青山のオシャレセレクトショップ『BLOOM&BRANCH』がイギリスのニットブランド『Corgi』とコラボ!『Corgi (コーギ)』はサウスウェールズで1892年に創業したロイヤル・ワラントを持つ英国を代表する老舗ニットブランド。元々は良質なソックスの製造・販売をし、1960年からハンドフレーム製法のニットウェアを展開。コンピューターに制御されたマシンではなく、熟練の職人による昔ながらの製法は、1点1点目の詰まり方やサイズ感など職人の感覚により個々の仕上がりが異なり、その独特で温かみのある風合いは正解中のファンを魅了!AOYOMA ・TOKYO・WEB SHOPの3店舗にて発売中です! 『PUNK YARN KNIT』(Womens) 価格 / 40,000円 (税別) カラー / Purple、Prange、Bronze、Brown サイズ / Free ふんわりとした風合いと軽量さが魅力の毛足が長いウール生地、パンクヤーン。メンズのライン入りパンクヤーンニットをベースに、ショルダーポイントはそのままに着丈・袖丈・リブの長さなどパターン調整を加え、別注制作をリクエストしました。丸みを持ちながらも、メンズのニットを着ているような雰囲気に仕上げている自信作。カラー展開は、女性らしい明るさと温かみをもつパープル、オレンジ、ブロンズ、ベージュの4色展開。暗くなりがちな秋冬のワードローブに存在感のあるニットとして大活躍。シンプルなのにさらっと着るだけで今っぽい着こなしになるから、きれいなスラックス、スカートスタイルに遊びを添えてくれます。 『MOHAIR SOCKS』(Womens) 価格 / 4,800円 (税別) カラー / Burnt Orange、Brown、Port、Cream、Silver サイズ / Free 元々靴下製造からスタートした『Corgi (コーギ)』。今回のコラボ商品は毛足の長さによるフワフワ感がたまらないMOHAIR SOCKS。オシャレは足元からといいますが、最近は靴だけではなくソックスにも注目が。カラーはコーディネートしやすい展開になっていて、女性バイヤーならではの優しい心遣いが感じられます。冬の足もとの演出として、靴からチラッとモヘアの柔らかな毛足、その日のコーディネートがばっちり決まります。 《BLOOM&BRANCH SHOP INFORMATION》AOYAMA〒107-0062 東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101 / TEL:03-6892-2014 / 営業時間:11時〜20時TOKYO〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan新宿 4F / TEL:03-5379-2016 / 営業時間:11時〜21時30分BLOOM&BRANCH WEB SHOP
2018年11月12日名優マイケル・ケインがプレゼンターを務める、彼が生きた激動の1960年代イギリスを舞台にしたドキュメンタリー映画『マイ・ジェネレーションロンドンをぶっとばせ!』から、ポスタービジュアルと予告編が到着した。『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞を受賞、『グランド・イリュージョン』シリーズ、『インターステラー』『キングスマン』など数多くの人気作品に出演、85歳となったいまでも第一線で活躍し続ける英国の大スターマイケル・ケイン。マイケルがプロデューサーとプレゼンターを担い、デイヴィッド・バッティが監督を務めた本作。バッティ監督は、1600時間を超える映像素材を集め、ケインと時代のキーパーソンたちに6年がかりで50以上のインタビュー撮影を敢行。それらの映像をコラージュし、若き日の姿に現在の声をかぶせるという大胆な手法をとった。今回到着した予告編では、「以前のロンドンは退屈」と、マイケルが語り始めスタート。「ザ・フー」の楽曲「マイ・ジェネレーション」と共に、当時のロンドンの様子、カルチャーアイコンとなったモデルのツィギー、ミニスカートの発案者メアリ―・クヮント、「ローリング・ストーンズ」、「ビートルズ」といった時代を突き破った才能たちの秘蔵映像が盛り込まれ、目まぐるしく場面が変わる。そして、「僕らの時代サイコーですよ」「案内しましょう」という言葉で映像が締めくくられる。また併せて、「VOGUE」誌で活躍したカリスマ写真家のデイヴィッド・ベイリーが撮ったマイケルの写真を使用したポスタービジュアルも到着した。『マイ・ジェネレーションロンドンをぶっとばせ!』は2019年1月5日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年11月07日長傘¥29,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)素敵な紳士傘を見つけると、不思議とイギリス製だったりしませんか?それは、雨の多いロンドンの気候と、「英国紳士」が素敵なモノを持つことを大切にしてきた歴史があるから。老舗と呼ばれる傘専門店も、今もなお愛されています。 そんな中、2014年に突如として現れたのが、『LOCKWOOS(ロックウッド)』というアンブレラブランド。新鋭ながら、そのデザインはとてもクラシカル。それもそのはず、ブランドをスタートさせたのは、1830年創業の老舗傘店で修行を重ねた2人。すべてハンドメイドで作られるので、同じデザインでもまったく同じものにはなりません。つまり、世界にひとつの傘が自分のものになるのです。また、昔ながらの技術で作られる傘は、繊細さと気品が漂っているのに、とってもタフというギャップがまたいい。ケアをしながら使うことで、ずっと愛することができる逸品なのです。 古典的なデザインを、美しく持つ。長傘¥29,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)こちらは、英国の伝統的なデザインで作られた長傘。とにかくスリムなラインがとてもエレガント。紳士傘ではありますが、女性が持ってもサマになります。この傘を持つと、何度も驚くことに。最初は、閉じたときの凜とした佇まい。次にハンドルを手にしたときのしっかりと手に馴染む感覚、傘を広げるときのなめらかさ、広げた後のシルエット。使うたびに、いいモノを持つ楽しみを感じられるのです。 耐久性のある8本の骨と、しっかりと水を弾いてくれる軽量の生地、個性的な留め具や上質なバンブーで作られたハンドルと、その素材にはこだわりがたっぷりと詰まっていて、ものづくりへのプライドをひしひしと感じられます。 折りたたみ傘にも、英国紳士の気品を。折りたたみ傘¥19,000/LOCKWOOD(グラストンベリーショールーム)荷物は少ない方がいいという人には、折りたたみ傘をどうぞ。プッシュボタンでさっと開けるので、突然の雨にも慌てる心配はなし。閉じる時は手動ですが、スムーズに閉じれます。長傘同様のバンブー素材のハンドルは、握ったときの感触もなめらかで、太さもちょうどよく長時間持っても疲れません。専用の袋があるので、持ち運びも安心です。もちろんタフさは共通しているので、どこか心もとないイメージだった折りたたみ傘の印象がガラリと変わるはず。 バッグやアクセサリーと同じように、時代を超えて愛したいと思える傘を、『LOCKWOOD』で探してみて。 グラストンベリーショールーム03-6231-0213 photograph:kimyongduckstyling:Mari Nagasakatext:Kisae Nomura
2018年11月05日1994年にイギリス・ロンドンで誕生して以来、香りをテーマにライフスタイルを提案し続けているフレグランスメゾン、『JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)』。ナチュラルで上品な香りと洗練されたパッケージでペルル世代の大人女子にも大人気です。そんなジョー マローン ロンドンは日本に上陸して10周年。アニバーサリーイヤーをお祝いするスペシャルイベントが伊勢丹新宿店1階のポップアップスペースにて開催されました! ロンドンに迷い込んだ気分になれる、キャッチーなディスプレイ ロンドン本社タウンハウスを再現したオブジェを中心に、イングリッシュガーデンやロンドンタクシーなど、ロンドンガール気分でジョー マローン ロンドンの世界観を満喫できます。そんな世界には一歩足を踏み入れると、とってもHAPPYな香りに包まれていました!ハッピーオータムの始まりを告げる「ハニーサックル&ダバナ」 30mL ¥8,000+税 100mL ¥16,000+税 2018年9月7日(金)より発売された「ハニーサックル & ダバナ」。「ハニーサックル & ダバナ」の主役となる香りは、英国の田園地方に生い茂るソフトなピーチ色に色付いた小花"ハニーサックル"。和名は“スイカズラ”といい、どこか聞き覚えのあるその花のふんわりと漂う甘い香りは、懐かしさも感じられます。日が暮れると、その匂いは芳しくなり魅力を増すとか……なんだかロマンチック!フルーティーなダバナとウッディなモスを組み合わせがハニーサックルの甘い香りを引き立てて、幸せがあふれ出すような英国らしいフローラルの香りに仕上がっています。また、異なる香りを組み合わせる、フレグランス コンバイニング™を楽しめるのがジョー マローン ロンドンの大きな魅力。単独で楽しむのはもちろん、別のフレグランスとの重ねづけしても。「ハニーサックル & ダバナ」とおすすめのコンビネーションは「グレープフルーツ」と「ウード & ベルガモット」。「グレープフルーツ」と組み合わせるとより爽やかでフレッシュに、「ウード & ベルガモット」と組み合わせると女性らしく少しセクシーな表情も加わります。どちらも全く違った印象になるので、気分やオケージョンに合わせて香りを嗜めるような女性になれると素敵ですよね。 ぜひ、皆様も伊勢丹新宿店にてジョー マローン ロンドンの魅力を体感してくださいね。この他、本館地下1階=化粧品/フレグランスに関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。
2018年09月06日つらいことに直面すると、「どうして自分がこんな目に……」とネガティブに考えてしまいがちですが、その試練には必ず意味があるもの。そこで今回は、ある逆境を独自の方法で乗り越えた夫婦の物語をご紹介します。それは……。奇跡の実話を映画化した『ブレス しあわせの呼吸』!【映画、ときどき私】 vol. 185美しく知的なダイアナは数々の求愛を断り、知り合ったばかりで財産もない “運命の人” ロビンと結婚することを決意する。その後、最高に幸せな日々を送っていたが、出張先のナイロビで突如ロビンが病に襲われてしまう。ポリオウィルスに感染し、首から下が全身マヒとなってしまったロビンは、人工呼吸器なしでは息ができず、2分と生きられない体となる。一度は余命数か月を宣告されるものの、医師の反対を押し切って、ダイアナはある決断をすることに……。本作は、実在のロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナが、いかにして不可能を可能にしたのかという36年にわたる半生を描いた作品ですが、製作を手掛けたのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』などを手がける名プロデューサーにして、彼らの息子であるジョナサン・カヴェンディッシュ(写真・右)。そこで、息子から見た両親の姿やこの作品に込めた思いを教えてもらいました。苦悩を見せずに人生を謳歌することが大事―本当に素晴らしいご両親だと思いますが、どんな困難にもあきらめることなく挑戦し続けたおふたりの生き方を間近でご覧になって、学んだことや影響を受けている部分を教えてください。ジョナサンふたりに育ててもらったことはとても光栄なことだと思います。つらそうなところを表面上は見せていなかったけれど、水面下ではものすごく苦しみがあったということは後になって気がつきました。だから、両親から学んだのは、人は苦労したり苦悩したりするものだけれど、そういうのは見せずに、人生を楽しんで謳歌し、人間関係を大事にしていくということ。そして、それを周りに見せるべきであるということを両親から学ぶことができました。―本作をつくるにあたっては、改めてお父さんのことを振り返ったと思いますが、ロビンさんとの思い出で一番忘れられない出来事を教えてください。ジョナサン父との思い出は数え切れないほどありますが、映画のなかで起るすべてのことは実際にあったことで、僕の記憶をひとつひとつ再現したものなんです。もちろん、情景描写がより映画的になっている部分はありますよ。例えば、スペインの崖っぷちで人工呼吸器が故障して立ち往生してしまうシーン。地元の人たちが集まって、食事をくれたり、ギターを弾いてくれたりということは実際にあったけれど、実はバルセロナの街中にある交差点で起こったことなんです。―とはいえ、とても素敵なシーンのひとつでしたが、当時は大変だったこともあったのではないですか?ジョナサンあのとき僕は10歳だったのですが、母に「このポンプをずっと押し続けるのよ。居眠りしたらお父さんを殺すことになるからね!」と言われたのを覚えています。すごく大変で疲れたけど、楽しかったですね。父が地中海を見たことがないから見たいということでビーチに行ったんですが、僕がアルコールを初めて口にしたのはあのときでした(笑)。―映画の最後には実際のご家族の様子も映し出されていますが、どのような経緯で入れたのでしょうか?ジョナサンエンドクレジットで実際の父の姿が流れますが、これは叔父が撮ったものなんです。映画が完成したあたりでちょうど見つかったので、入れることにしました。海沿いで父を子どもが引っ張っている映像がありますが、あれは僕と僕の子どもと妻、それから母と毎年訪れるビーチで、家族にとって思い出深い場所なんです。ひとりの男性を愛し続けた強さが生んだ奇跡―これだけの境遇を乗り越えてきたお母さんを支えていたものは何だと思いますか?