羽”があることによって、小さな女の子や女性までもが憧れるヒーローになったワスプ。本作ではアントマンだけでなく、そんなカッコいい女性ヒーローの活躍にも注目だ。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年08月22日“マーベル男子”の俳優・中川大志が8月21日(火)、都内で行われたマーベル最新作『アントマン&ワスプ』のSPファンミーティングに登場。来日中のポール・ラッド(アントマン役)、エヴァンジェリン・リリー(ワスプ役)、ペイトン・リード監督と対面した。■「ふだんはキャーキャー言われていますけど…」(中川大志)マーベルヒーローの中でもアントマンが一番好きだと公言する中川さんは「ふだんはキャーキャー言われていますけど…、今日は完全にこっち(客席)側です!」と目の前に立つポールらに大感激の様子。「コミカルなシーンもあれば、家族の心温まる場面も。ちょっとサエない(笑)主人公に感情移入できるし、応援したくなる」と魅力を熱弁した。さらに「役作りの方法は?」「ヒーローを演じる上で大切にしていることは?」とファン目線で質問しまくり!これに対し「世代を超えて、愛されるキャラクターを演じられるのは光栄なこと。だからこそ、原作をリスペクトすることが大切だと思う」(ポール)、「どんな超人であっても、根っこの部分は人間だから、役柄の人間性を大切にしているわ」(エヴァンジェリン)と二人は回答していた。■来年公開『アベンジャーズ4』に関する重大発表が?ポールとリード監督の来日は、前作『アントマン』のプロモーション以来約3年ぶり。一方、タイトルに名前が入ったマーベル初の女性ヒーローとして活躍するワスプ役のエヴァンジェリンは、「日本は大好きよ。プライベートで東京、京都、神戸に行ったわ」と公言する親日家で、プロモーションでは初来日となる。前作以来の共演で、さらにコンビネーションが高まったポール&エヴァンジェリンは、舞台上で終始息ぴったり。ポールが「彼女の仕事に対する姿勢には、毎回感服している。運動神経も高く、このままプロのファイターになっちゃうんじゃないのって思うほど」と語れば、エヴァンジェリンも負けじと「とにかくハートの大きな人」と絶賛する。さらにエヴァンジェリンは「ときどき、ワスプ単独映画への興味を聞かれるけど、これについては興味ないわ。アントマン、そして彼を演じるポールなしには、考えられないもの」と“相棒”に全幅の信頼を寄せた。アントマン&ワスプが来年公開の『アベンジャーズ4』に登場するかも気になるポイントだが、リード監督は「僕から言えることは…何もないんだ」とごもっともな発言。ただし「この作品で起こる事件は、『アベンジャーズ4』に強いインパクトを与えている」とヒントを語ってくれた。■『アントマン&ワスプ』ってどんな映画?身長を1.5センチにできる特殊スーツに身を包んだヒーローが活躍する『アントマン』の続編。本作では同じくサイズを自由自在に変化させる女性ヒーロー“ワスプ”とのタッグで、謎の敵に立ち向かう。記念すべきマーベル映画20作目にして、女性ヒーローの名前、さらにヒーローふたりの名前が初めてタイトルに冠されたメモリアルな一作だ。この日のSPファンミーティングには、日本語吹き替え版でFBI捜査官を演じる宮川大輔が同席した。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年08月21日俳優の中川大志が21日、都内で行われたマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)の東西横断スペシャル・ファンミーティングに登場。大好きなアントマンを演じる俳優のポール・ラッドと初対面を果たした。2015年に公開されて大ヒットを記録した映画『アントマン』の続編となる同作。身長1.5cmの最強ヒーロー・アントマンと、彼を支える最強ヒロイン・ワスプの活躍を描く。このたび、“最小最強のバディヒーロー”アントマン&ワスプを演じたポール・ラッドとエヴァンジェリン・リリー、前作に続きメガホンをとったペイトン・リード監督が来日し、東西横断スペシャル・ファンミーティングを開催。アントマンたちを追い詰めるFBI捜査官・ウーの吹替えを務めるお笑い芸人の宮川大輔と、大のマーベルファンである中川大志もファン代表として出席した。マーベルヒーローの中でもアントマンが一番好きだという中川は「小学生のときに『アイアンマン』に出会ったのがきっかけで、それから劇場で公開されるたびに映画館に見に行って、家にも『アベンジャーズ』などいろんなDVDがある。中でも本当にアントマンが一番好き」とポールらにアピールし、「コミカルな笑えるシーンもたくさんあるし家族の心温まるシーンもあるし、主人公のスコットにだれもが感情移入できる。さえない主人公が僕は好きですごく応援したくなる」と魅力を熱弁。するとポールが歩み寄り、ハグを交わした。また、「僕も役者としてヒーローを演じてみたいなという夢があるんですが、ヒーローを演じる上で一番大切だと思うことは何ですか?」と、ヒーローの夢を明かしてポールとエヴァンジェリンに質問。ポールは「こういうキャラクターを演じるときは原作をリスペクトして大切にすることがポイント」と答え、エヴァンジェリンは「一番大切なことは役柄の人間性。常に人間であるというところを意識していました。超人的な状態であっても、弱さや不安なところを…。弱いときこそ強くなれる」と説明した。憧れのヒーローとのトークに笑顔あふれる中川。ポールにインタビューしたことも明かし、「本当に気さくな方で、優しくて。自分はいつもキャーキャー言われるほうなんですけど、今日はお客様と同じほうで、本当に大興奮ですね」と目を輝かせていた。
2018年08月21日今月8月末に日本公開スタートするマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』。この度、本作に出演するアントマン役ポール・ラッド、ワスプ役エヴァンジェリン・リリー、そしてペイトン・リード監督が来日することが分かった。バツイチ、無職、前科持ちの頼りなさすぎるアントマンと、頭脳明晰で身体能力も高い完璧すぎるワスプ。本作は、そんな映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービーだ。この度本作から、アントマン演じるポールとワスプ演じるエヴァンジェリン、そしてリード監督が、日本のファンに作品の魅力を伝えるべく来日が決定。メディアの取材や、イベントに出席する予定。なお、ポールとリード監督は約3年ぶりの来日、エヴァンジェリンにいたってはプロモーションでは初来日だが、「日本は大好きよ。プライベートで東京、京都、神戸に行ったわ」と親日家を公言しており、今回の来日ではファンとの交流を楽しんでくれそう。なお、ポールとエヴァンジェリンは、東京に加えて大阪で行われるイベントにも登壇予定。東京から大阪にかけての東西横断来日という大胆なプロモーションが行われる。さらに、作品中で謎の美女<ゴースト>を始めとした敵が狙う、スーツケースサイズになったピム博士の研究所を、東京から大阪に届けるミッションに挑戦するという。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年08月08日ロックバンド・WANIMAが、マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)のオフィシャルソングを担当することがこのほど、明らかになった。WANIMA初のハリウッド映画のオフィシャルソングとなる。2015年に公開されて大ヒットを記録した映画『アントマン』の続編となる同作。身長1.5cmの最強ヒーロー・アントマンと、彼を支える最強ヒロイン・ワスプの活躍を描く。オフィシャルソングに決定したのは、メジャー1stアルバム『Everybody!!』に収録されている「JUICE UP!!のテーマ」。