奥行きを感じる色に艶がある見る角度によって違うふうに見えるこれらは、美術館で実際のアート作品に出会った子どもたちの発言です。これまで、対話型鑑賞のメリットや家庭での親子の作品鑑賞の仕方について、6回にわたってお話ししてきました。7回目となる今回は、美術館で作品を対話しながら鑑賞するコツをお話しましょう。作品の筆のタッチや大きさ、配置や照明、鑑賞する際の距離の違いーー美術館で展示されている実際の作品からは、図版や作品集・スクリーンで鑑賞するのとは異なり、より多くの驚きと感動を得ることができるでしょう。親子で挑戦!美術館での美術鑑賞一口に美術館といっても、展示作品のジャンル(絵画、彫刻、写真など)から、作品が作られた時代や国、展示の仕方、美術館の周囲の環境や建造物によって、さまざまな成り立ちを持っています。ぜひいろんな美術館に足を運び、親子でアート鑑賞を楽しんでいただきたいと思います。とはいっても、子どもが飽きてしまわないか、騒いでしまわないか、悩みは尽きないもの。そんなときは、子ども向けのプログラムがあるところから始めてみるのもいいでしょう。全国各地の美術館には子ども向けのプログラムがたくさん用意されています。特に、横浜美術館や東京都府中市の府中市美術館のプログラムは充実しています。まだ数は多くないものの、なかには「対話型鑑賞」の企画があるところもあります。たとえば愛媛県美術館では、定期的に対話型鑑賞プログラムを行なっています。各美術館でどのような企画が催されているかは、それぞれの美術館のホームページで確認できます。機会があり、対象年齢を満たしていれば、そのようなプログラムに参加するのもおもしろいでしょう。ただ、必ずしもタイミングが合うとも限りませんし、近くの美術館に子ども向けのアート鑑賞プログラムがない場合も多いでしょうから、ここでは個人的に親子で対話しながら鑑賞するコツについてお話しします。好きなときに親子で美術館に足を運び、対話を通して自由に美術鑑賞を味わうーーそんな楽しみ方もあるのです。1. “子連れ” 美術鑑賞を成功させるための、美術展の選び方美術展を選ぶ基準は、保護者の方の好みに合わせてかまいません。ただ、印象派の画家の展覧会のような人気の高い美術展は混んでいて、ひとつの作品の前に長い時間いづらかったり、親子でゆっくり対話しにくい空気感があったりします。お子さんとの鑑賞目的で美術館に足を運ぶときは、混雑が予想される展示や、混み合うタイミングを避けることをおすすめします。大きな美術館では、常設展示(美術館が所蔵する作品の展示)と特別展(作家やテーマに沿った展示)の両方を準備しています。常設展示のほうが比較的空いていて対話しやすいので狙い目です。ジャンルとして特におすすめなのは現代芸術。現代美術の展示会場では、比較的対話しやすい自由な雰囲気で鑑賞できます。絵画だけではなく、彫刻や映像作品など多岐にわたるので、小さな子どもも飽きずに楽しめるでしょう。空間全体を作品とし、見ている者が作品の中に入り込めるインスタレーション作品などもあり、子どもたちにとってたくさんの刺激となる機会が得られるはずです。近くに複数の美術館や企画展示がある場合、どこに行くべきか迷ってしまうことも多いもの。どこの美術館でどのような美術展が催されているかを知りたいときは、個別の美術館のホームページで検索する前に、美術雑誌で確認するのも手です。たとえば、月刊誌『芸術新潮』(新潮社)、『月刊ギャラリー』(ギャラリーステーション)、隔月刊誌『美術手帖』(美術出版社)などが定期的に刊行されています。これらの雑誌には、全国の美術館の展示スケジュールや展示内容が紹介されていることも多く、子どもと行きたい展示を選ぶのに使えます。特に『芸術新潮』1月号には、東京のミュージアム100「子どもと行きたい美術館」特集があるので、東京近辺にお住まいの方々の参考になるでしょう。2. 家族で1日楽しめる!芸術祭も◎各地で開催されているビエンナーレ(2年に一度の芸術祭)やトリエンナーレ(3年に一度の芸術祭)もおすすめです。たとえば昨年は、65万人以上が来場した「あいちトリエンナーレ2019」や、瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催され、話題となりました。今年は、横浜の「ヨコハマトリエンナーレ2020」(7〜10月)・さいたまの「さいたま国際芸術祭2020」(3〜5月)をはじめ、東京・千葉・長野・北海道・広島・兵庫・奥能登など、全国各地で芸術祭が開催される予定です。家族のお出かけスポットとしても楽しめるはずですよ。3. この時期のおすすめは「美術大学卒業制作展」毎年1月から3月にかけて、全国の美術系大学や専門学校で卒業・終了制作展が開かれています。著名な作家の作品ではありませんが、美大生の豊かで斬新な感性や勢いを感じ取ることができます。自由に対話できる空気感もあり、実際に制作に携わった学生と話す機会も得られます。全国の美術系大学・学部の卒業制作展のスケジュールは、PARTNERというサイトのこちらのページから簡単に調べられます。また東京都六本木の国立新美術館では、多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学による「東京五美術大学連合卒業・終了制作展」が2020年2月20日(木)~3月1日(日)まで開かれています。美術大学の卒業制作展はいわゆる学園祭的な空気感もあり、楽しく自由に鑑賞することができるので、ぜひ親子で足を運ばれることをおすすめします。4. 美術館での「対話型鑑賞」のコツこれまでお話した通り「対話型鑑賞」では、素直な眼で作品にふれることを大切にします。事前に作品について話し合ったり、美術館内の解説に頼ったりすることは避けましょう。展示室に入ったらまず、初めから終わりの作品までさっと一通り目を通してみましょう。そして気になった作品の前に戻ります。展示会場内を逆走してもかまいません。鑑賞する作品を決めたら、親子で印象を語り合いましょう。特に子どもの発言を大切にし、復唱しながら対話を進めてください。子どもが作品の印象について話してくれたときは、なぜそう感じたか、理由も聴いてあげるといいですね。作品との距離を変えてみたり、観る角度を変えてみたりすることも、新たな気づきにつながります。美術館内で親子で対話しながら鑑賞することは禁じられてはいませんが、周囲の観客の妨げにならないように気をつけましょう。海外の美術館では、対話しながら鑑賞していると見ず知らずの観客も話に加わるといった自由な空気がありますが、残念ながら日本では、まだまだほかの観客との交流は持てない傾向が強く残っているようです。5. 時間と空間を超えた「知の形成」のために鑑賞を終えたら「図録」を購入することをおすすめします。卒業制作展など、展示によってはない場合もありますが、美術館にはたいてい図録が用意されています。もちろん常設展にも美術館収録作品図録が用意されています。ぜひ図録を入手し、家庭に戻ってから、一緒に対話しながら鑑賞した作品を観てみてください。現物と図録での違いに気づいたり、鑑賞したときの印象を思い起こしたりすることに役立ちます。時間と空間を越えての知の形成が期待できるでしょう。そこで初めて作品についての説明を読み、作家や作品の背景についての知識面に触れるといいですね。得られた知識から作品に対する理解が深まり、さらに豊かな対話となることでしょう。
2020年02月03日01 美術館でみる・感じるアート作品シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展神奈川県 ポーラ美術館:Ken Kato「シュルレアリスムと絵画」展 会場入口神奈川県箱根町・ポーラ美術館で、2019年12月15日〜2020年4月5日まで、「シュルレアリスムと絵画」展が開催されています。この展覧会はシュルレアリスムが誕生した1920年から100年にわたる変遷をたどるもので、日本でのシュルレアリスムの展開や今日に至るまでの影響についてなど、実際の作品を通して紹介していきます。Photo:Ken Kato束芋作品展示風景シュルレアリスム独特の抽象表現や不条理な世界観は、現代日本の映画・漫画界へも大きく影響を与えた概念。「シュール」という不思議で不可解、なのに魅力的な感覚について感じ・考える展覧会です。トークイベントやワークショップも開催Photo:Ken Kato束芋と本展のために描いたウォールドローイング展覧会の開催に合わせて、ポーラ美術館では以下の日程でトークイベントやワークショップも実施。2020年は年明けからどっぷりアートに浸かってみてはいかが?2020年1月11日(土)新春!シュルレアリスム ヒットパレード ―シュールの笑いを分析する―アートや美術をわかりやすく、そして面白く解説するアートテラーのとに~さんと、ポーラ美術館の学芸員である東海林さんが対談形式で行うクロストーク。「シュールな状況や出来事はなぜ笑いにつながるのか―」をテーマに、20世紀において最も影響をおよぼした芸術運動である「シュルレアリスム」を源泉とする「シュールな世界観と笑いの関係」に迫るイベントです。日時:1月11日(土)14:00 – 15:30定員:先着100名様参加費:無料(要当日入館券)講師:とに~(アートテラー)×東海林 洋(ポーラ美術館本展担当学芸員)2020年1月12日(日)第8回ギャラリートーク駅伝ポーラ美術館のある箱根名物・箱根駅伝にちなみ、学芸員がタスキをつなぐように、1回30分のトークを10回連続で行うギャラリートーク駅伝。2020年1月12日はフランスで生まれたシュルレアリスムの絵画への広がりや、日本で独自に発展した「シュール」という世界観への変遷、ダリやデ・キリコなどの作品を通して紹介。印象派のモネやルノワールなど、ポーラ美術館を代表する名画も登場します。作品の見どころや魅力を紹介するトークイベントです。日時:1月12日(日)往路10:00-12:30(計5回)/ 復路13:30-16:00(計5回)定員:各回30名様参加費:無料(要当日入館券)★各回参加者全員にポストカード1枚プレゼント!2020年3月20日(金・祝)シュルレアリスムの技法を楽しむ ワークショップ当時、シュルレアリスムの画家であるマックス・エルンストが発明したフロッタージュ(こすり出し)やグラッタージュ(けずり出し)といった技法とともに、コラージュ(糊付け)やデカルコマニー(転写法)といった技法も駆使した絵画が数多く制作されました。これらの技法は、美術の知識や技量に関わらず、誰もが感覚的に実践できることが特徴だそう。エルンストに代表されるシュルレアリスムの画家たちが実践した絵画技法を学び、それらを使った作品を自由に制作するワークショップを開催。日時:2020年3月20日(金・祝)14:00—15:30講師:内呂 博之(うちろ・ひろゆき/ポーラ美術館本展担当学芸員)定員:20名様*要事前申込:会場:ポーラ美術館講堂参加費:500円(要当日入館券)2020年3月21日(土)香水作りワークショップ「香りの教室」「モードとアートの香水瓶」展にちなんだオリジナル香水づくりのワークショップ。展示の舞台である1920年代~1940年代に流行した香りや香料の特徴をはじめ、現代で香水を選ぶ時のコツなども教えてくれます。初めての人でも失敗しない調香の法則で特許を取得しているポーラ化成工業から講師を招いて実施する、オリジナル香水づくり。(※作った香水は持ち帰り可)日時:2020年3月21日(土)14:00—15:30講師:山本 めぐみ(やまもと・めぐみ/ポーラ化成工業株式会社横浜研究所 研究員)会場:ポーラ美術館講堂定員:20名様*要事前申込:参加費:1,500円(制作したオリジナル香水をお持ち帰りいただけます)協力:ポーラ化成工業株式会社【企画展概要】シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展会期:2019年12月15日(日) ~ 2020年4月5日(日)会期中無休 / 開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)*詳細はボーラ美術館公式HPから ミュージアムショップでさわる・ふれるアート作品SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMUROテキスタイルを切って生まれるストーリー国立新美術館内ミュージアムショップスーベニアフロムトーキョー内SFT GALLERY東京・六本木の国立新美術館内のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」のSFT GALLERYで、2020年1月8日(水)〜3月9日(月)までの間、テキスタイルデザイナー氷室友里さんによる作品展示販売会「SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー」が開催されます。「YURI HIMURO」はテキスタイルデザイナーである氷室友里さんが主宰する、テキスタイルブランド。日本とフィンランドでテキスタイルを学び、人と布との関わりを通して「日々に驚きや楽しさをもたらし、豊かにしていくこと」をテーマに遊び心あふれるデザインを生み出しています。テキスタイルデザイナー 氷室友里さん会場では「YURI HIMURO」の代表作である「SNIP SNAP」の壁に飾れるアートパネルを中心に展示販売します。