ジョナサン母の支えになったのは、何よりも父を愛していたということ。母は父にゾッコンだったので、最後まで添い遂げて、最後の最後まで愛し続けたというのが源だったと思います。だから、努力が必要というよりも、「愛しているから」ということですね。ちなみに、映画の脚本を書いてくれたウィリアム・ニコルソンが母に「一度でもロビンと別れようと思ったことはあるのか?」という質問をしたとき、母は目を見張って「なんてことを聞くの!」というような顔をして「そんな考えは毛頭なかった」と答えたそうです。あとは、友だちの支えも大きかったと思います。最初こそ父も「死にたい」などと言っていたわけですが、それを克服して退院してからは、楽しい人生を謳歌したと思います。最後はいよいよ苦しくなってきて父がある決断をすることになるのですが、母はそれに対して少し疑念はあったものの、最終的には納得し受け入れたようです。―脚本を作り上げる過程で苦労した点はありましたか?ジョナサンウィリアムは、僕や母、それから周りの人たちの話を聞きながら脚本を書いてくれました。だから、この映画に登場するほとんどのダイアログは僕の記憶から来ているんです。たとえば、母が「ロビンを生かしているのは友だちのためじゃない」と言いますが、これも僕が記憶している母の言葉。ということで、脚本はかなり綿密なリサーチをしたうえで書かれています。愛の力があれば何でもできることを感じて欲しい―逃げることなくすべてに立ち向かう姿が描かれており、ダイアナさん自身が持つ芯の強さとロビンさんに対する愛の強さを感じることができました。ジョナサン当時は戦争もあって、物資の配給も限られていたような時代だったので、「この人と一緒になろう」と一度思ったら添い遂げるという感覚だったのかもしれません。ただ、この映画が訴えかけていることは、愛が成せる力。運よく相手と一緒になることができるのであれば、愛の力で何でもできるんだということだと思います。あとは、ユーモアの感覚もとても大事で、あまり深刻にならずに軽やかに生きていくことが必要だということも訴えているので、そこはみなさんにも感じて欲しいです。―逆境に見舞われている人たちにとっては勇気と感動をもらえる作品なので、日本の観客に向けて伝えたい思いがあれば、メッセージをお願いします!ジョナサン父と母はとてもいいパートナーシップを築き、そこから出てきた喜び、愛、お互いを思いやる心、そして周りを含めた人間関係をエンジョイすることができました。そういうふたりの人生はものすごく豊かなものであったと思います。名を馳せて世に羽ばたいていくことが良いとされているのが現代ですが、そういう人たちに引けを取らないぐらい豊かな人生を歩んでいったふたりだと思うので、そんな両親を誇りに思う気持ちを伝えたいです。それからもうひとつ、みなさんに感じ取って欲しいのは、そういうふうに生きた夫婦がいたんだなということに加えて、「ロビンにこれだけの人生を送ることができたなら、私には何ができるんだろう」と考えるきっかけにして欲しいということ。だから、日本のみなさんも泣くことになるとは思いますが、ぜひこの映画を楽しんで、堪能してもらいたいと思います!笑顔と涙が止まらない!どんな逆境でも、それを改善へと切り開く方法は必ずあるもの。落ち込んでばかりいて過ごす時間も、前向きにとらえて過ごす時間も同じなら、ロビンとダイアナのように笑顔に包まれて生きていきたいと感じるはず。夫婦、親子、友人との間にある愛こそが、どんなときも人生を輝かせてくれる “最良の薬” なのです。勇気をくれる予告編はこちら!作品情報『ブレス しあわせの呼吸』9月7日(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー配給:KADOKAWAⓒ 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
2018年09月05日お盆を過ぎると、朝晩がいつの間にか寝苦しくなっていたり、木陰がぐっと涼しく感じたり、秋の気配を感じる時間が増えてきます。遅めの夏休みに海辺や山の避暑地へ出かけるなら、寒暖差が激しくなる頃にTシャツ一枚ではもう足りなそう。まだ長袖を一日中は着ていたくないけど、肌寒い時にさっと羽織うものがあると便利ですよね。イギリスで100年以上続く、ワークウェアブランド『Yarmo(ヤーモ)』のコットン100%のフーディーコートはそんな季節の移り変わりの時期に活躍してくれる一枚です。 素朴だけど洗練された、オールマイティーなコート スポーティーになりがちなフーディーのアイテムを、タウンでもリゾートでも似合うような大人のスタイルで提案する『Yarmo』のフーディーコート。カジュアルさを保ちながら、ディテールや素材にこだわり洗練された印象に。たとえば首元の2つボタンや、袖口の絞りやフロントの留め具に使用したリボンなど、ユニセックスなムードのアイテムにひとさじの可愛らしさを感じさせます。 裾部分をキュッと絞ると、立体感のあるシルエットへ変化 両袖と本体の裾部分をキュッと絞ると、ふわりとそのまま羽織った時とは異なる立体感のあるシルエットへ変化。コットンのくしゃっとした質感がこなれた雰囲気を演出してくれます。 さっと羽織るコートは、どんなインにも馴染むシンプルなデザインが大切。そして夏の終わりや秋口なら、素肌に触れて気持ち良い素材感も譲れません。着続けることによって味わい深さを増すワークウェアは、新たな愛用品として長くパートナーになってくれるはず。 フーディーコート ¥27,000/Yarmo Yarmo(グラストンベリーショールーム) photograph:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Momoko Yokomizo
2018年08月21日ロンドンの人気雑貨店『LABOUR AND WAIT(レイバー・アンド・ウェイト)』は、ロンドナーはもちろん、国内外からお洒落な人が足を運ぶ店として知られています。ロンドンの東側、ショーディッチに店を構え、流行発信地とも言われる話題のエリアの中心的存在です。その魅力はなんといっても商品セレクトのセンス。「完成度が高く、形が美しく、機能的であること」をモットーに世界各国からセレクトされた、これからも通用するクラシックなものがラインナップに。そしてもう一つ『LABOUR AND WAIT』のユニークな魅力は、生活雑貨のすぐ隣に洋服が並び、カテゴライズしないで販売されていること。今ではセレクトショップでよく見かける眺めも、彼らがロンドンでオープンした当初は殆ど目にすることのなかったアイデアだそう。最近では衣類にオリジナルウェアも充実し、その確かな審美眼から作られるアイテムはセレクトされたものと同じように人気を集めています。 どこか品の良さを感じさせる、プレーンなスウェット イギリスのクラシカルなスポーツウェアによく見かけるデザインからインスピレーションを得た<ハーフジップスウェットシャツ>も、オリジナルラインから。ともするとルームウェア感漂うスウェットが、襟があることでスマートな佇まいへアップデート。つり編み機を使用した生地はソフトで暖かく、快適な着心地です。清潔感のあるカラーは洗練されたカジュアルスタイルを演出し、性別や年代を問わずオススメ。休暇の旅で一枚長袖を持っていきたいときにも、スウェット素材でシワにもなりにくく便利ですね。世界中から名品をセレクトする『LABOUR AND WAIT』が作るニュースタンダード、ぜひチェックしてみて。ハーフジップ スウェットシャツ各¥11,000/ LABOUR AND WAITLABOUR AND WAIT TOKYO(レイバー・アンド・ウエイト・トウキョウ) photograph:Hiroshi Nakamurastyling:Saori Ikedatext : Momoko Yokomizo
2018年08月07日連日の猛暑に心も体も疲れぎみの女子が増えているところですが、そんなときこそ刺激的な映画がオススメ。そこでご紹介するのは、全世界が待ち望んだシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』です。先日、豪華キャスト陣が来日した際には日本がさらなる熱気に包まれましたが、今回はそのなかでもこちらの方に単独インタビューのミッションを敢行してきました。それは……。写真・角戸菜摘(ヘンリー・カヴィル)シリーズ初参戦のヘンリー・カヴィル!【映画、ときどき私】 vol. 1805年ぶり2度目の来日となるのは、スーパーマンとしても大人気のヘンリー。鍛え上げられた肉体に釘づけの女子も多いと思いますが、本作ではCIAの敏腕エージェントであるウォーカー役を熱演し、話題となっています。そこで今回は、過酷な撮影の裏側や主演のトム・クルーズとのエピソード、さらには日本への思いも語ってもらいました。子どものころになりたかったものは?―20年以上も世界中で愛されている特別なシリーズに参加することになり、プレッシャーを感じていましたか?それとも興奮のほうが強かったですか?ヘンリー僕は映画作りの過程が本当に好きだから、なるべくプレッシャーは忘れるようにいつも心がけているんだけど、今回に限っては興奮のほうが断然大きかったよ!―このシリーズが始まった1996年当時、ヘンリーさんはまだ13歳でしたが、そのときすでに俳優になろうと決めていましたか?ヘンリー実は、10代のはじめは軍人になりたくて、軍に入隊することを考えていたんだ。だから、「俳優をやってみよう」と思ったのは、16歳くらいからかな。その後、実際に俳優としてデビューしたのは、17歳だったけど、そのころはまだスクリーンやトムへの憧れというのはそこまで強くなかったかもしれないね。当然いまはすごく憧れているけど!疲労回復は毎晩泣くこと!?―今回はアクションなどもご自身でされていて、CGの多いスーパーマンとはその部分が大きく違ったということですが、今回一番きつかったシーンはどこですか?ヘンリーまずはやっぱりみんなも話題にしてくれているトイレでのファイトシーンとヘリコプターでのチェイスシーンだね。ただ、この2つのシーンに関しては、それぞれ異なる理由で心身ともに一番きついシーンだった。まず、ヘリコプターはドアを全開にして乗っていたので、異常なくらい寒くて、その寒さに耐えるのがとにかくつらかったんだ。あと、トイレでの殴り合いのシーンでは本当は4日間の撮影予定だったのに、なぜか4週間に延長。しかも、なるべくカットを少なめにして長回しで撮影するという監督の方針もあって、カメラを延々と回しっぱなしにした状態でアクションしていたから、これもかなりきつかったよ!―そんな厳しい撮影が続き、寝るのもつらいくらい体が痛かったそうですが、毎晩どのようにして回復させていたのですか?ヘンリーとりあえず寝る前に泣くことだね(笑)。あとは、熱いシャワーを浴びて、おいしいものを食べて、水をたくさん飲んでゆっくり寝る。本当は毎日マッサージとかを受けられればもっとよかったんだけど、できることといえばせいぜいそのくらいだったよ。―ちなみに、キャストのみなさんはヘンリーさんが戦う前に見せる腕を素振りするポーズがお好きなようですが、自分で気に入っているアクションはありますか?ヘンリーあのシーンについては、いまインターネットとかでネタとして拡散されていて、みんなが笑って喜んでくれているなら僕としてはうれしいことだよ(笑)。ただ、僕は演じているときに、「オレってかっこいい!」と思うような自意識過剰な人間じゃなくて、むしろ自分に一番厳しいタイプだから、そういう目線で自分を見ることはないんだ。だから、どのシーンが僕個人のお気に入りのアクションかというのは決められないかな。ヘンリーが語る “トム・クルーズ伝説”―トム・クルーズさんといえば不可能を可能に変える男であり、今回も新たな伝説をいろいろと作られていたようですが、実際に間近でご覧になって、「ありえない!」と思うようなことはありませんでしたか?ヘンリーまず僕自身の考えとしては、「基本的に世の中のどんな物事も不可能はない」と信じているんだ。だから、そういう前提はあるけれど、それにしてもトムは無理なんじゃないかということも可能に変えていく人だとは思うよ。とはいえ、今回の撮影を通してありえないと思ったのは、上空7620メートルからダイブするヘイロージャンプとか、実際にヘリコプターの免許を取って操縦しながら演技をしていたこと。そういうすごいスタントを生で見ていて素晴らしいなと思ったし、やっぱりすごいことだよね。あとは、全治9か月と言われたほどひどい足首の骨折をしておきながら、その6週間後にはもう全速力で走っていたというのもちょっと驚異的だなと感心してしまったよ。―そのトムさんとは20歳ほど年齢が離れていますが、ヘンリーさんもいまから20年後にこれだけのアクションを求められたら挑戦したいですか?ヘンリーもちろんやってみたいよ。これから20年かけて体づくりをしていって、オファーがきたらいつでも受けられるようにはぜひしたいね。―では、これまでのシリーズのなかで、トムさんが挑戦したアクションでやってみたいものがあれば教えてください。ヘンリー全部やってみたいね!ただ、シリーズ5作目の水中でのシーンだけはちょっと躊躇しちゃうかな。というのも、実体験からも知っているんだけど、水中のスタントって本当に厳しいんだ。なぜなら、水のなかでおぼれた瞬間、パニックになる気持ちを抑えてしばらくは息を止めていられるんだけど、限界になって口を開くと、その途端にバッと水が入ってきてしまって、そうなったらもうアウト。それを自分の経験として味わったことがあるから、水中のスタント以外ならどれもトライしてみたいかな。それができたら、きっと最高なことだろうね。―現場でトムさんからアドバイスをもらったこともありましたか?ヘンリー特に具体的なアドバイスというのはなかったけれど、トムや監督のすぐそばでスタントと映画制作のすべてを学ぶことができたから、世界一の映画学校に毎日行っているような気分だったよ。日本好きを公言する理由とは?―日本にとても興味を持ってくださっているようなので、最後にヘンリーさんから見た日本の魅力を教えてください。ヘンリー僕はもともと歴史そのものに興味があるんだけど、日本ほど歴史の長い国は世界でもそうそうないから、そういった意味でもすごく惹かれているんだ。