この楽曲は、WANIMAツアー告知時に動画で一部が公開されるとSNSでも話題になったファンに根強く愛されてきた楽曲で、ライブでもオープニングの登場テーマ楽曲として会場を盛り上げるが、未だフルバージョンのメンバー自身によるライブ演奏は披露されたことがないという特別な楽曲だ。WANIMAの起用について、ウォルト・ディズニー・ジャパンは「10代・20代から圧倒的に支持されているWANIMAさんの曲には、聴く人々の気持ちを盛り上げ、背中を押してくれるようなパワフルさ、ポジティブさがあり、『アントマン&ワスプ』という映画の持つユーモアと楽しさに満ちた世界観にぴったり合うと感じ、オフィシャルソングに起用させていただきました」と説明。「『JUICE UP!!のテーマ』の“Juice up”には加速する、盛り上げる、という意味がありますが、『アントマン&ワスプ』も、1.5cmのヒーローコンビが小さくなったり、大きくなったり、サイズ変幻自在の息もつかせない展開で、友達や家族みんなで笑って盛り上がれる最高のアクションエンターテイメントです」と話す。WANIMAも今回のタッグについて「試写会にお邪魔させて頂き、観終わってからはアリや小鳥など、小さい生き物や物に対して優しくなれました!! 大きくなったり小さくなったり…イレギュラーな事が起きるとアントマンが来たんだと思うようにしました!! アントマン&ワスプ×ワニマ!! 開催します!!」とコメントしている。(C)Marvel Studios 2018
2018年08月03日マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』にて、新たに登場するキャラクターの日本語吹き替えを宮川大輔が担当することが決定。自身初の“標準語”での演技に挑戦した、アフレコ収録後の宮川さんのコメントも到着した。この夏、映画史上最小にして最強のヒーロー“アントマン”&ヒロイン“ワスプ”が贈る、ユーモアあふれるバディ・アクションムービーとなる本作。すでに、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を女優・内田有紀や、アントマンの陽気な友人ルイス役を「ブラックマヨネーズ」小杉竜一が吹き替え続投することが決定しているが、今回参加が明らかになった宮川さんが演じるのは、ある大事件からアントマンを監視しているFBI捜査官の“ウー”。しっかり者の捜査官かと思いきや、生真面目すぎて空回り…。アントマン誕生の鍵を握る「研究所」を巡り、攻防を繰り広げる“アントマンたちvs謎の敵ゴースト”の背後から、アントマンをしつこく追いかけ回すという面白い役どころだ。春ドラマ「崖っぷちホテル!」など、様々なドラマや映画に出演している宮川さん。これまでにもアニメ・実写ともに吹き替えの経験があるものの、“実写の人間役”を担当するのは本作が初めてとなり、「正直、やっぱり難しいですね」と収録の感想をひと言。「自分やと(自分が演じると)やっぱり自分じゃないですか。だから、『“ウー”ってどんな声なんやろ』とか考えながらやって、自分の声を聞いたとき、若すぎるとか優しすぎるのかなとか色々なことを思いました」と、演じる上で迷いもあったそう。また、今回は関西弁を封印し、自身初の“標準語“での演技に挑戦。「周りにも標準語の男の人があんまりいないんですよ、関西出身ばかりで。だから、いざ自分がやろうと思ったら、『やめて!』みたいな女の人みたいな感じで言いそうになるんですよ。なので、そこは苦労しましたね」と、慣れない言葉遣いに苦戦した様子。演じるキャラクターについては、「熱い人だけど空回りしているところもあったり、間抜けなところもあって面白い人やなと思いますね。どこかで出てきたら、『まだ出てきよった!(笑)』みたいな。演じてても大事(な存在)やなと思いますね」と説明している。なお、作中では長セリフでアントマンを圧倒するシーンも登場するそう。関西弁を封じられた宮川さんがどう演じたのか、吹き替え版も必見だ。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年07月20日映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが活躍する、マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』。この度、アントマンとワスプを含む、物語のカギを握る6人のキャラクターポスタービジュアルが公開された。本作は、頼りなさすぎるヒーロー、アントマンと完璧すぎるヒロイン、ワスプといった正反対の2人の前に、全てをすり抜ける神出鬼没の謎の美女“ゴースト”が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われてしまう…というストーリー。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまうかも!ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、世界のサイズを操る”秘密“を守りきれるのか…?人もモノも、全てが大小変幻自在の“アリ”えないバトルが勃発する本作。そんなバトルを巡る最重要人物たちのキャラクターポスターが今回到着。■アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド)ポール・ラッドが演じるのは、FBIの監視下に置かれている“頼りなさすぎる”が、小さくなるほど強くなる、身長1.5cmのヒーロー、アントマン。離れて暮らす愛娘キャシーと自由に会えるようになるため、自宅謹慎が解かれる日を夢見ているが、そんな中、秘密が隠された研究所を狙う敵との戦いに巻き込まれてしまう…。■ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)エヴァンジェリン・リリーが演じるヒロイン・ワスプは、知的で気が強く身体能力抜群。完璧すぎる彼女は、まるでアントマンとは正反対だ。■ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)アントマンやワスプのスーツを創り出した天才科学者であり、ワスプの父ハンク・ピムを演じるのは、オスカー俳優マイケル・ダグラス。妻のジャネットを任務中に失い、それ以来、彼女を探し続けている。■ジャネット(ミシェル・ファイファー)ハンクの妻でワスプの母・ジャネットを演じるのは、『ラブ・フィールド』などで3度のアカデミー賞ノミネート歴を持つミシェル・ファイファー。今回、物語のカギを握る重要人物として登場する。■ゴースト/エイヴァ(ハンナ・ジョン・カメン)ある目的から“アントマン秘密の誕生”が隠されたハンクの研究所を狙っているゴースト/エイヴァ。スティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』に出演し、いま注目を集めている若手女優ハンナ・ジョン・カメンが演じている。■ビル・フォスター(ローレンス・フィッシュバーン)かつてハンク・ピムとジャネットの研究仲間だった科学者のビル・フォスターを演じるのは、『マトリックス』シリーズなどに出演するローレンス・フィッシュバーン。どうやら、ハンクと大きな確執があるようだが…。ペイトン・リード監督は「小さくなるのはアントマンとワスプだけでじゃなく、それが車や建物やほかのものだったらクレイジーだよね」と語っている。謎の多いこのキャラクターたちが一体物語にどう関わっていくのか、気になるところだ。なおキャラポスター6種は、7月13日(金)から販売スタートするムビチケのコレクタブルカードセットの絵柄に使用されている(3枚1組セット×2種類)。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年07月04日マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』のワールドプレミアが、現地時間6月25日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催。