「SNIP SNAP」は、ハサミで表面の糸をカットして柄をアレンジできる生地。デザイナーが自ら柄をカットするアートパネルシリーズは、アトリエで一つひとつ手作業でつくられるため、同じ生地でも表情が少しずつ異なる一点もの。好きな表情のアートパネルを選ぶのも、展示販売会ならでは楽しみ方!SNIP SNAP アートパネルは各4,500円〜39,000円(税別)また、2020年1月25日(土)には、氷室さんと一緒に「SNIP SNAP」の生地ハギレを使って18×14cmサイズのファブリックパネルに貼り込むワークショップも開催。参加は事前予約制で受付しています。(2020年1月8日(水)10時から申し込み開始)美術館でのんびりしながら、いろいろなアートに触れる1日もいいですね!2020年1月25日(土)「テキスタイルデザイナー氷室友里さんと一緒に、ちいさなアートパネルをつくろう」ワークショップ日時:2020年1月25日(土)14:00~(所要時間約50分)場所:国立新美術館 B1 スーベニアフロムトーキョー参加費:2,200円(税込)*当日お支払ください。現金のみ対応。定員:6名申込み方法:2020年1月8日(水)10時から電話で受付(03-6812-9933:スーベニアフロムトーキョーまで)*先着順で定員が埋まり次第終了。【企画展概要】SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー会期:2020年1月8日(水)〜3月9日(月)10:00 – 18:00(国立新美術館の開館時間に準じます)*毎週金・土曜日は20:00まで。定休日:毎週火曜日(祝日又は休日に当たる場合は営業し、 翌日休み)*詳細は公式HPから ギャラリーアートに癒されるうつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)ギャラリー「うつわ祥見」が鎌倉に新規OPENしたギャラリーカフェ鎌倉にあるうつわのギャラリー「うつわ祥見」が、常設の新店舗「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」をオープン。「うつわ祥見」は2002年鎌倉の高台に一軒家のプライベートギャラリーとしてスタート。2009年に鎌倉市御成町、2017年には鎌倉駅至近の小町に新しいギャラリーをオープンしています。鎌倉で三店舗目となる「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」は店内に、鎌倉市長谷より移転した、日本古来の暦に寄り添う菓子を提案する菓子ギャラリー「かまくら七十二 (しちじゅうに)」を併設。こだわり素材と丁寧に焼き上げるお菓子・季節の食材でつくる甘露煮やジャムなど、添加物を使わない安心安全なお菓子をセレクト。また、東京・代官山の「私立珈琲小学校」が監修するカフェスペースも設置して、作家がつくるうつわの使い心地・育ち方をゆったりとした時間の中で楽しむことができるスペースとしています。店名の”concierge”には「心満たすものを伝える」というコンセプトがあり、日々のうつわをより丁寧に提案することで、その美しさや使う喜びを感じてほしいとの想いが込められています。約30人の作家による日常使いのうつわを手に取り、眺め、心を満たし、温かいお茶でほっとひと一息。居心地よく過ごせるギャラリーを一つ知っているだけで、毎日の生活がちょっと豊かになるような、そんな気がしてきます。鎌倉を訪れた時はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?【ギャラリー詳細】うつわ祥見KAMAKURA神奈川県鎌倉市小町1-6-13 コトブキハウス2F営業時間:12:00~18:00定休日:火曜日アクセス:JR線下車徒歩1分tel & fax:0467-23-1395/mail:info@utsuwa-shoken.com公式HP:アートが楽しめるのは美術館だけでなく、ミュージアムショップ、ギャラリーカフェなど、どんな時間を過ごしたいのかによっても異なり、いろいろな場所があります。作品に触れ、時に体感し、日常をふと忘れる瞬間をおもしろがれるよう、いろいろな場所に出向いてみるのがおすすめです!ショートトリップを兼ねて、ぜひ足を運んでみてください!text:Mizuki Igarashi
2019年12月30日山下智久(34)が12月12日、嵐のコンサートを鑑賞したとインスタグラムで報告した。嵐のTシャツを着たショットとともに、《先日、嵐の皆さんのコンサートを観させていただき、感動しました。全ての曲にたくさんの思い出があり、僕も一つでも多くの思い出を皆んなと作っていきたいと思いました》とつづった山下。続けて、《改めて二十周年おめでとうございます》と嵐を祝福した。この投稿はすでに70万件を超える「いいね!」を記録。さらに嵐の公式アカウントを通じて、松本潤(36)からの返信が。《ありがとう山P!Thank you Yama-P!You look good in that T shirt Jun》このやり取りに、ファンからは歓喜の声が上がっている。《なにこの素敵な感じ!素敵すぎてビビります!!!》《Tシャツお似合いでーす!楽しそう!山下さんの20周年も楽しみにしてます》《山Pも来てくれたんだね楽しそう私も今月参戦します!》ジャニーズJr.時代から、公私ともに嵐と親交の深い山下。これまでも『VS嵐』(フジテレビ系)に幾度も出演した山下は、嵐との仲良しぶりを披露してきた。また、11月14日にもインスタグラムで二宮の結婚を祝福したことも記憶に新しい。そんな互いをリスペクトし合う山下と嵐は、12月31日の「ジャニーズカウントダウン2019-2020」で共演する予定だ。
2019年12月12日「青参道アートフェア2019」が、青山、表参道、原宿の対象ショップ23店舗にて2019年10月22日(火・祝)まで開催される。「青参道アートフェア2019」は、今回で13回を迎えるアートイベント。ブティックやカフェ、美容室などが並ぶ、青山通りと表参道を繋ぐ“青参道”を中心に、アート展示を楽しんだり、現代アーティストの作品をショッピング感覚で気軽に購入したりすることができる。ランプ ハラジュク(Lamp harajuku)やデ・ドゥエ アッシュ・ペー・フランス(D-due H.P.FRANCE)といったファッションストアや、Cafe Madu 青山店といったカフェが参加し、そのまま展示スペースとなる。hpgrp GALLERY TOKYO(エイチピージーアールピー ギャラリートウキョウ)では、現代アーティスト・キーニュ(Keeenue)の個展「Story in Story」を開催。田名網敬一に師事した後に独立し活動するキーニュは、デジタルとアナログを併用しながら、自由な線と独特な色彩構成によってユニークな世界観を描き出すアーティストだ。その他、フランス人アーティストのナタリー・レテや、Izumida Lee、池平徹兵など多数のアーティストが参加。さらに、「青参道アートフェア2019」会期中は、ブルーアガベ100%のテキーラカクテル「サウザクーラー」が参加各店舗にて無料配布される。カクテルを片手にしながら、クオリティの高いアートを身近に楽しむことができる。また、アッシュ・ペー・フランス全国主要店舗では、10月31日(木)まで「アート マターズ(ART MATTERS)」を開催。アート作品の展示販売等を行い、「アート感のある暮らし」に関わる企画を実施する。【開催概要】青参道アートフェア2019開催日程:2019年10月18日(金)~10月22日(火・祝)開催場所:青山、表参道、原宿の対象エリアのショップ23店舗■参加アーティスト愛☆まどんな / 浅間明日美 / アメリ・ジョー / アルフレド・オルメド / 飯田淳 / 池平徹兵 / 市野雅彦 / Izumida Lee / Keeenue / 桑田卓郎 / 鈴木夏菜 / すまあみ / 高橋生也 / 高畑早苗 / 田中麻記子 / ナタリー・レテ / にゅう / ハンナ・フシハラ・アーロン / 帆苅祥太郎 / 安田ジョージ / やましたあつこ / 吉田花子 / ラ スフルリー / ルイーサ・フレイサス / 渡辺愛子■参加ショップadditional gallery / Bazar et Garde-Manger / Cafe Madu Aoyama / DaB omotesando / D-due H.P.FRANCE / duvetica aoyama store Tokyo / GANZO本店 / H.P.DECO / H.P.FRANCE BIJOUX 表参道 / hpgrp GALLERY TOKYO / HUYGENS TOKYO / JAMIN PUECH / Juana de Arco 表参道 / Lamp harajuku / Le monde de Nathalie / Pretty Ballerinas Aoyama / SERGE THORAVAL / TRICO FIELD TOKYO / Valmuer / WALL原宿 / 3doo omotesando / 水金地火木天冥海 / 利菴アーツコレクション■キーニュ個展「Story in Story」会期:2019年10月5日(土)~11月2日(土) 12:00~20:00場所:hpgrp GALLERY TOKYO(東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F)※青参道アートフェア期間中は休まずオープン。■アート マターズ会期:2019年10月1日(火)〜10月31日(木)開催場所:全国のアッシュ・ペー・フランス主要店舗・ナタリー・レテ「usagi ningen 原画展」巡回展会期/場所:2019年10月19日(土)~27日(日)/アッシュペーブチック(兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5)11月1日(金)~30日(土)/Le monde de Nathalie(東京都渋谷区神宮前4-28-15 Lamp harajuku B1F)
2019年10月24日秋は暑さも落ち着いて、紅葉狩りや山登りなどが楽しくなる季節。でも、外出が楽しいのは夜も負けていません。この時期は、星がとてもきれいに見えるので星空鑑賞にピッタリなんです!そこで、「寒いのが苦手……」という方も星空を楽しめるおすすめの防寒グッズを紹介します!寒い時期だからこそ楽しみたい!星空鑑賞がおすすめの理由秋や冬になると大気中の水蒸気が少なくなり、空の透明度がたかくなります。そのため、星がとても綺麗に見えるように。「寒いのはやだな……」と思っている方も多いかもしれませんが、秋や冬は流星群が多いので星空鑑賞にはもってこいの季節なんです。ただ、せっかく綺麗な星を見るのなら寒さを気にせずに思いっきり楽しみたいですよね。そこで今回は、星を観に行くには欠かせない防寒グッズを紹介します。地面からの寒さを防ぐ!《断熱レジャーシート》視界いっぱいに広がる星空を眺めるのなら、ゴロンと寝転んで見るのがおすすめ。でも薄いレジャーシートだと、地面の冷えがすぐ体に伝わってしまいます。そこでおすすめなのは、断熱効果とクッション性があるレジャーシート。《mozpicknickレジャーシート》は、どちらの機能も兼ねそろえながら、コンパクトに折りたためて持ち運びもラクラクです。首回りもあったかい♪大活躍してくれる《ネックピロー》流星群が流れるのをずーっと待っていたら首が痛くなってきた……なんてことを防いでくれるのがネッククッション。でも、それだけじゃないんです!ふわふわとした生地のものを選べば、首まわりもあたたかくちょっとした防寒に。頻繁に使わない方は、《ネックピローU型》のように空気を抜いて収納できるタイプがおすすめです。薄くて軽いのに保温性バツグン!《サバイバルシート》ブランケットの代わりとして、保温してくれる《サバイバルシート》は星空鑑賞にはピッタリ。星が良く見える場所は、標高が高く天気が変わりやすいことも。そんな場所で霧がかかってきた場合なども、このシートなら水滴が染み込むことがありません。アウトドアや防災用としても大活躍しますよ。モバイルバッテリーと併用して使いたい!《USBブランケット》星空鑑賞にブランケットは必需品ですが、《発熱シートUSBブランケット》ならもっと暖かく過ごせます。電源がない場所でもモバイルバッテリーと併用して使えば問題なし♪ホッカイロのようなあたたかさを感じながら、星空を楽しめますよ。コードレスで持ち運びもラクラク!《蓄電式 エコ湯たんぽ》最後に紹介するのが、《蓄熱式エコ湯たんぽ》。充電式なので、持ち運びにピッタリです!やわらかい感触が気持ちよく、クッションがわりにもなります。あたたかいだけじゃなく「流れ星はまだかな……」とゆっくりとした時間を過ごすのに最適な癒やしアイテムです。防寒グッズを上手に使って星空鑑賞を楽しんで♪この他にも、あったかい飲み物やちょっとした食べ物を用意して星空を眺めるのもおすすめです♪「星は綺麗だけど、寒すぎて無理!」とならないように、しっかり防寒対策をして、寒い時期だからこそキレイに見える星空を楽しんでくださいね!楽天トラベルで星空鑑賞スポットを探す!