あとは、日本人のメンタリティの部分や国民性にもとても興味を持っているんだよ。たとえば、「武士道の精神」というものは日本特有なものだと思うし、現代のビジネスシーンにおいてもそういう感覚を大切にしていると聞いたから、それらの考え方や忠義といったものがどこから生まれたものなのか、ということを知りたいとも思っているんだ。あとは、武士のように戦う民族でありながら、同時に控えめな文化も持っていたりして、そういう対極のものが存在しているのも、おもしろいなと感じているところなんだ。インタビューを終えてみて……。イケメンっぷりは言うまでもありませんが、思わず聞き惚れてしまうステキな声でひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれるヘンリー。「さすが英国紳士!」と思わせる優しさと何があっても守ってくれそうな強さに、世界中の女子たちが虜になってしまうのもうなずけるほど。日本への熱い思いも語ってくれただけに、次回の来日にも期待です!シリーズ最難関にして不可能なミッションに挑む!回を重ねるごとにパワーアップしていく『ミッション:インポッシブル』シリーズ。キャスト自らが挑んだ圧巻のスタントやアクションシーンの連続に、誰もが大興奮すること間違いなし。臨場感あふれる驚異の映像はスクリーンで目撃せよ!ストーリー盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェントのイーサン・ハント。しかし、仲間を救出している間に、ふたたびプルトニウムを奪われてしまう。そこで下された新たなミッションは、「同時核爆発を未然に防ぐ」というものだった。数少ない手がかりをもとに捜索をはじめたイーサンだったが、その動向を不服に思っていたCIAのエージェントであるウォーカーが監視役としてつくことに。はたして、イーサンと彼のチームはミッションを無事にクリアすることができるのか……。衝撃が止まらない予告編はこちら!作品情報『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』8月3日(金)全国ロードショー!配給:東和ピクチャーズ©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2018年07月31日bell&foxは2015年、デザイナー兼ブランド創設者のサラ・エドワーズにより誕生しました。サラは大学にてアクセサリーデザインを学び、その後25年に渡ってTOPSHOP、Reiss、RADLEY LONDON、Whistlesなど英国ブランドのデザインに携わってきました。長年にわたる有名ブランドでのデザインの経験と実績を活かし、bell&foxを立ち上げました。bell&foxはレザーバッグを中心に、ポーチやカードケース、キーリング等のアクセサリーも取り扱っており、現在、Anthropologie・Aida Londonといったブティックや、ジョン・ルイスといったデパート等、イギリスを中心にアイルランド・アメリカの世界35店舗で販売しています。bell&foxのデザインは、英国文化、ヴィンテージのシルエットとディテールからアイディアを得て、現代女性のため、かっちりしすぎない、スタイリッシュかつ実用的なバッグを提案しています。商品は高い品質・機能性を兼ね備え、手に届くラクジュアリーアイテムを目指して商品作りに取り組んでいます。代表作であるキツネをモチーフとしたフォックスバッグは、ショルダーバッグとしてはもちろん、斜め掛けバッグとしても使えます。バッグに付属のストラップは取り外し可能となっており、クラッチバッグとしても使用可能です。機能性+ヴィンテージの現代的な解釈を掛け合わせ生み出されたコレクションは、ブランド創業時から高い評価を得ています。商品は顧客に末長く愛用していただけるよう、1点1点手作業で丹念に製造されています。ワンシーズンのみ使用できる商品ではなく、少しのお手入れで何年も使い続けられるよう、丁寧な商品づくりに取り組み、さらには過酷な状況でも使用できるくらい耐久性に優れた商品となっています。価格を超える価値を全ての顧客に提供し、消費者目線の誠実なブランドでいられるよう努めています。2019SSコレクションでは、2018AWコレクションから継続して使用している、柔らかく触り心地がよいぺブルレザーを使用した商品を中心に展開予定です。ぺブルレザーにメタリックを装飾したメタリックレザー、星柄をプリントしたメタリックレザー、ストライプ柄のメタリックレザー、そしてデニム素材、柔らかなタッチのナイロン素材を使用した商品等、カラフルかつ多彩な商品ラインナップとなっています。(お問い合わせ先)Senna株式会社info@senna-inc.co.jp
2018年07月26日夏といえば、何といっても恋の季節。ひと夏の恋から燃えるような恋まで十人十色ですが、せっかくなら刺激的な恋を体験してみたくはないですか?そこで、オススメの映画は、稀代の天才監督であるジャン=リュック・ゴダールと恋に落ちたある女優の実話をもとにした『グッバイ・ゴダール!』です。今回は、こちらの方に作品のさらなる見どころを語ってもらいました。それは……。写真・黒川ひろみ(ステイシー・マーティン)話題の新鋭女優ステイシー・マーティン!【映画、ときどき私】 vol. 176フランス人の父とイギリス人の母を持つステイシーは、ファッションモデルとしてキャリアをスタートさせたのち、2013年にラース・フォン・トリアー監督『ニンフォマニアック』で衝撃のスクリーンデビュー。その後も、数々の有名監督が手掛ける作品に出演したり、Miu Miu初のフレグランスのキャンペーンガールに起用されたりと、現在注目の若手女優です。7歳から13歳まで日本に住んでいたこともあるそうで、それだけでも親近感を覚えてしまいますが、今回はそんなステイシーに直撃してきました。現場で求められていたのは絶妙なバランス―本作は、女優だったアンヌ・ヴィアゼムスキーがゴダールと恋に落ちた当時の出来事を描いた自伝的小説を映画化した作品ですが、この役にはどのようにアプローチしましたか?ステイシーアンヌのことは女優としては知っていたけれど、作家としても活躍していたというのは、実はこの企画に関わるまでは知らなかったの。脚本を渡されたあとに、この映画のベースになっている2冊の本を読み始めたんだけど、そこにはアンヌが女性として形成される前の姿が描かれていて、映画ではその瞬間をとらえているんだと感じたのよ。だから演技をするうえでは、若々しさを保つことがすごく重要だと考えたの。彼女にとっては、当時のことはつらい思い出でもあったと思うけど、それをポジティブな形で綴っているし、好奇心でいっぱいな資質はキープしたいなと思ったわ。―では、演じるうえで意識したことはありましたか?ステイシー“コピペの演技” みたいにはしたくなかったということかな。というのも、この作品はゴダールの伝記映画ではなくて、あくまでもコメディ映画だから。あと、私はアンヌを演じてはいたけれど、それよりも当時の60年代のアイコン的な女性たちやゴダール作品に登場する女性たちをコラージュして演じているような感じだったわ。―別の作品でも今回の作品でもヌードのシーンを演じられることが多いですが、必要であれば脱ぐことへの抵抗はないですか?ステイシーこれまでヌードシーンが多かった私が言うと不思議に思うかもしれないけれど、私は映画にとって裸というのは必ずしも要るものではないと思っているの。だから、いまでも「ここは脱いでもらえないかな?」と言う監督と戦うことも多いのよ。たまに「女性なんだから、男性よりも脱ぎやすいんじゃない?」と言われることもあって、そうすると自分がすごくもろい立場に置かれるような気がしてしまうこともあるわ。でも、いまはこういうことに対するディスカッションがされていて、何かを変えないといけないという必要性を感じているのはすごくいい流れでもあるわよね。私は男性も女性も全員が平等であるべきだと思っているんだけど、それは映画業界に限ったことではなくて、司法や医療とかすべての業界にいえることなんじゃないかしら。アンヌとステイシーの共通点とは?―アンヌもフランスとロシアのハーフで幼少期には海外をあちこち回っていたそうですが、ご自身もパリ生まれロンドン育ちで日本にもいたことがあるので、境遇が似ていますよね。共感したところはありましたか?ステイシーまずアンヌがおもしろいのは、自分が育った環境以外にも世界がまだまだあるということを常にわかっているところ。おそらく、ゴダールと恋に落ちたのも、彼がすごく鮮烈で新しいものを象徴している人物だったからじゃないかしら。それについては、私も好奇心があるから、似ているところといえるわね。アンヌはゴダールと一緒にいながらも毎日新しいものを探し続けていて、この場所が自分にとって正しいのか、彼は自分と一緒にいるべき人なのかどうかということを問い続けているところがあるの。己というものをちゃんと持ち、“ゴダールの妻”という枠だけに収まらなくなっていくところもすごく好きなのよ。―ちなみに、アンヌご本人とも会われましたか?ステイシー去年のカンヌ国際映画祭で公式上映をする前に、お会いすることができたんだけど、出会い方がおもしろかったわ。普段、私はカジュアルな恰好をするほうなんだけど、そのときはレッドカーペットのために長めのドレスを着ていたの。それで、移動する車に乗り込もうとした瞬間に誰かが私のドレスのすそを踏んでいると思ったら、それがアンヌだったの(笑)。お互いに謝り合って笑ったんだけど、そんなふうにシリアスじゃない形で出会えて、「このあとの上映会では、一緒にがんばりましょうね」と言い合えたのもステキだったわ。天才との恋愛はアリ? ナシ?―ゴダールといえば神格化されている監督でもありますが、天才と呼ばれている人との恋愛はどう思いますか?ステイシーゴダールとアンヌの関係性というのは、あの時代特有のものなんじゃないかなとは思っているわ。特にゴダールは、女性と恋に落ちて、彼女たちをカメラに収めていくという映画作りをしていたけど、それはあの時代の特徴的なやり方よね。個人的には、恋愛関係よりも俳優と監督としてのコラボのほうがいいわね。つまり、違ったものの見方をする2人のアーティストがどうやって同じ方向を目指してモノづくりをしていくのかということのほうが興味があるのよ。―ご自身の目にゴダールはどのような印象で映っていますか?ステイシー私にとっては、監督やアーティストとしてのイメージしかなかったわ。ただ、彼は神格化されているから、人間だということを私たちは忘れてしまいがちなんだけど、ゴダールだって歯は磨くのよね(笑)。それに朝起きたときのゴダールというのも誰もわからないわけで、だからこそ今回はみんなで話し合いながら、私たちなりのゴダールを作っていったという感じよ。―では、ゴダール映画の魅力についてはどう感じているのか教えてください。ステイシーまずは今でも当時と変わらず現代的であるというところ。『勝手にしやがれ』なんて、60年近くのときを経ているのに、いま観てもすごくモダンに感じられるでしょ?そして、映画を作り始めたときはまだ若かったにも関わらず、それ以降も革新的な映画をずっと作り続けているのもすごいことよね。ゴダールというのは、美しさであれユーモアであれ暴力であれ、そもそも映画が持つべきものすべてをひっくるめて作品にすることができる監督。そして、容赦ないまでに自分自身と向き合い続けているアーティストであることも興味深いと思うわ。夢は日本の映画に出ること!―本作のミシェル・アザナヴィシウス監督をはじめリドリー・スコット監督など、そうそうたる監督とお仕事をされていますが、作品選びでこだわっていることは?ステイシーそれは監督よ!だって、同じ脚本でもクエンティン・タランティーノとラース・フォン・トリアーが監督するのでは、作品が全然違うものになってしまうわよね?だから、私にとってワクワクするのは、誰が監督なのかということと、その監督がいかにこの題材をリアルなものしてくれるんだろうかと考えるときね。あとはどんなふうに一緒にコラボできるのか、ということも大切なことと言えるわ。―最近は、日本人監督の作品に海外の俳優が出演することも増えていますが、日本人監督とのお仕事にも興味はありますか?ステイシーもちろん!だって、日本の監督と仕事をするのは、私の夢でもあるのよ!でも、そのときは日本語で演じたいから、勉強し直さないといけないわね。一緒に仕事してみたいのは、黒沢清監督や是枝裕和監督、あとはこれからの新しい才能にも興味があるから、何かはわからないけど、自分に合うものがあればぜひ挑戦したいと思っているわ。インタビューを終えてみて……。映像で見ていた以上のかわいらしさに、すっかりステイシーの虜になってしまいましたが、美貌だけでなく、知性も感じさせるのが彼女の魅力。今後ますますの活躍が期待されていますが、日本で暮らしていたこともあるという経験を活かして、いつか日本の作品に日本語で演じるステイシーを見られることを楽しみにしたいと思います。人生に刺激を与えてくれるのは、やっぱり恋!激動の時代に、天才との恋を通じて喜びや痛みを経験しながら成長していくひとりの女性の姿に、心をつかまれる本作。60年代のファッションをはじめ、インテリアや音楽なども含めて、誰もがこの映画に恋してしまうはず!ストーリー時代は、革命に揺れる1968年。19歳のアンヌは、世界中から注目を集めている映画監督のジャン=リュック・ゴダールと出会い、恋に落ちていた。そして、彼の新作である『中国女』の主演女優にも抜擢され、予想もしなかった刺激的な日々を送ることに。初体験ばかりの毎日を夢中に駆け抜けるアンヌだったが、五月革命によって、2人の運命は少しずつ変わり始めてしまうのだった……。恋したくなる予告編はこちら!作品情報『グッバイ・ゴダール!』7月13日(金)、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開配給:ギャガⓒ LES COMPAGNONS DU CINÉMA – LA CLASSE AMÉRICAINE – STUDIOCANAL – FRANCE 3.