主人公アントマン/スコット・ラング役のポール・ラッド、相棒ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリーら豪華キャストが登場し会場を沸かせた。映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクション・ムービー『アントマン&ワスプ』。7月6日の全米公開に先駆けて行われた今回のプレミアでは、レッドカーペットの会場となったチャイニーズ・シアターにはコスプレしたファンも大勢集まり、さらに会場の外にはこの日入れなかった多くのファンが詰めかけるなど、会場周辺は大盛り上がり。そしてまずレッドカーペットには、日本でも大人気の海外ドラマ「LOST」シリーズなどで知られるワスプ役のエヴァンジェリンが、シルバーのスタイリッシュなドレスで登場。「2人の関係がとても魅力的なの!」と話す彼女は、アントマン(スコット)との関係について「彼らは陰と陽とでもいうような正反対の関係で、たまにぶつかりあったりもする。賢くて鋭いワスプに対して、感情的で、ドジばかりふんでしまうスコットがちょっとかわいいの。そんな2人の微妙な関係がとてもいい感じなの」と見どころをアピール。製作を務めたケヴィン・ファイギは、「今年公開された『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』そして今回の『アントマン&ワスプ』は全く異なるテイストの映画」と断言し、「『インフィニティ・ウォー』を観た方は劇場を出たあとでちょっとショックが大きかったかと思いますが、今作のアントマン&ワスプを観たら、きっと明るい気持ちになりとても楽しめるものになっているのではと思います」と自信を見せている。そしてこの日一番の大歓声が巻き起こったのは、“最小にして最強のヒーロー”アントマンを演じるポールの登場時。ファンからのサインや写真撮影のリクエストに快く応じ、会場中を虜にしていた。「この作品を見れば、発見もたくさんあるし、それ以上に興奮することがいっぱいあると思う」そう語ったポールは、「とにかくビジュアルがものすごいし、面白い。もちろんマーベルファン、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見た人が興味深いって思うポイントもこの作品にはあると思うよ」と本作とアベンジャーズの繋がりをほのめかすコメントを残していた。ほかにも、会場には『レディ・プレイヤー1』などに出演する若手女優で、本作では謎に包まれた女性ヴィラン、ゴーストを演じるハンナ・ジョン・カメン、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、その妻で本作での重要なキーマン、ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファー、そしてペイトン・リード監督などもレッドカーペットに登場。リード監督は、「この作品から、ローレンス・フィッシュバーンが加わってくれた。これまで機会がなかったんだけど、ずっと働きたいと思っていたからとてもうれしかったよ。そして、なんといってもミシェル・ファイファーだ!彼女は僕の夢のキャストで、ずっとジャネット・ヴァン・ダインをやってほしいと思っていた」と興奮気味語り、「こんな夢のキャストが脇を固めるこの作品は本当に素晴らしいよ!」と今回キャスティングに大満足していると話していた。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年06月27日マーベル・スタジオの最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクションムービー『アントマン&ワスプ』。この度、彼らの息の合った戦いぶりと敵・ゴーストの全貌が明らかになる本予告が公開。そのナレーションを人気声優の諏訪部順一が務めていることが分かった。バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット(ポール・ラッド)が身長1.5cmの最強ヒーロー“アントマン”に、その開発者ピム博士の娘、ホープ(エヴァンジェリン・リリー)が驚異の身体能力で “ワスプ”となる本作。今回解禁となった本予告では、アントマンのパートナー、ワスプがキレキレのアクションを見せるシーンが新たに登場!敵の車に乗りこみ、すばやく大小にサイズを変化させ、車内の敵をあっさり撃破するワスプは、まさに“完璧すぎるヒロイン”。さらにキッチンでの戦闘では、手のひらサイズの塩を巨大化して敵にアタックするという、機転の利いたアクションも披露。“頼りなさすぎるヒーロー”アントマンとのバディシーンも描かれ、まるで正反対ともいえる2人が織りなす化学反応にますます期待が高まる映像となっている。■アントマン&ワスプが対峙する“ゴースト”の全貌が明らかに“ゴースト”と名乗る敵は、“何でもすり抜けられる”という驚愕の能力の持ち主。予告映像では、蹴り一発でアントマンを壁もろとも吹き飛ばす姿も見せており、まさに反則級のパワーを持つ脅威的存在!その素顔は謎めいた美女で、ある目的から「アントマン誕生の秘密」が隠された研究所を狙っている。アントマン一行は研究所を「スーツケース」のように形を変え逃れようと奮闘するが…。演じるのは、『レディ・プレイヤー1』や『トゥームレイダー ファースト・ミッション』などに出演してきたハンナ・ジョン・カメン。アントマンとワスプは、いかなる攻撃もすり抜けられる“ゴースト”にどう立ち向かうのか!?小さくなるほど強くなる2人のバディ・アクションと、強すぎる敵“ゴースト”との予測不能なアクションに目が離せない。そして予告の最後では、トラックサイズになったアントマンが車に押され続けるというシュールな場面も。危機的状況でも発揮される、本作らしいユーモアにも注目だ。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年06月22日マーベル・スタジオが贈る、映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロイン、アントマンとワスプが登場する『アントマン&ワスプ』。この度、アントマンとワスプの2人が並んでいる場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。今回到着した写真には、元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれている“頼りなさすぎるヒーロー”アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)と、新型スーツの力を手に入れた“完璧すぎるヒロイン”ワスプことホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)の姿が。機材が積まれた車の中で、スーツ姿のワスプがアントマンに何かを伝えるような視線を送っている…というシーンだ。2人が団結し、共に戦うことになる本作。しかし、なにもかもが正反対の2人が果たして団結できるのか、という疑念が浮かぶ。というのも、スコットは、家族を養うために犯罪に手を染めたものの、その犯行現場でアントマンスーツを手にし、愛する娘のために、アントマンとして戦うことに。元泥棒ということに加えてバツイチ、さらに娘のキャシーにもなかなか会えず、FBIの監視下に置かれている、ある意味“頼りなさすぎる”ヒーロー。一方で、ホープはアントマンのスーツを作ったハンク・ピムの娘であり、明晰な頭脳と恐れ知らずの勇敢さを持ち、伝説のスパイとして名を残す両親の陰で育ち、世界中を旅しながら超一流の戦略家・格闘家という面を持っており、アントマンとして戦おうとするスコットを訓練していたことも。ヒーロー映画なのに、ある意味ヒーローっぽくないスコットと、ザ・ヒーローのホープという正反対な2人だが、どう強敵に立ち向かっていくのか?そして、どんなバディアクションが見られるのか?いまから楽しみだ。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ 2018年8月31日より全国にて公開©Marvel Studios 2018