2019年09月14日デジタル技術の進化で、バーチャルやゲームの世界で疑似体験ができる時代になりました。アートの世界でも「体験型」がトレンドになりつつあります。チームラボが展開するデジタルアートミュージアムが大人気なのも、そのひとつですね。最近は、美術館の子ども向け展覧会にもその流れがきているようです。バーチャルではなく “リアル” を体感することは、子どもたちにとってより印象的な経験になるはずです。今回は、気軽に楽しめて感性を育んでくれる体験型美術展覧会をご紹介します。アート鑑賞が子どもに与える3つの効果小さな頃からアートを体感することが子どもの人格形成や脳に良い影響を及ぼすことは、広く知られるようになりました。大人になってからもそれは同じです。銀座靖山画廊オーナーである美術商の山田聖子氏は、芸術に親しむことで身につく能力を次のように語っていらっしゃいます。■思考力絵画や映画、音楽など芸術に触れることで生まれた思いを、「どうしてそう思ったのだろう?」と深く考えることで思考力が育まれます。■表現力思って、考えたことを人に伝えようとすることで表現力が培われます。■多様性世界には多様な芸術があふれ、同じ作品でもさまざまな感じ方があります。アートに身近に接することで、そのグローバリズムを体感できます。多様性が自然と受け入れられるようになり、「人はみな違って当たり前」と思えるようになることは、自信と自己表現にもつながり、世界で生き抜く大きな力となります。そのほかにも、美的センスやコミュニケーション力も身につきます。これらは全て、見て感じたことを人に伝えようとすることが大事。伝えるために、考え、表現する方法を探し、相手の言うことに耳を傾けるようになります。今、このスキルはビジネスパーソンにも必要だと取り上げられることも増えていますが、子どもの頃から行なうことで、感性豊かになり、人の立場で考えられる人間性のベースを築くことができます。堅苦しさはいりません。アートについて家族で感想を自由に語り合うことで十分。その際は何を言っても否定はせず、枠にはまらない子どもたちの感性を優しく受け入れてあげることがいちばん大切です。今、アートのトレンドは「体感型」!以前は、美術館へ足を運んでアートを鑑賞することは、「陳列されている絵画や彫刻などの作品を静かに観る」というイメージが強かったと思います。だからこそ、子連れで美術館に行くのはハードルが高いと思う人も多かったでしょう。しかし、最近はその傾向が変わってきたようです。参加型・体験型のものや、動く・変化するアートなど、ただそこにあって観るだけではない、身近で自由な発想のものが増え、子どもたちにとっても興味を持ちやすく親しみやすくなってきました。特に現代アートにその特徴が見られます。その中から、人気のイベントを4つご紹介します。①『デザインあ展』(熊本)熊本市現代美術館にて2019/9/8(日)まで開催中全国を巡回している『デザインあ展』は、体験型の先駆け的存在といえるでしょう。展覧会のベースとなっているNHK Eテレの番組『デザインあ』は、子どものデザインマインドを育むことを目的とした画期的な番組です。優れたデザインには、人と人、人とモノをよりよくつなぐ工夫があります。番組では、身のまわりに意識を向け(みる)、どのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現をもちいて伝えてきました。デザインあ展は、この「デザインマインド」を、見て、体験できる展覧会です。(引用元:デザインあ展 in KUMAMOTO|デザインあ展とは)会場は「体験のへや」「観察のへや」「体感のへや」「概念のへや」の4つのコーナーから成っており、それぞれ遊びながら、デザインとは何かを自然と感じられる工夫にあふれています。たとえば、対象物をデッサンしてスタッフに渡すと、目の前のスクリーンに自分が描いた作品が大きく映し出される――。これには、子どもだけでなく大人も大興奮。スクリーンに踊るたくさんの子どもたちの絵は、ひとつとして同じものはありません。個性豊か。この、“デッサンそのもの” と “その絵の楽しみ方” の両方を体感すること。これが、子どもの中に「デザインマインド」の種をまくことになるのですね。②『あそびの時間 Now, it’s time to play』(東京)東京都現代美術館にて2019/10/20(日)まで開催中“あそび”の価値を見直すことがテーマ。日常のルールや考えに縛られない新しい価値観や法則を発見するべく、展示されている “作品” で自由に遊べるようになっています。「ハンドルにアソビを持たせる」のように、“あそび” のもうひとつの意味「余裕・緩み」の意味も再確認。「みんな同じでなくていい」「失敗してもいい」と心を自由に解き放つことで、創造力を育むことが趣旨の展覧会です。あそびはシンプルなものばかり。廃材タンスの壁のボルダリング、的に向かってひたすらボタンを投げる、全身で影絵を作る、お面を作る、ブロックで言葉遊び、などなど。体と感性を使って遊べるさまざまなコーナーがあります。それらは全て、アーティストと子どもが一緒に作り上げるアート作品でもあります。子どもそれぞれ夢中になるあそびはきっと違うはず。好きなものに好きなだけ時間をかけて楽しんでください!③『クルクルパラパラ 動くアートの秘密展』(島根)浜田市世界こども美術館にて2019/9/23(月)まで開催中子どもたちの創造力と感性を養うために美術とふれあってほしいとの思いから、1996年に誕生したのが、浜田市世界こども美術館です。企画展がほぼ途切れることなく開催され、近隣の小学校や幼稚園とも連携し、「ミュージアム・スクール」も実施されています。今年の夏のテーマは「動く作品」。その仕組みや秘密、歴史を紐解いていく体験型現代美術展を開催中です。昔から子どもたちを夢中にさせるパラパラ漫画やイギリス発祥のソーマトロープなどの古いものから、今大人気の最新アニメーションへの変遷を楽しみながら体感できる、子どもたちがワクワクできる魅力的な展覧会となっています。④『シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート』(神奈川)ポーラ美術館にて2019/12/1(日)まで開催中子どもに優しいポーラ美術館が、初めての試みで、現代アートをテーマにした展覧会を開催中です。所蔵のモネ、セザンヌ、ピカソ、ダリなど巨匠の作品と、そこからインスピレーションを受けた現代アーティストのコラボレーションは、おもしろい観点です。“アートから発想をえて、世界を広げる” というすばらしい実例を子どもたちが体感できる貴重な機会となるでしょう。土地柄を生かし、そこに「自然との共生」というテーマも加わり、全身でさまざまなものを体感することで、アートの世界観が広がります。***「体が動くと、心が動く」これは、横浜美術館で30年近く「子どものアトリエ」のエデュケーターを務める山﨑優さんが、多くの子どもたちと接するなかで感じたことです。「心が動くことが美術のもと」ともおっしゃっています。五感を解放して “アート” を体験することが多ければ多いほど、感受性や価値観、好きなものの基準が、子どもの潜在意識の中で育まれていくのでしょう。これから楽しい展覧会がさらに増えるといいですね。(参考)幻冬社GOLD ONLINE|芸術を鑑賞するだけで「コミュニケーション能力」が高まる理由東京都現代美術館|あそびの時間デザインあ展浜田市世界こども美術館ポーラ美術館日本財団DIVERSITY IN THE ART|STORIES|REPORT 体が動くと、心が動く。横浜美術館の<子どものアトリエ>
2019年08月25日ユニークなフォルム、ドラマティックな素材、自由な感性で描かれたアート。力強いアティテュードを放つ、アート性の宿るドレスやバッグに思わず目を奪われて、装う瞬間再び恋に落ちる。FASHION HEADLINEの8月のテーマは「アート」。今回はアートとしての側面を秘めたファッションアイテムをピックアップ。装うアート。思わず目を奪われたアーティーなアイテムLOEWE_________プロペラのような半円の羽がアシンメトリーにあしらわれたロエベの2019-20年秋冬新型バッグ。一目で誰もが愛おしさを覚える印象的なフォルムはジョナサン・アンダーソンならではの遊び心。このユニークなプロペラはスカルキャップへも形を変えて、今季ロエベのランウェイでは注目の的に!バッグ「ポスタル ウィングス スモール バック」(H13.5×W17×D8.5cm)27万5,000円 / ロエべ(ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL:03-6215-6116)CELINE_________エディ・スリマンと新進気鋭のアーティスト、アネリ・サナイエ・ヘンリクソンの感性の融合により生まれたセリーヌのウォレット。アネリのシグネチャーである“目”と“唇”をモチーフにしたアートワーク「TELEPATHIC LOVE」のエネルギッシュなスピリットを感じて。ウォレット(H9×W11cm)6万2,000円 / セリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401)BOTTEGA VENETA___________________新クリエイティブ・ディレクター、ダニエル・リーが手掛けるボッテガ・ヴェネタの新コレクションより、ミラノにある建築物のドアノブをモチーフにしたバッグが登場。メタルのインダストリアルな質感と構造的なフォルム、まさにバッグそのものがアート作品。バッグ(H11.5×W21.5×D4cm)41万6,000円 / ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966)MARC JACOBS________________1940年代ヴィンテージを彷彿とさせるマーク ジェイコブスのワンピースは、マークの長年の友人でもあるソフィア・コッポラが愛したマーク ジェイコブスのアーカイブのリバイバル。プリントは、ソフィアとマークのイニシャルを掛け合わせた「SC x MJ」の文字を取り入れたモチーフに。ちなみにネームにある“SOFIA LOVES”の文字はソフィア本人の直筆だとか。ワンピース 8万6,000円 / マーク ジェイコブス(マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03-4335-1711)MARNI________白シャツをキャンバスに、アニメーターの巨匠ブルーノ・ボゼットがデザインした恐竜モチーフを大胆にプリント。マルニの2019年プレフォールコレクションは、まるで1976年のアニメ映画『Allegro non troppo(邦題“ネオ・ファンタジア”)』の世界に迷い込んだよう。シャツ 8万3,000円(参考価格) / マルニ(マルニ 表参道 TEL:03-3403-8660)Christian Louboutin_____________________思わず目を奪われるメタリックな装いと、デコラティブなヒール。70年代のインテリアデザインに着想を得たクリスチャン ルブタンのパンプス。PVC仕立たてのローカットヴァンプ、波打つようなヒールカウンターが美しいラインを描く。シューズ(H5.5cm)10万9,000円 / クリスチャン ルブタン(クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03-6804-2855)--staff--photography : Kazuki Satostyling:Mai Sakai
2019年08月05日ドキュメンタリー映画『アートのお値段』が2019年8月17日(土)より、全国で順次ロードショー。アートの値段はどうやって決まるの?バンクシーのアートが都庁に飾られ、企業の社長はこぞって買い求め、ジェフ・クーンズの作品「ラビット」は9000万ドル(約100億円)以上、ダ・ヴィンチ(?)の絵は500憶円以上の値段で落札された。そう、今アート作品が高騰しているのだ。株や不動産のような投資対象としての熱が年々高まっている。日々ニュースに流れる高額落札を聞くと、誰が何のために買っているのだろう?と疑問を持つ人もいるはず。そんな疑問を、美術界の人々に投げかけていく。最も高く売れるアーティスト、ジェフ・クーンズも出演映画には、もっと高く作品の値段がつくと言われるジェフ・クーンズ、現代アートにおいてもっとも重要な画家と呼ばれるドイツのゲルハルト・リヒター、若くして成功したナイジェリア出身の女性アーティスト ジデカ・アクーニーリ・クロスビーらが登場。サザビーズも紹介オークションハウスのサザビーズは、2018年に総売上64億ドル(約7000憶円)を記録した。映画では、そんなニューヨークのサザビーズ・オークションで、アート作品が売買されるオークションの様も紹介される。そこにはアートバブルだという評論家や、熱狂的なコレクターなど様々な思惑が入り混じっていた。なお、『マイ・アーキテクトルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネート経験のあるナサニエル・カーンが監督する。ZOZO社長の前澤友作のバスキアが落札される瞬間も2019年9月に開催の森アーツセンターギャラリー「バスキア展 MADE IN JAPAN 」で展示れる予定の、ジャン=ミシェル・バスキアの「 Untitled 」がサザビーズ で落札される映像に収められている。作品情報映画『アートのお値段』公開時期:2019年8月16日(土)原題:THE PRICE OF EVERYTHING監督:ナサニエル・カーン出演:ジェフ・クーンズ、ゲルハルト・リヒター、ラリー・プーンズ、マリリン・ミンター、ゲルハルト・リヒター配給:ユーロスペース
2019年05月24日東京スカイツリータウン・ソラマチ内にある「すみだ水族館」で、昭和の雰囲気漂う懐かしいレトロな展示空間で金魚鑑賞を体験できる「東京金魚ワンダーランド2019」を7月12日から10月31日まで開催する。下町文化が色濃く残るすみだ水族館で金魚にちなんだイベントを開催するのは今年で4回目。令和元年の今年は“懐かしさ”をテーマに、日本最大級の金魚展示エリア江戸リウムにレトロな雰囲気を演出した「東京レトロ金魚」が登場する。その他、ビーズの暖簾をくぐると、昭和時代を感じる広告看板や雑貨、金魚ちょうちんなどの装飾、オリジナルアロマの香りや音楽に包まれるレトロな空間が広がる。さらに、床の映像の上を歩くと水面のように波紋が広がるインタラクティブな演出も取り入れ、映像は時間の移り変わりを感じさせる演出で展開するなど、ノスタルジーな空間を体感しながら金魚鑑賞を楽しむことができる。また、会期中ちぎり絵でお気に入りの金魚の模様を作って、美しい金魚の色合いを再現する体験プログラム「きんぎょ色あわせ」も開催。金魚の形をした台紙に赤・白・黒など5色のチップを貼って完成させ、金魚すくいの袋に入れて持ち帰ることができる。【展示情報】東京金魚ワンダーランド2019会期:7月12日~10月31日会場:すみだ水族館 5階「江戸リウム」時間:9:00〜21:00 ※入場受付は閉館の1時間前まで休館日:年中無休料金:大人 2,050円、高校生 1,500円、中・小学生 1,000円、幼児(3歳以上)600円【体験プログラム】金魚の模様をちぎり絵で作ろう♪ 「きんぎょ色あわせ」会期:7月1日~9月30日時間:10:00〜16:00 ※最終受付15:30場所:5階アクアアカデミー参加方法:当日受付参加料金:無料 ※水族館入場料別途参加定員:各日200名 ※定員になり次第終了