2018年07月11日白シャツ&ヴィンテージデニムの王道トラッドスタイルでお出かけ 仲良しのお友達と映画を鑑賞する約束したリリー。やっぱり女優の仕事をしているからには、映画をたくさん見るのも仕事の一部。カジュアルなデニムパンツはこんな休日をリラックスして過ごせる定番アイテム。せっかくのお休みだから少しだけドレスアップもしてみたい。そんな願いを叶えてくれるのは、やっぱり頼れる白シャツ以外無し! シャツ・バッグ / TOPSHOP、パンツ / vintage、シューズ、メガネ / ともにvintage 大好きな愛犬と過ごす休日が至福のリラックスタイム ロンドン中心部の静かな住宅地にあるリリー宅は、スイートなインテリアに囲まれた明るいお家。壁に飾っているポップ絵画の数々は、お母さんが描いた作品なのだそう。なんと彼女のお母さんは著名なアーティスト。芸術一家に育った彼女がモデルや女優の道を志すのも頷ける。そして大事な家族のメンバーとして紹介されたのは犬は良き相談相手なのだとか。 コンビネゾン、シューズ / ともにTOPSHOP 一日の気分を盛り上がるお気に入りのキャミソールワンピ 普段はトラッドスタイルが多いけれど、やっぱり女の子だからガーリーなプリントワンピだって大好き。ロンドンには無数のビンテージショップがあり、リリーも暇さえあれば掘り出し物を求めてショッピングするのがライフスタイルの一部。行きつけのビンテージショップでゲットした小花柄のキャミソールワンピは一枚でさらっと着たい主役級のアイテム。 ワンピース / vintage、シューズ / CONVERSE 自慢のストベリーヘアーに映えるペールトーンワンピでドレスアップ ストロベリーブロンドと呼ばれる赤毛はリリー自身にとっても自慢の髪。アンニュイな彼女の顔立ちやアーティーな雰囲気とミックスされると、ピュアでいながら同時にどことなくミステリアスな印象に。そんな髪の毛を意識して今日はペールトーンのワンピースをチョイス! ワンピース / vintage シューズ / CONVERSE 写真が取るのも取られるのも大好き!アートに夢中な毎日 本業はモデルや女優だから写真は取られる側だけど、実は撮るのも大好きというリリー。アーティストであるお母さんの影響で幼い頃からクリエイティブな環境に囲まれ、自宅の壁にも著名から無名まで無数のアート作品が飾られている。お気に入りの刺繍入りのトップスはアートピースのように繊細な一枚だから、カジュアルなデニムスカートでグッドバランス。 トップス、スカート、ベルト / ともにvintage 天気の良い日には、自慢のガーデンテラスでリラックス冬のロンドンには滅多に訪れない快晴日。ロンドンっ子にとっては夏の期間だけの貴重な楽しみだけだけあってリリー宅の裏庭の手の込んだガーデンがあり、この季節にはガーデンでゆっくりするのがリラックス方法の一つなのだそう。愛猫やラジオと共にガーデンに飛び出したこの日のコーデは、“Black Cat”ロゴTシャツが主役。 Tシャツ、サングラス / ともにvintage、パンツ / ZARA FUDGE 2014 August vol.134 よりphotograph:Kojima Yohei
2018年06月18日1day:ボーダーを主役にしたボーイズライクなベーシックマリンスタイルハイネックのボーダーカットソーにはマリンテイストのネイビーショートパンツが鉄板コーデ。ベーシックな着こなしに都会的な洗練さをプラスするのは、レザー素材のボストンバッグとレースアップシューズ。 トップス / TOPSHOP、パンツ / H & M、バッグ / Primark、シューズ / vintage 2day:粋なチェックパンツをメンズライクに穿けば旬のトラッドガールの完成トラッドガール愛用のチェック柄パンツは綺麗めのラインだからきちんと着こなしたい。トップスにはデニムシャツをオンしてきちんとタックインするのがマスト。ワンポイントにフレッピーなベルトで遊び心をプラスして。 シャツ、パンツ / ともにTOPSHOP、ベルト、シューズ / ともにvintage 3day:総レースのトップスはヴィンテージ物でゲットして気分はロマンティック!女の子なら誰もが好きなヴィンテージのレーストップスはもはやスタンダード。デニムとも好相性だしマルタさんのようにショートパンツと合わせてもグッドバランス。彼女のようなトラッドでベーシックなスタイルに大活躍しちゃうとっておきの一枚。 トップス / vintage 4day:ガーリーな鼻側ワンピもシャツワンピを選んで上品さを忘れないのがコツ控えめの柄とカラーが上品な《トムセン》のシャツワンピースは一枚でさらっと着こなすのがマルタさん流のトラッドスタイル。シンプルに服の特徴をいかすコーディネートに徹することで、よりワンピースのキュートさが引き立つという好例。 シャツワンピース / THOMSEN、シューズ / vintage 5day:タイトなデニムワンピをトラッドに着こなしてフレンチシネマの主人公?ちょっとだけおめかししたい気分の日にぴったりなデニム素材のシンプルなワンピース。目指すのはフレンチシネマの主人公!だけどやっぱり足元はフラットなレースアップシューズをピックアップしてバランスをとるのが吉。 ワンピース / TOPSHOP、バッグ / Primark、シューズ / vintage 6day:王道トラッドの組合わせはプラスする小物やディテールのプラスアルファで差をつけたいストライプシャツとショートパンツのシンプルな組み合わせは、キュートなマルタさんが着るからそのトラッド感がより引き立つ。ワンポイントに眼鏡を投入すればアクセントにもなるし、袖をロールアップすれば、よりこなれた印象に! シャツ / H & M、パンツ / TOPSHOP 7day:永久定番のヴィンテージデニムで肩の力が抜けたストリートスタイルをデニムでお仕事に向かう日もあるマルタさん。お気に入りの手描きイラストTシャツを合わせたストリートスタイルもお手のもの。大切に使い縮けている年季の入ったレザーショルダーバッグが、カジュアルさを引き締めている。 Tシャツ / vintage、デニムパンツ / UNIQLO、シューズ / vintage FUDGE 2014 August vol.134 より
2018年06月17日歌手のアリアナ・グランデ(24)は、英マンチェスターでのコンサート直後に起きた爆弾テロの影響で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていたそうだ。アリアナ・グランデ(C)BANG Media International昨年5月22日にマンチェスター・アリーナで開催されたアリアナのコンサート後のロビー付近で、22人が犠牲になり、100人以上が負傷した自爆テロが起きていたが、恐ろしい事件を体験したアリアナは、PTSDの予兆となるめまいや不安を感じていたという。アリアナはイギリス版ヴォーグ誌に「それを認めるのは嫌だけど、まさにそういう症状だった。みんな私に(PTSDだと)言っていたわ。たくさんの人がとても酷い喪失感に悩んでいるから話すのは辛いの」「でも、本当のことよ。被害者の家族やファン、そしてその場にいた誰もがその辛さを味わった」と明かした。他人の苦しみを考え、自分の経験についてはあまり語りたくないというアリアナだが、涙なしには語れないとは認めている。「時間が最大の薬よ。自分の体験についてなんて話すべきでないとさえ思うの。何も話さないべきだと。あのことについて泣かずにどう話していいのかなんてわかる日は来ない気がする」事件後、アリアナは被害者への支援を目的に、マイリー・サイラスなどが出演した「ワン・ラブ・マンチェスター」と銘打ったチャリティコンサートを開催しており、「憎しみ」を「素晴らしいもの」に変えてくれたと参加者たちを先日称賛していた。アリアナはフェーダー誌のサマーミュージック号で、「みんなで人類において最も憎むべきもの象徴を、素晴らしい団結力と愛情へと変えることが出来たという事実は、ただすごいこととしか言いようがない」「私たちは困難な時代にいるけど、皆それを受容や愛、多様性と情熱をもって立ち向かってる。この世代の人は皆、決起して、ノーと言われても諦めないのよ」と語った。(C)BANG Media International
2018年06月06日Annikaさん シンプルでエレガント。これがマイ着こなしルール!ブロードウェイ・マーケットでショッピング中のアニカさん。お目当ては左手に持ったクレープ。お気に入りのオーガニックスイーツと同じく、ファッションもやっぱり自然体。シンプルなアイテム、色、着こなしが自分らしくいる秘訣なんだとか。 トップス / ZARA、パンツ / vintage、シューズ /NIKE Hannaさん プラスアルファのデザインをチョイスしてオリジナリティを透明感がキュートなハナさんは北欧スウェーデン出身。故郷と異国のロンドンとの違いを尋ねると「ロンドンヴィンテージショップが好き!」と即答。ショート丈のTシャツとロング丈のカーディガンはともにヴィンテージで、お気に入りのショップで購入したのだそう。ロング丈のガウンで全身を引き締めたコーデが技あり! Tシャツ、カーディガン / ともにvintage、パンツ / Levi’s、シューズ /NIKE Amandaさん ゆるい着こなしもカラーコーデが重要明るい笑顔が魅力的なロンドンっ子のアマンダさんはそのキャラクターに相応しいポップな出で立ち。オーバーサイズのニットとワイドパンツのゆるい上下に、斜めがけした黄色のサッチェルバッグが効いた、ヌケ感No.1のコーディネート。 ニット、パンツ / ともにH&M、バッグ / The Cambridge Satchel Company Aliceさん 着こなしを左右する小物使いがキーポイントスイートな小花柄のワンピースを今っぽく、そしてロンドンっぽくブラッシュアップしたスタイルのアリスさん。ベーシックな白Tやヴィンテージのレザーバッグは、どんな着こなしをも彼女らしく演出してくれる絶対必須アイテムなんだとか。自分が好きな物、似合う物を知っているって素敵。 Tシャツ / Topshop、ワンピース、バッグ / ともにvintage、シューズ / Topshop FUDGE 2014 August vol.134 より
2018年06月04日シューズ(Backless Penny Loafer)¥15,000/HUNTER(ハンタージャパン カスタマーサービス)、デニムパンツ¥25,000/beautiful people(ビューティフルピープル 青山店☎︎03-6447-1869)1856年にイギリスで創業した『HUNTER(ハンター)』。シンボルとなっているブーツは、エリザベス2世女王およびエディンバラ公より王室御用達として指定されている由緒あるブランドです。 日本でも、ラバーブーツといえば『HUNTER』というイメージが定着。天然ゴムを使用して作られるブーツは、脚にフィットする履き心地のよさも人気の理由です。街中はもちろん、フェスやアウトドアでも愛用者が多く、そのシンプルながらも洗練した佇まいに憧れている人も多いはず。ですが、『HUNTER』の魅力はブーツだけにあらず! 普段使いにもぴったりな秀逸なアイテムをご紹介します。 かかとのないラバーロファーが新登場!シューズ(Backless Penny Loafer)各¥15,000/HUNTER(ハンタージャパン カスタマーサービス)梅雨になると長靴が大活躍。けれど、朝はしとしと雨が降っていたのに、外出先でいきなりピーカン晴れになってしまった経験はありませんか? 暑さや湿気もあって、長靴の中が蒸れてしまうのが苦手という人も多いでしょう。天気予報とにらめっこしながらコーディネートを悩むよりも、雨でも晴れでも気軽に履けるシューズを今年から取り入れてみましょう。 パッと見はカッチリとして見えるローファーでも、バックレスでサンダルのように履けるシューズが誕生しました。こちらのベースとなっているのは、定番で人気の「ラバーペニーローファー」。素材にはブランドがこだわる天然ゴムが使われているから、雨に濡れても安心です。ほどよいグロス感があるので、上品な印象を与えてくれます。雨の日はもちろん、晴れの日だって使いやすいシューズです。 シューズだけじゃない! ジャケットにも注目を。左・オリジナル コットン スモッグ ¥40,000、右・リファインド ガーデンジャケット ¥56,000/ともにHUNTER(ハンタージャパン カスタマーサービス)シューズのイメージが強い『HUNTER』ですが、実はウェアも秀逸なものが揃っています。こちらの新作の撥水ジャケットは、コンパクトなので女性らしく着こなすことができます。 ネイビー×ホワイトのストライプが印象的なジャケットは、通気性と撥水性を兼ね備えたコットン素材を使用。ジッパーやポケット部分から水が侵入しないように工夫がされているから、雨風が激しい日でも安心して出かけられます。 一方、洗練されたライトブルーが美しいジャケットは、ホワイトのウーブンベルトがアクセントに。フロントにある4つのパッチポケットも実用的。完全シールドシーム構造なので防水性も高いので、ポケットに物を入れても安心です。 シンプルでありながらも、高い機能性を持つ『HUNTER』のレインアイテム。本格的に始まる梅雨も、快適なシューズとウェアがあれば怖いものなしです。 ハンタージャパン カスタマーサービス0120-563-567:Masahiro Arimotostyling:Yumika Asai hair&make:Daisuke Yamada(Cake)model:Kurumi Emond(BE NATURAL)text:Kisae Nomura