2018年05月28日1.5cmのマーベル最小最強ヒーロー、アントマンの最新作『Ant-Man and the Wasp』(原題)が、『アントマン&ワスプ』の邦題で8月31日(金)より日本公開されることが決定。あわせて、バトルシーン満載の予告編とポスタービジュアルが公開された。■あらすじ元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれているヒーロー“アントマン”ことスコット・ラング。そんなスコットの前に、新型スーツの力を手に入れた完璧ヒロイン“ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインと、アントマンスーツの開発者ピム博士が「チカラを借りたい」と現れる…。身長1.5cmのサイズまで小さくなれるアントマンの秘密を狙って、謎の敵“ゴースト”がピム博士とホープを追っているというが…この強敵にアントマンたちはどう立ち向かっていくのか!?いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが再び勃発する――。アントマンことスコット・ラングを演じるポール・ラッドをはじめワイプ/ポープ・ヴァン・ダインにエヴァンジェリン・リリー、ピム博士にマイケル・ダグラス、ルイスにマイケル・ペーニャが続投。本作から新たに『レディ・プレイヤー1』や「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演したハンナ・ジョン・カメンと『マトリックス』シリーズなどのローレンス・フィッシュバーンが参戦する。■予告編初解禁! 常識を超えた“アリ”えないバトルシーンを見よ!今回到着した予告編では、頼りなさすぎるヒーロー・アントマンとは正反対の完璧すぎるヒロイン・ワスプの超絶キレキレなアクションシーンがお目見え。敵に刃物を投げつけられても、1.5cmに変身し難なく攻撃を回避し、背中に羽根のついたワスプの特殊なスーツを活かし華麗に敵を倒してしまうのだ。さらに注目なのが、迫力のカーチェイスシーン!アントマン&ワスプの乗る車が一瞬にしてミニカーサイズになったり、敵の車の下に潜り込んだ途端に大きくなって吹き飛ばしたり。そして、国民的人気キャラクター、“キティちゃん”のアイテムが巨大化し敵に襲い掛かる様子も捉えられている。また、敵のゴーストに研究所を狙われたピム博士が、その研究所である巨大ビルを一瞬で小さくし、スーツケースのようにコロコロ運んで逃げるアントマンらしいシーンも登場。到着したポスターも、「こんな相棒、アリ?」というコピーと共に小さすぎる2人が登場している。小さくなるだけではなく、自身やモノをも巨大化させるワザも身に着けたアントマン&ワスプ。ユーモア溢れる彼らのクションに期待高まる映像となっている。『アントマン&ワスプ』は8月31日(金)より全国公開(cinemacafe.net)
2018年04月13日映画『アントマン』の続編『アントマン&ワスプ』が、2018年8月31日(金)に公開される。身長1.5cmの“世界最小”ヒーロー、アントマンアントマンは、スパイダーマンやアイアンマンなど、数々の魅力あふれるキャラクターを生み出してきたマーベル・スタジオから誕生した、身長1.5cmの“世界最小”ヒーロー。何もかもうまく行かない主人公スコットが、ひょんなことからアントマンスーツを手にし、娘のためにヒーローとして奮闘する。スーツの力によって身長わずか1.5cmに変身するアントマン。身体を縮小させることで超人的なパワーを発揮する事ができ、「ドア下の隙間から脱出」「羽蟻に乗って空中移動」など、身長1.5cmだからこそ出来る小技の効いたユニークなアクションシーンは、見どころの一つだ。アントマン役のポール・ラッド、監督のペイトン・リードが続投前作に引き続きアントマン役を務めるのは、ポール・ラッド。コミカルだけどクールという新たヒーロー像で作品のヒットに貢献したラッドは、続編となる本作でより成熟したヒーロー姿を見せてくれそうだ。また、監督も前作に引き続きペイトン・リードが担当。脚本の執筆・企画段階から携わっていた、映画『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督の電撃降板に代わって抜擢されたリードだったが、完成した作品を大ヒットに導く。続編の詳しいストーリーは未だ不明だが、主演も務めるポール・ラッド以外の脚本陣が一新されていることもあり、前作とはまた違ったストーリーが予想される。物語の鍵を握るのは、新キャラクター・ワスプ?本作で大きな鍵を握るのが、ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリーが扮する、“ワスプ=スズメバチ”の名を持つスーパーヒロイン。アントマンと同様に小型化する能力を持った彼女が、彼と共闘する形でストーリーに大きく関わってくる。また、彼女の母にして初代ワスプでもあるジャネット・ヴァン・ダイン役として、ミシェル・ファイファーが出演する。謎の強敵「ゴースト」アントマン&ワスプ、まったく正反対の二人の前に、全てをすり抜ける神出鬼没の謎の美女「ゴースト」が出現。アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる――。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう?!ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る“秘密”を守りきれるのか?いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!日本の国民的キャラクターも登場!?また、日本の国民的人気キャラクターであるハローキティこと“キティちゃん”のアイテムが巨大化し敵に襲い掛かるシーンも。小さくなるだけではなく、自身やモノをも巨大化させるワザも身に着けたアントマン&ワスプの、ユーモアあふれるバディアクションも見て取れる。オフィシャルソングはWANIMAオフィシャルソングとして、ロックバンドWANIMAのメジャー1stアルバム『Everybody!!』収録曲「JUICE UP!!のテーマ」が起用される。ライブでもオープニングの登場テーマ楽曲として会場を盛り上げるが、実は未だフルバージョンのメンバー自身によるライブ演奏は披露されたことがないという。SNSでも早く音源化してほしいという声が絶えなかった本曲の勢いのあるメロディーとキャッチーなフレーズが映画を盛り上げる。作品概要『アントマン&ワスプ』公開日:2018年8月31日(金)監督:ペイトン・リード製作:ケヴィン・ファイギ出演:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/マイケル・ペーニャ/ハンナ・ジョン・カメン/ローレンス・フィッシュバーン原題:Ant-Man and the Wasp配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2018年02月04日『アントマン』の続編、『Ant-Man and the Wasp』(原題)でホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役を演じるエヴァンジェリン・リリーが、ワスプの衣装を身に付けた姿をSNSで初披露した。エヴァンジェリンは「ジャック・カービーが生きていたら100歳の誕生日を迎える今日、セットでワスプを演じられることは本当に光栄です」とツイート。スタン・リーとともにアントマンを生み出した原作者のジャックを称えた。ワスプの役作りのため、日々ワークアウトに励んでいる様子をSNSで公開してきたエヴァンジェリン。