2019年05月20日ゴールデンウイークの語源は映画の宣伝用語。今週は映画三昧というのはいかがでしょうか?年間約500本を鑑賞しているという映画コメンテーターの有村昆氏(42)にGWに、おすすめの“必見映画”を紹介してもらった。今回は、公開が終了した過去の映画。気になるものがあったら、DVDを借りに走ろう!■「この世界の片隅に」(配給・東京テアトル2016年公開)アニメーションの中で僕も妻も大好きな映画の1本です。絵のタッチが水彩画のような薄い感じで、もの凄く優しい。何気ない、のんびりとした、すずさんという主人公は本当に素朴なんですよ。今まで、たくさんの戦争映画ってありましたが、あんなに軍隊が出てこなくて、いち女の子の視点から見た戦争を描いた映画は、まずなかったです。あんなに、のほほんと暮らしていた女の子でさえも、戦争で腕がとれて、今後、どうやって、生きていっていいか、わからくなったりするんですよ。 自然災害とか戦争とか、いつ日本で起こるかもわからない出来事を1人の視点で、描いた傑作でしたね。GWに家族が集まった時こそ見て欲しいです。子供はアニメという取っつきやすさもあるし、おじいちゃん、おばあちゃん世代は戦争を知っているし、家族みんなで1本真面目な作品を、見てもらうのも、いいかなと思います。■「フィフティ・シェイズ」シリーズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(配給・東宝東和2015年公開)「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(2017年公開)「フィフティ・シェイズ・フリード」(2018年公開)の3部作。原作はアメリカのコミケみたいなところで大ヒットした自費出版の“官能小説”なんですよ。アメリカの主婦が、この小説にハマりまくったんです。それが映画化されたんですが、 この映画はアメリカで大ヒットを飛ばして、日本でもTOHOシネマズシャンテで全国ロードショーしました。R18でエッチなんですけど見た目が超オシャレで女性が見て凄くかっこいいと思える映画です。■「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」(配給・REGENTS2018年公開)主演がエイミー・シューマーというぽっちゃりしたコメディ女優さんで、日本語吹き替え版を渡辺直美ちゃんがやっているんです。主人公はトレーニング中に頭を打って気絶しちゃうんですが、その後に意識が戻って自分の姿を鏡で見たらスーパーモデル級に!でも周りの人たちは、前の彼女のままに見えているんですよ。自分だけはスーパーモデルになってると思っているので、 どんどん自信を持ち始めると、その勘違いが逆に好転していくんです。僕もこの作品を見ているうちに、なんか不思議と彼女がきれいに見えてくるんです。逆に「どうせ私なんて」って、うじうじ言ってると本当にそうなってしまうんじゃないかと。この映画は、物事は考え方しだいで、未来が変わるということを教えてくれました。ネガティブになって悩んでいる人におすすめです。悩んでいることが、ちっぽけに感じてきます。■「ビッグ・アイズ」(配給・ギャガ2015年公開)ティム・バートン監督作品で、1960年代のアメリカでの実話なんです。その時代に、画家のアンディ・ウォーホルが絶賛したこともあり、目がものすごく大きい女の子のイラストが、めちゃくちゃ流行ったんですよ。でも、そのイラストの作者のウォルター・キーンさんは実は、その絵を描いてなくて奥さんが描いていたんです。奥さんは、旦那が売れてくれれば嬉しいと思って描いていたんですが、旦那がパーティー三昧で遊び惚ける。でも絵がめちゃくちゃ売れて奥さんも裕福な生活をしているので、真実を告発するかどうかで悩む話です。だから日本でいうと佐村河内守さんと新垣隆さんのゴーストライター問題のようなストーリーでしょうか。今の時代は女性監督や女流作家とか、出てこられる時代ですけど、今から5、60年前の時代は男性の作品だから表に出られたという背景があるんですよ。だからその時代は、絵だけじゃなくて、小説など他にもゴーストライターで奥さんが書いていた可能性が、実は過去にあったんじゃないかというのを、一石投じる映画なんです。■「カメラを止めるな!」(配給・アスミック・エース、ENBUゼミナール2017年公開)もう地上波放送もされましたが、まだ見ていないという方は、このGWで是非見てもらいたいです。僕がはじめて知ったのは水道橋博士がTwitterで大傑作だとつぶやいているのを見て知ったんです。観てみたら面白すぎて、僕もひっくり返っちゃたんですよ。しかも映画の専門学校の卒業制作の作品で監督も出演者も無名 。37分間ワンシーンワンカットの長回しで、裏方が一生懸命やっているじゃないですか、こんな雑草魂で映画を撮るって素敵だなと思いました。■「恋人たちの予感」(配給・日本ヘラルド映画1989年公開)メグ・ライアンとビリー・クリスタルの出演映画で、“男女の友情は成り立つのか”というお話。10年来の友達の二人が男女の関係になるのですが、あくまで友達のまま。 しかし、男は 結婚したがるように。メグ演じる女性の方も少しづつひかれていって、最終的にどうなるか……。通常の恋愛映画なら最後は男女が「I love you」って言って終わるじゃないですか。なんとこの映画の最後は「I hate you」「あなたのことが大嫌い」と言って終わるんです。そのあたりも注目ポイントですね。もう一つ、他の恋愛映画との違いは女流脚本家が書いている点です。今までの恋愛もののヒット作は男性脚本家だったんです。おそらく世界で初めて女流脚本家が恋愛ものを書いて大成功した例なんですよ。本当の女性の気持ちは、女性にしかわからないということを教えてくれる映画なので、「そうよ、それそれ」と共感できる女性は多いと思います。■「アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル」(配給ショウゲート2018年公開)アラフィフ・アラカン世代の方はご存知だと思いますがフィギュアスケートで過去2度冬季オリンピックに出場したトーニャ・ハーディングがライバル選手を襲撃して、負傷させた疑惑が浮上し、当時のワイドショーを騒がせたものを、実際に描いたという話です。それぞれ当事者に、インタビュー形式で質問して「私はやっていません」とか「私はトーニャに言われてやりました」とか答えているんですよ。でも、言ってることが食い違ってくる、果たして真実は……という話なんです。なぜトーニャが、あんなに暴力的なことをやってしまったのか。それは お母さんにルーツがあったということがわかるんです。スケート漬けの毎日で、お母さんはトーニャをめちゃくちゃスパルタ教育でボッコボコにしているんです。トーニャはそういったお母さんを見て育ったので、こういった事件を起こしてしまったのか……という部分もある。だからアラフィフ・アラカンの女性がこの作品を見たときに今まで自分がどういう風に子供を育ててきたかというのを自己確認できる映画です。(取材・文:インタビューマン山下)
2019年04月30日前回の『美術鑑賞は“ぶらぶら歩きでいい加減に”。子どもがアートに目覚める瞬間』では、アート鑑賞で得られる能力と鑑賞の極意についてご紹介しました。「美術館はぶらぶら歩きで、いい加減に見るのがコツ」と言われたら、子どもと一緒でも気が楽になり、とてもリラックスして美術館を巡れそうですよね。そして「自分のアンテナに引っかかった作品を見つけたらそれをじっくり鑑賞する」とお伝えしましたが、その際に役立つのがMoMA(ニューヨーク近代美術館)推奨のVTSという鑑賞法です。今回は、子どもの “生きる力” をぐんと伸ばしてくれるアートの見方をご紹介します!MoMAが確立したVTS(Visual Thinking Strategy)とはVTSとは、MoMAの教育部部長だったフィリップ・ヤノウィン氏と認知心理学者のアビゲイル・ハウゼン氏が1980年代に生み出したアート作品鑑賞教育です。美術を鑑賞することにより、「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を高めることを目的としています。つまり、人間教育の一環としてアートを活用しようというもの。具体的には、グループで1つの作品をじっくり鑑賞し、その後、その作品について感じたこと、考えたことなどを話し合います。教育効果が認められ、VTSは欧米諸国で広がりました。ディスカッションはファシリテーター(調整役)がリードして行なわれますが、その際問われる質問はたったの3つだけです。(1)絵の中では何が起きていますか?(2)作品のどこをみてそう思いましたか?(3)もっと発見はありますか?VTSでは鑑賞者の自主性を何より大事に考えるため、ファシリテーターの発言はできるだけ抑えられます。そして一番大切にされているのは、最初に「作者や作品の情報なしに、1つの作品を10分以上じっくり純粋に見ること」。その後ディスカッションをすることで、総合的な創造的思考能力が磨かれていくのです。日本で開発されたACOP(Art Communication Project)次にご紹介するACOPはVTSを基に京都造形芸術大学で開発された対話型鑑賞法。1つの作品をじっくり鑑賞し、グループでディスカッションするスタイルは同じですが、こちらがより重視するのは「対話」です。同じものを見て、感じたり思ったりしたことを共有、共感することで多面的発見があり、一人だけでは到達できない解釈を得ることができるのです。これにより、「みる・考える・話す・きく」という人の基本能力が高められます。ACOPではナビゲーター(VTSではファシリテーター)と言われるリード役がとても重要で、作品と鑑賞者を深くつなげるために、より大きな役割を担っています。対話の主導はあくまで鑑賞者側ですが、求めに応じて情報を提供したり、鑑賞を深めるプロセスをスムーズに運ぶため、熟練のスキルが必要になります。鑑賞に正解なんてない!親子で感じたことを語り合う方法方法がわかったとしても、個人で本格的な実践はなかなか難しいですよね。そこで、前編でご紹介した専門家のアドバイスと対話型鑑賞法のエッセンスを融合して、親子で美術館を訪れた際に試せる方法をまとめてみました。この方法の目的は「観察」と「感想」をリンクさせるクセをつけること。なぜそう感じたのかの答えは観察による発見の中にあるのです。<親子で対話型鑑賞する方法>(1)美術展や作者に関する情報は得ずに、先入観なしの真っ白な状態で美術館へ(2)気楽にぶらぶら見て、親子でお気に入りの作品を1つ選ぶ(3)【HOW】「どのように描かれているか」じっくり観察し、お互いのポイントを出し合う(4)【WHAT】「その作品をどう思うか、何を感じたか」について語り合う(5)【WHY】(3)と(4)を関連づけることで、作者の意図や時代背景などを想像したり、発想をとばして楽しむ今回はみなさんがよく知る絵画「モナ・リザ」を例に【HOW】【WHAT】【WHY】の過程を具体的に試してみましょう。【HOW】絵を見て気づいたことをなんでもいいのであげてみましょう。じっくり見れば見るほどたくさん見えてくるものがあります。「姿勢がいい」「優しそう」「こっちをみてる」「少し微笑んでるかな?」「肌の色が白い」「肌が柔らかそう」「眉毛がない」「椅子に座ってる」「左手の上に右手をのせてる」「着心地がよさそうなドレスを着てるね」「後ろに道路や緑豊かな山や湖か川が見える」「よくみたら橋も見えるね」「絵の色が古めかしく見える」【WHAT】“HOW”の発見から受ける印象や感じたことを語りましょう。「姿勢も身だしなみも良くて、優しそうな笑みが優雅な感じ(育ちが良さそう)」「肌や洋服の質感がリアルで、絵が生き生きとして見える」「薄い微笑みが謎めいても見える」「見つめられているようでドキドキする」「後ろに自然が広がっているからか、ほっとする」「絵の色が褪せて見えるから古い絵だと思う」【WHY】これまでの観察と感じたことから、作者はなぜこの絵を描いたのか、どんな時代だったのかなど、観察したことをふまえて、様々なことを想像してみましょう。「古そうだし、これはすごく昔の絵で、モナ・リザさんは貴族だと思う」「えらい人だから、自分の肖像画を画家に描かせてるんじゃない?」「貴族は普段は都会に住んでると思うから、ここは別荘なのかも」「とてもリラックスしているように見えるから、モナ・リザさんと画家さんは仲良しだったんじゃないかな」以前ご紹介した、歌とアニメで “世界のびじゅつ” を紹介するテレビ番組『びじゅチューン』のように、想像力にまかせて、絵から発想を飛ばしたストーリーを作ってみるのも楽しいですね。大切なのは、見たこと感じたことを語り合うことにより、気づきや学びが生まれ、アートを身近に楽しいものだと思えるようになることです。正解はありません。まずは直感を大切にして自由にやってみましょう。対話型鑑賞法を試す前にオススメの絵本『あーとぶっく』シリーズ最初から対話型鑑賞法を試すのは少し難しすぎるのでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。でしたら、お試し前の準備体操として、鑑賞のヒントとなりそうな絵本があります。それが、『あーとぶっく』です。皆が知っている有名な画家を自由な楽しい発想で分析するように書かれた絵本たち。作家の特徴をクローズアップして、子どもたちが興味を持ちそうなおもしろい発想で綴られているので、「観察→発想」のプロセスをイメージしやすいものです。対話型鑑賞法に過剰な知識はNGですが、アートへのハードルを下げるはじめのステップとして、また、小さなお子さまにもとてもいい絵本です。シリーズは全13巻(ゴッホ・モネ・ピカソ・ルノワール・ルソー・スーラ・シャガール・ゴーギャン・クレー・マティス・ローランサン・モディリアニ・ミロ)、ぜひお子さまと一緒に読んでみてくださいね。『ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる(小学館あーとぶっく)』結城昌子著(小学館)「なんかしっくりくるなあ、この絵」気が合う名画と、うまく出会えたらしめたもの。あなたはもう名画を鑑賞しているのではなく、名画を体験しているのです。このシリーズは、名画と友だちになるための私なりの絵本。(引用元:artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻)シリーズの著者である結城昌子氏は、『あーとぶっく』についてこのように話しています。自分なりの方法で、名画と友だちづきあいをしてみませんか?***最後に――VTSを日本に紹介し、ACOPを開発するのに尽力されたのが京都造形芸術大学教授の福のり子氏。コミュニケーション力育成を重要視するACOPの目指すところを次のように語ってらっしゃいます。「あなたはそう感じる。でも、私はそう感じない」というときに、単に「人は多様だ」ということで片付けてしまっては、その相手との関係性はそこで終わってしまう。そうではなくて、「私にはそういう風には見えないけれど、あなたの説明をもっと聞きたい」という姿勢によるコミュニケーションがあること。その上で、賛成はしなくても「確かにその説明を聞くと、あなたにそう見えたのは納得できる」というところまでいくことが、ACOPのコミュニケーションなんです。それぞれの見かたがある人たちがどのように関わっていくのか、ということが一番大切ですから。(引用元:DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち)これは、今の多様性の時代にいちばん求められている、とても大事な素質ではないでしょうか。「アート」の語源は “生きる技術” なのだそう。人と人をつなぐアートが子どもたちの “生きる力” を育み、豊かな人生を歩む道しるべになるなんて、すばらしく、素敵なことですね。(参考)リクナビNEXTジャーナル|必要なのは、自由な発想だけ!MoMA開発「対話型アート鑑賞」で磨ける、ビジネスの役立つスキルとは?artand結城昌子オフィシャルサイト|小学館『あーとぶっく』シリーズ全13巻ルーブルDNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち京都造形芸術大学アートコミュニケーション研究センター|コンセプト和樂 2019.2ー3月号 『日本美術は自由だ!』, pp42-43. 小学館.岡崎大輔著(2018), 『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』, SBクリエイティブ.フィリップ・ヤノウィン著/京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター訳(2015), 『どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞 ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ』, 淡交社.DNPミュージアムラボ|感覚をひらく人たち