2018年06月02日運命の糸が紡ぐ、官能的なストーリー(C) 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved男は女にドレスを着せることを望み、女は男を丸裸にしたいと願った―。1950年代のロンドン。唯一無二のデザインと職人技術で英国の高級婦人ファッション界の中心に君臨する仕立て屋のレイノルズは、ウェイトレスのアルマと惹かれ合い、彼女を新たなミューズに迎えます。レイノルズにとってミューズは創作に不可欠なインスピレーションと一時の癒しをもたらす存在、それ以上でもそれ以下でもないはずでした。しかし若く情熱的なアルマは、恐るべき愛の力でレイノルズの心に入り込み、彼が長年かけて築き上げた孤高の領域をかき乱していきます。 純粋で美味なる悦びに溢れた傑作(C) 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved運命の恋に落ちた男女は、相手をどこまで自分のものにできるのでしょうか?愛の濁流に呑まれ、自分自身を失うことは悦楽か悲劇か?やがて狂い始める二人の関係は、“ある秘密”を抱きながら激しさを増していき、誰もが想像し得ない境地に辿り着きます。極上の恋愛にひと匙の媚薬を垂らし、観るものを虜にして離さない至上のドラマが誕生しました。多くのラブストーリーは困難な状況を設定し、その中で愛の力を際立たせようと試みますが、本作品はその反対。優しく官能的な世界を舞台に、愛が痛みや哀しみをもたらしうることを描いています。 物語を彩る絵画のような衣装(C) 2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved本作品は、第二次世界大戦後の英国のオートクチュール界を舞台に、仕立て屋とミューズとの関係性に注目していますヒロインやレイノルズの顧客である上流階級の女性たちが着る優雅なドレスは、アンダーソンの全監督作品を手掛けている衣装デザイナーであり、『アーティスト』(11)でアカデミー賞衣装デザイン賞他を受賞したマーク・ブリッジスがデザイン。ブリッジス率いる衣装チームは、1950年代の流行や各登場人物のバックグラウンドを綿密にリサーチし、50点もの衣装をゼロから仕立て上げました。 【情報】ファントム・スレッド5/26(土)シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか公開ロードショー監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン出演:ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル音楽:ジョニー・グリーンウッド配給:ビターズ・エンド / パルコ
2018年06月01日メーガン妃がヘンリー王子と結婚してからまもなく2週間を迎える。結婚前からイギリスに移り住み、ヘンリー王子とともに公務に勤しんできたメーガン妃。アメリカ育ちのメーガン妃がイギリス、それも王室という特異な環境に嫁ぐということで心細くもあっただろう。しかし、メーガン妃にはヘンリー王子のほかに頼りになる意外な相談相手がいるという。「People」誌によれば、メーガン妃はイギリスへ移住直後に共通の友人を通してアマル・クルーニーと出会い、意気投合。関係者は「アマルはメーガンがイギリスでの生活に慣れるためにサポートしているんです。出会ったその日からとても自然に友だち関係を育んでいます」、「共通の趣味もたくさんあるそうですよ」と語っている。もちろん、アマルはメーガン妃の結婚式に招かれ、夫ジョージ・クルーニーとともに出席。ファッショニスタとしても名高いアマルは、マスタードカラーの「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」のミディドレスとベール付きハットで注目を浴びていた。夫ジョージはハリウッド俳優で監督、自身は人権派弁護士で世界中を飛び回っている2人だが、拠点としているのはロンドン郊外の自宅やイタリアのコモ湖近くの別荘だそう。メーガン妃とアマルの新しい友情に今後も要注目!(Hiromi Kaku)
2018年05月31日全米を感動させたヒーロはちょっと“ダメ”な奴(C) 2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork (C) 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.ボストンで暮らしていたジェフ・ボーマンは、元恋人エリンの愛情を取り戻すため、彼女が出場するボストンマラソンの応援に駆けつけるが、ゴール地点付近で発生した爆弾テロに巻き込まれ、両脚を失う大ケガを負ってしまいます。意識を取り戻したボーマンは警察に協力し、ボーマンの証言をもとに犯人が特定されると、ボストンストロング=新しいヒーローの誕生として脚光を浴びますが、耐えられない傷と受け入れられない現実に苦悩します。自分の無力さと不甲斐なさに絶望する中、本当の強さと勇気の正体を見出していきます……。過剰にドラマチックに描くことを避け、人間くさい“フツウの男”の愛と再生のドラマは、誰もが共感せずにはいられません。 ジェイクが挑んだ“フツウの男”(C) 2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork (C) 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.本作品の主人公であるジェフ・ボーマンを演じるのは、メジャーからインディペンデント映画まで縦横無尽に活躍する実力派俳優のジェイク・ギレンホール。近年の出演作では個性的な役柄がつづいていますが、本作品では身体と精神に大きな傷を追った普通の男を熱演。義足を装着し信じられない演技で、ジェイク史上最もチョイダメで平凡な男が最大の試練に立ち上がる姿が描かれています。「カリスマがあるだけじゃなくて、とても愛情にあふれていて、ユーモアのセンスがある。同時に奥底に深い闇もあるね。」と語ったジェイクは、実際のジェフと時間をかけて交流し、決してモノマネではなく、根底にある人間性や弱さまでも繊細に掬い上げました。 “フツウの物語”だからこそ共感できる!(C) 2017 Stronger Film Holdings, LLC. All Rights Reserved. Motion Picture Artwork (C) 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.この映画の冒頭で主人公は、朦朧とした意識の最中に、両脚を失った真実を粗野な友人の雑な作法で唐突に告げられても、失くした足のジョークを飛ばすぐらい強くしたたかで、この映画の原題『Stronger』を体現するような人物として描かれています。しかし、傷ついたボストンのヒロイックな象徴として、他者から“強さ”を強いられるほど、主人公は強さを摂取されるかのごとく弱さを露呈していきます。人は強くもあり弱くもあるという、当たり前の事実に気づくことによって、主人公は初めて前を向いて歩きはじめますが、考えてみればそれは映画の外にある実人生そのもの。主人公と同様に、観る者が当たり前の事実に、今一度向き合うキッカケを与えてくれる本作品を、ぜひ劇場でお楽しみください。 【情報】 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』 2018年5月11日(金)からTOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン脚本:ジョン・ポローノ原作:ジェフ・ボーマン、ブレット・ウィッター『STRONGER』出演:ジェイク・ギレンホール、タチアナ・マスラニー、ミランダ・リチャードソン、クランシー・ブラウン配給:ポニーキャニオン
2018年05月15日イギリスを代表する老舗アートギャラリー「リッソンギャラリー(LISSON GALLERY)」の創立50周年を記念したアーカイブブック『ARTIST | WORK | LISSON』が刊行。都内2ヶ所で記念フェアが開催される。1967年の設立以来、世界的なアーティストたちと共に現代アートシーンに大きなインパクトを与え続けている同ギャラリーの貴重な資料をもとに制作されたアーカイブブックには、これまでに開催した150名以上のアーティストによる、500以上に及ぶ展覧会記録に加え、著名批評家によるテキストやレビュー、過去出版物からの抜粋などを収録。参加アーティストのリストには、マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramović)、アイ・ウェイウェイ(AiWeiwei)、ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)など、国際的に活躍する面々が名を連ねている。さらに、リチャード・ディーコン(Richard Deacon)のスケッチやソル・ルウィット(Sol LeWitt)の手書きカタログレイアウト、カール・アンドレ(Carl Andre)によるインスタレーションの指示書を始め、アーティストたちがギャラリー創設者のニコラス・ログズデイル(Nicholas Logsdail)に宛てたポストカードなど、多種多様な資料と貴重なコレクションも収録され、1,000ページを超える非常に充実した内容となっている。本書のデザインはオランダ人デザイナーのイルマ・ボーム(Irma Boom)が手掛け、表紙にはフランス人アーティストのダニエル・ビュレン(Daniel Buren)が特別に制作したアートワークを起用した。また、同書の刊行を記念して、代官山 蔦屋書店と東京・恵比寿のPOSTにてフェアを開催。リッソンギャラリーが所属アーティストに依頼して制作したリミテッドエディション(各アーティスト10部限定)を展示販売する。本書のカバーにアーティストが直接アートワークを施した「ハンドメイドエディション」と、アートワークをデジタルプリントした「デジタルエディション」の2種類が用意される。その他、イルマ・ボームが今回のフェアの為にデザインしたポスターやトートバッグなどの関連グッズも登場。各会場では、本書の編集者であり同ギャラリーのコンテンツチーフを務めるオシアン・ワード(Ossian Ward)と所属アーティストの宮島達男、TARO NASUでの個展「Moonlighting」(5月19日~6月16日)開催に伴い来日するライアン・ガンダー(RyanGander)を招いた、1日限定のトークイベントも開催される。【書籍情報】『ARTIST | WORK | LISSON』出版社:LISSON GALLERY国内流通:twelvebooksプラスチックカバー付きソフトカバー/1,152ページ/297x210mm価格:1万2,000円【イベント情報】■LISSON GALLERY 50th ANNIVERSARY『ARTIST | WORK | LISSON』 刊行記念フェア会期:5月11日〜5月27日会場:代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5時間:7:00〜深夜2:00 ※店舗営業時間に準ずる■アーティストトーク日付:5月11日時間:19:30~21:00(19:15開場)会場:代官山 蔦屋書店 1号館2階 イベントスペース登壇者:宮島達男、オシアン・ワード(Ossian Ward)定員:70名料金:税込1,500円※代官山 蔦屋書店で『ARTIST | WORK | LISSON』(1万2,000円)を購入した場合は無料■Exhibition『ARTIST | WORK | LISSON』会期:5月15日〜6月3日会場:POST住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3時間:12:00~20:00月曜定休(祝日の場合は通常営業)■アーティストトーク日付:5月18日時間:17:30~18:30(17:00開場)会場:POST登壇者:ライアン・ガンダー(Ryan Gander)定員:35名料金:税込1,000円■ライアン・ガンダー「Moonlighting」日付:5月19日〜6月16日時間:10:00〜18:00場所:TARO NASU住所:東京都千代田区東神田1-2-11日・月曜、祝日定休