身長168センチの彼女は常に56キロをキープしており、これが自分がとても健康的で心地よく感じる体重だとのこと。しかし、映画に出演する際は撮影前にカメラの前に立つことを恐れて2.5キロほど落とすといい、「誇れることではない」と女優としての葛藤も語っている。『Ant-Man and the Wasp』は前作よりペイトン・リード監督、スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッド、エヴァンジェリン演じるホープ/ワスプの父ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスらが続投。そこへ、原作ではホープの母でハンクの妻、さらに初代ワスプとして活躍したジャネット・ヴァン・ダイン役としてミシェル・ファイファーが加わっている。『Ant-Man and the Wasp』は全米で2018年7月6日公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年08月29日マーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)で、アントマンが初登場するシーンの本編映像が25日、公開された。本作は、数々の危機を救ってきた"アベンジャーズ"が、キャプテン・アメリカチームとアイアンマンチームに分裂し、"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展する物語。今回アベンジャーズに仲間入りする最小ヒーロー・アントマンは、キャプテン・アメリカチームに参戦する。マーベルキャラクターの中で"お笑い担当"であるアントマンは、本作でもその魅力を存分に発揮している。このたび公開された映像は、アントマンがアベンジャーズに初めて会うシーン。キャプテン・アメリカが「例の新人は?」と問いかけると、車の中から寝ぼけたアントマン(=スコット・ラング)が登場し、キャプテン・アメリカと握手するが「俺、手を握りすぎ」となかなか手を離さない。さらに、キャプテン・アメリカの鍛え上げられた筋肉をつかみ「マジか」と一人で大興奮。ファルコンやホークアイ、バッキーにスカーレット・ウィッチもアントマンの言動に困惑するが、ウザいけど憎めないアントマンらしさ全開のシーンとなっている。ちなみに、アントマンがキャプテン・アメリカ側についたのは、「アイアンマンが嫌い」だから。本作のジョー・ルッソ監督は「アントマンは反アイアンマンだから、キャプテン・アメリカ側につくのも当たり前なんだ」と解説する。というのも、もともとアントマンのスーツはハンク・ピム博士が開発したもので、このハンク・ピム博士は『アントマン』にも登場し、劇中で「アントマンのスーツはアイアンマンのとは違うんだ!」と敵意をむき出しにしている。それを聞かされたアントマンも、反アイアンマンになったのだ。キャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスは、アントマンとの共演を楽しみにしていたそうで「僕は『アントマン』を見た時ファンとして楽しんだ一方、『この男はぜひうちのチームに欲しいぞ』と一人でつぶやいていたんだ。今回共演できて最高だったね」と語る。アントマン役のポール・ラッドも「この映画に関われた全ての時間を楽しんだよ。アベンジャーズに会えるなんてクレイジーなことだからね。初めて脚本を読んだ時『なんてこった、これは撮影が楽しくなりそうだぞ』とクスクス笑ったよ。正気の沙汰じゃないね」と大満足だったようだ。(C)2016 Marvel.
2016年04月25日アベンジャーズの仲間同士の分裂を描くマーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)に、"最小にして最強のヒーロー"アントマンも参戦する。このたび、アントマンを演じる俳優ポール・ラッドが、同作出演の喜びを語った。本作は、アイアンマン、キャプテン・アメリカが友情によって対立したことで、アベンジャーズをニ分する"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展してしまう様を描くアクションエンターテイメント。アントマンのほか、スパイダーマンも参戦する。アントマンの本作での役どころは、キャプテン・アメリカの助っ人の隠し玉。マーベル作品と言えば、強くて格好良く、世界のために戦うというイメージがあるが、アントマンは仕事も家庭も失った人生崖っぷちな男スコット・ラングが、娘の養育費を払うため身長1.5cmのヒーローになる。特殊能力もなければ強くもなく、排水溝の水に流されたり、アリの大群に襲われたりと"お笑い担当"と言うべき人間味あふれたキャラクターだ。撮影前にコミコンで共演者たちと会ったポールは、「会場をアベンジャーズと一緒に歩き回ったんだ。あれはまるでビートルズと一緒にいるような感じだった」とその時の興奮を表現。撮影に入っても「信じられないほど最高だった」と感激したそうで、「キャプテン・アメリカやファルコンと一緒のシーンを撮影した時、10歳の少年のような気持ちになったよ。『僕は本当にここの一員になったんだ』と思った」と振り返る。さらに「僕がアントマンのスーツを身に着け、キャプテン・アメリカやアイアンマンら全員が自分のスーツを着ている姿を見ただけで、幻覚を見ているようで超楽しかった!」と無邪気に話した。映画『アントマン』(15年)では、主演以外にも脚本に携わっていたポール。本作でも何か執筆などしているか問われた際には、「アントマンならここでどうするか、どう言うのかなど何度か話し合った」と明かす。そして、「今回はアクションが多いから、アクションとユーモアのバランスがどうすればうまくいくのか考えた」と背景を語った。(C)2016 Marvel.
2016年04月08日特殊なスーツで1.5cmサイズに変身する “最小にして最強”のマーベルの新ヒーロー『アントマン』。2015年、10億円超えの“大”ヒットを記録した本作がいよいよデジタル配信とMovieNEXで登場することに先駆け、主人公のアントマンことポール・ラッドと名優マイケル・ダグラスとの未公開シーンが解禁となった。『アイアンマン』や、主役級のキャラクターが勢ぞろいする『アベンジャーズ』と同様、それぞれが独立したストーリーを持ちながらも互いに世界がつながり、キャラクターやストーリーがクロスオーバーする、かつてない壮大なプロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一角をなす本作。本作には、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のファルコンが登場し、まさかのバトルを繰り広げており、そうしたクロスオーバーを堪能できるのも楽しみの1つとなっている。そんな本作から今回到着したのは、アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)が、後に彼の指導者となるハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)の屋敷に偵察に行く…という未公開シーン。スコットは何やら電気工事の業者のような恰好で登場。映画本編では、娘の養育費を稼ぐためにやむなくピム博士邸に侵入したスコットが、金庫破りに挑むシーンが描かれていたが、どうやらカットされたシーンでは、ちゃっかり変装して“下見”を行っていたらしい。仕事をするフリをして何とか金庫に接近しようとするスコットと、それを百も承知でうまく交わしていく一枚上手なピム博士の様子は、本作らしいコミカルな一場面となっている。コメディ畑で活躍してきたお笑いセンス抜群のラッドと、『ウォール街』でアカデミー賞を受賞した名優ダグラスの1対1の演技対決としても貴重なシーンであり、本編で驚きの展開を見せる“戦車のキーホルダー”がさりげなく登場するなど、すでに観た人なら思わずニヤリとする場面も盛り込まれている。