2019年04月22日六本木の街を舞台にしたアートの饗宴「六本木アートナイト 2019」が今年も開催される。会期は、5月25日と26日の2日間。10回目の開催を迎える「六本木アートナイト」、今年は“夜の旅、昼の夢”をテーマに、メインプログラムに起用したアジアの現代アート界を代表する韓国のアーティスト、チェ・ジョンファ(崔正化)を始め、様々なアーティストが六本木の街中に現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスといった広域に渡るプログラムや作品を点在させ、非日常的な体験を作り出す。チェ・ジョンファは、六本木ヒルズアリーナにカラフルなバルーン彫刻《フルーツ・ツリー》を展示する。枝から落ちたような果物や野菜の形をした合成ビニール製の彫刻がアリーナに配置され、辺りは魔法の庭へと変貌する。六本木ヒルズアリーナ 完成イメージ東京ミッドタウンのプラザ1階 キャノピー・スクエアに展示される同氏の作品《ライフ・ライフ》は、約1万個のくねくねと波打つバルーンを用いた作品。60年代のポップアートを想起させるような巨大な色彩の塊となって空間を覆い尽くす。日常にありふれたものをモチーフとするチェ・ジョンファ。国立新美術館と、TRI-SEVEN ROPPONGI 龍土町美術館通り沿いのブルーボトルコーヒー前に展示される《みんなで集めよう》は、プラスチック製の大量生産品や一般の台所用品の寄付を募り、素材とした作品。それらを積み重ね形作った、彫刻や寺院の柱のような独特なフォルムと色彩に人々は魅了されるだろう。5月20日から26日までは、日本初上陸となるアメリカ人アーティストのカート・パーシキーによる《レッドボール・プロジェクト》が、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館など六本木の街なかを巡回する。これまで32都市で実施されてきたこのプロジェクトは、ゴムボールで出来た巨大な赤玉を、ある場所から別の場所へと移動しながら、街の地図を描き直す。《レッドボール・プロジェクト》シカゴでの展示風景Photo: Kurt Perschke六本木ヒルズ 毛利庭園 ヒルサイド側では、「FUROSHIKI PARIS」報告展を開催。東京都とパリ市の文化交流事業「パリ東京文化タンデム2018」の一環として、アートディレクターに田根剛を迎え、2018年秋に行われた「FUROSHIKI PARIS」では、北野武、草間彌生、コンスタンス・ギセ、ジャンポール・ゴルチエ、ニコラ・ビュフ、蜷川実花、細川護熙などが参加し、パリの市庁舎前で風呂敷の展示やインスタレーション、ワークショップなどを行い風呂敷の魅力を世界に発信した。今回の六本木アートナイトでは、パリで展示された各アーティストによるオリジナル風呂敷を日本初公開。またインスタレーションなども行う予定だ。2018年「FUROSHIKI PARIS」の様子Photo: Takuji Shimmuraその他にも、チーウェイ・チョアン、WOW、さわひらき、高山明、和田永+Nicos Orchest-Lab、スプツニ子!+西澤知美、アンドリュー・ビンクリー、和田山真央、牧野永美子、志茂浩和、田中誠人、鈴木ユキオ、つちやあゆみ、セドリック・ル・ボルニュ、林剛人丸、大西康明、ジョシュア・オコンなど様々なアーティストが参加。5月25日の19時からは、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 芝生広場にて、バンクシーが初監督を務めた作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の上映も。また、当日は各美術館やギャラリー、施設で開催されている展覧会の特別プログラムや、開館延長など連動企画も満載。アート作品を見て、感じて、触れて、心ときめくアートな週末をぜひ楽しんで。プロジェクト詳細はオフィシャルサイト()をチェック。【イベント情報】六本木アートナイト2019会期:5月26日10:00~26日18:00(コアタイムは26日18:00〜 26日6:00)場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場無料(一部のプログラム及び美術館企画は有料)
2019年04月16日満天の星と雲海がセットツアー西武鉄道株式会社と西武トラベル株式会社は、秩父・三峯神社で絶景の雲海と星空鑑賞を目指す「夜行列車で行く秩父絶景ツアー」を2019年5月10日(金)と6月7日(金)に開催します。同ツアーは、夜行列車に揺られながらパワースポットへ向かい星空鑑賞、日の出と雲海を眺める珍しいツアーです。自然を楽しむ同ツアーは、池袋から西武秩父行き「特急レッドアロー号」に乗車し、夜明け前の秩父・三峯神社(2:30頃に到着予定)へ向かいます。神社へ到着後は天体望遠鏡や双眼鏡などのメーカー株式会社ビクセンのプロデュースよる星空観賞会を楽しみます。夜空鑑賞が終わると三峯神社の雲海観賞スポットへ移動し、日の出とともに雲海を鑑賞します。その後、三峯神社の拝殿にて開運のご祈祷を受け、西武秩父駅着後(希望者は長瀞駅)、解散となります。解散後は、ツアーとは別に秩父の古い町並み散策など秩父駅周辺を観光することもできます。(画像はプレスリリースより)【参考】※西武トラベル株式会社の新着情報※西武トラベル株式会社の公式ページ
2019年04月04日“ネイルアート”を軸に、アート・テキスタイル・イラストレーションから、アートディレクションまで、国内外問わず幅広く活動するアーティストHana4がアート展「NEW me」をルーカ シブヤ ギャラリー(RVCA SHIBUYA GALLERY)にて開催中。会期は2月17日まで。同展では、キャンバス作品や新たな試みとなる壁画制作を展示。ネイルアートを原点に、繊細な技術で人々を魅了する彼女が切り開く新しい芸術の形を垣間見ることが出来る。なお、展示会場となるルーカ シブヤ ギャラリーは、様々なアイディアと思考の交流を行うプラットフォームを提供し、ユニークなプロジェクトやアーティストとのコラボレーションを行うルーカ ストア(RVCA STORE) の2階に併設するギャラリー。入場無料で楽しめるアートやサブカルチャーの発信スペースとなっている。【展覧会情報】Hana4「NEW me」会期:2019年1月23日〜2月17日会場:RVCA SHIBUYA GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-27-5 TOLDAビル2階時間:11:00〜20:00入場無料
2019年02月09日近年、コミュニケーション教育の観点から注目を集めている演劇。演劇を作るだけでなく、鑑賞することによっても十分な教育効果が得られることは『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』で以前、紹介しました。しかし、演劇はまだまだ文化として一般的ではありません。「子どもと観劇したいけれど何を見にいって良いかわからない……」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。そんな方のために、子どもとの初めての観劇におすすめの団体とその作品を紹介します。観劇で育まれる子どもの「感受性」団体の紹介の前に、観劇で得られる教育的効果を確認しておきましょう。前出の記事『観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!』では、演劇鑑賞のメリットを以下のようにまとめています。1. 様々な感情を体験し、感情表現が豊かになる2. 共感する力、社会性が育まれる3. 家族間のコミュニケーションが促進されるまた、現代演劇の振興を手がける日本芸能実演家団体協議会も、演劇鑑賞の効果について次のように解説しています。演劇を鑑賞すると、鑑賞者はその物語を通じて、感情が揺さぶられる。これは、日常で体験するコミュニケーション内でより、ダイナミックな感情の動きである。一方であくまでも疑似体験であるため、ある意味安全に様々な感情が抽象的に体験される。(引用元:公益社団法人日本劇団協議会|「芸術団体における社会包摂活動の調査研究」報告書)テレビや映画と違い、観劇には「直接性」と「過剰さ」があります。子どもたちは、スクリーンやモニターを挟むことなく「直接」、「過剰」に表現されたダイナミックな感情の動きを体験することができるのです。この体験が、子どもの「感受性」を育てます。そして、演劇で物語を疑似体験することで、日常においてもでも、他人の置かれた状況を想像する力を養うことができるでしょう。幼少期にこのような「感受性」を身につけた子どもは、成長するにしたがいコミュニケーション能力をも身につけることができると言われています。ほかにも、表現を楽しむ力などを養うことにもなるはず。こんなに教育効果の高い「観劇」、まさに「しないなんてもったいない!」ですね。子どもと一緒に本気で楽しめる作品5選!それでは、定期的に子ども向けの公演を行っている団体とその作品をご紹介します。観劇は子どもだけでなく大人も一緒に楽しむことが大切です。なぜならば、親の興味や趣味嗜好が子どもの好みに大きく影響を与えるから。親がなんだか楽しそうにしているもの、そこに子どもは憧れを感じ、興味を示すのです。ですから是非、「これは自分が見てもおもしろそうだぞ!」と思う作品を選んでみてくださいね。【劇団四季】■『裸の王様』日程:2019年5月4日(土)〜12月演劇といえば劇団四季を想像される方も多いのではないでしょうか。劇団四季は全国に専用の劇場を持つ、日本最大のミュージカル劇団です。ミュージカルは歌や踊りが含まれ、演劇の中でも特にダイナミックな体験を得ることができます。そのため、子供が飽きにくく、初めての観劇に向いているでしょう。劇団四季は子ども向けのファミリーミュージカルを毎年4本作成しています。2019年の作品の中でのおすすめは、劇団四季が作成した初めての子供向け作品であり、今も愛され続けている『裸の王様』です。台本は詩人・演出家として知られる寺山修司氏が執筆。世界で一番たくさんの服を持っているおしゃれな王様の元にやってきた、デザイナーのスリップとスリッパが引き起こす騒動を描きます。誰もが知っているアンデルセンの名作を、寺山氏が幻想的に再構成した『裸の王様』は大人も子どもも楽しむことができます。【日生劇場】■谷桃子バレエ団 バレエ『眠れる森の美女』日程:2019年8月23日(金)〜8月25日(日)1993年の日生劇場開館30周年を記念して始まったファミリーフェスティヴァルは、劇場主催ということで演劇だけでなく、クラッシクコンサートやバレエなど舞台芸術全般を楽しめます。毎年7月後半から8月にかけて4演目が行われますが、2019年作品のおすすめは、古典バレエの名作『眠れる森の美女』です。少し硬いイメージのするバレエですが、豪華な舞台セット、オーケストラの生演奏、訓練されぴったりと揃ったダンスに、お子さまはきっと圧倒されることでしょう。また、言葉がメインにならない分、想像力を養うこともできます。バレエを習い始めたお子さまに「本物」を見せてあげることで、お子さまの練習スイッチが入るかもしれませんよ。【演劇集団円】■円・こどもステージNo.38『青い鳥』日程:2019年12月21日(土)〜12月27日(金)演劇集団円は俳優の橋爪功が代表を務める劇団です。普段は難解な大人向けの内容ですが、毎年12月21日〜27日は「円・こどもステージ」を上演しています。この「円・こどもステージ」、良質な台本と音楽から数々の賞を受賞していて、かなり高い評価を受けています。かつては、詩人の谷川俊太郎が台本を担当したこともあるのです。2019年に38回を迎える「円・子どもステージ」ではモーリス・メーテルリンクの『青い鳥』を上演します。名作童話として知られていますが、元は童話劇として作られました。実際に上演されている作品を見たことのある方は少ないのではないでしょうか?チルチルとミチルの物語を通して、子どもに生と死、喜びと悲しみなど普遍的な問題を豊かなイメージとともに投げかけます。熟練した俳優の演技も魅力です。【人形劇団プーク】■人形劇団プーク×さくらプラザ こどもの日スペシャル!『三びきのやぎのがらがらどん』&『いつもちこくのおとこのこ』日程:2019年5月5日(日)人形劇団プークは1929年にできた老舗の人形劇団です。人形劇はアニメや絵本と同じくデフォルメされたキャラクターを用いるため、人間では限界のある豊かな世界を表現することができます。『かいじゅうがまちにやってきた』や『エルマーのぼうけん』など、有名な絵本を原作とした人形劇を上演しているため、子どもにとって観劇のハードルが低いでしょう。劇団が運営している、絵本から飛び出てきたような可愛らしいプーク人形劇場は全席が子ども仕様になっているので、その点でもおすすめです。人形劇団プークは毎年いくつかの演目をレパートリーとして用意しており、全国の劇場や学校など様々なところで公演を行なっています。その中で、2019年のこどもの日に戸塚区民センターさくらプラザで上演される『三びきのやぎのがらがらどん』&『いつもちこくのおとこのこ』を紹介します。『三びきのやぎのがらがらどん』は子どもの頃に読んだことのある方も少なくないのではないでしょうか。 『いつもちこくのおとこのこ』はブルガリアの美術家の手がける不思議な世界が魅力です。【鳥の劇場】■『鳥の演劇祭(タイトル未定)』 ※リンクは『鳥の演劇祭11』日程:2019年10月26日(土)~11月17日(日)「鳥の劇場」は鳥取県鳥取市で同名の劇場を運営する劇団です。地域とのつながりを大切にした取り組みが評価され全国的にも注目を集める鳥の劇場ですが、子ども向けのプログラムに特に力を入れています。託児サービスや子ども向け演劇だけでなく、「小鳥の学校」という子ども向け演劇学校や、高校生と海外のアーティストのワークショップなど数々の試みを実施しているのです。その中で最も大きな試みが毎年秋に行われる『鳥の演劇祭』です。鳥の劇場のある城下町、鹿野町全体を会場とし、世界中のカンパニーの作品を上演するだけでなく、様々なお店を誘致し、町歩きも楽しめる演劇祭です。サーカスや写真家が家族写真を撮影してくれる企画も実施しています。演劇教育で実施されていることがほぼ全て体験できるのが魅力です。2019年は日中韓共同開催の国際演劇祭「BeSeTo(ベセト)演劇祭」との合同開催だそう。これはかなり楽しめる内容だと思います。