2018年05月10日気まぐれなことこの上ない、イギリスのお天気事情。 イギリスの人はいつもお天気の話をする。知っている人とも知らないと同士でも「いいお天気ね」 とか「雨が多くっていやになるね」とか。昨日会っていても、久しぶりに会っても、初めて会っても、お天気の話をする。それはきっと、お天気はどんなに褒めても、悪口を言っても、差し障りのない対象だからということと、特にイギリスのお天気は変わりすぎて、話のネタにはちょうどいいのだろう。 先週一週間、ほぼ毎日雨だと思ったら、今週はころっと寝返って青空がきれいで、今日はなんと25度にもなり、明日はなんと27度になるらしい。 そんな夏日になると、みんな注目しだすのがドリンク。ここ数年、ロンドンでも地ビールなる物が楽しめるようになった。グリニッジにも、結構有名な ローカルのブリューワリーがあって、友だちと、テイスティングツアーにでかけて、すっかり酔っぱらっちゃったこともあったりする。 最近は、スーパーマーケットにも、いたるところの地ビールが並び、それぞれハンサムなデザインをほどこされて、ちょっとしたウイークエンドのディナーなんかで話のネタになってしまったりする。(実は私はこの地ビールなるものよりも、日本のおじさんたちが「じゃ、まずビールからね」って飲むタイプの方がすきだ) そして最近ローカルブリューワリー戦争は、ジュースにまで及んできている。 このあいだご近所のスーパーマーケットに行ったら、知らないうちに可愛らしいボトルがジュースコーナーに林立していたのでびっくり。ボトルのデザインもけっこうおしゃれで、冷蔵庫の中に並んでいてもかわいいかも、と冷蔵庫の中は見た目重視がちになる私は数本をカートの中に入れた。 ひとつ2ポンド前後で、ボトルのデザインもジュースの味も楽しめるのだし、最近ご近所さんたちが力を入れている地産地消にも貢献できるし、話のネタにもなるので、一石四鳥ではないか!といったところ。 味の方も、ちょっと風変わりでおもしろい。ルバーブとカルダモンの組み合わせ(右)がけっこう気に入ってしまった。 これはここ数年お気に入りのジンジャーエール。 ということで、今年の夏は「地ビール」好きなふりはやめにして「地ジュース」にはまってみようと思う、そんな今日この頃。 yukari sweeney
2018年04月30日いまから5年前、ボストンマラソンのゴール近くで起こった爆破テロ事件で被害に遭い両足を失った、“ボストンのヒーロー”と呼ばれた男を、ジェイク・ギレンホールが熱演する『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』。今年で122回目を迎えるボストンマラソンが4月16日に開催されることに合わせ、主人公ジェフ・ボーマンを演じ、自らプロデューサーも務めたジェイクや、ジェフ本人らが語る5分にも及ぶ特別映像が公開された。本作は、2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害に遭った青年ジェフ・ボーマンの身に起こった実話を映画化。テロに巻き込まれ、両足を失ったジェフが「ボストン ストロング」(ボストンよ、強くあれ)というボストン復興の象徴として脚光を浴びるも、耐えられない傷とプレッシャーを背負い、やがて克服していく姿を感動の人間ドラマとして描き出した。■世界中のランナーが憧れるマラソン大会を襲った無差別テロボストンマラソンといえば、出場者は約3万人、観客は約50万人にも及び、世界でも最大規模のマラソン大会の1つ。世界中の市民ランナーが「一生に一度は走ってみたい」と憧れる大会だ。アメリカ独立戦争が開戦した4月19日の「パトリオット・デイ(愛国者の日)」を記念して例年4月の第3月曜日に開催されており、1897年以来、今年で122回を数える長い歴史と伝統を持つ。だが、そんなアメリカにとって特別な“愛国者の日”の2013年4月15日に開催されたボストンマラソンで、爆弾テロ事件が発生、3人が死亡、282人が負傷した。その世界に大きな衝撃を与えた凄惨な事件から、5年が経過した。■モデルとなった本人が語る「僕の人生はすっかり変わった」このたび到着した特別映像では、リアリティに迫った本編映像や撮影現場の映像に加え、出演者やスタッフ、モデルとなった本人たちのインタビューが盛り込まれている。冒頭、主演のジェイク・ギレンホールは「これはテロの映画ではない。もっと大切なものを伝えている」と語り、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督も「メディアが伝えない、事件の本質を描いている」と、本作が人間ドラマであり、家族の物語であることを強調する。また、本編の主人公となったジェフ・ボーマンついては「生存能力と謙虚さがあり、ユーモアがある」(ジェイク)、「思った以上に明るくてユーモアがあって人間味があった」(プロデューサーのリヴァ・マーカー)と語り、大きな悲劇に遭った男の意外な性格にキャストとスタッフは驚いた様子だ。「コストコ」の店員だった男が突然テロに巻き込まれ両脚を失い、その現実を受け止められないままにヒーローに祭り上げられ、一挙手一投足まで注目される存在になる。特別映像では、この運命の残酷さを示すような映像が連なる中、モデルとなったジェフ・ボーマン本人もインタビューに登場する。「僕の人生はこの4年間ですっかり変わったよ。義足で一から歩き方を覚えるというのは本当にとても辛いことだ。でも嬉しいことも人生にたくさん起こった。3歳の僕の娘は僕の人生の光だ」と語り、ジェフの生きる姿勢、そして彼にとって何が支えとなったのかが明かされる。■ボストンで撮影した意義…「他にふさわしい場所は考えられなかった」そして、この物語の“もう一人”の主人公が町そのものであることにも気付かされる。ジェイクは「僕たちにとってボストンで撮影を行うことがとても重要だった。この映画を撮影するのに他にふさわしい場所は考えられなかった。できることは全てやったし、ボストンという町がどれくらい素晴らしい場所か、ボストンの人々がどんなに素晴らしい心を持っているか世界中の人々に伝わればいいな」と語る。映像には、2013年「ボストンストロング」を合言葉に、ワールドシリーズを制したボストン・レッドソックスやボストン・ブルーインズの試合で結束するボストン市民の姿と共に、復興したボストンという街への熱い想いも表現されている。「絶望的な環境でも、乗り越えることができる。それがこの映画のテーマだよ」と困難に打ち勝ったジェフを称えるジェイク。また、ジェフ本人は「僕はヒーローじゃない。いつも最前線で命をかけている警察官や消防士、救急医療士が真のヒーローだ。僕はただの生存者に過ぎないよ」と、自分を救ってくれた周りの人たちへの感謝を込めて語る姿が印象的だ。■“英雄”のイメージと現実とのギャップに苦しむ主人公ボストンマラソン爆弾テロ事件は、巻き込まれた多くの人々の人生を変えてしまったが、本作の主人公ジェフ・ボーマンも事件によって大きく人生を変えられてしまった。コストコで働いていたジェフは、元彼女のエリンとよりを戻すため、エリンが出場するボストンマラソンの応援に駆けつけた際、爆弾テロに巻き込まれてしまう。一命はとりとめたものの、両足を切断する重傷を負ったジェフは病室で目覚めると、FBIに犯人特定につながる重要な目撃情報を告げる。怪我を負いながらも犯人特定に貢献したジェフは、たちまちテロリストに屈しない“ボストン ストロング”というスローガンを象徴する英雄として、世間からもてはやされるように。しかし、世間から見られる英雄のイメージと、現実では1人で用を足すこともできない自分とのギャップに苦しみ、傷の痛みや事件の辛い記憶と闘っていた。やがて彼は、テロ現場で救ってくれた命の恩人カルロスとの再会によって、意外な事実に気づき、家族や恋人、仲間たちに支えられながら、再び自分の足で歩く決意を固めていくのだ。ジェフ本人の献身的な映画制作への協力もあり、ジェフの苦悩する姿やダメなところも赤裸々に描いた実話。事件から5年の節目を迎えるこの機会に、本作に関わった人々の思いを本映像からも触れてみてほしい。『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』は5月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年04月16日『さよなら、僕のマンハッタン』主演カラム・ターナー!【映画、ときどき私】 vol. 154ロンドン出身で現在28歳のカラムは、2010年からモデルとしてキャリアをスタートさせ、リーボックやバーバリーといった有名ブランドで起用される活躍を見せていましたが、その後俳優に転向。2011年のスクリーンデビュー以降、徐々に才能を発揮し、本作の主演で脚光を浴びています。さらに、今年11月に公開を控えている『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では主人公を務めるエディ・レッドメインの兄役に抜擢されるなど、まさに注目必至の英国俳優です。本作では、『(500)日のサマー』や『gifted/ギフテッド』で知られるマーク・ウェブ監督に「大人と少年の両面の存在感を持っていて完璧」といわしめるほどの好演をみせていますが、撮影を通じて得たことや好きな女性のタイプなどをご本人に聞いてみました。今回カラムが演じた主人公のトーマスは、大学卒業を機に親もとを離れるものの、恋愛も仕事もうまくいかず悩める青年。このキャラクターを演じるうえで、ご自分の経験を生かしたところはありましたか?カラムそうだね、僕にもそういう部分はたくさんあったよ。というのも、僕も19歳から21歳くらいまでの間に反抗期のようなときがあったんだ。特に、母に対してだね。というのも、僕は母に似ているがゆえに、母のなかに自分を見いだしてしまっていて、「自分は別の人間になりたい!」という強い気持ちに駆られていたんだ。劇中でトーマスは生まれ育ったアッパー・ウエストサイドから安アパートのあるロウアー・イーストサイドに移っているけど、実は僕も同じロンドン内で実家から一番遠いところにひとりで引っ越したことがあるんだよ。トーマスのような自己発見とは少し違うけれど、そのときにいろいろな経験を通して自分を見つけたというのはあったんじゃないかな。本作で登場するキャラクターのなかでも注目は、人生のアドバイスをくれる隣人のW.F.ジェラルドという名の中年男性。この出会いによってトーマスは変化していきますが、ご自身にもメンターのような存在はいますか?カラムこの作品で描かれているような隣人というほど偶然ではないけれども、実際に僕の人生でもW.F.に相当するような年長で尊敬できる人がいるよ。まずは僕の演技のコーチで、友人としても親しい関係なんだ。あとは、ジョージというエジプト人のご近所さん。僕が子どものときからずっと知っていて、いまは70代になるんだけど、とても大事な人生の先輩なんだ。年長者の人も若い人と意見交換することで、お互いにいろいろなことを学べるからいいことだよね。最近では僕も自分より若い人にアドバイスを言う立場になったくらいなんだ。今回は豪華なベテラン俳優たちとの共演になりましたが、現場ではどのような印象を受けましたか?カラムまずW.F.を演じたジェフ・ブリッジスは映画のアイコンでもあり、まさに尊敬すべき存在。そして、父親役のピアース・ブロスナンは『007』シリーズのなかでもベストのジェームズ・ボンドの1人だと僕は思っている人だし、母親役を演じてくれたシンシア・ニクソンもすべての中枢にいるような感じで現場をまとめてくれるような存在だったよ。そんな彼らから俳優として学んだことがあれば教えてください。カラム僕自身はドラマスクールで演技を学んだわけではなくて、すべて現場主義のタイプなんだけど、今回もまさに学び以外の何ものでもなかったと思っているよ。でも、この経験から何を得たかというのは、なかなか言葉ではうまく説明できないんだ。というのも、いまはそれがだんだんと体に染みついていって、落ち着いてくる過渡期のように感じているから。でも、学んだなかでも一番大きなことをあえて挙げるとすれば、信頼感を持ってリラックスするということかな。つまり、緊張で神経がピリピリしてしまう部分をコントロールするということ。そして、そういう緊張感を否定的に考えるのではなくて、ポジティブなほうに持っていくということなんだ。高ぶる神経とどううまく向き合っていくかということを学んだとは思うよ。だって、普通に考えたらパニックに陥るようなそうそうたるメンツに囲まれていたんだから(笑)。でも、みなさんがすごく愛情を持って僕に接してくれたから、落ち着いてできたんだとも思っているよ。劇中でトーマスが惹かれるのは、キュートな魅力のミミと父親の愛人でセクシーなジョハンナという異なるタイプの女性2人。ご自身はどんな女性が魅力的だと思いますか?カラムまずは、自分のことをよくわかっている人。それから、地に足がついていて自分に正直な人にはすごく魅力を感じるよ。ちなみに、もし自分だったらミミとジョハンナのどちらがタイプですか?カラム自分の父親と付き合っている女性と付き合ってない女性のどちらかということだよね?それなら付き合ってない女性じゃないかな(笑)。まずそれを確認しないと、どっちかは選べないよ!インタビューを終えてみて……。今後は、スリラーでもコメディでもファンタジーでもアニメでも、とにかくいろいろな作品に挑戦したいというカラム。女性のタイプを聞いた際には、恥ずかしそうにはにかんでいたのが印象的でしたが、そんなシャイでまじめなカラムは、これからますます女子の人気が高まりそうです!青春時代の痛みと輝きを感じる!世界中の人が憧れる街ニューヨークを舞台に描かれるのは、誰もが一度は経験する “大人になる瞬間”。とはいえ、それは何かをあきらめることではなく、いかにして自分自身と向き合いながら夢を追求していけるかということ。日々の生活に退屈さを感じているのなら、この作品があなたの人生にも新たな輝きを与えてくれるはず。思わず胸がキュンとなるカラムの魅力とともにこの感動を味わってみては?ストーリー大学を卒業し、ひとり暮らしを始めるトーマス。想いを寄せる古書店員のミミとは、一夜を過ごしたものの友だち止まりのままだった。就職もせずに自分の居場所を探していた悩めるトーマスは、新しい隣人と出会い、人生相談をするようになる。そんなある日、ミミとナイトクラブに出かけると父親がセクシーな女性とデートしているところを目撃してしまう。2人を別れさせようと愛人のジョハンナを尾行するトーマスだったが、いつしかジョハンナに心が動き始めてしまうのだった……。ほろ苦い予告編はこちら!作品情報『さよなら、僕のマンハッタン』4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開配給:ロングライド© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLCイギリスといえば、紳士的でスラリとしたイケメンの宝庫。映画やドラマでお気に入りの若手俳優を探している女子も多いと思いますが、今回は2018年ブレイク間違いなしの英国男子をご紹介します。それは……。