ちなみにアントマンは、マーベル・スタジオの最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも参戦が決定!キャプテンを筆頭にアイアンマン、ブラックウィドウ、ファルコンら、強力すぎるヒーローたちが多数登場するなかで、バツイチ&無職で前科持ちながら、愛する娘を守るために戦う異色のヒーローが、いったいどんな活躍を見せるのか、そちらも期待が高まる。『アントマン』はデジタル配信中、2016年1月20日(水)よりMovieNEX発売(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年12月30日『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオが贈る映画史上“最小”にして“最大”のアクション・エンターテイメント『アントマン』が早くもMovieNEXで登場。12月23日(水・祝)より先行デジタル配信、2016年1月20日(水)よりリリースされることが決定し、人間味あふれるヒーローが多くの共感を呼んだ本作の見どころがギュッと詰まった新予告編が解禁となった。アイアンマンやキャプテン・アメリカなど、数々の人気キャラクターを生み出してきたマーベル・スタジオ。そんな中、今年新たに登場したのが、特殊なスーツによって身長わずか1.5cmに変身して戦うヒーロー、アントマンだ。そのユニークな設定や世界観だけでなく、「仕事も家庭も失った崖っぷち男」を主人公にした、これまでのマーベル映画にないヒーロー像が話題を呼び、特に「娘のために戦いにヒーローを目指す父親」としての彼の姿は幅広い層の心をとらえた。劇場公開時は、ふだんマーベルやアクション映画を見ない女性層や家族連れでもにぎわいを見せ、10億超えの大ヒットに。そんな異色のヒーロー、アントマンは、マーベル・スタジオのヒーローたちが数々登場する前代未聞の映像プロジェクト「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」においても、欠かせない重要人物の1人となった。本作では、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』以来、“キャップ”のパートナーにしてアベンジャーズの一員でもあるファルコンと予期せぬ形で対決。“最小にして最強”の戦闘術でファルコンを翻弄し、本編のラストでは、アントマンをアベンジャーズにスカウトしたがっている様子が描かれていた。さらにこれだけに留まらず、アントマンは、アイアンマンとキャプテン・アメリカが対峙するとうわさのマーベルの次回作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年4月公開)にも登場!天才発明家から人智を超えた神まで、個性豊かすぎるアベンジャーズの面々の中で、スーツを脱いだら普通の中年男・アントマンは果たして活躍できるのか?だが、“万が一”彼らと拳を交えるようなことがあったら、1.5cmサイズに変身できるアントマンこそ、実は無敵なのか!?今後もMCUのキーパーソンとして、さらなる活躍が見込まれるアントマン。このたび本作のMovieNEX発売とデジタル配信決定にあたって作られた新たな予告編では、「アイアンマン・スーツを超える」といわれる身長1.5cmのスピーディーかつ遊び心に満ちた新感覚アクションはもちろん、父と娘の心温まる絆、個性豊かな仲間たちのコミカルなやりとりなど、本作の魅力がギュッと凝縮されているから、ぜひチェックしてみて。『アントマンMovie NEX』は2016年1月20日(水)よりリリース、12月23日(水)よりデジタル先行配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年11月13日マーベル映画『アントマン』の続編『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』(2018年7月全米公開)で、ペイトン・リード監督が再びメガホンをとる可能性が出てきたという。今年9月に日本公開された本作は、身長わずか1.5cmのヒーローが主人公の物語。続編となる『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』に向けてリード監督が契約交渉に入っていると、ザ・ハリウッド・レポーターが報じている。先日マーベルが続編製作の発表を行う前にも、リード監督は再びメガホンを取ることに意欲を見せており、「もし続編や前編を作ることが出来るのなら、僕は参加したいね」、「この作品のキャラクターたちに僕はすっかり心を奪われているんだ。コミックブックのキャラクターたちの事が昔からずっと大好きだったけどヘンリー・ハンク・ピムのことについてはもっと語るべきストーリーがあるんだよ」と語っていた。なお、キャスト陣は、ポール・ラッドとエヴァンジェリン・リリーが続編に再び出演することが明らかになっているものの、ほかの共演者たちが登場するかはわかっていない。(C)BANG Media International
2015年10月24日マーベルが生んだ、わずか1.5cmのヒーローを描く『アントマン』。特殊な“スーツ”を着て小さく変身することで強力なパワーを得た、最小にして最強ヒーロー、アントマンが日本各地に出現していることが分かった。◆要潤が副知事の“日本最小”県が最小ヒーローを応援!“うどん県”としても知られる香川県は、面積1,876平方キロメートルと日本最小の県…ということで、なんと県をあげて『アントマン』を応援!香川県内の220か所以上および首都圏・大阪の20か所以上の施設や店舗のどこかに、アントマンの等身大1.5cmのシールが貼ってあり、そのアントマンシールを見つけると、素敵なプレゼントが当たるという。また先日、主演のポール・ラッド、ペイトン・リード監督と、うどん県副知事である要潤さんとの“最小最強”対談も実現。ヒーロー役でデビューした要さんは、ポール・ラッドのヒーローの苦労について共感した様子。ポール・ラッドも要さんからのプレゼントである「さぬき讃フルーツのシャインマスカット」「讃岐かがり手まり」、さらに「アントマンの絵が描かれた讃岐提灯」には大興奮だった。◆九州出身のミニチュアアーティストが制作!可愛すぎるアントマンミニチュア人形と日常の道具が織り成す不思議な写真を、「MINIATURE CALENDAR」として毎日カレンダー形式でホームページやSNSで更新している、鹿児島在住のアートディレクター田中達也さんが、等身大のアントマンを制作。福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島と九州7県の特産品とコラボし、映画『アントマン』の世界観を描いた全9作品を完成させている。カステラを突き抜けるアントマンや、とんこつラーメンで釣りをするアントマンなどは、手元に置いておきたくなるくらい可愛さ倍増!?◆失踪事件勃発?今回、一部の映画館やモールなどで展示が行われていたアントマンの1.5cmの等身大極小フィギュア。「実際に見るとこんなに小さいなんて!」と多くのファンをびっくりさせていたのだが、なんとイオンモール広島府中で展示されていた1体が、突然姿を消してしまったのだ。映画のように、宿敵を倒しに行ってしまったのだろうか、いまだその消息は分かっていないという。離れて暮らす最愛の娘にとって良き父親でありたいと、驚異の“スーツ”によって未知なる潜在能力を持つアントマンとなった主人公が、人生のセカンド・チャンスをつかもうと奮闘する本作。ヒーローながらとても身近で、日本中に愛されているアントマンの活躍ぶりを、劇場でも確かめてみて。『アントマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年10月03日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、『アベンジャーズ』などを世に送り出しているマーベル映画の新作『アントマン』です。