旅行も兼ねて、緑に囲まれた環境で、演劇漬けの一日を送ってみませんか?子どもが騒ぐかもしれないと不安な方へ子どもとの観劇を考えたとき、どうしても頭に浮かんでしまうのが「子どもが騒いでしまうかも……」という不安。でも安心してください。子ども向けの演劇は、劇団も他の観客も子どもが騒ぐことは織り込み済みなため、多少うるさくしても大丈夫。とはいえ、事前にしっかりと子どもに観劇マナーを教えておくことでもある程度対策できるでしょう。しかし、実際行ってみるまで何が起こるかわからないもの。そこで、そんな不安を解消するための対策を2つ紹介します。1.通路側の席に座る通路側に座ることで、他の人に迷惑をかけることなくロビーに戻ることができます。また、四季劇場は客席後方に前面がガラス張りの親子観劇席を用意していたり、日生劇場ではロビーにモニターを設置していたりなど、大きめの劇場では子どもが落ち着くまでの間も観劇できるサービスを用意しています。子どもが騒いでしまう危険性が高い時は、そのようなサービスのある大きめ劇場に訪れると良いでしょう。2.アウトリーチを活用する「子どもが騒いでしまうことが不安」なのは、知らない他の親子の観劇の邪魔をしてしまうかもと考えてしまうからですよね。だったら、子ども会などで劇団を呼んでみてはどうでしょうか。舞台芸術作品を劇場以外の場所で上演する(アウトリーチ)を行なっている子ども向け劇団は少なくありません。例えば、子ども向け作品を多数上演しているTheatre Ort(シアター・オルト)は「よみきかせ」の気軽さと「おしばい」の迫力を組み合わせた「よみしばい」を実施しています。園や子ども会などに提案してみてはいかがでしょう。***演出家の平田オリザさんを学長に迎えた、演劇を専門的に学べる国内初の国公立大学の開校が発表されるなど、ますます注目を集める演劇教育。東京大学の推薦入試実施など、教育におけるコミュニケーション能力の比重は徐々に大きくなっています。コミュニケーション教育に非常に効果的な演劇を、まずは気軽な観劇から始めてみてくださいね。(参考)Study Hackerこどもまなびラボ|観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!劇団四季日生劇場ファミリーフェスティヴァル演劇集団円人形劇団プーク 鳥の演劇祭11 |”BIRD” Theatre Festival TOTTORI 11劇団四季|心を育む 劇団四季ファミリーミュージカル 2017Theatre Ort|プロフィール of Theatre Ort神戸新聞NEXT|演劇学ぶ初の国公立大平田オリザさん学長に
2019年01月31日世界的に浸透しているアートを日常に取り入れた暮らし。日本でも生活の中にアートを取り入れる人が増えているそうです。来年はアートで彩りのある生活を始めてみようかな?でも、アート作品を選ぶのって難しいし、価格も高いイメージだし、ハードルが高め。。なのが本音。ならばぜひとも足を運んでほしいのが、来年京都で開催される「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」。タイトル「A luminescent box」/和田直祐 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」は、アーティスト自らが展示会場に立って作品の説明から販売まで行うというユニークな取り組み。今年の2月に開催されていて話題となり、来年が2回目の開催です。オシャレで素敵な作品を作家本人から買えて、しかも手の届く価格帯の作品も多いのでかなり本気で見ちゃいます。これまでアートに敷居の高かった人にもオススメです。 京都文化博物館別館:「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」の会場の一つ ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019日 程:2019年3月2日(土)、3日(日) ※1日(金)は特別内覧会を開催会 場:京都府京都文化博物館別館 / 京都新聞ビル印刷工場跡時 間:10時00分~18時00分入場料:1,000円(学生無料 要・学生証) ※京都新聞ビル印刷工場跡は無料[URL] さらに、「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019」開催にあたりサテライトイベントとして、京都府内のホテルや飲食店などが展示会場になるイベント「ARTISTS’ FAIR KYOTO2019: BLOWBALL」が開催されます。 ■ 会場のご紹介(一部) 京都、錦市場からほど近い、築約100年の町屋をリノベーション。最先端のクラフトビ ールを生み出す醸造所を併設した、“和クラフト”料理が楽しめるレストラン。 創業安政三年(1856年)。変わるものと変わらないものを見極めながら、京都だけが持 つ独自の文化や美しさを、お料理やおもてなしの心を通じて、世界中に発信している。 「下鴨プレアデス」 下鴨茶寮と若手アーティストがコラボレーション"アート"と"ホステル"を合わせ、展覧会の中に宿泊し、美術を“体験”として深く味わっていただくための宿泊型のアートスペース。 さらに、2019年春にオープン予定の宿泊型ミュージアム「BnA Alter Museum」では、制作中の宿泊アート空間をはじめ施設全体を特別公開する、「ナイトミュージアムツアー」を開催。食事を楽しむ人や宿泊する人も、注目の若手アーティストたちの作品が想像を超える展示空間で楽しめます。 アートに染まる早春の京都。美味しいものを食べてアートを楽しんで、街をめぐる。伝統とモダンが同時に存在する文化の街、京都でしか味わえないアートとの出会いを楽しんでみてはいかがでしょう。さぁ、京都へGo! 「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019: BLOWBALL」※ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019のサテライトイベント。日 程:2019年2月初旬~3月下旬 会 場:KYOTO ART HOSTEL kumagusuku、スプリングバレーブルワリー京都、下鴨茶寮、BnA Alter Museum、ワコールスタディホール京都 [URL] ※各会場によって開催時期が異なります。詳細はWEBでチェック!
2018年12月22日目下、東京ディズニーシーで開催中の超人気ハーバーショー「イッツ・クリスマスタイム!」が、11月の初開催月に続いてクリスマス本番期の12月も、一部の鑑賞エリアについては<抽選制>を採用することが分かった。これでTDSの新ショー「イッツ・クリスマスタイム!」は全公演、一部の鑑賞エリアで抽選が必要となることに。「ピアッツア・トポリーノ」「リドアイル」「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ前」などの主要エリアでの鑑賞が抽選対象で、12月1日(土)~25日(火曜)までの11:30/14:00の全公演が対象に。抽選は入園後、スマートフォンまたはビリエッテリーアで1日1グループにつき、各ショー1回ずつ行なうことができる。この「イッツ・クリスマスタイム!」は、昼のハーバーショーとしては初となる本格的なレビューショーで、ミッキーマウスをはじめとしたディズニーの仲間たちが、クリスマスの名曲に合わせてタップダンスやラインダンスなどを踊るというもの。主要エリアでの鑑賞が抽選制になると、長時間待っていれば観られるということではなくなるが、当日の運営状況によっては抽選なしの場合もあるそうなので、状況に応じて確認が必要だ。※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショー内容など、異なる場合もあります。また、紹介したイベント、メニューなど、全ての情報は予告なく変更になる場合があります。詳細は公式サイトを参照ください。(text:cinemacafe.net)
2018年11月28日眠らない街・六本木をアートが埋め尽くす六本木の街を舞台にした一夜限りの饗宴「六本木アートナイト」が2018年5月26日(土)〜5月27日(日)の間で開催されます。9回目の開催となる今回のテーマは「街はアートの夢を見る」。日本の現代アート会を牽引する「金氏徹平(かねうじてっぺい)」氏、「鬼頭健吾(きとうけんご)」氏、「宇治野宗輝(うじのむねてる)」氏の3名をはじめ、多くのアーティストが六本木の街を舞台に、アートスポットを散りばめます。目で見るだけじゃない!体験型作品も数多く登場「六本木ヒルズ」をはじめ「森美術館」や「東京ミッドタウン」、「サントリー美術館」や「国立新美術館」などの六本木を代表する建物や公共スペースにさまざまなアート作品が登場します。“現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス”などの多様な作品のほか、体験・参加型のプログラムも多数実施されます。目で見て、体験して、アートを五感で感じてみて。日本初上陸!巨大デモンストレーション《DUNDU(ドゥンドゥ)〜光の巨人〜》ドイツ・シュツットガルトを本拠地として活動しているパペットシアター・カンパニー「DUNDU(ドゥンドゥ)」が日本初上陸! LEDで発色する身長5mもの巨大パペットが「六本木ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン」に登場し、パフォーマンスを行います。夜の六本木を彩るダイナミックで幻想的な姿は必見。生田目礼一《未来庭園》ガラスを素材としたインスタレーションが2か所に登場。六本木ヒルズにある「毛利庭園」内には、さまざまな環境破壊にも屈せず順応し生き続ける“未来生物”の姿をファンタジックに表現した作品が展示されています。奇妙で不思議な姿を鑑賞してみて。時間を忘れてアートにのめり込むメインとなるインスタレーションやイベントが集積するコアタイムは18:00から翌6:00まで。本イベントでしか見ることができないアートを堪能できます。イベントを楽しみたいけれど、終電の心配があるという方も安心! 5月26日(土)24:00頃~5月27日(日)早朝まで「六本木けやき坂」から各ターミナルまで無料シャトルバスが運行されています。時間を気にすることなく思いっきりアートを楽しむことができますよ。今週末のお出かけに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:六本木アートナイト2018催行期間:2018年05月26日 〜 2018年05月27日電話番号:03-5777-8600
2018年05月25日香取慎吾による初のストリート・アート作品のメイキングシーンを含むプロモーション映像が、「#香港慎吾アート」と題し香港政府観光局特設ページやYouTubeにて公開されている。毎年3月、香港では「香港アートマンス」として、「アート・バーゼル香港」をはじめ多くのイベントが開催されている。香取さんはその一環として、香港の中環(セントラル)に自身初となるストリート・アート作品を制作。今回の映像は「香港慎吾アート」が出来上がるプロセスが収められ、香取さんとアートの街の魅力を映し出している。■「#香港慎吾アート」プロジェクトとは?本プロジェクトは、2017年にテレビの撮影で、ストリート・アートが盛んな「オールド・タウン・セントラル」エリアを香取さんが訪問したことをきっかけに、香港政府観光局が制作を依頼して実現。香取さん初のストリート・アートは、香港島の世界で最も長いエスカレーター「ミッド・レベル・エスカレーター」の壁面に描かれた。人通りが多い中心部だったために、パーティションで覆われた限られた空間の中、3月24日~27日深夜から早朝にかけ、計18時間というごく限られた時間で制作は行われた。高さ4.5m、幅6m以上ある壁に、フリーハンドで大胆に描いていくアーティスト・香取さん。躍動感たっぷりのその様子と香港の街がまるで一体化するように、映像は展開していく。■作品名は自身の広東語の愛称「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」香取さんは、映画の撮影で訪れた20年前より、香港では広東語で「大口仔(大きなお口の男の子)」という愛称で親しまれてきた。今回は20年後に、“龍になって香港に戻ってきた”という意味を込めてこの絵を描いたという。香港をイメージしてモチーフに選んだ龍は、風水上、パワーがある、運気があがるものとして知られており、作品には龍のほか、香港の夜景や東京タワーをはじめとした多様なモチーフが大胆かつ細やかに表現されている。作品そのものがSNS映えをするだけではなく、作品の前で撮影した写真をSNSでシェアして多くの方に作品を知って欲しいという願いから、「#香港慎吾アート」「#hkshingoart」の2つのハッシュタグもモチーフとして描かれている。■オールド・タウン・セントラル(OTC)とは?香港政府観光局では、香港島中環から上環(ションワン)を中心とした、東洋と西洋、レトロとモダンの文化が交わる一帯を「オールド・タウン・セントラル」(OTC)とし、街歩きの楽しみ方を紹介している。ここには英国統治時代に造られた路地や建物が多く残されているだけではなく、近年は、壁に描かれたストリート・アートがSNS映えのスポットとして世界の旅行者やインスタグラマーからの人気を集めている。(text:cinemacafe.net)
2018年04月26日ロンドンでは、ほとんどの美術館・博物館が無料で公開されている…というお話は前回させていただきましたが、ひとくちに美術館と言っても絵画、オブジェ、歴史などジャンルは様々ですよね。今回はわたしの大好きな、ちょっと面白い美術館を紹介します。それが『Tate Modern』という近代美術を扱っている美術館です。ここはなんと以前発電所だった建物を、美術館として公開しています。 わたしはここでパフォーマンス・アートを見るのが大好きです。パフォーマンス・アートとは、アーティスト自身がその場でアートを作り上げる、もしくはアーティスト自身が作品になる芸術を指します。今回私が見たパフォーマンス・アートは’10days 6 night’という作品。これは Joan Jonasというアメリカ出身の映像を使ったパフォーマンス・アートの先駆者を題材にした作品です。残念ながらパフォーマンスの撮影はできなかったのですが、この空間がとても神秘的で、思わず長居しちゃいました。 私もピアニストとして、アーティストの人とコラボレーションすることは多々あります。以前、コンテンポラリーダンサーの方と体と音楽を使って壁に絵を描いていくというちょっと変わったコラボレーションをしたことがあります。 なんだか見ているだけで難しそうですよね(笑) これはパソコンを使って体の動きをトラッキングするというとっても難しい作品でした。でも、ただ普通にクラシック音楽を聞くよりも、目でも感じられるパフォーマンスっていいですよね。 パーフォーマンス・アートの可能性は無限大だと思います。あの有名な日本の芸術家草間彌生さんのように、キャンパスの上で絵画として表現するものも、パフォーマンス・アートのひとつの形です。 パフォーマンス・アートには見る観客を魅了するなにかがあると私は信じています。その瞬間、その場所でしか生まれない芸術。なんか素敵じゃないですか? 京花Instagram::