2018年04月11日イギリスPetiteさん/シンガー・スタイリスト甘くて優しいウィスパーヴォイスが魅力的なペティーさんは、ロンドンを中心に活躍する今注目のシンガー。スタイリストとしても活躍する彼女の、お洒落な1週間に完全密着。今春のトレンド“ペールトーン”をいち早く取り入れて、ガーリーなエッセンスをひとさじプラス。彼女のロンドン的ストリートスタイルを今すぐチェックして! レースドレスにはスポーツMIXでアクセント!「レトロなグリーンのコートは、ラブリーなドレスにもピッタリなの!」この冬ヘビロテ中のフード付きコートがスポーティなアクセント。コート、ワンピース、サングラス/以上すべてvintage、シューズ/cos ベージュ×ホワイトの可憐なカラーコーデ花で作ったヘッドアクセサリーがガーリーなアクセントに!ストライプ柄のホワイトショーツに上品なニットをタックイン。タートルニット/JIL SANDER、ショートパンツ/FOREVER21、ファーティペット/ vintage、シューズ/H&M アクセサリーはオシャレの鉄則お気に入りで個性をアピール!自宅から歩いて5分。お気に入りのスイーツショップにてマフィンを片手にブレイク中のペティーさん。カラーニット帽とゴージャスなネックレスがアクセント。ワンピース/ vintage、ブラウス、ニット帽/ともにH&M、ネックレス/ZARA 真っ赤な大ぶりハットで女優気分を満載!透けるような白い肌にホワイトのコンビネゾンがフェミニンな雰囲気。真っ赤なつば付きハットで気分はまるでフランスの女優?コンビネゾン/Topshop、ハット/American Apparel、グローブ/ & Other Stories 透け素材で大人っぽさをプラスミニ丈ジャンパースカートに、エアリーな透け素材のブラウスを会わせて大人っぽさをプラス。休日はベットの上でまったり過ごすのが究極の時間。ブラウス/ vintage、ワンピース/MAYLE お気に入りのキャメルコートでモードにアップデート小花柄のフェミニンなワンピースに、この冬ゲットしたいというキャメルのコートでクラシカルな雰囲気をプラス。オレンジのソックスでメリハリをつけるのを忘れずに!コート、ワンピース、ハット/以上すべてvintage、シューズ/H&M フェミニンなスタイルに辛口小物でメリハリを全身ペールトーンのフェミニンな着こなしには黒ベレー帽など辛口な小物でスタイルにメリハリをつけるのが肝心!ジャケット/ UNIQLO、シャツ/H&M、スカート、ベレー帽、メガネ/以上すべてvintag
2018年03月31日イギリスRachelさん/家事見習いファストファッションとヴィンテージをミックスした彼女の着こなしは、シンプルながらも絶妙なサイジング、小物使いで、個性が光るスタイルに。等身大のお洒落を楽しむロンドンガールの1Weekスタイルをご紹介。 Mondayワントーンコーデは異素材使いでニュアンスをプラスオールブラックでまとめたシックなワンピーススタイル。アーム部分がシアーな透け感がフェミニンな、異素材ミックスのワンピースで、ワントーンコーデに奥行きを。ドレス、ハット/ともにvintage Tuesdayコンパクトなサイズ感でシャープなカジュアルスタイルベーシックアイテムでの着こなしはサイズ感が鍵となる。ボトムのスリムなシルエットがシャープな雰囲気に。トップス、パンツ/ともにAmerican Apparel、スカート/American Apparel Wednesdayお家スタイルも抜かりなくトレンド感をアピール休日の彼女は、ブルーにまとめたクリーンなコーデでリラックスモードなひと時を。タイトなミニスカートでトレンド感とレディな甘さをちょっぴりプラス。Tシャツ/ vintage、スカート/American Apparel Thursdayミニスカートで愛想を振りまく旬顔レトロルックシネマから飛び出してきたかのようなレトロな着こなしが愛らしさ満点。ニット、中にきたシャツ、バック、シューズ/以上すべてvintage、スカート/American Apparel、スカート/American Apparel Fridayヴィンテージアイテムで織りなすトレンドのBOHOスタイルフォークロアな雰囲気のニットワンピースにデニムジャケットを合わせたBOHOスタイル。併せたベレー帽も着こなしにアクセントを効かせている。ジャケット、ワンピース、ベレー帽/以上すべてvintage Saturdayちょうどいい甘辛バランスが今っぽさを演出メンズライクなレザージャケットには、フェミニンな花柄スカートで女性らしさをキープ。イメージミックスなスタイルは彼女の得意とするところ。ジャケット/ vintage、ニット/H&M、スカート/Urban Outfitters Sundayロンドンガールスタイルは小物使いが鍵シンプルコーデをブラッシュアップする小物使いが上手なレイチェルさん。今すぐ取り入れたいお洒落テク満載のスタイルに注目!トップス、スカート/ともにAmerican Apparel、ハット/Urban Outfitters、バック/vintage
2018年03月23日見どころが多いロンドン市街地ですが、1日だけ時間をつくって車で郊外へ出かけてみるのも楽しいもの。なかでもロンドンから西に200km程度の場所にある「コッツウォルズ」は、羊の丘という意味をもつ丘陵地帯で観光客のみならずロンドナーにも人気のスポットです。古い時代のはちみつ色をした石造りの家屋が現役で使用され、豊かな自然と相まってまるで絵本の世界から抜け出たような景色が広がります。自然の恵みの農産物やガーデナーには嬉しい小物、インテリアなどが手に入るショップも多く、買い物も楽しめる場所です。コッツウォルズへの行き方イギリスでもっとも美しい村ともいわれるコッツウォルズは、6つの州にまたがり複数の村で構成されています。ロンドンからはパディントン駅から電車で1時間、さらにバスで30分程度で到着です。一つひとつの村が離れているため、周遊するにはバスを利用します。ただし、本数も多くないので旅行者が効率よく観光してまわるためには車でのおでかけがおすすめ。レンタカーの運転や移動に不安があるようなら、一人でも参加できる日帰りのオプショナルツアーが便利です。時間に余裕がある人は、貴族が所有した邸宅を改装した「マナーハウス」も点在しているので、一泊しながら村々を巡ってみては。コッツウォルズの見どころ村々の移動中、車窓越しに羊の放牧風景を見ることができます。羊肉があまりメジャーではない日本では珍しい光景に思わずカメラのシャッターを押してしまいます。羊毛産業で発展し、専門店をのぞけばコッツウォルズ産の羊の毛糸が手に入るほか、カーディガンや手袋などウール製品を扱うショップもいっぱいです。コッツウォルズを表現する「はちみつ色の風景」といわれます。それは、コッツウォルズ地方でしか採掘されないはちみつ色の天然石を使用した家屋が今も数多く建ち並んでいるから。美しい色合いはハニーストーン、コッツウォルズストーンとも呼ばれ、日本でも造園用の石材として愛好する人が多くいます。美しい田園風景に加え、このはちみつ色の家屋とイングリッシュガーデンが続く町の風景は一枚の絵画のようです。花々が咲き乱れる季節には海外だけでなくイギリス国内からの旅行客で町はいっぱいになります。コッツウォルズの代表的な産物コッツウォルズ地方の代表的なお土産といえばハチミツ。パン屋さんやチーズ屋さん、雑貨屋さんなど多くの軒先に地元で採れたハチミツを販売しています。濃厚な味のハチミツは日本へのお土産にもぴったりで、瓶づめのものから写真のようなかわいいボトルに入ったものまでさまざま。バイブリーという村には、イギリスでもっとも古いマスの養殖場があり新鮮なマスを買って行くことができます。日本への持ち込みには制限がありますが、ホテル滞在で食べ切れる量を買い、寝る前にワインを片手に味わうのもおすすめです。ガーデナーにはたまらない、小物もいっぱいコッツウォルズの村々には、必ずといってもいいほど目に入るのがガーデン用品店。植木鉢や芝生をかわいく飾る、たくさんのオーナメントが並べられていました。ガーデンフックや置物など小物ならば日本に持ち帰りやすいアイテムもあるので、気に入ったものがあればまとめ買いを。車で移動すれば買い物したり、お茶を飲んでも一日で4ヶ所ほどの村を回ることができます。ロンドンとはまた違ったイギリスの風景をみせてくれるコッツウォルズの旅。昔ながらの情緒を味わいにでかけてみてください。●ライター大浦春堂【ヨーロッパ紀行】ロンドン最古のマーケットで“おいしい”お散歩を♪バラマーケット巡り
2018年03月22日アメリカAbbyさん/写真家NYでアーティスト活動をしているアビーさん。トラッドアイテムに絶妙なヌケ感を加えてモダンにアップデートした、さり気なくお洒落度をアップさせるスタイリングテクは必見です! かっちりジャケットはゆるアイテムでドレスダウン!ボーダートップスにジャケットを羽織ったマニッシュなコーディネートも、ニットキャップとスウェットパンツで野暮ったさをプラスして今っぽく仕上げた。ジャケット、シャツ、ニット帽/すべてvintage、パンツ/J.CREN 旬ボーイズMIXスタイルは色味を抑えて大人っぽくツイードジャケットにロゴパーカーを合わせた、旬ボーイズMIXコーデ。色味を抑えてタイトにまとめて、大人っぽく仕上げたのがポイント。ジャケット/theory、パーカー/Maine、パンツ/J.CREN、シューズ/Cabocle、ニット帽/vintage シャツをラフに羽織ったお洒落ルームウェアノーカラーシャツをラフに着て、お気に入りのスウェットパンツを合わせたお洒落リラックススタイル。同じアイテムでもコーディネートによって印象が変わる好例。シャツ/theory、パンツ/J.CREN、ニット帽/vintage ざっくりニットと小物で見せるストリートMIXな着こなし実家のクローゼットで見つけたノルディック柄のカーディガンに、ドレッシーなシャツを合わせたホリデースタイル。小物でファンキーに仕上げて。カーディガン/実家のクローゼットから、シャツ/Karen Millen、パンツ/自作、ニット帽/vintage タイトサイズのチノパンでトラッドをモダンに仕上げてツイードのジャケットにチノパンを合わせたトラッドスタイルは、タイトなシャツでモダンに仕上げて。ジャケット/theory、首に巻いたシャツ/American Colors、パンツ/vintage、シューズ/Cole Hann、ニット帽/vintage 小物選びが鍵!大人スクールガールスタイルニット帽とグレーのローファーでスタイリッシュに仕上げた大人のスクールガールスタイル。襟元からサックスブルーのシャツを覗かせて上品に仕上げて。ニット/EQ、シャツ/Ralph Lauren、パンツ/vintage、シューズ/Cole Haan、ニット帽/vintage 上品なヨーロッパスタイルを絶妙なバランスでMIX!ジャケットにキャップを合わせたモダンなアメリカンスタイルに、ボーダーカットソーを合わせてパリジェンヌのエッセンスを加えた、一段上のスタイリング。ジャケット/ vintage、ニット/J.CREN、パンツ/Gap、キャップ/Montclair、シューズ/Converse