***夏に大ヒットを記録した『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』はもう観た?観ていないという女子が多いことは千も万も承知の助。だって、マーベル映画って男子脳フル回転ぽくて、ついてけないイメージあるもんね~。でもね、そろそろマーベルっていうデカい船に乗っかった方がいいわよ。SF苦手な人でもわかりやすいエピソードやヒーローが出てきて、共感も感動もMAXなんだから!そんな方に最新のマーベル作品『アントマン』は興味をそそる入り口になると思うの。アントってーと、アリんこ。「アリんこ男」?ってなんじゃそりゃよね。でも、その名の通り、この作品の主人公は、特殊なスーツを着ることで体長1.5cmのスーパーヒーローに変身できるようになっちゃった男なの。そもそも体がちっこくなる能力が、スーパーパワーっていうのが納得いかん!と思うでしょ?でもね、小さくなるといろんなことできるのよ~。ほぼほぼ見えないサイズだから、疑似透明人間状態だし、小さくなっても通常サイズ時の力を持ったままだし。しかも、リアルなアリんこと話すこともできちゃう(ここらへんはかなりご都合主義)。それとね、あたし的に一番楽しめたのは、マーベルのヒーローものにつきものの「ヒーローになってしまった苦悩」を主人公が抱えてないことなのよね~。刑務所から出所したばかりのスコットは、泥棒仲間の悪友ルイスに仕事に誘われるものの、別れた妻のもとにいる娘のために悪行から足を洗うことを決意。そこで、彼はバイトを始めるんだけど、ソッコーで前科がバレて仕事を辞めることに。そんなときに娘の誕生日のお祝いに行った彼だけど、養育費を払えるようになるまで娘には近づかない約束をさせられちゃうの。金なし、仕事なし、信用なしのスコットは、とにかく娘に会いたい一心で、ルイスの誘いに乗って、ある家への泥棒計画を決行。でも、大金が眠るはずのその家にあったのは、ヘンテコなスーツだけ。仕方なくそれを持ち帰って着てみたところ、彼はなんと1.5cmに縮小しちゃうのよ。これまでのマーベル・ヒーローは「俺っち、地球を守れって言われたけどさぁ」っていう、葛藤とか苦悩が重すぎっての多かったわよね。でも『アントマン』はホント、成り行きで得たパワー&目的は「娘に会うため」ってだけだから、スーパーシンプルなストーリーなのよ。しかも、主演のポール・ラッドは地味ながら、コメディの世界で名を馳せた実力派。御年46歳にしてスーパーヒーローデビューという遅咲きなんだけど、彼らしい笑いのエッセンスがそこかしこにあって、とにかくドッカンドッカン笑えるの。わかりやすいストーリーと笑い、そして親子愛がベースとあれば、マーベル初心者でも入りやすいの、わかっていただけるかしら?あたし的にはマイケル・ペーニャ演じるスコットの悪友ルイスが、おいしいところ全部かっさらっていくところが最強だったわ~。あ、もちろん『アベンジャーズ』のファンだったら、いきなりS.H.I.E.L.D.の過去から話が始まったりするから、これも盛り上がることうけあいよ。おデートにはピッタリだから、この秋の映画館デートに重宝しちゃいなさい!◇ポール・ラッドのキャリア最大の主演作。彼の作品『幸せの始まりは』(’11)は完全女子向けのいい話なので、こちらもチェック。監督/ペイトン・リード出演/ポール・ラッドほか9月19日より全国ロードショー。※『anan』2015年9月23日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2015年09月21日●マーベル作品出演の喜びとプレッシャー映画史上"最小"のヒーローがついに日本上陸だ。マーベルの新作『アントマン』(9月19日公開)は、仕事も家族も失った崖っぷち男スコット・ラングが、"仕事"として身長わずか1.5cmになれる特殊スーツによって最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む物語。"無職でバツイチ"というスコット(アントマン)は、マーベル映画の主人公としても異色なキャラクターで、戦い方もこれまでとはまったく違う。そんなスコット(アントマン)に抜擢されたのは、『ナイト ミュージアム』『40歳の童貞男』などコメディ俳優として知られるポール・ラッド。ペイトン・リード監督に「最強のキャスティング」と言わしめるなど本作でもその実力を見せつけ、マーベルが出世作となったロバート・ダウニーJr.、クリス・プラットに続き、世界的俳優になると注目を集めている。このたび、本作のPRのために初来日を果たしたポールにインタビュー。実生活でも父親である彼は、劇中で見せているのと同じ優しい表情で子供たちについて話してくれ、マーベル作品に出演した喜びも興奮気味に語ってくれた。――はじめに、アントマン役に決定した時に気持ちを教えてください。すごくワクワクしましたね! こういうヒーローものにポール・ラッドって、みなさんもあまり思いつかないと思う。それだけ自分にとっても新しかったのでワクワクしました。――アントマンは特殊スーツによって体のサイズを変えることができるヒーローで、1.5cmサイズの目線で描かれる世界がとても斬新でした。そんなサイズをコントロールできるキャラクターだからこそ、演じるのが難しかったという点はありますか?体が小さくなってからのシーンは、何も目に映るものがなかったんです。すべて想像力を働かせてイメージして演じていたので、それが大変でした。だから、完成した映画を見た時は「こうなっているんだ!」って興奮しました。――想像力のみで演技するにあたり、工夫したことはありますか?やれることは1つしかないんです。そのシチュエーションを自分が信じること。そして、僕はこの世界観を創るスタッフの力を信じていたので、それが自信になりました。この業界のトップだと知っていたので、VFX(視覚効果)がすばらしいものになると確信できたんです。ですから、流れに身を任せたという感じです(笑)。――ジャパン・プレミアでは、特に楽しいシーンとして、アベンジャーズの一員・ファルコンとのバトルシーンを挙げられていましたが、やはり注目してほしいシーンはそこでしょうか。お気に入りのシーンは、機関車トーマスのシーンかもしれない。あのバトルシーンは、この映画のエッセンスが詰まっています。役者とVFX(視覚効果)、ワクワク感や、カメラを引くと「子供の寝室なの!?」という驚きなど、そのバランスがこの映画の醍醐味だと思うので。――全米初登場1位を獲得するなど世界的にも大ヒットしていますが、この注目作に出演したことによる変化は感じていますか?こんなにみなさんに注目される作品はおそらく初めてです。TVシリーズ『フレンズ』が近いといえば近いけど、かなり昔の話だし、あの時は脇役だったし。マーベル作品は情熱的なファンがいるので、今回すごくプレッシャーや責任感がありました。でも同時に、認知度も高いと感じています。また、自分の子供も含め、子供と見ることができる作品という意味でも、『アントマン』は初めてに近いんです。それが注目の仕方に影響している気がします。(C)Marvel 2015●アントマンとの共通点は、子供たちへの愛情――スコットには、別れた妻と暮らす幼い娘がいて、離れて暮らしてはいますが、2人の関係性がすてきでした。ポールさんご自身は、2人のお子さんがいらっしゃいますが、一緒に本作を鑑賞しましたか?10歳の息子と、プレミアに一緒に行きました。息子と一緒に自分の出演作を見られるのは初めてで、特別な体験でした! 彼が完全に入りきっているという感じがうれしかったですね。娘はまだ5歳で怖いだろうから見せてないんですけど、すごく誇らしく思ってくれていて、アントマンの絵を描いてくれるんです。映画の中でも僕に娘がいるのを知っていて、本当は自分のことを思って演じているというのも知っているんですよ。でも、映画の中で刑務所に行ったという設定は、あまりお気に召していないようです(笑)。――スコットとご自身の父親像を比較して、似ている点や違う点は?娘に対するスコットの愛情は、僕の子供に対する愛情と同じです。そして、スコットは欠点もあるし、一生懸命頑張るけど空回りもするけど、ハートは間違っていないし本当は頑張り屋さん。