2018年04月08日「エロい」女性でありたい。それはいやらしい意味ではなく、いつまでも色気を失わない艶っぽい女性でありたい、という意味で。しかしながらエロスを学ぶというのはなかなかどうして難しいものです。まず誰に聞いたらいいかわからないですし、「エロくなりたい!」と公言するのもビッチと勘違いされるリスクもあります。であれば、アートについて勉強してみるのもいいかもしれません。■アートの歴史はエロスの歴史アートって聞くとなんだか敷居の高いものに感じるかもしれません。アートが身近に感じない人にとっては手の出しにくい分野でもあります。ただ興味深いのは、アートの歴史を辿ってみると、アートはどの国のどの年代であっても、少なからず「エロスの追求」の側面が存在しているという点です。例えば、バレエ。バレエってそれこそ高尚で文化人の芸術って感じがしますが、バレリーナはかつて「娼婦のやる仕事」だったのです。バレリーナの絵画といえば、エドガー・ドガの「舞台の踊り子」が有名です。踊り子の裏に立っている黒い男性。彼の正体はパトロンであり、舞台袖で踊り子を値踏みしているのです。一見すると華やかで美しい女性が踊っている絵画に見えますが、少し視点をずらすとそんな実態が浮き彫りになります。アートの世界では「エロスを直接的に表現する」と角が立つので、わかる人にだけ向けてこっそり忍ばせる、という方法がよく取られます。エロスを全面に出すことは宗教的にも政治的にもタブーとされている時代で、それでもいかにしてエロスを表現できるのか、そこにチャレンジしたアーティストがたくさんいますし、その「公には全面には出せないけど、実は全面に押し出したい」パワーこそがエロスの源だったりするのです。■音楽や映画にも隠れエロス作品はたくさんあるもう少し身近な例をあげると音楽、特にR&Bなどのクラブミュージックにはエロスを勉強するヒントがたくさん詰まっています。僕の好きなアーティストにNE-YOというアーティストがいますが、彼の曲の中には「SEX」だの「SEXY」だのの単語が頻繁に出てきます。その歌詞から彼がどんな世界を表現しようとしたのか、そんなところから、海外のアーティストが思うエロスについて勉強してみようと思ったことがあります。(ちなみにマルーン5も結構歌詞がエロいです)他には、日本の映画の中に「日活ロマンポルノ」というジャンルがあります。日本においては珍しい分野で、「エロさ全開!」といった感じでいろんな監督があの手この手をつかて、エロスとはなんぞやを追求しています。今の20代にとってはいささか古い(とはいえ僕も20代ですが)感じがすると思うのですが、その中での女優さんの演技が本当にエロいので、教科書的にみるという意味ではかなりおすすめです。■エロを学ぶことは恥ずかしいことではない性的な分野に興味を持つことは恥ずかしいことではありません。それだけエロスのもつパワーというのは強いものです。ただ下品になっては意味がないですし、ビッチになる必要もありません。(本当のエロさには上品さが必要です)個人的には、アートから学ぶのがもっともその欲求を満たしてくれ、かつ世間的にもそんなに変な目で見られないのでお勧めです。結果、自然と教養も身についてくるので、一石二鳥なんです。ハウコレ読者のみなさまもぜひ、アートに触れてみてくださいね。きっと新しい世界が見えてくるはずですよ。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月31日ギンザ シックス(GINZA SIX)5階のアートギャラリー、アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)では「草間彌生と世界の現代アート作家展」を2月1日から14日まで開催する。アンディ・ウォーホル, Andy WarholCommittee 2000 1982年シルクスクリーン、額 76.35 x 50.95 cm戦後美術史に大きな足跡を残し続け、日本を代表する前衛現代アート作家となった草間彌生の作品を中心に、同時代からそれ以降に活躍した世界の著名な現代アート作家の作品を集め紹介。アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やデビッド・ホックニー(David Hockney)など、60年代に全盛期を迎えたポップアートや、それ以降ポップアートの影響を受け現れたミニマルアート、80〜90年代に活躍したジェフ・クーンズ(Jeff Koons)やジュリアン・オピー(Julian Opie)など様々な現代アートを展示する。【イベント情報】草間彌生と世界の現代アート作家展会期:2月1日〜2月14日会場:ギンザ シックス 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー
2018年02月02日「最近、若い女の子の間でストリップ鑑賞が流行っています。私は15年間近くストリップダンサーとして活動していますが、ここ数年で女性客が倍増しました。しかもカップルだけでなく、女性同士で来られるお客様が増えているんですよ」(都内在住のストリップダンサー) その人気は芸能界にも及んでいる。最近では女優の高畑充希(25)が女性誌『GINGER』のインタビューで、パリのストリップキャバレー『CRAZY HORSE』に訪れたことを明かしたばかり。そこで高畑は、日本ではなかなか目にすることのできない芸術的な演出と、カップルや女性同士で楽しむ雰囲気に圧倒されたと語っていた。 しかし、なぜ今ストリップが若い女性に人気なのか? 「昔のストリップショーは男性目線で作られていた部分が大きいと思うんですが、現在は女性客のみでも入りやすい雰囲気に変わっています。初めてストリップクラブに来る前はエッチな男性客が鼻の下を伸ばしてるようなイメージがあったんですが、実際は全然違いました。むしろ、男性客のほうが少ないときもあります。ショー中は、女性客の黄色い歓声が響き渡っていますよ(笑)。タカラジェンヌに憧れるような感覚というのでしょうか」(ストリップ鑑賞が趣味だという20代女性) その変化の理由を、前出のストリップダンサーがこう分析する。 「ストリップが女性に親しまれるように変わった理由は、大きく分けて2つあると思います。まず1つは需要の変化ですね。日本では10年にクリスティーナ・アギレラ主演の映画『BURLESQUE』が公開され、大旋風を巻き起こしました。正確にいうとストリップとバーレスクは違いますが、この映画のおかげでセクシーなダンスに対する偏見が薄まりました。バーレスクなどのセクシーなダンスを教える教室なども急増し、女性たちにとってバーレスクやストリップが“かっこいい”“イケてる”という憧れの対象に変わっていったと言えるでしょう」 もうひとつの理由とは――? 「ストリップの歴史は長いのですが、ネットが発展するにつれてどんどん廃れていきました。というのも、いまやスマホで簡単に女性の裸が見られてしまう時代です。わざわざストリップに来なくても、より過激なものがより簡単に手に入ります。そこで、男性客を対象としてエロのみで売るというよりも、純粋にショーとして楽しんでくれるお客様を開拓しなければならなくなりました。だから今は、どうしたら女性客に楽しんでもらえるかを重視してショーを作っています」(前出・ストリップダンサー) ストリップ=男性のためのもの、という感覚はもう時代遅れかも。
2017年12月12日不思議な空間が特徴の「養老天命反転地」を始めとする個性的なスポットが点在する養老公園(岐阜県)を舞台に、ピクニック感覚でアートを楽しむ「養老アート・ピクニック」が11月18日と19日の2日間にわたり開催される。総合ディレクションを担当するのは、音楽や映像作品、近年は自転車等の移動体をテーマに活動しているメディア作家であり、岐阜県が世界に誇る情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の教授でもある赤松正行。赤松は本イベントについて「舞台はなだらかな芝生の広場。いくつものテントが並び、賑やかな催しが繰り広げられます。無心に体を動かして汗を流すこともあれば、楽しい驚きに目を見張ることもあるでしょう。色鮮やかな紅葉を渡る秋風に吹かれながら、過去と現在を繋ぎ、生命と健康を繋いで未来を垣間見ます」とコメント。会場では、赤松正行による空中をゆっくりと昇り降りする巨大な目玉型のバルーン作品「空の目」や、携帯端末をかざすと目の前の絵画や彫刻が動き出すAR(拡張 現実感)技術による展覧会「ARアート・ピクニック」など、多様なジャンルのアーティストが体験型のアートプロジェクトを展開。養老のシンボルである“ひょうたん”をモチーフに、竹と和紙を使って大型行灯をつくり、それに本物のひょうたんを使って装飾を施す「ひょうたん・アートプロジェクト」、自然物や様々な素材を使って子どもたちが自由に表現できる空間づくりに挑戦する「森の子どものアートなひろば」など、アート好きはもちろん親子連れからシニアまで幅広い世代が、ピクニックをするような感覚で、気軽にアートに触れられる。18日の17時から21時には、一夜限りのライトアップされた会場で参加アーティスト(赤松正行/日比野克彦/クワクボリョウタ/安田綾香+Cameron Allan Mckean & Daphne Mohajer va Pesaran/Astrid Klein他)がパフォーマンスやトークで交流する「養老アート・ナイト」も行われる。また、養老公園 不動橋~養老の滝では、11月11日・12日・18日・19日・23日・25日・26日の17時から21時まで(最終入場20時半)「養老の滝 ひょうたん イルミネーション」も同時開催中。【イベント情報】養老アート・ピクニック会期:11月18日~11月19日会場:養老公園一帯(芝生広場、養老天命反転地)住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2時間:18日 10:00〜21:00/19日 10:00〜16:30料金:無料(養老天命反転地への入場は有料)
2017年10月31日お店のコンセプトは「現代美術コレクターの自宅」「SUNDAY CAFE ART RESTAURANT(サンデーカフェアートレストラン)」は、東京・三軒茶屋にあるカフェレストランです。店舗づくりのコンセプトは、「現代美術コレクターの自宅」。店内は、リビングや書斎などの部屋に見立ててエリア分けがされており、それぞれにアート作品が飾られています。お店の外には、テラス席も。モノトーンのおしゃれな外観にセンス良く緑が配置されており、のんびり食事を楽しみたくなるような居心地の良い空間です。塩味と甘味が絶妙にマッチした「赤豚のグリル」お店イチオシのメニューは、自社養蜂ハチミツを使った「赤豚のグリル」です。赤豚はみずみずしいやわらかな身が特徴。香ばしく焼き上げた赤豚の塩気を、ハチミツやイチジクの甘味が引き立てます。ソースのアクセントとなるゴルゴンゾーラチーズは、ハチミツとの相性もバツグン。コク深い味わいとなります。しっかり食べたい日にもピッタリのメニューです。こだわり野菜を堪能するなら「鎌倉野菜のロースト」この店ならではのの良さを味わいたいのなら、「鎌倉野菜のロースト」は押さえておきたい一品です。こちらのカフェは、厳選した有機野菜が自慢。使用している鎌倉野菜は、朝市で直接仕入れをしています。野菜それぞれが持つ素材の味を存分に楽しめるひと皿。色とりどりの野菜が美しく盛られ、思わずカメラを向けてしまうようなフォトジェニックな一品です。地域密着型のカフェレストランを目指すお店の思いお店の料理には、鎌倉野菜だけでなく葉山の農家から直送される有機野菜など、こだわりの素材がふんだんに使われています。そこに込められているのは、地域客を気づかうお店の思いやりです。「SUNDAY CAFE ART RESTAURANT」は、東急田園都市線「三軒茶屋駅」と「池尻大橋駅」の間にあります。どちらの駅からも、徒歩で12分程度です。アートギャラリーさながらのおしゃれな空間で、日曜日のようなゆっくりと流れる時間を楽しみませんか。スポット情報スポット名:SUNDAY CAFE ART RESTAURANT住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F電話番号:03-6413-8055
2017年10月18日爽やかな秋風は芸術の香りも街に運んできました。駅の壁は展覧会を知らせるポスターだらけ。あちこちの美術館やギャラリーでは魅力的な展覧会が開催されています。何を観ようか目移りしている方へ、ちょっと面白い展覧会「第61回CWAJ現代版画展」をご紹介します。■意外と知らない版画の世界版画というと、浮世絵がまっさきに頭に浮かぶかもしれません。あれは板目木版。基本的な技法は、小学生の頃、図工の時間に彫刻刀でベニヤ板を削って作った、あれと同じです。木の板に彫って作る木版は、版画の数ある技法のひとつにすぎません。ひと口に版画と言ってもその制作方法は想像以上に複雑です。たとえば、下絵を描刻する版の素材もさまざま。*これは木版画(woodcut)*これも木版画(woodblock)*これは銅版画(etching)*これも銅版画(etching & acuatint)*これはペーパーブロック(paperblock)厚紙など紙の版を使用しています。*これはリノカット(linocut)板にリノリウムという樹脂板を使用。版画は版面下に限定番号が書かれているものがほとんどです。たとえば、上の作品の場合、左端の1/ 40の表記は、同じ版で40枚の作品が制作されていて、うち1番最初に刷られたのがこの作品ということ。コレクターのなかには、1枚目に刷った版画作品だけを集めるというマニアもいるくらいです。この数字、今後注目してみると面白いかも。*これはコラグラフ(collagraph)さまざまな素材の平版に、各種素材を貼りつけたり、下地剤を塗ったりして凸凹を作って刷ります。フランス語の「コラージュ」に由来。こんなふうに板の種類だけでもいろいろ。そこに、彫りの技法や彩色、紙質、刷り方の特徴が複雑に組み合わさるのですから、版画はとてつもなく繊細で、可能性に満ちたアートなのです。あれ、話が本題からそれてしまった……。■CWAJ版画展のお話CWAJ現代版画展とは、ボランティア団体「CWAJ(College Women Association in Japan)」が開催する版画展で、今年で第61回目を迎えました。第1回は戦後まもなくの1956年ですから、この版画展の歴史はとてつもなく長いのです。会場に展示される版画は、ほぼすべて、異なる版画家の手で制作されています。篠田桃紅、横尾忠則、野老朝雄といった日本を代表する著名作家から、公募で選ばれた新進気鋭の作家まで、日本の版画界を牽引する200名近い版画家たちの多種多彩な作品が、代官山ヒルサイドフォーラムに勢揃い。会期中、入場は無料で、しかも、すべての版画が購入可能というのは嬉しいところ。技法に注目するのもよし。テーマを探すのもよし。色彩で選ぶのもよし。限定番号に着目するのも面白い。自分の部屋に飾るならどれがいいかなあ、なんて考えながら観てまわるのも楽しそうです。この版画展の運営はすべてボランティアの手で行われ、版画の純益はCWAJの教育、奨学プロジェクトや福島支援プロジェクトの資金に充てられるとか。素敵な取り組みです。気に入った作品を自分のものにできて、それが支援につながるなんて、ちょっと良い気分!開催は10月25日〜29日まで。芸術の秋、おしゃれな街、代官山に足を延ばし、部屋に飾るとっておきの版画を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?ちなみに、これは我が家のとっておきの1点。リトグラフ(lithograph)という技法が使われています。「リト」はギリシャ語で「石」の意味。かつては石灰石の版を使っていたからその名がついたとか。う~ん、版画ってやっぱり奥が深い……※記事中の画像はすべてCWAJの許可を取ってお借りしています。