2018年03月16日感動の歴史エンターテイメント©️2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.1940年5月、第二次世界大戦初期。ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていました。 国民からの人気は高いが、たび重なる失策から政党内の “嫌われ者”である、ウィンストン・チャーチルに白羽の矢が立ちます。夫を叱咤激励する妻クレメンティーンや、タイピスト兼秘書であるエリザベスのサポートを受け、国難に陥ったイギリスの新首相に就任したチャーチルは、「決して屈しない」と徹底抗戦を誓います。そんななか、ドイツ軍に追い込まれた英国軍は、フランス・ダンケルクの海岸まで撤退し孤立状態となってしまいます。「30万人もの兵士が包囲され、救出するすべがない。ならば彼ら兵士を救うべく船をダンケルクへ向かわせるのだ、大型船はもちろん、ボートや小型船など民間の船もすべて召集して…」こうしてダイナモ作戦が実行。日に日にナチス・ドイツの勢いは増す一方で、英国にも上陸の危機が迫ります。ヒトラーに屈するのか、それとも戦うのか。ヨーロッパのみならず世界の運命がチャーチルの手に委ねられた。そしてついに、チャーチルは歴史的決断を下すのですがー。 「世界のCEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面した時に、いかにして人々に勇気と希望を与えたのか…チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、チャーチルの主催就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描いています。 1940年代の女性たちに注目©️2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.本作品の主人公であるウィンストン・チャーチルを支える妻クレメンティーンに扮するのは、『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス。誰よりもチャーチルの良き理解者であったクレメンティーンを、凛とした強さと大らかな優しさを感じさせながら見事に演じています。その他、タイプライター片手に日々奮闘する秘書エリザベス役には『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズ。変わり者で気難しい一面があるチャーチルに翻弄されながら、自身の役割を全うしようと奮闘する姿に勇気をもらえます。 そんな彼女たちの身に纏っているファッションから、1940年代の社会背景が浮かび上がってきます。戦時中は女性も労働力とされていたため、活動しやすい機能的な洋服が求められました。その上、物資の複素から使える布地の量も制限されていたため、襟が小さくポケットの装飾も少ないデザインのスーツが着用されました。 メイクに200時間以上もかけた“芸術”©️2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.本作品の主役であるウィンストン・チャーチルを演じるのは、抜群の演技力で多くの俳優仲間からも尊敬を集める、名優ゲイリー・オールドマン。現存する膨大な資料をもとに、チャーチルの人間性を浮かび上がらせ、最大の国難に直面した苦難とともに、人間としての型破りな魅力を余すことなく描いています。姿、形、声、話し方、全てチャーチルになりきった超絶な演技を披露し、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞とアカデミー賞主演男優賞を受賞。そして、そんなゲイリー・オールドマンをチャーチルへと“変身”させたのは、アカデミー賞に2度ノミネートされたにも関わらず、2012年に現代美術家に転向しハリウッドから引退した辻一弘。ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより、数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして参加。合計200時間もかけてつくりあげた“芸術”が評価され、アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。 【情報】 ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ジョー・ライト出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーブン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ原題:Darkest Hour配給:ビターズ・エンド、パルコ
2018年03月15日◼︎「この映画はごく普通の人々に捧げた物語である。」クリント・イーストウッド『アメリカン・スナイパー』ではイラク戦争で戦った狙撃手を、『ハドソン川の奇跡』では"USエアウェイズ1549便不時着水事故”のパイロットを描くなど、実在の人物を描いてきた巨匠クリント・イーストウッド監督(現在87歳)。最新作となる『15時17分、パリ行き』では、2015年8月21日にアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件と、事件に立ち向かった幼なじみの3人の若者を描きました。「この映画はごく普通の人々に捧げた映画です」とイーストウッド監督が語る本作は、どんな作品なのでしょうか?◼︎『15時17分、パリ行き』のストーリー壁ひとつ隔てただけの家で、ともにシングルマザーに育てられたスペンサーとアレク。小学生の頃からいつも一緒に行動していたふたりは、学校でアンソニーという少年と出会い、意気投合する。大きくなり、別々の道を歩み始めた3人だったが、常に友情で繋がっていた。時は流れ、アメリカ空軍の空兵になったスペンサー。陸軍の州兵特技官となったアレク。そして、サクラメントにあるカリフォルニア州立大学の大学生だったアンソニーの3人は、「Face Time」で連絡を取り合い、ヨーロッパ中をバックパックで旅行する計画を立てる。スペンサーとアンソニーはローマで落ち合い、ベネチアへ。アレクはドイツに先に入り、3人はオランダで落ち合うのだった。そして運命の日、2015年8月21日――。フランスとスペインに列車で向かう計画した3人は、15時17分、アムステルダム初パリ行きの高速列車タリスへと乗車する。列車がフランス国境内に入ったのち、平和な車内で突如とんでもない事態が起きる。イスラム過激派の男が、自動小銃を発砲したのだ。乗務員は乗務員室に逃げ込み、554名の乗客全員の命が危険にさらされる中、スペンサー、アレク、アンソニーの3人は、犯人に立ち向かい……。◼︎見どころ1.幼馴染の若者3人が、本人役で出演!本作では、テロリストに立ち向かった3人の若者スペンサー、アレク、アンソニーの3人を、本人たちが演じています。当初は彼らの役を、オーディションによって募った俳優で考えていたイーストウッド監督でしたが、3人が一緒に過ごしている自然な姿を見た監督は、「自分を演じることができると思うかね?」と聞いたそうです。演技経験のない3人を、イーストウッドがどのように演出するのか。前代未聞のチャレンジをぜひチェックしてみてください!◼︎見どころ2.主人公たちの幼年時代本作の前半では、スペンサー、アレク、アンソニーの幼少時代が描かれます。カリフォルニア州サクラメントで一緒に育った自称”のけ者”の彼らは、どんな子どもたちで、どのようにして出会ったのか。小さいときからヒーローだったわけではなく、ごく普通の、どちらかといえばはみ出し者だった彼らが、なぜテロに立ち向かうことができたのか。いつ、どこでテロに遭遇してもおかしくない時代に、できること、必要なことをイーストウッドが問いかけます。◼︎見どころ3.ロードムービーとしても楽しめる映像本作は、94分という短めの上映時間ですが、テロのシーンだけが描かれるわけではありません。ローマのバチカン市国や、トレヴィの泉、ベネチアの水上バスやサンマルコ広場など、3人がバックパックでヨーロッパを旅するその映像も、見どころのひとつになっています。87歳を迎えてもなお、新たな挑戦を続けるクリント・イーストウッド監督。実際のテロ事件のシーンはわずかなため、車内のシーンだけと思って本作を観ると肩透かしを食らうかもしれません。ですが、主人公たち3人のバックグラウンドや友情を描いているからこそ、車内での彼らの行動が、真実味を持って迫ってきます。鑑賞するというよりも、体験するという感覚に近い本作。前代未聞のチャレンジを、スクリーンで見届けてみてはいかがでしょうか?◼︎『15時17分、パリ行き』公開情報『15時17分、パリ行き』3月1日(木)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー監督:クリント・イーストウッド『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』出演:アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン配給:ワーナー・ブラザース映画上映時間:94分公式サイト:1517toparis.jp(C) 2018 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited, RatPac-Dune Entertainment LLC
2018年03月01日英国のストーリーあるライフスタイルを届けるショップ・ブリティッシュ メイド(BRITISH MADE)銀座店では、バレンタインギフトにもおすすめのチョコレートを使った本場イギリスのホームメイドのベイキングスイーツを2月10日より発売する。販売するのは、甘党のウィリアム英王子のアイディアで英国史上初めてロイヤルウェディングにて振舞われた「グルームズケーキ」のレシピをもとにした「Chocolate Tiffin」。グルームズケーキの発祥は19世紀のイギリス(ヴィクトリア朝時代)。ウェディングケーキとは違うフレーバーで花婿(グルーム)のゲストのために用意されるケーキのことで、ロイヤルファミリーはじめイギリスの家庭で愛されるホームメイド・スイーツ。ブリティッシュメイド 銀座店では、イギリス人オーナーのステイシーによる東麻布の人気英国菓子教室&時々ベーカリー、Mornington Crescentの焼き菓子を販売および、スイーツと紅茶のテイスティングサービスが楽しめるイベント「Endearing British Chocolate」を2月10日の11時より開催。さらに1月27日から2月14日の間、同店で商品を購入した女性の方には、ささやかなイギリスのお土産をプレゼント(なくなり次第終了)。店内にはイギリスのレザーグッズブランド、グレンロイヤル(GLENROYAL)などのギフトアイテムもラインアップ。バレンタインギフト探しもかねて、訪れてみては。【イベント情報】Endearing British Chocolate会期:2月10日会場:BRITISH MADE GINZA(ブリティッシュメイド 銀座店)住所:東京都中央区銀座6丁目10番1号 GINZA SIX 5F時間:11:00~完売次第終了
2018年01月30日Stories of British Lifeをコンセプトに「英国のストーリーあるライフスタイル」をお届けしている、BRITISH MADE。その旗艦店となる「BRITISH MADE 銀座店」にて2月10日、「Endearing British Chocolate」を開催します。■BRITISH MADE 銀座店で「Endearing British Chocolate」を開催バレンタインギフトにもおすすめの、チョコレートを使った本場イギリスのホームメイドのベイキングスイーツを数量限定でBRITISH MADE 銀座店にて2月10日、販売します。当日は、イギリス人オーナーのステイシーによる東麻布の人気英国菓子教室&時々ベーカリー、Mornington Crescentの焼き菓子を販売します。販売するのは、甘党のウィリアム英王子のアイディアで英国史上初めてロイヤルウェディングにて振舞われた「グルームズケーキ」のレシピをもとにした「Chocolate Tiffin」。グルームズケーキとは、発祥は19世紀のイギリス(ヴィクトリア朝時代)で、ウェディングケーキとは違うフレーバーで花婿(グルーム)のゲストのために用意されるケーキ。ロイヤルファミリーはじめイギリスの家庭で愛されるホームメイド・スイーツを、是非ご賞味ください。また、当日はご来店いただいたお客様はスイーツと紅茶の無料テイスティングサービスもお楽しみいただけます。さらに、1月27日~2月14日の間、BRITISH MADE 銀座店にて商品をお買い上げいただいた女性のお客様には、ささやかなイギリスのお土産をお渡しさせていただきます(なくなり次第終了となります)。BRITISH MADE 銀座店では、イギリスのレザーグッズブランドのGLENROYAL(グレンロイヤル)などのギフトアイテムがラインナップ。バレンタインギフト探しも兼ねて、どうぞお越しくださいませ。開催日時:2018年2月10日 11:00~完売次第終了■開催店舗BRITISH MADE GINZA(ブリティッシュメイド 銀座店) *日本最大店舗住所:東京都中央区銀座6丁目10番1号GINZA SIX 5F電話:03-6263-9955営業時間:10:30~20:30(お問い合わせ先)BRITISH MADE GINZA(ブリティッシュメイド 銀座店) TEL 03-6263-9955
2018年01月28日