それって普遍的じゃないかと思います。僕自身も含めて、共感できるポイントだと思います。――本作では、初のヒーロー役を演じられましたが、今後挑戦してみたい役はありますか?僕は、自分が見たいものを演じたいという思いがあって、コメディからドラマ系から何でも、いろんな役にチャレンジしていきたい。常に自分に挑戦を課していたいです。ただ、そういった今までやったことのない役を得るための努力を人一倍するかっていうと、そうでもないんですけど(笑)。――来年公開の『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』に、またアントマンとして出演されます。この作品は、アベンジャーズメンバー総出演の豪華な作品になりますが、アベンジャーズのキャスト陣が集結した撮影現場はいかがでしたか?『アントマン』でも、マーベル作品に出演したと自負はしていたのですが、ファルコンとのシーン以外は独立した一つの世界の中でアントマンの物語が展開されていたので、『シビル・ウォー』の現場に行ったら、急に「マーベルだ!」って。本当にその世界に入り込んだんだと実感しました。現場には、アイアンマン、キャプテン・アメリカがいて、ファルコンも、ホークアイも、ウィンター・ソルジャーも! 子供に戻ったような気分になりました! そして、だれも見ていない時にキャプテン・アメリカの盾に触ったり、ウィンター・ソルジャーの腕に触ったりして、「わぉー! すごい!」って興奮してました(笑)。本当に楽しかったです。(C)Marvel 2015
2015年09月19日映画『アントマン』(9月19日公開)で日本語吹き替え版声優を務めた女優の内田有紀、俳優の溝端淳平、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一が15日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われた本作のジャパン・プレミアに、初来日を果たした主演のポール・ラッド、ペイトン・リード監督と共に出席した。アントマンの指南役・ホープの声を務めた内田は「自分がお仕事したからこの映画はいいですよっていうのとは違い、本当に本気で心からこの映画をみんなに見てもらいたい」と本作を力強くアピールし、関われて「うれしい」とコメント。アントマン役のポールとリード監督と会えて「本当に幸せ」と感激し、ポールにハグされると大喜びした。そして、ポールに「大ファンです」と伝え、「笑ってくださるだけでキュンキュンしちゃう」と大興奮。「日本の女性の心をつかむのがうまい。女性のファンがすごいつくと思う」とべた褒めした。スコット(アントマン)の親友・ルイス役の声を務めた小杉は、持ちギャグ"ヒーハー!"を巡り、ポールと大盛り上がり。ポールが「ラーメン、スシ…」と日本に到着してから食べたものを挙げ、突然「ヒーハー!」と小杉のギャグを披露すると、小杉は「ヒーハー!って言ってくれましたよ! えー!?」と驚いた。本作ではスコットが「ヒーハー!」と声を発する場面があり、小杉は「パクられたと思った」とコメント。「ひと悶着あるかなと思っていたけど、ポールさんの人柄を見た時に、ヒーハー!は俺のもんじゃなかった、ポールさんのものだと。快く送り出した」と言うと、ポールは「ヒーハー!はあなたのもの。オマージュを捧げたんです」と返し、感激した小杉は「『アントマン』最高の映画です。ヒーハー!」と本家の"ヒーハー!"を披露した。ポール演じる本作の主人公スコット・ラングは、仕事も家族も失った崖っぷち男。絶体絶命のスコットは、"仕事"として身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む。(C)Marvel 2015
2015年09月15日来日中の米俳優ポール・ラッドが9月15日(火)、都内で行われた主演作『アントマン』のジャパンプレミアに出席。約400人のファンを前に「暖かい歓迎ありがとう!日本ではラーメンや寿司を楽しんだよ」と初来日をすっかり満喫している様子だった。プレミア前夜の9月14日(月)、成田空港に到着した際、ファン約100人の出迎えに神対応し、話題を集めたばかりのポール。この日も「コンバンハ、アリガトウ!いま日本語を勉強中なんだ」と挨拶し、レッドカーペットではサインや写真撮影に気さくに応じる、満点のファンサービスを披露した。ある事件をきっかけに仕事も家族も失った主人公スコットが、身長わずか1.5cmになれる驚異のスーツを着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”に変身。世界の平和と愛する者を守る起死回生の戦いに身を投じる。ポールは「いままではコメディ作品が多かったし、こういうヒーロー映画は初めてなんだ。才能あふれる人々のコラボレーションで、とても楽しい作品ができあがったよ」とアピール。劇中にはアベンジャーズメンバーのファルコンとの壮絶なバトルシーンもあり「一番楽しかったシーンだよ。マーベル作品は大好きだから『ワオ、目の前にファルコンがいるよ』ってすっかりファンの気持ちになってしまった」とふり返った。ジャパンプレミアには日本語吹き替え版に出演する女優の内田有紀、溝端淳平、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)が駆けつけた。ポールと同じく今回初来日を果たしたペイトン・リード監督は、「こうして吹き替えを担当するボイスキャストと対面するのは、めったにない貴重な機会。皆さん、キャラクターのイメージに合っている」と太鼓判。「僕らが映画を作れるのは、ファンの皆さんのおかげ。絶対楽しんでもらえる作品なので、ぜひ応援してください」と日本のファンにメッセージをおくった。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン 2015年9月19日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年09月15日マーベル最新映画『アントマン』(9月19日公開)のジャパン・プレミアが15日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われ、初来日を果たした主演のポール・ラッド、ペイトン・リード監督、そして、日本語吹き替え版声優を務めた内田有紀、溝端淳平、ブラックマヨネーズ・小杉竜一が出席した。主人公のアントマン(スコット)を演じたポールは「コンバンハ! コンニチハ! アリガトウ!」と、集まった400人のファンに日本語であいさつ。「ラーメン、スシ…」と日本に到着してから食べたものを挙げ、「温かく迎えてくださったこと感謝しています」と伝えた。リード監督も「温かく歓迎してもらって最高です。ありがとうございます」と感謝。「吹き替え版声優の方と会う機会はめったにないので、貴重な体験になりました」と内田、溝端、小杉との対面も喜んだ。また、ポールは「本当に見ていて楽しい作品」と本作をアピール。特に楽しいシーンとして、アベンジャーズの一員であるファルコンのバトルシーンを挙げ、「まさにマーベル作品の映画らしいシーン」と語った。そして、撮影時には「本当にファルコンだ」とファン目線になってしまったと笑いながら明かした。ジャパンプレミアでは、アリと共に戦うというアントマンのユニークな能力にちなみ、約100人のアント隊も登場。最後に文字パネルを使って「最小」「最強」「アントマン」という文字を作り出し、登壇した5人と共に「最小! 最強! アントマン!」と大きな声で宣言した。ポール演じる本作の主人公は、仕事も家族も失った崖っぷち男スコット・ラング。絶体絶命のスコットは、"仕事"として身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になり、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む。(C)Marvel 2015
2015年09月15日