2017年10月18日「アートフェア東京2018」が、2018年3月9日(金)から11日(日)まで、東京国際フォーラムにて開催される。日本最大級の国際的アートフェア「アートフェア東京」は、日本のアート市場とアートシーンを国内外に発信する日本最大級の国際的なアートフェア。昨年は57,800人の来場者を誇る大規模なイベントとなっており、今回で13回目の開催となる。会場には、数々のギャラリーが作品を出展し、気に入った作品は購入可能だ。古美術、工芸から日本画、現代アートまで作家の層も幅広く作品が集結する。歴史に紐づいた日本のアートの発信だけでなく、“今”の日本のアート状況を伝える企画展示や関連イベントも開催する。古美術から気鋭のアーティスト作品まで、過去最多の出展者数アートフェア東京の特徴である、古美術、工芸、日本画、近代美術、現代アートまで様々なジャンルの作品が集まる「ギャラリーズ」と、気鋭の作家の個展で展開する「プロジェクツ」を合わせ、全164軒の出展が決定。前年より拡大したブース展示の「ギャラリーズ」では各ジャンルの作品が国内外から集結し、これまで以上に見応えのある展示になっている。「ギャラリーズ」「ギャラリーズ」の過去最多となる153軒の出展では、中国の繭山龍泉堂による南宋の青磁や、宝満堂の薩摩焼などの古美術から、日動画廊が出品する藤島武二の洋画などの近代美術まで、年代を超えた名作が勢揃い。また、現代アートを代表する海外アーティスト、ロナルド・ヴェンチェラ(Ronald Ventura)、インヴェイダー(Invader)らの個展も行われる。「プロジェクツ」「プロジェクツ」は入場無料のロビーギャラリーで展開。1ギャラリーにつき、1アーティストの個展形式で、ペインティングから写真、現代根付、インスタレーションまで、若手アーティストを中心とした11名の作品を展示販売する。初開催「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」「アートフェア東京 2018」では国際的な文化交流の場を目指し、9ヶ国の駐日大使が推薦する、グローバルな活躍が期待される次世代のアーティストの国際展「World Art Tokyo-パンゲア・テクトニクス-」を初開催する。テーマは「パンゲア・テクトニクス-地殻変動するアート⇄ものがたりの分岐点-」。東京藝術大学大学院の学生がキュレーターを担い、9ヶ国のアーティストが生み出す新しい「ものがたり」によって、地球上の広大な地域の際や共通点を浮かび上がらせる。学生作品を展示「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」「Future Artists Tokyo -スイッチルーム-」は、日本を代表する芸術系大学の学生キュレーター6名がチームとなって12名の学生作品を選定、展示制作を行う展覧会。学生ならではの新しいアイデアから生み出される、多様で独創的な作品が展示される。ホテルでのアートフェアも「アートフェア東京」に連動して、汐留のパークホテル東京にて同期間、「ART in PARK HOTEL TOKYO 2018」が開催される。大阪で15年続く現代美術のアートフェア「ART OSAKA」が企画する本イベントでは、東京16軒、東京以外24軒、台湾1軒、韓国1軒の総勢42ギャラリーが出展し、ホテルの客室をギャラリーに仕立てて作品を展示・販売する。絵画・彫刻・版画・写真から、空間全体を使ったインスタレーションまで幅広いジャンルを展示。東京では見る機会が少ない作家や作品を見ることができる。ホテルの客室を利用することで、自宅でのアートコレクションをイメージしやすく、親近感を持って作品を見ることができるのも魅力の一つだ。また、フェア会場であるホテル26階、27階からは、東側に浜離宮恩賜公園、西側に東京タワーを臨むことができる。東京ガールズコレクションとのコラボレーションを実施イベントでは、「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」とのコラボレーションが決定。東京アート&ライフメディア『アートマーケット トウキョウ(Art Market Tokyo)』が、「アートフェア東京」や「東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」の会場内、都内のギャラリー、美術館で配布される。『アートマーケット トウキョウ』内では、人気ファッションモデルを代表してラブリが東京の街の中にあるアートを巡り、アートとファッションの領域を超えて多様化するライフスタイルや価値観を発信する。【詳細】アートフェア東京2018開催日程:2018年3月9日(金)~3月11日(日)※3月8日(木)は招待制 ※最終入場は各日終了30分前会場:東京国際フォーラム・ホールE及びロビーギャラリー住所:東京都千代田区丸の内3-5-1入場料:前売券/1DAYパスポート引換券 3,000円(税込)当日券/1DAYパスポート 3,500円(税込)出展数:164軒(国内146軒、海外18軒)参加都市:国内15都市、海外14都市※3月8日(木)は招待制。※チケットの価格は予定価格。※小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料。■ART in PARK HOTEL TOKYO 2018詳細日時:2018年3月9日(金)~3月11日(日) 11:00~20:00※3月8日(木)は招待制。※最終日のみ17:00まで ※入場はフェア終了1時間前まで場所:パークホテル東京 26階、27階(2フロア貸切)住所:東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワーTEL:06-7506-9338(事務局)入場料:1,500円※チケットは25階フェア受付にて販売【アートフェア東京 2018 問い合わせ先】一般社団法人 アート東京東京都港区麻布台 1-9-12 飯倉台ビル4階TEL:03-5797-7912【ART in PARK HOTEL TOKYO 2018 問い合わせ先】ART OSAKA 事務局大阪市中央区上本町西4-1-68TEL:06-7506-9338
2017年08月25日六本木の街を舞台にしたアートイベント「六本木アートナイト 2017」が、2017年9月30日(土)~10月1日(日)の2日間にわたって開催されます。今回は、「未来ノマツリ」をテーマに、メインプログラム・アーティストには写真家の蜷川実花を起用。さらに「東南アジア・プロジェクト」もスタート。国内外で活躍する気鋭のアーティストが集結する一夜限りのアートの饗宴を、体感してみてはいかがでしょうか。一夜限りのアートの祭典!「六本木アートナイト」が今年も開催「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの祭典です。生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に、2009年からスタート。例年、六本木の様々な商業施設や文化施設に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様な作品が登場し、コアタイムとなる日没から夜明けまでの時間帯にも、街を回遊する人の波が絶えることがないほどの人気ぶり。初開催以来発展を続ける、東京を代表するアートイベントに、今年も期待が高まっています。今年のテーマは「未来ノマツリ」!夜通しアートに包まれる「六本木アートナイト」の今回のテーマは「未来ノマツリ」。メインプログラム・アーティストには、写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花を起用し、美しく妖艶な世界観を創出します。また、今回は初の試みとして、東南アジアにゆかりのある日本人アーティストや、現代アートに沸く東南アジアより注目アーティストを招き、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクト「東南アジア・プロジェクト」も開催されます!さらに、東南アジアのアーティストが“祭”をテーマに地域のコミュニティメンバーと協働して作品を制作、「六本木アートナイト」本番で作品を発表する予定です。アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが集まり、新しくクリエイティブな「未来ノマツリ」が展開されます。●メインプログラム・アーティストは、写真家・映画監督の蜷川実花「六本木アートナイト」では、今回のテーマである「未来ノマツリ」に共鳴した複数のインスタレーションを計画中。メインプログラムには、蜷川実花氏の真骨頂である強烈かつ独特の色彩感と、モチーフが存分に展開される予定です。縦横無尽の活動で圧倒的な人気を誇る蜷川実花氏。いまやその人気は海外にも拡大し、特にアジアの国々では多くのファンを獲得しています。写真集や、雑誌などのメディアでの露出はもちろんですが、台湾、香港、マレーシアなどでは、展覧会も開催され多数の観客を集めています。そんな蜷川実花氏が手掛ける作品が、今回の六本木アートナイトにおける蜷川作品以外のもうひとつの軸である「アジア」をテーマとする作品群と相まって、六本木の街の風景が劇的に変わります。●「東南アジア・プロジェクト」が初稼働!「六本木アートナイト 2017」の注目プログラムの1つ「東南アジア・プロジェクト」。東南アジアのアーティストや東南アジアにゆかりのある日本人アーティストを招聘し、様々な人々と協働しながら作品を制作・発表するプロジェクトが、今年初稼働します。東南アジアで活躍するアーティストが、六本木の街や人々と関わりながら、アート作品作りを通して六本木の街を盛り上げます。「未来ノマツリ」をテーマに、地域のコミュニティメンバーとアーティストが、協力し創り出すアート作品に注目してください。●「東南アジア・プロジェクト」の参加アーティスト、作品ナウィン・ラワンチャイクン《六本木物語》タイのアーティストのナウィン・ラワンチャイクンが六本木を舞台にした映画や絵画、ダンスなどを制作。六本木の人達が登場しながら、この街の様々な表情と魅力が映し出されます。ネオ・アンゴノ・アーティスト・コレクティブ 《巨人と歩く:彼らは私たちと同じ(六本木ヒガンテスプロジェクト)》巨人祭で有名なフィリピン・アンゴノのアーティスト集団が、六本木を舞台に、アートナイトでしか見ることができない巨人祭手掛けます。国立奥多摩美術館《国立奥多摩美術館 24時間人間時計 〜アジア編〜》2012年に東京都青梅市に発足したアーティスト・コレクティブ「国立奥多摩美術館」が登場。メンバーの多くは、東南アジアで作品発表の経験があります。今回は、アジアをテーマに人が時計の針となる「24時間人間時計」に挑戦します。イベント詳細名称:六本木アートナイト 2017開催日:2017年9月30日(土)、10月1日(日)<コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)公式サイト:
2017年07月22日「花火鑑賞士の資格を持っていても、権威や特典があるわけではありません。だから『そんな資格、意味がない』なんていう人もいますが、花火大会の面白さや素晴らしさを正しく伝える伝道師となり、さらに、楽しく鑑賞するための技術の向上を図る、という大事な目的があるのです」 こう語るのは、「花火鑑賞士」認定試験を行う「NPO法人大曲花火倶楽部」の最上谷友宏さん。毎年10月に行われる認定試験は、これまで14回実施され、約1,100人の花火観賞士を輩出している。次の質問は、秋田県大仙市で行われている「花火鑑定士」認定試験の問題の一例だ。 【Q1】「第90回全国花火競技大会で内閣総理大臣賞を受賞した業者は何県の何という花火業者でしょう」 【Q2】「新潟県には海・山・川の三大花火がありますが、海の花火の正式名称を答えよ」 【Q3】「花火の原料となる黒色火薬を3つ答えよ」 「資格者は『集いの会』やセミナーに参加することができます。資格を持っている人のなかには、花火を見ただけで花火師の名前がわかる人や、好きな花火師の追っかけをして、全国をまわっている人も。花火鑑賞士は、花火を愛していることの証しなのです」(最上谷さん) ドーン、パラパラパラと夜空に響く音を聞いただけで、胸が高鳴ってしまうのは、いくつになっても変わらない。そんな、日本人の心をとらえて離さない花火のさらにツウを目指すなら、「花火鑑賞士」認定試験を受けてみてはいかが? ちなみに、問題の答えはーー? 【A1】「茨城県の野村花火工業株式会社」 【A2】「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」 【A3】「硫黄・木炭・硝石」
2017年07月19日東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル40階に位置するバー「ベロビスト」で、「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の予約がスタートしました!料理とお酒を楽しみながら花火を見られる、スペシャルなプランですよ。神宮外苑花火大会は8月20日(日)開催。プランの詳細をチェックしましょう。「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の魅力●最高のロケーションで優雅に花火鑑賞「ベロビスト」はホテル最上階、40階に位置するバーです。プランでは花火がよく見える“特等席”が用意され、ゆっくり花火を鑑賞できます。下から見上げるのではなく高層階から眺める花火は、まるで街の中に浮かんでいるよう。夜景と花火のコントラストを楽しめるのは、都会の花火大会ならではです。神宮外苑花火大会に行ったことがある人も、いつもとは違う見え方が新鮮に感じられるはず。12,000発の花火に酔いしれましょう。●スペシャルコース料理付きプランは1名13,000円。スペシャルコースの料理とサービス料、消費税、テーブルチャージを含みます。コースはアミューズにはじまり、オードブル、メイン、デザートと充実の内容。魚料理と肉料理のダブルメインだから、食べごたえ十分ですよ。ホテルの味を堪能できるのも、プランの魅力です。さらにバーだけあって、シャンパンやワイン、カクテル、地ビールなどお酒のラインナップが豊富。「ベロビスト」のバーテンダーやソムリエが、おすすめのシャンパンやカクテルを提案してくれます。料理や気分に合わせたお酒をリクエストするのもいいですね。●予約は電話で「神宮外苑花火大会鑑賞プラン」の予約は、7月1日(土)からすでに受付がはじまっています。予約は電話のみ。売り切れ必至のプランなので、早めのお申込みがおすすめです。もし花火大会が中止になった場合のキャンセル料は無料。荒天で8月21日(月)に順延の場合、席が空いていれば同料金で変更可能です。※予約:03-3476-3398(ベロビスト直通)今年の神宮外苑花火大会は、ちょっと贅沢に鑑賞しましょう。花火デートにもぴったりです。開催概要「ベロビスト 神宮外苑花火大会鑑賞プラン」実施日:2017年8月20日(日)※要予約・席数限定※荒天時は花火大会の開催に合わせて、翌日8月21日(月)に順延。場所:タワーズバー「ベロビスト」(東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル40F)時間:18:00~19:00の間に入店※花火打ち上げ予定時間19:30~20:30料金:1名13,000円(サービス料、消費税・テーブルチャージ料込み)TEL:03-3476-3398(ベロビスト直通)URL:
2017年07月04日